JPH06311244A - 情報転送方式 - Google Patents
情報転送方式Info
- Publication number
- JPH06311244A JPH06311244A JP12188493A JP12188493A JPH06311244A JP H06311244 A JPH06311244 A JP H06311244A JP 12188493 A JP12188493 A JP 12188493A JP 12188493 A JP12188493 A JP 12188493A JP H06311244 A JPH06311244 A JP H06311244A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication
- terminal device
- conference
- conference terminal
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ある通信会議端末装置から他の通信会議端
末装置に会議資料を確実に送信することができ、G4フ
ァクシミリ装置への誤着信を防止可能である。 【構成】 通信会議端末装置1から通信会議端末装置
2にCCITT勧告H221とH242のメディア多重
通信を使用してファクシミリ原稿を送信する場合、装置
1では、BAS値のNS−capに会議資料送信などの
メディア多重通信の通信モ−ド情報を設定して装置2に
与え、また、装置2では、装置1からのBAS値のNS
−capを判定して、会議資料送信などのメディア多重
通信の通信モ−ド情報を確認し、通信モード情報を確認
した旨をBAS値のNS−capに設定して装置1に与
えるようになっており、BAS値の能力交換で会議資料
送信が確認された場合、装置1と装置2とは、H221
の情報チャネル上にG4プロトコルスタックあるいは非
標準プロトコルスタックを確立する。
末装置に会議資料を確実に送信することができ、G4フ
ァクシミリ装置への誤着信を防止可能である。 【構成】 通信会議端末装置1から通信会議端末装置
2にCCITT勧告H221とH242のメディア多重
通信を使用してファクシミリ原稿を送信する場合、装置
1では、BAS値のNS−capに会議資料送信などの
メディア多重通信の通信モ−ド情報を設定して装置2に
与え、また、装置2では、装置1からのBAS値のNS
−capを判定して、会議資料送信などのメディア多重
通信の通信モ−ド情報を確認し、通信モード情報を確認
した旨をBAS値のNS−capに設定して装置1に与
えるようになっており、BAS値の能力交換で会議資料
送信が確認された場合、装置1と装置2とは、H221
の情報チャネル上にG4プロトコルスタックあるいは非
標準プロトコルスタックを確立する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声,画像情報あるい
はその他のデータの通信を行なう通信システムにおける
情報転送方式に関する。
はその他のデータの通信を行なう通信システムにおける
情報転送方式に関する。
【0002】図24は2つの通信会議システム間で、会
議通信とともにファクシミリ通信を行なわせることの可
能な通信システムの構成例を示す図である。図24の通
信システムは、2つの通信会議システムSYS1,SY
S2がISDN回線28によって接続されており、各シ
ステムSYS1,SYS2の通信会議端末装置1,2に
は、VIDEO/CRT9,10が動画線6,7によっ
てそれぞれ接続され、また、内線G3ファクシミリ装置
15,16が内線12,13によってそれぞれ接続され
ている。ここで、ISDN回線28は、例えば、2つの
B(情報伝送用)チャネルと1つのD(信号伝送用)チ
ャネルの基本インタフェースになっているとする。この
とき、2つの通信会議端末装置1,2間で会議通信がな
される場合には、2つのBチャネルが使用される。すな
わち、1つのBチャネルは音声情報の交換を実行するの
に用いられ、他の1つのBチャネルは動画情報の交換を
実行するのに用いられる。
議通信とともにファクシミリ通信を行なわせることの可
能な通信システムの構成例を示す図である。図24の通
信システムは、2つの通信会議システムSYS1,SY
S2がISDN回線28によって接続されており、各シ
ステムSYS1,SYS2の通信会議端末装置1,2に
は、VIDEO/CRT9,10が動画線6,7によっ
てそれぞれ接続され、また、内線G3ファクシミリ装置
15,16が内線12,13によってそれぞれ接続され
ている。ここで、ISDN回線28は、例えば、2つの
B(情報伝送用)チャネルと1つのD(信号伝送用)チ
ャネルの基本インタフェースになっているとする。この
とき、2つの通信会議端末装置1,2間で会議通信がな
される場合には、2つのBチャネルが使用される。すな
わち、1つのBチャネルは音声情報の交換を実行するの
に用いられ、他の1つのBチャネルは動画情報の交換を
実行するのに用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来では、
通信会議端末装置1から通信会議端末装置2に会議資料
などのファクシミリ原稿を送信するために、装置1が通
信会議端末装置2を発呼すると、通信会議端末装置2以
外のG4ファクシミリ端末装置にも着呼してしまうとい
う問題があった。
通信会議端末装置1から通信会議端末装置2に会議資料
などのファクシミリ原稿を送信するために、装置1が通
信会議端末装置2を発呼すると、通信会議端末装置2以
外のG4ファクシミリ端末装置にも着呼してしまうとい
う問題があった。
【0004】本発明は、ある通信会議端末装置から他の
通信会議端末装置に会議資料を確実に送信することがで
き、G4ファクシミリ装置への誤着信を防止することの
可能な情報転送方式を提供することを目的としている。
通信会議端末装置に会議資料を確実に送信することがで
き、G4ファクシミリ装置への誤着信を防止することの
可能な情報転送方式を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために、請求項1記載の発明は、複数の通信会議
端末装置間でメディア多重通信を使用してファクシミリ
原稿を送受信する場合に、送信側の通信会議端末装置で
は、BAS値のNS−capに会議資料送信などのメデ
ィア多重通信の通信モ−ド情報を設定して受信側の通信
会議端末装置に与え、また、受信側の通信会議端末装置
では、送信側の通信会議端末装置からのBAS値のNS
−capを判定して、会議資料送信などのメディア多重
通信の通信モ−ド情報を確認し、通信モード情報を確認
した旨をBAS値のNS−capに設定して送信側の通
信会議端末装置に与えるようになっており、BAS値の
能力交換で会議資料送信が確認された場合、送信側の通
信会議端末装置と受信側の通信会議端末装置とは、CC
ITT勧告H221の情報チャネル上にG4プロトコル
スタックあるいは非標準プロトコルスタックを確立して
ファクシミリ原稿の送受信を行ない、H221の情報チ
ャネル上にG4プロトコルスタックあるいは非標準プロ
トコルスタックを確立する際に、音声情報チャネルと動
画情報チャネルは設定せず、デ−タ情報チャネルのみを
設定するようになっていることを特徴としている。これ
により、送信側の通信会議端末装置から受信側の通信会
議端末装置に会議資料を確実に送信することが可能とな
り、受信側の通信会議端末装置以外のG4ファクシミリ
端末装置への誤着信を防止することができる。
成するために、請求項1記載の発明は、複数の通信会議
端末装置間でメディア多重通信を使用してファクシミリ
原稿を送受信する場合に、送信側の通信会議端末装置で
は、BAS値のNS−capに会議資料送信などのメデ
ィア多重通信の通信モ−ド情報を設定して受信側の通信
会議端末装置に与え、また、受信側の通信会議端末装置
では、送信側の通信会議端末装置からのBAS値のNS
−capを判定して、会議資料送信などのメディア多重
通信の通信モ−ド情報を確認し、通信モード情報を確認
した旨をBAS値のNS−capに設定して送信側の通
信会議端末装置に与えるようになっており、BAS値の
能力交換で会議資料送信が確認された場合、送信側の通
信会議端末装置と受信側の通信会議端末装置とは、CC
ITT勧告H221の情報チャネル上にG4プロトコル
スタックあるいは非標準プロトコルスタックを確立して
ファクシミリ原稿の送受信を行ない、H221の情報チ
ャネル上にG4プロトコルスタックあるいは非標準プロ
トコルスタックを確立する際に、音声情報チャネルと動
画情報チャネルは設定せず、デ−タ情報チャネルのみを
設定するようになっていることを特徴としている。これ
により、送信側の通信会議端末装置から受信側の通信会
議端末装置に会議資料を確実に送信することが可能とな
り、受信側の通信会議端末装置以外のG4ファクシミリ
端末装置への誤着信を防止することができる。
【0006】また、請求項2記載の発明は、複数の通信
会議端末装置間でメディア多重通信を使用してファクシ
ミリ原稿を送受信する場合に、送信側の通信会議端末装
置では、BAS値のNS−capに2つのBチャネルを
使用した会議資料送信要求の情報を設定して受信側の通
信会議端末装置に与え、また、受信側の通信会議端末装
置では、送信側の通信会議端末装置からのBAS値のN
S−capを判定して、2つのBチャネルを使用した会
議資料送信要求の情報を確認し、2つのBチャネルを使
用した会議資料送信が可能の場合には、2つのBチャネ
ルを使用した会議資料送信要求を確認した旨をBAS値
のNS−capに設定して送信側の通信会議端末装置に
与えるようになっており、BAS値の能力交換で2つの
Bチャネルを使用した会議資料送信が確認された場合、
送信側の通信会議端末装置と受信側の通信会議端末装置
とは、CCITT勧告H221の情報チャネル上にG4
プロトコルスタックあるいは非標準プロトコルスタック
を確立して2つのBチャネルを使用したファクシミリ原
稿の送受信を行なうようになっており、H221の情報
チャネルを確立する際に、音声情報チャネルと動画情報
チャネルは設定せず、デ−タ情報チャネルのみを設定す
るようになっていることを特徴としている。これによ
り、送信側の通信会議端末装置から受信側の通信会議端
末装置に会議資料を確実に送信することが可能となり、
受信側の通信会議端末装置以外のG4ファクシミリ端末
装置への誤着信を防止することができるとともに、2つ
のBチャネルを使用することで、より高速に会議資料を
送信することができる。
会議端末装置間でメディア多重通信を使用してファクシ
ミリ原稿を送受信する場合に、送信側の通信会議端末装
置では、BAS値のNS−capに2つのBチャネルを
使用した会議資料送信要求の情報を設定して受信側の通
信会議端末装置に与え、また、受信側の通信会議端末装
置では、送信側の通信会議端末装置からのBAS値のN
S−capを判定して、2つのBチャネルを使用した会
議資料送信要求の情報を確認し、2つのBチャネルを使
用した会議資料送信が可能の場合には、2つのBチャネ
ルを使用した会議資料送信要求を確認した旨をBAS値
のNS−capに設定して送信側の通信会議端末装置に
与えるようになっており、BAS値の能力交換で2つの
Bチャネルを使用した会議資料送信が確認された場合、
送信側の通信会議端末装置と受信側の通信会議端末装置
とは、CCITT勧告H221の情報チャネル上にG4
プロトコルスタックあるいは非標準プロトコルスタック
を確立して2つのBチャネルを使用したファクシミリ原
稿の送受信を行なうようになっており、H221の情報
チャネルを確立する際に、音声情報チャネルと動画情報
チャネルは設定せず、デ−タ情報チャネルのみを設定す
るようになっていることを特徴としている。これによ
り、送信側の通信会議端末装置から受信側の通信会議端
末装置に会議資料を確実に送信することが可能となり、
受信側の通信会議端末装置以外のG4ファクシミリ端末
装置への誤着信を防止することができるとともに、2つ
のBチャネルを使用することで、より高速に会議資料を
送信することができる。
【0007】また、請求項3記載の発明は、複数の通信
会議端末装置間でメディア多重通信を使用してファクシ
ミリ原稿を送受信する場合に、送信側の通信会議端末装
置では、BAS値のNS−capに2つのBチャネルを
使用したパケット会議資料送信要求の情報を設定して受
信側の通信会議端末装置に与え、また、受信側の通信会
議端末装置では、送信側の通信会議端末装置からのBA
S値のNS−capを判定して、2つのBチャネルを使
用したパケット会議資料送信要求の情報を確認し、2つ
のBチャネルを使用したパケット会議資料送信が可能の
場合には、2つのBチャネルを使用したパケット会議資
料送信要求を確認した旨をBAS値のNS−capに設
定して送信側の通信会議端末装置に与えるようになって
おり、BAS値の能力交換で2つのBチャネルを使用し
た会議資料送信要求が確認された場合、送信側の通信会
議端末装置と受信側の通信会議端末装置とは、CCIT
T勧告H221の情報チャネル上に1個目のG4プロト
コルスタックあるいは非標準プロトコルスタックを確立
して、1つのBチャネルを使用したファクシミリ原稿送
信を実行し、しかる後、H221の情報チャネル上に2
個目のG4プロトコルスタックあるいは非標準プロトコ
ルスタックを確立して、2つのBチャネルを使用したフ
ァクシミリ原稿送信を実行するようになっており、送信
側の通信会議端末装置と受信側の通信会議端末装置と
は、H221の情報チャンネルを確立するときに、音声
情報チャネルと動画情報チャネルは設定せず、デ−タ情
報チャネルを2本設定するようになっているなっている
ことを特徴としている。これにより、送信側の通信会議
端末装置から受信側の通信会議端末装置に会議資料を確
実に送信することが可能となり、受信側の通信会議端末
装置以外のG4ファクシミリ端末装置への誤着信を防止
ことができるとともに、2つのBチャンネルを使用する
ことにより、より高速に会議資料を送信することができ
る。また、H221の2本の情報チャネルと2本のG4
プロトコルスタックを利用して会議資料送信を実現して
いることによって、より多くの情報を転送することがで
きる。
会議端末装置間でメディア多重通信を使用してファクシ
ミリ原稿を送受信する場合に、送信側の通信会議端末装
置では、BAS値のNS−capに2つのBチャネルを
使用したパケット会議資料送信要求の情報を設定して受
信側の通信会議端末装置に与え、また、受信側の通信会
議端末装置では、送信側の通信会議端末装置からのBA
S値のNS−capを判定して、2つのBチャネルを使
用したパケット会議資料送信要求の情報を確認し、2つ
のBチャネルを使用したパケット会議資料送信が可能の
場合には、2つのBチャネルを使用したパケット会議資
料送信要求を確認した旨をBAS値のNS−capに設
定して送信側の通信会議端末装置に与えるようになって
おり、BAS値の能力交換で2つのBチャネルを使用し
た会議資料送信要求が確認された場合、送信側の通信会
議端末装置と受信側の通信会議端末装置とは、CCIT
T勧告H221の情報チャネル上に1個目のG4プロト
コルスタックあるいは非標準プロトコルスタックを確立
して、1つのBチャネルを使用したファクシミリ原稿送
信を実行し、しかる後、H221の情報チャネル上に2
個目のG4プロトコルスタックあるいは非標準プロトコ
ルスタックを確立して、2つのBチャネルを使用したフ
ァクシミリ原稿送信を実行するようになっており、送信
側の通信会議端末装置と受信側の通信会議端末装置と
は、H221の情報チャンネルを確立するときに、音声
情報チャネルと動画情報チャネルは設定せず、デ−タ情
報チャネルを2本設定するようになっているなっている
ことを特徴としている。これにより、送信側の通信会議
端末装置から受信側の通信会議端末装置に会議資料を確
実に送信することが可能となり、受信側の通信会議端末
装置以外のG4ファクシミリ端末装置への誤着信を防止
ことができるとともに、2つのBチャンネルを使用する
ことにより、より高速に会議資料を送信することができ
る。また、H221の2本の情報チャネルと2本のG4
プロトコルスタックを利用して会議資料送信を実現して
いることによって、より多くの情報を転送することがで
きる。
【0008】また、請求項4記載の発明は、請求項2ま
たは請求項3記載の情報転送方式において、2つのBチ
ャネルを使用した会議資料受信が受信側の通信会議端末
装置で不可能である場合、受信側の通信会議端末装置
は、BAS値のNS−capに1つのBチャネルを使用
した会議資料送信要求の確認を設定して送信側の通信会
議端末装置に与え、送信側の通信会議端末装置では、受
信側の通信会議端末装置からのBAS値のNS−cap
に1つのBチャネルを使用した会議資料送信要求の確認
を受信した場合には、1つのBチャネルを使用した会議
資料通信に移行することを特徴としている。これによ
り、2つのBチャネルを使用した会議資料受信が受信側
の通信会議端末装置で不可能である場合にも、送信側の
通信会議端末装置から受信側の通信会議端末装置に会議
資料を確実に送信することが可能となり、また、G4フ
ァクシミリ端末装置への誤着信を防止することができ
る。
たは請求項3記載の情報転送方式において、2つのBチ
ャネルを使用した会議資料受信が受信側の通信会議端末
装置で不可能である場合、受信側の通信会議端末装置
は、BAS値のNS−capに1つのBチャネルを使用
した会議資料送信要求の確認を設定して送信側の通信会
議端末装置に与え、送信側の通信会議端末装置では、受
信側の通信会議端末装置からのBAS値のNS−cap
に1つのBチャネルを使用した会議資料送信要求の確認
を受信した場合には、1つのBチャネルを使用した会議
資料通信に移行することを特徴としている。これによ
り、2つのBチャネルを使用した会議資料受信が受信側
の通信会議端末装置で不可能である場合にも、送信側の
通信会議端末装置から受信側の通信会議端末装置に会議
資料を確実に送信することが可能となり、また、G4フ
ァクシミリ端末装置への誤着信を防止することができ
る。
【0009】また、請求項5記載の発明は、請求項1乃
至請求項3のいずれか一項に記載の情報転送方式におい
て、BAS値のNS−capのかわりに、呼設定時のU
UI(ユ−ザ−・ユ−ザ−・インフォメ−ション)情報
を使用して、ファクシミリ原稿の送受信を行なうように
なっていることを特徴としている。
至請求項3のいずれか一項に記載の情報転送方式におい
て、BAS値のNS−capのかわりに、呼設定時のU
UI(ユ−ザ−・ユ−ザ−・インフォメ−ション)情報
を使用して、ファクシミリ原稿の送受信を行なうように
なっていることを特徴としている。
【0010】また、請求項6記載の発明は、請求項1乃
至請求項3のいずれか一項に記載の情報転送方式におい
て、BAS値のNS−capのかわりに、呼設定時のサ
ブアドレス情報を使用して、ファクシミリ原稿の送受信
を行なうようになっていることを特徴としている。
至請求項3のいずれか一項に記載の情報転送方式におい
て、BAS値のNS−capのかわりに、呼設定時のサ
ブアドレス情報を使用して、ファクシミリ原稿の送受信
を行なうようになっていることを特徴としている。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係る通信システムの構成例を示す
図である。図1を参照すると、この通信システムは、5
つ通信会議システムSYS1〜SYS5が、互いにデジ
タル公衆回線網(ISDN)28を介して接続されて構
成されている。各通信会議システムSYS1,SYS
2,SYS3は、互いに同じ構成となっており、通信会
議端末装置1,2,3がISDN28に接続されてい
る。
する。図1は本発明に係る通信システムの構成例を示す
図である。図1を参照すると、この通信システムは、5
つ通信会議システムSYS1〜SYS5が、互いにデジ
タル公衆回線網(ISDN)28を介して接続されて構
成されている。各通信会議システムSYS1,SYS
2,SYS3は、互いに同じ構成となっており、通信会
議端末装置1,2,3がISDN28に接続されてい
る。
【0012】また、各通信会議端末装置1,2,3に
は、動画線6,7,8を介して動画等の表示機能,例え
ば、会議資料原稿を表示したり、ファクシミリ原稿やそ
の他会議情報を表示したりするのに用いられる表示装置
(例えばVIDEO/CRT)9,10,11がそれぞ
れ接続され、また、内線12,13,14を介してG3
ファクシミリ通信,G4ファクシミリ通信で受信した原
稿情報の出力や、会議通信で使用する会議資料の入力
や、その他管理情報の出力に利用される内線G3ファク
シミリ装置15,16,17がそれぞれ接続されてい
る。
は、動画線6,7,8を介して動画等の表示機能,例え
ば、会議資料原稿を表示したり、ファクシミリ原稿やそ
の他会議情報を表示したりするのに用いられる表示装置
(例えばVIDEO/CRT)9,10,11がそれぞ
れ接続され、また、内線12,13,14を介してG3
ファクシミリ通信,G4ファクシミリ通信で受信した原
稿情報の出力や、会議通信で使用する会議資料の入力
や、その他管理情報の出力に利用される内線G3ファク
シミリ装置15,16,17がそれぞれ接続されてい
る。
【0013】また、通信会議システムSYS4,SYS
5は、テレビ会議装置18,19がISDN28に接続
されており、各テレビ会議装置18,19には、RS2
32Cケ−ブル20,21を介して、グラフィック操作
専用の通信会議端末装置4,5が接続され、また、各通
信会議端末装置4,5には内線22,23を介して内線
G3ファクシミリ装置24,25が接続されている。
5は、テレビ会議装置18,19がISDN28に接続
されており、各テレビ会議装置18,19には、RS2
32Cケ−ブル20,21を介して、グラフィック操作
専用の通信会議端末装置4,5が接続され、また、各通
信会議端末装置4,5には内線22,23を介して内線
G3ファクシミリ装置24,25が接続されている。
【0014】ここで、ISDN回線28は、G4ファク
シミリ通信や、G3ファクシミリ通信や、会議通信(マ
ルチメディア通信)などに利用され、例えば、2つのB
(情報伝送用)チャネルと1つのD(信号伝送用)チャ
ネルの基本インタフェースになっている。この場合、2
つの通信会議システム間で会議通信がなされるときに
は、ISDN回線28の2つのBチャネルが使用され
る。すなわち、1つのBチャネルは音声情報の交換を実
行するのに用いられ、他の1つのBチャネルは動画情報
の交換を実行するのに用いられる。
シミリ通信や、G3ファクシミリ通信や、会議通信(マ
ルチメディア通信)などに利用され、例えば、2つのB
(情報伝送用)チャネルと1つのD(信号伝送用)チャ
ネルの基本インタフェースになっている。この場合、2
つの通信会議システム間で会議通信がなされるときに
は、ISDN回線28の2つのBチャネルが使用され
る。すなわち、1つのBチャネルは音声情報の交換を実
行するのに用いられ、他の1つのBチャネルは動画情報
の交換を実行するのに用いられる。
【0015】また、システムSYS1〜SYS3の通信
会議端末装置1〜3とシステムSYS4〜SYS5の通
信会議端末装置4,5とは、後述のように、機能を異に
しているが、通信会議端末装置1〜5は、そのハ−ドウ
ェア構成については同じものを用いることができる。図
2は図1の通信システムに用いられる通信会議端末装置
1,2,3,4,または5の概略ハードウェア構成図で
ある。図2を参照すると、通信会議端末装置,例えば1
は、全体を制御するCPU30と、DMAコントローラ
32と、割り込みコントローラ34と、CPU30の制
御プログラムなどが記憶されるメモリ部36と、会議資
料,ファクシミリ原稿,その他のドキュメントの表示を
行なうLCD等の表示器(ディスプレイ)37と、例え
ばビデオRAM(VRAM)を備えているグラフィック
コントローラ38と、通信会議端末装置の操作や会議開
催中のテレライティングサービスなどに利用される例え
ばタッチパネル等のライティングパット40と、LAP
B(Bチャネル用平衡型リンク・アクセス手順)部41
と、LAPF部42と、メディア多重化装置43と、L
APD(Dチャネル用リンク・アクセス手順)部44
と、ISDNインターフェース45と、G3ファクシミ
リ通信,G4ファクシミリ通信で使用される原稿情報の
登録や、会議通信で使用する会議資料の登録や、その他
管理情報の登録に利用されるハ−ドディスク(HD)4
6と、キ−ボ−ド48と、モデム50と、HDLC51
と、内線インタ−フェ−ス52と、会議開催中の会議情
報を外部装置に出力したりするのに利用されるRS23
2Cインターフェース54と、会議開催中の外部装置か
らの動画情報の入力/出力インタフェ−スとして用いら
れる動画インターフェース58と、会議開催中の音声情
報の入力/出力に利用されるスピーカー60およびマイ
ク61と、圧縮伸長部62とが、システムバス64に接
続されて構成されている。なお、この例では、LAPB
部41,LAPF部42,LAPD部44をハ−ドウェ
アで構成しているが、これらの機能をソフトウェアで構
成することもできる。
会議端末装置1〜3とシステムSYS4〜SYS5の通
信会議端末装置4,5とは、後述のように、機能を異に
しているが、通信会議端末装置1〜5は、そのハ−ドウ
ェア構成については同じものを用いることができる。図
2は図1の通信システムに用いられる通信会議端末装置
1,2,3,4,または5の概略ハードウェア構成図で
ある。図2を参照すると、通信会議端末装置,例えば1
は、全体を制御するCPU30と、DMAコントローラ
32と、割り込みコントローラ34と、CPU30の制
御プログラムなどが記憶されるメモリ部36と、会議資
料,ファクシミリ原稿,その他のドキュメントの表示を
行なうLCD等の表示器(ディスプレイ)37と、例え
ばビデオRAM(VRAM)を備えているグラフィック
コントローラ38と、通信会議端末装置の操作や会議開
催中のテレライティングサービスなどに利用される例え
ばタッチパネル等のライティングパット40と、LAP
B(Bチャネル用平衡型リンク・アクセス手順)部41
と、LAPF部42と、メディア多重化装置43と、L
APD(Dチャネル用リンク・アクセス手順)部44
と、ISDNインターフェース45と、G3ファクシミ
リ通信,G4ファクシミリ通信で使用される原稿情報の
登録や、会議通信で使用する会議資料の登録や、その他
管理情報の登録に利用されるハ−ドディスク(HD)4
6と、キ−ボ−ド48と、モデム50と、HDLC51
と、内線インタ−フェ−ス52と、会議開催中の会議情
報を外部装置に出力したりするのに利用されるRS23
2Cインターフェース54と、会議開催中の外部装置か
らの動画情報の入力/出力インタフェ−スとして用いら
れる動画インターフェース58と、会議開催中の音声情
報の入力/出力に利用されるスピーカー60およびマイ
ク61と、圧縮伸長部62とが、システムバス64に接
続されて構成されている。なお、この例では、LAPB
部41,LAPF部42,LAPD部44をハ−ドウェ
アで構成しているが、これらの機能をソフトウェアで構
成することもできる。
【0016】システムSYS1,SYS2,SYS3に
用いられる通信会議端末装置1,2,3では、動画イン
ターフェース58に外部装置として表示装置(例えばV
IDEO/CRT)9,10,11が接続されており、
この例では、RS232Cインタフェ−ス54には外部
装置は接続されていない。また、システムSYS4,S
YS5に用いられる通信会議端末装置4,5では、動画
インターフェース58にVIDEO/CRTなどの外部
装置を接続しないで、RS232Cインターフェース5
4にテレビ会議装置などの外部装置18,19が接続さ
れている。この場合、通信会議システムでは、通信会議
端末装置4,5は、動画情報,音声情報などのメディア
多重通信は実現しないで、RS232Cインターフェー
ス54を介して、表示器37や、ライティングパット4
0を使用したグラフィックサービスのみを実行するよう
になっている。
用いられる通信会議端末装置1,2,3では、動画イン
ターフェース58に外部装置として表示装置(例えばV
IDEO/CRT)9,10,11が接続されており、
この例では、RS232Cインタフェ−ス54には外部
装置は接続されていない。また、システムSYS4,S
YS5に用いられる通信会議端末装置4,5では、動画
インターフェース58にVIDEO/CRTなどの外部
装置を接続しないで、RS232Cインターフェース5
4にテレビ会議装置などの外部装置18,19が接続さ
れている。この場合、通信会議システムでは、通信会議
端末装置4,5は、動画情報,音声情報などのメディア
多重通信は実現しないで、RS232Cインターフェー
ス54を介して、表示器37や、ライティングパット4
0を使用したグラフィックサービスのみを実行するよう
になっている。
【0017】図3は通信会議端末装置1,2,3,4ま
たは5のソフトウェア構成例,すなわち通信会議端末装
置上のプロトコルスタックの構成例を示す図である。図
3を参照すると、通信会議端末装置,例えば1のプロト
コルスタックは、Dチャネル上のプロトコルスタック
と、Bチャネル上のプロトコルスタックと、内線インタ
ーフェース52上のプロトコルスタックと、RS232
Cインタ−フェ−ス54上のプロトコルスタックとから
構成されている。
たは5のソフトウェア構成例,すなわち通信会議端末装
置上のプロトコルスタックの構成例を示す図である。図
3を参照すると、通信会議端末装置,例えば1のプロト
コルスタックは、Dチャネル上のプロトコルスタック
と、Bチャネル上のプロトコルスタックと、内線インタ
ーフェース52上のプロトコルスタックと、RS232
Cインタ−フェ−ス54上のプロトコルスタックとから
構成されている。
【0018】ここで、Dチャネル上のプロトコルスタッ
クは、ISDNのレイヤ1の機能を満足するI430
と、Dチャネルのレイヤ2のLAP(リンク・アクセス
手順)機能を満足するQ921と、Dチャネルのレイヤ
3の機能を満足するQ931とにより構成されている。
クは、ISDNのレイヤ1の機能を満足するI430
と、Dチャネルのレイヤ2のLAP(リンク・アクセス
手順)機能を満足するQ921と、Dチャネルのレイヤ
3の機能を満足するQ931とにより構成されている。
【0019】また、Bチャネル上のプロトコルスタック
は、Bチャネル上のメディア多重を実現するメディア多
重化機能H221と、メディア多重化機能H221を制
御するH242と、音声符号化機能を満足するG711
と、画像符号化機能を満足するH261と、Bチャネル
上のレイヤ2の機能を満足するX75と、データ多重転
送機能を満足するQ922コアと、Q921に準じたL
AP制御の機能を満足するQ922制御と、Bチャネル
上のレイヤ3の機能を満足するIS8208と、Bチャ
ネル上のレイヤ4の機能を満足するT70およびX22
4と、Bチャネル上のレイヤ5の機能を満足するT62
およびX225と、Bチャネル上のレイヤ6の機能を満
足するT72およびX226と、G3ファクシミリのプ
ロトコルを制御するT30と、会議のプロトコルを制御
するアプリケーションとしてのC&Iと、テレライティ
ングのプロトコルを制御するアプリケーションとしての
TWと、静止画情報,ファックス情報などの情報をバル
クで転送するアプリケーションとしてのBULKと、G
4ファックス通信を制御するアプリケーションとしての
G4FAXと、G3ファックス通信を制御するアプリケ
ーションとしてのG3FAXとにより構成されている。
は、Bチャネル上のメディア多重を実現するメディア多
重化機能H221と、メディア多重化機能H221を制
御するH242と、音声符号化機能を満足するG711
と、画像符号化機能を満足するH261と、Bチャネル
上のレイヤ2の機能を満足するX75と、データ多重転
送機能を満足するQ922コアと、Q921に準じたL
AP制御の機能を満足するQ922制御と、Bチャネル
上のレイヤ3の機能を満足するIS8208と、Bチャ
ネル上のレイヤ4の機能を満足するT70およびX22
4と、Bチャネル上のレイヤ5の機能を満足するT62
およびX225と、Bチャネル上のレイヤ6の機能を満
足するT72およびX226と、G3ファクシミリのプ
ロトコルを制御するT30と、会議のプロトコルを制御
するアプリケーションとしてのC&Iと、テレライティ
ングのプロトコルを制御するアプリケーションとしての
TWと、静止画情報,ファックス情報などの情報をバル
クで転送するアプリケーションとしてのBULKと、G
4ファックス通信を制御するアプリケーションとしての
G4FAXと、G3ファックス通信を制御するアプリケ
ーションとしてのG3FAXとにより構成されている。
【0020】また、内線インターフェース52上のプロ
トコルスタックは、G3ファクシミリのプロトコルを制
御するT30と、G3ファックス通信を制御するアプリ
ケーションとしてのG3FAXとにより構成されてい
る。
トコルスタックは、G3ファクシミリのプロトコルを制
御するT30と、G3ファックス通信を制御するアプリ
ケーションとしてのG3FAXとにより構成されてい
る。
【0021】また、RS232Cインタフェ−ス54上
のプロトコルスタックは、データ多重転送機能を満足す
るQ922コアと、Q921と同様のLAP制御の機能
を満足するQ922制御と、Bチャネル上のレイヤ4の
機能を満足するX224と、Bチャネル上のレイヤ5の
機能を満足するX225と、Bチャネル上のレイヤ6の
機能を満足するX226と、会議のプロトコルを制御す
るアプリケーションとしてのC&Iと、テレライティン
グのプロトコルを制御するアプリケーションとしてのT
Wと、静止画情報,ファックス情報などの情報をバルク
で転送するアプリケーションとしてのBULKとにより
構成されている。
のプロトコルスタックは、データ多重転送機能を満足す
るQ922コアと、Q921と同様のLAP制御の機能
を満足するQ922制御と、Bチャネル上のレイヤ4の
機能を満足するX224と、Bチャネル上のレイヤ5の
機能を満足するX225と、Bチャネル上のレイヤ6の
機能を満足するX226と、会議のプロトコルを制御す
るアプリケーションとしてのC&Iと、テレライティン
グのプロトコルを制御するアプリケーションとしてのT
Wと、静止画情報,ファックス情報などの情報をバルク
で転送するアプリケーションとしてのBULKとにより
構成されている。
【0022】このような構成において、通信会議端末装
置は、G4ファクシミリ通信を実行するときには、図3
に示したプロトコルスタックの中で、Dチャネル上のQ
921と、Q931と、Bチャネル上のX75と、IS
8208と、T70と、T62と、T72と、G4FA
Xのプロトコルスタックを使用する。また、G3ファク
シミリ通信を実行するときには、図3に示したプロトコ
ルスタックの中で、Dチャネル上のQ921と、Q93
1と、Bチャネル上のT30と、G3FAXのプロトコ
ルスタックを使用する。
置は、G4ファクシミリ通信を実行するときには、図3
に示したプロトコルスタックの中で、Dチャネル上のQ
921と、Q931と、Bチャネル上のX75と、IS
8208と、T70と、T62と、T72と、G4FA
Xのプロトコルスタックを使用する。また、G3ファク
シミリ通信を実行するときには、図3に示したプロトコ
ルスタックの中で、Dチャネル上のQ921と、Q93
1と、Bチャネル上のT30と、G3FAXのプロトコ
ルスタックを使用する。
【0023】また、通信会議端末装置は、内線G3ファ
クシミリ装置から原稿を入力あるいは出力するときに
は、図3に示したプロトコルスタックの中で、内線イン
ターフェース上のT30と、G3FAXのプロトコルス
タックを使用する。また、会議通信を実行するときに
は、図3に示したプロトコルスタックの中で、H221
と、H242と、G711と、H261と、Q922
と、X224と、X225と、X226と、C&Iと、
TWと、BULKのプロトコルスタックを使用する。
クシミリ装置から原稿を入力あるいは出力するときに
は、図3に示したプロトコルスタックの中で、内線イン
ターフェース上のT30と、G3FAXのプロトコルス
タックを使用する。また、会議通信を実行するときに
は、図3に示したプロトコルスタックの中で、H221
と、H242と、G711と、H261と、Q922
と、X224と、X225と、X226と、C&Iと、
TWと、BULKのプロトコルスタックを使用する。
【0024】また、通信会議端末装置は、会議情報をR
S232Cインタフェ−ス54に出力するときには、図
3に示したプロトコルスタックの中で、RS232C上
のQ922と、X224と、X225と、X226と、
C&Iと、TWと、BULKのプロトコルスタックを使
用する。また、C&Iアプリケーション以下のX226
と、X225と、X224と、Q922は、会議通信中
のデータ転送全般を制御するときに使用し、TWアプリ
ケーション以下のX226と、X225と、X224
と、Q922は、会議通信中のテレライティングサービ
スを実行するときに使用し、BULKアプリケ−ション
以下のX226と、X225と、X224と、Q922
は、会議通信中の会議資料の転送や、静止画情報の転送
や、その他のデジタル情報を転送する時に使用する。
S232Cインタフェ−ス54に出力するときには、図
3に示したプロトコルスタックの中で、RS232C上
のQ922と、X224と、X225と、X226と、
C&Iと、TWと、BULKのプロトコルスタックを使
用する。また、C&Iアプリケーション以下のX226
と、X225と、X224と、Q922は、会議通信中
のデータ転送全般を制御するときに使用し、TWアプリ
ケーション以下のX226と、X225と、X224
と、Q922は、会議通信中のテレライティングサービ
スを実行するときに使用し、BULKアプリケ−ション
以下のX226と、X225と、X224と、Q922
は、会議通信中の会議資料の転送や、静止画情報の転送
や、その他のデジタル情報を転送する時に使用する。
【0025】いま、例えば、通信会議システムSYS1
から通信会議システムSYS2に会議通信を行なう場合
には、先ず、通信会議システムSYS1の通信会議端末
装置1のユーザがライティングパット40やキーボード
48などの入力装置を使って通信会議システムSYS2
の通信会議端末装置2の電話番号を指定し、会議通信で
発呼を行なう。通信会議システムSYS2の通信会議端
末装置2では、システムSYS1からの着呼があると、
スピーカー60から着信音を出力するか、あるいは、表
示器37に着信があった旨を表示することによって、通
信会議システムSYS2のユーザに着信を知らせる。通
信会議システムSYS2のユーザがこの着信に応答する
と、呼が接続され音声が開通する。
から通信会議システムSYS2に会議通信を行なう場合
には、先ず、通信会議システムSYS1の通信会議端末
装置1のユーザがライティングパット40やキーボード
48などの入力装置を使って通信会議システムSYS2
の通信会議端末装置2の電話番号を指定し、会議通信で
発呼を行なう。通信会議システムSYS2の通信会議端
末装置2では、システムSYS1からの着呼があると、
スピーカー60から着信音を出力するか、あるいは、表
示器37に着信があった旨を表示することによって、通
信会議システムSYS2のユーザに着信を知らせる。通
信会議システムSYS2のユーザがこの着信に応答する
と、呼が接続され音声が開通する。
【0026】しかる後、通信会議システムSYS1ある
いは通信会議システムSYS2のユーザがライティング
パット40やキーボード48などの入力装置を使って動
画情報の転送を指定し、会議通信で発呼を行なうと、着
呼した通信会議システムSYS2あるいは通信会議シス
テムSYS1では、例えば表示器37に動画の着信表示
を行なって呼を自動的に接続し、動画情報を開通する。
上記手順がなされた後、音声情報,動画情報が開通した
状態となり、通信会議システムSYS1と通信会議シス
テムSYS2のユーザ間で会議が行なわれる。
いは通信会議システムSYS2のユーザがライティング
パット40やキーボード48などの入力装置を使って動
画情報の転送を指定し、会議通信で発呼を行なうと、着
呼した通信会議システムSYS2あるいは通信会議シス
テムSYS1では、例えば表示器37に動画の着信表示
を行なって呼を自動的に接続し、動画情報を開通する。
上記手順がなされた後、音声情報,動画情報が開通した
状態となり、通信会議システムSYS1と通信会議シス
テムSYS2のユーザ間で会議が行なわれる。
【0027】会議通信中は、通信会議システムSYS1
と通信会議システムSYS2のユーザは、表示器37,
ライティングパット40を使ってテレライティング通信
を実行したり、通信会議システムSYS1(あるいは通
信会議システムSYS2)の内線G3ファクシミリ装置
15(あるいは16),通信会議端末装置1(あるいは
通信会議端末装置2)内のハ−ドディスク(HD)46
から、ファクシミリ情報や静止画情報を読み取って、通
信会議システムSYS1あるいは通信会議システム2に
転送したりして、会議進行をサポートすることができ
る。
と通信会議システムSYS2のユーザは、表示器37,
ライティングパット40を使ってテレライティング通信
を実行したり、通信会議システムSYS1(あるいは通
信会議システムSYS2)の内線G3ファクシミリ装置
15(あるいは16),通信会議端末装置1(あるいは
通信会議端末装置2)内のハ−ドディスク(HD)46
から、ファクシミリ情報や静止画情報を読み取って、通
信会議システムSYS1あるいは通信会議システム2に
転送したりして、会議進行をサポートすることができ
る。
【0028】例えば、会議開催中に会議資料を通信会議
システムSYS1から通信会議システムSYS2に送信
するときには、先ず、通信会議システムSYS1のユー
ザが内線G3ファクシミリ装置15または通信会議端末
装置1(あるいは通信会議端末装置2)内のハ−ドディ
スク(HD)46からファクシミリ情報や静止画情報を
読み取り、ライティングパット40,キーボード48な
どの入力装置を使って、送信する会議資料に適当なタイ
トル名を付ける。しかる後、通信会議システムSYS1
のユーザは、ライティングパット40,キーボード48
などの入力装置を使って通信会議システムSYS2に会
議通信で、会議資料の送信を開始する。通信会議システ
ムSYS2では、受信した会議資料を通信会議端末装置
2のハ−ドディスク(HD)46に格納する。
システムSYS1から通信会議システムSYS2に送信
するときには、先ず、通信会議システムSYS1のユー
ザが内線G3ファクシミリ装置15または通信会議端末
装置1(あるいは通信会議端末装置2)内のハ−ドディ
スク(HD)46からファクシミリ情報や静止画情報を
読み取り、ライティングパット40,キーボード48な
どの入力装置を使って、送信する会議資料に適当なタイ
トル名を付ける。しかる後、通信会議システムSYS1
のユーザは、ライティングパット40,キーボード48
などの入力装置を使って通信会議システムSYS2に会
議通信で、会議資料の送信を開始する。通信会議システ
ムSYS2では、受信した会議資料を通信会議端末装置
2のハ−ドディスク(HD)46に格納する。
【0029】このようにして会議資料が送信されて、シ
ステムSYS2の通信会議端末装置2のハ−ドディスク
(HD)46に格納されると、通信会議システムSYS
1と通信会議システムSYS2は、共通のタイトル名を
もたせることによって、この会議資料を、通信会議シス
テムSYS1と通信会議システムSYS2の表示器37
に同時に表示させたり、あるいは、テレライティングサ
ービスを実行することによって、システムSYS1,S
YS2で同時に加筆,修正することができる。
ステムSYS2の通信会議端末装置2のハ−ドディスク
(HD)46に格納されると、通信会議システムSYS
1と通信会議システムSYS2は、共通のタイトル名を
もたせることによって、この会議資料を、通信会議シス
テムSYS1と通信会議システムSYS2の表示器37
に同時に表示させたり、あるいは、テレライティングサ
ービスを実行することによって、システムSYS1,S
YS2で同時に加筆,修正することができる。
【0030】図4,図5は通信会議端末装置における会
議通信のプロトコルシーケンスを示す図である。図4,
図5を参照すると、システムSYS1の通信会議端末装
置1とシステムSYS2の通信会議端末装置2との間で
会議通信を行なうためには、先ず、Dチャネルの呼設定
手順(CCITT勧告Q931標準手順)を使って、通
信会議端末装置1と通信会議端末装置2との間に会議通
信の呼を確立する。通信会議端末装置1と通信会議端末
装置2との間に呼が確立した時点で、第1チャネルの接
続確立となる(CCITT勧告H242標準手順フェー
ズA)。
議通信のプロトコルシーケンスを示す図である。図4,
図5を参照すると、システムSYS1の通信会議端末装
置1とシステムSYS2の通信会議端末装置2との間で
会議通信を行なうためには、先ず、Dチャネルの呼設定
手順(CCITT勧告Q931標準手順)を使って、通
信会議端末装置1と通信会議端末装置2との間に会議通
信の呼を確立する。通信会議端末装置1と通信会議端末
装置2との間に呼が確立した時点で、第1チャネルの接
続確立となる(CCITT勧告H242標準手順フェー
ズA)。
【0031】次いで、Bチャネルの第1チャネル初期化
手順(CCITT勧告H242標準手順)を使って、回
線上にFAS/BAS信号を送出し、(CCITT勧告
H221標準手順)通信会議端末装置1と通信会議端末
装置2との間で能力交換を行なう(フェ−ズB1)。な
お、ここで、FAS信号は、CCITT勧告H221の
フレーム同期に使用される信号であり、また、BAS信
号は、CCITT勧告H221のコマンド及びデータを
転送する信号である。
手順(CCITT勧告H242標準手順)を使って、回
線上にFAS/BAS信号を送出し、(CCITT勧告
H221標準手順)通信会議端末装置1と通信会議端末
装置2との間で能力交換を行なう(フェ−ズB1)。な
お、ここで、FAS信号は、CCITT勧告H221の
フレーム同期に使用される信号であり、また、BAS信
号は、CCITT勧告H221のコマンド及びデータを
転送する信号である。
【0032】通信会議端末装置1と通信会議端末装置2
との間で第1チャネルの初期化手順を終了後、通信会議
端末装置1と通信会議端末装置2との間で動画情報通信
を行なうために、先ず、Dチャネルの呼設定手順(CC
ITT勧告Q931標準手順)を使って、通信会議端末
装置1と通信会議端末装置2との間に2個目の会議通信
の呼を確立する。通信会議端末装置1と通信会議端末装
置2との間に2個目の呼が確立した時点で、付加チャネ
ル(第2チャネル)の接続確立となる(CCITT勧告
H242標準手順フェーズCA)。
との間で第1チャネルの初期化手順を終了後、通信会議
端末装置1と通信会議端末装置2との間で動画情報通信
を行なうために、先ず、Dチャネルの呼設定手順(CC
ITT勧告Q931標準手順)を使って、通信会議端末
装置1と通信会議端末装置2との間に2個目の会議通信
の呼を確立する。通信会議端末装置1と通信会議端末装
置2との間に2個目の呼が確立した時点で、付加チャネ
ル(第2チャネル)の接続確立となる(CCITT勧告
H242標準手順フェーズCA)。
【0033】次いで、Bチャネルの付加チャネル初期化
手順(CCITT勧告H242標準手順)を使って、回
線上にFAS/BAS信号(CCITT勧告H221標
準信号)を送出し、通信会議端末装置1と通信会議端末
装置2との間に56kbps音声、6.4kbpsML
P、62.4kbps動画のマルチメディア通信の伝送
路を設定する(フェ−ズCB2)。この時点で、通信会
議端末装置1と通信会議端末装置2とは、音声情報,、
動画情報,データ情報の交換が可能となり、通信会議端
末装置1と通信会議端末装置2のユーザ間で会議を行な
うことができる(フェ−ズC)。会議通信中は、通信会
議端末装置1と通信会議端末装置2のユーザは、データ
情報転送を使ってテレライティング通信を実行したり、
ファックス通信を実行したり、静止画転送を実行した
り、あるいは、その他の情報を転送して会議を進行す
る。
手順(CCITT勧告H242標準手順)を使って、回
線上にFAS/BAS信号(CCITT勧告H221標
準信号)を送出し、通信会議端末装置1と通信会議端末
装置2との間に56kbps音声、6.4kbpsML
P、62.4kbps動画のマルチメディア通信の伝送
路を設定する(フェ−ズCB2)。この時点で、通信会
議端末装置1と通信会議端末装置2とは、音声情報,、
動画情報,データ情報の交換が可能となり、通信会議端
末装置1と通信会議端末装置2のユーザ間で会議を行な
うことができる(フェ−ズC)。会議通信中は、通信会
議端末装置1と通信会議端末装置2のユーザは、データ
情報転送を使ってテレライティング通信を実行したり、
ファックス通信を実行したり、静止画転送を実行した
り、あるいは、その他の情報を転送して会議を進行す
る。
【0034】図6は、図5に示した会議通信の部分(フ
ェ−ズC)の通信会議端末装置におけるプロトコルシー
ケンスを示す図である。図5において、通信会議端末装
置における会議通信のプロトコルシーケンスが実行され
ると、通信会議端末装置1と通信会議端末装置2は、会
議通信状態となる。会議通信状態となった後、通信会議
端末装置1と通信会議端末装置2は、会議制御用のプロ
トコルスタックを生成して、会議制御用のプロトコルを
実行する。なお、すなわち、会議制御プロトコルを、C
&Iと、X226と、X225と、X224と、Q92
2のプロトコルスタックで実行する。会議制御用のプロ
トコルの情報としては、通信会議端末装置間の会議環境
を整える端末識別子情報、会議資料情報、会議参加者情
報などがある。
ェ−ズC)の通信会議端末装置におけるプロトコルシー
ケンスを示す図である。図5において、通信会議端末装
置における会議通信のプロトコルシーケンスが実行され
ると、通信会議端末装置1と通信会議端末装置2は、会
議通信状態となる。会議通信状態となった後、通信会議
端末装置1と通信会議端末装置2は、会議制御用のプロ
トコルスタックを生成して、会議制御用のプロトコルを
実行する。なお、すなわち、会議制御プロトコルを、C
&Iと、X226と、X225と、X224と、Q92
2のプロトコルスタックで実行する。会議制御用のプロ
トコルの情報としては、通信会議端末装置間の会議環境
を整える端末識別子情報、会議資料情報、会議参加者情
報などがある。
【0035】以上の情報を交換した後、テレライティン
グ通信の開始,終了を制御したり、ファックス通信(バ
ルク転送)の開始,終了を制御したり、静止画情報(バ
ルク転送)の開始,終了を制御したりする(フェ−ズ
D,E,CE)。
グ通信の開始,終了を制御したり、ファックス通信(バ
ルク転送)の開始,終了を制御したり、静止画情報(バ
ルク転送)の開始,終了を制御したりする(フェ−ズ
D,E,CE)。
【0036】図7は図6に示した会議制御プロトコルシ
ーケンスが実行された後のテレライティングやファック
ス転送のアプリケーションプロトコルシーケンスを示す
図である。通信会議端末装置1と通信会議端末装置2と
が、会議通信状態となった後、図6に示した会議制御用
プロトコルシ−ケンスを起動し、会議制御用プロトコル
を使って、テレライティング通信のプロトコルスタック
が生成されると、通信会議端末装置1と通信会議端末装
置2は、テレライティング通信を、TWと、X226
と、X225と、X224と、Q922のプロトコルス
タックで実行する。また、会議制御用プロトコルを使っ
て、テレラティング通信のプロトコルスタックとともに
ファシミリ通信のプロトコルスタックも生成されると通
信会議端末装置1と通信会議端末装置2は、ファックス
通信を、BULKと、X226と、X225と、X22
4と、Q922のプロトコルスタックで実行する。
ーケンスが実行された後のテレライティングやファック
ス転送のアプリケーションプロトコルシーケンスを示す
図である。通信会議端末装置1と通信会議端末装置2と
が、会議通信状態となった後、図6に示した会議制御用
プロトコルシ−ケンスを起動し、会議制御用プロトコル
を使って、テレライティング通信のプロトコルスタック
が生成されると、通信会議端末装置1と通信会議端末装
置2は、テレライティング通信を、TWと、X226
と、X225と、X224と、Q922のプロトコルス
タックで実行する。また、会議制御用プロトコルを使っ
て、テレラティング通信のプロトコルスタックとともに
ファシミリ通信のプロトコルスタックも生成されると通
信会議端末装置1と通信会議端末装置2は、ファックス
通信を、BULKと、X226と、X225と、X22
4と、Q922のプロトコルスタックで実行する。
【0037】会議制御プロトコルとテレライティング通
信プロトコルスタックとファックス通信(バルク転送)
プロトコルスタックとは、図3に示したプロトコルスタ
ックのQ922でプロトコル多重され、ISDN28上
では、1本のMLPで転送される。またそれぞれのプロ
トコルスタックには、データ転送の優先順位が設定され
ている。通常、リアルタイムデータ系の会議制御通信や
テレライティング通信が優先順位が高く、バルクデータ
系のファックス通信や静止画通信は優先順位が低い。こ
のように、優先順位を付けることによって、リアルタイ
ム系のデータ転送を阻害することなく、バルク系のデー
タ転送を実行することができる。
信プロトコルスタックとファックス通信(バルク転送)
プロトコルスタックとは、図3に示したプロトコルスタ
ックのQ922でプロトコル多重され、ISDN28上
では、1本のMLPで転送される。またそれぞれのプロ
トコルスタックには、データ転送の優先順位が設定され
ている。通常、リアルタイムデータ系の会議制御通信や
テレライティング通信が優先順位が高く、バルクデータ
系のファックス通信や静止画通信は優先順位が低い。こ
のように、優先順位を付けることによって、リアルタイ
ム系のデータ転送を阻害することなく、バルク系のデー
タ転送を実行することができる。
【0038】また、上述の例では、会議開催中に会議資
料を送信する場合について述べたが、会議開催がなされ
るに先立って、会議資料を、通信会議システム1から通
信会議システム2に事前に送信することも可能である。
この場合には、先ず、送信する会議資料に上述したと同
様の手順で適当なタイトル名を付する。しかる後、通信
会議システムSYS1のユーザは、ライティングパット
40,キーボード48などの入力装置を使って通信会議
システムSYS2の装置2の電話番号を指定し、G4フ
ァックス通信で発呼を行なう。着呼した通信会議システ
ムSYS2では、自動的にその呼に応答し、呼が接続さ
れた時点で、通信会議システムSYS1は、会議資料の
送信を開始する。通信会議システムSYS2では、送信
された会議資料を受信して、これをハ−ドディスク(H
D)46に格納する。このようにして、会議会議開催に
先立って、通信会議システムSYS1と通信会議システ
ムSYS2とは、共通のタイトル名の会議資料をもつこ
とができ、会議通信中において、事前に配布された会議
資料を通信会議システムSYS1と通信会議システムS
YS2の表示器37に同時に表示させたり、あるいはテ
レライティングサービスを実行することによって同時に
加筆,修正することができる。
料を送信する場合について述べたが、会議開催がなされ
るに先立って、会議資料を、通信会議システム1から通
信会議システム2に事前に送信することも可能である。
この場合には、先ず、送信する会議資料に上述したと同
様の手順で適当なタイトル名を付する。しかる後、通信
会議システムSYS1のユーザは、ライティングパット
40,キーボード48などの入力装置を使って通信会議
システムSYS2の装置2の電話番号を指定し、G4フ
ァックス通信で発呼を行なう。着呼した通信会議システ
ムSYS2では、自動的にその呼に応答し、呼が接続さ
れた時点で、通信会議システムSYS1は、会議資料の
送信を開始する。通信会議システムSYS2では、送信
された会議資料を受信して、これをハ−ドディスク(H
D)46に格納する。このようにして、会議会議開催に
先立って、通信会議システムSYS1と通信会議システ
ムSYS2とは、共通のタイトル名の会議資料をもつこ
とができ、会議通信中において、事前に配布された会議
資料を通信会議システムSYS1と通信会議システムS
YS2の表示器37に同時に表示させたり、あるいはテ
レライティングサービスを実行することによって同時に
加筆,修正することができる。
【0039】ところで、従来においては、通信会議端末
装置における会議資料送信プロトコルシーケンスは、図
8に示すようなものとなっていた。図8を参照すると、
このプロトコルシーケンスでは、通信会議端末装置1と
通信会議端末装置2との間で会議通信で使用する会議資
料を事前に送信するために、まずDチャネルの呼設定手
順(CCITT勧告Q931標準手順)を使って、通信
会議端末装置1と通信会議端末装置2の間に呼が確立し
た時点で、Bチャネルのデータ転送を開始する。すなわ
ち、Dチャネルの呼確立後、通信会議端末装置1は、先
ず、BチャネルにSABMEコマンドを送出して、リン
クレイヤの設定を要求する。通信会議端末装置2は、S
ABMEコマンドを受信すると、UAレスポンスを応答
として返す。これにより、リンクレイヤが設定される。
装置における会議資料送信プロトコルシーケンスは、図
8に示すようなものとなっていた。図8を参照すると、
このプロトコルシーケンスでは、通信会議端末装置1と
通信会議端末装置2との間で会議通信で使用する会議資
料を事前に送信するために、まずDチャネルの呼設定手
順(CCITT勧告Q931標準手順)を使って、通信
会議端末装置1と通信会議端末装置2の間に呼が確立し
た時点で、Bチャネルのデータ転送を開始する。すなわ
ち、Dチャネルの呼確立後、通信会議端末装置1は、先
ず、BチャネルにSABMEコマンドを送出して、リン
クレイヤの設定を要求する。通信会議端末装置2は、S
ABMEコマンドを受信すると、UAレスポンスを応答
として返す。これにより、リンクレイヤが設定される。
【0040】リンクレイヤ設定後、通信会議端末装置1
は、BチャネルにSQコマンドを送出する。通信会議端
末装置2は、SQコマンドを受信すると、SFレスポン
スを応答として返す。通信会議端末装置1は、SFレス
ポンスを受信すると、BチャネルにCRコマンドを送出
し、ネットワークレイヤの設定を要求する。通信会議端
末装置2は、CRコマンドを受信し、応答としてCAレ
スポンスを返す。これにより、ネットワークレイヤが設
定される。
は、BチャネルにSQコマンドを送出する。通信会議端
末装置2は、SQコマンドを受信すると、SFレスポン
スを応答として返す。通信会議端末装置1は、SFレス
ポンスを受信すると、BチャネルにCRコマンドを送出
し、ネットワークレイヤの設定を要求する。通信会議端
末装置2は、CRコマンドを受信し、応答としてCAレ
スポンスを返す。これにより、ネットワークレイヤが設
定される。
【0041】ネットワークレイヤ設定後、通信会議端末
装置1は、BチャネルにTCRコマンドを送出して、ト
ランスレイヤの設定を要求する。通信会議端末装置2
は、TCRコマンドを受信し、TCAレスポンスを応答
として返す。これにより、トランスレイヤが設定され
る。トランスレイヤ設定後、通信会議端末装置1は、B
チャネルにCSSコマンドを送出して、セッションレイ
ヤのコネクション設定を要求する。通信会議端末装置2
は、CSSコマンドを受信し、RSSPレスポンスを応
答として返す。これにより、セッションレイヤのコネク
ションが設定される。セッションレイヤのコネクション
設定後、装置1,2間では、受信能力交換がなされる。
すなわち、通信会議端末装置1は、通信で使用する伝送
機能のネゴシエーションを実行するために、会議資料通
信機能を実行する能力があることが設定されているCD
CLコマンドをBチャネルに送出する。通信会議端末装
置2は、CDCLコマンドを受信すると、会議資料の受
信が可能であることが設定されているRDCLPレスポ
ンスを応答として返す。
装置1は、BチャネルにTCRコマンドを送出して、ト
ランスレイヤの設定を要求する。通信会議端末装置2
は、TCRコマンドを受信し、TCAレスポンスを応答
として返す。これにより、トランスレイヤが設定され
る。トランスレイヤ設定後、通信会議端末装置1は、B
チャネルにCSSコマンドを送出して、セッションレイ
ヤのコネクション設定を要求する。通信会議端末装置2
は、CSSコマンドを受信し、RSSPレスポンスを応
答として返す。これにより、セッションレイヤのコネク
ションが設定される。セッションレイヤのコネクション
設定後、装置1,2間では、受信能力交換がなされる。
すなわち、通信会議端末装置1は、通信で使用する伝送
機能のネゴシエーションを実行するために、会議資料通
信機能を実行する能力があることが設定されているCD
CLコマンドをBチャネルに送出する。通信会議端末装
置2は、CDCLコマンドを受信すると、会議資料の受
信が可能であることが設定されているRDCLPレスポ
ンスを応答として返す。
【0042】このように、会議資料送信の準備が整う
と、通信会議端末装置1は、送信する文書を区別するた
めの文書管理情報を設定したCDSコマンドを送信す
る。しかる後、通信会議端末装置1は、CDUIコマン
ドを使用して、1文書文の画情報を送信する。ドキュメ
ントの先頭が格納されているCDUIコマンドの中のド
キュメントプロファイルには、会議資料のタイトル名が
設定されている。CDUIコマンド送信後、通信会議端
末装置1は、ドキュメントの終了を通知するCDEコマ
ンドを送出し、1文書文の画情報を送信を終了する。
と、通信会議端末装置1は、送信する文書を区別するた
めの文書管理情報を設定したCDSコマンドを送信す
る。しかる後、通信会議端末装置1は、CDUIコマン
ドを使用して、1文書文の画情報を送信する。ドキュメ
ントの先頭が格納されているCDUIコマンドの中のド
キュメントプロファイルには、会議資料のタイトル名が
設定されている。CDUIコマンド送信後、通信会議端
末装置1は、ドキュメントの終了を通知するCDEコマ
ンドを送出し、1文書文の画情報を送信を終了する。
【0043】なお、ここで、通信会議端末装置2は、C
DSコマンド、CDUIコマンドを受信し、1文書文の
画情報をハ−ドディスク(HD)46に格納する。この
際、通信会議端末装置2は、ドキュメントの先頭が格納
されているCDUIコマンドの中のドキュメントプロフ
ァイルに、会議資料のタイトル名を確認すると、受信し
た1文書文の画情報とともにハ−ドディスク(HD)に
格納する。このようにして、CDUIコマンドの受信を
完了すると、通信会議端末装置2は、文書送達確認を行
なう。すなわち、コマンドCDEを受信し、応答として
RDEPを返す。しかる後、Bチャネルの上位レイヤか
ら切断し、Dチャネルの呼を解放して、セッションレイ
ヤコネクション,ネットワ−クレイヤ,リンクレイヤの
解放を行なう。このような手順でG4ファクシミリ通信
での会議資料送信を実行することによって、通信会議端
末装置1と通信会議端末装置2は、共通のタイトル名を
もった会議資料を持つことができる。
DSコマンド、CDUIコマンドを受信し、1文書文の
画情報をハ−ドディスク(HD)46に格納する。この
際、通信会議端末装置2は、ドキュメントの先頭が格納
されているCDUIコマンドの中のドキュメントプロフ
ァイルに、会議資料のタイトル名を確認すると、受信し
た1文書文の画情報とともにハ−ドディスク(HD)に
格納する。このようにして、CDUIコマンドの受信を
完了すると、通信会議端末装置2は、文書送達確認を行
なう。すなわち、コマンドCDEを受信し、応答として
RDEPを返す。しかる後、Bチャネルの上位レイヤか
ら切断し、Dチャネルの呼を解放して、セッションレイ
ヤコネクション,ネットワ−クレイヤ,リンクレイヤの
解放を行なう。このような手順でG4ファクシミリ通信
での会議資料送信を実行することによって、通信会議端
末装置1と通信会議端末装置2は、共通のタイトル名を
もった会議資料を持つことができる。
【0044】しかしながら、図8に示すプロトコルシ−
ケンスの場合、通信会議端末装置1は、Dチャネル上の
呼設定手順でG4プロトコル通信を指定するため、通信
会議端末装置2以外のG4ファクシミリ端末装置でも着
呼してしまう。
ケンスの場合、通信会議端末装置1は、Dチャネル上の
呼設定手順でG4プロトコル通信を指定するため、通信
会議端末装置2以外のG4ファクシミリ端末装置でも着
呼してしまう。
【0045】本発明は、G4ファクシミリ端末装置への
誤着信を防止することを意図している。以下に示す第1
乃至第6の実施例では、図1のシステム構成において、
装置1から装置2に会議資料などのファクシミリ原稿を
送信する場合について説明する。
誤着信を防止することを意図している。以下に示す第1
乃至第6の実施例では、図1のシステム構成において、
装置1から装置2に会議資料などのファクシミリ原稿を
送信する場合について説明する。
【0046】先ず、本発明の第1の実施例は、通信会議
端末装置1から通信会議端末装置2にCCITT勧告H
221とH242のメディア多重通信を使用してファク
シミリ原稿を送信するようになっている。この場合、通
信会議端末装置1では、BAS値のNS−capに会議
資料送信などのメディア多重通信の通信モ−ド情報を設
定して装置2に与え、また、通信会議端末装置2では、
通信会議端末装置1からのBAS値のNS−capを判
定して、会議資料送信などのメディア多重通信の通信モ
−ド情報を確認し、通信モード情報を確認した旨をBA
S値のNS−capに設定して装置1に与えるようにな
っており、BAS値の能力交換で会議資料送信が確認さ
れた場合、通信会議端末装置1と通信会議端末装置2と
は、H221の情報チャネル上にG4プロトコルスタッ
クあるいは非標準プロトコルスタックを確立するように
なっている。なお、上記H221の情報チャネルの確立
の際に、装置1と装置2とは、音声情報チャネルと動画
情報チャネルは設定せず、デ−タ情報チャネルのみを設
定するようになっている。
端末装置1から通信会議端末装置2にCCITT勧告H
221とH242のメディア多重通信を使用してファク
シミリ原稿を送信するようになっている。この場合、通
信会議端末装置1では、BAS値のNS−capに会議
資料送信などのメディア多重通信の通信モ−ド情報を設
定して装置2に与え、また、通信会議端末装置2では、
通信会議端末装置1からのBAS値のNS−capを判
定して、会議資料送信などのメディア多重通信の通信モ
−ド情報を確認し、通信モード情報を確認した旨をBA
S値のNS−capに設定して装置1に与えるようにな
っており、BAS値の能力交換で会議資料送信が確認さ
れた場合、通信会議端末装置1と通信会議端末装置2と
は、H221の情報チャネル上にG4プロトコルスタッ
クあるいは非標準プロトコルスタックを確立するように
なっている。なお、上記H221の情報チャネルの確立
の際に、装置1と装置2とは、音声情報チャネルと動画
情報チャネルは設定せず、デ−タ情報チャネルのみを設
定するようになっている。
【0047】次に、このような構成の第1の実施例の動
作を図9乃至図12のフロ−チャ−トを用いて説明す
る。なお、図9,図10は装置1の動作を示すフロ−チ
ャ−トであり、図11,図12は装置2の動作を示すフ
ロ−チャ−トである。
作を図9乃至図12のフロ−チャ−トを用いて説明す
る。なお、図9,図10は装置1の動作を示すフロ−チ
ャ−トであり、図11,図12は装置2の動作を示すフ
ロ−チャ−トである。
【0048】先ず、図9,図10を参照すると、通信会
議端末装置2に会議資料などのファクシミリ原稿を送信
するとき、通信会議端末装置1は、通信会議端末装置2
に会議通信モ−ドで第1チャネルでの呼設定を開始(発
呼)する(ステップS1,S2)。呼設定終了後、通信
会議端末装置1は、BAS値のNS−capに会議資料
送信要求の情報を設定して、BAS能力交換手順を開始
し(ステップS3)、通信会議端末装置2からのBAS
確認を待つ(ステップS4)。通信会議端末装置2から
BAS確認通知を受けると、装置1は、BAS値のNS
−capを判定する。すなわち、会議資料が送信可能か
否かを判断する(ステップS5)。その結果、会議資料
が送信可能の場合には、H221の情報チャネル上にG
4プロトコルスタックあるいは非標準プロトコルスタッ
クを確立し(ステップS6)、ファクシミリ原稿を送信
する(ステップS7,S8)。ファクシミリ原稿送信終
了後、H221通信を終了して呼を解放し(ステップS
9,S10)、会議資料送信の処理を終了する。
議端末装置2に会議資料などのファクシミリ原稿を送信
するとき、通信会議端末装置1は、通信会議端末装置2
に会議通信モ−ドで第1チャネルでの呼設定を開始(発
呼)する(ステップS1,S2)。呼設定終了後、通信
会議端末装置1は、BAS値のNS−capに会議資料
送信要求の情報を設定して、BAS能力交換手順を開始
し(ステップS3)、通信会議端末装置2からのBAS
確認を待つ(ステップS4)。通信会議端末装置2から
BAS確認通知を受けると、装置1は、BAS値のNS
−capを判定する。すなわち、会議資料が送信可能か
否かを判断する(ステップS5)。その結果、会議資料
が送信可能の場合には、H221の情報チャネル上にG
4プロトコルスタックあるいは非標準プロトコルスタッ
クを確立し(ステップS6)、ファクシミリ原稿を送信
する(ステップS7,S8)。ファクシミリ原稿送信終
了後、H221通信を終了して呼を解放し(ステップS
9,S10)、会議資料送信の処理を終了する。
【0049】また、図11,図12を参照すると、通信
会議端末装置2は、会議通信の着呼に応答し呼の設定完
了を待つ(ステップS11,S12)。会議通信の呼設
定後、通信会議端末装置2は、BAS能力交換手順を実
行し(ステップS13)、通信会議端末装置1からのB
AS能力の確認を待つ(ステップS14)。この確認を
受けた後、通信会議端末装置2では、通信会議端末装置
1からのBAS値のNS−capを判定する。すなわ
ち、先ず、会議資料送信要求であるか否かを判断する
(ステップS15)。その結果、会議資料送信要求でな
い場合は、会議資料受信処理を終了し、通常の会議通信
手順に移行する。これに対し、判定結果が会議資料送信
要求の場合は、会議資料受信が可能か否かを判断する
(ステップS16)。その結果、会議資料受信が不可能
の場合は、BAS値のNS−capに会議資料送信要求
不可を設定して、BAS交換を開始し(ステップS1
7)、しかる後、H221の通信を終了して呼を解放し
(ステップS22,S23)、会議資料受信の処理を終
了する。これに対し、ステップS16において、会議資
料受信が可能であると判断された場合は、BAS値のN
S−capに会議資料送信の確認を設定する(ステップ
S18)、しかる後、H221の情報チャネル上にG4
プロトコルスタックあるいは非標準プロトコルスタック
を確立し(ステップS19)、ファクシミリ原稿を受信
する(ステップS20,S21)。ファクシミリ原稿受
信終了後、装置2は、H221通信を終了して呼を解放
し(ステップS22,S23)、会議資料送信の処理を
終了する。
会議端末装置2は、会議通信の着呼に応答し呼の設定完
了を待つ(ステップS11,S12)。会議通信の呼設
定後、通信会議端末装置2は、BAS能力交換手順を実
行し(ステップS13)、通信会議端末装置1からのB
AS能力の確認を待つ(ステップS14)。この確認を
受けた後、通信会議端末装置2では、通信会議端末装置
1からのBAS値のNS−capを判定する。すなわ
ち、先ず、会議資料送信要求であるか否かを判断する
(ステップS15)。その結果、会議資料送信要求でな
い場合は、会議資料受信処理を終了し、通常の会議通信
手順に移行する。これに対し、判定結果が会議資料送信
要求の場合は、会議資料受信が可能か否かを判断する
(ステップS16)。その結果、会議資料受信が不可能
の場合は、BAS値のNS−capに会議資料送信要求
不可を設定して、BAS交換を開始し(ステップS1
7)、しかる後、H221の通信を終了して呼を解放し
(ステップS22,S23)、会議資料受信の処理を終
了する。これに対し、ステップS16において、会議資
料受信が可能であると判断された場合は、BAS値のN
S−capに会議資料送信の確認を設定する(ステップ
S18)、しかる後、H221の情報チャネル上にG4
プロトコルスタックあるいは非標準プロトコルスタック
を確立し(ステップS19)、ファクシミリ原稿を受信
する(ステップS20,S21)。ファクシミリ原稿受
信終了後、装置2は、H221通信を終了して呼を解放
し(ステップS22,S23)、会議資料送信の処理を
終了する。
【0050】図13はこの第1の実施例における通信会
議端末装置1から装置2への会議資料送信のプロトコル
手順を示す図である。図13を参照すると、通信会議端
末装置1から通信会議端末装置2にCCITT勧告H2
21とH242のメディア多重通信を使用してファクシ
ミリ原稿を送信する際に、先ず、通信会議端末装置1は
通信会議端末装置2に会議通信モ−ドで発呼する。通信
会議端末装置1と装置2との間で会議通信の呼が接続さ
れた後、装置1は、BAS値のNS−capに会議資料
送信などのメディア多重通信の通信モ−ド情報を設定し
て、装置2に与える。通信会議端末装置2では、通信会
議端末装置1からのBAS値のNS−capを判定し、
会議資料送信などのメディア多重通信の通信モ−ド情報
を確認する。この確認を行なった後、通信会議端末装置
2では、メディア多重通信の通信モ−ド情報を確認した
旨をBAS値のNS−capに設定して装置1に与え
る。このようにして、通信会議端末装置1と通信会議端
末装置2のBAS値の能力交換で会議資料送信が確認さ
れた場合、装置1と装置2とは、H221の情報チャネ
ル上にG4プロトコルスタックあるいは非標準プロトコ
ルスタックを確立し、ファクシミリ原稿を送信する。な
お、通信会議端末装置1と通信会議端末装置2との間で
H221の情報チャネルを確立するとき、音声情報チャ
ネルと動画情報チャネルは設定せず、デ−タ情報チャネ
ルのみを設定する。以上の処理を実行することによっ
て、通信会議端末装置1から通信会議端末装置2に会議
資料を確実に送信することが可能となり、通信会議端末
装置2以外のG4ファクシミリ端末装置への誤着信を防
止することができる。すなわち、本発明では、H221
を使用してファクシミリ原稿を送信するようにしている
ので(G4ファクシミリ通信にH221を使用すること
により)、従来のG4ファクシミリ通信ではできなかっ
たような通信が可能となり、かつ、テレビ会議装置での
ファクシミリ通信が容易になる。具体的に、従来では、
あるテレビ会議装置が他のテレビ会議装置にファクシミ
リ原稿を送信する場合、送信例のテレビ会議装置はG4
ファクシミリで発呼するので、G4ファクシミリ装置に
着呼してしまうことがあった。しかしながら、本発明で
は、テレビ会議装置が扱うファクシミリ原稿をISDN
回線上でG4ファクシミリ通信と区別することができ
る。Q931では、BC/HLC/LLCの呼設定情報
でG3ファクシミリ通信/G4ファクシミリ通信/電話
/テレビ会議通信などの装置種別を区別している。本発
明では、テレビ会議装置は、テレビ会議通信で発呼し、
その後、ファクシミリ通信を開始するので、G4ファク
シミリ装置にファクシミリ原稿が着呼してしまうという
事態をなくすことができる。また、従来のG4ファクシ
ミリで2B通信を実現するのは複雑な処理を必要とし、
難かしく、まして、2B以上の通信は不可能であるが、
本発明では、2Bをも含めて2B以上の通信を容易に実
現できる。
議端末装置1から装置2への会議資料送信のプロトコル
手順を示す図である。図13を参照すると、通信会議端
末装置1から通信会議端末装置2にCCITT勧告H2
21とH242のメディア多重通信を使用してファクシ
ミリ原稿を送信する際に、先ず、通信会議端末装置1は
通信会議端末装置2に会議通信モ−ドで発呼する。通信
会議端末装置1と装置2との間で会議通信の呼が接続さ
れた後、装置1は、BAS値のNS−capに会議資料
送信などのメディア多重通信の通信モ−ド情報を設定し
て、装置2に与える。通信会議端末装置2では、通信会
議端末装置1からのBAS値のNS−capを判定し、
会議資料送信などのメディア多重通信の通信モ−ド情報
を確認する。この確認を行なった後、通信会議端末装置
2では、メディア多重通信の通信モ−ド情報を確認した
旨をBAS値のNS−capに設定して装置1に与え
る。このようにして、通信会議端末装置1と通信会議端
末装置2のBAS値の能力交換で会議資料送信が確認さ
れた場合、装置1と装置2とは、H221の情報チャネ
ル上にG4プロトコルスタックあるいは非標準プロトコ
ルスタックを確立し、ファクシミリ原稿を送信する。な
お、通信会議端末装置1と通信会議端末装置2との間で
H221の情報チャネルを確立するとき、音声情報チャ
ネルと動画情報チャネルは設定せず、デ−タ情報チャネ
ルのみを設定する。以上の処理を実行することによっ
て、通信会議端末装置1から通信会議端末装置2に会議
資料を確実に送信することが可能となり、通信会議端末
装置2以外のG4ファクシミリ端末装置への誤着信を防
止することができる。すなわち、本発明では、H221
を使用してファクシミリ原稿を送信するようにしている
ので(G4ファクシミリ通信にH221を使用すること
により)、従来のG4ファクシミリ通信ではできなかっ
たような通信が可能となり、かつ、テレビ会議装置での
ファクシミリ通信が容易になる。具体的に、従来では、
あるテレビ会議装置が他のテレビ会議装置にファクシミ
リ原稿を送信する場合、送信例のテレビ会議装置はG4
ファクシミリで発呼するので、G4ファクシミリ装置に
着呼してしまうことがあった。しかしながら、本発明で
は、テレビ会議装置が扱うファクシミリ原稿をISDN
回線上でG4ファクシミリ通信と区別することができ
る。Q931では、BC/HLC/LLCの呼設定情報
でG3ファクシミリ通信/G4ファクシミリ通信/電話
/テレビ会議通信などの装置種別を区別している。本発
明では、テレビ会議装置は、テレビ会議通信で発呼し、
その後、ファクシミリ通信を開始するので、G4ファク
シミリ装置にファクシミリ原稿が着呼してしまうという
事態をなくすことができる。また、従来のG4ファクシ
ミリで2B通信を実現するのは複雑な処理を必要とし、
難かしく、まして、2B以上の通信は不可能であるが、
本発明では、2Bをも含めて2B以上の通信を容易に実
現できる。
【0051】また、本発明の第2の実施例は、通信会議
端末装置1から通信会議端末装置2にCCITT勧告H
221とH242のメディア多重通信を使用してファク
シミリ原稿を送信するようになっている。この場合、通
信会議端末装置1では、BAS値のNS−capに2つ
のBチャネルを使用した会議資料送信要求の情報を設定
して装置2に与え、また、通信会議端末装置2では、通
信会議端末装置1からのBAS値のNS−capを判定
して、2つのBチャネルを使用した会議資料送信要求の
情報を確認し、2つのBチャネルを使用した会議資料送
信が可能の場合には、2つのBチャネルを使用した会議
資料送信要求を確認した旨をBAS値のNS−capに
設定して装置1に与えるようになっており、BAS値の
能力交換で2つのBチャネルを使用した会議資料送信が
確認された場合、通信会議端末装置1と通信会議端末装
置2とは、H221の情報チャネル上にG4プロトコル
スタックあるいは非標準プロトコルスタックを確立し、
装置1は、2つのBチャネルを使用してファクシミリ原
稿を装置2に送信するようになっている。なお、通信会
議端末装置1と通信会議端末装置2とは、H221の情
報チャネルを確立するときに、第1の実施例と同様、音
声情報チャネルと動画情報チャネルは設定せず、デ−タ
情報チャネルのみを設定するようになっている。
端末装置1から通信会議端末装置2にCCITT勧告H
221とH242のメディア多重通信を使用してファク
シミリ原稿を送信するようになっている。この場合、通
信会議端末装置1では、BAS値のNS−capに2つ
のBチャネルを使用した会議資料送信要求の情報を設定
して装置2に与え、また、通信会議端末装置2では、通
信会議端末装置1からのBAS値のNS−capを判定
して、2つのBチャネルを使用した会議資料送信要求の
情報を確認し、2つのBチャネルを使用した会議資料送
信が可能の場合には、2つのBチャネルを使用した会議
資料送信要求を確認した旨をBAS値のNS−capに
設定して装置1に与えるようになっており、BAS値の
能力交換で2つのBチャネルを使用した会議資料送信が
確認された場合、通信会議端末装置1と通信会議端末装
置2とは、H221の情報チャネル上にG4プロトコル
スタックあるいは非標準プロトコルスタックを確立し、
装置1は、2つのBチャネルを使用してファクシミリ原
稿を装置2に送信するようになっている。なお、通信会
議端末装置1と通信会議端末装置2とは、H221の情
報チャネルを確立するときに、第1の実施例と同様、音
声情報チャネルと動画情報チャネルは設定せず、デ−タ
情報チャネルのみを設定するようになっている。
【0052】次に、このような構成の第2の実施例の動
作を図14乃至図17のフロ−チャ−トを用いて説明す
る。なお、図14,図15は装置1の動作を示すフロ−
チャ−トであり、図16,図17は装置2の動作を示す
フロ−チャ−トである。
作を図14乃至図17のフロ−チャ−トを用いて説明す
る。なお、図14,図15は装置1の動作を示すフロ−
チャ−トであり、図16,図17は装置2の動作を示す
フロ−チャ−トである。
【0053】先ず、図14,図15を参照すると、通信
会議端末装置2に会議資料などのファクシミリ原稿を送
信するとき、通信会議端末装置1は、通信会議端末装置
2に会議通信モ−ドで、先ず、第1チャネルでの呼設定
を開始(発呼)する(ステップS31,S32)。呼設
定終了後、通信会議端末装置1は、BAS値のNS−c
apに2つのBチャネルを使用した会議資料送信要求の
情報を設定して、BAS能力交換手順を開始し(ステッ
プS33)、通信会議端末装置2からのBASの確認を
待つ(ステップS34)。通信会議端末装置2からBA
S確認通知を受けると、装置1は、BAS値のNS−c
apを判定する。すなわち、会議資料が送信可能か否か
を判断する(ステップS35)。この結果、2つのBチ
ャネルを使用した会議資料送信が可能である場合、通信
会議端末装置1は、通信会議端末装置2に会議通信モ−
ドで第2チャネルでの呼設定を開始(発呼)する(ステ
ップS36,S37)。第2チャネルの呼設定終了後、
装置1は、H221の情報チャネル上にG4プロトコル
スタックあるいは非標準プロトコルスタックを確立し
(ステップS38)、ファクシミリ原稿を送信する(ス
テップS39,S40)。ファクシミリ原稿送信終了
後、H221通信を終了して2つのチャネルの呼を解放
し(ステップS41,S42)、会議資料送信の処理を
終了する。
会議端末装置2に会議資料などのファクシミリ原稿を送
信するとき、通信会議端末装置1は、通信会議端末装置
2に会議通信モ−ドで、先ず、第1チャネルでの呼設定
を開始(発呼)する(ステップS31,S32)。呼設
定終了後、通信会議端末装置1は、BAS値のNS−c
apに2つのBチャネルを使用した会議資料送信要求の
情報を設定して、BAS能力交換手順を開始し(ステッ
プS33)、通信会議端末装置2からのBASの確認を
待つ(ステップS34)。通信会議端末装置2からBA
S確認通知を受けると、装置1は、BAS値のNS−c
apを判定する。すなわち、会議資料が送信可能か否か
を判断する(ステップS35)。この結果、2つのBチ
ャネルを使用した会議資料送信が可能である場合、通信
会議端末装置1は、通信会議端末装置2に会議通信モ−
ドで第2チャネルでの呼設定を開始(発呼)する(ステ
ップS36,S37)。第2チャネルの呼設定終了後、
装置1は、H221の情報チャネル上にG4プロトコル
スタックあるいは非標準プロトコルスタックを確立し
(ステップS38)、ファクシミリ原稿を送信する(ス
テップS39,S40)。ファクシミリ原稿送信終了
後、H221通信を終了して2つのチャネルの呼を解放
し(ステップS41,S42)、会議資料送信の処理を
終了する。
【0054】また、図16,図17を参照すると、通信
会議端末装置2は、会議通信の着呼に応答し呼の設定完
了を待つ(ステップS51,S52)。会議通信の呼設
定後、通信会議端末装置2は、BAS能力交換手順を実
行し(ステップS53)、通信会議端末装置1からのB
AS能力の確認を待つ(ステップS54)。この確認を
受けた後、通信会議端末装置2では、通信会議端末装置
1からのBAS値のNS−capを判定する。すなわ
ち、先ず、2つのBチャネルを使用した会議資料送信要
求であるか否かを判断する(ステップS55)。その結
果、2つのBチャネルを使用した会議送信要求でない場
合は、会議資料受信処理を終了し、通常の会議通信手順
に移行する。これに対し、判定結果が2つのBチャネル
を使用した会議資料送信の場合は、2つのBチャネルを
使用した会議資料受信が可能か否かを判断する(ステッ
プS56)。その結果、会議資料受信が不可能の場合
は、BAS値のNS−capに2つのBチャネルの会議
資料送信が不可である旨を設定してBAS交換を開始し
(ステップS57)、しかる後、H221の通信を終了
して呼を解放し(ステップS64,S65)、会議資料
受信の処理を終了する。これに対し、ステップS56に
おいて、会議資料受信が可能であると判断された場合
は、BAS値のNS−capに2つのBチャネルの会議
資料送信の確認を設定する(ステップS58)。しかる
後、第2チャネルの会議通信の着呼に応答し呼の設定完
了を待つ(ステップS59,S60)。会議通信の呼設
定後、通信会議端末装置2は、H221の情報チャネル
上にG4プロトコルスタックあるいは非標準プロトコル
スタックを確立し(ステップS61)、ファクシミリ原
稿を受信する(ステップS62,S63)。ファクシミ
リ原稿受信終了後、装置2は、H221通信を終了して
呼を解放し(ステップS64,S65)、会議資料送信
の処理を終了する。
会議端末装置2は、会議通信の着呼に応答し呼の設定完
了を待つ(ステップS51,S52)。会議通信の呼設
定後、通信会議端末装置2は、BAS能力交換手順を実
行し(ステップS53)、通信会議端末装置1からのB
AS能力の確認を待つ(ステップS54)。この確認を
受けた後、通信会議端末装置2では、通信会議端末装置
1からのBAS値のNS−capを判定する。すなわ
ち、先ず、2つのBチャネルを使用した会議資料送信要
求であるか否かを判断する(ステップS55)。その結
果、2つのBチャネルを使用した会議送信要求でない場
合は、会議資料受信処理を終了し、通常の会議通信手順
に移行する。これに対し、判定結果が2つのBチャネル
を使用した会議資料送信の場合は、2つのBチャネルを
使用した会議資料受信が可能か否かを判断する(ステッ
プS56)。その結果、会議資料受信が不可能の場合
は、BAS値のNS−capに2つのBチャネルの会議
資料送信が不可である旨を設定してBAS交換を開始し
(ステップS57)、しかる後、H221の通信を終了
して呼を解放し(ステップS64,S65)、会議資料
受信の処理を終了する。これに対し、ステップS56に
おいて、会議資料受信が可能であると判断された場合
は、BAS値のNS−capに2つのBチャネルの会議
資料送信の確認を設定する(ステップS58)。しかる
後、第2チャネルの会議通信の着呼に応答し呼の設定完
了を待つ(ステップS59,S60)。会議通信の呼設
定後、通信会議端末装置2は、H221の情報チャネル
上にG4プロトコルスタックあるいは非標準プロトコル
スタックを確立し(ステップS61)、ファクシミリ原
稿を受信する(ステップS62,S63)。ファクシミ
リ原稿受信終了後、装置2は、H221通信を終了して
呼を解放し(ステップS64,S65)、会議資料送信
の処理を終了する。
【0055】図18は、この第2の実施例における通信
会議端末装置1から装置2への会議資料送信のプロトコ
ル手順を示す図である。図18を参照すると、通信会議
端末装置1から通信会議端末装置2にCCITT勧告H
221とH242のメディア多重通信を使用してファク
シミリ原稿を送信する際に、先ず、通信会議端末装置1
は通信会議端末装置2に会議通信モ−ドで発呼する。通
信会議端末装置1と装置2との間で会議通信の呼が接続
された後、装置1は、BAS値のNS−capに2つの
Bチャネルを使用した会議資料送信要求の情報を設定し
て装置2に与える。通信会議端末装置2では、通信会議
端末装置1からのBAS値のNS−capを判定し、2
つのBチャネルを使用した会議資料送信要求の情報を確
認する。この確認を行なった後、通信会議端末装置2で
は、2つのBチャネルを使用した会議資料送信が可能で
ある場合、2つのBチャネルを使用した会議資料送信要
求情報を確認した旨をBAS値のNS−capに設定し
て装置1に与える。通信会議端末装置1では、通信会議
端末装置2からの確認を受信すると、第2チャネルの接
続を開始する。その後、通信会議端末装置1と通信会議
端末装置2との間で第2チャネルが接続された後、H2
21の情報チャネル上にG4プロトコルスタックあるい
は非標準プロトコルスタックを確立し、2つのBチャネ
ルを使用したファクシミリ原稿送信を実行する。なお、
通信会議端末装置1と通信会議端末装置2との間でH2
21の情報チャネルを確立するとき、音声情報チャネル
と動画情報チャネルは設定せず、デ−タ情報チャネルの
みを設定する。以上の処理を実行することによって、通
信会議端末装置1から通信会議端末装置2に会議資料を
確実に送信することが可能となり、通信会議端末装置2
以外のG4ファクシミリ端末装置への誤着信を防止する
ことができるとともに、2つのBチャネルを使用するこ
とにより、第1の実施例に比べて、より高速に会議資料
を送信することができる。
会議端末装置1から装置2への会議資料送信のプロトコ
ル手順を示す図である。図18を参照すると、通信会議
端末装置1から通信会議端末装置2にCCITT勧告H
221とH242のメディア多重通信を使用してファク
シミリ原稿を送信する際に、先ず、通信会議端末装置1
は通信会議端末装置2に会議通信モ−ドで発呼する。通
信会議端末装置1と装置2との間で会議通信の呼が接続
された後、装置1は、BAS値のNS−capに2つの
Bチャネルを使用した会議資料送信要求の情報を設定し
て装置2に与える。通信会議端末装置2では、通信会議
端末装置1からのBAS値のNS−capを判定し、2
つのBチャネルを使用した会議資料送信要求の情報を確
認する。この確認を行なった後、通信会議端末装置2で
は、2つのBチャネルを使用した会議資料送信が可能で
ある場合、2つのBチャネルを使用した会議資料送信要
求情報を確認した旨をBAS値のNS−capに設定し
て装置1に与える。通信会議端末装置1では、通信会議
端末装置2からの確認を受信すると、第2チャネルの接
続を開始する。その後、通信会議端末装置1と通信会議
端末装置2との間で第2チャネルが接続された後、H2
21の情報チャネル上にG4プロトコルスタックあるい
は非標準プロトコルスタックを確立し、2つのBチャネ
ルを使用したファクシミリ原稿送信を実行する。なお、
通信会議端末装置1と通信会議端末装置2との間でH2
21の情報チャネルを確立するとき、音声情報チャネル
と動画情報チャネルは設定せず、デ−タ情報チャネルの
みを設定する。以上の処理を実行することによって、通
信会議端末装置1から通信会議端末装置2に会議資料を
確実に送信することが可能となり、通信会議端末装置2
以外のG4ファクシミリ端末装置への誤着信を防止する
ことができるとともに、2つのBチャネルを使用するこ
とにより、第1の実施例に比べて、より高速に会議資料
を送信することができる。
【0056】また、本発明の第3の実施例は、通信会議
端末装置1から通信会議端末装置2にCCITT勧告H
221とH242のメディア多重通信を使用してファク
シミリ原稿を送信するときに、通信会議端末装置1で
は、BAS値のNS−capに2つのBチャネルを使用
したパケット会議資料送信要求の情報を設定して装置2
に与え、また、通信会議端末装置2では、通信会議端末
装置1からのBAS値のNS−capを判定して、2つ
のBチャネルを使用したパケット会議資料送信要求の情
報を確認し、2つのBチャネルを使用したパケット会議
資料送信が可能の場合には、2つのBチャネルを使用し
たパケット会議資料送信要求を確認した旨をBAS値の
NS−capに設定して装置1に与えるようになってお
り、BAS値の能力交換で2つのBチャネルを使用した
会議資料送信要求が確認された場合、通信会議端末装置
1と通信会議端末装置2とは、H221の情報チャネル
上に1個目のG4プロトコルスタックあるいは、非標準
プロトコルスタックを確立して、1つのBチャネルを使
用したファクシミリ原稿送信を実行し、しかる後、H2
21の情報チャネル上に2個目のG4プロトコルスタッ
クあるいは非標準プロトコルスタックを確立して、2つ
のBチャネルを使用したファクシミリ原稿送信を実行す
るようになっている。なお、通信会議端末装置1と通信
会議端末装置2とは、H221の情報チャンネルを確立
するときに、音声情報チャネルと動画情報チャネルは設
定せず、デ−タ情報チャネルを2本設定するようになっ
ている。
端末装置1から通信会議端末装置2にCCITT勧告H
221とH242のメディア多重通信を使用してファク
シミリ原稿を送信するときに、通信会議端末装置1で
は、BAS値のNS−capに2つのBチャネルを使用
したパケット会議資料送信要求の情報を設定して装置2
に与え、また、通信会議端末装置2では、通信会議端末
装置1からのBAS値のNS−capを判定して、2つ
のBチャネルを使用したパケット会議資料送信要求の情
報を確認し、2つのBチャネルを使用したパケット会議
資料送信が可能の場合には、2つのBチャネルを使用し
たパケット会議資料送信要求を確認した旨をBAS値の
NS−capに設定して装置1に与えるようになってお
り、BAS値の能力交換で2つのBチャネルを使用した
会議資料送信要求が確認された場合、通信会議端末装置
1と通信会議端末装置2とは、H221の情報チャネル
上に1個目のG4プロトコルスタックあるいは、非標準
プロトコルスタックを確立して、1つのBチャネルを使
用したファクシミリ原稿送信を実行し、しかる後、H2
21の情報チャネル上に2個目のG4プロトコルスタッ
クあるいは非標準プロトコルスタックを確立して、2つ
のBチャネルを使用したファクシミリ原稿送信を実行す
るようになっている。なお、通信会議端末装置1と通信
会議端末装置2とは、H221の情報チャンネルを確立
するときに、音声情報チャネルと動画情報チャネルは設
定せず、デ−タ情報チャネルを2本設定するようになっ
ている。
【0057】次に、このような構成の第3の実施例の動
作を図19乃至図22のフロ−チャ−トを用いて説明す
る。なお、図19,図20は装置1の動作を示すフロ−
チャ−トであり、図21,図22は装置2の動作を示す
フロ−チャ−トである。
作を図19乃至図22のフロ−チャ−トを用いて説明す
る。なお、図19,図20は装置1の動作を示すフロ−
チャ−トであり、図21,図22は装置2の動作を示す
フロ−チャ−トである。
【0058】先ず、図19,図20を参照すると、通信
会議端末装置1が通信会議端末装置2に会議資料などの
ファクシミリ原稿を送信するとき、通信会議端末装置1
は、通信会議端末装置2に会議通信モ−ドで、先ず、第
1チャネルでの呼設定を開始(発呼)する(ステップS
71,S72)。呼設定終了後、通信会議端末装置1
は、BAS値のNS−capに2つのBチャネルを使用
したパケット会議資料送信要求の情報を設定して、BA
S能力交換手順を開始し(ステップS73)、通信会議
端末装置2からのBASの確認を待つ(ステップS7
4)。通信会議端末装置2からBAS確認通知を受ける
と、装置1は、BAS値のNS−capを判定する。す
なわち、2つのBチャネルを使用したパケット会議資料
送信が可能か否かを判断する(ステップS75)。その
結果、2つのBチャネルを使用したパケット会議資料送
信が可能である場合、装置1は、H221の情報チャネ
ル上にG4プロトコルスタックあるいは非標準プロトコ
ルスタックを確立し、ファクシミリ原稿を送信する(ス
テップS76,S77)。その後、通信会議端末装置1
は、通信会議端末装置2に会議通信モ−ドで第2チャネ
ルでの呼設定を開始(発呼)する(ステップS78,S
79)。第2チャネルでの呼設定終了後、装置1は、H
221の情報チャネル上に2個目のG4プロトコルスタ
ックあるいは非標準プロトコルスタックを確立し(ステ
ップS80)、ファクシミリ原稿を送信する(ステップ
S81,S82)。ファクシミリ原稿送信終了後、装置
1は、H221通信を終了して2つのチャネルの呼を解
放し(ステップS83,S84)、会議資料送信の処理
を終了する。
会議端末装置1が通信会議端末装置2に会議資料などの
ファクシミリ原稿を送信するとき、通信会議端末装置1
は、通信会議端末装置2に会議通信モ−ドで、先ず、第
1チャネルでの呼設定を開始(発呼)する(ステップS
71,S72)。呼設定終了後、通信会議端末装置1
は、BAS値のNS−capに2つのBチャネルを使用
したパケット会議資料送信要求の情報を設定して、BA
S能力交換手順を開始し(ステップS73)、通信会議
端末装置2からのBASの確認を待つ(ステップS7
4)。通信会議端末装置2からBAS確認通知を受ける
と、装置1は、BAS値のNS−capを判定する。す
なわち、2つのBチャネルを使用したパケット会議資料
送信が可能か否かを判断する(ステップS75)。その
結果、2つのBチャネルを使用したパケット会議資料送
信が可能である場合、装置1は、H221の情報チャネ
ル上にG4プロトコルスタックあるいは非標準プロトコ
ルスタックを確立し、ファクシミリ原稿を送信する(ス
テップS76,S77)。その後、通信会議端末装置1
は、通信会議端末装置2に会議通信モ−ドで第2チャネ
ルでの呼設定を開始(発呼)する(ステップS78,S
79)。第2チャネルでの呼設定終了後、装置1は、H
221の情報チャネル上に2個目のG4プロトコルスタ
ックあるいは非標準プロトコルスタックを確立し(ステ
ップS80)、ファクシミリ原稿を送信する(ステップ
S81,S82)。ファクシミリ原稿送信終了後、装置
1は、H221通信を終了して2つのチャネルの呼を解
放し(ステップS83,S84)、会議資料送信の処理
を終了する。
【0059】また、図21,図22を参照すると、通信
会議端末装置2は、装置1からの第1チャネルの会議通
信の着呼に応答し呼の設定完了を待つ(ステップS9
1,S92)。会議通信の呼設定後、通信会議端末装置
2は、BAS能力交換手順を実行し(ステップS9
3)、通信会議端末装置1からのBAS能力の確認を待
つ(ステップS94)。この確認を受けた後、通信会議
端末装置2では、通信会議端末装置1からのBAS値の
NS−capを判定する。すなわち、2つのBチャネル
を使用した会議資料送信要求であるか否かを判断する
(ステップS95)。その結果、2つのBチャネルを使
用した会議送信要求でない場合は、会議資料受信処理を
終了し、通常の会議通信手順に移行する。これに対し、
判定結果が2つのBチャネルを使用した会議資料送信の
場合は、2つのBチャネルを使用した会議資料受信が可
能か否かを判断する(ステップS96)。その結果、2
つのBチャネルを使用した会議資料受信が不可能な場合
は、BAS値のNS−capに2つのBチャネルの会議
資料送信が不可である旨を設定してBAS交換を開始し
(ステップS97)、しかる後、H221の通信を終了
して呼を解放し(ステップS106,S107)、会議
資料受信の処理を終了する。これに対し、ステップS9
6において、2つのBチャネルを使用した会議資料受信
が可能の場合は、BAS値のNS−capに2つのBチ
ャネルの会議資料送信の確認を設定する(ステップS9
8)。しかる後、H221の情報チャネル上に1個目の
G4プロトコルスタックあるいは非標準プロトコルスタ
ックを確立し、ファクシミリ原稿を受信する(ステップ
S99,S100)。また同時に、装置1からの第2チ
ャネルの会議通信の着呼に応答し呼の設定完了を待つ
(ステップS101,S102)。会議通信の呼設定
後、通信会議端末装置2は、H221の情報チャネル上
に2個目のG4プロトコルスタックあるいは非標準プロ
トコルスタックを確立し(ステップS103)、ファク
シミリ原稿を受信する(ステップS104,S10
5)。ファクシミリ原稿受信終了後、装置2は、H22
1通信を終了して呼を解放し(ステップS106,S1
07)、会議資料送信の処理を終了する。
会議端末装置2は、装置1からの第1チャネルの会議通
信の着呼に応答し呼の設定完了を待つ(ステップS9
1,S92)。会議通信の呼設定後、通信会議端末装置
2は、BAS能力交換手順を実行し(ステップS9
3)、通信会議端末装置1からのBAS能力の確認を待
つ(ステップS94)。この確認を受けた後、通信会議
端末装置2では、通信会議端末装置1からのBAS値の
NS−capを判定する。すなわち、2つのBチャネル
を使用した会議資料送信要求であるか否かを判断する
(ステップS95)。その結果、2つのBチャネルを使
用した会議送信要求でない場合は、会議資料受信処理を
終了し、通常の会議通信手順に移行する。これに対し、
判定結果が2つのBチャネルを使用した会議資料送信の
場合は、2つのBチャネルを使用した会議資料受信が可
能か否かを判断する(ステップS96)。その結果、2
つのBチャネルを使用した会議資料受信が不可能な場合
は、BAS値のNS−capに2つのBチャネルの会議
資料送信が不可である旨を設定してBAS交換を開始し
(ステップS97)、しかる後、H221の通信を終了
して呼を解放し(ステップS106,S107)、会議
資料受信の処理を終了する。これに対し、ステップS9
6において、2つのBチャネルを使用した会議資料受信
が可能の場合は、BAS値のNS−capに2つのBチ
ャネルの会議資料送信の確認を設定する(ステップS9
8)。しかる後、H221の情報チャネル上に1個目の
G4プロトコルスタックあるいは非標準プロトコルスタ
ックを確立し、ファクシミリ原稿を受信する(ステップ
S99,S100)。また同時に、装置1からの第2チ
ャネルの会議通信の着呼に応答し呼の設定完了を待つ
(ステップS101,S102)。会議通信の呼設定
後、通信会議端末装置2は、H221の情報チャネル上
に2個目のG4プロトコルスタックあるいは非標準プロ
トコルスタックを確立し(ステップS103)、ファク
シミリ原稿を受信する(ステップS104,S10
5)。ファクシミリ原稿受信終了後、装置2は、H22
1通信を終了して呼を解放し(ステップS106,S1
07)、会議資料送信の処理を終了する。
【0060】図23は、この第3の実施例における通信
会議端末装置1から装置2への会議資料送信のプロトコ
ル手順を示す図である。図23を参照すると、通信会議
端末装置1から通信会議端末装置2にCCITT勧告H
221とH242のメディア多重通信を使用してファク
シミリ原稿を送信する際に、先ず、通信会議端末装置1
は通信会議端末装置2に会議通信モ−ドで発呼する。通
信会議端末装置1と装置2との間で会議通信の呼が接続
された後、装置1は、BAS値のNS−capに2つの
Bチャネルを使用したパケット会議資料送信要求の情報
を設定して装置2に与える。通信会議端末装置2では、
通信会議端末装置1からのBAS値のNS−capを判
定し、2つのBチャネルを使用したパケット会議資料送
信要求の情報を確認する。この確認を行った後、通信会
議端末装置2では、2つのBチャネルを使用したパケッ
ト会議資料送信が可能である場合、2つのBチャネルを
使用したパケット会議資料送信要求情報を確認した旨を
BAS値のNS−capに設定して装置1に与える。通
信会議端末装置1では、通信会議端末装置2からの確認
を受信すると、第2チャネルの接続を開始する。第3の
実施例では、この第2チャネルの接続と同時に、通信会
議端末装置1と通信会議端末装置2とは、H221の情
報チャネル上に1個目のG4プロトコルスタックあるい
は非標準プロトコルスタックを確立し、1つのBチャネ
ルを使用したファクシミリ原稿送信を実行する。また、
通信会議端末装置1と通信会議端末装置2との間で第2
チャネルが接続された後、H221の情報チャネル上に
2個目のG4プロトコルスタックあるいは非標準プロト
コルスタックを確立し、2つのBチャネルを使用したフ
ァクシミリ原稿送信を実行する。なお、通信会議端末装
置1と通信会議端末装置2との間でH221の情報チャ
ネルを確立するとき、音声情報チャネルと動画情報チャ
ネルは設定せず、デ−タ情報チャネルを2本設定する。
以上の処理を実行することによって、通信会議端末装置
1から通信会議端末装置2に会議資料を確実に送信する
ことが可能となり、通信会議端末装置2以外のG4ファ
クシミリ端末装置への誤着信を防止ことができるととも
に、2つのBチャンネルを使用することにより、より高
速に会議資料を送信することができる。また、H221
の2本の情報チャネルと2本のG4プロトコルスタック
を利用して会議資料送信を実現していることによって、
より多くの情報を転送することができる。
会議端末装置1から装置2への会議資料送信のプロトコ
ル手順を示す図である。図23を参照すると、通信会議
端末装置1から通信会議端末装置2にCCITT勧告H
221とH242のメディア多重通信を使用してファク
シミリ原稿を送信する際に、先ず、通信会議端末装置1
は通信会議端末装置2に会議通信モ−ドで発呼する。通
信会議端末装置1と装置2との間で会議通信の呼が接続
された後、装置1は、BAS値のNS−capに2つの
Bチャネルを使用したパケット会議資料送信要求の情報
を設定して装置2に与える。通信会議端末装置2では、
通信会議端末装置1からのBAS値のNS−capを判
定し、2つのBチャネルを使用したパケット会議資料送
信要求の情報を確認する。この確認を行った後、通信会
議端末装置2では、2つのBチャネルを使用したパケッ
ト会議資料送信が可能である場合、2つのBチャネルを
使用したパケット会議資料送信要求情報を確認した旨を
BAS値のNS−capに設定して装置1に与える。通
信会議端末装置1では、通信会議端末装置2からの確認
を受信すると、第2チャネルの接続を開始する。第3の
実施例では、この第2チャネルの接続と同時に、通信会
議端末装置1と通信会議端末装置2とは、H221の情
報チャネル上に1個目のG4プロトコルスタックあるい
は非標準プロトコルスタックを確立し、1つのBチャネ
ルを使用したファクシミリ原稿送信を実行する。また、
通信会議端末装置1と通信会議端末装置2との間で第2
チャネルが接続された後、H221の情報チャネル上に
2個目のG4プロトコルスタックあるいは非標準プロト
コルスタックを確立し、2つのBチャネルを使用したフ
ァクシミリ原稿送信を実行する。なお、通信会議端末装
置1と通信会議端末装置2との間でH221の情報チャ
ネルを確立するとき、音声情報チャネルと動画情報チャ
ネルは設定せず、デ−タ情報チャネルを2本設定する。
以上の処理を実行することによって、通信会議端末装置
1から通信会議端末装置2に会議資料を確実に送信する
ことが可能となり、通信会議端末装置2以外のG4ファ
クシミリ端末装置への誤着信を防止ことができるととも
に、2つのBチャンネルを使用することにより、より高
速に会議資料を送信することができる。また、H221
の2本の情報チャネルと2本のG4プロトコルスタック
を利用して会議資料送信を実現していることによって、
より多くの情報を転送することができる。
【0061】また、本発明の第4の実施例は、第2,第
3の実施例において、2つのBチャネルを使用した会議
資料受信が通信会議端末装置2で不可能である場合、装
置2は、BAS値のNS−capに1つのBチャネルを
使用した会議資料送信要求の確認を設定して装置1に与
え、通信会議端末装置1では、通信会議端末装置2から
のBAS値のNS−capに1つのBチャネルを使用し
た会議資料送信要求の確認を受信した場合は、第1の実
施例で示したと同様の会議資料通信に自動的に移行する
ようになっている。
3の実施例において、2つのBチャネルを使用した会議
資料受信が通信会議端末装置2で不可能である場合、装
置2は、BAS値のNS−capに1つのBチャネルを
使用した会議資料送信要求の確認を設定して装置1に与
え、通信会議端末装置1では、通信会議端末装置2から
のBAS値のNS−capに1つのBチャネルを使用し
た会議資料送信要求の確認を受信した場合は、第1の実
施例で示したと同様の会議資料通信に自動的に移行する
ようになっている。
【0062】このような構成の第4の実施例の動作は、
図14乃至図17に示す処理動作,または図19乃至図
22に示す処理動作を行なった後、図9乃至図12に示
す処理動作に移行することによりなされる。
図14乃至図17に示す処理動作,または図19乃至図
22に示す処理動作を行なった後、図9乃至図12に示
す処理動作に移行することによりなされる。
【0063】その具体的なプロトコル手順を例えば図1
3を用いて説明する。通信会議端末装置1から通信会議
端末装置2にCCITT勧告H221とH242のメデ
ィア多重通信を使用してファクシミリ原稿を送信する際
に、先ず、通信会議端末装置1は通信会議端末装置2に
会議通信モ−ドで発呼する。通信会議端末装置1と装置
2との間で会議通信の呼が接続された後、装置1は、B
AS値のNS−capに2つのBチャネルを使用した会
議資料送信要求の情報を設定して装置2に与える。通信
会議端末装置2では、通信会議端末装置1からのBAS
値のNS−capを判定し、2つのBチャネルを使用し
た会議資料送信要求の情報を確認する。この確認を行っ
た後、通信会議端末装置2では、2つのBチャネルを使
用した会議資料送信が不可能な場合、1つのBチャネル
を使用した会議資料送信要求の確認をBAS値のNS−
capに設定する。通信会議端末装置1では、1つのB
チャネルを使用した会議資料送信要求の確認が設定され
たBAS値のNS−capを通信会議端末装置2から受
信した場合には、第1の実施例で述べたと同様の手順を
行う。すなわち、H221の情報チャネル上にG4プロ
トコルスタックあるいは非標準プロトコルスタックを確
立し、1つのBチャネルを使用したファクシミリ原稿送
信を実行する。なお、通信会議端末装置1と通信会議端
末装置2との間でH221の情報チャネルを確立すると
き、前述したと同様に、音声情報チャネルと動画情報チ
ャネルは設定せず、デ−タ情報チャネルを2本設定す
る。以上の処理を実行することによって、通信会議端末
装置1から通信会議端末装置2に会議資料を確実に送信
することが可能となり、また、G4ファクシミリ端末装
置への誤着信を防止することができる。
3を用いて説明する。通信会議端末装置1から通信会議
端末装置2にCCITT勧告H221とH242のメデ
ィア多重通信を使用してファクシミリ原稿を送信する際
に、先ず、通信会議端末装置1は通信会議端末装置2に
会議通信モ−ドで発呼する。通信会議端末装置1と装置
2との間で会議通信の呼が接続された後、装置1は、B
AS値のNS−capに2つのBチャネルを使用した会
議資料送信要求の情報を設定して装置2に与える。通信
会議端末装置2では、通信会議端末装置1からのBAS
値のNS−capを判定し、2つのBチャネルを使用し
た会議資料送信要求の情報を確認する。この確認を行っ
た後、通信会議端末装置2では、2つのBチャネルを使
用した会議資料送信が不可能な場合、1つのBチャネル
を使用した会議資料送信要求の確認をBAS値のNS−
capに設定する。通信会議端末装置1では、1つのB
チャネルを使用した会議資料送信要求の確認が設定され
たBAS値のNS−capを通信会議端末装置2から受
信した場合には、第1の実施例で述べたと同様の手順を
行う。すなわち、H221の情報チャネル上にG4プロ
トコルスタックあるいは非標準プロトコルスタックを確
立し、1つのBチャネルを使用したファクシミリ原稿送
信を実行する。なお、通信会議端末装置1と通信会議端
末装置2との間でH221の情報チャネルを確立すると
き、前述したと同様に、音声情報チャネルと動画情報チ
ャネルは設定せず、デ−タ情報チャネルを2本設定す
る。以上の処理を実行することによって、通信会議端末
装置1から通信会議端末装置2に会議資料を確実に送信
することが可能となり、また、G4ファクシミリ端末装
置への誤着信を防止することができる。
【0064】また、本発明の第5の実施例は、BAS値
のNS−capを使用せず、呼設定時のUUI(ユ−ザ
−・ユ−ザ−・インフォメ−ション)情報を使用して、
第1,第2または第3の実施例と同様の動作を実現する
ようになっている。
のNS−capを使用せず、呼設定時のUUI(ユ−ザ
−・ユ−ザ−・インフォメ−ション)情報を使用して、
第1,第2または第3の実施例と同様の動作を実現する
ようになっている。
【0065】このような構成の第5の実施例のプロトコ
ル手順を例えば図13を用いて説明する。通信会議端末
装置1から通信会議端末装置2にCCITT勧告H22
1とH242のメディア多重通信を使用して会議資料な
どのファクシミリ原稿を送信する際に、先ず、通信会議
端末装置1は通信会議端末装置2に会議通信モ−ドで発
呼する。このとき、通信会議端末装置1は、第1,第
2,第3の実施例で述べたNS−capの会議資料送信
要求の情報を呼設定時のUUI(ユ−ザ−・ユ−ザ−・
インフォメ−ション)情報に設定して装置2に与える。
着呼側の通信会議端末装置2では、通信会議端末装置1
からのUUI情報を判定し、メディア多重通信での会議
資料送信などの通信モ−ド情報を確認する。この確認を
行った後、通信会議端末装置2では、メディア多重通信
の会議資料送信などの通信モ−ド情報を確認した旨をU
UI情報に設定して装置1に与える。通信会議端末装置
1と通信会議端末装置2の呼設定手順で会議資料送信が
確認された場合、装置1と装置2とは、H221の情報
チャネル上にG4プロトコルスタックあるいは非標準プ
ロトコルスタックを確立し、ファクシミリ原稿の送受信
を実行する。なお、通信会議端末装置1と通信会議端末
装置2とでH221の情報チャネルを確立するとき、音
声情報チャネルと動画情報チャネルは設定せず、デ−タ
情報チャネルのみを設定する。以上の処理を実行するこ
とによって、第1,第2,第3の実施例と同様の処理を
呼設定時のUUI情報で実現することが可能となる。
ル手順を例えば図13を用いて説明する。通信会議端末
装置1から通信会議端末装置2にCCITT勧告H22
1とH242のメディア多重通信を使用して会議資料な
どのファクシミリ原稿を送信する際に、先ず、通信会議
端末装置1は通信会議端末装置2に会議通信モ−ドで発
呼する。このとき、通信会議端末装置1は、第1,第
2,第3の実施例で述べたNS−capの会議資料送信
要求の情報を呼設定時のUUI(ユ−ザ−・ユ−ザ−・
インフォメ−ション)情報に設定して装置2に与える。
着呼側の通信会議端末装置2では、通信会議端末装置1
からのUUI情報を判定し、メディア多重通信での会議
資料送信などの通信モ−ド情報を確認する。この確認を
行った後、通信会議端末装置2では、メディア多重通信
の会議資料送信などの通信モ−ド情報を確認した旨をU
UI情報に設定して装置1に与える。通信会議端末装置
1と通信会議端末装置2の呼設定手順で会議資料送信が
確認された場合、装置1と装置2とは、H221の情報
チャネル上にG4プロトコルスタックあるいは非標準プ
ロトコルスタックを確立し、ファクシミリ原稿の送受信
を実行する。なお、通信会議端末装置1と通信会議端末
装置2とでH221の情報チャネルを確立するとき、音
声情報チャネルと動画情報チャネルは設定せず、デ−タ
情報チャネルのみを設定する。以上の処理を実行するこ
とによって、第1,第2,第3の実施例と同様の処理を
呼設定時のUUI情報で実現することが可能となる。
【0066】また、本発明の第6の実施例は、BAS値
のNS−capを使用せず、呼設定時のサブアドレス情
報を使用して、第1,第2または第3の実施例と同様の
動作を実現するようになっている。
のNS−capを使用せず、呼設定時のサブアドレス情
報を使用して、第1,第2または第3の実施例と同様の
動作を実現するようになっている。
【0067】このような構成の第6の実施例のプロトコ
ル手順を例えば図13を用いて説明する。通信会議端末
装置1から通信会議端末装置2にCCITT勧告H22
1とH242のメディア多重通信を使用して会議資料な
どのファクシミリ原稿を送信する際に、先ず、通信会議
端末装置1は通信会議端末装置2に会議通信モ−ドで発
呼する。このとき、通信会議端末装置1は、第1,第
2,第3の実施例で述べたNS−capの会議資料送信
要求の情報を呼設定時のサブアドレス情報にID情報と
して設定して装置2に与える。着呼側の通信会議端末装
置2では、通信会議端末装置1からのサブアドレス情報
を判定し、メディア多重通信での会議資料送信などの通
信モ−ドを示すID情報を確認する。この際、通信会議
端末装置2において、会議資料送信などの通信モードを
示すID情報を受信しないとき、あるいは、その機能が
無いときには、装置2はその呼を無視する。これに対
し、通信会議端末装置2において会議資料受信が実行可
能であることが確認された場合は、装置2は呼に応答
し、装置1と装置2との間でH221の情報チャネル上
にG4プロトコルスタックあるいは非標準プロトコルス
タックが確立され、装置1はファクシミリ原稿を装置2
に送信する。なお、通信会議端末装置1と通信会議端末
装置2との間でH221の情報チャネルを確立すると
き、音声情報チャネルと動画情報チャネルは設定せず、
デ−タ情報チャネルのみを設定する。以上の処理を実行
することによって、第1,第2,第3の実施例と同様の
処理を呼設定時のサブアドレス情報で実現することが可
能となる。
ル手順を例えば図13を用いて説明する。通信会議端末
装置1から通信会議端末装置2にCCITT勧告H22
1とH242のメディア多重通信を使用して会議資料な
どのファクシミリ原稿を送信する際に、先ず、通信会議
端末装置1は通信会議端末装置2に会議通信モ−ドで発
呼する。このとき、通信会議端末装置1は、第1,第
2,第3の実施例で述べたNS−capの会議資料送信
要求の情報を呼設定時のサブアドレス情報にID情報と
して設定して装置2に与える。着呼側の通信会議端末装
置2では、通信会議端末装置1からのサブアドレス情報
を判定し、メディア多重通信での会議資料送信などの通
信モ−ドを示すID情報を確認する。この際、通信会議
端末装置2において、会議資料送信などの通信モードを
示すID情報を受信しないとき、あるいは、その機能が
無いときには、装置2はその呼を無視する。これに対
し、通信会議端末装置2において会議資料受信が実行可
能であることが確認された場合は、装置2は呼に応答
し、装置1と装置2との間でH221の情報チャネル上
にG4プロトコルスタックあるいは非標準プロトコルス
タックが確立され、装置1はファクシミリ原稿を装置2
に送信する。なお、通信会議端末装置1と通信会議端末
装置2との間でH221の情報チャネルを確立すると
き、音声情報チャネルと動画情報チャネルは設定せず、
デ−タ情報チャネルのみを設定する。以上の処理を実行
することによって、第1,第2,第3の実施例と同様の
処理を呼設定時のサブアドレス情報で実現することが可
能となる。
【0068】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1記載の
発明によれば、送信側の通信会議端末装置から受信側の
通信会議端末装置に会議資料を確実に送信することが可
能となり、受信側の通信会議端末装置以外のG4ファク
シミリ端末装置への誤着信を防止することができる。
発明によれば、送信側の通信会議端末装置から受信側の
通信会議端末装置に会議資料を確実に送信することが可
能となり、受信側の通信会議端末装置以外のG4ファク
シミリ端末装置への誤着信を防止することができる。
【0069】また、請求項2記載の発明によれば、送信
側の通信会議端末装置から受信側の通信会議端末装置に
会議資料を確実に送信することが可能となり、受信側の
通信会議端末装置以外のG4ファクシミリ端末装置への
誤着信を防止することができるとともに、2つのBチャ
ネルを使用することで、より高速に会議資料を送信する
ことができる。
側の通信会議端末装置から受信側の通信会議端末装置に
会議資料を確実に送信することが可能となり、受信側の
通信会議端末装置以外のG4ファクシミリ端末装置への
誤着信を防止することができるとともに、2つのBチャ
ネルを使用することで、より高速に会議資料を送信する
ことができる。
【0070】また、請求項3記載の発明によれば、送信
側の通信会議端末装置から受信側の通信会議端末装置に
会議資料を確実に送信することが可能となり、受信側の
通信会議端末装置以外のG4ファクシミリ端末装置への
誤着信を防止ことができるとともに、2つのBチャンネ
ルを使用することにより、より高速に会議資料を送信す
ることができる。また、H221の2本の情報チャネル
と2本のG4プロトコルスタックを利用して会議資料送
信を実現していることによって、より多くの情報を転送
することができる。
側の通信会議端末装置から受信側の通信会議端末装置に
会議資料を確実に送信することが可能となり、受信側の
通信会議端末装置以外のG4ファクシミリ端末装置への
誤着信を防止ことができるとともに、2つのBチャンネ
ルを使用することにより、より高速に会議資料を送信す
ることができる。また、H221の2本の情報チャネル
と2本のG4プロトコルスタックを利用して会議資料送
信を実現していることによって、より多くの情報を転送
することができる。
【0071】また、請求項4記載の発明によれば、2つ
のBチャネルを使用した会議資料受信が受信側の通信会
議端末装置で不可能である場合にも、送信側の通信会議
端末装置から受信側の通信会議端末装置に会議資料を確
実に送信することが可能となり、また、G4ファクシミ
リ端末装置への誤着信を防止することができる。
のBチャネルを使用した会議資料受信が受信側の通信会
議端末装置で不可能である場合にも、送信側の通信会議
端末装置から受信側の通信会議端末装置に会議資料を確
実に送信することが可能となり、また、G4ファクシミ
リ端末装置への誤着信を防止することができる。
【0072】また、請求項5記載の発明によれば、同様
の処理を呼設定時のUUI情報で実現することが可能と
なる。
の処理を呼設定時のUUI情報で実現することが可能と
なる。
【0073】また、請求項6記載の発明によれば、同様
の処理を呼設定時のサブアドレス情報で実現することが
可能となる。
の処理を呼設定時のサブアドレス情報で実現することが
可能となる。
【図1】本発明に係る通信システムの構成例を示す図で
ある。
ある。
【図2】図1の通信システムに用いられる通信会議端末
装置の概略ハ−ドウェア構成図である。
装置の概略ハ−ドウェア構成図である。
【図3】図1の通信システムに用いられる通信会議端末
装置のソフトウェア構成例を示す図である。
装置のソフトウェア構成例を示す図である。
【図4】通信会議端末装置における会議通信のプロトコ
ルシ−ケンスを示す図である。
ルシ−ケンスを示す図である。
【図5】通信会議端末装置における会議通信のプロトコ
ルシ−ケンスを示す図である。
ルシ−ケンスを示す図である。
【図6】通信会議端末装置における会議制御プロトコル
シ−ケンスを示す図である。
シ−ケンスを示す図である。
【図7】図6に示した会議制御プロトコルシ−ケンスが
実行された後のアプリケ−ションプロトコルシ−ケンス
を示す図である。
実行された後のアプリケ−ションプロトコルシ−ケンス
を示す図である。
【図8】通信会議端末装置におけるG4ファクシミリ通
信での会議資料送信プロトコルを示す図である。
信での会議資料送信プロトコルを示す図である。
【図9】本発明の第1の実施例の送信側通信会議端末装
置の処理動作を示すフロ−チャ−トである。
置の処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図10】本発明の第1の実施例の送信側通信会議端末
装置の処理動作を示すフロ−チャ−トである。
装置の処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図11】本発明の第1の実施例の受信側通信会議端末
装置の処理動作を示すフロ−チャ−トである。
装置の処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図12】本発明の第1の実施例の受信側通信会議端末
装置の処理動作を示すフロ−チャ−トである。
装置の処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図13】本発明の第1の実施例における会議資料送信
のプロトコル手順を示す図である。
のプロトコル手順を示す図である。
【図14】本発明の第2の実施例の送信側通信会議端末
装置の処理動作を示すフロ−チャ−トである。
装置の処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図15】本発明の第2の実施例の送信側通信会議端末
装置の処理動作を示すフロ−チャ−トである。
装置の処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図16】本発明の第2の実施例の受信側通信会議端末
装置の処理動作を示すフロ−チャ−トである。
装置の処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図17】本発明の第2の実施例の受信側通信会議端末
装置の処理動作を示すフロ−チャ−トである。
装置の処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図18】本発明の第2の実施例における会議資料送信
のプロトコル手順を示す図である。
のプロトコル手順を示す図である。
【図19】本発明の第3の実施例の送信側通信会議端末
装置の処理動作を示すフロ−チャ−トである。
装置の処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図20】本発明の第3の実施例の送信側通信会議端末
装置の処理動作を示すフロ−チャ−トである。
装置の処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図21】本発明の第3の実施例の受信側通信会議端末
装置の処理動作を示すフロ−チャ−トである。
装置の処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図22】本発明の第3の実施例の受信側通信会議端末
装置の処理動作を示すフロ−チャ−トである。
装置の処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図23】本発明の第3の実施例における会議資料送信
のプロトコル手順を示す図である。
のプロトコル手順を示す図である。
【図24】従来の通信システムを説明するための図であ
る。
る。
【符号の説明】 1,2,3,4,5 通信会議端末装置 6,7,8 動画線 9,10,11 表示装置 12,13,14,22,23 内線 15,16,17,24,25 内線ファクシミリ
装置 18,19 テレビ会議装置 20,21 RS232Cケ−
ブル 26,27,29 外線ファクシミリ
装置 28 ISDN回線 30 CPU 32 DMAコントロ−
ラ 34 割り込みコントロ
−ラ 36 メモリ部 37 表示器 38 グラフィックコン
トロ−ラ 40 ライティングパッ
ト 41 LAPB部 42 LAPF部 43 メディア多重化装
置 44 LAPD部 45 ISDNインタ−
フェ−ス 46 ハ−ドディスク
(HD) 48 キ−ボ−ド 50 モデム 51 HDLC 52 内線インタ−フェ
−ス 54 RS232Cイン
タ−フェ−ス 58 動画インタ−フェ
−ス 60 スピ−カ− 61 マイク 62 圧縮伸長部 64 システムバス SYS1〜SYS5 通信会議システム
装置 18,19 テレビ会議装置 20,21 RS232Cケ−
ブル 26,27,29 外線ファクシミリ
装置 28 ISDN回線 30 CPU 32 DMAコントロ−
ラ 34 割り込みコントロ
−ラ 36 メモリ部 37 表示器 38 グラフィックコン
トロ−ラ 40 ライティングパッ
ト 41 LAPB部 42 LAPF部 43 メディア多重化装
置 44 LAPD部 45 ISDNインタ−
フェ−ス 46 ハ−ドディスク
(HD) 48 キ−ボ−ド 50 モデム 51 HDLC 52 内線インタ−フェ
−ス 54 RS232Cイン
タ−フェ−ス 58 動画インタ−フェ
−ス 60 スピ−カ− 61 マイク 62 圧縮伸長部 64 システムバス SYS1〜SYS5 通信会議システム
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の通信会議端末装置間でメディア多
重通信を使用してファクシミリ原稿を送受信する情報転
送方式であって、送信側の通信会議端末装置では、BA
S値のNS−capに会議資料送信などのメディア多重
通信の通信モ−ド情報を設定して受信側の通信会議端末
装置に与え、また、受信側の通信会議端末装置では、送
信側の通信会議端末装置からのBAS値のNS−cap
を判定して、会議資料送信などのメディア多重通信の通
信モ−ド情報を確認し、通信モード情報を確認した旨を
BAS値のNS−capに設定して送信側の通信会議端
末装置に与えるようになっており、BAS値の能力交換
で会議資料送信が確認された場合、送信側の通信会議端
末装置と受信側の通信会議端末装置とは、CCITT勧
告H221の情報チャネル上にG4プロトコルスタック
あるいは非標準プロトコルスタックを確立してファクシ
ミリ原稿の送受信を行ない、H221の情報チャネル上
にG4プロトコルスタックあるいは非標準プロトコルス
タックを確立する際に、音声情報チャネルと動画情報チ
ャネルは設定せず、デ−タ情報チャネルのみを設定する
ようになっていることを特徴とする情報転送方式。 - 【請求項2】 複数の通信会議端末装置間でメディア多
重通信を使用してファクシミリ原稿を送受信する情報転
送方式であって、送信側の通信会議端末装置では、BA
S値のNS−capに2つのBチャネルを使用した会議
資料送信要求の情報を設定して受信側の通信会議端末装
置に与え、また、受信側の通信会議端末装置では、送信
側の通信会議端末装置からのBAS値のNS−capを
判定して、2つのBチャネルを使用した会議資料送信要
求の情報を確認し、2つのBチャネルを使用した会議資
料送信が可能の場合には、2つのBチャネルを使用した
会議資料送信要求を確認した旨をBAS値のNS−ca
pに設定して送信側の通信会議端末装置に与えるように
なっており、BAS値の能力交換で2つのBチャネルを
使用した会議資料送信が確認された場合、送信側の通信
会議端末装置と受信側の通信会議端末装置とは、CCI
TT勧告H221の情報チャネル上にG4プロトコルス
タックあるいは非標準プロトコルスタックを確立して2
つのBチャネルを使用したファクシミリ原稿の送受信を
行なうようになっており、H221の情報チャネルを確
立する際に、音声情報チャネルと動画情報チャネルは設
定せず、デ−タ情報チャネルのみを設定するようになっ
ていることを特徴とする情報転送方式。 - 【請求項3】 複数の通信会議端末装置間でメディア多
重通信を使用してファクシミリ原稿を送受信する情報転
送方式であって、送信側の通信会議端末装置では、BA
S値のNS−capに2つのBチャネルを使用したパケ
ット会議資料送信要求の情報を設定して受信側の通信会
議端末装置に与え、また、受信側の通信会議端末装置で
は、送信側の通信会議端末装置からのBAS値のNS−
capを判定して、2つのBチャネルを使用したパケッ
ト会議資料送信要求の情報を確認し、2つのBチャネル
を使用したパケット会議資料送信が可能の場合には、2
つのBチャネルを使用したパケット会議資料送信要求を
確認した旨をBAS値のNS−capに設定して送信側
の通信会議端末装置に与えるようになっており、BAS
値の能力交換で2つのBチャネルを使用した会議資料送
信要求が確認された場合、送信側の通信会議端末装置と
受信側の通信会議端末装置とは、CCITT勧告H22
1の情報チャネル上に1個目のG4プロトコルスタック
あるいは非標準プロトコルスタックを確立して、1つの
Bチャネルを使用したファクシミリ原稿送信を実行し、
しかる後、H221の情報チャネル上に2個目のG4プ
ロトコルスタックあるいは非標準プロトコルスタックを
確立して、2つのBチャネルを使用したファクシミリ原
稿送信を実行するようになっており、送信側の通信会議
端末装置と受信側の通信会議端末装置とは、H221の
情報チャンネルを確立するときに、音声情報チャネルと
動画情報チャネルは設定せず、デ−タ情報チャネルを2
本設定するようになっているなっていることを特徴とす
る情報転送方式。 - 【請求項4】 請求項2または請求項3記載の情報転送
方式において、2つのBチャネルを使用した会議資料受
信が受信側の通信会議端末装置で不可能である場合、受
信側の通信会議端末装置は、BAS値のNS−capに
1つのBチャネルを使用した会議資料送信要求の確認を
設定して送信側の通信会議端末装置に与え、送信側の通
信会議端末装置では、受信側の通信会議端末装置からの
BAS値のNS−capに1つのBチャネルを使用した
会議資料送信要求の確認を受信した場合には、1つのB
チャネルを使用した会議資料通信に移行することを特徴
とする情報転送方式。 - 【請求項5】 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に
記載の情報転送方式において、BAS値のNS−cap
のかわりに、呼設定時のUUI(ユ−ザ−・ユ−ザ−・
インフォメ−ション)情報を使用して、ファクシミリ原
稿の送受信を行なうようになっていることを特徴とする
情報転送方式。 - 【請求項6】 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に
記載の情報転送方式において、BAS値のNS−cap
のかわりに、呼設定時のサブアドレス情報を使用して、
ファクシミリ原稿の送受信を行なうようになっているこ
とを特徴とする情報転送方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12188493A JPH06311244A (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | 情報転送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12188493A JPH06311244A (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | 情報転送方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06311244A true JPH06311244A (ja) | 1994-11-04 |
Family
ID=14822306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12188493A Pending JPH06311244A (ja) | 1993-04-26 | 1993-04-26 | 情報転送方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06311244A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4135676C1 (ja) * | 1991-10-30 | 1993-03-18 | Kernforschungszentrum Karlsruhe Gmbh, 7500 Karlsruhe, De |
-
1993
- 1993-04-26 JP JP12188493A patent/JPH06311244A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4135676C1 (ja) * | 1991-10-30 | 1993-03-18 | Kernforschungszentrum Karlsruhe Gmbh, 7500 Karlsruhe, De |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3429789B2 (ja) | 画面表示装置の制御方法 | |
US5764278A (en) | Video conference apparatus for storing a value of a parameter when communication is temporarily disconnected | |
US5341377A (en) | ISDN terminal, ISDN terminal communication system, and method for controlling ISDN terminals | |
US5495285A (en) | Communication system for starting teleconference between two multimedia stations over network | |
JPH06311244A (ja) | 情報転送方式 | |
JP3258474B2 (ja) | 遠隔会議通信端末の制御方法 | |
JP3253717B2 (ja) | 遠隔会議システム | |
JPH09120369A (ja) | 通信装置 | |
JP2703023B2 (ja) | Isdn高速送信方式 | |
JPH06268758A (ja) | 情報転送方式 | |
JPH06261198A (ja) | 通信システム | |
JP3240962B2 (ja) | Isdn通信装置 | |
JP3220273B2 (ja) | テレライティング装置の制御方法 | |
JP3015429B2 (ja) | 画像伝送装置 | |
JP3425979B2 (ja) | 遠隔会議方法及び遠隔会議装置 | |
JPH0715525A (ja) | マルチメディア通信端末装置 | |
JP3397246B2 (ja) | 音声処理装置 | |
JP2928300B2 (ja) | Isdn端末装置の伝送制御方法 | |
JP3236678B2 (ja) | 静止画会議装置の制御方法および静止画会議通信システム | |
JP3519063B2 (ja) | Isdn端末装置の制御方法 | |
JPH07135531A (ja) | 通信会議端末装置のデータ転送方式 | |
JP3328370B2 (ja) | テレビ会議通信装置の制御方法 | |
JPH08221362A (ja) | データ処理装置の制御方法および通信端末装置の制御方法 | |
JPH042253A (ja) | フアクシミリ装置 | |
JP2862923B2 (ja) | Isdn端末装置の伝送制御方法 |