JPH0248287A - 自動車ボディの粘性塗布材の塗布方法及びその装置 - Google Patents

自動車ボディの粘性塗布材の塗布方法及びその装置

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JPH0248287A
JPH0248287A JP63199366A JP19936688A JPH0248287A JP H0248287 A JPH0248287 A JP H0248287A JP 63199366 A JP63199366 A JP 63199366A JP 19936688 A JP19936688 A JP 19936688A JP H0248287 A JPH0248287 A JP H0248287A
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JP
Japan
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robots
main body
coating material
parts
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP63199366A
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English (en)
Inventor
Takashi Kuwabara
孝 桑原
Toshihiro Murakawa
敏浩 村川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
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Publication of JPH0248287A publication Critical patent/JPH0248287A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] 〈産業上の利用分野〉 本発明は、自動車ボディの粘性塗布材の塗布方法及びそ
の装置に関する。
〈従来の技術〉 従来、自動車ボディは、主として鋼板からなる多数の金
属部材をスポット溶接等によりメインボディ、ドア及び
ボンネット等の部品として製作し、それらを組み付けて
構成されている。また、金属部材同士の合せ部には、防
塵及び防錆などのために水密性を確保するべくシーリン
グ材等を塗布している。
シーリング材の塗布方法としては、例えば特開昭60−
143876号公報により、シーリングの作業場所に搬
入された自動車ボディに対して、ドア及びボンネット等
を自動開閉装置により開いて保持し、自動車ボディのそ
れらの開口部内のシーリング必要部位にシーリング材を
塗布ロボットにより塗布し、シーリング作業終了後にド
ア及びボンネット等を閉じてから自動車ボディを搬出す
るようにした方法が開示されている。
しかしながら、上記方法によると、シーリング作業を始
める前のドア及びボンネット等を開く工程と、シーリン
グ作業終了後のドア及びボンネット等を閉じる工程とを
必要とするため、工数アップとなる問題がある。また、
塗布ロボットを自動車ボディの前後左もに配設している
ため、シーリング材を塗布するための作業場所に於ける
装置の占有面積が広くなると共に、多数のロボットを必
要とするため、設備コストが高騰するという問題がある
〈発明が解決しようとする課題〉 このような従来技術の問題点に鑑み、本発明の主な目的
は、作業工程を簡略化し1qると共に、装置全体の占有
面積を狭くし得る自動車ボディの粘性塗布材の塗布方法
及びその装置を提供することにある。
[発明の構成] 〈課題を解決するための手段〉 このような目的は、本発明によれば、自動車ボディを構
成する金属部材同士の合せ部の必要部位に粘性塗布材を
塗布する方法に於て、前記自動車ボゲイの上方開口部を
閉塞する部品を取付ける前のメインボディを搬送装置に
より搬送する工程と、前記搬送装置の上方に配設された
塗布装置により、前記開口部を介して上方から前記メイ
ンボディの内部の金属部材同士の合せ部の必要部位に粘
性塗布材を塗布する工程とを有することを特徴とする自
動車ボディの粘性塗布材の塗布方法を提供することによ
り達成される。あるいは、自動車ボディを構成する金属
部材同士の合せ部の必要部位に粘性塗布材を塗布する装
置に於て、前記自動車ボディの上方開口部を閉塞する部
品を取付ける前のメインボディを搬送するための搬送装
置と、前記開口部を介して上方から前記メインボディの
内部のフロアパネルを含む金属部材同士の合せ部の必要
部位に粘性塗布材を塗布するべく前t2搬送装置の上方
に配設された塗布装置とを有することを特徴とする自動
車ボディの粘性塗布材の塗布装置を提供することにより
達成される。
〈作用〉 このように、自動車ボディの上方開口部を閉塞する部品
を取り付ける前のメインボディに対して、搬送装置の上
方に配設された粘性材塗布装置により塗布作業を行なう
ことにより、ボンネット及びトランクリッド等を開閉す
る工程及びその装置を不要とすることができる。また、
自動車ボディのフロアパネルの必要部位に対する塗布作
業をも上方に設けた塗布装置により行うことにより、自
動車ボディの側方部に塗布装置を設ける必要をなくすこ
とができる。
〈実施例〉 以下、本発明の好適実施例を添付の図面について詳しく
説明する。
第1図及び第2図は、本発明に基づく溶接作業及び粘性
材塗布作業を行なうための作業ステーション1を示す正
面図及び平面図であり、第3図は、第1図の矢印のII
I−III線から見た図である。自動車ボディを構成す
る金属部品としての例えばメインボディ2は、その上方
開口部を閉塞する部品としてのボンネット、トランクリ
ッド及び前後の窓等を取り付けられていない状態であり
、第1図及び第2図の左右方向に沿って延在する搬送装
置としてのシャトルコンベヤ3により、図の右方がら作
業ステーション1に搬入され、必要部位に対する溶接作
業及び粘性材塗布作業の終了後に作業ステーション1か
ら図の左方に向けて搬出される。
シャトルコンベヤ3の上面には、メインボディ2を各作
業ステーション間を搬送する際に支持するための受は部
3aが一体的に設けられており、受は部3aの先端部が
メインボディ2の下面の特定部位に当接し、メインボデ
ィ2をシャトルコンベヤ3に対して位置決めする。シャ
トルコンベヤ3は、平行レール4により搬送方向に往復
動自在に支持されており、図示されない駆動装置により
、各ステーションにあるメインボディを作業終了後に次
のステーションに向けて搬送し、復配する位置決め装置
5などの伯の支持装置によりメインボディ2をシャトル
コンベヤ3から浮かして支持した後、上記ピッチ分だけ
逆走するようにされている。このようにして、作業ステ
ーション1にメインボディ2が搬入及び搬出される。
作業ステーション1の下方には、位置決め装置5が配設
されている。この位置決め装置5は、第1図及び第3図
に示されるように、互いに平行する一対のX字すンク6
を有し、これら両X字リンク6の各交差部を両端部にて
枢支する枢支部材をエヤシリンダ7により駆動して、両
X字リンク6の遊端部に設けられた可動台8を水平状態
に保ちつつ昇降させるものである。可動台8の上面には
位置決め用支持部9が四隅に一体的に設けられており、
可動台8をリフトアップするこにより、位置決め用支持
部9をシャトルコンベヤ3により搬入されたメインボデ
ィ2の下面の特定部位に係合させて、前記したようにメ
インボディ2をシャトルコンベヤ3から浮かして支持す
ると共に、作業ステーション1に於ける位置決めを行う
作業ステーション1の上方には、幅方向に門形をなす架
台11a、11bがそれぞれ配設されており、各架台1
1a、11bの水平方向の梁には、同一構造からなる多
関節式ロボット12a〜12dが、それぞれ2台ずつ所
謂天吊り式状態に支持され、かつ互いに対称的に配設さ
れている。これらロボット12a〜12dの屈伸アーム
13の先端にはノズル14が設けられており、メインボ
ディ2に対して上方からノズル14が臨むようにされて
いる。
また、架台11a、11bには、各ロボット12a〜1
2d毎に対応してヒータ付定吐出ポンプ15が配設され
ており、ノズル14とポンプ15とが図示されないヒー
タ付管路を介して接続されている。なお、作業ステーシ
ョン1の近傍に配置されている図示されない粘性塗布材
供給装置から送られる粘性塗布材が、ヒータ付定吐出ポ
ンプ15を介してノズル14の先端に供給される。粘性
塗布材には、例えば耐曲面定着性、耐シヤワー性、耐皮
膜化性処理材性、並びに塗装仕上り性の優秀なものであ
り、かつ50’C附近で粘度が最も低下するものを用い
ると良い。
各ロボット12a〜12dは、エンジン室内、トランク
室内、車室内の各金属部相合せ部の必要部位に粘性塗布
材を塗布する作業を予め教えこまれてあり、それぞれ各
受は持ちの部位に連続的かつ自動的に塗布作業を行なう
。例えば、ロボット12a、’12bによりボンネット
開口部を介してエンジン室内に対して、ロボット12c
、12dによりトランク開口部を介してトランク室内に
対して、それぞれの受は持ちの部位に塗布作業を行なう
と共に、各ロボット12a〜12dによりメインボディ
2の前後の窓用開口部を介して車室内の主にフロアパネ
ルに対して、それぞれの受は持ちの部位に塗布作業を行
なう。また、粘性塗布材を、ある程度btt熱して比較
的粘度の低い状態を保持しつつノズル14から吐出し、
金属合せ部の間隙が比較的多い部分には、ノズル14の
移動速度を遅くしてコーキング作業を行い、他の部分に
は移動速度を比較的早くしてシーリング作業を行うこと
により、1台のロボットでコーキング及びシーリング作
業を対象部位に合わせて行うことができる。
作業ステーション1の下方の両側には、メインボディ2
の前後左右に対応する4箇所に、溶接ロボット16a〜
16dが各1台ずつ配設されている。これらロボット1
68〜16dは、前記した塗布ロボット12a〜12d
と同様に同一構造の多関節式ロボットからなり、屈伸ア
ーム17の先端に一対の電極部18を有しており、主に
メインボディ2の下部に於ける金属合せ部をスポット溶
接する。また、同様に必要部位に対する溶接作業を予め
教えこまれており、それぞれ各受は持ちの部位に連続的
かつ自動的に溶接作業を行なう。
次に、作動要領を以下に示す。
作業ステーション1にシャトルコンベヤ3によりメイン
ボディ2が搬入されことを図示されない検出器により検
出した際には、下限位置の待機状態にある位置決め装置
5が図に示すようにリフトアップして、その支持部9に
より支持されたメインボディ2が、シャトルコンベヤ3
から浮き上がった状態で静止して位置決めされる。次に
、メインボディ2の位置決め検出信号の出力により、塗
布ロボット128〜12dが、前記したようにエンジン
室内、トランク室内、車室内の各金属部相合せ部の必要
部位に粘性塗布材を塗布する作業を行い、同様に溶接ロ
ボット168〜16dが、主にメインボディ2の下部の
必要部位にスポット溶接による作業を行う。
両作業の終了信号の出力により、位置決め装置5がリフ
トダウンして、作業中に1ステ一シヨン分逆走して待機
状態にあるシャトルコンベヤ3の受は部3aによりメイ
ンボディ2が再び支持される。そして、溶接及び塗布作
業を終えたメインボディ2が、シャトルコンベヤ3によ
り、図の左方にある次のステーションに向けて搬出され
ると共に、図の右方にある手前のステーションから次の
作業対象であるメインボディが搬入され、以下順次繰り
返されることとなる。
このようにして作業ステーション1の下方に配設された
溶接ロボット168〜16dにより主にメインボディ2
の下部の必要部位にスポット溶接すると共に、作業ステ
ーション1の上方に配設されたロボット12a〜12d
のみで、メインボディ2のエンジン室内、トランク室内
、車室内の主にフロアパネルの各金属部相合せ部の必要
部位にシーリング及びコーキング作業としての塗布作業
を行なうことができる。
[発明の効果] このように本発明によれば、搬送装置の上方に配設され
た粘性塗布材の塗布装置のみで、自動車ボディの金属部
材同士の合せ部の必要部位に粘性塗布材を塗布すること
ができ、ボンネット等を開閉する工程及びその装置を不
要とすることができるため、塗布工程の全体の効率を向
上し得る。また、自動車ボディの側方部に塗布装置を設
ける必要がなく、上方からフロアパネルの各金属部相合
せ部の必要部位に対する塗布作業をも容易に行うことが
できるため、装置全体の占有面積を狭くすることができ
、設備費を低廉化し得る等、その効果は極めて大である
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に基づく作業ステークヨを示す正面図
である。 第2図、本発明に基づく作業ステーションを示す平面図
である。 第3図は、第1図の■−■線について見た図である。 1・・・作業ステーション2・・・メインボディ3・・
・シャトルコンベヤ3a・・・受は部4・・・レール 
    5・・・位置決め装置6・・・リンク    
 7・・・エヤシリンダ8・・・可動台     9・
・・支持部11a、11b・・・架台12a〜12d・
・・ロボット13・・・アーム 15・・・ポンプ 16a〜16d 17・・・アーム 14・・・ノズル ・・・溶接ロボット 18・・・電極部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自動車ボディを構成する金属部材同士の合せ部の
    必要部位に粘性塗布材を塗布する方法に於て、 前記自動車ボディの上方開口部を閉塞する部品を取付け
    る前のメインボディを搬送装置により搬送する工程と、 前記搬送装置の上方に配設された塗布装置により、前記
    開口部を介して上方から前記メインボディの内部の金属
    部材同士の合せ部の必要部位に粘性塗布材を塗布する工
    程とを有することを特徴とする自動車ボディの粘性塗布
    材の塗布方法。
  2. (2)自動車ボディを構成する金属部材同士の合せ部の
    必要部位に粘性塗布材を塗布する装置に於て、 前記自動車ボディの上方開口部を閉塞する部品を取付け
    る前のメインボディを搬送するための搬送装置と、 前記開口部を介して上方から前記メインボディの内部の
    フロアパネルを含む金属部材同士の合せ部の必要部位に
    粘性塗布材を塗布するべく前記搬送装置の上方に配設さ
    れた塗布装置とを有することを特徴とする自動車ボディ
    の粘性塗布材の塗布装置。
JP63199366A 1988-08-10 1988-08-10 自動車ボディの粘性塗布材の塗布方法及びその装置 Pending JPH0248287A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6310855B1 (en) * 1997-12-31 2001-10-30 Samsung Electronics Co., Ltd. Cartridge for accomodating optical discs of different sizes

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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