JP3253717B2 - 遠隔会議システム - Google Patents

遠隔会議システム

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JP3253717B2
JP3253717B2 JP00552293A JP552293A JP3253717B2 JP 3253717 B2 JP3253717 B2 JP 3253717B2 JP 00552293 A JP00552293 A JP 00552293A JP 552293 A JP552293 A JP 552293A JP 3253717 B2 JP3253717 B2 JP 3253717B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠隔会議システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル公衆網(ISDN:In
tegrated ServicesDigital
Network)を介して構築された遠隔会議システム
が利用されるようになってきている。このような遠隔会
議システムは、複数の通信端末装置間で、例えば本社と
複数の支社に配置された通信端末装置間での会議の開催
を可能にするものであり、各端末装置間での会議資料の
送受信が可能である。この会議資料を送信する場合、一
般的には、送信側の端末装置のユーザが送信したい会議
資料にタイトル名を付けて、相手先の端末装置に送信す
るような方法がとられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
遠隔会議システムにあっては、会議資料を送信する場
合、上述のように、送信側の端末装置のユーザが送信し
たい会議資料にタイトル名を付けて、相手先の端末装置
に送信するような方法がとられていたため、受信側の端
末装置で同じタイトル名の会議資料が存在した場合など
は、受信側の端末装置で通信上エラーとして会議資料送
信を中断するか若しくは受信側の端末装置で同一タイト
ル名の会議資料にオーバライトを実行し、以前の会議資
料を消去するほかなく、遠隔会議システムを運用するユ
ーザは、会議資料の送受信に不便さを感じるといった問
題点があった。
【0004】そこで、本発明は、会議資料を送信すると
き、受信側の端末装置に同じタイトル名の会議資料が存
在しないようにして、遠隔会議システムを運用するユー
ザの利便性を向上することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、複数の端末装置により構成さ
れ、各端末装置間でデジタル公衆網を介して会議資料の
送受信が可能な遠隔会議システムにおいて、送信側の端
末装置が、送信する会議資料のタイトル名を指定するタ
イトル名指定手段と、該タイトル名指定手段により指定
されたタイトル名、該タイトル名が指定された時の時間
情報および自端末電話番号情報を、送信する会議資料の
管理情報として受信側の端末装置に会議資料と一緒に送
信する送信手段と、送信した会議資料を該会議資料のタ
イトル名、生成時間情報および生成元電話番号により管
理する会議資料管理手段と、を有し、受信側の端末装置
が、受信した会議資料を該会議資料のタイトル名、生成
時間情報および生成元電話番号により管理する会議資料
管理手段を有し、前記端末装置間で会議通信を実行中に
会議資料のタイトル名、生成時間情報および生成元電話
番号を通信上で交換することによって、端末装置間で会
議資料を指定することを特徴としている。
【0006】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、複数の端末装置により構成され、各端末装置間
でデジタル公衆網を介して会議資料の送受信が可能な遠
隔会議システムにおいて、送信側の端末装置が、送信す
る会議資料のタイトル名を指定するタイトル名指定手段
と、会議資料を送信するとき、タイトル名指定手段によ
り指定されたタイトル名をCDCLコマンド(ドキュメ
ント機能リストコマンド)に設定するCDCLコマンド
設定手段と、会議資料を受信した端末装置からRDCL
Pレスポンス(ドキュメント機能リストレスポンス)を
受信して、タイトル名指定手段により指定されたタイト
ル名が受信側の端末装置に既に存在しているかどうかを
RDCLPレスポンスに基づいて認識するタイトル名存
在認識手段と、該タイトル名存在認識手段によりタイト
ル名が受信側の端末装置に既に存在していることが認識
された場合、タイトル名の変更を促すメッセージを表示
する表示手段と、送信した会議資料を該会議資料のタイ
トル名により管理する会議資料管理手段と、を有し、受
信側の端末装置が、会議資料のタイトル名を記憶するタ
イトル名記憶手段と、送信側の端末装置からCDCLコ
マンドを受信し、該CDCLコマンドに設定された会議
資料のタイトル名がタイトル名記憶手段に既に存在して
いるかどうかをを判定するタイトル名判定手段と、該タ
イトル名判定手段の判定結果をRDCLPレスポンスに
設定するRDCLPレスポンス設定手段と、受信した会
議資料を該会議資料のタイトル名により管理する会議資
料管理手段と、を有し、前記端末装置間で会議通信を実
行中に会議資料のタイトル名を通信上で交換することに
よって、端末装置間で会議資料を指定することを特徴と
している。
【0007】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るため、複数の端末装置により構成され、各端末装置間
でデジタル公衆網を介して会議資料の送受信が可能な遠
隔会議システムにおいて、送信側の端末装置が、送信す
る会議資料のファイル名を指定するファイル名指定手段
と、送信する会議資料のタイトル名を指定するタイトル
名指定手段と、会議資料を送信するとき、ファイル名指
定手段により指定されたファイル名およびタイトル名指
定手段により指定されたタイトル名をCDCLコマンド
(ドキュメント機能リストコマンド)に設定するCDC
Lコマンド設定手段と、会議資料を受信した端末装置か
らRDCLPレスポンス(ドキュメント機能リストレス
ポンス)を受信して、受信側の端末装置で指定されたフ
ァイル名をRDCLPレスポンスに基づいて認識する受
信側ファイル名認識手段と、送信した会議資料を、自端
末装置のタイトル名指定手段とファイル指定手段により
指定されたタイトル名とファイル名および受信側ファイ
ル名認識手段により認識されたファイル名により会議資
料を管理する会議資料管理手段と、を有し、受信側の端
末装置が、送信側の端末装置からCDCLコマンドを受
信したとき、受信した会議資料にファイル名を指定する
ファイル名指定手段と、該ファイル名指定手段により指
定されたファイル名をRDCLPレスポンスに設定する
RDCLPレスポンス設定手段と、受信した会議資料
を、送信側の端末装置で指定されたファイル名とタイト
ル名および自端末装置のファイル名指定手段により指定
されたファイル名により会議資料を管理する会議資料管
理手段と、を有し、前記端末装置間で会議通信を実行中
に会議資料の送信側端末装置におけるファイル名と受信
側端末装置におけるファイル名を通信上で交換すること
によって、端末装置間で会議資料を指定することを特徴
としている。
【0008】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るため、複数の端末装置により構成され、各端末装置間
でデジタル公衆網を介して会議資料の送受信が可能な遠
隔会議システムにおいて、送信側の端末装置が、送信す
る会議資料のタイトル名を指定するタイトル名指定手段
と、送信する会議資料のデータ長から会議資料の管理I
Dを算出する管理ID算出手段と、タイトル名指定手段
により指定されたタイトル名および管理ID算出手段に
より算出された管理IDを、送信する会議資料の管理情
報として受信側の端末装置に会議資料と一緒に送信する
送信手段と、送信した会議資料を該会議資料のタイトル
名および管理IDにより管理する会議資料管理手段と、
を有し、受信側の端末装置が、受信した会議資料を該会
議資料のタイトル名および管理IDにより管理する会議
資料管理手段を有し、前記端末装置間で会議通信を実行
中に会議資料のタイトル名および管理IDを通信上で交
換することによって、端末装置間で会議資料を指定する
ことを特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明では、送信側の端末装置が
会議資料を送信するとき、ユーザが指定したタイトル名
と、ユーザがタイトルを指定した時の時間情報と、自端
末電話番号情報を、会議資料の管理情報として、受信側
の端末装置に会議資料と一緒に送信する。送信側の端末
装置と受信側の議端末装置では、会議資料をファイル名
とタイトル名と生成時間と生成元電話番号で管理する。
端末装置間で会議通信を実行中に、会議資料のタイトル
名と生成時間情報と生成元電話番号の会議資料管理情報
を通信上で交換することによって、端末装置間の会議資
料の指定を実行する。以上の処理を実行することによっ
て、会議資料送信のとき、受信側の端末装置に同じタイ
トル名の会議資料が存在しないようにすることが可能に
なる。
【0010】請求項2記載の発明では、送信側の端末装
置が会議資料を送信するとき、CDCLコマンドにユー
ザが指定したタイトル名を設定する。受信側の端末装置
がCDCLコマンドを受信し、受信する会議資料のタイ
トル名が既に存在しているかどうか判定する。その判定
後、判定結果をRDCLPレスポンスに設定する。送信
側の端末装置がRDCLPレスポンスを受信し、その判
定結果がNGの場合は、例えば表示部に、会議資料送信
時に指定したタイトル名が、受信側の遠隔会議端末装置
で、重なったのでタイトル名を変更するように表示す
る。その判定結果がOKの場合は、会議資料をタイトル
名で管理する。端末装置間で会議通信を実行中に、会議
資料のタイトル名を通信上で交換することによって、端
末装置間の会議資料の指定を実行する。以上の処理を実
行することによって、会議資料送信のとき、受信側の端
末装置に同じタイトル名の会議資料が存在しないように
することが可能になる。
【0011】請求項3記載の発明では、送信側の端末装
置が会議資料を送信するとき、CDCLコマンドに、フ
ァイル名とユーザが指定したタイトル名を設定する。受
信側の端末装置がCDCLコマンドを受信したとき、R
DCLPレスポンスに受信するファイル名を設定する。
送信側の端末装置と受信側の端末装置で、会議資料をタ
イトル名と送信側のファイル名と受信側のファイル名で
管理する。端末装置間で会議通信を実行中に、会議資料
の送信側のファイル名と受信側のファイル名を通信上で
交換することによって、端末装置間の会議資料の指定を
実行する。以上の処理を実行することによって、会議資
料送信のとき、受信側の端末装置に同じタイトル名の会
議資料が存在した場合でも、会議資料の重複を防止する
ことが可能になる。
【0012】請求項4記載の発明では、送信側の端末装
置が会議資料を送信するとき、ユーザが指定したタイト
ル名と、会議資料のデータ長から算出された会議資料識
別IDを会議資料の管理情報として、受信側の端末装置
に会議資料と一緒に送信する。送信側の端末装置と受信
側の端末装置で、会議資料をファイル名とタイトル名と
会議資料識別IDで管理する。遠隔会議端末装置間で会
議資料を実行中に、会議資料のタイトル名と会議資料識
別IDの会議資料管理情報を通信上で交換することによ
って、端末装置間の会議資料の指定を実行する。以上の
処理を実行することによって、会議資料送信のとき、受
信側の端末装置に同じタイトル名の会議資料が存在し
場合でも、会議資料の重複を防止することが可能にな
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1〜図7は本発明に係る遠隔会議システムの一実施例を
示す図である。まず、構成を説明する。図1は、本実施
例の遠隔会議システムを構成する複数の遠隔会議端末装
置のうちの一つの端末装置のハード構成を示している。
この図1において、遠隔会議端末装置29は、表示部
1、VRAM2、グラフィックコントローラ3、CPU
(Centoral Processing Uni
t)4、DMAコントローラ5、割込みコントローラ
6、メモリ部7、シリアルインターフェース8、ライテ
ィングパット9、LAPD(Link Access
Procedure on the D−channe
l)10、LAPB(Link AccessProc
edure Balanced)11、LAPB12、
メディア多重化装置13、ISDNインターフェース1
4、SCSI(Small Computer Sta
ndard Interface)16、HD(ハード
ディスク)17、シリアルインターフェース18、キー
ボード19、SCSI20、スキャナー21、プリンタ
ーインターフェース22、プリンター23、動画インタ
ーフェース24、スピーカー25、マイク26、圧縮伸
張部27およびシステムバス28から構成され、デジタ
ル公衆網(ISDN)15を介して他の端末装置に接続
される。
【0014】図2は、遠隔会議端末装置29に搭載され
るプロトコルスタックの構成図である。遠隔会議端末装
置29のプロトコルスタックは、ISDNのレイヤ1の
機能を満足するI430と、Dchのレイヤ2の機能を
満足するQ921と、Dchレイヤ3の機能を満足する
Q931と、Bchのメディア多重を実現するメディア
多重化装置H221と、メディア多重化装置H221を
制御するH242と、音声符号化機能を満足するG71
1と、画像符号化機能を満足するH261と、Bchの
レイヤ2の機能を満足するX75と、データ多重転送機
能を満足するQ922コアと、Q921と同じようなL
AP制御の機能を満足するQ922制御と、Bchのレ
イヤ3の機能を満足するIS8208と、Bchのレイ
ヤ4の機能を満足するT70と、X224と、Bchの
レイヤ5の機能を満足するT62と、X225と、Bc
hのレイヤ6の機能を満足するT73と、X226と、
会議のプロトコルを制御するアプリケーションのC&I
と、テレライティングのプロトコルを制御するアプリケ
ーションのTWと、静止画情報、ファックス情報などの
情報をバルクで転送するアプリケーションのBULK
と、G4ファックス通信を制御するアプリケーションの
G4FAXから構成されている。
【0015】遠隔会議端末装置29は、G4ファクシミ
リ通信の発呼手順/着呼手順や、会議通信の発呼手順/
着呼手順を実行するとき、Dch上のQ921と、Q9
31のプロトコルスタックを使用する。遠隔会議端末装
置29は、G4ファクシミリ通信を実行するとき、Bc
h上のX75と、IS8208と、T70と、T62
と、T73と、G4FAXのプロトコルスタックを使用
する。G4ファクシミリ通信は、通常のファクシミリ通
信や、会議通信時に使用する会議資料の事前配布などに
利用される。
【0016】また、遠隔会議端末装置29は、会議通信
を実行するとき、H221上のH242、G711、H
261、Q922、X224、X225、X226、C
&I、TW、BULKのプロトコルスタックを使用す
る。C&Iアプリケーション以下のX226、X22
5、X224、Q922は、会議通信中のデータ転送全
般を制御するときに使用するプロトコルスタックであ
る。TWアプリケーション以下のX226、X225、
X224、Q922は、会議通信中のテレライティング
サービスを実行するときに使用するプロトコルスタック
である。BULKアプリケーション以下のX226、X
225、X224、Q922は、会議通信中の会議資料
の転送や、静止画情報の転送や、その他のデジタル情報
を転送するときに使用するプロトコルスタックである。
【0017】次に、通常の会議通信の手順を説明する。
上述したように、遠隔会議端末装置29は図1のシステ
ム構成で、図2のプロトコルスタック構成を有するもの
であり、そして図3に示すように、遠隔会議端末装置2
9と同様に構成される遠隔端末装置21〜2nにデジタル
公衆網(ISDN)15を介して接続されている。遠隔
会議端末装置29から例えば遠隔会議端末装置21に会
議通信を行うためには、まず遠隔会議端末装置29のユ
ーザがライティングパット9やキーボード19等の入力
装置を使って遠隔会議端末装置21の電話番号を指定
し、会議通信で発呼を行う。次に着呼した遠隔会議端末
装置21では、スピーカー26から着信音を鳴らすか若
しくは表示部1に着信表示することによって、遠隔会議
端末装置21のユーザに着信を知らせる。次に遠隔会議
端末装置21のユーザが着信に応答すると、呼が接続さ
れ音声が開通する。次に遠隔会議端末装置29若しくは
遠隔会議端末装置21のユーザがライティングパット9
やキーボード19等の入力装置を使って動画情報の転送
を指定し、会議通信で発呼を行う。次に着呼した遠隔会
議端末装置29若しくは遠隔会議端末装置21では、表
示部1に動画の着信表示をして呼を自動的に接続し、動
画情報を開通する。以上の手順後、音声情報、動画情報
が開通した状態となり遠隔会議端末装置1と遠隔会議端
末装置21のユーザ間で会議が行われる。会議通信中
は、遠隔会議端末装置29と遠隔会議端末装置21のユ
ーザが表示部1とライティングパット9を使ってテレラ
イティング通信を実行したり、遠隔会議端末装置29若
しくは遠隔会議端末装置21のスキャナー21若しくは
HD17から静止画情報やファックス情報を読み取り、
遠隔会議端末装置29若しくは遠隔会議端末装置21
転送したりして、会議進行をサポートする。
【0018】図3の遠隔会議端末装置29から遠隔会議
端末装置21に会議資料を送信するためには、まず遠隔
会議端末装置29のユーザがライティングパット9やキ
ーボード19等の入力装置を使って、送信する会議資料
に適当なタイトル名を添付する。次に遠隔会議端末装置
29のユーザがライティングパット9やキーボード19
等の入力装置を使って遠隔会議端末装置21に会議資料
の送信を開始する。会議資料送信後、遠隔会議端末装置
29と遠隔会議端末装置21は、後述するように、共通
のタイトル名を有する会議資料を持つことになる。そし
て、共通のタイトル名を持つことによって、会議通信
中、会議資料を遠隔会議端末装置29と遠隔会議端末装
置21の表示部1に同時に表示したり、またテレライテ
ィングサービスを実行したりすることによって、会議資
料を同時に加筆、修正することができる。
【0019】また、遠隔会議端末装置29から遠隔会議
端末装置21に会議通信に使用する会議資料を、事前に
送信するためには、まず遠隔会議端末装置29のユーザ
がライティングパット9やキーボード19等の入力装置
を使って、送信する会議資料に適当なタイトル名を添付
する。次に遠隔会議端末装置29のユーザがライティン
グパット9やキーボード19等の入力装置を使って遠隔
会議端末装置21の電話番号を指定し、G4ファクシミ
リ通信で発呼を行う。着呼した遠隔会議端末装置21
は自動的にその呼に応答する。呼が接続された時点で、
遠隔会議端末装置29と遠隔会議端末装置21は後述す
るように共通のタイトル名を有する会議資料を持つこと
になる。事前に配布した会議資料は、上述同様に、会議
通信中、遠隔会議端末装置29と遠隔会議端末装置21
の表示部1に同時に表示されたり、またテレライティン
グサービスを実行するときに利用される。なお、G4フ
ァクシミリ通信での会議資料送信については後で詳述す
る。
【0020】次に、遠隔会議端末装置の会議通信のプロ
トコルを説明する。図4に遠隔会議端末装置における会
議通信のプロトコルシーケンスを示す。図4に示した遠
隔会議端末装置29と遠隔会議端末装置21〜2n(以
下、代表して2とする)の間で会議通信を行うために
は、まずDchの呼設定手順(CCITT勧告Q931
標準手順)を使って、遠隔会議端末装置29と遠隔会議
端末装置2の間に呼が確立した時点で、第1チャンネル
の接続確立となる(CCITT勧告H242標準手順フ
ェーズA)。
【0021】遠隔会議端末装置29と遠隔会議端末装置
2の間で、第1チャンネル接続確立となった後、Bch
の第1チャンネル初期化手順(CCITT勧告H242
標準手順)を使って、回線上にFAS/BAS信号を送
出し(CCITT勧告H221標準信号)、遠隔会議端
末装置29と遠隔会議端末装置2の間で能力交換を行
う。FAS信号は、CCITT勧告H221のフレーム
同期に使用される信号である。BAS信号は、CCIT
T勧告H221のコマンドおよびデータを転送する信号
である。
【0022】遠隔会議端末装置29と遠隔会議端末装置
2の間で、第1チャンネルの初期化手順終了後、遠隔会
議端末装置29と遠隔会議端末装置2の間で動画情報通
信を行うためには、まずDchの呼設定手順(CCIT
T勧告Q931標準手順)を使って、遠隔会議端末装置
29と遠隔会議端末装置2の間に2個の会議通信の呼を
確立する。遠隔会議端末装置29と遠隔会議端末装置2
の間に2個目の呼が確立した時点で、付加チャンネルの
接続確立となる(CCITT勧告H242標準手順フェ
ーズCA)。
【0023】遠隔会議端末装置29と遠隔会議端末装置
2の間で、付加チャンネル接続確立となった後、Bch
の付加チャンネル初期化手順(CCITT勧告H242
標準手順)を使って、回線上にFAS/BAS信号を送
出し(CCITT勧告H221標準信号)、遠隔会議端
末装置29と遠隔会議端末装置2の間に56kbps音
声、6.4kbpsMLP、62.4kbps動画のマ
ルチメディア通信の伝送路を設定する(CCITT勧告
H242標準手順フェーズCB1)。遠隔会議端末装置
29と遠隔会議端末装置2の間に56kbps音声、
6.4kbpsのマルチメディア通信の伝送路を設定し
た時点で、遠隔会議端末装置29と遠隔会議端末装置2
のユーザは、音声情報と、動画情報と、データ情報の交
換が可能になる。
【0024】上記手順を実行後、遠隔会議端末装置29
と遠隔会議端末装置2は、音声情報、動画情報、データ
情報の交換が可能となり遠隔会議端末装置29と遠隔会
議端末装置2のユーザ間で会議が行われる。会議通信中
は、遠隔会議端末装置29と遠隔会議端末装置2のユー
ザが、データ情報転送を使ってテレライティング通信を
実行したり、ファックス通信を実行したり、静止画転送
を実行したり、その他の情報を転送したりして会議を進
行する。
【0025】図5に、図4に示した会議通信の部分の遠
隔会議端末装置におけるプロトコルシーケンスを示す。
図4に示した遠隔会議端末装置29における会議通信の
プロトコルシーケンスを実行後、遠隔会議端末装置29
と遠隔会議端末装置2は、会議通信状態となる。会議通
信状態となった後、遠隔会議端末装置29と遠隔会議端
末装置2は、会議制御用のプロトコルスタックを生成し
て、会議制御用のプロトコルを実行する。会議制御用の
プロトコルの情報としては、遠隔会議端末装置間の会議
環境を整える端末識別子情報、会議資料情報、会議参加
者情報などがある。以上の情報を交換した後は、テレラ
イティング通信の開始と終了を制御したり、ファックス
通信(バルク転送)の開始と終了を制御したり、静止画
情報の転送(バルク転送)の開始と終了を制御したりす
る。会議制御プロトコルは、図2に示したC&Iと、X
226、X225、X224、Q922のプロトコルス
タックで実行される。
【0026】図6に、図5の会議制御プロトコルシーケ
ンスを実行した後のテレライティングやファックス転送
のアプリケーションプロトコルシーケンスを示す。図4
に示した遠隔会議端末装置における会議通信のプロコト
コルシーケンスを実行後、遠隔会議端末装置29と遠隔
会議端末装置2は、会議通信状態となる。会議通信状態
となった後、図5に示した手順を実行して、会議制御用
のプロトコルを起動する。会議制御用のプロトコル起動
後、会議制御用プロトコルを使って、テレライティング
通信のプロトコルスタックを生成する。テレライティン
グ通信のプロトコル生成後、遠隔会議端末装置29と遠
隔会議端末装置2は、テレライティング通信を実行す
る。ファックス通信のプロトコルスタック生成後、遠隔
会議端末装置29と遠隔会議端末装置2は、ファックス
通信を実行する。テレライティング通信は、図2に示し
たTW、X226、X225、X224、Q922のプ
ロトコルスタックで実行される。ファックス通信は、図
2に示したBULK、X226、X225、X224、
Q922のプロトコルスタックで実行される。
【0027】会議制御プロトコルと、テレライティング
通信プロトコルスタックと、ファックス通信(バルク転
送)プロトコルスタックは、図2に示したプロトコルス
タックのQ922でプロトコル多重され、回線上では、
1本のMLPで転送される。またそれぞれのプロトコル
スタックには、データ転送の優先順位が設定されてい
る。通常リアルタイムデータ系の会議制御やテレライテ
ィング通信の優先順位が高く、バルクデータ系のファッ
クス通信や静止画通信の優先順位が低い。優先順位を付
けることによって、リアルタイム系のデータ転送を疎外
することなくバルク系のデータ転送を実行することを可
能にしている。
【0028】次に、遠隔会議端末装置におけるG4ファ
クシミリ通信での会議資料送信プロトコルを説明する。
図7に遠隔会議端末装置におけるG4ファクシミリ通信
での会議資料送信プロトコルシーケンスを示す。図4に
示した遠隔会議端末装置29と遠隔会議端末装置2の間
で会議通信で使用する会議資料を事前に送信するために
は、まずDchの呼設定手順(CCITT勧告Q931
標準手順)を使って、遠隔会議端末装置29と遠隔会議
端末装置2の間にG4ファクシミリ通信の呼を確立す
る。遠隔会議端末装置29と遠隔会議端末装置2の間に
呼が確立した時点で、Bchにのデータ転送が開始す
る。Dchの呼確立後、遠隔会議端末装置29は、Bc
hにSABMEコマンドを送出して、リンクレイヤの設
定を要求する。遠隔会議端末装置2は、SABMEコマ
ンドを受信し、応答としてUAレスポンスを返す。これ
により、リンクレイヤが設定される。リクレイヤ設定
後、遠隔会議端末装置29は、BchにSQコマンドを
送出する。遠隔会議端末装置2は、SQコマンドを受信
し、応答としてSFレスポンスを返す。遠隔会議端末装
置29は、SFレスポンス受信後、BchにCRコマン
ドを送出し、ネットワークレイヤの設定を要求する。
【0029】遠隔会議端末装置2は、CRコマンドを受
信し、応答としてCAレスポンスを返す。これにより、
ネットワークレイヤが設定される。ネットワークレイヤ
設定後、遠隔会議端末装置29は、BchにTCRコマ
ンドを送出して、トランスレイヤの設定を要求する。遠
隔会議端末装置2は、TCRコマンドを受信し、応答と
してTCAレスポンスを返す。これにより、トランスレ
イヤが設定される。トランスレイヤ設定後、遠隔会議端
末装置29は、BchにCSSコマンドを送出して、セ
ッションレイヤのコネクション設定を要求する。遠隔会
議端末装置2は、CSSコマンドを受信し、応答として
RSSPレスポンスを返す。これにより、セッションレ
イヤのコネクションが設定される。セッションレイヤの
コネクション設定後、遠隔会議端末装置29は、通信で
使用する伝送機能のネゴシエーションを実行するため
に、BchにCDCLコマンドを送出する。CDCLコ
マンドには、会議資料通信機能を実行する能力があるこ
とが設定されている。遠隔会議端末装置2は、CDCL
コマンドを受信し、応答としてRDCLPレスポンスを
返す。RDCLPには、会議資料の受信が可能であるこ
とが設定されている。このように、会議資料送信の準備
が整うと、遠隔会議端末装置29は、送信する文書を区
別するための文書管理情報を設定したCDSコマンドを
送信する。CDSコマンド送信後、遠隔会議端末装置2
9は、CDUIコマンドを使用して、1文書分の画情報
を送信する。CDUIコマンド送信後、遠隔会議端末装
置29は、ドキュメントの終了を通知するCDEコマン
ドを送出し、1文書の画情報の送信を終了する。ドキュ
メントの先頭が格納されているCDUIコマンドの中の
ドキュメントプロファイルに、会議資料のタイトル名を
確認したら、受信した1文書分の画情報と共にHDに格
納する。遠隔会議端末装置2は、コマンドCDEを受信
し、応答としてRDEPを返す。以後、Bchの上位レ
イヤから切断し、Dchの呼を解放する。以上のG4フ
ァクシミリ通信での会議資料送信を実行することによっ
て、遠隔会議端末装置29と遠隔会議端末装置2は、共
通の会議タイトル名を持った会議資料を持つことにな
る。
【0030】ここで、上述した遠隔会議システムが請求
項1記載の発明に係る遠隔会議システムの一実施例であ
る場合について説明する。請求項1記載の発明に係る遠
隔会議システムは、上述のように、複数の遠隔会議端末
装置29、21〜2nにより構成され、各端末装置間でデ
ジタル公衆網を介して会議資料の送受信が可能である。
送信側の遠隔会議端末装置は、送信する会議資料のタイ
トル名を指定するタイトル名指定手段と、該タイトル名
指定手段により指定されたタイトル名、該タイトル名が
指定された時の時間情報および自端末電話番号情報を、
送信する会議資料の管理情報として受信側の端末装置に
会議資料と一緒に送信する送信手段と、送信した会議資
料を該会議資料のタイトル名、生成時間情報および生成
元電話番号により管理する会議資料管理手段と、を有し
ている。この送信側遠隔会議端末装置の上記タイトル名
指定手段は、オペレータからの入力が可能なライティン
グパット9またはキーボード19により構成され、送信
手段および会議資料管理手段は、メモリ部等に格納され
たプログラムを実行して端末装置システムを制御するC
PU4により構成される。一方、受信側の端末装置が、
受信した会議資料を該会議資料のタイトル名、生成時間
情報および生成元電話番号により管理する会議資料管理
手段を有しており、この受信側端末装置の会議資料管理
手段は、上述同様に受信側遠隔会議端末装置のCPU4
により構成される。そして、前記端末装置間で会議通信
を実行中に会議資料のタイトル名、生成時間情報および
生成元電話番号を通信上で交換することによって、端末
装置間で会議資料を指定するようになっている。
【0031】請求項1記載の発明に係る遠隔会議システ
ムの一実施例の作用を、図8〜図10のフローチャート
を参照しつつ説明する。図8は、送信側遠隔会議端末装
置の会議資料登録フローを示している。まず、送信側の
遠隔会議端末装置のユーザは、ライティングパット9若
しくはキーボード19の入力装置を使って、会議資料と
するファイル名を選択する。選択後、ライティングパッ
ト9若しくはキーボード19の入力装置を使って、会議
資料のタイトル名を入力する。入力終了後、遠隔会議端
末装置は、システムの時間情報、システムの自端末電話
番号を読み込む。その後、メモリ部7に格納された図1
1の上段に示す会議資料管理テーブルに選択したファイ
ル名、指定したタイトル名、読み込んだ時間情報、自端
末電話番号を書き込む。また同時にHD17に格納され
ている会議資料にも、指定したタイトル名、読み込んだ
時間情報、自端末電話番号を書き込む。以上の処理によ
って、会議資料の登録を終了する。
【0032】図9は、送信側遠隔会議端末装置の会議資
料送信フローを示している。送信側の遠隔会議端末装置
のユーザは、ライティングパット9若しくはキーボード
19の入力装置を使って、会議資料を送信する相手に発
呼し会議資料送信を開始する。会議資料送信が開始した
ら、まず相手機に会議資料通信機能が有るか否かを確認
する。その機能が無い場合は通信を中断し、有る場合
は、HD17から会議資料のタイトル名、時間情報、電
話番号を読み込み、ドキュメントプロファイルに設定し
て、相手端末装置に送信する。その後、会議資料の送信
が終了したら通信を終了する。
【0033】図10は、受信側遠隔会議端末装置の会議
資料受信フローを示している。送信側の遠隔会議端末装
置から着呼があった場合、自動的に会議資料受信を開始
する。会議資料受信を開始したら、会議資料を受信する
ファイル名を決定する。決定後、会議資料のタイトル
名、時間情報、電話番号を受信し、会議資料と一緒にH
Dに格納する。HDへの格納終了後、図11の下段に示
す会議資料管理テーブルに受信したファイル名、タイト
ル名、時間情報、電話番号を書き込む。
【0034】上述のように、請求項1記載の発明に係る
遠隔会議システムの一実施例では、送信側の遠隔会議端
末装置で会議資料を送信するとき、ユーザが指定したタ
イトル名以外に、ユーザがタイトルを指定したときの時
間情報と、自端末電話番号を、同時に送信することによ
って、受信側の遠隔会議端末装置に同じタイトル名+管
理情報を持った会議資料が存在する可能性をなくすこと
ができ。また、受信側の遠隔会議端末装置は、会議資料
管理テーブルに、受信した会議資料のファイル名と、会
議資料のタイトル名と、会議資料にタイトルを指定した
時間と、電話番号情報を登録するので、送信側の遠隔会
議端末装置と受信側の遠隔会議端末装置とで、同じタイ
トル名と生成時間と電話番号を有する会議資料を持つこ
とができる。さらに、遠隔会議端末装置間で会議通信を
実行するときは、図11に示した管理テーブル上の会議
資料のタイトル名と、生成時間情報と、生成元電話番号
の会議資料管理情報を通信上で交換することによって、
遠隔会議端末装置間の会議資料の指定を実行することが
できる。この結果、遠隔会議システムを運用するユーザ
の利便性を向上することができる。
【0035】次に、上述した遠隔会議システムが請求項
2記載の発明に係る遠隔会議システムの一実施例である
場合について説明する。請求項2記載の発明に係る遠隔
会議システムは、上述のように、複数の遠隔会議端末装
置29、21〜2nにより構成され、各端末装置間でデジ
タル公衆網を介して会議資料の送受信が可能である。送
信側の遠隔会議端末装置は、送信する会議資料のタイト
ル名を指定するタイトル名指定手段と、会議資料を送信
するとき、タイトル名指定手段により指定されたタイト
ル名をCDCLコマンドに設定するCDCLコマンド設
定手段と、会議資料を受信した端末装置からRDCLP
レスポンスを受信して、タイトル名指定手段により指定
されたタイトル名が受信側の端末装置に既に存在してい
るかどうかをRDCLPレスポンスに基づいて認識する
タイトル名存在認識手段と、該タイトル名存在認識手段
によりタイトル名が受信側の端末装置に既に存在してい
ることが認識された場合、タイトル名の変更を促すメッ
セージを表示する表示手段と、送信した会議資料を該会
議資料のタイトル名により管理する会議資料管理手段
と、を有している。この送信側遠隔会議端末装置の上記
タイトル名指定手段は、ライティングパット9若しくは
キーボード19により構成され、CDCLコマンド設定
手段、タイトル名存在認識手段、会議資料管理手段は、
メモリ部に格納されたプログラムを実行して端末装置シ
ステムを制御するCPU4により構成される。表示手段
は表示部1により構成される。
【0036】一方、受信側の遠隔会議端末装置は、会議
資料のタイトル名を記憶するタイトル名記憶手段と、送
信側の端末装置からCDCLコマンドを受信し、該CD
CLコマンドに設定された会議資料のタイトル名がタイ
トル名記憶手段に既に存在しているかどうかをを判定す
るタイトル名判定手段と、該タイトル名判定手段の判定
結果をRDCLPレスポンスに設定するRDCLPレス
ポンス設定手段と、受信した会議資料を該会議資料のタ
イトル名により管理する会議資料管理手段と、を有して
いる。受信側の上記タイトル名記憶手段はメモリ部7に
より構成され、タイトル名判定手段、RDCLPレスポ
ンス設定手段、会議資料管理手段はCPU4により構成
される。そして、上記端末装置間で会議通信を実行中に
会議資料のタイトル名を通信上で交換することによっ
て、端末装置間で会議資料を指定するようになってい
る。
【0037】請求項2記載の発明に係る遠隔会議システ
ムの一実施例の作用を、図12〜図14のフローチャー
トを参照しつつ説明する。図12と、図13に、請求項
2における送信側遠隔会議端末装置の会議資料送信フロ
ーを示す。図12において、まず、送信側の遠隔会議端
末装置のユーザは、図1のライティングパット9若しく
はキーボード19の入力装置を使って、会議資料とする
ファイル名を選択する。選択後、ライティングパット9
若しくはキーボード19の入力装置を使って、会議資料
のタイトル名を入力する。入力後、遠隔会議端末装置
は、図13のフローに移って通信を開始する。通信開始
後、まず相手機に会議資料通信機能が有るか否かを確認
する。無い場合は、会議資料通信機能無しということ
で、通信を中断する。有る場合は、図7に示したCDC
Lコマンドに、先に指定した会議資料のタイトル名を設
定し送信する。送信後、受信側の遠隔会議端末装置から
RDCLPレスポンスを待つ。RDCLPレスポンス受
信後、受信側の遠隔会議端末装置で、同じタイトル名を
持った会議資料が存在しない場合には、会議資料を送信
し、通信を終了する。通信終了後、再び図12のフロー
に戻り、受信側の遠隔会議端末装置に会議資料通信機能
が無い場合(ステップS34)は、図1に示した表示部
1に、受信側の遠隔会議端末装置に会議資料通信機能が
無いことを表示する(ステップS40)。受信側の遠隔
会議端末装置に会議資料通信機能が有り(ステップS3
4)、同じタイトル名を持った会議資料が存在した場合
(ステップS35)は、図1に示した表示部に、受信側
の遠隔会議端末装置に同じタイトル名を持った会議資料
が存在したことを表示し(ステップS39)、タイトル
名の変更をユーザに促す。受信側の遠隔会議端末装置に
会議資料通信機能が有り(ステップS34)、同じタイ
トル名を持った会議資料が存在しない場合(ステップS
35)は、図15に示す会議資料管理テーブルに、会議
資料のファイル名と、タイトル名を書き込み、HDの会
議資料にタイトル名を格納し、図1に示した表示部1
に、会議資料送信が成功したことを表示する(ステップ
S38)
【0038】図14は、受信側遠隔会議端末装置の会議
資料受信フローを示している。送信側の遠隔会議端末装
置から着呼があった場合、自動的に会議資料受信を開始
する。会議資料受信が開始したら、送信側の遠隔会議端
末装置からくるCDCLコマンドから会議資料タイトル
名を確認する。受信した会議資料タイトル名が既に存在
した場合は、RDCLPレスポンスにNGを設定し、直
ちに通信を終了する。受信した会議資料タイトル名が存
在しない場合は、会議資料を受信するファイル名を決定
する。決定後、会議資料のタイトル名を受信し、会議資
料と一緒にHDに格納する。HDへの格納終了後、図1
5に示す会議資料管理テーブルに受信したファイル名、
タイトル名を書き込む。
【0039】上述のように本実施例では、受信側の遠隔
会議端末装置に既に同一タイトル名の会議資料が存在し
た場合には、送信側のユーザはこれを表示部1の表示に
より認識することができ、送信会議資料のタイトル名を
変更することができる。したがって、会議資料送信時
に、受信側遠隔会議端末装置に同じタイトル名の会議資
料が存在しないようにすることができ、遠隔会議システ
ムを運用するユーザの利便性を向上することができる。
【0040】次に、上述した遠隔会議システムが請求項
3記載の発明に係る遠隔会議システムの一実施例である
場合について説明する。請求項3記載の発明に係る遠隔
会議システムは、上述のように、複数の遠隔会議端末装
置29、21〜2nにより構成され、各端末装置間でデジ
タル公衆網を介して会議資料の送受信が可能である。送
信側の遠隔会議端末装置は、送信する会議資料のファイ
ル名を指定するファイル名指定手段と、送信する会議資
料のタイトル名を指定するタイトル名指定手段と、会議
資料を送信するとき、ファイル名指定手段により指定さ
れたファイル名およびタイトル名指定手段により指定さ
れたタイトル名をCDCLコマンドに設定するCDCL
コマンド設定手段と、会議資料を受信した端末装置から
RDCLPレスポンスを受信して、受信側の端末装置で
指定されたファイル名をRDCLPレスポンスに基づい
て認識する受信側ファイル名認識手段と、送信した会議
資料を、自端末装置のタイトル名指定手段とファイル指
定手段により指定されたタイトル名とファイル名および
受信側ファイル名認識手段により認識されたファイル名
により会議資料を管理する会議資料管理手段と、を有し
ている。送信側遠隔会議端末装置の上記ファイル名指定
手段およびタイトル名指定手段は、ライティングパット
9若しくはキーボード19により構成され、CDCLコ
マンド設定手段、受信側ファイル名認識手段および会議
資料管理手段はCPU4により構成される。
【0041】一方、受信側の遠隔会議端末装置は、送信
側の端末装置からCDCLコマンドを受信したとき、受
信した会議資料にファイル名を指定するファイル名指定
手段と、該ファイル名指定手段により指定されたファイ
ル名をRDCLPレスポンスに設定するRDCLPレス
ポンス設定手段と、受信した会議資料を、送信側の端末
装置で指定されたファイル名とタイトル名および自端末
装置のファイル名指定手段により指定されたファイル名
により会議資料を管理する会議資料管理手段と、を有し
ている。この受信側遠隔会議端末装置のファイル名指定
手段、RDCLPレスポンス設定手段および会議資料管
理手段はCPU4により構成される。そして、前記端末
装置間で会議通信を実行中に会議資料の送信側端末装置
におけるファイル名と受信側端末装置におけるファイル
名を通信上で交換することによって、端末装置間で会議
資料を指定するようになっている。
【0042】請求項3記載の発明に係る遠隔会議システ
ムの一実施例の作用を、図16、図17のフローチャー
トを参照しつつ説明する。図16は、送信側遠隔会議端
末装置の会議資料送信フローを示している。送信側の遠
隔会議端末装置のユーザーは、ライティングパット9若
しくはキーボード19の入力装置を使って、会議資料と
するファイル名を選択する。選択後、ライティングパッ
ト9若しくはキーボード19の入力装置を使って、会議
資料のタイトル名を入力する。入力終了後、遠隔会議端
末装置は、通信を開始する。通信開始後、まず相手機に
会議資料通信機能が有るか否かを確認する。無い場合
は、会議資料通信機能無しということで、通信を中断す
る。有る場合は、CDCLコマンドに、ファイル名を設
定し送信する。送信後、受信側の遠隔会議端末装置から
RDCLPレスポンスを待つ。RDCLPレスポンス受
信後、送信側の遠隔会議端末装置は、受信側の遠隔会議
端末装置で付けられたファイル名を確認する。確認後、
先に指定した会議資料タイトル名をドキュメントプロフ
ァイルに設定し、受信側の遠隔会議端末装置に送信す
る。送信側の遠隔会議端末装置が会議資料送信後、図1
8に示す会議資料管理テーブルに、会議資料の送信側フ
ァイル名と、受信側ファイル名と、タイトル名を書き込
む。またHDの会議資料に送信側ファイル名と、受信側
ファイル名と、タイトル名を書き込む。
【0043】図17は、受信側遠隔会議端末装置の会議
資料受信フローを示している。送信側の遠隔会議端末装
置から着呼があった場合、自動的に会議資料受信を開始
する。会議資料受信が開始したら、送信側の遠隔会議端
末装置からのCDCLコマンドから送信側ファイル名を
確認する。確認後、会議資料を受信するファイル名を決
定し、RDCLPレスポンスに受信ファイル名を設定
し、送信側の遠隔会議端末装置に送信する。送信後、会
議資料のタイトル名をドキュメントプロファイルから確
認し、送信側ファイル名と、受信側ファイル名と、タイ
トル名と、会議資料を一緒にHDに格納する。HDへの
格納終了後、図18に示す会議資料管理テーブルに送信
側ファイル名と、受信側ファイル名と、タイトル名を書
き込む。
【0044】上述のように本実施例では、送信側の遠隔
会議端末装置は受信側からのRDCLPレスポンスの受
信ファイル名を認識して、会議資料管理テーブルに、送
信側ファイル名およびタイトル名と共に、受信側ファイ
ル名を登録し、受信側の遠隔会議端末装置も、会議資料
管理テーブルに送信側ファイル名、受信側ファイル名お
よびタイトル名を登録する。そして、遠隔会議端末装置
間で会議通信を実行中に、会議資料管理テーブル上の会
議資料の送信側のファイル名と、受信側のファイル名を
通信上で交換することによって、遠隔会議端末装置間の
会議資料の指定を実行することができるので、会議資料
送信のとき、受信側の遠隔会議端末装置で同じタイトル
名の会議資料が存在した場合でも、会議資料の重複を防
することができ、遠隔会議システムを運用するユーザ
の利便性を向上することができる。この結果、遠隔会議
システムを運用するユーザの利便性を向上することがで
きる。
【0045】次に、上述した遠隔会議システムが請求項
4記載の発明に係る遠隔会議システムの一実施例である
場合について説明する。請求項4記載の発明に係る遠隔
会議システムは、上述のように、複数の遠隔会議端末装
置29、21〜2nにより構成され、各端末装置間でデジ
タル公衆網を介して会議資料の送受信が可能である。送
信側の遠隔会議端末装置は、送信する会議資料のタイト
ル名を指定するタイトル名指定手段と、送信する会議資
料のデータ長から会議資料の管理IDを算出する管理I
D算出手段と、タイトル名指定手段により指定されたタ
イトル名および管理ID算出手段により算出された管理
IDを、送信する会議資料の管理情報として受信側の端
末装置に会議資料と一緒に送信する送信手段と、送信し
た会議資料を該会議資料のタイトル名および管理IDに
より管理する会議資料管理手段と、を有している。この
送信側遠隔会議端末装置のタイトル名指定手段は、ライ
ティングパット9またはキーボード19により構成さ
れ、管理ID算出手段、送信手段および会議資料管理手
段はCPU4により構成される。
【0046】一方、受信側の遠隔会議端末装置は、受信
した会議資料を該会議資料のタイトル名および管理ID
により管理する会議資料管理手段を有しており、この会
議資料管理手段は、CPU4により構成される。そし
て、上記端末装置間で会議通信を実行中に会議資料のタ
イトル名および管理IDを通信上で交換することによっ
て、端末装置間で会議資料を指定するようにしている。
【0047】請求項4記載の発明に係る遠隔会議システ
ムの一実施例の作用を、図19〜図21のフローチャー
トを参照しつつ説明する。図19は、送信側の遠隔会議
端末装置の会議資料登録フローを示している。送信側の
遠隔会議端末装置のユーザは、ライティングパット9若
しくはキーボード19の入力装置を使って、会議資料と
するファイル名を選択する。選択後、ライティングパッ
ト9若しくはキーボード19の入力装置を使って、会議
資料のタイトル名を入力する。入力終了後、遠隔会議端
末装置は、HDに蓄積されている会議資料のトータルデ
ータから会議資料識別IDを算出して図22に示す会議
資料管理テーブルに書き込む。また同時に、HDに格納
されている会議資料にも、指定したタイトル名、会議資
料識別IDを書き込む。以上の処理によって、会議資料
の登録を終了する。
【0048】図20は、送信側の遠隔会議端末装置の会
議資料送信フローを示している。送信側の遠隔会議端末
装置のユーザは、ライティングパット9若しくはキーボ
ード19の入力装置を使って、会議資料を送信する相手
に発呼し会議資料送信を開始する。会議資料送信が開始
したら、まず相手機に会議資料通信機能が有るか否かを
確認する。無い場合は、通信を中断する。有る場合は、
HDから会議資料のタイトル名、会議資料識別IDを読
み込み、ドキュメントプロファイルに設定して、相手端
末に送信する。その後、会議資料の送信が終了したら通
信を終了する。
【0049】図21は、受信側の遠隔会議端末装置の会
議資料受信フローを示している。送信側の遠隔会議端末
装置から着呼があった場合、自動的に会議資料受信を開
始する。会議資料受信が開始したら、会議資料を受信す
るファイル名を決定する。決定後、会議資料のタイトル
名、会議資料識別IDを受信し、会議資料と一緒にHD
に格納する。HDへの格納終了後、図22に示す会議資
料管理テーブルに受信したファイル名、会議資料識別I
Dを書き込む。
【0050】上述のように本実施例では、送信側の遠隔
会議端末装置で会議資料を送信するとき、ユーザが指定
したタイトル名以外に会議資料識別IDを同時に送信す
ることによって、受信側の遠隔会議端末装置で同じタイ
トル名+会議資料IDを持った会議資料が存在する可能
性をなくすことができる。会議資料を受信した受信側の
遠隔会議端末装置は、受信した会議資料と、会議資料の
タイトル名と、会議資料識別IDを、HDに一緒に格納
する。また同時に、受信側の遠隔会議端末装置は、図1
1に示した会議資料管理テーブルに、会議資料としたフ
ァイル名と、会議資料のタイトル名と、会議資料識別I
Dを登録する。以上の処理を実行することによって、送
信側と受信側の遠隔会議端末装置で、同じタイトル名
と、会議資料識別IDを持った会議資料を持つことにな
る。遠隔会議端末装置間で会議通信を実行するときは、
図22で示した会議資料のタイトル名と、会議識別ID
の会議資料管理情報と通信上で交換することによって、
遠隔会議端末装置間の会議資料の指定を実行することが
できる。この結果、遠隔会議システムを運用するユーザ
の利便性を向上することができる。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、上述したように、会議
資料を送信するとき、受信側の端末装置に同じタイトル
名の会議資料が存在しないようにすることができ、遠隔
会議システムを運用するユーザの利便性を向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遠隔会議システムの一実施例を示
すその端末装置のブロック図。
【図2】そのプロトコルスタック構成を示す図。
【図3】その端末装置間の接続状態を示す図。
【図4】その会議通信のプロトコルシーケンスを示す
図。
【図5】その(図4に示す)会議通信部分のプロトコル
シーケンスを示す図。
【図6】そのテレライティングやファックス転送のアプ
リケーションプロトコルシーケンスを示す図。
【図7】そのG4ファクシミリ通信での会議資料送信プ
ロトコルシーケンスを示す図。
【図8】請求項1記載の発明に係る遠隔会議システムの
一実施例における会議資料登録フローを示す図。
【図9】その会議資料送信フローを示す図。
【図10】その会議資料受信フローを示す図。
【図11】その送信側および受信側の端末装置の会議資
料管理テーブルを示す図。
【図12】請求項2記載の発明に係る遠隔会議システム
の一実施例における会議資料送信フローを示す図。
【図13】その(図12に示す)会議資料通信フローを
示す図。
【図14】その会議資料受信フローを示す図。
【図15】その送信側および受信側の端末装置の会議資
料管理テーブルを示す図。
【図16】請求項3記載の発明に係る遠隔会議システム
の一実施例における会議資料通信フローを示す図。
【図17】その会議資料受信フローを示す図。
【図18】その送信側および受信側の端末装置の会議資
料管理テーブルを示す図。
【図19】請求項4記載の発明に係る遠隔会議システム
の一実施例における会議資料登録フローを示す図。
【図20】その会議資料送信フローを示す図。
【図21】その会議資料受信フローを示す図。
【図22】その送信側および受信側の端末装置の会議資
料管理テーブルを示す図。
【符号の説明】
1 表示部 2 VRAM 3 グラフィックコントローラー 4 CPU 5 DMAコントローラー 6 割込みコントローラー 7 メモリ部 8 シリアルインターフェース 9 ライティングパット 10 LAPD 11 LAPB 12 LAPB 13 メディア多重化装置 14 ISDNインターフェース 15 ISDN 16 SCSI 17 HD 18 シリアルインターフェース 19 キーボード 20 SCSI 21 スキャナー 22 プリンターインターフェース 23 プリンター 24 動画インターフェース 25 スピーカー 26 マイク 27 圧縮伸張部 28 システムバス 29 遠隔会議端末装置

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の端末装置により構成され、各端末装
    置間でデジタル公衆網を介して会議資料の送受信が可能
    な遠隔会議システムにおいて、 送信側の端末装置が、送信する会議資料のタイトル名を
    指定するタイトル名指定手段と、該タイトル名指定手段
    により指定されたタイトル名、該タイトル名が指定され
    た時の時間情報および自端末電話番号情報を、送信する
    会議資料の管理情報として受信側の端末装置に会議資料
    と一緒に送信する送信手段と、送信した会議資料を該会
    議資料のタイトル名、生成時間情報および生成元電話番
    号により管理する会議資料管理手段と、を有し、 受信側の端末装置が、受信した会議資料を該会議資料の
    タイトル名、生成時間情報および生成元電話番号により
    管理する会議資料管理手段を有し、 前記端末装置間で会議通信を実行中に会議資料のタイト
    ル名、生成時間情報および生成元電話番号を通信上で交
    換することによって、端末装置間で会議資料を指定する
    ことを特徴とする遠隔会議システム。
  2. 【請求項2】複数の端末装置により構成され、各端末装
    置間でデジタル公衆網を介して会議資料の送受信が可能
    な遠隔会議システムにおいて、 送信側の端末装置が、送信する会議資料のタイトル名を
    指定するタイトル名指定手段と、会議資料を送信すると
    き、タイトル名指定手段により指定されたタイトル名を
    CDCLコマンド(ドキュメント機能リストコマンド)
    に設定するCDCLコマンド設定手段と、会議資料を受
    信した端末装置からRDCLPレスポンス(ドキュメン
    ト機能リストレスポンス)を受信して、タイトル名指定
    手段により指定されたタイトル名が受信側の端末装置に
    既に存在しているかどうかをRDCLPレスポンスに基
    づいて認識するタイトル名存在認識手段と、該タイトル
    名存在認識手段によりタイトル名が受信側の端末装置に
    既に存在していることが認識された場合、タイトル名の
    変更を促すメッセージを表示する表示手段と、送信した
    会議資料を該会議資料のタイトル名により管理する会議
    資料管理手段と、を有し、 受信側の端末装置が、会議資料のタイトル名を記憶する
    タイトル名記憶手段と、送信側の端末装置からCDCL
    コマンドを受信し、該CDCLコマンドに設定された会
    議資料のタイトル名がタイトル名記憶手段に既に存在し
    ているかどうかをを判定するタイトル名判定手段と、該
    タイトル名判定手段の判定結果をRDCLPレスポンス
    に設定するRDCLPレスポンス設定手段と、受信した
    会議資料を該会議資料のタイトル名により管理する会議
    資料管理手段と、を有し、 前記端末装置間で会議通信を実行中に会議資料のタイト
    ル名を通信上で交換することによって、端末装置間で会
    議資料を指定することを特徴とする遠隔会議システム。
  3. 【請求項3】複数の端末装置により構成され、各端末装
    置間でデジタル公衆網を介して会議資料の送受信が可能
    な遠隔会議システムにおいて、 送信側の端末装置が、送信する会議資料のファイル名を
    指定するファイル名指定手段と、 送信する会議資料のタイトル名を指定するタイトル名指
    定手段と、 会議資料を送信するとき、ファイル名指定手段により指
    定されたファイル名およびタイトル名指定手段により指
    定されたタイトル名をCDCLコマンド(ドキュメント
    機能リストコマンド)に設定するCDCLコマンド設定
    手段と、 会議資料を受信した端末装置からRDCLPレスポンス
    (ドキュメント機能リストレスポンス)を受信して、受
    信側の端末装置で指定されたファイル名をRDCLPレ
    スポンスに基づいて認識する受信側ファイル名認識手段
    と、 送信した会議資料を、自端末装置のタイトル名指定手段
    とファイル指定手段により指定されたタイトル名とファ
    イル名および受信側ファイル名認識手段により認識され
    たファイル名により会議資料を管理する会議資料管理手
    段と、を有し、 受信側の端末装置が、送信側の端末装置からCDCLコ
    マンドを受信したとき、 受信した会議資料にファイル名を指定するファイル名指
    定手段と、 該ファイル名指定手段により指定されたファイル名をR
    DCLPレスポンスに設定するRDCLPレスポンス設
    定手段と、 受信した会議資料を、送信側の端末装置で指定されたフ
    ァイル名とタイトル名および自端末装置のファイル名指
    定手段により指定されたファイル名により会議資料を管
    理する会議資料管理手段と、を有し、 前記端末装置間で会議通信を実行中に会議資料の送信側
    端末装置におけるファイル名と受信側端末装置における
    ファイル名を通信上で交換することによって、端末装置
    間で会議資料を指定することを特徴とする遠隔会議シス
    テム。
  4. 【請求項4】複数の端末装置により構成され、各端末装
    置間でデジタル公衆網を介して会議資料の送受信が可能
    な遠隔会議システムにおいて、 送信側の端末装置が、送信する会議資料のタイトル名を
    指定するタイトル名指定手段と、送信する会議資料のデ
    ータ長から会議資料の管理IDを算出する管理ID算出
    手段と、タイトル名指定手段により指定されたタイトル
    名および管理ID算出手段により算出された管理ID
    を、送信する会議資料の管理情報として受信側の端末装
    置に会議資料と一緒に送信する送信手段と、送信した会
    議資料を該会議資料のタイトル名および管理IDにより
    管理する会議資料管理手段と、を有し、 受信側の端末装置が、受信した会議資料を該会議資料の
    タイトル名および管理IDにより管理する会議資料管理
    手段を有し、 前記端末装置間で会議通信を実行中に会議資料のタイト
    ル名および管理IDを通信上で交換することによって、
    端末装置間で会議資料を指定することを特徴とする遠隔
    会議システム。
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