JP6209868B2 - 情報端末、情報処理プログラム、情報処理システム、及び情報処理方法 - Google Patents

情報端末、情報処理プログラム、情報処理システム、及び情報処理方法 Download PDF

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本発明は、情報端末、情報処理プログラム、情報処理システム、及び情報処理方法に関する。
従来から、例えば会議資料などのデータ閲覧時に、閲覧データに対し、入力デバイスを用いて手書きメモのデータを残すことができる機能が提供されている。例えば、特許文献1には、閲覧データに対して白紙ページデータを追加する技術が開示されている。
しかしながら、従来の技術では、手書きメモのデータを残す場面における情報端末の利用が考慮されていない。
近年、その利便性から情報端末が普及し、様々な場面で利用されている。その利用場面の1つとして、会議資料などの閲覧が挙げられ、閲覧データに対し、タッチ操作などの直感的な操作により、手書きメモ用の白紙ページのデータを追加できることが望まれる。しかし、従来の技術では、このような場面における情報端末の利用が考慮されていないため、手書きメモ用の白紙ページデータを直感的な操作で追加することができず、その操作は煩雑なものであった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、操作性の向上を図ることができる情報端末、情報処理プログラム、情報処理システム、及び情報処理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る情報端末は、サーバを介して他の情報端末へメッセージを送信する情報端末であって、画面上のユーザ操作を受け付ける受付部と、前記ユーザ操作により選択されたコンテンツの画像を含む追記用データを生成する処理部と、前記追記用データを、閲覧データの操作対象ページに対応付けて管理する管理部と、前記追記用データを画面に表示する表示部と、前記操作対象ページに対応付けた前記追記用データを生成した旨を通知するメッセージを前記サーバに対して送信する送信部と、を備え、前記送信部は、前記メッセージを前記サーバに対して送信することによって、該サーバに受信した前記メッセージに基づいて前記追記用データを前記閲覧データの操作対象ページに対応つけて管理させる一方で前記他の情報端末へ前記メッセージを送信させ、前記他の情報端末は前記サーバから受信した前記メッセージに基づいて前記選択されたコンテンツの画像を含む追記用データを生成し、該生成した追記用データを画面に表示する。
本発明によれば、操作性の向上を図ることができるという効果を奏する。
図1は、第1の実施形態に係る情報端末の構成例を示す図である。 図2は、第1の実施形態に係る情報処理機能の構成例を示す図である。 図3は、第1の実施形態に係る操作画面例(その1)を示す図である。 図4は、第1の実施形態に係る白紙追加時の操作画面例(その1)を示す図である。 図5は、第1の実施形態に係る操作画面例(その2)を示す図である。 図6は、第1の実施形態に係る白紙追加時の操作画面例(その2)を示す図である。 図7は、第1の実施形態に係る操作画面例(その3)を示す図である。 図8は、第1の実施形態に係る白紙ページデータと操作対象ページとの対応付けの例を示す図である。 図9は、第1の実施形態に係る白紙追加時の処理例を示すフローチャートである。 図10は、第1の実施形態に係る白紙ページ情報登録時の処理例を示すフローチャートである。 図11は、第2の実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 図12は、第2の実施形態に係る操作画面例を示す図である。 図13は、第2の実施形態に係る情報処理システムの機能構成例を示す図である。 図14は、第2の実施形態に係る発表者端末の処理例を示すフローチャートである。 図15は、第2の実施形態に係るサーバの処理例を示すフローチャートである。 図16は、第2の実施形態に係る参加者端末の処理例を示すフローチャートである。
以下に、添付図面を参照して、情報端末、情報処理プログラム、情報処理システム、及び情報処理方法の実施形態を詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<装置構成>
図1は、本実施形態に係る情報端末100の構成例を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る情報端末100は、CPU(Central Processing Unit)101、及び主記憶装置102などを備える。また、情報端末100は、補助記憶装置103、通信IF(interface)104、外部IF105、ドライブ装置107、及び表示装置109などを備える。情報端末100は、各デバイスがバスBを介して相互に接続される。このように、本実施形態に係る情報端末100は、一般的な情報処理装置に相当する。
CPU101は、装置全体の制御や搭載機能を実現するための演算装置である。主記憶装置102は、プログラムやデータなどを所定の記憶領域に保持する記憶装置(メモリ)である。主記憶装置102は、例えば、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などである。また、補助記憶装置103は、主記憶装置102より容量の大きい記憶領域を備える記憶装置である。補助記憶装置103は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やメモリカード(Memory Card)などの不揮発性の記憶装置である。よって、CPU101は、例えば、補助記憶装置103から主記憶装置102上に、プログラムやデータを読み出し、処理を実行することで、装置全体の制御や搭載機能を実現する。
通信IF104は、装置をデータ伝送路に接続するインタフェースである。これにより、情報端末100は、データ伝送路を介して接続される外部機器とデータ通信が行える。外部IF105は、装置と外部装置106との間でデータを送受信するためのインタフェースである。外部装置106には、例えば操作入力を受け付ける入力装置(例えば「テンキー」や「キーボード」)などがある。ドライブ装置107は、記憶媒体108の書き込み又は読み取りを行う制御装置である。記憶媒体108は、例えばフレキシブルディスク(FD)、CD(Compact Disk)、及びDVD(Digital Versatile Disk)などである。表示装置109は、例えば処理結果などの各種情報を画面に表示するディスプレイである。なお、表示装置109は、画面へのタッチ(接触)を検知するセンサを備える。よって、表示装置109は、操作入力を受け付ける入力装置としても機能する。
以上のように、本実施形態では、上記ハードウェアの構成により、手書きメモ用の白紙ページデータを容易に生成できる情報処理機能を提供する。
<情報処理機能>
本実施形態に係る情報処理機能について説明する。本実施形態に係る情報端末100は、タッチ操作により受け付けた白紙ページの生成指示に従って、手書きメモ用の白紙ページデータを生成する。このとき情報端末100は、表示された閲覧データの操作対象ページに対して、白紙ページデータを生成する。また、情報端末100は、メモと対応付けたい(関連付けたい)操作対象ページの内容に相当するメモ対象コンテンツとして、画面上で所定箇所が選択された場合、選択箇所に該当する領域の画像を閲覧データから取得する。これにより、情報端末100は、取得した画像をマージし白紙ページデータを生成する。本実施形態に係る情報端末100は、生成した白紙ページデータを、閲覧データの操作対象ページに対応付けて記憶する。また、本実施形態に係る情報端末100は、選択されたメモ対象コンテンツの画像を含む白紙ページデータを画面Wに表示する。本実施形態に係る情報端末100は、このような機能を有している。
画面に表示された閲覧データのページに対して手書きメモを残す場合、ページの表示内容によっては、ページ内にメモを残すスペースがない場合がある。このような場合には、メモ対象コンテンツのテキストや図などから離れた空きスペースにメモを残すことになる。これに対して、従来では、閲覧データに対して白紙ページデータを追加し、手書きメモを残す技術が提案されている。しかし、従来の技術では、手書きメモのデータを残す場面において、直感的に操作可能な情報端末が利用されることが考慮されていない。そのため、従来の技術では、手書きメモ用の白紙ページデータを直感的な操作で追加することができず、その操作は煩雑なものであった。
そこで、本実施形態に係る情報端末100では、表示画面上で選択されたコンテンツを含む白紙ページデータを生成し、生成した白紙ページデータを、閲覧データの操作ページに対応付けて記憶する仕組みとした。
これにより、本実施形態に係る情報端末100は、手書きメモ用の白紙ページデータを直感的な操作で生成でき、生成した白紙ページデータを、閲覧データの操作ページに対応付けて管理可能な環境を提供する。その結果、本実施形態に係る情報端末100は、操作性の向上を図ることができる。
以下に、本実施形態に係る情報処理機能の構成とその動作について説明する。
図2は、本実施形態に係る情報処理機能の構成例を示す図である。図2に示すように、本実施形態に係る情報処理機能は、操作受付部11、表示部12、処理部13、管理部14、及び記憶部91などを有する。
操作受付部11は、ユーザからの入力操作(ユーザ操作)を受け付ける。操作受付部11は、例えば画面上のタッチを検知し、検知結果に基づくタッチ操作を、入力操作として受け付ける。操作受付部11は、入力操作のイベント種別に基づき、受け付けた入力操作に対応する処理の制御指示を、処理の実行を制御する機能部に伝達する。
表示部12は、画面に各種情報を表示する。表示部12は、閲覧データを画面に描画し、閲覧データ内に含まれる各種コンテンツを表示する。例えば閲覧データが会議資料のデータの場合には、会議資料の内容を表すテキストや図などのコンテンツを表示する。このとき表示部12は、管理部14を介して、記憶部91に記憶されている閲覧データを取得(参照)し、画面に表示する。また、表示部12は、白紙ページデータを画面に描画し、手書きメモ機能(情報追記機能)を提供する。このとき表示部12は、処理部13から受け取った生成後の白紙ページデータを画面に表示する。
また、表示部12は、操作画面を表示する。表示部12は、例えばGUI(Graphical User Interface)などのソフトウェア部品を画面に描画し、入力操作機能を提供する。また、表示部12は、画面の切り替えや画面の拡大・縮小などの表示制御を行う。例えばタッチ操作には、画面上をタッチし、画面を上下又は左右にスライドさせることで、画面の切り替えを指示するフリック操作や、画面上をタッチし、ピンチアウト・ピンチインさせることで、画面の拡大・縮小を指示するピンチ操作などがある。表示部12は、これらの入力操作に対応する処理の制御指示を、操作受付部11から伝達されると、制御指示に従って、対応する表示制御を行う。
処理部13は、手書きメモ用の白紙ページデータの処理を行う。処理部13は、タッチ操作により受け付けた白紙ページの生成指示に従って、白紙ページデータを生成する。本実施形態では、白紙ページの生成指示が、閲覧データへの情報の追記指示に相当し、これに対して生成される白紙ページデータが、追記用データに相当する。このとき白紙ページの生成指示は、操作受付部11から伝達される。処理部13は、表示部12が表示する閲覧データの操作対象ページに対して、手書きメモ用の白紙ページデータを生成する。また、処理部13は、メモと対応付けたい内容に相当するメモ対象コンテンツとして、画面上で所定箇所が選択された場合、選択箇所に該当する領域の画像を閲覧データから取得する。よって、処理部13は、選択箇所取得部131を有する。
選択箇所取得部131は、操作受付部11から伝達されたメモ対象コンテンツの選択結果に基づき、選択されたメモ対象コンテンツ(追記対象として選択されたコンテンツ)に該当する領域の画像を閲覧データから取得する。例えばメモ対象コンテンツは、閲覧データの操作対象ページの表示内容に含まれるテキストや図などに相当し、タッチ操作により、円形や矩形などの閉塞領域を画面上に指定することで選択できる。よって、メモ対象コンテンツの選択箇所に該当する領域は、画面上で指定された閉塞領域に相当する。選択箇所取得部131は、操作受付部11から、メモ対象コンテンツの選択結果として、このような画面上の閉塞領域を表す座標値を受け取る。これにより、選択箇所取得部131は、受け取った座標値に基づき、閉塞領域の画像を閲覧データから取得する。つまり、選択箇所取得部131は、タッチ操作により選択されたメモ対象コンテンツを含む画像を、閲覧データの操作対象ページから抽出する。
これを受けて処理部13は、選択箇所取得部131が取得した画像をマージした白紙ページデータを生成する。このとき処理部13は、操作受付部11から受け取った座標値に基づき、操作対象ページにおけるメモ対象コンテンツの配置位置と同じ位置に、取得した画像を配置し、マージ(合成)する。これにより、処理部13は、メモと対応付けたい操作対象ページの内容(メモ対象コンテンツ)を、手書きメモ用の白紙ページデータに反映する。処理部13は、このようにして生成した白紙ページデータを表示部12に渡し、生成後の白紙ページデータの表示を指示する。これにより、情報端末100には、メモと対応付けたい操作対象ページの内容が反映された手書きメモ用の白紙ページが表示される。
管理部14は、閲覧データと白紙ページデータとを管理する。本実施形態では、生成した白紙ページデータを閲覧データに挿入し、1つのデータとして管理するのではなく、互いに別のデータとして管理する。管理部14は、データを保持する記憶部91にアクセスし、各種データ処理を行うことで管理する。このとき行うデータ処理は、例えばデータの登録(生成)、削除、取得などの書き込み・読み込み処理などである。なお、記憶部91は、例えば情報端末100が備える補助記憶装置103の所定の記憶領域に相当する。
また、管理部14は、処理部13が生成した白紙ページデータを、閲覧データの操作対象ページに対応付けて記憶する。このとき管理部14は、白紙ページデータと閲覧データの操作対象ページとを対応付けるための白紙ページ情報を生成する。生成する白紙ページ情報には、例えば白紙ページデータを識別する情報(例えば「データ名」など;以下「白紙ページデータ識別情報」という)と、操作対象ページを識別する情報(例えば「ページ番号」など;以下「操作対象ページ識別情報」という)などが含まれる。また、生成する白紙ページ情報には、メモ対象コンテンツの選択結果(選択箇所に該当する閉塞領域の座標値)などが含まれる。管理部14は、生成した白紙ページ情報を、閲覧データの操作対象ページに対応付けて記憶する。これにより、生成後の白紙ページデータは、閲覧データと別のデータとして登録され、閲覧データの操作対象ページに対応付けて管理される。なお、処理部13が生成する白紙ページデータは、閲覧データの操作対象ページに対して1つとは限らない。1つの操作対象ページに対して、複数の白紙ページデータを生成する場合が考えられる。このような場合には、管理部14は、例えば白紙ページデータの生成順番を表す情報(以下「白紙ページデータ生成情報」という)を含む白紙ページ情報を管理情報として、白紙ページデータごとに生成する。管理部14は、生成した複数の白紙ページ情報を、閲覧データの同じ操作対象ページに対応付けて記憶する。これにより、複数の白紙ページデータは、閲覧データの同じ操作対象ページに対応付けて管理される。このように、管理部14は、白紙ページ情報を用いて、生成後に登録された白紙ページデータを、閲覧データのページ単位で管理する。
(操作例)
ここからは、上記情報処理機能の動作について、具体的な画面操作を例に説明する。
図3は、本実施形態に係る操作画面例(その1)を示す図である。図3(A)には、閲覧データが表示された操作画面例が示されている。
図3(A)に示すように、表示部12は、閲覧データのページPを表示領域Rに描画し、画面Wに表示する。このとき表示部12は、画面上のフリック操作に従った画面Wの切り替えにより、ページ間の移動表示を制御する。また、表示部12は、画面上のピンチ操作に従った画面Wの拡大・縮小により、ページPの拡大・縮小表示を制御する。また、表示部12は、閲覧データの編集を行うための編集ボタンB1を表示する。これにより、画面Wは、ユーザに対して、閲覧データの編集機能を提供する。よって、ユーザは、このような編集機能を利用して、閲覧データに対する編集を行うことができる。本実施形態では、閲覧データの編集操作の1つとして、白紙ページデータの生成が含まれる。ユーザは、画面上の編集ボタンB1をタッチし、画面Wを閲覧画面から編集画面へ遷移(閲覧モードから編集モードへ移行)させた後に、白紙ページの追加操作を行う。図3(B)には、閲覧データを編集する操作画面例が示されている。
図3(B)に示すように、表示部12は、操作受付部11が編集ボタンB1の押下イベント(編集操作)を受け付けると、次のような画面Wを表示する。表示部12は、操作受付部11から伝達された編集指示に従って、閲覧データの操作対象ページPを、表示領域Rに描画し、画面Wに表示する。なお、このときの操作対象ページPは、編集画面へ遷移後(編集モードへ移行後)に表示されているページである。
また、表示部12は、編集操作を行うための各種GUIを表示する。具体的には、手書きメモを行うための操作ボタン(以下「手書きメモ操作ボタン」という)B2を表示する。手書きメモ操作ボタンB2には、例えば手書き操作による画面上の軌跡情報(以下「手書き線」という)を、手書きメモとして記録する記録開始ボタンや、記録した手書き線を削除する削除ボタンなどが含まれる。また、手書きメモの線種を選択するための操作ボタン(以下「線種選択操作ボタン」という)B3を表示する。線種選択操作ボタンB3には、例えば手書き線の太さを選択する太さ選択ボタンや、手書き線の色を選択する色選択ボタンなどが含まれる。また、手書きメモ用の白紙ページデータの生成を行いための操作ボタン(以下「白紙ページ操作ボタン」という)B4を表示する。白紙ページ操作ボタンB4には、例えば白紙ページデータを生成する白紙ページ生成ボタンや、生成した白紙ページデータを削除する白紙ページ削除ボタンなどが含まれる。
表示部12は、操作受付部11が編集ボタンB1の押下イベントを受け付けると、次のような画面Wを表示する。表示部12は、操作受付部11から伝達された編集指示に従って、上記GUIを備えた画面Wを表示する。これにより、画面Wは、ユーザに対して、手書きメモ機能を提供する。よって、ユーザは、このような手書きメモ機能を利用して、閲覧データの操作対象ページPに対する手書きメモ用の白紙ページデータの生成を行うことができる。ユーザは、画面上の白紙ページ操作ボタンB4をタッチし、画面Wを閲覧画面から編集画面へ遷移させた後に、白紙ページの追加操作を行う。
図4は、本実施形態に係る白紙生成時の操作画面例(その1)を示す図である。図4(A)には、メモ対象コンテンツが選択されたときの操作画面例が示されている。
図4(A)に示すように、表示部12は、操作受付部11が白紙ページ操作ボタンB4の押下イベント(追加操作)を受け付けると、次のような画面Wを表示する。表示部12は、操作受付部11から伝達された追加指示に従って、操作対象ページPのメモ対象コンテンツを選択可能な画面Wを表示する。よって、ユーザは、タッチ操作により、例えば閉塞領域Aを画面上に指定することで、操作対象ページPのメモ対象コンテンツを選択できる。このときユーザは、例えば画面Wに表示された操作対象ページPのメモ対象コンテンツの周りを指でなぞり、メモ対象コンテンツを囲む閉塞領域Aを指定する。これにより、ユーザは、白紙ページデータに反映する操作対象ページPの内容(メモと対応付けたい操作対象ページPの内容)を指定し、操作対象ページPのメモ対象コンテンツを含む白紙ページデータの生成を要求できる。
処理部13は、操作受付部11がメモ対象コンテンツの選択イベント(選択操作)を受け付けると、操作受付部11から受け取った選択結果(閉塞領域Aを表す座標値)に基づき、選択箇所取得部131により、閉塞領域Aの画像を閲覧データから取得する。このとき選択箇所取得部131は、メモ対象コンテンツの選択箇所に該当する閉塞領域Aの画像を閲覧データから取得する。処理部13は、取得した画像をマージした白紙ページデータを生成する。処理部13は、生成した白紙ページデータを表示部12へと渡し、生成後の白紙ページデータの表示を指示する。
これを受けて表示部12は、生成後の白紙ページデータを画面Wに表示する。図4(B)には、白紙ページデータWP1が表示された操作画面例が示されている。このように、メモ対象コンテンツを画面上で選択する場合には、メモ対象コンテンツの選択イベントが、白紙ページデータの生成イベントに相当し、メモ対象コンテンツの選択結果を受け取ることが、生成指示が伝達されることに相当する。
図4(B)に示すように、表示部12は、選択されたメモ対象コンテンツ(選択箇所)の画像SGを含む白紙ページデータWP1を表示領域Rに描画し、画面Wに表示する。このように、表示部12は、メモと対応付けたい操作対象ページPの内容が反映された白紙ページデータWP1を表示する。なお、図4に示す画面Wは、編集操作用の各種GUIが非表示となっている。表示部12は、画面上のタップ操作に従った再表示により、各種GUIの表示・非表示を制御する。
図5は、本実施形態に係る操作画面例(その2)を示す図である。図5(A)には、上記編集操作による白紙ページデータWP1の生成後に、ユーザにより画面Wがタップされたとき(画面上でタップ操作が行われたとき)に表示される操作画面例が示されている。
図5(A)に示すように、表示部12は、操作受付部11がタップイベント(表示・非表示操作)を受け付けると、次のような画面Wを表示する。表示部12は、操作受付部11から伝達された表示指示に従って、再び各種GUIを備えた画面Wを表示する。
また、表示部12は、白紙ページデータWP1を表示領域Rに描画し、画面Wに表示する。また、このとき表示部12は、白紙ページデータWP1が対応付けられた操作対象ページPを、表示領域RにサムネイルSとして描画し、画面Wに表示する。これにより、画面Wは、ユーザに対して、生成された白紙ページデータWP1と操作対象ページPとの対応関係を表す情報(対応関係情報)を提供できる。また、画面Wは、白紙ページデータWP1と白紙ページデータWP1が対応付けられた操作対象ページPとを切り替え表示する表示機能を提供する。よって、ユーザは、このような表示機能を利用して、白紙ページデータWP1の生成後に、白紙ページデータWP1と操作対象ページPとの表示を切り替えることができる。ユーザは、画面上のサムネイルSをタッチすることで、表示対象を選択指示し、白紙ページデータWP1と操作対象ページPとの表示の切り替え操作を行う。図5(B)には、白紙ページデータWP1から操作対象ページPへ切り替えたときに表示される操作画面例が示されている。
図5(B)に示すように、表示部12は、操作受付部11がサムネイルSのタッチイベント(切り替え操作)を受け付けると、次のような画面Wを表示する。表示部12は、操作受付部11から伝達された切り替え指示に従って、生成後の白紙ページデータWP1が対応付けられた操作対象ページPを表示領域Rに描画し、画面Wに表示する。
また、ユーザは、このような画面Wの表示状態において、再び手書きメモ機能を利用して、閲覧データの同じ操作対象ページPに対する手書きメモ用の新たな白紙ページデータの追加を行うことができる。ユーザは、画面上の白紙ページ操作ボタンB4を再びタッチし、新たな白紙ページの追加操作を行う。
図6は、本実施形態に係る白紙追加時の操作画面例(その2)を示す図である。図6(A)には、画面Wに表示された操作対象ページPを指でなぞることで、新たな白紙ページデータの追加が指示されたときの操作画面例が示されている。
図6(A)に示すように、表示部12は、操作受付部11が白紙ページ操作ボタンB4の押下イベントを受け付けると、次のような画面Wを表示する。表示部12は、操作受付部11から伝達された追加指示(生成指示)に従って、操作対象ページPのメモ対象コンテンツを選択可能な画面Wを再び表示する。ユーザは、タッチ操作により、例えば軌跡Bを画面上に指定することで、操作対象ページPのメモ対象コンテンツを含まない新たな白紙ページデータの生成を要求できる。このときユーザは、例えば画面Wに表示された操作対象ページPの所定の2点間を指でなぞり、軌跡Bを指定する。
処理部13は、操作受付部11が新たな白紙ページデータの生成イベント(生成操作)を受け付けると、操作受付部11から伝達された生成指示に従って、操作対象ページPのメモ対象コンテンツを含まない新たな白紙ページデータを生成する。処理部13は、新たに生成した白紙ページデータを表示部12へと渡し、生成後の新たな白紙ページデータの表示を指示する。
これを受けて表示部12は、生成後の新たな白紙ページデータを画面Wに表示する。図6(B)には、新たな白紙ページデータWP2が表示された操作画面例が示されている。
図6(B)に示すように、表示部12は、メモ対象コンテンツの画像SGを含まない新たな白紙ページデータWP2を表示領域Rに描画し、画面Wに表示する。このように、表示部12は、メモと対応付けたい操作対象ページPの内容がない場合、操作対象ページPのメモ対象コンテンツを含まない新たな白紙ページデータWP2を表示する。
図7は、本実施形態に係る操作画面例(その3)を示す図である。図7には、上記編集操作による新たな白紙ページデータWP2の生成後に、ユーザにより画面Wがタップされたときに表示される操作画面例が示されている。
図7に示すように、表示部12は、操作受付部11が画面上のタップ操作を受け付けると、次のような画面Wを表示する。表示部12は、操作受付部11から伝達された表示指示に従って、再び各種GUIを備えた画面Wを表示する。
また、表示部12は、新たに生成された白紙ページデータWP2(第2追記用データ)を表示領域Rに描画し、画面Wに表示する。また、このとき表示部12は、1つ前に作成された白紙ページデータWP1(第1追記用データ)と、2つの白紙ページデータWP1,WP2が対応付けられた操作対象ページPとを、表示領域RにサムネイルSとして描画し、画面Wに表示する。これにより、画面Wは、ユーザに対して、生成された複数の白紙ページデータWP1,WP2(以下総称する場合「白紙ページデータWP」という)と操作対象ページPとの対応関係を表す情報を提供できる。
図8は、本実施形態に係る白紙ページデータWPと操作対象ページPとの対応付けの例を示す図である。図8には、上記編集操作後の2つの白紙ページデータWP1,WP2と操作対象ページPとの対応付けの例が示されている。
図8に示すように、管理部14は、1つの操作対象ページPに対して、複数の白紙ページデータWPが生成された場合、互いのデータを次のように対応付けて管理する。
管理部14は、まず、白紙ページデータWP1の生成順番:1番目を表す白紙ページデータ生成情報を含む白紙ページ情報D1を生成し、生成した白紙ページ情報D1を、操作対象ページPに対応付けて記憶する。また、管理部14は、白紙ページデータWP2の生成順番:2番目を表す白紙ページデータ生成情報を含む白紙ページ情報D2を生成し、生成した白紙ページ情報D2を、操作対象ページPに対応付けて記憶する。これにより、2つの白紙ページデータWP1,WP2は、生成順番に従って、閲覧データの同じ操作対象ページPに対応付けて管理される。また、表示部12は、2つの白紙ページデータWP1,WP2と操作対象ページPとの対応関係を表す情報を、白紙ページ情報D1,D2(以下総称する場合「白紙ページ情報D」という)に基づき、画面Wに表示する。
以上のように、本実施形態に係る情報処理機能は、例えば情報端末100において、プログラムを実行することで、上記各機能部が連携動作することで実現される。この場合、プログラムは、実行環境の装置(コンピュータ)が読み取り可能な記憶媒体に、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで記録され提供される。例えば情報端末100の場合には、プログラムは、上記各機能部を含むモジュール構成となっており、CPU101が記憶媒体108からプログラムを読み出し実行することで、主記憶装置102のRAM上に各機能部が生成される。なお、プログラムの提供方法は、この限りでない。例えばプログラムを、インターネットなどに接続された外部機器に格納し、ネットワークなどのデータ伝送路経由でダウンロードする方法であってもよい。また、主記憶装置102のROMや補助記憶装置103のHDDなどに予め組み込んで提供する方法であってもよい。なお、ここでは、情報処理機能をソフトウェアの実装により実現する例を説明したが、この限りでない。例えば情報処理機能が有する各機能部の一部又は全部を、ハードウェアの実装により実現してもよい。
以下に、情報処理プログラム実行時の処理(各機能部の連携動作)について、フローチャートを用いて説明する。
《白紙ページの追加処理》
図9は、本実施形態に係る白紙追加時の処理例を示すフローチャートである。図9には、本実施形態に係る情報端末100で、上記情報処理機能を実現するプログラム(情報処理プログラム)が実行され、白紙追加時に各機能部が連係動作するときの処理例が示されている。なお、以下の処理例では、情報端末100に閲覧データの操作対象ページPが表示され、編集モードに移行済みの状態であることを想定している。よって、情報端末100の画面Wには、編集画面が表示されている。
まず、操作受付部11は、白紙ページの追加イベントを受け付けたか否かを判定する(ステップS101)。このとき操作受付部11は、画面上のタッチを検知し、イベント種別に基づき、検知した入力イベントが白紙ページの追加イベントか否かを判定する。
操作受付部11は、白紙ページの追加イベントを受け付けた場合(ステップS101:YES)、白紙ページの追加指示(生成指示)を表示部12に伝達する。なお、操作受付部11は、白紙ページの追加イベントを受け付けていない間に(ステップS101:NO)、他の入力イベントを受け付けた場合、受け付けた入力イベントに対応する処理の制御指示を、処理の実行を制御する機能部に伝達する。
これを受けて表示部12は、追加指示に従って、操作対象ページPのメモ対象コンテンツを選択可能な画面Wを表示する(ステップS102)。これにより、ユーザは、閉塞領域Aを画面上に指定し、操作対象ページPのメモ対象コンテンツを選択することで、操作対象ページPのメモ対象コンテンツを含む白紙ページデータWP1の生成を要求する。又は、ユーザは、軌跡Bを画面上に指定することで、操作対象ページPのメモ対象コンテンツを含まない白紙ページデータWP2の生成を要求する。
次に操作受付部11は、メモ対象コンテンツの選択イベント、又は、新たな白紙ページデータWPの生成イベントを受け付けたか否かを判定する(ステップS103)。このとき操作受付部11は、画面上のタッチを検知し、イベント種別に基づき、検知した入力イベントが、メモ対象コンテンツの選択イベントか、又は、新たな白紙ページデータWPの生成イベントかを判定する。
操作受付部11は、選択イベント、又は、生成イベントを受け付けた場合(ステップS103:YES)、白紙ページデータWPの生成指示を処理部13に伝達する。なお、このとき操作受付部11は、選択イベントを受け付けた場合、メモ対象コンテンツの選択結果を処理部13に渡す。また、操作受付部11は、選択イベント、又は、生成イベントを受け付けていない間に(ステップS103:NO)、他の入力イベントを受け付けた場合、受け付けた入力イベントに対応する処理の制御指示を、処理の実行を制御する機能部に伝達する。
これを受けて処理部13は、生成指示に従って、操作対象ページPに対する手書きメモ用の白紙ページデータWPを生成する(ステップS104)。
次に処理部13は、操作受付部11から受け取ったメモ対象コンテンツの選択結果に基づき、閲覧データの操作対象ページPに、メモ対象コンテンツの選択箇所があるか否かを判定する(ステップS105)。
その結果、処理部13は、メモ対象コンテンツの選択箇所がある場合(ステップS105:YES)、選択箇所取得部131により、選択されたメモ対象コンテンツ(選択箇所)の画像SGを取得する(ステップS106)。このとき選択箇所取得部131は、操作受付部11からメモ対象コンテンツの選択結果として受け取った、選択箇所に該当する閉塞領域Aを表す座標値に基づき、閉塞領域Aの画像を閲覧データから取得することで、メモ対象コンテンツの画像SGを取得する。
次に処理部13は、生成した白紙ページデータWPに、取得した画像SGをマージする(ステップS107)。これにより、処理部13は、操作対象ページPのメモ対象コンテンツを含む白紙ページデータWP1を生成する。つまり、処理部13は、メモと対応付けたい操作対象ページPの内容が反映された白紙ページデータWP1を生成する。その後、処理部13は、生成した白紙ページデータWP1を表示部12へと渡す。
一方、処理部13は、メモ対象コンテンツの選択箇所がない場合(ステップS105:NO)、上記ステップS106,S107の処理をスキップ(省略)し、ステップS108の処理へ移行する。これにより、処理部13は、操作対象ページPのメモ対象コンテンツを含まない白紙ページデータWP2を生成する。その後、処理部13は、生成した白紙ページデータWP2を表示部12へと渡す。
次に管理部14は、生成された白紙ページデータWPと閲覧データの操作対象ページPとを対応付けるための白紙ページ情報Dを登録する(ステップS108)。このとき管理部14は、白紙ページデータWPの生成順番(白紙ページデータ生成情報)を含む白紙ページ情報Dを生成し、生成した白紙ページ情報Dを、操作対象ページPに対応付けて、記憶部91に記憶する。これにより、生成後の白紙ページデータWPは、閲覧データの操作対象ページPに対応付けて管理される。
次に表示部12は、受け取った生成後の白紙ページデータWPを表示領域Rに描画し、画面Wに表示する(ステップS109)。このとき表示部12は、管理部14を介して、生成後の白紙ページデータWPを取得し、画面Wに表示する。また、表示部12は、白紙ページデータWPが対応付けられた操作対象ページPを、表示領域RにサムネイルSとして描画し、画面Wに表示する。これにより、画面Wは、ユーザに対して、生成された白紙ページデータWPと操作対象ページPとの対応関係を表す情報を提供できる。
《白紙ページ情報登録時の処理》
図10は、本実施形態に係る白紙ページ情報登録時の処理例を示すフローチャートである。図10には、図9に示す管理部14によるステップS108の詳細な処理例が示されている。
図10に示すように、管理部14は、閲覧データのページを検索する(ステップS1081)。このとき管理部14は、操作対象ページPのページ番号に基づき検索を行う。
次に管理部14は、検索結果から特定した操作対象ページPに、他の白紙ページデータWPが対応付けられているか否かを判定する(ステップS1082)。このとき管理部14は、操作対象ページPに対して、すでに対応付けて記憶されている白紙ページ情報Dの登録状況を確認し、確認結果から、操作対象ページPに、他の白紙ページデータWPが対応付けられているか否かを判定する。
管理部14は、操作対象ページPに、他の白紙ページデータWPが対応付けられていない場合(ステップS1082:NO)、処理部13が生成した白紙ページデータWPを、操作対象ページPに対して1番目の白紙ページデータWPとする白紙ページ情報(管理情報)を生成する(ステップS1083)。
一方、管理部14は、操作対象ページPに、他の白紙ページデータWPが対応付けられている場合(ステップS1082:YES)、処理部13が生成した白紙ページデータWPを、操作対象ページPに対し、何番目の白紙ページデータWPとして対応付けるかを決定する(ステップS1084)。このとき管理部14は、操作対象ページPに対して、すでに対応付けて記憶されている白紙ページ情報Dに含まれる生成順番(白紙ページデータ生成情報)に基づき、操作対象ページPに対し、何番目の白紙ページデータWPとして対応付けるかを決定する。
管理部14は、決定結果から、処理部13が生成した白紙ページデータWPを、操作対象ページPに対してN番目(決定した番号)の白紙ページデータWPとする白紙ページ情報Dを生成する(ステップS1085)。
管理部14は、生成した白紙ページ情報Dを登録する(ステップS1086)。このとき管理部14は、白紙ページデータWPの生成順番を含む白紙ページ情報Dを、操作対象ページPに対応付けて記憶する。これにより、複数の白紙ページデータWPは、生成順番に従って、閲覧データの同じ操作対象ページPに対応付けて管理される。また、このように管理された白紙ページ情報Dを用いることで、ユーザに対して、複数の白紙ページデータWPと操作対象ページPとの対応関係を表す情報を提供することができる。
<まとめ>
以上のように、本実施形態に係る情報端末100によれば、処理部13が、タッチ操作により受け付けた白紙ページの生成指示に従って、手書きメモ用の白紙ページデータWPを生成する。このとき処理部13は、表示された閲覧データの操作対象ページPに対して、白紙ページデータWPを生成する。また、処理部13は、メモと対応付けたい操作対象ページPの内容に相当するメモ対象コンテンツとして、画面上で所定箇所が選択された場合、選択箇所に該当する閉塞領域Aの画像を閲覧データから取得し、取得した画像を白紙ページデータWPにマージする。本実施形態に係る情報端末100は、管理部14が、処理部13で生成された白紙ページデータWPを、閲覧データの操作対象ページPに対応付けて記憶する。また、本実施形態に係る情報端末100は、表示部12が、選択されたメモ対象コンテンツの画像SGを含む白紙ページデータWP1を表示領域Rに描画し、画面Wに表示する。
これによって、本実施形態に係る情報端末100は、手書きメモ用の白紙ページデータWPを直感的な操作で生成でき、生成した白紙ページデータWPを、閲覧データの操作ページPに対応付けて管理可能な環境を提供する。その結果、本実施形態に係る情報端末100は、操作性の向上を図ることができる。
なお、上記実施形態では、同じ操作対象ページPに対応付けたれた複数の白紙ページデータWPを、生成順番に従って管理する例について説明を行ったが、この限りでない。例えば同じ操作対象ページPに対応付けられた複数の白紙ページデータ間の相対的な優先順位を決定し、決定した優先順位に従って、複数の白紙ページデータWPを管理してもよい。
また、上記実施形態では、白紙ページデータWPを新規に生成する例について説明を行ったが、この限りでない。例えば生成後の複数の白紙ページデータWPを結合し、白紙ページデータWPを生成するようにしてもよい。
[第2の実施形態]
本実施形態では、第1の実施形態で説明を行った情報処理機能を、複数の情報端末が利用可能なシステム環境に適用する場合の技術を提案する。これにより、本実施形態では、複数の情報端末が利用可能なシステム環境においても、第1の実施形態と同様の効果を奏することができる。なお、以降の説明では、上記実施形態と異なる事項についてのみ説明し、同じ事項については、その説明を簡略又は省略する。
<システム構成>
図11は、本実施形態に係る情報処理システム1000の構成例を示す図である。図11には、複数の情報端末100a,100b〜100bが利用可能なシステム構成例が示されている。本実施形態では、このような情報処理システム1000を会議で利用する場面を想定し、以降の説明を行う。
本実施形態に係る情報処理システム1000は、複数の情報端末100a,100b〜100bと、サーバ200と、複数の出力装置300a,300bなどを備える。情報処理システム1000は、各装置が、例えばLAN(Local Area Network)などのネットワークNを介して相互に接続される。
情報端末100aは、会議の中で発表者が利用する端末(発表者端末)である。一方、情報端末100b〜100b(以下総称する場合「情報端末100b」という)は、会議の中で参加者が利用する端末(参加者端末)である。出力装置300aは、データを画面に表示することで、情報を出力する装置であり、例えば電子黒板に相当する。出力装置300bは、データをスクリーンに投影することで、情報を出力する装置であり、例えばプロジェクタなどに相当する。サーバ200は、ネットワークNに接続される各装置間で送受信されるデータを中継するデータ中継機能を有する装置(中継装置)であり、例えばPC(Personal Computer)などの一般的な情報処理装置に相当する。各装置間で送受信されるデータには、例えば会議資料などの閲覧データや手書きメモ用の白紙ページデータなどがある。本実施形態に係る情報処理システム1000では、このようなシステム構成により、各装置間において、会議の中で閲覧・編集される情報を共有することができる。
本実施形態に係る情報処理システム1000は、次のような操作により、情報が共有される。まず、会議開催時には、情報端末100a,100b(以下総称する場合「情報端末100」という)、出力装置300a,300b(以下総称する場合「出力装置300」という)などの各装置が、開催場所に持ち込まれ、ネットワークNに接続される。なお、出力装置300は、開催場所に予め設置され、ネットワークNに接続されていてもよい。また、各装置のネットワークNへの接続方法は、有線又は無線を問わない。このようにして、各装置が接続されると、発表者は、所有する情報端末100aを操作し、例えばサーバ200から会議資料の閲覧データを取得する。
図12は、第2の実施形態に係る操作画面例を示す図である。図12(A)には、発表者端末と参加者端末との操作画面例が示されている。
図12(A)に示すように、発表者の情報端末100aは、取得した閲覧データの操作対象ページPを画面Wに表示する。このとき発表者は、画面Wの発表者ボタンB5をタッチ(押下)する。これにより、情報端末100aでは、端末の種別を表す情報(以下「端末種別情報」という)に、発表者端末を表す値が設定される。なお、情報端末100には、参加者端末であることが予め設定されている。次に発表者は、画面Wの共有ボタンB6をタッチする。これにより、情報端末100aでは、情報の共有状態を表す情報(以下「共有状態情報」という)に、共有状態を表す値が設定される。その結果、情報端末100aに表示されている閲覧データの操作対象ページPが、発表者の情報端末100aと参加者の情報端末100b及び出力装置300との間で共有される。なお、情報端末100では、共有ボタンB6がタッチされない限り、閲覧データが非共有状態で取り扱われる。つまり、発表者の情報端末100aは、共有ボタンB6の押下イベントを受け付けると、情報を非共有状態で取り扱う非共有モードから、情報を共有状態で取り扱う共有モードへ移行する。その結果、図12(B)に示すように、参加者の情報端末100b及び出力装置300には、発表者の情報端末100aに表示されている閲覧データの操作対象ページPが画面Wに表示される。
なお、図12(A)に示すように、本実施形態に係る画面Wは、個人ボタンB7と退出ボタンB8とを、さらに備える。個人ボタンB7は、情報を非共有の状態で取り扱うための操作ボタンであり、共有モードから非共有モードへの切り替え時に用いられる。よって、個人ボタンB7がタッチされると、共有状態情報に、非共有状態を表す値が設定される。退出ボタンB8は、参加中の会議から退出するための操作ボタンであり、退出ボタンB8がタッチされると、例えば他の参加者に退出した旨が通知される。
以上のように、本実施形態では、上記システム構成により、複数の情報端末100で共有した閲覧データの操作対象ページPに対して、手書きメモ用の白紙ページデータWPを容易に生成でき、生成した白紙ページデータWPを共有できる情報処理機能を提供する。
以下に、本実施形態に係る情報処理機能の構成とその動作について説明する。
<情報処理機能>
図13は、本実施形態に係る情報処理システム1000の機能構成例を示す図である。図13に示すように、本実施形態に係る情報処理システム1000は、通信部10a,10b,20,30、操作受付部11a,11b,31、表示部12a,12b,32、処理部13a,13b,33、管理部14a,14b,24,34、及び記憶部91a,91b,92,93などを有している。そのうち、通信部(第1送信部)10a、操作受付部11a、表示部(第1表示部)12a、処理部(第1処理部)13a、管理部14a、及び記憶部91aは、発表者の情報端末100a(第1情報端末;以下便宜上「発表者端末100a」という)が有する機能部に相当する。通信部(第2受信部)10b、操作受付部11b、表示部(第2表示部)12b、処理部(第2処理部)13b、管理部14b、及び記憶部91bは、参加者の情報端末100b(第2情報端末;以下便宜上「参加者端末100b」という)が有する機能部に相当する。通信部(第1受信部及び第2送信部)20、管理部24、及び記憶部92は、サーバ200が有する機能部に相当する。通信部(第2受信部)30、操作受付部31、表示部(第2表示部)32、処理部(第2処理部)33、管理部34、及び記憶部93は、出力装置300が有する機能部に相当する。また、処理部13a,13b,33は、選択箇所取得部131a,131b,331を有する。
このように、本実施形態に係る発表者端末100a、参加者端末100b、及び出力装置300は、同一の機能部を有する。よって、以下に行う機能部の説明は、発表者端末100a、参加者端末100b、及び出力装置300と、サーバ200とに分けて行う。
《情報端末100a,100b,出力装置300の機能》
通信部10a,10b,30は、サーバ200とのデータ通信を行う。通信部10aは、白紙ページの追加をサーバ200に通知する。通信部10aは、白紙ページの追加を通知するメッセージ(処理コマンドデータ)をサーバ200に送信する。処理部13aは、白紙ページデータWPを生成すると、白紙ページの追加通知(生成通知)を通信部10aに指示する。このとき処理部13aは、生成した白紙ページデータWPを対応付ける閲覧データを識別する情報(例えば「データ名」など;以下「閲覧データ識別情報」という)と操作対象ページPを識別する操作対象ページ識別情報とを通信部10aに渡す。また、処理部13aは、操作対象ページPにおいて、メモ対象コンテンツが選択されている場合、メモ対象コンテンツの選択結果(選択箇所に該当する閉塞領域Aの座標値)を通信部10aに渡す。これを受けて通信部10aは、通知指示に従って、白紙ページの追加を通知するメッセージを生成する。このとき通信部10aは、処理部13aから受け取った情報に基づき、メッセージを生成する。通信部10aは、閲覧データ識別情報と操作対象ページ識別情報とを含むメッセージを生成する。又は、通信部10aは、閲覧データ識別情報、操作対象ページ識別情報、及び選択されたメモ対象コンテンツ(選択箇所)に該当する閉塞領域Aの座標値を含むメッセージを生成する。通信部10aは、このようにして生成したメッセージをサーバ200に送信し、発表者端末100aにおいて白紙ページが追加された旨(白紙ページデータWPを生成した旨)を通知する。
一方、通信部10b,30には、サーバ200から、発表者端末100aにおいて白紙ページが追加された旨が通知される。よって、通信部10b,30は、白紙ページの追加を通知するメッセージをサーバ200から受信する。通信部10b,30は、サーバ200からメッセージを受信すると、白紙ページデータWPの生成を処理部13b,33に指示する。このとき通信部10b,30は、メッセージに含まれる閲覧データ識別情報及び操作対象ページ識別情報を処理部13b,33に渡す。また、通信部10b,30は、受信したメッセージに、メモ対象コンテンツの選択結果が含まれている場合、選択されたメモ対象コンテンツに該当する閉塞領域Aの座標値を処理部13b,33に渡す。これを受けて処理部13b,33は、生成指示に従って、白紙ページデータWPを生成する。このとき処理部13b,33は、閲覧データ識別情報と操作対象ページ識別情報とに基づき、発表者端末100aとの間で共有している閲覧データと、発表者端末100aで生成された白紙ページデータWPが対応付けられている操作対象ページPとを特定する。次に処理部13b,33は、特定した閲覧データの操作対象ページPに対して、白紙ページデータWPを生成する。このとき処理部13b,33は、通信部10b,30から、メモ対象コンテンツに該当する閉塞領域Aの座標値を受け取ると、受け取った座標値に基づき、閉塞領域Aの画像を閲覧データから取得し、取得した画像をマージした白紙ページデータWPを生成する。
このように、本実施形態では、発表者端末100aで白紙ページデータWPが追加されると、参加者端末100b及び出力装置300においても、共有している閲覧データの同じ操作対象ページPに対して、白紙ページデータWPが追加される。
《サーバ200の機能》
通信部20は、発表者端末100a、参加者端末100b、及び出力装置300とのデータ通信を行う。通信部20は、発表者端末100aから、白紙ページが追加された旨が通知される。よって、通信部20は、白紙ページの追加を通知するメッセージを発表者端末100aから受信する。通信部20は、発表者端末100aからメッセージを受信すると、受信したメッセージを、参加者端末100b及び出力装置300に送信(転送)する。また、通信部20は、発表者端末100aからメッセージを受信すると、白紙ページデータWPと閲覧データの操作対象ページPとを対応付けるための白紙ページ情報Dの生成を管理部24に指示する。このとき通信部20は、メッセージに含まれる閲覧データ識別情報及び操作対象ページ識別情報を管理部24に渡す。また、通信部20は、受信したメッセージに、メモ対象コンテンツの選択結果が含まれている場合、選択されたメモ対象コンテンツに該当する閉塞領域Aの座標値を管理部24に渡す。これを受けて管理部24は、生成指示に従って、白紙ページ情報Dを生成する。このとき管理部24は、閲覧データ識別情報と操作対象ページ識別情報とに基づき、発表者端末100aとの間で共有している閲覧データと、発表者端末100aで生成された白紙ページデータWPが対応付けられている操作対象ページPとを特定する。次に管理部24は、操作対象ページ識別情報を含む白紙ページ情報Dを生成する。又は、管理部24は、操作対象ページ識別情報とメモ対象コンテンツの選択結果とを含む白紙ページ情報Dを生成する。その結果、管理部24は、生成した白紙ページ情報Dを、特定した閲覧データの操作対象ページPに対応付けて記憶する。これにより、発表者端末100aで生成された白紙ページデータWPは、サーバ200において、閲覧データの操作対象ページPに対応付けて管理される。
このように、本実施形態では、発表者端末100aで白紙ページデータWPが追加されると、サーバ200において、追加された白紙ページデータWPが、共有している閲覧データの同じ操作対象ページPに対応付けて管理される。また、本実施形態では、サーバ200を介して、発表者端末100aで白紙ページデータWPが追加された旨が、参加者端末100b及び出力装置300に通知され、追加された白紙ページデータWPの共有が要求される。
以上のように、本実施形態に係る情報処理機能は、例えば情報処理システム1000が備える各装置において、プログラム(情報処理プログラム)を実行することで、上記各機能部が連携動作することで実現される。
以下に、情報処理プログラム実行時の処理(各機能部の連携動作)について、フローチャートを用いて説明する。なお、以下に行う処理例の説明は、発表者端末100a、サーバ200、及び参加者端末100bのそれぞれにおいて行う。また、参加者端末100bと出力装置300とは、実行される処理が同一のため、参加者端末100bを例に、出力装置300の説明を省略する。
《発表者端末100aの処理》
図14は、本実施形態に係る発表者端末100aの処理例を示すフローチャートである。図14には、本実施形態に係る発表者端末100aで、上記情報処理機能を実現するプログラム(情報処理プログラム)が実行され、白紙追加時に各機能部が連係動作するときの処理例が示されている。なお、以下の処理例では、発表者端末100aに閲覧データの操作対象ページPが表示され、共有モード及び編集モードに移行済みの状態であることを想定している。よって、発表者端末100aの画面Wには、編集画面が表示されている。
まず、操作受付部11aは、白紙ページの追加イベントを受け付けたか否かを判定する(ステップS301)。このとき操作受付部11aは、画面上のタッチを検知し、イベント種別に基づき、検知した入力イベントが白紙ページの追加イベントか否かを判定する。
操作受付部11aは、白紙ページの追加イベントを受け付けた場合(ステップS301:YES)、白紙ページの追加指示を表示部12aに伝達する。なお、操作受付部11aは、白紙ページの追加イベントを受け付けていない間に(ステップS301:NO)、他の入力イベントを受け付けた場合、受け付けた入力イベントに対応する処理の制御指示を、処理の実行を制御する機能部に伝達する。
これを受けて表示部12aは、追加指示に従って、操作対象ページPのメモ対象コンテンツを選択可能な画面Wを表示する(ステップS302)。これにより、発表者は、閉塞領域Aを画面上に指定し、操作対象ページPのメモ対象コンテンツを選択することで、操作対象ページPのメモ対象コンテンツを含む白紙ページデータWP1の生成を要求する。又は、発表者は、軌跡Bを画面上に指定することで、操作対象ページPのメモ対象コンテンツを含まない白紙ページデータWP2の生成を要求する。
次に操作受付部11aは、メモ対象コンテンツの選択イベント、又は、新たな白紙ページデータWPの生成イベントを受け付けたか否かを判定する(ステップS303)。このとき操作受付部11aは、画面上のタッチを検知し、イベント種別に基づき、検知した入力イベントが、メモ対象コンテンツの選択イベントか、又は、新たな白紙ページデータWPの生成イベントかを判定する。
操作受付部11aは、選択イベント、又は、生成イベントを受け付けた場合(ステップS303:YES)、白紙ページデータWPの生成指示を処理部13aに伝達する。なお、このとき操作受付部11aは、選択イベントを受け付けた場合、メモ対象コンテンツの選択結果を処理部13aに渡す。また、操作受付部11aは、選択イベント、又は、生成イベントを受け付けていない間に(ステップS303:NO)、他の入力イベントを受け付けた場合、受け付けた入力イベントに対応する処理の制御指示を、処理の実行を制御する機能部に伝達する。
これを受けて処理部13aは、生成指示に従って、操作対象ページPに対する手書きメモ用の白紙ページデータWPを生成する(ステップS304)。
次に処理部13aは、操作受付部11aから受け取ったメモ対象コンテンツの選択結果に基づき、閲覧データの操作対象ページPに、メモ対象コンテンツの選択箇所があるか否かを判定する(ステップS305)。
その結果、処理部13aは、メモ対象コンテンツの選択箇所がある場合(ステップS305:YES)、選択箇所取得部131aにより、選択されたメモ対象コンテンツ(選択箇所)の画像SGを取得する(ステップS306)。このとき選択箇所取得部131aは、操作受付部11aからメモ対象コンテンツの選択結果として受け取った、選択箇所に該当する閉塞領域Aを表す座標値に基づき、閉塞領域Aの画像を閲覧データから取得することで、メモ対象コンテンツの画像SGを取得する。
次に処理部13aは、生成した白紙ページデータWPに、取得した画像SGをマージする(ステップS307)。これにより、処理部13aは、操作対象ページPのメモ対象コンテンツを含む白紙ページデータWP1を生成する。つまり、処理部13aは、メモと対応付けたい操作対象ページPの内容が反映された白紙ページデータWP1を生成する。その後、処理部13aは、生成した白紙ページデータWP1を表示部12aへと渡す。
一方、処理部13aは、メモ対象コンテンツの選択箇所がない場合(ステップS305:NO)、上記ステップS306,S307の処理をスキップ(省略)し、ステップS308の処理へ移行する。これにより、処理部13aは、操作対象ページPのメモ対象コンテンツを含まない白紙ページデータWP2を生成する。その後、処理部13aは、生成した白紙ページデータWP2を表示部12aへと渡す。
次に管理部14aは、生成された白紙ページデータWPと閲覧データの操作対象ページPとを対応付けるための白紙ページ情報Dを登録する(ステップS308)。このとき管理部14aは、白紙ページデータWPの生成順番(白紙ページデータ生成情報)を含む白紙ページ情報Dを生成し、生成した白紙ページ情報Dを、操作対象ページPに対応付けて、記憶部91aに記憶する。これにより、生成後の白紙ページデータWPは、閲覧データの操作対象ページPに対応付けて管理される。
次に表示部12aは、受け取った生成後の白紙ページデータWPを表示領域Rに描画し、画面Wに表示する(ステップS309)。このとき表示部12aは、管理部14aを介して、生成後の白紙ページデータWPを取得し、画面Wに表示する。また、表示部12aは、白紙ページデータWPが対応付けられた操作対象ページPを、表示領域RにサムネイルSとして描画し、画面Wに表示する。これにより、画面Wは、発表者に対して、生成された白紙ページデータWPと操作対象ページPとの対応関係を表す情報を提供できる。
次に処理部13aは、当該端末が発表者端末100aか否かを判定する(ステップS310)。このとき処理部13aは、端末種別情報の設定値に基づき判定する。
処理部13aは、当該端末が発表者端末100aでない場合(ステップS310:NO)、処理を終了する。
一方、処理部13aは、当該端末が発表者端末100aの場合(ステップS310:YES)、当該端末が共有モードか否かを判定する(ステップS311)。このとき処理部13aは、共有状態情報の設定値に基づき判定する。
その結果、処理部13aは、当該端末が共有モードでない場合(ステップS311:NO)、処理を終了する。
一方、処理部13aは、当該端末が共有モードの場合(ステップS311:YES)、白紙ページの追加通知を通信部10aに指示する。なお、このとき処理部13aは、生成した白紙ページデータWPを対応付ける閲覧データの閲覧データ識別情報と操作対象ページPの操作対象ページ識別情報とを通信部10aに渡す。また、処理部13aは、操作対象ページPにおいて、メモ対象コンテンツが選択されている場合、メモ対象コンテンツの選択結果を通信部10aに渡す。
これを受けて通信部10aは、通知指示に従って、白紙ページの追加を通知するメッセージをサーバ200に送信する(ステップS312)。このとき通信部10aは、処理部13aから受け取った情報に基づき、白紙ページの追加を通知するメッセージを生成する。通信部10aは、処理部13aから受け取った閲覧データ識別情報と操作対象ページ識別情報とを含むメッセージを生成する。又は、通信部10aは、処理部13aから受け取った閲覧データ識別情報、操作対象ページ識別情報、及びメモ対象コンテンツに該当する閉塞領域Aの座標値を含むメッセージを生成する。
このように、本実施形態に係る情報処理システム1000では、発表者端末100aからサーバ200にメッセージが送信され、発表者端末100aにおいて白紙ページが追加された旨が通知される。
《サーバ200の処理》
図15は、本実施形態に係るサーバ200の処理例を示すフローチャートである。図15には、本実施形態に係るサーバ200で、上記情報処理機能を実現するプログラム(情報処理プログラム)が実行され、発表者端末100aの白紙追加時に各機能部が連係動作するときの処理例が示されている。
通信部20は、発表者端末100aから白紙ページの追加を通知するメッセージを受信したか否かを判定する(ステップS401)。このとき通信部20では、メッセージを受信するまでの間(ステップS401:NO)、待機状態(メッセージ受信待ち状態)が維持される。
通信部20は、白紙ページの追加を通知するメッセージを受信した場合(ステップS401:YES)、白紙ページ情報Dの生成を管理部24に指示する。このとき通信部20は、メッセージに含まれる閲覧データ識別情報及び操作対象ページ識別情報を管理部24に渡す。また、通信部20は、受信したメッセージに、メモ対象コンテンツの選択結果が含まれている場合、メモ対象コンテンツの選択結果を管理部24に渡す。
これを受けて管理部24は、生成指示に従って、白紙ページデータWPと閲覧データの操作対象ページPとを対応付けるための白紙ページ情報Dを登録する(ステップS402)。このとき管理部24は、通信部20から受け取った操作対象ページ識別情報を含む白紙ページ情報Dを生成する。又は、管理部24は、操作対象ページ識別情報とメモ対象コンテンツの選択結果とを含む白紙ページ情報Dを生成する。その結果、管理部24は、閲覧データ識別情報と操作対象ページ識別情報とに基づき特定した閲覧データの操作対象ページPに、生成した白紙ページ情報Dを対応付けて記憶する。
次に通信部20は、受信したメッセージを、参加者端末100b及び出力装置300に送信する(ステップS403)。
このように、本実施形態に係る情報処理システム1000では、発表者端末100aから受信したメッセージに基づき、発表者端末100aで生成された白紙ページデータWPが、閲覧データの操作対象ページPに対応付けて、サーバ200で管理される。また、本実施形態に係る情報処理システム1000では、サーバ200から参加者端末100b及び出力装置300にメッセージが送信され、発表者端末100aにおいて白紙ページが追加された旨の通知が中継される。
《参加者端末100bの処理》
図16は、本実施形態に係る参加者端末100bの処理例を示すフローチャートである。図16には、本実施形態に係る参加者端末100bで、上記情報処理機能を実現するプログラム(情報処理プログラム)が実行され、発表者端末100aの白紙追加時に各機能部が連係動作するときの処理例が示されている。なお、以下の処理例では、参加者端末100bに閲覧データの操作対象ページPが表示され、共有モードに移行済みの状態であることを想定している。よって、参加者端末100bの画面Wには、閲覧画面が表示されている。
通信部10bは、サーバ200から白紙ページの追加を通知するメッセージを受信したか否かを判定する(ステップS501)。このとき通信部10bでは、メッセージを受信するまでの間(ステップS501:NO)、待機状態(メッセージ受信待ち状態)が維持される。
通信部10bは、白紙ページの追加を通知するメッセージを受信した場合(ステップS501:YES)、白紙ページデータWPの生成指示を処理部13bに伝達する。なお、このとき通信部10bは、メッセージに含まれる閲覧データ識別情報及び操作対象ページ識別情報を処理部13bに渡す。また、通信部10bは、受信したメッセージに、メモ対象コンテンツの選択結果が含まれている場合、メモ対象コンテンツの選択結果を処理部13bに渡す。
これを受けて処理部13bは、生成指示に従って、発表者端末100aの間で共有している閲覧データの操作対象ページPに対する手書きメモ用の白紙ページデータWPを生成する(ステップS502)。
次に処理部13bは、通信部10bから受け取ったメモ対象コンテンツの選択結果に基づき、発表者端末100aの間で共有している閲覧データの操作対象ページPに、メモ対象コンテンツの選択箇所があるか否かを判定する(ステップS503)。
その結果、処理部13bは、メモ対象コンテンツの選択箇所がある場合(ステップS503:YES)、選択箇所取得部131bにより、選択されたメモ対象コンテンツ(選択箇所)の画像SGを取得する(ステップS504)。このとき選択箇所取得部131bは、通信部10bから受け取った閲覧データ識別情報と操作対象ページ識別情報とに基づき、発表者端末100aの間で共有している閲覧データの操作対象ページPを特定する。その結果、選択箇所取得部131bは、通信部10bからメモ対象コンテンツの選択結果として受け取った、選択箇所に該当する閉塞領域Aを表す座標値に基づき、閉塞領域Aの画像を閲覧データから取得することで、メモ対象コンテンツの画像SGを取得する。
次に処理部13bは、生成した白紙ページデータWPに、取得した画像SGをマージする(ステップS505)。これにより、処理部13bは、発表者端末100aの間で共有している閲覧データの操作対象ページPのメモ対象コンテンツを含む白紙ページデータWP1を生成する。つまり、処理部13bは、発表者端末100aの間で共有している閲覧データにおいて、メモと対応付けたい操作対象ページPの内容が反映された白紙ページデータWP1を生成する。その後、処理部13bは、生成した白紙ページデータWP1を表示部12bへと渡す。
一方、処理部13bは、メモ対象コンテンツの選択箇所がない場合(ステップS503:NO)、上記ステップS504,S505の処理をスキップし、ステップS506の処理へ移行する。これにより、処理部13bは、発表者端末100aの間で共有している閲覧データの操作対象ページPのメモ対象コンテンツを含まない白紙ページデータWP2を生成する。その後、処理部13bは、生成した白紙ページデータWP2を表示部12bへと渡す。
次に管理部14bは、生成された白紙ページデータWPと、発表者端末100aの間で共有している閲覧データの操作対象ページPとを対応付けるための白紙ページ情報Dを登録する(ステップS506)。このとき管理部14bは、通信部10bから受け取った操作対象ページ識別情報を含む白紙ページ情報Dを生成する。又は、管理部14bは、操作対象ページ識別情報とメモ対象コンテンツの選択結果とを含む白紙ページ情報Dを生成する。その結果、管理部14bは、閲覧データ識別情報と操作対象ページ識別情報とに基づき特定した閲覧データの操作対象ページPに、生成した白紙ページ情報Dを対応付けて記憶する。これにより、生成後の白紙ページデータWPは、発表者端末100aの間で共有している閲覧データの操作対象ページPに対応付けて管理される。
次に表示部12bは、受け取った生成後の白紙ページデータWPを表示領域Rに描画し、画面Wに表示する(ステップS507)。このとき表示部12bは、管理部14bを介して、生成後の白紙ページデータWPを取得し、画面Wに表示する。また、表示部12bは、白紙ページデータWPが対応付けられた操作対象ページPを、表示領域RにサムネイルSとして描画し、画面Wに表示する。これにより、画面Wは、参加者に対して、生成された白紙ページデータWPと、発表者端末100aの間で共有している閲覧データの操作対象ページPとの対応関係を表す情報を提供できる。
このように、本実施形態に係る情報処理システム1000では、サーバ200から受信したメッセージに基づき、参加者端末100bで、発表者端末100aの間で共有している閲覧データの操作対象ページPに対する白紙ページデータWPが生成される。つまり、本実施形態に係る情報処理システム1000では、発表者端末100aと参加者端末100b及び出力装置300との間で白紙ページデータWPが共有される。
<まとめ>
以上のように、本実施形態に係る情報処理システム1000によれば、発表者端末100aが、タッチ操作により受け付けた白紙ページの生成指示に従って、手書きメモ用の白紙ページデータWPを生成し、白紙ページを追加した旨をサーバ200に通知する。これを受けてサーバ200は、発表者端末100aで生成された白紙ページデータWPを、閲覧データの操作対象ページPに対応付けて記憶する。その後、サーバ200は、発表者端末100aから受信した通知を、参加者端末100b及び出力装置300に送信する。これを受けて参加者端末100b及び出力装置300は、発表者端末100aとの間で共有している閲覧データの操作対象ページPに対して、手書きメモ用の白紙ページデータWPを生成する。
これによって、本実施形態に係る情報処理システム1000は、複数の情報端末100で共有した閲覧データの操作対象ページPに対して、手書きメモ用の白紙ページデータWPを容易に追加でき、追加した白紙ページデータWPを共有できる環境を提供する。その結果、本実施形態に係る情報処理システム1000は、複数の情報端末100が利用可能なシステム環境においても、第1の実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、本実施形態に係る情報処理システム1000は、発表者端末100aと参加者端末100b及び出力装置300との間で、白紙ページデータWPを共有するときの通信負荷を軽減することができる。なぜなら、本実施形態では、白紙ページデータWPを共有するときに、各装置間で白紙ページデータWPを送受信しないからである。本実施形態では、白紙ページを追加した旨を通知するメッセージのみを送受信しており、白紙ページデータWPそのものを送受信する処理に比べて、送受信するデータ量が少ない。これにより、本実施形態では、白紙ページ共有時の通信負荷を軽減でき、システムにおいて、効率的なデータ共有環境を実現することができる。
なお、上記実施形態では、情報処理システム1000が会議で利用される場面を例に説明を行ったが、この限りでない。例えば教育機関での講義といった場面で利用されてもよい。つまり、本実施形態に係る情報処理システム1000は、複数の情報端末100を利用し、情報を共有しながら、共有した情報に対して、手書きメモを残す場面に適用できる。
また、上記実施形態では、複数の情報端末100、サーバ200、及び複数の出力装置300が同一セグメントのネットワークNに接続される画面を例に説明を行ったが、この限りでない。例えばサーバ200は、外部ネットワークに接続され、インターネットなどを経由して他の装置と通信するようにしてもよい。つまり、本実施形態に係る情報処理システム1000は、クラウド環境に適用できる。これにより、本実施形態に係る情報処理システム1000は、同じ部屋で開催する会議に利用できるだけでなく、異なる施設間(例えば「異なる事業所間」など)で開催するリモート会議にも利用できる。
最後に、上記実施形態に挙げた形状や構成に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した要件に、本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
10a,10b,20,30 通信部
11,11a,11b,31 操作受付部
12,12a,12b,32 表示部
13,13a,13b,33 処理部
131,131a,131b,331 選択箇所取得部
14,14a,14b,24,34 管理部
91,91a,91b,92,93 記憶部
100,100a,100b 情報端末
200 サーバ
300,300a,300b 出力装置
1000 情報処理システム
特開2007−280235号公報

Claims (15)

  1. サーバを介して他の情報端末へメッセージを送信する情報端末であって、
    画面上のユーザ操作を受け付ける受付部と、
    前記ユーザ操作により選択されたコンテンツの画像を含む追記用データを生成する処理部と、
    前記追記用データを、閲覧データの操作対象ページに対応付けて管理する管理部と、
    前記追記用データを画面に表示する表示部と、
    前記操作対象ページに対応付けた前記追記用データを生成した旨を通知するメッセージを前記サーバに対して送信する送信部と、
    を備え
    前記送信部は、前記メッセージを前記サーバに対して送信することによって、該サーバに受信した前記メッセージに基づいて前記追記用データを前記閲覧データの操作対象ページに対応つけて管理させる一方で前記他の情報端末へ前記メッセージを送信させ、前記他の情報端末は前記サーバから受信した前記メッセージに基づいて前記選択されたコンテンツの画像を含む追記用データを生成し、該生成した追記用データを画面に表示することを特徴とする情報端末。
  2. 前記表示部は、
    前記受付部が受け付けた前記閲覧データへの情報の追記指示に従って、前記ユーザ操作により追記対象の前記コンテンツを選択可能な編集画面を表示し、
    前記処理部は、
    前記編集画面を介して前記受付部が受け付けた前記コンテンツの選択結果に基づき、選択された前記コンテンツの画像を含む前記追記用データを生成することを特徴とする請求項1に記載の情報端末。
  3. 前記編集画面の選択箇所に該当する領域の画像を取得する取得部を、さらに有し、
    前記取得部は、
    前記編集画面の選択箇所に該当する領域として、前記コンテンツを囲む閉塞領域が指定されると、前記受付部が受け付けた前記閉塞領域の座標値に基づき、前記閉塞領域の画像を前記閲覧データから取得し、
    前記処理部は、前記取得部が取得した前記画像を所定の位置に配置し前記追記用データを生成することを特徴とする請求項2に記載の情報端末。
  4. 前記表示部は、
    前記追記用データと前記閲覧データの前記操作対象ページとの対応関係を表す情報を前記画面に表示することを特徴とする請求項1に記載の情報端末。
  5. 前記表示部は、
    前記処理部が前記追記用データを生成すると、生成した前記追記用データに対応付けられている前記閲覧データの前記操作対象ページをサムネイルとして表示し、前記対応関係を表す情報を前記画面に表示することを特徴とする請求項4に記載の情報端末。
  6. 前記表示部は、
    前記画面を介して前記受付部が受け付けた前記サムネイルの選択指示に従って、前記追記用データと前記閲覧データの前記操作対象ページとの前記サムネイルによる表示を切り替えることを特徴とする請求項5に記載の情報端末。
  7. 前記管理部は、
    複数の前記追記用データを、前記閲覧データの同じ前記操作対象ページに対応付けて管理することを特徴とする請求項1に記載の情報端末。
  8. 前記管理部は、
    前記追記用データの生成順番に従って、複数の前記追記用データを、前記閲覧データの同じ前記操作対象ページに対応付けて管理することを特徴とする請求項7に記載の情報端末。
  9. 前記管理部は、
    前記処理部が前記追記用データを生成すると、生成した前記追記用データの前記生成順番を含む管理情報を生成し、生成した前記管理情報と前記閲覧データの前記操作対象ページとを対応付けて記憶し、複数の前記追記用データを、前記閲覧データの同じ前記操作対象ページに対応付けて管理することを特徴とする請求項8に記載の情報端末。
  10. 前記表示部は、
    前記管理情報に含まれる前記生成順番に基づき、前記処理部が生成した第1追記用データに対応付けられている前記閲覧データの前記操作対象ページと、前記処理部が前に生成した第2追記用データと、をサムネイルとして表示し、複数の前記追記用データと前記閲覧データの前記操作対象ページとの対応関係を表す情報を前記編集画面に表示することを特徴とする請求項9に記載の情報端末。
  11. サーバを介して他のコンピュータへメッセージを送信するコンピュータに、
    画面上のユーザ操作を受け付ける受付ステップと、
    前記ユーザ操作により選択されたコンテンツの画像を含む追記用データを生成する処理ステップと、
    前記追記用データを、閲覧データの操作対象ページに対応付けて管理する管理ステップと、
    前記追記用データを画面に表示する表示ステップと、
    前記操作対象ページに対応付けた前記追記用データを生成した旨を通知するメッセージを前記サーバに対して送信する送信ステップと、
    実行させ、
    前記送信ステップは、前記メッセージを前記サーバに対して送信することによって、該サーバに受信した前記メッセージに基づいて前記追記用データを前記閲覧データの操作対象ページに対応つけて管理させる一方で前記他のコンピュータへ前記メッセージを送信させ、前記他のコンピュータは前記サーバから受信した前記メッセージに基づいて前記選択されたコンテンツの画像を含む追記用データを生成し、該生成した追記用データを画面に表示する情報処理プログラム。
  12. 第1情報端末とサーバと第2情報端末とを備える情報処理システムであって、
    前記第1情報端末は、
    画面上のユーザ操作を受け付ける受付部と、
    前記ユーザ操作により追記対象として選択されたコンテンツの画像を含む追記用データを、閲覧データへの情報の追記指示に従って生成する第1処理部と、
    前記追記用データを画面に表示する第1表示部と、
    前記追記用データを生成した旨を通知するメッセージを送信する第1送信部と、を備え、
    前記サーバは、
    前記第1情報端末から前記メッセージを受信する第1受信部と、
    前記メッセージによる前記追記用データの生成通知に基づき、前記追記用データを、前記閲覧データの操作対象ページに対応付けて、所定の記憶領域に記憶し管理する管理部と、
    前記第1情報端末から受信した前記メッセージを送信する第2送信部と、を備え、
    前記第2情報端末は、
    前記サーバから前記メッセージを受信する第2受信部と、
    前記メッセージによる前記追記用データの生成通知に基づき、前記第1情報端末において選択された前記コンテンツの画像を含む前記追記用データを生成する第2処理部と、
    前記追記用データを画面に表示する第2表示部と、を備えることを特徴とする情報処理システム。
  13. 第1情報端末とサーバと出力装置とを備える情報処理システムであって、
    前記第1情報端末は、
    画面上のユーザ操作を受け付ける受付部と、
    前記ユーザ操作により追記対象として選択されたコンテンツの画像を含む追記用データを、閲覧データへの情報の追記指示に従って生成する第1処理部と、
    前記追記用データを画面に表示する第1表示部と、
    前記追記用データを生成した旨を通知するメッセージを送信する第1送信部と、を備え、
    前記サーバは、
    前記第1情報端末から前記メッセージを受信する第1受信部と、
    前記メッセージによる前記追記用データの生成通知に基づき、前記追記用データを、前記閲覧データの操作対象ページに対応付けて、所定の記憶領域に記憶し管理する管理部と、
    前記第1情報端末から受信した前記メッセージを送信する第2送信部と、を備え、
    前記出力装置は、
    前記サーバから前記メッセージを受信する第2受信部と、
    前記メッセージによる前記追記用データの生成通知に基づき、前記第1情報端末において選択された前記コンテンツの画像を含む前記追記用データを生成する第2処理部と、
    前記追記用データを表示又は投影する第2表示部と、を備えることを特徴とする情報処理システム。
  14. 第1情報端末とサーバと第2情報端末とを備える情報処理システムで実行される情報処理方法であって、
    前記第1情報端末が、
    画面上のユーザ操作を受け付ける受付工程と、
    前記ユーザ操作により追記対象として選択されたコンテンツの画像を含む追記用データを、閲覧データへの情報の追記指示に従って生成する第1処理工程と、
    前記追記用データを画面に表示する第1表示工程と、
    前記追記用データを生成した旨を通知するメッセージを送信する第1送信工程と、を含み、
    前記サーバが、
    前記第1情報端末から前記メッセージを受信する第1受信工程と、
    前記メッセージによる前記追記用データの生成通知に基づき、前記追記用データを、前記閲覧データの操作対象ページに対応付けて、所定の記憶領域に記憶し管理する管理工程と、
    前記第1情報端末から受信した前記メッセージを送信する第2送信工程と、を含み、
    前記第2情報端末が、
    前記サーバから前記メッセージを受信する第2受信工程と、
    前記メッセージによる前記追記用データの生成通知に基づき、前記第1情報端末において選択された前記コンテンツの画像を含む前記追記用データを生成する第2処理工程と、
    前記追記用データを画面に表示する第2表示工程と、を含むことを特徴とする情報処理方法。
  15. 第1情報端末とサーバと出力装置とを備える情報処理システムで実行される情報処理方法であって、
    前記第1情報端末が、
    画面上のユーザ操作を受け付ける受付工程と、
    前記ユーザ操作により追記対象として選択されたコンテンツの画像を含む追記用データを、閲覧データへの情報の追記指示に従って生成する第1処理工程と、
    前記追記用データを画面に表示する第1表示工程と、
    前記追記用データを生成した旨を通知するメッセージを送信する第1送信工程と、を含み、
    前記サーバが、
    前記第1情報端末から前記メッセージを受信する第1受信工程と、
    前記メッセージによる前記追記用データの生成通知に基づき、前記追記用データを、前記閲覧データの操作対象ページに対応付けて、所定の記憶領域に記憶し管理する管理工程と、
    前記第1情報端末から受信した前記メッセージを送信する第2送信工程と、を含み、
    前記出力装置が、
    前記サーバから前記メッセージを受信する第2受信工程と、
    前記メッセージによる前記追記用データの生成通知に基づき、前記第1情報端末において選択された前記コンテンツの画像を含む前記追記用データを生成する第2処理工程と、
    前記追記用データを表示又は投影する第2表示工程と、を含むことを特徴とする情報処理方法。
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