JP3199498B2 - 画像通信装置 - Google Patents

画像通信装置

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利明 信濃
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書や図面など(本明
細書では文書と総称する)の画情報を通信する方法及び
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、蓄積同報の可能なファクシミリ装
置の中には、いわゆる一括送信の機能を備えたものがあ
る。この一括送信は、通信予約された文書中に同一の端
末宛の文書が複数存在する場合、1回の発呼によって、
その複数の文書を宛先端末へ連続して送信するという方
法であり、同じ宛先端末への複数の文書を1文書ずつ別
通信として送信する方法に比べ、通信コストを節減でき
る等の利点がある。また、この種のファクシミリ装置
は、通信予約の際に、宛先端末毎に宛先名称を指定する
ように構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来の
構成によれば、以下に述べるような問題があった。
【0004】すなわち、例えば、ある端末を共有するユ
ーザAとユーザBに宛てて文書1と文書2をそれぞれ送
信したいとする。ここで、ユーザとは文書の届け先の単
位となる個人または部署等である。
【0005】従来のファクシミリ装置においては、文書
1,2を通信予約することによって、文書1,2を宛先
端末へ一括送信により送信することができる。しかし、
宛先名称は宛先端末毎に指定されるので、いずれの文書
の宛先名称も同一となってしまうため、受信側では宛先
名称から文書1,2がどのユーザ宛の文書であるのか識
別できない。なお、宛先端末へ送信される文書が1つの
場合であっても、その宛先端末のユーザが複数人いると
きには、上に述べたと同様の問題点がある。
【0006】勿論、文書1,2の内容としてユーザA,
Bの名称が記載されているならば、受信側において文書
1をユーザA宛文書、文書2をユーザB宛文書、と認識
できる。しかし、多数の同一端末あるいは異端末のユー
ザへ送信するような文書の場合には、文書を宛先ユーザ
数相当の部数だけコピーする等によって用意し、それぞ
れに宛先ユーザ名称を記載するといった煩雑かつ不経済
な作業が必要になる。
【0007】また、同一内容の文書を同一端末のユーザ
AとユーザBに宛てて送信したい場合を想定する。この
場合、1文書の送信で済ませるのが通信コストの面で最
も有利である。しかし、従来は、文書をユーザAとユー
ザBに確実に届けるためには、ユーザA,Bを明記した
同一内容の文書を2部用意し、それぞれを別文書として
送信しければならず、文書数が増えた分だけ無駄な通信
コストがかかる。
【0008】本発明は上述の問題点を解消することがで
きる新しい画像通信装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、請求項1に係る発明は、ユーザ名称に対応して電話
番号を記憶する登録手段と、各文書に対して前記ユーザ
名称で宛先を指示する指示手段と、前記指示された複数
のユーザ名称から対応する電話番号をそれぞれ求め、異
なるユーザ名称について共通の電話番号があれば、共通
の電話番号毎に複数種の文書の文書名及び各文書に対応
するユーザ名称を1グループとして登録する管理情報を
作成し、共通の電話番号の宛先に送信する複数種の文書
の中で同種の文書毎にユーザ名称はコントロールドキュ
メントとして複数送信する一方ユーザ名称は複数であっ
ても対応する同種の文書はノーマルドキュメントとして
1部送信する制御手段と、を具備したものである。
【0010】また、請求項2に係る発明は、前記文書と
前記複数のユーザ名称とを受信し、前記ユーザ名称の数
だけ前記文書を複製するとともに、前記複製した文書毎
に前記ユーザ名称を付加した発信元情報を合成して出力
する記録制御手段と、を具備したものである。
【0011】本発明によれば、複数のユーザ当ての受信
文書は、宛先ユーザ別に宛先ユーザの名称を付加されて
宛先ユーザ数分の部数記録されるため、受信側で受信文
書をコピーする等の作業を行うことなく、各宛先ユーザ
へ受信文書を迅速確実に届けることができる。しかも、
複数のユーザ宛の文書は1通分として送信されるので、
同じ内容の文書の画情報を宛先ユーザ別に別々に送信す
る場合に比べ、通信コストを削減できる。送信側でも同
じ文書を宛先ユーザ分用意し宛先ユーザ名称を記入する
等の作業が不要である。
【0012】また、指示されたユーザ名称について共通
する電話番号を求め、共通する電話番号の登録があれば
この共通の電話番号毎に複数種の文書の文書名及び各文
書に対応するユーザ名称を1グループとして送信管理す
ることにより、ユーザは各文書の宛先をユーザ名称で指
示するだけで、自動的に共通の電話番号の宛先毎に複数
種の文書及び各文書に対応するユーザ名称を振り分け、
共通の電話番号の宛先に対しては文書が複数種あっても
各受信機にまとめて送信するので、ユーザの操作性の向
上を図ると共に通信効率を高めることができる。
【0013】
【0014】
【実施例】図1は、本発明の一実施例によるファクシミ
リ装置のハードウエアの概略構成を示すブロック図であ
る。図1において、1は装置各部の制御や各種処理を担
う装置制御部であり、具体的にはマイクロプロセッサ、
データやプログラム等を格納するためのメモリ1A等か
ら構成される。2は送信文書または受信文書の画情報を
格納するための大容量の画情報メモリ、3は画情報の符
号化や復号化、線密度変換等の画情報処理を行なう画情
報処理部、3はファクシミリ通信のプロトコル制御を担
う通信プロトコル制御部、5はISDN回線等の回線の
接続制御や信号の変復調等を行なう回線制御部である。
6は装置の動作指示、装置状態の表示、通信予約操作や
ユーザ登録操作等を行なうための操作パネル、7は文書
の画情報を読み取り入力するための読取部、8は受信文
書等の画情報を記録紙に記録するための記録部である。
【0015】本ファクシミリ装置は、G4ファクシミリ
の通信プロトコルによる送信、受信、同報送信(一括送
信を含む)等の機能を備える。以下、これらの機能に関
し、本発明による変更点を中心に説明する。
【0016】図2は、本ファクシミリ装置のユーザ登
録、通信予約、及び送信管理に関連した構成の説明図で
ある。図2において、100は装置制御部1においてソ
フトウエアにより実現されるユーザ登録処理部であり、
これは操作パネル6から入力されるユーザ登録情報に従
って装置制御部1内のメモリ1A上にユーザ登録テーブ
ル101を作成する。このユーザ登録テーブル101
は、図示されているように、ユーザ毎に、ユーザ名称、
短縮ダイヤル番号、ファクシミリ装置のダイヤル番号が
登録される構成である。図示されている内容の場合、短
縮ダイヤル番号=001で登録されたユーザAと短縮番
号=002で登録されたユーザBは同一のファクシミリ
装置を共有するユーザである。
【0017】このユーザ登録の操作手順と登録処理は、
例えば次のとおりである。操作者は、操作パネル6より
ユーザ登録を指示すると、ユーザ登録処理部100はユ
ーザ登録テーブル101の最も先頭寄りの未登録エリア
を選択し、その未登録エリアに固有の番号つまり短縮ダ
イヤル番号を表示するとともに、ユーザ名称及びダイヤ
ル番号の入力指示を操作パネル6に表示する。操作者
は、登録したいユーザの名称と、そのユーザの使用する
ファクシミリ装置のダイヤル番号を順に入力する。ユー
ザ登録処理部100は、入力されたユーザ名称及びダイ
ヤル番号を操作パネル6に表示するとともに、それらを
選択した未登録エリアに格納する。
【0018】110は装置制御部1においてソフトウエ
アにより実現される通信予約処理部である。これは、画
情報メモリ2に格納された文書の指定と、宛先ユーザの
指定を行なう。111はメモリ1A上に作成される通信
予約テーブルであり、例えば図示のように1文書毎に、
その文書の文書名と送信相手のユーザ(送信宛先はユー
ザ名で指定される)の短縮番号を登録するテーブルであ
る。112は画情報メモリ2に画情報が格納されている
文書を管理するための文書管理テーブルであり、これも
メモリ1A上に作られる。このテーブル112には例え
ば、1文書毎に文書名、ページ数、画情報の格納アドレ
ス等が格納される。
【0019】文書の画情報は読取部7より入力され、画
情報処理部3によって符号化されてから画情報メモリ2
に格納され、この際に送信文書管理部130によって、
格納した文書の文書名(これは操作パネル6より入力さ
れる)、ページ数、格納アドレス等が送信文書管理テー
ブル111に登録される。この文書格納は、通信予約の
際に行なうことも、通信予約に先立って別に行なうこと
もできる。
【0020】通信予約の手順と処理は例えば次のとおり
である。操作者が操作パネル6より通信予約を指示する
と、通信予約処理部110は、送信文書管理テーブル1
12に登録されている文書名を1文書または複数文書ず
つ操作パネル1に表示する。操作者が操作パネル1で目
的の文書名を選択すると、通信予約処理部110は、選
択された文書名を通信予約テーブル111の最も先頭側
の空きエリアに登録し、続いてユーザ登録テーブル10
2に登録されているユーザ名称を1ユーザまたは複数ユ
ーザ単位で操作パネル1に表示する。操作者は操作パネ
ル1で希望するユーザ名称を順に指定することができ
る。通信予約処理部110は、指定されたユーザ名称に
対応する短縮ダイヤル番号をユーザ登録テーブル101
より読み出して、通信予約テーブル111の当該エリア
に登録する。
【0021】通信予約テーブル111の図示の登録内容
は、文書名=文書1の宛先としてユーザA,Bが、文書
名=文書2の宛先としてユーザA,B,Cが、それぞれ
指定されたことを意味している。
【0022】120は装置制御部1上でソフトウエアに
よって実現される送信管理部で、通信予約テーブル11
1の登録内容に従って、予約された文書の送信管理情報
を作成する部分である。この送信管理部120には、ユ
ーザ宛先テーブル121をメモリ1A上に作成するユー
ザ宛先テーブル作成部122と、送信管理テーブル12
3をメモリ1A上に作成する送信管理テーブル作成部1
24が含まれる。
【0023】ユーザ宛先テーブル121は、図示されて
いるように、1ユーザ毎にユーザ名称と、それ宛の文書
の文書名を登録したテーブルである。ユーザ宛先テーブ
ル作成部122は、通信予約テーブル111に登録され
ている短縮ダイヤル番号に対応するユーザの名称をユー
ザ登録テーブル102より求め、ユーザ宛先テーブル1
21に登録し、また各ユーザ宛の文書名を通信予約テー
ブル111より求めて、ユーザ宛先テーブル121の対
応ユーザの位置に登録する。ユーザA,C宛への文書1
と文書2の送信、ユーザB宛への文書2の送信が予約さ
れた場合、ユーザ宛先テーブル121に図示の内容が登
録される。
【0024】送信管理テーブル123は図示のように、
送信先のファクシミリ装置毎に、そのダイヤル番号と、
送信する文書の文書名と部数及び宛先ユーザ名称が登録
されるテーブルである。文書の部数は、その文書の宛先
ユーザ数に等しい。送信管理テーブル作成部124は、
ユーザ宛先テーブル121に登録されたユーザ名称に対
応するファクシミリ装置のダイヤル番号をユーザ登録テ
ーブル102より求め、送信管理テーブル123に登録
し、また、ユーザ宛先テーブル121に登録されている
文書とユーザ名称及び部数を文書毎に、ファクシミリ装
置と対応させて送信管理テーブル123に登録する。図
示の登録内容の場合、同じファクシミリ装置に対し、文
書1(ユーザA宛)と文書2(ユーザA,B宛)が一括
送信され、また、別のファクシミリ装置へ文書1,2
(ユーザC宛)が一括送信されることになる。
【0025】送信実行時の発呼指示や送信文書の画情報
の取り出しの制御、宛先情報125の作成などは、装置
制御部1上でソフトウエアにより実現される送信制御部
140が行なう。ただし、送信のプロトコル制御は通信
プロトコル制御部4が司る。送信の結果は、送信制御部
140より送信管理部120へ通知される。送信文書管
理部130は、通知された送信結果に応じて関係したテ
ーブル121,123の必要な更新を行なうとともに、
必要に応じて、通信予約処理部110及び送信文書管理
部130に対し、その関係したテーブル111,112
の必要な更新を指示する。
【0026】図3は、本ファクシミリ装置の受信文書の
記憶管理と受信文書の記録制御に関連した構成の説明図
である。図3において、200及び220は装置制御部
1においてソフトウエアにより実現される受信文書管理
部及び受信制御部220である。受信された文書の符号
化データは画情報処理部3によって生画情報または適当
な符号化データに変換されて画情報メモリ2に格納され
る。このような受信時の画情報の転送、処理及び格納の
制御は受信制御部220により行なわれる。受信のプロ
トコル制御は通信プロトコル制御部4が担う。そして、
受信時に、受信文書管理部200はメモリ1A上に受信
文書管理テーブル201を作成する。このテーブル20
1には受信文書の文書名、ページ数、格納アドレス等が
格納される。また、後述するように、通信の前手順で文
書毎の発信元情報が受信されるが、受信文書管理部20
0は、この発信元情報をメモリ1A上の発信元情報テー
ブル202に文書毎に登録する。
【0027】210は装置制御部1上でソフトウエアに
よって実現される受信文書記録制御部である。この受信
文書記録管理部210は、受信文書管理テーブル201
の内容に従って画情報メモリ2内の受信文書データの取
り出し、復号化処理、転送の制御を行なうとともに、発
信元情報テーブル202の内容に従って、発信元情報の
受信文書への付加処理並びに受信文書の記録部数の制御
も行なう。
【0028】次に、図4に示すように、本ファクシミリ
装置を送信機300と受信機301,302として用
い、送信機300のユーザNより、受信機301のユー
ザA,Bと受信機302のユーザCへ文書1,2を送信
する場合について説明する。この場合、送信管理テーブ
ル123は図2に示したような登録内容となっている。
図6は通信プロトコルの一例であり、図中のコマンド名
及びレスポンス名はCCITT勧告T.62に従ってい
る。
【0029】送信機300の送信制御部140により、
送信管理テーブル123に登録されているダイヤル番号
(受信機301に対応)を回線制御部5へ送り、受信機
301との回線接続を行なわせる。回線が設定された後
の動作を図5を参照して説明する。
【0030】送信機300と受信機301の通信プロト
コル制御部4間で、セッション開始コマンドCSS、セ
ッション開始肯定レスポンスRSSP、ドキュメント機
能リストコマンドCDCL、ドキュメント機能リスト肯
定レスポンスRDCLPを交換した後、送信機300の
通信プロトコル制御部4よりドキュメント開始コマンド
CDSに続けて、ドキュメントユーザ情報コマンドCD
UIによりコントロールドキュメントを送信する。この
コントロールドキュメントの内容は、送信制御部140
によって送信管理テーブル123の内容を元に作成され
た1通信目の文書(文書名=文書1)に関する発信元情
報125であり、例えば次のような内容である。
【0031】文書名:文書1 ページ数:3 宛先:ユーザA 発信:ユーザN 日時:91年12月24日 12:00 送信機300の通信プロトコル制御部4は、ドキュメン
ト終了コマンドCDE、ドキュメント終了肯定レスポン
ス、ドキュメント開始コマンドCDSの交換に続いて、
ドキュメントユーザ情報コマンドCDUIによりノーマ
ルドキュメントとして文書1の1ページ目の画情報を送
信する。この画情報は、送信制御部140の制御によっ
て、画情報メモリ2より読み出され、画情報処理部3に
よって適当な符号化データに変換されてから通信プロト
コル制御部4を通して送信される。画情報メモリ2から
の画情報の取り出しアドレスは、送信文書管理テーブル
112内の格納アドレス情報から決定される。
【0032】文書1は3ページの文書であるので、送信
機300では、ドキュメントページ境界コマンドCDP
Bを送信してページ境界を指定し、受信機301からド
キュメントページ境界肯定レスポンスRDPBPを受信
すると、文書1の2ページ目の画情報を送信する。同様
に3ページ目まで画情報を送信すると、送信機300は
ドキュメント終了コマンドCDEを送信して1文書の終
了を指定する。
【0033】そして、受信機301からのドキュメント
終了肯定レスポンスRDEPを受信すると、送信機30
0から受信機301へ、1通信目と同様の手順により文
書2の発信元情報と文書2の各ページの画情報が順に送
信され、セッション終了コマンドCSEとセッション終
了肯定レスポンスRSEPを交換し通信を終了する。2
通信目のドキュメントユーザ情報コマンドCDUIによ
り送信される発信元情報は例えば次のような内容であ
る。
【0034】文書名:文書2 ページ数:2 宛先:ユーザA,ユーザB 発信:ユーザN 日時:91年12月24日 12:00 次に、受信機302への送信が同様の手順で実行され
る。1通信目に文書1の画情報に先立ってコントロール
ドキュメントとして送信される発信元情報は次のような
内容である。
【0035】文書名:文書1 ページ数:3 宛先:ユーザC 発信:ユーザN 日時:91年12月24日 12:00 また、2通信目にコントロールドキュメントとして文書
2に関する発信元情報は次のような内容である。
【0036】文書名:文書2 ページ数:2 宛先:ユーザC 発信:ユーザN 日時:91年12月24日 12:00 以上に説明した複数文書の一括送信では、発信元情報等
を1文書毎にコントロールドキュメントとして送信した
が、一括して送信する全文書に関する発信元情報等をま
とめて、文書の画情報の送信に先行して送信してもよ
い。図6はそのようなプロトコルを示し、初めのドキュ
メントユーザ情報コマンドCDUIで文書1と文書2の
発信元情報が送信され、続いて文書1と文書2の各ペー
ジの画情報が順に送信される。
【0037】さて、受信機301,302においては、
通信プロトコル制御部4により図5(または図6)に示
したプロトコル制御が行なわれ、受信制御部220の制
御の下に、受信された文書の符号化データは画情報処理
部3で画情報に復号化され、そのまま、あるいは適当な
符号化データに符号化されて画情報メモリ2に格納され
る。その際に、受信文書管理部200によって、受信文
書管理テーブル201に必要な情報が登録されるととも
に、各文書の発信元情報が発信元情報テーブル202に
登録される。
【0038】受信文書記録制御部210は、受信文書管
理テーブル201を参照し、画情報メモリ2より受信文
書の画情報(または符号化データ)を1ページずつ取り
出し(符号化データは画情報処理部3を通して画情報へ
復号化させてから)、記録部8へ転送して記録させる。
その際に、発信元情報テーブル202に格納されている
該当文書の発信元情報を取り出し、所定のフォーマット
に編集して各ページの画情報の先頭部分に合成する。こ
のような制御は、各文書の宛先ユーザ毎に行なう。
【0039】ここで述べている例の場合、受信機301
においては、文書1についてユーザA宛の1部を記録
し、文書2についてユーザA宛の1部とユーザB宛の1
部、合計2部を記録する。受信機302においては、文
書1及び文書2のそれぞれについてユーザC宛の1部を
記録する。図7は受信機301,302における文書1
及び文書2の記録結果を示すもので、401はユーザA
宛の文書1の記録文書、402は文書2のユーザA宛の
記録文書、403は文書2のユーザB宛の記録文書、4
04と405は文書1と文書2のユーザC宛の記録文書
である。各記録文書の先頭部分に発信元情報の一部とし
てユーザ名称が表示されているため、どのユーザ宛の文
書であるかは一目瞭然である。
【0040】なお、図2及び図3に示した送受信に関連
した管理の構成やテーブル構造は一例であって、必要に
応じ変更が許されるものである。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は以下の効果を有するものである。
【0042】複数のユーザ当ての受信文書は、宛先ユー
ザ別に宛先ユーザの名称を付加されて宛先ユーザ数分の
部数記録されるため、受信側で受信文書をコピーする等
の作業を行うことなく、各宛先ユーザへ受信文書を迅速
確実に届けることができる。しかも、複数のユーザ宛の
文書は1通分として送信されるので、同じ内容の文書の
画情報を宛先ユーザ別に別々に送信する場合に比べ、通
信コストを削減できる。送信側でも同じ文書を宛先ユー
ザ分用意し宛先ユーザ名称を記入する等の作業が不要で
ある。
【0043】また、指示されたユーザ名称について共通
する電話番号を求め、共通する電話番号の登録があれば
この共通の電話番号毎に複数種の文書の文書名及び各文
書に対応するユーザ名称を1グループとして送信管理す
ることにより、ユーザは各文書の宛先をユーザ名称で指
示するだけで、自動的に共通の電話番号の宛先毎に複数
種の文書及び各文書に対応するユーザ名称を振り分け、
共通の電話番号の宛先に対しては文書が複数種あっても
各受信機にまとめて送信するので、ユーザの操作性の向
上を図ると共に通信効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるファクシミリ装置のハ
ードウエアの概略構成を示すブロック図
【図2】同ファクシミリ装置のユーザ登録、通信予約、
送信管理等に関する構成の説明図
【図3】同ファクシミリ装置の受信文書管理、受信文書
記録制御等に関する構成の説明図
【図4】同ファクシミリ装置間の通信例の説明図
【図5】同通信例に関する通信プロトコルの一例を示す
【図6】同通信例に関する通信プロトコルの他の例を示
す図
【図7】同通信例において各受信機で記録される文書の
説明図
【符号の説明】
1 装置制御部 1A メモリ 2 画情報メモリ 3 画情報処理部 4 通信プロトコル制御部 5 回線制御部 6 操作パネル 7 読取部 8 記録部 100 ユーザ登録処理部 101 ユーザ登録テーブル 110 通信予約処理部 111 通信予約テーブル 112 送信文書管理テーブル 120 送信管理部 121 ユーザ宛先テーブル 122 ユーザ宛先テーブル作成部 123 送信管理テーブル 124 送信管理テーブル作成部 125 宛先情報 130 送信文書管理部 140 送信制御部 200 受信文書管理部 201 受信文書管理テーブル 202 発信元情報テーブル 210 受信文書記録制御部 220 受信制御部 300 送信機 301 受信機(1) 302 受信機(1)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 H04N 1/32 - 1/36 101

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユーザ名称に対応して電話番号を記憶する
    登録手段と、各文書に対して前記ユーザ名称で宛先を指
    示する指示手段と、前記指示された複数のユーザ名称か
    ら対応する電話番号をそれぞれ求め、異なるユーザ名称
    について共通の電話番号があれば、共通の電話番号毎に
    複数種の文書の文書名及び各文書に対応するユーザ名称
    を1グループとして登録する管理情報を作成し、共通の
    電話番号の宛先に送信する複数種の文書の中で同種の文
    書毎にユーザ名称はコントロールドキュメントとして複
    数送信する一方ユーザ名称は複数であっても対応する同
    種の文書はノーマルドキュメントとして1部送信する制
    御手段と、を具備した画像通信装置。
  2. 【請求項2】前記文書と前記複数のユーザ名称とを受信
    し、前記ユーザ名称の数だけ前記文書を複製するととも
    に、前記複製した文書毎に前記ユーザ名称を付加した発
    信元情報を合成して出力する記録制御手段と、を具備し
    た請求項1記載の画像通信装置。
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