JP2007289508A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】遊技機に設置された飲料の冷却装置の温度を、管理者が局所的に調節することが可能な遊技機を提供する。
【解決手段】遊技場に設置される遊技機において、遊技者に提供される飲料を保持する飲料ホルダー200と、前記飲料ホルダー200の内部に設けられ、前記飲料を冷却する冷却装置206と、この冷却装置206の温度調節を実行する温度制御マイコン210と、外部から温度調節に関する指令を受信し、温度制御マイコン210に対して前記指令を送信する通信I/F110と、を備える遊技機。
【選択図】図3
【解決手段】遊技場に設置される遊技機において、遊技者に提供される飲料を保持する飲料ホルダー200と、前記飲料ホルダー200の内部に設けられ、前記飲料を冷却する冷却装置206と、この冷却装置206の温度調節を実行する温度制御マイコン210と、外部から温度調節に関する指令を受信し、温度制御マイコン210に対して前記指令を送信する通信I/F110と、を備える遊技機。
【選択図】図3
Description
本発明は、遊技機に関する。
例えば、停止ボタンを備えたスロットマシン、いわゆるパチスロ機は、正面の表示窓内に複数の図柄を表示する機械的回転リールを複数配列して構成した変動表示装置、或いはリール上の図柄を画面に表示する電気的変動表示装置を有する。遊技者のスタート操作に応じて、制御手段が変動表示装置を駆動して各リールを回転させることにより、図柄を変動表示させ、一定時間後自動的に或いは遊技者の停止操作により、各リールの回転を順次停止させる。このとき、表示窓内に現れた各リールの図柄が特定の組合せ(入賞図柄)になった場合にコイン、メダル等の遊技媒体を払出すことで遊技者に利益を付与するものである。
通常、このような遊技機が設置される遊技場では、遊技者のための飲料が提供される。この飲料を遊技者が、遊技を行いながら手軽に楽しむことができるように、遊技機にドリンクホルダーを備え、このドリンクホルダーの温度を加熱、冷却することが知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1によれば、遊技者に対して、温かいまたは冷たい飲物を提供することが可能であり、さらに、非遊技状態が一定時間続くと、自動的に加熱、冷却することを停止するため、非遊技者のドリンクホルダーの無駄な使用を排除することが可能であることが開示されている。
特開2005−270538号公報
しかしながら、特許文献1では、遊技機に対して遊技が行われているか、否かのみで、加熱、冷却のON、OFFが切替えられるのみであり、温度の程度の調節や、遊技場の場所に応じた温度調節を行うことができない。すなわち、このような遊技機を提供する管理者にとっては、飲料の温度を保つ装置の温度調節は、遊技場のエネルギー消費の節約のために、微妙な温度調節と場所に応じた調節をできることが望ましい。遊技者にとっても、遊技中に飲料を快適に摂取するため、最適な温度に冷却装置が自動調節されることが望ましい。
例えば、遊技場の中に、一日中、日光が当らず温度があまり上がらない場所がある一方で、直射日光あるいは間接的な日光による照射の輻射熱により高温になる場所がある。このような場合に、遊技場内で高温になる場所に設置された遊技機に対しては、飲料の冷却温度を低く設定することが可能であり、他の場所に設定された遊技機には、通常の冷却温度で設定できるといった、局所的に温度調節が可能であることが、遊技場の管理者にとっては望ましい。
本発明の目的は、遊技機に設置された飲料の冷却装置の温度を、管理者が局所的に調節することが可能な遊技機を提供することである。
第1の発明では、遊技場に複数台設置される遊技機において、遊技者に提供される飲料を保持する飲料ホルダー手段(例えば、後述する飲料ホルダー200など)と、前記飲料ホルダー手段の内部に設けられ、前記飲料を冷却する冷却手段(例えば、冷却装置206など)と、前記冷却手段の温度調節を実行する温度制御手段(例えば、温度制御マイコン210など)と、外部から温度調節に関する指令を受信し、前記温度制御手段に対して前記指令を送信する通信手段(例えば、通信I/F110など)と、を備えることを特徴とする。
したがって、上記構成によれば、遊技機は、外部から温度調節に関する指令を受信し、飲料を冷却する冷却手段の温度を調節する温度制御手段に、当該指令を送信することで、冷却手段の温度を外部から調節することが可能である。結果的に、遊技機に設置された飲料の冷却装置の温度を、管理者等が局所的に調節することが可能である。
第2の発明では、第1の発明である遊技機に前記通信手段を介して通信可能に接続されたサーバであって、管理者から前記冷却手段に対する温度調節の入力を受付ける温度調節受付手段(例えば、後述するCPU301など)と、前記温度調節受付手段からの入力に応じて、前記遊技機の温度制御手段に指令を送信するサーバ送信手段(例えば、後述する通信I/F302など)と、を備えることを特徴とする、サーバを提供する。
したがって、上記構成によれば、サーバは、第1の発明の遊技機と通信可能であり、管理者から冷却手段に対する温度調節の入力を受付けて、この入力された温度調節に関する指令を遊技機に送信するため、管理者によるサーバからの入力を受付け、これを遊技機の冷却手段の温度調節に反映させることが可能である。
第3の発明では、第1の発明である遊技機を複数備え、第2の発明のサーバとを備える温度調節システムであって、前記遊技場の所定の場所に備えられ、温度を検出し、検出した温度を温度データとして、前記サーバに送信する複数の温度センサ(例えば、後述する温度センサ60a〜cなど)を備え、前記サーバは、前記遊技場のレイアウト図と、前記レイアウト図中の前記所定の場所に対応した位置に、当該所定の場所に対応した温度データと、が表示されるサーバ表示手段(例えば、後述する表示装置303など)と、を備えることを特徴とする。
したがって、上記構成によれば、第1の発明である遊技機と、第2の発明であるサーバとを備える温度調節システム(例えば、後述する温度調節システム500など)が、遊技場内に温度センサを備え、この温度センサが検知した温度データを、サーバに送信して、サーバがこれらの温度を表示することで、管理者は遊技場内のレイアウトと、これに対応した温度データとを視認しながら、温度調節を実行することが可能である。
第4の発明では、第3の発明に加えて、前記サーバは、前記温度センサが検出した温度に基づいて、前記遊技機の冷却手段の温度を調節するサーバ温度調節手段を備えることを特徴とする。
したがって、上記構成によれば、サーバは、遊技機の冷却手段の温度を温度センサから自動的に調節するため、管理者が意識しなくとも、冷却手段の温度を適切に保つことが可能である。
本発明の遊技機によれば、遊技機に設置された飲料の冷却装置の温度を、管理者が局所的に調節することが可能な遊技機を提供することが可能である。
図1は、本発明の一実施例の遊技機1の外観を示す斜視図である。遊技機1は、いわゆる「パチスロ機」である。この遊技機1は、コイン、メダル、遊技球又はトークンなどの他、遊技者に付与された、もしくは付与される遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技する遊技機であるが、以下ではメダルを用いるものとして説明する。以下、実施例では、遊技機1が「パチスロ機」であるとして説明するが、本発明は、遊技機1の種類に限定されず、いわゆる「パチンコ機」であってもよい。
遊技機1の全体を形成しているキャビネット2の正面には、略垂直面としてのパネル表示部2aが形成され、その中央には縦長矩形の表示窓4L,4C,4Rが設けられる。表示窓4L,4C,4Rには、入賞ラインとして水平方向にトップライン8b,センターライン8c及びボトムライン8d、斜め方向にクロスアップライン8a及びクロスダウンライン8eが設けられている。これらの入賞ラインは、後述の1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12、最大BETスイッチ13を操作すること、或いはメダル投入口22にメダルを投入することにより、それぞれ1本、3本、5本が有効化される。どの入賞ラインが有効化されたかは、BETランプ9a,9b,9cの点灯で表示される。
ここで、入賞ライン8a〜8eは、役の入賞の成否に関わる。具体的には、所定の役(例えば、「中チェリーの小役」)に対応する一の図柄(例えば、“チェリー”)がセンターライン8cに対応する所定の位置(例えば、BET数が“3”であれば左の表示窓4L内の中段の位置)に停止表示されること、又は所定の役に対応する図柄組合せを構成する図柄がいずれかの有効化された入賞ラインに対応する所定の位置に並んで停止表示されることにより、所定の役が入賞することとなる。
キャビネット2の内部には、各々の外周面に複数種類の図柄によって構成される図柄列が描かれた3個のリール3L,3C,3Rが回転自在に横一列に設けられ、変動表示手段を形成している。各リールの図柄は表示窓4L,4C,4Rを通して観察できるようになっている。各リールは、定速回転(例えば80回転/分)で回転する。
表示窓4L,4C,4Rの左側には、1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c、情報表示部18が設けられる。1−BETランプ9a、2−BETランプ9b及び最大BETランプ9cは、一のゲームを行うために賭けられたメダルの数(以下「BET数」という)に応じて点灯する。ここで、この実施形態においては、一のゲームは、全てのリールが停止したときに終了する。1−BETランプ9aは、BET数が“1”で1本の入賞ラインが有効化されたときに点灯する。2−BETランプ9bは、BET数が“2”で3本の入賞ラインが有効化されたときに点灯する。最大BETランプ9cは、BET数が“3”で全て(5本)の入賞ラインが有効化されたときに点灯する。情報表示部18は、7セグメントLEDから成り、貯留(クレジット)されているメダルの枚数、入賞時のメダルの払出枚数などを表示する。
表示窓4L,4C,4Rの下方には水平面の台座部10が形成され、その台座部10と表示窓4L,4C,4Rとの間には液晶表示装置5が設けられている。この液晶表示装置5の表示画面5aには、遊技に関連する情報などが表示される。液晶表示装置5の右側にはメダル投入口22が設けられ、液晶表示装置5の左側には、1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12、及び最大BETスイッチ13が設けられる。1−BETスイッチ11は、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの1枚がゲームに賭けられ、2−BETスイッチ12は、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの2枚がゲームに賭けられ、最大BETスイッチ13は、1回のゲームに賭けることが可能な最大枚数のメダルが賭けられる。これらのBETスイッチを操作することで、前述のとおり、所定の入賞ラインが有効化される。
台座部10の前面部の左寄りには、遊技者がゲームで獲得したメダルのクレジット/払出しを押しボタン操作で切り換えるC/Pスイッチ14が設けられている。このC/Pスイッチ14の切り換えにより、正面下部のメダル払出口15からメダルが払出され、払出されたメダルはメダル受け部16に溜められる。C/Pスイッチ14の右側には、遊技者の操作により上記リールを回転させ、表示窓4L,4C,4R内での図柄の変動表示を開始するためのスタートレバー6が所定の角度範囲で回動自在に取り付けられている。
台座部10の前面部中央で、液晶表示装置5の下方位置には、3個のリール3L,3C,3Rの回転をそれぞれ停止させるための3個の停止ボタン7L,7C,7Rが設けられている。メダル受け部16の上方の左右には、スピーカ21L,21Rが設けられている。なお、実施例では、一のゲームは、基本的にスタートレバー6が操作されることにより開始し、全てのリール3L,3C,3Rが停止したときに終了する。
飲料ホルダー200は、遊技機1の正面に配置され、図1のように、停止ボタン7L,7C,7Rの下部に設置される。飲料ホルダー200は、中央に飲料を内包できる円筒状の空間を形成する。該空間に飲料が挿入されることで、飲料が遊技機1に対して保持される。
飲料ホルダー200には、飲料の冷却を行うか否かを切替える冷却スイッチ205が、遊技機1の正面前方に備えられる。冷却を行う冷却装置206は、飲料ホルダー200の内部の底面に備えられ、飲料を下部から冷却する。冷却装置206、温度制御マイコン210、冷却スイッチ205は、図2にて後述するように、遊技機1と電気的に接続されており、遊技機1の副制御回路72から電気的な信号を送受信する。
図2は、遊技機1における遊技処理動作を制御する主制御回路71と、主制御回路71に電気的に接続する周辺装置(アクチュエータ)と、主制御回路71から送信される制御指令に基づいて液晶表示装置5、スピーカ21L,21R、LED類101及びランプ類102を制御する副制御回路72とを含む回路構成を示す。
主制御回路71は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ30を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ30は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU31と、記憶手段であるROM32及びRAM33を含む。
CPU31には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路34及び分周器35と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器36及びサンプリング回路37とが接続されている。なお、乱数サンプリングのための手段として、マイクロコンピュータ30内で、即ちCPU31の動作プログラム上で、乱数サンプリングを実行するように構成してもよい。その場合、乱数発生器36及びサンプリング回路37は省略可能であり、或いは、乱数サンプリング動作のバックアップ用として残しておくことも可能である。
マイクロコンピュータ30のROM32には、スタートレバー6を操作(スタート操作)する毎に行われる乱数サンプリングの判定に用いられる確率抽選テーブル、停止ボタンの操作に応じてリールの停止態様を決定するための停止テーブル群、副制御回路72へ送信するための各種制御指令(コマンド)等が格納されている。副制御回路72が主制御回路71へコマンド、情報等を入力することはなく、主制御回路71から副制御回路72への一方向で通信が行われる。RAM33には、種々の情報が格納される。例えば、フラグ、遊技状態の情報等が格納される。
図2の回路において、マイクロコンピュータ30からの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータとしては、BETランプ(1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c)と、情報表示部18と、メダルを収納し、ホッパー駆動回路41の命令により所定枚数のメダルを払い出すホッパー(払出しのための駆動部を含む)40と、リール3L,3C,3Rを回転駆動するステッピングモータ49L,49C,49Rとがある。
更に、ステッピングモータ49L,49C,49Rを駆動制御するモータ駆動回路39、ホッパー40を駆動制御するホッパー駆動回路41、BETランプ9a,9b,9cを駆動制御するランプ駆動回路45、及び情報表示部18を駆動制御する表示部駆動回路48がCPU31の出力部に接続されている。これらの駆動回路は、それぞれCPU31から出力される駆動指令などの制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。
また、マイクロコンピュータ30が制御指令を発生するために必要な入力信号を発生する主な入力信号発生手段としては、スタートスイッチ6S、1−BETスイッチ11、2−BETスイッチ12、最大BETスイッチ13、C/Pスイッチ14、メダルセンサ22S、リール停止信号回路46、リール位置検出回路50、払出完了信号回路51がある。
スタートスイッチ6Sは、スタートレバー6の操作を検出し、遊技開始指令信号を出力する。メダルセンサ22Sは、メダル投入口22に投入されたメダルを検出する。リール停止信号回路46は、各停止ボタン7L,7C,7Rの操作に応じて停止信号(停止指令信号)を発生する。リール位置検出回路50は、リール回転センサからのパルス信号を受けて各リール3L,3C,3Rの位置を検出するための信号をCPU31へ供給する。払出完了信号回路51は、メダル検出部40Sの計数値(ホッパー40から払出されたメダルの枚数)が指定された枚数データに達した時、メダル払出完了を検知するための信号を発生する。
図2の回路において、乱数発生器36は、一定の数値範囲に属する乱数を発生し、サンプリング回路37は、スタートレバー6が操作された後の適宜のタイミングで1個の乱数をサンプリングする。こうしてサンプリングされた乱数及びROM32内に格納されている確率抽選テーブルに基づいて、当選役が決定される。
リール3L,3C,3Rの回転が開始された後、ステッピングモータ49L,49C,49Rの各々に供給される駆動パルスの数が計数され、その計数値はRAM33の所定エリアに書き込まれる。リール3L,3C,3Rからは一回転毎にリセットパルスが得られ、これらのパルスはリール位置検出回路50を介してCPU31に入力される。こうして得られたリセットパルスにより、RAM33で計数されている駆動パルスの計数値が“0”にクリアされる。これにより、RAM33内には、各リール3L,3C,3Rについて一回転の範囲内における回転位置に対応した計数値が格納される。
上記のようなリール3L,3C,3Rの回転位置とリール外周面上に描かれた図柄とを対応づけるために、図柄テーブル(図示せず)が、ROM32内に格納されている。この図柄テーブルでは、前述したリセットパルスが発生する回転位置を基準として、各リール3L,3C,3Rの一定の回転ピッチ毎に順次付与されるコードナンバーと、それぞれのコードナンバー毎に対応して設けられた図柄を示す図柄コードとが対応づけられている。
更に、ROM32内には、図柄組合せテーブル(図示せず)が格納されている。この図柄組合せテーブルでは、役に対応する図柄の組合せと、図柄の組合せに対応するメダル配当枚数と、その判定コードとが対応づけられている。上記の図柄組合せテーブルは、左のリール3L,中央のリール3C,右のリール3Rの停止制御時、及び全リール3L,3C,3Rの停止後の表示役の確認を行う場合に参照される。表示役は、表示ラインに沿って並ぶ図柄組合せに対応する役(成立役)である。
上記乱数サンプリングに基づく抽選処理(確率抽選処理)に基づいて、CPU31は、遊技者が停止ボタン7L,7C,7Rを操作したタイミングでリール停止信号回路46から送られる操作信号、及び選択された「停止テーブル」に基づいて、リール3L,3C,3Rを停止制御する信号をモータ駆動回路39に送る。
当選した役を示す停止態様となれば、CPU31は、払出指令信号をホッパー駆動回路41に供給してホッパー40から所定個数のメダルの払出を行う。その際、メダル検出部40Sは、ホッパー40から払出されるメダルの枚数を計数し、その計数値が指定された数に達した時に、メダル払出完了信号がCPU31に入力される。これにより、CPU31は、ホッパー駆動回路41を介してホッパー40の駆動を停止し、「メダル払出処理」を終了する。
温度制御マイコン210は、冷却装置206を制御する制御部である。温度制御マイコン210は、副制御回路72からの信号と、冷却スイッチ205からの信号とを受信して、冷却装置206を制御する。
副制御回路72は、通信I/F110と接続されており、通信I/F110とともに、遊技機1の外部との通信を行う。通信I/F110は、LAN等の局所的なネットワークと物理的に接続されているため、外部からの信号を受信して副制御回路72に信号を送信し或いは、副制御回路72からの信号を外部へ送信する。通信I/F110には、LAN等の局所的なネットワークに限らずに、公衆回線網、インターネットに接続され、これらの広域ネットワークを介して通信が行われてもよい。
図3は、複数台の遊技機1a〜cと、複数の温度センサ60a〜dと、サーバ300とがネットワークに接続された温度調節システム500を示す図である。
温度センサ60a〜cは、遊技場の所定の場所に配置され、各場所の温度を検出する。温度センサ60a〜cは、通信I/F302を備え、検出した温度を温度データとして、サーバ300に送信する。
サーバ300は、遊技機1a〜c、温度センサ60a〜dから信号(データ)の送受信を行い、受信した信号に基づくデータ(例えば、温度データ)を表示し、遊技場を管理する管理者からのデータの入力を受付ける。
サーバ300は、制御装置として機能するCPU301、ハードディスク等の記憶装置304、キーボード等の入力装置305、液晶モニタ等の表示装置303、外部との通信を制御装置とともに実行する通信I/F302を備える。サーバ300は、図4に示すメインルーチンのプログラムを読出して実行する。
図4は、サーバ300が実行するメインルーチンのフローチャートである。サーバ300は、各温度センサ60a〜dが検出した温度に関するデータである温度データを受信する(ステップS100)。サーバ300は、遊技場のレイアウト図と、このレイアウト図の対応した場所に配置された温度データとを表示装置303に表示する(ステップS101)。
図5(a)は、上記のレイアウト図を、サーバ300の表示装置303に表示した画面イメージ図である。遊技場の遊技機1の配置列が、配列ユニット80から83に示されている。サーバ300は、遊技場のレイアウト図と、このレイアウト図に対応した場所に配置された温度センサ60a〜dの温度データを表示する。すなわち、配列ユニット80の両端に温度センサ90a、90dが配置され、温度センサ90aが検出した温度データが、温度データ90a(21℃)、温度データ90d(23℃)と示されている。
サーバ300は、温度センサ60a〜dから受信した温度データに基づいて、遊技場の室温平均温度を表示する。この際に、サーバ300は、冷却装置206が行う冷却の温度に関するデータを温度制御マイコン210から受信して、冷却温度の平均を表示してもよい。設定開始ボタン91を管理者が選択することで、管理者から設定温度の調節を受け付ける。
次に、サーバ300に冷却温度を予め設定(デフォルト設定)している場合(ステップS102:YES)には、デフォルト設定温度に冷却温度を設定することを決定する(ステップS103)。すなわち、サーバ300は、遊技機1の設置場所に応じた冷却装置206の冷却温度を、管理者から入力を受け付けて、記憶する(設定する)。デフォルト設定温度とは、このように管理者が予め指定した冷却装置206の冷却温度である。デフォルト設定温度は、温度センサ60a〜cごとに個別に設定できる態様であってもよいし、複数の温度センサ60a〜cをグループとして一つの温度に設定できる態様であってもよい。
サーバ300は、サーバ300に冷却温度を設定(デフォルト設定)していない場合(ステップS102:NO)には、温度設定の入力受付があったかどうかを判断する(ステップS104)。サーバ300は、サーバ300の入力装置305を介して温度設定の入力を受け付けた場合には、管理者から入力された温度に決定する(ステップS105)。
図5(b)は、図5(a)の配列ユニット80〜83に対応した位置に設置された遊技機の冷却装置206に設定される温度データを表示した、冷却温度設定画面の画面イメージ図である。すなわち、例えば、サーバ300は、管理者からの入力に応じて、配列ユニット80では温度データ95a(5℃)に設定し、配列ユニット81では温度データ95b(6℃)に設定する。
管理者は、サーバ300の入力装置305を介して、各配列ユニットの冷却温度を変更することが可能である。その際には、適宜、管理者から変更ボタン97の選択を受け付ける。サーバ300は、管理者からの冷却温度の設定を受け付ける場合には、設定ボタン98の入力があったことを契機として、冷却温度の設定を完了して、ステップS106に移行する。
サーバ300は、デフォルト設定温度、又は管理者から入力された設定温度に温度を調節させる温度調節指令を、各遊技機1の温度制御マイコン210に送信し、この温度調整指令を受信した温度制御マイコン210が、冷却装置206の温度を調節する(ステップS106)。
図5に示すように、配列ユニット82近傍の温度(18℃、17℃)よりも配列ユニット80近傍の温度(21℃、23℃)の方が、室温がやや高い。したがって、図5(b)では、配列ユニット82に属する遊技機1の冷却装置206の冷却温度(7℃)を、配列ユニット80に属する遊技機1の冷却装置206の冷却温度(5℃)よりも低く設定することで、やや暖かい場所でも適切に飲料を冷却することが可能である。
さらに別の態様として、サーバ300が、ステップS104にて冷却温度の入力を受け付けた後に、その入力をデフォルト設定温度とする態様であってもよい。すなわち、管理者が最初に冷却温度の入力を配列ユニットごとに行うと、サーバ300が、入力された当該冷却温度をデフォルト設定温度として記憶する態様である。この場合には、一度、管理者からの入力を受け付けた冷却温度を、その後、デフォルトの温度として自動的に設定できるため有用である。
さらに別の態様として、温度センサ60a〜dから受信した温度データに応じて、自動的に冷却装置206の温度を設定する態様であってよい。すなわち、上記の態様では、デフォルト設定温度に温度を設定する態様であるが、このような態様とは異なり、温度センサ60a〜dが検出した温度に応じて、この温度センサ60a〜d近傍の遊技機1の冷却装置206の冷却を行う。例えば、温度センサ60a〜dが検出した温度と、この温度に対応した冷却温度とが関係づけられたテーブルが、サーバ300に予め記憶されている。
そして、サーバ300が温度センサ60a〜dから温度データを受信すると、この温度センサ60a〜dの近傍の遊技機1に対して、温度データと関係づけられた冷却温度に調節する温度調節指令を送信する。温度調節指令を受信した遊技機1は、受信した冷却温度に冷却装置206の温度を調節する。このような態様によれば、遊技場内の温度が急に変化した場合であっても、自動的に適切な冷却温度に調節することが可能である。
さらに別の態様として、遊技機1が遊技を長時間、提供していないときには、当該遊技機1の冷却装置206の冷却を停止する態様であってよい。さらに、本発明では、飲料を冷却する場合について適用したが、飲料を加熱する場合に適用されてもよい。
更に、本実施例のような遊技機1の他、パチンコ遊技機、パチロット等の他の遊技機にも本発明を適用できる。
1 遊技機
2 前面ドア
3L,3C,3R リール
6 スタートレバー
7L,7C,7R 停止ボタン
30 マイクロコンピュータ
31 CPU
32 ROM
33 RAM
60a〜d 温度センサ
71 主制御回路
72 副制御回路
205 冷却スイッチ
206 冷却装置
210 温度制御マイコン
110 通信I/F
300 サーバ
301 CPU
302 通信I/F
303 表示装置
304 記憶装置
305 入力装置
2 前面ドア
3L,3C,3R リール
6 スタートレバー
7L,7C,7R 停止ボタン
30 マイクロコンピュータ
31 CPU
32 ROM
33 RAM
60a〜d 温度センサ
71 主制御回路
72 副制御回路
205 冷却スイッチ
206 冷却装置
210 温度制御マイコン
110 通信I/F
300 サーバ
301 CPU
302 通信I/F
303 表示装置
304 記憶装置
305 入力装置
Claims (4)
- 遊技場に複数台設置される遊技機において、
遊技者に提供される飲料を保持する飲料ホルダー手段と、
前記飲料ホルダー手段の内部に設けられ、前記飲料を冷却する冷却手段と、
前記冷却手段の温度調節を実行する温度制御手段と、
外部から温度調節に関する指令を受信し、前記温度制御手段に対して前記指令を送信する通信手段と、
を備えることを特徴とする、遊技機。 - 請求項1に記載の遊技機に前記通信手段を介して通信可能に接続されたサーバであって、
管理者から前記冷却手段に対する温度調節の入力を受付ける温度調節受付手段と、
前記温度調節受付手段からの入力に応じて、前記遊技機の温度制御手段に指令を送信するサーバ送信手段と、
を備えることを特徴とする、サーバ。 - 請求項1に記載の遊技機を複数備え、請求項2に記載のサーバとを備える温度調節システムであって、
前記遊技場の所定の場所に備えられ、温度を検出し、検出した温度を温度データとして、前記サーバに送信する複数の温度センサを備え、
前記サーバは、前記遊技場のレイアウト図と、前記レイアウト図中の前記所定の場所に対応した位置に、当該所定の場所に対応した温度データと、が表示されるサーバ表示手段と、を備えることを特徴とする、温度調整システム。 - 請求項3に記載の温度調整システムであって、
前記サーバは、前記温度センサが検出した温度に基づいて、前記遊技機の冷却手段の温度を調節するサーバ温度調節手段を備えることを特徴とする、温度調整システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006122333A JP2007289508A (ja) | 2006-04-26 | 2006-04-26 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006122333A JP2007289508A (ja) | 2006-04-26 | 2006-04-26 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007289508A true JP2007289508A (ja) | 2007-11-08 |
Family
ID=38760720
Family Applications (1)
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JP2006122333A Pending JP2007289508A (ja) | 2006-04-26 | 2006-04-26 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007289508A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009265984A (ja) * | 2008-04-25 | 2009-11-12 | Will Solutions:Kk | ゲーム機レイアウト作成システム |
JP2015204854A (ja) * | 2014-04-17 | 2015-11-19 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2017038739A (ja) * | 2015-08-18 | 2017-02-23 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 情報処理装置、情報読込装置、及びゲーミングマシン |
-
2006
- 2006-04-26 JP JP2006122333A patent/JP2007289508A/ja active Pending
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