JPH08323272A - 自動車塗装ラインにおけるロボットの配置方法および配置構造 - Google Patents

自動車塗装ラインにおけるロボットの配置方法および配置構造

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JPH08323272A
JPH08323272A JP7157168A JP15716895A JPH08323272A JP H08323272 A JPH08323272 A JP H08323272A JP 7157168 A JP7157168 A JP 7157168A JP 15716895 A JP15716895 A JP 15716895A JP H08323272 A JPH08323272 A JP H08323272A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車の塗装およびシーリングラインにおい
て効率的にロボットを配置する配置方法および配置構造
を提供する。 【構成】 ダウンフロー気流が形成されている自動車塗
装ラインにおけるロボットの配置に関するものであっ
て、車体B側方のダウンフロー気流に大きな乱れを生じ
させない位置にシーリング用ロボットSのロボット本体
を配設するとともに、車体B下方に床裏塗装用ロボット
Pを配設して、シーリングと床裏塗装とを並行してなす
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車生産ラインにおけ
るロボットの配置方法および配置構造に関する。さらに
詳しくは、自動車生産ライン、とりわけ防錆塗装用の塗
装ラインおよびシーリングラインのトータル長さを半減
できるロボットの配置方法および配置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車の生産ラインにおいて
は、スポット溶接ロボット、シーリングロボット、塗装
ロボットなどを、その作業工程に分けて直列に配置して
生産ラインが形成されている。そして、このように各ロ
ボットをその作業工程に分けて直列に配置して作業を行
わせれば、他工程のロボットの動作による影響を考慮す
る必要がなくなり、作業管理、工程管理、ロボット制御
などが簡素化されるという利点が得られる。図7ないし
図15は、かかる設計思想により構成された車体の電着
塗装ラインの後に設けられている、車体B床裏の防錆お
よびチップガードのための塗装ラインならびに車体B継
目の防水のためのシーリングラインの配置図である。な
お、図7ないし図15において、Pは塗装ロボット、S
はシーリングロボット、Fはフード開閉ロボット、Gは
ラゲージ開閉ロボットをそれぞれ示す。
【0003】しかしながら、ロボットをかかる配置にし
て生産ラインを形成すれば、必然的にライン長さが長く
なり、それにともない次のような問題が生ずる。
【0004】(1)生産ラインを設置する工場建屋のた
めに広い敷地面積が必要となる。
【0005】(2)搬送設備が長くなるとともに、それ
に応じたコンベア長、ハンガーおよび台車が必要とな
る。
【0006】(3)温度、湿度および空気清浄度を含め
た空調管理のためのイニシャルおよびランニングコスト
が増大する。
【0007】(4)環境汚染物質である非塗着材料の回
収が困難であるとともに、スラッジ処理水の使用量が増
大する。
【0008】(5)自動車1台当たりの総タクト数が増
大する。
【0009】(6)自動車生産ラインのトラブルでは、
搬送設備に関するものが一番多いことから、生産ライン
の長大化は生産ライン停止を招く確率が増大する。
【0010】(7)生産ラインが停止した場合、塗装ラ
インにおいては塗膜品質の劣化が生ずるが、生産ライン
の長大化は多数の車体に塗膜品質の劣化を生じさせる危
険性を増大させる。
【0011】なお、自動車生産ラインにおけるロボット
の配置に関しては、特開平6ー654号に、自動車生産
ラインの増打工程での溶接歪の発生を防止するため、増
打ラインの始端の溶接ステーションで車体全体に均等に
増打溶接を施せるようにすることを目的として、図16
に示すように、溶接ステーション100の側部に上下2
段の棚111,112を有する側部フレーム110,1
10を設け、下棚112に搭載した車体B側面に向けて
進退可能なロボット120,120によりフロアとサイ
ドパネルとの接合部の増打溶接を行うとともに、上棚1
11に搭載した車体B側面に向けて進退可能なロボット
120,120によりルーフとサイドパネルとの接合部
の増打溶接を行い、また溶接ステーション100の天井
フレーム130に前後2台の走行自在でかつ上下動可能
な天吊り型のロボット140,140を搭載し、これら
のロボット140,140によりダッシュボードやリア
トレイの他の車体B構成部材に対する接合部の増打溶接
を行うものが提案されている。
【0012】しかるに、塗装ラインにおいては、浮遊粉
塵や埃の車体Bへの付着を防止するために、ダウンフロ
ー気流が形成されているので、車体Bの上方で容積の大
きなロボット本体を上下動させると、ダウンフロー気流
に大きな乱れが生ずるとともに、それにより発生した粉
塵や埃がダウンフロー気流に搬送されて塗膜に付着し品
質の劣化を招くという問題があり、また車体B近くで車
体Bに向けて容積の大きなロボット本体を走行させる
と、同様にロボット本体の移動によりダウンフロー気流
に大きな乱れが生ずるために、前記と同様に発生した粉
塵や埃がその乱れた気流に搬送されて塗膜に付着し品質
の劣化を招くという問題がある。そのため、前記公開公
報の提案にかかわるロボット配置をそのまま塗装ライン
あるいはシーリングラインに適用することはできない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来技
術の課題に鑑みなされたものであって、自動車の塗装お
よびシーリングラインにおいて効率的にロボットを配置
する配置方法および配置構造を提供することを主たる目
的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車塗装ライ
ンにおけるロボットの配置方法の第1態様は、ダウンフ
ロー気流が形成されている自動車塗装ラインにおけるロ
ボットの配置方法であって、車体側方のダウンフロー気
流に大きな乱れを生じさせない位置にシーリング用ロボ
ットのロボット本体を配設するとともに、車体下方に底
面部材塗装用ロボットを配設することを特徴とする。
【0015】本発明の自動車塗装ラインにおけるロボッ
トの配置方法の第2態様は、ダウンフロー気流が形成さ
れている自動車塗装ラインにおけるロボットの配置方法
であって、車体上方のダウンフロー気流に大きな乱れを
生じさせない位置に上面部材塗装用ロボットのロボット
本体を配設すると共に、車体側方のダウンフロー気流に
大きな乱れを生じさせない位置に側面部材塗装用ロボッ
トのロボット本体を配設することを特徴とする。
【0016】本発明の自動車塗装ラインにおけるロボッ
トの配置構造の第1態様は、ダウンフロー気流が形成さ
れている自動車塗装ラインにおけるロボットの配置構造
であって、車体側方のダウンフロー気流に悪影響を与え
ない位置にロボット本体が配設されているシーリング用
ロボットと、車体下方に配設されている底面部材塗装用
ロボットとを備えてなることを特徴とする。
【0017】本発明の自動車塗装ラインにおけるロボッ
トの配置構造の第2態様は、ダウンフロー気流が形成さ
れている自動車塗装ラインにおけるロボットの配置構造
であって、車体上方のダウンフロー気流に悪影響を与え
ない位置にロボット本体が配設されている上面部材塗装
用ロボットと、車体側方のダウンフロー気流に悪影響を
与えない位置にロボット本体が配設されている側面部材
塗装用ロボットとを備えてなることを特徴とする。
【0018】本発明の自動車塗装ラインにおけるロボッ
トの配置構造の第3態様は、ダウンフロー気流が形成さ
れている、複数のステーションからなる自動車塗装ライ
ンにおけるロボットの配置構造であって、車体側方のダ
ウンフロー気流に大きな乱れを生じさせない位置にロボ
ット本体が配設されているシーリングまたは塗装用ロボ
ットと、そのシーリングまたは塗装用ロボットが配設さ
れている下方に配設されている塗装用ロボットとを備
え、前記塗装用ロボットが、前記複数のステーションを
カバーする走行軸を走行可能とされていることを特徴と
する。ここで、前記上方に配設されている塗装用ロボッ
トは上面部材塗装用ロボットとされ、前記下方に配設さ
れている塗装用ロボットは側面部材塗装用ロボットまた
は底面部材塗装用ロボットとされる。
【0019】本発明の自動車塗装ラインにおけるロボッ
トの配置構造においては、前記シーリング用ロボットお
よび/または塗装用ロボットのアームが、その動作によ
り生ずるダウンフロー気流の乱れが少ない形態とされる
のが好ましい。
【0020】
【作用】本発明の第1態様は、前記のごとく構成されて
いるので、形成されているダウンフロー気流に大きな乱
れを生じさせることがないため、塗膜の品質を低下させ
ることがない。そのため、車体のシーリング作業と車体
の床裏の防錆塗装などの底面部材の塗装とを並行してな
し得る。したがって、塗装・シーリングラインの長さを
半減できる。また、それにより、塗装・シーリングライ
ンの建設コストおよびランニングコストも著しく低減で
きるとともに、塗装およびシーリングが並行してなされ
るので、塗装およびシーリングに要する時間も半減で
き、そのため生産性も向上する。
【0021】本発明の第2態様は、前記のごとく構成さ
れているので、形成されているダウンフロー気流に大き
な乱れを生じさせることがなく、またロボットアームか
ら剥離した塗料粕の塗膜への付着がないため、塗膜の品
質を低下させることがない。そのため、車体屋根などの
上面部材と車体側面などの側面部材との塗装を並行して
なすことができる。したがって、塗装ラインそのものの
長さを半減できる。またそれにより、塗装ラインの建設
コストおよびランニングコストも著しく低減できるとと
もに、屋根、フード、トランクなどの上面部材と側面や
ドアなどの側面部材の塗装が並行してなされるので、塗
装に要する時間も半減でき、生産性が向上する。
【0022】本発明の第3態様は、前記のごとく構成さ
れているので、塗装用ロボットを共通走行軸を移動させ
ながら、複数のステーションにまたがって塗装させるこ
とができる。
【0023】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら本発明を実施
例に基づいて説明するが、本発明はかかる実施例のみに
限定されるものではない。
【0024】実施例1 本発明のロボット配置方法を適用したロボット配置構造
の一実施例(実施例1)を図1ないし図4に示し、実施
例1のロボット配置構造Lは、車体B下方に配設された
防錆塗装およびチップガード塗装のための塗装ロボット
Pと、車体Bの両側方に配設された車体B継目のシーリ
ングのためのシーリングロボットS,Sとを主要構成要
素として、塗装・シーリングラインを一体的に形成して
なるものである。また、図1ないし図4に示すロボット
配置構造Lは4ステーション1,2,3,4から構成さ
れている。以下、実施例1のロボット配置構造Lを各ス
テーション1,2,3,4ごとに分けて説明する。
【0025】第1ステーション1は、図2に示すよう
に、塗装・シーリングラインの架台Kの上に、車体Bの
長さ方向に沿って配設された走行軸12と、ロボット架
台11,13と、この走行軸12およびロボット架台1
1,13の上に設置された塗装ロボットP,P,Pと、
架台Kの上に設けられた塗装・シーリング建屋Tの両側
所望高さ位置にある梁(明瞭には図示されていない)
に、車体Bと所定の間隔を設けて形成されている作業ス
テージ14,15と、この作業ステージ14,15にロ
ボットの走行によってもダウンフロー気流に大きな乱
れ、つまり塗膜に悪影響を与える乱れが生じない位置に
配設された走行軸16,17と、この走行軸16,17
を走行するシーリングロボットS,Sと、前記作業ステ
ージ14,15に配設された後部ドアを開閉する後部ド
ア開閉ロボットD,Dとを備えてなる。
【0026】ここで、塗装ロボットP、シーリングロボ
ットSおよびドア開閉ロボットDそのものは、従来から
公知の多関節ロボットとされている。すなわち、塗装ロ
ボットPは、ロボット架台あるいは走行軸に走行可能に
設置されているロボット本体と、このロボット本体に装
着されているアームと、このアームの先端に装着されて
いる塗装ガンとを備えてなるものとされる。シーリング
ロボットSは、所望により設けられる走行軸を走行する
ロボット本体と、このロボット本体に装着されているア
ームと、このアームの先端に装着されている塗布ガンと
を備えてなるものとされる。ところで、この走行軸は、
所望により設けられればよく、そのため必ずしも設けら
れる必要はない。また、ドア開閉ロボットDは、ロボッ
ト本体と、このロボット本体に装着されているアーム
と、このアームの先端に装着されているドア開閉用吸着
パッドとを備えてなるものとされる。そして、各ロボッ
トのアームの長さは、本体が設置されている所から塗
装、シーリング等の所定作業がなし得る長さとされてい
る。また、その形状は、前述したようにダウンフロー気
流が形成されているので、この気流のに大きな乱れを生
じさせないために、できるだけ細く、しかも流線形とさ
れるのが好ましい。
【0027】第2ステーション2は、図3に示すよう
に、塗装・シーリングラインの架台Kの上に、車体Bの
長さ方向に沿って配設された走行軸22と、ロボット架
台21,23と、この走行軸22およびロボット架台2
1,23に設置された塗装ロボットP,P,Pと、架台
Kの上に設けられた塗装・シーリング建屋Tの両側所望
高さ位置にある梁(明瞭には図示されていない)に、車
体Bと所定の間隔を設けて形成されている作業ステージ
24,25と、この作業ステージ24,25の一方(例
えば車体B右側)に配設された走行軸26と、この走行
軸26を走行する前部フロア右側をシーリングするシー
リングロボットSと、この前部フロアの右側をシーリン
グするシーリングロボットSのために前部右側ドアを開
閉する前部ドア開閉ロボットDと、前記作業ステージ2
4,25の他方(例えば車体B左側)に配設されたフー
ドを開閉するフード開閉ロボットFおよびラゲージを開
閉するラゲージ開閉ロボットGと、前記作業ステージ2
4,25の両方に配設されているトランクルームをシー
リングするシーリングロボットS,Sおよびエンジンル
ームをシーリングするシーリングロボットS,Sとを備
えてなる。
【0028】ここで、フード開閉ロボットFおよびラゲ
ージ開閉ロボットGそのものは、従来より公知の多関節
ロボットとされている。すなわち、フード開閉ロボット
Fは、ロボット本体と、このロボット本体に装着されて
いるアームと、このアームの先端に装着されているフー
ド開閉用吸着パッドとを備えてなるものとされ、ラゲー
ジ開閉ロボットGは、ロボット本体と、このロボット本
体に装着されているアームと、このアームの先端に装着
されているフード開閉用吸着パッドとを備えてなるもの
とされる。このフード開閉ロボットFおよびラゲージ開
閉ロボットGのアームも、前記と同様に、できるだけ細
く、しかも流線形とされるのが好ましい。
【0029】第3ステーション3は、図4に示すよう
に、塗装・シーリングラインの架台Kの上に、車体Bの
長さ方向に沿って配設された2個のロボット架台31,
32と、このロボット架台31,32に設置された塗装
ロボットP,Pと、架台Kの上に設けられた塗装・シー
リング建屋Tの両側所望高さ位置にある梁(明瞭には図
示されていない)に、車体Bと所定の間隔を設けて形成
されている作業ステージ33,34と、この作業ステー
ジ33,34の一方(例えば車体B左側)に配設された
走行軸35と、この走行軸35を走行する前部フロアの
左側をシーリングするシーリングロボットSと、この前
部フロアの左側をシーリングするシーリングロボットS
のために前部左側ドアを開閉する前部ドア開閉ロボット
Dと、前記作業ステージ33,34の他方(例えば車体
B右側)に配設されたフードを開閉するフード開閉ロボ
ットFおよびラゲージを開閉するラゲージ開閉ロボット
Gと、前記作業ステージ33,34の両方に配設されて
いるトランクルームをシーリングするシーリングロボッ
トS,Sおよびエンジンルームをシーリングするシーリ
ングロボットS,Sとを備えてなる。
【0030】第4ステーション4は、塗装・シーリング
ラインの架台Kの上に設けられた塗装・シーリング建屋
Tの両側所望高さ位置にある梁(明瞭には図示されてい
ない)に、車体Bと所定の間隔を設けて形成されている
作業ステージ41,42と、この作業ステージ41,4
2の両側に配設された走行軸43,44と、この走行軸
43,44を走行する後部フロアをシーリングするシー
リングロボットS,Sと、この後部フロアをシーリング
するシーリングロボットSのために後部ドアを開閉する
後部ドア開閉ロボットD,Dと、前記作業ステージ4
1,42の一方(例えば車体B右側)に配設されたフー
ドを開閉するフード開閉ロボットFと、前記作業ステー
ジ41,42の両方に配設されているエンジンルームを
シーリングするシーリングロボットS,Sとを備えてな
る。
【0031】本発明の実施例1の配置構造はこのように
構成されているので、第1ステーションにおいて、後部
フロアの一部のシーリングと、車体底面にある底面部材
の塗装、例えば床裏面の防錆塗装とが並行してなされ、
第2ステーションにおいて、前部フロアの一部のシーリ
ングと、トランクルームの一部のシーリングと、エンジ
ンルームの一部のシーリングと、床裏面の防錆塗装とが
並行してなされ、第3ステーションにおいて、前部フロ
アの残部のシーリングと、トランクルームの残部のシー
リングと、エンジンルームの一部のシーリングと、床裏
面の防錆塗装とが並行してなされ、第4ステーションに
おいて、後部フロアの残部のシーリングと、エンジンル
ームの残部のシーリングがなされる。ここで、各ステー
ションにおけるシーリングは車体の搬送を停止させてな
されるが、床裏面の防錆塗装は車体の搬送を停止させて
行ってもよく、あるいは車体の搬送中になされてもよ
い。
【0032】このように、本発明の実施例1の配置構造
によれば、従来、ダウンフロー気流に乱れを生じさせる
ことをおそれて、シーリングロボットが設けられていな
かった防錆塗装ラインにシーリングロボットを配置し
て、シーリングと、車体底面の底面部材の塗装、例えば
床裏面の防錆塗装とを並行して行っているので、塗装お
よびシーリングラインの長さをほぼ半減できる。
【0033】なお、実施例1においては、第1ステーシ
ョン、第2ステーションおよび第3ステーションに対応
する架台の上に、ロボット架台および走行軸を個別に設
けるようにしているが、架台の各ステーションに個別に
設けられている走行軸を共通走行軸とするとともに、第
1ステーションから第3ステーションまで同一ロボット
により塗装するようにしてもよい。かかる構成とするこ
とにより、車体の搬送中における塗装がより効率的にな
されるようになる。すなわち、ステーション間の移動空
間を含めた複数のステーションにおいて、一台の塗装ロ
ボットにより塗装させることができるようになる。
【0034】また、実施例1においてはシーリングロボ
ットと塗装ロボットとの組合せにより階層状の配置構造
としたが、シーリングロボットとマスキング取付け用ロ
ボットまたはマスキング剥離用ロボットとの組合せによ
り階層状の配置構造としてもよい。
【0035】実施例2 本発明のロボット配置方法を適用したロボット配置構造
の他の実施例(実施例2)の要部を図5および図6に示
し、実施例2のロボット配置構造Lは、車体Bの両側ま
たは片側上方にオーバハングした壁掛け状に配設された
屋根、フード、トランク(ラゲージ)等の車体B上面に
ある部材を塗装する上面部材塗装ロボットP1と、この
上面部材塗装ロボットP1の下方において車体Bの両側
方に配設された側面やドア等の側面部材を塗装する側面
部材塗装ロボットP2とを主要構成要素とし、それによ
り塗装工程のみを階層構造として短縮ラインに形成して
なるものである。
【0036】ここで、上面部材塗装ロボットP1および
側面部材塗装ロボットP2のそれぞれのロボット本体
は、形成されているダウンフロー気流に大きな乱れを生
じさせることのないように、車体Bから所定の距離をお
いて設置されている。より具体的には、上面部材塗装ロ
ボットP1は、前記架台Kの上に設けられた塗装建屋T
の両側または片側の所望高さ位置に存在する梁Hに、適
宜手段により固定されている。また、側面部材塗装ロボ
ットP2は、明瞭には図示されていないが、前記上面部
材塗装ロボットP1が設置されている梁Hの下方に位置
する梁Hに、適宜手段により車体Bの長さ方向に沿って
固定された数本の共通走行軸(図6には2本の走行軸が
代表的に示されている)51,51を走行するものとさ
れている。この場合、この上面部材塗装ロボットP1
取付けられる梁Hは、側面部材塗装ロボットP2の稼働
中に、上面部材塗装ロボットP1に無用の振動等を生じ
させないように、充分な強度を有するものとされてい
る。
【0037】ここで、シーリング工程のように、ドア、
フードあるいはトランク(ラゲージ)類を開閉する機
構、例えばドア開閉ロボットやラゲージ開閉ロボットな
どのいわゆる蓋物オープナーを設置することにより、こ
のままの配置で上面部材塗装ロボットP1および側面部
材塗装ロボットP2に、内板塗装をも行わせることが可
能となる。
【0038】なお、この塗装ロボットP1およびP2その
ものは、実施例1の塗装ロボットPと同様な多関節ロボ
ットとされている。
【0039】このように、本発明の実施例2の配置構造
においては、実施例1と同様に、従来、ダウンフロー気
流の乱や塗料粕の落下をおそれて、車体Bの屋根、トラ
ンクあるいはフード等の上面部材の塗装用に塗装ロボッ
トが設けられていなかった車体B側面の塗装ステージに
車体Bの屋根、フード、トランク等の上面部材塗装ロボ
ットをも配置して、車体Bの屋根などの上面部材と両サ
イドなどの側面部材の塗装を並行して行うことができる
ので、塗装工程自体のライン長さをほぼ半減できる。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の第1態様
によれば、形成されているダウンフロー気流に乱れを生
じさせることを回避するために利用されていなかった、
塗装ラインにおける車体側方の領域にシーリングロボッ
トを配置するとともに、車体下方に塗装ロボットを配置
するという階層構造を採用しているので、塗装・シーリ
ングラインの長さを半減できるという優れた効果が得ら
れる。また、塗装・シーリングラインの長さが半減され
ることから、塗装・シーリングラインの建設コストおよ
びランニングコストも著しく低減できるという効果も得
られる。さらに、塗装およびシーリングが並行してなさ
れるので、塗装およびシーリングに要する時間も半減で
き、生産性が向上するという効果も得られる。
【0041】また、本発明の第2態様によれば、形成さ
れているダウンフロー気流に乱れを生じさせることを回
避するために利用されていなかった、塗装ラインにおけ
る車体側方の領域に塗装ロボット(側面部材塗装ロボッ
ト)を配置するとともに、車体上方にも塗装ロボット
(上面部材塗装ロボット)を配置するという階層構造を
採用しているので、塗装ラインそのものの長さを半減で
きるという優れた効果が得られる。また、塗装ラインの
長さが半減されることから、塗装ラインの建設コストお
よびランニングコストも著しく低減できるという効果も
得られる。さらに、塗装が並行してなされるので、塗装
に要する時間も半減でき、生産性が向上するという効果
も得られる。
【0042】さらに、本発明の第3態様によれば、一台
の塗装用ロボットにより、ステーション間の移動空間を
含めた複数のステーションにおいて塗装させることがで
き、設備コストの一層の低減が図られるという効果も得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配置構造の実施例1の平面図である。
【図2】図1のII-II線断面図である。
【図3】図1のIII-III線断面図である。
【図4】図1のIV-IV線断面図である。
【図5】本発明の配置構造の実施例2の平面図である。
【図6】同正面図である。
【図7】従来のラインの配置構造の平面図であって、床
裏塗装ラインへの搬入前の状態を示す。
【図8】従来の床裏塗装ラインの配置構造の平面図であ
って、第1段階を示す。
【図9】従来の床裏塗装ラインの配置構造の平面図であ
って、第2段階を示す。
【図10】従来の床裏塗装ラインの配置構造の平面図で
あって、第3段階を示す。
【図11】従来の床裏塗装ラインの配置構造の平面図で
あって、第4段階を示す。
【図12】従来の床裏塗装ラインの配置構造の平面図で
あって、第5段階を示す。
【図13】従来の床裏塗装ラインの配置構造の立面図で
あって、第6段階を示す。
【図14】従来のシーリングラインの配置構造の平面図
であって、第1段階を示す。
【図15】従来のシーリングラインの配置構造の平面図
であって、第2段階を示す。
【図16】特開平6ー654号の提案にかかわるロボッ
ト配置構造の説明図である。
【符号の説明】
1 第1ステーション 11,13 ロボット架台 12,16,17 走行軸 14,15 作業ステージ 2 第2ステーション 21,23 ロボット架台 22,26 走行軸 24,25 作業ステージ 3 第3ステーション 31,32 ロボット架台 33,34 作業ステージ 35 走行軸 4 第4ステーション 41,42 作業ステージ 43,44 走行軸 L ロボット配置構造 P 塗装ロボット P1 上面部材塗装ロボッ
ト P2 側面部材塗装ロボッ
ト S シーリングロボット D ドア開閉ロボット F フード開閉ロボット G ラゲージ開閉ロボッ
ト B 車体 K 架台 T 塗装・シーリング建
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 苗村 昌生 明石市川崎町1番1号 川崎重工業株式会 社明石工場内 (72)発明者 山岡 保浩 愛知県長久手町菖蒲池105 川崎重工業株 式会社名古屋ロボットセンター内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダウンフロー気流が形成されている自動
    車塗装ラインにおけるロボットの配置方法であって、 車体側方のダウンフロー気流に大きな乱れを生じさせな
    い位置にシーリング用ロボットのロボット本体を配設す
    るとともに、車体下方に底面部材塗装用ロボットを配設
    することを特徴とする自動車塗装ラインにおけるロボッ
    トの配置方法。
  2. 【請求項2】 ダウンフロー気流が形成されている自動
    車塗装ラインにおけるロボットの配置方法であって、 車体上方のダウンフロー気流に大きな乱れを生じさせな
    い位置に上面部材塗装用ロボットのロボット本体を配設
    するとともに、車体側方のダウンフロー気流に大きな乱
    れを生じさせない位置に側面部材塗装用ロボットのロボ
    ット本体を配設することを特徴とする自動車塗装ライン
    におけるロボットの配置方法。
  3. 【請求項3】 ダウンフロー気流が形成されている自動
    車塗装ラインにおけるロボットの配置構造であって、 車体側方のダウンフロー気流に大きな乱れを生じさせな
    い位置にロボット本体が配設されているシーリング用ロ
    ボットと、車体下方に配設されている底面部材塗装用ロ
    ボットとを備えてなることを特徴とする自動車塗装ライ
    ンにおけるロボットの配置構造。
  4. 【請求項4】 ダウンフロー気流が形成されている自動
    車塗装ラインにおけるロボットの配置構造であって、 車体上方のダウンフロー気流に大きな乱れを生じさせな
    い位置にロボット本体が配設されている上面部材塗装用
    ロボットと、車体側方のダウンフロー気流に大きな乱れ
    を生じさせない位置にロボット本体が配設されている側
    面部材塗装用ロボットとを備えてなることを特徴とする
    自動車塗装ラインにおけるロボットの配置構造。
  5. 【請求項5】 ダウンフロー気流が形成されている、複
    数のステーションからなる自動車塗装ラインにおけるロ
    ボットの配置構造であって、 車体側方のダウンフロー気流に大きな乱れを生じさせな
    い位置にロボット本体が配設されているシーリングまた
    は塗装用ロボットと、そのシーリングまたは塗装用ロボ
    ットが配設されている位置よりも下方に配設されている
    塗装用ロボットとを備え、 前記塗装用ロボットが前記複数のステーションをカバー
    する走行軸を走行可能とされていることを特徴とする自
    動車塗装ラインにおけるロボットの配置構造。
  6. 【請求項6】 前記上方に配設されている塗装用ロボッ
    トが上面部材塗装用ロボットとされ、前記下方に配設さ
    れている塗装用ロボットが側面部材塗装用ロボットまた
    は底面部材塗装用ロボットとされていることを特徴とす
    る請求項5記載の自動車塗装ラインにおけるロボットの
    配置構造。
  7. 【請求項7】 前記シーリング用ロボットおよび/また
    は塗装用ロボットのアームが、その動作により生ずるダ
    ウンフロー気流の乱れが少ない形態とされていることを
    特徴とする請求項3、4、5または6記載の自動車塗装
    ラインにおけるロボットの配置構造。
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