JP3180627U - アクセサリー作成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な作業にてアクセサリーを作成することができるアクセサリー作成装置を提供すること。
【解決手段】複数のアクセサリーパーツを加圧するための加圧動作を所定の加圧位置で行う加圧部が付設された本体ケース10と、アクセサリーパーツを保持した状態で本体ケース10に対して装着されるパーツホルダー40と、を備え、本体ケース10には、パーツホルダー40の着脱に伴って動作する加圧動作規制部材13を設け、パーツホルダー40の装着時に加圧部である円板21の加圧動作を許容し、離脱時に円板21の加圧動作を妨げるようにした。
【選択図】図3
【解決手段】複数のアクセサリーパーツを加圧するための加圧動作を所定の加圧位置で行う加圧部が付設された本体ケース10と、アクセサリーパーツを保持した状態で本体ケース10に対して装着されるパーツホルダー40と、を備え、本体ケース10には、パーツホルダー40の着脱に伴って動作する加圧動作規制部材13を設け、パーツホルダー40の装着時に加圧部である円板21の加圧動作を許容し、離脱時に円板21の加圧動作を妨げるようにした。
【選択図】図3
Description
本考案はアクセサリー作成装置に関するもので、特には、子供用玩具として使用されるアクセサリー作成装置に関するものである。
アクセサリー作成装置として、写真やイラスト等の装飾を施したシートを表裏2枚のアクセサリーパーツの間に挟み、それを加圧して互いに結合してアクセサリーを作成するアクセサリー作成装置がある(例えば、特許文献1)。
この特許文献1のアクセサリー作成装置では、シートを挟んだ表裏2枚のアクセサリーパーツ間にシートを挟んでパーツホルダーに収容し、装置のドア部材を開いて、そのパーツホルダーを所定の載置部に載せ、ドア部材を閉めた後に、レバーを操作して加圧部材を降下させ、それによって表裏アクセサリーパーツを互いに圧着している。このアクセサリー作成装置では、ドア部材が閉じた状態でないと、加圧部材の降下がされないようにして、誤って、手や指が加圧部材によって加圧されないようにしている。
ところで、この特許文献1のアクセサリー作成装置では、アクセサリーを作成するのに、アクセサリーパーツのパーツホルダーへの収容、パーツホルダーの載置部への載置、レバー操作による加圧部材の降下というアクセサリーの作成に必要な作業の他に、ドア部材の閉鎖という余分な作業が必要となる。また、アクセサリーの取出しにも、ドア部材の開放という余分な作業が必要となる。
本考案は、簡単な作業にてアクセサリーを作成することができるアクセサリー作成装置を提供することを目的としている。
第1の手段は、
重ねられた複数のアクセサリーパーツを加圧によって互いに係合させてアクセサリーを作成するアクセサリー作成装置において、
前記重ねられた複数のアクセサリーパーツを加圧するための加圧動作を所定の加圧位置で行う加圧部が付設された本体ケースと、
前記本体ケースに着脱自在に構成され、前記重ねられた複数のアクセサリーパーツを保持した状態で前記本体ケースに対して装着されるパーツホルダーと、を備え、
前記パーツホルダーは、前記本体ケースへの装着時に前記所定の加圧位置に前記重ねられた複数のアクセサリーパーツが位置するように構成され、
さらに、前記本体ケースには、前記パーツホルダーの着脱に伴って動作して、当該パーツホルダーの装着時に前記加圧部の加圧動作を許容し、前記パーツホルダーの離脱時に前記加圧部の加圧動作を妨げる加圧動作規制部材が設けられていることを特徴とする。
重ねられた複数のアクセサリーパーツを加圧によって互いに係合させてアクセサリーを作成するアクセサリー作成装置において、
前記重ねられた複数のアクセサリーパーツを加圧するための加圧動作を所定の加圧位置で行う加圧部が付設された本体ケースと、
前記本体ケースに着脱自在に構成され、前記重ねられた複数のアクセサリーパーツを保持した状態で前記本体ケースに対して装着されるパーツホルダーと、を備え、
前記パーツホルダーは、前記本体ケースへの装着時に前記所定の加圧位置に前記重ねられた複数のアクセサリーパーツが位置するように構成され、
さらに、前記本体ケースには、前記パーツホルダーの着脱に伴って動作して、当該パーツホルダーの装着時に前記加圧部の加圧動作を許容し、前記パーツホルダーの離脱時に前記加圧部の加圧動作を妨げる加圧動作規制部材が設けられていることを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、前記本体ケースに、前記パーツホルダーを挿入するための開口、及び、前記開口の奥に当該開口に連通し前記パーツホルダーの挿入案内をするホルダー案内用通路が形成され、前記加圧動作規制部材は、前記ホルダー案内用通路に沿って移動可能に構成されると共に、スプリングによって前記本体ケースの前記開口に向けて付勢され、前記パーツホルダーが前記開口から挿入される際に当該パーツホルダーによって前記スプリングの付勢力に抗して前記所定の加圧位置から退避するように構成されていることを特徴とする。
第3の手段は、第1の手段又は第2の手段において、前記本体ケースと前記パーツホルダーとの間に、前記パーツホルダーを前記本体ケースの所定位置に装着した際に、前記パーツホルダーを前記本体ケースに対して係合させる位置決め固定手段が設けられていることを特徴とする。
第4の手段は、第1の手段から第3の手段のいずれか一の手段において、前記加圧部の軸が上下方向に螺進するように前記本体ケースに螺合され、前記軸の下端に前記加圧部が設けられ、下方に位置する前記重ねられた複数のアクセサリーパーツを前記加圧部が螺進によって加圧するように構成されていることを特徴とする。
第5の手段は、第4の手段において、前記加圧部は操作ハンドルの操作によって加圧動作するように構成され、前記加圧部と前記操作ハンドルとの間に、過負荷の際に両者の動力伝達を断つクラッチが介在されていることを特徴とする。
第6の手段は、第5の手段において、前記クラッチは、前記軸に設けられた第1のクラッチ片と、前記軸に設けられスプリングの付勢力によって前記第1のクラッチ片に噛み合う第2のクラッチ片とを備え、面クラッチとして構成されていることを特徴とする。
第1の手段及び第2の手段によれば、本体ケースにパーツホルダーを装着すれば、加圧部が加圧動作可能な状態となり、本体ケースからパーツホルダーを離脱すれば、加圧部の加圧動作が妨げられるので、パーツホルダーの離脱時に誤って指等を加圧することを防止できる。また、アクセサリーの作成が容易となる。
第3の手段によれば、パーツホルダーを装着するだけで位置決め固定されるので、アクセサリーパーツが所定の加圧位置に確実にセットされることになる。
第4の手段によれば、重ねられた複数のアクセサリーパーツを加圧部が螺進によって加圧するので、確実に加圧を行うことができる。
第5の手段及び第6の手段によれば、クラッチが設けられているので、アクセサリーパーツを適切な力で加圧でき、過負荷による故障等を防ぐことができる。
以下、本考案に係るアクセサリー作成装置を図面に示した実施の形態に基づいて説明する。
図1に示した実施形態のアクセサリー作成装置は、ボックス状の本体ケース10と、パーツホルダー40とを備えている。このアクセサリー作成装置は、この本体ケース10及びパーツホルダー40を使用して、図2に示すアクセサリーパーツA,B,Cを素材にアクセサリーを作成するものである。
このうち本体ケース10は、図3に示すように、内部に中枠11を備えている。この中枠11は、平面視で矩形の天井壁11aと、この天井壁11aの外周部から垂れ下がる脚11bを備えている。脚11bは、天井壁11aの左右及び奥に形成されている。すなわち、この中枠11は前方及び下方が開口した形状を有している。ここで、左右及び奥とは正面側から見た場合の左右及び奥を指す。
そして、この中枠11は、脚11bの下端が本体ケース10の底壁10aに接して設けられている。また、この中枠11の前方開口は、本体ケース10の前壁10bに形成された開口12(図1参照)に連設されている。そして、本体ケース10の開口12から挿入されるパーツホルダー40が中枠11の下側に挿入可能となっている。つまり、中枠11の下側にはホルダー案内用通路が形成されている。
そして、この中枠11は、脚11bの下端が本体ケース10の底壁10aに接して設けられている。また、この中枠11の前方開口は、本体ケース10の前壁10bに形成された開口12(図1参照)に連設されている。そして、本体ケース10の開口12から挿入されるパーツホルダー40が中枠11の下側に挿入可能となっている。つまり、中枠11の下側にはホルダー案内用通路が形成されている。
また、中枠11の左右の脚11bの下端部には、図3及び図4に示すように、外方に向けて膨出する膨出部11cが形成され、この膨出部11cと本体ケース10の底壁10aとによってガイド溝11dが形成されている。
一方、中枠11と本体ケース10の底壁10aとによって区画される空間には加圧動作規制部材13が設置されている。この加圧動作規制部材13は、図5に示すように、平面視で横長の長方形の前端中央部を弧状に切欠いた形状となっている。そして、この加圧動作規制部材13は、天井壁13aの左右及び奥の縁部に垂設された脚部13bを備えている。すなわち、この加圧動作規制部材13は、中枠11と同様に、前方及び下方が開口した形状を有している。
また、この加圧動作規制部材13の左右の脚13bはその下端が外方に曲折され、この曲折部13cは上記ガイド溝11dに挿入されている。そして、この加圧動作規制部材13は、中枠11に対してガイド溝11dに沿って前後方向に移動可能となっている。
さらに、この加圧動作規制部材13と中板11との間には、図5に示すように、前後方向に延在する圧縮スプリング14が介装され、加圧動作規制部材13は、本体ケース10の開口12方向に付勢されている。
なお、加圧動作規制部材13の奥側の脚13bの内側には前方に向けて延びる突片13dが形成されている。この突片13dは、本体ケース10の開口12から挿入されるパーツホルダー40の奥側端が突き当たる部分である。なお、加圧動作規制部材13は、開口12から子供が手や指を挿入したとしても操作できない位置にある。
また、この加圧動作規制部材13の左右の脚13bはその下端が外方に曲折され、この曲折部13cは上記ガイド溝11dに挿入されている。そして、この加圧動作規制部材13は、中枠11に対してガイド溝11dに沿って前後方向に移動可能となっている。
さらに、この加圧動作規制部材13と中板11との間には、図5に示すように、前後方向に延在する圧縮スプリング14が介装され、加圧動作規制部材13は、本体ケース10の開口12方向に付勢されている。
なお、加圧動作規制部材13の奥側の脚13bの内側には前方に向けて延びる突片13dが形成されている。この突片13dは、本体ケース10の開口12から挿入されるパーツホルダー40の奥側端が突き当たる部分である。なお、加圧動作規制部材13は、開口12から子供が手や指を挿入したとしても操作できない位置にある。
また、中枠11の左右の脚11bの前端部には、図4から図6に示すように、2本の縦スリットが形成されている。そして、この2本の縦スリットによって弾性舌片15が区画形成されている。この弾性舌片15の内面には、突起15aが形成されている。この突起15aは、パーツホルダー40が上記開口12から挿入された際にパーツホルダー40の溝43に係合して、パーツホルダー40の位置決め固定を行なうものである。
また、中枠11の天井壁11aには、雌ねじ16が形成されている。この雌ねじ16には、鉛直方向に軸線を持つ軸17の雄ねじ18が螺合されている。この軸17は上半部17aが下半部に対して細径となっている。そして、この軸17の上半部17aの下側外周部を囲繞するように環状壁19が形成されている。この環状壁19には、上端に開口する縦スリット20が形成されている。また、軸17の下端には、加圧部である円板21が段付きねじ22によって回転自在に支持されている。
環状壁19の外周には中空軸23が嵌着されている。この中空軸23には、下端内周面に、中心方向に張り出す突片24が形成され、該突片24は上記縦スリット20に挿入されている。その結果、中空軸23は、軸17に対して回転方向には拘束され、上下方向には移動可能となっている。
また、この中空軸23の上面には円周方向に複数の歯25が形成されている。
また、この中空軸23の上面には円周方向に複数の歯25が形成されている。
さらに、軸17の上端部には、冠状の盤体26が嵌合されている。この盤体26の下面には、円周方向に複数の歯27が形成されている。この歯27は、中空軸23の歯25に対向配置されている。
一方、軸17には、圧縮コイルスプリング28が嵌装されている。このスプリング28は、中空軸23を上方に付勢し、中空軸23の上面の歯25を盤体26の下面の歯27に噛合して、面クラッチを構成している。すなわち、中空軸23は一方のクラッチ片、盤体26は他方のクラッチ片を構成し、両者で面クラッチが構成されている。また、盤体26の外周面には、放射方向外方に向けて突片29が形成されている。
一方、軸17には、圧縮コイルスプリング28が嵌装されている。このスプリング28は、中空軸23を上方に付勢し、中空軸23の上面の歯25を盤体26の下面の歯27に噛合して、面クラッチを構成している。すなわち、中空軸23は一方のクラッチ片、盤体26は他方のクラッチ片を構成し、両者で面クラッチが構成されている。また、盤体26の外周面には、放射方向外方に向けて突片29が形成されている。
軸17の上端には、盤体26の中心部が段付きねじ31によって回転自在に締結されている。一方、ハンドル30の下面には、筒状壁32が垂下されている。この筒状壁32には、スリット33が形成されている。そして、このスリット33には、盤体26の突片29が嵌合されている。したがって、ハンドル30を回転させると、盤体26も一体的に回転されることになる。
次に、ハンドル30の取付け構造について説明する。
ハンドル30は本体ケース10に回転自在に取り付けられている。すなわち、図3に示すように、本体ケース10の天井壁10aの上方にはハンドル30が設置され、天井壁10aの下方には環状体30aが設置されている。そして、ハンドル30と環状体30aとはねじ30bによって組み付けられており、ハンドル30と環状体30aとの間で、本体ケース10の天井壁10aの一部を挟み込んでいる。これによって、ハンドル30の本体ケース10からの離脱が防止されている。
ハンドル30は本体ケース10に回転自在に取り付けられている。すなわち、図3に示すように、本体ケース10の天井壁10aの上方にはハンドル30が設置され、天井壁10aの下方には環状体30aが設置されている。そして、ハンドル30と環状体30aとはねじ30bによって組み付けられており、ハンドル30と環状体30aとの間で、本体ケース10の天井壁10aの一部を挟み込んでいる。これによって、ハンドル30の本体ケース10からの離脱が防止されている。
このように構成されたアクセサリー作成装置の非使用状態では、図5に示すように、加圧動作規制部材13がスプリング14の付勢力で本体ケース10の開口12付近に位置し、加圧動作規制部材13が円板21の下方に位置している。
また、ハンドル30を一方に回転させると、盤体26が一体的に回転する。そして、盤体26の回転は、歯25,27を介して中空軸23に伝達され、突片24を介して軸17に伝達され、軸17が一方に回転する。軸17が一方に回転すると、軸17は中枠11に対して降下され、円板21が降下する。ただし、アクセサリー作成装置の非使用状態では、途中で加圧動作規制部材13によって円板21の降下が妨げられることになる。
一方、ハンドル30を他方に回転させると、上記とは反対の動作によって円板21が上昇される。
次に、パーツホルダー40について説明する。
パーツホルダー40は、図1に示すように、上面にアクセサリーパーツの形状に対応した形状の凹部41と指入れ部41aとが連設されている。また、パーツホルダー40は前側端面に摘み42を備えている。さらに、左右外面には、溝43が縦方向に形成されている。この溝43は、上記中枠11の突起15aに対応するもので、図6に示すように、ホルダー40が本体ケース10内の所定位置、即ち、凹部41が円板21の真下、に収容された状態で、溝43が突起15aに係合し、パーツホルダー40をそこに位置決め固定する。
パーツホルダー40は、図1に示すように、上面にアクセサリーパーツの形状に対応した形状の凹部41と指入れ部41aとが連設されている。また、パーツホルダー40は前側端面に摘み42を備えている。さらに、左右外面には、溝43が縦方向に形成されている。この溝43は、上記中枠11の突起15aに対応するもので、図6に示すように、ホルダー40が本体ケース10内の所定位置、即ち、凹部41が円板21の真下、に収容された状態で、溝43が突起15aに係合し、パーツホルダー40をそこに位置決め固定する。
以下に、アクセサリーの作成手順を説明する。
上述のように、アクセサリー作成装置の非使用状態では、図5に示すように、加圧動作規制部材13がスプリング14の付勢力で本体ケース10の開口12付近に位置し、加圧動作規制部材13が円板21の下方に位置している。したがって、この状態で、ハンドル30を加圧部である円板21が降下する方向に回転させたとしても、途中で加圧動作規制部材13の天井壁13aに円板21が突き当たることよって円板21の降下が妨げられる。その結果、パーツホルダー40の離脱時に子供が指等を開口12から挿入したとしても、誤って指等を加圧することを防止できる。そして、さらにハンドル30を同方向に回転させても、中空軸23及び盤体26によって構成される面クラッチの作用によって両者の動力伝達が断たれるので、ハンドル30が空転し、ハンドル30や加圧動作規制部材13等の破損も防止することができる。
一方、アクセサリーパーツA,Bの間に、写真,イラスト等の装飾を施したシートCを挟み込んだ状態で、それらをパーツホルダー40の凹部41に収容し、このパーツホルダー40を本体ケース10の開口12から内部に挿入すると、パーツホルダー40の奥端が加圧動作規制部材13の突片13dに突き当たり、加圧動作規制部材13をスプリング14の付勢力に抗して内部へ押し込む。すると、加圧動作規制部材13が円板21の加圧位置から奥側に退避すると共に、パーツホルダー40の溝43が中枠11の突起15aに係合して位置決め固定される。
上述のように、アクセサリー作成装置の非使用状態では、図5に示すように、加圧動作規制部材13がスプリング14の付勢力で本体ケース10の開口12付近に位置し、加圧動作規制部材13が円板21の下方に位置している。したがって、この状態で、ハンドル30を加圧部である円板21が降下する方向に回転させたとしても、途中で加圧動作規制部材13の天井壁13aに円板21が突き当たることよって円板21の降下が妨げられる。その結果、パーツホルダー40の離脱時に子供が指等を開口12から挿入したとしても、誤って指等を加圧することを防止できる。そして、さらにハンドル30を同方向に回転させても、中空軸23及び盤体26によって構成される面クラッチの作用によって両者の動力伝達が断たれるので、ハンドル30が空転し、ハンドル30や加圧動作規制部材13等の破損も防止することができる。
一方、アクセサリーパーツA,Bの間に、写真,イラスト等の装飾を施したシートCを挟み込んだ状態で、それらをパーツホルダー40の凹部41に収容し、このパーツホルダー40を本体ケース10の開口12から内部に挿入すると、パーツホルダー40の奥端が加圧動作規制部材13の突片13dに突き当たり、加圧動作規制部材13をスプリング14の付勢力に抗して内部へ押し込む。すると、加圧動作規制部材13が円板21の加圧位置から奥側に退避すると共に、パーツホルダー40の溝43が中枠11の突起15aに係合して位置決め固定される。
そこで、ハンドル30を一方に回転すると、加圧部である円板21が降下され、アクセサリーパーツA,Bを加圧し、それらを圧着させる。
ここで、ハンドル30を必要以上に回転させた場合には、中空軸23がスプリング28の付勢力に抗して下動し、盤体26の下面の歯27と中空軸23の上面の歯25の噛合が外れ、ハンドル30が空転することになる。したがって、アクセサリーパーツA,Bに必要以上の力が加わることはない。
パーツA,Bの加圧作業が終了したならば、ハンドル30を他方に回転して円板21を上昇させ、摘み42を摘んでホルダー40を本体ケース10から引き出し、凹部41からアクセサリーを取り出す。
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案は、かかる実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、螺進によって加圧部である円板21を移動させたが、回転させずに軸線の方向に移動させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、加圧動作規制部材13はホルダー案内用通路に沿って移動可能に構成されると共に、スプリング14によって本体ケース10の開口12に向けて付勢され、パーツホルダー40が開口12から挿入される際に当該パーツホルダー40によって加圧位置から退避するように構成されていたが、加圧動作規制部材13は、基端部が軸によって中枠11に回動自在に支持されたスイングアームに取り付けられ、常態で、加圧動作規制部材13の天井壁13aがスプリングの付勢力によって加圧位置に位置して、加圧部である円板21の加圧動作を妨げるように構成され、パーツホルダー40が開口12から挿入される際に当該パーツホルダー40によってスイングアームがスプリングの付勢力に抗してスイングし加圧動作規制部材13が加圧位置から退避するように構成されていてもよい。この場合のスイングアームは、開口12から子供が手や指を挿入したとしても届かない位置とする。
10 本体ケース
11 中枠
12 開口
13 押圧動作規制部材
14 圧縮スプリング
15 弾性舌片
15a 突起
16 雌ねじ
17 軸
18 雄ねじ
21 円板
23 中空軸
25 歯
26 盤体
27 歯
28 スプリング
30 ハンドル
40 パーツホルダー
41 凹部
42 摘み
43 溝
11 中枠
12 開口
13 押圧動作規制部材
14 圧縮スプリング
15 弾性舌片
15a 突起
16 雌ねじ
17 軸
18 雄ねじ
21 円板
23 中空軸
25 歯
26 盤体
27 歯
28 スプリング
30 ハンドル
40 パーツホルダー
41 凹部
42 摘み
43 溝
Claims (6)
- 重ねられた複数のアクセサリーパーツを加圧によって互いに係合させてアクセサリーを作成するアクセサリー作成装置において、
前記重ねられた複数のアクセサリーパーツを加圧するための加圧動作を所定の加圧位置で行う加圧部が付設された本体ケースと、
前記本体ケースに着脱自在に構成され、前記重ねられた複数のアクセサリーパーツを保持した状態で前記本体ケースに対して装着されるパーツホルダーと、を備え、
前記パーツホルダーは、前記本体ケースへの装着時に前記所定の加圧位置に前記重ねられた複数のアクセサリーパーツが位置するように構成され、
さらに、前記本体ケースには、前記パーツホルダーの着脱に伴って動作して、当該パーツホルダーの装着時に前記加圧部の加圧動作を許容し、前記パーツホルダーの離脱時に前記加圧部の加圧動作を妨げる加圧動作規制部材が設けられていることを特徴とするアクセサリー作成装置。 - 前記本体ケースに、前記パーツホルダーを挿入するための開口、及び、前記開口の奥に当該開口に連通し前記パーツホルダーの挿入案内をするホルダー案内用通路が形成され、前記加圧動作規制部材は、前記ホルダー案内用通路に沿って移動可能に構成されると共に、スプリングによって前記本体ケースの前記開口に向けて付勢され、前記パーツホルダーが前記開口から挿入される際に当該パーツホルダーによって前記所定の加圧位置から退避するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のアクセサリー作成装置。
- 前記本体ケースと前記パーツホルダーとの間に、前記パーツホルダーを前記本体ケースの所定位置に装着した際に、前記パーツホルダーを前記本体ケースに対して係合させる位置決め固定手段が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアクセサリー作成装置。
- 前記加圧部の軸が上下方向に螺進するように前記本体ケースに螺合され、前記軸の下端に前記加圧部が設けられ、下方に位置する前記重ねられた複数のアクセサリーパーツを前記加圧部が螺進によって加圧するように構成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のアクセサリー作成装置。
- 前記加圧部は操作ハンドルの操作によって加圧動作するように構成され、前記加圧部と前記操作ハンドルとの間に、過負荷の際に両者の動力伝達を断つクラッチが介在されていることを特徴とする請求項4に記載のアクセサリー作成装置。
- 前記クラッチは、前記軸に設けられた第1のクラッチ片と、前記軸に設けられスプリングの付勢力によって前記第1のクラッチ片に噛み合う第2のクラッチ片とを備え、面クラッチとして構成されていることを特徴とする請求項5に記載のアクセサリー作成装置。
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JP7016982B1 (ja) | 2021-04-30 | 2022-02-07 | 株式会社タカラトミー | 加圧装置 |
WO2023187850A1 (ja) * | 2022-03-28 | 2023-10-05 | 株式会社セガトイズ | アクセサリ及びアクセサリ作成装置 |
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JP2022171058A (ja) * | 2021-04-30 | 2022-11-11 | 株式会社タカラトミー | 加圧装置 |
WO2023187850A1 (ja) * | 2022-03-28 | 2023-10-05 | 株式会社セガトイズ | アクセサリ及びアクセサリ作成装置 |
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