JP2006122443A - リクライニング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ロック解除操作フィーリングがよく、強度も確保できるリクライニング装置を提供することを課題とする。
【解決手段】
ポール140,150の外歯141,151がラチェット130の内歯133より離れる方向にポール140,150を移動させるレリーズ手段は、ピン120の軸方向で、ポール140,150、ガイドと積層される位置に配置されると共に、ピン120に回転可能に設けられ、ポール140,150のラチェット130の回転平面に向かって突出する凸部183,184が形成されたレリーズプレート180と、ポール140,150のラチェット130の回転平面と平行な面に形成され、レリーズプレート180の凸部183,184が係合し、レリーズプレート180が回転することにより、ポール140,150の外歯141,151が内歯133より離れる方向にポール140,150を移動させる形状に設定されたカム溝144,154とで構成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、シートクッション側に設けられたロアアーム,該ロアアームに対して回転可能に設けられ、シートバック側に設けられるアッパアームのうちのどちらか一方に設けられ、前記アッパアームの回転平面と平行な面上の前記アッパアームの回転中心軸を中心とした円周上に形成された内歯と、前記ロアアーム、前記アッパアームのうちのどちらか他方に設けられ、前記内歯と噛合可能な外歯を有するポールと、前記ロアアーム、前記アッパアームのうちのどちらか他方に設けられ、前記アッパアームの回転平面と平行な面上で、前記ポールを前記アッパアームの回転中心軸を中心とした円の半径方向に案内して、前記ポールの外歯を前記内歯に噛合/離反させるガイドと、前記ポールの外歯が前記内歯より離れる方向に前記ポールを移動させるレリーズ手段とを有したリクライニング装置に関する。
リクライニング装置として、例えば、図7〜図9に示すような構成のものがある。図7は従来のリクライニング装置の一部破断図、図8は図7の切断線A−Aでの断面図、図9は図8の切断線B−Bでの断面図である。これらの図において、シートクッション側のロアアームに設けられるベースプレート1には、ヒンジピン3を介してシートバック側のアッパアームに設けられるラチェット5が回転可能に取り付けられている。ラチェット5には、ラチェット5(アッパアーム)の回転平面と平行な面上で、アッパアームの回転中心軸であるヒンジピン3を中心とした円周上に内歯7が形成されている。
ベースプレート1とラチェット5との間には、内歯7に噛合可能な外歯9を有するポール11が配置される。 ベースプレート1には、ラチェット5(アッパアーム)の回転平面と平行な面上で、ポール11をアッパアームの回転中心軸であるヒンジピン3を中心とした円の半径方向に案内して、ポール11の外歯9を内歯7に噛合/離反させるガイド13,13’が形成されている。
また、ヒンジピン3には、ポール11の背部を押して、ポール11の外歯9をラチェット5の内歯7に噛合させるカム15がヒンジピンと一体となって回転するように取り付けられている。更に、このカム15には内端部がベースプレート1に係止されたスパイラルスプリング17の外端部が係合し、カム15はポール11の外歯9がラチェット5の内歯7に噛合する方向(ロック方向)に付勢されている。
ヒンジピン3が挿通する穴を有する円板状のレリーズプレート21は、ヒンジピン3の軸方向において、カム15、ポール11、ガイド13,13’と積層されるように配置される。一方、カム15には、レリーズプレート21の穴21aに嵌合可能な突起15aが形成され、レリーズプレート21とカム15とは一体となって回転するようになっている。
ポール11のラチェット5(アッパアーム)の回転平面と平行な面には、レリーズプレート21に形成されたカム溝21bに係合する凸部11aが形成されている。このカム溝21bの形状は、レリーズプレートが図7において、反時計方向に回転するとポール11の外歯9がラチェット5の内歯7から離れる方向にポール11を移動させる形状に設定されている(例えば、特許文献1参照)。
また、レリーズプレートを用いずにポールの外歯を内歯から離れる方向に移動させる機構としては図10に示すような機構もある。図において、ベースプレート41とラチェット37との間に配置されたポール33は、ベースプレート41に形成されたガイド45,45’によって、ポール33の外歯35がラチェット37の内歯39に噛合/離反する方向に案内される。
そして、カム31には、ポール33の背部に形成された溝部33aに係合可能なアーム部31aを形成し、ロック解除を行う際には、図においてカム31を反時計方向に回転させることにより、ポール33の外歯35をラチェット37の内歯39から離れる方向に移動させる(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−87071号公報(図1〜図3) 特開2001−87069号公報(図4)
しかし、図7〜図9に示すリクライニング装置と、図10に示すリクライニング装置とでは以下のような問題点がある。
(1)図7〜図9に示すリクライニング装置
アッパアームの回転軸方向(ヒンジピン3の軸方向)において、レリーズプレート21のカム溝21bとポール11の凸部11aとが当接する箇所S(図8参照)と、ポール11の外歯9とラチェット5の内歯7との噛合する箇所K(図8参照)とはずれている。
よって、レリーズプレート21を用いて、ポール11の外歯9がラチェット5の内歯7から離れる方向に移動させる場合(ロック解除操作)、ポール11をアッパアームの回転平面から浮き上がらせる方向M(図8参照)のモーメントが発生し、ロック解除操作フィーリングが良くない。
(2)図10に示すリクライニング装置
アッパアームの回転軸方向において、カム31のアーム部31aとポール33の溝部33aとが当接する点と、ポール33の外歯35とラチェット37の内歯39との噛合箇所とは一致している。
ところで、このようなリクライニング装置のガイド45,45’はポール33を案内するだけでなく、車両の衝突時等に、アッパアームに前方向、あるいは後方向の力が作用した際に、ポール33の外歯35とラチェット37の内歯39との噛合が解除されないようにする部位でもある。従って、所定の強度が必要である。
しかし、ガイド45,45’のうち、ガイド45’は、カム31のアーム部31aとの干渉を防ぐために、ガイド45より小さくなり、ガイド45’の所定の強度を確保することが困難である。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その課題は、ロック解除操作フィーリングがよく、強度も確保できるリクライニング装置を提供することにある。
上記課題を解決する請求項1に係る発明は、シートクッション側に設けられたロアアーム,該ロアアームに対して回転可能に設けられ、シートバック側に設けられるアッパアームのうちのどちらか一方に設けられ、前記アッパアームの回転平面と平行な面上で、前記アッパアームの回転中心軸を中心とした円周上に形成された内歯と、前記ロアアーム、前記アッパアームのうちのどちらか他方に設けられ、前記内歯と噛合可能な外歯を有するポールと、前記ロアアーム、前記アッパアームのうちのどちらか他方に設けられ、前記アッパアームの回転平面と平行な面上で、前記ポールを前記アッパアームの回転中心軸を中心とした円の半径方向に案内して、前記ポールの外歯を前記内歯に噛合/離反させるガイドと、前記ポールの外歯が前記内歯に噛合する方向に前記ポールを付勢する付勢手段と、前記ポールの外歯が前記内歯より離れる方向に前記ポールを移動させるレリーズ手段とを有したリクライニング装置において、前記レリーズ手段は、前記アッパアームの回転中心軸の軸方向で、前記ポール、前記ガイドと積層される位置に配置されると共に、前記アッパアームの回転中心軸を中心に回転可能に設けられ、前記ポールの前記アッパアームの回転平面に向かって突出する凸部が形成されたレリーズプレートと、前記ポールの前記アッパアームの回転平面と平行な面に形成され、前記レリーズプレートの凸部が当接可能で、前記レリーズプレートを回転させることにより、前記ポールの外歯が前記内歯より離れる方向に前記ポールを移動させる形状に設定された側壁面を有する凹部とからなることを特徴とするリクライニング装置である。
通常、付勢手段の付勢力により、ポールの外歯は内歯に噛合し、アッパアームのロアアームに対する回転は禁止されている(ロック状態)。
付勢手段の付勢力に抗して、レリーズプレートを回転させると、ポールの凹部の側壁面にレリーズプレートの凸部が当接し、ポールの外歯が内歯より離れる方向にポールが移動し、アッパアームはロアアームに対して回転可能となる(ロック解除状態)。
アッパアームを所望の位置まで回転させた後、レリーズプレートを操作する力を解除すると、付勢手段の付勢力によりポールはガイドに案内されて移動し、ポールの外歯が内歯に噛合して、アッパアームのロアアームに対する回転は再び禁止される。
尚、本明細書での凹部とは、底辺を有する溝や穴、及び底辺がない貫通穴をいう。
請求項1に係る発明によれば、前記レリーズ手段は、前記アッパアームの回転中心軸の軸方向で、前記ポール、前記ガイドと積層される位置に配置されると共に、前記アッパアームの回転中心軸を中心に回転可能に設けられ、前記ポールの前記アッパアームの回転平面に向かって突出する凸部が形成されたレリーズプレートと、前記ポールの前記アッパアームの回転平面と平行な面に形成され、前記レリーズプレートの凸部が当接可能で、前記レリーズプレートを回転させることにより、前記ポールの外歯が前記内歯より離れる方向に前記ポールを移動させる形状に設定された側壁面を有する凹部とからなることにより、アッパアームの回転軸方向において、レリーズプレートの凸部とポールの凹部の側壁面とが当接する箇所と、ポールの外歯とラチェットの内歯との噛合する箇所とは略同じ位置となる。
よって、レリーズプレートを用いて、ポールの外歯がラチェットの内歯から離れる方向に移動させる場合(ロック解除操作)、ポールをアッパアームの回転平面から浮き上がらせる方向のモーメントが発生しないので、ロック解除操作フィーリングが良い。
更に、レリーズプレートは、前記アッパアームの回転中心軸の軸方向で、前記ポール、前記ガイドと積層される位置に配置されるので、レリーズプレートとガイドとが干渉することはない。よって、ガイドの強度を容易に確保できる。
図1〜図6を用いて本発明の実施の形態例を説明する。図1は本形態例のリクライニング装置の外観を示す図、図2は図1の切断線C−Cでの断面図、図3は図1の背面図、図4は図1の切断線D−Dでの断面図、図5は図1の切断線E−Eでの断面図、図6は図5のレリーズプレートを取り除いた図である。
図2に示すように、本形態例のリクライニング装置では、シートクッション側のロアアーム201にベースプレート100が取り付けられ、シートバック側のアッパアーム202に、ラチェット130が取り付けられる。
図1〜図4に示すように、円板状のベースプレート100の外周部分には、ベースプレート100の回転軸方向に折曲されたラチェット保持部100bが形成され、更に、ベースプレート100の外周部とラチェット130の外周部とに設けられた取り付け金具205により、円板状のベースプレート100と円板状のラチェット130とは、相対回転可能に接合されている。ラチェット保持部100bは回転軸と直行する方向のベースプレート100とラチェット130との移動を禁止し、取り付け金具205は、回転軸方向のベースプレート100とラチェット130との移動を禁止するものである。ベースプレート100、ラチェット130の回転中心軸が通る部分には、穴101、穴131が形成され、これら穴101、穴131をピン120が挿通している。
ラチェット130のベースプレート100との対向面には、図2、図4に示すように、ラチェット130の回転中心軸を中心とする略円形の凹部132が形成され、該凹部132の内周面には内歯133が刻設されている。
ベースプレート100上の、ラチェット130の凹部132との対向面にも、図2、図4に示すように、凹部104が形成され、図5に示すように凹部104の底面上部には、ラチェット130に向けてガイド突起105,106が突設され、底面下部にも、ラチェット130に向けてガイド突起107,108が突設されている。
ベースプレート100におけるラチェット130側とは反対側の面には、シートクッション側のロアアーム201に取り付けるための複数の結合用突起100aが、穴101(ラチェット130の傾動中心)を中心とする同一円周上に等間隔で配設されている。一方、ラチェット130におけるベースプレート100側とは反対側の面には、シートバック側のアッパアーム202に取り付けるための複数の結合用突起130aが、穴131(ラチェット130の傾動中心)を中心とする同一円周上に等間隔で配設されている。
ポール140は、図5に示すように、ガイド突起105,106のガイド面105a,106aに挟まれて、ラチェット130の回転中心軸と直交する方向に摺動案内され、前端部の外歯141がラチェット130の内歯133に噛合できるように構成されている。
ポール150についても同様に、ガイド突起107,108のガイド面107a,108aに挟まれて、ラチェット130の回転中心軸と直交する方向に摺動案内され、前端部の外歯151がラチェット130の内歯133に噛合できるように構成されている。
ピン120の中間部には、断面小判形部分123が形成され、この断面小判形部分123には、カム170の小判穴171が嵌合している。このため、ピン120には、カム170が相対回転不可状態に嵌合していることになる。
カム170は、ピン120と共に回転し、図6に示すように、上部に3箇所、下部に3箇所の押圧部174a,174b,174c,175a,175b,175cが形成されている。3箇所の押圧部のうち、真ん中の押圧部174b,175bでもって、ポール140,150の背面142,152をその外歯141,151方向に押して、ポール140,150の外歯141,151をラチェット130の内歯133に噛合させるものである。残りの押圧部174a,175a、押圧部174c,175cは、衝突等で、ポール140,150が傾いた場合に、当接して、それ以上のポール140,150の傾きを禁止するように設定されている。
図2、図4、図5に示すように、回転中心軸に沿って設けられたピン120の軸方向で、レリーズプレート180は、カム170、ポール140,150、ガイド突起105,106,107,108と積層される位置に配置されると共に、ピン120が挿通する穴181が形成されている。
図5、図6に示すようにカム170には、ラチェット130側に突き出た突起176,177が形成されており、この突起176,177がレリーズプレート180の穴180の縁部に形成され半径方向に延出する小長穴182,183に嵌合されている。このため、カム170とレリーズプレート180とは連動して回転することになる。
図2、図5に示すように、レリーズプレート180には、ポール140,150のラチェット130(アッパアーム)の回転平面に向かって突出する凸部183,184が形成されている。
一方、図2、図6に示すように、ポール140,150のラチェット130(アッパアーム)の回転平面と平行な面には、レリーズプレート180の凸部183,184が係合し、レリーズプレート180が回転することにより、ポール140,150の外歯141,151がラチェット130の内歯133より離れる方向にポール140,150を移動させる形状に設定された側壁面を有する凹部としてのカム溝144,154が形成されている。
図5、図6に示すように、付勢手段としてのスパイラルスプリング191,195は、内端がベースプレート100のフック111,112に掛止され、外端がカム170の段部178,179に掛止され、カム170がポール140,150の背面を押すようにカム170を回動付勢するものである。
上記構成のリクライニング装置の作動を説明する。通常は、スパイラルスプリング191,195の付勢力により、カム170がポール140,150の背面を押し、ポール140,150の外歯141,151がラチェット130の内歯133に噛合し、ラチェット(シートバック)130の回転が禁止されている(ロック状態)。
ここで、ピン120を回転させ、図6において、スパイラルスプリング191,195の付勢力に抗して、カム170を時計方向に回転させると、カム170のポール140,150の背面への押圧が解除されるとともに、レリーズプレート180の凸部183,184がポール140,150のカム溝144,154に案内されて、ポール140,150の外歯141,151がラチェット130の内歯133より離れる方向にポール140,ポール150は後退し、ポール140,150の外歯141,151とラチェット130の内歯133との噛合が解除され、ラチェット(シートバック)130は、傾動可能となる(アンロック状態)。
シートバックを所望の角度まで傾動させ、ピン120への操作力を解除すると、スパイラルスプリング191,195の付勢力により、カム170がポール140,150の背面を押し、ポール140,150の外歯141,151がラチェット130の内歯133に再び噛合し、ラチェット(シートバック)130の回転が禁止された状態に復帰する。
このような構成によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1) 回転中心軸の軸方向で、ポール140,150、ガイド突起105〜108と積層される位置に配置されると共に、回転中心軸に沿って設けられるピン120を中心に回転可能に設けられ、ポール140,150のラチェット130の回転平面に向かって突出する凸部183,184が形成されたレリーズプレート180と、ポール140,150のラチェット130の回転平面と平行な面に形成され、レリーズプレート180の凸部183,184が係合し、レリーズプレート180が回転することにより、ポール140,150の外歯141,151がラチェット130の内歯133より離れる方向にポール140,150を移動させる形状に設定された側壁面を有する凹部としてのカム溝144,154とを設けたことにより、回転中心軸の軸方向において、レリーズプレート180の凸部183,184とポール140,150のカム溝144,154とが当接する箇所と、ポール140,150の外歯141,151とラチェット130の内歯133との噛合する箇所とは略同じ位置となる。
よって、レリーズプレート180を用いて、ポール140,150の外歯141,151がラチェット130の内歯133から離れる方向に移動させる場合(ロック解除操作)、ポール140,150をラチェット130の回転平面から浮き上がらせる方向のモーメントが発生しないので、ロック解除操作フィーリングが良い。
(2) レリーズプレート180は、回転中心軸の軸方向で、ポール140,150、ガイド突起105〜108と積層される位置に配置されるので、レリーズプレート180とガイド突起105〜108とが干渉することはない。よって、ガイド突起105〜108の強度を容易に確保できる。
尚、本発明は上記形態例に限定されるものではない。例えば、シートクッション側のフレーム201に、ラチェット130をロアアームとして取り付け、シートバック側のアッパアーム202に、ベースプレート100を取り付けるようにしてもよい。又、ポール(140,150)の数は、1個でも3個以上でもよく、カム170の付勢も上記スパイラルスプリング191,195による方法に限らない。
本形態例のリクライニング装置の外観を示す図である。 図1の切断線C−Cでの断面図である。 図1の背面図である。 図1の切断線D−Dでの断面図である。 図1の切断線E−Eでの断面図である。 図5のレリーズプレートを取り除いた図である。 従来のリクライニング装置の一部破断図である。 図7の切断線A−Aでの断面図である。 図8の切断線B−Bでの断面図である。 他の従来例を説明する図である。
符号の説明
120 ピン
130 ラチェット
133 内歯
140,150 ポール
141,151 外歯
144,154 カム溝
180 レリーズプレート
183,184 凸部

Claims (1)

  1. シートクッション側に設けられたロアアーム,該ロアアームに対して回転可能に設けられ、シートバック側に設けられるアッパアームのうちのどちらか一方に設けられ、前記アッパアームの回転平面と平行な面上で、前記アッパアームの回転中心軸を中心とした円周上に形成された内歯と、
    前記ロアアーム、前記アッパアームのうちのどちらか他方に設けられ、前記内歯と噛合可能な外歯を有するポールと、
    前記ロアアーム、前記アッパアームのうちのどちらか他方に設けられ、前記アッパアームの回転平面と平行な面上で、前記ポールを前記アッパアームの回転中心軸を中心とした円の半径方向に案内して、前記ポールの外歯を前記内歯に噛合/離反させるガイドと、
    前記ポールの外歯が前記内歯に噛合する方向に前記ポールを付勢する付勢手段と、
    前記ポールの外歯が前記内歯より離れる方向に前記ポールを移動させるレリーズ手段と、
    を有したリクライニング装置において、
    前記レリーズ手段は、
    前記アッパアームの回転中心軸の軸方向で、前記ポール、前記ガイドと積層される位置に配置されると共に、前記アッパアームの回転中心軸を中心に回転可能に設けられ、前記ポールの前記アッパアームの回転平面に向かって突出する凸部が形成されたレリーズプレートと、
    前記ポールの前記アッパアームの回転平面と平行な面に形成され、前記レリーズプレートの凸部が当接可能で、前記レリーズプレートを回転させることにより、前記ポールの外歯が前記内歯より離れる方向に前記ポールを移動させる形状に設定された側壁面を有する凹部と、
    からなることを特徴とするリクライニング装置。
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