JP2003154048A - 遊技システム - Google Patents

遊技システム

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JP2003154048A
JP2003154048A JP2001359067A JP2001359067A JP2003154048A JP 2003154048 A JP2003154048 A JP 2003154048A JP 2001359067 A JP2001359067 A JP 2001359067A JP 2001359067 A JP2001359067 A JP 2001359067A JP 2003154048 A JP2003154048 A JP 2003154048A
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Japan
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game
gaming machine
gaming
winning
determination
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JP2001359067A
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English (en)
Inventor
Atsushi Fujimoto
淳 富士本
Masayuki Nonaka
誠之 野中
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Universal Entertainment Corp
Seta Corp
Original Assignee
Seta Corp
Aruze Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 付加的なサービスの提供、或いはイベントの
開催等を遊技店が容易に行うことができる遊技システム
を提供する。 【解決手段】 管理装置(25)と複数の遊技機(1)
とを含み、管理装置(25)は、複数の遊技機(1)の
うち当選とする遊技機を決定する制御部(61)と、制
御部(61)の決定結果を送信する送受信部(62)と
を備える。遊技機(1)は、上記決定結果を受信する通
信インタフェース(74)と、上記決定結果を報知する
液晶表示装置(5)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管理装置と、マイ
クロコンピュータ等の制御手段を備えたスロットマシ
ン、パチンコ機その他の遊技機とを含む遊技システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、停止ボタンを備えたスロットマ
シン、いわゆるパチスロ機は、正面の表示窓内に複数の
図柄を変動表示する回転リールを複数配列して構成した
機械的変動表示装置、或いはリール上の図柄を画面に表
示する電気的変動表示装置を有する。遊技者のスタート
操作に応じて、制御手段が変動表示装置を駆動制御して
各リールを回転させることにより、図柄を変動表示さ
せ、一定時間後自動的に或いは遊技者の停止操作によ
り、各リールの回転を順次停止させる。このとき、表示
窓内に現れた各リールの図柄が特定の組合せ(入賞図
柄)になった場合にメダル、又はコイン等の遊技媒体を
払出すことで遊技者に利益を付与する。
【0003】現在主流の機種は、複数種類の入賞態様を
有するものである。特に、所定の役の入賞が成立したと
きは、1回のメダルの払出しに終わらず、所定期間、通
常の状態よりも条件の良い遊技状態となる。このような
役として、遊技者に相対的に大きい利益を与えるゲーム
を所定回数行える役(「ビッグボーナス」と称し、以下
「BB」と略記する)と、遊技者に相対的に小さい利益
を与えるゲームを所定回数行える役(「レギュラーボー
ナス」と称し、以下「RB」と略記する)がある。
【0004】上述のような遊技機が設置された遊技店で
は、店員が、遊技機で実際に遊技を行っている遊技者を
廻り、各遊技者に「くじ」を引いてもらう。そして、そ
の「くじ」に当選した場合には、景品等を付与するサー
ビスを行う場合がある。また、遊技店の開店後、ボーナ
スの入賞回数が最初に所定回数に到達した遊技機で遊技
を行う遊技者に対して、いわゆる「高設定」の遊技機で
遊技を行う権利を付与する等のイベントを行う遊技店も
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
通路が狭く、人口密度の高い遊技店において、各遊技者
に「くじ」を配るための労力は大きなものである。ま
た、ボーナスの入賞回数に基づいて「高設定」の遊技機
で遊技を行う権利を付与するイベントを催す場合には、
設置された遊技機の機種毎にボーナスの入賞が成立する
確率が予め定められているので、イベントの方法に面白
みがない。また、ボーナスの入賞が成立する確率が機種
毎に異なるので、そのイベントに参加する遊技者の平等
性を担保することができない。
【0006】本発明の目的は、サービスの提供、或いは
イベントの開催等を遊技店が容易に行うことができる遊
技システムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の遊技システム
は、管理装置と複数の遊技機とを含み、管理装置は、複
数の遊技機のうち当選とする遊技機を決定する(例え
ば、後述の図11のST36の処理を行う)当選決定手
段(例えば、後述の制御部61(図3))と、当選決定
手段の決定結果を送信する(例えば、後述の図11のS
T37の処理を行う)決定結果送信手段(例えば、後述
の送受信部62(図3))とを備え、遊技機は、上記決
定結果を受信する決定結果受信手段(例えば、後述の通
信インタフェース74(図6))と、上記決定結果を報
知する(例えば、後述の図12のST48の処理を行
う)当選結果報知手段(例えば、後述の副制御回路71
により制御される液晶表示装置5)とを備えていること
を特徴とする。
【0008】本発明の具体的態様では、当選決定手段
は、乱数抽選の結果に基づいて、当選とする遊技機を決
定する(例えば、後述の特別抽選を行う)ことを特徴と
する。
【0009】本発明の具体的態様では、管理装置は、当
選とする遊技機の決定条件(例えば、後述の特別抽選条
件)を設定するための設定手段(例えば、後述の入力装
置27)を備え、当選決定手段は、設定手段の設定に基
づいて上記決定を行う(例えば、後述の図11のST3
5の判別結果に基づいて、ST36の処理を行う)こと
を特徴とする。
【0010】本発明の具体的態様では、決定条件は、当
選とする遊技機の数(例えば、後述の当選台数)、上記
決定を行う時期(例えば、後述の抽選時刻)、又は上記
決定の対象となる遊技機の指定を含むことを特徴とす
る。
【0011】本発明の具体的態様では、管理装置は、各
遊技機に対して遊技状況の判別を要求する(例えば、後
述の図11のST33の処理を行う)遊技状況要求手段
(例えば、後述の制御部61)を備え、遊技機は、遊技
状況の判別の要求に応じて遊技状況を判別する(例え
ば、後述の図12のST44の判別を行う)判別手段
(例えば、後述のサブCPU73)と、判別手段の判別
結果を送信する(例えば、後述の図12のST45の処
理を行う)判別結果送信手段(例えば、後述のサブCP
U73)とを備え、当選決定手段は、判別結果に基づい
て、当選とする遊技機の決定の対象とする遊技機を決定
する(例えば、後述の図11のST36の処理を行う)
ことを特徴とする。
【0012】本発明の具体的態様では、遊技機は、上記
決定結果の報知が行われる時期が近いことを報知する
(例えば、後述の図12のST42の処理を行う)。
【0013】
【作用及び効果】本発明の遊技システムでは、管理装置
の当選決定手段は、当選とする遊技機を決定する。遊技
機の当選結果報知手段は、当選決定手段の決定結果を報
知する。すなわち、各遊技機でのゲームだけでなく、遊
技機自体を抽選することにより、付加的なサービスの提
供、或いはイベントの開催等を遊技店が容易に行うこと
ができる。
【0014】また、当選決定手段は、乱数抽選の結果に
基づいて、当選とする遊技機を決定する。従って、機種
が異なる遊技機の間においても当選となる確率は夫々等
しいので、イベントに参加する遊技者の平等性を担保す
ることができる。
【0015】また、設定手段では、当選とする遊技機の
決定条件を設定可能であり、当選決定手段は、設定手段
の設定に基づいて上記決定を行う。従って、遊技店側
は、設定手段を用いて設定を行うことにより、所望のイ
ベント等を開催することができる。
【0016】また、決定条件は、当選とする遊技機の
数、上記決定を行う時期、又は上記決定の対象となる遊
技機の指定を含む。従って、遊技店側は、例えば当選と
する遊技機の数、当選が発生する時機、或いは当選し得
る遊技機の範囲等を指定し、所望のイベントを開催等す
ることができる。
【0017】また、当選決定手段は、各遊技機の遊技状
況に基づいて、当選とする遊技機の決定の対象とする遊
技機を決定する。従って、例えば遊技が行われていない
という遊技状況にある遊技機を上記決定の対象から除外
して、所望のイベントを開催等することができる。
【0018】また、上記決定結果の報知が行われる時期
が近いことを報知することにより、遊技の開始を促すこ
とができる。また、遊技機の稼働率を高めることもでき
る。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施例の遊技
機の外観を示す斜視図である。遊技機1は、いわゆる
「パチスロ機」である。この遊技機1は、コイン、メダ
ル又はトークンなどの他、遊技者に付与された、もしく
は付与される遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技
媒体を用いて遊技する遊技機であるが、以下ではメダル
を用いるものとして説明する。
【0020】遊技機1の全体を形成しているキャビネッ
ト2の正面には、略垂直面としてのパネル表示部2aが
形成され、その中央には縦長矩形の表示窓4L,4C,
4Rが設けられる。表示窓4L,4C,4Rには、入賞
ラインとして水平方向にトップライン8b,センターラ
イン8c及びボトムライン8d、斜め方向にクロスダウ
ンライン8a及びクロスアップライン8eが設けられて
いる。これらの入賞ラインは、後述の1−BETスイッ
チ11、2−BETスイッチ12、最大BETスイッチ
13を操作すること、或いはメダル投入口22にメダル
を投入することにより、それぞれ1本、3本、5本が有
効化される。どの入賞ラインが有効化されたかは、後で
説明するBETランプ9a,9b,9cの点灯で表示さ
れる。
【0021】キャビネット2の内部には、各々の外周面
に複数種類の図柄によって構成される図柄列が描かれた
3個のリール3L,3C,3Rが回転自在に横一列に設
けられ、変動表示手段を形成している。各リールの図柄
は表示窓4L,4C,4Rを通して観察できるようにな
っている。各リールは、定速回転(例えば80回転/
分)で回転する。
【0022】表示窓4L,4C,4Rの左側には、1−
BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BET
ランプ9c、クレジット表示部19が設けられる。1−
BETランプ9a、2−BETランプ9b及び最大BE
Tランプ9cは、一のゲームを行うために賭けられたメ
ダルの数(以下「BET数」という)に応じて点灯す
る。ここで、本実施例では、一のゲームは、全てのリー
ルが停止したときに終了する。1−BETランプ9a
は、BET数が“1”で1本の入賞ラインが有効化され
たときに点灯する。2−BETランプ9bは、BET数
が“2”で3本の入賞ラインが有効化されたときに点灯
する。最大BETランプ9cは、BET数が“3”で全
て(5本)の入賞ラインが有効化されたときに点灯す
る。クレジット表示部19は、7セグメントLEDから
成り、貯留されているメダルの枚数を表示する。
【0023】表示窓4L,4C,4Rの右側には、WI
Nランプ17及び払出表示部18が設けられる。WIN
ランプ17は、内部的な抽選処理(以下「内部抽選」と
いう)でBB又はRBに当選した場合、必ず点灯する。
ここで、内部抽選に当選することを、以下「内部当選」
という。また、内部当選した役を、以下「内部当選役」
という。払出表示部18は、7セグメントLEDから成
り、入賞成立時のメダルの払出枚数を表示する。
【0024】パネル表示部2aの右側上部には、ボーナ
ス遊技情報表示部20が設けられる。ボーナス遊技情報
表示部20は、7セグメントLEDから成り、ボーナス
に関する情報等を表示する。表示窓4L,4C,4Rの
下方には水平面の台座部10が形成され、その台座部1
0と表示窓4L,4C,4Rとの間には液晶表示装置5
が設けられている。
【0025】液晶表示装置5の表示画面5aには、特別
抽選の結果等を示す画像(後述の図7)等が表示され
る。特別抽選とは、遊技店側の設定に基づいて、いずれ
の遊技機を当選とするか否かを決定するための抽選であ
る。実施例では、特別抽選の当選は、基本的に役の内部
当選、或いは入賞成立とは異なるものである。特別抽選
の当選に基づいて遊技者に付与される利益は、遊技店側
により決定される。具体的には、遊技店側は、後述の図
4に示す画像に基づいて、設置された複数の遊技機のう
ち、特別抽選に当選とする遊技機の台数(以下「当選台
数」という)、及び特別抽選を行う時刻(以下「抽選時
刻」という)を設定する。設定された時刻となったと
き、後述の管理装置25は、特別抽選に当選とする遊技
機を決定する。そして、特別抽選に当選したか否かの情
報が各遊技機へ送信され、その情報の内容が表示画面5
aに表示される。この特別抽選により、遊技店側は、当
選した遊技機で遊技している遊技者に対して所望の賞品
(例えば、ハワイ旅行へ招待すること)等を付与するこ
とができる。すなわち、遊技機が抽選機として役割(機
能)をも備えることにより、遊技店側は、例えば遊技店
におけるイベントなどを容易に行うことが可能となる。
なお、実施例では、特別抽選が行われる“1分前”から
“30秒前”までの期間にゲームが行われた遊技機(具
体的には、リール3L,3C,3Rが回転した遊技機)
のみが特別抽選に当選する可能性を有する。つまり、上
記期間内にゲームが行われなかった遊技機は、特別抽選
の対象とならない。
【0026】液晶表示装置5の右側にはメダル投入口2
2が設けられ、液晶表示装置5の左側には、1−BET
スイッチ11、2−BETスイッチ12、及び最大BE
Tスイッチ13が設けられる。1−BETスイッチ11
は、1回の押し操作により、クレジットされているメダ
ルのうちの1枚がゲームに賭けられ、2−BETスイッ
チ12は、1回の押し操作により、クレジットされてい
るメダルのうちの2枚がゲームに賭けられ、最大BET
スイッチ13は、1回のゲームに賭けることが可能な最
大枚数のメダルが賭けられる。これらのBETスイッチ
を操作することで、前述のとおり、所定の入賞ラインが
有効化される。
【0027】台座部10の前面部の左寄りには、遊技者
がゲームで獲得したメダルのクレジット/払出しを押し
ボタン操作で切換えるC/Pスイッチ14が設けられて
いる。このC/Pスイッチ14の切換えにより、正面下
部のメダル払出口15からメダルが払出され、払出され
たメダルはメダル受け部16に溜められる。C/Pスイ
ッチ14の右側には、遊技者の操作により上記リールを
回転させ、表示窓4L,4C,4R内での図柄の変動表
示を開始するためのスタートレバー6が所定の角度範囲
で回動自在に取り付けられている。
【0028】キャビネット2の上方の左右には、スピー
カ21L,21Rが設けられ、その2台のスピーカ21
L,21Rの間には、入賞図柄の組合せ及びメダルの配
当枚数等を表示する配当表パネル23が設けられてい
る。台座部10の前面部中央で、液晶表示装置5の下方
位置には、3個のリール3L,3C,3Rの回転をそれ
ぞれ停止させるための3個の停止ボタン7L,7C,7
Rが設けられている。
【0029】図2は、本発明の遊技システム全体の概略
構成を示す図である。このシステムでは、管理装置(例
えば、パソコン)25は、イーサネット(Ethernet)
(登録商標)等の通信回路網(LAN)29を介して各
遊技機1からの遊技状況等の情報を収集すると共に、特
別抽選の結果を各遊技機1へ送信する。そして、遊技機
1は、その受信した結果を表示するようになっている。
【0030】図3は、管理装置25の構成を示す。管理
装置25は、管理装置本体26、キーボードやマウス等
の入力装置27、及びCRTや液晶ディスプレイ等の表
示装置28を含む。表示装置28は、後述の特別抽選条
件設定画像(図4)等の画像を表示する。入力装置27
では、当選台数及び抽選時刻を入力することができる。
【0031】管理装置本体26は、制御部61、送受信
部62、及び記憶部63を備えている。制御部61は、
表示装置28の制御処理、入力装置27及び送受信部6
2からの入力に基づく後述の図8〜図11の処理等を行
う。送受信部62は、後述の特別抽選の結果等を送信
し、遊技機が送信した遊技状況等を示す情報を受信す
る。記憶部63は、情報を一時記憶する等の処理を行
う。
【0032】図4は、管理装置25の表示装置28に表
示される特別抽選条件設定画像を示す。この画像には、
当選台数入力領域101、当選台数決定領域102、抽
選時刻入力領域103、及び抽選時刻決定領域104が
設けられている。当選台数入力領域101に所望の当選
台数を入力し、当選台数決定領域102をクリックする
ことにより、遊技店側は、所望の当選台数を設定するこ
とができる。また、抽選時刻入力領域103に所望の抽
選時刻を入力し、抽選時刻決定領域104をクリックす
ることにより、遊技店側は、所望の抽選時刻を設定する
ことができる。ここで、特別抽選条件設定画像上で設定
された当選台数、及び抽選時刻は、後述の図11の処理
で使用される。
【0033】図5は、遊技機1における遊技処理動作を
制御する主制御回路70と、主制御回路70に電気的に
接続する周辺装置(アクチュエータ)と、主制御回路7
0から送信される制御指令に基づいて液晶表示装置5及
びスピーカ21L,21Rを制御する副制御回路71と
を含む回路構成を示す。
【0034】主制御回路70は、回路基板上に配置され
たマイクロコンピュータ30を主たる構成要素とし、こ
れに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されて
いる。マイクロコンピュータ30は、予め設定されたプ
ログラムに従って制御動作を行うCPU31と、記憶手
段であるROM32及びRAM33を含む。
【0035】CPU31には、基準クロックパルスを発
生するクロックパルス発生回路34及び分周器35と、
サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器36及び
サンプリング回路37とが接続されている。なお、乱数
サンプリングのための手段として、マイクロコンピュー
タ30内で、すなわちCPU31の動作プログラム上で
乱数サンプリングを実行するように構成してもよい。そ
の場合、乱数発生器36及びサンプリング回路37は省
略可能であり、或いは、乱数サンプリング動作のバック
アップ用として残しておくことも可能である。
【0036】マイクロコンピュータ30のROM32に
は、スタートレバー6を操作(スタート操作)する毎に
行われる乱数サンプリングの判定に用いられる確率抽選
テーブル、停止ボタンの操作に応じてリールの停止態様
を決定するための停止制御テーブル、副制御回路71へ
送信するための各種制御指令(コマンド)等が格納され
ている。
【0037】図5の回路において、マイクロコンピュー
タ30からの制御信号により動作が制御される主要なア
クチュエータとしては、各種ランプ(1−BETランプ
9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c、
WINランプ17)と、各種表示部(払出表示部18、
クレジット表示部19、ボーナス遊技情報表示部20)
と、メダルを収納し、ホッパー駆動回路41の命令によ
り所定枚数のメダルを払出す遊技価値付与手段としての
ホッパー(払出しのための駆動部を含む)40と、リー
ル3L,3C,3Rを回転駆動するステッピングモータ
49L,49C,49Rとがある。
【0038】更に、ステッピングモータ49L,49
C,49Rを駆動制御するモータ駆動回路39、ホッパ
ー40を駆動制御するホッパー駆動回路41、各種ラン
プを駆動制御するランプ駆動回路45、及び各種表示部
を駆動制御する表示部駆動回路48がI/Oポート38
を介してCPU31の出力部に接続されている。これら
の駆動回路は、それぞれCPU31から出力される駆動
指令などの制御信号を受けて、各アクチュエータの動作
を制御する。
【0039】また、マイクロコンピュータ30が制御指
令を発生するために必要な入力信号を発生する主な入力
信号発生手段としては、スタートスイッチ6S、1−B
ETスイッチ11、2−BETスイッチ12、最大BE
Tスイッチ13、C/Pスイッチ14、投入メダルセン
サ22S、リール停止信号回路46、リール位置検出回
路50、払出完了信号回路51がある。これらも、I/
Oポート38を介してCPU31に接続されている。
【0040】スタートスイッチ6Sは、スタートレバー
6の操作を検出する。投入メダルセンサ22Sは、メダ
ル投入口22に投入されたメダルを検出する。リール停
止信号回路46は、各停止ボタン7L,7C,7Rの操
作に応じて停止信号を発生する。リール位置検出回路5
0は、リール回転センサからのパルス信号を受けて各リ
ール3L,3C,3Rの位置を検出するための信号をC
PU31へ供給する。払出完了信号回路51は、メダル
検出部40Sの計数値(ホッパー40から払出されたメ
ダルの枚数)が指定された枚数データに達した時、メダ
ル払出完了を検知するための信号を発生する。
【0041】図5の回路において、乱数発生器36は、
一定の数値範囲に属する乱数を発生し、サンプリング回
路37は、スタートレバー6が操作された後の適宜のタ
イミングで1個の乱数をサンプリングする。こうしてサ
ンプリングされた乱数及びROM32内に格納されてい
る確率抽選テーブルに基づいて、複数の役のいずれかが
内部当選役として決定される。内部当選役が決定された
後、「停止制御テーブル」を選択するために再び乱数の
サンプリングが行われる。
【0042】リール3L,3C,3Rの回転が開始され
た後、ステッピングモータ49L,49C,49Rの各
々に供給される駆動パルスの数が計数され、その計数値
はRAM33の所定エリアに書き込まれる。リール3
L,3C,3Rからは一回転毎にリセットパルスが得ら
れ、これらのパルスはリール位置検出回路50を介して
CPU31に入力される。こうして得られたリセットパ
ルスにより、RAM33で計数されている駆動パルスの
計数値が“0”にクリアされる。これにより、RAM3
3内には、各リール3L,3C,3Rについて一回転の
範囲内における回転位置に対応した計数値が格納され
る。
【0043】上記のようなリール3L,3C,3Rの回
転位置とリール外周面上に描かれた図柄とを対応づける
ために、図柄テーブルが、ROM32内に格納されてい
る。この図柄テーブルでは、前述したリセットパルスが
発生する回転位置を基準として、各リール3L,3C,
3Rの一定の回転ピッチ毎に順次付与されるコードナン
バーと、それぞれのコードナンバー毎に対応して設けら
れた図柄を示す図柄コードとが対応づけられている。
【0044】更に、ROM32内には、入賞図柄組合せ
テーブルが格納されている。この入賞図柄組合せテーブ
ルでは、入賞となる図柄の組合せと、入賞のメダル配当
枚数と、その入賞を表わす入賞判定コードとが対応づけ
られている。上記の入賞図柄組合せテーブルは、左のリ
ール3L,中央のリール3C,右のリール3Rの停止制御
時、及び全リール停止後の入賞確認を行うときに参照さ
れる。
【0045】上記乱数サンプリングに基づく抽選処理
(確率抽選処理)により内部当選した場合には、CPU
31は、遊技者が停止ボタン7L,7C,7Rを操作し
たタイミングでリール停止信号回路46から送られる操
作信号、及び選択された「停止制御テーブル」に基づい
て、リール3L,3C,3Rを停止制御する信号をモー
タ駆動回路39に送る。
【0046】内部当選した入賞役の入賞成立を示す停止
態様となれば、CPU31は、払出し指令信号をホッパ
ー駆動回路41に供給してホッパー40から所定個数の
メダルの払出しを行う。その際、メダル検出部40S
は、ホッパー40から払出されるメダルの枚数を計数
し、その計数値が指定された数に達した時に、メダル払
出完了信号がCPU31に入力される。これにより、C
PU31は、ホッパー駆動回路41を介してホッパー4
0の駆動を停止し、「メダルの払出し処理」を終了す
る。
【0047】図6のブロック図は、副制御回路71の構
成を示す。副制御回路71は、管理装置25からの要
求、或いは主制御回路70からの制御指令(コマンド)
に基づいて液晶表示装置5の表示制御及びスピーカ21
L,21Rからの音の出力制御を行う。この副制御回路
71は、主制御回路70を構成する回路基板とは別の回
路基板上に構成され、マイクロコンピュータ(以下「サ
ブマイクロコンピュータ」という)72を主たる構成要
素とし、液晶表示装置5の表示制御手段としての画像制
御回路81、スピーカ21L,21Rにより出音される
音を制御する音源IC78、及び増幅器としてのパワー
アンプ79で構成されている。
【0048】サブマイクロコンピュータ72は、主制御
回路70から送信された制御指令等に従って制御動作を
行うサブCPU73と、通信回路網29を介して管理装
置25と通信を行うための通信インタフェース74と、
記憶手段としてのワークRAM75と、プログラムRO
M76とを含む。副制御回路71は、クロックパルス発
生回路、分周器、乱数発生器及びサンプリング回路を備
えていないが、サブCPU73の動作プログラム上で乱
数サンプリングを実行するように構成されている。ま
た、サブCPU73は、管理装置25からの要求に基づ
いて、後述の図12に示す処理を行う。プログラムRO
M76は、サブCPU73で実行する制御プログラムを
格納する。ワークRAM75は、上記制御プログラムを
サブCPU73で実行するときの一時記憶手段として構
成される。
【0049】画像制御回路81は、画像制御CPU8
2、画像制御ワークRAM83、画像制御プログラムR
OM84、画像ROM86、ビデオRAM87及び画像
制御IC88で構成される。画像制御CPU82は、サ
ブマイクロコンピュータ72で設定されたパラメータに
基き、画像制御プログラムROM84内に格納する画像
制御プログラムに従って液晶表示装置5での表示内容を
決定する。画像制御プログラムROM84は、液晶表示
装置5での表示に関する画像制御プログラムや各種選択
テーブルを格納する。画像制御ワークRAM83は、上
記画像制御プログラムを画像制御CPU82で実行する
ときの一時記憶手段として構成される。画像制御IC8
8は、画像制御CPU82で決定された表示内容に応じ
た画像を形成し、液晶表示装置5に出力する。画像RO
M86は、画像を形成するためのドットデータを格納す
る。ビデオRAM87は、画像制御IC88で画像を形
成するときの一時記憶手段として構成される。
【0050】図7は、遊技機1の表示画面5aに表示さ
れる特別抽選に関連する画像を示す。
【0051】図7(1)は、予告画像を示す。この画像
には、「特別抽選が始まります。ゲームをして下さ
い。」と表示されている。予告画像は、特別抽選の時刻
が近いことを遊技者に対して予告すると共に、より多く
の遊技者に対して遊技機においてゲームを行い、特別抽
選に参加することを促すための画像である。この画像
は、後述の図12のST42の処理により表示される。
【0052】図7(2)は、特別抽選演出画像を示す。
この画像の中央には、ルーレットを擬似的に表した擬似
ルーレット111が表されている。この擬似ルーレット
111は、特別抽選の当選を示す「○」が示された領域
と、特別抽選の不当選を示す「×」が示された領域とに
より構成されている。各領域を順番に光が移動するよう
な表示が行われる。
【0053】図7(3)は、特別抽選に当選したことを
示す特別抽選結果表示画像を示す。この画像では、擬似
ルーレット111の上方に「当選」と表示されると共
に、擬似ルーレット111上では、「○」が示された領
域で光が停止した様子を示している。
【0054】図7(4)は、特別抽選に不当選となった
ことを示す特別抽選結果表示画像を示す。この画像で
は、擬似ルーレット111の上方に「不当選」と表示さ
れると共に、擬似ルーレット111上では、「×」が示
された領域で光が停止した様子を示している。
【0055】次に、図8〜図11を参照して、管理装置
25の制御部61の制御動作について説明する。
【0056】図8は、初期設定処理を示す。
【0057】初めに、制御部61は、設定要求があるか
否かを判別する(ステップ[以下、STと表記する]
1)。具体的には、入力装置27からの入力が特別抽選
条件設定画像の表示を要求するものであるか否かを判別
する。この判別が“YES”のときは、特別抽選条件設
定画像を表示するように表示装置28を制御すると共
に、入力装置27からの入力に基づいて設定要求種別毎
に各設定処理を行う(ST2)。具体的には、後述の図
9及び図10に示す処理を行う。
【0058】次に、図9を参照して、当選台数設定処理
について説明する。
【0059】初めに、制御部61は、当選台数の入力要
求があるか否かを判別する(ST11)。具体的には、
当選台数入力領域101に当選台数が入力された状況に
おいて、当選台数決定領域102をクリックする操作を
示す信号が入力装置27から入力されたか否かを判別す
る。この判別が“YES”のときは、入力された当選台
数を設定し(ST12)、図8のST1の処理、又は図
10の処理に移る。ここで、設定された当選台数は、後
述の図11のST36の処理で使用される。
【0060】次に、図10を参照して、特別抽選時刻設
定処理について説明する。
【0061】初めに、制御部61は、抽選時刻の入力要
求があるか否かを判別する(ST21)。具体的には、
抽選時刻入力領域103に抽選時刻が入力された状況に
おいて、抽選時刻決定領域104をクリックする操作を
示す信号が入力装置27から入力されたか否かを判別す
る。この判別が“YES”のときは、入力された抽選時
刻を設定し(ST22)、図8のST1の処理、又は図
9の処理に移る。ここで、設定された抽選時刻は、後述
の図11のST31の処理等で使用される。
【0062】次に、図11を参照して、特別抽選処理に
ついて説明する。
【0063】初めに、制御部61は、特別抽選条件が設
定されているか否かを判別する(ST31)。具体的に
は、図9のST12、及び図10のST22の処理が行
われたか否かを判別する。この判別が“YES”のとき
は、設定された抽選時刻の“1分前”であるか否かを判
別する。この判別が“YES”のときは、ST33の処
理に移り、“NO”のときは、ST31の処理に移る。
ST33の処理では、対象となる全ての遊技機(実施例
では、管理装置25が設けられた遊技店に設置された全
ての遊技機)に対して予告画像(図7(1))の表示要
求を送信する。
【0064】次に、後述の図12のST45の処理に示
す情報に基づいて、各遊技機の遊技状況(遊技中である
か否か)を判別しておく(ST34)。具体的には、特
別抽選が行われる“1分前”から“30秒前”までの期
間にゲームが行われた遊技機は、遊技中であると判別さ
れる。ここで、遊技中でないと判別された遊技機は、特
別抽選の対象とならない。続いて、抽選時刻であるか否
かを判別し(ST35)、この判別が“YES”のとき
は、ST36の処理に移る。ST36の処理では、乱数
抽選を行い、遊技中の遊技機の中から当選台数分の遊技
機を特別抽選に当選とする。次に、特別抽選の対象とな
った各遊技機に対して特別抽選の結果を送信する(ST
37)。
【0065】次に、図12を参照して、遊技機1のCP
U31の特別抽選表示処理について説明する。
【0066】初めに、CPU31は、予告画像(図7
(1))の表示要求を受信したか否かを判別する(ST
41)。この判別が“YES”のときは、ST42の処
理に移る。ST42の処理では、表示画面5aに予告画
像を表示するように画像制御回路81を制御する。続い
て、予告画像の表示要求を受信してから“30秒”経過
したか否か、すなわち抽選時刻の“30秒前”であるか
否かを判別する(ST43)。この判別が“YES”の
ときは、現在遊技中であるか否かを判別する(ST4
4)。具体的には、ST41の処理が行われた後(予告
画像が表示された後)、抽選時刻の“30秒前”までの
期間にゲームが行われたか否か(リール3L,3C,3
Rが回転したか否か)を判別する。
【0067】ST44の判別が“YES”のときは、S
T45の処理に移り、“NO”のときは、ST46の処
理に移る。ST45の処理では、遊技中であることを示
す情報を管理装置25へ送信し、ST47の処理に移
る。ST46の処理では、予告画像の表示を終了するよ
うに画像制御回路81を制御して、ST41の処理に移
る。ST46の処理が行われた遊技機は、遊技者が遊技
をしていないと判断して、特別抽選の対象とせず、図7
(2)及び(3)の画像が表示されることはない。ST
47の処理では、特別抽選の抽選結果を受信したか否か
を判別する。この判別が“YES”のときは、抽選結果
等を表示する(ST48)。具体的には、抽選演出画像
(図7(2))を表示し、ST47の処理で受信した抽
選結果に基づいて特別抽選結果表示画像(図7(3)又
は(4))を表示し、ST41の処理に移る。
【0068】以上、実施例について説明したが、本発明
はこれに限られるものではない。
【0069】実施例では、決定条件として当選台数及び
抽選時刻を設定できるようにしているが、これに限られ
るものではない。例えば、決定条件として遊技機の稼働
率が所定の値であること、予め定めた時間帯であること
を採用すること、又はこれらの組合せ等を採用すること
ができる。この場合、例えば特別抽選の対象となり得る
遊技機の稼働率が所定の値(例えば8割)であり、且つ
18時から20時である場合にのみ、特別抽選を行うこ
ともできる。また、特別抽選の対象となる遊技機を設定
(選択)できるようにしてもよい。
【0070】実施例では、基本的に管理装置25が設け
られた遊技店に設置された全ての遊技機を特別抽選の対
象としているが、これに限られるものではない。複数の
遊技店に設置された遊技機、或いは所定の地区に設置さ
れた遊技機を対象とすることもできる。また、いわゆる
「島」、遊技機の種類、或いは機種単位で特別抽選を行
うこともできる。また、遊技機と管理装置との通信方法
は、任意の方法を採用することができる。例えば、無線
を採用することもできる。また、管理装置と遊技機とが
異なる遊技店に設置されている場合には、インターネッ
トで通信するようにしてもよい。また、一の特別抽選の
対象となる遊技機には、種類の異なるものが含まれてい
てもよい。例えば、複数のパチンコ及びパチスロ機を一
の特別抽選の対象とすることもできる。なお、遊技機と
してパチンコ機を採用する場合には、特別抽選中は、パ
チンコ機本来の遊技を中断するのが好ましい。
【0071】実施例では、予告画像を表示するようにし
ているが、これに限られるものではない。例えば、予告
画像を表示しない場合には、各遊技機の遊技状況(例え
ば、遊技が行われているか否か)に拘らず、全ての遊技
機を特別抽選の対象とする。そして、遊技が行われてい
ない遊技機が当選した場合には、その当選を無効とする
こともできる。
【0072】また、実施例では、設定された抽選時刻に
おいて特別抽選を行うようにしているが、これに限られ
るものではない。例えば、入力手段の操作により、特別
抽選が行われるようにしてもよい。つまり、遊技店側の
手動の操作に基づいて、特別抽選を開始させることもで
きる。
【0073】また、実施例では、特別抽選により当選と
する遊技機を決定するようにしているが、これに限られ
るものではない。例えば、当選とする遊技機を遊技店側
が設定可能とする。そして、管理装置は、複数の遊技機
のうち、当選とする遊技機を上記設定に基づいて決定す
ることもできる。
【0074】また、実施例では、特別抽選の結果として
「当選」又は「不当選」であることを表示画面5aに表
示するようにしているが、これに限られるものではな
い。例えば、当選となった遊技機の情報(台番号)、特
別抽選に当選した遊技機の数、或いは特別抽選の対象と
なった遊技機が設置された遊技店の数等を表示すること
もできる。また、特別抽選に当選することにより付与さ
れる景品等の種類或いは名称等を管理装置に入力可能と
する。そして、予告画像或いは特別抽選結果表示画像等
にその景品等の種類或いは名称等を表示するようにして
もよい。また、当選台数或いは当選確率等を予告画像に
表示することもできる。
【0075】また、実施例では、特別抽選は、乱数抽選
の結果に基づいて決定するようにしているが、これに限
られるものではない。例えば、各遊技機の差枚数(いわ
ゆる「純増枚数」)、いわゆる出球率、いわゆる総払出
枚数、いわゆる総投入枚数、いわゆる総ゲーム回数等の
遊技情報に基づいて、特別抽選に当選となる遊技機を決
定することもできる。また、上記遊技情報及び乱数抽選
の結果に基づいて当選とする遊技機を決定することもで
きる。この場合、差枚数等の遊技情報の値に応じて当選
となる確率が変化するようにしてもよい。
【0076】また、実施例では、特別抽選に当選したと
き、景品等が付与されることとしているが、これに限ら
れるものではない。例えば、特別抽選に当選したことを
契機として、遊技機のゲームにおいて有利な状況を発生
させることもできる。スロットマシンでは、例えば、停
止ボタンの操作順序が報知される期間、内部当選した役
の図柄組合せが報知される期間等を発生させることもで
きる。つまり、特別抽選に当選したことを契機として、
遊技者に付与されるメダル等の遊技媒体が増加するよう
にしてもよい。
【0077】実施例では、管理装置による予告画像の表
示要求に基づいて、遊技機は、現在遊技中であるか否か
を判別する。そして、遊技中であるとの判別結果を受信
したとき、その遊技中の遊技機を特別抽選の対象として
いるが、これに限られるものではない。例えば、遊技状
況として、単位時間当りのゲーム数が所定数であり、且
つ抽選時刻から一定時間の範囲内においてゲームが行わ
れていること、単位時間当り総投入枚数が所定数であ
り、且つ抽選時刻から一定時間の範囲内においてゲーム
が行われていること等を採用する。管理装置は、その遊
技状況に基づいて特別抽選の対象とするか否かを決定す
ることもできる。また、特別抽選の対象とする遊技状況
の条件を設定可能としてもよい。すなわち、各遊技機の
遊技状況(単位時間当りのゲーム数等)が設定された条
件を満足する場合にのみ、特別抽選の対象とすることも
できる。
【0078】実施例では、当選結果報知手段として液晶
表示装置5を採用しているが、これに限られるものでは
ない。例えば、演出用のリール、模型等の動作物(いわ
ゆる「役物」等)、音、光、LEDドットマトリクス等
を用いるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のスロットマシンの斜視図。
【図2】遊技システム全体の概略構成を示す図。
【図3】管理装置の構成を示す図。
【図4】特別抽選条件設定画像を示す図。
【図5】実施例の電気回路の構成を示すブロック図。
【図6】実施例の副制御回路の構成を示すブロック図。
【図7】遊技機の表示画面に表示される画像の例を示す
図。
【図8】管理装置の初期設定処理を示すフローチャー
ト。
【図9】管理装置の当選台数設定処理を示すフローチャ
ート。
【図10】管理装置の特別抽選時刻設定処理を示すフロ
ーチャート。
【図11】管理装置の特別抽選処理を示すフローチャー
ト。
【図12】遊技機の特別抽選表示処理を示すフローチャ
ート。
【符号の説明】
1…遊技機、2…キャビネット、2a…パネル表示部、
3L,3C,3R…リール、4L,4C,4R…表示
窓、5…液晶表示装置、5a…液晶表示画面、6…スタ
ートレバー、7L,7C,7R…停止ボタン、8a…ク
ロスダウンライン、8b…トップライン、8c…センタ
ーライン、8d…ボトムライン、8e…クロスアップラ
イン、9a…1−BETランプ、9b…2−BETラン
プ、9c…最大BETランプ、10…台座部、11…1
−BETスイッチ、12…2−BETスイッチ、13…
最大BETスイッチ、14…C/Pスイッチ、15…メ
ダル払出口、16…メダル受け部、17…WINラン
プ、18…払出表示部、19…クレジット表示部、20
…ボーナス遊技情報表示部、21L,21R…スピー
カ、22…メダル投入口、22S…投入メダルセンサ、
23…配当表パネル、25…管理装置、26…管理装置
本体、27…入力装置、28…表示装置、29…通信回
路網、30…マイクロコンピュータ、31…CPU、3
2…ROM、33…RAM、34…クロックパルス発生
回路、35…分周器、36…乱数発生器、37…サンプ
リング回路、38…I/Oポート、39…モータ駆動回
路、40…ホッパー、41…ホッパー駆動回路、45…
ランプ駆動回路、46…リール停止信号回路、48…表
示部駆動回路、49L,49C,49R…ステッピング
モータ、50…リール位置検出回路、51…払出完了信
号回路、70…主制御回路、71…副制御回路、72…
サブマイクロコンピュータ、73…サブCPU、74…
通信インタフェース、75…ワークRAM、76…プロ
グラムROM、77…INポート、78…音源IC、7
9…パワーアンプ、80…OUTポート、81…画像制
御回路、82…画像制御CPU、83…画像制御ワーク
RAM、84…画像制御プログラムROM、85…IN
ポート、86…画像ROM、87…ビデオRAM、88
…画像制御IC。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野中 誠之 東京都江東区有明3丁目1番地25 有明フ ロンティアビル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管理装置と複数の遊技機とを含む遊技シス
    テムにおいて、 前記管理装置は、前記複数の遊技機のうち当選とする遊
    技機を決定する当選決定手段と、前記当選決定手段の決
    定結果を送信する決定結果送信手段とを備え、 前記遊技機は、前記決定結果を受信する決定結果受信手
    段と、前記決定結果を報知する当選結果報知手段とを備
    えていることを特徴とする遊技システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の遊技システムにおいて、前
    記当選決定手段は、乱数抽選の結果に基づいて、前記当
    選とする遊技機を決定することを特徴とする遊技システ
    ム。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の遊技システムにおい
    て、前記管理装置は、前記当選とする遊技機の決定条件
    を設定するための設定手段を備え、前記当選決定手段
    は、前記設定手段の設定に基づいて前記決定を行うこと
    を特徴とする遊技システム。
  4. 【請求項4】請求項3記載の遊技システムにおいて、前
    記決定条件は、前記当選とする遊技機の数、前記決定を
    行う時期、又は前記決定の対象となる遊技機の指定を含
    むことを特徴とする遊技システム。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれか記載の遊技シス
    テムにおいて、前記管理装置は、各遊技機に対して遊技
    状況の判別を要求する遊技状況要求手段を備え、前記遊
    技機は、前記遊技状況の判別の要求に応じて遊技状況を
    判別する判別手段と、前記判別手段の判別結果を送信す
    る判別結果送信手段とを備え、前記当選決定手段は、前
    記判別結果に基づいて、前記当選とする遊技機の決定の
    対象とする遊技機を決定することを特徴とする遊技シス
    テム。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれか記載の遊技シス
    テムにおいて、前記遊技機は、前記決定結果の報知が行
    われる時期が近いことを報知する遊技システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005168653A (ja) * 2003-12-09 2005-06-30 Samii Kk スロットマシン
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JP2015016011A (ja) * 2013-07-09 2015-01-29 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP2016512982A (ja) * 2013-02-14 2016-05-12 シーエフピーエイチ, エル.エル.シー. 金融指標を乱数発生器として使用するゲーム

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