JP2009211135A - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】その時の状況に応じて、ユーザにとって有益であると推測される操作説明のトピックス一覧を効果的に提示することを可能とした情報処理装置を提供する。
【解決手段】アプリケーションプログラム200上でコマンドが実行されると、操作履歴管理部211は、その内容を操作履歴DB251に記録する。ヘルプ重み付け管理部212は、操作履歴DB251に基づき、ヘルプDBの実質的な複製であって、説明項目を並べ替えた重み付けヘルプDB253を作成・更新管理する。一方、アプリケーションプログラム200上でメニュー表示要求が発生すると、ヘルプメニュー編集部213は、メニュー項目取得部214を介してメニュー表示項目を取得し、重み付けヘルプDB253に基づき、取得したメニュー表示項目に関連する説明項目を提示するためのヘルプメニューを編集して表示する。
【選択図】図3

Description

この発明は、例えばパーソナルコンピュータ等に適用して好適な、その時々の状況に応じて、ユーザにとって有益であると推測される操作説明のトピックス一覧を効果的に提示することを可能とするユーザ支援技術に関する。
近年、ノートブックタイプやデスクトップタイプ等、様々なタイプのパーソナルコンピュータが広く普及している。そして、この種のパーソナルコンピュータ上で動作するソフトウェアは、ユーザが必要に応じて操作説明を参照することのできるヘルプ機能を搭載することが一般的である。
このヘルプ機能を使用するユーザは、索引から辿ったり、キーワードを入力したりすることで、目的の説明項目(トピック)を見つけ出して参照する。そのため、ユーザが目的の説明項目を効率的に見つけ出せるようにヘルプ機能を構成する提案が、これまでも種々なされている(例えば特許文献1等参照)。
特開平4−291415号公報
ところで、前述の特許文献1を含め、これまで提案されてきた手法は、ユーザの熟練度や過去の利用実績(履歴)に基づき、既に不要になっていると思われる説明項目を提示対象から除外していく、即ち、説明項目を絞り込んでいくという発想のものであった。
しかしながら、視点を変えると、これまでは、ユーザがヘルプ機能を利用しようとした時の状況を考慮して、当該状況下においてユーザにとって有益であると推測される説明項目を効果的に提示するといった発想は全く存在しなかった。
この発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、その時の状況に応じた操作説明のトピックス一覧を効果的に提示することを可能とした情報処理装置およびプログラムを提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために、この発明の情報処理装置は、所定の操作が行われた場合、操作説明を参照するためのヘルプコマンドを含む、その状況下において実行可能なコマンドの一覧を提示するメニュー画面を表示するメニュー表示手段と、前記メニュー表示手段が表示した前記メニュー画面上で前記ヘルプコマンドが選択された場合、前記メニュー画面上に当該ヘルプコマンドと共に提示された、その状況下において実行可能なコマンドに関連する説明項目の一覧をサブメニュー画面として表示するヘルプメニュー表示手段と、を具備することを特徴とする。
この発明によれば、その時の状況に応じた操作説明のトピックス一覧を効果的に提示することが実現される。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
図1は、本実施形態に係る情報処理装置のディスプレイユニットを開いた状態における斜視図である。この情報処理装置は、例えば、バッテリ駆動可能なノートブックタイプのパーソナルコンピュータ1として実現されている。
本コンピュータ1は、コンピュータ本体2と、ディスプレイユニット3とから構成されている。ディスプレイユニット3には、LCD(Liquid Crystal Display)15で構成される表示装置が組み込まれている。
ディスプレイユニット3は、コンピュータ本体2に対し、コンピュータ本体2の上面が露出される開放位置とコンピュータ本体2の上面を覆う閉塞位置との間を回動自由に取り付けられている。コンピュータ本体2は薄い箱形の筐体を有しており、その上面には、スピーカ21、キーボード24、タッチパッド25およびマウスボタン26等が配置されている。
本コンピュータ1においては、後述するオペレーティングシステムや各種アプリケーションプログラムの制御の下、キーボード24用のカーソルと、タッチパッド25用のカーソルとの2つのカーソルがLCD15上に表示され得る。そして、キーボード24は、当該キーボード24用のカーソルが指し示す箇所において実行可能なコマンドの一覧(メニュー)を表示させるためのメニューキー24aを有し、また、マウスボタン26は、タッチパッド25用のカーソルが指し示す箇所において実行可能なコマンドの一覧を表示させるための右クリックボタン26aを有している。なお、マウスボタン26は、カーソルが指し示す箇所を位置情報として入力させるための左クリックボタン26bも有している。
図2は、本コンピュータ1のシステム構成を示す図である。
本コンピュータ1は、図2に示すように、CPU11、ノースブリッジ12、主メモリ13、表示コントローラ14、ビデオメモリ(VRAM)14A、LCD15、サウスブリッジ16、BIOS−ROM17、ハードディスクドライブ(HDD)18、光磁気ディスクドライブ(ODD)19、サウンドコントローラ20、スピーカ21、無線LANコントローラ22、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)23、キーボード24、タッチパッド25、マウスボタン26、電源回路27、バッテリ28、ネットワークコントローラ29およびTVチューナ30等を備えている。
CPU11は、本コンピュータ1の動作を制御するプロセッサであり、HDD18から主メモリ13にロードされる、オペレーティングシステム(OS)100や、このOS100の制御下で動作する、ユーティリティを含む各種アプリケーションプログラムを実行する。ここでは、各種アプリケーションプログラムの中の1つとして、アプリケーションプログラム200が存在するものと想定する。
アプリケーションプログラム200は、当該アプリケーションプログラム200の操作説明をユーザに説明するためのヘルプシステム210を含んでいる。そして、本コンピュータ1は、このヘルプシステム210が、その時の状況に応じて、ユーザにとって有益であると推測される操作説明のトピックス一覧を効果的に提示する仕組みを備えるようにしたものであり、以下、この点について詳述する。
なお、CPU11は、BIOS−ROM17に格納されたBIOSも実行する。BIOSは、ハードウェア制御のためのプログラムである。
また、ノースブリッジ12は、CPU11のローカルバスとサウスブリッジ16との間を接続するブリッジデバイスである。ノースブリッジ12は、バスを介して表示コントローラ14との通信を実行する機能を有しており、また、主メモリ13をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。表示コントローラ14は、本コンピュータ1の表示装置として使用されるLCD15を制御する。
サウスブリッジ16は、PCIバスおよびLPCバス上の各種デバイスを制御するコントローラである。サウスブリッジ16には、BIOS−ROM17、HDD18、ODD19、サウンドコントローラ20、無線LANコントローラ22が直接的に接続され、これらを制御する機能も有している。
HDD18は、各種ソフトウェア及びデータを格納する記憶装置である。また、ODD19は、映像コンテンツが格納されたDVD等の記憶メディアを駆動するためのドライブユニットである。サウンドコントローラ20は、スピーカ21を制御する音源コントローラである。無線LANコントローラ22は、例えばIEEE802.11規格の無線通信を実行する無線通信デバイスである。
また、EC/KBC23は、電力管理のためのエンベデッドコントローラと、キーボード24、タッチパッド25およびマウスボタン26を制御するためのキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。EC/KBC23は、電源回路27と協働して、バッテリ28または外部AC電源からの電力を各部に供給制御する。
ネットワークコントローラ29は、例えばインターネットなどの外部ネットワークとの通信を実行する通信装置である。そして、TVチューナ30は、テレビジョン放送信号によって放送される放送番組データを外部から受信するための受信装置である。
図3は、このようなシステム構成をもつ本コンピュータ1上で動作するアプリケーションプログラム200が備えるヘルプシステム210の機能ブロックを示す図である。
このヘルプシステム210は、図3に示すように、操作履歴管理部211、ヘルプ重み付け管理部212、ヘルプメニュー編集部213およびメニュー項目取得部214を有している。また、ヘルプシステム210は、操作履歴データベース(DB)251、ヘルプDB252および重み付けヘルプDB253を有している。
操作履歴管理部211は、アプリケーションプログラム200上で何らかのコマンドが実行された場合(何らかの操作が行われた場合)、当該コマンドが実行された旨を操作履歴DB251に記録するモジュールである。また、この操作が、操作説明を参照するためのヘルプコマンドの実行であった場合、操作履歴管理部211は、どの説明項目(トピック)が参照されたのかを操作履歴DB251に記録する。そして、操作履歴管理部211は、この操作履歴DB251への記録内容をヘルプ重み付け管理部212に通知する。
ヘルプDB252には、操作説明文や、この操作説明文の見出しとなる説明項目の標準的な提示順序を示す情報等を含む、ユーザに操作説明を提示するために必要な全てのデータが格納されている。ヘルプ重み付け管理部212は、操作履歴DB251に記録された履歴に基づき、ヘルプDB252の実質的な複製物であって、説明項目の提示順序を並べ替えた重み付けヘルプDB253を作成・更新管理するモジュールである。ヘルプ重み付け管理部212は、例えば以下の規則に従って並べ替えを実施する。
(1)よく行われる操作に関する操作項目を優先的に表示する。
(2)よく参照される操作項目を優先的に表示する。
また、この(1),(2)等を含む複数の規則を並存させて、当事者間の優先度をさらに規則として定義しても良い。
また、ヘルプメニュー編集部213は、操作項目の一覧を提示するためのヘルプメニュー画面を編集する。前述したように、キーボード24のメニューキー24aが押下されると、LCD15上に表示されたキーボード24用のカーソルが指し示す箇所において実行可能なコマンドの一覧(メニュー)が表示される。また、マウスボタン26の右クリックボタン26aが押下されると、LCD15上に表示されたタッチパッド25用のカーソルが指し示す箇所において実行可能なコマンドの一覧が表示される。そこで、ヘルプメニュー編集部213は、このコマンドの一覧の中に、操作説明を参照するためのヘルプコマンドを配置すると共に、このヘルプコマンドが選択された場合、当該ヘルプコマンドと共に一覧表示される、その状況下において実行可能なコマンドに関連する説明項目の一覧をサブメニュー画面として表示するための処理を実行する。メニュー項目取得部214は、キーボード24のメニューキー24aまたはマウスボタン26の右クリックボタン26aが押下された際にメニューとして一覧表示されるコマンドを取得するモジュールであり、ヘルプメニュー編集部213は、このメニュー項目取得部214から当該一覧表示されるコマンドを認識する。即ち、本コンピュータ1においては、第1に、ユーザは、その時に実行可能なコマンドに関連する説明項目のみを簡単に一覧できることになる。
また、ヘルプメニュー編集部213は、このサブメニュー画面を、(オリジナルのヘルプDB252ではなく)重み付けヘルプDBを使って編集する。即ち、本コンピュータ1においては、第2に、サブメニュー画面上にて一覧表示される説明項目の提示順序が、ユーザの利用状況に応じて最適化されることになる。
ここで、図4乃至図8を参照して、本コンピュータ1上で動作するアプリケーションプログラム200が備えるヘルプシステム210による当該アプリケーションプログラム200の操作説明の提示手順について説明する。
図4は、アプリケーションプログラム200がLCD15上に表示する画面の一例を示す図である。
図4に示すように、アプリケーションプログラム200が表示する画面には、まず、コマンドエリアa1が配置される。このコマンドエリアa1には、当該アプリケーションプログラム200で実行可能なコマンドの一覧が提示され、その中の1つに、ヘルプコマンドが配置される。例えば、このヘルプコマンドが配置された箇所にタッチパッド25用のカーソルを合わせて、マウスボタン26の左クリックボタン26bを押下すると、その旨がOS100を介してアプリケーションプログラム200に伝達され、ヘルプシステム210に通知される。この通知を受けたヘルプシステム210は、ユーザが目的の説明項目を見つけ出すための索引を提示したり、キーワードの入力を受け付けるための画面を表示したりする。この手順は、すべての操作説明を提示対象とした標準的な手順であって、その時々の状況に何ら左右されるものではなく、本コンピュータ1に特有のものではない。
一方、このコマンドエリアa1の下部には、アプリケーションプログラム200によって任意の領域が配置される。ここでは、図4に示すように、テキストエリアb1と表エリアb2とが配置されているものと想定する。テキストエリアb1上では、テキスト編集に関わる操作が可能であり、表エリアb2上では、表編集に関わる操作が可能である。
そこで、アプリケーションプログラム200は、例えばテキストエリアb1内にタッチパッド25用のカーソルが存在する状態(図4のb11)で、マウスボタン26の右クリックボタン26aが押下されると、テキスト編集に関わる操作用のコマンドを選択肢として並べたメニュー画面を表示し、一方、例えば表エリアb2内にタッチパッド25用のカーソルが存在する状態(図4のb21)で、マウスボタン26の右クリックボタン26aが押下されると、表編集に関わる操作用のコマンドを選択肢として並べたメニュー画面を表示する。これらのメニュー画面は、例えばクイックメニューやポップアップメニューなどと称されている。
ヘルプシステム210のヘルプメニュー編集部213は、このメニュー画面を表示する場合、その選択肢の1つとしてヘルプコマンドを配置し、また、当該メニュー画面を表示したことを自システム宛てに通知するように、アプリケーションプログラム200の動作設定を行う。操作履歴管理部211も、何らかの操作が行われた場合、その操作内容を自システム宛てに通知するように、アプリケーションプログラム200の動作設定を行うことにより、前述の操作履歴DB251への記録を実行する。
メニュー画面が表示されたことを通知されると、メニュー項目取得部214が、当該メニュー画面に選択肢としてどのコマンドが配置されたかを取得し、ヘルプメニュー編集部213に通知する。そして、ヘルプメニュー編集部213は、メニュー項目取得部214から通知されたコマンドに関連する説明項目を重み付けヘルプDB253から読み出し、これらを選択肢とするサブメニュー画面を編集して、メニュー画面上のヘルプコマンドが選択されたら、このサブメニュー画面を表示するようにアプリケーションプログラム200に要求する。
図5は、テキストエリア内にタッチパッド25用のカーソルが存在する状態(図4のb11)でマウスボタン26の右クリックボタン26aが押下されたことにより、メニュー画面(c1)が表示され、かつ、当該メニュー画面上のヘルプコマンドの位置にタッチパッド25用のカーソルが合わせられたことにより、サブメニュー画面(c2)が表示された様子が示されている。一方、図6は、表エリア内にタッチパッド25用のカーソルが存在する状態(図4のb21)でマウスボタン26の右クリックボタン26aが押下されたことにより、メニュー画面(d1)が表示され、かつ、当該メニュー画面上のヘルプコマンドの位置にタッチパッド25用のカーソルが合わせられたことにより、サブメニュー画面(d2)が表示された様子が示されている。
テキストエリアと表エリアとでは、実行可能な操作が各々異なるので、図5と図6とを比較して分かるように、メニュー画面(c1,d1)上に配置されるコマンドは互いに異なっている。そのために、これに対応して、サブメニュー画面(c2,d2)上に配置される説明項目も互いに異なることになる。このように、ヘルプシステム210は、その状況下においてユーザにとって有益であると推測される説明項目を提示することを実現している。
また、図7および図8は、いずれも図5と同様、テキストエリア内にタッチパッド25用のカーソルが存在する状態(図4のb11)でマウスボタン26の右クリックボタン26aが押下されたことにより、メニュー画面(e1,f1)が表示され、かつ、当該メニュー画面上のヘルプコマンドの位置にタッチパッド25用のカーソルが合わせられたことにより、サブメニュー画面(e2,f2)が表示された様子を示す図である。そして、図7は、ユーザが、「箇条書きと段落番号」機能(コマンド)や「記号と特殊文字」機能をよく利用している場合の例を示しており、一方、図8は、ユーザが、「箇条書きと段落番号」機能中の「行間隔や段落間隔を調整する」機能の操作説明をよく参照している場合の例を示している。
より具体的に説明すると、ユーザが、「箇条書きと段落番号」機能(コマンド)や「記号と特殊文字」機能を利用すると、その都度、その旨が操作履歴管理部211によって操作履歴DB251に記録される。ヘルプ重み付け管理部212は、この操作履歴DB251に基づき、重み付けヘルプDB253を作成・更新管理する。これにより、ヘルプメニュー編集部213が当該重み付けヘルプDB253を使って編集するサブメニュー画面においては、図5と異なり、図7に示すように、「箇条書きと段落番号」機能や「記号と特殊文字」機能に関する説明項目が優先的な位置に配置されることになる。
また、ユーザが、「箇条書きと段落番号」機能中の「行間隔や段落間隔を調整する」機能の操作説明を参照した場合も、その都度、その旨が操作履歴管理部211によって操作履歴DB251に記録される。以下、同様に、ヘルプ重み付け管理部212が当該操作履歴DB251に基づいて重み付けヘルプDB253を作成・更新管理し、ヘルプメニュー編集部213が当該重み付けヘルプDB253を使ってサブメニュー画面を編集することにより、図5と異なり、図8に示すように、「箇条書きと段落番号」機能中の「行間隔や段落間隔を調整する」機能に関する説明項目が優先的な位置に配置されることになる。
このように、ヘルプシステム210は、ユーザの利用状況に応じて説明項目の提示順序を最適化することを実現している。
図9および図10は、本コンピュータ1上で動作するアプリケーションプログラム200が備えるヘルプシステム210の動作原理を示すフローチャートである。
アプリケーションプログラム200上で何らかのコマンドが実行されると(図9ステップA1のYES)、ヘルプシステム210は、まず、それがヘルプコマンドであるかどうかを調べる(図9ステップA2)。
ヘルプコマンドでなければ(図9ステップA2のNO)、ヘルプシステム210は、当該コマンドの実行を操作履歴DB251に記録する(図9ステップA3)。一方、ヘルプコマンドであれば(図9ステップA2のYES)、対象項目のヘルプ参照を操作履歴DB251に記録する(図9ステップA4)。
そして、ヘルプシステム210は、このように操作内容を記録した操作履歴DB251に基づき、重み付けヘルプDB253を作成・更新管理する(図9ステップA5)。
また、アプリケーションプログラム200上でメニュー表示要求が発生すると(図10ステップB1のYES)、ヘルプシステム210は、まず、その時にメニュー表示される項目を取得する(図10ステップB2)。次に、ヘルプシステム210は、その取得した項目に対応するヘルプメニュー項目を重み付けヘルプDB253から抽出すると共に(図10ステップB3)、当該重み付けヘルプDB253に基づき、この抽出したヘルプメニュー項目の並べ替えを行う(図10ステップB4)。そして、ヘルプシステム210は、この並べ替えた順にヘルプメニュー項目を提示するためのヘルプメニューを編集して表示する(図10ステップB5)。
以上のように、本コンピュータ1においては、その状況下において必要な説明項目のみを効率的に提示することを実現し、また、その提示順序をユーザの利用状況に応じて最適化することを実現する。
なお、例えばアプリケーションプログラム200がバージョンアップして新機能が追加された場合などに、ヘルプシステム210が、各状況下毎に、ユーザに利用を促したい新機能に関する説明項目を管理しておき、サブメニュー画面の編集時に、これらの説明項目を配置するといったことも可能かつ有効である。
また、以上では、同一画面上の異なるエリア(テキストエリア,表エリア)別に各々最適化したヘルプメニューを表示する例を示したが、状況の違いは、このような画面上のエリアの違いには限られない。例えば、アプリケーションプログラム200が、撮影したビデオ映像等の動画像データや、個人で作成・収集した静止画像データを蓄積・再生するためのソフトウェアであって、図11および図12に示すような画面をLCD15上に表示するものと想定する。図11には、動画像データを再生する際の状態が示されており、一方、図12には、静止画像データを再生する際の状態が示されている。
図11および図12に示すように、両者の画面構成は共通であり、図11のボタンg1が押下されると、動画像データを再生するモード、即ち、図11に示す状態となり、図12のボタンh1が押下されると、静止画像データを再生するモード、即ち、図12に示す状態となる。そして、図11に示す状態と図12に示す状態とのそれぞれにおいて、全く同じ位置にタッチパッド25用のカーソルが存在する状態で、マウスボタン26の右クリックボタン26aが押下した場合には、メニュー表示されるコマンドは互いに異なり、よって、サブメニューとして表示される説明項目も互いに異なることになる。これは、動画像データに対して実行可能な操作と、静止画像データに対して実行可能な操作とが異なるためである。即ち、ヘルプメニューを表示する際に考慮される状況は、画面上のエリアに限られず、例えばその時の動作モード等であっても良い。
このように、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に構成要素を適宜組み合わせてもよい。
この発明の一実施形態に係る情報処理装置の外観を示す斜視図 同実施形態の情報処理装置のシステム構成を示す図 同実施形態の情報処理装置上で動作するアプリケーションプログラムが備えるヘルプシステムの機能ブロックを示す図 同実施形態の情報処理装置上で動作するアプリケーションプログラムがLCD上に表示する画面の一例を示す図 同実施形態の情報処理装置上で動作するアプリケーションプログラムがLCD上に表示するメニュー画面およびサブメニュー画面の一例を示す第1の図(テキストエリアにカーソルが存在する場合) 同実施形態の情報処理装置上で動作するアプリケーションプログラムがLCD上に表示するメニュー画面およびサブメニュー画面の一例を示す第2の図(表エリアにカーソルが存在する場合) 同実施形態の情報処理装置上で動作するアプリケーションプログラムがLCD上に表示するメニュー画面およびサブメニュー画面の一例を示す第3の図(テキストエリアにカーソルが存在する場合であって、特定の操作が多く利用されていることを考慮してサブメニュー画面内の説明項目の並べ替えが行われた場合) 同実施形態の情報処理装置上で動作するアプリケーションプログラムがLCD上に表示するメニュー画面およびサブメニュー画面の一例を示す第4の図(テキストエリアにカーソルが存在する場合であって、特定の操作説明が多く参照されていることを考慮してサブメニュー画面内の説明項目の並べ替えが行われた場合) 同実施形態の情報処理装置上で動作するアプリケーションプログラム200が備えるヘルプシステムの動作原理を示す第1のフローチャート 同実施形態の情報処理装置上で動作するアプリケーションプログラム200が備えるヘルプシステムの動作原理を示す第2のフローチャート 同実施形態の情報処理装置上で動作するアプリケーションプログラムがLCD上に表示するメニュー画面およびサブメニュー画面の一応用例を示す第1の図 同実施形態の情報処理装置上で動作するアプリケーションプログラムがLCD上に表示するメニュー画面およびサブメニュー画面の一応用例を示す第2の図
符号の説明
1…パーソナルコンピュータ、2…コンピュータ本体、3…ディスプレイユニット、11…CPU、12…ノースブリッジ、13…主メモリ、14…表示コントローラ、14A…ビデオメモリ(VRAM)、15…LCD、16…サウスブリッジ、17…BIOS−ROM、18…ハードディスクドライブ(HDD)、19…光磁気ディスクドライブ(ODD)、20…サウンドコントローラ、21…スピーカ、22…LANコントローラ、23…エンベデッド/キーボードコントローラIC(EC/KBC)、24…キーボード、24a…メニューキー、25…タッチパッド、26…マウスボタン、26a…右クリックボタン、26b…左クリックボタン、27…電源回路、28…バッテリ、29…ネットワークコントローラ、30…TVチューナ、100…オペレーティングシステム(OS)、200…アプリケーションプログラム、210…ヘルプシステム、211…操作履歴管理部、212…ヘルプ重み付け管理部、213…ヘルプメニュー編集部、214…メニュー項目取得部、251…操作履歴データベース、252…ヘルプDB、253…重み付けヘルプDB。

Claims (5)

  1. 所定の操作が行われた場合、操作説明を参照するためのヘルプコマンドを含む、その状況下において実行可能なコマンドの一覧を提示するメニュー画面を表示するメニュー表示手段と、
    前記メニュー表示手段が表示した前記メニュー画面上で前記ヘルプコマンドが選択された場合、前記メニュー画面上に当該ヘルプコマンドと共に提示された、その状況下において実行可能なコマンドに関連する説明項目の一覧をサブメニュー画面として表示するヘルプメニュー表示手段と、
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 操作履歴を記録する操作履歴記録手段をさらに具備し、
    前記ヘルプメニュー表示手段は、前記操作履歴記録手段により操作履歴が記録された操作に関連する説明項目が一覧中の上位に優先的に配置されるように前記サブメニュー画面を作成することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 操作説明の参照履歴を記録するヘルプ参照履歴記録手段をさらに具備し、
    前記ヘルプメニュー表示手段は、前記ヘルプ参照履歴記録手段により参照履歴が記録された説明項目が一覧中の上位に優先的に配置されるように前記サブメニュー画面を作成することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記ヘルプメニュー表示手段は、前記メニュー表示手段が前記メニュー画面を表示した時の状況別に、利用を促したい操作の説明項目を予め管理し、前記メニュー画面上で前記ヘルプコマンドが選択された際に表示するサブメニュー画面上に当該説明項目を配置することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 情報処理装置を、
    キーボード又はポインティングデバイスで所定の操作が行われた場合、操作説明を参照するためのヘルプコマンドを含む、その状況下において実行可能なコマンドの一覧を提示するメニュー画面をディスプレイに表示するメニュー表示手段、
    前記メニュー表示手段が表示した前記メニュー画面上で前記ヘルプコマンドが選択された場合、前記メニュー画面上に当該ヘルプコマンドと共に提示された、その状況下において実行可能なコマンドに関連する説明項目の一覧をサブメニュー画面として前記ディスプレイに表示するヘルプメニュー表示手段、
    として機能させるためのプログラム。
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