JP4693525B2 - リクライニング機構のホルダの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、リクライニング機構(シートリクライニング装置用の機構)の機枠と蓋体の組み付けに用いられるホルダの製造方法に関する。詳しくは、切欠部の無い外周壁と該外周壁から延設された底部を有し、該底部の中央に貫通孔を有するホルダを、効率良く製造する方法に関する。
シートクッション側に一体に設けられる略円盤形状の機枠と、該機枠に回転可能に重ね合わされ内周面に沿う内歯ギヤを有しシートバック側に一体に設けられる略円盤形状の蓋体と、前記機枠に揺動可能に取り付けられ揺動の一方の端部にてロック歯が前記蓋体の内歯ギヤに噛合することで該蓋体の回転をロックするロック板と、回転可能に支持されるロック解除操作軸と、該ロック解除操作軸と一体回転可能に設けられ前記ロック板を前記一方の端部の方向(ロック方向)へ常時付勢するとともに前記操作軸のロック解除方向への回転によって前記ロック板を他方の端部の方向(ロック解除方向)へ揺動させるカム板とを有し、前記機枠と前記蓋体とを両者の外周部に於いて略リング形状のホルダにより組み付けて成るリクライニング機構(シートリクライニング装置用の機構)RUが開示されている(特許文献1,参照)。
ここで、特許文献1のリクライニング機構RUを、図4を参照して説明する。
図4に於いて、(a)は要部正面視説明図、(b)は(a)のB−B線断面図、(c)は(a)のC−C線断面図である。
図示のリクライニング機構RUは、蓋体60の円形状の周壁外面が機枠10の円形状の周壁内面に摺接することで蓋体60が機枠10に対して回転可能となるように、それぞれが略円盤形状を成す機枠10と蓋体60とを重ね合わせ、両者の間隙に、2個のロック板20、1個のカム板40、及び、2個のコイルバネ70を収容するとともに、機枠10から蓋体60の方向へ凸設したそれぞれ2個の揺動ガイド部12と揺動ガイド部13と揺動軸部14とを収容した状態で、機枠10と蓋体60とを両者の外周部に於いて略リング形状のホルダ80により組み付けて成る。即ち、ホルダ80の底部内側部830で蓋体60を保持するとともに、ホルダ80の底部外側部820と外周壁84先端のカシメ部84aとで機枠10を掴持することで、機枠10と蓋体60とを組み付けて成る。83は底部内側部830の内面上に形成されているビード部であり、これにより、蓋体60はホルダ80に対して摺動可能とされている。なお、上述の例では、機枠10はシートクッション側に一体に固定されており、蓋体60はシートバック側に一体に固定されているが、この関係は逆でもよい。
蓋体60は、内周面(円周壁内面)に沿う2箇所に内歯ギヤ61を有し、この内歯ギヤ61に各ロック板20のロック歯21が噛合することで、リクライニング機構RUがロックされる。このため、各ロック板20は、それぞれ、揺動軸部14を軸芯として且つ揺動ガイド部12と13にガイドされて時計回りに揺動することで内歯ギヤ61と噛合し、反時計回りに揺動することで内歯ギヤ61との噛合を解除されるように設けられている。ここで、時計回り、反時計回りとは、図4(a)に即しての定義である。
ロック板20のロック方向への揺動は、コイルバネ70により常時反時計回りへ付勢されているカム板40が、ロック板20を時計回りに押すことで実現される。つまり、カム板40の各係止受部44には、それぞれ基端部73を機枠10に係止された2個のコイルバネ70の各先端部74が係止されており、常時、カム板40を反時計回りへ付勢している。このため、カム板40は、そのロック当接面42で、常時、ロック板20を時計回りに押して、噛合状態を維持している。
ロック板20のロック解除方向への揺動は、ユーザのロック解除操作に連動して操作軸30が時計回りに回転し、これにより、操作軸30と一体のカム板40が時計回りに回転して、ロック板20を反時計回りに押すことで実現される。即ち、ユーザのロック解除操作に連動してカム板40が時計回りに回転すると、そのロック解除当接面43がロック板20を反時計回りに押して、噛合状態を解除する。
特開2002−345587。
前記ホルダ80は、図1内最右欄に示すように略リング形状を成し、切欠部の無い外周壁84と、該外周壁から内方へ延設され底部(底部外側部820・段部82・底部内側部830)とを有し、底部内側部830の内面上にはビード部83が形成されているとともに、底部の内側中央には大面積の貫通孔81が形成されている。なお、図1の例では、底部が、底部外側部820と段部82と底部内側部830の3個の部分から形成されているが、段部82が省略されて、底部外側部820と底部内側部830とが平坦な連続部として形成される場合もある。また、ビード部83が省略される場合もある。
上記のように外周壁84に切欠部が無い場合、外周壁84を絞り加工で形成した時点でホルダ80が板材(順送される板材)から分離されてしまうため、それらを個々に手作業で取り出す必要があり、作業効率の低下やコストの上昇という不具合が生ずる。
このことを、図5を参照して説明する。図5に於いて、各符号の先頭に付したPは先行技術であることを示す。したがって、各符号が示す部位は、特に断らない限り本願発明の図面(図1,図2)内でPを除いた当該符号が示す部位にそれぞれ対応する。例えば、図5内のP81は、図1や図2内の81と同様に、貫通孔を示す。
外周壁P84が切欠部を有する場合、図5に示すように、ホルダ完成品に於いて切欠部となるべき部位は、該部位が切欠部として完成されるまでの間は、ホルダとなるべき部分P80を板材P800に繋ぎ止めておくための繋ぎ部P89として機能する。言い換えれば、繋ぎ部P89を外周壁P84の根元付近で切り離したときに、外周壁P84に切欠部が完成されたホルダ完成品を得る。この切り離し工程では、外周壁P84を形成する絞り工程とは異なり、プレス下型が不要である。このため、下方に回収箱を配置しておくことができ、切り離されて落下するホルダ完成品を、自動的に回収できる。
このように、外周壁P84が切欠部を有する場合には、外周壁P84を絞り加工で形成した後に、切欠部を完成させ且つホルダ完成品を板材から分離する切断工程(下型が不要な工程)を実施できるため、ホルダ完成品を下方位置に配置した回収箱に自動的に回収でき、個々に手作業で取り出す手間は不要である。
一方、外周壁に切欠部が無い場合には、上述の繋ぎ部P89も無く、このため、外周壁を形成する絞り工程に於いてホルダ完成品が板材から切り離されてしまう。しかるに、この絞り工程では下型が必須であるため、下方に回収箱を配置できず、ホルダ完成品を個々に手作業で取り出さざるえず、コスト上昇という問題を招来する。
本発明は、外周壁84に切欠部が無い場合でも、ホルダ完成品を回収箱に自動的に回収できるようにして、コストを低減することを目的とする。なお、外周壁84に切欠部の無いホルダ80は、強度を更に高める見地から要求されるものである。
本発明は、下記[1]〜[4]のように構成される。なお、この項で付す各符号は理解を容易にするためであり、本発明の構成を符号の構成に限定する趣旨ではない。
[1]構成1:
切欠部の無い外周壁84と該外周壁84から内方へ延設された底部820・830を有し、該底部820・830は中央部に貫通孔81を有し、リクライニング機構の機枠10と蓋体60の組み付けに用いられるホルダ80の製造方法であって、
長手方向に順送される金属製の板材800に対して、順に、
貫通孔81を穿孔するプレス工程、
前記貫通孔81の周囲に前記底部820・830が残り且つ該底部820・830の周囲に前記外周壁84が形成されて板材800から切り出されるように前記底部820・830の周囲を切り絞り加工する切り絞り工程、
を実施して、前記切り絞り工程により板材800から分離されたホルダ80を板材800に残された分離跡孔の内壁85で回収容器90上へ押し出すことを特徴とするホルダ80の製造方法。
[2]構成2:
切欠部の無い外周壁84と該外周壁84から内方へ延設された底部820・830を有し、該底部820・830は中央部に貫通孔81を有するとともに該底部820・830内に段部82を有し、リクライニング機構の機枠10と蓋体60の組み付けに用いられるホルダ80の製造方法であって、
長手方向に順送される金属製の板材800に対して、順に、
貫通孔81を穿孔するプレス工程、
前記貫通孔81の周囲に底部820・830が形成され且つ該底部820・830に段部82が形成されるように該貫通孔81の周囲を絞り加工する絞り工程、
前記底部820・830に連なる外周壁84が該底部820・830の周囲に形成されて板材800から切り出されるように該底部820・830の周囲を前記絞り加工と逆の方向へ切り絞り加工する切り絞り工程、
を実施して、前記切り絞り工程により板材800から分離されたホルダ80を板材800に残された分離跡孔の内壁85で回収容器90上へ押し出すことを特徴とするホルダ80の製造方法。
[3]構成3:
切欠部の無い外周壁84と該外周壁84から内方へ延設された底部820・830を有し、該底部820・830は中央部に貫通孔81を有するとともに内面上にビード部83を有し、リクライニング機構の機枠10と蓋体60の組み付けに用いられるホルダ80の製造方法であって、
長手方向に順送される金属製の板材800に対して、順に、
貫通孔81を穿孔するプレス工程、
前記貫通孔81の周囲を成す底部820・830の内面上にビード部83を形成するプレス工程、
前記貫通孔81の周囲に前記底部820・830が残り且つ該底部820・830の周囲に前記外周壁84が形成されて板材800から切り出されるように前記底部820・830の周囲を切り絞り加工する切り絞り工程、
を実施して、前記切り絞り工程により板材800から分離されたホルダ80を板材800に残された分離跡孔の内壁85で回収容器90上へ押し出すことを特徴とするホルダ80の製造方法。
[4]構成4:
切欠部の無い外周壁84と該外周壁84から内方へ延設された底部820・830を有し、該底部820・830は中央部に貫通孔81を有するとともに該底部820・830内に段部82を有し該底部820・830の内面上にビード部83を有し、リクライニング機構の機枠10と蓋体60の組み付けに用いられるホルダ80の製造方法であって、
長手方向に順送される金属製の板材800に対して、順に、
貫通孔81を穿孔するプレス工程、
前記貫通孔81の周囲に底部820・830が形成され且つ該底部820・830に段部82が形成されるように該貫通孔81の周囲を絞り加工する絞り工程、
前記底部820・830の内面上にビード部83を形成するプレス工程、
前記底部820・830に連なる外周壁84が該底部820・830の周囲に形成されて板材800から切り出されるように該底部820・830の周囲を前記絞り加工と逆の方向へ切り絞り加工する切り絞り工程、
を実施して、前記切り絞り工程により板材800から分離されたホルダ80を板材800に残された分離跡孔の内壁85で回収容器90上へ押し出すことを特徴とするホルダ80の製造方法。
構成1は、切欠部の無い外周壁84と該外周壁84から内方へ延設された底部820・830を有し、該底部820・830は中央部に貫通孔81を有し、リクライニング機構の機枠10と蓋体60の組み付けに用いられるホルダ80の製造方法であって、長手方向に順送される金属製の板材800に対して、順に、貫通孔81を穿孔するプレス工程、前記貫通孔81の周囲に前記底部820・830が残り且つ該底部820・830の周囲に前記外周壁84が形成されて板材800から切り出されるように前記底部820・830の周囲を切り絞り加工する切り絞り工程、を実施して、前記切り絞り工程により板材800から分離されたホルダ80を板材800に残された分離跡孔の内壁85で回収容器90上へ押し出すことを特徴とするホルダ80の製造方法であるため、外周壁84に切欠部が無いにもかかわらず、ホルダ完成品80を回収容器90に自動的に回収でき、コストを低減できる。
構成2〜4も同様である。即ち、構成2では、底部820・830に段部82を形成したホルダ80について、上記の効果を得る。また、構成3では、底部820・830の内面上にビード部83を形成したホルダ80について、上記の効果を得る。また、構成4では、底部820・830に段部82を形成するとともに、底部820・830の内面上にビード部83を形成したホルダ80について、上記の効果を得る。
図1〜図3を参照して、本発明を具体的に説明する。
図3内の上段に示すように、金属製の板材800は、長手方向(細破線矢印の方向)へ順送されつつ、各同一部位に関して、図1内に示す4つの加工(穿孔,上絞り,ビード出し,切り絞り)を順に施された後、図2に示すように回収容器90へ回収される。
図1内最左欄に示す加工は、板材800に貫通孔81を穿孔するプレス加工である。この加工は、貫通孔81の外周に相当する部位を包囲するように下型(不図示)で支持しつつ、上型(不図示)を下降させて、貫通孔81に相当する部位を打ち抜くことにより実行される。
図1内左から2番目の欄に示す加工は、底部内側部830と底部外側部820の間に段部82が形成されるように、貫通孔81の周囲に底部内側部830を形成する上絞り加工である。この加工は、底部外側部820と段部82と底部内側部830に対応する型形状を備えた上型(不図示)で板材800の上面側の該当部位を支持しつつ、底部外側部820と段部82と底部内側部830に対応する型形状を備えた下型(不図示)を上昇させて挟み込み、底部内側部830に相当する部位を絞るように実行される。
図1内左から3番目の欄に示す加工は、底部の内面上の所定部位(図示の例では周方向等間隔に8個の部位)にビード部83を形成するプレス加工である。この加工は、板材800の下面側を下型(不図示;上絞り加工により形成された下面形状に沿い、且つ、ビード部83に相当する各部位に凹部を有する下型)で支持しつつ、上型(不図示;上絞り加工により形成された上面形状に沿い、且つ、ビード部83に相当する各部位に凸部を有する上型)を下降させて挟み込み、各部位にビード部83を形成するように実行される。
図1内最右欄に示す加工は、底部外側部820の周囲に外周壁(切り絞り部)84を形成するとともに、外周壁84の先端(図で下端)部分全周を板材800から切り離して貫通孔85を形成し、これにより、ホルダ80を板材800から切り離す切り絞り加工である。この加工は、板材800の下面側であって底部外側部820の外周となるべき部位よりも内側の部分を下型(不図示;ビード部83の形成までの加工により形成された当該内側部分の下面形状に沿う形状の下型)で支持するとともに、板材800の下面側であって貫通孔85の外周に相当する部位を包囲するように下型(不図示;平坦形状の下型)で支持しつつ、上型(不図示;貫通孔85の外周に相当する部位を外周とし、外周壁84の外周面となるべき部位を内周とする輪形状の上型)を下降させて、外周壁84を絞りつつ板材800から切り離すことにより実行される。
上述した各工程を、順送される板材800の各同一部位に対して順に実行することにより、ホルダ80が製造される。また、こうして製造されたホルダ80は、図2の左欄に示すように、板材800の順送に伴い該板材800側に残る貫通孔85の内壁面に押されて前進した後、図2の右欄に示すように、板材800の順送経路の終端部の下方に設けられている回収容器90内に、2点左線矢印で示すように落下して回収される。
なお、図3では、板材800から同時に3個のホルダ80を取り出すべく、ホルダ80の被取出部を3列に設定して加工を行なっている。また、中央の列と両サイドの列とで加工のタイミングをずらせるとともに、同列内における加工と次の加工との間をあけることにより、隣接する被加工部相互間の加工の干渉を防止している。なお、3列に限定されず、板材800の幅とホルダ80のサイズを勘案して適宜に設定してよい。
本発明の製造方法の各工程の要旨を模式的に示す説明図。上段は上面図、中段は断面(端面)図、下段は断面(端面)拡大図である。 本発明の製造方法の最終工程の要旨を模式的に示す説明図。左欄は、上段が上面図、中段が断面(端面)図、下段が断面(端面)拡大図である。右欄は、板材800から切り離されたホルダが回収容器90内に落下する様子を示す。 本発明の製造方法を示す説明図。上段は順送される板材に加工が施される様子を示す上面図、下段は各工程を上面視で示す説明図である。 本発明により製造されるホルダが組付けられるリクライニングユニットを示す説明図。(a)は内部を示す正面図、(b)は(a)内B−B線断面図、(c)は(a)内C−C線断面図である。 従来の製造方法の要旨を模式的に示す説明図。左欄上段は上面図、左欄下段は断面(端面)図、右欄は左欄下段の拡大断面図である。
符号の説明
80 ホルダ(リクライニングユニット用)
81 貫通孔
82 段部
820 底部外側部
83 ビード部
830 底部内側部
84 外周壁(切り絞り部)
84a かしめ部
85 板材800に残る貫通孔
800 板材
10 機枠
60 蓋体
90 回収容器

Claims (4)

  1. 切欠部の無い外周壁と該外周壁から内方へ延設された底部を有し、該底部は中央部に貫通孔を有し、リクライニング機構の機枠と蓋体の組み付けに用いられるホルダの製造方法であって、
    長手方向に順送される金属製の板材に対して、順に、
    貫通孔を穿孔するプレス工程、
    前記貫通孔の周囲に前記底部が残り且つ該底部の周囲に前記外周壁が形成されて板材から切り出されるように前記底部の周囲を切り絞り加工する切り絞り工程、
    を実施して、前記切り絞り工程により板材から分離されたホルダを板材に残された分離跡孔の内壁で回収容器上へ押し出すことを特徴とするホルダの製造方法。
  2. 切欠部の無い外周壁と該外周壁から内方へ延設された底部を有し、該底部は中央部に貫通孔を有するとともに該底部内に段部を有し、リクライニング機構の機枠と蓋体の組み付けに用いられるホルダの製造方法であって、
    長手方向に順送される金属製の板材に対して、順に、
    貫通孔を穿孔するプレス工程、
    前記貫通孔の周囲に底部が形成され且つ該底部に段部が形成されるように該貫通孔の周囲を絞り加工する絞り工程、
    前記底部に連なる外周壁が該底部の周囲に形成されて板材から切り出されるように該底部の周囲を前記絞り加工と逆の方向へ切り絞り加工する切り絞り工程、
    を実施して、前記切り絞り工程により板材から分離されたホルダを板材に残された分離跡孔の内壁で回収容器上へ押し出すことを特徴とするホルダの製造方法。
  3. 切欠部の無い外周壁と該外周壁から内方へ延設された底部を有し、該底部は中央部に貫通孔を有するとともに内面上にビード部を有し、リクライニング機構の機枠と蓋体の組み付けに用いられるホルダの製造方法であって、
    長手方向に順送される金属製の板材に対して、順に、
    貫通孔を穿孔するプレス工程、
    前記貫通孔の周囲を成す底部の内面上にビード部を形成するプレス工程、
    前記貫通孔の周囲に前記底部が残り且つ該底部の周囲に前記外周壁が形成されて板材から切り出されるように前記底部の周囲を切り絞り加工する切り絞り工程、
    を実施して、前記切り絞り工程により板材から分離されたホルダを板材に残された分離跡孔の内壁で回収容器上へ押し出すことを特徴とするホルダの製造方法。
  4. 切欠部の無い外周壁と該外周壁から内方へ延設された底部を有し、該底部は中央部に貫通孔を有するとともに該底部内に段部を有し該底部の内面上にビード部を有し、リクライニング機構の機枠と蓋体の組み付けに用いられるホルダの製造方法であって、
    長手方向に順送される金属製の板材に対して、順に、
    貫通孔を穿孔するプレス工程、
    前記貫通孔の周囲に底部が形成され且つ該底部に段部が形成されるように該貫通孔の周囲を絞り加工する絞り工程、
    前記底部の内面上にビード部を形成するプレス工程、
    前記底部に連なる外周壁が該底部の周囲に形成されて板材から切り出されるように該底部の周囲を前記絞り加工と逆の方向へ切り絞り加工する切り絞り工程、
    を実施して、前記切り絞り工程により板材から分離されたホルダを板材に残された分離跡孔の内壁で回収容器上へ押し出すことを特徴とするホルダの製造方法。
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