JP2000047991A - アプリケーション・ウインドウにアノテーション・データを対応付ける方法及び装置、システム、アプリケーション・ウインドウへのアノテーション・データの対応付けを制御するプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

アプリケーション・ウインドウにアノテーション・データを対応付ける方法及び装置、システム、アプリケーション・ウインドウへのアノテーション・データの対応付けを制御するプログラムを格納した記憶媒体

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JP2000047991A
JP2000047991A JP19548598A JP19548598A JP2000047991A JP 2000047991 A JP2000047991 A JP 2000047991A JP 19548598 A JP19548598 A JP 19548598A JP 19548598 A JP19548598 A JP 19548598A JP 2000047991 A JP2000047991 A JP 2000047991A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アプリケーションを所望の画面位置に表示し
つつ、アプリケーションに対応したアノテーションを行
う。 【解決手段】オペレータによって指定されたアプリケー
ション・ウインドウ上に、透明ウインドウを生成する。
そして、透明ウインドウ上で発生するメッセージの種類
に応じて透明ウインドウにアノテーション描画を行う。
本発明は、遠隔地に存在する他の端末とコラボレーショ
ンを行うに際し利用することができる。コラボレーショ
ン対象となるアプリケーションのウィンドウとそれに対
応する透明ウインドウを双方のシステムにおいて起動さ
せ、透明ウィンドウ上に描画された図形等のデータだけ
を相手側システムに伝送する方式と、コラボレーション
対象のアプリケーションを一方のシステム上でのみ稼働
させ、他方のシステムには、アノテーション・データを
マージしたイメージを送信する方式がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アプリケーション・
ウインドウに画像データを対応付ける方式に関するもの
であり、より詳しくは、あるアプリケーション・ウイン
ドウに対し、オペレータが所望の画像データを関連付け
て表示する方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に示すように従来より、遠隔地に存
在する複数の人間が同じインターネットWeb画面を共有
し、共同作業を行うことを可能にするコラボレーション
技術が存在する(コンタクト・フュージョン(コンタク
ト・フュージョンはIBM社の商標)、PS FEEL
Vol.32 pp13−20 未来電子環境研究所
「PS FEEL」編集室 1998年6月等)。
【0003】しかし、この技術においては、コラボレー
ションを行う双方のシステムにおいて特定のアプリケー
ション(Webブラウザー)123、143の画像をと
り込み、アノテーションデータ125、145とマージ
してアプリケーション・ウインドウ画像として出力する
方式を採用している。このため、既に存在しているWe
bデータを共有すること等を可能にするだけで、コラボ
レーションの相手に応じて動的にデータやその表示アプ
リケーションを共有することはできず、様々なアプリケ
ーションの使用方法を説明したいというユーザの要求を
満足させることができなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、画面
上の物理的な位置ではなく、アプリケーションという意
味のある単位に関連づけを行うことにより、共有してい
るアプリケーション上に直接、書き込みを行うことを可
能にすることにある。
【0005】本発明の他の1つの目的は、使用するアプ
リケーションを所望の画面位置に表示しつつ、コラボレ
ーションを行うに際し、アプリケーションに対応したユ
ーザに判りやすいアノテーションを行うことのできるシ
ステムを提供することにある。
【0006】本発明の他の1つの目的は、使用するアプ
リケーションを画面上、所望の大きさに表示しつつ、コ
ラボレーションを行うに際し、アプリケーションに対応
したユーザに判りやすいアノテーションを行うことので
きるシステムを提供することにある。
【0007】本発明の他の1つの目的は、アプリケーシ
ョンの移動に追随してアノテーションが移動するユーザ
にとって使い勝手のよいシステムを提供することにあ
る。
【0008】本発明の他の1つの目的は、コラボレーシ
ョンを行う最中において、他のアプリケーションの使用
を可能にするシステムを提供することにある。
【0009】本発明の他の一つの目的は、通信システム
への負担が少ないコラボレーション・システムを提供す
ることにある。
【0010】本発明の他の一つの目的は、不要な判断ロ
ジックを削減し、高速処理を可能としたコラボレーショ
ン・システムを提供することにある。
【0011】本発明の他の一つの目的は、実行時に必要
となる資源を削減したコラボレーション・システムを提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】オペレータによって指定
されたアプリケーション・ウインドウ上に、そのアプリ
ケーション・ウインドウの子ウインドウとなる透明ウイ
ンドウを生成する。そして、アプリケーション・ウイン
ドウ領域においてフックを登録し、その領域で発生する
メッセージを検出する。そして、メッセージの種類に応
じてアノテーション描画、アプリケーション・ウィンド
ウ(およびその子孫ウィンドウ)の再描画に伴うアノテ
ーションの再描画、アプリケーション・ウィンドウの大
きさの変更や移動に伴う透明ウインドウの位置、大きさ
の調整を行う。
【0013】また、本発明は、遠隔地に存在する他の端
末とコラボレーションを行うに際し利用することができ
る。そのうちの一形態は、コラボレーション対象となる
アプリケーションのウィンドウとそれに対応する透明ウ
インドウを双方のシステムにおいて起動させ、透明ウィ
ンドウ上に描画された図形等のデータだけを相手側シス
テムに伝送して、相手側システム上の透明ウィンドウで
描画を再現する方式である。他の形態として、コラボレ
ーション対象のアプリケーションは1つのシステム上で
だけ稼働し、他の端末システムには、そのイメージを送
信する方式がある。
【0014】本発明の一態様においては、表示画面と、
前記表示画面上の位置を指定するポインティングデバイ
スとを有し、前記表示画面において複数のアプリケーシ
ョン・ウインドウを表示することのできる表示制御装置
上で実行されるアプリケーション・ウインドウにアノテ
ーション・データを対応付ける方法であって、(a)オ
ペレータ入力に応答してアプリケーション・ウインドウ
を特定する段階と、(b)該特定されたアプリケーショ
ン・ウインドウの手前側に該特定されたアプリケーショ
ン・ウインドウのタイトルバーを除く領域とほぼ同じ領
域において、透過性を有するウインドウを前記特定され
たアプリケーション・ウインドウをペアレント・ウイン
ドウとして生成する段階と、(c)前記透過性を有する
ウインドウ上でのオペレータ入力を監視する段階と、
(d)前記透過性を有するウインドウ上でオペレータ入
力が発生した場合に、前記透過性を有するウインドウに
対しアノテーション・データを生成するためのイベント
であるか否かを判定する段階と、(e)前記透過性を有
するウインドウ上で発生したオペレータ入力がアノテー
ション・データを生成するためのイベントであると判断
された場合に、前記透過性を有するウインドウにおいて
該オペレータ入力に応答したアノテーション・データを
生成する段階と、を含むアプリケーション・ウインドウ
にアノテーション・データを対応付ける方法が提供され
る。
【0015】なお、本願明細書の特許請求の範囲におい
て、「透過性を有するウインドウ」は、後ろにあるウイ
ンドウが識別できる透過性のある部分を含むウインドウ
を意味し、均一に透明なウインドウのみならず、格子や
グリッドの入ったウインドウをも含む概念である。
【0016】本発明の他の一態様においては、他のコン
ピュータ・システムと通信を行うためのインタフェース
と、表示画面と、前記表示画面上の位置を指定するポイ
ンティングデバイスとを有し、前記表示画面において複
数のアプリケーション・ウインドウを表示することので
きる表示制御装置上で実行されるアプリケーション・ウ
インドウにアノテーション・データを対応付ける方法で
あって、(a)他のコンピュータ・システムとセッショ
ンを確立する段階と、(b)アプリケーション・ウイン
ドウの手前側に透過性を有するウインドウを生成する段
階と、(c)該アプリケーション・ウインドウの種類、
ウインドウ・サイズを特定する情報を他のコンピュータ
システムに送信する段階と、(d)前記透過性を有する
ウインドウ上でのオペレータ入力を監視する段階と、
(e)前記透過性を有するウインドウ上でオペレータ入
力が発生した場合に、前記透過性を有するウインドウに
おいて該オペレータ入力に応答したアノテーション・デ
ータを生成する段階と、(f)前記透過性を有するウイ
ンドウ上でオペレータ入力が発生した場合に、該オペレ
ータ入力に応答した図形データを前記他のコンピュータ
システムに送信する段階と、を含むアプリケーション・
ウインドウにアノテーション・データを対応付ける方法
が提供される。
【0017】本発明の他の一態様においては、他のコン
ピュータ・システムと通信を行うためのインタフェース
と、表示画面と、前記表示画面上の位置を指定するポイ
ンティングデバイスとを有し、前記表示画面において複
数のアプリケーション・ウインドウを表示することので
きる表示制御装置上で実行されるアプリケーション・ウ
インドウにアノテーション・データを対応付ける方法で
あって、(a)他のコンピュータ・システムとセッショ
ンを確立する段階と、(b)該アプリケーション・ウイ
ンドウの手前側に透過性を有するウインドウを生成する
段階と、(c)前記透過性を有するウインドウ上でのオ
ペレータ入力を監視する段階と、(d)前記透過性を有
するウインドウ上でオペレータ入力が発生した場合に、
前記透過性を有するウインドウにおいて該オペレータ入
力に応答したアノテーション・データを生成する段階
と、(e)前記透過性を有するウインドウ上でオペレー
タ入力が発生した場合に、前記アプリケーション・ウイ
ンドウの画像データと前記アノテーション・データを前
記他のコンピュータシステムに送信する段階と、を含む
アプリケーション・ウインドウにアノテーション・デー
タを対応付ける方法が提供される。
【0018】本発明の他の一態様においては、表示画面
と、前記表示画面上の位置を指定するポインティングデ
バイスとを有し、前記表示画面において複数のアプリケ
ーション・ウインドウを表示することのできる表示制御
装置上で実行されるアプリケーション・ウインドウにア
ノテーション・データを対応付ける方法であって、
(a)アプリケーション・ウインドウの手前側に透過性
を有するウインドウを生成する段階と、(b)前記透過
性を有するウインドウ上でのオペレータ入力を監視する
段階と、(c)前記透過性を有するウインドウ上でオペ
レータ入力が発生した場合に、前記透過性を有するウイ
ンドウにおいて該オペレータ入力に応答したアノテーシ
ョン・データを生成する段階と、を含むアプリケーショ
ン・ウインドウにアノテーション・データを対応付ける
方法が提供される。
【0019】本発明の他の一態様においては、表示画面
と、前記表示画面上の位置を指定するポインティングデ
バイスとを有し、前記表示画面において複数のアプリケ
ーション・ウインドウを表示することのできる表示制御
装置であって、(a)オペレータ入力に応答して特定さ
れたアプリケーション・ウインドウの手前側に該特定さ
れたアプリケーション・ウインドウのタイトルバーを除
く領域とほぼ同じ領域において、前記特定されたアプリ
ケーション・ウインドウをペアレント・ウインドウとし
て生成された透過性を有するウインドウと、(b)前記
透過性を有するウインドウ上でのオペレータ入力を監視
し、前記透過性を有するウインドウ上でオペレータ入力
が発生した場合に、前記透過性を有するウインドウに対
しアノテーション・データを生成するためのイベントで
あるか否かを判定するウインドウ・プロシージャと、
(c)前記透過性を有するウインドウ上で発生したオペ
レータ入力がアノテーション・データを生成するための
イベントであると判断された場合に、前記透過性を有す
るウインドウにおいて該オペレータ入力に応答したアノ
テーション・データを生成する描画部と、を含む表示制
御装置が提供される。
【0020】本発明の他の一態様においては、他のコン
ピュータ・システムと通信を行うためのインタフェース
と、表示画面と、前記表示画面上の位置を指定するポイ
ンティングデバイスとを有し、前記表示画面において複
数のアプリケーション・ウインドウを表示することので
きる表示制御装置であって、(a)他のコンピュータ・
システムとのセッションを確立するためのインタフェー
スと、(b)アプリケーション・ウインドウの手前側に
生成された透過性を有するウインドウと、(c)該アプ
リケーション・ウインドウの種類、ウインドウ・サイズ
を特定する情報を他のコンピュータシステムに送信する
送信制御部と、(d)前記透過性を有するウインドウ上
でのオペレータ入力を監視するウインドウ・プロシージ
ャと、(e)前記透過性を有するウインドウ上でオペレ
ータ入力が発生した場合に、前記透過性を有するウイン
ドウにおいて該オペレータ入力に応答したアノテーショ
ン・データを生成する描画部とを含み、(f)前記送信
制御部は、さらに前記透過性を有するウインドウ上でオ
ペレータ入力が発生した場合に、該オペレータ入力に応
答した図形データを前記他のコンピュータシステムに送
信することを特徴とする表示制御装置が提供される。
【0021】本発明の他の一態様においては、他のコン
ピュータ・システムと通信を行うためのインタフェース
と、表示画面と、前記表示画面上の位置を指定するポイ
ンティングデバイスとを有し、前記表示画面において複
数のアプリケーション・ウインドウを表示することので
きる表示制御装置であって、(a)他のコンピュータ・
システムとセッションを確立するためのインタフェース
と、(b)アプリケーション・ウインドウの手前側に生
成された透過性を有するウインドウと、(c)前記透過
性を有するウインドウ上でのオペレータ入力を監視する
ウインドウプロシージャと、(d)前記透過性を有する
ウインドウ上でオペレータ入力が発生した場合に、前記
透過性を有するウインドウにおいて該オペレータ入力に
応答したアノテーション・データを生成する描画部と、
(e)前記透過性を有するウインドウ上でオペレータ入
力が発生した場合に、前記アプリケーション・ウインド
ウの画像データと前記アノテーション・データを前記他
のコンピュータシステムに送信する送信制御部と、を含
む表示制御装置が提供される。
【0022】本発明の他の一態様においては、表示画面
と、前記表示画面上の位置を指定するポインティングデ
バイスとを有し、前記表示画面において複数のアプリケ
ーション・ウインドウを表示することのできる表示制御
装置であって、(a)アプリケーション・ウインドウの
手前側に生成された透過性を有するウインドウと、
(b)前記透過性を有するウインドウ上でのオペレータ
入力を監視するウインドウ・プロシージャと、(c)前
記透過性を有するウインドウ上でオペレータ入力が発生
した場合に、前記透過性を有するウインドウにおいて該
オペレータ入力に応答したアノテーション・データを生
成する描画部と、を含む表示制御装置が提供される。
【0023】本発明の他の一態様においては、他のコン
ピュータ・システムと通信を行うためのインタフェース
と、表示画面と、前記表示画面上の位置を指定するポイ
ンティングデバイスとを有し、前記表示画面において複
数のアプリケーション・ウインドウを表示することので
きる第1及び第2の表示制御装置を含むシステムであっ
て、(a−1)第1のアプリケーション・ウインドウの
手前側に生成された第1の透過性を有するウインドウ
と、(a−2)該第1のアプリケーション・ウインドウ
の種類、ウインドウ・サイズを特定する情報を他のコン
ピュータシステムに送信する送信制御部と、(a−3)
前記第1の透過性を有するウインドウ上でのオペレータ
入力を監視する第1のウインドウ・プロシージャと、
(a−4)前記第1の透過性を有するウインドウ上でオ
ペレータ入力が発生した場合に、前記第1の透過性を有
するウインドウにおいて該オペレータ入力に応答したア
ノテーション・データを生成する第1の描画部とを含
み、(a−5)前記送信制御部は、さらに前記第1の透
過性を有するウインドウ上でオペレータ入力が発生した
場合に、該オペレータ入力に応答した図形データを前記
第2の表示制御装置に送信することを特徴とする第1の
表示制御装置と、(b−1)前記第1の表示制御装置か
ら送信されたアプリケーション・ウインドウの種類、ウ
インドウ・サイズを特定する情報に基づいて特定された
アプリケーション・ウインドウの手前側に生成された第
2の透過性を有するウインドウと、(b−2)前記第1
の表示制御装置から送信された図形データを前記第2の
透過性を有するウインドウ上に描画する第2の描画部を
有する第2の表示制御装置と、を含むシステムが提供さ
れる。
【0024】本発明の他の一態様においては、前記第2
の表示制御装置は、前記第2の透過性を有するウインド
ウ上でオペレータ入力が発生した場合に、該オペレータ
入力に応答した図形データを前記第1の表示制御装置に
送信することを特徴とするシステムが提供される。
【0025】本発明の他の一態様においては、他のコン
ピュータ・システムと通信を行うためのインタフェース
と、表示画面と、前記表示画面上の位置を指定するポイ
ンティングデバイスとを有し、前記表示画面において複
数のアプリケーション・ウインドウを表示することので
きる第1及び第2の表示制御装置を含むシステムであっ
て、(a−1)第1のアプリケーション・ウインドウの
手前側に生成された第1の透過性を有するウインドウ
と、(a−2)前記第1の透過性を有するウインドウ上
でのオペレータ入力を監視する第1のウインドウプロシ
ージャと、(a−3)前記第1の透過性を有するウイン
ドウ上でオペレータ入力が発生した場合に、前記透過性
を有するウインドウにおいて該オペレータ入力に応答し
たアノテーション・データを生成する第1の描画部と、
(a−4)前記第1の透過性を有するウインドウ上でオ
ペレータ入力が発生した場合に、前記第1のアプリケー
ション・ウインドウの画像データと前記アノテーション
・データを前記第2の表示制御装置に送信する送信制御
部と、を備える第1の表示制御装置と、(b−1)前記
第1の表示制御装置から送信された前記第1のアプリケ
ーション・ウインドウの画像データと前記アノテーショ
ン・データを表示する第2の表示制御装置と、を含むシ
ステムが提供される。
【0026】本発明の他の一態様においては、前記第2
の表示制御装置は、前記第1の表示制御装置から送信さ
れた前記第1のアプリケーション・ウインドウの画像デ
ータと前記アノテーション・データを第2のアプリケー
ション・ウインドウとして表示し、前記第2のアプリケ
ーション・ウインドウ上で発生したイベント情報を前記
第1の表示制御装置に送信することを特徴とするシステ
ムが提供される。
【0027】本発明の他の一態様においては、表示画面
と、前記表示画面上の位置を指定するポインティングデ
バイスとを有し、前記表示画面において複数のアプリケ
ーション・ウインドウを表示することのできる表示制御
装置上で実行されるアプリケーション・ウインドウにア
ノテーション・データを対応付ける制御プログラムを格
納した記録媒体であって、該制御プログラムは、(a)
オペレータ入力に応答してアプリケーション・ウインド
ウを特定することを前記表示制御装置に指示するための
プログラムコードと、(b)該特定されたアプリケーシ
ョン・ウインドウの手前側に該特定されたアプリケーシ
ョン・ウインドウのタイトルバーを除く領域とほぼ同じ
領域において、透過性を有するウインドウを前記特定さ
れたアプリケーション・ウインドウをペアレント・ウイ
ンドウとし指定して生成することを前記表示制御装置に
指示するためのプログラムコードと、(c)前記透過性
を有するウインドウ上でのオペレータ入力を監視するこ
とを前記表示制御装置に指示するためのプログラムコー
ドと、(d)前記透過性を有するウインドウ上でオペレ
ータ入力が発生した場合に、前記透過性を有するウイン
ドウに対しアノテーション・データを生成するためのイ
ベントであるか否かを判定することを前記表示制御装置
に指示するためのプログラムコードと、(e)前記透過
性を有するウインドウ上で発生したオペレータ入力がア
ノテーション・データを生成するためのイベントである
と判断された場合に、前記透過性を有するウインドウに
おいて該オペレータ入力に応答したアノテーション・デ
ータを生成することを前記表示制御装置に指示するため
のプログラムコードと、を含む記憶媒体が提供される。
【0028】本発明の他の一態様においては、他のコン
ピュータ・システムと通信を行うためのインタフェース
と、表示画面と、前記表示画面上の位置を指定するポイ
ンティングデバイスとを有し、前記表示画面において複
数のアプリケーション・ウインドウを表示することので
きる表示制御装置上で実行されるアプリケーション・ウ
インドウにアノテーション・データを対応付ける制御プ
ログラムを格納した記録媒体であって、該制御プログラ
ムは、(a)他のコンピュータ・システムとセッション
を確立することを前記表示制御装置に指示するためのプ
ログラムコードと、(b)該アプリケーション・ウイン
ドウの手前側に透過性を有するウインドウを生成するこ
とを前記表示制御装置に指示するためのプログラムコー
ドと、(c)該アプリケーション・ウインドウの種類、
ウインドウ・サイズを特定する情報を他のコンピュータ
システムに送信することを前記表示制御装置に指示する
ためのプログラムコードと、(d)前記透過性を有する
ウインドウ上でのオペレータ入力を監視することを前記
表示制御装置に指示するためのプログラムコードと、
(e)前記透過性を有するウインドウ上でオペレータ入
力が発生した場合に、前記透過性を有するウインドウに
おいて該オペレータ入力に応答したアノテーション・デ
ータを生成することを前記表示制御装置に指示するため
のプログラムコードと、(f)前記透過性を有するウイ
ンドウ上でオペレータ入力が発生した場合に、該オペレ
ータ入力に応答した図形データを前記他のコンピュータ
システムに送信することを前記表示制御装置に指示する
ためのプログラムコードと、を含む記憶媒体が提供され
る。
【0029】本発明の他の一態様においては、他のコン
ピュータ・システムと通信を行うためのインタフェース
と、表示画面と、前記表示画面上の位置を指定するポイ
ンティングデバイスとを有し、前記表示画面において複
数のアプリケーション・ウインドウを表示することので
きる表示制御装置上で実行されるアプリケーション・ウ
インドウにアノテーション・データを対応付ける制御プ
ログラムを格納した記録媒体であって、該制御プログラ
ムは、(a)他のコンピュータ・システムとセッション
を確立することを前記表示制御装置に指示するためのプ
ログラムコードと、(b)該アプリケーション・ウイン
ドウの手前側に透過性を有するウインドウを生成するこ
とを前記表示制御装置に指示するためのプログラムコー
ドと、(c)前記透過性を有するウインドウ上でのオペ
レータ入力を監視することを前記表示制御装置に指示す
るためのプログラムコードと、(d)前記透過性を有す
るウインドウ上でオペレータ入力が発生した場合に、前
記透過性を有するウインドウにおいて該オペレータ入力
に応答したアノテーション・データを生成することを前
記表示制御装置に指示するためのプログラムコードと、
(e)前記透過性を有するウインドウ上でオペレータ入
力が発生した場合に、前記アプリケーション・ウインド
ウの画像データと前記アノテーション・データを前記他
のコンピュータシステムに送信することを前記表示制御
装置に指示するためのプログラムコードと、を含む記憶
媒体が提供される。
【0030】本発明の他の一態様においては、表示画面
と、前記表示画面上の位置を指定するポインティングデ
バイスとを有し、前記表示画面において複数のアプリケ
ーション・ウインドウを表示することのできる表示制御
装置上で実行されるアプリケーション・ウインドウにア
ノテーション・データを対応付ける制御プログラムを格
納した記録媒体であって、該制御プログラムは、(a)
該アプリケーション・ウインドウの手前側に透過性を有
するウインドウを生成することを前記表示制御装置に指
示するためのプログラムコードと、(b)前記透過性を
有するウインドウ上でのオペレータ入力を監視すること
を前記表示制御装置に指示するためのプログラムコード
と、(c)前記透過性を有するウインドウ上でオペレー
タ入力が発生した場合に、前記透過性を有するウインド
ウにおいて該オペレータ入力に応答したアノテーション
・データを生成することを前記表示制御装置に指示する
ためのプログラムコードと、を含む記憶媒体。
【0031】
【実施例】A.ハードウエア構成 図1は、本発明の表示制御装置100を実施するための
ハードウェア構成の概観図である。表示制御装置100
は、中央処理装置(CPU)1とメモリ4とを含んでい
る。CPU1とメモリ4は、バス2等を介して、補助記
憶装置としてのハードディスク装置13、31とを接続
してある。フロッピーディスク装置(またはMO28、
CD−ROM26、29等の媒体駆動装置26、28、
29、30)20はフロッピーディスクコントローラ
(またはIDEコントローラ25、SCSIコントロー
ラ27等の各種コントローラ)19を介してバス2へ接
続されている。
【0032】フロッピーディスク装置(またはMO、C
D−ROM等の媒体駆動装置26、28、29、30)
20には、フロッピーディスク(またはMO、CD−R
OM等の媒体)が挿入され、このフロッピーディスク等
やハードディスク装置13、ROM14等の記憶媒体に
は、オペレーティングシステムと協働してCPU等に命
令を与え、本発明を実施するためのコンピュータ・プロ
グラムのコードを記録することができ、メモリ4にロー
ドされることによって実行される。このコンピュータ・
プログラムのコードは圧縮し、または、複数に分割し
て、複数の媒体にまたがって記録することもできる。
【0033】表示制御装置100は更に、ユーザ・イン
ターフェース・ハードウェアを備えたシステムとするこ
とができ、ユーザ・インターフェース・ハードウェアと
しては、例えば、画面位置情報を入力をするためのポイ
ンティング・デバイス(マウス、ジョイスティック、ト
ラックボール等)7、キー入力をサポートするキーボー
ド6や、イメージデータをユーザに提示するためのディ
スプレイ11、12がある。また、スピーカ23は、オ
ーディオ・コントローラ21から音声信号を、アンプ2
2を介して受領し、音声として出力する。
【0034】本発明の表示制御装置100は、シリアル
ポート15およびモデムまたは、トークンリング等の通
信アダプタ18等を介して、他のコンピュータ等と通信
を行うことができる。
【0035】本発明は、通常のパーソナルコンピュータ
(PC)やワークステーション、テレビやFAX等の各
種家電製品に組み込まれたコンピュータ又はこれらの組
合せによって実施可能である。ただし、これらの構成要
素は例示であり、その全ての構成成要素が本発明の必須
の構成要素となるわけではない。特に、本発明は、アプ
リケーションのウインドウ上にアノテーションを行うも
のであるため、シリアルポート15、通信アダプタカー
ド18、オーディオ・コントローラ21、アンプ22、
スピーカ23等の構成要素は本発明の一態様においては
必須のものではない。
【0036】オペレーティング・システムとしては、W
indows(マイクロソフトの商標)、AIX(IB
Mの商標)上のX−WINDOWシステム(Xコンソー
シアムの商標)などの、標準でGUIマルチウインドウ
環境をサポートするものが望ましいが、特定のオペレー
ティング・システム環境に限定されるものではない。
【0037】また、図1は、スタンド・アロン環境のシ
ステムを示しているが、クライアント/サーバ・システ
ムとして本発明を実現し、クライアント・マシンは、サ
ーバ・マシンに対して、イーサネット、トークン・リン
グなどでLAN接続し、サーバ・マシン側には、後述す
る描画部、描画制御部等を配置し、その他の機能をクラ
イアント・マシン側に配置してもよい。このように、サ
ーバ・マシン側とクライアント・マシン側にどのような
機能を配置するかは設計に際し自由に変更できる事項で
あり、複数のマシンを組合せ、それらにどのような機能
を配分し、実施するか等の種々の変更は本発明の思想に
包含される概念である。
【0038】B.システム構成 次に、図2のブロック図を参照して、本発明のシステム
構成について説明する。本発明の好適な実施例において
は、表示制御システム100には、対象アプリケーショ
ン201、オペレーティング・システム203、透明ウ
インドウ205、ウインドウ・プロシージャ207、描
画部209、描画制御部211、フック213、入出力
制御部215、イベント判定部217、サイズ調整部2
19、再描画制御部221、表示制御部223及び、描
画パラメータ225が含まれている。
【0039】対象アプリケーション201は、アノテー
ションを行う対象となるアプリケーションである。オペ
レーティング・システム203は、後述する透明ウイン
ドウ205やフック213等を生成し、また、入力され
た信号を解釈し、所定のアプリケーションにウインドウ
メセージとして出力を行う。
【0040】透明ウインドウ205は、オペレータ入力
に応答して、アノテーション・データの出力表示を行
う。ウインドウ・プロシージャ207は、透明ウインド
ウ205で発生した描画イベントを取得する。
【0041】描画制御部211は、ウインドウ・プロシ
ージャ207が取得した描画イベントを解釈し、所定期
間の座標変化データ等を取得する。描画部209は、描
画制御部211で解釈された座標変化データに基づいて
アノテーション・データ(ポリーライン等)を生成す
る。
【0042】フック213は、対象アプリケーションの
ウインドウ上で発生するイベントを取得する。入出力制
御部215は、マウス等のポインティングデバイスから
の信号を制御する。イベント判定部217は、入力され
たイベントの内容を解釈し、その種類を判別する。
【0043】サイズ調整部219は、透明ウインドウ2
05のサイズを対象アプリケーション201のウインド
ウ・サイズに適合するように調整する。再描画制御部2
21は、対象アプリケーション201の再描画が行われ
た後に透明ウインドウ205が再描画されるように制御
を行う。
【0044】表示制御部225は、透明ウインドウ20
5の生成、消滅を制御する。描画パラメータ225は、
描画パラメータの変更を制御する。インタフェース23
1は、他のコンピュータシステムと通信を行うためのイ
ンタフェースである。
【0045】受信制御部233は、取得したデータが他
のコンピュータから送信された座標変化データを含むデ
ータであるか否かを判別し、座標変化データを含むデー
タである場合には、描画部209に、座標変化データを
渡す。この受信制御部233には、データ圧縮解凍機能
や暗号データ復号化機能等を持たせてもよい。
【0046】送信制御部235は、所定時間毎アノテー
ションが行われたか否かを監視し、アノテーションが行
われた場合には描画部209から描画パラメータ情報
を、描画制御部211から座標変化データを取得し、他
のコンピュータに送信する。この送信制御部235に
は、データ圧縮機能、暗号化機能等を持たせてもよい。
【0047】以上、図2に示す各機能ブロックを説明し
たが、これらの機能ブロックは、論理的機能ブロックで
あり、各々1つのまとまりを持ったハードウエアやソフ
トウエアによって実現されることを意味するのではな
く、複合し、または共通したハードウエアやソフトウエ
アによって実現可能である。
【0048】C.動作説明 C−1.透明ウインドウの生成 図3は、本発明の好適な実施例におけるユーザインタフ
ェースの一例である。ウインドウ300は、アプリケー
ション・ウインドウであり、ウインドウ350は、アノ
テーション制御ウインドウである。
【0049】本発明の好適な実施例においてアノテーシ
ョン制御ウインドウ350には、接続先エントリ35
5、接続ボタン357、切断ボタン359、アノテーシ
ョン終了ボタン361、アノテーション開始ボタン36
5、線種指定アイコン371〜377、色彩指定アイコ
ン381〜388、クリアボタン391、図形呼び出し
ボタン393が配置されている。
【0050】接続先エントリ355は、接続先を特定す
るためのエントリであり、接続先のアドレス等が入力さ
れる。なお、このエントリ355は、キーボードによる
入力のみならず、予め登録されているアドレスをプルダ
ウンメニュを選択することによっても指定可能である。
【0051】接続ボタン357は、接続先エントリで指
定されたコンピュータシステムへの接続動作を開始する
ためのボタンである。切断ボタン359は、他のコンピ
ュータシステムとの接続を切断するためのボタンであ
る。アノテーション終了ボタン361は、アノテーショ
ンモードを解除し、透明ウインドウ205等を消去する
ためのボタンである。アノテーション開始ボタン365
は、アノテーションモードに切り換え、透明ウインドウ
等を生成するためのボタンである。本発明の好適な実施
例において、アノテーション開始ボタン365がクリッ
クされると、マウスポインタはペンの形状に変化し、ア
ノテーション終了ボタン361がクリックされると、マ
ウスポインタは元の形状に戻るようになっている。
【0052】線種指定アイコン371〜377は、アノ
テーションを行うに際し、使用する線の太さを指定する
ためのアイコンである。色彩指定アイコン381〜38
8は、アノテーションを行うに際し、使用する線の色を
指定するためのアイコンである。
【0053】クリアボタン391は、現在指定したアノ
テーション制御ウインドウの指定を初期状態に設定し直
すためのボタンである。図形呼び出しボタン393は、
図形パレット(図示せず)を呼び出すためのボタンであ
る。オペレータは、図形パレットにおいて、矩形、楕円
形等、所望の図形を指定し、透明ウインドウにその図形
を描画することもできる。
【0054】イレーザ(消しゴム)アイコン395は、
すでに行ったアノテーションを消去するためのボタンで
ある。本発明の好適な実施例において、イレーザ・アイ
コン395がクリックされるとマウスポインタは消しゴ
ムの形状に変化し、アノテーション開始ボタン365、
線種指定アイコン371〜377、図形パレットがクリ
ックされることにより、イレーザモードが解除される。
【0055】本発明の好適な実施例において、オペレー
タは、アプリケーション選択プルダウン・ウインドウ3
63によって、(起動している、起動可能な、あるいは
予め登録されたなどの)コラボレーションの候補となる
アプリケーションのリストから、所望のアプリケーショ
ンを選択し、コラボレーション作業を開始することがで
きる。そして、コラボレーション作業中にアノテーショ
ンが必要になった場合、オペレータは、アノテーション
開始ボタン365をクリックし、必要でなくなった場合
に、アノテーション終了ボタン361をクリックする。
前述のように、アノテーション開始ボタン365がクリ
ックされると、アプリケーション・ウィンドウ201を
ペアレント・ウィンドウとした透明ウィンドウ205を
生成され、、アノテーション終了ボタン361がクリッ
クされると、透明ウィンドウ205が終了する。本発明
の好適な実施例において、透明ウインドウ205が稼働
している間、マウス・ポインタは、透明ウインドウ20
5上でのみペンの形状に変化するので、オペレータは、
アプリケーション・ウインドウ300上に透明ウインド
ウ205が形成されたことを認識でき、また、透明ウイ
ンドウ205の領域も確認することができる。
【0056】また、本発明の他の好適な実施例において
は、アプリケーション選択ボタンがオペレータによって
クリックされると、マウス・ポインタが特別な形状イン
テリジェント・カーソルに変化する。このインテリジェ
ント・カーソルには、オペレータに対しコラボレーショ
ンを行うことを希望するアプリケーション上でドロップ
することを指示する表示が含まれている。そして、イン
テリジェント・カーソルが、アプリケーション・ウィン
ドウ300上でドロップされると、そのメッセージがオ
ペレーティングシステムを介してコレボレーション機能
に通知され、アプリケーション・ウィンドウ201が選
択される。
【0057】このとき、表示制御部225は、オペレー
ティングシステム203から対象アプリケーション20
1の(タイトルバーを含まない)ウィンドウ位置、ウイ
ンドウ・サイズの情報を取得し、透明ウィンドウ205
の位置と大きさを対象アプリケーション201のウィン
ドウに一致させ、対象アプリケーションのチャイルド・
ウィンドウの内で最も上(Z順で上、あるいはユーザー
からみて最も手前)に表示されるようにする。
【0058】さらに、オペレーティングシステム203
に対してフック213を登録し、対象アプリケーション
201へのメッセージを監視する状態を設定する。ま
た、後述の再描画で使用するため、オペレーティングシ
ステム203のタイマー機能を対象アプリケーション2
01に設定する。
【0059】C−2.イベントの処理 図4は、本発明の好適な実施例におけるイベントの処理
手順を示す図である。まず、対象アプリケーション20
1で描画が発生、あるいは大きさが変更されると、オペ
レーティングシステム203でメッセージが発生する
(ブロック403)。このメッセージは、再び対象アプ
リケーション201に渡される。このときフック213
は、このメッセージを取得し、イベント判定部217に
渡す(ブロック405)。イベント判定部217は、こ
のメッセージが監視対象イベントであるかどうかを判定
する(ブロック407)。イベント判定部217は、イ
ベントの内容が描画であると判断した場合には、再描画
制御部221にそのイベントを渡す(ブロック40
9)。また、イベント判定部217は、イベントの内容
が大きさの変更であった場合にはサイズ調整部219に
そのイベントを渡す(ブロック411、413)。
【0060】イベントを受領した再描画制御部221で
は、透明ウィンドウ205の内容の再描画が必要になっ
たことを描画部209に通知する。なお、対象アプリケ
ーション201の再描画は、フック213からオペレー
ティングシステム203に復帰してメッセージがアプリ
ケーション201に渡されてから行われる。このため、
透明ウィンドウ205の再描画は、再描画が必要である
状態を再描画制御部221がフラグで記憶しておき、オ
ペレーティングシステム203のタイマーイベントが発
生した際に描画部209による描画が行われるようにす
ることにより、アプリケーション201の描画の後で透
明ウィンドウ205の描画が行われるようにしている。
【0061】この一方、サイズ変更の場合は、サイズ調
整部219は、対象アプリケーション201のウィンド
ウの新たなサイズ情報をオペレーティング・システム2
03より取得し、透明ウィンドウ205のサイズを変更
する。このとき、透明ウインドウ203は、対象アプリ
ケーション201のチルドレン・ウインドウの中で最も
上に表示されるように設定される。
【0062】なお、透明ウィンドウ205を対象アプリ
ケーション201のウィンドウのチャイルド・ウインド
ウとして作成するため、対象アプリケーション201の
ウィンドウを移動した場合、透明ウィンドウ205自体
もオペレーティングシステム203によって移動され
る。
【0063】オペレータがポインティングデバイスによ
って、透明ウインドウ205上の描画(アノテーショ
ン)を要求した場合には、オペレーティングシステム2
03の働きによって、入力デバイスからのイベントを通
知するメッセージが透明ウィンドウ205のウィンドウ
プロシージャ207に渡される。ウィンドウプロシージ
ャ207ではイベントをアノテーションを行うべきイベ
ントであると判定し、描画制御部211に通知する。ア
ノテーションを行うべきイベントであるか否かの判定
は、例えば、マウスの場合には、左ボタンを押した場合
にアノテーションの開始、左ボタンを離した場合にアノ
テーションの終了、左ボタンを押したまま移動した場合
にアノテーションを行うと判定する。
【0064】描画制御部211ではイベントに応じて描
画データを更新する。具体的には、描画制御部は、ウイ
ンドウ・プロシージャ207が取得した描画イベント
(アノテーション・イベント)を解釈し、所定期間毎の
座標変化データ等を取得する。フリーハンドで線を描く
場合には、描画部209は、描画制御部211で解釈さ
れた座標変化データに基づいて、ごく短い線分データの
集合であるアノテーション・データ(ポリライン)を生
成する。矩形等の所定の図形データの場合には、対角位
置の2点の座標等、その図形を定義するためのデータが
生成される。描画部209では、描画制御部211ある
いは再描画制御部221からの通知に基づいて、現在描
画されているべきデータを更新、あるいは再描画する。
【0065】C−3.コラボレーション 本発明は、遠隔地に存在する他の端末とコラボレーショ
ンを行うに際し利用することができる。そのうちの一形
態は、コラボレーション対象となるアプリケーションの
ウィンドウとそれに対応する透明ウインドウを双方のシ
ステムにおいて起動させ、透明ウィンドウ上に描画され
た図形等のデータだけを相手側システムに伝送して、相
手側システム上の透明ウィンドウで描画を再現する方式
(図5)である。他の形態として、コラボレーション対
象のアプリケーションは1つのシステム上でだけ稼働
し、他の端末システムには、そのイメージを送信する方
式(図6)がある。
【0066】C−3−1.透明ウィンドウをコラボレー
ションを行う2つのシステムの双方で使用する方式 この形態では、コラボレーション対象となるアプリケー
ション201のウィンドウは、(例えばコラボレーショ
ン機能がアプリケーションを起動するといった操作によ
って)両方のシステムにおいてコラボレーションを行う
アプリケーションの種類や、使用するファイルが予め限
定されている。
【0067】具体的には、図3において、主局のオペレ
ータが接続先エントリ355に接続先のアドレスを入力
し、接続ボタン357を押すと、他のコンピュータシス
テムとのセッションが確立する(他のコンピュターシス
テムが接続を拒否した場合にはセッションは確立しな
い)。そして、セッションが確立した後に、主局コンピ
ュータにおいて、アプリケーション選択プルダウン・ウ
インドウ363によって、(起動している、起動可能
な、あるいは予め登録されたなどの)コラボレーション
の候補となるアプリケーションのリストから、所望のア
プリケーションを選択し、コラボレーション作業を開始
することができる。このとき、主局側でそのアプリケー
ションの種類、使用しているあるいは使用するファイル
名(例えば、サーバ上のファイルのように主局側、他局
側ともにアクセスできるファイル)とウインドウ・サイ
ズ(位置及び大きさ)が取得され、他のコンピュータシ
ステムに送信される。
【0068】これを取得した他のコンピュータシステム
は、そのアプリケーションや、ファイルが利用可能であ
るか等のチェックを行い、利用可能であった場合には、
そのアプリケーションを指定されたウインドウサイズに
おいて起動する。アプリケーション・ウインドウのサイ
ズ変更の情報は双方で監視され、そのイベントが発生す
ると、他のシステムに通知し、それに基づくウインドウ
サイズの変更を行い、常にウインドウサイズの同期を取
っている。そして、何れかのコンピュータシステムにお
いてアノテーション開始ボタン365がクリックされる
と、双方のシステムのアプリケーション・ウインドウで
透明ウインドウ205が生成され、アノテーションが行
われる。
【0069】なお、本発明の好適な実施例の一態様にお
いて、他局側に対応するアプリケーションやファイルが
存在しない場、そのアプリケーションやファイルを主局
から他のコンピュータシステム側へ送信することもでき
る。
【0070】そして、透明ウィンドウ上に描画されたア
ノテーション・データ(線分/図形等のデータ)だけを
相手側システムに伝送して、相手側システム上の透明ウ
ィンドウで描画を再現する。転送は、片方向でも双方向
でも可能である。なお、本発明の好適な実施例の一態様
において、他局側でのアノテーションを選択的に禁止
し、自局側だけアプリケーションが行えるモードに設定
することもできる。
【0071】何れかの局でアノテーションが行われる
と、図形データのみが他局に転送される。この図形デー
タは、たとえば矩形では対角位置の2点の座標、フリー
ハンドで線を描く場合には、連続した点の座標群といっ
たアノテーション図形を定義するためのデータである。
この方式において、図2の受信制御部233は、他のコ
ンピュータシステムからの図形データを監視し、図形デ
ータを取得した場合には、描画部209に、図形データ
を渡す。
【0072】送信制御部235は、所定時間毎アノテー
ションが行われたか否かを監視し、アノテーションが行
われた場合には描画部209から描画パラメータ情報
を、描画制御部211から座標変化データを取得し、他
のコンピュータに送信する。この送信制御部235に
は、データ圧縮機能、暗号化機能等を持たせてもよい。
【0073】C−3−2.イメージ転送方式 この方式においては、コラボレーション対象のアプリケ
ーションは1つのシステム上でだけ稼働し、他のシステ
ムのユーザーはそのイメージを見ているという形態で動
作する。この形態においては、アプリケーションが稼働
しているシステムにおいてアプリケーションが表示する
イメージを取得し、(一般には圧縮して)他のシステム
に転送する。この方式は、「C−3−1.透明ウィンド
ウをコラボレーションを行う2つのシステムの双方で使
用する方式」に比べ、送信すべきデータ量が増加する点
で劣るが、2つのシステムで、(共通のファイルにアク
セスする)共通のアプリケーションを双方で同期を取っ
て稼働させることが必要なく、任意のアプリケーション
・ウインドウでコラボレーション(アノテーション)を
行える点で優れる。このため、図3に示したアプリケー
ションを選択するためのプルダウン・メニュー363の
形式ではなく、コラボレーション開始アイコン(図示せ
ず)を所望のアプリケーションにドロップする形式によ
ってコラボレーションを開始することも可能である。
【0074】具体的には、図2の送信制御部235は、
描画部209や描画制御部211から送信データを受領
するのではなく、透明ウインドウ205や対象アプリケ
ーション201から画像データを受領し、それを合成
し、送信データとすることにより実施可能である。
【0075】他のコンピュータシステムではそのイメー
ジを表示するウィンドウを表示し、あたかもアプリケー
ションが稼働しているかのように表示する。また、他の
コンピュータシステムにおいて、表示ウィンドウでイベ
ントが発生した場合、この発生したイベントを取得して
アプリケーションが稼働しているシステムに転送する。
そして、アプリケーションに対してイベントを発生させ
ることにより、双方向のコラボレーションが可能とな
る。表示ウィンドウへのイベントを取得しなければ、片
方向のコラボレーションとなる。この方式においても他
局側でのアノテーションを選択的に禁止し、自局側だけ
アプリケーションが行えるモードに設定することもでき
る。
【0076】この形態で透明ウィンドウを使用する場合
には、 1)基本イメージを取得して転送した後に、透明ウィン
ドウをかぶせ、透明ウィンドウに描画されている図形デ
ータだけを転送して、表示ウィンドウのイメージに追加
描画する方式と
【0077】2)透明ウィンドウを対象アプリケーショ
ンにかぶせて描画を行い、描画を含めた最終的なイメー
ジを取得して転送する方式(この場合には、イメージと
しての差分をとる等の圧縮方式を使用する)が考えられ
る。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザは、画面上の物理的な位置ではなく、アプリケー
ションという意味のある単位に関連づけを行うことによ
り、使用するアプリケーションを所望の画面位置に表示
しつつ、アプリケーションに対応したユーザに判りやす
いアノテーションを行うことがが可能になる。
【0079】
【図面の簡単な説明】
【図1】 ハードウェア構成を示すブロック図である。
【図2】 処理要素のブロック図である。
【図3】 本発明の好適な実施例におけるユーザインタ
フェースの一例を示す図である。
【図4】 本発明の好適な実施例におけるイベントの処
理手順を示す図である。
【図5】 本発明の好適な実施例における透明ウィンド
ウをコラボレーションを行う2つのシステムの双方で使
用する方式を示す図である。
【図6】 本発明の好適な実施例におけるイメージ転送
方式を採用したときのコラボレーションの態様を説明す
る図である。
【図7】 従来のコラボレーションシステムを説明する
図である。
【符号の説明】
201 対象アプリケーション 203 オペレーティング・システム 205 透明ウインドウ 207 ウインドウ・プロシージャ 209 描画部 211 描画制御部 213 フック 215 入出力制御部 217 イベント判定部 219 サイズ調整部 221 再描画制御部 223 描画パラメータ制御部 225 表示制御部 231 インタフェース 233 受信制御部 235 送信制御部
フロントページの続き Fターム(参考) 5B085 AC03 BG07 CE07 5B089 GA21 GB03 JA16 JB03 JB22 KA01 KG03 LB07 LB14 (54)【発明の名称】 アプリケーション・ウインドウにアノテーション・データを対応付ける方法及び装置、システ ム、アプリケーション・ウインドウへのアノテーション・データの対応付けを制御するプログラ ムを格納した記憶媒体

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示画面と、前記表示画面上の位置を指定
    するポインティングデバイスとを有し、前記表示画面に
    おいて複数のアプリケーション・ウインドウを表示する
    ことのできる表示制御装置上で実行されるアプリケーシ
    ョン・ウインドウにアノテーション・データを対応付け
    る方法であって、 (a)オペレータ入力に応答してアプリケーション・ウ
    インドウを特定する段階と、 (b)該特定されたアプリケーション・ウインドウの手
    前側に該特定されたアプリケーション・ウインドウのタ
    イトルバーを除く領域とほぼ同じ領域において、透過性
    を有するウインドウを前記特定されたアプリケーション
    ・ウインドウをペアレント・ウインドウとして生成する
    段階と、 (c)前記透過性を有するウインドウ上でのオペレータ
    入力を監視する段階と、 (d)前記透過性を有するウインドウ上でオペレータ入
    力が発生した場合に、前記透過性を有するウインドウに
    対しアノテーション・データを生成するためのイベント
    であるか否かを判定する段階と、 (e)前記透過性を有するウインドウ上で発生したオペ
    レータ入力がアノテーション・データを生成するための
    イベントであると判断された場合に、前記透過性を有す
    るウインドウにおいて該オペレータ入力に応答したアノ
    テーション・データを生成する段階と、 を含むアプリケーション・ウインドウにアノテーション
    ・データを対応付ける方法。
  2. 【請求項2】他のコンピュータ・システムと通信を行う
    ためのインタフェースと、表示画面と、前記表示画面上
    の位置を指定するポインティングデバイスとを有し、前
    記表示画面において複数のアプリケーション・ウインド
    ウを表示することのできる表示制御装置上で実行される
    アプリケーション・ウインドウにアノテーション・デー
    タを対応付ける方法であって、 (a)他のコンピュータ・システムとセッションを確立
    する段階と、 (b)アプリケーション・ウインドウの手前側に透過性
    を有するウインドウを生成する段階と、 (c)該アプリケーション・ウインドウの種類、ウイン
    ドウ・サイズを特定する情報を他のコンピュータシステ
    ムに送信する段階と、 (d)前記透過性を有するウインドウ上でのオペレータ
    入力を監視する段階と、 (e)前記透過性を有するウインドウ上でオペレータ入
    力が発生した場合に、前記透過性を有するウインドウに
    おいて該オペレータ入力に応答したアノテーション・デ
    ータを生成する段階と、 (f)前記透過性を有するウインドウ上でオペレータ入
    力が発生した場合に、該オペレータ入力に応答した図形
    データを前記他のコンピュータシステムに送信する段階
    と、 を含むアプリケーション・ウインドウにアノテーション
    ・データを対応付ける方法。
  3. 【請求項3】他のコンピュータ・システムと通信を行う
    ためのインタフェースと、表示画面と、前記表示画面上
    の位置を指定するポインティングデバイスとを有し、前
    記表示画面において複数のアプリケーション・ウインド
    ウを表示することのできる表示制御装置上で実行される
    アプリケーション・ウインドウにアノテーション・デー
    タを対応付ける方法であって、 (a)他のコンピュータ・システムとセッションを確立
    する段階と、 (b)該アプリケーション・ウインドウの手前側に透過
    性を有するウインドウを生成する段階と、 (c)前記透過性を有するウインドウ上でのオペレータ
    入力を監視する段階と、 (d)前記透過性を有するウインドウ上でオペレータ入
    力が発生した場合に、前記透過性を有するウインドウに
    おいて該オペレータ入力に応答したアノテーション・デ
    ータを生成する段階と、 (e)前記透過性を有するウインドウ上でオペレータ入
    力が発生した場合に、前記アプリケーション・ウインド
    ウの画像データと前記アノテーション・データを前記他
    のコンピュータシステムに送信する段階と、 を含むアプリケーション・ウインドウにアノテーション
    ・データを対応付ける方法。
  4. 【請求項4】表示画面と、前記表示画面上の位置を指定
    するポインティングデバイスとを有し、前記表示画面に
    おいて複数のアプリケーション・ウインドウを表示する
    ことのできる表示制御装置上で実行されるアプリケーシ
    ョン・ウインドウにアノテーション・データを対応付け
    る方法であって、 (a)アプリケーション・ウインドウの手前側に透過性
    を有するウインドウを生成する段階と、 (b)前記透過性を有するウインドウ上でのオペレータ
    入力を監視する段階と、 (c)前記透過性を有するウインドウ上でオペレータ入
    力が発生した場合に、前記透過性を有するウインドウに
    おいて該オペレータ入力に応答したアノテーション・デ
    ータを生成する段階と、 を含むアプリケーション・ウインドウにアノテーション
    ・データを対応付ける方法。
  5. 【請求項5】表示画面と、前記表示画面上の位置を指定
    するポインティングデバイスとを有し、前記表示画面に
    おいて複数のアプリケーション・ウインドウを表示する
    ことのできる表示制御装置であって、 (a)オペレータ入力に応答して特定されたアプリケー
    ション・ウインドウの手前側に該特定されたアプリケー
    ション・ウインドウのタイトルバーを除く領域とほぼ同
    じ領域において、前記特定されたアプリケーション・ウ
    インドウをペアレント・ウインドウとして生成された透
    過性を有するウインドウと、 (b)前記透過性を有するウインドウ上でのオペレータ
    入力を監視し、前記透過性を有するウインドウ上でオペ
    レータ入力が発生した場合に、前記透過性を有するウイ
    ンドウに対しアノテーション・データを生成するための
    イベントであるか否かを判定するウインドウ・プロシー
    ジャと、 (c)前記透過性を有するウインドウ上で発生したオペ
    レータ入力がアノテーション・データを生成するための
    イベントであると判断された場合に、前記透過性を有す
    るウインドウにおいて該オペレータ入力に応答したアノ
    テーション・データを生成する描画部と、 を含む表示制御装置。
  6. 【請求項6】他のコンピュータ・システムと通信を行う
    ためのインタフェースと、表示画面と、前記表示画面上
    の位置を指定するポインティングデバイスとを有し、前
    記表示画面において複数のアプリケーション・ウインド
    ウを表示することのできる表示制御装置であって、 (a)他のコンピュータ・システムとのセッションを確
    立するためのインタフェースと、 (b)アプリケーション・ウインドウの手前側に生成さ
    れた透過性を有するウインドウと、 (c)該アプリケーション・ウインドウの種類、ウイン
    ドウ・サイズを特定する情報を他のコンピュータシステ
    ムに送信する送信制御部と、 (d)前記透過性を有するウインドウ上でのオペレータ
    入力を監視するウインドウ・プロシージャと、 (e)前記透過性を有するウインドウ上でオペレータ入
    力が発生した場合に、前記透過性を有するウインドウに
    おいて該オペレータ入力に応答したアノテーション・デ
    ータを生成する描画部とを含み、 (f)前記送信制御部は、さらに前記透過性を有するウ
    インドウ上でオペレータ入力が発生した場合に、該オペ
    レータ入力に応答した図形データを前記他のコンピュー
    タシステムに送信することを特徴とする表示制御装置。
  7. 【請求項7】他のコンピュータ・システムと通信を行う
    ためのインタフェースと、表示画面と、前記表示画面上
    の位置を指定するポインティングデバイスとを有し、前
    記表示画面において複数のアプリケーション・ウインド
    ウを表示することのできる表示制御装置であって、 (a)他のコンピュータ・システムとセッションを確立
    するためのインタフェースと、 (b)アプリケーション・ウインドウの手前側に生成さ
    れた透過性を有するウインドウと、 (c)前記透過性を有するウインドウ上でのオペレータ
    入力を監視するウインドウプロシージャと、 (d)前記透過性を有するウインドウ上でオペレータ入
    力が発生した場合に、前記透過性を有するウインドウに
    おいて該オペレータ入力に応答したアノテーション・デ
    ータを生成する描画部と、 (e)前記透過性を有するウインドウ上でオペレータ入
    力が発生した場合に、前記アプリケーション・ウインド
    ウの画像データと前記アノテーション・データを前記他
    のコンピュータシステムに送信する送信制御部と、 を含む表示制御装置。
  8. 【請求項8】表示画面と、前記表示画面上の位置を指定
    するポインティングデバイスとを有し、前記表示画面に
    おいて複数のアプリケーション・ウインドウを表示する
    ことのできる表示制御装置であって、 (a)アプリケーション・ウインドウの手前側に生成さ
    れた透過性を有するウインドウと、 (b)前記透過性を有するウインドウ上でのオペレータ
    入力を監視するウインドウ・プロシージャと、 (c)前記透過性を有するウインドウ上でオペレータ入
    力が発生した場合に、前記透過性を有するウインドウに
    おいて該オペレータ入力に応答したアノテーション・デ
    ータを生成する描画部と、を含む表示制御装置。
  9. 【請求項9】他のコンピュータ・システムと通信を行う
    ためのインタフェースと、表示画面と、前記表示画面上
    の位置を指定するポインティングデバイスとを有し、前
    記表示画面において複数のアプリケーション・ウインド
    ウを表示することのできる第1及び第2の表示制御装置
    を含むシステムであって、 (a−1)第1のアプリケーション・ウインドウの手前
    側に生成された第1の透過性を有するウインドウと、 (a−2)該第1のアプリケーション・ウインドウの種
    類、ウインドウ・サイズを特定する情報を他のコンピュ
    ータシステムに送信する送信制御部と、 (a−3)前記第1の透過性を有するウインドウ上での
    オペレータ入力を監視する第1のウインドウ・プロシー
    ジャと、 (a−4)前記第1の透過性を有するウインドウ上でオ
    ペレータ入力が発生した場合に、前記第1の透過性を有
    するウインドウにおいて該オペレータ入力に応答したア
    ノテーション・データを生成する第1の描画部とを含
    み、 (a−5)前記送信制御部は、さらに前記第1の透過性
    を有するウインドウ上でオペレータ入力が発生した場合
    に、該オペレータ入力に応答した図形データを前記第2
    の表示制御装置に送信することを特徴とする第1の表示
    制御装置と、 (b−1)前記第1の表示制御装置から送信されたアプ
    リケーション・ウインドウの種類、ウインドウ・サイズ
    を特定する情報に基づいて特定されたアプリケーション
    ・ウインドウの手前側に生成された第2の透過性を有す
    るウインドウと、 (b−2)前記第1の表示制御装置から送信された図形
    データを前記第2の透過性を有するウインドウ上に描画
    する第2の描画部を有する第2の表示制御装置と、 を含むシステム。
  10. 【請求項10】前記第2の表示制御装置は、前記第2の
    透過性を有するウインドウ上でオペレータ入力が発生し
    た場合に、該オペレータ入力に応答した図形データを前
    記第1の表示制御装置に送信することを特徴とする請求
    項9のシステム。
  11. 【請求項11】他のコンピュータ・システムと通信を行
    うためのインタフェースと、表示画面と、前記表示画面
    上の位置を指定するポインティングデバイスとを有し、
    前記表示画面において複数のアプリケーション・ウイン
    ドウを表示することのできる第1及び第2の表示制御装
    置を含むシステムであって、 (a−1)第1のアプリケーション・ウインドウの手前
    側に生成された第1の透過性を有するウインドウと、 (a−2)前記第1の透過性を有するウインドウ上での
    オペレータ入力を監視する第1のウインドウプロシージ
    ャと、 (a−3)前記第1の透過性を有するウインドウ上でオ
    ペレータ入力が発生した場合に、前記透過性を有するウ
    インドウにおいて該オペレータ入力に応答したアノテー
    ション・データを生成する第1の描画部と、 (a−4)前記第1の透過性を有するウインドウ上でオ
    ペレータ入力が発生した場合に、前記第1のアプリケー
    ション・ウインドウの画像データと前記アノテーション
    ・データを前記第2の表示制御装置に送信する送信制御
    部と、を備える第1の表示制御装置と、 (b−1)前記第1の表示制御装置から送信された前記
    第1のアプリケーション・ウインドウの画像データと前
    記アノテーション・データを表示する第2の表示制御装
    置と、 を含むシステム。
  12. 【請求項12】前記第2の表示制御装置は、前記第1の
    表示制御装置から送信された前記第1のアプリケーショ
    ン・ウインドウの画像データと前記アノテーション・デ
    ータを第2のアプリケーション・ウインドウとして表示
    し、前記第2のアプリケーション・ウインドウ上で発生
    したイベント情報を前記第1の表示制御装置に送信する
    ことを特徴とする請求項11のシステム。
  13. 【請求項13】表示画面と、前記表示画面上の位置を指
    定するポインティングデバイスとを有し、前記表示画面
    において複数のアプリケーション・ウインドウを表示す
    ることのできる表示制御装置上で実行されるアプリケー
    ション・ウインドウにアノテーション・データを対応付
    ける制御プログラムを格納した記録媒体であって、該制
    御プログラムは、 (a)オペレータ入力に応答してアプリケーション・ウ
    インドウを特定することを前記表示制御装置に指示する
    ためのプログラムコードと、 (b)該特定されたアプリケーション・ウインドウの手
    前側に該特定されたアプリケーション・ウインドウのタ
    イトルバーを除く領域とほぼ同じ領域において、透過性
    を有するウインドウを前記特定されたアプリケーション
    ・ウインドウをペアレント・ウインドウとし指定して生
    成することを前記表示制御装置に指示するためのプログ
    ラムコードと、 (c)前記透過性を有するウインドウ上でのオペレータ
    入力を監視することを前記表示制御装置に指示するため
    のプログラムコードと、 (d)前記透過性を有するウインドウ上でオペレータ入
    力が発生した場合に、前記透過性を有するウインドウに
    対しアノテーション・データを生成するためのイベント
    であるか否かを判定することを前記表示制御装置に指示
    するためのプログラムコードと、 (e)前記透過性を有するウインドウ上で発生したオペ
    レータ入力がアノテーション・データを生成するための
    イベントであると判断された場合に、前記透過性を有す
    るウインドウにおいて該オペレータ入力に応答したアノ
    テーション・データを生成することを前記表示制御装置
    に指示するためのプログラムコードと、 を含む記憶媒体。
  14. 【請求項14】他のコンピュータ・システムと通信を行
    うためのインタフェースと、表示画面と、前記表示画面
    上の位置を指定するポインティングデバイスとを有し、
    前記表示画面において複数のアプリケーション・ウイン
    ドウを表示することのできる表示制御装置上で実行され
    るアプリケーション・ウインドウにアノテーション・デ
    ータを対応付ける制御プログラムを格納した記録媒体で
    あって、 該制御プログラムは、 (a)他のコンピュータ・システムとセッションを確立
    することを前記表示制御装置に指示するためのプログラ
    ムコードと、 (b)該アプリケーション・ウインドウの手前側に透過
    性を有するウインドウを生成することを前記表示制御装
    置に指示するためのプログラムコードと、 (c)該アプリケーション・ウインドウの種類、ウイン
    ドウ・サイズを特定する情報を他のコンピュータシステ
    ムに送信することを前記表示制御装置に指示するための
    プログラムコードと、 (d)前記透過性を有するウインドウ上でのオペレータ
    入力を監視することを前記表示制御装置に指示するため
    のプログラムコードと、 (e)前記透過性を有するウインドウ上でオペレータ入
    力が発生した場合に、前記透過性を有するウインドウに
    おいて該オペレータ入力に応答したアノテーション・デ
    ータを生成することを前記表示制御装置に指示するため
    のプログラムコードと、 (f)前記透過性を有するウインドウ上でオペレータ入
    力が発生した場合に、該オペレータ入力に応答した図形
    データを前記他のコンピュータシステムに送信すること
    を前記表示制御装置に指示するためのプログラムコード
    と、 を含む記憶媒体。
  15. 【請求項15】他のコンピュータ・システムと通信を行
    うためのインタフェースと、表示画面と、前記表示画面
    上の位置を指定するポインティングデバイスとを有し、
    前記表示画面において複数のアプリケーション・ウイン
    ドウを表示することのできる表示制御装置上で実行され
    るアプリケーション・ウインドウにアノテーション・デ
    ータを対応付ける制御プログラムを格納した記録媒体で
    あって、 該制御プログラムは、 (a)他のコンピュータ・システムとセッションを確立
    することを前記表示制御装置に指示するためのプログラ
    ムコードと、 (b)該アプリケーション・ウインドウの手前側に透過
    性を有するウインドウを生成することを前記表示制御装
    置に指示するためのプログラムコードと、 (c)前記透過性を有するウインドウ上でのオペレータ
    入力を監視することを前記表示制御装置に指示するため
    のプログラムコードと、 (d)前記透過性を有するウインドウ上でオペレータ入
    力が発生した場合に、前記透過性を有するウインドウに
    おいて該オペレータ入力に応答したアノテーション・デ
    ータを生成することを前記表示制御装置に指示するため
    のプログラムコードと、 (e)前記透過性を有するウインドウ上でオペレータ入
    力が発生した場合に、前記アプリケーション・ウインド
    ウの画像データと前記アノテーション・データを前記他
    のコンピュータシステムに送信することを前記表示制御
    装置に指示するためのプログラムコードと、 を含む記憶媒体。
  16. 【請求項16】表示画面と、前記表示画面上の位置を指
    定するポインティングデバイスとを有し、前記表示画面
    において複数のアプリケーション・ウインドウを表示す
    ることのできる表示制御装置上で実行されるアプリケー
    ション・ウインドウにアノテーション・データを対応付
    ける制御プログラムを格納した記録媒体であって、 該制御プログラムは、 (a)該アプリケーション・ウインドウの手前側に透過
    性を有するウインドウを生成することを前記表示制御装
    置に指示するためのプログラムコードと、 (b)前記透過性を有するウインドウ上でのオペレータ
    入力を監視することを前記表示制御装置に指示するため
    のプログラムコードと、 (c)前記透過性を有するウインドウ上でオペレータ入
    力が発生した場合に、前記透過性を有するウインドウに
    おいて該オペレータ入力に応答したアノテーション・デ
    ータを生成することを前記表示制御装置に指示するため
    のプログラムコードと、 を含む記憶媒体。
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