JPS62149389A - 車体の塗装方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ／　　、’６−　　ヘ腎Ｌ　　７２％　　ニー１　ｍ　
Ｉ＼叡１本発明は車体の塗装方法に関する。

（従来の技術） 従来、例えば自動車車体の中塗り塗装及び上塗り塗装に
関し、その外板部の塗装を行う場合、搬送装置により車
体を連続的に搬送し、レシプロケータ型又は固定型の塗
装ガンを保持した円型の自動塗装機等により塗装を行う
ようにした方法、又は車体をタクト搬送とし、各位置で
停止させてレシプロケータ型又は固定型の塗装・ガンを
保持した塗装機を自動走行させつつ塗装を行うようにし
た方法等が知られている。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながらかかる従来の技術にあっては、前者の場合
は搬送装置の振動、自動車車体の位置ずれにより塗装む
ら等の塗装不良が生じ易い、これに対し後者の場合はか
かる塗装不良が生じる虞は解消されるが、塗装機が走行
するため塗装機に接続された多数の配線や配管等を、床
上等においてひきすることとなり、かかる吐出系の信頼
性が低下子ス竺の闇ｍｈ（諷ス− そこで本発明はかかる従来の問題点を解決すべく成され
たもので、その目的とする処は塗装むらが生じることな
く、吐出系の信頼性をも向上せしめることができる車体
の塗装方法を提供するにある。

（問題点を解決するための手段） 上述した問題点を解決すべく本発明に係る車体の塗装方
法によれば、車体（２）をタクト送りとし、各ステージ
（３）〜（８）において停止せしめて所定の塗装を行う
ようにした塗装方法において。

前記車体（２）の外板部（２ａ）を塗装するに際し、塗
装室内の天井（３８）又は側壁（３７）に塗装ガンを（
３２ａ）　、　（３２ｂ）を支持した塗装機（３３）を
走行可能に設け、この塗装機（３３）を前記車体（２）
に対して走行させつつ塗装するようにしてなる。

（作用） 前記手段によれば、車体（２）はタクト送りとし、各ス
テージ（３）〜（８）において停止させて塗装を行うた
め、搬送装置（１）の振動はなく、車体（２）の位置ず
れによる影響も受けない、そして外板部（２ａ）の塗装
に際して塗装機（３３）を塗装室（３０）の天井（３８
）又は側壁（３１）に走行可能に設けたため、この塗装
機（３３）に接続された配線や配管等を床上においてひ
きすることを防上し得る。

（実施例） 以下に本発明の好適実施例を添付図面に基づいて説明す
る。

第１図はタクト搬送による車体の塗装工程を示す図であ
り、（１）は搬送装置、（２）はこの搬送装置（１）に
よりタクト搬送される車体を示す、又（３）乃至（８）
で示す区画部は夫々の区画部に搬送される車体（２）が
位置したときに搬送装置を停止し、車体の所定の各部位
を塗装するためのステージを示す、第２図、第３図は例
えば第１ステージ（３）における塗装部及びそのレイア
ウトを示す図で、第１ステージ（３）においては搬送装
置（１）の左側方に配設された第１の多間接マルチロボ
ット（９）により第２図Ａで示すように左リヤドア（ｌ
Ｏ）のボディ側（ｌＯａ）及びドア側（１０ｂ）の中塗
り塗装が行われ、同じく第２の多間接マルチロボット（
１１）により第２図Ｂで示すようにエンジンルーム（１
２）の右半分（１２ａ）及びポンネッ）Ｉの左半分（１
３ｂ）の中塗り塗装が行われる。一方、搬送装置（１）
の右側方に配設された第３の多間接マルチロボット（１
４）により第２図Ｃで示すようにトランク（１５）内の
右半分（１５ａ）及びドリップ（１８）廻りの右半分（
１６ａ）の中塗り塗装が行われ、第４の多間接マルチロ
ボット（１７）により第２図りに示すように右フロント
ドア（１８）のボディ側（１８ａ）及びドア側（１８ｂ
）の中塗り塗装が行われる。そして第２ステージ（４）
においては第１ステージにおいて塗り残した部位の中塗
り塗装が行われる。即ち、第４図、第５図に示されるよ
うに第５の多間接マルチロポッ）　（２０）により第４
図Ａで示すトランク（１５）内及びドリップ廻り（１６
）の左半分（１５ｂ）　、（１８ｂ）が、第６の多間接
マルチロポッｌ−（２１）により第４図Ｂで示す左フロ
ントドア（２２）のボディ側（２２ａ）及びドア側（２
２ｂ）が、第７の多間接マルチロボット（２３）により
第４図Ｃで示す右リヤドア（２４）のポ＝　　ｌ　ｍｓ
ｔつａｓ）　ｘｙｔ　　ｖフｔｍｒワＡｂ）　Ｊ、（ｚ
　　＋　　−ｒｍ　Ｑ　／Ｆｌ多間接マルチロポーｙ　
ト（２５）により第４図りで示すエンジンルームの右半
分（１２ａ）及びボンネット裏の左半分（１３ｂ）が夫
々中塗り塗装され第３ステージ（５）へと搬送される。

第３ステージでは車体外板部（２ａ）の塗装が行われる
。第３ステージにおける塗装は、第６図に示すように塗
装室（３０）の両側壁（３１）の複数の塗装ガン（３２
ａ）・・・、（３２ｂ）・・・を備えた塗装機（３３）
を搬送装置（１）よりも上方において車体（２）の搬送
方法に沿って走行可能に設け、この塗装機（３３）を走
行させつつ塗装を行うようにしている。

この塗装ｍ　（３３）は両側壁（３１）に取付けられた
支持部（３０に対し、上下動可能で且つ、車体の搬送方
向に走行自在に設けられ、下方に向けて取り付けられた
複数の塗装ガン（３２ａ）・・・を備えて車体のトップ
（２ａ−＾）を塗装するトップ塗装機（３３Ａ）と、同
じく支持部（３４）に対して上下動可能で且つ、車体の
搬送方向に走行可能に設けられ、搬送装置（１）方向に
向けて取り付けられた複数の塗装ガン（！１’））Ｉ）
、、、　４４ａ−１−ｒ市１に／ｒ１４＋　Ｉ　Ｖ　（
９ｓ−ＴＪ）ｔｙ’ｌｋ　Ｍナスサイド塗装機（３３Ｂ
）とからなり、これらトップ塗装機（３３Ａ）　、サイ
ド塗装ｍ　（３３Ｂ）は夫々独立に走行可能とされてい
る。そして実施例においてはトップ（２ａ−Ａ）の塗装
は大吐出着にて一回の塗装にて行い、一方サイド（２ａ
−Ｂ）の塗装は小吐出量にて数回の塗装にて行うように
しているため、タレや塗装むらを防ぐことができ、良好
な塗装膜を得ることができる。

尚、第６図において（３５）　、（３Ｂ）は塗装室（３
ｏ）内の空調を行なうための吸入口、排気口であり、搬
送装置（１）は通風性を高めるためにすのこ状の床（３
７）上に設けられ、又排気口（３Ｂ）と塗装室（３０）
内の間にはすのこ状の天井（３８）が設けられている。

そして第３ステージ（５）にて車体外板部（２ａ）の塗
装後は第４ステージ（６）にて乾燥され、その後第５ス
テージ（７）にて第１、第２ステージ（３）。

（４）で行った各部位の−Ｌ塗り塗装が、又第６ステー
ジ（８）にて第３ステージ（５）で行った外板部（２ａ
）の上塗り塗装が行われ、それ以後の工程へと搬送され
る。尚、本実施例においては塗装機（３３）は塗装室（
３０）の両側壁（３１）に設けるようにしたが、天井（
３８）等に設けるようにしてもよい。

（発明の効果） 以上の説明より明らかな如く本発明によれば、車体をタ
クト送りとし、各ステージにおいて停止させて塗装を行
うようにしたため、搬送装置による振動、位置ずれ等の
影響を受けることなく塗装を行うことができる。そして
外板部の塗装に際しては、塗装機を塗装室の天井又は側
壁に走行可能に設けたため、この塗装機に接続された配
線や配管等を床上においてひきすることを防止し得、吐
出系の信頼性を向上せしめることができるとともに床等
の簡素化が図れ、本実施例においては塗装室内の空調を
有効に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はタクト搬送による車体の塗装工程を示す図、第
２図は第１ステージにて塗装される各部位を示す図、第
３図は第１ステージのレイアウトを示す図、第４図は第
２ステージにて塗装される各部を示す図、第５図は第２
ステージのレイアウトを示す図、第６図は第３ステージ
における外板部の塗装を示す図である。 そして図面中、 （１）は搬送装置、（２）は車体、（２ａ）は外板部。 （３）〜（８）は停止位置（ステージ）　、　（２ａ−
Ａ）は車体の水平部（トップ）　、　（２ａ−Ｂ）は車
体の垂直部（サイド）　、　（３３）は塗装機、（３３
Ａ）はトップ塗装機、（３３Ｂ）はサイド塗装機である
。 特　許　出　願　人　　本田技研工業株式会社代　理　
人　弁理士　　　下　　１）　容一部間　　　　　弁理
士　　　　大　　橋　　邦　　音間　　　弁理士　　　
小　　山　　　　右同　　　弁理士　　　野　　１）　
　　茂第２ （Ｂ） （Ｃ） （Ａ） （Ｄ）

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）車体をタクト送りとし、各ステージにおいて停止
   せしめて所定の塗装を行うようにした塗装方法において
   、 前記車体の外板部を塗装するに際し、塗装室内の天井又
   は側壁に塗装ガンを支持した塗装機を走行可能に設け、
   この塗装機を前記車体に対して走行させつつ塗装するよ
   うにしたことを特徴とする車体の塗装方法。
2. （２）特許請求の範囲第１項記載の塗装方法において、
   前記塗装機は前記車体の水平部（トップ）を塗装するト
   ップ塗装機と前記車体の垂直部（サイド）を塗装するサ
   イド塗装機とからなり、夫々を独立して走行させつつ塗
   装するようにしたことを特徴とする車体の塗装方法。