JP4186610B2 - リクライニング装置 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、主として車両用のシートにおけるシートバックの傾き角度を調節するためのリクライニング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
リクライニング装置には、種々の形式のものがある。中でもラウンドタイプと称されるリクライニング装置は、2枚の円盤形状のベース部材を重合し、その外周をリング部材でかしめて回動可能に組み付けられて、車両用シートのシートクッション側とシートバック側に対して各ベース部材が個別に固定されている。そして、両ベース部材内にはロック部材が組み込まれており、このロック部材は一方のベース部材に対して径方向に作動でき、この作動によって他方のベース部材に形成されているラチェットに噛合するようになっている。この噛合により、両ベース部材の相対的な回動を規制してリクライニング装置のロック状態にする。
【0003】
両ベース部材の重合保持については図10、図11に示すように固定側ベース部材11、回動側ベース部材12を重合させてその外周縁部11a、12aにリング部材2で保持する。リング部材2は回動側ベース部材12を回動可能に支持する側縁部2aと、固定側ベース部材11をかしめ手段によって固定する筒部2bからなり、側縁部2aの先端側には一定間隔に突部2a−1を形成している。この突部2a−1は、回動側ベース部材12とリング部材2間の隙間管理を容易にしている。
【0004】
なお、このように両ベース部材11、12を重合保持したリクライニング装置は、例えば特許文献1に開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−10851号公報(図2)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1に開示されている技術も含め、リクライニング装置に過大な荷重が加わった際、重合状態の両ベース部材に剥離方向の力が付与されることがあり、この力がリング部材の突部に集中して入力される。するとこの突部を形成した側縁部は、一方のベース部材によってこのベース部材の外周縁部先端部分に近接するである基端部を中心として外方向に変形させられる。それによってリクライニング装置のロック強度の低下を招く。(図11の二点鎖線)
本発明は従来の課題を解決しようとするもので、その目的は、固定側ベース部材と回動側ベース部材との剥離を抑制し、リクライニング装置のロック強度の低下を防止することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するためのもので、請求項1の発明は、相対的に回動可能に組み付けられた固定側ベース部材と回動側ベース部材の外周をリング部材で保持し、前記両ベース部材間に回動制御手段が収容され、該回動制御手段により前記固定側ベース部材に対して前記回動側ベース部材の相対的な回動を規制、許容するリクライニング装置であって、前記リング部材は、前記回動側ベース部材の外周縁部を回動可能に保持する側縁部と前記固定側ベース部材の外周縁部にかしめによって固定される筒部からなり、前記側縁部の前記回動側ベース部材の外周縁部先端に近接する基端部には周方向に一定間隔で垂直状に突出する複数の突部がプレス成形により前記基端部の背面側からの凹み形成に伴って突出形成されており、該複数の突部の突出形成によって前記リング部材の基端部の周方向における断面形状が、回動側ベース部材の外周縁部先端に近接する部位と、離間する部位が周方向に繰り返し形成される断面形状であり該リング部材の側縁部の変形を抑えることを特徴とするものである。
これにより、固定側ベース部材と回動側ベース部材に剥離方向の力が入力された場合でもリング部材の側縁部の変形を抑え、リクライニング装置のロック強度の低下を防止できる。
【0008】
また、請求項2に記載された発明は、請求項1において前記突部間の前記側縁部先端側に前記回動側ベース部材を垂直方向に点押えする複数の突起が形成されており、該突起は、前記突部より突出高さを大きくして形成されていることを特徴とするものである。
これにより、通常時のリング部材と回動側ベース部材の隙間管理ができ、リクライニング装置の性能を維持できる。
【0009】
また、請求項3に記載された発明は、請求項1または2において前記突部と前記筒部間の前記側縁部外面に周方向に一定間隔で突出する複数のビードが形成されていることを特徴とするものである。
これにより、突部と筒部間も補強されることでよりリング部材の変形を抑制できリクライニング装置のロック強度の低下を防止できる。
【0010】
また、請求項4に記載された発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載された発明において、前記回動制御手段は、前記固定側ベース部材または前記回動側ベース部材の一方側に対し、周方向への移動が規制され、かつ半径方向へは作動できるように配置され外歯が形成されたロック部材と、該ロック部材を作動させることで、前記固定側ベース部材または前記回動側ベース部材の他方側に形成されている円弧状のラチェット歯に噛み合わせ、あるいは噛み合いを解除することにより、前記両ベース部材の相対的な回動が規制され、あるいは規制が解除されることを特徴とするものである。
これにより、ロック部材がラチェット歯が設けられているベース部材側に移動することで発生する両ベース部材に働く剥離方向への力によるリング部材の変形を抑えるとともにロック部材とラチェット歯とのロック強度の低下を防止できる。
【0011】
また、請求項5に記載された発明は、請求項4に記載された発明において、前記突部は前記ロック部材が配置された位置に対応するよう形成されていることを特徴とするものである。
これにより、ロック部材からの両ベース部材の剥離方向への力を直接受け止めることができ、より効率的にリング部材の変形を抑え、ロック部材とラチェット歯とのロック強度の低下を防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
【0013】
図1は車両用シートのリクライニング装置の縦断面図である。図2はリクライニング装置を分解して表した斜視図である。図3は図1のA−A矢視方向の断面図である。本実施の形態におけるリクライニング装置10は、その外殻が個々に円盤形状をした固定側ベース部材11と回動側ベース部材12とによって構成されている。両ベース部材11,12は互いに対向して嵌め合わされ、かつ相互の外周部に回動側ベース部材12側から組み付けられるリング部材22をかしめ手段により変形保持させることにより、相対的に回動するよう結合されている。
【0014】
固定側ベース部材11は、車両用シート(図示外)のシートクッション側に取付けられ、回動側ベース部材12は、車両用シートのシートバック側に取付けられる。両ベース部材11,12の内部に構成された空間には、回動制御手段である4個のスライドポール15、回転カム16、操作アーム17、作動プレート18、アンロックプレート19、およびスパイラルスプリング21が収容されている。そしてこれらの各構成部材は、その中央部を貫通する支持軸13に直接的に、または構成部材を介して間接的に支持される。また支持軸13の両端部は、両ベース部材11,12の外に出ており、一方の端部に操作レバー14が取付けられている(図1)。
【0015】
図2で示すように固定側ベース部材11は、外周縁部11aとその内側の凹部内において、十字状に交差して縦横に延びるガイド溝11cを備えている。ガイド溝11cにおける交差部の四箇所の外側角部は、略三角形状を呈する受承壁部11dとなっている。固定側ベース部材11の凹部中央には、貫通孔11eが形成されている。一方、回動側ベース部材12は、外周縁部12aとその内側の凹部における外側の全周面に形成された環状のラチェット歯12cを備えている。回動側ベース部材12の凹部中央には、固定側ベース部材11の貫通孔11eと同軸線上で対向する貫通孔12dが形成されている。また回動側ベース部材12の凹部には、4個の係合突起部12eが形成されている。
【0016】
各スライドポール15は、その主要構成部は全て同一の形状をしているが、スライドポール15Aは特定の機能においてのみ、他の3個のスライドポールと相違する。そこで、以下の各スライドポール15の説明において、スライドポール15Aの特定の機能を説明する場合は、このスライドポール15Aは他の各スライドポールと区別して説明される。しかし、それ以外の場合においては、各スライドポールを総称してスライドポール15として説明される。
【0017】
スライドポール15は、図2,3で示すように略アーチ形状をしており、その頂部(組み付けた状態では径の外方側に位置する部分)に、回動側ベース部材12のラチェット歯12cに噛み合うことが可能な外歯15bを備えている。すなわち外歯15bは、スライドポール15に対し、ラチェット歯12cと対向する円弧状の縁に沿って形成されている。またスライドポール15は、その頂部とは反対側(組み付けた状態では径の内方側に位置する部分)に左右一対の脚部15c,15dを備えている。これらの脚部15c,15dの間の略中間部には、内側面部15fが形成されている。
【0018】
スライドポール15はカム突起15eを備えている。各スライドポール15のカム突起15eは、それぞれ略四角柱状に形成されているとともに、スライドポール15を組み付けた状態において作動プレート18側へ突出する。スライドポール15Aは、もう一つのカム突起15gを備えている。そして、スライドポール15Aの両カム突起15e,15gについては、他のスライドポール15のカム突起15eに比較して突出量が長く設定されている。後で説明するようにスライドポール15Aのカム突起15eは、他のスライドポール15のカム突起15eと同じ機能を有する。またスライドポール15Aの両カム突起15e,15gは、さらに別の機能を有する。
【0019】
回転カム16は、略円形状のプレートである。図2,3で示すように回転カム16は、その外周縁において受承カム部16b,16c,16dを一組とするカム部を、周方向に同一間隔で4組備えている。回転カム16の中央部には、操作アーム17と略同一形状で、この操作アーム17が嵌まり合う嵌合孔16eが形成されている。また、回転カム16の回転中心を中心とする円周上には、3個の係合突起部16fが一定の間隔をもって形成されている。これらの係合突起部16fは、回転カム16を組み付けた状態において作動プレート18側へ突出する。
【0020】
操作アーム17は、図2,3に示すように筒状部分17aと、その外周部から外方へ突出するアーム部分17bとを備えている。この操作アーム17は、回転カム16の嵌合孔16eと略同一形状をしており、すでに述べたようにこの嵌合孔16eに嵌まり合う。
【0021】
作動プレート18は円形状のプレートである。この作動プレート18は、図2で示すように中央部に円形状の貫通孔18bを備えている。作動プレート18の回転中心を中心とする円周上には、3個の係合孔18cが形成されている。また作動プレート18には、周方向に一定間隔をもって位置する4個のカム溝18dが形成されている。これらのカム溝18dは作動プレート18の両面に貫通した窓形状をしている。そして各カム溝18dのうち、一つのカム溝18d-aにおける外方側は略弓形状の弧をなしており、他のカム溝18dにおける外方側は互いに同一の円弧形状をなしている。一つのカム溝18d-aにおける弧の一部と、他のカム溝18dの弧とは同じ形状に設定されている。なおカム溝18d-aは、スライドポール15Aにおける一対のカム突起15e,15gに対向して位置している。
【0022】
アンロックプレート19は円形状のプレートである。このアンロックプレート19は、図2に示すように中央部に貫通孔19bを備えている。アンロックプレート19の外周寄りには、その外周縁に沿って延びる円弧状のカム溝19cが形成されている。このカム溝19cは、アンロックプレート19の両面に貫通した環状の開口部であって、大幅部分19c-1、小幅部分19c-2、大幅部分19c-3によって構成されている。両大幅部分19c-1,19c-3は小幅部分19c-2の両側に位置している。両大幅部分19c-1,19c-3の長さと幅は互いに等しい。小幅部分19c-2の外周側の径は、両大幅部分19c-1,19c-3の外周側の径よりも小さく形成されている。なおカム溝19cは、スライドポール15Aにおける一対のカム突起15e,15gに対向して位置している。そして両大幅部分19c-1,19c-3の先端部には係合溝19c-4が形成されている。またアンロックプレート19には2個の係合孔19dが形成されている。
【0023】
スパイラルスプリング21は、固定側ベース部材11の貫通孔11eの周囲に設けられた内側凹部に組み付けられ、その状態において固定側ベース部材11と操作アーム17との間でトーションバネとして機能する。図2で示すように、スパイラルスプリング21の内端部21aは方形状に巻かれ、外端部21bは外方へ突出させた格好に曲げられている。そして内端部21aは、操作アーム17における筒状部分17aの外周面(方形状)に嵌まり、外端部21bは固定側ベース部材11の内側に係合する。
【0024】
リング部材22は、図4ないし図6に示すように側縁部22aと筒部22bから構成され、回動可能に重合されている固定側ベース部材11、12の外周縁部11a、12aを摺動可能に保持している。側縁部22aは回動側ベース部材12の外周縁部12aと固定側ベース部材11の外周縁部11aを重合させた状態に沿って段状に形成されており、リング部材22の上段部(図5,6では上側)の回動側ベース部材12の外周縁部12aの先端に近接する基端部には周方向において一定間隔に複数の突部22a-1(本発明の実施の形態は6個)が形成されるとともに、突部22a-1間で回動側ベース部材12の外周縁部12aの側面に垂直方向に突出する突起22a-2(本発明の実施の形態は6個)が形成されている。この突部22a-1と突起22a-2はリング部材22をプレス成形にて製造する際、同時に形成され、それぞれ一定間隔で交互に配置される。そして、突起22a-2は突部22a-1より突出高さを大きくして通常時のリング部材22と回動側ベース部材12の外周縁部12a間の摺動隙間の管理を容易にしている。筒部22bは固定側ベース部材11の外周縁部11aに形状に沿うようかしめ手段により変形させて固定する。
【0025】
次にリクライニング装置10の組み付け状態において、各スライドポール15は、固定側ベース部材11の各ガイド溝11c内に位置している。これにより、各スライドポール15は、受承壁部11dにより周方向の移動を規制され、かつ径方向へは摺動できるように位置している。各スライドポール15において、それぞれの各脚部15c,15dは、回転カム16の各受承カム部16c,16bに当接している。また各スライドポール15の内側面部15fは、回転カム16の受承カム部16dに当接している。図3に示す各スライドポール15は、それぞれの外歯15bが回動側ベース部材12のラチェット歯12cの対向する各部位に噛み合っている。
【0026】
同じく組み付け状態において、作動プレート18は各スライドポール15を挟んで回転カム16に対向して位置しているとともに、回動側ベース部材12の円形凹所内に位置している。回転カム16の各係合突起部16fは作動プレート18の各係合孔18cに係合している。これにより、作動プレート18は回転カム16と連結され、回転カム16と一体的に回転する。スライドポール15Aにおける一対のカム突起15e,15gは、作動プレート18のカム溝18d-aに臨んでいる。また他のスライドポール15のカム突起15eは、個々に対応するカム溝18dに臨んでいる。これにより、各スライドポール15と作動プレート18との間においては、各スライドポール15をラチェット歯12cから後退させる方向へ移動させるカム機構が構成されている。
【0027】
同じく組み付け状態において、アンロックプレート19は、作動プレート18を挟んで各スライドポール15に対向して位置し、かつ回動側ベース部材12の内側凹部に位置している。この状態でのアンロックプレート19は、各係合孔19dおよび各係合溝19c-4が回動側ベース部材12の各係合突起部12eに係合している。したがってアンロックプレート19は回動側ベース部材12に連結されており、周方向へ一体的に回転する。またアンロックプレート19のカム溝19cには、スライドポール15Aの一対のカム突起15e,15gが、作動プレート18のカム溝18d-aを通じて臨んでいる。スライドポール15Aのカム突起15e,15gとアンロックプレート19のカム溝19cとにより、スライドポール15Aをラチェット歯12cから後退させる方向へ移動させるカム機構が構成されている。
【0028】
次に、リング部材22について作用を詳細に説明する。
【0029】
固定側ベース部材11にスライドポール15A,15、スパイラルスプリング21、操作アーム17、回転カム16、作動プレート18を、回動側ベース部材12にアンロックプレート19をそれぞれ組付け、固定側ベース部材11の外周縁部11aの内側に回動側ベース部材12の外周縁部12aが嵌合するように両ベース部材11、12を重合させた後、リング部材22の筒部22bに回動側ベース部材12側から挿入し嵌合する。この場合、側縁部22aに形成した突部22a-1はスライドポール15A、15の延長上にあることが好ましい。本発明の実施の形態ではリング部材22の突部22a-1は一定間隔に6個形成されておりリング部材22に重合状態の両ベース部材11、12をスライドポール15A、15の位置に関係なく挿入し嵌合したとしても、突部22a-1の一部分が必ずスライドポール15A、15上に位置するように設定される。そして回動側ベース部材12の外周端部12bはリング部材22の側端部22aに設けた突起22a-2によって微少の隙間を確保した状態で保持される。この時、突部22a-1と外周縁部12a間も突起22a-2と外周縁部12a間同様に隙間が確保される。そして、筒部22bは固定側ベース部材11の外周縁部11aにその外形に賦形するようかしめ手段によって変形させて固定する。このように組付けされたリクライニング装置に過大な力が加わるとスライドポール15A、15に回動側ベース部材12側へ移動する力が発生する。すると両ベース部材11、12間に剥離方向への力が作用するため、回動側ベース部材12が外方向(図5では上側)へ移動しようとする。そしてリング部材22の側縁部22aに剥離方向の力が付与される。この場合、リング部材22の側縁部22aの基端部に形成した突部22a-1で、側縁部22aに加わる外方向に開こうとする力を十分な曲げ強さで維持する。つまり側縁部22aの変形を抑えることができる。このため、両ベース部材11,12が剥離されることによるロック強度の低下を防止できる。
【0030】
尚、本発明の実施の形態では突部22a-1は6個形成したが、固定側ベース部材11に組付けたスライドポール15A、15に対応する位置であればいくつでも形成してもよい。
【0031】
また、図7ないし図9にリング部材22の変形例を示す。リング部材22の側縁部22aと筒部22b間の外面には周方向において一定間隔に突出するビード22a-3が形成されている。このビード22a-3は側縁部22aと筒部22b間での変形をさらに抑える働きしており、突部22a-1とともにリング部材22の変形によるリクライニング装置のロック強度の低下を防止している。尚、ビード22a-3は突部22a-1の延長上に形成していることが好ましい。
【0032】
また、本発明の実施の形態ではこの限りでなく、例えば、回動制御手段を両ベース部材間に偏心カムで軸支された外歯車が両ベース部材の内側壁全体に形成された歯数がそれぞれ1歯異なる内歯に噛合することで回動側ベース部材を回動規制するもの、いわゆる無段階式のリクライニング装置にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】リクライニング装置の縦断面図
【図2】リクライニング装置を分解して表した斜視図
【図3】図1のA−A矢視方向の断面図
【図4】リング部材の全体図
【図5】図4のB−B矢視方向の断面図
【図6】図4のC−C矢視方向の断面図
【図7】リング部材の変形例の斜視図
【図8】図7における全体図
【図9】図8のD−D矢視方向の断面図
【図10】従来のリング部材の全体図
【図11】図10のE−E矢視方向の断面図
【符号の説明】
10 リクライニング装置
11 固定側ベース部材
12 回動側ベース部材
12c ラチェット歯
15 スライドポール
15A スライドポール
16 回転カム
18 作動プレート
19 アンロックプレート
22 リング部材
Claims (5)
- 相対的に回動可能に組み付けられた固定側ベース部材と回動側ベース部材の外周をリング部材で保持し、前記両ベース部材間に回動制御手段が収容され、該回動制御手段により前記固定側ベース部材に対する前記回動側ベース部材の相対的な回動を規制、許容するリクライニング装置であって、
前記リング部材は、前記回動側ベース部材の外周縁部を回動可能に保持する側縁部と前記固定側ベース部材の外周縁部にかしめによって固定される筒部からなり、前記側縁部の前記回動側ベース部材の外周縁部先端に近接する基端部には周方向に一定間隔で垂直状に突出する複数の突部がプレス成形により前記基端部の背面側からの凹み形成に伴って突出形成されており、該複数の突部の突出形成によって前記リング部材の基端部の周方向における断面形状が、回動側ベース部材の外周縁部先端に近接する部位と、離間する部位が周方向に繰り返し形成される断面形状であり該リング部材の側縁部の変形を抑えることを特徴とするリクライニング装置。 - 請求項1に記載されたリクライニング装置において、前記突部間の前記側縁部先端側に前記回動側ベース部材を垂直方向に点押えする複数の突起が形成されており、該突起は、前記突部より突出高さを大きくして形成されていることを特徴とするリクライニング装置。
- 請求項1または2に記載されたリクライニング装置において、前記突部と前記筒部間の前記側縁部外面に周方向に一定間隔で突出する複数のビードが形成されていることを特徴とするリクライニング装置。
- 請求項1ないし3のいずれか1項に記載されたリクライニング装置において、前記回動制御手段は、前記固定側ベース部材または前記回動側ベース部材の一方側に対し、周方向への移動が規制され、かつ半径方向へは作動できるように配置され、外歯が形成されたロック部材と、該ロック部材を作動させることで、前記固定側ベース部材または前記回動側ベース部材の他方側に形成されている円弧状のラチェット歯に噛み合わせ、あるいは噛み合いを解除することにより、前記両ベース部材を相対的な回動が規制され、あるいは規制が解除されることを特徴とするリクライニング装置。
- 請求項4に記載されたリクライニング装置において、前記突部は前記ロック部材が配置された位置に対応するよう形成されていることを特徴とするリクライニング装置。
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