JP2000190584A - 記録装置及び記録媒体送給装置 - Google Patents

記録装置及び記録媒体送給装置

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JP2000190584A
JP2000190584A JP10371348A JP37134898A JP2000190584A JP 2000190584 A JP2000190584 A JP 2000190584A JP 10371348 A JP10371348 A JP 10371348A JP 37134898 A JP37134898 A JP 37134898A JP 2000190584 A JP2000190584 A JP 2000190584A
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recording medium
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Hiroshi Fukui
博 福井
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J13/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録頁の中に空白頁が存在する場合の給紙動
作を効率的に行うことができ、記録動作全体の効率化を
図ることができる記録装置を提供する。 【解決手段】 記録媒体送給機構1を、収容部31から
一枚ずつ記録媒体Sを搬送経路へと送給する単一送給機
構32と、収容部31から所望枚数の記録媒体を重合さ
せた状態で搬送経路へと送給する重送機構40とを備え
て構成する。そして、記録部9へと送給すべき記録媒体
Sの中に一枚または連続する複数枚の空白頁が含まれて
いた場合には、その空白頁枚数に1枚の記録媒体を加え
てこれを重送し、空白頁の直前の頁あるいは直後の頁の
記録データを記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、用紙を自動的に供
給する用紙自動供給装置(ASF)を備えた記録装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】記録装置に対して送信される複数枚の記
録データの中には、記録すべきデータが存在しない空白
頁データが含まれることがある。こうした空白頁データ
が含まれる場合、従来の記録装置では、空白頁であるか
否かに拘わりなく、ASF及び用紙搬送ローラなどを駆
動し、給紙、紙送り、排紙などの一連の用紙搬送動作を
各頁毎に行い、記録画像の形成された頁に続いて空白頁
を繰り出すようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、上記従来の
記録装置にあっては、記録を行わない頁に対しても記録
頁に対する場合と同様の給紙時間及び駆動力を要するこ
ととなり、記録動作効率の低下を招くという問題があ
る。特にこうした問題は空白頁が複数枚連続する場合な
どに顕著になる。
【0004】本発明は、上記従来技術の課題に着目して
なされたもので、記録頁の中に空白頁が存在する場合の
給紙動作を効率的に行うことができ、記録動作全体の効
率化を図ることができる記録装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る記録装置は、所定の搬送経路に沿って記録媒体を搬送
する搬送手段と、前記搬送手段によって前記搬送経路内
の所定の記録位置に搬送された記録媒体に対し記録デー
タに応じた記録動作を実行する記録部と、複数枚の記録
媒体を収容し得る収容部を有すると共に、前記記録部に
よる記録動作に応じて前記収容部から前記搬送経路へと
記録媒体を送給するようにした記録媒体送給機構とを備
えてなる記録装置であって、前記記録媒体送給機構を、
前記収容部に収容された記録媒体を一枚ずつ搬送経路へ
と送給する単一送給機構と、収容部に収容された記録媒
体を所望枚数重合させた状態で搬送経路へと送給する重
送機構とを設けて構成する一方、前記記録データを検索
することによって搬送経路へ送給すべき空白頁の頁番号
及び空白頁の連続枚数を検索する空白頁検索手段と、前
記空白頁検索手段によって検索された空白頁の連続枚数
に1枚を加えた枚数をその連続空白頁の先頭空白頁番号
に対応する重送枚数として設定する重送枚数設定手段
と、前記記録媒体送給機構における重送機構と単一送給
機構とを選択的に駆動する送給制御手段とを備え、前記
送給制御手段は、搬送経路へと送給すべき記録媒体が先
頭空白頁番号に対応する記録媒体であるとき、前記先頭
空白頁番号に対応して設定された重送枚数の記録媒体を
前記重送機構によって重送させ、搬送経路へと送給すべ
き記録媒体が空白頁番号に対応しない記録媒体であると
き、単一枚の記録媒体を前記単一送給機構によって順次
送給させるようにする一方、記録部は、重送された複数
枚の記録媒体の最外位の記録媒体に対し空白頁直後の頁
の記録データを記録するようにしたものである。
【0006】請求項2記載の発明に係る記録装置は、上
記請求項1記載の発明に係る記録装置において同請求項
に記載の送給制御手段及び記録部に替えて次の送給制御
手段及び記録部を設けたものとなっている。すなわち、
請求項2記載の発明における送給制御手段は、前記搬送
経路へと送給すべき記録媒体が前記先頭空白頁番号に対
応する記録媒体の直前の記録媒体であるとき、前記先頭
空白頁番号に対応して設定された重送枚数の記録媒体を
前記重送機構によって重送させ、搬送経路へと送給すべ
き記録媒体が先頭空白頁番号に対応しない記録媒体であ
るときは、単一枚の記録媒体を前記単一送給機構によっ
て順次送給させるようにしたものとなっており、また、
記録部は、重送された複数枚の記録媒体の最外位の記録
媒体に対し空白頁直前の頁の記録データを記録するよう
にしたものとなっている。
【0007】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、搬送経路が、記録面を上方に向けた状
態で積層されるよう前記録媒体を順次排出するものであ
る。
【0008】請求項4記載の発明は、上記請求項2記載
の発明において、搬送経路が、記録面を下方に向けた状
態で積層されるよう前記記録媒体を順次排出するもので
ある。
【0009】請求項5記載の発明は、上記請求項1ない
し4いずれか記載の発明において、重送機構を、収容部
に収容された記録媒体の後端部に対し記録媒体送給方向
及び記録媒体積層方向へと移動可能に設けられた押圧部
材と、前記押圧部材を前記記録媒体送給方向へと移動さ
せる送給駆動手段と、前記押圧部材を前記積層方向へと
移動させる押圧位置調整駆動手段とを備え、前記押圧位
置調整駆動手段によって記録媒体の後端部との対向位置
を調整した後、前記送給駆動手段を駆動して押圧部材を
往動させることにより、収容部に積層された記録媒体の
うち前記押圧部材に対向する複数枚の記録媒体の後端部
を押圧し、その複数枚の記録媒体を搬送経路へと押出す
ようにしたものである。
【0010】請求項6記載の発明は、上記請求項1ない
し5いずれか記載の発明において、記録媒体送給機構
を、収容部に積層された記録媒体の最外位に位置する記
録媒体に離接可能に設けられた送給ローラと、この送給
ローラを回転駆動する送給ローラ駆動手段とを備えるも
のとし、前記送給ローラ駆動手段によって送給ローラを
回転させることにより、前記送給ローラに接する最外位
の記録媒体を搬送経路上に送給する一方、重送機構駆動
時には前記記録媒体の送給方向への移動を規制しない状
態に保持するようにしたものである。
【0011】請求項7記載の発明は、上記請求項6記載
の発明において、前記送給ローラを、周面に記録媒体に
接する接触部と記録媒体から離間する非接触部とを備え
るよう形成すると共に、送給ローラ駆動手段が、重送機
構駆動時において前記送給ローラの非接触部が記録媒体
との対向位置で保持させるようにしたものである。
【0012】請求項8記載の発明は、上記請求項1ない
し7いずれか記載の発明において、前記収容部を箱状を
なすよう構成すると共に、その内面に記録媒体の送給方
向前端部と当接する高摩擦係数を有する分離部材を固定
したものである。
【0013】請求項9記載の発明は、上記請求項1ない
し8いずれか記載の発明において、前記搬送手段が、搬
送経路中に配置された搬送ローラと、この搬送ローラを
回転駆動する搬送ローラ駆動手段とにより構成され、前
記搬送ローラ駆動手段が、前記記録媒体送給機構によっ
て搬送経路へと送給された記録媒体を記録部による記録
位置へと搬送させるよう搬送ローラを回転させると共
に、記録部による主走査方向への移動に同期して前記記
録媒体を前記主走査方向と交差する副走査方向へと搬送
させるよう前記搬送ローラを回転させるものである。
【0014】請求項10記載の発明は、上記請求項1な
いし9いずれか記載の発明において、記録部が、熱エネ
ルギーによってインクに気泡を発生させ、その気泡の圧
力によってインクを吐出させるようにしたものである。
【0015】請求項11記載の発明に係る記録媒体送給
装置は、所定の収容部に収容された記録媒体を一枚ずつ
搬送経路へと送給する単一送給機構と、前記収容部に収
容された記録媒体を所望枚数重合させた状態で搬送経路
へと送給する重送機構とを有するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を詳
細に説明する。
【0017】図1及び図2は本発明の実施形態である記
録装置のキャリッジ周辺の構造を示す図であり、ここに
示す記録装置は、電気熱変換体から発する熱エネルギー
によってインクに気泡を発生させ、その気泡の圧力. に
よってインクを吐出させるようにした所謂バブルジェッ
ト方式を採るカラーインクジェットプリンタとなってい
る。
【0018】図1及び図2に示すように、この記録装置
は、用紙またはプラスチックシート等の記録媒体Sを連
続的に送給する記録媒体送給機構としての自動記録媒体
供給装置(ASF)30と、副走査方向(A方向)へと
搬送する記録媒体搬送機構1と、記録手段としての記録
ヘッドを主走査方向へと移動させるヘッド移動機構4等
を備え、これらは記録装置の外殻をなす本体部に対して
一体的に取り付けたものとなっている。記録媒体搬送機
構1は、主搬送方向に配設される一対の搬送ローラ2,
2と、これより上方に配設された一対の搬送ローラ3,
3と、この搬送ローラ3,3を駆動するモータM2とに
より構成され、搬送ローラ3,3と搬送ローラ2,2と
は無端ベルト等の連動機構を用いて連結され、搬送ロー
ラ2,2は搬送ローラ3,3と同期して回転するように
なっている。そして、ASF30から供給された記録媒
体を受けて、搬送ローラ2,2は、モータ4の駆動力に
よって記録媒体を上方の搬送ローラ3,3へと導き搬送
ローラ3,3から副搬送方向へと移動させるようになっ
ている。なお、この搬送ローラ2,2から3,3に至る
記録媒体への記録位置には記録ヘッド9のインク吐出部
が対向するようになっている。
【0019】前記ヘッド移動機構4は、記録ヘッド9を
主搬送方向へと案内する2本のガイドシャフト5,5を
備えると共に、モータプーリ7aと従動プーリ7bとに
掛け渡された無端ワイヤ8と、モータプーリ7aを回転
させるキャリッジモータ(CRモータ)M1などを備え
る。そして、前記CRモータM1を駆動することによ
り、ワイヤ8を介してキャリッジ6がガイドシャフト
5,5に沿って往復移動するようになっている。
【0020】また、前記キャリッジ6には、記録手段と
しての記録ヘッド9が着脱可能に搭載されている。この
記録ヘッド9はカラー画像用であり、シアン(C)、マ
ゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)の各
色のインクに対応させて設けた4個の記録ヘッド(黒ヘ
ッド9A、シアンヘッド9B、マゼンタヘッド9C、イ
エローヘッド9D)からなる。各記録ヘッド9の前面、
すなわち記録媒体1との対向面には、複数(例えば64
個または128個)のインク吐出口を主走査方向Bと交
差する方向に沿って配置したインク吐出部が設けられて
いる。ここでは、縦一列にインク吐出口が配置されてい
る。
【0021】図4は記録ヘッド9のインク吐出部の一部
分を模式的に示す図である。
【0022】図4に示すように、記録媒体Sに対向する
面には、縦方向に所定のピッチで複数のインク吐出口1
0が形成され、記録情報に基づいて各インク吐出口10
に対応して設けられた電気熱変換体(発熱抵抗など)1
1を駆動してインク内に膜沸騰現象を生起させて気泡
(バブル)bを発生させ、この時の圧力によってインク
Lを吐出させ、飛翔インク滴Laを形成して、記録媒体
S上に所定のパターンでインク滴Laを付着させ、ドッ
トパターンによる記録を行うようになっている。
【0023】また、前記記録ヘッド9には、電気熱変換
体11への通電、遮断を切り換えるためのヒートドライ
バ13が設けられ、このヒートドライバ13の駆動によ
って上述の駆動を行うための駆動回路26(図3参照)
の回路基板がキャリッジ6に設けられている。なお、図
4中、10Aは液路、10Bは共通液室をそれぞれ示し
ている。
【0024】一方、前記ASF1は図2に示すように構
成されている。すなわち、ASF1は用紙を収納する箱
状のカセット(収容部)31を備えると共に、このカセ
ット31の上方には、内部に収納された記録媒体Sを送
り出す送給ローラ32が軸にて回転自在に支持されてお
り、モータ(ここでは図示せず)によって回転するよう
になっている。そして、前記供給装置が回転すると、そ
の回転によって外周面の一部(接触部)が前記用紙の上
面に圧接し、記録媒体Sを搬送ローラ2,2側へと一枚
ずつ押し出すようになっている。
【0025】また、前記送給ローラ32の外周面には、
接触部32の外に非接触部32bが形成されており、こ
の非接触部32bは、記録媒体Sとの対向位置において
記録媒体Sから離間するような寸法形状に形成されてい
る。そして、後述の重送機構作動時には、記録媒体Sに
対して前記非接触部が対向し、記録媒体Sの送給方向へ
の移動を規制しないようになっている。なお、この送給
ローラ32による用紙搬送モードを単一送給モードと称
す。
【0026】また、カセット31の後方部には、カセッ
ト31内に収納されている記録媒体Sの中から所望枚数
の記録媒体Saを重合させて送出する(重送する)重送
機構40が設けられている。この重送機構40は、カセ
ット31の後方部でカセット31の底面部31aとほぼ
平行しかつ前記搬送ローラに対して進退する方向(送給
方向)Xに往復動可能に設けられた押圧部材41と、前
記押圧部材41を前記送給方向Xへと移動させる押圧機
構(送給駆動機構)42と、前記押圧部材41を前記カ
セット31内における記録媒体Sの積層方向Yへと移動
する昇降機構(押圧位置調整駆動手段)43とからな
る。
【0027】昇降機構43は、押圧部材41に螺合する
ボールねじ軸41aとこれを回転させる昇降モータM4
によって構成されており、ボールねじ軸43aの回転に
よって押圧部材41を昇降させ得るようになっている。
また、押圧機構42は、モータあるいはソレノイド等の
アクチュエータM5によって構成され、昇降駆動機構4
3を前記進退方向Xへと往復動させ得るようになってい
る。なお、図2において、41aは押圧部材41の下面
に突設した爪部、44は前記カセットの前壁部41bの
内面に固着した板状の分離部材であり、ゴム等の高摩擦
係数を有する部材によって形成されている。
【0028】また、図1において、160は本記録装置
の外殻をなす外装ケースに設けられた操作パネルであ
り、ここには、ホストコンピュータ17との接続を断続
するオンライン/オフライン切換えキー16A、ライン
フィードキー16B、フォームフィードキー16C、記
録モード切換えキー16D等のキー設定部のほか、複数
のアラームランプ16Eや電源ランプ16F等の警告ラ
ンプ16F等の警告ランプを含む表示部が設けられてい
る。
【0029】また、図3はこの実施形態における記録装
置の制御系回路を示すブロック図である。
【0030】図3において、18はプログラムメモリ1
9に格納されているプログラムに従って所定の演算、計
数、検索、判別、及び制御等の動作を行うCPUで、判
別手段、空白頁検索手段、重送枚数算定手段、及び各種
の制御手段等として機能する。そして、このCPU18
には、ホストコンピュータなどから送出されるデータを
格納するデータメモリ21及びワーキングメモリ20な
どが接続されている。
【0031】また、前記CPU18には、ヘッドを駆動
する駆動回路が接続されると共に、その出力ポート29
には前記各モータM1〜M5を駆動するモータ駆動回路
29aが接続され、出力ポート30には前記表示部16
E,16Fの光源となる発光素子が接続されている。ま
た、前記CPU18の入力ポート24には、前記操作パ
ネル160の各操作キー16A〜16Dが接続されてい
る。なお、25は前記ヘッド9及び駆動回路26などを
はじめとする各部に電力を供給する電源回路である。
【0032】次に図5ないし図8に示すフローチャート
に基づき上記構成を有する記録装置の動作を説明する。
【0033】CPU18は、インターフェイス22を介
してホストコンピュータ17から送出されてくるデータ
の受信を監視し、受信信号があると図5のフローチャー
トに従って以下の動作を実行する。
【0034】すなわち、CPU18は、ホストコンピュ
ータ17から記録指令が送信されてきたか否かを判断し
(ステップ1)、信号受信記録動作を指示する指令信号
が送信されてきた場合には、送信されてきたデータを一
旦データメモリ21に格納し(ステップ2)、その後、
データメモリ21に格納されているデータを検索し、記
録すべき枚数が複数枚であるか否かを判断する(ステッ
プ3)。そして、記録すべき枚数が1枚である場合に
は、ステップ8へと移行し、図7に示す単一送給モード
を実行して単一枚の用紙を記録領域へと送り出し、その
後、後述の記録動作を実行し(ステップ9)、記録デー
タを全て記録した時点で終了する( ステップ10) 。
【0035】ここで、前記単一送給モードにおける記録
媒体Sの送給動作を説明する。
【0036】この単一送給モードでは、CPU18はモ
ータ駆動回路29aを制御してモータM1を駆動し、送
給ローラ32を回転させる(ステップ61)。これによ
り、送給ローラ32は、カセット内に積層された記録媒
体に圧接しつつ回転し、記録媒体に搬送ローラ側へと押
圧力を加えることとなるが、このとき記録媒体Sは、分
離部材44に当接して捌かれ、最上位の記録媒体Sのみ
がカセット31より前方へと押し出され、搬送ローラ
2,2へと送給される。そして、記録媒体の前端部が搬
送ローラ2,2へと到達すると、モータ駆動回路29a
が制御され、LFモータM2が駆動されて単一枚の給紙
動作が実行される(ステップ62)。
【0037】また、記録動作は、図6のフローチャート
に示すようにして実行される。なお、ここでは記録ヘッ
ド9の往復動作において、往動時(図1に示すPT方向
への移動時)にのみ記録動作が実行されるいわゆる片方
向印字動作を説明する。
【0038】記録動作において、CPU18は、まず、
出力ポート29を介してモータ駆動回路29aを作動さ
せ、CRモータM1を正方向へと駆動し、ホームポジシ
ョンに位置しているキャリッジ6の往動を開始させる。
また、これと共に、CPU18は駆動回路26を作動さ
せてヘッド9に規定のヒートパルスを供給し、前述のよ
うにヘッド9内の電気熱変換体11を加熱してインクに
気泡を発生させ、その圧力によってインク吐出口10か
らインクを吐出させて1ドットの記録動作を行う。この
ヒートパルスの幅、すなわち、電気熱変換体11の加熱
開始から加熱停止までの待機時間t1は、ハードウエア
あるいはソフトウエアによって設けられているタイマに
よって計時される(ステップ73〜75)。
【0039】このようにして、1ドットの記録動作が実
行される毎に、ワーキングメモリ20に設けられたドッ
トカウンタがカウント値を1カウント ずつ増加してゆく
(ステップ76)。そして、カウント値がヘッド9の一
往動期間(一走査期間)に形成されるべき規定ドット数
に達したか否か( 記録サイクルカウンタがフルか否か)
を判断し(ステップ77)、規定ドット数に達していな
ければステップ71に復帰して再びステップ71〜76
に至る動作を繰り返し実行する。また、ステップ77に
おいてドットカウンタのカウント値が前記規定ドット数
に達していると判断された場合には、ステップ78にて
ドットカウンタのカウント値をクリアする(ステップ7
8)。さらに、CPU18はモータ駆動回路29aを介
してLCモータM2を駆動し、記録媒体Sを主走査方向
へと1ライン分送り、その後ステップ80においてモー
タ駆動回路29aを介してCRモータM1を駆動し、キ
ャリッジをホームポジションへと復帰させる(キャリッ
ジリターン)。この後、ワーキングメモリ20に設けら
れたラインカウンタが1ライン分の記録動作が行われる
毎にカウント値を1カウントずつ増加させてゆき(ステ
ップ81)、そのカウント値が予め設定した規定のライ
ン数に達するまで、上記ステップ71〜ステップ82の
動作を繰り返し、規定のライン数に達した時点で記録動
作は終了する。
【0040】一方、図5に示す前述のステップ3におい
て、複数すべき記録媒体Sの枚数が複数枚であると判断
された場合には、送給すべき記録媒体Sの中に、記録す
べきデータが全く存在しない所謂空白頁が存在するか否
かを判断し(ステップ4)、存在しない場合には、ステ
ップ8へと移行し、前述のステップ8からステップ10
に至る動作を実行し、全ての枚数が記録された時点で記
録動作は完了する(ステップ10)。ここで、前記ステ
ップ4における空白頁の存否の判断は、データメモリ2
1を検索することによって行う。
【0041】また、ステップ4において、記録媒体の中
に空白頁が存在すると判断された場合には、前述のよう
にデータメモリ21に格納されている記録データを検索
し(ステップ4)、その記録データの中から空白頁番号
を設定すると共に、空白頁の連続枚数nを判断し、その
連続枚数nに1を加えた値( n+1) を算出し、その値
(n+1)を、前記連続空白頁の先頭空白頁番号に対応
させて設定する(ステップ5)。なお、ここでいう先頭
空白頁番号とは、連続する空白頁の中で最初に送給され
る空白頁の番号を意味し、例えば、第3頁〜第5頁、及
び第11頁〜第13頁が空白頁であった場合には、第3
頁と第11頁とが先頭空白頁となり、「3」と「11」
が先頭空白頁番号となる。
【0042】そして、現在、記録ヘッド9ヘと送給しよ
うとしている記録媒体Sの頁番号が先に設定した先頭空
白頁番号と一致するか否かを判断し、一致していれば、
重送モードを選択し、ここで図8に示す重送動作を実行
する。
【0043】この重送モードでは、その先頭空白頁番号
に対応して設定された重送枚数(n+1)を読み出し
(ステップ51)、その重送枚数に応じてCPU18が
前記モータ駆動回路29aを介して昇降モータM4の駆
動を開始し、ボールねじ軸43aを回転させて押圧部材
41を上昇または下降させる( ステップ52) 。そし
て、積層された記録媒体Sの後方において、前記押圧部
材41の爪部41aが最上位の記録媒体S1の上面から
前記重送枚数分だけ下方へと突出すると、昇降モータM
4の駆動を停止する(ステップ53,54)。
【0044】この後、CPU18は、モータ駆動回路2
9aを介して重送駆動用アクチュエータM5を駆動し
(ステップ55)、押圧機構42を作動させ、前記押圧
部材41を含む昇降機構43全体を記録媒体Sの重送方
向Yへと移動させる。これにより、前記押圧部材41の
爪部41aは前記記録媒体Sの中の上位(n+1)枚の
後端部のみを押圧する。その結果、爪部41aに押圧さ
れた複数の記録媒体Sは、前端部が分離部材44に圧接
して他の記録媒体Sから分離され、カセット31から送
給方向Xへと送り出される。
【0045】記録媒体Sの先端部が搬送ローラ2,2に
達すると、図外のセンサからの検出信号に基づき、CP
U18は、前記押圧駆動機構42のアクチュエータM5
の停止、逆駆動を順次行い昇降機構43をY方向に沿っ
て上昇させて初期位置に復帰させる一方、LFモータM
2を駆動し、搬送ローラ2,2を回転させて記録媒体S
を記録動作開始位置まで移動させる(ステップ56)。
この後、ホストコンピュータ17から送信されて来た記
録データに基づき前述の記録動作を行い、重送された記
録媒体Sのうち記録ヘッド6に対向する最外位にある一
枚の記録媒体Sに対してのみ記録動作が行われ、これに
重合する他の記録媒体Sは空白頁として排出される。そ
して、上記ステップ6〜10の動作を繰り返し、全枚数
の記録媒体Sが排出された時点で記録動作は完了する。
これにより、排紙部では記録データの記録された記録頁
の中に空白頁が適宜挿入された状態となり、所望の積層
状態が得られる。ところで、この実施形態では、カセッ
ト31から排紙部に至る搬送経路が形成されるため、記
録媒体は記録面を上に向けた状態で順次積層される。従
って、例えば記録データの中の第3頁〜第5頁に空白頁
が存在した場合には、第1頁、第2頁の記録媒体Sが記
録面を上方に向けて順次重ねられた後、空白頁である第
3頁〜第5頁とこれに加えた第6頁とが重送され、第6
頁に記録が行われてその記録面が上方を向いた状態で前
記第2頁の記録面上に積層される。その結果、第2頁と
第6頁との間には、3枚の空白頁が挿入された状態とな
り、予定の積層状態が得られることとなる。
【0046】なお、上記実施の形態にあっては、記録面
を上方に向けた状態で記録媒体を積層するようにしたた
め、ステップ6において先頭頁が検出された時点で重送
動作を行うようにしたが、記録面を下方に向けた状態で
記録媒体を積層させるような搬送経路を用いる場合に
は、先頭空白頁の直前のページの送給動作時に重送を行
うようにするようにすることで、空白頁を適正位置に挿
入することができる。
【0047】(その他)また、本発明は、インクジェッ
ト方式の記録装置だけでなく、熱転写方式やその他の記
録方式を採る記録装置にも適用可能であり、さらに、イ
ンクジェット方式の中でも、上記実施形態に示したよう
な熱エネルギーによってインクに気泡を発生させ、その
気泡の圧力によってインクを吐出させるようないわゆる
バブルジェット方式だけでなく、インクヘッドのインク
流路内に圧電素子を用い、その圧電素子の駆動によって
インクを吐出させるものにも本発明は適用可能である。
【0048】但し、上記のようなバブルジェット方式で
は、電気熱変換体やレーザ光などの熱エネルギによりイ
ンクの状態変化を生起させるため、記録装置において優
れた効果をもたらすことができる。すなわち、かかる方
式によれば記録の高密度化,高精細化が達成できる。
【0049】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
【0050】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0051】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0052】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0053】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
【0054】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0055】さらに加えて、以上説明した本発明実施形
態においては、インクを液体として説明しているが、室
温やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化も
しくは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジ
ェット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範
囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲に
あるように温度制御するものが一般的であるから、使用
記録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
【0056】さらに加えて、本発明インクジェット記録
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0057】また、本発明においては、上記実施形態の
ように、記録装置の本体部に記録媒体送給装置を一体化
したものを例に採り説明したが、記録媒体送給装置を記
録媒体送給装置の本体部に対して着脱可能に構成し、必
要に応じて適宜記録装置に装着するようにすることも可
能である。例えば、上記実施形態と同様の構成を有する
単一送給機構及び重送機構を記録装置装置の本体部とは
別体の所定の支持体に取り付けると共に、前記支持体に
記録媒体の収容部を固定あるいは着脱可能な状態に取り
付けるようにすることが考えられる。
【0058】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明においては、
記録部へと送給すべき記録媒体の中に一枚または連続す
る複数枚の空白頁が含まれていた場合には、その空白頁
枚数に1枚の記録媒体を加えてこれを重送し、空白頁の
直前の頁あるいは直後の頁の記録データを記録するよう
にしたため、空白頁のみが搬送されるという従来の時間
的、動力的無駄を排除することができるため、記録媒体
の効率的な送給動作を実現することができると共に、空
白頁の存否に拘わりなく連続的な記録動作が可能となる
ため、記録動作効率も大幅に向上する。
【0059】また、収納部に積層されている記録媒体の
最外位の記録媒体に送給ローラを回転させ、これを回転
させることにより記録媒体の単一枚の送給動作を行うよ
うにすると共に、前記重送機構の駆動時には記録媒体の
送給方向への移動を規制しないよう構成すれば、重送機
構による送給動作が単一送給機構によって妨げられるこ
ともなくなり、スムーズな記録媒体送給動作が実現でき
る。
【0060】特に前記送給ローラの外周面に、記録媒体
に対して接触する接触部と、非接触部とを形成すれば、
記録媒体送給動作を接触部と記録媒体との接触によって
行うことができる一方、重送機構駆動時には、非接触部
を記録媒体に対向させるという極めて簡単な動作で、記
録媒体の重送動作が妨げられるのを回避することがで
き、また、構成が単純なため安価に製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施形態に係る記録装置のキャリッ
ジ周辺の構成を示す説明斜視図である。
【図2】同上実施形態におけるASF装置などを示す説
明側面図である。
【図3】同上実施形態における制御系回路の構成を示す
ブロック図である。
【図4】同上実施形態におけるヘッドの構造を模式的に
示す縦断側面図である。
【図5】同上実施形態における全体的動作手順を示すフ
ローチャートである。
【図6】同上実施形態における記録動作を示すフローチ
ャートである。
【図7】同上実施形態における単一送給モード時の動作
を示すフローチャートである。
【図8】同上実施形態における重送モード時の動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
S 記録媒体 1 記録媒体搬送機構(搬送手段) 2,2 搬送ローラ 3,3 搬送ローラ 5,5 ガイドシャフト 9 記録ヘッド(記録部) 18 CPU 31 カセット(収容部) 32 送給ローラ 32a 接触部 32b 非接触部 41 押圧部材 43 昇降機構(押圧位置調整駆動手段) M2 LFモータ(搬送ローラ駆動手段) M3 送給ローラ駆動手段(送給駆動手段) 44 分離部材

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の搬送経路に沿って記録媒体を搬送
    する搬送手段と、 前記搬送手段によって前記搬送経路内の所定の記録位置
    に搬送された記録媒体に対し記録データに応じた記録動
    作を実行する記録部と、 複数枚の記録媒体を収容し得る収容部を有すると共に、
    前記記録部による記録動作に応じて前記収容部から前記
    搬送経路へと記録媒体を送給するようにした記録媒体送
    給機構とを備えた記録装置であって、 前記記録媒体送給機構は、前記収容部に収容された記録
    媒体を一枚ずつ搬送経路へと送給する単一送給機構と、
    収容部に収容された記録媒体をから所望枚数重合させた
    状態で搬送経路へと送給する重送機構とを有し、 前記記録データを検索することによって搬送経路へ送給
    すべき空白頁の頁番号及び空白頁の連続枚数を検索する
    空白頁検索手段と、 前記空白頁検索手段によって検索された空白頁の連続枚
    数に1枚を加えた枚数をその連続空白頁の先頭空白頁番
    号に対応する重送枚数として設定する重送枚数設定手段
    と、 前記記録媒体送給機構における重送機構と単一送給機構
    とを選択的に駆動する送給制御手段とを備え、 前記送給制御手段は、搬送経路へと送給すべき記録媒体
    が先頭空白頁番号に対応する記録媒体であるとき、前記
    先頭空白頁番号に対応して設定された重送枚数の記録媒
    体を前記重送機構によって重送させ、搬送経路へと送給
    すべき記録媒体が空白頁番号に対応しない記録媒体であ
    るとき、単一枚の記録媒体を前記単一送給機構によって
    順次送給させるようにし、 前記記録部は、重送された複数枚の記録媒体の最外位の
    記録媒体に対し空白頁直後の頁の記録データを記録する
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 所定の搬送経路に沿って記録媒体を搬送
    する搬送手段と、 前記搬送手段によって前記搬送経路内の所定の記録位置
    に搬送された記録媒体に対し記録データに応じた記録動
    作を実行する記録部と、 複数枚の記録媒体を収容し得る収容部を有すると共に、
    前記記録部による記録動作に応じて前記収容部から前記
    記録媒体搬送経路へと記録媒体を送給するようにした記
    録媒体送給機構とを備えた記録装置であって、 前記記録媒体送給機構は、前記収容部に収容された記録
    媒体を一枚ずつ搬送経路へと送給する単一送給機構と、
    収容部に収容された記録媒体を所望枚数重合させた状態
    で搬送経路へと送給する重送機構とを有し、 前記記録データを検索することによって搬送経路へ送給
    すべき空白頁の頁番号及び空白頁の連続枚数を検索する
    空白頁検索手段と、 前記空白頁検索手段によって検索された空白頁の連続枚
    数に1枚を加えた枚数をその連続空白頁の先頭空白頁番
    号に対応する重送枚数として設定する重送枚数設定手段
    と、 前記記録媒体送給機構における重送機構と単一送給機構
    とを選択的に駆動する送給制御手段とを備え、 前記送給制御手段は、搬送経路へと送給すべき記録媒体
    が前記先頭空白頁番号に対応する記録媒体の直前の記録
    媒体であるとき、前記先頭空白頁番号に対応して設定さ
    れた重送枚数の記録媒体を前記重送機構によって重送さ
    せ、搬送経路へと送給すべき記録媒体が先頭空白頁番号
    に対応しない記録媒体であるときは、単一枚の記録媒体
    を前記単一送給機構によって順次送給させるようにする
    一方、 前記記録部は、重送された複数枚の記録媒体の最外位の
    記録媒体に対し空白頁直前の頁の記録データを記録する
    ことを特徴とする記録装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送経路は、記録面が上方に向いた
    状態で積層されるよう前記録媒体を順次排出することを
    特徴とする請求項1記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記搬送経路は、記録面が下方に向いた
    状態で積層されるよう前記記録媒体を順次排出すること
    を特徴とする請求項2記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記重送機構は、収容部に積層された記
    録媒体の後端部に対し記録媒体送給方向及び記録媒体積
    層方向へと移動可能に設けられた押圧部材と、 前記押圧部材を前記記録媒体送給方向へと移動させる送
    給駆動手段と、 前記押圧部材を前記積層方向へと移動させる押圧位置調
    整駆動手段とを備え、 前記押圧位置調整駆動手段によって記録媒体の後端部と
    の対向位置を調整した後、前記送給駆動手段を駆動して
    押圧部材を往動させることにより、収容部に積層された
    記録媒体のうち前記押圧部材に対向する複数枚の記録媒
    体の後端部を押圧し、その複数枚の記録媒体の記録媒体
    を搬送経路へと押出すことを特徴とする請求項1ないし
    4いずれか記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記単一送給機構は、収容部に積層され
    た記録媒体の最外位に位置する記録媒体に離接可能に設
    けられた送給ローラと、この送給ローラを回転駆動する
    送給ローラ駆動手段とを備え、前記送給ローラ駆動手段
    によって送給ローラを回転させることにより、前記送給
    ローラに接する最外位の記録媒体を搬送経路上に送給す
    る一方、重送機構駆動時には前記記録媒体の送給方向へ
    の移動を規制しない状態に保持されることを特徴とする
    請求項1ないし5いずれか記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 前記送給ローラは、周面に記録媒体に接
    する接触部と記録媒体から離間する非接触部とを備え、
    送給ローラ駆動手段は重送機構駆動時において前記送給
    ローラの非接触部が記録媒体に対向するような位相で送
    給ローラの回転を停止させることを特徴とする請求項6
    記載の記録装置。
  8. 【請求項8】 前記収容部は、箱状をなすと共に、その
    内面には記録媒体の送給方向前端部と当接する高摩擦係
    数を有する分離部材が固定されることを特徴とする請求
    項1ないし7いずれか記載の記録装置。
  9. 【請求項9】 前記搬送手段は、搬送経路中に配置され
    た搬送ローラと、この搬送ローラを回転駆動する搬送ロ
    ーラ駆動手段とにより構成され、前記搬送ローラ駆動手
    段は、前記録媒体送給機構によって搬送経路へと送給さ
    れた記録媒体を記録部による記録位置へと搬送させるよ
    り搬送ローラを回転させると共に、記録部による主走査
    方向への移動に同期して前記記録媒体を前記主走査方向
    と交差する副走査方向へと搬送させるよう前記搬送ロー
    ラを回転させることを特徴とする請求項1ないし8いず
    れか記載の記録装置。
  10. 【請求項10】 前記記録部は、熱エネルギーによって
    インクに気泡を発生させ、その気泡の圧力によってイン
    クを吐出させることを特徴とする請求項1ないし9いず
    れか記載の記録装置。
  11. 【請求項11】 所定の収容部に収容された記録媒体を
    一枚ずつ搬送経路へと送給する単一送給機構と、前記収
    容部に収容された記録媒体を所望枚数重合させた状態で
    搬送経路へと送給する重送機構とを有することを特徴と
    する記録媒体送給装置。
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