JP5785344B1 - パチスロ台取付装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】パチスロ台が島枠に簡単かつ確実に固定できるパチスロ台取付装置を提供する。【解決手段】島枠の上板に取り付けられる長尺アーム(21)と、長尺アーム(21)の一端に設けられ、パチスロ台の一側面に当接する係止部(22)と、長尺アーム(21)の他端に設けられ、パチスロ台の他側面を係止部(22)の方向に押圧する押圧部(23)と、からなり、パチスロ台の上部を左右方向に挟み込む上部固定金具と、島枠の下板に取り付けられる長尺アーム(41)と、長尺アーム(41)の一端に設けられ、パチスロ台の一側面に当接する係止部(42)と、長尺アーム(41)の他端に設けられ、パチスロ台の他側面を係止部(42)の方向に押圧する押圧部(43)と、からなり、パチスロ台の下部を左右方向に挟み込む下部固定金具と、が備えられ、前記押圧部(23)と前記押圧部(43)が、島枠の上部外側から操作される。【選択図】図2

Description

本発明は、パチスロ台取付装置に係り、より詳しくは、ビスやクギを使わずにパチスロ台を島枠に取り付けることができ、パチスロ台の着脱が容易で、新台の入替え作業を軽減できるパチスロ台取付装置に関する。
パチスロは、回動式遊技機と呼ばれ、中央に3個の回転リールが設けられる。遊び方は、3個のメダル(コイン)を投入し、スタートレバーをたたく。するとリールが回転する。タイミングを見計らってストップボタンを押すと、リールの回転が止まる。リールの回転が止まった時、リールの絵柄が揃うなど役に当たるとメダル(コイン)が打ち出されるので、メダルを失うだけでなくメダルを増やすことができる。
パチスロは、遊技場の島枠にパチスロ台として横一列に並んで取り付けられる。パチスロ台の入れ替えは、パチスロ台を島枠から外し、新たなパチスロ台を取り付けることで行なう。図16に示すように、従来は、パチスロ台3の枠体9を島枠の上板1と下板2にビス8で固定していた。ビスによる取り付けは、例えば特許文献1の図8に示される。パチスロ台3の入れ替え作業は、狭いエリアでのビスによる取外しと取付けを伴うので大変である。また、頻繁なパチスロ台3の入れ替えでビスの取り付け取り外しが生じ、上板1と下板2が傷みやすい。
そこで、例えば上板に取付金具を設けることにより、取付金具でパチスロ台を下方向に押圧しパチスロ台を島枠に固定することが考えられる。しかしながら、上板には十分な強度がなく、パチスロ台を押す反力で浮き上がってしまい、パチスロ台を確実に固定できない。また、パチスロ台を載せる下板は必ずしも水平ではなく、でこぼこしている場合があるので、上から押えるだけでは、例えばパチスロ台が前方側に傾いてしまい、左右のパチスロ台の出面(でずら)と整合しない場合があるので、その調整がしにくい。なお、パチスロ台は背中合わせに配置されており、後方に十分なスペースがないので、取付作業は島枠の外側上方から行なえることが望まれる。
特開2008−132133号公報
本発明の目的は、パチスロ台を島枠に簡単かつ確実に固定できるパチスロ台取付装置を提供することにある。
本発明によるパチスロ台取付装置は、島枠に挿入されたパチスロ台を固定するパチスロ台取付装置であって、島枠の上板に取り付けられる長尺アーム(21)と、長尺アーム(21)の一端に設けられ、パチスロ台の一側面に当接する係止部(22)と、長尺アーム(21)の他端に設けられ、パチスロ台の他側面を係止部(22)の方向に押圧する押圧部(23)と、からなり、パチスロ台の上部を左右方向に挟み込む上部固定金具と、島枠の下板に取り付けられる長尺アーム(41)と、長尺アーム(41)の一端に設けられ、パチスロ台の一側面に当接する係止部(42)と、長尺アーム(41)の他端に設けられ、パチスロ台の他側面を係止部(42)の方向に押圧する押圧部(43)と、からなり、パチスロ台の下部を左右方向に挟み込む下部固定金具と、が備えられ、前記押圧部(23)と前記押圧部(43)が、島枠の上部外側から操作されることを特徴とする。
前記上部固定金具の押圧部(23)は、第1工具(61)で回動される第1駆動軸(31)と、前記第1駆動軸(31)で回動するカム(28)と、前記カム(28)によって押し出され、パチスロ台の上部側面を押圧する押え駒(24)と、で構成され、前記下部固定金具の押圧部(43)は、第2工具(62)で回動される第2駆動軸(51)と、前記第2駆動軸で回動するカム(48)と、前記カム(48)によって押し出され、パチスロ台の下部側面を押圧する押え駒(44)と、で構成されることを特徴とする。
前記上部固定金具の押圧部(23)には、さらに、クッション手段(27)と、前記クッション手段(27)を支持する芯材(30)と、が設けられ、前記下部固定金具の押圧部(43)には、さらに、クッション手段(47)と、前記クッション手段(47)を支持する芯材(50)と、が設けられることを特徴とする。
前記上部固定金具の押圧部(23)には、さらに、前記押え駒(24)を所定の位置に戻す付勢手段(32)が設けられ、前記下部固定金具の押圧部(43)には、さらに、前記押え駒(44)を所定の位置に戻す付勢手段(52)が設けられることを特徴とする。
前記第1駆動軸と前記第2駆動軸が、前記上部固定金具の上側で同軸上に配置されると共に、前記第2駆動軸が前記第1駆動軸を貫通する構造であることを特徴とする。
前記第2工具が前記第1工具の内部に挿入されると共に、前記第2工具と前記第1工具の先端が、前記第1駆動軸と前記第2駆動軸のヘッドに係合されることを特徴とする。
前記長尺アーム(21)が、左方長尺アーム(21’)と右方長尺アーム(21’’)からなり、前記長尺アーム(41)が、左方長尺アーム(41’)と右方長尺アーム(41’’)からなることを特徴とする。
本発明によるパチスロ台取付装置によれば、(1)上部固定金具と下部固定金具の2つの金具で、パチスロ台の上下を左右方向に挟み込むので、パチスロ台を簡単かつ確実に固定できる。(2)パチスロ台を固定する時の反力は、長尺アームの長手方向にかかるので、上板や下板には上下方向の荷重がかからない。上下方向に押さえ込むものではないので、上板が浮き上がることはない。(3)押圧部の押圧を解除すれば、パチスロ台を容易に取り出せるので、着脱自在にできる。(4)金具で挟み込んで、ビスで固定するものではないので、パチスロ台の入れ替えが頻繁に行われても、島枠の上板と下板が傷まない。(5)上部固定金具と下部固定金具の各押圧部は、島枠の上部外側から操作できる。パチスロ台の内部に入り込んでの作業がない。(6)下部固定金具でパチスロ台の下部を最初に固定し、次に上部固定金具でパチスロ台の上部を固定する2段階で行なうことができ、パチスロ台の出面(でずら)を他のパチスロ台と整合させることが容易である。
上部固定金具の押圧部に、第1工具で回動される第1駆動軸と、第1駆動軸で回動するカムと、カムによって押し出され、パチスロ台の上部側面を押圧する押え駒と、を設けたので、島枠の上部外側から第1工具を回動して、押え駒を突出させ、長尺アームの係止部と合わせてパチスロ台の上部を左右方向に挟み込むことができる。同様に、下部固定金具の押圧部に、第2工具で回動される第2駆動軸と、第2駆動軸で回動するカムと、カムによって押し出され、パチスロ台の下部側面を押圧する押え駒と、を設けたので、島枠の上部外側から第2工具を回動して、押え駒を突出させ、長尺アームの係止部と合わせてパチスロ台の下部を左右方向に挟み込むことができる。
上部固定金具と下部固定金具の各押圧部に、クッション手段と、クッション手段を支持する芯材と、を設けたので、弾力を持って、パチスロ台を左右方向に挟み込むことができる。
上部固定金具の押圧部の第1駆動軸に押え駒を所定の位置に戻す付勢手段を設け、下部固定金具の押圧部の第2駆動軸に押え駒を所定の位置に戻す付勢手段を設けたので、カムを突出させた状態から突出させない状態に戻せば、押え駒が自動的に所定の位置に戻るようにできる。
第1駆動軸と第2駆動軸が、上部固定金具の上側で同軸上に配置されると共に、第2駆動軸が第1駆動軸を貫通する構造としたので、島枠の上蓋には孔が1つあればよく、島枠の改造量を少なくできる。
第2工具が第1工具の内部に挿入されると共に、第1工具と第2工具の先端が、それぞれ第1駆動軸と第2駆動軸のヘッドに係合されるので、第2工具と第1工具が一体のもので島枠の上蓋に挿入しやすく、しかも第1駆動軸または第2駆動軸を個別に回動できる。
長尺アーム(21)が、左方長尺アーム(21’)と右方長尺アーム(21’’)からなり、長尺アーム(41)が、左方長尺アーム(41’)と右方長尺アーム(41’’)からなる構成としたので、パチスロ台の幅が異なる台であっても、対応可能で、個別に長さの異なる長尺アームを用意しないで済む。
本発明によるパチスロ台取付装置の左側面図である。 本発明によるパチスロ台取付装置の正面図である。 本発明によるパチスロ台取付装置の背面図である。 本発明によるパチスロ台取付装置の平面図である。 上部固定金具の平面図である。 上部固定金具の正面図である。 上部固定金具の左側面図である。 下部固定金具の平面図である。 下部固定金具の正面図である。 図5に示す上部固定金具のA−A断面図である。 図8に示す下部固定金具のB−B断面図である。 押え駒の斜視図である。 押え駒の動作説明図である。(A)はカムのaが右方向を向いた位置にあって、押え駒が突き出ていない状態、(B)はカムのbが右方向を向いた位置にあって、押え駒が突き出た状態を示す。 カムを回動させる工具の構成図である。 長尺アームの他の実施例を示す平面図である。 従来のパチスロ台の取付状況を示す断面図である。
以下、図面を参照して、本発明によるパチスロ台取付装置を説明する。
図1は、本発明によるパチスロ台取付装置100の左側面図である。パチスロ台3は、前方、正面側から島枠の上板1と下板2の間に挿入される。パチスロ台取付装置100は、上部固定金具20と下部固定金具40からなり、挿入されたパチスロ台3を上板1と下板2に固定する装置である。上板1は、斜線で示すように、前後の幅が下板2より短いので、その後側に上部固定金具20を取り付け、下部固定金具40は、下板2の上面に取り付けた。下部固定金具40から上方に伸びるのは、下部固定金具40のカムを駆動する第2駆動軸51で、上部固定金具20を貫通してその上方に突き出ている。なお、上部固定金具20のカムを駆動するのは第1駆動軸31である。図1に示すように、下部固定金具40は、下板2の上面に設置されるので板厚の段差ができる。パチスロ台3のスライド挿入をしやすくするため、下板2の上面が平坦となるよう下部固定金具40の前側に板材が敷設されてもよい。下部固定金具40の前面側に傾斜面を設けて、パチスロ台3が滑り上がりやすくしてもよい。
図2は、本発明によるパチスロ台取付装置100の正面図である。パチスロ台3は、中央に3個の回転リール10があり、メダルの受け口、メダルの投入口、スタートレバー、ストップボタン、表示ランプ等(図示せず)も正面側に設けられる。図2に示すサンド4は、左側のパチスロ台3との間隔が確保される領域である。パチスロ台3の右側にも右側のパチスロ台3のサンド4がある。上板1と下板2は、木製で左右方向に伸び、下板2で上板1を支える柱がサンド4の箇所に設けられる。上部固定金具20は、長尺アーム21が上板1にビスで取り付けられ、長尺アーム21の左右端でパチスロ台3の上部が挟み込まれる。同様に、下部固定金具40は、長尺アーム41が下板2にビスで取り付けられ、長尺アーム41の左右端でパチスロ台3の下部が挟み込まれる。パチスロ台3を固定する時の反力は、長尺アーム21、41の長手方向にかかるので、上板1や下板2には上下方向の荷重がかからない。
図3は、本発明によるパチスロ台取付装置100の背面図である。上部固定金具20は、長尺アーム21が上板1に取り付けられ、長尺アーム21の左右端でパチスロ台3の上部が挟み込まれる。同様に、下部固定金具40は、長尺アーム41が下板2に取り付けられ、長尺アーム41の左右端でパチスロ台3の下部が挟み込まれる。押え駒24、44が、パチスロ台3を左右方向に押す。
図4は、本発明によるパチスロ台取付装置100の平面図である。上部固定金具20を上板1の後側に設置するとしたので、上板1を後側に延ばす上板延長部材5を設け、この下側に上部固定金具20を取り付けた。上板延長部材5を設けず、上板1の下側に上部固定金具20を取り付けてもよい。その場合は、第2駆動軸51と第1駆動軸31が上方に突き出るので、突き出てもよいように上板1に切り欠き部を設ける必要がある。
図5は、上部固定金具20の平面図、図6は、上部固定金具20の正面図、図7は、上部固定金具20の左側面図である。図5、6に示すように、長尺アーム21は、長さをパチスロ台3の左右方向の幅に合わせてある。長尺アーム21には、複数のアーム取付孔26があり、2点鎖線で示す上板延長部材5の下側にビスで取り付ける。長尺アーム21の左端には、長尺アーム21の下側にネジ着される押圧部23があり、そこから押え駒24が突き出る。長尺アーム21に設けられた左端の押え駒24と右端の係止部22とで、パチスロ台3の上部を左右方向に挟み込む。係止部22は、本実施例では、長尺アームの一端を折り曲げて製作したが、枠体をネジで取り付ける構造としてもよい。その上で、ネジ孔の位置を複数設けて、係止部22の取り付け位置が左右方向に変更できるようにしてもよい。図6、7に示すように、第2駆動軸51が、上部固定金具20を貫通して上方に突き出している。第2駆動軸51は、下部固定金具40のカムを駆動する軸であり、長いボルトを使用する。一方、図7で上部固定金具20のカムを駆動するのは、第1駆動軸31である。
図8は下部固定金具40の平面図、図9は下部固定金具40の正面図である。長尺アーム41は、長さをパチスロ台3の左右方向の幅に合わせてある。長尺アーム41には、複数のアーム取付孔46があり、2点鎖線で示す下板2の上面にビスで取り付ける。長尺アーム41の右端は、下板2のメダル落とし穴6があるので、孔の開いた矩形状とした。長尺アーム41の左端には、長尺アーム41の上側にネジ着される押圧部43が設けられる。押圧部43から押え駒44が突き出る。押え駒44と長尺アーム41の右端には長尺アームの一端を折り曲げて製作した係止部42が設けられており、パチスロ台3の下部を押圧部43と合わせて、パチスロ台3の下部を左右方向に挟み込む。下部固定金具40のカムを駆動する第2駆動軸51が、押圧部43から上方に突き出ている。
図10は、図5に示す上部固定金具20のA−A断面図である。押圧部23は、長尺アーム21の下側に取り付けた枠体と、この枠体の内部に装着される押え駒24からなる。押え駒24は、第1駆動軸31によりカム28が回動されると、外側に突き出る。なお、コイルバネからなるクッション手段27、27が芯材30、30に巻き付けられ、外側に突き出た押え駒24に弾性を与えるよう付勢している。第2駆動軸51は、第1駆動軸31の内部を貫通し上方に突き出ている。第2駆動軸51の上端は、第2工具(例えばオスのレンチ)と係合するヘッドとなっており、第2工具で第2駆動軸51を回動できる。同様に、第1駆動軸31の上端が、第1工具(例えばメスのレンチ)と係合するヘッドで、第1工具で第1駆動軸31を回動できる。
図11は、図8に示す下部固定金具40のB−B断面図である。押圧部43は、長尺アーム41の上側に取り付けられる枠体と、この枠体の内部に設けられた押え駒24からなる。押え駒44は、第2駆動軸51によりカム48が回動されると、外側に突き出る。なお、コイルバネからなるクッション手段47、47が芯材50、50に巻き付けられ、外側に突き出た押え駒44に弾性を与えている。
図12は、押え駒24(44)の斜視図である。押え駒24(44)は、箱体の形状をしており、上部固定金具20の押圧部23と、下部固定金具40の押圧部43に装着される。押え駒24(44)はパチスロ台3の側面を押圧する。押圧面にはゴム板29(49)が設けられる。2本の芯材30(50)が、内部でコイルバネからなるクッション手段27(47)を支持している。コイルバネが芯材30(50)に巻き付けられている。
図13は、押え駒24(44)の動作説明図である。図13(A)はカム28(48)のa部が右を向いた位置にあって、押え駒24(44)が突き出ていない状態、図13(B)はカム28(48)のb部が右を向いた位置にあって、右方向に押え駒24(44)が突き出た状態を示す。図13(A)では、カム28(48)のa部の幅(中心からの長さ)が短いので、押え駒24(44)は突き出ない。図13(B)では、カム28(48)が回動され、カム28(48)のb部が右を向いた位置にあって、b部の幅はa部の幅より長いので、押え駒24(44)が右方向に突き出る。すなわち、押え駒24(44)の箱体が、左方向からクッション手段27(47)を押し縮めるので、芯材30(50)とゴム板29(49)が、右方向に突き出される。カム28(48)のc部が右に向いた位置にすれば、押え駒24(44)をさらに突き出せる。なお、クッション手段27(47)がパチスロ台3の反力で左方向に押し返される場合は、さらに縮んで、芯材30(50)とゴム板29(49)を左方向に移動させる。第1駆動軸31もしくは第2駆動軸51は動かないからである。
図13の右上側に示すように、ねじり捩じりバネ(図13の符号32(52)で示すバネ)からなる付勢手段32(52)を、カム28(48)の上側の位置で、第1駆動軸31と第2駆動軸51に巻き付けるように装着した。これによれば、カム28(48)をa部からb部、さらにc部へと回動すると、押え駒24(44)の枠体が右方向に動くので、図13の右下側に示すように、ねじり捩じりバネ(図13の符号32(52)で示すバネ)の脚が広げられる。次に、カム28(48)がc部からa部に回動されると、ねじり捩じりバネ(図13の符号32(52)で示すバネ)の広がった脚が縮むので、突き出た押え駒24(44)が左方向に縮退される。つまり図13の右上側に示すように、押え駒24(44)が自動的に元の位置に戻る。
図14は、カムを回動させる工具の構成図である。下部固定金具40の第2駆動軸51と上部固定金具20の第1駆動軸31は垂直な同軸上に配置されるものとした。そのため、上部固定金具20の上側の箇所では、図14に示すように、第2駆動軸51が第1駆動軸31を貫通する。例として上部固定金具20と下部固定金具40が、前後方向にずれて配置されるとしても、上部固定金具20の上側の箇所では、第2駆動軸51と第1駆動軸31が同軸上にあることが望ましい。第2駆動軸51を第1駆動軸31から、歯車等で駆動できるからである。上部固定金具20の上側の箇所で、第2駆動軸51が第1駆動軸31を貫通する構造とすれば、島枠の上蓋7の改造が少なくて済む。
工具(例えばレンチ)は、第1駆動軸31または第2駆動軸51を回動させるもので、第1工具61と第2工具62からなる。第2工具62は、第1工具61の内部を貫通させた状態で使用する。工具は島枠の上蓋7の開口孔から挿入する。第1工具61には、サイズの大きな第1ハンドル63が設けられ、第2工具62には、サイズのやや小さい第2ハンドル64が設けられ、回動を容易としている。第1工具61の先端には6角形の凹部があり、第1駆動軸31のヘッドの外側の凸部に係合する。第2工具62の先端には六角形の凸部があり、第2駆動軸51のヘッドの凹部に係合する。最初に、下部固定金具40の押圧部23を操作し、次に上部固定金具20の押圧部43を操作するなら、パチスロ台3を良好に固定できる。パチスロ台3の上部を固定するとき、パチスロ台3の下部が固定されて動かないからである。
図15は、長尺アーム21の他の実施例を示す平面図である。図15に示すように、上部固定金具20の長尺アーム21を左方長尺アーム21’と右方長尺アーム21’’の2つに分割した。図示しないが、下部固定金具40の長尺アーム41を左方長尺アーム41’と右方長尺アーム41’’の2つに分割できる。長尺アーム21(41)を2つに分割した場合、パチスロ台3の横幅に合わせて、複数の長尺アームを用意しなくてはならないところ、取り付け位置を変更するだけで、対応することが可能になる。
本発明によるパチスロ台取付装置は、パチスロ台を島枠に簡単かつ確実に装着でき、また新台の入替え作業が軽減できる装置として好適である。
1 上板
2 下板
3 パチスロ台
4 サンド
5 上板延長部材
6 メダル落とし穴
7 島枠の上蓋
8 ビス
9 枠体
10 回転リール
20 上部固定金具
21 長尺アーム
21’ 左方長尺アーム
21’’ 右方長尺アーム
22 係止部
23 押圧部
24 押え駒
25 アーム
26 アーム取付孔
27 クッション手段
28 カム
29 ゴム板
30 芯材
31 第1駆動軸
32 付勢手段
40 下部固定金具
41 長尺アーム
41’ 左方長尺アーム
41’’ 右方長尺アーム
42 係止部
43 押圧部
44 押え駒
45 アーム
46 アーム取付孔
47 クッション手段
48 カム
49 ゴム板
50 芯材
51 第2駆動軸
52 付勢手段
60 工具
61 第1工具
62 第2工具
63 第1ハンドル
64 第2ハンドル
100 パチスロ台取付装置

Claims (7)

  1. 島枠に挿入されたパチスロ台を固定するパチスロ台取付装置であって、
    島枠の上板に取り付けられる長尺アーム(21)と、長尺アーム(21)の一端に設けられ、パチスロ台の一側面に当接する係止部(22)と、長尺アーム(21)の他端に設けられ、パチスロ台の他側面を係止部(22)の方向に押圧する押圧部(23)と、からなり、パチスロ台の上部を左右方向に挟み込む上部固定金具と、
    島枠の下板に取り付けられる長尺アーム(41)と、長尺アーム(41)の一端に設けられ、パチスロ台の一側面に当接する係止部(42)と、長尺アーム(41)の他端に設けられ、パチスロ台の他側面を係止部(42)の方向に押圧する押圧部(43)と、からなり、パチスロ台の下部を左右方向に挟み込む下部固定金具と、が備えられ、
    前記押圧部(23)と前記押圧部(43)が、島枠の上部外側から操作されることを特徴とするパチスロ台取付装置。
  2. 前記上部固定金具の押圧部(23)は、第1工具(61)で回動される第1駆動軸(31)と、前記第1駆動軸(31)で回動するカム(28)と、前記カム(28)によって押し出され、パチスロ台の上部側面を押圧する押え駒(24)と、で構成され、
    前記下部固定金具の押圧部(43)は、第2工具(62)で回動される第2駆動軸(51)と、前記第2駆動軸で回動するカム(48)と、前記カム(48)によって押し出され、パチスロ台の下部側面を押圧する押え駒(44)と、で構成されることを特徴とする請求項1に記載のパチスロ台取付装置。
  3. 前記上部固定金具の押圧部(23)には、さらに、クッション手段(27)と、前記クッション手段(27)を支持する芯材(30)と、が設けられ、
    前記下部固定金具の押圧部(43)には、さらに、クッション手段(47)と、前記クッション手段(47)を支持する芯材(50)と、が設けられることを特徴とする請求項2に記載のパチスロ台取付装置。
  4. 前記上部固定金具の押圧部(23)には、さらに、前記押え駒(24)を所定の位置に戻す付勢手段(32)が設けられ、
    前記下部固定金具の押圧部(43)には、さらに、前記押え駒(44)を所定の位置に戻す付勢手段(52)が設けられることを特徴とする請求項3に記載のパチスロ台取付装置。
  5. 前記第1駆動軸と前記第2駆動軸が、前記上部固定金具の上側で同軸上に配置されると共に、前記第2駆動軸が前記第1駆動軸を貫通する構造であることを特徴とする請求項2に記載のパチスロ台取付装置。
  6. 前記第2工具が前記第1工具の内部に挿入されると共に、前記第1工具と前記第2工具の先端が、それぞれ前記第1駆動軸と前記第2駆動軸のヘッドに係合されることを特徴とする請求項5に記載のパチスロ台取付装置。
  7. 前記長尺アーム(21)が、左方長尺アーム(21’)と右方長尺アーム(21’’)からなり、前記長尺アーム(41)が、左方長尺アーム(41’)と右方長尺アーム(41’’)からなることを特徴とする請求項1に記載のパチスロ台取付装置。
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