JP2008264428A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技機の本体を昇降自在に移動可能な遊技機を提供する。
【解決手段】遊技機10は、一片71が遊技島12のベース面12aに設置され、他片72が筐体1を保持するL字状の台座7を備える。一片71は筐体1の底面に対向する平坦部71aを有し、他片72は筐体1の背面に連結して本体11の昇降運動のみを許容する滑動手段9を有する。又、筐体1の上面に設置されて筐体1の背面に向けて回転軸801を突出するモータと、回転軸801の先端部に取り付けられる第1傘歯車81と、第1傘歯車81の回転が伝動される第2傘歯車82と、第2傘歯車82を先頭に設けて筐体1の背面に配置されるボールねじ83と、ボールねじ83に連結して他片72に固定されるボールナット84と、を有する。モータ80を駆動すると、ボールねじ83が回転して台座7に対して本体11が昇降する。
【選択図】図2

Description

本発明は、遊技機に関する。特に、パチンコ機やスロットマシンなどの遊技機の本体を昇降自在に移動可能な遊技機の構造に関する。
例えば、パチンコ機などの遊技機を複数台設置する遊技店は、各パチンコ機の稼動率が収益に多大な影響を及ぼす。すなわち、稼動率が高いと、遊技者が遊技球を投資する量が増加する。遊技者が投資した遊技球は、所定の還元率で遊技者への賞球として払い戻すことで、遊技者の特典となる。一方、投資量から還元した量を差し引いた分は、遊技店の利益となる。この場合、稼動率は安定していることが好ましい。
しかし、日々の天気や時刻により稼動率が左右され、設備の規模に即した稼動率と実際の稼動率との再に格差が生じている。特に、比較的短いスパン(一日、1週間など)であると、予測した稼動率の差が顕著に現れる。
前述した不具合に対して、設備に順じた適正な稼動率を比較的短いスパンで安定させることができる遊技機の稼動率制御方法及び装置が発明されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1による遊技機は、温度・湿度・降雨量に基づいて天気を判別し、荒天時は客足が鈍り、晴天時は客足が伸びるという一般的な傾向に基づいて、各パチンコ機の傾斜角度を調整して、特別図柄始動入賞口への入賞確率を変更するようにしている。例えば、荒天時には、特別図柄始動入賞口へ入賞し易くすることで、集客を上げることができ、晴天時には、特別図柄始動入賞口へ入賞し難くすることで、必要以上の集客を制限できる、としている。この結果、パチンコ機の稼動率を比較的短いスパンで平均化でき、需要と供給のバランスをとることができる、としている。
特開2002−331148号公報
特許文献1による遊技機は、予め記憶された条件式に基づいて、管理装置が複数のパチンコ機の傾斜角度を一斉に変えている。
しかし、特許文献1による遊技機は、遊技者の身体的個体差(身長・腕の長さ・座高など)に配慮している訳ではない。遊技者の身体的特徴に合致するように、遊技機を昇降できれば、便利であり快適に遊技できる。この場合、遊技者自らの操作により、遊技機の昇降位置を調整できることが好ましく、例えば、客層に合わせて遠隔操作により店側で遊技機の昇降位置を調整してもよい。このように、遊技機の本体の昇降位置を調整できる遊技機が望まれる。そして、以上のことが、本発明の課題といってよい。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、遊技機の本体を昇降自在に移動可能な遊技機を提供することを目的とする。
本発明者は、上記目的を達成するため、遊技島のベース面に設置される遊技機であって、遊技島に対して遊技機の本体を昇降させる移動手段を設けることにより、遊技機の本体の昇降位置を調整できることを見出し、これに基づいて、以下のような新たな遊技機を発明するに至った。
(1) 前面扉が開閉する筐体を備える本体が遊技島のベース面に設置される遊技機であって、前記遊技島に対して遊技機の本体を昇降させる移動手段を備えることを特徴とする遊技機。
(1)の発明による遊技機は、本体は、前面扉が開閉する筐体を備えている。この本体は、遊技島のベース面に設置される。そして、(1)の発明による遊技機は、遊技島に対して遊技機の本体を昇降させる移動手段を備えている。
(1)の発明による遊技機は、遊技島に対して遊技機の本体を昇降させる移動手段を備えているので、遊技者の身体的特徴に合致するように、遊技機を昇降できて便利であり、快適に遊技できる。
(2) 一片が前記遊技島のベース面に設置されて他片が前記筐体を保持するL字状の台座を備え、前記台座の一片は、前記筐体の底面に対向する平坦部を有し、前記台座の他片は、前記筐体の背面に連結して当該本体の昇降運動のみを許容する滑動手段を有し、前記移動手段は、前記筐体の上面に設置されて前記筐体の背面に向けて回転軸を突出するモータと、前記回転軸の先端部に取り付けられる第1傘歯車と、この第1傘歯車の回転が伝動される第2傘歯車と、この第2傘歯車を先頭に設けて前記筐体の背面に配置されるボールねじと、このボールねじに連結して前記台座の他片に固定されるボールナットと、を有し、前記モータを駆動すると前記ボールねじが回転して前記台座に対して当該本体が昇降することを特徴とする(1)記載の遊技機。
(2)の発明による遊技機は、L字状の台座を備えている。台座の一片は、遊技島のベース面に保持されている。台座の他片は、筐体を保持している。又、台座の一片は、筐体の底面に対向する平坦部を有している。台座の他片は、滑動手段を有している。滑動手段は、筐体の背面に連結して本体の昇降運動のみを許容する。
又、(2)の発明による遊技機は、移動手段がモータ、第1及び第2傘歯車、ボールねじ、及びボールナットを有している。モータは、筐体の上面に設置されており、筐体の背面に向けて回転軸を突出している。第1傘歯車は、回転軸の先端部に取り付けられている。第2傘歯車は、第1傘歯車の回転が伝動される。ボールねじは、第2傘歯車を先頭に設けており、筐体の背面に配置されている。ボールナットは、ボールねじに連結しており、台座の他片に固定されている。
そして、(2)の発明による遊技機は、モータを駆動するとボールねじが回転して台座に対して本体が昇降する。
例えば、台座は、縦断面がL字状に形成された剛体で構成されてよく、一片が遊技島のベース面に設置されてよく、他片が筐体を保持している。平坦部が筐体の底面に対向するとは、筐体の底面が平坦部に当接する態様を含み、筐体の底面が平坦部から離反する態様を含んでよい。滑動手段は、後述するように、一対のレールと複数のリニアモーションベアリングとで構成してもよく、一対のスライド軸とこれらスライド軸に滑り結合する軸受とで構成してもよい。筐体の背面に連結して本体の昇降運動のみを許容する滑動手段は、(2)の発明に全て含まれる。
モータは、モータの回転速度を減速して出力する歯車減速器を直結してよく、この歯車減速器もモータに含まれる。モータが筐体の上面に設置されるとは、モータ本体が筐体の上面に固定される態様を含み、歯車減速器が筐体の上面に固定される態様を含むことができる。モータは、レバーシブルモータが好ましい。回転軸は、歯車減速器の出力軸であってよく、筐体の背面に向けて突出している。
先端部に第1傘歯車を取り付ける回転軸と、先頭に第2傘歯車を設けるボールねじとは、これら2軸が直交して交わってよく、第1傘歯車は、モータの回転及び動力を第2傘歯車に確実に伝動する。第1傘歯車の回転速度と第2傘歯車の回転速度とは、等速であってもよく、異なってもよく、適宜に設定される。
ボールねじは、市販品を利用できる。ボールねじは、送りねじにおけるねじ軸とナットとの間にボールを介在させた伝達機構であってよく、ねじ軸の回転運動を直線運動に変換できる。ボールねじは、低摩擦で運動を伝達できるので、機械効率が高く、駆動トルク及びトルクむらが少なくて済むという、メリットがある。
又、適宜に選定されたボールねじは、送りねじの回転が停止しているときは、ナットが送りねじの軸方向に容易に移動しないという利点があり、重量物を保持するのに適している。ここで、ボールねじは、前記送りねじに相当し、ボールナットは、前記ナットに相当している。
ボールねじは、回転運動のみが許容されるように一対の軸受で筐体の背面に保持されてよく、ボールナットは、ボールナットに設けられフランジを利用して台座の他片に固定される。ボールねじが回転されると、台座に対して遊技機の本体を昇降できる。
(2)の発明による遊技機は、モータ及びボールねじを用いて遊技機の本体を昇降させるので、本体の昇降位置を微細に調整できる。又、スイッチの操作や遠隔操作で本体の昇降位置を微細に調整できる。
(3) 前記滑動手段は、前記台座の他片に固定される一対のレールと、これらレールにスライド可能に連結して前記筐体の背面に固定される複数のリニアモーションベアリングと、を有することを特徴とする(2)記載の遊技機。
(3)の発明による遊技機は、遊技機の本体を円滑に昇降できる。
(4) 前記前面扉は、前記モータを一方の方向に回転させて前記本体を上方に移動させる第1押しボタンスイッチと、前記モータを他方の方向に回転させて前記本体を下方に移動させる第2押しボタンスイッチと、を備えることを特徴とする(2)又は(3)記載の遊技機。
(4)の発明による遊技機は、遊技者自らの操作により、遊技者の身体的特徴に合致するように、遊技機の昇降位置を調整できる。
(5) 前記モータは、遠隔操作されることを特徴とする(2)又は(3)記載の遊技機。
(5)の発明による遊技機は、例えば、客層に合わせて遠隔操作により店側で遊技機の昇降位置を調整できる。
本発明による遊技機は、遊技島に対して遊技機の本体を昇降させる移動手段を備えているので、遊技者の身体的特徴に合致するように、遊技機を昇降できて便利であり、快適に遊技できる。又、モータ及びボールねじを用いて遊技機の本体を昇降させることにより、本体の昇降位置を微細に調整できる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、本発明による遊技機の一実施形態を示す斜視外観図である。図2は、前記実施形態による遊技機の右側面図である。図3は、前記実施形態による遊技機の平面図である。
最初に、本発明による遊技機の構成を説明する。図1から図3において、遊技機10は、いわゆる「スロットマシン」又は「パチスロ機」である。遊技機10は、コイン、メダル、又はトークンと呼ばれる有価価値である遊技媒体を用いて遊技する。以下では、遊技媒体はメダルを用いるものとして説明する。
図1から図3において、遊技機10は、箱状の筐体1、及び開閉する前面扉2を備えている。本体11は、筐体1と前面扉2で構成され、略直方体に形成されている。本体11は、遊技島12のベース面12aに設置されている。そして、本体11は、遊技島12に対して、本体11を昇降させる移動手段を備えている。
図1において、筐体1の内部には、図柄が外周に配列されたリールユニット(図示せず)を配置している。表示部3に形成される表示パネル30には、矩形状の表示窓31が設けられている。表示窓31は、個別の表示窓31L・31C・31Rに区画されている。リールユニットには、各々の外周面に複数種類の図柄が描かれた3個のリール12L・12C・12Rが回転自在に設けられている。リール12L・12C・12Rの各々は、表示窓31を介して観察可能に配置されている。
図1において、表示窓31には、横に3本(中央及び上下)の表示ラインと、斜めに交差する2本の表示ラインが設けられている。遊技開始に先立ち投入されたメダルの枚数に対応して、所定の表示ラインが有効化(有効ライン)される。有効ラインに揃う所定の図柄の組み合わせにより、入賞が決定される。
図1において、表示窓31の左方には、1−BETランプ3a、2−BETランプ3b最大BETランプ3c、及び情報表示部3dが設けられている。1−BETランプ3a、2−BETランプ3b、及び最大BETランプ3cは、一のゲームを行うために賭けられたメダルの数(以下「BET数」という)に応じて点灯する。
ここで、この実施形態においては、一のゲームは、全てのリールが停止したときに終了する。1−BETランプ3aは、BET数が「1」で1本の表示ラインが有効化されたときに点灯する。2−BETランプ3bは、BET数が「2」で3本の表示ラインが有効化されたときに点灯する。最大BETランプ3cは、BET数が「3」で全て(5本)の表示ラインが有効化されたときに点灯する。情報表示部3dは、7セグメントLEDからなり、貯留(クレジット)されているメダルの枚数、入賞時のメダルの払出枚数などを表示する。
図1において、化粧パネル部4には、機種名などが表示される化粧パネル4aが配置されている。化粧パネル4aを背後から照明する蛍光管などを含む照明装置(図示せず)も化粧パネル部4に含まれる。
図1において、化粧パネル部4の下部には、メダル受け皿61と灰皿62が配置されている。灰皿62は、メダル受け皿61に隣接されている。メダル受け皿61及び灰皿62は、化粧パネル部4から突出しており、開閉する前面扉2に取り付けられている。メダル受け皿61は、メダル払出口6aから排出されるメダルを蓄えることができる。
図1において、操作部5から台形に突出した台座部51の上面には、押しボタン操作による三つのBETスイッチ5a・5b・5cが配置されている。BETスイッチ5aは、1回の遊技に1枚のメダルを賭けられる。BETスイッチ5bは、1回の遊技に2枚のメダルを賭けられる。BETスイッチ5cは、1回の遊技に3枚のメダルを賭けられる。
図1において、台座部51の前面の左側には、スタートレバー5dが傾動可能に設けられている。スタートレバー5dを遊技者が傾動操作することにより、三つのリール12L・12C・12Rの回転が一斉に開始される。3つのリール12L・12C・12Rが回転したときには、リール12L・12C・12Rの各々の外周面に描かれている複数の図柄が、表示窓31において変動表示される。
図1において、台座部51の前面の中央には、3個のリール停止ボタン5e・5f・5gが設けられている。リール停止ボタン5eはリール12Lに対応し、リール停止ボタン5fはリール12Cに対応し、リール停止ボタン5gはリール12Rに対応している。リール停止ボタン5eを遊技者が押動操作したときには、リール12Lが停止し、リール停止ボタン5fを遊技者が押動操作したときには、リール12Cが停止し、リール停止ボタン5gを遊技者が押動操作したときには、リール12Rが停止する。
図1において、スタートレバー5dの左側には、払出しボタン5hが設けられている。遊技者が払出しボタン5hを押動操作したときには、投入されているメダルがメダル払出口6aから払い出され、払い出されたメダルはメダル受け皿61に溜められる。台座部51の上面の右方には、遊技者がメダルを入れるための投入口5kが配置されている。
図1において、3個のリール停止ボタン5e・5f・5gの右方には、第1押しボタンスイッチ5mと第2押しボタンスイッチ5nとが設けられている。第1及び第2押しボタンスイッチ5m・5nの前方には、開閉する透明カバー5pが取り付けられており、不用意な操作を防止している。透明カバー5pを開けると、第1及び第2押しボタンスイッチ5m・5nを押動操作できる。
図1において、第1押しボタンスイッチ5mを押動操作したときには、後述するモータ80を一方の方向に回転させて、本体11を上方に移動できる。第2押しボタンスイッチ5nを押動操作したときには、後述するモータ80を他方の方向に回転させて、本体11を下方に移動できる。
次に、本発明による遊技に備わる移動手段の構成を説明する。図1から図3において、遊技機10は、遊技機は、L字状の台座7を備えている。台座7の一片71は、遊技島12のベース面12aに保持されている。台座7の他片72は、筐体1を保持している。又、台座7の一片は、筐体1の底面に対向する平坦部71aを有している。台座7の他片72は、滑動手段9を有している。滑動手段9は、筐体1の背面に連結して本体11の昇降運動のみを許容する。
図1から図3において、移動手段は、モータ80、第1及び第2傘歯車81・82、ボールねじ83、及びボールナット84を有している。モータ80は、筐体1の上面に設置されており、筐体1の背面に向けて回転軸801を突出している。第1傘歯車81は、回転軸801の先端部に取り付けられている。第2傘歯車82は、第1傘歯車81の回転が伝動される。ボールねじ83は、第2傘歯車82を先頭に設けており、筐体1の背面に配置されている。ボールナット84は、ボールねじ83に連結しており、台座7の他片72に固定されている。
図2において、台座7は、縦断面がL字状に形成された剛体で構成されている。図2において、筐体1の底面は、台座7の平坦部71aに当接しているが、モータ80を駆動して、筐体1の底面が平坦部71aから離反できる。滑動手段9は、一対のレール91・91と複数のリニアモーションベアリング92とで構成されている(図3参照)。
図1から図3において、モータ80は、モータ本体80aの回転速度を減速して出力する歯車減速器80bを直結しており、歯車減速器80bもモータ80に含まれる。歯車減速器に備わる一対のフランジが筐体1の上面に固定されているが、取り付け台付きのモータ本体80aが筐体1の上面に固定されてもよい。歯車減速器80bの回転軸801は、筐体1の背面に向けて突出している。
図2において、先端部に第1傘歯車81を取り付ける回転軸801と、先頭に第2傘歯車82を設けるボールねじ83とは、これら2軸が直交して交わっている。第1傘歯車81は、モータ80の回転及び動力を第2傘歯車82に確実に伝動する。第1傘歯車81の回転速度と第2傘歯車82の回転速度とは、等速となっている。第1及び第2傘歯車81・82は、カバー80cで覆われている(図1参照)。
図2において、第2傘歯車82は、中継軸82aの先頭に取り付けられている。中継軸82aの両端部は、一対の軸受台821・821で回転可能に保持されている。一対の軸受台821・821は、筐体1の背面に固定されている。
図2において、中継軸82aの基端部とボールねじ83の先端部とは、自在継手となるベローズカップリング82bで連結されている。ベローズカップリング82bは、中継軸82aとボールねじ83との軸ずれを吸収して回転を伝達できる。ボールねじ83の両端部は、一対の軸受台831・832で回転可能に保持されている。一対の軸受台831・832は、筐体1の背面に固定されている。
図2において、ボールねじ83は、市販品を利用できる。ボールねじ83は、送りねじにおけるねじ軸とナットとの間にボールを介在させた伝達機構であってよく、ねじ軸の回転運動を直線運動に変換できる。
図2において、ボールねじ83は、回転運動のみが許容されるように軸受台831・832で筐体1の背面に保持されている。ボールねじ83のスラスト荷重を支持するスラスト軸受を軸受台832に設けることが好ましい。ボールナット84は、ボールナット84に設けられフランジ841を利用して台座7の他片72に固定されている。
図2又は図3において、一対のレール91・91は、一対のC形チャンネル部材93・93を介して、台座7の他片72に固定されている。複数のリニアモーションベアリング92は、一対のレール91・91にスライド可能に連結して筐体1の背面に固定されている。
次に、本発明による遊技機の作用を説明する。図1から図3において、第1押しボタンスイッチ5mを押動操作すると、モータ80を一方の方向に回転させて、遊技島12に対して本体11を上方に移動できる。第2押しボタンスイッチ5nを押動操作すると、モータ80を他方の方向に回転させて、遊技島12に対して本体11を下方に移動できる。
このように、本発明による遊技機は、遊技島に対して遊技機の本体を昇降させる移動手段を備えているので、遊技者の身体的特徴(身長・腕の長さ・座高など)に合致するように、遊技機を昇降できて便利であり、快適に遊技できる。
又、本発明による遊技機は、モータ及びボールねじを用いて遊技機の本体を昇降させるので、本体の昇降位置を微細に調整できる。更に、本体の昇降運動のみを許容する滑動手段が、一対のレールと複数のリニアモーションベアリングとで構成されているので、遊技機の本体を円滑に昇降できる。
以上のとおり、本発明による遊技機は、遊技者自らの操作により、遊技者の身体的特徴に合致するように、遊技機の昇降位置を調整できる実施形態を例示した。一方、本体を昇降するモータが遠隔操作されるように構成してもよく、例えば、客層に合わせて遠隔操作により店側で遊技機の昇降位置を調整できる。
本発明による遊技機の一実施形態を示す斜視外観図である。 前記実施形態による遊技機の右側面図である。 前記実施形態による遊技機の平面図である。
符号の説明
1 筐体
2 前面扉
7 台座
9 滑動手段
10 遊技機
11 本体
12 遊技島
12a ベース面
71 台座の一片
71a 平坦部
72 台座の他片
80 モータ(移動手段)
81 第1傘歯車(移動手段)
82 第2傘歯車(移動手段)
83 ボールねじ(移動手段)
84 ボールナット(移動手段)

Claims (5)

  1. 前面扉が開閉する筐体を備える本体が遊技島のベース面に設置される遊技機であって、
    前記遊技島に対して遊技機の本体を昇降させる移動手段を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 一片が前記遊技島のベース面に設置されて他片が前記筐体を保持するL字状の台座を備え、
    前記台座の一片は、前記筐体の底面に対向する平坦部を有し、
    前記台座の他片は、前記筐体の背面に連結して当該本体の昇降運動のみを許容する滑動手段を有し、
    前記移動手段は、前記筐体の上面に設置されて前記筐体の背面に向けて回転軸を突出すモータと、前記回転軸の先端部に取り付けられる第1傘歯車と、この第1傘歯車の回転が伝動される第2傘歯車と、この第2傘歯車を先頭に設けて前記筐体の背面に配置されるボールねじと、このボールねじに連結して前記台座の他片に固定されるボールナットと、を有し、
    前記モータを駆動すると前記ボールねじが回転して前記台座に対して当該本体が昇降することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記滑動手段は、前記台座の他片に固定される一対のレールと、これらレールにスライド可能に連結して前記筐体の背面に固定される複数のリニアモーションベアリングと、を有することを特徴とする請求項2記載の遊技機。
  4. 前記前面扉は、前記モータを一方の方向に回転させて前記本体を上方に移動させる第1押しボタンスイッチと、前記モータを他方の方向に回転させて前記本体を下方に移動させる第2押しボタンスイッチと、を備えることを特徴とする請求項2又は3記載の遊技機。
  5. 前記モータは、遠隔操作されることを特徴とする請求項2又は3記載の遊技機。
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