JPH06262831A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH06262831A
JPH06262831A JP5077565A JP7756593A JPH06262831A JP H06262831 A JPH06262831 A JP H06262831A JP 5077565 A JP5077565 A JP 5077565A JP 7756593 A JP7756593 A JP 7756593A JP H06262831 A JPH06262831 A JP H06262831A
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JP
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recording
recording material
paper
ink
feeding
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JP5077565A
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Inventor
Akihiko Hamamoto
昭彦 浜本
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】記録画像が前後の記録用紙14A、14B間に
跨がる場合でもそのまま連続的に記録することを可能に
し、超拡大文字を記録する際の記録用紙14の紙送り方
向のサイズに起因する文字サイズやレイアウトの制限を
無くす。 【構成】記録用紙14を紙送りローラ8へ送給する給紙
ガイド1に、記録用紙14の前後方向の端縁を検知する
紙端センサ4と、先行の記録用紙14Aの後端部に次の
記録用紙14Bの先端部を重ね合わせることが可能なL
字形状の重合部分とを設け、上記先行および次の記録用
紙14A、14Bの所定領域を重ねた状態で紙送り動作
および記録動作を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録手段により被記録材
に記録する記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンター、複写機、ファクシミリ等の
機能を有する記録装置、あるいはコンピューターやワー
ドプロセッサ等を含む複合機やワークステーションの出
力機器として用いられる記録装置は、画像情報に基づい
て用紙やプラスチック薄板(OHPなど)等の被記録材
(記録媒体)に画像(文字や記号なども含む)を記録し
ていくように構成されている。前記記録装置は、使用す
る記録手段の記録方式により、インクジェット式、ワイ
ヤドット式、感熱式、熱転写式、レーザービーム式等に
分けることができる。
【0003】被記録材の搬送方向(副走査方向)と交叉
する方向に主走査する記録方式を採るシリアルタイプの
記録装置においては、被記録材を所定の記録位置にセッ
トした後、被記録材に沿って移動(主走査)するキャリ
ッジ上に搭載した記録手段(記録ヘッド)によって画像
(文字や記号等を含む)を記録し、1行分の記録を終了
した後に所定量の紙送り(副走査)を行ない、その後に
次の行の画像を記録(主走査)するという動作を繰り返
すことにより、被記録材の所望範囲に画像が記録され
る。一方、被記録材を搬送方向に送る副走査のみで記録
するラインタイプの記録装置においては、被記録材を所
定の記録位置にセットし、一括して1行分の記録を連続
的に行ないながら所定量の紙送り(ピッチ送り)を行な
い、被記録材の全体に画像が記録される。
【0004】そのうち、インクジェット式(インクジェ
ット記録装置)は、記録手段(記録ヘッド)から被記録
材にインクを吐出して記録を行なうものであり、記録手
段のコンパクト化が容易であり、高精細な画像を高速で
記録することができ、普通紙に特別の処理を必要とせず
に記録することができ、ランニングコストが安く、ノン
インパクト方式であるため騒音が少なく、しかも、多色
のインクを使用してカラー画像を記録するのが容易であ
るなどの利点を有している。
【0005】特に、熱エネルギーを利用してインクを吐
出するインクジェット式の記録手段(記録ヘッド)は、
エッチング、蒸着、スパッタリング等の半導体製造プロ
セスを経て、基板上に製膜された電気熱変換体、電極、
液路壁、天板などを形成することにより、高密度の液路
配置(吐出口配置)を有するものを容易に製造すること
ができ、一層のコンパクト化を図ることができる。ま
た、IC技術やマイクロ加工技術の長所を活用すること
により、記録手段の長尺化や面状化(2次元化)が容易
であり、記録手段のフルマルチ化および高密度実装化も
容易である。
【0006】上記記録装置は、使用する被記録材の形式
により、ワードプロセッサ等で主流となっている定形用
紙タイプとファクシミリ等で主流となっているロール紙
タイプに大別することができる。定形用紙タイプの記録
装置においては、用紙カセット内に積載された被記録材
から最上部の一枚を分離ローラ等によって分離し、分離
された被記録材を給紙ガイドに沿って搬送ローラへ送給
し、該搬送ローラで被記録材を紙送りしながら記録し、
記録した被記録材を排紙ローラで外部へ排出するように
構成されている。この場合、被記録材が搬送ローラに到
達した後では、前記分離ローラは停止され、以後該搬送
ローラのみによって被記録材の記録開始位置と記録ヘッ
ドの位置が一致するまで(頭出し位置まで)給紙され
る。
【0007】また、上記記録装置にあっては、被記録材
上の記録開始位置は、記録装置を制御するホストのアプ
リケーションソフトによりある程度自由に設定できる
が、被記録材の先端との距離(余白)を零にすることは
不可能であり、現状では、最小でも被記録材先端から約
5mm程度の余白を設ける必要がある。その理由は、搬
送系の精度や被記録材の材質などの影響により、紙端セ
ンサと駆動モータのステップ数に基づいて記録装置内の
制御ユニットが算出する理論的な被記録材先端位置と、
実際の物理的な被記録材先端位置とが必ずしも一致しな
いからである。
【0008】さらに、被記録材の後端についても同様で
あり、搬送ローラ(プラテンローラ)による紙送り(副
走査)と記録ヘッドによる記録(例えば主走査)とを繰
り返しながら記録する際に被記録材後端が紙端センサ上
を通過すると、記録開始位置の場合と同様の理由から、
被記録材の後端と記録終了位置との距離(余白)を零に
設定することができず、最大で被記録材後端から約5m
m程度の余白を残す位置で記録を終了させる必要があ
る。
【0009】また、一枚の被記録材を記録した後にも記
録データが存在する場合は、一旦排紙ローラによって一
枚目の被記録材を排出した後、次の被記録材に対して再
び一枚目と同様の流れで、給紙、紙送り、記録および排
紙の各動作を繰り返して記録を続行する。それでも記録
データが存在する場合には、さらに次の被記録材に対し
ても同様の手順で記録していくことになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ような定形の被記録材に記録する記録装置では、被記録
材の先端と後端に記録不可能な部分(余白)が存在する
ため、次のような不都合がある。第1に、ファクシミリ
やグラフィック等のイメージデータの記録においてデー
タが先行の被記録材と次の被記録材との間を跨がって存
在する場合、各被記録材に記録した後で、先行の被記録
材の後端および後の被記録材の先端の余白を考慮しなが
ら、手作業で余分なところをカットして繋ぎ合わせる必
要があり、非常に手間がかかる。第2に、定形用紙タイ
プのプリンタを備えたワードプロセッサにおいてアウト
ラインフォントを用いた超拡大文字を記録する場合、文
字サイズやレイアウトが制限されてしまう。
【0011】本発明はこのような技術的課題に鑑みてな
されたものであり、本発明の目的は、イメージデータの
記録等に際してデータが前後の被記録材間に跨がる場合
でも、記録後に前後の余白を考慮しながら余分なところ
をカットするという煩雑な作業を無くすことができ、ま
た、アウトラインフォントを用いた超拡大文字を作成す
る場合に、紙送り方向の被記録材サイズに起因する文字
サイズやレイアウトの制限を無くすことができる記録装
置を提供することである。
【0012】
【課題解決のための手段】本発明は、記録手段により被
記録材に記録する記録装置において、複数の被記録材を
収容する被記録材収容部と、該被記録材収容部内の被記
録材を1枚だけ分離するための分離手段と、分離されて
送給される被記録材を所定の経路に沿って案内する給紙
ガイドと、該給紙ガイドに配置されて被記録材の前後方
向の端縁を検知する紙端検知手段と、記録中に被記録材
を紙送りする搬送手段と、先行の被記録材の後端部に次
の被記録材の先端部を一定領域で重ねるために前記給紙
ガイドに設けられた重合手段とを備え、前記紙端検知手
段の検知信号に基づいて前記被記録材の分離、送給およ
び搬送を制御することにより先行の被記録材の後端部と
次の被記録材の先端部を重ねて搬送および記録を行なう
擬似連続記録モードを有する構成とすることにより、上
記目的を達成するものである。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明を適用した記録装置の一実施例の要
部構成を示す模式的部分縦断面図である。図1におい
て、用紙カセット5内には複数枚の被記録材(用紙やプ
ラスチック薄板等)14が積載されており、分離用駆動
ローラ6によって、前記被記録材14の最上面の一枚だ
けが分離され、更に給紙ガイド1を通して搬送用駆動ロ
ーラ8と従動ローラ11との間に送給されるようになっ
ている。用紙カセット5内の被記録材14の最上面と前
記分離用駆動ローラ6との間の押圧力はバネ7によって
調節され、常に一定の摩擦力が保たれている。
【0014】前記給紙ガイド1は、被記録材14の移動
通路(送給路)を形成するための下側ガイド2と上側ガ
イド3とで構成されている。下側ガイド2の途中には、
被記録材14の端縁(前後端)の通過を検知するための
紙端検知センサ4が配置されている。そして、前記下側
ガイド2のうち、前記紙端検知センサ4の直後の部分
は、先行の被記録材14Aの後端部に次の被記録材14
Bの先端部を一定領域で重ねることができるL字形状の
重合部分13になっている。
【0015】前記分離用駆動ローラ6は、前記搬送用駆
動ローラ8の用紙巻き込み位置(従動ローラ11の圧接
部)と用紙カセット5内にセットされた被記録材14の
最後端位置との中点よりも、該用紙巻き込み位置に近い
ところに配置されている。これによって、前記分離用駆
動ローラ6は、被記録材先端が搬送用駆動ローラ8の用
紙巻き込み位置に到達するまでは、給紙用駆動ローラと
しても動作することになる。
【0016】前記搬送用駆動ローラ8によって搬送され
る被記録材14は、記録部(記録ユニット)9を通った
後、排紙用駆動ローラ10と従動ローラ12との間に送
り込まれる。前記分離用、搬送用、排紙用の各駆動ロー
ラ6、8、10は、1個の紙送りモータ(不図示)によ
って回転駆動することができる。その場合、搬送用駆動
ローラ8と排紙用駆動ローラ10は同時に回転するが、
分離用駆動ローラ6は単独で回転する。そして、動力伝
達の切り換えはプランジャー(不図示)によって行われ
る。また、搬送用駆動ローラ8と排紙用駆動ローラ10
は同一の周速(紙送り速度)で駆動される。なお、図1
中に示す被記録材14Aと14Bは、以下に説明する本
発明による擬似連続記録モード(擬似ロール紙シーケン
ス)を実行した場合の先行の被記録材と次の被記録材と
の関係を示している。
【0017】図1は記録装置がインクジェット記録装置
である場合を示し、図2は図1中の記録部(記録ユニッ
ト)9の構成例を示す斜視図である。図2において、記
録ヘッド(記録手段)15を搭載したキャリッジ16
は、記録装置本体に被記録材14と平行に設置されたガ
イドシャフト17、18に沿って往復移動可能に案内支
持されている。前記キャリッジ16は、キャリッジ駆動
モータ19の正逆回転により、プーリー21、22およ
びタイミングベルト23から成る伝動機構を介して、往
復移動させられる。記録ヘッド15と対向する位置に
は、被記録材14を記録位置に案内保持するためのプラ
テン24が設けられている。
【0018】記録時には、前記キャリッジ16の移動に
より被記録材14に対する主走査が行われ、前記搬送用
駆動ローラ8により被記録材14の副走査(紙送り)が
行われる。そして、所定の記録コマンドと記録データの
入力に基づいて、キャリッジ16と被記録材14との相
対位置(相対移動)を制御すると同時に記録ヘッド15
からインクを吐出することにより、該被記録材14上に
所定の画像が記録される。
【0019】前記記録ヘッド(記録手段)15は、熱エ
ネルギーを利用してインクを吐出するインクジェット記
録手段であって、熱エネルギーを発生するための電気熱
変換体を備えたものである。また、前記記録ヘッド15
は、前記電気熱変換体によって印加される熱エネルギー
により生じる膜沸騰により気泡の成長、収縮によって生
じる圧力変化を利用して、吐出口よりインクを吐出さ
せ、記録を行なうものである。
【0020】図4は前記記録ヘッド15のインク吐出部
の構造を模式的に示す部分斜視図である。図4におい
て、用紙やプラスチック薄板等の被記録材14と所定の
隙間(例えば、約0.5〜2.0ミリ程度) をおいて対
面する吐出口面81には、所定のピッチで複数の吐出口
82が形成され、共通液室83と各吐出口82とを連通
する各液路84の壁面に沿ってインク吐出用のエネルギ
ーを発生するための電気熱変換体(発熱抵抗体など)8
5が配設されている。本実施例においては、記録ヘッド
15は、前記吐出口82がキャリッジ16の移動方向
(主走査方向)と交叉する方向に並ぶような位置関係
で、該キャリッジ16に搭載されている。こうして、画
像信号または吐出信号に基づいて対応する電気熱変換体
85を駆動(通電)して、液路84内のインクを膜沸騰
させ、その時に発生する圧力によって吐出口82からイ
ンクを吐出させる記録ヘッド(記録手段)15が構成さ
れている。
【0021】そこで、本発明による記録装置は、前述の
ように、複数の被記録材14を収容する被記録材収容部
(用紙カセット)5と、該被記録材収容部5内の被記録
材14を1枚だけ分離するための分離手段(分離用駆動
ローラ)6と、分離されて送給される被記録材14を所
定の経路に沿って案内する給紙ガイド1と、該給紙ガイ
ド1に配置されて被記録材14の前後方向の端縁を検知
する紙端検知手段(紙端検知センサ)4と、記録中に被
記録材14を紙送りする搬送手段(搬送用駆動ローラ)
8と、先行の被記録材14Aの後端部に次の被記録材1
4Bの先端部を一定領域で重ねるために前記給紙ガイド
1に設けられた重合手段(重合部分)13とを備え、そ
して、前記紙端検知手段4の検知信号に基づいて前記被
記録材14A、14Bの分離、送給および搬送を制御す
ることにより先行の被記録材14Aの後端部と次の被記
録材14Bの先端部を重ねて搬送および記録を行なう擬
似連続記録モードを実行し得るように構成されている。
【0022】図5は、本発明を適用した記録装置の一実
施例の制御系の概略構成を示すブロック図である。図5
において、記録装置の制御ユニット30はCPU、RO
M、RAM、I/Oポート等を備えた1チップマイコン
で構成されており、該制御ユニット30に対してはホス
ト31からのコマンドおよび紙端検知センサ4からの検
知信号が入力される。前記制御ユニット30のROMに
は、被記録材14の給紙および排紙に関し、通常の定形
用紙シーケンスと本発明による部分的重走シーケンス
(擬似連続記録モード=疑似ロール紙シーケンス)の両
方のプログラムが格納されており、ホスト31からのコ
マンドによりいずれか一方を選択し実行するように構成
されている。コマンドを実行する際、前記制御ユニット
30は、紙端検知センサ4からの情報に基づいて紙送り
切り替えプランジャー32、紙送り用ステップモータ3
3および記録ユニット(記録部)9の駆動制御を行う。
【0023】図6は、本発明による擬似連続記録モード
(疑似ロール紙シーケンス)を実行するためのフローチ
ャートである。図6において、記録装置がホスト31か
ら擬似連続記録モード(疑似ロール紙記録)の初期化コ
マンドを受信すると、1枚目給紙ルーチンに入る(ステ
ップS501)。図7は図6中の1枚目給紙ルーチンの
動作を示すフローチャートである。
【0024】図7の1枚目給紙ルーチンにおいて、先
ず、制御ユニット30でプランジャー32を切り換える
ことにより、紙送り用ステップモータ33の動力伝達を
搬送用駆動ローラ8および排紙用駆動ローラ10から分
離用駆動ローラ6切り換える(ステップS601)。そ
して、紙送り用ステップモータ33の回転を開始すると
ともに、そのステップ数をカウントしながら、給紙動作
の制御を開始する(ステップS602)。前記分離用駆
動ローラ6は給紙ローラとしても動作するものであり、
被記録材14は該分離用駆動ローラ6の回転に応じて給
紙ガイド1に沿って送給(給紙)される。
【0025】被記録材14(先行の被記録材14A)の
先端が給紙ガイド1の途中に配置された紙端検知センサ
4の上を通過すると、制御ユニット30はカウンタをリ
セットして再カウントを開始する(ステップS60
3)。そして、被記録材14の先端が搬送用駆動ローラ
8の巻き込み位置に突き当たるまで、すなわち紙端セン
サ4の位置から搬送用駆動ローラ8の巻き込み位置まで
の距離(L2)に相当するステップ数だけ分離用駆動ロ
ーラ6によって給紙し、そこで紙送り用ステップモータ
33の回転を停止させる(ステップS604)。
【0026】なお、前記ステップS603において、ス
テップ数が(L1=給紙用移動通路からセンサ4の位置
までの距離+誤差分に相当するステップ数)を超えても
センサ信号に変化が無い場合には、用紙カセット5に被
記録材14が無いか、あるいは分離または給紙の部分で
ジャム(紙詰まり)が発生したと判断し、ホスト31に
ステータスを送信する(ステップS605)。
【0027】エラーが無い場合には、制御ユニット30
でプランジャー32を切り換えることにより、紙送り用
ステップモータ33の動力伝達を分離用駆動ローラ6の
系から搬送用駆動ローラ8および排紙用駆動ローラ10
の系に切り替える(ステップS606)とともに、ステ
ップ数のカウントをリセットして紙送り用ステップモー
タ33の回転およびそのステップ数カウントを再開する
(ステップS607)。
【0028】制御ユニット30は、搬送用駆動ローラ8
による紙送りによって被記録材先端が理論上の記録ヘッ
ド位置+5mmの位置に到達するまで、すなわち搬送用
駆動ローラ8の巻き込み位置から記録ヘッド位置+5m
mの位置までの距離に相当するステップ数(L3)だけ
紙送り用ステップモータ33を回転させた後、ステップ
数カウントの停止およびリセットを行ない、該ステップ
モータ33の回転を停止させる(ステップS608)。
以上のステップS601〜ステップS608の動作で図
6中の1枚目給紙ルーチンを終了する。
【0029】図6において、ホスト31からの記録コマ
ンドを記録装置が受信すると、1ライン記録および次用
紙給紙ルーチンに移行する(ステップS502)。図8
はこの1ライン記録および次用紙給紙ルーチンの動作を
示すフローチャートであり、このルーチンは1ライン記
録タスク(ステップS701)と次用紙給紙タスク(ス
テップS702)とから成るマルチタスクになってお
り、条件が合えば両方のタスクが並列に(同時に)行わ
れる。
【0030】図6において、ステップS502での1ラ
イン記録が終了すると、ホスト31から記録装置へ紙送
りコマンドが送信される。この紙送りコマンドを受信す
ると、ステップS503の紙送りルーチンに移行する。
図9はこの紙送りルーチンの動作を示すフローチャート
である。この紙送りルーチンに移行する時点では、前述
の1枚目給紙ルーチン501中のステップS606によ
って、紙送り用ステップモータ33の動力伝達は搬送用
駆動ローラ8および排紙用駆動ローラ10の系を駆動す
る側にある。そこで、図9の紙送りルーチンでは、先
ず、ホスト31から送信される紙送り量に相当するステ
ップ数だけ紙送り用ステップモータ33を回転させ、そ
の分だけ搬送用駆動ローラ8を回転させることによりホ
スト指定量の紙送りを行なう(ステップS801)。
【0031】図6中のステップS502における1ライ
ン記録とステップS503の紙送りのルーチンが数十回
繰り返され、1枚目(先行)の被記録材14Aの後端が
紙端検知センサ4の上を通過すると、次の被記録材14
Bの給紙が必要になる。そこで、図9の紙送りルーチン
では、先行の被記録材14Aの後端を検知すると、図6
中のステップS502における次用紙給紙タスク(ステ
ップS702)の実行を許可するフラグを立てる(ステ
ップS802)。このように次用紙給紙タスクが許可さ
れているため、図8においてホスト31から次の1ライ
ン記録コマンドが送信されてくると、記録装置は1ライ
ン記録タスク(ステップS701)と次用紙給紙タスク
(ステップS702)を並列に(同時に)実行する。
【0032】上記次用紙給紙タスクは、制御ユニット3
0によってプランジャー32を切り換えて、紙送り用ス
テップモータ33の動力伝達をそれまでの搬送用駆動ロ
ーラ8および排紙用駆動ローラ10の系から分離用駆動
ローラ6の系に切り替えることにより実行される。その
場合、1ライン記録中では被記録材14の搬送は停止し
ているので、何ら問題はない。
【0033】図8中の次用紙給紙(ステップS702)
は、図7の1枚目給紙ルーチン中のステップS601〜
ステップS606と同じ動作で実行される。この次用紙
給紙ルーチンにより、遅くとも1ライン記録が終了しキ
ャリッジ16がホームポジションに戻るまでに、次の被
記録材14Bの先端が搬送用駆動ローラ8の巻き込み位
置まで到達する(ステップS702)。そこで、制御ユ
ニット30により次用紙給紙のフラグをリセットして次
の1ライン記録コマンドにおける次用紙給紙タスクの実
行を禁止しておき(ステップS703)、ホスト31か
らの紙送りコマンドによる紙送りルーチン(図6のステ
ップS503)に備える。
【0034】図1において、先行の被記録材14Aの後
端が紙端検知センサ4を通過すると、下側給紙ガイド2
のL字形状の重合部分13構造、紙端検知センサ4の取
付け位置、搬送用駆動ローラ8と従動ローラ11の配置
などにより、該被記録材14Aの後端部は下方へ下が
る。そして、先行の被記録材14Aの後端部の上に前述
の次用紙給紙タスク(ステップS702)によって給紙
された次の被記録材14Bの先端部が重なる。その場
合、構造上許容できる範囲内であれば、制御ユニット3
0により次の被記録材14Bの給紙タイミングを調整す
ることによって、先行の被記録材14Aとの重なり部分
の長さを自由に変化させることができる。
【0035】ステップS502の1ライン記録および次
用紙給紙のルーチンが終了し、再びホスト31から紙送
りコマンドが送られてくると、記録中の被記録材14A
は前述の紙送りルーチン(ステップS503)に基づい
て指定量だけ紙送りされると同時に、前述の次用紙給紙
タスクによって給紙された次の被記録材14Bも先行の
被記録材14Aと重なった状態で搬送用駆動ローラ8に
より紙送りされる。すなわち、制御ユニット30で管理
された量だけ先行の被記録材14Aと次の被記録材14
Bが重なり合って搬送され、かつ記録されるので、恰も
紙送り方向での被記録材14のサイズの制限が無くなっ
た状態となり、擬似的にロール紙の場合と同様の記録
(擬似連続記録モード)が実行されることになる。
【0036】図1において、搬送用駆動ローラ8と排紙
用駆動ローラ10は、前述したように同じ速度でかつ同
じ精度で紙送りを行うように構成されており、先行の被
記録材14Aが排紙用駆動ローラ10のみにより紙送り
されると同時に次の被記録材14Bが搬送用駆動ローラ
8のみにより紙送りされる状態になっても、被記録材1
4A、14B間の重なり部分が外れたり変化することは
ない。
【0037】図6において、ホスト31から擬似連続記
録モード(疑似的ロール紙記録)の終了コマンドを受信
すると、排紙ルーチンを行い疑似ロール紙シーケンスに
よる記録動作を終了する(ステップS504)。図10
はこの排紙ルーチンの動作を示すフローチャートであ
る。図10において、紙端検知センサ4上に被記録材1
4がある場合は、該センサ4上をその後端が通過するま
で、搬送用駆動ローラ8および排紙用駆動ローラ10に
よる紙送りを無条件に実行する(ステップS901)。
そして、被記録材14の後端が上記センサ4上を通過す
ると、紙送り用ステップモータ33のステップ数カウン
トをリセットして再カウントし、センサ4の位置から排
紙用駆動ローラ10の位置+αの距離に相当するステッ
プ数(L4)だけ回転させ、搬送用駆動ローラ8および
排紙用駆動ローラ10による紙送りによって被記録材1
4を排出する(ステップS902)。
【0038】以上説明した実施例によれば、先行の被記
録材14Aの後端部と次の被記録材14Bの先端部を所
定量だけ重ね合わせて搬送および記録することが可能な
構成にしたので、ファクシミリやグラフィック等のイメ
ージデータの記録において該データが被記録材間を跨が
る場合でも、記録後に被記録材の余白を考慮しながら余
分な部分をカットするという煩雑な作業を無くすことが
でき、さらに、ワードプロセッサなどでアウトラインフ
ォントを用いた超拡大文字などを作成し記録する場合
に、紙送り方向の被記録材サイズに起因する文字サイズ
やレイアウトの制限を無くすことができる記録装置が得
られた。
【0039】なお、上記実施例では、記録装置がインク
ジェット記録装置である場合を例に挙げて説明したが、
本発明は、ワイヤドット式、感熱式、熱転写式、レーザ
ービーム式等、他の記録方式の記録装置に対しても同様
に適用することができ、同様の効果が得られるものであ
る。また、上記実施例では小型軽量化を考慮して、被記
録材の分離(給紙)、搬送および排紙のための各駆動ロ
ーラを1個の紙送り用ステップモータの動力を切り換え
て駆動する構成にしたが、複数個のモータを使用した
り、1個のモータの動力をギヤおよびクラッチで切り換
えるように構成してもよい。さらに、被記録材の分離
(給紙)、搬送および排紙の各動作は、超音波モータな
ど他の方式のモータで駆動してもよい。
【0040】さらに、上記実施例では、記録手段を主走
査方向に移動させるシリアル記録方式の場合を例に挙げ
て説明したが、本発明は、被記録材の全幅または一部を
カバーする長さのライン記録手段を用いて副走査のみで
記録するライン記録方式の場合にも、同様に適用するこ
とができ、同様の効果を達成し得るものである。また、
異なる色で記録する複数の記録手段を用いるカラー記
録、あるいは同一色彩で異なる濃度で記録する複数の記
録手段を用いる階調記録、さらにはこれらを組み合わせ
た記録の場合など、記録手段の構造や数にも関係なく同
様に適用することができ、同様の効果を達成し得るもの
である。
【0041】また、本発明は、記録ヘッドとインクタン
クを一体化したヘッドカートリッジを用いる場合の他、
別体の記録ヘッドとインクタンクをインクチューブ等で
接続する場合など、記録ヘッドとインクタンクの形態お
よび配置にも関係なく広く適用することができ、同様の
作用効果が得られるものである。
【0042】なお、本発明は、インクジェット記録装置
の場合、例えば、ピエゾ素子等の電気機械変換体等を用
いる記録手段(記録ヘッド)を使用するものに適用でき
るが、中でも、熱エネルギーを利用してインクを吐出す
る方式のインクジェット記録装置において優れた効果を
もたらすものである。かかる方式によれば、記録の高密
度化、高精細化が達成できるからである。
【0043】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行なうのが好ましい。この方式は、所謂オンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録手段(記録ヘッド)の熱作用面に膜
沸騰させて、結果的にこの駆動信号に一対一に対応し液
体(インク)内の気泡を形成出来るので有効である。
【0044】この気泡の成長、収縮により吐出用開口を
介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも一つの
滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即
時適切に気泡の成長収縮が行なわれるので、特に応答性
に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好まし
い。このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4
463359号明細書、同第4345262号明細書に
記載されているようなものが適している。尚、上記熱作
用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第43131
24号明細書に記載されている条件を採用すると、更に
優れた記録を行なうことができる。
【0045】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他
に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示
する米国特許第4558333号明細書、米国特許第4
459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれる
ものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59年第123670号公報や熱エネルギ
ーの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を
開示する特開昭59年第138461号公報に基づいた
構成としても本発明は有効である。すなわち、記録ヘッ
ドの形態がどのようなものであっても、本発明によれ
ば、記録を確実に効率よく行なうことができるようにな
るからである。
【0046】さらに、前述のように、記録装置が記録で
きる被記録材(記録媒体)の最大幅に対応した長さを有
するフルラインタイプの記録ヘッドに対しても、本発明
は有効に適用できる。そのような記録ヘッドとしては、
複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満たす
構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとしての
構成のいずれでもよい。加えて、上例のようなシリアル
タイプのものでも、装置本体に固定された記録ヘッド、
あるいは装置本体に装着されることで装置本体との電気
的な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる交
換自在のチップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッ
ド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリッ
ジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効で
ある。
【0047】また、本発明に記録装置の構成として設け
られる記録ヘッドに対しての回復手段または予備的な補
助手段等を付加することは、本発明の効果を一層安定で
きるので好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対しての、前述のようなキャッピング
手段、クリーニング手段、吸引回復手段の他に、加圧式
の回復手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせによる予備加熱手段、記録とは別
の吐出を行なう予備吐出モードを行なうことも安定した
記録を行なうために有効である。
【0048】また、前述したように、搭載される記録ヘ
ッドの種類ないし個数についても、例えば、単色のイン
クに対応して1個のみが設けられたものの他、記録色や
濃度を異にする複数のインクに対応して複数個数設けら
れるものであってもよい。すなわち、例えば、記録装置
の記録モードとしては、黒色等の主流色のみの記録モー
ドだけではなく、記録ヘッドを一体的に構成するか複数
個の組み合わせによるか、いずれでもよいが、異なる色
の複色カラー又は、混色によるフルカラーの少なくとも
一つを備えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0049】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するもの、あるいは、インクジェット方式で
は、インク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度
調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように
温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付
与時にインクが液状をなすものであればよい。加えて、
積極的に熱エネルギーによる昇温をインクの固形状態か
ら液体状態への状態変化のエネルギーとして使用せしめ
ることで防止するか、または、インクの蒸発防止を目的
として放置状態で固化するインクを用いるかして、いず
れにしても、熱エネルギーの記録信号に応じた付与によ
ってインクが液化し、液状インクが吐出されるものや、
記録媒体に到達する時点ではすでに固化し始めるもの等
のような、熱エネルギーによって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。
【0050】このような場合のインクは、特開昭54−
56847号公報あるいは特開昭60−71260号公
報に記載されるような、多孔質シート凹部または貫通孔
に液状または固形物として保持された状態で、電気熱変
換体に対して対向するような形態としてもよい。本発明
においては、上述した各インクに対して最も有効なもの
は、上述した膜沸騰方式を実行するものである。
【0051】さらに加えて、本発明によるインクジェッ
ト記録装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理
機器の画像出力端末として用いられるものの他、リーダ
等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有す
るファクシミリ装置の形態を採るもの等であってもよ
い。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から明らかなごとく、本発明
によれば、記録手段により被記録材に記録する記録装置
において、複数の被記録材を収容する被記録材収容部
と、該被記録材収容部内の被記録材を1枚だけ分離する
ための分離手段と、分離されて送給される被記録材を所
定の経路に沿って案内する給紙ガイドと、該給紙ガイド
に配置されて被記録材の前後方向の端縁を検知する紙端
検知手段と、記録中に被記録材を紙送りする搬送手段
と、先行の被記録材の後端部に次の被記録材の先端部を
一定領域で重ねるために前記給紙ガイドに設けられた重
合手段とを備え、前記紙端検知手段の検知信号に基づい
て前記被記録材の分離、送給および搬送を制御すること
により先行の被記録材の後端部と次の被記録材の先端部
を重ねて搬送および記録を行なう擬似連続記録モードを
有する構成としたので、イメージデータの記録等に際し
てデータが前後の被記録材間に跨がる場合でも、記録後
に前後の余白を考慮しながら余分なところをカットする
という煩雑な作業を無くすことができ、また、アウトラ
インフォントを用いた超拡大文字を作成する場合に、紙
送り方向の被記録材サイズに起因する文字サイズやレイ
アウトの制限を無くすことができる記録装置が提供され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した記録装置の一実施例の要部構
成を示す模式的縦断面図である。
【図2】図1の記録装置の記録部の構成を示す斜視図で
ある。
【図3】図2中の記録手段の外観斜視図である。
【図4】図2中の記録手段のインク吐出部の構造を模式
的に示す部分斜視図である。
【図5】本発明を適用した記録装置の制御系の概略構成
を示すブロック図である。
【図6】本発明を適用した記録装置の擬似連続記録モー
ドのシーケンスを示すフローチャートである。
【図7】図6中の1枚目給紙ルーチンの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図8】図6中の1ライン記録および次用紙給紙のルー
チンの動作を示すフローチャートである。
【図9】図6中の紙送りルーチンの動作を示すフローチ
ャートである。
【図10】図6中の排紙ルーチンの動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 給紙ガイド 2 下側ガイド 3 上側ガイド 4 紙端検知手段(センサ) 5 被記録材収容部(用紙カセット) 6 分離手段(分離用駆動ローラ) 7 バネ 8 搬送手段(搬送用駆動ローラ) 9 記録部(記録ユニット) 10 排紙用駆動ローラ 11 従動ローラ 12 従動ローラ 13 重合手段(重合部分) 14 被記録材 14A 先行の被記録材 14B 次の被記録材 15 記録手段(記録ヘッド) 16 キャリッジ 17 ガイドシャフト 18 ガイドシャフト 19 キャリッジ駆動モータ 24 プラテン 25 記録ヘッド部(吐出ユニット) 26 インクタンク部 30 制御ユニット 31 ホスト 32 プランジャー 33 紙送り用ステップモータ 81 吐出口面 82 吐出口 84 液路 85 電気熱変換体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録手段により被記録材に記録する記
    録装置において、複数の被記録材を収容する被記録材収
    容部と、該被記録材収容部内の被記録材を1枚だけ分離
    するための分離手段と、分離されて送給される被記録材
    を所定の経路に沿って案内する給紙ガイドと、該給紙ガ
    イドに配置されて被記録材の前後方向の端縁を検知する
    紙端検知手段と、記録中に被記録材を紙送りする搬送手
    段と、先行の被記録材の後端部に次の被記録材の先端部
    を一定領域で重ねるために前記給紙ガイドに設けられた
    重合手段とを備え、前記紙端検知手段の検知信号に基づ
    いて前記被記録材の分離、送給および搬送を制御するこ
    とにより先行の被記録材の後端部と次の被記録材の先端
    部を重ねて搬送および記録を行なう擬似連続記録モード
    を有することを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記記録手段がインクを吐出して記録
    するインクジェット記録手段であることを特徴とする請
    求項1の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記記録手段が、インクを吐出するた
    めに利用される熱エネルギーを発生する電気熱変換体を
    備えているインクジェット記録手段であることを特徴と
    する請求項2の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記記録手段が、前記電気熱変換体が
    発生する熱エネルギーによりインクに生じる膜沸騰を利
    用して、吐出口よりインクを吐出させることを特徴とす
    る請求項3の記録装置。
JP5077565A 1993-03-11 1993-03-11 記録装置 Pending JPH06262831A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020097495A (ja) * 2020-02-25 2020-06-25 キヤノン株式会社 記録装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体
US10974526B2 (en) 2014-08-25 2021-04-13 Canon Kabushiki Kaisha Printing apparatus for controlling overlap of a preceding sheet and a succeeding sheet, and a related control method

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