JPH08298656A - テレライティングシステム - Google Patents

テレライティングシステム

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JPH08298656A
JPH08298656A JP7191411A JP19141195A JPH08298656A JP H08298656 A JPH08298656 A JP H08298656A JP 7191411 A JP7191411 A JP 7191411A JP 19141195 A JP19141195 A JP 19141195A JP H08298656 A JPH08298656 A JP H08298656A
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telewriting
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JP7191411A
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Koji Oka
浩二 岡
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、通信回線を介して工夫した情報を
相互通信し個々の表示画像を修正可能なテレライティン
グシステムに関し、端末装置間で制御権をやりとりする
ことなく修正前後の画情報の差分で画像の修正を行なう
ことにより、自由で短時間の表示画像の修正を可能にし
て、操作性および便宜性の向上を図ることを目的とす
る。 【解決手段】 複数のクライアント装置20の間に回線L
を介してサーバ装置10を介装し、そのサーバ装置10は、
描画情報を受信したとき、その受信順位に従って描画情
報により画像メモリ部23内の画情報を修正した後に、修
正前後の画情報の差分を抽出した差分情報をクライアン
ト装置20すべてに配送する。そして、クライアント装置
20は、その差分情報に基づいて表示部27に表示中の画情
報を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ISDN網、電話
網、専用線網等の通信回線を介して文字情報や描画情報
等の情報を相互通信して個々に備える表示部の表示画像
を修正することができるテレライティングシステムに関
し、例えば、画情報および音声情報を相互通信する会議
システムに適用可能なテレライティング端末装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、通信回線を介して連結された
複数のテレライティング端末装置のうちの一つが、表示
部に表示する画像の修正を指示するとき他のテレライテ
ィング端末装置(以降、端末装置ともいう)との間でテ
レライティング情報を送受信しテレライティング処理す
ることによって表示画像を共通にするテレライティング
システムが知られている。
【0003】この種のテレライティングシステムは、ニ
つ以上の端末装置による修正指示、例えば一方による加
筆および他方による削除の指示が重なったときに共通で
なければならない表示画像に内容不一致が生じてしまう
という不具合を回避するため、表示画像を修正する権利
(制御権)を端末装置の間でやりとりする操作を行い、
この制御権を持つ端末装置のみが表示画像の修正を許可
されるように構築するのが一般的である(以降、第1従
来例という)。
【0004】又、その他のテレライティングシステムと
しては、例えば、特開平3−150989号公報に記載
されたもの(以降、第2従来例という)があり、この第
2従来例は制御権を持たない端末装置でも制御権を持つ
端末装置に指示を送ることができるように構成するとと
もに、制御権を持つ端末装置は自己による表示画像の修
正を行なうとともに受信した指示の可否を判断して修正
が許容可能のときにその指示を実行する。
【0005】また、特開平2−230437号公報に
は、書込み可能な表示器を備える複数の端末装置をマル
チポイント接続した後、会議で使用する資料(画情報)
を配送し、原本資料と会議中にそれぞれから送出された
修正情報を一元管理する装置を配置した電子会議システ
ム(以降、第3従来例という)が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1従
来例にあっては、制御権を持つ端末装置のみが表示画像
の修正を許可されるため、例えば議論が白熱したときな
どの場合、制御権をやりとりする操作が非常に煩わしい
という問題があった。また、第2従来例にあっては、制
御権を持つ端末装置は、複数の制御権を持たない端末装
置による表示画像の修正指示を許可/不許可するための
判断を自己による表示画像の修正に加えて行なわなけれ
ばならないので、制御が複雑になるという問題があっ
た。
【0007】この問題を解消するため、特開平4−24
1054号公報には、削除と加筆が競合した場合には加
筆情報を一旦蓄積しておき、削除処理の後に再度加筆処
理を実行して競合時の表示画像の内容不一致を防止する
ようにして制御権のやりとりを不要にしたシステムが記
載されているが、一対一の端末装置の間でテレライティ
ングを行なうには適しているが、一対多数(マルチポイ
ント接続)では接続する端末装置が一台増加する毎に処
理が複雑になり、実用の点で問題がある。
【0008】また、第3従来例にあっては、修正情報の
配送は行なわないため、会議で一般的に行なわれている
ように議題に対する出席者全員の討論や意見の流れの中
で資料へ共通の修正を加えることはできないので、資料
の修正を共通にすることができず、例えば、一方では原
本に補足説明を加え、他方ではその該当箇所を削除する
修正が行なわれると、会議が終了した後の資料内容に矛
盾が生じるという問題があった。
【0009】この問題を解消するため、特開平5−56
425号公報には、資料の修正をリアルタイムに処理す
るように改善したシステムが提案されているが、修正情
報が一元管理する装置に受信された後に配送されて初め
て各端末における資料の更新が行なわれるので、修正か
ら更新までのレスポンスが非常に悪いという問題があっ
た。
【0010】なお、特開昭61−9073号公報には、
会議出席者全員に共通の大型ディスプレイを配置すると
ともに、各出席者毎には手書き情報を入力するための入
力装置を備える表示器を会議机の適所に配置し、必要に
応じてハードコピーできるように構築された電子会議シ
ステムが記載されている。しかし、このシステムにあっ
ても制御権を持った入力装置だけがディスプレイの表示
画像の修正を許可されるため、例えば議論が白熱した場
合のような即効性が必要なときに制御権をやりとりする
操作が非常に煩わしくなるといった問題があった。
【0011】そこで、本発明は、テレライティング端末
装置の間で制御権をやりとりする操作をなくすとともに
抽出した修正前後の画情報の差分により表示画像の修正
を行なうことにより、これら端末装置のそれぞれによる
自由で短時間の表示画像の修正を可能にして、操作性お
よび便宜性の向上を図ることを目的とし、また修正操作
の作業性を向上させるとともに異常発生時の表示画像の
不一致を補完することも目的とする。さらに、表示中以
外の画情報を保持して表示画像の切替を可能にすること
により修正した画情報を無駄にすることなく利用性を向
上させることも目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明は、次のように構成することを特徴とする。請求項
1記載の発明は、複数のテレライティング端末装置の間
が所定の回線を介して連結され、該端末装置が備える表
示部の表示画像を該回線を介して送受信する指示情報に
基づいて修正するテレライティングシステムであって、
前記テレライティング端末装置毎に接続した少なくとも
1つ以上の前記回線との接続を断接する接続手段と、テ
レライティング端末装置との情報の送受信を実行する通
信手段と、テレライティング端末装置の表示部に表示す
る画情報を蓄積する蓄積手段と、一つのテレライティン
グ端末装置からの指示情報を受信したとき蓄積する画情
報を該指示情報に基づいて修正する修正手段と、修正前
後の画情報の差分を抽出する差分抽出手段と、抽出され
た差分情報をその指示情報の受信順位に従って少なくと
も他のテレライティング端末装置すべてに配送する配送
手段とを有するテレライティング用のサーバ装置を備
え、該サーバ装置を介して複数のテレライティング端末
装置を連結したことを特徴とするものである。
【0013】この請求項1記載の発明では、複数の端末
装置がテレライティング時には回線を介してサーバ装置
に接続手段により接続され、これら端末装置間はこのサ
ーバ装置を介して連結される。そして、サーバ装置の蓄
積手段には通信手段により受信された端末装置の表示部
に表示中の画情報が蓄積され、一つの端末装置から表示
画像を修正する指示情報が送出されると、この画情報は
修正手段によりその指示情報に基づいて修正された後、
修正前後の画情報の差分が差分抽出手段により抽出され
て、この差分情報が配送手段により指示情報の受信順位
に従って少なくとも他の端末装置すべてに配送(送出)
される。つまり、これら画情報の修正から配送処理は指
示情報の受信順位に従って行なわれる。そのため、端末
装置では受信した差分情報を用いて表示部の表示画像に
修正を施すことができ、この表示画像は指示情報の受信
順位毎に順次修正される。したがって、表示画像は端末
装置間で異なる修正が加えられることもなく、内容に不
一致が生じることがない。また、端末装置へ配送される
のは差分情報なので、端末装置が複数であっても送信時
間は短時間で行なわれる。
【0014】請求項2記載の発明は、複数のテレライテ
ィング端末装置の間が所定の回線を介して連結され、該
端末装置が備える表示部の表示画像を該回線を介して送
受信する指示情報に基づいて修正するテレライティング
システムであって、前記テレライティング端末装置に、
前記指示情報として修正前後の画情報から抽出した差分
情報を受信したとき該差分情報に基づいて表示部に表示
している画情報を更新する更新手段を設けたことを特徴
とするものである。
【0015】この請求項2記載の発明では、端末装置に
おいて受信した差分情報に基づき表示部に表示中の画情
報が更新手段により更新される。このとき、差分情報は
修正前後の画情報の差分であるので、その受信は短時間
で行なわれ、表示部の表示画像の修正も短時間に施され
る。請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明の構成
に加え、前記サーバ装置の差分抽出手段が、2値画情報
の0から1に変化した画情報を抽出する第1の抽出手段
と、2値画情報の1から0に変化した画情報を抽出する
第2の抽出手段とを有し、前記配送手段を、第1および
第2の抽出手段により抽出された画情報の差分情報を混
同させることなく配送するように構成したことを特徴と
するものである。
【0016】この請求項3記載の発明では、サーバ装置
の差分抽出手段が修正前後の画情報から差分を抽出する
際に、端末装置の表示部に表示する画情報が2値画像の
場合には、0から1に変化した画情報が第1の抽出手段
により抽出され、1から0に変化した画情報は第2の抽
出手段により抽出される。そして、これら抽出画情報は
混同されることなく差分情報として配送手段により端末
装置に配送される。したがって、差分情報を複数の端末
装置に簡易にかつ短時間に送出することができる。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項2記載の発
明の構成に加え、前記テレライティング端末装置の更新
手段が、受信した差分情報が2値画情報で0から1又は
1から0の変化を抽出した画情報のいずれであるかを識
別する識別手段と、該識別結果に基づいて0から1に変
化した画情報は表示している画情報との論理和を取っ
て、1から0に変化した画情報は反転した後に表示して
いる画情報との論理積を取って該表示画情報を更新する
更新処理手段とを有することを特徴とするものである。
【0018】この請求項4記載の発明では、端末装置の
変更手段が表示中の画情報を更新する際に、受信した差
分情報が2値画情報の場合には、識別手段によりその差
分情報が2値画情報で0から1または1から0の変化の
いずれを抽出したものであるかが識別され、表示してい
る画情報がこの識別結果に基づいて0から1への変化の
画情報との論理和が取られ、または1から0への変化の
画情報の反転されたものとの論理積が取られて更新され
る。したがって、差分情報の受信および表示部の表示画
像の修正が簡易にかつ短時間に行なわれる。
【0019】請求項5記載の発明は、請求項1から4の
いずれかに記載の発明の構成に加え、前記テレライティ
ング端末装置に、表示画像の修正操作時に該修正画像を
自己の表示部に表示させる表示制御手段を設けたことを
特徴とするものである。この請求項5記載の発明では、
表示画像の修正操作時にその修正画像が表示制御手段に
より自己の表示部に表示される。したがって、修正後の
画像を確認しながら修正作業を行なうことができる。
【0020】請求項6記載の発明は、請求項1または3
に記載の発明の構成に加え、前記テレライティング端末
装置に、他のテレライティング端末装置の表示部に表示
している画情報の送信要求を入力する入力手段を設け、
前記サーバ装置に、一つのテレライティング端末装置か
ら送出された送信要求情報を受信したとき蓄積する画情
報を少なくとも該端末装置に一括送出する一括送信手段
を設けたことを特徴とするものである。
【0021】この請求項6記載の発明では、一つの端末
装置の入力手段から入力された他の端末装置の表示部に
表示している画情報の送信要求が受信されると、サーバ
装置の一括送信手段により蓄積する画情報の内容すべて
が少なくともその端末装置に一括送出される。したがっ
て、例えば、通信エラー等により修正操作が不完全で他
の端末装置と表示画像が異なってしまった場合でも、簡
易に共通な表示画像にすることができる。
【0022】請求項7記載の発明は、請求項1から4の
いずれかに記載の構成に加え、前記テレライティング端
末装置に、表示部に表示中の画情報の切替要求を入力す
る入力手段を設け、表示部に表示する画情報を保持する
保持手段と、入力手段から入力された切替要求に基づい
て表示中の画情報を保持手段に保持させた後に該保持手
段から表示部に表示する画情報を呼び出し切り替える少
なくともサーバ装置に設けられた切替制御手段と、を設
けたことを特徴とするものである。ここで、前記保持手
段はサーバ装置および端末装置の双方に配設してもよい
が、サーバ装置側のみとしてもよい。
【0023】この請求項7記載の発明では、端末装置の
表示部に表示する画情報が保持手段に保持され、表示中
の画情報の切替要求がいずれかの端末装置の入力手段か
ら入力されたとき、その切替要求に基づいて切替制御手
段により表示中の画情報が保持手段に保持された後に表
示部に表示する画情報がその保持手段から呼び出され表
示画像が切り替えられる。このとき、サーバ装置では、
蓄積手段に蓄積されている画情報が保持手段により保持
されている画情報に切り替えられる。また、端末装置で
はサーバ装置の配送手段により配送されるその画情報
に、または端末装置自身が備える保持手段により保持さ
れている画情報に切り替えられる。したがって、例え
ば、複数ページの画情報や異なる端末装置からの画情報
を保持することができるとともに、修正が施されている
場合にはその修正後の画情報が保持された後に、端末装
置から入力された切替要求に基づいて表示部に表示中の
画情報が切り替えられる。
【0024】請求項8記載の発明は、請求項7記載の発
明の構成に加え、前記保持手段を、表示指定情報を関連
付けして画情報を保持するように構成するとともに、前
記切替制御手段を、表示指定情報に基づいて表示部に表
示する画情報を切り替えるように構成したことを特徴と
するものである。ここで、前記表示指定情報としては、
画情報を蓄積管理する際に使用する所謂、管理情報でよ
く、例えば、文書番号、ページ番号などや、画情報を保
持するファイル情報を直接使用してもよい。
【0025】この請求項8記載の発明では、画情報は表
示指定情報が関連付けされて保持手段に保持され、表示
部に表示する画情報はその表示指定情報に基づいて切替
制御手段により切り替えられる。したがって、画情報は
各端末装置から入力される表示指定情報に関連付けられ
て保持手段に保持され、端末装置の入力手段からその表
示指定情報を入力され切り替えられる。
【0026】請求項9記載の発明は、請求項7記載の発
明の構成に加え、前記切替制御手段を、テレライティン
グ端末装置から送られてくる指示情報および切替要求が
競合したときには、画情報の切り替えを中断するように
構成したことを特徴とするものである。この請求項9記
載の発明では、異なる端末装置から指示情報および切替
要求が送られてきて競合したときには、切替制御手段に
よる画情報の切り替えが中断される。したがって、表示
部に表示中の画情報が修正された後にその切り替えが行
なわれる。
【0027】ここで、前記修正および更新とは、表示画
像に加筆したり、表示画像の一部あるいは全部を削除す
ることをいう。また、前記差分情報としては、変化のあ
ったカラーや2値の画情報であってもよく、また文字等
に一対一に対応するコードなどであってもよい。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1〜図10は本発明に係るテレライティングシ
ステムの第1実施形態をテレビ会議システムに適用した
一例を示すものであり、第1実施形態のサーバ装置にC
CITT勧告H231に従った会議コントローラ(MC
U)を設けることによりCCITT勧告H221に従い
各端末装置の間でビデオやマルチメディア通信を行なう
テレビ会議システムを構成している。なお、本実施形態
は請求項1〜6記載の発明に対応する。
【0029】まず、構成を説明する。図1において、10
はテレライティングシステムの各クライアント装置(端
末装置A〜D)20の間に介装されたサーバ装置であり、
サーバ装置10はISDN回線、一般公衆回線(電話回
線)、あるいは専用回線等の所定の回線Lによりテレラ
イティング時に各クライアント装置20のそれぞれに接続
されるようになっている。
【0030】サーバ装置10は、図2に示すように、装置
本体と複数の回線Lとのインターフェースを司り各クラ
イアント装置20との接続を制御する複数回線制御部(接
続手段)11と、G4ファクシミリ通信のプロトコルに従
って画情報の送受信を制御するとともに画情報の符号化
および復号化を行なうG4プロトコル制御部(通信手
段)12と、画情報を蓄積可能なメモリ13a〜13cを備え
る画像メモリ部(蓄積手段)13と、サーバ装置10におけ
る本発明を実行するプログラムや各種情報を記憶する記
憶部14と、記憶部14内のプログラムに従って各部を制御
する全体制御部15とを備えている。一方、クライアント
装置20のそれぞれは、図3に示すように、サーバ装置10
と同様な回線制御部21、G4プロトコル制御部22、画像
メモリ部23、記憶部24、および全体制御部25を備えてお
り、さらに、原稿から画情報を読み込むスキャナ部26
と、画像メモリ部23内の画情報や制御情報等を表示する
表示部27と、例えばタッチペン等の入力装置を有し表示
部27の表示画像に加筆/削除等を加える描画情報(修正
指示情報)を入力する描画入力部28と、テレライティン
グを行なうための制御情報を入力する制御情報入力部
(入力手段)29と、各部26〜29の描画情報や制御情報等
の入出力を制御する入出力制御部30とを具備している。
なお、サーバ装置10の画像メモリ部13は、図4に示すよ
うに、原稿蓄積用画像メモリ13a、送信蓄積用画像メモ
リ13b、および差分データ算出用画像メモリ13cを備え
ており、クライアント装置20の画像メモリ部23は、図5
に示すように、原稿蓄積用画像メモリ23a、表示部出力
用画像メモリ23b、および差分データ蓄積用画像メモリ
23cを備えている。
【0031】このサーバ装置10の全体制御部15は、テレ
ライティング時に、クライアント装置20の表示部27に表
示する資料(表示画像)として一つのクライアント装置
20(例えば、端末A)から他のクライアント装置20(端
末B〜D)に配布する原稿の画情報を受信したとき、そ
の画情報を画像メモリ部13内に蓄積させた後にその画情
報の配布(配送)を行ない、クライアント装置20うちの
一つから表示画像に加筆/削除等した描画情報を受けた
ときには画像メモリ部13内の画情報をその情報に基づい
て修正した後に修正前後の画情報の差分を抽出してクラ
イアント装置20にすべてにその差分情報を配送する。こ
のとき、複数の描画情報を受信したときには、その受信
順位に従って順次処理するようになっており、さらに表
示部27の表示画像が2値画情報の場合には、差分情報と
して2値画情報の0から1に変化した画情報を抽出した
後に1から0に変化した画情報を抽出し、これら抽出画
情報を混同させることなく差分情報として上記配送を行
なうようになっている。すなわち、全体制御部15は、修
正手段、第1、第2の抽出手段を有する差分抽出手段、
および配送手段を構成している。
【0032】そして、クライアント装置20の全体制御部
25は、サーバ装置10から差分情報を受信したときには、
その差分情報に基づいて表示部27に表示している画像メ
モリ部23内の画情報を更新しており、受信した差分情報
が2値画情報で0から1または1から0の変化を抽出し
た画情報のいずれかであることを識別した場合には、そ
の識別結果に基づいて0から1への変化の画情報は画像
メモリ部23内の画情報との論理和を取って、1から0へ
の変化の画情報は反転した後に画像メモリ部23内の画情
報との論理積を取って更新している。すなわち、全体制
御部25は、識別手段および更新処理手段を有する更新手
段を構成している。
【0033】すなわち、サーバ装置10およびクライアン
ト装置20は、表示部27に表示する画情報および修正前後
の画情報から抽出した差分の画情報(差分情報)はG4
ファクシミリ通信で送受信し、表示部27の表示画像を修
正する描画情報(テレライティング情報)はテレライテ
ィング通信で送受信するように構成されている。さら
に、サーバ装置10の全体制御部15は、一括送信手段も構
成しており、一つのクライアント装置20(例えば、端末
A)の制御情報入力部29から入力された他のクライアン
ト装置20(端末B〜D)の表示部27に表示する画情報の
送信要求を受信すると、画像メモリ部13内の最新の修正
後の画情報すべてを少なくとも端末Aのクライアント装
置20に一括送出するようになっている。一方、クライア
ント装置20の全体制御部25は、表示制御手段も構成して
おり、描画入力部28による表示画像の修正時に画像メモ
リ部23内の画情報に逐次加筆/削除等の修正を加えて修
正済み画像を自己の表示部27に表示させている。
【0034】ここで、サーバ装置10およびクライアント
装置20の間で送受信する情報について、より詳細に説明
する。サーバ装置10およびクライアント装置20の間で
は、表示部27の表示画像を修正する描画情報を送受信す
るテレライティング通信と、原稿の画情報や修正前後の
画情報から抽出した差分情報を送受信するG4ファクシ
ミリ通信と、が混在して行なわれているが、このように
一つの通信路(回線L)で複数のデータ通信を混在させ
るためにはITU(国際電気通信連合)で標準化されて
いるQ922勧告(LAPF)を用いることによって実
現することができる。また、テレライティング通信にて
送受信する制御情報にG4ファクシミリ通信の実行を通
知する情報を新規で追加して相手装置に送信し、受信し
た相手装置はG4ファクシミリデータの受信待機モード
に切り替えてG4ファクシミリ通信終了後にテレライテ
ィング通信モードに戻るようにしてもよく、すなわち通
常ではテレライティング通信モードで待機し、G4ファ
クシミリの通信要求が発生したときにだけG4ファクシ
ミリ通信モードに切り替えるようにしてもよい。
【0035】また、G4ファクシミリ通信により送受信
する原稿の画情報および差分の画情報のデータ通信で
は、受信側での受信後の動作が異なるため、いずれの画
情報であるかを明確にする必要があり、また抽出した差
分情報についても白データ(0)から黒データ(1)へ
の変化および黒データ(1)から白データ(0)への変
化の違いがある。そのため、画情報の種別はG4ファク
シミリ通信の勧告であるT62の符号化データにて明確
にし、例えば、T62のドキュメント開始コマンド(C
DS)に含まれるドキュメントタイプ識別子を用いた
り、セッションユーザデータを用いるT62勧告のオプ
ション機能を利用することによってこれら情報の混同を
防止することができる。また、テレライティング通信に
てG4ファクシミリ通信の実行を通知するときに情報の
種別も含めた制御情報を送信するようにしてもよい。
【0036】次に、図6〜図10を用いてテレライティン
グの一例とともに作用を説明する。本実施形態は、ま
ず、クライアント装置20のそれぞれが、CCITT勧告
H243に従う手順でサーバ装置10を発呼してサーバ装
置10がそれぞれ着呼することによってマルチポイント接
続が完了し、テレライティングはLSD(Low SpeedDat
a)情報もしくはMLP(Multilayer Protocol )情報
にてプロトコルが確立されデータ通信を行なうことにな
る。次に、予めテレライティング用の原稿の2値画情報
をクライアント装置20(端末A〜D)で共有してテレラ
イティングを行なう場合を説明する。なお、テレライテ
ィング用の原稿がなく、白紙の状態からテレライティン
グを行なう場合は後述するステップS10〜S24の処理は
不要となる。 <クライアント装置20の原稿送信:図6>まず、クライ
アント装置20(例えば、端末A)では、制御情報入力部
29からの入力を待ち(ステップS10)、原稿配送要求の
入力が確認されると(ステップS11)、セットされた原
稿の画情報をスキャナ部26により読み込み(ステップS
12)、画像メモリ部23に蓄積する。このとき、読み取っ
た画情報は画像メモリ部23内の原稿蓄積用画像メモリ23
a(以下、単に原稿用メモリ23aという)に蓄積した後
に表示部出力用画像メモリ23b(以下、表示用メモリ23
bという)にコピー(蓄積)して表示部27に画情報をそ
のまま表示させる(ステップS13)。したがって、端末
Aのクライアント装置20ではスキャナ部26により読み込
んだ画情報が表示部27に表示される。
【0037】この後、読み込んだ画情報をG4プロトコ
ル制御部22にて符号化した後に回線制御部21を経由して
G4ファクシミリのプロトコルの手順に従ってサーバ装
置10に送信する(ステップS14)。 <サーバ装置10の原稿受信:図7>次いで、サーバ装置
10では、複数回線制御部11を介しての原稿の画情報の受
信を待ち(ステップS20)、画情報の受信があったこと
が確認されると(ステップS21)、受信した画情報をG
4プロトコル制御部12で復号化し、画像メモリ部13に蓄
積する。このとき、受信した画情報は画像メモリ部13内
の原稿蓄積用画像メモリ13a(以下、単に原稿用メモリ
13aという)に蓄積した後に送信蓄積用画像メモリ13b
(以下、送信用メモリ13bという)にコピー(蓄積)す
る(ステップS22)。この後、受信した画情報をG4プ
ロトコル制御部12にて符号化した後に複数回線制御部11
を経由してG4ファクシミリのプロトコルの手順に従っ
て接続されている他のクライアント装置20(端末B〜
D)に順次配送する(ステップS23、S24)。したがっ
て、端末A〜Dのクライアント装置20において端末Aで
読み取った画情報が共有され、この画情報は端末B〜D
のクライアント装置20でも画像メモリ部23内の原稿用メ
モリ23aおよび表示用メモリ23bに蓄積されて表示部27
に表示される。 <クライアント装置20での描画情報(修正指示)入力:
図8>次いで、クライアント装置20では、制御情報入力
部29から自由描画や削除等のライティングの動作モード
の入力があると(ステップS30)、描画入力部28による
描画情報から表示部27の表示画像のどの位置(座標)に
加筆/削除等の修正を加えるのか決定し(ステップS3
1)、その描画情報に基づいて表示用メモリ23b内の画
情報を更新する(ステップS32)。したがって、表示用
メモリ23b内の画情報は逐次修正されて修正中の画像が
表示部27にリアルタイムで表示される。そのため、修正
後の画像を確認しながら修正作業を行なうことができ
る。
【0038】次いで、制御情報入力部29から修正指示が
入力されると、その描画情報のテレライティング情報が
回線制御部21を介してサーバ装置10に送信される(ステ
ップS33)。 <サーバ装置10の描画情報(修正指示)受信:図9>次
いで、サーバ装置10では、複数回線制御部11を介してク
ライアント装置20からの描画情報の受信を待ち(ステッ
プS40)、描画情報の受信が確認されると(ステップS
41)、その描画情報に基づいて画像メモリ部13の原稿用
メモリ13aをクライアント装置20と同様に更新(修正)
した後(ステップS42)、原稿用メモリ13a内および送
信用メモリ13b内の更新前後の画情報で白データ(0)
から黒データ(1)に変化したデータを検出し、差分デ
ータ算出用画像メモリ13c(以下、差分用メモリ13cと
いう)に蓄積する(ステップS43)。このときの計算
は、原稿用メモリ13a内の画情報をa、送信用メモリ13
b内の画情報をb、差分用メモリ13c内の画情報をcと
し、それぞれのメモリの1ライン毎に次の式によって差
分情報の抽出を行なう。なお、EORは排他的論理和
を、ANDは論理積を示している。
【0039】 (a EOR b) AND a = c ・・・(1) 次いで、抽出した差分用メモリ13c内の差分データ(差
分情報)をG4プロトコル制御部12にて符号化し、接続
されているすべてのクライアント装置20に順次配送する
(ステップS44、S45)。次いで、白データ(0)から
黒データ(1)に変化した差分データの配送後に、黒デ
ータ(1)から白データ(0)に変化した差分データの
抽出は処理済みであるか確認し(ステップS46)、まだ
抽出していない場合には、ステップS43と同様に更新前
後の画情報で黒データ(1)から白データ(0)に変化
したデータを検出し、差分用メモリ13cに蓄積する(ス
テップS47)。このときの計算は、上記(1)式と略同
様な次の式によってそれぞれのメモリの1ライン毎に差
分情報の抽出を行なう。
【0040】 (a EOR b) AND b = c ・・・(2) 次いで、ステップS44、S45を実行し、接続されている
すべてのクライアント装置20にその差分データを順次配
送した後に、原稿用メモリ13aを送信用メモリ13bにコ
ピーして、次の描画情報による差分データ抽出処理の下
準備をしておく(ステップS48)。
【0041】なお、白データ(0)から黒データ(1)
または黒データ(1)から白データ(0)において変化
が抽出されなかったときには、画情報の修正のない差分
データを作成する。 <クライアント装置20の差分データ受信:図10>次い
で、クライアント装置20では、回線制御部21を介しての
差分データの受信を待ち(ステップS50)、差分データ
の受信が確認されると(ステップS51)、その差分デー
タをG4プロトコル制御部22にて復号化し、画像メモリ
部23の差分データ蓄積用メモリ23c(以下、差分用メモ
リ23cという)に蓄積する(ステップS52)。この後、
先に受信した差分データは白データ(0)から黒データ
(1)の変化を抽出したものであるためその差分用メモ
リ23c内の差分データは原稿用メモリ23a内の画情報と
の論理和を取って書き込み更新する(ステップS53)。
したがって、描画入力の加筆系の更新が行なわれる。
【0042】次いで、その原稿用メモリ23内の画情報を
表示用メモリ23bにコピー(更新)して、表示部27へそ
の画情報を表示させる(ステップS54)。なお、差分デ
ータが画情報の修正のないもののときには実質的な画情
報の更新(表示画像の修正)は行なわれない。次いで、
ステップS50〜S54と略同様に、次に受信した差分デー
タを画像メモリ部23の差分用メモリ23cに蓄積する(ス
テップS50〜52)。この後、後に受信した差分データは
黒データ(1)から白データ(0)の変化を抽出したも
のであるためその差分用メモリ23c内の差分データを反
転した後に原稿用メモリ23a内の画情報との論理和を取
って書き込み更新する(ステップS58)。したがって、
描画入力の削除系の更新が行なわれる。
【0043】次いで、その原稿用メモリ23内の画情報を
表示用メモリ23bにコピー(更新)して、表示部27へそ
の画情報を表示させる(ステップS54)。なお、差分デ
ータが画情報の修正のないもののときには実質的な画情
報の更新(表示画像の修正)は行なわれない。このよう
にして、上記処理が描画情報の受信順位に従って順次行
なわれる。したがって、クライアント装置(端末A〜
D)20の表示部27の表示画像には共通の修正が加えら
れ、内容に差が生じることはない。
【0044】さらに、クライアント装置20のうちの一つ
の制御情報入力部29から表示画像の送信要求が入力さ
れ、サーバ装置10によりその要求情報が受信されると、
サーバ装置10の画像メモリ部13の送信用メモリ13b内の
画情報がG4プロトコル制御部12にて符号化され、複数
回線制御部11を経由してG4ファクシミリのプロトコル
の手順に従ってそのクライアント装置20に送信される。
なお、この一括送信は、端末A〜Dすべてのクライアン
ト装置20に行なってもよい。したがって、通信異常など
により表示部27の表示画像の修正が不完全であっても、
任意にその画像を補完することができ、他の表示画像と
共通にすることができる。
【0045】このように本実施形態においては、複数の
クライアント装置20の間にサーバ装置10を介装し、この
サーバ装置10は表示部27の表示画像を修正する描画情報
の受信順位に従って画像メモリ部13内の画情報を修正し
た後に修正前後の画情報の差分情報を抽出してクライア
ント装置20のすべてに配送するので、クライアント装置
20では表示部27の表示画像に同一の修正を加えて更新す
ることができ、内容に不一致が生じることがない。ま
た、この差分情報は、サーバ装置10が修正前後の2値画
情報の白データ(0)と黒データ(1)の変化を抽出し
て混同なく配送するのでクライアント装置20は抽出画情
報(差分データ)との論理和または論理積により簡易に
更新することができ、さらにこの差分情報は少ない画情
報なので短時間のファクシミリ通信により配送すること
ができる。したがって、制御権のやりとりを行なうこと
なく、クライアント装置20のそれぞれで自由に表示画像
の修正を行なうことができ、短時間の通信および操作で
修正内容を複数の端末装置に反映させることができる。
【0046】さらに、クライアント装置20では修正中の
表示画像を自己の表示部27に表示することができるの
で、修正作業時に、修正された画像を確認しながら修正
作業を行なうことができる。また、一括送信要求をクラ
イアント装置20の制御情報入力部29によりサーバ装置10
へ送出することにより画像メモリ部13内の最新の画情報
がそのクライアント装置20に送信されるので、例えば通
信エラー等により表示部27の表示画像の不一致が発生し
てもその表示画像を他のクライアント装置20と共通にす
ることができる。
【0047】また、本実施形態の他の態様としては、図
示していないが、画像メモリ部13に少なくとも1つ以上
のバッファリング用画像メモリを追加して、これに差分
データの抽出および配送を実行する前に原稿用メモリ13
a内の画情報をコピーしておき、差分データの抽出配送
処理はバッファリング画像メモリを使用するようにして
もよい。このように構成することによって、クライアン
ト装置20の端末A〜Dから随時送られてくる描画情報を
差分データの抽出および配送の実行時にも受信可能にす
ることができ、差分データの処理中でも描画情報を原稿
用メモリ13aに随時反映(更新)させることができる。
そして、原稿用メモリ13aからバッファリング画像メモ
リにコピー後、連続的に差分データの処理を行なうこと
ができる。したがって、描画情報の受信と差分データの
処理を分離することによって、よりリアルタイムのテレ
ライティング処理が可能となる。また、原稿用メモリ13
aを複数にして順次切り替えて描画情報の受信または差
分データの処理に使用するようにすることによって、バ
ッファリング画像メモリへのコピーを省くこともでき
る。なお、複数の画情報を蓄積可能な容量のメモリを準
備し領域毎に区画して使用するようにしてもよい。
【0048】なお、上述実施形態では、サーバ装置から
修正前後の差分を抽出した画情報の差分情報を配送する
一例を説明したが、画情報に代えて文字や図形等に対応
する所定のコード等を差分情報として配送するよう構成
してもよい。また、通信時間が長くなるがサーバ装置に
より修正後の画情報の内容すべてを一括して配送するよ
うにしてもよいことはいうまでもない。
【0049】次に、図11〜図20は本発明に係るテレライ
ティングシステムの第2実施形態を上述実施形態と同様
にテレビ会議システムに適用した一例を示すものであ
り、本実施形態は上述実施形態と略同様に構成されてい
るため、その構成の図示は省略し上述実施形態で用いた
図1〜図5を流用して説明する。また、本実施形態は図
8〜図10で説明したクライアント装置20での描画情報
(修正指示)入力、サーバ装置10の描画情報(修正指
示)受信、およびクライアント装置20の差分データ受信
は上述実施形態と同様であるので、ここでのその説明は
割愛する。なお、本実施形態は請求項7〜9記載の発明
に対応する。
【0050】まず、構成を説明する。図1〜図3におい
て、本実施形態のサーバ装置10は、記憶部14に本発明を
実行するプログラムや各種情報を記憶するととともにク
ライアント装置20の表示部27に表示する画情報を複数保
持できるように、例えばハードディスク装置などの情報
蓄積手段を設けられており、この記憶部14には、クライ
アント装置20から送られてきた画情報を受信毎に蓄積保
持するとともに、表示部27に表示する画情報(表示画
像)の切替時に使用する所謂、文書番号(表示指定情
報)を検索するためのファイル情報に対応するように例
えば、テーブル内に設定することによって呼び出し可能
に関連付けして蓄積するようになっている。また、記憶
部14は、画情報が複数ページある場合にはページ毎に識
別し呼び出しできるようにその画情報をページ毎に蓄積
したときの、またはクライアント装置20から送られてく
るページ間を示す情報のページ情報(表示指定情報)を
含めて蓄積保持する。一方、クライアント装置20も同様
に、記憶部24に情報蓄積手段が設けられ、サーバ装置20
から送られてきた画情報や表示部27に表示した画情報を
文書番号およびページ情報と関連付けして蓄積保持でき
るように構成されている。
【0051】そして、この記憶部14、24に蓄積保持する
画情報の切替は、一つのクライアント装置20(例えば、
端末A)の制御情報入力部(入力手段)29から表示部27
に表示する表示画像の切替要求が入力されたとき、サー
バ装置10の全体制御部15およびクライアント装置20の全
体制御部25がその切替要求に従い文書情報およびページ
情報に基づいてクライアント装置20の表示部27に表示す
る画情報の切替制御を行なわれる。すなわち、本実施形
態では、サーバ装置10およびクライアント装置20の双方
が、記憶部14、24により保持手段を構成し、全体制御部
15、25により切替制御手段を構成している。
【0052】また、サーバ装置10の全体制御部15は、ク
ライアント装置20から、例えば端末Aからの描画情報
(修正指示情報)を受信し、端末Bからの切替要求情報
を受信するように処理の要求が競合したときには、画情
報の切替を中断し、表示部27に表示中の画情報の修正処
理を優先して行なった後にその画情報の切替処理を行な
う。
【0053】次に、図11〜図20を用いてテレライティン
グの一例とともに作用を説明する。なお、本実施形態で
は、上述実施形態と同様な処理を行なうステップには同
一の符号を付してその説明を簡単にする。 <クライアント装置20の原稿送信:図11および図12>ま
ず、クライアント装置20(例えば、端末A)では、制御
情報入力部29から原稿配送要求の入力が確認されると
(ステップS10、S11)、ステップS12のスキャナ26に
よる画情報の読み込みに先だって図15(a)に示すコマ
ンド種別(要求)、コマンドコード(文書番号通知)、
文書番号(=0)、および文書名(例えば、テスト原
稿)からなる文書番号通知要求情報をサーバ装置10に送
信し(ステップP10)、表示部27に表示する表示画像の
画情報に文書番号を付す処理の開始を要求する。ここ
で、文書番号は未だ関連付けされていないので「0(nu
ll)」となって、コマンド種別で処理を要求し、コマン
ドコードでその処理の種別を示しており(以下、同
様)、図15はこれらからなる情報のデータフォーマット
の一例を示し、処理に応じた情報を追加/変更/削除な
どすることができる。
【0054】次いで、サーバ装置10からの図15(b)に
示すコマンド種別(確認)および文書番号Nを含む文書
番号通知確認情報を受信する(ステップP11)と、ステ
ップS12、S14を行ない(ステップS13は行なわな
い)、スキャナ部26により読み取った原稿の画情報をG
4プロトコル制御部22により符号化した後に回線制御部
21を経由してサーバ装置10に送信し、同時に符号化した
画情報を記憶部24に蓄積保持する(ステップP12)。な
お、このステップP11で、サーバ装置10から図15(c)
に示すコマンド種別(指示)を含む文書番号通知指示情
報を受信したときには、他のクライアント装置(端末B
〜D)20の何れかで行なわれた処理と競合し、その指示
情報内に含まれる文書番号Nに関連付けして記憶部24に
受信した画情報を蓄積する処理(後述する)を先に行な
う指示通知と判断し、その受信処理を行なう。また、本
実施形態では、画像メモリ23内への画情報の蓄積は後述
する受信処理で行なうのでステップS13は行なわない
が、ここでステップS13を行なうようにして画情報を画
像メモリ23に蓄積して表示部27に表示するようにしても
よく、以降においても同様である。
【0055】次いで、スキャナ部26に読取の終了してい
ない原稿が残っているか確認し(ステップP13)、終了
していない原稿が残っている場合にはステップS12、S
14、P12を繰り返して画情報をページ情報とともに蓄積
する。また、ステップP13で原稿が残っていないことを
確認した場合には、G4ファクシミリのプロトコルの手
順に従ってサーバ装置10に図示していないが文書番号通
知終了要求情報を送信し、そのサーバ装置10から文書番
号通知終了指示情報を受信する(ステップP14)と、そ
の終了指示情報に含まれる正常終了情報の有無を確認し
(ステップP15)、異常終了した場合には記憶部24に蓄
積保持した画情報(文書)を破棄し(ステップP16)、
また正常終了した場合には他の端末B〜Dとの間で表示
部27に表示する画情報が一致させて管理するためのステ
ップP11で受信した文書番号Nと記憶部14に蓄積保持し
た画情報との関連付けを行なった(ステップP17)後
に、文書番号通知終了応答情報をサーバ装置10に返送し
(ステップP18)、原稿の送信処理を終了する。なお、
ステップP15で異常終了したとき、ステップP16で画情
報を破棄しているが、ステップP17を迂回するようにす
るだけでもよいことはいうまでもない。
【0056】ここで、本実施形態では、G4ファクシミ
リのプロトコルの手順に従って画情報の伝送を行なって
いるので、ステップP14〜P18を行なうことなく、その
終了手順により終了させてもよいことは(以降で説明す
る画情報の伝送処理においても同様に)いうまでもない
が、他の文書番号と関連付けさせたい画情報を続けて送
信する場合などにはステップP18の文書番号通知終了応
答情報にその旨を含ませてサーバ装置10に通知し、ステ
ップP10から同様に処理を繰り返すようにしてもよい。 <サーバ装置10の原稿受信:図13>一方、サーバ装置10
では、クライアント装置(例えば、端末A)20からの文
書番号通知要求情報の受信を確認する(ステップP20)
と、記憶部14に画情報を蓄積保持するときに使用する新
規の文書番号Nを割り振ってその文書番号Nを含む文書
番号通知確認情報をクライアント装置(端末A)20に返
送(送信)する(ステップP21)。
【0057】次いで、ステップS20、S21を行ない、ク
ライアント装置20からの画情報を受信し、その画情報を
符号化された状態のままクライアント装置20に通知した
文書番号Nに関連付けして記憶部14に呼び出し可能に蓄
積保持する(ステップP22)。次いで、クライアント装
置20から次ページの画情報を受信したか確認し(ステッ
プP23)、受信した場合にはステップS20、S21、P22
の処理を繰り返してその文書番号Nで管理する画情報の
ページ情報とともに蓄積する。また、ステップP23で次
ページの画情報の受信がないことを確認した場合には他
のクライアント装置(端末B〜D)20に文書番号通知指
示情報を送信し(ステップP24)、記憶部14に蓄積保持
した画情報の文書番号Nを続いて送られてくる画情報と
関連付けする受信処理を行なうように指示する。
【0058】次いで、そのクライアント装置20からの図
15(d)に示すコマンド種別(応答)を含む文書番号通
知応答情報の受信を確認した(ステップP25)後に、ス
テップS23、S24を実行し、記憶部14に蓄積保持した画
情報を他のクライアント装置20(端末B〜D)に順次配
送する。次いで、この画情報の配送が終了した後に、こ
の処理を終了する文書番号通知終了指示情報を、画情報
の伝送が正常に終了した場合には正常終了情報(正常/
異常終了情報としてもよい)を含めてすべてのクライア
ント装置20に送信し(ステップP26)、そのクライアン
ト装置20からの文書番号通知終了応答情報の受信を確認
し(ステップP27)この処理を終了する。なお、ステッ
プP26で文書番号通知終了指示情報に正常終了情報を含
めてクライアント装置20に送信できない場合、つまり画
情報の伝送(クライアント装置(端末A)20からの画情
報の受信、クライアント装置(端末B〜D)20への画情
報の送信)に異常が発生したときには記憶部14に蓄積保
持した画情報を破棄することはいうまでもなく、サーバ
装置10およびクライアント装置20との間で所謂、再送要
求情報を伝送して画情報の再送処理を行なったり、その
旨を図示していない表示部に表示するとともにクライア
ント装置20に通知し表示部27に表示させるようにしても
よい。
【0059】ここで、本実施形態では、クライアント装
置(端末A)20からの画情報の受信/蓄積保持を行なっ
た後に、クライアント装置(端末B〜D)20への画情報
の送信を行なっているが、処理時間を短縮するためにス
テップP21で文書番号通知確認情報をクライアント装置
(端末A)20に返送した後やステップS23で他のクライ
アント装置20への配送を開始し1、2ページ分の画情報
を送信した後に、ステップP25以降の処理を並行して行
なって文書番号通知応答情報の受信を確認したクライア
ント装置20に順次画情報の配送を行なうようにしてもよ
い。この並行処理は、サーバ装置10の全体制御部15が備
えるCPU(Central Processing Unit)の処理能力を
考慮して採否を決定すればよい。 <クライアント装置の原稿受信:図14>また、クライア
ント装置(端末B〜D)20では、サーバ装置10からの文
書番号通知指示情報の受信を確認する(ステップP30)
と、図15(d)に示すコマンド種別(応答)を含む文書
番号通知応答情報をサーバ装置10に返送(送信)し(ス
テップP31)、そのサーバ装置10から送られてくる画情
報の受信を待ち(ステップP32)、その受信を確認した
場合にはその画情報を符号化された状態のまま記憶部24
に蓄積保持する(ステップP33)。次いで、サーバ装置
10から次ページの画情報を受信したか確認し(ステップ
P34)、受信した場合にはステップP33を繰り返してそ
の画情報をページ情報とともに蓄積する。また、ステッ
プP34で次ページの画情報の受信がなく、サーバ装置10
から文書番号通知終了指示情報を受信する(ステップP
35)と、その終了指示情報に含まれる正常終了情報の有
無を確認し(ステップP36)、異常終了の場合には記憶
部24に蓄積保持した画情報を破棄し(ステップP37)、
また正常終了した場合にはサーバ装置10から通知された
文書番号Nに対応するように関連付けした(ステップP
38)後に、文書番号通知終了応答情報をサーバ装置10に
返送し(ステップP39)、原稿の受信処理を終了する。
【0060】したがって、サーバ装置10およびクライア
ント装置20には、同一の文書番号およびページ番号など
と関連付けされた画情報が呼び出し可能に記憶部14、24
に蓄積保持される。そして、以上の画情報の配送処理が
終了した後でも、クライアント装置20の表示部27にはテ
レライティング用の原稿の画像が表示されていない状態
であるが、記憶部24に蓄積保持した画情報を表示する前
に、上述実施形態で説明した図8に示すクライアント装
置20での描画情報(修正指示)入力、図9に示すサーバ
装置10の描画情報(修正指示)受信、および図10に示す
クライアント装置20の差分データ受信の処理を同様に行
ない、表示部27に描画した表示画像を修正するテレライ
ティング処理を行なうことができる。
【0061】次に、以上の画情報の配送処理を行なって
クライアント装置20の表示部27に表示する画情報(画
像)の切替を以降に説明する。 <クライアント装置20の表示送信:図16>まず、クライ
アント装置20(例えば、端末A)では、制御情報入力部
29からの入力を待ち(ステップP40)、制御情報入力部
29からの表示部27に表示する画情報の表示/切替要求の
入力が確認される(ステップP41)と、図20(a)に示
すコマンド種別(要求)、コマンドコード(画像表
示)、文書番号(=N)、表示エリア(=m)、および
ページ番号(=n)からなる画像表示要求情報をサーバ
装置10に送信し(ステップP42)、表示部27に表示する
表示画像の表示/切替を行なう処理の開始を要求する。
ここで、文書番号Nは表示部27に表示したい画情報を示
し、表示エリアmは表示部27が例えば、所謂マルチウィ
ンドウのように複数の画像を同時に表示可能な場合にそ
の表示エリアを指定し、ページ番号nは記憶部14、24に
蓄積保持した画情報が複数ページの場合にその何ページ
目かを示しており(以下、同様)、図20はこれらからな
る情報のデータフォーマットの一例を示し、処理に応じ
た情報を追加/変更/削除などすることができる。
【0062】次いで、サーバ装置10からの図20(b)に
示すコマンド種別(確認)を含む画像表示確認情報を受
信する(ステップP43)と、表示部27に表示中の画情報
を符号化した後に記憶部24に蓄積し(ステップP44)、
表示部27が白紙の状態では初期時に表示する白紙の画情
報上に上書きし、また表示部27に画像を表示中の状態で
はその画情報を書き換えて記憶部24に蓄積保持する。な
お、このステップP43で、サーバ装置10から図20(c)
に示すコマンド種別(指示)を含む画像表示指示情報を
受信したときには、他のクライアント装置(端末B〜
D)20の何れかで行なわれた処理と競合し、その指示情
報内に含まれる文書番号Nに関連付けして記憶部24に受
信した画情報を表示部27に表示する処理(後述する)を
先に行なう指示であると判断し、その表示処理を行な
う。
【0063】次いで、画像表示確認情報に含まれている
文書番号Nおよびページ番号に基づいて記憶部24内から
符号化された状態の画情報を呼び出して復号化した後に
画像メモリ部23の原稿用メモリ23aに蓄積(設定)し
(ステップP45)、この後に表示用メモリ23bにコピー
(蓄積)して表示部27に表示用メモリ23b内の画情報を
そのまま表示させる(ステップP46)。なお、表示部27
が、所謂マルチウィンドウである場合には画像表示確認
情報内に文書番号Nおよびページ番号nに加え、表示エ
リアmを設定して表示位置を指定すればよいだけなの
で、本実施形態での説明は省略する。 <サーバ装置10の画像表示受信:図17および図18>一
方、サーバ装置10では、クライアント装置(例えば、端
末A)20からの画像表示要求情報の受信を確認する(ス
テップP50)と、画像メモリ部13内の原稿用メモリ13a
に蓄積する画情報を符号化した後に記憶部14に蓄積保持
する(ステップP51)。なお、このとき表示部27が白紙
の状態では原稿用メモリ13aに画情報はないので書き換
えは行なわれない。
【0064】次いで、原稿用メモリ13aおよび送信用メ
モリ13bに蓄積する画情報を比較して画像が変更されて
いるか(画像に修正が施されているか)確認し(ステッ
プP52)、変更のないことが確認された場合にはステッ
プP53に進んで要求された文書番号Nの画情報に切り替
える処理を行ない、またステップP52で変更があること
が確認された場合にはステップS43〜S47を行ない、原
稿用メモリ13a内および送信用メモリ13b内の更新前後
の画情報から白データ(0)から黒データ(1)への変
化を検出して差分用メモリ13cに蓄積した差分データを
すべてのクライアント装置20に順次配送した後に、黒デ
ータ(1)から白データ(0)への変化を検出して差分
用メモリ13cに蓄積した差分データをすべてのクライア
ント装置20に順次配送する。
【0065】したがって、表示部27の表示画像を修正す
る描画情報により原稿用メモリ13a内の画情報を更新し
ている場合には送信用メモリ13b内の画情報との差分デ
ータがクライアント装置20に配送されるので、画情報の
切替の前にクライアント装置20毎に表示部27の表示画像
に同一の修正が加えられ、その表示画像に不一致が発生
することがない。
【0066】次いで、画像表示要求情報内に含まれ送ら
れてきた文書番号Nおよびページ番号に基づいて記憶部
14内から符号化された状態の画情報を呼び出して復号化
した後に画像メモリ部13の原稿用メモリ13aに蓄積(設
定)する(ステップP53)。次いで、画像表示要求情報
を送信してきたクライアント装置(端末A)20以外のク
ライアント装置(端末B〜D)20に図20(c)に示す文
書情報Nおよびページ番号nを含む画像表示指示情報を
送信し(ステップP54)、そのクライアント装置20から
の図20(d)に示す画像表示応答情報の受信を確認した
(ステップP55)後に、画像表示要求情報を送信し文書
番号Nの画情報を表示部27に表示することを要求してき
た要求元に画像表示確認情報を送信し(ステップP56)
この処理を終了する。
【0067】ここで、本実施形態では、ステップS43〜
S47による表示画像の修正を行なう前に原稿用メモリ13
aに蓄積する画情報を記憶部14に蓄積しているので、ス
テップS43以降に受信した描画情報は、生かされること
なく無視されることになるが、ステップS46の後にステ
ップP52の画情報(表示画像)の修正(変更)の有無を
確認しステップS43〜S47の処理を繰り返しステップP
51の記憶部14への画情報の蓄積保持を行なうようにして
もよく、このようにすることにより画像表示要求情報と
描画情報とが競合した場合であっても表示画像の切替を
中断して表示画像の修正を優先して行なうことができ、
クライアント装置20で描画情報を送信したにも拘らず修
正がなされていないということがなくなる。 <クライアント装置20の画像表示受信:図19>また、ク
ライアント装置(端末B〜D)20では、サーバ装置10か
らの画像表示指示情報の受信を確認する(ステップP6
0)と、画像メモリ部23の原稿用メモリ23a内の画情報
を符号化した後に記憶部24に蓄積し(ステップP61)、
表示部27が白紙の状態では初期時に表示する白紙の画情
報上に上書きし、また表示部27に画像を表示中の状態で
はその画情報を書き換えて記憶部24に蓄積保持する。次
いで、画像表示指示情報に含まれている文書番号Nおよ
びページ番号nに基づいて記憶部24内から符号化された
状態の画情報を呼び出して復号化した後に画像メモリ部
23の原稿用メモリ23aに蓄積(設定)し(ステップP6
2)、表示用メモリ23bにコピー(蓄積)して表示部27
に表示用メモリ23b内の画情報をそのまま表示させた後
に、サーバ装置10に画像表示応答情報を返送し(ステッ
プP63)この処理を終了する。
【0068】そして、以上の画情報の配送処理が終了し
た後は、上述実施形態で説明した図8に示すクライアン
ト装置20での描画情報(修正指示)入力、図9に示すサ
ーバ装置10の描画情報(修正指示)受信、および図10に
示すクライアント装置20の差分データ受信の処理を同様
に行ない、クライアント装置20の表示部27に表示する表
示画像を修正するテレライティング処理を行なうことが
できる。
【0069】このように本実施形態においては、表示部
27に表示する画情報を文書番号Nやページ番号nに関連
付けして記憶部14、24に保持し、その文書番号Nやペー
ジ番号nを含む画像表示要求情報がクライアント装置20
の制御情報入力部29から入力されたとき、その要求に基
づいて表示部27に表示中の画情報を記憶部14、24を書き
換えて蓄積保持した後に、要求された画情報をその記憶
部14、24から呼び出して表示部27に表示する画像を切り
替えるので、例えば、複数ページの画情報やクライアン
ト装置20毎に送られてきた画情報を保持することができ
るとともに、その表示画像に修正が施されている場合に
はその修正後の画情報を保持した後に、要求された画情
報を表示部27に表示し表示画像を切り替えることができ
る。したがって、複数の画情報を予め蓄積保持しておく
ことにより、その都度、画情報を配送するなどの煩雑な
作業を行なうことなく、また修正した表示画像を無駄に
することなく、続けて異なる表示画像のテレライティン
グ処理を行なうことができる。また、この表示画像の切
替は、文書番号Nやページ番号nにより容易かつ確実に
行なうことができ、クライアント装置20毎の表示画像に
不一致が発生することを防止することができる。
【0070】さらに、異なるクライアント装置20から画
像の修正および切替の要求が送られてきて競合したとき
には、画情報の切り替えを中断し画像の修正を優先して
行なうので、修正した表示画像を無駄にすることなく、
表示画像を切り替えることができ、クライアント装置20
毎の表示画像に不一致が発生することを防止することが
できる。
【0071】なお、本実施形態では、クライアント装置
20においても記憶部24に文書番号Nなどに関連付けして
画情報を蓄積保持しているが、サーバ装置10のみが画情
報を蓄積保持し画像の切替要求があったときにその画情
報をクライアント装置20に配送するように構成しても同
様の作用効果を得ることができ、クライアント装置20が
大型化してしまうことを防止することができる。但し、
画像の切替毎に画情報を配送しなければならないので、
処理を迅速に行なう場合には本実施形態のように構成す
るのが好適である。
【0072】
【発明の効果】請求項1および2記載の発明によれば、
サーバ装置を複数のテレライティング端末装置の間に介
装し、一つの端末装置が表示画像を修正する指示情報を
送出したとき、サーバ装置は指示情報の受信順位に従っ
て蓄積していた画情報をその指示情報に基づいて修正
し、修正前後の画情報から差分情報を抽出して少なくと
も他の端末装置へ配送する。そして、端末装置は受信し
た差分情報に基づいて表示部に表示中の画情報を更新す
る。そのため、端末装置それぞれの表示部の表示画像に
同一の修正を施すことができ、内容に不一致が生じるこ
とがない。また、差分情報は端末装置が複数であっても
短時間で配送することができ、表示部の表示画像も端末
装置それぞれで短時間で修正することができる。したが
って、テレライティング端末装置の間で制御権のやりと
りを行なうことなく、端末装置のそれぞれで自由に表示
画像の修正を行なうことができ、短時間の通信時間で修
正内容を複数の端末装置に反映させることができる。こ
の結果、操作性および便宜性が向上する。
【0073】請求項3および4記載の発明によれば、表
示部の表示画情報が2値画像の場合には、差分情報とし
て修正前後の画情報の0から1または1から0の変化を
抽出して混同なく各端末装置に配送し、端末装置はその
差分情報の識別結果に基づいて画情報と差分情報との論
理和または画情報と反転後の差分情報との論理積を取っ
て更新するので、短時間にかつ簡易に表示画像を修正す
ることができる。
【0074】請求項5記載の発明によれば、修正中の表
示画像を自己の表示部に表示することができるので、修
正作業時に修正後の画像を確認することができ、修正操
作の作業性が向上する。請求項6記載の発明によれば、
一つの端末装置から他の端末装置の表示部に表示してい
る画情報の送信要求に基づいて蓄積している画情報の内
容すべてを少なくともその端末装置に一括送出するの
で、異常発生時の例えば、通信エラー等による表示画像
の不一致を補完することができる。
【0075】請求項7記載の発明によれば、表示部に表
示する画情報を保持手段に保持し、その切替要求があっ
たとき、表示中の画情報を保持した後に表示部に表示す
る画情報をその保持手段から呼び出し切り替えるので、
複数の画情報を予め端末装置に配送しておくことによ
り、表示画像の修正を無駄にすることなく、またその都
度、画情報を配送するなどの煩雑な作業を行なうことな
く、続けて異なる表示画像のテレライティング処理を行
なうことができ、利用性を向上させることができる。
【0076】請求項8記載の発明によれば、表示指定情
報を関連付けして画情報を保持し、その表示指定情報に
基づいて画情報を切り替えるので、容易かつ確実に表示
画像の切替を行なうことができ、端末装置毎の表示画像
に不一致が発生することを防止することができる。請求
項9記載の発明によれば、異なる端末装置から指示情報
および切替要求が送られてきて表示画像の修正および切
替が競合したときには、画情報の切り替えを中断するの
で、表示画像に修正を施した後にその切り替えを行な
い、端末装置毎の表示画像に不一致が発生することを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテレライティングシステムの第1
実施形態を示す図であり、その端末装置およびサーバ装
置の接続を示す接続図である。
【図2】そのサーバ装置の概略構成を示すブロック図で
ある。
【図3】その端末装置の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図4】そのサーバ装置の蓄積手段の内部構成を示す説
明図である。
【図5】その端末装置の蓄積手段の内部構成を示す説明
図である。
【図6】その原稿送信を説明するフローチャートであ
る。
【図7】その原稿受信を説明するフローチャートであ
る。
【図8】その修正指示入力を説明するフローチャートで
ある。
【図9】その修正指示受信を説明するフローチャートで
ある。
【図10】その差分情報受信を説明するフローチャートで
ある。
【図11】本発明に係るテレライティングシステムの第2
実施形態を示す図であり、その端末装置からの原稿送信
を説明するフローチャートである。
【図12】図11に続くフローチャートである。
【図13】そのサーバ装置の原稿受信を説明するフローチ
ャートである。
【図14】その端末装置の原稿受信を説明するフローチャ
ートである。
【図15】そのサーバ装置および端末装置間で画情報の配
送時に伝送する情報のデータフォーマットの一例を説明
する図である。
【図16】その端末装置からの画像表示送信を説明するフ
ローチャートである。
【図17】そのサーバ装置の画像表示受信を説明するフロ
ーチャートである。
【図18】図17に続くフローチャートである。
【図19】その端末装置の画像表示受信を説明するフロー
チャートである。
【図20】そのサーバ装置および端末装置間で表示画像の
表示/切替時に伝送する情報のデータフォーマットの一
例を説明する図である。
【符号の説明】
10 サーバ装置 11 複数回線制御部(接続手段) 12 G4プロトコル制御部(通信手段) 13 画像メモリ部(蓄積手段) 14、24 記憶部(保持手段) 15 全体制御部(修正手段、第1、第2の抽出手段、
差分抽出手段、配送手段、切替制御手段) 20 クライアント装置(テレライティング端末装置) 21 回線制御部(接続手段) 22 G4プロトコル制御部(通信手段) 23 画像メモリ部(蓄積手段) 25 全体制御部(識別手段、更新処理手段、更新手
段、切替制御手段) 26 スキャナ部 27 表示部 28 描画入力部 29 制御情報入力部(入力手段) L 回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/387 H04N 1/387 1/417 1/417

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のテレライティング端末装置の間が所
    定の回線を介して連結され、該端末装置が備える表示部
    の表示画像を該回線を介して送受信する指示情報に基づ
    いて修正するテレライティングシステムであって、 前記テレライティング端末装置毎に接続した少なくとも
    1つ以上の前記回線との接続を断接する接続手段と、テ
    レライティング端末装置との情報の送受信を実行する通
    信手段と、テレライティング端末装置の表示部に表示す
    る画情報を蓄積する蓄積手段と、一つのテレライティン
    グ端末装置からの指示情報を受信したとき蓄積する画情
    報を該指示情報に基づいて修正する修正手段と、修正前
    後の画情報の差分を抽出する差分抽出手段と、抽出され
    た差分情報をその指示情報の受信順位に従って少なくと
    も他のテレライティング端末装置すべてに配送する配送
    手段とを有するテレライティング用のサーバ装置を備
    え、 該サーバ装置を介して複数のテレライティング端末装置
    を連結したことを特徴とするテレライティングシステ
    ム。
  2. 【請求項2】複数のテレライティング端末装置の間が所
    定の回線を介して連結され、該端末装置が備える表示部
    の表示画像を該回線を介して送受信する指示情報に基づ
    いて修正するテレライティングシステムであって、 前記テレライティング端末装置に、前記指示情報として
    修正前後の画情報から抽出した差分情報を受信したとき
    該差分情報に基づいて表示部に表示している画情報を更
    新する更新手段を設けたことを特徴とするテレライティ
    ングシステム。
  3. 【請求項3】前記サーバ装置の差分抽出手段が、2値画
    情報の0から1に変化した画情報を抽出する第1の抽出
    手段と、2値画情報の1から0に変化した画情報を抽出
    する第2の抽出手段とを有し、 前記配送手段を、第1および第2の抽出手段により抽出
    された画情報の差分情報を混同させることなく配送する
    ように構成したことを特徴とする請求項1記載のテレラ
    イティングシステム。
  4. 【請求項4】前記テレライティング端末装置の更新手段
    が、受信した差分情報が2値画情報で0から1又は1か
    ら0の変化を抽出した画情報のいずれであるかを識別す
    る識別手段と、該識別結果に基づいて0から1に変化し
    た画情報は表示している画情報との論理和を取って、1
    から0に変化した画情報は反転した後に表示している画
    情報との論理積を取って該表示画情報を更新する更新処
    理手段とを有することを特徴とする請求項2記載のテレ
    ライティングシステム。
  5. 【請求項5】前記テレライティング端末装置に、表示画
    像の修正操作時に該修正画像を自己の表示部に表示させ
    る表示制御手段を設けたことを特徴とする請求項1から
    4のいずれかに記載のテレライティングシステム。
  6. 【請求項6】前記テレライティング端末装置に、他のテ
    レライティング端末装置の表示部に表示している画情報
    の送信要求を入力する入力手段を設け、 前記サーバ装置に、一つのテレライティング端末装置か
    ら送出された送信要求情報を受信したとき蓄積する画情
    報を少なくとも該端末装置に一括送出する一括送信手段
    を設けたことを特徴とする請求項1または3に記載のテ
    レライティングシステム。
  7. 【請求項7】前記テレライティング端末装置に、表示部
    に表示中の画情報の切替要求を入力する入力手段を設
    け、 表示部に表示する画情報を保持する保持手段と、入力手
    段から入力された切替要求に基づいて表示中の画情報を
    保持手段に保持させた後に該保持手段から表示部に表示
    する画情報を呼び出し切り替える少なくともサーバ装置
    に設けられた切替制御手段と、を設けたことを特徴とす
    る請求項1から4のいずれかに記載のテレライティング
    システム。
  8. 【請求項8】前記保持手段を、表示指定情報に関連付け
    して画情報を保持するように構成するとともに、 前記切替制御手段を、表示指定情報に基づいて表示部に
    表示する画情報を切り替えるように構成したことを特徴
    とする請求項7記載のテレライティングシステム。
  9. 【請求項9】前記切替制御手段を、テレライティング端
    末装置から送られてくる指示情報および切替要求が競合
    したときには、画情報の切り替えを中断するように構成
    したことを特徴とする請求項7記載のテレライティング
    システム。
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