JPH08221362A - データ処理装置の制御方法および通信端末装置の制御方法 - Google Patents

データ処理装置の制御方法および通信端末装置の制御方法

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JPH08221362A
JPH08221362A JP7153785A JP15378595A JPH08221362A JP H08221362 A JPH08221362 A JP H08221362A JP 7153785 A JP7153785 A JP 7153785A JP 15378595 A JP15378595 A JP 15378595A JP H08221362 A JPH08221362 A JP H08221362A
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JP7153785A
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Susumu Fujioka
進 藤岡
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ヘルプ操作の提供順序を適切なものにできる
データ処理装置と通信端末装置との制御方法の提供。 【構成】 図は、テレビ会議例の通信端末装置を示す。
各要素(1〜9,11,13,15,16,18〜2
0,23,26〜28)間のデータのやりとりは、主と
して、内部バス28を介して行われる。テレビ会議通信
端末装置に備えられている、おのおののアプリケーショ
ンプログラムには、独立したヘルプファイルデータが設
定され、ヘルプファイルデータには、それぞれが取り得
る動作状態に応じて複数のヘルプファイルが含まれてい
る。 【効果】 ヘルプ機能が使用された履歴をあらわすヘル
プ表示履歴情報を形成して保存しているので、そのヘル
プ表示履歴情報を参照することで、データ処理装置にお
けるヘルプ情報の提供順序などを適切なものに設定で
き、ヘルプ情報の使い勝手を大幅に改善できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、装置の内部状態に応じ
た所定のヘルプ情報を、おのおのの内部状態に対応して
記憶し、所定のヘルプ操作が入力されると、その時点で
の内部状態に応じたヘルプ情報を表示出力するデータ処
理装置の制御方法および通信端末装置の制御方法、およ
び、装置の操作ガイダンスに応じた所定のヘルプ情報
を、おのおのの操作ガイダンスに対応して記憶し、所定
のヘルプ操作が入力されると、その時点での操作ガイダ
ンスに応じたヘルプ情報を表示出力するデータ処理装置
の制御方法および通信端末装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】データ処理装置や、通信端末装置の操作
性を向上するために、いわゆるヘルプ機能を備えたもの
が実用されている。このヘルプ機能では、例えば、ユー
ザがデータ処理装置の操作手順などを知りたくなり、特
定のヘルプ要求操作(例えば、特定のヘルプキー(ハー
ドキーまたはソフトキー)をオン操作)を実行すると、
その時点でのデータ処理装置の内部状態に対応して、あ
らかじめ記憶されているヘルプデータが選択され、その
ヘルプデータの内容が操作表示部に表示出力される。
【0003】これにより、ユーザは、不明な操作があれ
ば、適宜にヘルプ要求操作を実行することで、そのとき
にデータ処理装置を操作するための適切な操作内容を知
ることができ、複雑な機能を使いこなすことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さて、このような従来
装置では、一般に、1つの装置の内部状態に対して複数
のヘルプデータを用意することで、ユーザの多様なヘル
プ要求操作に応えることができるようにしている。
【0005】ところが、通常、ヘルプデータの提供順序
は、設計段階で設計者により計画された順序に規定され
るので、ユーザが必要なヘルプ情報を得るまでに、複数
のヘルプ要求操作を行う必要がある場合があり、ヘルプ
操作が冗長になる場合があった。
【0006】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、ヘルプ操作の提供順序を適切なものにするこ
とのできるデータ処理装置の制御方法および通信端末装
置の制御方法を提供することを目的としている。
【0007】また、例えば、装置の操作をガイドするた
めの操作ガイダンス情報を表示しているとき、その操作
ガイダンス情報の内容を説明するためのヘルプ情報を用
意しておく場合もある。
【0008】しかしながら、この場合でも、操作ガイダ
ンス情報の内容をこなれたものになっておらず、そのた
めに、頻繁にヘルプ情報が適用されることがあり、かか
る場合には、操作内容が一般のユーザにわかりずらいと
いうことになるが、このようなユーザの現場での操作傾
向の内容は、開発段階ではうかがい知ることができず、
有効な情報を提供できないという不都合を生じるおそれ
がある。
【0009】本発明は、かかる不都合を解消するために
もなされたものであって、操作ガイダンス情報などの設
計に必要な情報を提供できるデータ処理装置の制御方法
および通信端末装置の制御方法を提供することも目的と
している。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、装置の内部状
態に応じた所定のヘルプ情報を、おのおのの内部状態に
対応して記憶し、所定のヘルプ操作が入力されると、そ
の時点での内部状態に応じたヘルプ情報を表示出力する
データ処理装置の制御方法において、ヘルプ情報を表示
出力すると、その時点での装置の内部状態に関連して、
表示出力したヘルプ情報の種別と表示回数をあらわすヘ
ルプ表示履歴情報を形成して保存するようにしたもので
ある。
【0011】また、装置の内部状態に応じた所定のヘル
プ情報を、おのおのの内部状態に対応して記憶し、所定
のヘルプ操作が入力されると、その時点での内部状態に
応じたヘルプ情報を表示出力するデータ処理装置の制御
方法において、ヘルプ情報を表示出力すると、その時点
での装置の内部状態に関連して、表示出力したヘルプ情
報の種別と表示回数をあらわすヘルプ表示履歴情報を形
成して保存し、ヘルプ履歴表示が要求されると、上記ヘ
ルプ表示履歴情報の一覧情報を表示するようにしたもの
である。また、前記ヘルプ表示履歴情報の一覧情報の表
示は、画面表示装置またはハードコピー装置に対して行
うとよい。
【0012】また、装置の内部状態に応じた所定のヘル
プ情報を、おのおのの内部状態に対応して記憶し、所定
のヘルプ操作が入力されると、その時点での内部状態に
応じたヘルプ情報を表示出力する通信端末装置の制御方
法において、ヘルプ情報を表示出力すると、その時点で
の装置の内部状態に関連して、表示出力したヘルプ情報
の種別と表示回数をあらわすヘルプ表示履歴情報を形成
して保存するとともに、着信検出時、相手端末からヘル
プ履歴情報の送信が要求されると、上記ヘルプ表示履歴
情報をその相手端末に送信するようにしたものである。
【0013】また、装置の内部状態に応じた所定のヘル
プ情報を、おのおのの内部状態に対応して記憶し、所定
のヘルプ操作が入力されると、その時点での内部状態に
応じたヘルプ情報を表示出力する通信端末装置の制御方
法において、ヘルプ情報を表示出力すると、その時点で
の装置の内部状態に関連して、表示出力したヘルプ情報
の種別と表示回数をあらわすヘルプ表示履歴情報を形成
して保存し、ヘルプ履歴表示が要求されると、上記ヘル
プ表示履歴情報の一覧情報を表示するとともに、着信検
出時、相手端末からヘルプ履歴情報の送信が要求される
と、上記ヘルプ表示履歴情報をその相手端末に送信する
ようにしたものである。
【0014】また、装置の内部状態に応じた所定のヘル
プ情報を、おのおのの内部状態に対応して記憶し、所定
のヘルプ操作が入力されると、その時点での内部状態に
応じたヘルプ情報を表示出力する通信端末装置の制御方
法において、ヘルプ情報を表示出力すると、その時点で
の装置の内部状態に関連して、表示出力したヘルプ情報
の種別と表示回数をあらわすヘルプ表示履歴情報を形成
して保存するとともに、所定の周期で、指定された相手
端末へ発呼し、上記ヘルプ表示履歴情報をその相手端末
に送信するようにしたものである。
【0015】また、装置の内部状態に応じた所定のヘル
プ情報を、おのおのの内部状態に対応して記憶し、所定
のヘルプ操作が入力されると、その時点での内部状態に
応じたヘルプ情報を表示出力する通信端末装置の制御方
法において、ヘルプ情報を表示出力すると、その時点で
の装置の内部状態に関連して、表示出力したヘルプ情報
の種別と表示回数をあらわすヘルプ表示履歴情報を形成
して保存し、ヘルプ履歴表示が要求されると、上記ヘル
プ表示履歴情報の一覧情報を表示するとともに、所定の
周期で、指定された相手端末へ発呼し、上記ヘルプ表示
履歴情報をその相手端末に送信するようにしたものであ
る。また、前記ヘルプ表示履歴情報の一覧情報の表示
は、画面表示装置またはハードコピー装置に対して行う
とよい。
【0016】また、本発明は、装置の操作ガイダンス情
報に応じた所定のヘルプ情報を、おのおのの操作ガイダ
ンス情報に対応して記憶し、所定のヘルプ操作が入力さ
れると、その時点での操作ガイダンス情報に応じたヘル
プ情報を表示出力するデータ処理装置の制御方法におい
て、ヘルプ情報を表示出力すると、その時点での装置の
操作ガイダンスの種別と表示回数をあらわすヘルプ表示
履歴情報を形成して保存するようにしたものである。
【0017】また、装置の操作ガイダンス情報に応じた
所定のヘルプ情報を、おのおのの操作ガイダンス情報に
対応して記憶し、所定のヘルプ操作が入力されると、そ
の時点での操作ガイダンス情報に応じたヘルプ情報を表
示出力するデータ処理装置の制御方法において、ヘルプ
情報を表示出力すると、その時点での装置の操作ガイダ
ンスの種別と表示回数をあらわすヘルプ表示履歴情報を
形成して保存し、ヘルプ履歴表示が要求されると、上記
ヘルプ表示履歴情報の一覧情報を表示するようにしたも
のである。また、前記ヘルプ表示履歴情報の一覧情報の
表示は、画面表示装置またはハードコピー装置に対して
行うとよい。
【0018】また、装置の操作ガイダンス情報に応じた
所定のヘルプ情報を、おのおのの操作ガイダンス情報に
対応して記憶し、所定のヘルプ操作が入力されると、そ
の時点での操作ガイダンス情報に応じたヘルプ情報を表
示出力する通信端末装置の制御方法において、ヘルプ情
報を表示出力すると、その時点での装置の操作ガイダン
スの種別と表示回数をあらわすヘルプ表示履歴情報を形
成して保存するとともに、着信検出時、相手端末からヘ
ルプ履歴情報の送信が要求されると、上記ヘルプ表示履
歴情報をその相手端末に送信するようにしたものであ
る。
【0019】また、装置の操作ガイダンス情報に応じた
所定のヘルプ情報を、おのおのの操作ガイダンス情報に
対応して記憶し、所定のヘルプ操作が入力されると、そ
の時点での操作ガイダンス情報に応じたヘルプ情報を表
示出力する通信端末装置の制御方法において、ヘルプ情
報を表示出力すると、その時点での装置の操作ガイダン
スの種別と表示回数をあらわすヘルプ表示履歴情報を形
成して保存し、ヘルプ履歴表示が要求されると、上記ヘ
ルプ表示履歴情報の一覧情報を表示するとともに、着信
検出時、相手端末からヘルプ履歴情報の送信が要求され
ると、上記ヘルプ表示履歴情報をその相手端末に送信す
るようにしたものである。
【0020】また、装置の操作ガイダンス情報に応じた
所定のヘルプ情報を、おのおのの操作ガイダンス情報に
対応して記憶し、所定のヘルプ操作が入力されると、そ
の時点での操作ガイダンス情報に応じたヘルプ情報を表
示出力する通信端末装置の制御方法において、ヘルプ情
報を表示出力すると、その時点での装置の操作ガイダン
スの種別と表示回数をあらわすヘルプ表示履歴情報を形
成して保存するとともに、所定の周期で、指定された相
手端末へ発呼し、上記ヘルプ表示履歴情報をその相手端
末に送信するようにしたものである。
【0021】また、装置の操作ガイダンス情報に応じた
所定のヘルプ情報を、おのおのの操作ガイダンス情報に
対応して記憶し、所定のヘルプ操作が入力されると、そ
の時点での操作ガイダンス情報に応じたヘルプ情報を表
示出力する通信端末装置の制御方法において、ヘルプ情
報を表示出力すると、その時点での装置の操作ガイダン
スの種別と表示回数をあらわすヘルプ表示履歴情報を形
成して保存し、ヘルプ履歴表示が要求されると、上記ヘ
ルプ表示履歴情報の一覧情報を表示するとともに、所定
の周期で指定された相手端末へ発呼し、上記ヘルプ表示
履歴情報をその相手端末に送信するようにしたものであ
る。また、前記ヘルプ表示履歴情報の一覧情報の表示
は、画面表示装置またはハードコピー装置に対して行う
とよい。
【0022】
【作用】したがって、ヘルプ機能が使用された履歴をあ
らわすヘルプ表示履歴情報を形成して保存しているの
で、そのヘルプ表示履歴情報を参照することで、データ
処理装置におけるヘルプ情報の提供順序などを適切なも
のに設定することができ、それにより、データ処理装置
におけるヘルプ情報の使い勝手を大幅に改善することが
できる。
【0023】また、ヘルプ機能が使用された履歴をあら
わすヘルプ表示履歴情報を形成して保存し、ユーザから
の要求によりそのヘルプ表示履歴の一覧情報を出力する
ようにしているので、その出力された一覧情報を参照す
ることで、データ処理装置におけるヘルプ情報の提供順
序などを適切なものに設定することができ、それによ
り、データ処理装置におけるヘルプ情報の使い勝手を大
幅に改善することができる。
【0024】また、ヘルプ機能が使用された履歴をあら
わすヘルプ表示履歴情報を形成して保存し、ユーザから
の要求によりそのヘルプ表示履歴の一覧情報を出力する
ようにしているので、その出力された一覧情報を参照す
ることで、通信端末装置におけるヘルプ情報の提供順序
などを適切なものに設定することができ、それによっ
て、通信端末装置におけるヘルプ情報の使い勝手を大幅
に改善することができる。
【0025】また、ヘルプ機能が使用された履歴をあら
わすヘルプ表示履歴情報を形成して保存し、着信検出
時、相手端末からの要求によりそのヘルプ表示履歴の一
覧情報を送信するようにしているので、特定の通信端末
が、多数の通信端末装置のヘルプ表示履歴情報を収集す
ることができ、それにより、多くのユーザのヘルプ利用
状況を知ることができるので、通信端末装置におけるヘ
ルプ情報の提供順序などを適切なものに設定することが
でき、それによって、通信端末装置におけるヘルプ情報
の使い勝手を大幅に改善することができる。
【0026】また、ヘルプ機能が使用された履歴をあら
わすヘルプ表示履歴情報を形成して保存し、所定周期
で、あらかじめ設定された相手端末に対し、そのヘルプ
表示履歴の一覧情報を送信するようにしているので、特
定の通信端末が、多数の通信端末装置のヘルプ表示履歴
情報を収集することができ、それにより、多くのユーザ
のヘルプ利用状況を知ることができるので、通信端末装
置におけるヘルプ情報の提供順序などをより適切なもの
に設定することができ、それによって、通信端末装置に
おけるヘルプ情報の使い勝手を大幅に改善することがで
きる。
【0027】また、ヘルプ機能が使用された履歴をあら
わすヘルプ表示履歴情報を形成して保存しているので、
そのヘルプ表示履歴情報を参照することで、データ処理
装置における操作ガイダンス情報の内容の難易度などを
予測することができ、それにより、データ処理装置にお
ける操作ガイダンス情報の内容を改善できるとともに、
ヘルプ情報を削減することができる。
【0028】また、ヘルプ機能が使用された履歴をあら
わすヘルプ表示履歴情報を形成して保存し、ユーザから
の要求によりそのヘルプ表示履歴の一覧情報を出力する
ようにしているので、その出力された一覧情報を参照す
ることで、データ処理装置における操作ガイダンス情報
の内容の難易度などを予測することができ、それによ
り、データ処理装置における操作ガイダンス情報の内容
を改善できるとともに、ヘルプ情報を削減することがで
きる。
【0029】また、ヘルプ機能が使用された履歴をあら
わすヘルプ表示履歴情報を形成して保存し、ユーザから
の要求によりそのヘルプ表示履歴の一覧情報を出力する
ようにしているので、その出力された一覧情報を参照す
ることで、通信端末装置における操作ガイダンス情報の
内容の難易度などを予測することができ、それにより、
通信端末装置における操作ガイダンス情報の内容を改善
できるとともに、ヘルプ情報を削減することができる。
【0030】また、ヘルプ機能が使用された履歴をあら
わすヘルプ表示履歴情報を形成して保存し、着信検出
時、相手端末からの要求によりそのヘルプ表示履歴の一
覧情報を送信するようにしているので、特定の通信端末
が、多数の通信端末装置のヘルプ表示履歴情報を収集す
ることができ、それにより、多くのユーザのヘルプ利用
状況を知ることができるので、通信端末装置における操
作ガイダンス情報の内容の難易度などを予測することが
でき、それにより、通信端末装置における操作ガイダン
ス情報の内容を改善できるとともに、ヘルプ情報を削減
することができる。
【0031】また、ヘルプ機能が使用された履歴をあら
わすヘルプ表示履歴情報を形成して保存し、所定周期
で、あらかじめ設定された相手端末に対し、そのヘルプ
表示履歴の一覧情報を送信するようにしているので、特
定の通信端末が、多数の通信端末装置のヘルプ表示履歴
情報を収集することができ、それにより、多くのユーザ
のヘルプ利用状況を知ることができるので、通信端末装
置における操作ガイダンス情報の内容の難易度などを予
測することができ、それにより、通信端末装置における
操作ガイダンス情報の内容を改善できるとともに、ヘル
プ情報を削減することができる。
【0032】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0033】図1は、本発明の一実施例にかかるテレビ
会議通信端末装置を示している。このテレビ会議通信端
末装置は、ISDNの基本インタフェースを伝送路とし
て用いるものであり、音声情報の通信機能、動画情報の
通信機能、静止画情報の通信機能、ファクシミリ通信機
能、テレライティング機能、および、これらの通信機能
の多重化通信機能を備え、また、ISDNの基本インタ
フェースに接続し、2つの情報チャネル(Bチャネル)
を用いたデータ通信が可能である。
【0034】同図において、システム制御部1は、この
テレビ会議通信端末装置の各部の制御処理、テレビ会議
通信の上位レイヤの処理、このテレビ会議通信端末装置
が備えている各種のアプリケーションプログラムの実行
処理、および、ユーザからのヘルプ要求に対応したヘル
プ表示処理などの各種制御処理を実行するものであり、
ROM(リード・オンリ・メモリ)2は、システム制御
部1が実行する制御処理プログラムの一部や、制御処理
プログラムを実行するために必要な各種のデータなどを
記憶するものであり、RAM(ランダム・アクセス・メ
モリ)3は、システム制御部1のワークエリアなどを構
成するものである。
【0035】時計回路4は、現在日時情報を出力するた
めのものであり、スキャナ5は、所定の解像度で原稿画
像を読取入力するためのものであり、プロッタ6は、所
定の解像度で画像を記録出力するためのものであり、符
号化復号化部7は、スキャナ5が読み取って得た画信号
をグループ4ファクシミリ機能の符号化方式で符号化圧
縮するとともに、符号化された画情報を元の画信号に復
号化するためのものであり、画像処理部8は、画像デー
タの変倍処理や解像度変換処理などの各種画像処理を実
行するものであり、磁気ディスク装置9は、システムソ
フトウェア、複数のアプリケーションプログラム、およ
び、多数のユーザデータなどを記憶するためのものであ
る。
【0036】液晶表示装置10は、テレライティング通
信機能における表示装置として用いられるとともに、ユ
ーザがこのテレビ会議通信端末装置を操作するときの表
示部として用いられるものであり、LCD表示制御部1
1は、液晶表示装置10の表示内容を制御するためのも
のである。
【0037】タッチパネル装置12は、液晶表示装置1
0の表示画面に設けられて、タッチ操作された座標デー
タや、タッチ状態データなどを出力するものであり、タ
ッチパネル制御部13は、タッチパネル装置12の動作
を制御するものである。
【0038】音声入出力装置14は、通話のための音声
をマイク入力するとともにスピーカ出力するためのもの
であり、音声入出力装置14からマイク入力されたアナ
ログ音声信号は音声CODEC15に出力され、また、
音声入出力装置14からスピーカ出力するアナログ音声
信号は、音声CODEC15から出力されて音声入出力
装置14に加えられている。
【0039】音声CODEC15は、ISDNのBチャ
ネルを用いてアナログ音声信号を伝送するためのアナロ
グ信号/デジタルデータの信号変換処理を行なうための
ものである。また、音声制御部16は、音声入出力装置
14の動作を制御するためのものである。
【0040】ビデオカメラ装置17は、このテレビ会議
通信端末装置のユーザ側の映像を撮影するためのもので
あり、このビデオカメラ装置17から出力される動画信
号は、動画CODEC18の映像信号入力端に加えられ
るとともに、表示制御部19の動画信号入力端に加えら
れている。ビデオカメラ制御部20は、ビデオカメラ装
置17の撮影オン/オフ、ズームイン/ズームアウト、
および、パンなどの動作を制御するためのものである。
【0041】動画CODEC18は、ビデオカメラ装置
17から入力したアナログNTSC形式の動画信号を対
応するデジタルデータの動画データに変換し、その動画
データを所定のCIF形式の動画データに変換し、さら
に、TTC標準JT−H.261の符号化方式で符号化
圧縮して動画情報を形成するとともに、符号化圧縮され
た状態の動画情報を元のCIF形式の動画データに変換
し、その動画データをNTSC形式の動画データに変換
し、その動画データをデジタル/アナログ変換してアナ
ログNTSC形式の動画信号に変換するものである。
【0042】書画カメラ装置21は、静止画像を撮影す
るためのものであり、この書画カメラ装置21から出力
されるアナログNTSC信号(静止画信号)は、静止画
CODEC22に加えられている。
【0043】静止画CODEC22は、書画カメラ装置
21から加えられる静止画信号を、アナログ/デジタル
変換した後、所定の符号化方式(例えば、JPEG方
式)で符号化圧縮するとともに、圧縮された状態の静止
画情報を元の静止画信号に復号化するものであり、書画
カメラ装置21から入力した静止画信号あるいは復号化
して得た静止画信号を表示制御部19の静止画信号入力
端に出力している。書画カメラ制御部23は、書画カメ
ラ装置21の撮影オン/オフやズームイン/ズームアウ
トなどの動作を制御するためのものである。
【0044】表示制御部19は、ビデオモニタ装置24
に表示する画面の表示内容を制御するものであり、シス
テム制御部1からの指令により、ビデオカメラ装置17
または動画CODEC18から入力する動画信号の表示
画面情報、および、静止画CODEC22から加えられ
る静止画信号の表示画面情報を形成し、それらの表示画
面情報を適宜に組み合わせた態様で、ビデオモニタ装置
24の表示画面を構成する。
【0045】ISDNインタフェース回路25は、IS
DNに接続するとともに、ISDNのレイヤ1の信号処
理機能およびDチャネルの信号と2つのBチャネルの信
号の統合/分離機能を備えたものであり、Dチャネルの
信号はDチャネル伝送制御部26とやりとりし、また、
2つのBチャネルの信号は多重化/分離装置27とやり
とりしている。
【0046】Dチャネル伝送制御部26は、Dチャネル
のレイヤ2の信号処理機能、および、1つまたは2つの
Bチャネルを呼接続/解放するための呼制御処理機能を
備えたものである。
【0047】多重化/分離装置27は、Bチャネルを用
いてやりとりする音声、動画、および、汎用データ(静
止画データなどのその他のデータ)などの複数のメディ
アのデータを多重化し、TTC標準JT−H.221に
規定されているフレームデータを形成して回線側に送出
するとともに、受信したフレームデータに多重化されて
いる複数のメディアのデータを分離するものである。こ
の多重化/分離装置27は、音声データを音声CODE
C15との間でやりとりし、動画データを動画CODE
C18との間でやりとりし、また、汎用データをシステ
ム制御部1との間でやりとりしている。
【0048】これらのシステム制御部1、ROM2、R
AM3、時計回路4、スキャナ5、プロッタ6、符号化
復号化部7、画像処理部8、磁気ディスク装置9、LC
D表示制御部11、タッチパネル制御部13、音声CO
DEC15、音声制御部16、動画CODEC18、表
示制御部19、ビデオカメラ制御部20、書画カメラ制
御部23、Dチャネル伝送制御部26、および、多重化
/分離装置27は、内部バス28に接続されており、こ
れらの各要素間のデータのやりとりは、主として、内部
バス28を介して行われる。
【0049】図2は、図1に示したテレビ会議通信端末
装置の操作表示部の一例を示している。
【0050】この操作表示部30には、液晶表示装置1
0と、この液晶表示装置10の表示画面に付設されたタ
ッチパネル装置12が設けられている。また、タッチペ
ン31は、タッチパネル装置12の操作面を適宜にタッ
チ操作するためのものである。
【0051】また、液晶表示装置10の表示画面は、図
3に示すように、主として操作ガイダンス情報やテレラ
イティング描画画面などが表示される情報表示部DM
と、汎用的な操作内容をあらわす機能キー表示部DFに
分割されており、機能キー表示部DFの特定キーとし
て、ヘルプ画面を表示指令するためのヘルプキーDFa
が設定されている。
【0052】したがって、ユーザは、機能キー表示部D
FのヘルプキーDFaを、タッチペン31でタッチ操作
することで、そのときにテレビ会議通信端末装置が実行
しているアプリケーションの、その時点での実行状態に
対応したヘルプ画面を表示させることができる。
【0053】例えば、このテレビ会議通信端末装置に備
えられているアプリケーションプログラムが、基本シス
テム、テレビ会議セッション、テレライティング通信、
グループ4ファクシミリ、および、レポート表示/出力
であるとすると、おのおののアプリケーションプログラ
ムには、独立したヘルプファイルデータが設定され、そ
れぞれのアプリケーションプログラムに関連して磁気デ
ィスク装置9に保存されている。
【0054】また、各アプリケーションプログラムは、
そのアプリケーションプログラムに特有な複数の動作状
態が設定されており、おのおのの動作状態について、ユ
ーザが参照できるヘルプデータが1つ以上設定されてい
る。すなわち、1つのアプリケーションプログラムに設
定されているヘルプファイルデータには、それぞれが取
り得る動作状態に応じて複数のヘルプファイルが含まれ
ている。
【0055】図4は、ISDNに接続されている電話端
末が、ISDNとの間で行う呼制御手順の一例について
示している。
【0056】すなわち、発端末は、まず、転送モードと
して回線交換モードを設定するとともに、着端末を宛先
に指定した呼設定メッセージSETUPをISDNに送
出して着端末との呼設定を要求し、ISDNは、指定さ
れた着端末に呼設定メッセージSETUPを送出して発
呼する。また、ISDNは、呼設定状況を通知するため
の呼設定受付メッセージCALL_PROCを発端末に
送出する。
【0057】着端末は、着信検出すると、自端末が着信
可能な状態になっているときには、ISDNに呼出メッ
セージALERTを送出し、ISDNは呼出メッセージ
ALERTを発端末に送出して着端末の呼出を開始した
ことを通知する。
【0058】着端末は、ユーザがハンドセットを取り上
げて着信応答すると応答メッセージCONNをISDN
に送出し、ISDNは応答メッセージCONNを発端末
に送出して着端末が呼を受け付けたことを通知する。
【0059】また、ISDNは、着端末に応答確認メッ
セージCONN_ACKを送出して着端末の応答を確認
し、その時点で、発端末と着端末の間にデータ伝送(通
話)のためのBチャネルが確立し、発端末のユーザと着
端末のユーザとの間で、Bチャネルを用いた通話動作が
適宜に実行される。
【0060】そして、通話が終了して発端末のユーザが
先にハンドセットを戻してオンフックすると、発端末が
切断メッセージDISCをISDNに送出してDチャネ
ルの解放を要求し、ISDNは、解放メッセージREL
を発端末に送出してDチャネルの復旧を通知する。一
方、着端末には、ISDNが切断メッセージDISCを
送出してDチャネルの解放を要求し、着端末が解放メッ
セージRELをISDNに送出してDチャネルの復旧を
通知する。
【0061】これにより、発端末は、チャネル切断完了
を通知する解放完了メッセージREL_COMPをIS
DNに応答し、発端末とISDNとの間のDチャネルが
解放される。それとともに、ISDNは、解放完了メッ
セージREL_COMPを着端末に送出して、ISDN
と着端末との間のDチャネルが解放される。それによ
り、発端末と着端末との間に設定されていたDチャネル
が完全に解放される。
【0062】このようにして、発端末と着端末との間に
Bチャネルが設定されて、データ伝送が行われ、データ
伝送が終了すると、Bチャネルが解放される。
【0063】また、ISDNの呼設定用のおのおののメ
ッセージは、図5(a)に示すように、レイヤ3呼制御
メッセージを規定するプロトコル仕様(フォーマット、
シーケンスなど)を識別するためのプロトコル識別子、
そのメッセージがどの呼に関与するものであるかを識別
するための呼番号、それぞれのメッセージの内容を識別
するためのメッセージタイプ、おのおののメッセージに
必ず付加される必須情報要素、および、おのおののメッ
セージに必要に応じて付加される付加情報要素からな
る。なお、必須情報要素は、メッセージタイプに応じて
0,1または複数個が設定されており、付加情報要素
は、その状況に応じて0,1または複数個が配置され
る。
【0064】呼設定メッセージSETUPは、同図
(b)に示すように、必須情報要素として「伝達能力」
をもち、付加情報要素としては、例えば、「発番号」、
「着番号」、「低位レイヤ整合性」、「高位レイヤ整合
性」、および、「ユーザ・ユーザ」などの情報要素をも
つ。
【0065】これらの情報要素の概略について説明す
る。
【0066】「伝達能力」情報要素は、伝送する情報の
内容が、音声、非制限デジタル情報、制限デジタル情
報、3.1KHzオーディオ、トーン/アナウンスを伴
う非制限ディジタル情報、あるいは、ビデオのいずれか
であるのかを示す情報転送能力、使用する交換機能が回
線交換であるのかパケット交換であるのかを示す転送モ
ード、情報転送の速度をあらわす情報転送速度、情報の
転送形態をあらわす情報、および、ユーザ情報のプロト
コルをあらわす情報などからなる。
【0067】「発番号」情報要素は、発端末のISDN
番号をあらわし、「着番号」情報要素は、着端末のIS
DN番号をあらわす。
【0068】「低位レイヤ整合性」情報要素は、相手端
末との通信可能性検査に使用されるためのものであり、
基本的な内容は「伝達能力」情報要素と同一である。さ
らに、この「低位レイヤ整合性」情報要素には、例え
ば、TTC標準JT−H.221機能など、より細かい
内容が含まれる。
【0069】「高位レイヤ整合性」情報要素は、相手端
末との整合性検査に使用するためのものであり、例え
ば、電話、グループ2/グループ3ファクシミリ、グル
ープ4ファクシミリ、ミクストモード、テレテックス、
ビデオテックス、テレックス、オーディオ・ビジュア
ル、あるいは、メッセージ・ハンドリング・システムな
どの端末機能のうち、いずれの端末機能を備えているの
かを表示する。
【0070】「ユーザ・ユーザ」情報要素は、ユーザ間
の情報の伝達に用いるためのものであり、この「ユーザ
・ユーザ」情報要素の内容は、ISDNによって解釈さ
れることなくトランスペアレントに転送されて相手ユー
ザに伝達される。
【0071】図6は、グループ4ファクシミリ端末装置
間における伝送手順の一例を示している。
【0072】まず、発端末は、目的の着端末を宛先に指
定した呼設定メッセージSETUPをISDNに送出し
て着端末との呼設定を要求し、これにより、ISDN
は、呼設定状況を通知するための呼設定受付メッセージ
CALL_PROCを発端末に送出するとともに、指定
された着端末に呼設定メッセージSETUPを送出して
発呼する。
【0073】着端末は、着信応答すると応答メッセージ
CONNをISDNに送出し、それにより、ISDN
は、着端末に応答確認メッセージCONN_ACKを送
出して着端末の応答を確認し、その時点で、発端末と着
端末の間にデータ伝送のためのBチャネルが確立し、こ
れにより、発端末および着端末は、Bチャネル上の伝送
手順を開始する。
【0074】まず、発端末は、コマンドSABMを送出
してリンクレイヤの設定を要求し、着端末はレスポンス
UAを応答し、これにより、リンクレイヤが設定され
る。
【0075】次いで、発端末は、ネットワークレイヤを
エンド・ツ・エンドで張るために、信号SQを送出し、
着端末は、それを受け付けるために信号SFを送出し、
次いで、発端末は、発呼要求のために信号CRを送出
し、着端末は、信号CAを応答して呼を受け付け、それ
により、ネットワークレイヤが設定される。
【0076】次いで、発端末は、トランスポートレイヤ
を設定するために、信号TCRを送出し、着端末は、そ
れを受け付けるために信号TCAを送出し、それによっ
て、トランスポートレイヤが設定される。
【0077】そして、発端末は、セッションレイヤのコ
ネクションを設定するために、セッション開始コマンド
CSSを送出し、着端末は、セッション開始肯定レスポ
ンスRSSPを応答して、それにより、セッションレイ
ヤが開始される。
【0078】次に、発端末は、使用する伝送機能のネゴ
シエーションするためにドキュメント機能リストコマン
ドCDCLを送出し、また、着端末は、ドキュメント機
能リスト肯定レスポンスRDCLPを送出し、それによ
って、受信能力の調整が行われる。
【0079】このようにして、画情報送信の準備が整う
と、発端末は、送信する文書を区別するためのドキュメ
ント参照番号など送信する文書情報を管理するための種
々の情報を備えたドキュメント開始コマンドCDSに続
いて、複数のドキュメントユーザ情報コマンドCDUI
を用いて1文書分の画情報を送信し、その送信を終了す
ると、ドキュメント終了コマンドCDEを送出して、1
文書の画情報の終了を通知する。
【0080】着端末は、ドキュメント終了コマンドCD
Eを受信すると、このときの文書の受信が正常終了した
ことをあらわすドキュメント終了肯定レスポンスRDE
Pを送出する。
【0081】また、1文書中に複数のページが含まれる
場合には、最終ページを除き、各ページの画情報の送信
を終了した時点で、発端末は、1ページ終了をあらわす
ドキュメントページ境界コマンドCDPBを送出し、着
端末は、このときの1ページ分の画情報の正常受信した
ことをあらわすドキュメントページ境界肯定レスポンス
RDPBPを送出する。
【0082】このようにして、1文書分の画情報伝送を
終了すると、発端末は、セッション終了コマンドCSE
を送出し、着端末はセッション終了肯定レスポンスRS
EPを送出して、セッションレイヤのコネクションを解
放する。
【0083】次いで、発端末は、ネットワークレイヤの
信号CQを送出し、それに対して着端末は、信号CFを
送出し、それによって、ネットワークレイヤが解放さ
れ、さらに、発端末は、リンクレイヤのコマンドDIS
Cを送出し、着端末は、レスポンスUAを送出し、それ
によって、リンクレイヤが解放される。
【0084】このようにして、Bチャネル上のリンクが
解放されると、発端末は、切断メッセージDISCをI
SDNに送出してDチャネルの解放を要求し、ISDN
は、解放メッセージRELを発端末に送出してDチャネ
ルの復旧を通知する。一方、ISDNは、着端末に切断
メッセージDISCを送出してDチャネルの解放を要求
し、着端末は、解放メッセージRELをISDNに送出
してDチャネルの復旧を通知する。
【0085】これにより、発端末は、チャネル切断完了
を通知する解放完了メッセージREL_COMPをIS
DNに応答し、それにより、発端末とISDNとの間の
Dチャネルが解放される。それとともに、ISDNは、
解放完了メッセージREL_COMPを着端末に送出
し、それによって、ISDNと着端末との間のDチャネ
ルが解放される。その結果、発端末と着端末との間に設
定されていたDチャネルが完全に解放される。
【0086】このようにして、発端末と着端末との間に
Bチャネルが設定されて、データ伝送が行われ、データ
伝送が終了すると、Bチャネルが解放される。
【0087】また、テレビ会議通信端末装置では、Bチ
ャネルにおいては、TTC標準JT−H.221で規定
されるマルチフレーム形式でデータをやりとりする。
【0088】図7に示すように、1つのマルチフレーム
MFLは、8個のサブマルチフレームSMF1〜SMF
8からなり、おのおののサブマルチフレームSMF1〜
SMF8は、それぞれ2つのフレームから構成されてい
る。すなわち、1つのマルチフレームMFLは、16個
のフレームFLM0〜FLM15からなる。
【0089】それぞれのフレームFLM0〜FLM15
は、図8に示すように、80オクテットのデータからな
り、それらのオクテットをビット順に配置したそれぞれ
のビット位置は、サブチャネルSCH1〜SCH8を構
成している。
【0090】また、第1オクテット〜第8オクテットの
第8ビットは、フレーム同期信号(Frame Ali
gnment Signal)FASを構成し、第9オ
クテット〜第16オクテットの第8ビットは、ビットレ
ート割当信号(Bit rate Allocation
Signal)BASを構成する。また、サブチャネ
ルSCH8の第17〜第24オクテットには、データを
暗号化するためのキー情報などをやりとりするための暗
号チャネルのデータがセットされることがある(オプシ
ョン)。
【0091】このようにして、フレーム同期信号FAS
は、1つのフレームFLM0〜FLM15に8ビット配
置されており、そのビット割り当ては、図9に示すよう
に、マルチフレームMFLを単位として構成されてい
る。
【0092】すなわち、偶数フレームFLM0,FLM
2,…,FLM14の第2オクテット〜第8オクテット
と、それに続く奇数フレームFLM1,FLM3,…,
FLM15には、「00110111」なる8ビットの
データパターンからなる水平同期信号が配置され、奇数
フレームFLM1,FLM3,…,FLM11の第1オ
クテットには、「001011」なる6ビットのデータ
パターンからなる垂直同期信号が配置されている。
【0093】この水平同期信号と垂直同期信号を検出す
ることにより、1つのマルチフレームMFLの同期を検
出することができる。
【0094】また、第0フレーム、第2フレーム、第4
フレーム、第6フレームおよび第8フレームの第1オク
テットのビットN1,N2,N3,N4,N5は、マル
チフレーム番号の表示に用いられる。このうち、ビット
N5は、マルチフレーム番号が使用されているか否かの
表示に用いられる。このように、マルチフレーム番号の
ために使用されるデータが4ビットなので、マルチフレ
ーム番号は0〜15までの値で降順に変化し、16マル
チフレーム毎に同じマルチフレーム番号があらわれる。
【0095】また、第10フレーム、第12フレーム、
および、第13フレームの第1オクテットのビットL
1,L2,L3は、現在使用されているBチャネルのう
ち、そのフレームを運んでいるBチャネルの接続された
順番をあらわすコネクション番号を表示するために用い
られる。また、第15フレームの第1オクテットのビッ
トRは、将来の勧告のために確保(予約)されており、
その値には0がセットされる。
【0096】また、第14フレームの第1オクテットの
ビットTEAは、データ端末装置の内部的な障害によ
り、データ伝送できない状態であることを表示するため
に用いられる。
【0097】また、奇数フレームFLM1,FLM3,
…,FLM15の第3オクテットのビットAは、フレー
ム同期またはマルチフレーム同期が確立しているか、あ
るいは、同期はずれを生じているかを表示するために用
いられる。
【0098】また、奇数フレームFLM1,FLM3,
…,FLM15の第5オクテット、第6オクテット、第
7オクテット、および、第8オクテットのビットC1,
C2,C3,C4は、連続した2つのフレーム(すなわ
ち、サブマルチフレーム)のデータエラー検出(すなわ
ち、伝送路品質検出)のために参照されるCRC(巡回
冗長検査)符号を表示するためのものであり、この奇数
フレームFLM1,FLM3,…,FM15の第4オク
テットのビットEは、受信側で伝送エラーを検出したこ
とを表示するために用いられる。
【0099】また、ビットレート割当信号BASは、図
10に示すように、偶数フレームFLM0,FLM2,
…,FLM14では、能力BASあるいはBASコマン
ドをあらわす8ビットデータが配置され、それに続く奇
数フレームFLM1,FLM3,…,FLM15には、
直前のフレームで送出した能力BASあるいはBASコ
マンドの値を誤り訂正するための二重誤り訂正符号が配
置される。
【0100】また、マルチフレームMFLのデータの送
信は、フレーム番号順に行なわれ、おのおののフレーム
FLM0〜FLM15は、図11に示すように、第1オ
クテットから第80オクテットのオクテット順序に送出
され、それぞれのオクテットは、第1ビットが最初に送
出される。
【0101】すなわち、おのおののフレームFLM0〜
FLM15においては、第1オクテットの第1ビットが
最初に送出され、第80オクテットの第8ビットが最後
に送出される。
【0102】図12は、テレビ会議通信端末装置などの
オーディオビジュアル端末がBチャネルを用いてデータ
伝送するときに実行する伝送制御手順として適用するT
TC標準JT−H.242の一般的な手順例を示してい
る。なお、この場合、2つのBチャネルを用いて、端末
間で音声データ、汎用データ、および、動画データをや
りとりするときの伝送手順の一例を示している。
【0103】まず、発呼端末が宛先端末へ発呼してDチ
ャネル上で呼設定手順を行い、1つのBチャネル(以
下、第1チャネルという)を確保し(フェーズA)、そ
の設定した第1チャネル上でPCM音声データ(A則ま
たはμ則、64Kbps)をセットしたフレームデータ
をやりとりしながらフレーム同期を行ない(フレームモ
ード)、フレーム同期が確立すると、相互に能力BAS
データおよびコマンドBASデータをやりとりし(フェ
ーズB1−1)、そのときに使用する伝送モードを決定
して、2つ目のBチャネルを確保するための付加呼設定
要求を開始する(フェーズB1−2)。
【0104】そして、伝送モードをそのときに相互に交
換した内容から、原則として、互いに共通で最も機能の
高いモードを選択し(フェーズB1−3)、発呼端末か
らその選択した動作モードで着呼端末に受信機能を動作
させるよう端末の受信機能を指定するBASコマンドを
送信して、もしこの場合、発呼端末が送信したBASコ
マンドと異なるモードのBASコマンドを受信した場合
には、受信したBASコマンドを再度送信し、送信モー
ドを受信モードに一致させ、着呼端末に機能を動作させ
るよう端末機能を指定するBASコマンドを送信して、
発呼端末と着呼端末の装置機能に共通するパラメータを
設定する(フェーズB2)。これにより、第1チャネル
では、そのときに選択した伝送モードに対応した、例え
ば、音声データ(16Kbps)のデータ伝送、およ
び、動画像データ(46.4Kbps)のデータ伝送が
行われる(フェーズC)。
【0105】第1チャネルがフレームモードでデータ伝
送を開始すると、2つ目のBチャネル(以下、第2チャ
ネルという)についてDチャネル上で呼設定手順を行い
(フェーズCA)、第2チャネルが確立すると、第2チ
ャネルを使ってフレーム同期信号FASおよびビット割
当信号BASのみを含むフレームデータをやりとりして
フレーム同期およびマルチフレーム同期を確立し(フェ
ーズCB1−11)、次いで、第1チャネルと第2チャ
ネル間の同期を確立する(フェーズCB1−12)。
【0106】2つのBチャネルの同期が完了すると、発
呼端末側からBASコマンドを送出して伝送モードを設
定し(フェーズCB1−2)、その設定した内容に伝送
モードを切換え(フェーズCB1−3)、共通パラメー
タを設定する(フェーズCB2)。なお、送信したBA
Sコマンドと異なるモードのBASコマンドを受信した
場合には、受信したBASコマンドを再度送信し、送信
モードを受信モードに一致するよう伝送モードを切り換
え、共通パラメータを設定する。
【0107】このようにして、第2チャネルの初期化が
終了すると、それ以降は、第1チャネルでやりとりする
フレームデータ、および、第2チャネルでやりとりする
フレームデータが同期された状態で、2つのBチャネル
を用いて、例えば、音声データ、汎用データ、および、
動画データが、それぞれ56Kbps、6.4Kbps
および62.4Kbpsの伝送速度が割り当てられてデ
ータ伝送される(図13参照)。ここで、汎用データの
チャネルは、例えば、会議制御機能、テレライティング
通信機能、および、バルク転送機能(グループ4ファク
シミリデータなど)のデータをやりとりするために用い
られる。
【0108】このようなデータ伝送を終了するときに
は、まず、第2チャネルから切断する。このとき、第1
チャネルのみで行なう音声データ伝送のために、共通モ
ードを設定するための手順が行われて(フェーズCD
1)、第2チャネルはフレームモードのモード0Fへの
モード切換えが行われる(フェーズCD2)。このとき
には、第1チャネルと第2チャネルが非同期であり、か
つ、第2チャネルではフレーム同期信号FASとビット
割当信号BASのみの伝送状態で呼が保持されている状
態であり、Dチャネルの呼切断解放手順により第2チャ
ネルの呼を解放できる状態になっている。
【0109】また、第1チャネルでは、フェーズCD1
およびフェーズCD2の間、フレームモードで音声デー
タが56Kbpsの伝送速度で伝送されており、動画デ
ータの伝送は停止され、さらに、一方の端末のオペレー
タが通話終了する場合はモード0Fに切り換え(フェー
ズD2)、この後、Dチャネルの呼切断解放手順により
第1チャネルの呼を解放できる状態になっている。
【0110】これにより、第1チャネルおよび第2チャ
ネルについて、Dチャネル上で呼切断解放手順が実行さ
れて(フェーズE)、2つの端末間のオーディオビジュ
アル伝送が終了する。
【0111】このように、テレビ会議通信端末装置など
のオーディオビジュアル端末では、最初に1つのBチャ
ネル(第1チャネル)を確保してフレームモードを確立
した後に、この第1チャネルで音声データと動画データ
の伝送速度の割り当てを行なって過渡的なモードでデー
タ伝送を行ないつつ、同時に互いに2つ目のBチャネル
(第2チャネル)の設定が可能ならば、Dチャネルの呼
設定手順により第2チャネルを確保する。そして、過渡
的なモードで伝送している第1チャネルと、新たに確保
した第2チャネルをチャネル同期させ、そのチャネル同
期が確立した時点で、音声データと動画データの伝送速
度の割り当てを再設定し、増大したBチャネルの伝送容
量を活用して、より高品質な音声データおよび動画デー
タのやりとりを行なうようにしている。
【0112】また、データ伝送を終了するときには、い
ったん、第1チャネルと第2チャネルの両方を同期させ
た伝送路を使用していたモードから、第1チャネルだけ
を使用するモードへ変更する必要がある。そこで、ま
ず、音声データおよび動画データの各符号化則を第1チ
ャネルの62.4Kbpsの伝送容量に最適化する方式
に設定して第1チャネルのみの伝送モードに変更すると
ともに、第2チャネルは、第1チャネルとの同期状態を
停止するとともに、ユーザデータが空き伝送状態になっ
ているモード0Fに移行し、Dチャネルの呼切断解放手
順により呼を切断/解放する。また、第1チャネルは、
音声データと動画データの2種類のメディア伝送から、
音声データだけの伝送モードであるモード0Fへ変更し
た後、Dチャネルの呼切断解放手順により、呼を切断/
解放する。なお、第1チャネルは、音声データと動画デ
ータの2種類のメディア伝送へモードを切り換えずに、
モード0Fへ直接モード変更した後に、呼切断/解放す
ることもできる。また、呼切断解放手順で得た課金情報
などは、チャネル毎に管理する。
【0113】さて、本実施例のテレビ会議通信端末装置
は、ユーザによりヘルプ表示が要求操作されると、その
ときに実行しているアプリケーションと、実行状態毎
に、ヘルプ要求回数(使用回数)の履歴を形成して、図
14に示すようなヘルプ統計テーブルに保存する。
【0114】ここで、ヘルプ統計テーブルの項目は、ア
プリケーション名、アプリケーションに設定されている
アプリケーションID(識別番号)、ヘルプ表示が要求
されたときの実行状態、ヘルプデータの種別、および、
ヘルプ使用回数からなる。
【0115】また、このテレビ会議通信端末装置が保存
しているヘルプ統計データは、特定の装置(以下、セン
タ装置という)によって収集され、この複数のテレビ会
議通信端末装置(以下、ユーザ装置という)からヘルプ
統計データを収集したセンタ装置では、図15(a)に
示すようなユーザヘルプ統計データテーブルを形成し
て、保存する。
【0116】このユーザヘルプ統計データテーブルは、
おのおののユーザ装置毎についてユーザヘルプ統計デー
タをまとめたものであり、1つのユーザヘルプ統計デー
タは、同図(b)に示すように、そのユーザ装置に割り
当てられているユーザID(識別番号)、ユーザ装置に
設定されている電話番号(ISDNアドレス)、最新に
受信したヘルプ統計テーブルを保存するテンポラリ領
域、および、受信した全てのヘルプ統計テーブルをまと
めた情報を保存する履歴領域からなる。
【0117】このようにして、センタ装置では、多数の
ユーザ装置でのヘルプ表示の要求状況を知ることができ
るので、それらの情報に基づいて、ヘルプデータを表示
する提供順序を、ユーザが最も扱いやすい状況に調整す
ることができるので、例えば、アプリケーションのバー
ジョンアップ時などに、そのアプリケーションのヘルプ
機能の使い勝手を向上させることができる。
【0118】また、ヘルプデータの表示の提供順序の他
に、ヘルプデータの細分化やヘルプデータの統合化など
も適宜に行うことができ、アプリケーションにおけるヘ
ルプ機能の使い勝手をさらに向上させることができる。
【0119】図16は、ユーザ装置でヘルプ表示が要求
操作され、そのヘルプ表示を終了したときに実行する処
理の一例を示している。
【0120】まず、ヘルプ機能が使用されることを監視
しており(判断101のNOループ)、ヘルプ機能が使
用されて判断101の結果がYESになるときには、そ
のときのヘルプ機能が使用されたアプリケーションの種
別を判別するとともに(処理102)、そのときのアプ
リケーションの実行状態を判別し(処理103)、さら
に、表示したヘルプデータの種別を判別する(処理10
4)。
【0121】次に、そのときに判別したアプリケーショ
ンとその実行状態、および、ヘルプデータの種別につい
て、ヘルプ統計データが形成されて保存されているかど
うかを調べ(判断105)、判断105の結果がNOに
なるときには、そのときに判別したアプリケーションと
その実行状態、および、ヘルプデータの種別に対応した
ヘルプ統計データを作成し(処理106)、ヘルプ統計
データテーブルの内容を更新して(処理107)、この
処理を終了する。
【0122】また、判断105の結果がYESになると
きには、そのときに判別したアプリケーションとその実
行状態、および、ヘルプデータの種別に対応したヘルプ
統計データのヘルプ使用回数の値を1つ増やして、ヘル
プ統計データを更新し(処理108)、この処理を終了
する。
【0123】また、ユーザ装置では、ユーザからの要求
により、ヘルプ統計データを表示することができ、その
ときの処理例を図17に示す。
【0124】ユーザからヘルプ統計データの表示要求が
指令されると(判断201の結果がYES)、ヘルプ統
計データテーブルに1つ以上のヘルプ統計データが保存
されているかどうかを調べ(判断202)、判断202
の結果がYESになるときには、ヘルプ統計データテー
ブルの内容を一覧表示する表示データを形成し(処理2
03)、その一覧表示を液晶表示装置10に表示出力す
る(処理204)。
【0125】その状態で、ユーザが表示終了を指令する
まで待機し(判断205のNOループ)、ユーザが表示
終了を指令した場合で判断205の結果がYESになる
と、液晶表示装置10に表示していた一覧表示を終了し
(処理206)、この処理を終了する。
【0126】また、ヘルプ統計データテーブルにヘルプ
統計データが保存されていない場合で、判断202の結
果がNOになるときには、ヘルプ統計データがない旨を
あらわすガイダンスメッセージを液晶表示装置10に表
示して(処理207)、この処理を終了する。
【0127】さて、図18は、ユーザ装置のヘルプ統計
データテーブルの内容を、センタ装置が収集するときの
伝送手順の一例を示している。なお、図19は、この伝
送手順を実行するための伝送プロトコルの構成の一例を
示している。
【0128】まず、発端末(センタ装置)は、目的の着
端末(ユーザ装置)を宛先に指定するとともに、「ユー
ザ・ユーザ」情報要素に「ヘルプ統計データ収集要求」
をあらわすデータをセットした呼設定メッセージSET
UPをISDNに送出して着端末との呼設定を要求し、
これにより、ISDNは、呼設定状況を通知するための
呼設定受付メッセージCALL_PROCを発端末に送
出するとともに、指定された着端末に呼設定メッセージ
SETUPを送出して発呼する。
【0129】着端末は、着信応答すると応答メッセージ
CONNをISDNに送出し、それにより、ISDN
は、着端末に応答確認メッセージCONN_ACKを送
出して着端末の応答を確認し、その時点で、発端末と着
端末の間にデータ伝送のためのBチャネルが確立し、こ
れにより、発端末および着端末は、Bチャネル上の伝送
手順を開始する。
【0130】まず、発端末は、コマンドSABMを送出
してリンクレイヤの設定を要求し、着端末はレスポンス
UAを応答し、これにより、リンクレイヤが設定され
る。
【0131】次いで、発端末は、トランスポートレイヤ
を設定するために、信号CRを送出し、着端末は、それ
を受け付けるために信号CCを送出し、それによって、
トランスポートレイヤが設定される。
【0132】そして、発端末は、セッションレイヤのコ
ネクションを設定するために、信号CNを送出し、着端
末は、信号ACを応答して、それにより、セッションレ
イヤまでが確立される。
【0133】このようにして、セッションレイヤが確立
すると、発端末と着端末は、それぞれ信号CDおよび信
号CDAをやりとりして、能力交換を行い、発端末は、
その能力交換で設定した伝送機能を信号ASを用いて着
端末に送出し、これにより、セッションレイヤ上のアク
ティビティが開始される。
【0134】そして、発端末は、ヘルプ統計データ収集
要求をあらわす所定のデータDT_SPDU(1)を着
端末に送出し、着端末は、データDT_SPDU(1)
を受信すると、そのときに保存しているヘルプ統計デー
タテーブルの内容をセットしたデータDT_SPDU
(2)を発端末に送出する。
【0135】このようにして、ヘルプ統計データテーブ
ルの内容を受信すると、発端末は、信号AEを送出し、
着端末は、信号AEAを送出してアクティビティを終了
し、次いで、発端末は、信号FNを送出し、着端末は、
信号DNを送出してセッションレイヤのコネクションを
解放する。
【0136】次いで、発端末は、リンクレイヤのコマン
ドDISCを送出し、着端末は、レスポンスUAを送出
し、それによって、リンクレイヤが解放される。
【0137】このようにして、Bチャネル上のリンクが
解放されると、発端末は、切断メッセージDISCをI
SDNに送出してDチャネルの解放を要求し、ISDN
は、解放メッセージRELを発端末に送出してDチャネ
ルの復旧を通知する。一方、ISDNは、着端末に切断
メッセージDISCを送出してDチャネルの解放を要求
し、着端末は、解放メッセージRELをISDNに送出
してDチャネルの復旧を通知する。
【0138】これにより、発端末は、チャネル切断完了
を通知する解放完了メッセージREL_COMPをIS
DNに応答し、それにより、発端末とISDNとの間の
Dチャネルが解放される。それとともに、ISDNは、
解放完了メッセージREL_COMPを着端末に送出
し、それによって、ISDNと着端末との間のDチャネ
ルが解放される。その結果、発端末と着端末との間に設
定されていたDチャネルが完全に解放される。
【0139】このようにして、発端末と着端末との間に
Bチャネルが設定されて、発端末から着端末に対してヘ
ルプ統計データテーブルの送信要求が行われ、着端末は
発端末に対してその時点でのヘルプ統計データテーブル
の内容を送信し、そのデータ伝送が終了すると、Bチャ
ネルが解放される。
【0140】また、発端末では、着端末から受信したヘ
ルプ統計データテーブルの内容に基づいて、その着端末
に対応したユーザ別ヘルプ統計データの内容を更新す
る。それとともに、着端末は、ヘルプ統計データテーブ
ルを送信すると、その内容を全て消去して、それ以降、
新たなヘルプ統計データテーブルを形成する。
【0141】図20は、センタ装置が1つのユーザ装置
に対してヘルプ統計データテーブルの送信を要求すると
きの処理例を示している。
【0142】センタ装置は、自端末のオペレータからい
ずれかのユーザ装置に対してヘルプ統計データテーブル
の要求通信が指令され、判断301の結果がYESにな
ると、「発番号」情報要素に指定されたユーザ装置のI
SDNアドレスをセットするとともに、「ユーザ・ユー
ザ」情報要素に「ヘルプ統計データ収集要求」をあらわ
すデータをセットした呼設定メッセージSETUPを形
成して(処理302)、その呼設定メッセージSETU
PをISDNに送出して指定されたユーザ装置へ発呼し
(処理303)、ISDNから呼設定受付メッセージC
ALL_PROCを受信する(処理304)。そして、
ユーザ装置から応答メッセージCONNを受信するかど
うかを調べる(判断305)。
【0143】判断305の結果がNOになるときには、
そのときの通信動作を打ち切って(処理306)、その
旨をオペレータにエラー表示し、そのときの通信動作を
エラー終了する。
【0144】また、判断305の結果がYESになると
きには、Bチャネルを確立し(処理307)、上述した
所定の伝送手順によりセッションレイヤまで確立する
(処理308)。そして、ヘルプ統計データ収集要求を
あらわす所定のデータDT_SPDU(1)をユーザ装
置に送出し(処理309)、ユーザ装置からヘルプ統計
データテーブルの内容をセットしたデータDT_SPD
U(2)を受信して、そのデータDT_SPDU(2)
の内容を保存する(処理310)。
【0145】このようにして、1つのユーザ装置からヘ
ルプ統計データテーブルの内容を受信すると、所定のB
チャネル終了手順を実行してBチャネルを終了し(処理
311)、所定の呼切断解放手順を実行して呼を切断・
解放し(処理312)、そのときに受信したヘルプ統計
データテーブルの内容に基づいて、そのときに発呼した
ユーザ装置に対応したユーザヘルプ統計データの内容を
更新して(処理313)この処理を終了する。
【0146】図21は、着信検出時にユーザ装置が実行
する処理の一例を示している。
【0147】ユーザ装置は、着信検出すると(判断40
1の結果がYES)、ISDNから受信した呼設定メッ
セージSETUPの内容を解析し(処理402)、その
ときの相手端末と接続できるかどうかを調べ(判断40
3)、判断403の結果がNOになるときには、そのと
きの着信を無視して、この処理を終了する。
【0148】判断403の結果がYESになるときに
は、呼設定メッセージSETUPに「ユーザ・ユーザ」
情報要素が含まれているかどうかを調べ(判断40
4)、判断404の結果がYESになるときには、「ユ
ーザ・ユーザ」情報要素の内容が、「ヘルプ統計データ
収集要求」をあらわすデータであるかどうかを調べる
(判断405)。判断404の結果がNOになる場合、
および、判断405の結果がNOになるときには、通常
の着信検出時の処理に移行する。
【0149】判断405の結果がYESになるときに
は、応答メッセージCONNをISDNに送出し(処理
406)、ISDNから応答確認メッセージCONN_
ACKを受信して使用するBチャネルを認識し(処理4
07)、Bチャネルが確立すると(処理408)、上述
した所定の伝送手順を実行してセッションレイヤまでを
確立する(処理409)。
【0150】そして、相手端末(センタ装置)からヘル
プ統計データ収集要求をあらわす所定のデータDT_S
PDU(1)を受信すると(処理410)、そのときに
保存しているヘルプ統計データテーブルの内容をセット
したデータDT_SPDU(2)を送信する(処理41
1)。
【0151】このようにして、ヘルプ統計データテーブ
ルの送信を終了すると、所定のBチャネル終了手順を実
行してBチャネルを終了し(処理412)、所定の呼切
断解放手順を実行して呼を切断・解放し(処理41
3)、ヘルプ統計データテーブルの内容を消去して(処
理414)この処理を終了する。
【0152】ところで、上述した実施例では、センタ装
置がユーザ装置に対して、ヘルプ統計データの送信要求
を発行しているが、ユーザ装置が定期的にヘルプ統計デ
ータをセンタ装置に送信するようにしても、センタ装置
で各ユーザ装置のヘルプ統計データを収集することがで
きる。
【0153】この場合のユーザ装置とセンタ装置間の伝
送手順の一例を図22に示す。
【0154】まず、発端末(ユーザ装置)は、あらかじ
め設定されているセンタ装置を着端末として宛先に指定
するとともに、「ユーザ・ユーザ」情報要素に「ヘルプ
統計データ送信」をあらわすデータをセットした呼設定
メッセージSETUPをISDNに送出して着端末との
呼設定を要求し、これにより、ISDNは、呼設定状況
を通知するための呼設定受付メッセージCALL_PR
OCを発端末に送出するとともに、指定された着端末に
呼設定メッセージSETUPを送出して発呼する。
【0155】着端末は、着信応答すると応答メッセージ
CONNをISDNに送出し、それにより、ISDN
は、着端末に応答確認メッセージCONN_ACKを送
出して着端末の応答を確認し、その時点で、発端末と着
端末の間にデータ伝送のためのBチャネルが確立し、こ
れにより、発端末および着端末は、Bチャネル上の伝送
手順を開始する。
【0156】まず、発端末は、コマンドSABMを送出
してリンクレイヤの設定を要求し、着端末はレスポンス
UAを応答し、これにより、リンクレイヤが設定され
る。
【0157】次いで、発端末は、トランスポートレイヤ
を設定するために、信号CRを送出し、着端末は、それ
を受け付けるために信号CCを送出し、それによって、
トランスポートレイヤが設定される。
【0158】そして、発端末は、セッションレイヤのコ
ネクションを設定するために、信号CNを送出し、着端
末は、信号ACを応答して、それにより、セッションレ
イヤまでが確立される。
【0159】このようにして、セッションレイヤが確立
すると、発端末と着端末は、それぞれ信号CDおよび信
号CDAをやりとりして、能力交換を行い、発端末は、
その能力交換で設定した伝送機能を信号ASを用いて着
端末に送出し、これにより、セッションレイヤ上のアク
ティビティが開始される。
【0160】そして、発端末は、そのときに保存してい
るヘルプ統計データテーブルの内容をセットしたデータ
DT_SPDU(3)を着端末に送出し、着端末では、
発端末から受信したデータDT_SPDU(3)を、そ
の発端末に対応したユーザ装置のヘルプ統計データとし
て保存する。
【0161】このようにして、ヘルプ統計データテーブ
ルの内容を送信すると、発端末は、信号AEを送出し、
着端末は、信号AEAを送出してアクティビティを終了
し、次いで、発端末は、信号FNを送出し、着端末は、
信号DNを送出してセッションレイヤのコネクションを
解放する。
【0162】次いで、発端末は、リンクレイヤのコマン
ドDISCを送出し、着端末は、レスポンスUAを送出
し、それによって、リンクレイヤが解放される。
【0163】このようにして、Bチャネル上のリンクが
解放されると、発端末は、切断メッセージDISCをI
SDNに送出してDチャネルの解放を要求し、ISDN
は、解放メッセージRELを発端末に送出してDチャネ
ルの復旧を通知する。一方、ISDNは、着端末に切断
メッセージDISCを送出してDチャネルの解放を要求
し、着端末は、解放メッセージRELをISDNに送出
してDチャネルの復旧を通知する。
【0164】これにより、発端末は、チャネル切断完了
を通知する解放完了メッセージREL_COMPをIS
DNに応答し、それにより、発端末とISDNとの間の
Dチャネルが解放される。それとともに、ISDNは、
解放完了メッセージREL_COMPを着端末に送出
し、それによって、ISDNと着端末との間のDチャネ
ルが解放される。その結果、発端末と着端末との間に設
定されていたDチャネルが完全に解放される。
【0165】このようにして、発端末と着端末との間に
Bチャネルが設定されて、発端末から着端末に対してヘ
ルプ統計データテーブルが送信され、そのデータ伝送が
終了すると、Bチャネルが解放される。
【0166】また、着端末では、発端末から受信したヘ
ルプ統計データテーブルの内容に基づいて、その発端末
に対応したユーザ別ヘルプ統計データの内容を更新す
る。それとともに、発端末は、ヘルプ統計データテーブ
ルを送信すると、その内容を全て消去して、それ以降、
新たなヘルプ統計データテーブルを形成する。
【0167】図23は、ユーザ装置があらかじめ登録さ
れたセンタ装置に対して、定期的(例えば、1月ごとな
ど)にヘルプ統計データテーブルを送信するときの処理
例を示している。
【0168】ユーザ装置は、所定の定期送信日になった
ことを監視しており(判断501のNOループ)、所定
の定期送信日になった場合で、判断501の結果がYE
Sになると、ユーザ装置は、「発番号」情報要素にあら
かじめ設定されているセンタ装置のISDNアドレスを
セットするとともに、「ユーザ・ユーザ」情報要素に
「ヘルプ統計データ送信」をあらわすデータをセットし
た呼設定メッセージSETUPを形成して(処理50
2)、その呼設定メッセージSETUPをISDNに送
出して、センタ装置を発呼し(処理503)、ISDN
から呼設定受付メッセージCALL_PROCを受信す
る(処理504)。そして、センタ装置から応答メッセ
ージCONNを受信するかどうかを調べる(判断50
5)。
【0169】判断505の結果がNOになるときには、
そのときの通信動作を打ち切って(処理506)、その
旨(すなわち、ヘルプ統計データの送信失敗)を自端末
のオペレータにエラー表示し、そのときの通信動作をエ
ラー終了する。
【0170】また、判断505の結果がYESになると
きには、Bチャネルを確立し(処理507)、上述した
所定の伝送手順によりセッションレイヤまで確立する
(処理508)。そして、そのときに保存しているヘル
プ統計データテーブルの内容をセットした所定のデータ
DT_SPDU(3)をセンタ装置に送出する(処理5
09)。
【0171】このようにして、センタ装置へのヘルプ統
計データテーブルの内容の送信を終了すると、所定のB
チャネル終了手順を実行してBチャネルを終了し(処理
510)、所定の呼切断解放手順を実行して呼を切断・
解放し(処理511)、ヘルプ統計データテーブルの内
容を消去して(処理512)この処理を終了する。
【0172】図24は、この場合、着信検出時にセンタ
装置が実行する処理の一例を示している。
【0173】センタ装置は、着信検出すると(判断60
1の結果がYES)、ISDNから受信した呼設定メッ
セージSETUPの内容を解析し(処理602)、その
ときの相手端末と接続できるかどうかを調べ(判断60
3)、判断603の結果がNOになるときには、そのと
きの着信を無視して(処理604)、この処理を終了す
る。
【0174】判断603の結果がYESになるときに
は、呼設定メッセージSETUPに「ユーザ・ユーザ」
情報要素が含まれているかどうかを調べ(判断60
5)、判断605の結果がYESになるときには、「ユ
ーザ・ユーザ」情報要素の内容が、「ヘルプ統計データ
送信」をあらわすデータであるかどうかを調べる(判断
606)。判断605の結果がNOになるとき、およ
び、判断606の結果がNOになるときには、通常の着
信検出時の処理に移行する。
【0175】判断606の結果がYESになるときに
は、応答メッセージCONNをISDNに送出し(処理
607)、ISDNから応答確認メッセージCONN_
ACKを受信して使用するBチャネルを認識し(処理6
08)、Bチャネルが確立すると(処理609)、上述
した所定の伝送手順を実行してセッションレイヤまでを
確立する(処理610)。
【0176】そして、発端末からデータDT_SPDU
(3)を受信すると、そのデータDT_SPDU(3)
の内容を保存する(処理611)。
【0177】このようにして、1つのユーザ装置からヘ
ルプ統計データテーブルの内容を受信すると、所定のB
チャネル終了手順を実行してBチャネルを終了し(処理
612)、所定の呼切断解放手順を実行して呼を切断・
解放し(処理613)、そのときに受信したヘルプ統計
データテーブルの内容に基づいて、そのときの発端末で
あるユーザ装置に対応したユーザヘルプ統計データの内
容(「発番号」情報要素の内容で判別)を更新して(処
理614)この処理を終了する。
【0178】ところで、上述した各実施例では、ヘルプ
統計データの履歴情報として、図14に示したようなヘ
ルプ統計テーブルを形成しているが、例えば、装置の操
作ガイダンス情報の内容を説明するためのヘルプ情報の
みを収集する場合には、図25に示すようなヘルプ統計
テーブルを形成するとよい。
【0179】ここで、ヘルプ統計テーブルの項目は、ア
プリケーション名、アプリケーションに設定されている
アプリケーションID(識別番号)、ヘルプ表示が要求
されたときに表示していた操作ガイダンス情報の種別、
および、ヘルプ使用回数からなる。
【0180】この場合には、センタ装置では、多数のユ
ーザ装置での操作ガイダンス情報別のヘルプ表示の要求
状況を知ることができるので、それらの情報に基づい
て、どの操作ガイダンス情報の内容がわかりづらいのか
を予測することができ、それにより、操作ガイダンス情
報の内容をよりこなれたものにすることができる。ま
た、そのようにして、操作ガイダンス情報の内容が改善
されると、最終的には、その操作ガイダンス情報に対す
るヘルプ情報を提示する必要がなくなり、その結果、ヘ
ルプ情報のデータ量を削減することができる。近年で
は、装置の操作内容が複雑化するので、ヘルプ情報のデ
ータ量が膨大になる傾向にあり、このように、操作ガイ
ダンス情報の内容を改善することでヘルプ情報を削減で
きることは、好ましい。
【0181】図26は、ユーザ装置でヘルプ表示が要求
操作され、そのヘルプ表示を終了したときに実行する処
理の一例を示している。
【0182】まず、ヘルプ機能が使用されることを監視
しており(判断701のNOループ)、ヘルプ機能が使
用されて判断701の結果がYESになるときには、そ
のときのヘルプ機能が使用されたアプリケーションの種
別を判別するとともに(処理702)、そのときのアプ
リケーションで表示していた操作ガイダンス情報の種別
を判別し(処理703)、それぞれの判別結果を一時的
に保存する。
【0183】次に、そのときに判別したアプリケーショ
ンとその操作ガイダンス情報の種別について、ヘルプ統
計データが形成されて保存されているかどうかを調べ
(判断704)、判断704の結果がNOになるときに
は、そのときに判別したアプリケーションとその操作ガ
イダンス情報の種別に対応したヘルプ統計データを作成
し(処理705)、ヘルプ統計データテーブルの内容を
更新して(処理706)、この処理を終了する。
【0184】また、判断704の結果がYESになると
きには、そのときに判別したアプリケーションとその操
作ガイダンス情報の種別に対応したヘルプ統計データの
ヘルプ使用回数の値を1つ増やして、ヘルプ統計データ
を更新し(処理707)、この処理を終了する。
【0185】ところで、上述した実施例では、テレビ会
議通信端末装置に本発明を適用した場合について説明し
たが、本発明は、それ以外の通信端末装置についても同
様にして適用することができる。また、本発明は、通信
端末以外のデータ処理装置についても、同様にして適用
することができる。
【0186】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ヘルプ機能が使用された履歴をあらわすヘルプ表示履歴
情報を形成して保存しているので、そのヘルプ表示履歴
情報を参照することで、データ処理装置におけるヘルプ
情報の提供順序などを適切なものに設定することがで
き、それにより、データ処理装置におけるヘルプ情報の
使い勝手を大幅に改善することができるという効果を得
る。
【0187】また、ヘルプ機能が使用された履歴をあら
わすヘルプ表示履歴情報を形成して保存し、ユーザから
の要求によりそのヘルプ表示履歴の一覧情報を出力する
ようにしているので、その出力された一覧情報を参照す
ることで、データ処理装置におけるヘルプ情報の提供順
序などを適切なものに設定することができ、それによ
り、データ処理装置におけるヘルプ情報の使い勝手を大
幅に改善することができるという効果を得る。
【0188】また、ヘルプ機能が使用された履歴をあら
わすヘルプ表示履歴情報を形成して保存し、ユーザから
の要求によりそのヘルプ表示履歴の一覧情報を出力する
ようにしているので、その出力された一覧情報を参照す
ることで、通信端末装置におけるヘルプ情報の提供順序
などを適切なものに設定することができ、それによっ
て、通信端末装置におけるヘルプ情報の使い勝手を大幅
に改善することができるという効果を得る。
【0189】また、ヘルプ機能が使用された履歴をあら
わすヘルプ表示履歴情報を形成して保存し、着信検出
時、相手端末からの要求によりそのヘルプ表示履歴の一
覧情報を送信するようにしているので、特定の通信端末
が、多数の通信端末装置のヘルプ表示履歴情報を収集す
ることができ、それにより、多くのユーザのヘルプ利用
状況を知ることができるので、通信端末装置におけるヘ
ルプ情報の提供順序などを適切なものに設定することが
でき、それによって、通信端末装置におけるヘルプ情報
の使い勝手を大幅に改善することができるという効果を
得る。
【0190】また、ヘルプ機能が使用された履歴をあら
わすヘルプ表示履歴情報を形成して保存し、所定周期
で、あらかじめ設定された相手端末に対し、そのヘルプ
表示履歴の一覧情報を送信するようにしているので、特
定の通信端末が、多数の通信端末装置のヘルプ表示履歴
情報を収集することができ、それにより、多くのユーザ
のヘルプ利用状況を知ることができるので、通信端末装
置におけるヘルプ情報の提供順序などをより適切なもの
に設定することができ、それによって、通信端末装置に
おけるヘルプ情報の使い勝手を大幅に改善することがで
きるという効果を得る。
【0191】また、ヘルプ機能が使用された履歴をあら
わすヘルプ表示履歴情報を形成して保存しているので、
そのヘルプ表示履歴情報を参照することで、データ処理
装置における操作ガイダンス情報の内容の難易度などを
予測することができ、それにより、データ処理装置にお
ける操作ガイダンス情報の内容を改善できるとともに、
ヘルプ情報を削減することができるという効果も得る。
【0192】また、ヘルプ機能が使用された履歴をあら
わすヘルプ表示履歴情報を形成して保存し、ユーザから
の要求によりそのヘルプ表示履歴の一覧情報を出力する
ようにしているので、その出力された一覧情報を参照す
ることで、データ処理装置における操作ガイダンス情報
の内容の難易度などを予測することができ、それによ
り、データ処理装置における操作ガイダンス情報の内容
を改善できるとともに、ヘルプ情報を削減することがで
きるという効果も得る。
【0193】また、ヘルプ機能が使用された履歴をあら
わすヘルプ表示履歴情報を形成して保存し、ユーザから
の要求によりそのヘルプ表示履歴の一覧情報を出力する
ようにしているので、その出力された一覧情報を参照す
ることで、通信端末装置における操作ガイダンス情報の
内容の難易度などを予測することができ、それにより、
通信端末装置における操作ガイダンス情報の内容を改善
できるとともに、ヘルプ情報を削減することができると
いう効果も得る。
【0194】また、ヘルプ機能が使用された履歴をあら
わすヘルプ表示履歴情報を形成して保存し、着信検出
時、相手端末からの要求によりそのヘルプ表示履歴の一
覧情報を送信するようにしているので、特定の通信端末
が、多数の通信端末装置のヘルプ表示履歴情報を収集す
ることができ、それにより、多くのユーザのヘルプ利用
状況を知ることができるので、通信端末装置における操
作ガイダンス情報の内容の難易度などを予測することが
でき、それにより、通信端末装置における操作ガイダン
ス情報の内容を改善できるとともに、ヘルプ情報を削減
することができるという効果も得る。
【0195】また、ヘルプ機能が使用された履歴をあら
わすヘルプ表示履歴情報を形成して保存し、所定周期
で、あらかじめ設定された相手端末に対し、そのヘルプ
表示履歴の一覧情報を送信するようにしているので、特
定の通信端末が、多数の通信端末装置のヘルプ表示履歴
情報を収集することができ、それにより、多くのユーザ
のヘルプ利用状況を知ることができるので、通信端末装
置における操作ガイダンス情報の内容の難易度などを予
測することができ、それにより、通信端末装置における
操作ガイダンス情報の内容を改善できるとともに、ヘル
プ情報を削減することができるという効果も得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるテレビ会議通信端末
装置を示したブロック図。
【図2】図1の装置の操作表示部の一例を示した概略部
分斜視図。
【図3】ヘルプキーの一例を示した概略図。
【図4】ISDNを伝送路として用いる電話端末の呼制
御の一例を示すタイムチャート。
【図5】呼制御用の信号の信号形式の一例を示す概略
図。
【図6】ISDNを伝送路として用いるグループ4ファ
クシミリ装置の伝送手順の一例を示すタイムチャート。
【図7】マルチフレームのフレーム構成の一例を示す概
略図。
【図8】1つのフレームの信号構成の一例を示す概略
図。
【図9】フレーム同期信号の一例を示す概略図。
【図10】ビット割当信号の一例を示す概略図。
【図11】信号の送出順序を説明するための概略図。
【図12】TTC勧告JT−H.242の一般的な手順
例を示したタイムチャート。
【図13】2つのBチャネルを用いたデータ伝送におけ
る音声データ、汎用データ、および、動画データに対す
る伝送容量の割り当ての一例を示した概略図。
【図14】ユーザ装置が保存するヘルプ統計データテー
ブルの一例を示した概略図。
【図15】センタ装置が保存するユーザヘルプ統計デー
タテーブルの一例を示した概略図。
【図16】ユーザ装置が実行するヘルプ統計データ更新
処理の一例を示したフローチャート。
【図17】オペレータからヘルプ統計データの表示が要
求されたときに実行する処理例を示したフローチャー
ト。
【図18】センタ装置がユーザ装置からヘルプ統計デー
タを収集するときの動作を説明するためのタイミングチ
ャート。
【図19】ヘルプ統計データを収集するときの伝送プロ
トコルの構成の一例を示した概略図。
【図20】センタ装置がユーザ装置からヘルプ統計デー
タを収集するときの処理例を示したフローチャート。
【図21】ユーザ装置がセンタ装置にヘルプ統計データ
を送信するときの処理例を示したフローチャート。
【図22】センタ装置がユーザ装置からヘルプ統計デー
タを収集するときの動作の他の例を説明するためのタイ
ミングチャート。
【図23】ユーザ装置がセンタ装置にヘルプ統計データ
を送信するときの処理例を示したフローチャート。
【図24】センタ装置がユーザ装置からヘルプ統計デー
タを受信するときの処理例を示したフローチャート。
【図25】ユーザ装置が保存するヘルプ統計データテー
ブルの他の例を示した概略図。
【図26】ユーザ装置が実行するヘルプ統計データ更新
処理の他の例を示したフローチャート。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置の内部状態に応じた所定のヘルプ情
    報を、おのおのの内部状態に対応して記憶し、所定のヘ
    ルプ操作が入力されると、その時点での内部状態に応じ
    たヘルプ情報を表示出力するデータ処理装置の制御方法
    において、 ヘルプ情報を表示出力すると、その時点での装置の内部
    状態に関連して、表示出力したヘルプ情報の種別と表示
    回数をあらわすヘルプ表示履歴情報を形成して保存する
    ことを特徴とするデータ処理装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 装置の内部状態に応じた所定のヘルプ情
    報を、おのおのの内部状態に対応して記憶し、所定のヘ
    ルプ操作が入力されると、その時点での内部状態に応じ
    たヘルプ情報を表示出力するデータ処理装置の制御方法
    において、 ヘルプ情報を表示出力すると、その時点での装置の内部
    状態に関連して、表示出力したヘルプ情報の種別と表示
    回数をあらわすヘルプ表示履歴情報を形成して保存し、
    ヘルプ履歴表示が要求されると、上記ヘルプ表示履歴情
    報の一覧情報を表示することを特徴とするデータ処理装
    置の制御方法。
  3. 【請求項3】 前記ヘルプ表示履歴情報の一覧情報の表
    示は、画面表示装置またはハードコピー装置に対してな
    されることを特徴とする請求項2記載のデータ処理装置
    の制御方法。
  4. 【請求項4】 装置の内部状態に応じた所定のヘルプ情
    報を、おのおのの内部状態に対応して記憶し、所定のヘ
    ルプ操作が入力されると、その時点での内部状態に応じ
    たヘルプ情報を表示出力する通信端末装置の制御方法に
    おいて、 ヘルプ情報を表示出力すると、その時点での装置の内部
    状態に関連して、表示出力したヘルプ情報の種別と表示
    回数をあらわすヘルプ表示履歴情報を形成して保存する
    とともに、 着信検出時、相手端末からヘルプ履歴情報の送信が要求
    されると、上記ヘルプ表示履歴情報をその相手端末に送
    信することを特徴とする通信端末装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 装置の内部状態に応じた所定のヘルプ情
    報を、おのおのの内部状態に対応して記憶し、所定のヘ
    ルプ操作が入力されると、その時点での内部状態に応じ
    たヘルプ情報を表示出力する通信端末装置の制御方法に
    おいて、 ヘルプ情報を表示出力すると、その時点での装置の内部
    状態に関連して、表示出力したヘルプ情報の種別と表示
    回数をあらわすヘルプ表示履歴情報を形成して保存し、
    ヘルプ履歴表示が要求されると、上記ヘルプ表示履歴情
    報の一覧情報を表示するとともに、 着信検出時、相手端末からヘルプ履歴情報の送信が要求
    されると、上記ヘルプ表示履歴情報をその相手端末に送
    信することを特徴とする通信端末装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 装置の内部状態に応じた所定のヘルプ情
    報を、おのおのの内部状態に対応して記憶し、所定のヘ
    ルプ操作が入力されると、その時点での内部状態に応じ
    たヘルプ情報を表示出力する通信端末装置の制御方法に
    おいて、 ヘルプ情報を表示出力すると、その時点での装置の内部
    状態に関連して、表示出力したヘルプ情報の種別と表示
    回数をあらわすヘルプ表示履歴情報を形成して保存する
    とともに、 所定の周期で、指定された相手端末へ発呼し、上記ヘル
    プ表示履歴情報をその相手端末に送信することを特徴と
    する通信端末装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 装置の内部状態に応じた所定のヘルプ情
    報を、おのおのの内部状態に対応して記憶し、所定のヘ
    ルプ操作が入力されると、その時点での内部状態に応じ
    たヘルプ情報を表示出力する通信端末装置の制御方法に
    おいて、 ヘルプ情報を表示出力すると、その時点での装置の内部
    状態に関連して、表示出力したヘルプ情報の種別と表示
    回数をあらわすヘルプ表示履歴情報を形成して保存し、
    ヘルプ履歴表示が要求されると、上記ヘルプ表示履歴情
    報の一覧情報を表示するとともに、 所定の周期で、指定された相手端末へ発呼し、上記ヘル
    プ表示履歴情報をその相手端末に送信することを特徴と
    する通信端末装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 前記ヘルプ表示履歴情報の一覧情報の表
    示は、画面表示装置またはハードコピー装置に対してな
    されることを特徴とする請求項5または請求項7記載の
    通信端末装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 装置の操作ガイダンスに応じた所定のヘ
    ルプ情報を、おのおのの操作ガイダンスに対応して記憶
    し、所定のヘルプ操作が入力されると、その時点での操
    作ガイダンスに応じたヘルプ情報を表示出力するデータ
    処理装置の制御方法において、 ヘルプ情報を表示出力すると、その時点での装置の操作
    ガイダンスの種別と表示回数をあらわすヘルプ表示履歴
    情報を形成して保存することを特徴とするデータ処理装
    置の制御方法。
  10. 【請求項10】 装置の操作ガイダンスに応じた所定の
    ヘルプ情報を、おのおのの操作ガイダンスに対応して記
    憶し、所定のヘルプ操作が入力されると、その時点での
    操作ガイダンスに応じたヘルプ情報を表示出力するデー
    タ処理装置の制御方法において、 ヘルプ情報を表示出力すると、その時点での装置の操作
    ガイダンスの種別と表示回数をあらわすヘルプ表示履歴
    情報を形成して保存し、ヘルプ履歴表示が要求される
    と、上記ヘルプ表示履歴情報の一覧情報を表示すること
    を特徴とするデータ処理装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 前記ヘルプ表示履歴情報の一覧情報の
    表示は、画面表示装置またはハードコピー装置に対して
    なされることを特徴とする請求項10記載のデータ処理
    装置の制御方法。
  12. 【請求項12】 装置の操作ガイダンスに応じた所定の
    ヘルプ情報を、おのおのの操作ガイダンスに対応して記
    憶し、所定のヘルプ操作が入力されると、その時点での
    操作ガイダンスに応じたヘルプ情報を表示出力する通信
    端末装置の制御方法において、 ヘルプ情報を表示出力すると、その時点での装置の操作
    ガイダンスの種別と表示回数をあらわすヘルプ表示履歴
    情報を形成して保存するとともに、 着信検出時、相手端末からヘルプ履歴情報の送信が要求
    されると、上記ヘルプ表示履歴情報をその相手端末に送
    信することを特徴とする通信端末装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 装置の操作ガイダンスに応じた所定の
    ヘルプ情報を、おのおのの操作ガイダンスに対応して記
    憶し、所定のヘルプ操作が入力されると、その時点での
    操作ガイダンスに応じたヘルプ情報を表示出力する通信
    端末装置の制御方法において、 ヘルプ情報を表示出力すると、その時点での装置の操作
    ガイダンスの種別と表示回数をあらわすヘルプ表示履歴
    情報を形成して保存し、ヘルプ履歴表示が要求される
    と、上記ヘルプ表示履歴情報の一覧情報を表示するとと
    もに、 着信検出時、相手端末からヘルプ履歴情報の送信が要求
    されると、上記ヘルプ表示履歴情報をその相手端末に送
    信することを特徴とする通信端末装置の制御方法。
  14. 【請求項14】 装置の操作ガイダンスに応じた所定の
    ヘルプ情報を、おのおのの操作ガイダンスに対応して記
    憶し、所定のヘルプ操作が入力されると、その時点での
    操作ガイダンスに応じたヘルプ情報を表示出力する通信
    端末装置の制御方法において、 ヘルプ情報を表示出力すると、その時点での装置の操作
    ガイダンスの種別と表示回数をあらわすヘルプ表示履歴
    情報を形成して保存するとともに、 所定の周期で、指定された相手端末へ発呼し、上記ヘル
    プ表示履歴情報をその相手端末に送信することを特徴と
    する通信端末装置の制御方法。
  15. 【請求項15】 装置の操作ガイダンスに応じた所定の
    ヘルプ情報を、おのおのの操作ガイダンスに対応して記
    憶し、所定のヘルプ操作が入力されると、その時点での
    操作ガイダンスに応じたヘルプ情報を表示出力する通信
    端末装置の制御方法において、 ヘルプ情報を表示出力すると、その時点での装置の操作
    ガイダンスの種別と表示回数をあらわすヘルプ表示履歴
    情報を形成して保存し、ヘルプ履歴表示が要求される
    と、上記ヘルプ表示履歴情報の一覧情報を表示するとと
    もに、 所定の周期で、指定された相手端末へ発呼し、上記ヘル
    プ表示履歴情報をその相手端末に送信することを特徴と
    する通信端末装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 前記ヘルプ表示履歴情報の一覧情報の
    表示は、画面表示装置またはハードコピー装置に対して
    なされることを特徴とする請求項13または請求項15
    記載の通信端末装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001147944A (ja) * 1999-09-27 2001-05-29 Be Here Corp プレゼンテーションにおけるイメージについての視聴者嗜好のフィードバック方法
US6584496B1 (en) * 1999-01-29 2003-06-24 Sony Corporation Distributed help system for consumer electronic devices
JP2009211135A (ja) * 2008-02-29 2009-09-17 Toshiba Corp 情報処理装置およびプログラム

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