JPH09168008A - 通信会議端末装置の伝送制御方法 - Google Patents

通信会議端末装置の伝送制御方法

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JPH09168008A
JPH09168008A JP34713195A JP34713195A JPH09168008A JP H09168008 A JPH09168008 A JP H09168008A JP 34713195 A JP34713195 A JP 34713195A JP 34713195 A JP34713195 A JP 34713195A JP H09168008 A JPH09168008 A JP H09168008A
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JP34713195A
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Kazuyoshi Onishi
一喜 大西
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汎用データの通信を効率的に行えるようにし
た通信会議端末装置の伝送制御方法を提供することを目
的としている。 【解決手段】 通信開始直後に、相手端末との間で初期
設定のネゴシエーションを行う際に、処理を実行するプ
ライオリティを最上位値に設定したので、かかる初期設
定のネゴシエーションが迅速に終了し、通信動作が円滑
にかつ安定して行うことができるという効果を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声情報、動画情
報、および、汎用データを多重化通信する機能を備える
とともに、汎用データの通信は、マルチレイヤプロトコ
ル機能を用いた複数の通信アプリケーションによるデー
タ通信が、独立して実行可能な通信会議端末装置の伝送
制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ISDNを用いたデータ通信アプリケー
ションの主要なものとして、テレビ会議通信端末などの
通信会議端末装置が実用されている。この通信会議端末
装置では、基本的に、音声情報、動画情報、および、汎
用データを多重化通信する機能を備えており、2つまた
は複数の端末間で、音声情報と動画情報の通信によるテ
レビ会議セッションを、静止画情報、テレライティング
情報あるいはファクシミリ情報の通信を補助的に行いな
がら進行することができる。
【0003】また、かかる通信会議端末装置では、静止
画情報、テレライティング情報あるいはファクシミリ情
報の通信は、汎用データとしてやりとりされ、その汎用
データの通信は、マルチレイヤプロトコル機能を用いて
行われる。また、複数の通信アプリケーション(例え
ば、C&I(会議進行)通信アプリケーション、静止画
通信アプリケーション、テレライティング通信アプリケ
ーション、バルクデータ(ファクシミリデータなど)通
信アプリケーションなど)は、それぞれ独立して、並列
的に実行される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さて、このような通信
会議端末装置では、汎用データの通信リンクを用いて、
複数の通信アプリケーションによるデータ通信処理が並
列的に行われるので、汎用データの通信リンクに割り当
てられる通信データ容量が、おのおのの通信アプリケー
ションで分割して使用されるため、通信アプリケーショ
ンの実行状態によっては、割り当てられる通信データ容
量が十分でなく、1通信に要する時間が長くなったり、
あるいは、装置全体のシステムの処理負担が大きくなる
などの不具合を生じることがあった。
【0005】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、汎用データの通信を効率的に行えるようにし
た通信会議端末装置の伝送制御方法を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、音声情報、動
画情報、および、汎用データを多重化通信する機能を備
えるとともに、汎用データの通信は、マルチレイヤプロ
トコル機能を用いた複数の通信アプリケーションによる
データ通信が、独立して実行可能な通信会議端末装置の
伝送制御方法において、上記通信アプリケーションの実
行開始時、その通信アプリケーションの処理のプライオ
リティを最上位値に設定するようにしたものである。
【0007】また、音声情報、動画情報、および、汎用
データを多重化通信する機能を備えるとともに、汎用デ
ータの通信は、マルチレイヤプロトコル機能を用いた複
数の通信アプリケーションによるデータ通信が、独立し
て実行可能な通信会議端末装置の伝送制御方法におい
て、上記通信アプリケーションの処理の実行プライオリ
ティは、それぞれ独立した値が設定されるとともに、上
記通信アプリケーションの実行時、レイヤ2の通信パラ
メータのネゴシエーションが実行されている間、その通
信アプリケーションの処理のプライオリティを最上位値
に設定するようにしたものである。
【0008】また、音声情報、動画情報、および、汎用
データを多重化通信する機能を備えるとともに、汎用デ
ータの通信は、マルチレイヤプロトコル機能を用いた複
数の通信アプリケーションによるデータ通信が、独立し
て実行可能な通信会議端末装置の伝送制御方法におい
て、上記通信アプリケーションの処理の実行プライオリ
ティは、それぞれ独立した値が設定されるとともに、上
記通信アプリケーションの実行時、情報フレームの通信
状況に応じて、その通信アプリケーションの処理のプラ
イオリティを設定するようにしたものである。
【0009】また、音声情報、動画情報、および、汎用
データを多重化通信する機能を備えるとともに、汎用デ
ータの通信は、マルチレイヤプロトコル機能を用いた複
数の通信アプリケーションによるデータ通信が、独立し
て実行可能な通信会議端末装置の伝送制御方法におい
て、上記通信アプリケーションの処理の実行プライオリ
ティをそれぞれ設定するとともに、上記通信アプリケー
ションの実行時、レイヤ2の通信パラメータのネゴシエ
ーションが実行されている間、その通信アプリケーショ
ンの処理のプライオリティを最上位値に設定するととも
に、情報フレームの通信状況に応じて、その通信アプリ
ケーションの処理のプライオリティを設定するようにし
たものである。
【0010】また、音声情報、動画情報、および、汎用
データを多重化通信する機能を備えるとともに、汎用デ
ータの通信は、マルチレイヤプロトコル機能を用いた複
数の通信アプリケーションによるデータ通信が、独立し
て実行可能な通信会議端末装置の伝送制御方法におい
て、上記通信アプリケーションの処理の実行プライオリ
ティをそれぞれ設定するとともに、上記通信アプリケー
ションの実行時、レイヤ2の通信パラメータのネゴシエ
ーションが実行されている間、その通信アプリケーショ
ンの処理のプライオリティを最上位値に設定するととも
に、情報フレームの通信状況に応じて、その通信アプリ
ケーションの処理のプライオリティを設定し、上記通信
アプリケーションの処理のプライオリティの値に応じ
て、その通信アプリケーションでアイドル状態を検出す
るためのタイマの値を設定するようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施例を詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例にかかるテレビ
会議通信端末装置を示している。このテレビ会議通信端
末装置は、ISDNの基本インタフェースを伝送路とし
て用いるものであり、音声情報の通信機能、動画情報の
通信機能、静止画情報の通信機能、グループ3ファクシ
ミリ通信機能、グループ4ファクシミリ通信機能、テレ
ライティング機能、および、これらの通信機能の多重化
通信機能を備え、また、ISDNの基本インタフェース
に接続し、2つの情報チャネル(Bチャネル)を用いた
データ通信が可能である。また、このテレビ会議通信端
末装置は、さらに、1つの情報チャネルを用いて、PS
TNに接続されたグループ3ファクシミリ装置との間で
データ伝送する機能、および、ISDNに接続されたグ
ループ4ファクシミリ装置との間でデータ伝送する機能
も備えている。
【0013】同図において、CPU(中央処理装置)1
は、このテレビ会議通信端末装置の各部の制御処理、テ
レビ会議通信の上位レイヤの処理、このテレビ会議通信
端末装置が備えている各種のアプリケーションプログラ
ムの実行処理、および、情報チャネルを用いたグループ
3ファクシミリ装置およびグループ4ファクシミリ装置
の伝送制御処理などの各種制御処理を実行するものであ
り、ROM(リード・オンリ・メモリ)2は、CPU1
が実行する制御処理プログラムの一部や、制御処理プロ
グラムを実行するために必要な各種のデータなどを記憶
するものであり、RAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)3は、CPU1のワークエリアなどを構成するもの
である。
【0014】時計回路4は、現在日時情報を出力するた
めのものであり、スキャナ5は、所定の解像度で原稿画
像を読取入力するためのものであり、プロッタ6は、所
定の解像度で画像を記録出力するためのものであり、符
号化復号化部7は、スキャナ5が読み取って得た画信号
をグループ4ファクシミリ機能の符号化方式で符号化圧
縮するとともに、符号化された画情報を元の画信号に復
号化するためのものであり、画像処理部8は、画像デー
タの変倍処理や解像度変換処理などの各種画像処理を実
行するものであり、磁気ディスク装置9は、システムソ
フトウェア、複数のアプリケーションプログラム、およ
び、多数のユーザデータなどを記憶するためのものであ
る。
【0015】液晶表示装置10は、テレライティング通
信機能における表示装置、ユーザがこのテレビ会議通信
端末装置を操作するときの表示部、および、ファクシミ
リ画情報に付加情報を付加するか否かの問い合わせ等の
種々の表示情報の表示手段として用いられるものであ
り、LCD表示制御部11は、液晶表示装置10の表示
内容を制御するためのものである。
【0016】タッチパネル装置12は、液晶表示装置1
0の表示画面に設けられて、タッチ操作された座標デー
タや、タッチ状態データなどを出力するものであり、タ
ッチパネル制御部13は、タッチパネル装置12の動作
を制御するものである。
【0017】音声入出力装置14は、通話のための音声
をマイク入力するとともにスピーカ出力するためのもの
であり、音声入出力装置14へのアナログ音声信号およ
び音声入出力装置14から出力されるアナログ音声信号
は、切換器15の一方の切換入力端に加えられている。
【0018】切換器15は、CPU1から加えられる制
御信号により、音声CODEC16のアナログ入力端
を、音声入出力装置14あるいはグループ3ファクシミ
リモデム17のいずれか一方に接続するものである。
【0019】音声CODEC16は、ISDNのBチャ
ネルを用いてアナログ音声信号を伝送するためのアナロ
グ信号/デジタルデータの信号変換処理を行なうための
ものである。
【0020】グループ3ファクシミリモデム17は、グ
ループ3ファクシミリ装置機能のモデム機能を実現する
ためのものであり、伝送手順信号をやりとりするための
低速モデム機能(V.21モデム)、および、おもに画
情報をやりとりするための高速モデム機能(V.17モ
デム、V.33モデム、V.29モデム、V.27te
rモデムなど)を備えている。
【0021】ビデオカメラ装置18は、このテレビ会議
通信端末装置のユーザ側の映像を撮影するためのもので
あり、このビデオカメラ装置18から出力される動画信
号は、ビデオCODEC19の映像信号入力端に加えら
れるとともに、表示制御部20の動画信号入力端に加え
られている。ビデオカメラ制御部21は、ビデオカメラ
装置18の撮影オン/オフ、ズームイン/ズームアウ
ト、および、パンなどの動作を制御するためのものであ
る。
【0022】ビデオCODEC19は、ビデオカメラ装
置18から入力したアナログNTSC形式の動画信号を
対応するデジタルデータの動画データに変換し、その動
画データを所定のCIF形式の動画データに変換し、さ
らに、TTC標準JT−H.261の符号化方式で符号
化圧縮して動画情報を形成するとともに、符号化圧縮さ
れた状態の動画情報を元のCIF形式の動画データに変
換し、その動画データをNTSC形式の動画データに変
換し、その動画データをデジタル/アナログ変換してア
ナログNTSC形式の動画信号に変換するものである。
【0023】書画カメラ装置22は、静止画像を撮影す
るためのものであり、この書画カメラ装置21から出力
されるアナログNTSC信号(静止画信号)は、静止画
CODEC23に加えられている。
【0024】静止画CODEC23は、書画カメラ装置
22から加えられる静止画信号を、アナログ/デジタル
変換した後、所定の符号化方式(例えば、JPEG方
式)で符号化圧縮するとともに、圧縮された状態の静止
画情報を元の静止画信号に復号化するものであり、書画
カメラ装置22から入力した静止画信号あるいは復号化
して得た静止画信号を表示制御部20の静止画信号入力
端に出力している。書画カメラ制御部24は、書画カメ
ラ装置22の撮影オン/オフやズームイン/ズームアウ
トなどの動作を制御するためのものである。
【0025】表示制御部20は、ビデオモニタ装置25
に表示する画面の表示内容を制御するものであり、CP
U1からの指令により、ビデオカメラ装置18またはビ
デオCODEC19から入力する動画信号の表示画面情
報、および、静止画CODEC23から加えられる静止
画信号の表示画面情報を形成し、それらの表示画面情報
を適宜に組み合わせた態様でビデオモニタ装置25の表
示画面を構成する。
【0026】ISDNインタフェース回路26は、IS
DNに接続するとともに、ISDNのレイヤ1の信号処
理機能およびDチャネルの信号と2つのBチャネルの信
号の統合/分離機能を備えたものであり、Dチャネルの
信号はDチャネル伝送制御部27とやりとりし、また、
2つのBチャネルの信号は多重化/分離装置28とやり
とりしている。
【0027】Dチャネル伝送制御部27は、Dチャネル
のレイヤ2の信号処理機能、および、1つまたは2つの
Bチャネルを呼接続/解放するための呼制御処理機能を
備えたものである。
【0028】多重化/分離装置28は、Bチャネルを用
いてやりとりする音声、動画、および、汎用データ(フ
ァクシミリ画情報データあるいは静止画データなどのそ
の他のデータ)などの複数のメディアのデータを多重化
し、TTC標準JT−H.221に規定されているフレ
ームデータを形成して回線側に送出するとともに、受信
したフレームデータに多重化されている複数のメディア
のデータを分離するものである。この多重化/分離装置
28は、音声データを音声CODEC15との間でやり
とりし、動画データを動画CODEC18との間でやり
とりし、また、汎用データをCPU1との間でやりとり
している。
【0029】また、多重化/分離装置28は、1つの情
報チャネルを用いてグループ3ファクシミリ装置との間
でファクシミリ通信動作を行うときには、音声CODE
C16とISDNインタフェース回路26との間を直接
接続し、また、1つの情報チャネルを用いてグループ4
ファクシミリ装置との間でファクシミリ通信動作を行う
ときには、汎用データを直接ISDNインタフェース回
路26との間でやりとりする。
【0030】これらのCPU1、ROM2、RAM3、
時計回路4、スキャナ5、プロッタ6、符号化復号化部
7、画像処理部8、磁気ディスク装置9、LCD表示制
御部11、タッチパネル制御部13、音声CODEC1
6、ビデオCODEC19、表示制御部20、ビデオカ
メラ制御部21、書画カメラ制御部24、Dチャネル伝
送制御部27、および、多重化/分離装置28は、内部
バス29に接続されており、これらの各要素間のデータ
のやりとりは、主として、内部バス29を介して行われ
る。
【0031】さて、テレビ会議通信端末装置では、Bチ
ャネルにおいては、TTC標準JT−H.221で規定
されるマルチフレーム形式でデータをやりとりする。
【0032】図2に示すように、1つのマルチフレーム
MFLは、8個のサブマルチフレームSMF1〜SMF
8からなり、おのおののサブマルチフレームSMF1〜
SMF8は、それぞれ2つのフレームから構成されてい
る。すなわち、1つのマルチフレームMFLは、16個
のフレームFLM0〜FLM15からなる。
【0033】それぞれのフレームFLM0〜FLM15
は、図3に示すように、80オクテットのデータからな
り、それらのオクテットをビット順に配置したそれぞれ
のビット位置は、サブチャネルSCH1〜SCH8を構
成している。
【0034】また、第1オクテット〜第8オクテットの
第8ビットは、フレーム同期信号(Frame Ali
gnment Signal)FASを構成し、第9オ
クテット〜第16オクテットの第8ビットは、ビットレ
ート割当信号(Bit rate Allocatio
n Signal)BASを構成する。また、サブチャ
ネルSCH8の第17〜第24オクテットには、データ
を暗号化するためのキー情報などをやりとりするための
暗号チャネルのデータがセットされることがある(オプ
ション)。
【0035】このようにして、フレーム同期信号FAS
は、1つのフレームFLM0〜FLM15に8ビット配
置されており、そのビット割り当ては、図4に示すよう
に、マルチフレームMFLを単位として構成されてい
る。
【0036】すなわち、偶数フレームFLM0,FLM
2,…,FLM14の第2オクテット〜第8オクテット
と、それに続く奇数フレームFLM1,FLM3,…,
FLM15の第2オクテットには、「0011011
1」なる8ビットのデータパターンからなる水平同期信
号が配置され、奇数フレームFLM1,FLM3,…,
FLM11の第1オクテットには、「001011」な
る6ビットのデータパターンからなる垂直同期信号が配
置されている。
【0037】この水平同期信号と垂直同期信号を検出す
ることにより、1つのマルチフレームMFLの同期を検
出することができる。
【0038】また、第0フレーム、第2フレーム、第4
フレーム、第6フレームおよび第8フレームの第1オク
テットのビットN1,N2,N3,N4,N5は、マル
チフレーム番号の表示に用いられる。このうち、ビット
N5は、マルチフレーム番号が使用されているか否かの
表示に用いられる。このように、マルチフレーム番号の
ために使用されるデータが4ビットなので、マルチフレ
ーム番号は0〜15までの値で降順に変化し、16マル
チフレーム毎に同じマルチフレーム番号があらわれる。
【0039】また、第10フレーム、第12フレーム、
および、第13フレームの第1オクテットのビットL
1,L2,L3は、現在使用されているBチャネルのう
ち、そのフレームを運んでいるBチャネルの接続された
順番をあらわすコネクション番号を表示するために用い
られる。また、第15フレームの第1オクテットのビッ
トRは、将来の勧告のために確保(予約)されており、
その値には0がセットされる。
【0040】また、第14フレームの第1オクテットの
ビットTEAは、データ端末装置の内部的な障害によ
り、データ伝送できない状態であることを表示するため
に用いられる。
【0041】また、奇数フレームFLM1,FLM3,
…,FLM15の第3オクテットのビットAは、フレー
ム同期またはマルチフレーム同期が確立しているか、あ
るいは、同期はずれを生じているかを表示するために用
いられる。
【0042】また、奇数フレームFLM1,FLM3,
…,FLM15の第5オクテット、第6オクテット、第
7オクテット、および、第8オクテットのビットC1,
C2,C3,C4は、連続した2つのフレーム(すなわ
ち、サブマルチフレーム)のデータエラー検出(すなわ
ち、伝送路品質検出)のために参照されるCRC(巡回
冗長検査)符号を表示するためのものであり、この奇数
フレームFLM1,FLM3,…,FM15の第4オク
テットのビットEは、受信側で伝送エラーを検出したこ
とを表示するために用いられる。
【0043】また、ビットレート割当信号BASは、図
5に示すように、偶数フレームFLM0,FLM2,
…,FLM14では、能力BASあるいはBASコマン
ドをあらわす8ビットデータが配置され、それに続く奇
数フレームFLM1,FLM3,…,FLM15の第2
オクテットには、直前のフレームで送出した能力BAS
あるいはBASコマンドの値を誤り訂正するための二重
誤り訂正符号が配置される。
【0044】また、マルチフレームMFLのデータの送
信は、フレーム番号順に行なわれ、おのおののフレーム
FLM0〜FLM15は、図6に示すように、第1オク
テットから第80オクテットのオクテット順序に送出さ
れ、それぞれのオクテットは、第1ビットが最初に送出
される。
【0045】すなわち、おのおののフレームFLM0〜
FLM15においては、第1オクテットの第1ビットが
最初に送出され、第80オクテットの第8ビットが最後
に送出される。
【0046】図7は、テレビ会議通信端末装置などのオ
ーディオビジュアル端末がBチャネルを用いてデータ伝
送するときに実行する伝送制御手順として適用するTT
C標準JT−H.242の一般的な手順例を示してい
る。なお、この場合、2つのBチャネルを用いて、端末
間で音声データ、汎用データ、および、動画データをや
りとりするときの伝送手順の一例を示している。
【0047】まず、発呼端末が宛先端末へ発呼してDチ
ャネル上で呼設定手順を行い、1つのBチャネル(以
下、第1チャネルという)を確保し(フェーズA)、そ
の設定した第1チャネル上でPCM音声データ(A則ま
たはμ則、64Kbps)をセットしたフレームデータ
をやりとりしながらフレーム同期を行ない(フレームモ
ード)、フレーム同期が確立すると、相互に能力BAS
データおよびコマンドBASデータをやりとりし(フェ
ーズB1−1)、そのときに使用する伝送モードを決定
して、2つ目のBチャネルを確保するための付加呼設定
要求を開始する(フェーズB1−2)。
【0048】そして、伝送モードをそのときに相互に交
換した内容から、原則として、互いに共通で最も機能の
高いモードを選択し(フェーズB1−3)、発呼端末か
らその選択した動作モードで着呼端末に受信機能を動作
させるよう端末の受信機能を指定するBASコマンドを
送信して、もしこの場合、発呼端末が送信したBASコ
マンドと異なるモードのBASコマンドを受信した場合
には、受信したBASコマンドを再度送信し、送信モー
ドを受信モードに一致させ、発呼端末と着呼端末の装置
機能に共通するパラメータを設定する(フェーズB
2)。これにより、第1チャネルでは、そのときに選択
した伝送モードに対応した、例えば、音声データ(16
Kbps)のデータ伝送、および、動画像データ(4
6.4Kbps)のデータ伝送が行われる(フェーズ
C)。
【0049】第1チャネルがフレームモードでデータ伝
送を開始すると、2つ目のBチャネル(以下、第2チャ
ネルという)についてDチャネル上で呼設定手順を行い
(フェーズCA)、第2チャネルが確立すると、第2チ
ャネルを使ってフレーム同期信号FASおよびビット割
当信号BASのみを含むフレームデータをやりとりして
フレーム同期およびマルチフレーム同期を確立し(フェ
ーズCB1−11)、次いで、第1チャネルと第2チャ
ネル間の同期を確立する(フェーズCB1−12)。
【0050】2つのBチャネルの同期が完了すると、発
呼端末側からBASコマンドを送出して伝送モードを設
定し(フェーズCB1−2)、その設定した内容に伝送
モードを切り換え(フェーズCB1−3)、共通パラメ
ータを設定する(フェーズCB2)。なお、送信したB
ASコマンドと異なるモードのBASコマンドを受信し
た場合には、受信したBASコマンドを再度送信し、送
信モードを受信モードに一致するよう伝送モードを切り
換え、共通パラメータを設定する。
【0051】このようにして、第2チャネルの初期化が
終了すると、それ以降は、第1チャネルでやりとりする
フレームデータ、および、第2チャネルでやりとりする
フレームデータが同期された状態で、2つのBチャネル
を用いて、例えば、音声データ、および、動画データ
が、それぞれ56Kbps、および、68.8Kbps
の伝送速度が割り当てられてデータ伝送される(図8参
照)。
【0052】このようなデータ伝送を終了するときに
は、まず、第2チャネルから切断する。このとき、第1
チャネルのみで行なう音声データ伝送のために、共通モ
ードを設定するための手順が行われて(フェーズCD
1)、第2チャネルはフレームモードのモード0Fへの
モード切換えが行われる(フェーズCD2)。このとき
には、第1チャネルと第2チャネルが非同期であり、か
つ、第2チャネルではフレーム同期信号FASとビット
割当信号BASのみの伝送状態で呼が保持されている状
態であり、Dチャネルの呼切断解放手順により第2チャ
ネルの呼を解放できる状態になっている。
【0053】また、第1チャネルでは、フェーズCD1
およびフェーズCD2の間、フレームモードで音声デー
タが56Kbpsの伝送速度で伝送されており、動画デ
ータの伝送は停止され、さらに、一方の端末のオペレー
タが通話終了する場合はモード0Fに切り換え(フェー
ズD2)、この後、Dチャネルの呼切断解放手順により
第1チャネルの呼を解放できる状態になっている。
【0054】これにより、第1チャネルおよび第2チャ
ネルについて、Dチャネル上で呼切断解放手順が実行さ
れて(フェーズE)、2つの端末間のオーディオビジュ
アル伝送が終了する。
【0055】このように、テレビ会議通信端末装置など
のオーディオビジュアル端末では、最初に1つのBチャ
ネル(第1チャネル)を確保してフレームモードを確立
した後に、この第1チャネルで音声データと動画データ
の伝送速度の割り当てを行なって過渡的なモードでデー
タ伝送を行ないつつ、同時に互いに2つ目のBチャネル
(第2チャネル)の設定が可能ならば、Dチャネルの呼
設定手順により第2チャネルを確保する。そして、過渡
的なモードで伝送している第1チャネルと、新たに確保
した第2チャネルをチャネル同期させ、そのチャネル同
期が確立した時点で、音声データと動画データの伝送速
度の割り当てを再設定し、増大したBチャネルの伝送容
量を活用して、より高品質な音声データおよび動画デー
タのやりとりを行なうようにしている。
【0056】また、データ伝送を終了するときには、い
ったん、第1チャネルと第2チャネルの両方を同期させ
た状態で伝送路を使用していたモードから、第1チャネ
ルだけを使用するモードへ変更する必要がある。そこ
で、まず、音声データは56Kbpsの伝送速度のまま
保持するとともに、動画データの伝送を停止して第1チ
ャネルのみの伝送モードに変更する一方、第2チャネル
は、第1チャネルとの同期状態を停止するとともに、ユ
ーザデータが空き伝送状態になっているモード0Fに移
行し、Dチャネルの呼切断解放手順により呼を切断/解
放する。また、第1チャネルは、モード0Fへ変更した
後、Dチャネルの呼切断解放手順により、呼を切断/解
放する。また、呼切断解放手順で得た課金情報などは、
チャネル毎に管理する。
【0057】また、図1に示したテレビ会議通信端末装
置では、上述した種々の通信処理を実現するためのプロ
トコルスタックが、それぞれのアプリケーション毎に独
立して構成されており、その一例を図9に示す。
【0058】同図において、Dチャネルを用いて呼制御
手順を実行する処理では、Q921(TTC標準JT−
Q921),Q931(TTC標準JT−Q931)の
プロトコルスタックが用いられる。また、Bチャネルを
用いたC&Iアプリケーション、テレライティング(T
W)アプリケーション、および、その他のバルクデータ
伝送(BULK)アプリケーションは、H221(TT
C標準JT−H221)を基礎として、おのおのの制御
処理に必要なMLP(Multi LayerProt
ocol)プロトコルスタックが用いられる。
【0059】ここで、C&Iアプリケーション、テレラ
イティングアプリケーション、および、バルクデータ伝
送アプリケーションでは、それぞれレイヤ2のプロトコ
ルとしてQ922(TTC標準JT−Q922)コアと
Q922制御、レイヤ4のプロトコルとしてX224
(ITU−T勧告X.224)、レイヤ5のプロトコル
としてX225(ITU−T勧告X.225)、レイヤ
6のプロトコルとしてX226(ITU−T勧告X.2
26)をそれぞれ設定したプロトコルスタックが適用さ
れる。
【0060】なお、このテレビ会議通信端末装置は、上
述した会議通信とは別に、グループ4ファクシミリ装置
またはグループ3ファクシミリ装置としても機能し、そ
の場合には、1つのBチャネルを用いてグループ4ファ
クシミリ伝送制御処理およびグループ3ファクシミリ伝
送制御処理を実行する。また、その際、図9に示したよ
うに、グループ4ファクシミリ伝送(G4FAX)制御
処理、および、グループ3ファクシミリ伝送(G3FA
X)制御処理には、それぞれ対応する装置機能の勧告ま
たは標準に定められているプロトコルスタックが用いら
れる。
【0061】また、このような多重化データ通信を実現
するために、このテレビ会議通信端末装置の基本システ
ムは、複数の処理を並列的に実行できるいわゆるマルチ
タスク(またはマルチプロセス、マルチスレッド等)オ
ペレーティングシステムが適用される。
【0062】ここで、このマルチタスクオペレーティン
グシステムでは、おのおのの実行タスク処理について、
その実行の優先度(プライオリティ)を設定しており、
このプライオリティの値が高いものほど、CPU1によ
り実行される時間が長くなり、例えば、高速なデータ通
信を実現することができる。
【0063】さて、通信会議セッション中で、いずれか
のMLP通信アプリケーションを実行するとき、CPU
1は、図10に示したような処理を実行する。
【0064】まず、いずれかのMLP通信アプリケーシ
ョンの実行が開始することを監視しており(判断101
のNOループ)、いずれかのMLP通信アプリケーショ
ンの実行を開始する場合で判断101の結果がYESに
なるときには、そのMLP通信アプリケーションを実行
する際に使用するプロトコルスタックを生成し(処理1
02)、その生成したプロトコルスタックを実行する処
理(以下、プロトコルスタック処理という)のプライオ
リティを、実行優先度が最も高い値(最上位値)に設定
する(処理103)。
【0065】このようにして、通信開始するMLP通信
アプリケーションのプロトコルスタック処理のプライオ
リティを最上位値に設定すると、そのMLP通信アプリ
ケーションのプロトコルスタック処理において、レイヤ
2のQ922の初期設定処理であるデータリンクパラメ
ータの自動ネゴシエーション処理(処理104)を実行
する。
【0066】このように、データリンクパラメータの自
動ネゴシエーション処理を実行する際の、プロトコルス
タック処理のプライオリティを最上位値に設定すると、
その処理が迅速に行われ、したがって、このときに実行
するMLP通信アプリケーションの初期設定が迅速に行
われるので、かかる通信動作が安定する。
【0067】そして、このデータリンクパラメータの自
動ネゴシエーション処理を終了すると、そのMLP通信
アプリケーションのプロトコルスタック処理のプライオ
リティを、そのMLP通信アプリケーションにあらかじ
め規定されている値に設定した後に(処理105)、そ
のMLP通信アプリケーションにおける情報フレームの
監視処理を実行しながら、MLP通信アプリケーション
の通信処理を実行する(処理106,107、判断10
8のNOループ)。
【0068】そのMLP通信アプリケーションが終了し
て、判断108の結果がYESになると、そのときに実
行していたMLP通信アプリケーションのためのプロト
コルスタックを消滅して(処理109)、1つのMLP
通信アプリケーションの実行を終了する。
【0069】また、情報フレーム監視処理(処理10
7)の一例を図11に示す。
【0070】この情報フレーム監視処理では、まず、所
定の監視期間(または監視周期)における情報フレーム
の通信頻度を判定し(処理201)、その判定した通信
頻度に応じて、そのときに実行しているプロトコルスタ
ック処理のプライオリティの値をセットする(処理20
2)。
【0071】例えば、通信頻度が大きい場合、このとき
に実行しているプロトコルスタック処理では、頻繁にデ
ータ通信がなされていると判定できるので、そのような
データ量の大きなデータ通信を適切に処理できるよう
に、プライオリティの値をより大きい値に設定する。ま
た、逆に通信頻度が小さい場合には、データ通信の頻度
が小さいので、プライオリティの値をより小さい値に設
定する。
【0072】次いで、そのときに設定したプライオリテ
ィの値に応じて、レイヤ2のQ922の処理において、
相手端末からの応答がないことを判定するためのアイド
ルタイマの値を設定する(処理203)。
【0073】例えば、プライオリティの値が大きい場合
には、通信データ量が多い場合で、システムとしての処
理負担が大きい場合なので、アイドルタイマの値をより
小さい値に設定して、通信状態がアイドル状態になった
ことを迅速に検出できるようにする。また、プライオリ
ティの値が小さい場合には、通信データ量が少ないの
で、システムとしての処理負担が小さい場合なので、ア
イドルタイマの値をより大きい値に設定して、通信状態
がなるべくアイドル状態に移行しないように設定し、通
信の信頼性を向上できるようにする。
【0074】このようにして、本実施例では、通信開始
直後に、相手端末との間で初期設定のネゴシエーション
を行う際に、処理を実行するプライオリティを最上位値
に設定したので、かかる初期設定のネゴシエーションが
迅速に終了し、通信動作が円滑にかつ安定して行うこと
ができる。
【0075】また、データ通信中、相手端末との間でや
りとりする情報フレームの頻度を判定して、その頻度に
応じて、処理を実行するプライオリティを設定している
ので、特定の通信アプリケーションの通信遅延時間が大
きくなるような事態を回避でき、円滑がデータ通信が行
える。
【0076】また、設定されたプライオリティに応じ
て、そのプロトコルスタック処理におけるQ922のア
イドルタイマの値を適宜に変更しているので、対応する
通信アプリケーションのデータ通信状況に応じた値にア
イドルタイマの値が設定されて、システムの処理負担が
軽減されるとともに、通信速度を向上することができ
る。
【0077】ここで、プロトコルスタック処理のプライ
オリティの値や、アイドルタイマの値は、実験等により
適宜な値に設定することができる。
【0078】なお、本発明は、図1に示した以外の通信
会議端末装置についても、同様にして適用することがで
きる。また、上述した実施例では、アイドルタイマの値
を設定しているが、それ以外のQ922の状態監視タイ
マの値を設定するようにすることもできる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通信開始直後に、相手端末との間で初期設定のネゴシエ
ーションを行う際に、処理を実行するプライオリティを
最上位値に設定したので、かかる初期設定のネゴシエー
ションが迅速に終了し、通信動作が円滑にかつ安定して
行うことができるという効果を得る。
【0080】また、データ通信中、相手端末との間でや
りとりする情報フレームの頻度を判定して、その頻度に
応じて、処理を実行するプライオリティを設定している
ので、特定の通信アプリケーションの通信遅延時間が大
きくなるような事態を回避でき、円滑がデータ通信が行
えるという効果も得る。
【0081】また、設定されたプライオリティに応じ
て、そのプロトコルスタック処理におけるQ922のア
イドルタイマの値を適宜に変更しているので、対応する
通信アプリケーションのデータ通信状況に応じた値にア
イドルタイマの値が設定されて、システムの処理負担が
軽減されるとともに、通信速度を向上することができる
という効果も得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるテレビ会議通信端末
装置を示したブロック図。
【図2】マルチフレームのフレーム構成の一例を示す概
略図。
【図3】1つのフレームの信号構成の一例を示す概略
図。
【図4】フレーム同期信号の一例を示す概略図。
【図5】ビット割当信号の一例を示す概略図。
【図6】信号の送出順序を説明するための概略図。
【図7】TTC勧告JT−H.242の一般的な手順例
を示したタイムチャート。
【図8】2つのBチャネルを用いたデータ伝送における
音声データ、汎用データ、および、動画データに対する
伝送容量の割り当ての一例を示した概略図。
【図9】テレビ会議通信端末装置で適用されるプロトコ
ルスタック一例を示した概略図。
【図10】MLP通信アプリケーションを実行する際の
処理の概略の一例を示したフローチャート。
【図11】情報フレーム監視処理の一例を示したフロー
チャート。
【符号の説明】
1 CPU(中央処理装置) 2 ROM(リード・オンリ・メモリ) 3 RAM(ランダム・アクセス・メモリ)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声情報、動画情報、および、汎用デー
    タを多重化通信する機能を備えるとともに、汎用データ
    の通信は、マルチレイヤプロトコル機能を用いた複数の
    通信アプリケーションによるデータ通信が、独立して実
    行可能な通信会議端末装置の伝送制御方法において、 上記通信アプリケーションの実行開始時、その通信アプ
    リケーションの処理のプライオリティを最上位値に設定
    することを特徴とする通信会議端末装置の伝送制御方
    法。
  2. 【請求項2】 音声情報、動画情報、および、汎用デー
    タを多重化通信する機能を備えるとともに、汎用データ
    の通信は、マルチレイヤプロトコル機能を用いた複数の
    通信アプリケーションによるデータ通信が、独立して実
    行可能な通信会議端末装置の伝送制御方法において、 上記通信アプリケーションの処理の実行プライオリティ
    は、それぞれ独立した値が設定されるとともに、 上記通信アプリケーションの実行時、レイヤ2の通信パ
    ラメータのネゴシエーションが実行されている間、その
    通信アプリケーションの処理のプライオリティを最上位
    値に設定することを特徴とする通信会議端末装置の伝送
    制御方法。
  3. 【請求項3】 音声情報、動画情報、および、汎用デー
    タを多重化通信する機能を備えるとともに、汎用データ
    の通信は、マルチレイヤプロトコル機能を用いた複数の
    通信アプリケーションによるデータ通信が、独立して実
    行可能な通信会議端末装置の伝送制御方法において、 上記通信アプリケーションの処理の実行プライオリティ
    は、それぞれ独立した値が設定されるとともに、 上記通信アプリケーションの実行時、情報フレームの通
    信状況に応じて、その通信アプリケーションの処理のプ
    ライオリティを設定することを特徴とする通信会議端末
    装置の伝送制御方法。
  4. 【請求項4】 音声情報、動画情報、および、汎用デー
    タを多重化通信する機能を備えるとともに、汎用データ
    の通信は、マルチレイヤプロトコル機能を用いた複数の
    通信アプリケーションによるデータ通信が、独立して実
    行可能な通信会議端末装置の伝送制御方法において、 上記通信アプリケーションの処理の実行プライオリティ
    をそれぞれ設定するとともに、 上記通信アプリケーションの実行時、レイヤ2の通信パ
    ラメータのネゴシエーションが実行されている間、その
    通信アプリケーションの処理のプライオリティを最上位
    値に設定するとともに、情報フレームの通信状況に応じ
    て、その通信アプリケーションの処理のプライオリティ
    を設定することを特徴とする通信会議端末装置の伝送制
    御方法。
  5. 【請求項5】 音声情報、動画情報、および、汎用デー
    タを多重化通信する機能を備えるとともに、汎用データ
    の通信は、マルチレイヤプロトコル機能を用いた複数の
    通信アプリケーションによるデータ通信が、独立して実
    行可能な通信会議端末装置の伝送制御方法において、 上記通信アプリケーションの処理の実行プライオリティ
    をそれぞれ設定するとともに、 上記通信アプリケーションの実行時、レイヤ2の通信パ
    ラメータのネゴシエーションが実行されている間、その
    通信アプリケーションの処理のプライオリティを最上位
    値に設定するとともに、情報フレームの通信状況に応じ
    て、その通信アプリケーションの処理のプライオリティ
    を設定し、 上記通信アプリケーションの処理のプライオリティの値
    に応じて、その通信アプリケーションでアイドル状態を
    検出するためのタイマの値を設定することを特徴とする
    通信会議端末装置の伝送制御方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006148763A (ja) * 2004-11-24 2006-06-08 Fujitsu Ltd 処理制御装置、データ通信装置およびそのプログラム

Cited By (3)

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JP2006148763A (ja) * 2004-11-24 2006-06-08 Fujitsu Ltd 処理制御装置、データ通信装置およびそのプログラム
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