JPH1027076A - 印刷制御装置及び方法 - Google Patents

印刷制御装置及び方法

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JPH1027076A
JPH1027076A JP33333296A JP33333296A JPH1027076A JP H1027076 A JPH1027076 A JP H1027076A JP 33333296 A JP33333296 A JP 33333296A JP 33333296 A JP33333296 A JP 33333296A JP H1027076 A JPH1027076 A JP H1027076A
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広行 山下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷装置を制御する印刷制御装置において、
入力される印刷ジョブをジョブ単位及びページ単位で個
別に管理できるようにする。 【解決手段】 印刷ジョブ10は解析され、ジョブ記述
ファイル14と各ページ毎のページデータ16とが作成
される。ジョブ記述ファイル14にはジョブ全体に係る
印刷属性が記述され、ジョブ要素(コンテンツ)のリス
トが含まれる。ページデータ16には各ページ毎の印刷
属性が関連づけられ、その中にはイメージデータが含ま
れる。ジョブ制御部20はジョブ要素リストに基づき必
要なイメージデータを引き出してプリンタへ出力する。
複数の印刷ジョブ間で共通の印刷データを共有でき、印
刷ジョブの結合やページ追加・削除などの多彩なジョブ
管理を簡単に実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷制御装置及び方
法に関し、特に印刷ジョブの新しい管理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、急速に普及・活用されつつある印
刷システムは、ワークステーションなどの編集装置やプ
リントサーバなどの印刷制御装置をネットワークに接続
したシステムである。ここで、印刷制御装置には、直接
的に又はネットワークを介して、印刷装置としてのプリ
ンタが接続される。このような印刷システムにおいて、
編集装置から出力された印刷ジョブは、印刷制御装置を
介してプリンタへ送出され、そのプリンタで印刷が実行
される。
【0003】上記の印刷ジョブは、一般的に、ページ記
述言語(PDL:Page DescriptionLanguage )で記述
される。そのような印刷ジョブが印刷制御装置に与えら
れると、印刷制御装置では、まず印刷ジョブが解析(デ
コンポーズなど)されて各ページの印刷データ(イメー
ジデータ)が生成され、更にその印刷データに対する圧
縮、保存、伸長などの処理を経た後に、その印刷データ
がプリンタへ出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
印刷制御装置においては、印刷ジョブは基本的に「ジョ
ブ単位」でのみ管理されていたため、次のような問題が
あった。
【0005】例えば、複数の印刷ジョブの間で、同一の
ページデータすなわち同一のイメージデータが存在して
いても、そのデータは複数の印刷ジョブ間で共有されて
いなかった。このため、データ解析が重複したり、また
データの保存や記憶が重複したりする問題があった。よ
って、データ処理が非効率的となっていた。
【0006】また、ページ単位での処理、例えばページ
差し替えやページ追加を行うことが困難であった。この
ため、たとえ僅かでも内容修正がある場合には、編集装
置に処理を戻してジョブ内容の修正を行い、その後に修
正部分を含む印刷ジョブの全体を印刷制御装置へ再度送
出しなければならなかった。
【0007】さらに、各ページの印刷データの内容を変
更することなくページ順序あるいは各ページの印刷枚数
のみを変更したいような場合でさえ、上記のジョブ内容
の修正及び再送を行わなければならなかった。
【0008】特開平2−213930号公報、特開平5
−201075号公報、特開平6−24106号公報、
特開平6−40092号公報、特開平7−186461
号公報などには、印刷装置において印刷終了後も印刷デ
ータを保存しておき、その保存されたデータを利用して
再印刷を可能にしたものが開示されている。しかしなが
ら、それらの従来装置においても、ジョブ単位及びペー
ジ単位の両面から印刷ジョブの管理は行われておらず、
例えば複数の印刷ジョブ間で印刷データを共有させるこ
とはできない。
【0009】また、特開平6−106813号公報に
は、印刷ジョブを構成する各ページの印刷データを記憶
しておき、再印刷を行う場合に、ページ順を変更して
(あるいは任意のページを選択して)印刷を行える印刷
制御装置が記載されている。しかし、この従来装置にお
いても、ジョブ単位及びページ単位の両面から印刷ジョ
ブの管理は行われておらず、印刷ジョブ間で印刷データ
の共有などを行うことはできず、また複数の印刷ジョブ
にまたがって任意のページ順で印刷を行うことはできな
い。
【0010】以上のように従来においては、ジョブ単位
での管理が基本となっていたため、たとえページ単位で
操作を行えても、それはきわめて制限された範囲内での
み可能であるというものでしかなく、印刷システムの普
及と相俟って高度化・多様化しつつあるユーザーの要望
を満たす印刷制御装置を実現できなかった。
【0011】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、印刷ジョブをジョブ単位及び
ページ単位の両面から個別に管理でき、それによって多
様な機能を実現できる印刷制御装置を提供することを目
的とする。
【0012】また、本発明の目的は、複数の印刷ジョブ
間で共通の印刷データを共有させることによって、効率
的なデータ処理及びデータ記憶を実現できる印刷制御装
置を提供することにある。
【0013】更に、本発明の目的は、印刷ジョブの並列
的な結合、印刷ジョブの階層的な結合、ページ追加、ペ
ージ差し替え、ページ削除、などの多彩なジョブ管理を
簡単に実現できる印刷制御装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
(1)上記目的を達成するために、本発明は、ジョブ要
素リストを含むジョブ記述ファイルが印刷ジョブ毎に登
録されるジョブ記述ファイル記憶手段と、ページイメー
ジを関連付けたページデータがページ毎に登録されるペ
ージデータ記憶手段と、前記ジョブ記述ファイルのジョ
ブ要素リストに基づいて、必要なページイメージを抜き
出して印刷装置へ出力するジョブ制御手段と、を含み、
前記印刷ジョブがジョブ単位及びページ単位で個別に管
理されることを特徴とする。
【0015】上記構成によれば、印刷ジョブは、ジョブ
記述ファイル(JDF:Job Description File)及び各
ページ毎のページデータ(PD:Page Data )に分解さ
れた状態で管理され、すなわち、ジョブ単位及びページ
単位で個別に管理される。ジョブ記述ファイルのジョブ
要素リストには、それが参照する1又は複数のジョブ要
素(コンテンツ:Content(s))が記述されており、これ
によって、ジョブ記述ファイルとその実行に必要なペー
ジデータとが関連付けられる。
【0016】この新しいジョブ管理方式により、印刷ジ
ョブ間で共通のページデータを共有させることができ、
また、従来の印刷制御装置では実現できなかった多彩な
機能が実現される。すなわち、例えば、ページ単位の差
し替え、追加、削除などを自在に行うことができ、また
ジョブ結合などを行うこともできる。ここで、そのよう
なジョブ内容の変更に際して、変更されないデータはそ
のまま再利用でき、ホスト装置(ジョブ出力装置)から
ジョブ全体を再送する必要はない。
【0017】また、本発明に係る印刷ジョブ管理方式に
よれば、ジョブ記述ファイルの指定のみによって再印刷
を行わせることもでき、また、ジョブ単位又はジョブ記
述ファイル単位で外部へデータを出力でき、また外部か
らデータを取り込むこともできる。
【0018】(2)本発明の好適な態様では、前記ジョ
ブ記述ファイル及び前記ページデータを作成するため
に、入力された印刷ジョブを解析するジョブ解析手段を
含む。このジョブ解析手段は、例えばPDL解析部で構
成され、印刷ジョブに対する展開処理、換言すればデコ
ンポーズ(及び、インタープリタなど)を実行するもの
である。その解析結果から、ジョブ記述ファイルが自動
作成され、また各ページのページデータも自動作成され
る。なお、ジョブ解析手段それ自体をジョブ記述ファイ
ル作成手段及びページデータ作成手段として機能させて
もよい。
【0019】(3)本発明の好適な態様では、前記ジョ
ブ記述ファイル及び前記ページデータに識別情報を付与
する識別情報付与手段を含み、前記識別情報を利用して
前記ジョブ記述ファイル及び前記ページデータが管理さ
れる。上記のジョブ要素リストは、望ましくは、この識
別情報(例えばID番号)の記述によって作成される。 (4)本発明の好適な態様では、前記識別情報付与手段
は、前記ジョブ記述ファイル及び前記ページデータに対
し、前記識別情報として、当該装置内でのみ有効なロー
カル識別情報と当該装置外でも有効なユニバーサル識別
情報とを付与する。
【0020】ここで、ローカル識別情報は、装置内で使
用される比較的単純なIDであり、装置間での重複設定
が許容されるものである。ユニバーサル識別情報(グロ
ーバル識別情報)は、装置内外を含めて唯一のIDであ
り、1つのジョブ要素には1つのユニバーサル情報のみ
が設定される。ローカル識別情報は記述が簡易であると
いう利点があり、ユニバーサル識別情報によれば装置内
外を含めてジョブ要素の参照・対比を確実に行うことが
できるという利点がある。
【0021】(5)本発明の好適な態様では、前記ジョ
ブ要素リストには、前記ページデータの識別情報の他
に、前記ジョブ記述ファイルの識別情報を含められ、前
記ジョブ制御手段は、参照したジョブ要素リストに他の
ジョブ記述ファイルの識別情報が含まれる場合には、更
に、当該他のジョブ記述ファイルのジョブ要素リストを
参照する。
【0022】本発明では、ページデータ及びジョブ記述
ファイルの双方をジョブ要素(コンテンツ)として定義
できる。よって、あるジョブ記述ファイルから他のジョ
ブ記述ファイルを参照して階層構造を構築できる。その
ような階層構造が存在している場合には、ジョブ制御部
は、ジョブ要素リストを順次たどっていき、最終的にジ
ョブ実行に必要なすべてのページデータを特定する。こ
のようにジョブ記述ファイルもジョブ要素として定義で
きるので、例えば、一冊の本の印刷に相当する印刷ジョ
ブを各章毎の印刷ジョブに相当する印刷ジョブの集合と
して記述できる。
【0023】(6)本発明の好適な態様では、前記ジョ
ブ記述ファイルにはジョブ全体に関わる印刷属性が含ま
れ、前記ページデータにはページ毎の印刷属性が含ま
れ、前記ジョブ制御手段は、前記ジョブ記述ファイルの
印刷属性及び前記ページデータの印刷属性に従って印刷
制御を行う。
【0024】ジョブ記述ファイル内の印刷属性として
は、上記ジョブ要素リストの他に、例えば、印刷方法
(印刷順序、印刷枚数)、用紙サイズ、白黒/カラーの
指定、などが挙げられる。ページデータの印刷属性とし
ては、上記のページイメージの他に、用紙サイズ、白黒
/カラーの指定などが挙げられる。
【0025】(7)本発明の好適な態様では、前記ジョ
ブ記述ファイルには、前記ジョブ記述ファイルの印刷属
性と前記ページデータの印刷属性とが不適合となった場
合に、いずれの印刷属性を優先させるかの属性優先情報
が含まれ、前記ジョブ制御手段は、前記属性優先情報に
従って印刷制御を行う。
【0026】例えば、ジョブ記述ファイルによる用紙サ
イズの指定とページデータの用紙サイズの指定とが異な
った場合、いずれを優先させるか不明であるので、その
ための属性優先情報を予めジョブ記述ファイル内に記述
しておくものである。ジョブ記述ファイルの属性が優先
される場合、必要に応じてページイメージの拡大、縮
小、回転などを行うのが望ましい。
【0027】(8)本発明の好適な態様では、前記ジョ
ブ制御手段は、ジョブ記述ファイルが指定されつつ再印
刷が指示された場合に、前記ジョブ記述ファイル記憶手
段からそのジョブ記述ファイルを読み出して印刷制御を
行う。すなわち、ジョブ記述ファイルを指定して再印刷
を行わせるもので、非常に簡単な操作で再印刷を実行さ
せることでき、従来のようなホスト装置からの印刷ジョ
ブの再送は不要となる。 (9)本発明の好適な態様では、前記ジョブ制御手段
は、ジョブ記述ファイルが特定されつつ修正内容を伴っ
てファイル修正が指示された場合に、前記ジョブ記述フ
ァイル記憶手段からそのジョブ記述ファイルを読み出し
て内容を修正する。すなわち、ジョブの一部修正を行い
ながら必要に応じて再印刷を行わせるもので、この場合
においても、修正内容のみを供給すればよいので、変更
されないデータを再利用して、データの伝送、解析、記
憶などを必要最小限に抑えることができる。
【0028】(10)本発明の好適な態様では、前記ジ
ョブ記述ファイルの内容を編集するための編集手段を含
む。ジョブ記述ファイルは望ましくは簡単なテキスト形
式で記述され、その内容を修正することにより、印刷順
序、印刷枚数、差し替え印刷、ジョブ合成(結合)など
の多彩な操作を実現できる。
【0029】(11)本発明の好適な態様では、ジョブ
要素としての前記ジョブ記述ファイル及び前記ページデ
ータの相互の参照関係が記述された管理テーブルを含
む。
【0030】(12)本発明の好適な態様では、ジョブ
要素の削除を行う削除手段を含み、前記削除手段は、当
該ジョブ要素の削除が他の印刷ジョブに影響を与えない
場合にのみ当該ジョブ要素の削除を行う。すなわち、削
除しようとするジョブ要素に他の参照関係が存在してい
る場合にまでその削除を行ってしまうと、他のジョブの
実行に支障をきたしてしまうので、そのような場合には
削除が禁止される。
【0031】(13)本発明の好適な態様では、前記ジ
ョブ記述ファイル記憶手段及び前記ページデータ記憶手
段に記憶されたデータの一部又は全部をアーカイブする
アーカイブ手段を含む。ここで、アーカイブは、望まし
くは、ジョブ単位あるいはジョブ記述ファイル単位で行
え、また全データのアーカイブも可能である。
【0032】本発明の好適な態様では、前記外部へのア
ーカイブに当たってアーカイブ情報を付加するアーカイ
ブ情報付加手段を含む。ここで、アーカイブ情報として
は、例えば日付、コメント、キーワードなどが挙げられ
る。
【0033】(14)本発明の好適な態様では、前記ア
ーカイブされたデータを装置内部にリストアするリスト
ア手段を含む。
【0034】本発明の好適な態様では、前記アーカイブ
情報に基づいて、前記リストアされるデータの中で特定
のデータを検索する検索手段を含む。その検索に当たっ
ては、アーカイブ情報中のキーワードなどが利用され
る。
【0035】本発明の好適な態様では、前記リストア手
段は、前記リストアするデータの中で、装置内に記憶さ
れたページデータと異なるページデータのみをリストア
する。これにより、同一データの重複保存などが回避さ
れる。
【0036】(15)本発明の好適な態様では、各ペー
ジデータ毎に表示用の画像データを作成する画像データ
作成手段を含む。本発明の好適な態様では、前記各ペー
ジデータは各色毎に作成される。
【0037】(16)本発明の好適な態様では、複数の
ジョブを合成して合成ジョブを作成するジョブ合成手段
を含み、前記ジョブ合成手段は、合成前の各ジョブのジ
ョブ記述ファイルに基づいて合成ジョブのジョブ記述フ
ァイルを作成する。
【0038】ここで、前記合成前の各ジョブのジョブ記
述ファイルのいずれかに、各ジョブ要素セット毎に部数
指定がなされたセレクティブバインディングの記述が含
まれている場合には、前記ジョブ合成手段は、そのセレ
クティブバインディングの条件の全部又は一部を維持し
つつ合成ジョブのジョブ記述ファイルを作成する。ある
いは、前記ジョブ合成手段は、セレクティブバインディ
ングをクリアして合成ジョブのジョブ記述ファイルを作
成する。前記ジョブ合成手段のジョブ合成条件を選択す
るための手段を設けるのが望ましい。
【0039】(17)また、本発明に係る方法は、ジョ
ブ要素リストを含むジョブ記述ファイルを印刷ジョブ毎
に作成する工程と、ページイメージを関連付けたページ
データをページ毎に作成する工程と、前記ジョブ記述フ
ァイルのジョブ要素リストに基づいて、必要なページイ
メージを抜き出して印刷装置へ出力する工程と、を含む
ことを特徴とする。
【0040】また、本発明に係る媒体には、上記方法を
印刷制御装置で実行させるためのプログラムが格納され
る。媒体の概念には、光、磁気、電気などの作用により
情報が記録されるすべての媒体が含まれ、例えば、RO
M,FD,HDなどが含まれる。上記の印刷制御装置の
概念には、プログラムによって情報を処理するすべての
装置が含まれる。
【0041】以上のように、本発明によれば、ジョブ記
述ファイル及び各ページ毎のページデータによって印刷
ジョブを管理するという新しい管理方式によって、保存
データの効率的な利用と多彩な印刷制御を実現できる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態を
図面に基づいて説明する。
【0043】I.本発明の原理説明 図1には、本発明に係る印刷ジョブ制御装置の概念が示
されている。印刷ジョブ10は、印刷ジョブを作成する
アプリケーションソフトウエアなどを搭載したホスト装
置から送信されるものであり、例えばこの印刷ジョブ1
0は、ページ記述言語(PDL)で記述されている。こ
の印刷ジョブ10が図1に示す印刷制御装置に入力され
ると、まず、その印刷ジョブ10に対してジョブ解析が
実行され、印刷ジョブ10は、1つのジョブ記述ファイ
ル(JDF)14と各ページ毎のページデータ(PD)
16とに分解される。このジョブ解析に伴って、作成さ
れたジョブ記述ファイル14にはJDF IDと固有I
Dとが付与され、一方の各ページデータ16にもページ
IDと固有IDとが付与される。後に詳述するように、
ジョブ記述ファイル14及びページデータ16はジョブ
要素(以下、コンテンツ)として管理され、上述のJD
F ID及びページIDはいずれもコンテンツIDであ
る。このコンテンツIDは印刷制御装置内においてのみ
有効なローカル識別情報であり、一方の固有IDは印刷
制御装置内部の他その外部においても有効な唯一のID
(ユニバーサルID)である。これらのIDについては
後に詳述する。
【0044】図1に示すように、内部記憶装置12内に
は、各印刷ジョブ毎に作成されたジョブ記述ファイル1
4が格納され、また、複数のページデータ16が格納さ
れる。内部記憶装置12に格納されるページデータ16
は相互に異なっており、基本的に重複して保存されな
い。換言すれば、印刷ジョブ間で共通のページデータ1
6はそのような印刷ジョブ間で共有されている。
【0045】ジョブ記述ファイル14は、後に詳述する
ように、ジョブ要素(コンテンツ)リスト、印刷順序、
印刷枚数などの印刷属性を有する。これらの印刷属性は
印刷ジョブ全体に関わるものである。一方、ページデー
タ16には各ページのイメージデータが印刷属性として
対応づけられており、また各ページ毎の印刷条件も印刷
属性として対応づけられている。
【0046】このようなジョブ単位及びページ単位での
印刷ジョブ管理において、特定の印刷ジョブに対する印
刷実行が指示されると、ジョブ制御部20はその印刷ジ
ョブのジョブ記述ファイル14を特定し、そこに記述さ
れているジョブ要素リストを参照して当該印刷ジョブの
実行に当たって必要となる1又は複数のジョブ要素を特
定する。具体的には、その印刷ジョブの実行に当たって
必要となるページデータ16が特定される。このページ
データ16の特定により各ページのイメージデータが特
定され、それらのイメージデータがプリンタへ出力され
る。この際、ジョブ制御部20はジョブ記述ファイル1
4及びページデータ16に含まれる印刷属性にしたがっ
て印刷制御を行う。
【0047】以上のような印刷ジョブ管理によれば、例
えば外部からジョブ記述ファイルのみを取り込んで印刷
を実行することもでき、あるいは内部に記録されたジョ
ブ記述ファイルをJDF編集装置22を利用して修正す
ることによって新たなジョブ記述ファイル14を作成す
ることもできる。あるいは、ネットワーク24や外部記
憶装置26との間でジョブ記述ファイル14やページデ
ータ16などを送受信することもできる。
【0048】図2には、印刷ジョブの解析とID付与の
例が示されている。図2(A)には印刷ジョブ10が示
されており、この印刷ジョブ10は概念的には属性情報
30と各ページ毎のページデータ32とで構成される。
このような印刷ジョブ10が入力されると、上述したよ
うにジョブ解析及びID付与が実行され、図2(B)に
示すようにジョブ記述ファイル14と各ページ毎のペー
ジデータ16−1〜16−3が作成される。この際、ジ
ョブ記述ファイル14及び各ページデータ16−1〜1
6−3にはそれぞれコンテンツID及び固有IDが付与
され、その具体例が図2(C)に示されている。
【0049】ジョブ記述ファイル14に付与されるコン
テンツID(JDF ID)は、上述したようにローカ
ルIDであり、この図2の例ではジョブ記述ファイル1
4にID番号10が付与されている。これと同様に、各
ページデータ16−1〜16−3にもコンテンツIDと
してページIDが付与されており、それぞれID番号
1、2、3が付与されている。また、ジョブ記述ファイ
ル14及び各ページデータ16−1〜16−3にはそれ
ぞれ固有IDも付与されており、これについて以下に詳
述する。
【0050】この実施形態において、固有IDは大別し
て3つの情報の組み合わせで構成され、すなわち作成日
時と印刷制御装置の識別番号であるホストIDと印刷制
御装置内で重複しないように付与されるコンテンツID
との組み合わせとして構成される。例えば、ジョブ記述
ファイル14が1995年3月5日の10時00分00
秒に作成され、印刷制御装置のホストIDが12345
ab6であり、コンテンツIDが上記のように10であ
る場合、ジョブ記述ファイル14に対しては固有IDと
して95030510000012345ab6000
10が設定される。これと同様に、各ページのページデ
ータ16−1〜16−3にもそれぞれ同様の規則に基づ
いて固有IDが付与される。
【0051】このように各コンテンツ(ジョブ記述ファ
イル、ページデータ)に対して固有IDを付与すること
により、システム全体に渡って唯一のIDを付与するこ
とができ、後述のように、重複したデータの並存などを
回避することができる。なお、固有IDの中にコンテン
ツIDを含めているのは、同時刻(1秒以内)に複数の
コンテンツが作成されるような場合やジョブ解析が複数
並列して実行されるような場合に固有IDが重複して設
定されないようにするためである。
【0052】図3には、ジョブ記述ファイルの具体例と
印刷実行結果の例が示されている。図3(A)に示すよ
うに、印刷ジョブは、JDF ID10及び11のジョ
ブ記述ファイルと1ページ目から5ページ目までのペー
ジデータとで構成されている。
【0053】図3(B)にはジョブ記述ファイルの簡単
な記述例が示されており、図示されるように、ジョブ記
述ファイル内にはContentsSelectの欄とContentsIDs の
欄とが含まれている。ContentsSelectの欄には印刷方法
が記述され、具体的には印刷順序と印刷枚数とが記述さ
れる。ContentsIDs の欄はジョブ要素リストとして機能
するものであり、そこにはジョブ要素としてのコンテン
ツのコンテンツIDが記述される。このContentsIDs の
欄におけるコンテンツIDの順番はそれぞれのコンテン
ツに対して設定されるファイル内番号に相当し、例えば
図3(B)に示すJDF ID10においてコンテンツ
ID1にはファイル内番号1が設定され、コンテンツI
D2にはファイル内番号として2が設定され、コンテン
ツID11にはファイル内番号として3が設定される。
このようなファイル内番号を利用して上記のContentsSe
lectの欄が記述される。具体的には、ContentsSelectの
欄の内側の[]の中の数字はファイル内番号で記述され
た印刷順序を示しており、内側の[]の前の数字はコピ
ー部数を示している。図3に示すJDF ID10のCo
ntentsSelectの欄においては、ファイル内番号1、2、
3の順で(コンテンツID1、2、11の順で)1部ず
つの印刷を行うことが記述されている。
【0054】JDF ID11においても上記同様に記
述されているが、これらの2つのジョブ記述ファイルの
関係を見ると、JDF ID10のContentsIDs の欄の
中に、ジョブ記述ファイルであるJDF ID11が含
まれている。すなわち階層構造(入れ子構造)が形成さ
れている。
【0055】このような印刷ジョブについて、JDF
ID10の印刷を実行すると、図3(C)に示すような
印刷結果となる。すなわち、JDF ID10のConten
tsSelectにしたがって第1ページ及び第2ページが印刷
された後、JDFID11の内容が実行されて第3ペー
ジ〜第5ページが印刷される。
【0056】以上のように、本実施形態によれば、ジョ
ブ記述ファイルを簡単に記述でき、しかもジョブ記述フ
ァイル内に他のジョブ記述ファイルを含めて階層構造を
採用することもできるので、後述するように多彩な印刷
が可能となる。
【0057】なお、ジョブ記述ファイルは、上述のよう
にテキスト形式のファイルであり、コンテンツID及び
固有IDによって管理されており、例えばフロッピーデ
ィスクや光磁気ディスクなどの可搬なメディアに保存し
たり、そのようなメディアから取り込むこともできる。
あるいはジョブ記述ファイルをネットワークを介してオ
ンラインで外部に送信したり、あるいはそのようなネッ
トワークを介して外部からジョブ記述ファイルを取り込
むこともできる。
【0058】II.ジョブ記述ファイルの具体的な説明 図3には、ジョブ記述ファイルの主要な項目のみが示さ
れていたが、実際のジョブ記述ファイルには他の属性を
含めることができ、その具体的な例が図4に示されてい
る。
【0059】図4において、符号34で示すように、ジ
ョブ記述ファイルのヘッダー部分にはコメント文として
%%JobDescriptionFileが記入される。入力データの判定
に当たっては、後述のようにこのコメント文が参照され
る。符号36で示すTitle の欄にはドキュメント名が記
述される。符号38で示すContentsSelectの欄には、図
3(B)で示したようにファイル内番号を利用して印刷
方法(印刷順序と印刷枚数)の設定が行われる。なお、
ファイル内番号は符号50で示すContentsIDs の欄の記
載順序として定義されるのは上述の通りである。符号4
0で示すMediaSelect の欄には用紙サイズが記述され、
符号42で示すMediaPrecedence の欄には、ジョブ記述
ファイルの用紙サイズ指定とページデータにおける用紙
サイズ指定のいずれを優先させるかの情報が記述され
る。これについては後に詳述する。符号44で示すColo
r の欄には白黒印刷を行うかカラー印刷を行うかあるい
はページデータにおける指定を優先させるかの情報が記
述される。符号46で示されるPlexの欄には両面印刷を
行うか片面印刷を行うかの指定がなされる。符号48で
示されるCopyの欄にはジョブ全体としてのコピー部数が
記述される。符号50で示されるContentsIDs の欄には
上述したようにコンテンツのリストが記述され、そのリ
スト上において左から順番に1番からのファイル内番号
が設定される。符号52で示されるHoldTimingの欄には
印刷ジョブに対する処理を途中で保留する指定がなさ
れ、具体的にはジョブ解析前(デコンポーズ前)での保
持と印刷前(ジョブ解析後)の保持とを指定できる。符
号54で示されるJobSave の欄には印刷後に印刷ジョブ
をジョブ解析前の状態で保存するか否かが設定され、符
号56で示されるRipFileSave の欄には印刷後にジョブ
解析後の状態で印刷ジョブを保存するか否かが設定され
る。
【0060】図4に示した各属性は、印刷ジョブの解析
結果に基づいて設定されるが、その印刷ジョブにそのよ
うな属性の指定がなされていない場合には、その印刷ジ
ョブに付随して送信されてくる情報やあるいはシステム
が持っているデフォルト値などに基づいて設定される。
ちなみに、印刷制御装置の機能に応じてジョブ記述ファ
イルの内容は適宜修正することが可能である。
【0061】図5には、ジョブ記述ファイルの第1例が
示されている。図6には、ジョブ記述ファイルの第2例
が示されている。図5に示される例では、ContentsIDs
の欄がコンテンツIDで記述されており、図6に示す例
ではContentsIDs の欄が固有IDで記述されている。上
述のように、印刷制御装置内ではコンテンツIDに基づ
いて各コンテンツが管理され、印刷制御装置外において
は各コンテンツが固有IDで管理される。
【0062】III.他のファイルの説明 図7には、JDF印刷指示ファイル(JPF)の記述内
容が示されている。このJDF印刷指示ファイルは、図
1に示したように、内部記憶装置12内にジョブ記述フ
ァイル14が保存されている状態において、そのジョブ
記述ファイルの固有IDを指定して再印刷を実行させる
ためのファイルである。図7に示すように、ファイルの
先頭には符号58で示すように%%JDFPrintがコメントと
して記述され、それに続いて符号60で示すように印刷
したいジョブのJDFの固有IDが記述される。図8に
は、JDF印刷指示ファイルの例が示されており、この
例においては固有IDが96031420202012
345ab600001のジョブ記述ファイルが指定さ
れている。このようなJDF印刷指示ファイルを与える
ことにより、新たに印刷ジョブを与えることなく保存さ
れている情報を有効利用して再印刷を実行させることが
できる。なお、その場合の動作については後に詳述す
る。
【0063】図9には、JDF改訂指示ファイル(JR
F)の記述内容が示されている。このJDF改訂指示フ
ァイルは、ファイル内容を一部修正させつつジョブ記述
ファイルを指定して再印刷を行わせるためのファイルで
ある。図9に示されるように、ファイルの先頭には符号
62で示されるように%%JDFRevise がコメントとして記
述され、それに続いて改訂するJDFの固有IDが記述
される。そして、改訂したい属性の欄に改訂内容が記述
される。ここで、符号64で示されるReplaceSetの欄に
は差し換え関係が記述され、具体的には、差し換え関係
毎に、[コンテンツのファイル内番号,$添付ページ番
号]で記述される。ここで、コンテンツのファイル内番
号は、符号68で示されるContentsIDs の欄に記述され
たコンテンツの並び番号である。符号66で示されるOr
iginalJDFDelete の欄にはオリジナルJDFを削除する
か否かが設定される。符号68で示されるContentsIDs
の欄には上述したようにコンテンツリストが記述され、
そのリスト内には添付ページがある場合にはその番号が
含まれる。符号70で示される%%JDFReviseEndはこのフ
ァイルの終わりを示すコメントであり、そのコメントに
続いて差し換えるページのデータが添付される。なお、
他の項目については、その内容を変更したい場合に、図
4に示したジョブ記述ファイル同様に記述される。ちな
みに、符号64で示されるReplaceSetの欄はページの差
し換えを行う場合に使用され、単なるページの追加の場
合には使用されない。なお、ContentsIDs の欄には、コ
ンテンツが固有IDで記述され、ページの追加の場合に
は一緒に送信したページを$ページ番号の形式で特定す
る。図10及び図11にはJDF改訂指示ファイルの具
体例が示されている。
【0064】このJDF改訂指示ファイルによるジョブ
記述ファイルの内容修正及び再印刷については後に詳述
する。
【0065】IV.装置構成の説明 図12には、本発明に係る印刷制御装置の好適な実施形
態が示されており、図12はその全体構成を示すブロッ
ク図である。この印刷制御装置72は例えばコンピュー
タマシンにより構成され、その記憶装置(ROM又はH
D)上には、以下に詳述する印刷制御を実現するための
プログラムが格納されている。
【0066】この印刷制御装置72において、システム
制御部74は装置全体の動作の制御を行っている。入力
データは、入力データ受付部76で受信され、その入力
データが入力内容判定部78に送られる。この入力内容
判定部78は、入力データの種別を判定するものであ
り、その入力データが印刷ジョブか、ジョブ記述ファイ
ル(JDF)か、JDF印刷指示ファイル(JPF)
か、JDF改訂指示ファイル(JRF)か、の判定を行
っている。その判定に際しては、入力データの先頭に付
されているコメントが参照され、それが%%JobDescripti
onFileである場合にはジョブ記述ファイルであると判定
し、%%JDFPrintである場合にはJDF印刷指示ファイル
であると判定し、%%JDFRevise である場合にはJDF改
訂指示ファイルであると判定している。そして、これら
の識別子すなわちコメントがない場合には通常の印刷ジ
ョブであると判定している。このような判定結果に基づ
く入力データの処理については後にフローチャートを用
いて詳述する。
【0067】ジョブ解析部82は、入力データが印刷ジ
ョブであると判定された場合に、その印刷ジョブに対し
て展開処理すなわちジョブ解析(デコンポーズ、インタ
ープリタ)を実行するものである。このジョブ解析によ
って、印刷ジョブに含まれる印刷属性が抽出され、また
各ページのイメージデータが生成される。このイメージ
データは、圧縮部84において圧縮された後、圧縮され
たイメージデータがデータメモリ80に記憶される。こ
のデータメモリ80はそのようなイメージデータの記憶
の他、必要な場合に印刷ジョブの記憶も行っている。
【0068】ジョブ解析により抽出された印刷属性は、
JDF作成部86に送られ、このJDF作成部86にお
いて上述のジョブ記述ファイルが作成される。作成され
たジョブ記述ファイルは、JDF記憶部90に記憶され
る。この際、ID付与部88によってジョブ記述ファイ
ルに対して上述のようにコンテンツID及び固有IDが
付与される。
【0069】ジョブ解析により抽出された印刷属性には
上記のページデータを構成する印刷属性も含まれてお
り、ページデータには上述同様にID付与部88によっ
てコンテンツID及び固有IDが付与される。
【0070】コンテンツ管理テーブル92は、作成され
たジョブ記述ファイル及びページデータを管理するため
のテーブルであり、そのテーブルの一部としてページデ
ータが記憶される。なお、ページデータの実体をなすイ
メージデータは上述したようにデータメモリ80内に記
憶される。
【0071】ジョブ制御部94は、ジョブ記述ファイル
に基づく印刷制御、保存ジョブ印刷制御、ジョブ記述フ
ァイル編集制御、ジョブ合成制御、コンテンツ削除制
御、アーカイブ制御、リストア制御などの各種の制御を
行っており、それらの制御に当たってはコンテンツ管理
テーブル92が参照される。
【0072】図13には、コンテンツ管理テーブル92
の具体例が示されている。このコンテンツ管理テーブル
92では、ジョブ記述ファイル及びページデータのいず
れもコンテンツとして同様に管理されており、コンテン
ツIDの欄130は各コンテンツのコンテンツIDが記
入される。固有IDの欄132には各コンテンツに付与
された固有IDが記入される。欄134には各コンテン
ツの種別すなわちジョブ記述ファイルかページデータか
が記入される。欄136には、各コンテンツに関してそ
れが参照されているすなわち関連付けられている親コン
テンツのコンテンツIDが記入される。欄138には、
各コンテンツについてそれが参照されている親コンテン
ツの個数が記入される。欄140には、JDF記憶部9
0内でのジョブ記述ファイルの格納アドレスを示すJD
Fポインタが記入される。欄142にはデータメモリ8
0内でのイメージデータの格納アドレスを示すポインタ
が記入される。欄144及び欄146にはページデータ
についての属性情報が記入され、具体的には、白黒かカ
ラーかの情報と用紙サイズの情報とが記入される。な
お、必要に応じて、ページデータに含まれる他の属性を
記入することも可能である。
【0073】ちなみに、このコンテンツ管理テーブル9
2、JDF記憶部90及びデータメモリ80は印刷制御
装置72の内部記憶装置上に構成することができる。本
実施形態では、コンテンツ管理テーブル92内にページ
データの各属性を記入したが、勿論、独立してページデ
ータ記憶部を設けてもよい。本実施形態では、ページデ
ータを構成するイメージデータと属性情報とが別々に格
納されているが、同じテーブル上に管理されてもよい。
【0074】図14には、図13に示したコンテンツ管
理テーブルに格納されている1〜5番までの各コンテン
ツの関係が概念図として示されている。コンテンツID
1はジョブ記述ファイルであり、そのContentsIDs の欄
の記述内容にしたがってコンテンツID1のジョブ記述
ファイルからコンテンツID2及びコンテンツID3の
ページデータが参照されている。また、図14に示すよ
うにコンテンツID1のジョブ記述ファイルからコンテ
ンツID6のジョブ記述ファイルも参照されており、そ
のファイルを介してコンテンツID4及びコンテンツI
D5のページデータが参照されている。すなわち、上述
した階層構造が構築されている。ちなみに、コンテンツ
ID7のジョブ記述ファイルからコンテンツID3及び
コンテンツID8のページデータが参照されている。
【0075】図13において、欄136にはそのような
階層構造を反映した形で親コンテンツのIDが記入され
ており、欄138についても同様である。
【0076】図12に戻って、印刷ジョブを実行させる
場合には、JDF記憶部90からその印刷ジョブのジョ
ブ記述ファイルが読み出され、ジョブ制御部94はその
ジョブ記述ファイルにしたがって印刷制御を行う。具体
的には、データメモリ80から、その印刷ジョブを構成
する各ページのイメージデータが読み出され、伸長部9
6において圧縮されたイメージデータが伸長される。そ
して、そのイメージデータは、後述する属性調整部98
を通ってページバッファ100にいったん格納され、そ
のページバッファ100から読み出された各ページのイ
メージデータがデータ送信部102を介して印刷装置1
04へ出力される。その印刷に当たっての印刷条件はジ
ョブ記述ファイル及び各ページのページデータに記述さ
れた印刷属性にしたがって設定される。
【0077】図12に示す表示装置106は、例えばデ
ィスプレイで構成されるものであり、コンテンツの一覧
表示やジョブ記述ファイルの一覧表示が行われるもので
ある。また、各ページのページデータの選択に当たって
は低解像度データ作成部108で作成された各ページの
低解像度データ(画像データ)が表示装置106に表示
される。低解像度データ作成部108は、ジョブ解析後
のイメージデータから低解像データを作成するものであ
る。このような各ページの画像表示によれば、印刷に先
立って各ページの内容を確認し、各ページの選択を円滑
に行えるという利点がある。
【0078】入力装置110は、例えばキーボードやマ
ウスなどのデバイスで構成されるものであり、例えばジ
ョブ記述ファイルの編集あるいは各種のオペレーション
の際に使用される。
【0079】追加判定部112は、後述するデータのリ
ストアの際に入力されたページデータとこの印刷制御装
置72内に存在しているページデータとを比較し、印刷
制御装置72内に保存されていないページデータのみの
追加登録を許可するものである。この動作については後
に詳述する。
【0080】送受信部114は、外部のリモートシステ
ムとの間でデータの送受信を制御するものである。外部
記憶装置116は、ジョブ記述ファイルや印刷ジョブ全
体が記憶される装置であり、例えばハードディスクある
いはフロッピーディスクなどの記憶装置で構成される。
これにより、可搬なメディアを利用してジョブ記述ファ
イルを他の装置にインストールしたり、あるいは他の装
置からのジョブ記述ファイルを可搬なメディアを介して
内部に取り込むことなどが可能となる。
【0081】アーカイブ情報付与部118は、後述する
アーカイブ(外部保存)に当たってアーカイブ情報を付
与するものである。検索部120は、後述するリストア
を行うに当たって、必要なデータを検索するものであ
り、その際にはアーカイブ情報が利用される。色補正部
122はジョブ解析後のイメージデータが例えばCMY
Kの各色毎に保存される場合に、所望の色のイメージデ
ータに対して色補正を実行するものである。
【0082】空白ページ作成部124は、印刷ジョブの
実行に当たって、所定の箇所に空白ページを挿入するた
めの制御を行うものであり、ページ番号付与部126は
各ページの印刷に当たってページ内の所定箇所にページ
番号のイメージを挿入するものである。
【0083】なお、図12に示した印刷制御装置72の
各機能は、ハードウエアで実現することも可能である
が、ソフトウエアで実現することも可能である。
【0084】V.動作の説明 図15には、図12に示した印刷制御装置72において
実行される基本ルーチンが示されている。この基本ルー
チンは、大別して、印刷ルーチンS1、保存ジョブ印刷
ルーチンS2、JDF編集ルーチンS3、ジョブ合成ル
ーチンS4、コンテンツ削除ルーチンS5、アーカイブ
ルーチンS6、及びリストアルーチンS7で構成され、
各機能の実行が必要になった場合に所定のルーチンが実
行される。なお、このシステムの基本ルーチンは入力デ
ータが受信された場合あるいはオペレータによって所定
の入力がなされた場合に起動される。
【0085】(1)印刷ルーチンの説明 図16には、印刷ルーチンの内容がフローチャートとし
て示されている。図12を参照しながらこのルーチンを
以下に説明する。この印刷ルーチンは、印刷ジョブまた
は印刷ファイル(JDF、JPF、JRF)が入力され
た場合に起動される。ここで、印刷ジョブは、ページ記
述言語で記述されたもの、イメージファイルフォーマッ
トで作成されたもの、あるいはテキスト形式で表わされ
たものであり、印刷対象として一般に使用されているも
のである。
【0086】S101〜S103では、図12に示した
入力内容判定部78の動作が示され、すなわち入力デー
タの種別が判定される。通常の印刷ジョブが入力された
場合、S104においてイメージデータの展開処理(S
106)に先立って、ジョブ解析部82により、処理を
途中で保留する指定がなされているか否かが判定され
る。すなわち、図4に示したHoldTimingの欄52で示し
たように、保存タイミングについての属性が読み取ら
れ、その結果、RIP(イメージデータへの展開)前保
持の指定が判定された場合には、S105において、印
刷ジョブがデータメモリ80の印刷ジョブ保持領域に格
納され、この処理が終了する。
【0087】一方、S104において、そのようなRI
P前保持が指定されていない場合には、印刷ジョブが一
旦データメモリ80内のRIP待ちキューに保持され、
ジョブ解析部82による処理を待つ。その後、印刷ジョ
ブは、ジョブ解析部82によって解析され、S106で
示すようにイメージデータへの展開処理がなされる。そ
して、S107で示すように、そのジョブ解析結果に基
づき、JDF作成部86によってジョブ記述ファイルが
作成され、これと共にジョブ解析結果からページデータ
が抽出される。ページデータの内でイメージデータは圧
縮部84において圧縮され、圧縮されたイメージデータ
がデータメモリ80に記憶される。また、このS107
において、作成されたジョブ記述ファイル及びページデ
ータには、ID付与部88によってコンテンツID(J
DF ID、ページID)と固有IDとが付与される。
このように各IDが付与されたジョブ記述ファイル及び
ページデータは、上述のようにコンテンツ管理テーブル
92によって管理される。S108では、ジョブ記述フ
ァイル中のHoldTimingの欄52(図4参照)が参照さ
れ、印刷前保持が設定されているか否かが判定され、そ
のような設定がなされている場合にはこの処理は終了す
る。一方、そのような設定がなされていない場合には、
S109において、作成されたジョブ記述ファイルに基
づいてジョブ制御部94によって印刷の制御がなされ
る。すなわち、ジョブ記述ファイルが参照され、必要な
イメージデータがデータメモリ80から読み出され、そ
のイメージデータに対する伸長処理などを経た後、印刷
装置104へ出力される。勿論、この場合、その印刷に
おける印刷条件は、ジョブ記述ファイル及びページデー
タに記述された印刷属性に従って設定される。
【0088】図16のS110では、ジョブ記述ファイ
ルのJobSave の欄54(図4参照)にRIP前のジョブ
保存が設定されているか否かが判断され、そのような設
定がなされていない場合には、S111においてデータ
メモリ80に記憶されたRIP前の印刷ジョブが削除さ
れる。また、S112においては、ジョブ記述ファイル
のRipFileSave の欄56(図4参照)が参照され、RI
P後のジョブ保存が設定されているか否かが判定され、
設定されていない場合には、S113においてRIP後
のジョブが削除される。これに合わせて、コンテンツ管
理テーブル92の内容も更新される。
【0089】次に、JDF印刷指示ファイル(JPF)
が入力された場合について説明する。S101において
JPFであると判定されると、S114においてそのJ
DF印刷指示ファイルに記述された印刷ジョブの固有I
Dが参照され、印刷を行いたいジョブのジョブ記述ファ
イルが特定される。そして、S115において、ジョブ
制御部94によりそのジョブ記述ファイルが読み出さ
れ、ジョブとして登録される。その後は、上述した通常
の印刷ジョブと同様の処理がなされる。
【0090】次に、ジョブ記述ファイル(JDF)が入
力された場合について説明する。S102において、J
DFであると判定された場合には、そのジョブ記述ファ
イル中の印刷属性などが変更されている可能性があるの
で、S116においてそのジョブ記述ファイルに対して
新しいコンテンツIDが付与され、またこれと同時に新
しい固有IDも付与される。そして、その新しいジョブ
記述ファイルがJDF記憶部90に記憶され、コンテン
ツ管理テーブル92にそれが登録される。
【0091】上記のようなジョブ記述ファイルに対する
新しいIDの付与に伴って、そのジョブ記述ファイルの
ContentsIDs の欄に記述されている各コンテンツの固有
IDが本装置内のコンテンツIDに書き換えられる。こ
の場合、コンテンツ管理テーブル92が参照され、固有
IDに対応するコンテンツIDが特定され、その特定さ
れたコンテンツIDを利用して書き換えが行われる。
【0092】なお、この場合において、ジョブ記述ファ
イルのContentsIDs の欄で参照されているコンテンツが
本装置の内部に存在しない場合には、外部記憶装置11
6に対してまず探しに行き、そこにも存在しなければ送
受信部114を介してリモートシステムに探しに行く。
以上の処理が行われた後、通常の印刷ジョブと同様の処
理が行われる。
【0093】次に、JDF改訂指示ファイル(JRF)
が入力された場合の処理について説明する。S103に
おいてJRFであると判定されると、S117において
そのJRFの最初に記述されている固有IDが参照さ
れ、その固有IDを有するジョブ記述ファイルが読み出
される。S118では、JDF改訂指示ファイルに、入
れ換えるページが添付されているか否かが判定され、そ
のようなページが添付されていない場合にはS121が
実行され、そのようなページが添付されている場合に
は、S119においてジョブ解析部82により、添付さ
れたページに対する展開処理がなされる。これによりイ
メージデータを含むページデータが作成される。S12
0においては、作成されたページデータに対してコンテ
ンツID及び固有IDが付与される。ここで、JDF改
訂指示ファイルにおいて、$1、$2のように記述され
ていた各コンテンツのIDが本装置のコンテンツIDに
置き換えられ、それがジョブ記述ファイルに反映され
る。また、JDF改訂指示ファイルのContentsIDs の欄
にリストされている各コンテンツの固有IDもコンテン
ツ管理テーブル92の内容に基づき本装置のコンテンツ
IDに書き換えられる。これに伴い、S121において
は、ジョブ記述ファイルに対して新しいコンテンツID
と固有IDが付与され、コンテンツ管理テーブル92に
登録される。S122においては、JDF改訂指示ファ
イル内においてオリジナルのジョブ記述ファイルを削除
するか否かの設定が読み取られ、削除する設定がなされ
ていた場合にはS123においてオリジナルのジョブ記
述ファイルが削除される。その後の処理は通常の印刷ジ
ョブと同様である。
【0094】(2)保存ジョブ印刷ルーチンの説明 次に、図12を参照しながら図17を用いて保存ジョブ
印刷ルーチンについて説明する。
【0095】この保存ジョブ印刷ルーチンは、オペレー
タによる保存ジョブ印刷の指示により起動される。S2
01においては、表示装置106に、保存されている印
刷ジョブの一欄が表示される。その一欄表示には、展開
待ちの状態でデータメモリ80内に格納されている印刷
ジョブと、既に展開がなされジョブ記述ファイル及び各
ページ毎のページデータが作成されている印刷ジョブの
両者が含まれる。
【0096】S202では、オペレータによって印刷を
行いたいジョブが指定され、S203では、その指定さ
れたジョブが展開済みのものか否かが判断される。ここ
で、展開済みであれば、S208からの各工程が実行さ
れ、一方、展開済みでない場合には、S204におい
て、まずその印刷ジョブに対して展開処理(ジョブ解
析)がなされ、S205においてそのジョブ解析の結果
作成されたジョブ記述ファイルに対するIDの付与及び
各ページ毎のページデータに対するIDの付与が行われ
る。そして、S206及びS207では、コンテンツ管
理テーブル92にページデータ及びジョブ記述ファイル
が登録され、S208では、そのジョブ記述ファイルに
基づいて印刷が実行される。S209〜S212の各工
程は図16のS110〜S113に示した通常のジョブ
の処理と同様である。
【0097】(3)JDF編集ルーチンの説明 次に、図12を参照しながら図18を用いてJDF編集
ルーチンについて説明する。ここで、JDFの編集方法
としては、大別して、印刷属性変更モードと印刷順序変
更モードとがあり、後者の印刷順序変更モードは、さら
に任意ページ順序印刷及び複数部数印刷のモードと可変
ページプリントモードとに分かれる。
【0098】まず、印刷属性変更モードについて説明す
る。S301において印刷属性変更モードが判定された
場合、S302において、装置内部に保存されているジ
ョブ記述ファイルの一欄が表示装置106に表示され
る。S303では、オペレータによって、入力装置11
0を用いて任意のジョブ記述ファイルが選択される。す
ると、その選択されたジョブ記述ファイルの内容が読み
出される。S304では、そのジョブ記述ファイルの任
意の印刷属性に対して変更内容が入力され、S305で
は、その変更内容がジョブ記述ファイルに反映され、新
しいジョブ記述ファイルが作成される。S306では、
その新規ジョブ記述ファイルに対してコンテンツID及
び固有IDが付与され、そのS307ではコンテンツ管
理テーブルにそのジョブ記述ファイルが登録される。こ
の場合、S308では、オペレータによってオリジナル
のジョブ記述ファイルを削除するか否かの入力がなさ
れ、削除の入力がなされた場合には、S309において
オリジナルのジョブ記述ファイルが削除される。
【0099】次に、印刷順序変更モードのうちで、任意
ページ順序印刷及び複数部数印刷のモードが選択された
場合について説明する。S301及びS310におい
て、そのようなモードが判定されると、S311におい
て図19に示すルーチンが実行される。
【0100】図19において、まずS320では、表示
装置106にジョブ記述ファイルの一欄が表示される。
S321では、オペレータによって編集を行いたいジョ
ブ記述ファイルが選択される。すると、S322におい
て、そのジョブ記述ファイルによって参照されているコ
ンテンツの一欄が表示される。ここで、コンテンツに
は、ページデータの他に、上記の階層構造が成立してい
る場合には他のジョブ記述ファイルも含まれる。
【0101】S323では、表示されているコンテンツ
の一欄に対して、印刷を行いたい順番でコンテンツを順
番に選択する。S324において、コンテンツの選択終
了が判定されると、S325において印刷部数の指定が
行われる。S326では、操作の終了が判定され、S3
27では、上述のような選択結果に基づく新たなジョブ
記述ファイルが作成され、S328ではその新しいジョ
ブ記述ファイルに対してコンテンツID及び固有IDが
付与される。そして、S329ではその新しいジョブ記
述ファイルがコンテンツ管理テーブル92に登録され
る。
【0102】ちなみに、S325における印刷部数の指
定を行った後に処理操作を終了せずに継続モードを選択
すると、上記同様にコンテンツ選択と印刷部数指定とを
行うことができ、各コンテンツ群に対する異なる印刷部
数の設定など多彩な指定を行うことができる。
【0103】図19に示されるルーチンが終了した場
合、図18に示すS308が実行され、オリジナルのジ
ョブ記述ファイルの削除が必要である場合にはその削除
が実行され処理が終了する。
【0104】次に、図18に戻って可変ページプリント
モードが選択された場合について説明する。S301及
びS310において、可変ページプリントモードが選択
されたと判定されると、S312が実行され、すなわち
図20に示されるルーチンが実行される。
【0105】S330では、まず保存されているジョブ
記述ファイルの一欄表示がなされる。S331では、変
数nestに初期値として0が代入される。S332では、
オペレータによって、編集を行いたいジョブ記述ファイ
ルが選択される。すると、S333では、その選択され
たジョブ記述ファイルが参照しているコンテンツの一欄
が表示される。
【0106】S334では、後に詳述するダミーページ
を使用するか否かが判定され、そのようなダミーページ
を使用する場合には、S335においてそのダミーペー
ジの挿入位置が選択される。S334において、ダミー
ページの使用を行わないと判定された場合には、S33
6において、後に詳述する可変コンテンツが選択され
る。ダミーページは、差し込み印刷を行うための挿入ス
ペースに相当するものであり、可変コンテンツはそれ自
体が差し換えられるページに相当するものである。ダミ
ーページ及び可変コンテンツの具体的な使用例について
は後に詳述する。
【0107】S337では、入れ換えるコンテンツをデ
ィレクトリで指定するか否かが判断され、ディレクトリ
で入れ換えコンテンツを指定する場合には、ディレクト
リ名が入力され、S342において操作を終了するか否
かが判断される。操作終了の場合には、S343におい
て印刷部数などの属性入力が行われ、S344では今ま
で行われていた編集作業を反映した新しいジョブ記述フ
ァイルが作成される。S345では、その新しいジョブ
記述ファイルに対して新たにコンテンツID及び固有I
Dが発行され、S346では、その新しいジョブ記述フ
ァイルがコンテンツ管理テーブル92に登録される。そ
して、処理が図18に示したS308へ移行する。な
お、S342において、操作の継続を選択すると、S3
33からの各工程が繰返し実行される。
【0108】さて、S337において、ディレクトリの
指定を行わない場合には、S338において、入れ換え
るコンテンツを選択させるために、ジョブ記述ファイル
の一欄表示がなされる。S339では、一欄表示された
いずれかのジョブ記述ファイルが選択され、S340で
は、その選択されたジョブ記述ファイル自体が入れ換え
コンテンツであるか否かが判断される。選択されたジョ
ブ記述ファイル自体が入れ換えコンテンツである旨の指
定を行うと、S341において選択が終了したか否かが
判断され、必要であればS339からの各工程が繰り返
し実行される。S341で選択が終了した旨の入力が行
われると、S342からの各工程が実行される。
【0109】一方、S340において、選択したジョブ
記述ファイル自身が入れ換えコンテンツではなく、その
ジョブ記述ファイルによって参照されているコンテンツ
を入れ換えコンテンツとして選択する旨の入力を行う
と、S347において変数nestが1つインクリメントさ
れ、S348からの各工程が実行される。
【0110】S348では、S339で選択されたジョ
ブ記述ファイルのContentsIDs に記述されているコンテ
ンツの一欄表示がなされる。S349では、オペレータ
によりコンテンツの選択がなされ、S350では、その
選択されたコンテンツがジョブ記述ファイルであるか否
かが判断される。ジョブ記述ファイルであるならば、S
351において、その選択されたジョブ記述ファイル自
身が入れ換えコンテンツであるか否かが判断され、その
選択されたジョブ記述ファイル自身が入れ換えコンテン
ツであるならば、S352において、選択が終了したか
否かが判断され、終了していなければS349からの各
工程が繰り返し実行される。一方、S352において選
択終了した旨の入力が行われると、S353において変
数nestから1が減算され、S354においてコンテンツ
の一欄表示が終了する。S355では、変数nestが0か
否かが判断され、0でない場合にはS348からの各工
程が繰り返し実行される。一方、S355において変数
nestが0である場合、すなわち元のジョブ記述ファイル
の段階に戻ったと判断された場合には、S341からの
各工程が実行される。
【0111】ところで、S351において、選択された
ジョブ記述ファイル自身が入れ換えコンテンツでないと
判断された場合には、さらにその下位レベルのコンテン
ツを選択させるため、まずS347において変数nestが
1つだけインクリメントされ、S348からの各工程が
実行される。
【0112】すなわち、このような処理によって、階層
的に存在するジョブ記述ファイル及びページデータを可
変コンテンツとして任意に指定でき、その上で印刷部数
の設定などを行うことができる。後述するように、上記
のように選択された順番で各コンテンツが順番に入れ換
えられつつ印刷がなされる。
【0113】次に、図21を用いて上記の印刷属性変更
モードについて具体的に説明する。図21において、
(A)にはジョブ記述ファイル及び各ページのページデ
ータが概念として示されている。ここで、JDF ID
10のジョブ記述ファイルの内容は(B)に示されてい
る。ここで、このジョブ記述ファイルには片面印刷が設
定されている。(B)に示したジョブ記述ファイルを実
行させると、(C)に示すように各ページが片面で印刷
される。
【0114】(D)には印刷属性変更モードによってJ
DF ID10のジョブ記述ファイルを編集(修正)す
ることにより新たに作成されたJDF ID12のジョ
ブ記述ファイルが示されている。このジョブ記述ファイ
ルでは、片面印刷の指定が両面印刷の指定に変更されて
いる。このジョブ記述ファイルを実行させると、(E)
に示すように各ページに対する両面印刷が実行される。
以上のように、印刷属性変更モードを利用すれば、所望
の印刷属性を書き換えることができる。
【0115】次に、図22及び図23を用いて上記の任
意ページ順序印刷モードについて具体的に説明する。
【0116】図22には、ファイル編集前の状態が示さ
れており、すなわち(A)には印刷ジョブの構成が示さ
れ、(B)にはその印刷ジョブに含まれるJDF ID
10及びJDF ID11のジョブ記述ファイルの内容
が示されている。ここで、通常のようにJDF ID1
0のジョブ記述ファイルを実行させると、(C)に示す
ように各ページが印刷される。
【0117】図23(A)には図22(B)に示したJ
DF ID10のジョブ記述ファイルを基礎としてその
印刷方法を書き換えたJDF ID12のジョブ記述フ
ァイルが示されている。図に示すように、ContentsSele
ctの欄の最後の2つのページ内番号が入れ換えられてお
り、それに従って図23(B)に示すように印刷される
ページの順序が異なっている。なお、ファイル内番号が
8のコンテンツは、図22(B)に示したJDF ID
11のジョブ記述ファイルであるため、ページ番号8及
び9のページが共にページ番号7のページの前に挿入さ
れている。
【0118】図24には、上記の複数部数印刷モードの
具体例が示されている。図24(A)に示すように、図
22(B)に示したJDF ID10のジョブ記述ファ
イルを基礎として図24(A)に示すJDF ID12
のジョブ記述ファイルが作成されている。このジョブ記
述ファイルにおいて、ContentsSelectの欄の内容は書き
換えられており、各コンテンツ群毎に印刷部数として1
0及び5が設定されている。
【0119】このJDF ID12を実行させると、図
24(B)に示すように1,2,5,6,7のページ構
成で10部印刷され、それに続いて1,2,3,4,
8,9のページ構成で5部印刷される。
【0120】図25には、上述した任意ページ順序印刷
モードと複数部数印刷モードとを組みみ合わせた場合の
例が示されており、図25(A)に示されるJDF I
D12の印刷ジョブを実行させると、(B)に示すよう
に印刷がなされる。なお、このような印刷結果は以下に
説明する可変ページプリントモードによっても達成でき
る。
【0121】図26〜図30には上記の可変ページプリ
ントモードにおける印刷例が示されている。
【0122】図26には、可変コンテンツを利用した可
変ページプリントモードが示されている。図26(A)
に示すように、例えば表示装置106に一欄表示された
コンテンツの中で特定のコンテンツを可変コンテンツと
して入力指定し、この可変コンテンツに対して入れ換え
られる入れ換えコンテンツを1または複数選択する。す
ると、図26(B)に示すように編集の基礎となった図
22(B)に示したJDF ID10のジョブ記述ファ
イルが書き換えられ、新たなJDF ID12が自動的
に作成される。
【0123】図26(B)に示すジョブ記述ファイルを
実行させると、図26(C)に示すように最初に可変コ
ンテンツを含むページ群が印刷された後に、その可変コ
ンテンツに対して入れ換えコンテンツが交換されたペー
ジ群が順次印刷されることになる。
【0124】図27には、ダミーページを利用した上記
の可変ページプリントモードの印刷例が示されている。
図27(A)に示すように、一欄表示されたコンテンツ
中においてダミーページを挿入させる位置を入力指定す
ると、その位置にダミーページデータが挿入される。そ
して、その後に、そのダミーページに対して入れ換えを
行う入れ換えコンテンツを順次選択する。このような入
力を行うと図27(B)に示すように、図22(B)に
示したJDF ID10のジョブ記述ファイルを基礎と
して新たなJDF ID12のジョブ記述ファイルが自
動的に作成される。
【0125】図27(B)に示すジョブ記述ファイルを
実行させると、図27(C)に示したような印刷結果と
なり、すなわち図26(C)に示した印刷結果と同様の
ものを得ることが可能となる。
【0126】可変コンテンツはそれ自身が最初に印刷さ
れるものであるのに対して、ダミーページは最初から入
れ換えコンテンツが挿入される点で両者は異なってい
る。
【0127】次に、図28及び図29には、上記の入れ
換えディレクトリを利用して可変ページプリントモード
を行った場合の印刷例が示されている。図28(A)に
示すように特定のコンテンツを可変コンテンツとしてそ
の可変コンテンツに入れ換わるコンテンツを有する入れ
換えディレクトリAを指定する。
【0128】また、図28(B)に示すように、ダミー
ページを挿入する位置を指定すると共に、そのダミーペ
ージの位置に挿入されるコンテンツを含む入れ換え用デ
ィレクトリBを指定する。
【0129】図29(A)には、図28の(A)及び
(B)の設定を行った場合に自動的に作成される新しい
ジョブ記述ファイルの内容が示されている。このJDF
ID12のジョブ記述ファイルは、図22(B)に示
したJDF ID10のジョブ記述ファイルを基礎とし
て作成されたものであり、図28の(A)及び(B)の
いずれの場合にも同じものが作成される。
【0130】このジョブ記述ファイルを実行させると、
図29(B)に示すような印刷結果が得られる。すなわ
ち、可変コンテンツを利用した場合には、最初にその可
変コンテンツを含む印刷が行われた後に、入れ換えディ
レクトリAから1つずつ取り出されたコンテンツが可変
コンテンツに置き換わって印刷が行われる。
【0131】ダミーページを利用する場合も同様であ
り、そのダミーページの位置に入れ換えディレクトリB
から1つずつコンテンツが取り出され、そのコンテンツ
が挿入されたページ構成で印刷が行われる。
【0132】図30には、可変コンテンツ群を利用した
可変ページプリントモードの印刷例が示されている。図
30(A)に示すように各コンテンツの一欄がなされて
いる状態において、オペレータにより所定の入力がなさ
れ、可変コンテンツ群と、1または複数の入れ換えコン
テンツ群と、が指定される。このような指定が行われる
と、編集の基礎となった図22(B)に示したJDF
ID10のジョブ記述ファイルが書き換えられて新しい
JDF ID12のジョブ記述ファイルが自動的に作成
される。この新しいジョブ記述ファイルは、図30
(A)に示した各コンテンツ群の関係を反映させたもの
である。
【0133】このジョブ記述ファイルを実行させると、
図30(C)に示すような印刷結果が得られ、すなわ
ち、可変コンテンツ群を含むページ構成での印刷が行わ
れた後、その可変コンテンツ群に順次他のコンテンツ群
が入れ換わったページ構成で印刷が行われる。
【0134】以上のように、本実施形態によれば、ジョ
ブ記述ファイルの編集によって極めて多彩な印刷を行う
ことができ、しかも保存されているページデータをその
まま再利用できるという利点がある。
【0135】(4)ジョブ合成ルーチンの説明 次に、図12を参照しながら図31を用いてジョブ合成
ルーチンについて説明する。オペレータによってジョブ
合成が選択されると、S401において保存されている
ジョブ記述ファイルの一欄表示がなされる。S402で
は、変数nestに0が代入される。
【0136】S403では、オペレータによって入力装
置110を利用して、もとのジョブ記述ファイルに対し
て合成したいコンテンツを含むジョブ記述ファイルが選
択される。S404では、その選択されたジョブ記述フ
ァイル自身が合成を行いたいコンテンツであるか否かが
判断され、その選択されたジョブ記述ファイル自身が合
成したいコンテンツである旨の入力が行われると、S4
05において選択を終了させるか否かが判断される。
【0137】ここで、選択を終了させない場合、S40
3からの各工程が実行され、一方、選択を終了させる場
合には、S406において印刷部数などの属性の入力が
なされ、S407では、選択されたコンテンツが合成さ
れた新しいジョブ記述ファイルが作成される。S408
では、この新しいジョブ記述ファイルに対してコンテン
ツID及び固有IDが発行され、S409では、その新
しいジョブ記述ファイルがコンテンツ管理テーブル92
に登録される。S410では、オリジナルのジョブ記述
ファイルを削除するか否かの問い合わせが行われ、削除
する場合にはS411においてオリジナルのジョブ記述
ファイルが削除される。
【0138】一方、S404において、選択されたジョ
ブ記述ファイル自身が合成対象でない旨の入力が行われ
ると、S414において変数nestが1つインクリメント
され、S412からの各工程が実行される。
【0139】S412においては、選択されたジョブ記
述ファイルに記述されたコンテンツの一欄が表示され
る。S413では、オペレータによって入力装置110
を用いてその一欄表示の中からコンテンツが選択され
る。S414では、その選択されたコンテンツがジョブ
記述ファイルかページデータかが判断され、ジョブ記述
ファイルが選択されたものと判断された場合には、S4
19においてその選択されたジョブ記述ファイル自身が
合成対象であるか否かが判断される。そのジョブ記述フ
ァイル自身が合成対象である旨の入力が行われると、S
415において、選択を終了するか否かの問い合わせが
行われ、終了させない場合にはS413からの各工程が
実行され、一方、選択を終了させる場合にはS416に
おいて変数nestから1が減算され、S417においてコ
ンテンツの一欄表示が終了する。S418では、変数ne
stが0か否かが判断され、それが0である場合すなわち
階層構造において最初のレベルにまで戻ったと判断され
た場合にはS405からの各工程が実行される。
【0140】一方、S419において、選択されたジョ
ブ記述ファイル自身が合成対象でない旨の入力が行われ
ると、S420において変数nestが1つインクリメント
され、S412からの各工程が繰り返し実行される。
【0141】以上のような処理が実行されると、いずれ
かの階層にある合成したいコンテンツが特定され、その
コンテンツを含む新しいジョブ記述ファイルが作成され
る。次に、図32を用いて上記のジョブ合成の具体例に
ついて説明する。
【0142】図32(A)には印刷ジョブの構成が示さ
れており、すなわち、この印刷ジョブは3つのジョブ記
述ファイルと7つのページデータとで構成されている。
【0143】図32(B)には、各ジョブ記述ファイル
の内容が示されている。このような前提において、JD
F ID10のジョブ記述ファイルを基礎として、ペー
ジID4のページデータとJDF ID12のジョブ記
述ファイルを合成コンテンツとすると、図32(C)に
示す新しいJDF ID13のジョブ記述ファイルが作
成される。図32(D)にはその新しいジョブ記述ファ
イルを実行させた結果が示されており、合成した内容が
反映されている。
【0144】(5)コンテンツ削除ルーチン 次に、図12を参照しながらコンテンツ削除ルーチンを
図33に基づいて説明する。このコンテンツ削除ルーチ
ンはオペレータによって入力装置110を用いてコンテ
ンツの削除が指示された場合に実行され、以下に詳述す
るように、コンテンツ間の参照関係に基づいて削除の可
否が判定される。
【0145】特定のジョブ記述ファイルに記述されたペ
ージデータの削除を行う場合、S501で、ページデー
タの削除が判定され、S502においてコンテンツ管理
テーブル92が参照され、当該ページデータについて他
に参照しているジョブ記述ファイルがあるかどうかが調
査される。ここで、他に参照しているジョブ記述ファイ
ルが存在していない場合には、S503において当該ペ
ージデータがデータメモリ80から削除され、S504
において現在操作しているジョブ記述ファイルの関連す
る部分(ContentsIDs ,ContentsSelect)が書き換えら
れ、ジョブ記述ファイルが更新される。そして、S50
5においてコンテンツ管理テーブル92が更新される。
一方、S502において、他に参照しているジョブ記述
ファイルが存在していると判断された場合には、ページ
データの削除は行われず、S504及びS505におい
て、ジョブ記述ファイルの更新及びコンテンツ管理テー
ブルの更新のみが行われる。
【0146】次に、ジョブ記述ファイルに対する削除指
示があった場合には、S501においてそれが判定さ
れ、まずS506において変数nestに初期値として0が
代入される。そして、S507では、削除対象となった
ジョブ記述ファイルに記述されている全てのコンテンツ
について削除可否が調べられたか否かが判断され、調査
が終了していない場合には、S508において調査対象
となったコンテンツがジョブ記述ファイルであるか否か
が判断される。そのコンテンツがページデータである場
合には、S509において、そのページデータに関して
他に参照しているジョブ記述ファイルが存在しているか
否かが判断され、存在していなければS510において
そのページデータが削除されると共にS511において
コンテンツ管理テーブル92の内容が更新される。一
方、S509において、他に参照しているジョブ記述フ
ァイルが存在すると判断された場合には、ページデータ
の削除を行わず、S511においてコンテンツ管理テー
ブル92の更新のみを行う。そして、処理がS507か
ら繰り返し実行される。
【0147】ここで、S507において、削除対象とな
ったジョブ記述ファイルに記述されている全てのコンテ
ンツについて調査が完了したと判断された場合には、S
512において、その削除対象となったジョブ記述ファ
イルを参照している親のジョブ記述ファイルが存在する
か否かが判断され、存在しなければS513において当
該ジョブ記述ファイルが削除され、存在していれば、当
該ジョブ記述ファイルの削除は行わずこの処理が終了す
る。
【0148】さて、S508において、削除対象となっ
たジョブ記述ファイルに記述されているコンテンツがジ
ョブ記述ファイル(子のジョブ記述ファイル)であると
判断された場合には、そのジョブ記述ファイルに記述さ
れているコンテンツをさらに調査するために、S520
からの各工程が実行される。
【0149】まず、S520において、nestリストにS
508で判定したジョブ記述ファイルのコンテンツID
を追加する。この場合、そのnestリストの0番目には削
除対象となったジョブ記述ファイルのコンテンツIDが
設定され、そのnestリストのnest番目に、S508で判
断されたジョブ記述ファイルのコンテンツIDが追加さ
れる。そして、S521では、変数nestが1つだけイン
クリメントされる。
【0150】S522では、変数nestが0となったか否
かが判断され、0でない場合にはS523においてnest
リストのnest番目のジョブ記述ファイルが参照され、そ
のジョブ記述ファイル内に記述されている各コンテンツ
について調査が行われる。
【0151】S524では全てのコンテンツに対する調
査が行われたか否かが判断され、S525では、調査対
象となったコンテンツがジョブ記述ファイルであるか否
かが判断される。ここで、S525においてそのコンテ
ンツがジョブ記述ファイルであると判定された場合に
は、再びS520からの各工程が実行され、一方、S5
25においてコンテンツがページデータであると判定さ
れた場合には、S526においてそのページデータにつ
いて他に参照しているジョブ記述ファイルがあるか否か
が判断される。そのような他のジョブ記述ファイルが存
在しないと判断された場合には、S527において当該
ページデータが削除され、S528においてコンテンツ
管理テーブル92が更新される。一方、S526におい
て、他に参照しているジョブ記述ファイルがあると判断
された場合には、ページデータの削除は行われずS52
8においてコンテンツ管理テーブル92の更新のみがな
される。そして、S524からの各処理が繰り返し実行
される。
【0152】S524において、nest番目のジョブ記述
ファイルについてそれが参照しているコンテンツの全て
について調査が終了したと判定された場合には、S52
9において当該ジョブ記述ファイルについて他に参照し
ているジョブ記述ファイル(他の親のジョブ記述ファイ
ル)があるか否かが判断される。そして、そのようなジ
ョブ記述ファイルが存在しなければ、S530において
当該ジョブ記述ファイルが削除され、S531において
コンテンツ管理テーブル92が更新される。一方、S5
29において、他に参照しているジョブ記述ファイルが
あると判断された場合には、当該ジョブ記述ファイルの
削除は行われず、S531においてコンテンツ管理テー
ブル92の更新のみがなされる。そして、S532で
は、 nestリストからnest番目のジョブ記述ファイル
のコンテンツIDが削除され、さらにS533において
変数nestから1が減算され、S522からの各工程が繰
り返し実行される。そして、全ての調査が終了した場合
には、S522から処理がS507に移行する。
【0153】以上のようなコンテンツ削除ルーチンによ
れば、ページデータに関してはそのページデータを参照
している他のジョブ記述ファイルがない場合に限って当
該ページデータの削除がなされる。一方、削除対象がジ
ョブ記述ファイルとなった場合には、そのコンテンツが
他のジョブ記述ファイルから参照されていない限りにお
いて当該ジョブ記述ファイルの削除が行われる。これに
よって、コンテンツの共有を行っている場合において
も、適切なコンテンツ削除を行うことができる。図34
には、上記のコンテンツ削除の具体例が示されている。
(A)に示すようなジョブ構成において、(B)には各
ジョブ記述ファイルの内容が示されている。
【0154】ここで、上記の前提において、JDF I
D10のジョブ記述ファイルから、コンテンツID2の
ページデータを削除すると共に、JDF ID12のジ
ョブ記述ファイルを削除するものとする。
【0155】そのような削除を行うと、(C)に示すよ
うにJDF ID10のジョブ記述ファイルの内容が書
き換えられ、またジョブ構成は(D)に示すようなもの
となる。すなわち、コンテンツID2のページデータと
JDF ID12のジョブ記述ファイルが削除されてい
る。
【0156】(6)アーカイブルーチンの説明 次に、図12を参照しながら図35を用いてアーカイブ
ルーチンの説明を行う。
【0157】オペレータにより入力装置110を利用し
てアーカイブの実行が選択されると、図35に示したア
ーカイブルーチンが実行される。このアーカイブにおい
ては、ジョブ単位でのアーカイブ、ジョブ記述ファイル
単位でのアーカイブ、全データのアーカイブの3つのア
ーカイブのモードを選択することができる。
【0158】ジョブ単位でのアーカイブが選択される
と、まず、S601において入力装置110を用いてオ
ペレータによりアーカイブ情報の入力がなされる。ここ
で、アーカイブ情報は、例えばコメント、キーワードな
どを含むものであり、この際に、アーカイブ情報の1つ
としてアーカイブが実行された日時が自動的に付与され
る。なお、古いアーカイブ情報が残っていた場合には、
全て上書きされる。ちなみに、このアーカイブ情報は、
アーカイブによって外部に保存したデータを本装置にリ
ストアする時に、コメントをみたりあるいはキーワード
検索を行う場合に利用されるものである。
【0159】S602及びS603において、ジョブ単
位でのアーカイブであると判定されると、S607にお
いて、ジョブ記述ファイルの内容が更新される。具体的
には、当該ジョブ記述ファイルのContentsIDs の欄に記
述されているコンテンツIDがそれに対応する固有ID
に書き換えられる。この場合、コンテンツIDと固有I
Dとの対応関係はコンテンツ管理テーブル92の参照に
より特定される。
【0160】S608では、このように更新されたジョ
ブ記述ファイルが外部記憶装置116へ保存される。こ
の際、そのジョブ記述ファイルに記述された第1階層目
にあたる全てのコンテンツも外部記憶装置116に転送
される。
【0161】S609では、第1階層目のコンテンツに
ジョブ記述ファイルが含まれる場合に、そのジョブ記述
ファイルによって参照されているコンテンツの転記が再
帰的に繰り返し行なわれ、結果として、アーカイブ対象
となった印刷ジョブを実行する際に必要な全てのページ
データが外部記憶装置116に併せて転送されるように
する。なお、第2階層目以降のページデータの転送から
はデータの転送のみを行いIDの付け換え等の処理は行
われない。
【0162】S610では、アーカイブのモードが判定
され、コピーモードかムーブモードかが判定される。コ
ピーモードでは、アーカイブ対象となったジョブ記述フ
ァイルとそれによって参照されているコンテンツの全て
が転記され、内部記憶装置に記憶されているコンテンツ
はそのまま保存される。一方、ムーブモードの場合に
は、S611に示すように、アーカイブ対象となったジ
ョブ記述ファイルが参照している第1階層目のコンテン
ツのうち、他のジョブ記述ファイルから参照されていな
いページデータのみが内部記憶装置から削除され、S6
12においてコンテンツ管理テーブル92が更新され
る。なお、コンテンツがジョブ記述ファイルの場合はそ
の削除は行われない。
【0163】一方、ジョブ記述ファイルのみをアーカイ
ブする場合には、S602及びS603において、ジョ
ブ記述ファイル単位のアーカイブであると判定され、S
604においてアーカイブ情報が付与されたジョブ記述
ファイルが外部記憶装置116へ転送される。この場
合、上述のように、アーカイブ対象となったジョブ記述
ファイル内に記述されている各コンテンツIDがそれに
対応する固有IDに書き換えられ、そのように書き換え
られたジョブ記述ファイルがS605において外部記憶
装置116へ保存される。そして、S606においてコ
ンテンツ管理テーブル92の内容が更新される。なお、
ジョブ記述ファイル単位のアーカイブでは、ジョブ単位
のアーカイブのようなコピーモードとムーブモードの選
択はなく、コピーモードしか許されていない。
【0164】次に、全てのデータのアーカイブ(システ
ムのバックアップ)が選択されると、上述同様に、S6
01においてアーカイブ情報の入力が行われるが、この
場合、アーカイブ情報は1つのファイルとして作成され
る。S602においては、そのような全てのジョブのア
ーカイブが判定され、S613においては内部記憶装置
内の全てのページデータ及び全てのジョブ記述ファイル
が外部記憶装置116へ転送される。この際、アーカイ
ブ情報も一緒に保存される。なお、このような保存にあ
っては、コンテンツIDから固有IDへの書き換えは一
切行われない。S614においては、コピーモードまた
はムーブモードが選択され、コピーモードの場合には処
理がそのまま終了し、ムーブモードの場合にはS615
において内部記憶装置内の全てのデータ(ページデータ
及びジョブ記述ファイル)が削除され、S616におい
てコンテンツ管理テーブル92がクリアされる。
【0165】次に、図36〜図38を用いて上記のアー
カイブの具体例を説明する。
【0166】図36にはアーカイブ前の状態が示されて
いる。すなわち(A)にはジョブ構成が示され、(B)
にはそのジョブ内に含まれるジョブ記述ファイルの内容
が示されている。
【0167】このような前提において、図36に示した
JDF ID10のジョブ記述ファイルに対してジョブ
単位でアーカイブを行おうとすると、図37(A)に示
されるように、当該ジョブ記述ファイルの内容が更新さ
れる。すなわち、コンテンツIDが対応する固有IDに
書き換えられる。図37(B)には、参照しているコン
テンツを伴ってアーカイブされたジョブ記述ファイルが
示されている。図38には、図36に示した前提におい
て、システムのバックアップを行なった状態が示されて
いる。
【0168】図39には、印刷制御装置であるローカル
システムとアーカイブ先である外部記憶装置との関係が
示されており、ジョブ記述ファイル単位でのアーカイブ
が行われた場合、コンテンツID10のジョブ記述ファ
イルがアーカイブ先にアーカイブされる。この場合、そ
のジョブ記述ファイルは固有IDで管理される。
【0169】図40には、アーカイブ情報の具体例が示
されており、アーカイブの単位毎にこのアーカイブ情報
を付与することができる。この例では、アーカイブ情報
としてコメント、キーワード、保存日時が含まれてい
る。
【0170】(7)リストアルーチンの説明 次に、図12を参照しながら図41〜図43を用いてリ
ストアルーチンについて説明する。リストアはアーカイ
ブに対応するものであり、上述したアーカイブの3つの
態様に合わせて、ジョブ単位でのリストア、ジョブ記述
ファイル(JDF)単位でのリストア、及びすべてのジ
ョブのリストア(バックアップデータのリストア)があ
る。これらのリストアのモードはオペレータによって選
択され、その選択により図41に示すリストアルーチン
が起動される。
【0171】まず、ジョブ記述ファイル単位でのリスト
アを行う場合について説明する。このジョブ記述ファイ
ル単位のリストアは、ジョブ単位のリストアの内で特に
ジョブ記述ファイルをリストア対象とするものである。
S701によって、ジョブ単位のリストア(ジョブ記述
ファイル単位のリストアを含む)が判定されると、S7
02においてオペレータによってジョブ(ジョブ記述フ
ァイル)の選択が行われる。この場合、表示装置106
に外部記憶装置116にアーカイブされているジョブ
(JDF)の一覧が表示されるため、オペレータはその
一欄の中からリストアを行いたいジョブ記述ファイルを
選択する。アーカイブされているジョブは、図12に示
した検索部120によって検索され、その際には、アー
カイブ情報として付されたコメントやアーカイブ日時な
どをキーとしてその検索が行われる。勿論、検索部12
0を利用して、キーワードを指定して特定のジョブを選
択することもできる。
【0172】このような選択が終了すると、S703に
おいて、ジョブ記述ファイル単位でのリストアが判断さ
れ、外部記憶装置116にアーカイブされているジョブ
記述ファイルが本装置の内部記憶装置(JDF記憶部9
0)へコピーされる。これに先立って、S704におい
ては、そのジョブ記述ファイルに対して固有IDが付与
され、これによってS705ではジョブ記述ファイルが
更新され、その後S706においてそのジョブ記述ファ
イルが内部記憶装置に保存される。これと共に、S70
7では、そのジョブ記述ファイルがコンテンツ管理テー
ブル92に登録される。
【0173】このようにリストアされたジョブ記述ファ
イルを実行させる場合には、そのジョブ記述ファイルの
ContentsIDs の欄に記述されているすべてのコンテンツ
が本装置内に保存されている必要があるため、以下のよ
うな処理が行われる。
【0174】S708では、リストアを行ったジョブ記
述ファイル(親コンテンツ)に記述されたすべてのコン
テンツ(子コンテンツ)が調べられたか否かが判断さ
れ、S709では、その子コンテンツの固有IDと同じ
固有IDがコンテンツ管理テーブル92に存在している
か否かが判断される。これは、図12に示した追加判定
部112により行われる。
【0175】S709において、子コンテンツの固有I
Dが存在していると判断された場合には、S710にお
いてコンテンツ管理テーブル92が更新される。具体的
には、図13に示したコンテンツ管理テーブルにおい
て、その子コンテンツに対応した親コンテンツのIDの
欄136に、リストアを行った親コンテンツのコンテン
ツIDが登録される。また、S711において、親コン
テンツであるジョブ記述ファイルのContentsIDs の欄に
記述された固有IDが、コンテンツ管理テーブル92で
管理されている当該子コンテンツのコンテンツIDに書
き換えられる。なお、このようにリストアに際して本装
置内に子コンテンツが存在する場合には、その子コンテ
ンツについてのコピーは行われない。
【0176】一方、S709において、子コンテンツの
固有IDがコンテンツ管理テーブル92内に登録されて
いないと判断された場合には、S712が実行され、す
なわち図42に示すルーチンが実行される。
【0177】まず、S750では、階層構造のレベルを
示す変数nestに0が代入される。そして、S751で
は、ネットワークによって接続されているリモートシス
テムを順番に調査して、それらのリモートシステムのコ
ンテンツ管理テーブル92内に子コンテンツの固有ID
が存在しているか否かがサーチされる。ここで、子コン
テンツがいずれのリモートシステムにも存在していない
場合には、このルーチンは終了し、一方、いずれかのリ
モートシステムに子コンテンツが存在していれば、S7
52においてその子コンテンツがジョブ記述ファイルで
あるかあるいはページデータであるかが判断される。
【0178】ページデータである場合、S753におい
て、リモートシステムから子コンテンツであるページデ
ータが内部記憶装置にコピーされる。この際、その子コ
ンテンツにはコンテンツIDが付与される。S754で
は、その子コンテンツであるページデータがコンテンツ
管理テーブル92に登録され、S755においては、親
コンテンツであるジョブ記述ファイルのContentsIDs の
欄に記述された当該子コンテンツの固有IDが、本装置
によって付与されたコンテンツIDに書き換えられる。
ここで、リモートシステムからコピーされたページデー
タに関しては、その固有IDはそのまま使用され、コン
テンツIDだけが本装置(ローカルシステム)内でのコ
ンテンツIDに書き換えられる。
【0179】一方、S752において、子コンテンツが
ジョブ記述ファイルであると判断された場合、リモート
システム側からその子コンテンツであるジョブ記述ファ
イルが転送されるが、それに先立ってリモートシステム
側では、そのジョブ記述ファイルのContentsIDs の欄に
記述されたコンテンツIDが固有IDに書き換えられ
る。
【0180】S756では、リモートシステムから転送
されたジョブ記述ファイルに対して新しい固有IDが付
与され、S757においてそのジョブ記述ファイルが内
部記憶装置に保存される。これと共に、そのジョブ記述
ファイルに対して本装置内のコンテンツIDが付与さ
れ、S758においてコンテンツ管理テーブル92が更
新される。すなわち、転送されたジョブ記述ファイルが
コンテンツ管理テーブル92に登録される。S759で
は、親コンテンツであるジョブ記述ファイルのコンテン
ツIDに記述された固有IDが本装置内のコンテンツI
Dに書き換えられる。
【0181】そして、親コンテンツであるジョブ記述フ
ァイルの実行に当たって必要となるすべてのコンテンツ
(ジョブ記述ファイル、ページデータ)を本装置内にコ
ピーしてくるために、上述したような工程が繰り返さ
れ、すなわち参照関係が成立している階層まで下がって
各コンテンツのサーチが行われる。図42においては、
そのような処理がS800で示されており、具体的に
は、S801〜S815の各工程により上記の親コンテ
ンツに参照される子コンテンツの収集が行われる。図4
1に戻って、ジョブ単位でのリストアを行う場合には、
上述したジョブ記述ファイル単位でのリストアと基本的
に同様の処理がなされる。すなわち、S704〜S71
1の各工程とS720〜S727の各工程は基本的に同
一である。ここにおいて、S725において、子コンテ
ンツの固有IDがコンテンツ管理テーブル92内に登録
されていないと判断された場合、S728が実行され、
具体的には図43に示すルーチンが実行される。
【0182】ジョブ単位でのリストアの場合、それはジ
ョブ単位でのアーカイブに対応したものであるため、外
部記憶装置116には親コンテンツに記述されたすべて
の子コンテンツがアーカイブされている。そこで、S7
25において、ローカルシステム内に子コンテンツが発
見できなかった場合には、外部記憶装置116から当該
子コンテンツのコピーが行われる。具体的に説明する
と、S770が実行された後、S771において、その
子コンテンツがジョブ記述ファイルであるか否かが判断
され、その子コンテンツがページデータである場合に
は、外部記憶装置116からそのページデータが転送さ
れ、内部記憶装置に保存される。この際、その子コンテ
ンツに対してローカルシステム内でのコンテンツIDが
付け直され、S733においてコンテンツ管理テーブル
92にその子コンテンツが登録される。S744では、
親コンテンツであるジョブ記述ファイルのContentsIDs
の欄に記述された子コンテンツの固有IDが新しく付与
されたコンテンツIDに書き換えられる。
【0183】一方、S771において、子コンテンツが
ジョブ記述ファイルであると判断された場合には、S7
75においてその子コンテンツ(ジョブ記述ファイル)
に対して新しい固有IDが付与され、S776において
外部記憶装置116から転送されたそのジョブ記述ファ
イルが内部記憶装置に保存される。S777及びS77
8においては上述したS773及びS774と同様の処
理が行われる。
【0184】S900で示されるルーチンは、子コンテ
ンツであるジョブ記述ファイルを介して親コンテンツに
よって参照される孫コンテンツ、及び必要な場合にはそ
れよりも更に下の階層のコンテンツをサーチするための
ルーチンであり、S901〜S917の実行により、親
コンテンツによって直接的にあるいは間接的に参照され
ているコンテンツのすべてが内部記憶装置にコピーされ
る。勿論、既に内部記憶装置に保存されているコンテン
ツに関しては、追加登録は行われず、上述したようにコ
ンテンツ管理テーブル92の更新及びジョブ記述ファイ
ルにおける固有IDからコンテンツIDへの変更のみが
行われる。
【0185】図41に戻って、次にバックアップデータ
のリストアについて説明する。S701では、バックア
ップデータのリストアが判定され、S740では、バッ
クアップデータと一緒にアーカイブされているアーカイ
ブ情報が表示装置106に表示され、オペレータによっ
てどのバックアップデータをリストアするかが選択され
る。勿論、各バックアップデータの検索は、検索部12
0によって行われ、その際に、アーカイブ情報内のコメ
ントやアーカイブ日時などが検索キーとして利用され
る。あるいは、オペレータによってキーワードを指定し
て特定のバックアップデータを検索することもできる。
ただし、このバックアップデータのリストアを行う場合
には、1つのバックアップデータのみ選択できる。
【0186】S741では、バックアップデータのリス
トアに先立って、内部記憶装置に記憶されているすべて
のジョブ記憶ファイル及びすべてのページデータが削除
され、これに伴ってS742においてコンテンツ管理テ
ーブル92の内容もクリアされる。そして、S743で
は、外部記憶装置116に格納されている選択されたバ
ックアップデータのすべてのデータが内部記憶装置にコ
ピーされる。この場合、今まで付与されていた各コンテ
ンツのコンテンツID及び固有IDはそのまま利用さ
れ、S744においてコンテンツ管理テーブル92が作
成される。すなわち、バックアップ時の状態がそのまま
再現されることになる。
【0187】次に、図44〜図47を用いて上記のリス
トアの具体例について説明する。
【0188】図44及び図45にはジョブ単位でのリス
トアを実行させた場合の例が示されている。図44
(A)にはシステム内部及びアーカイブ先のそれぞれに
存在している各コンテンツが示されている。図44
(B)にはシステム内部に存在しているJDF ID1
1のジョブ記述ファイルの内容が示され、図44(C)
にはアーカイブ先に存在している固有ID 95100
111101012345ab600010のジョブ記
述ファイルの内容が示されている。ここで、図44
(D)にはJDF ID11によって参照されている各
ページデータの固有IDが示されている。
【0189】このような前提の下、アーカイブ先に記憶
されたジョブをリストアする際には、そのジョブ記述フ
ァイルに対して本装置における新しいコンテンツIDで
あるJDF ID12が付与され、これと共に新たな固
有ID 96030110102012345ab60
0012(リストアした日時1996年3月1日10時
10分20秒,ホストID12345ab6,JDF
ID12)が付与される。また、そのようなリストアの
際に、リストアを行うジョブ記述ファイルのContentsID
s の欄が参照され、装置内部に同じ固有IDを持つコン
テンツが存在しているか否かが調べられ、存在していな
いコンテンツのみがジョブ記述ファイルに伴ってリスト
アされる。図44の例では、アーカイブ先の9..2の
コンテンツ(ページデータ)とシステム内部のページI
D2の両者の固有IDが等しいので、このコンテンツに
ついてはリストアが行われず、アーカイブ先の9..1
のコンテンツ(ページデータ)のみがジョブ記述ファイ
ルと共にリストアされることになる。その結果が図45
に示されており、(A)はアーカイブ先のジョブ記述フ
ァイルを基礎としてリストアによって作成されたジョブ
記述ファイルが示され、(B)には装置内部のコンテン
ツ構成が示されている。図示のように、アーカイブ先に
あった固有IDが9..1のページデータに対しては新
しいコンテンツID5が付与されている。
【0190】次に、図46及び図47を用いてジョブ記
述ファイル単位でのリストアの具体例を説明する。
【0191】図46(A)にはリモートシステム及び外
部記憶装置などのアーカイブ先に存在しているコンテン
ツが示されている。ここで、リモートシステムのJDF
ID11のジョブ記述ファイルとアーカイブ先の固有
ID9..11のジョブ記述ファイルは同じものであ
る。図46(B)にはアーカイブ先に存在しているジョ
ブ記述ファイルの内容が示され、図46(C)にはリモ
ートシステム内に存在している各ページデータの固有I
Dが示されている。
【0192】このような前提の下、アーカイブ先からジ
ョブ記述ファイルをローカルシステム(本装置)内にリ
ストアしようとすると、ローカルシステムでは、ジョブ
記述ファイルによって参照されている各コンテンツがロ
ーカルシステム内部に存在しているか否かが判断され
る。図示の例では、そのようなコンテンツは存在してい
ないため、各コンテンツがまずアーカイブ先でサーチさ
れる。しかし、アーカイブ先にも各コンテンツが存在し
ていないため、次にリモートシステムに対して各コンテ
ンツのサーチが行われる。そのローカルシステムには各
コンテンツが存在しているため、それらのコンテンツが
ジョブ記述ファイルのリストアに伴ってリストアされて
いる。
【0193】図47(A)には、新しいコンテンツID
及び固有IDが付与されつつリストアされたジョブ記述
ファイルの内容が示されており、図47(B)にはロー
カルシステム、リモートシステム及びアーカイブ先のそ
れぞれのコンテンツ構成が示されている。図示のよう
に、アーカイブ先からのジョブ記述ファイルのリストア
に伴ってそのジョブ記述ファイルによって参照されてい
るページデータもリストアされる。
【0194】(8)その他の機能の説明 次に、図4に示したMediaPrecedence の欄42の機能に
ついて図48〜図51を用いて説明する。図48(A)
には内部記憶装置に保存されている各コンテンツが示さ
れており、図48(B)には各ジョブ記述ファイルの内
容が示されている。ここで、ページID1〜ページID
7の各ページデータには図49に示されるような用紙サ
イズ及び用紙向きの属性が設定されているものとする。
【0195】以上のような前提の下、図50(A)に示
すJDF ID13のジョブ記述ファイルを実行させる
と、図50(B)に示すような印刷結果が得られる。す
なわち、符号152で示すように、JDF ID13の
ジョブ記述ファイルには属性優先情報としてページが設
定されており、符号150で示す用紙サイズ及び用紙向
きの設定に関しページデータの設定が優先されている。
【0196】一方、図48及び図49に示した条件の下
で、図51(A)に示すJDF ID14のジョブ記述
ファイルを実行させると、図51(B)に示すような印
刷結果が得られる。すなわち、符号154で示すように
属性優先情報としてはジョブが設定されており、ジョブ
記述ファイルの印刷属性と各ページデータの印刷属性と
が不一致である場合には、ジョブ記述ファイルの属性設
定が優先されている。この場合には、ジョブ記述ファイ
ル内にA4縦が設定されているため、すべてのページが
A4サイズの縦向きで印刷されることになる。
【0197】図12の属性調整部98は、上述のような
印刷属性の変更が必要となった場合に、各ページの印刷
に当たってその印刷条件を適宜調整するものである。例
えば、属性調整部は、イメージの拡大、縮小、回転など
を行う機能を有する。
【0198】図52には、図12に示した空白ページ作
成部124及びページ番号付与部126の機能が示され
ている。
【0199】図48及び図49に示した条件の下で、図
52に示すJDF ID13の印刷ジョブを実行させる
際に、空白ページ作成部124によって白紙の挿入箇所
を指定でき、また、ページ番号付与部126を機能させ
て各ページにページ番号のイメージを挿入することがで
きる。この場合、そのページ番号の付与に当たっては各
種の条件を設定でき、例えば継続であるか否か、ページ
番号の付与位置などを設定できる。上述のように他の属
性が付加的に設定された場合、JDF ID13の印刷
ジョブファイルを実行させると、図52に示すような印
刷結果が得られる。
【0200】図53には図12に示した色補正部122
の機能が示されている。上述した実施形態では、(A)
に示すように各ページ毎にそれぞれ1ずつのページデー
タが作成されていたが、図53(B)に示すように各ペ
ージ毎にCMYKの各色毎にページデータを作成するこ
ともできる。そして、(C)に示すように所望の色のペ
ージデータに対して個別的に色補正を行うことができ
る。
【0201】VI.他の実施形態 (1)上述した実施形態では、ジョブ解析により展開し
たデータをジョブ合成の対象としたが、このようなジョ
ブ解析前の展開されていない印刷ジョブの形で保存され
ているジョブを合成対象とすることもできる。そのよう
な未展開のジョブを含む合成ジョブに対して印刷が指示
された場合には、未展開のジョブに対する展開処理を行
った後に印刷が実行される。
【0202】印刷ジョブによっては、展開処理にそれほ
ど時間を必要としないものもあり、そのような印刷ジョ
ブについては大容量のイメージデータで保存するより
も、少ない容量で保存可能な例えばPDL形式などの形
式で保存したほうが望ましい場合がある。あるいは、1
つの印刷ジョブの中でもテキストが多く含まれる展開処
理時の負担の軽いページと、高解像度の写真イメージが
含まれるような展開処理時の負担が重いページとが混在
している場合もあり、そのような印刷ジョブの場合には
データ容量及び展開処理の負担を考慮して、展開処理前
後で分けて分割して保存しておくこともできる。
【0203】(2)また、上記の実施形態では、内部記
憶装置に記憶されたデータはオペレータの削除指示によ
って削除されていたが、内部記憶装置に記憶されている
データの容量が一定値あるいは一定割合に到達した時点
で自動的に削除が実行されるようにしてもよい。この場
合には、例えば作成された日付が古い順に各データを削
除することもでき、あるいは各データに重要度を設定で
きるようにして重要度の低いデータから削除されるよう
にしてもよい。また、内部記憶装置の記憶容量が一定値
あるいは一定割合に到達した場合に、それらのデータを
外部記憶装置に自動的に退避するようにしてもよい。さ
らに、内部記憶装置の記憶容量が限界に近付いた場合に
は、その旨の警告をオペレータに対して行ってもよい。
【0204】上述のような実施形態によれば、内部記憶
装置が飽和してシステムが稼動できなくなってしまうよ
うな問題を事前に回避することができる。
【0205】(3)上記の実施形態では、ジョブ解析部
が1つ設けられていたが、複数のジョブ解析部を並設す
ることもできる。このような構成によれば、1つのジョ
ブに対してページ単位で並列処理を行ったりあるいはジ
ョブ単位で並列処理を行うことができる。
【0206】一般に、印刷制御装置において処理のボト
ルネックとなる部分は印刷ジョブをラスターデータに展
開処理する部分であり、このような処理が完了しないた
めに印刷制御装置の他の構成が遊んでいる状態になるこ
ともある。上記の構成によれば、並列処理によって処理
効率を向上して、印刷制御装置全体として能率的に動作
させることができるという利点がある。
【0207】VII.更に他の実施形態(ジョブ合成) 図24及び図25などに示したように、ジョブ記述ファ
イル中の「ContentsSelect」の記述を利用すれば、任意
のページ順序で任意の部数だけ印刷を行うことができ
る。図54(A)に示すように、例えば、ジョブ記述フ
ァイル中のContentsIDs が、 ContentsIDs :1,2,3,4,5,6,7,8,9,10 である場合においてContentsSelectが ContentsSelect:[1[1,2,3,4,5,6,7,8,9,10]] と記述されているジョブを実行すると、図54(B)に
示すような印刷結果を得られる。その印刷結果におい
て、例えば、ページ1は「前置き」が記載されたペー
ジ、ページ2,3は「目次」が記載されたページ、ペー
ジ4〜6は「概要」が記載されたページ、ページ7〜1
0は「本文」が記載されたページである。 また、図5
5(A)に示すように、ContentsIDs が上記同様に記載
されている場合に、ContentsSelectが ContentsSelect:[3[1,2,3],2[1,4,5,6],3[1,7,8,9,10]] と記述されているジョブAを実行すると、図55(B)
に示すような印刷結果を得られる。
【0208】すなわち、上述したように、ContentsSele
ctの記述において、“[]”の中には、ContentsIDs の
欄において特定されるファイル内番号による印刷順序が
記述され、“[]”の前には印刷部数を示す数値が記入
される。これに従って、図54(B)の上段のセットは
3部印刷され、中段のセットは2部印刷され、下段のセ
ットは3部印刷される。
【0209】このような記述形式を利用すれば、複数ペ
ージを1セットとして、各セット毎に印刷部数の指定を
行うことができ、いわゆるセレクティブバインディング
を実現できる。図55(B)の印刷結果は、そのような
セレクティブバインディングによる印刷結果であり、1
つのジョブでありながら、多様なページ構成で印刷を行
える。
【0210】例えば、通信販売においては、各ユーザー
に対して、その個人に相応しい商品情報が送付される。
この場合、通信販売会社は、表紙や商品注文説明書など
に、個々のユーザーの好みなど応じて選択した商品ペー
ジ群を付加し、それをバインディングして各ユーザーに
送付することを行っている。このような場合、上記のセ
レクティブバインディングを利用すれば、簡単に必要な
ページ構成で必要な部数の印刷結果を得ることができ便
利である。
【0211】しかし、このようなセレクティブバインデ
ィングの記述を含むジョブに他のジョブを合成して新し
い合成ジョブを構築するような場合に、そのセレクティ
ブバインディングの記述をどのように取り扱うかが問題
となる。以下の実施形態はその問題を解消するものであ
る。
【0212】図12に示したジョブ制御部94は、ジョ
ブ合成処理、具体的には複数のジョブ記述ファイルを基
礎として新しいジョブ記述ファイルを作成する処理を行
っている。その際の合成モードには、(i) セレクティブ
バインディングの条件をそのまま利用する条件維持モー
ド、(ii)セレクティブバインディングの条件を部分的に
利用する一部条件利用モード、(iii) セレクティブバイ
ンディングの条件をクリアする条件クリアモード、があ
る。各モードはユーザーによって選択でき、またジョブ
合成の際の条件についてもユーザー指定可能である。
【0213】次に、各モードについて説明する。以下の
説明では、ジョブB(図56),ジョブA(図55)、
ジョブC(図57)の順でジョブ合成を行う場合につい
て説明する。なお、発明理解の容易化のため、各ジョブ
記述ファイルのContentsIDsの欄にはその要素としてジ
ョブ記述ファイルが含まれないものとする。
【0214】上記の(i) 条件維持モードでは、図58
(A)に示すように合成ジョブ1のジョブ記述ファイル
が新しく作成され、また図58(B)に示すような合成
ジョブ1の印刷結果が得られる。新しく作成されたジョ
ブ記述ファイルにおいて、ContentsIDs にはジョブAの
構成要素にジョブB及びジョブCの構成要素が付加され
ており、その内容が更新される。これに対応して、新し
いファイル内番号によってContentsSelectが記述されて
いる。
【0215】このモードでは、図55のジョブAにおけ
るContentsSelectの印刷方法の指定が基本的に維持さ
れ、[]で括られる各ページセットの構成に、ジョブBの
ページ及びジョブCのページが追加されている。よっ
て、セット数や印刷部数の指定は変更なく、各セットの
ページ構成に要素が追加される。図55(B)と図58
(B)とを対比した場合、第1番目のセットにおいて、
その先頭にはジョブBに属していたページ11が追加さ
れ、その最後にはジョブCに属していたページ12,1
3が追加されている。これは他のセットでも同様であ
り、第2番目及び第3番目のセットにおいて、その先頭
にはジョブBに属していたページ11が追加され、その
最後にはジョブCに属していたページ12,13が追加
されている。なお、合成する複数のジョブの内で基本と
する(印刷方法の指定を残す)ジョブをユーザーが指定
できるようにしてもよい。ここで、セレクティブバイン
ディングが設定されたジョブが1つしかなければそれを
自動的に基本ジョブとしてもよく、その一方、セレクテ
ィブバインディングが設定されたジョブが複数あればユ
ーザーにより基本ジョブを選択させてもよい。
【0216】上記の(ii)一部条件利用モードでは、例え
ば図59に示すような合成ジョブ2が得られる。図59
(A)に示すように、この例では、ジョブAのContents
Selectに含まれていた3つのセットの内で中間のセット
を除く2つのセットが残されており、それらの2つのセ
ットにジョブB及びジョブCに属していたページが追加
されている。図59(B)にはこのモードでの合成ジョ
ブ2の印刷結果が示されている。
【0217】なお、合成時の条件(例えば、どのセット
を残すか、どの順序で合成するか)については、ユーザ
ーによって簡単に指定できるように構成されており、そ
のような指定の下で自動的に合成ジョブのジョブ記述フ
ァイルが作成される。
【0218】上記の(iii) 条件クリアモードでは、例え
ば図60に示すような合成ジョブ3が得られる。図60
(A)に示すように、ジョブAのセレクティブバインデ
ィングの条件はすべてクリアされ、セット条件や部数指
定が解除されている。図60(B)にはその合成ジョブ
3の印刷結果が示されている。
【0219】以上のような合成モードは、例えば、図1
2に示した入力装置110を利用して、ユーザーによっ
て選択できるように構成されている。入力装置110で
モード選択がなされると、その選択されたモードに従っ
てジョブ制御部94が上述のジョブ合成処理を実行す
る。
【0220】以上のように、この実施形態によれば、セ
レクティブバインディングがされているジョブを含めつ
つジョブ合成を行うことができる。その場合に、ユーザ
ーの要望に応じて合成モードを選択できる。上記の(i)
条件維持モードによれば、セレクティブバインディング
の条件をそのまま維持したいような場合に、その設定の
繁雑さを解消して操作性を向上できる。上記(ii)一部条
件利用モードによれば、合成前に設定されていたセレク
ティブバインディングの条件を部分的に利用して上記同
様の操作性を向上できる。上記(iii) 条件クリアモード
によれば、それまでのセレクティブバインディングの条
件を破棄して新しく設定し直すような場合に有用であ
る。
【0221】なお、上記(ii)一部条件利用モードにおい
て、利用されなかったセレクティブバインディング条件
に関しては、別途抜き出して別ジョブとして定義するこ
ともできる。このような機能を付加すれば、ジョブの分
割・合成など自在に行える装置を構成できる。
【0222】また、製本を行うフィニッシャー装置付き
の印刷システムにおいて、セレクティブバインディング
の各セットのページ数を基準として、自動的にフィニッ
シング処理を切り換えるように制御してもよい。例え
ば、セットを構成するページ数が50ページ以下ならば
ステープラーを利用してバインディングを行い、それ以
外の場合には簡易製本を行うといったような制御を行う
ことができる。このような制御によれば、フィニッシャ
ー装置の動作を自動的に制御できるという利点があり、
特に、セレクティブバインディングの場合に繁雑さを解
消できる。
【0223】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
印刷ジョブをジョブ単位及びページ単位の両面から個別
に管理でき、これによって多様な機能を実現することが
可能である。特に、本発明によれば、複数の印刷ジョブ
間で共通の印刷データを共有させることができ、これに
よって効率的なデータ処理及びデータ記憶を実現でき
る。さらに、本発明によれば、印刷ジョブの並列な結
合、印刷ジョブの階層的な結合、ページ追加、ページ差
替え、ページ削除、などの多彩なジョブ管理を簡単に実
現することができ、実用性が高い印刷制御装置を提供で
きるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を説明するための概念図であ
る。
【図2】 ジョブ解析とIDの付与を示す図である。
【図3】 ジョブ記述ファイルの基本構成及びジョブの
実行を示す図である。
【図4】 ジョブ記述ファイルの具体的な内容を示す図
である。
【図5】 ジョブ記述ファイルの例を示す図である。
【図6】 ジョブ記述ファイルの例を示す図である。
【図7】 JDF印刷指示ファイルの記述内容を示す図
である。
【図8】 JDF印刷指示ファイルの例を示す図であ
る。
【図9】 JDF改訂指示ファイルの記述内容を示す図
である。
【図10】 JDF改訂指示ファイルの例を示す図であ
る。
【図11】 JDF改訂指示ファイルの例を示す図であ
る。
【図12】 本発明に係る印刷制御装置の全体構成を示
すブロック図である。
【図13】 コンテンツ管理テーブルの具体的な内容を
示す図である。
【図14】 図13に示したコンテンツ管理テーブルに
記述されている各コンテンツの関係を概念として示す図
である。
【図15】 システムの基本ルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図16】 印刷ルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図17】 保存ジョブ印刷ルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図18】 JDF編集ルーチンを示すフローチャート
である。
【図19】 JDF編集ルーチンを示すフローチャート
である。
【図20】 JDF編集ルーチンを示すフローチャート
である。
【図21】 JDF編集における属性変更を説明するた
めの図である。
【図22】 JDF編集の前の状態を示す図である。
【図23】 任意ページ順序印刷を説明するための図で
ある。
【図24】 複数部数印刷を説明するための図である。
【図25】 任意順序印刷及び複数部数印刷を組み合わ
せた印刷例を示す図である。
【図26】 可変ページプリントの第1例を示す図であ
る。
【図27】 可変ページプリントの第2例を示す図であ
る。
【図28】 可変ページプリントの第3例を示す図であ
る。
【図29】 可変ページプリントの第3例を示す図であ
る。
【図30】 可変ページプリントの第4例を示す図であ
る。
【図31】 ジョブ合成ルーチンを示すフローチャート
である。
【図32】 ジョブ合成の具体例を説明するための図で
ある。
【図33】 コンテンツ削除ルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図34】 コンテンツの削除例を説明するための図で
ある。
【図35】 アーカイブルーチンを示すフローチャート
である。
【図36】 アーカイブ前の状態を示す図である。
【図37】 ジョブ単位でのアーカイブを説明するため
の図である。
【図38】 全ジョブに対するアーカイブを説明するた
めの図である。
【図39】 アーカイブにおけるローカルシステムとア
ーカイブ先との関係を示す図である。
【図40】 アーカイブ情報を示す図である。
【図41】 リストアルーチンを示すフローチャートで
ある。
【図42】 リストアルーチンを示すフローチャートで
ある。
【図43】 リストアルーチンを示すフローチャートで
ある。
【図44】 リストアの前の状態を説明するための図で
ある。
【図45】 ジョブ単位でのリストアを説明するための
図である。
【図46】 リストアの前の状態を説明するための図で
ある。
【図47】 ジョブ記述ファイル単位でのリストアを説
明するための図である。
【図48】 内部記憶装置に保存された各コンテンツを
示す図である。
【図49】 図48に示す各ページデータの印刷属性を
示す図である。
【図50】 ページデータの印刷属性を優先させて印刷
を行った場合を示す図である。
【図51】 ジョブ記述ファイルの印刷属性を優先させ
て印刷を行った場合を示す図である。
【図52】 白紙ページ挿入及びページ番号付与を説明
するための図である。
【図53】 各色毎のページデータの作成と色補正を説
明するための図である。
【図54】 ジョブ記述ファイルとそのジョブの実行結
果を示す図である。
【図55】 ジョブAのジョブ記述ファイルとそのジョ
ブの実行結果を示す図である。
【図56】 ジョブBのジョブ記述ファイルとそのジョ
ブの実行結果を示す図である。
【図57】 ジョブCのジョブ記述ファイルとそのジョ
ブの実行結果を示す図である。
【図58】 条件維持モードによるジョブ合成結果を示
す図である。
【図59】 一部条件利用モードによるジョブ合成結果
を示す図である。
【図60】 条件クリアモードによるジョブ合成結果を
示す図である。
【符号の説明】
10 印刷ジョブ、12 内部記憶装置、14 ジョブ
記述ファイル(JDF)、16 ページデータ(P
D)、20 ジョブ制御部、22 JDF編集装置。
フロントページの続き (72)発明者 山下 広行 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 KSP R&Dビジネスパークビル 富 士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 渡辺 順子 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 KSP R&Dビジネスパークビル 富 士ゼロックス株式会社内

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジョブ要素リストを含むジョブ記述ファ
    イルが印刷ジョブ毎に登録されるジョブ記述ファイル記
    憶手段と、 ページイメージを関連付けたページデータがページ毎に
    登録されるページデータ記憶手段と、 前記ジョブ記述ファイルのジョブ要素リストに基づい
    て、必要なページイメージを抜き出して印刷装置へ出力
    するジョブ制御手段と、 を含み、 前記印刷ジョブがジョブ単位及びページ単位で個別に管
    理されることを特徴とする印刷制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 前記ジョブ記述ファイル及び前記ページデータを作成す
    るために、入力された印刷ジョブを解析するジョブ解析
    手段を含むことを特徴とする印刷制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の装置において、 前記ジョブ記述ファイル及び前記ページデータに識別情
    報を付与する識別情報付与手段を含み、 前記識別情報を利用して前記ジョブ記述ファイル及び前
    記ページデータが管理されることを特徴とする印刷制御
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の装置において、 前記識別情報付与手段は、前記ジョブ記述ファイル及び
    前記ページデータに対し、前記識別情報として、当該装
    置内でのみ有効なローカル識別情報と当該装置外でも有
    効なユニバーサル識別情報とを付与することを特徴とす
    る印刷制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の装置において、 前記ジョブ要素リストには、前記ページデータの識別情
    報の他に、前記ジョブ記述ファイルの識別情報を含めら
    れ、 前記ジョブ制御手段は、参照したジョブ要素リストに他
    のジョブ記述ファイルの識別情報が含まれる場合には、
    更に、当該他のジョブ記述ファイルのジョブ要素リスト
    を参照することを特徴とする印刷制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の装置において、 前記ジョブ記述ファイルにはジョブ全体に関わる印刷属
    性が含まれ、 前記ページデータにはページ毎の印刷属性が含まれ、 前記ジョブ制御手段は、前記ジョブ記述ファイルの印刷
    属性及び前記ページデータの印刷属性に従って印刷制御
    を行うことを特徴とする印刷制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の装置において、 前記ジョブ記述ファイルには、前記ジョブ記述ファイル
    の印刷属性と前記ページデータの印刷属性とが不適合と
    なった場合に、いずれの印刷属性を優先させるかの属性
    優先情報が含まれ、 前記ジョブ制御手段は、前記属性優先情報に従って印刷
    制御を行うことを特徴とする印刷制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の装置において、 前記ジョブ制御手段は、ジョブ記述ファイルが指定され
    つつ再印刷が指示された場合に、前記ジョブ記述ファイ
    ル記憶手段からそのジョブ記述ファイルを読み出して印
    刷制御を行うことを特徴とする印刷制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の装置において、 前記ジョブ制御手段は、ジョブ記述ファイルが特定され
    つつ修正内容を伴ってファイル修正が指示された場合
    に、前記ジョブ記述ファイル記憶手段からそのジョブ記
    述ファイルを読み出して内容を修正することを特徴とす
    る印刷制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の装置において、 前記ジョブ記述ファイルの内容を編集するための編集手
    段を含むことを特徴とする印刷制御装置。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の装置において、 ジョブ要素としての前記ジョブ記述ファイル及び前記ペ
    ージデータの相互の参照関係が記述された管理テーブル
    を含むことを特徴とする印刷制御装置。
  12. 【請求項12】 請求項1記載の装置において、 ジョブ要素の削除を行う削除手段を含み、 前記削除手段は、当該ジョブ要素の削除が他の印刷ジョ
    ブに影響を与えない場合にのみ当該ジョブ要素の削除を
    行うことを特徴とする印刷制御装置。
  13. 【請求項13】 請求項1記載の装置において、 前記ジョブ記述ファイル記憶手段及び前記ページデータ
    記憶手段に記憶されたデータの一部又は全部をアーカイ
    ブするアーカイブ手段を含むことを特徴とする印刷制御
    装置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の装置において、 前記アーカイブに当たってアーカイブ情報を付加するア
    ーカイブ情報付加手段を含むことを特徴とする印刷制御
    装置。
  15. 【請求項15】 請求項13記載の装置において、 前記アーカイブされたデータを装置内部にリストアする
    リストア手段を含むことを特徴とする印刷制御装置。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の装置において、 前記アーカイブ情報に基づいて、前記リストアされるデ
    ータの中で特定のデータを検索する検索手段を含むこと
    を特徴とする印刷制御装置。
  17. 【請求項17】 請求項15記載の装置において、 前記リストア手段は、前記リストアするデータの中で、
    装置内に記憶されたページデータと異なるページデータ
    のみをリストアすることを特徴とする印刷制御装置。
  18. 【請求項18】 請求項1記載の装置において、 各ページデータ毎に表示用の画像データを作成する画像
    データ作成手段を含むことを特徴とする印刷制御装置。
  19. 【請求項19】 請求項1記載の装置において、 前記各ページデータは各色毎に作成されることを特徴と
    する印刷制御装置。
  20. 【請求項20】 請求項1記載の装置において、 複数のジョブを合成して合成ジョブを作成するジョブ合
    成手段を含み、 前記ジョブ合成手段は、合成前の各ジョブのジョブ記述
    ファイルに基づいて合成ジョブのジョブ記述ファイルを
    作成することを特徴とする印刷制御装置。
  21. 【請求項21】 請求項20記載の装置において、 前記ジョブ合成手段は、前記合成前の各ジョブのジョブ
    記述ファイルのいずれかに、各ジョブ要素セット毎に部
    数指定がなされたセレクティブバインディングの記述が
    含まれている場合に、そのセレクティブバインディング
    の条件を維持しつつ合成ジョブのジョブ記述ファイルを
    作成することを特徴とする印刷制御装置。
  22. 【請求項22】 請求項20記載の装置において、 前記ジョブ合成手段は、前記合成前の各ジョブのジョブ
    記述ファイルのいずれかに、各ジョブ要素セット毎に部
    数指定がなされたセレクティブバインディングの記述が
    含まれている場合に、そのセレクティブバインディング
    の条件を一部維持しつつ合成ジョブのジョブ記述ファイ
    ルを作成することを特徴とする印刷制御装置。
  23. 【請求項23】 請求項20記載の装置において、 前記ジョブ合成手段は、前記合成前の各ジョブのジョブ
    記述ファイルのいずれかに、各セット毎に部数指定がな
    されたセレクティブバインディングの記述が含まれてい
    る場合に、そのセレクティブバインディングをクリアし
    て合成ジョブのジョブ記述ファイルを作成することを特
    徴とする印刷制御装置。
  24. 【請求項24】 請求項20記載の装置において、 前記ジョブ合成手段のジョブ合成条件を選択するための
    手段を有することを特徴とする印刷制御装置。
  25. 【請求項25】 ジョブ要素リストを含むジョブ記述フ
    ァイルを印刷ジョブ毎に作成する工程と、 ページイメージを関連付けたページデータをページ毎に
    作成する工程と、 前記ジョブ記述ファイルのジョブ要素リストに基づい
    て、必要なページイメージを抜き出して印刷装置へ出力
    する工程と、 を含み、 前記印刷ジョブがジョブ単位及びページ単位で個別に管
    理されることを特徴とする方法。
  26. 【請求項26】 請求項25記載の方法において、 同一のページデータを複数のジョブ記述ファイルから参
    照することによって複数の印刷ジョブ間で同一のページ
    データが共有されることを特徴とする方法。
  27. 【請求項27】 ジョブ要素リストを含むジョブ記述フ
    ァイルを印刷ジョブ毎に作成する工程と、 ページイメージを関連付けたページデータをページ毎に
    作成する工程と、 前記ジョブ記述ファイルのジョブ要素リストに基づい
    て、必要なページイメージを抜き出して印刷装置へ出力
    する工程と、 を印刷制御装置に実行させるための印刷制御プログラム
    を記憶した媒体。
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