JPH0749936A - 共有画面システム - Google Patents

共有画面システム

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JPH0749936A
JPH0749936A JP5195001A JP19500193A JPH0749936A JP H0749936 A JPH0749936 A JP H0749936A JP 5195001 A JP5195001 A JP 5195001A JP 19500193 A JP19500193 A JP 19500193A JP H0749936 A JPH0749936 A JP H0749936A
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JP
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screen
shared
terminal
unit
input
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JP5195001A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Nishikawa
信行 西川
Toshihiko Hata
淑彦 秦
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の端末装置に表示された共有画面に上書
きやポインタ等の有効なアクセスを行う。 【構成】 機能切替部122a〜122cにてアクセス
の切り替えを検出し、座標入力手段120a〜120c
にてアクセスした位置座標を検出し、これらを共有部1
5に送り、メニュー画面での機能の切り替えを行う。共
有部15ではメニュー画面と共有画面とを合成してそれ
ぞれの端末装置11a〜11cに送る。これにより、そ
れぞれの端末装置11a〜11cでは1つの入力手段に
より、共有画面への有効なアクセスを行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の端末装置にて
共通の画像を取り扱う共有画面システムに係り、例え
ば、会議などにおける資料の検討あるいは設計業務、ソ
フトウェア開発またはオフィスワークなどのグループに
よる協同作業に用いて好適な共有画面システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図40は、例えば特開平3−11947
6号公報あるいは特開平3−119478号公報等に示
された従来の共有画面システムの構成を示すブロック図
である。この図において、181a〜181cはそれぞ
れ各操作者に与えられる端末装置であり、それぞれ通信
回線115を介して共用部182に接続されている。そ
れぞれの端末装置181a〜181cにおいて、12a
〜12cはマウスやペン等にて共有画面の特定の箇所を
指示するポインタの座標情報をそれぞれ発生するポイン
タ発生部、13a〜13cはそれぞれのディスプレイに
共用部182からの映像信号に基づいて共用画像を表示
する端末画面表示部、14a〜14cはポインタ発生部
12a〜12cからの座標情報を通信回線115を介し
て共用部182に送信する通信制御部である。一方、共
用部182において、16はそれぞれの端末装置181
a〜181cからの座標情報を受信する通信制御部、1
7は通信制御部16にて受信した座標情報に基づいて共
用画像に合成されるそれぞれのポインタを表わす入力画
面を生成する入力画面生成部、18は共用画面の元画面
となる提示資料データをハードディスク等の記憶装置か
ら読み出して提示資料画面を生成する提示資料生成部、
19は提示資料画面と入力画面とを重畳して共有画像を
生成し、この画像をアナログの映像信号として出力する
画像重畳部、110はそれぞれの端末装置181a〜1
81cに共用画像を表わす映像信号を分配する映像信号
分配器、116は映像信号分配器110からの映像信号
をそれぞれの端末装置181a〜181cへ伝送する映
像信号ケーブルである。
【0003】次に動作について説明する。例えば、会議
等にてある資料を検討する際に上記共有画面システムを
利用する場合、まず、ハードディスク等の記憶装置に共
有画面の元画面となる提示資料のデータをあらかじめ格
納しておく。そして、会議の際に、共用部182の提示
資料生成部18にて事前に格納されていた提示資料のデ
ータを記憶装置から読み出して提示資料画面を生成し
て、これを画像重畳部19に送る。提示資料画面のデー
タを受けた画像重畳部19は、これをアナログの映像信
号に変換して映像信号分配器110を介して映像信号ケ
ーブル110からそれぞれの端末装置181a〜181
cに送信する。これにより、それぞれの端末装置181
a〜181cでは端末画面表示部13a〜13cにて提
示資料の画像を表わす共用画像をそれぞれのディスプレ
イに表示する。
【0004】次いで、それぞれのディスプレイにて共用
画像を見た操作者は、例えば端末装置181aの操作者
がタッチペンなどにて資料の特定の位置を順次指示し
て、提示資料の説明などを行なう。この場合に、端末装
置181aのタッチペンによるポインタは、ポインタ発
生部12aから画面における座標値のデータとして通信
制御部14aを介して共用部182へ送信される。これ
を受けた共用部182は入力画面生成部17にて、その
座標値のデータに基づいてポインティングを行なう入力
画面を生成する。この入力画面は画像重畳部19にて提
示資料生成部18からの提示資料画面に合成されて映像
信号分配器110を介して映像信号ケーブル116から
それぞれの端末装置181a〜181cの端末画面表示
部13a〜13cに送られて、それぞれのディスプレイ
に表示される。
【0005】次いで、端末装置181aからのポインタ
が重畳された共用画像による説明を受けた他の端末装置
181b,181cの操作者は、自装置のタッチペンな
どにて共用画面のいずれかの位置を指示しつつ質問など
を行う。この場合も上記と同様に、ポインタ発生部12
b,12cからポインタの座標値データが通信制御部1
4b,14cを介して共用部182へ送信されて、入力
画面生成部17にてそれぞれのポインタの入力画面が生
成される。生成された入力画面は上記と同様に画像重畳
部19にて提示資料の画面と合成されて、映像信号分配
器110から映像信号ケーブル116を介してそれぞれ
の端末装置181a〜181cに送信される。この結
果、それぞれの端末装置181a〜181cでは、自装
置および他の装置からのポインタを含む共用画面が同時
に表示されて、以降、それぞれのポインタの指示により
提示資料の検討などが続けられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の共有画面システ
ムは以上のように構成されているので、それぞれの端末
装置181a〜181cから共用画面へのアクセスがポ
インティングによる単一機能のアクセスのみに限られて
しまい、例えば会議などでは発言などにより説明を加え
なければ操作者間の意志の疎通が図りにくいという問題
点があった。そこで、端末装置181a〜181cにポ
インタ発生用のペンやマウス以外の、例えば、文字入力
用のキーボードなどの操作手段を付設し、これにより共
用画面上に説明を加えるなど、他の入力手段を用いるこ
とが考えられる。しかしながら、キーボードなど他の操
作手段を追加すると、操作が煩わしくなり、また、文字
入力用のソフトウェアなどを加えるなど、端末装置の構
成が複雑になるという問題点があった。
【0007】また、操作者が端末装置181a〜181
cから共有画面上に文字などの入力を行った場合に、入
力された情報が共用部182に送られてから新たな共有
画面が作成されて、その共有画面が端末装置181a〜
181cに折り返されて表示されるために、入力した時
刻と入力された情報が表示されるまでの間に時間遅れが
生じて、入力操作に対する応答性が悪いといった問題点
があった。
【0008】さらに、上記従来においてはアナログの映
像信号、例えばテレビジョン放送で用いられるNTSC
信号等の狭帯域の映像信号を用いて共有画面を端末装置
に伝送するので、ディジタルのデータにて生成した提示
資料が元のディジタル画像としての共有画面に比べて、
解像度が悪く、色成分が失われるといった画質劣化の問
題があった。また、共有画面をディジタル画像として伝
送する場合でも、アナログの映像信号として伝送する場
合でも、すべての端末装置で同じ共有画面しか表示され
ないので、ユーザが共有画面の中で特に詳しく見たいと
ころがあっても、自分の端末装置だけ共有画面の表示部
分を変更するといったことができないという問題点があ
った。
【0009】請求項1ないし請求項4の発明は、上記の
ような問題点を解消するためになされたもので、タッチ
ペンなどの1つの入力手段にて複数のアクセス機能を実
現して、端末装置の操作性を向上させる共有画面システ
ムを提供することを目的とする。
【0010】請求項5ないし請求項7の発明は、端末装
置にて時間遅れの少ない表示画面を得ることができる共
有画面システムを提供することを目的とする。
【0011】請求項8の発明は、端末装置にて画質劣化
の少ない表示を行うことができる共有画面システムを提
供することを目的とする。
【0012】請求項9ないし請求項15の発明は、それ
ぞれの端末装置にて目的に応じて共有画面の表示変更を
行うことができる共有画面システムを提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る共
有画面システムは、複数の端末装置および共用部を有す
るとともに端末装置とは別に共有画面を表示する共有画
面表示手段を有し、複数の端末装置に、共有画面上に少
なくとも上書きおよび位置指定を行う複数種のアクセス
のための操作手段と、この操作手段の操作に基づいて共
有画面上へのアクセスの位置座標を検出する座標検出手
段と、操作手段の操作に従ってアクセスの種類を切り替
える切替信号を送出する機能切替手段とを設け、共用部
に、切替信号を付した位置座標を含む座標情報に基づい
て機能選択および共有画面へのアクセス状況を表わす端
末専用画面を生成する端末専用画面生成手段と、この端
末専用画面生成手段にて生成した端末専用画面を共有画
面に重畳する画像重畳手段とを設けたものである。
【0014】請求項2の発明に係る共有画面システム
は、複数の端末装置と共用部を有し、複数の端末装置
に、共有画面上に少なくとも上書きおよび位置指定を行
う複数種のアクセスのための操作手段と、この操作手段
の操作に基づいて共有画面上へのアクセスの位置座標を
検出する座標検出手段と、操作手段の操作に従ってアク
セスの種類を切り替える切替信号を送出する機能切替手
段と、切替信号を付した位置座標を含む座標情報に基づ
いて機能選択および共有画面へのアクセス状況を表わす
端末専用画面を生成する端末専用画面生成手段と、この
端末専用画面生成手段にて生成した端末専用画面を共用
部からに共有画面に重畳する画像重畳手段とを設けたも
のである。
【0015】請求項3の発明に係る供給画面システム
は、複数の端末装置と共用部を有し、複数の端末装置
に、複数の端末装置に、共有画面上に少なくとも上書き
および位置指定を行う複数種のアクセスのための操作手
段と、この操作手段の操作に基づいて共有画面上へのア
クセスの位置座標を検出する座標検出手段と、操作手段
の操作に従ってアクセスの種類を切り替える切替信号を
送出する機能切替手段と、共用部からの切替指示に基づ
いて機能選択および共有画面へのアクセス状況を表わす
端末専用画面を生成する端末専用画面生成手段と、この
端末専用画面生成手段にて生成した端末専用画面を共用
部からに共有画面に重畳する画像重畳手段とを設け、共
用部に、端末装置からの切替信号を付した位置座標を含
む座標情報に基づいてその座標情報を送信した端末装置
に切替指示を与える端末制御手段を設けたものである。
【0016】請求項4の発明に係る共有画面システム
は、いずれかの端末装置にて共有画面の元画面となる画
面を生成する複数の端末装置と、これらの装置からの画
像を合成する共用部とを有し、端末装置に、共有画面上
に少なくとも上書きおよび位置指定を行う複数種のアク
セスのための操作手段と、この操作手段の操作に基づい
て共有画面上へのアクセスの位置座標を検出する座標検
出手段と、操作手段の操作に従ってアクセスの種類を切
り替える切替信号を送出する機能切替手段と、切替信号
を付した位置座標を含む座標情報に基づいて機能選択お
よび共有画面へのアクセス状況を表わす端末専用画面を
生成する端末専用画面生成手段と、この端末専用画面生
成手段にて生成した端末専用画面を共用部からの共有画
面に重畳する画像重畳手段とを設けたものである。
【0017】請求項5の発明に係る共有画面システム
は、複数の端末装置と共用部とを有し、複数の端末装置
に、共有画面上に少なくとも上書きおよび位置指定を行
う複数種のアクセスのための操作手段と、この操作手段
の操作に基づいて共有画面上へのアクセスの位置座標を
検出する座標検出手段と、操作手段の操作に従ってアク
セスの種類を切り替える切替信号を送出する機能切替手
段と、切替信号を付した位置座標を含む座標情報に基づ
いて少なくとも上書きやポインタを表わす個別入力画面
を生成する個別入力画面生成手段と、共用部にて生成さ
れた共有画面と前記個別入力画面を重畳して端末画面を
生成する画像重畳手段とを設けたものである。
【0018】請求項6の発明に係る供給画面システム
は、端末装置の通信制御手段に、座標情報を記憶するバ
ッファを備える構成である。
【0019】請求項7の発明に係る供給画面システム
は、個別入力画面生成手段に、生成した個別入力画面を
消去する個別入力画面消去手段を含む構成である。
【0020】請求項8の発明に係る共有画面システム
は、複数の端末装置と共有画面を生成する共用部とを有
し、端末装置に、共有画面に対する上書きやポインタ等
の操作を行うための座標情報を入力する座標入力手段
と、座標情報の送信と共用部にて生成されたディジタル
画像形式の共有画面情報を受信する通信制御手段と、受
信したディジタル画像形式の共有画面情報から第1の共
有画面を生成するディジタル共有画面生成手段と、共用
部にて生成されたアナログ映像信号の共有画面情報を第
2の共有画面2として入力する映像信号入力手段と、第
1の共有画面と第2の共有画面を合成して端末用の画面
を生成する画像合成手段とを設け、共用部に、座標情報
の受信とディジタル画像形式の共有画面情報の送信を行
う通信制御手段と、共有画面をアナログ映像信号として
外部に出力する映像信号出力手段とを設けたものであ
る。
【0021】請求項9の発明に係る共有画面システム
は、複数の端末装置と共用部とを有し、複数の端末装置
に、共有画面の任意の領域を拡大または縮小して端末用
の画面を生成する拡大縮小手段を設けたものである。
【0022】請求項10の発明に係る共有画面システム
は、複数のユーザにて共有する共有画面の生成および表
示ならびに操作を行う複数の端末装置が相互に接続さ
れ、これら端末装置に、共有画面の任意の領域を拡大ま
たは縮小して端末用の画面を生成する拡大縮小手段を設
けたものである。
【0023】請求項11の発明に係る共有画面システム
は、複数の端末装置に、座標入力手段により入力された
座標情報を端末用の画面の拡大縮小率に応じて座標変換
処理を行う座標変換手段を設けたものである。
【0024】請求項12の発明に係る共有画面システム
は、複数の端末装置および共用部に端末画面の表示形式
を定めた表示形式情報を外部からの操作指示により設定
して記録する表示形式設定手段を設けたものである。
【0025】請求項13の発明に係る共有画面システム
は、画像合成手段が表示形式設定手段からの表示形式情
報に基づいて処理を行う構成である。
【0026】請求項14の発明に係る共有画面システム
は、拡大縮小手段が表示形式設定手段からの表示形式情
報に基づいて処理を行う構成である。
【0027】請求項15の発明に係る共有画面システム
は、座標変換手段が表示形式設定手段からの表示形式情
報に基づいて処理を行う構成である。
【0028】
【作用】請求項1の発明における共有画面システムは、
端末専用画面生成手段にて端末装置のみに表示する少な
くとも上書きまたはポインタの機能選択や共有画面への
アクセス状況の共有画面アクセスに関する情報を表わす
端末専用画面を生成してこの端末専用画面を画像重畳手
段にて共有画面に重畳して端末用の画面を生成する。こ
の端末用の画面のうち端末専用画面の部分から操作手段
にて機能選択することにより、機能切替手段から少なく
とも上書きまたはポインタへのアクセスの種類を切り替
える切替信号が送出され、1つの操作手段にて共有画面
上に複数のアクセスを行い得る。
【0029】請求項2の発明における共有画面システム
は、それぞれの端末装置の端末専用画面生成手段にて端
末装置毎に異なった端末専用画面を生成し、それぞれの
端末装置の画像重畳手段にて端末専用画面生成手段から
の端末専用画面と共有画面を重畳して端末毎に異なった
端末用の画面を作成し、共有画面へのそれぞれ異なった
アクセスを行い得る。
【0030】請求項3の発明における共有画面システム
は、共用部の端末制御手段にてそれぞれの端末装置の端
末専用画面の生成を指示し、複数の端末装置にて同一の
アクセスが行われた場合に、端末装置毎に順序よくアク
セスを行わせ得る。
【0031】請求項4の発明における共有画面システム
は、いずれかの端末装置にて共有画面の元画面を生成し
て共用部に送り、これをそれぞれの端末装置に分配す
る。それぞれの端末装置では共用部にて分配された共用
画面に端末専用画面生成部にて生成した端末専用画面を
合成してそれぞれの端末装置毎に異なった共有画面への
アクセスを行う。
【0032】請求項5の発明における共有画面システム
は、個別入力画面生成手段にて端末装置毎に個別の入力
画面を生成し、画像重畳手段にて個別入力画面と共有画
面を重畳して端末画面を生成する。これにより、座標入
力手段への入力と、その入力した情報が表示されるまで
の時間間隔が短縮され、入力に対する応答性を改善でき
る。
【0033】請求項6の発明における共有画面システム
は、個別入力画面生成手段にて端末装置毎に個別の入力
画面を生成して表示し、この画面を確認した後に通信制
御手段のバッファに記憶された座標情報を送信指示によ
り共用部へ送信する。
【0034】請求項7の発明における共有画面システム
は、個別入力画面消去手段にて個別入力画面を消去でき
るので、共用部にて生成された入力画面が端末装置にフ
ィードバックされた後に個別入力画面を消去することに
より、端末装置にて生成される個別入力画面と共用部に
て生成される入力画面が重複されずに表示される。
【0035】請求項8の発明における共有画面システム
は、ディジタル共有画面生成手段にて共用部から送信さ
れたディジタル画像形式の共有画面情報から第1の共有
画面を生成し、映像信号入力手段にて共用部から送られ
たアナログ映像信号形式の共有画面情報を第2の共有画
面として入力し、これら第1の共有画面と第2の共有画
面とを合成して端末用の画面を生成する。
【0036】請求項9の発明における共有画面システム
は、共用部からの共有画面を拡大縮小手段にて拡大また
は縮小して端末用の画面を生成し、必要に応じて端末装
置に表示されている画面の中で詳しく見たい部分を拡大
したり、全体を見たい場合は縮小して表示する。
【0037】請求項10の発明における共有画面システ
ムは、それぞれの端末装置にて、いずれかの端末装置か
ら送られてくる元画面にそれぞれの端末装置からの入力
画面を合成して共有画面を生成し、この共用画面の任意
の領域を必要に応じて拡大または縮小する。
【0038】請求項11の発明における共有画面システ
ムは、拡大縮小された画面上にアクセスした場合に、座
標変換手段にて拡大縮小率と拡大縮小された領域に応じ
て、座標情報を元の共有画面上の座標に変換して元の共
有画面に対応した座標情報を得る。
【0039】請求項12の発明における共有画面システ
ムは、表示形式設定手段にて端末用の画面の表示形式を
定めた表示形式情報を操作者の操作指示により設定し記
録し、この表示形式情報を特定の端末装置間や共用部と
端末装置との間でやりとりすることにより、特定の端末
装置間で表示される端末画面を同一にする。
【0040】請求項13の発明における共有画面システ
ムは、画像合成手段が表示形式設定手段からの表示形式
情報に基づいて処理を行う。
【0041】請求項14の発明における共有画面システ
ムは、拡大縮小手段が表示形式設定手段からの表示形式
情報に基づいて処理を行う。
【0042】請求項15の発明に係る共有画面システム
は、座標変換手段が表示形式設定手段からの表示形式情
報に基づいて処理を行う。
【0043】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1および図2は、請求項1の発明の一実施例に
よる共有画面システムの構成を示すブロック図であり、
従来技術である図40に示した相当部分には同一符号を
付してその説明を省略する。図1において、11a〜1
1cはそれぞれ端末装置であり、本実施例では例えばペ
ン入力などの単一の操作手段のみにて共有画面にポイン
ティングおよび上書きなどの複数種の画面アクセスを行
い得る機能を有している。15は端末装置11a〜11
cからの各種のアクセスに基づいて共用画面を生成する
共用部であり、特に、本実施例ではアクセス切替用の端
末専用画面(メニュー画面)を共用画面に合成して、ア
クセスに応じた入力画面を共用画面に重畳する機能を有
している。114は共用部15にて生成された共用画面
を端末装置11a〜11cとは別に大画面の表示装置に
表示する共有画面表示部(共有画面表示手段)であり、
会議室などの前面に設置されたスクリーン等に共用画面
を表示する。
【0044】さらに上記各部の詳細を説明すると、それ
ぞれの端末装置11a〜11cにおいて、120a〜1
20cは共有画面上でのペン入力の位置座標を検出する
座標入力部(座標入力手段)であり、例えば、液晶表示
装置の表面を透明な感圧膜にて覆ったタブレットにてペ
ン入力を検出する。122a〜122cはペン入力に基
づいて画面アクセス機能を切り替える切替信号を座標入
力部120a〜120cに送る機能切替部(機能切替手
段)であり、具体的には共用画面に合成されたメニュー
画面上でのそれぞれの機能名、例えば「上書き」、「ポ
インタ」などの機能名のペンタッチを検出してそれぞれ
の機能を指示する切替信号を送出する。
【0045】一方、図2は共用部182の内部構成を示
す図であり、この図において、110は提示資料画面と
入力画面とを合成した共有画面を第1の画像重畳部(第
1の画像重畳手段)19から受けて出力する第1の映像
信号分配器(共有画面送信手段)である。111は上書
きやポインタ等の機能選択や共有画面へのアクセス状況
等の共有画面アクセスに関する情報を表わす端末専用画
面としてのメニュー画面を生成する端末専用画面生成部
(端末専用画面生成手段)であり、図3(a)に示すよ
うに所定の大きさの枠内に複数の機能名、「上書き」8
4、「ポインタ」85などを順に配置したメニュー画面
83を生成する。この端末専用画面生成部111は、通
信制御部16にて受信した切替信号および位置座標に基
づいて該当する機能名、例えば「上書き」84を図3
(b)に示すように反転させることによりアクセス状況
を表わす画面を更新する。112は第1の映像信号分配
部110からの共有画面と端末専用画面生成部111か
らの端末専用画面とを重畳して、これをアナログの映像
信号として出力する第2の画像重畳部(第2の画像重畳
手段)、113は第2の画像重畳部112からの合成画
像を端末装置11a〜11cに分配する第2の映像信号
分配器(共有画面送信手段)である。また、本実施例で
は、入力画面生成部17は端末装置11a〜11cの座
標入力部120a〜120cから通信制御部(通信制御
手段)14a〜14cおよび16を介して切替信号を付
した位置座標を受けてそのアクセスに応じた入力画面を
生成する。例えば、切替信号が上書きのアクセスを要求
している場合には、位置座標にて表されるペンの動きを
連続した線にて示し、ポインタのアクセスを要求してい
る場合には、ペンの現在の位置のみを矢印などにて表わ
す入力画面を生成する。
【0046】次に動作について説明する。まず、共用部
15においてハードディスクなどの記憶部から共用画面
の元画面となる提示資料のデータが提示資料生成部(提
示資料生成手段)18にて読み出されて提示資料画面が
生成される。この提示資料画面は、第1の画像重畳部1
9および第1の映像信号分配器110を介して共有画面
表示部114および第2の画像重畳部112に送信され
る。一方、端末専用画面生成部111ではメニュー画面
を生成して第2の画像重畳部112に送る。これによ
り、第2の画像重畳部112は第1の映像信号分配器1
10からの提示資料画面と端末専用画面生成部11から
のメニュー画面とを合成して、端末用の合成画像を生成
する。次いで、この合成画像は映像信号分配器113か
ら映像信号ケーブル116を介して、それぞれの端末装
置11a〜11cに送信される。この結果、それぞれの
端末装置11a〜11cでは端末画面表示部13a〜1
3cにて例えば、図3(a)に示すような共有画面の元
画面81とメニュー画面83とが合成された画像82を
液晶画面に表示し、一方、共有画面表示部114では大
画面のスクリーンなどに共有画面の元画面81のみの共
用画像を表示する。
【0047】次いで、それぞれの端末装置11a〜11
cにてメニュー画面を含む表示画面を見た操作者は、タ
ッチペンにて共有画面へのアクセスのために所望の機能
名をメニュー画面から選択する。図4は例えば、端末装
置11aの操作者が「上書き」84を選択する場合の各
部での処理が示された図である。この図において、操作
者がタブレット上にてタッチペン89をメニュー画面の
「上書き」84の位置に移動させてその枠内を触れる
と、機能切替部122aは上書きを要求するための切替
信号を座標入力手段120aに送出し、また、座標入力
部120aはその位置座標を検出する。これにより、座
標入力部120aは上書きを要求する切替信号を付した
位置座標のデータを通信制御部14から通信回線115
を介して共用部15に送信する。切替信号および位置座
標を受けた共用部15では、これらの座標情報を通信制
御部16から端末専用画面生成部111に送る。この結
果、端末専用画面生成部111ではメニュー画面83の
「上書き」84を反転させた画面を生成して、第2の画
像重畳部112に送る。また、通信制御部16から入力
画面生成部17へ位置情報が送られるが共有画面へのア
クセスではないので、まだ入力画面の更新は行われず
に、第1の画像重畳部19からは提示資料生成部18か
らの元画面による共有画面81が映像信号分配器110
に送られている。したがって、第2の画像重畳部112
は映像信号分配器110からの共有画面81と端末専用
画面生成部111からの更新されたメニュー画面83と
を重畳して合成画面82を生成する。次いで、この合成
画面82は上記と同様に第2の映像信号分配器113か
ら映像信号ケーブル116を介して、それぞれの端末装
置11a〜11cに送られる。この結果、端末画面表示
手段13a〜13cにて図3(b)に示すように、「上
書き」84が反転された状態の表示画面に更新される。
これにより、それぞれの操作者はペン入力による共有画
面81への上書きを可能とした状態を知ることができ
る。
【0048】次に、図5は「上書き」の状態にて共有画
面へのアクセスを行う場合の処理過程を示す図である。
この図において、例えば、端末装置11a,11bの操
作者がそれぞれペン入力89a,89bによって共用画
面の特定の位置に上書き99a,99bを行なうと、座
標入力部120a,120bはそれぞれの位置座標を検
出して、これに機能切替部122a,122bからの上
書き要求の識別子を付けて通信制御部14a,14bを
介して共用部15へ送信する。これにより、共用部15
では受信した座標情報から共有画面上に上書きが行なわ
れたことがわかり、入力画面生成部17では座標情報と
して受信した座標位置に点や線等の図形を描画し、入力
画面911を生成して第1の画像重畳部19へ送る。入
力画面911を受けた第1の画像重畳部19で、この入
力画面911と提示資料画面81を重畳して共有画面9
7を生成する。次いで、この共有画面97は第1の映像
信号分配器110で分配されて、一方は共有画面表示部
114にてスクリーンに表示され、もう一方は第2の画
像重畳部112に送られる。また、いずれの端末装置1
1a〜11cでも端末専用画面83のメニュー選択の指
示がなかったので、共用部15の端末画面生成部111
は元のメニュー画面83のままの端末専用画面を第2の
画像重畳部112に送る。これにより、第2の画像重畳
部112は共有画面97と端末専用画面83とを重畳し
て合成画像98を生成する。この合成画面98は第2の
映像信号分配手段113により分配されて、映像信号ケ
ーブル116を介してそれぞれの端末装置11a〜11
cに送られる。この結果、端末装置11a〜11cのそ
れぞれの端末画面表示部13a〜13cでは元の端末画
面から新たに作成された端末画面98が更新されて表示
される。
【0049】以上説明したように本実施例の共有画面シ
ステムによれば、共用部15にて端末装置11a〜11
cにスクリーン等の共有画面表示部114にて表示され
る共有画面以外にメニュー画面等の端末専用画面を表示
して、端末装置11a〜11cでは共有画面への複数種
のアクセス機能をペンタッチのみにてメニュー画面から
随時選択し、さらにペンタッチのみにてそれぞれのアク
セス処理を行うことができ、端末装置の操作性を向上さ
せることができる。なお、本実施例においては共有画面
上にペン入力によってアクセスするように構成したが、
本発明においてはマウスなどの画面上のカーソルを外部
から操作するポインティングデバイスを用いてもよい。
【0050】実施例2.図6は、請求項2の発明による
共有画面システムの構成を示すブロック図である。な
お、この図においては、端末装置21aのみを代表して
図示し、この端末装置21aと同様の構成の端末装置2
1b,21cの図示を省略して同様の部分は符号のみを
参照して説明する。図6において、上記実施例である図
1および図2と異なる点は、端末装置21a〜21c
に、それぞれにメニュー画面を生成する端末専用画面生
成部(端末画面生成手段)111a〜111cと、この
メニュー画面を共用部25からの共用画面と合成する第
2の画像重畳部(第2の画像重畳手段)112a〜11
2cとが設けられている点である。したがって、共用部
25に端末専用画面生成部(端末専用画面生成手段)1
11と第2の画像重畳部112が省かれている。端末装
置21a〜21cの端末専用画面生成部111aは、座
標入力部120a〜120cに接続されて、それぞれ機
能切替信号を含む座標情報を受けてそれぞれの機能名の
反転処理などを行なう。第2の画像重畳部112a〜1
12cは、端末画面表示部13a〜13cに接続され
て、この表示部13a〜13cにメニュー画面を共用画
面に重畳した合成画像をアナログの映像信号として送り
出す。
【0051】次に動作について説明する。まず、共用部
25の提示資料生成部18にてハードディスクなどの記
憶部から共用画面の元画面となる提示資料のデータが読
み出されて提示資料画面が生成される。この提示資料画
面は、第1の画像重畳部19にてアナログの映像信号に
変換されて映像信号分配器110を介してそれぞれの端
末装置21a〜21cに送り出される。一方、それぞれ
の端末装置21a〜21cにおいては端末専用画面生成
部111a〜111cにてメニュー画面を生成して、こ
のメニュー画面を第2の画像重畳部112a〜112c
に送る。これにより、第2の画像重畳部112a〜11
2cでは、共用部25からの共用画面にそれぞれの端末
専用画面生成部111a〜111cにて生成したメニュ
ー画面を合成して端末画面表示部13a〜13cに送
る。この結果、それぞれの端末装置21a〜21cでは
共有画面にメニュー画面が合成された画面が表示され
る。
【0052】次いで、図7〜図9にはそれぞれの端末装
置21a〜21cにて共有画面へのアクセス機能をメニ
ュー画面から選択する場合の例が示されている。例え
ば、端末装置21a,21cにて上書き機能を選択し、
端末装置21bにてポインティング機能を選択する場合
には、まず、端末装置21a,21cではタッチペン8
9a,89cにてメニュー画面の「上書き」の位置に触
れると、機能切替部122a,122cにて上書きを選
択する切替信号が送出され、また、座標入力部120
a,120cにてその位置座標が検出されて端末画面生
成部111a,111cにそれぞれ送られる。これによ
り、座標情報を受けた端末画面生成部111a,111
cは図7および図9に示すように「上書き」84の枠を
反転させたメニュー画面83を生成して第2の画像重畳
部112a,112cに送る。この結果、第2の画像重
畳部112a,112cは反転されたメニュー画面を共
用部15からの共用画面に重畳して、この重畳画面を端
末画面表示部13a,13cに送る。この結果、端末画
面表示部13a,13bにて液晶画面に共用画面に「上
書き」84を選択したメニュー画面が合成された画面が
それぞれ表示される。同様に、端末装置21bでは図8
に示すようにタッチペン89bにて「ポインタ」85の
枠に触れると、その座標情報が端末画面生成部111b
に送られて「ポインタ」85の枠が反転されたメニュー
画面が生成される。このメニュー画面は共用画像と合成
されて端末画面表示部13bにて液晶画面に表示され
る。
【0053】次いで、それぞれの端末装置21a〜21
cにて機能が選択されると、共有画面へのそれぞれのア
クセスが行われる。図10〜図12には端末装置21a
〜21cにおけるそれぞれの処理過程が示され、図13
には共用部15での処理過程が示されている。例えば、
図10および図12において、端末装置21a,21b
の操作者がそれぞれペン入力89a,89bにより共用
画面の特定の位置に上書き99a,99bを行うと、座
標入力部120a,120bはそれぞれの位置座標を検
出して、これに機能切替部122a,122bからの上
書き要求の識別子を付けて通信制御部14a,14bを
介して共用部15へ送信する。また、端末装置21cの
操作者は図11に示すようにペン入力89cにより共用
画面の特定の位置にポインティングを行うと、座標入力
部120cはその位置座標を検出して、これに機能切替
部122cからのポインタ要求の識別子を付けて通信制
御部14cを介して共用部25へ送信する。これによ
り、共用部25ではそれぞれ受信した座標情報から共有
画面上に上書きおよびポインティングが行われたことが
わかり、入力画面生成部17では図13に示すように座
標情報として受信した座標位置に点や線等の図形を描画
して、また、端末装置21bからのポインティングによ
るポインタを示す矢印を配置した入力画面91を生成し
て第1の画像重畳部19へ送る。入力画面91を受けた
第1の画像重畳部19は、この入力画面91と提示資料
画面81を重畳して共有画面96を生成する。次いで、
この共有画面96は映像信号分配器110から映像信号
ケーブル116を介して、それぞれの端末装置21a〜
21cに送られる。共有画面96を受けた端末装置21
a〜21cではそれぞれの第2の画像重畳部112a〜
112cにてそれぞれの端末専用画面生成部111a〜
111cからのメニュー画面83を重畳して、端末画面
表示部13a〜13cに送る。この結果、端末装置11
a〜11cのそれぞれの端末画面表示部13a〜13c
では共用画面に上書きおよびポインティングされた共用
画面101がそれぞれ更新されて表示される。
【0054】以上説明したように本実施例の共有画面シ
ステムによれば、それぞれの端末装置21a〜21cに
て自装置専用のメニュー画面を生成して表示することが
できるので、共有画面に対するアクセス状況をそれぞれ
の端末毎に設定して、それぞれの端末毎に共有画面への
異なるアクセスを行うことができる。なお、本実施例に
おいては共有画面上にペン入力によってアクセスするよ
うに構成したが、本発明においてはマウスなどの画面上
のカーソルを外部から操作するポインティングデバイス
を用いてもよい。
【0055】実施例3.図14は、請求項3の発明によ
る共有画面システムの構成を示すブロック図であり、上
記実施例2である図6に示した相当部分には同一符号を
付してその説明を省略する。この図において上記実施例
2と異なる点はそれぞれの端末制御部31a〜31cに
て座標入力部120a〜120cの出力が通信制御部1
4a〜14cのみに接続されて、端末専用画面生成部1
11a〜111cには通信制御部14aおよび共用部3
2を介してアクセス切り替えのための信号が供給される
点と、共用部32にそれぞれの端末装置31a〜31c
の状態を管理する端末制御部33が設けられ、この端末
制御部33にてそれぞれの端末装置31a〜31cから
上書き要求があった場合に座標情報の優先順位が設定さ
れて入力画面を順次生成する点とである。
【0056】次に動作について説明する。まず、共用部
32の提示資料生成部18にてハードディスクなどの記
憶部から共用画面の元画面となる提示資料のデータが読
み出されて提示資料画面が生成される。この提示資料画
面は、第1の画像重畳部19にてアナログの映像信号に
変換されて映像信号分配器110を介してそれぞれの端
末装置31a〜31cに送り出される。一方、それぞれ
の端末装置31a〜31cにおいては端末専用画面生成
部111a〜111cにてメニュー画面を生成して、こ
のメニュー画面を第2の画像重畳部112a〜112c
に送る。これにより、第2の画像重畳部112a〜11
2cでは、共用部32からの共用画面にそれぞれの端末
専用画面生成部111a〜111cにて生成したメニュ
ー画面を合成して端末画面表示部13a〜13cに送
る。この結果、それぞれの端末装置31a〜31cでは
共有画面にメニュー画面が合成された画面が表示され
る。
【0057】この状態にて、端末装置31a〜31cの
座標入力手段12a〜12cから上書きメニューやポイ
ントメニュー等を選択すると、それらの座標情報は通信
制御手段14a〜14cから通信回線115を介して共
用部32の通信制御部16に送られる。通信制御部16
にてそれぞれの端末装置31a〜31cからの座標情報
を受けると、端末制御部33は、これらを検出してそれ
ぞれの端末装置31a〜31cの優先順位を設定して、
その優先順位に従って通信制御部16から通信回線11
5を介して端末装置31a〜31cの通信制御部14a
〜14cに順次許可信号を送信する。これにより、それ
ぞれ端末装置31a〜31cの通信制御部14a〜14
cから端末専用画面生成部111a〜111cに上書き
またはポインティングが選択されたことを示す座標情報
が送られる。この結果、端末専用画面生成部111a〜
111cではメニュー画面の所定の機能名を反転したメ
ニュー画面を生成して、第2の画像重畳部112a〜1
12cに送り、第2の画像重畳部112aにて更新した
メニュー画面を共有画面に合成させる。この更新した端
末画面は端末画面表示部13a〜13cにてそれぞれの
液晶画面に表示され、これを見たそれぞれの操作者は自
装置にてアクセスを受けつける状態になったことが解
る。
【0058】次いで、アクセスが受けつけられた端末装
置31a〜31cの操作者はそれぞれペン入力により共
用画面の特定の位置に上書きまたはポインティングを行
うと、座標入力部120a〜120cはそれぞれの位置
座標を検出して、これに機能切替部122a〜122c
からの上書き要求の識別子またはポインティング要求の
識別子を付けて通信制御部14a〜14cを介して共用
部32へ送信する。これにより、共用部15では受信し
た座標情報から共有画面上に上書きまたはポインティン
グが行われたことがわかり、上書き要求の場合にはその
優先順位を付けて、これに従って入力画面生成部17に
て座標情報として受信した座標位置に点や線等の図形を
描画して入力画面を生成して第1の画像重畳部19へ送
る。入力画面を受けた第1の画像重畳部19は、この入
力画面と提示資料画面を重畳して共有画面を生成する。
次いで、この共有画面は第1の映像信号分配器で分配さ
れて映像信号ケーブル116を介してそれぞれの端末装
置31a〜31cに送られる。この結果、端末装置31
a〜31cのそれぞれの第2の画像重畳部112a〜1
12cではメニュー画面と新たに作成された共用画面と
を合成してそれぞれの端末画面表示部13a〜13cに
送る。この結果、それぞれの端末装置31a〜31cの
ポインティングアクセスおよび受けつけられた上書きに
より更新された共有画面を含む端末画面がそれぞれの表
示部にて表示される。
【0059】以上説明したように本実施例の共有画面シ
ステムによれば、共用部32が端末装置31a〜31c
の状態を制御し、各端末装置のメニュー等の端末専用画
面の変更の指示を行い、特定の端末装置のみ上書き要求
を受け付けて、他の端末装置からはポインティング操作
のみ受けつけるような端末装置間にて共有画面アクセス
に対する優先付けした制御を可能としている。なお、本
実施例においては共有画面上にペン入力によってアクセ
スするように構成したが、本発明においてはマウスなど
の画面上のカーソルを外部から操作するポインティング
デバイスを用いてもよい。
【0060】実施例4.図15は、請求項4の発明によ
る共有画面システムの構成を示すブロック図であり、上
記各実施例による図1〜図16に示した相当部分には同
一符号を付してその説明を省略する。この図において、
41a(41b,41c)は端末装置、42は共用部で
あり、本実施例では端末装置41a(41b,41c)
と共用部42とが第1の映像信号ケーブル43および第
2の映像信号ケーブル116にて接続されている。端末
装置41a(41b,41c)において、17a(17
b,17c)は座標入力部120a(120b,120
c)からの座標情報を受けて共用画面に合成される入力
画面を生成する入力画面生成部(入力画面生成手段)、
18a(18b,18c)はハードディスク等の記憶部
から提示資料のデータを読み出して提示資料画面を生成
する提示資料生成部(提示資料生成手段)、19a(1
9b,19c)は入力画面と提示資料画面とを重畳して
共有画面を生成して、これをアナログの映像信号として
出力する第1の画像重畳部(第1の画像重畳手段)であ
る。一方、共用部42において、44は第1の映像信号
ケーブル43を介して供給されるアナログの映像信号に
よる共用画面を受けて、これらの画像を合成する画像合
成部(画像合成手段)である。
【0061】次に動作について説明する。まず、端末装
置41a〜41cのいずれかの提示資料画面生成部18
a〜18cにて記憶部にあらかじめ格納しておいた提示
資料のデータを読み出して、共有画面の元画面となる提
示資料画面を生成する。例えば、端末装置41aの提示
資料生成部18aにて提示資料画面が生成されると、生
成された提示資料画面は第1の画像重畳部19aにてア
ナログの映像信号に変換されて第1の映像信号ケーブル
43を介して共用部42に送信される。共用部42は提
示資料画面を画像合成部44にて受信して映像信号分配
器110に転送し、さらに第2の映像信号ケーブル11
6を介してそれぞれの端末装置41a〜41cの第2の
画像重畳部112a〜112cに送信する。一方、それ
ぞれの端末装置41a〜41cにおいては端末専用画面
生成部111a〜111cにてメニュー画面を生成し
て、第2の画像重畳部112a〜112cに送る。これ
により、第2の画像重畳部112a〜112cでは共有
画面の元画面にメニュー画面を重畳し、これを端末画面
表示部13a〜13cに送る。この結果、それぞれの端
末装置41a〜41cでは端末装置31aからの提示資
料画面を共有画面の元画面として、これに自装置にて生
成したメニュー画面を合成したそれぞれの端末画面が液
晶画面等の表示装置にそれぞれ表示される。
【0062】次いで、それぞれの端末装置41a〜41
cにおいて、メニュー画面の所望の機能名が選択され
て、共用画面へのアクセス方式が決定される。例えば、
端末装置41a,41cにて「上書き」が選択されて、
端末装置41bにて「ポインタ」が選択されると、それ
ぞれの端末専用画面生成部111a〜111cにて上書
きまたはポインタの機能名を反転させたメニュー画面を
生成して第2の画像重畳部112a〜112cに送る。
これにより、それぞれの第2の画像重畳部112a〜1
12cでは、更新されたメニュー画面を共用部42から
の共用画像に合成して、これを端末画面表示部13a〜
13cに送り、端末画面表示部13a〜13cにてその
更新画像が表示装置に表示される。
【0063】次いで、それぞれの端末装置41a〜41
cにて共有画面へのアクセスが開始される。図16〜図
18にはそれぞれの端末装置41a〜41cからの共有
画面へのアクセス過程が示されている。図16におい
て、端末装置41aの座標入力部120aを通して共有
画面上に入力129aが行われると、この座標情報およ
び機能切替部122aからの上書きを要求する切替信号
により共有画面上に上書きが行われたことが検出され
て、入力画面生成部17aはこの座標位置に点や線等の
図形を描画して入力画面を生成して第1の画像重畳部1
9aに送る。次に、第1の画像重畳部19aは生成され
た入力画面と提示資料画面生成部18aからの提示資料
画面とを重畳して、この重畳画面を映像信号ケーブル4
3を介して共用部42に送信する。同様に、端末装置4
1cでは図18に示すように座標入力部120cを通し
て共有画面上に入力129cが行われると、入力画面生
成部17cはその座標情報に基づいて入力画面を生成し
て第1の画像重畳部19cに送る。この場合、第1の画
像重畳部19cは入力画面のみの入力を受けて、これを
映像信号ケーブル43を介して共用部42へ送る。一
方、端末装置41bではポインタが選択されているの
で、図17に示すようにペン入力128bにより共有画
面の特定の位置を指示すると、機能切替部122bから
ポインタ要求とともに座標入力部120bからの位置情
報が入力画面生成部17bに送られる。入力画面生成部
17bは位置座標に基づいてポインタを示す矢印を描画
して第1の画像重畳部19bに送る。この場合にも、第
1の画像重畳部19bは入力画面のみを受けて、これを
映像信号ケーブル43を介して共用部42に送信する。
【0064】次いで、それぞれの端末装置41a〜41
cからの生成画像を受けた共用部42では、これらを画
像合成部44にて合成して、映像信号分配器110に送
る。映像信号分配器110は、この合成画像をそれぞれ
の端末装置41a〜41cに映像信号ケーブル116を
介して送信する。この結果、それぞれの端末装置41a
〜41cでは共用画面を受けた第2の画像重畳部112
a〜112cにて、それぞれの端末専用画面生成部11
1a〜111cからのメニュー画面を合成して、端末画
面表示部13a〜13cに送る。これにより、それぞれ
の端末装置41a〜41cの画面に上書きおよびポイン
ティングされた共用画面がメニュー画面とともに表示さ
れる。
【0065】以上説明したように本実施例の共有画面シ
ステムによれば、いずれかの端末装置41a〜41cに
よって生成された提示資料画面に、端末装置41a〜4
1cそれぞれのアクセスを行なうことができる。この場
合、それぞれの端末装置41a〜41Cにて自装置専用
のメニュー画面を生成して表示することができるので、
共有画面に対するアクセス状況をそれぞれの端末毎に設
定して、それぞれの端末毎に共有画面への異なるアクセ
スを行うことができる。なお、本実施例においては共有
画面上にペン入力によってアクセスするように構成した
が、本発明においてはマウスなどの画面上のカーソルを
外部から操作するポインティングデバイスを用いてもよ
い。
【0066】実施例5.図19は、請求項5の発明によ
る共有画面システムの構成を示すブロック図であり、上
記各実施例による図1〜図18に示した相当部分には同
一符号を付してその説明を省略する。この図において上
記各実施例と異なる点は、端末装置51a(51b,5
1c)に座標入力部120a(120b,120c)か
らの座標情報に基づいて装置個別に入力画面を生成する
個別入力画面生成部(個別入力画面生成手段)53a
(53b,53c)が備えられている点である。この個
別入力画面生成部53a(53b,53c)の出力は、
第2の画像重畳部112a(112b,112c)に接
続されて、個別入力画面は第2の画像重畳部112a
(112b,112c)にて共用部52からの共用画面
に重畳され、さらに端末画面表示部13a(13b,1
3c)にて液晶画面等に表示される。また、本実施例で
は個別入力画面生成部53a(53b,53c)および
共用部52の入力画面生成部17では座標情報に基づい
て共用画面に文字や図形を描く、いわゆる上書きのアク
セスにて入力画面を生成する。
【0067】図20は従来の端末画面への描画の例を示
す図であり、この図では端末装置にて入力された座標情
報が共用部に送られて入力画面が作成され、その入力画
面が端末装置に折り返されるので、破線にて表わされた
はペン入力に対して、実線にてわされた表示線は遅れを
生じており、実際の入力と画面表示の間に時間遅れが生
じていた。図21は本実施例の端末画面での描画の例を
示す図である。本実施例では端末装置51a(51b,
51c)にて入力された座標情報から個別に入力画面を
生成して自装置にて表示するので、画面入力と表示の間
に時間遅れが少なくなり、端末画面に表示される線は入
力に追随してすべて表示されている。
【0068】次に動作を説明する。まず、共用部52に
てハードディスク等の記憶部から提示資料のデータを読
み出して提示資料生成部18にて共用画面の元画面を生
成し、第1の画像重畳部19および映像信号分配器11
0を介して映像信号ケーブル116からそれぞれの端末
装置51a〜51cに送信する。それぞれの端末装置5
1a〜51cでは共用画面の映像信号を第2の画像重畳
部112a〜112cにて受けて端末画面表示部13a
〜13cに送り、それぞれの画面に共用画像が表示され
る。次いで、それぞれの端末装置51a〜51cにて共
用画面への上書きが行われる。図22〜図25には、例
えば、端末装置51a,51cにて共有画面に上書きを
行った場合のそれぞれの装置のアクセス過程が示されて
いる。図23において、端末装置51aにて画面上にペ
ン入力157aが行われると、座標入力部120aはそ
の位置座標を順次検出して個別入力画面生成部53aお
よび通信制御部14aに送出する。座標情報を受けた個
別入力画面生成部53aではその座標位置に点や線等の
図形を順次描画して、個別入力画面155aを生成す
る。また、通信制御部14aは座標入力部120aから
の座標情報を通信回線115を介して共用部52に送信
する。同様に、端末装置51cにて共用画面に図24に
示すようにペン入力157cが行われると、座標入力部
120cにてその位置座標を順次検出して、個別入力画
面生成部53cおよび通信制御部14cに送出する。座
標情報を受けた個別入力画面生成部53cは座標位置に
点や線等の図形を順次描画して個別入力画面155cを
生成する。また、この座標情報は通信制御部14aから
通信回線115を介して共用部52に送信される。
【0069】端末装置51a,51cからのそれぞれの
座標情報を受けた共用部52では通信制御部16を介し
て入力画面生成部17に転送し、この座標情報から入力
画面生成部17は図25に示すように入力画面152を
生成する。次いで、生成された入力画面152は第1の
画像重畳部19に送られて提示資料画面生成部18から
の提示資料画面153と重畳されて共有画面154が生
成される。生成された共有画面154は映像信号分配器
110にて分配されて映像信号ケーブル116を介して
それぞれの端末装置の第2の画像重畳部112a〜11
2cに送られる。共有画面を受けたそれぞれの第2の画
像重畳部112a〜112cは共有画面154と個別入
力画面生成部53a〜53cからの個別入力画面155
a〜155cとを重畳して端末画面156a〜156c
をそれぞれ生成する。次いで、端末画面表示部13a〜
13cでは元の端末画面151a〜151cから、新た
に生成された端末画面156a〜156cが変わって表
示される。
【0070】この場合、端末装置51a〜51cから共
用部52への座標情報の送信のための時間と、共用部5
2が複数の端末装置から送信された座標情報を処理し入
力画面を生成する時間と、共用部52から共有画面を端
末装置51a〜51cへ折り返す時間が加算されて、入
力された時刻とその入力に対する応答である入力画面が
表示されるまでの間に時間遅れが生じるので、端末装置
に表示される端末画面156a〜156cは他の端末装
置で入力された情報は一部のみしか表示されない。しか
し、自分の端末装置で入力された情報からは端末装置5
1a,51cで個別に入力画面を生成するので、入力と
その入力に対する応答である入力画面が表示されるまで
の間の時間遅れが少なくなる。この結果、端末装置51
a,51cでは自装置にて入力した画面はほぼリアルタ
イムにて画面表示が実現される。
【0071】以上説明したように本実施例の共有画面シ
ステムによれば、端末装置51a〜51cに入力された
情報は共用部52に送信されて入力画面が生成されるだ
けでなく端末装置側にて入力された情報から個別に入力
画面を生成して表示するので、入力とその入力応答であ
る入力画面の表示との間に時間遅れが少なくなり、端末
装置の共有画面へのアクセスの操作性が向上する。な
お、本実施例においては共有画面上にペン入力によって
アクセスするように構成したが、本発明においてはマウ
スなどの画面上のカーソルを外部から操作するポインテ
ィングデバイスを用いてもよい。
【0072】実施例6.図26〜図29は上記実施例5
に示した共有画面システムの他の実施例を示すアクセス
処理図であり、特に、請求項6および請求項7の発明の
一実施例を示す図である。これらの図において、上記実
施例5と異なる点は端末装置51a〜51cの通信制御
部14a〜14cにそれぞれ座標入力部120a〜12
cからの座標情報を蓄積するバッファ168a〜168
cを有し、操作者の送信指示によりバッファ内の座標情
報が共用部52に送信され、また消去指示によりバッフ
ァ内の座標情報が消去される点である。
【0073】次に動作について説明する。まず、上記と
同様に、共用部52にて提示資料のデータが読み出され
て共用画面の元画面が生成されて映像信号ケーブル11
6を介してそれぞれの端末装置51a〜51cに送信さ
れる。これにより、それぞれの端末装置51a〜51c
に共用画像が表示される。この状態にて、端末装置51
aにて図26に示すように画面上にペン入力167aが
あると、座標入力部120aはその位置座標を順次検出
して、これを個別入力画面生成部53aおよび通信制御
部14aに送出する。座標情報を受けた個別入力画面生
成手段53aはその座標位置に基づいて個別入力画面1
65aを生成する。また、この座標情報は通信制御部1
4aのバッファ168aに蓄積される。同様に、端末装
置51cにて図28に示すように画面上にペン入力16
7cがあると、座標入力部120cはその位置座標を順
次検出して、これを個別入力画面生成部53cおよび通
信制御部14cに送出する。座標情報を受けた個別入力
画面生成手段53cはその座標位置に基づいて個別入力
画面165cを生成する。また、この座標情報は通信制
御部14cのバッファ168cに蓄積される。
【0074】次いで、端末装置51aにて操作者のペン
入力が終了してその送信指示が行われると、通信制御部
14aのバッファ168aに蓄積された座標情報は読み
出されて、通信回線115を介して共用部52に送信さ
れる。この場合、端末装置51cでは操作者の送信指示
がなく、通信制御部14cのバッファ168cの座標情
報は共用部52へはまだ送信されない。このバッファ内
の座標情報は操作者の送信指示が発生した場合に共用部
52へ送信され、操作者の消去指示があった場合には消
去される。これにより、共用部52では図29に示すよ
うに、入力画面生成部17にて端末装置51aから受信
した座標情報に基づいて入力画面162を生成し第1の
画像重畳部19に送る。次いで、第1の画像重畳部19
は入力画面生成部17からの入力画面162と提示資料
画面生成部18からの提示資料163を重畳して共有画
面164を生成する。この場合端末装置51aからのみ
座標情報が共用部52へ送信されているので、入力画面
162は端末装置51aからの入力画面のみ含むことに
なる。次いで、生成された共有画面164は映像信号分
配器110から映像信号ケーブル116を介してそれぞ
れの端末装置の第2の画像重畳部112a〜112cに
送信される。次いで、共有画面164を受けた第2の画
像重畳部112a〜112cは、それぞれ共有画面16
4と個別入力画面165a〜165cとを重畳して端末
画面166a〜166cをそれぞれ生成し、これを端末
画面表示部13a〜13cに送る。これにより端末画面
表示部13a〜13cは元の端末画面から新たに作成さ
れた端末画面166a〜166cをそれぞれの液晶画面
に表示する。この結果、端末画面166cだけが端末装
置51cからの入力画面を含むことになる。
【0075】以上のように本実施例の共有画面システム
によれば、上記実施例5と同様に、入力とその入力応答
である入力画面の表示の間に時間遅れが少なくなり端末
装置の共有画面へのアクセスの操作性が向上する上に、
さらに端末装置51a〜51cにて画面にアクセスした
後にその入力情報が他人と共有する必要があるかどうか
を考えてから、共有すべき入力情報のみを共用部52に
送ることができ、さらに操作性を向上することができ
る。
【0076】なお、本実施例では通信制御部14a〜1
4cにバッファ12a〜128cを設けて、必要に応じ
て送信または消去するように構成したが、本発明では個
別入力画面生成部53a〜53cにて表示した画面を消
去するように構成してもよい。図30は、個別入力画面
消去手段が個別入力画面を消去する例を示す図である。
この場合、端末画面表示部13に表示される端末画面は
共有画面と個別入力画面が重畳されたものであるが、こ
こでは個別入力画面231のみが示されている。個別入
力画面231の中で、実線は個別入力画面生成部によっ
て生成されて画面上に表示されている線であり、破線は
最初、個別入力画面生成部により生成されて画面上に表
示されていた線が一定時間経って、個別入力画面消去手
段により消去された線を示す。また、図31は個別入力
画面消去手段が個別入力画面を消去する別の例を示す図
である。この図において、図31(a)では個別入力画
面生成部により個別入力画面241aが生成され、端末
画面表示部13にて表示されている。図31(b)で
は、バッファに蓄積された座標情報の送信または消去指
示に応答して個別入力画面が消去されている。
【0077】このように、本発明の個別入力画面消去手
段は、個別入力画面を消去できるので、共用部で生成さ
れた入力画面が端末装置にフィードバックされた後で、
個別入力画面を消去することにより、端末装置で生成さ
れる個別入力画面と共用部で生成される入力画面が重複
されずに表示できる。
【0078】実施例7.図32は、請求項8の発明によ
る共有画面システムの構成を示すブロック図であり、上
記各実施例による図1〜図31に示した相当部分には同
一符号を付してその説明を省略する。この図において、
61a(61b,61c)は端末装置、62は共用部で
ありこれらは双方向のデジタル通信回線115とアナロ
グの映像信号ケーブル116にて接続されている。詳し
くは端末装置61a(61b,61c)において、65
a(65b,65c)は共用部62から送信されたディ
ジタル画像形式の共有画面情報から共有画面を生成する
ディジタル共有画面生成部(ディジタル共有画面生成手
段)、66a(66b,66c)は共用部72にてアナ
ログの映像信号として出力された共有画面信号を入力す
る映像信号入力部(映像信号入力手段)、63a(63
b,63c)はディジタルの共有画面とアナログの共有
画面を合成または切り替えて表示画面を生成する画像合
成部(画像合成手段)、64a(64b,64c)は画
像合成部63a(63b,63c)に画面の表示形式を
定めた表示形式情報を設定する表示形式設定部(表示形
式設定手段)である。また、機能切替部122aおよび
座標入力部120aには、上書きにてペン入力を行うた
めの座標情報と、画面の所定の範囲を指定してアナログ
またはデジタルに切り替えるための座標情報とが入力さ
れる。一方、共用部72において、67はそれぞれの端
末装置61a〜61cへ送る共有画面情報をディジタル
画像形式またはアナログ映像形式のいずれかの出力にま
たは両方の出力に切り替える送信切替部、69は端末装
置61a(61b,61c)の表示形式設定部64a
(64b,64c)と同様の表示形式情報を設定する表
示形式設定部、68はディジタルの共用画面信号を受け
てアナログの共用画面信号に変換して出力する映像信号
出力部(映像信号出力手段)である。
【0079】次に動作について説明する。まず、電源ス
イッチがオンとなると、それぞれの端末装置61a〜6
1cの表示形式設定部64a〜64cおよび共用部62
の表示形式設定部69にはアナログ画像形式の表示の設
定が行われる。この状態にて、上記各実施例と同様に共
用部62の提示資料生成部18にて提示資料のデータが
読み出されデジタルの提示資料画面を生成する。この提
示資料画面は画像重畳部119および送信切替部67を
介して映像信号出力部68に送られる。映像信号出力部
68は提示資料画面をアナログの映像信号に変換して、
これを映像信号ケーブル116を介してそれぞれの端末
装置61a〜61cに送信する。次いで、それぞれの端
末装置61a〜61cではアナログの映像信号を映像信
号入力部66aにて受けて、これを画像合成部63a〜
63cを介して端末画面表示部13a〜13cに送る。
この結果、それぞれの端末装置13a〜13cではアナ
ログの共有画面が共通に表示される。
【0080】次いで、それぞれの端末装置61a〜61
cでは表示された共有画面に上書きモードにてそれぞれ
ペン入力を行う。これにより、座標入力部120a〜1
20cはそれぞれペン入力より位置座標を検出して通信
制御部14a〜14cに送出する。通信制御部14a〜
14cは受けた座標情報を通信回線115を介して共用
部62に送信する。共用部62では通信制御部16にて
上書き入力の座標情報を受けて、これを入力画面生成部
17に送る。入力画面生生成部17は座標情報に基づい
てデジタルの入力画面を生成して画像重畳部119に送
る。これにより、画像重畳部119は入力画面を提示資
料生成部18からの提示資料画面に重畳した共有画面を
生成する。共有画面は上記と同様に送信切替部67を介
して映像信号出力部68に送られて、ここでアナログの
映像信号に変換されて映像信号ケーブル116を介して
それぞれの端末装置61a〜61cに送信される。それ
ぞれの端末装置61a〜61cでは上記と同様に共有画
面の映像信号を映像信号入力部66a〜66cにて受け
て画像合成部63a〜63cを介して端末画面表示部1
3a〜13cに送る。この結果、それぞれの端末装置6
1a〜61cでは上書きされたアナログ形式の共有画面
が共通に表示される。
【0081】次いで、例えば、端末装置61aにて範囲
を指定せずに画面の表示形式をディジタル画像形式に指
定する操作が行われると、これを機能切替部122aに
て検出して座標入力部120aを介して表示形式設定部
64aに送る。これにより、表示形式設定部64aは表
示形式情報にディジタル画像形式と設定する。また、端
末装置61bにて範囲を指定して画面の表示形式をディ
ジタル画像形式に指定する操作が行われると、これを機
能切替部122bにて検出するとともに座標入力部12
0bにてその範囲を検出し、これら座標情報を表示形式
設定部74bに送る。これにより、表示形式設定部74
bは表示形式情報にディジタル画像形式とアナログ画像
形式の併用で、かつディジタル画像形式の領域とアナロ
グ画像形式の領域を設定する。また、端末装置61cか
らは、画面の表示形式の指定がなく、表示形式設定部7
4cの表示形式情報はデフォルトのアナログ映像形式の
ままである。それぞれの端末装置61a〜61cにて設
定された表示形式情報は、通信制御部14a〜14cか
ら通信回線115を介して共用部62に送られる。これ
により、共用部62では通信制御部16を介して表示形
式情報が表示形式設定部69に設定される。表示形式設
定部69にそれぞれの設定が行われると、送信切替部6
7はそれぞれの端末装置61a〜61cに送る共有画面
情報の形式を表示形式設定部69の表示形式情報を参照
して切り替える。
【0082】図33にはそれぞれの端末装置61a〜6
1cへの共用画面の送信過程が示されている。まず、端
末装置61aにはディジタル画像形式で送るので、送信
切替部67は画像重畳部119からのディジタル画像形
式の共有画面情報143を通信制御部16へ出力する。
この共有画面情報143は通信回線115を介して端末
装置61aの通信制御部14aへ送られ、さらにディジ
タル共有画面生成部65aに送られる。これにより、デ
ィジタル共有画面生成部65aはディジタルの共有画面
を再び生成して画像合成部63aを介して端末画面表示
部13aに送る。この結果、端末装置61aではディジ
タル形式の共有画面145aが表示される。また、端末
装置61cにはアナログ映像形式で送るので、共用部6
2の送信切替部67は画像重畳部119からの共有画面
を映像信号出力部68に切り替える。これにより、アナ
ログ映像形式の共有画面144が映像出力部68から映
像信号ケーブル116を介して端末装置61cの映像信
号入力部66cにアナログの共有画面として供給され
る。映像信号入力部66cは画像合成部63cを介して
端末画面表示部13cに送り、この結果、端末装置61
cにはアナログ形式の共有画面が表示される。一方、端
末装置61bにはアナログ映像形式とディジタル画像形
式との双方にて送るので、送信切替部67は画像重畳部
119からのディジタル画像形式の共有画面情報143
を通信制御部16および映像信号出力部68の双方に出
力する。これにより、ディジタルの共有画面情報143
は通信回線115を介して端末装置61bの通信制御部
14bからディジタル共有画面生成部65bに送られて
ディジタルの共有画面147bが生成される。また、映
像出力部68から共有画面情報144がアナログの映像
信号として映像信号ケーブル116を介して端末装置6
1bの映像信号入力部66bに供給される。これによ
り、画像合成部73bにはデジタル共有画面生成部65
bからの共有画面147bと、映像信号入力部66bか
らの共有画面146bとが供給されて、これら共有画面
146bと共有画面147bの必要な領域を表示形式情
報を参照しつつ合成して端末画面145bを生成して端
末画面表示部13bに送る。この結果、端末装置61b
ではアナログ画像とデジタル画像が合成された新たな共
有画面145bが表示される。
【0083】以上説明したように本実施例の共有画面シ
ステムによれば、共有画面の変更に対して応答性がよい
アナログ映像信号で送られた共有画面と、画質のよいデ
ィジタル画像形式で送られた共有画面とを、目的に応じ
て切り替えて表示することができる。
【0084】実施例8.図34は、請求項9の発明によ
る共有画面システムの構成を示すブロック図であり、上
記各実施例による図1〜図33に示した相当部分には同
一符号を付してその説明を省略する。この図において上
記各実施例と異なる点は、端末装置71a(71b,7
1c)に、共用部72からの共有画面を拡大または縮小
して新たな共有画面を生成する拡大縮小部(拡大縮小手
段)73a(73b,73c)と、拡大縮小率に応じて
座標入力部120a(120b,120c)からの座標
情報を座標変換する座標変換部(座標変換手段)74a
(74b,74c)と、拡大縮小率等の画面の表示形式
を定めた表示形式情報を設定する表示形式設定部75a
(75b,75c)とを有する点である。
【0085】次に動作について説明する。まず、共用部
72にて提示資料のデータを読み出して提示資料画面を
生成して端末装置71a〜71cに送信する。これによ
り、それぞれの端末装置71a〜71cでは拡大縮小部
(拡大縮小手段)73a〜73cにて共有画面の信号を
受け、これを等倍率にて端末画面表部部13a〜13c
に送る。この結果、それぞれの端末装置71a〜71c
には共通の画面が表示される。次いで、それぞれの端末
装置71a〜71cではペン入力により共有画面に上書
きを行う。共有画面へのペン入力は座標入力部120a
〜120cにてその位置座標が検出されて、これが座標
変換部74a〜74cを介して通信制御部14a〜14
cに送られる。この場合、座標変換部(座標変換手段)
74a〜74cは等倍率にて座標情報を通信制御部14
a〜14cに送る。次いで、通信制御部14a〜14c
は受けた座標情報を通信回線115を介して共有部72
の通信制御部16に送る。これにより、共用部72では
入力画面生成部17にてそれぞれの端末装置71a〜7
1cからの上書き入力を座標情報に基づいて描画して入
力画面を生成する。生成された入力画面は画像重畳部1
9にて提示資料画面と重畳されて映像信号分配器110
に送られる。この結果、映像信号分配器110からそれ
ぞれの端末装置71a〜71cに上書きが施された共有
画面が送信されて、上記と同様にそれぞれの端末画面表
示部13a〜13cにて表示される。
【0086】次いで、例えば図35に示すように端末装
置71aにて操作者が機能切替部122aを介して拡大
の指示を行い、かつ拡大する範囲を座標入力部120a
を介して指定すると、それらの座標情報を含む切替信号
が表示形式設定部75aに送られる。これにより、表示
形式設定部75aは拡大の倍率と拡大する領域を表示形
式情報として設定する。次いで、拡大縮小部73aは表
示形式設定部75aから拡大の倍率と拡大する領域を表
す表示形式情報を読み込み、これらの値に基づき共用部
72からの共有画面134を拡大して端末画面135a
を生成する。また、端末装置71b,71cでは拡大の
指示がなかったので、共有画面134がそのまま端末画
面135b,135cとして生成されて端末画面表示部
13a〜13cに送られる。この結果、端末画面表示部
13a〜13cでは、元の端末画面から、新たに作成さ
れた端末画面135a〜135cが変わって表示され
る。
【0087】また、端末装置71aから座標入力部12
0aを介して拡大された共有画面上に入力があった場合
には、座標変換部74aが表示形式設定部75aから拡
大領域と拡大の倍率を読み込んで、これらの値に基づき
入力された座標情報を座標変換して、共用部72に送信
する。図36は、座標変換部74による拡大された共有
画面の座標系から元の共有画面への座標系への座標変換
の例を示す図である。図36(a)は、元の共有画面と
その座標系(X1,Y1)を示す。元の共有画面の座標
(a,b)を基点として横方向にKX倍、縦方向にKY倍拡
大して拡大画面が生成されている。図36(b)は拡大
された共有画面とその座標系(X2,Y2)を示す。拡
大された共有画面の上に入力があり、座標情報(X2,
Y2)が得られた場合に、この座標情報は次式(1),
(2)により元の共有画面の座標系に変換される。 X1=a+X2/KX ・・・・・(1) Y1=b+Y2/KY ・・・・・(2)
【0088】以上説明したように本実施例の共有画面シ
ステムによれば、端末装置71a〜71cにて操作者が
共有画面の中で特に詳しく見たい部分を拡大したり、全
体を見たい場合は縮小して端末画面として表示すること
ができる。また、共有画面が拡大縮小表示された端末画
面の上に上書き等を行った場合には、その座標位置を拡
大縮小率に応じて、もとの共有画面上の座標位置に変換
して、共用部72に送ることにより、各端末装置で各々
の目的に応じて異なる拡大縮小率で拡大または縮小され
た端末画面に上書き等を行った場合でも、全ての端末装
置が矛盾なく他の端末装置からの入力を表示することが
できる。
【0089】実施例9.図37は、請求項10の発明に
よる共有画面システムの構成を示すブロック図である。
本実施例では、端末装置171a〜171cが通信回線
115にて相互に接続されており、端末装置171a〜
171cのいずれかの端末から提示資料画面を送り、こ
の画面にそれぞれの端末装置171a〜171cにて上
書きなどを行い、その座標情報を通信回線115を介し
て相互に送受信して、それぞれの画面を共有する構成で
ある。また、それぞれの端末装置171a〜171cに
て共有画面を拡大縮小する構成である。詳しくは端末装
置171a(171b,171c)において、120a
(120b,120c)は共有画面へのアクセスの切り
替えまたは拡大および縮小率を検出する機能切替部、1
22a(122b,122c)は共有画面への上書き入
力および拡大縮小範囲を検出する座標入力部、75a
(75b,75c)は、機能切替部122a(122
b,122c)からの拡大縮小率および座標入力部12
2aからの拡大縮小範囲の座標情報を受けて、それぞれ
を設定する表示形式設定部、73a(73b,73c)
は表示形式設定部75a(75b,75c)からの表示
形式情報に基づいて共有画像を拡大縮小する拡大縮小
部、74a(74b,74c)は表示形式設定部75a
(75b,75c)からの表示形式情報に基づいて座標
入力部からの座標値を座標変換する座標変換部、17a
(17b,17c)は座標入力部122a(122b,
122c)からの座標情報を座標変換部74a(74
b,74c)を介して受け、上書きなどの入力画面を生
成する入力画面生成部、18a(18b,18c)はハ
ードディスク等の記憶部から提示資料のデータを読み出
して提示資料画面を生成する提示資料生成部、173a
(173b,173c)は他の端末装置での入力情報を
受けて入力画面を生成する受信入力画面生成部、172
a(172b,172c)は他の端末装置からの提示資
料データを受けて提示資料画面を生成する受信提示資料
生成部、174a(174b,174c)は入力画面生
成部17a(17b,17c)、提示資料生成部18a
(18b,18c)、受信入力画面生成部173a(1
73b,173c)および受信提示資料生成部172a
(172b,172c)からのそれぞれの画面を合成し
て共有画面を生成する画像合成部、14a(14b,1
4c)は通信回線115を介して他の端末装置間との通
信を行う通信制御部である。
【0090】次に動作について説明する。まず、いずれ
かの端末装置171a〜171cの提示資料生成部18
a〜18cにて提示資料のデータを読み出して共有画面
の元画面となる提示資料画面を生成する。この提示資料
画面は自装置では画像合成部174a〜174cおよび
拡大縮小部73a〜73cを介して端末画面表示部13
a〜13cに送られて液晶画面装置などに表示される。
また、提示資料画面は通信制御部14a〜14cから通
信回線115を介して他の端末装置171a〜171c
に送信される。提示資料を受けた他の端末装置171a
〜171cでは通信制御部14a〜14cにて受けて、
これを受信提示資料生成部172a〜172cに送る。
受信提示資料生成部172a〜172cは提示資料のデ
ータを受けると、提示資料画面を生成して画像合成部1
74a〜174cおよび拡大縮小部73a〜73cを介
して端末画面表示部13a〜13cに送り、これが液晶
画面等に表示される。これにより、それぞれの端末装置
171a〜171cにて共通の提示資料画面が共有画面
として表示される。
【0091】次いで、それぞれの端末装置171a〜1
71cではペン入力などにより共有画面に上書きなどの
アクセスを行う。ペン入力にて上書きなどが行われると
座標入力部122a〜122cはその座標位置を検出し
て、これを座標変換部74a〜74cを介して入力画面
生成部17a〜17cおよび通信制御部14a〜14c
へ送る。入力画面生成部17a〜17cでは座標情報に
基づいて上書きの入力画面を生成して画像合成部174
aに送る。これにより、画像合成部174a〜174c
は提示資料生成部18a〜18cまたは受信提示資料生
成部172a〜172cからの提示資料画面に入力画面
を合成して、これを拡大縮小部73a〜73cを介して
端末画面表示部13a〜13cに送る。この結果、自装
置にて入力した画面が共有画面に合成されて表示され
る。一方、通信制御部14a〜14cは座標情報を通信
回線115を介して他の端末装置171a〜171cへ
送信する。他の端末装置171a〜171cでは、通信
回線115から通信制御部14a〜14cに座標情報を
受けて、受信入力画面生成部173a〜173cに送
る。受信入力画面生成部173a〜173cでは他の端
末装置からの座標情報に基づいて入力画面を生成して画
像合成部174a〜174cに送る。これにより、画像
合成部174a〜174cは提示資料生成部18a〜1
8cまたは受信提示資料生成部172a〜172cから
の提示資料画面と受信入力画面とを合成して拡大縮小部
73a〜73cを介して端末画面表示部13a〜13c
に送る。この結果、すべての端末装置171a〜171
cにて上書き入力が施された共有画面が共通に表示され
る。
【0092】次いで、例えば端末装置171aにて操作
者が機能切替部122aを介して拡大の指示を行い、か
つ拡大する範囲を座標入力部120aを介して指定する
と、それらの座標情報を含む切替信号が表示形式設定部
75aに送られる。これにより、表示形式設定部75a
は拡大の倍率と拡大する領域を表示形式情報として設定
する。次いで、拡大縮小部73aは表示形式設定部75
aから拡大の倍率と拡大する領域を表す表示形式情報を
読み込み、これらの値に基づき画像合成部174aから
の共有画面を拡大して新たな端末画面を生成して端末画
面表示部13aに送る。この結果、端末画面表示部13
a〜13cでは、元の端末画面から、新たに作成された
端末画面を変わって表示する。したがって、本実施例の
共有画面システムでも、前記実施例と同様に端末装置1
71a〜171cにて操作者が共有画面の中で特に詳し
く見たい部分を拡大したり、全体を見たい場合は縮小し
て端末画面として表示することができる。また、共有画
面が拡大縮小表示された端末画面の上に上書き等を行っ
た場合には、その座標位置を拡大縮小率に応じて、もと
の共有画面上の座標位置に変換して送ることにより、各
端末装置で各々の目的に応じて異なる拡大縮小率で拡大
または縮小された端末画面に上書き等を行った場合で
も、全ての端末装置が矛盾なく他の端末装置からの入力
を表示することができる。
【0093】なお、本実施例では通信回線115に接続
されたそれぞれ独立する端末装置171a〜171cに
共有画面を拡大縮小するための手段を備えたが、本発明
においては図15に示した実施例に第2の画像重畳部1
12a〜112cにて生成された端末画面を拡大縮小す
る拡大縮小部73a〜73cと、座標情報を座標変換す
る座標変換部74a〜74cと、表示形式情報を設定し
記憶する表示形式設定部75a〜75cとを付け加えて
もよい。また、図32、図34、図37に示した実施例
において、複数ユーザの中の特定のグループで作業を行
う場合には、画面の表示形式を定めた表示形式情報を通
信制御部14a〜14cと通信回線115により特定の
端末装置間または端末装置と共用部の間でやりとりを行
うと、特定のグループの端末装置は同一の表示形式情報
をもつことができ、同一の端末画面を表示するように構
成することができる。
【0094】例えば、図38は特定の端末装置に同じ拡
大された共有画面が表示される例を示す図である。この
図において、261a〜261cは、拡大指示がおこる
前の端末画面を示す。262a〜262cは拡大指示が
なされた後の端末画面を示す。端末装置71aまたは1
71aと端末装置71bと171bが図示しない手段に
より同じグループに設定されている。端末装置61aま
たは171aが共有画面の拡大を指示すると、拡大率と
拡大領域が表示形式設定部75aの表示形式情報に設定
される。また、端末装置71aまたは端末装置171a
の表示形式設定部75aの表示形式情報が通信制御部1
4aから通信回線115を介して端末装置71bまたは
171bの通信制御部14bに送られ、さらに表示形式
設定部65bに送信される。これにより端末画面262
aと端末画面262bは同じ拡大された共有画面とな
る。
【0095】図39は特定の端末装置に同じアナログ映
像とディジタル画像が混在した共有画面が表示される例
を示す図である。この図において、271a〜271c
は切り替え指示がおこる前の端末画面を示し、すべての
端末装置でアナログ映像の共有画面が表示されている。
272a〜272cは切り替え指示がなされた後の端末
画面を示す。端末装置61aと端末装置61bが図示し
ない手段により同じグループに設定されている。端末装
置61aがアナログ映像とディジタル画像の混在を指示
すると、アナログ映像とディジタル画像の混在で、それ
ぞれの領域が表示形式設定部64aの表示形式情報に設
定される。また、端末装置61aの表示形式設定部74
aの表示形式情報が、通信制御部14aから通信回線1
15を介して端末装置61bの通信制御部14bに送ら
れ、さらに表示形式設定部64bに送信される。これに
より端末画面272aと端末画面272bは同じアナロ
グ映像とディジタル画像が混在した共有画面となる。
【0096】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
端末専用画面生成手段にて端末装置のみに表示する少な
くとも上書きまたはポインタの機能選択や共有画面への
アクセス状況の共有画面アクセスに関する情報を表わす
端末専用画面を生成してこの端末専用画面を画像重畳手
段にて共有画面に重畳して端末用の画面を生成するよう
に構成したので、この端末用の画面のうち端末専用画面
の部分から操作手段にて機能選択することにより、機能
切替手段から少なくとも上書きまたはポインタへのアク
セスの種類を切り替える切替信号が送出され、1つの操
作手段にて共有画面上に複数のアクセスを行うことがで
きる。したがって、端末装置の操作性を向上させる効果
がある。
【0097】請求項2の発明によれば、それぞれの端末
装置の端末専用画面生成手段にて端末装置毎に異なった
端末専用画面を生成し、それぞれの端末装置の画像重畳
手段にて端末専用画面生成手段からの端末専用画面と共
有画面を重畳して端末毎に異なった端末用の画面を作成
するように構成したので、端末装置毎に共有画面へのそ
れぞれ異なったアクセスを行うことができる。したがっ
て、それぞれの端末装置にてさらに操作性を向上させる
ことができる効果がある。
【0098】請求項3の発明によれば、共用部の端末制
御手段にてそれぞれの端末装置の端末専用画面の生成を
指示するように構成したので、複数の端末装置にて同一
のアクセスが行われた場合に、端末装置毎に順序よくア
クセスを行わせることができる効果がある。
【0099】請求項4の発明によれば、いずれかの端末
装置にて共有画面の元画面を生成して共用部に送り、こ
れをそれぞれの端末装置に分配し、それぞれの端末装置
では共用部にて分配された共用画面に端末専用画面生成
部にて生成した端末専用画面を合成するように構成した
ので、それぞれの端末装置毎に異なった共有画面へのア
クセスを行うことができる効果がある。
【0100】請求項5の発明によれば、個別入力画面生
成手段にて端末装置毎に個別の入力画面を生成し、画像
重畳手段にて個別入力画面と共有画面を重畳して端末画
面を生成するように構成したので、座標入力手段への入
力と、その入力した情報が表示されるまでの時間間隔が
短縮され、入力に対する応答性を改善できる優れた効果
がある。
【0101】請求項6の発明によれば、個別入力画面生
成手段にて端末装置毎に個別の入力画面を生成して表示
するように構成したので、この画面を確認した後に通信
制御手段のバッファに記憶された座標情報を送信指示に
より共用部へ送信したり、また、必要に応じて消去する
ことができる効果がある。
【0102】請求項7の発明によれば、個別入力画面消
去手段にて個別入力画面を消去できるので、共用部にて
生成された入力画面が端末装置にフィードバックされた
後に個別入力画面を消去するように構成したので、端末
装置にて生成される個別入力画面と共用部にて生成され
る入力画面が重複されずに表示され、重複による画面の
ぼけ等を防止する効果がある。
【0103】請求項8の発明によれば、ディジタル共有
画面生成手段にて共用部から送信されたディジタル画像
形式の共有画面情報から第1の共有画面を生成し、映像
信号入力手段にて共用部から送られたアナログ映像信号
形式の共有画面情報を第2の共有画面として入力し、こ
れら第1の共有画面と第2の共有画面とを合成して端末
用の画面を生成するように構成したので、所望の領域を
ディジタル画像にて鮮明に見ることができる効果があ
る。
【0104】請求項9の発明によれば、共用部からの共
有画面を拡大縮小手段にて拡大または縮小して端末用の
画面を生成するように構成したので、必要に応じて端末
装置に表示されている画面の中で詳しく見たい部分を拡
大したり、全体を見たい場合は縮小して表示することが
できる効果がある。
【0105】請求項10の発明によれば、それぞれの端
末装置にて、いずれかの端末装置から送られてくる元画
面にそれぞれの端末装置からの入力画面を合成して共有
画面を生成するように構成したので、この共用画面の任
意の領域を必要に応じて拡大または縮小することができ
る効果がある。
【0106】請求項11の発明によれば、拡大縮小され
た画面上にアクセスした場合に、座標変換手段にて拡大
縮小率と拡大縮小された領域に応じて、座標情報を元の
共有画面上の座標に変換するように構成したので、元の
共有画面に対応した座標情報を得ることができる効果が
ある。
【0107】請求項12の発明によれば、表示形式設定
手段にて端末用の画面の表示形式を定めた表示形式情報
を操作者の操作指示により設定し記録するように構成し
たので、この表示形式情報を特定の端末装置間や共用部
と端末装置との間でやりとりすることにより、特定の端
末装置間で表示される端末画面を同一にすることができ
る効果がある。
【0108】請求項13の発明によれば、画像合成手段
が表示形式設定手段からの表示形式情報に基づいて処理
を行うように構成したので、ディジタルの信号およびア
ナログの信号を任意に画像合成できる効果がある。
【0109】請求項14の発明によれば、拡大縮小手段
が表示形式設定手段からの表示形式情報に基づいて処理
を行うように構成したので、任意の拡大縮小率にて任意
の領域を拡大縮小できる効果がある。
【0110】請求項15の発明によれば、座標変換手段
が表示形式設定手段からの表示形式情報に基づいて処理
を行うように構成したので、任意の拡大縮小率にて画像
を拡大縮小した場合でも、共有画面への入力を有効に座
標変換することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の一実施例による共有画面シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例による共有画面システムにおける
共用部の内部構成を示すブロック図である。
【図3】図1の実施例による共有画面システムにて生成
された共有画面の一例を示す図である。
【図4】図1の実施例による共有画面システムの画面ア
クセス過程を示す図である。
【図5】図1の実施例による共有画面システムの画面ア
クセス過程を示す図である。
【図6】請求項2の発明の一実施例による共有画面シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図7】図6の実施例による共有画面システムの第1の
端末装置のアクセス例を示す図である。
【図8】図6の実施例による共有画面システムの第2の
端末装置のアクセス例を示す図である。
【図9】図6の実施例による共有画面システムの第3の
端末装置のアクセス例を示す図である。
【図10】図6の実施例による共有画面システムの第1
の端末装置のアクセス例の続きを示す図である。
【図11】図6の実施例による共有画面システムの第2
の端末装置のアクセス例の続きを示す図である。
【図12】図6の実施例による共有画面システムの第3
の端末装置のアクセス例の続きを示す図である。
【図13】図6の実施例による共有画面システムの共用
部の処理例を示す図である。
【図14】請求項3の発明の実施例による共有画面シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図15】請求項4の発明の実施例による共有画面シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図16】図15の実施例による共有画面システムにお
ける画面アクセス過程を示す図である。
【図17】図15の実施例による共有画面システムにお
ける画面アクセス過程を示す図である。
【図18】図15の実施例による共有画面システムにお
ける画面アクセス過程を示す図である。
【図19】請求項5の発明の一実施例による共有画面シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図20】図19の実施例に対応する従来の共有画面シ
ステムにおけるアクセス画面を示す図である。
【図21】図19の実施例による共有画面システムのア
クセス画面を示す図である。
【図22】図19の実施例による共有画面システムの画
面アクセス過程を示す図である。
【図23】図19の実施例による共有画面システムの画
面アクセス過程を示す図である。
【図24】図19の実施例による共有画面システムの画
面アクセス過程を示す図である。
【図25】図19の実施例による共有画面システムの共
用部の処理過程を示す図である。
【図26】請求項6の発明の一実施例による共有画面シ
ステムの画面アクセス過程を示す図である。
【図27】請求項6の発明の一実施例による共有画面シ
ステムの画面アクセス過程を示す図である。
【図28】請求項6の発明の一実施例による共有画面シ
ステムの画面アクセス過程を示す図である。
【図29】請求項6の発明の一実施例による共有画面シ
ステムの共用部の処理過程を示す図である。
【図30】請求項7の発明の一実施例による共有画面シ
ステムのアクセス画面を示す図である。
【図31】請求項8の発明の一実施例による共有画面シ
ステムのアクセス画面を示す図である。
【図32】請求項9の発明の一実施例による共有画面シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図33】図32の実施例による共有画面システムにお
ける画面アクセス過程を示す図である。
【図34】請求項10の発明の一実施例による共有画面
システムの構成を示すブロック図である。
【図35】図34の実施例による共有画面システムにお
ける画面アクセス過程を示す図である。
【図36】図34の実施例による共有画面システムにお
ける画面アクセス例を示す図である。
【図37】請求項11の発明の一実施例による共有画面
システムの構成を示すブロック図である。
【図38】請求項12の発明の一実施例による共有画面
システムの画面アクセス過程を示す図である。
【図39】請求項13の発明の一実施例による共有画面
システムの画面アクセス過程を示す図である。
【図40】従来の共有画面システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
11a〜11,21a〜21c,31a,41a〜41
c,51a〜51c,61a〜61c,71a〜71
c,171a〜171c 端末装置 120a〜120c 座標入力部(座標入力手段) 122a〜122c 機能切替部(機能切替手段) 14a〜14c,16 通信制御部(通信制御手段) 15,25,32,42,52.62,72 共用部 17,17a〜17c 画面生成部(入力画面生成手
段) 18,18a〜18c 提示資料生成部(提示資料生成
手段) 19,19a〜19c 第1の画像重畳部(第1の画像
重畳手段) 33 端末制御部 44,63a〜63c 画像合成部(画像合成手段) 53a〜53c 個別入力画面生成部(個別入力画面生
成手段) 64a〜64c 表示形式設定部(表示形式設定手段) 65a〜65c ディジタル共有画面生成部(ディジタ
ル共有画面生成手段) 66a〜66c 映像信号入力部(映像信号入力手段) 68 映像信号出力部(映像信号出力手段) 73a〜73c 拡大縮小部(拡大縮小手段) 74a〜74c 座標変換部(座標変換手段) 75a〜75c 表示形式設定部(表示形式設定手段) 111,111a〜111c 端末専用画面生成部(端
末専用画面生成手段) 112,112a〜112c 第2の画像重畳部(第2
の画像重畳手段) 114 共有画面表示部(共有画面表示手段) 168a〜168c バッファ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】請求項5の発明に係る共有画面システム
は、複数の端末装置と共用部とを有し、複数の端末装置
に、共有画面に対する少なくとも上書きまたはポインタ
の操作を行うための座標情報を入力する座標入力手段
と、前記座標情報に基づいて少なくとも上書きやポイン
タを表わす個別入力画面を生成する個別入力画面生成手
段と、共用部にて生成された共有画面と前記個別入力画
面を重畳して端末画面を生成する画像重畳手段とを設け
たものである。部13a〜13cにメニュー画面を共用
画面に重畳した合成画像をアナログの映像信号として送
り出す。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】次いで、図7〜図9にはそれぞれの端末装
置21a〜21cにて共有画面へのアクセス機能をメニ
ュー画面から選択する場合の例が示されている。例え
ば、端末装置21a,21cにて上書き機能を選択し、
端末装置21bにてポインティング機能を選択する場合
には、まず、端末装置21a,21cではタッチペン8
9a,89cにてメニュー画面の「上書き」の位置に触
れると、機能切替部122a,122cにて上書きを選
択する切替信号が送出され、また、座標入力部120
a,120cにてその位置座標が検出されて端末画面生
成部111a,111cにそれぞれ送られる。これによ
り、座標情報を受けた端末画面生成部111a,111
cは図7および図9に示すように「上書き」84の枠を
反転させたメニュー画面83a,83cを生成して第2
の画像重畳部112a,112cに送る。この結果、第
2の画像重畳部112a,112cは反転されたメニュ
ー画面を共用部15からの共用画面に重畳して、この重
畳画面を端末画面表示部13a,13cに送る。この結
果、端末画面表示部13a,13bにて液晶画面に共用
画面に「上書き」84を選択したメニュー画面が合成さ
れた画面がそれぞれ表示される。同様に、端末装置21
bでは図8に示すようにタッチペン89bにて「ポイン
タ」85の枠に触れると、その座標情報が端末画面生成
部111bに送られて「ポインタ」85の枠が反転され
たメニュー画面83bが生成される。このメニュー画面
は共用画像と合成されて端末画面表示部13bにて液晶
画面に表示される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】次いで、それぞれの端末装置21a〜21
cにて機能が選択されると、共有画面へのそれぞれのア
クセスが行われる。図10〜図12には端末装置21a
〜21cにおけるそれぞれの処理過程が示され、図13
には共用部15での処理過程が示されている。例えば、
図10および図12において、端末装置21a,21c
の操作者がそれぞれペン入力89a,89cにより共用
画面の特定の位置に上書き99a,99cを行うと、座
標入力部120a,120cはそれぞれの位置座標を検
出して、これに機能切替部122a,122cからの上
書き要求の識別子を付けて通信制御部14a,14c
介して共用部15へ送信する。また、端末装置21b
操作者は図11に示すようにペン入力89bにより共用
画面の特定の位置にポインティングを行うと、座標入力
120bはその位置座標を検出して、これに機能切替
122bからのポインタ要求の識別子を付けて通信制
御部14bを介して共用部25へ送信する。これによ
り、共用部25ではそれぞれ受信した座標情報から共有
画面上に上書きおよびポインティングが行われたことが
わかり、入力画面生成部17では図13に示すように座
標情報として受信した座標位置に点や線等の図形を描画
して、また、端末装置21bからのポインティングによ
るポインタを示す矢印を配置した入力画面91を生成し
て第1の画像重畳部19へ送る。入力画面91を受けた
第1の画像重畳部19は、この入力画面91と提示資料
画面81を重畳して共有画面96を生成する。次いで、
この共有画面96は映像信号分配器110から映像信号
ケーブル116を介して、それぞれの端末装置21a〜
21cに送られる。共有画面96を受けた端末装置21
a〜21cではそれぞれの第2の画像重畳部112a〜
112cにてそれぞれの端末専用画面生成部111a〜
111cからのメニュー画面83a〜83cを重畳し
て、端末画面表示部13a〜13cに送る。この結果、
端末装置11a〜11cのそれぞれの端末画面表示部1
3a〜13cでは共用画面に上書きおよびポインティン
グされた共用画面101a〜101cがそれぞれ更新さ
れて表示される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0067
【補正方法】変更
【補正内容】
【0067】図20は従来の端末画面への描画の例を示
す図であり、この図では端末装置にて入力された座標情
報が共用部に送られて入力画面が作成され、その入力画
面が端末装置に折り返されるので、破線にて表わされた
はペン入力に対して、実線にて表された表示線は遅れを
生じており、実際の入力と画面表示の間に時間遅れが生
じていた。図21は本実施例の端末画面での描画の例を
示す図である。本実施例では端末装置51a(51b,
51c)にて入力された座標情報から個別に入力画面を
生成して自装置にて表示するので、画面入力と表示の間
に時間遅れが少なくなり、端末画面に表示される線は入
力に追随してすべて表示されている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0080
【補正方法】変更
【補正内容】
【0080】次いで、それぞれの端末装置61a〜61
cでは表示された共有画面に上書きモードにてそれぞれ
ペン入力を行う。これにより、座標入力部120a〜1
20cはそれぞれペン入力より位置座標を検出して通信
制御部14a〜14cに送出する。通信制御部14a〜
14cは受けた座標情報を通信回線115を介して共用
部62に送信する。共用部62では通信制御部16にて
上書き入力の座標情報を受けて、これを入力画面生成部
17に送る。入力画面生成部17は座標情報に基づいて
デジタルの入力画面を生成して画像重畳部119に送
る。これにより、画像重畳部119は入力画面を提示資
料生成部18からの提示資料画面に重畳した共有画面を
生成する。共有画面は上記と同様に送信切替部67を介
して映像信号出力部68に送られて、ここでアナログの
映像信号に変換されて映像信号ケーブル116を介して
それぞれの端末装置61a〜61cに送信される。それ
ぞれの端末装置61a〜61cでは上記と同様に共有画
面の映像信号を映像信号入力部66a〜66cにて受け
て画像合成部63a〜63cを介して端末画面表示部1
3a〜13cに送る。この結果、それぞれの端末装置6
1a〜61cでは上書きされたアナログ形式の共有画面
が共通に表示される。
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
【手続補正15】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図22
【補正方法】変更
【補正内容】
【図22】
【手続補正16】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図29
【補正方法】変更
【補正内容】
【図29】
【手続補正17】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図31
【補正方法】変更
【補正内容】
【図31】

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のユーザにて共有する共有画面に所
    定の操作を行う複数の端末装置と、該端末装置の操作に
    基づいて共有画面を生成する共用部と、該共用部からの
    共有画面を前記端末装置とは別に表示する共有画面表示
    手段とを含む共有画面システムであって、前記複数の端
    末装置は、共有画面上に少なくとも上書きおよび位置指
    定を行う複数種のアクセスのための操作手段と、該操作
    手段の操作に基づいて共有画面上へのアクセスの位置座
    標を検出する座標検出手段と、前記操作手段の操作に従
    ってアクセスの種類を切り替える切替信号を送出する機
    能切替手段と、前記位置座標に切替信号を付した座標情
    報を送信する通信制御手段と、共有画面を表示する端末
    画面表示手段とをそれぞれ備え、前記共用部は、前記座
    標情報を受信する通信制御手段と、該通信制御手段から
    の座標情報に基づいて少なくとも上書きまたはポインタ
    を表わす入力画面をそれぞれ生成する入力画面生成手段
    と、前記通信制御手段からの座標情報に基づいて機能選
    択および共有画面へのアクセス状況を表わす端末専用画
    面を生成する端末専用画面生成手段と、共有画面の元画
    面となる提示資料画面を生成する提示資料生成手段と、
    該提示資料生成手段からの提示資料画面と前記入力画面
    生成手段からの入力画面とを重畳して共有画面を生成す
    る第1の画像重畳手段と、該第1の画像重畳手段からの
    共有画面と前記端末専用画面生成手段からの端末専用画
    面とを重畳した端末用の画面を生成する第2の画像重畳
    手段とを備え、さらに該共用部は、前記共有画面表示手
    段に第1の画像重畳手段からの共有画像を送り、前記そ
    れぞれの端末装置に第2の画像重畳手段からの端末用の
    画面を送信する共有画面送信手段を有することを特徴と
    する共有画面システム。
  2. 【請求項2】 複数のユーザにて共有する共有画面に所
    定の操作を行う複数の端末装置と、該端末装置からの操
    作に基づいて共有画面を生成する共用部とを備える共有
    画面システムであって、前記複数の端末装置は、共有画
    面上に少なくとも上書きおよび位置指定を行う複数種の
    アクセスのための操作手段と、該操作手段の操作に基づ
    いて共有画面上へのアクセスの位置座標を検出する座標
    入力手段と、前記操作手段の操作に従ってアクセスの種
    類を切り替える切替信号を送出する機能切替手段と、前
    記位置座標に切替信号を付した座標情報を送信する通信
    制御手段と、前記位置座標に切替信号を付した座標情報
    に基づいて機能選択および共有画面へのアクセス状況を
    表わす共有画面アクセスに関する端末専用画面を生成す
    る端末専用画面生成手段と、共用部にて生成された共有
    画面と前記端末専用画面生成手段からの端末専用画面と
    を重畳して端末用の画面を生成する第1の画像重畳手段
    と、該第1の画像重畳手段からの端末用の画面を表示す
    る端末画面表示手段とをそれぞれ備え、前記共用部は、
    前記座標情報を受信する通信制御手段と、該通信制御手
    段からの座標情報に基づいて少なくとも上書きまたはポ
    インタを表わす入力画面を生成する入力画面生成手段
    と、共用画面の元画面となる提示資料画面を生成する提
    示資料生成手段と、該提示資料生成手段からの提示資料
    画面と前記入力画面生成手段からの入力画面とを重畳し
    て共有画面を生成する第2の画像重畳手段と、該第2の
    画像重畳手段からの共有画面を前記端末装置にそれぞれ
    送信する共有画面送信手段とを備えたことを特徴とする
    共有画面システム。
  3. 【請求項3】 複数のユーザにて共有する共有画面に所
    定の操作を行う複数の端末装置と、該端末装置からの操
    作に基づいて共有画面を生成する共用部とを備える共有
    画面システムであって、前記複数の端末装置は、共有画
    面上に少なくとも上書きおよび位置指定を行う複数種の
    アクセスのための操作手段と、該操作手段の操作に基づ
    いて共有画面上へのアクセスの位置座標を検出する座標
    入力手段と、前記操作手段の操作に従ってアクセスの種
    類を切り替える切替信号を送出する機能切替手段と、前
    記位置座標に切替信号を付した座標情報を送信し、かつ
    共用部からの切替指示を受信する通信制御手段と、該通
    信制御手段にて受信した共用部からの切替指示に従って
    機能選択および共有画面へのアクセス状況を表わす共有
    画面アクセスに関する端末専用画面を生成する端末専用
    画面生成手段と、前記共用部で生成された共有画面と前
    記端末専用画面生成手段にて生成された端末専用画面と
    を重畳して端末用の画面を生成する第2の画像重畳手段
    と、該第2の画像重畳手段からの端末用の画面を表示す
    る端末画面表示手段とを備え、前記共用部は、前記座標
    情報を受信し、該座標情報を送信した前記端末装置への
    切替指示を送信する通信制御手段と、該通信通信制御手
    段からの座標情報に基づいて前記端末専用画面生成手段
    への切替指示を送出する端末制御部と、前記通信制御手
    段からの座標情報に基づいて少なくとも上書きまたはポ
    インタを表わす入力画面を生成する入力画面生成手段
    と、共有画面の元画面となる提示資料画面を生成する提
    示資料生成手段と、該提示資料生成手段からの提示資料
    画面と前記入力画面生成手段からの入力画面とを重畳し
    て共有画面を生成する第1の画像重畳手段と、該第1の
    画像重畳手段からの共有画面を前記それぞれの端末装置
    に送信する共有画面送信手段とを備えたことを特徴とす
    る共有画面システム。
  4. 【請求項4】 複数のユーザにて共有する共有画面に所
    定の操作を行う複数の端末装置と、該端末装置からの操
    作に基づいて共有画面を生成する共用部とから構成され
    る共有画面システムであって、前記複数の端末装置は、
    共有画面上に少なくとも上書きおよび位置指定を行う複
    数種のアクセスのための操作手段と、該操作手段の操作
    に基づいて共有画面上へのアクセスの位置座標を検出す
    る座標入力手段と、前記操作手段の操作に従ってアクセ
    スの種類を切り替える切替信号を送出する機能切替手段
    と、該切替信号を付した位置座標を含む座標情報に基づ
    いて機能選択および共有画面へのアクセス状況を表わす
    共有画面アクセスに関する端末専用画面を生成する端末
    専用画面生成手段と、前記座標情報に基づいて少なくと
    も上書きまたはポインタを表わす入力画面を生成する入
    力画面生成手段と、共用画面の元画面となる提示資料画
    面を生成する提示資料生成手段と、該提示資料生成手段
    からの提示資料画面と前記入力画面生成手段からの入力
    画面とを重畳して出力画面を生成する第1の画像重畳手
    段と、共用部で生成された共有画面と前記端末専用画面
    生成手段からの端末専用画面とを重畳して端末用の画面
    を生成する第2の画像重畳手段と、該第2の画像重畳手
    段からの端末用の画面を表示する端末画面表示手段とを
    備え、前記共用部は、前記複数の端末装置からの出力画
    面を合成して共有画面を生成する画像合成手段と、該画
    像合成手段にて生成した共有画面をそれぞれの端末装置
    に送信する共有画面送信手段とを備えたことを特徴とす
    る共有画面システム。
  5. 【請求項5】 複数のユーザにて共有する共有画面に所
    定の操作を行う複数の端末装置と、該端末装置と接続さ
    れて共有画面を生成する共用部から構成される共有画面
    システムであって、前記複数の端末装置は、共有画面上
    に少なくとも上書きおよび位置指定を行う複数種のアク
    セスのための操作手段と、該操作手段の操作に基づいて
    共有画面上へのアクセスの位置座標を検出する座標入力
    手段と、前記操作手段の操作に従ってアクセスの種類を
    切り替える切替信号を送出する機能切替手段と、該切替
    信号を付した位置座標を含む座標情報を送信する通信制
    御手段と、前記切替信号を付した位置座標を含む座標情
    報に基づいて少なくとも上書きまたはポインタを表わす
    個別入力画面を生成する個別入力画面生成手段と、共用
    部にて生成された共有画面と前記個別入力画面生成手段
    からの個別入力画面とを重畳して端末用の画面を生成す
    る第1の画像重畳手段と、該第1の画像重畳手段からの
    端末用の画面を表示する端末画面表示手段とをそれぞれ
    備え、前記共用部は、前記座標情報を受信する通信制御
    手段と、該通信制御手段からの座標情報に基づいて少な
    くとも上書きまたはポインタを表わす入力画面を生成す
    る入力画面生成手段と、共用画面の元画面となる提示資
    料画面を生成する提示資料生成手段と、該提示資料生成
    手段からの提示資料画面と前記入力画面生成手段からの
    入力画面とを重畳して共有画面を生成する第2の画像重
    畳手段と、該第2の画像重畳手段からの共有画面をそれ
    ぞれの端末装置に送信する共有画面送信手段とを備えた
    ことを特徴とする共有画面システム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の共有画面システムにお
    いて、前記端末装置の通信制御手段は前記座標情報を記
    憶するバッファを備えることを特徴とする共有画面シス
    テム。
  7. 【請求項7】 請求項5または請求項6に記載の共有画
    面システムにおいて、前記個別入力画面生成手段は、生
    成した個別入力画面を消去する個別入力画面消去手段を
    含むことを特徴とする共有画面システム。
  8. 【請求項8】 複数のユーザにて共有する共有画面に所
    定の操作を行う複数の端末装置と、該端末装置からの操
    作に基づいて共有画面を生成する共用部とから構成され
    る共有画面システムであって、前記複数の端末装置は、
    共有画面に対する少なくとも上書きまたはポインタの操
    作を行うための座標情報を入力する座標入力手段と、該
    座標入力手段からの座標情報の送信および共用部にて生
    成されたディジタル画像形式の共有画面情報を受信する
    通信制御手段と、該通信制御手段にて受信したディジタ
    ル画像形式の共有画面情報から第1の共有画面を生成す
    るディジタル共有画面生成手段と、共用部にて生成され
    たアナログ映像信号の共有画面を第2の共有画面として
    入力する映像信号入力手段と、前記第1の共有画面と前
    記第2の共有画面を合成して端末用の画面を生成する画
    像合成手段と、該画像合成手段からの端末用の画面を表
    示する端末画面表示手段とを備え、前記共用部は、前記
    座標情報の受信と前記ディジタル画像形式の共有画面情
    報の送信を行う通信制御手段と、前記座標情報から少な
    くとも上書きまたはポインタを表わす入力画面を生成す
    る入力画面生成手段と、共有画面の元画面となる提示資
    料画面を生成する提示資料生成手段と、該提示資料生成
    手段からの提示資料と前記入力画面生成手段からの入力
    画面とを重畳して共有画面を生成する画像重畳手段と、
    共有画面をアナログ映像信号として外部に出力する映像
    信号出力手段とを備えたことを特徴とする共有画面シス
    テム。
  9. 【請求項9】 複数のユーザにて共有する共有画面に所
    定の操作を行う複数の端末装置と、該端末装置からの操
    作に基づいて共有画面を生成する共用部とから構成され
    る共有画面システムであって、前記複数の端末装置は、
    共有画面に対する少なくとも上書きまたはポインタの操
    作を行うための座標情報を入力する座標入力手段と、共
    用部からの共有画面の任意の領域を拡大または縮小して
    端末用の画面を生成する拡大縮小手段と、該拡大縮小手
    段からの端末用の画面を表示する端末画面表示手段とを
    それぞれ備えたことを特徴とする共有画面システム。
  10. 【請求項10】 複数のユーザにて共有する共有画面の
    生成および表示ならびに操作を行う複数の端末装置が相
    互に接続された共有画面システムであって、前記複数の
    端末装置は、共有画面の生成を行う共有画面生成手段
    と、共有画面に対する少なくとも上書きまたはポインタ
    の操作を行うための座標情報を入力する座標入力手段
    と、共有画面の任意の領域を拡大または縮小して端末用
    の画面を生成する拡大縮小手段と、該拡大縮小手段から
    の端末用の画面を表示する端末画面表示手段とを備えた
    ことを特徴とする共有画面システム。
  11. 【請求項11】 請求項9または請求項10に記載の共
    有画面システムにおいて、前記複数の端末装置は、前記
    座標入力手段により入力された座標情報を前記端末画面
    の拡大縮小率に応じて座標変換処理を行う座標変換手段
    を備えたことを特徴とする共有画面システム。
  12. 【請求項12】 請求項8ないし請求項11のいずれか
    に記載の共有画面システムにおいて、前記複数の端末装
    置および前記共用部は、端末用の画面の表示形式を定め
    た表示形式情報を外部からの操作指示により設定して記
    録する表示形式設定手段を備えたことを特徴とする共有
    画面システム。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の共有画面システム
    において、前記画像合成手段は前記表示形式設定手段か
    らの表示形式情報に基づいて処理を行うことを特徴とす
    る共有画面システム。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載の共有画面システム
    において、前記拡大縮小手段は前記表示形式設定手段か
    らの表示形式情報に基づいて処理を行うことを特徴とす
    る共有画面システム。
  15. 【請求項15】 請求項12に記載の共有画面システム
    において、前記座標変換手段は前記表示形式設定手段か
    らの表示形式情報に基づいて処理を行うことを特徴とす
    る共有画面システム。
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