JPH104541A - 通信システムおよび通信端末装置 - Google Patents

通信システムおよび通信端末装置

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JPH104541A
JPH104541A JP8154457A JP15445796A JPH104541A JP H104541 A JPH104541 A JP H104541A JP 8154457 A JP8154457 A JP 8154457A JP 15445796 A JP15445796 A JP 15445796A JP H104541 A JPH104541 A JP H104541A
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JP8154457A
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Shuji Inoue
修治 井上
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Communication Control (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 会議システム利用開始時および終了時におけ
る印刷イメージの出力先設定に関する操作性を向上さ
せ、パソコンの使用状態に合わせて常に適切な出力先を
設定できるようにする。 【解決手段】 通信回線57の接続/切断を検出する検
出手段53と、その検出結果に応じて印刷イメージの出
力先を変更する出力先変更手段54と、印刷イメージの
出力先情報を記憶する記憶手段55とを設け、通信回線
57の接続時に出力先を共有ウィンドウ56aに変更す
るとともに、回線接続前の出力先(プリンタ等の周辺出
力機器56b)を記憶手段55に退避しておき、通信回
線57の切断時に上記退避しておいた元の出力先に戻す
ようにすることにより、パソコンを会議システムの端末
として利用する場合は共有ウィンドウ56aに、通常通
り使用する場合は周辺出力機器56bに出力先を自動的
に変更できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ等を用いた通信システムおよび通信端末装置に関
し、特に、共有ウィンドウ(共有ホワイトボード)へ印
刷イメージを出力することにより、遠隔地間で同一のド
キュメント等を共有することが可能なデスクトップ会議
システムに用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、通信システムを用いて遠隔会議を
行う際に、通信相手先の端末にドキュメントを扱えるア
プリケーションが存在しない場合、およびそのようなア
プリケーションがあっても簡易的にドキュメントの共有
化を図る場合には、双方の通信端末の表示画面内にある
共有ホワイトボード上にドキュメントの印刷イメージを
表示することにより、通信相手とのドキュメントの共有
化が行われていた。
【0003】この場合、ドキュメントを扱うアプリケー
ションのメニューや、図6に示すようなプリンタの設定
パネル等を用いて、ユーザが印刷イメージの出力先をプ
リンタ等の周辺出力機器から共有ホワイトボードに変更
する。その後、通常の印刷コマンドを用いて印刷イメー
ジの出力を行うことによって、共有ホワイトボード上に
印刷イメージの取り込みを行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、パー
ソナルコンピュータは、通常はプリンタ等の出力装置に
印刷イメージが出力されるように設定されている。しか
しながら、共有ホワイトボードを利用することの多いパ
ーソナルコンピュータを用いたデスクトップ型の会議シ
ステムでは、会議中に印刷イメージをプリンタなどの周
辺出力機器に出力ことは少ない。むしろ、共有ホワイト
ボード上に印刷イメージを取り込み、ドキュメントの共
有化を図る場合がほとんどである。
【0005】このため、パーソナルコンピュータを会議
システムの端末として利用する場合は、ユーザはその都
度アプリケーションのメニュー等を用いて、印刷イメー
ジの出力先をプリンタ等の周辺出力装置から共有ホワイ
トボードに変更する必要があり、操作上の不便があっ
た。
【0006】また、出力先の変更を行わないまま会議シ
ステムの端末として利用した場合には、本来は共有ホワ
イトボードに出力されるべきである印刷イメージが共有
ホワイトボードに出力されず、プリンタ等に無駄に出力
されてしまうなどの問題があった。
【0007】また、パーソナルコンピュータを会議シス
テムの端末として利用中に印刷イメージの出力先を共有
ホワイトボードに設定したままの状態で会議を終了する
と、その後、通常にパーソナルコンピュータとして利用
しようとする他のユーザが出力先を共有ホワイトボード
からプリンタ等の周辺出力装置に変更しなければならな
かった。
【0008】この場合特に、図6に示したように設定可
能なプリンタ等の出力先が複数ある場合には、元の出力
先設定がいかなるものであったかを他のユーザにおいて
知ることができず、元の状態に常に適切に復元すること
ができないという問題があった。
【0009】本発明は、このような問題を解決するため
に成されたものであり、会議システム利用開始時および
終了時における印刷イメージの出力先設定に関する操作
性を向上させ、パーソナルコンピュータの使用状態に合
わせて常に適切な出力先を設定できるようにすることを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の通信システム
は、通信網を介して印刷イメージを送受信することによ
り、共有ウィンドウ上に同一の印刷イメージを表示しな
がら遠隔会議を行うことができるようになされたパーソ
ナルコンピュータを用いた通信システムにおいて、上記
通信網に応じたプロトコルを実行することにより呼の設
定およびデータ転送を行う通信手段と、上記通信手段に
より通信回線が接続されたことを検出する検出手段と、
上記検出手段により通信回線が接続されたことが検出さ
れたときに、上記印刷イメージの出力先を上記共有ウィ
ンドウに変更する出力先変更手段とを有する。
【0011】本発明の他の特徴とするところは、通信網
を介して印刷イメージを送受信することにより、共有ウ
ィンドウ上に同一の印刷イメージを表示しながら遠隔会
議を行うことができるようになされたパーソナルコンピ
ュータを用いた通信システムにおいて、上記通信網に応
じたプロトコルを実行することにより呼の設定およびデ
ータ転送を行う通信手段と、上記通信手段により通信回
線が切断されたことを検出する検出手段と、上記検出手
段により通信回線が切断されたことが検出されたとき
に、上記印刷イメージの出力先を上記通信回線の接続前
の出力先に戻すようにする出力先変更手段とを有する。
【0012】本発明のその他の特徴とするところは、通
信網を介して印刷イメージを送受信することにより、共
有ウィンドウ上に同一の印刷イメージを表示しながら遠
隔会議を行うことができるようになされたパーソナルコ
ンピュータを用いた通信システムにおいて、上記通信網
に応じたプロトコルを実行することにより呼の設定およ
びデータ転送を行う通信手段と、上記通信手段により通
信回線が接続または切断されたことを検出する検出手段
と、上記検出手段による検出結果に応じて上記印刷イメ
ージの出力先を変更する出力先変更手段と、上記印刷イ
メージの出力先情報を記憶する記憶手段とを有し、上記
検出手段により通信回線が接続されたことが検出された
ときに、上記印刷イメージの出力先を上記共有ウィンド
ウに変更するとともに、回線接続前の出力先情報を上記
記憶手段に記憶し、上記検出手段により通信回線が切断
されたことが検出されたときに、上記印刷イメージの出
力先を上記記憶手段に記憶されている回線接続前の出力
先に戻すようにすることを特徴とする。
【0013】本発明のその他の特徴とするところは、通
信回線を介して印刷イメージを送受信することにより、
共有ウィンドウ上に同一の印刷イメージを表示しながら
遠隔会議を行うことができるようになされたパーソナル
コンピュータを用いた通信システムにおいて、上記通信
回線の接続時に上記印刷イメージの出力先を上記共有ウ
ィンドウに設定するとともに、回線接続前の出力先情報
を退避しておき、上記通信回線の切断時に上記印刷イメ
ージの出力先を上記退避しておいた回線接続前の出力先
に戻すようにすることを特徴とする。
【0014】本発明の通信端末装置は、通信回線を介し
て通信相手に印刷イメージを転送することにより共有ウ
ィンドウ上で同一の印刷イメージを表示しながら遠隔会
議を行う会議システムモードと非会議システムモードと
を有する通信端末装置であって、上記会議システムモー
ドまたは上記非会議システムモードの何れであるかを検
出する検出手段と、上記検出手段による検出結果に応じ
て上記印刷イメージの出力先を変更する出力先変更手段
と、上記印刷イメージの出力先情報を記憶する記憶手段
とを有し、上記検出手段により上記会議システムモード
であることが検出されたときに、上記印刷イメージの出
力先を上記共有ウィンドウに設定するとともに、上記会
議システムモード設定前の出力先情報を上記記憶手段に
記憶し、上記検出手段により上記非会議システムモード
であることが検出されたときに、上記印刷イメージの出
力先を上記記憶手段に記憶されている出力先に戻すよう
にすることを特徴とする。
【0015】本発明の他の特徴とするところは、上記検
出手段は、上記通信回線が接続されたことを検出したと
きに上記会議システムモードであると判断し、上記通信
回線が切断されたことを検出したときに上記非会議シス
テムモードあると判断することを特徴とする。
【0016】本発明は上記技術手段より成るので、共有
ウィンドウ上に同一の印刷イメージを表示しながら遠隔
会議を行うことができるようになされたパーソナルコン
ピュータを通信回線に接続して遠隔会議を行う際に、上
記パーソナルコンピュータに通信回線が接続されたこと
が検出されると、上記印刷イメージの出力先が上記共有
ウィンドウに自動的に設定されるようになり、印刷イメ
ージの共有化が自動的に図られるようになる。
【0017】また、本発明の他の特徴によれば、上記パ
ーソナルコンピュータを用いた遠隔会議の終了後、パー
ソナルコンピュータが通信回線から切断されたことが検
出されると、上記印刷イメージの出力先の設定が上記共
有ウィンドウから元の設定(例えばパーソナルコンピュ
ータの周辺出力機器)に自動的に変更されるようにな
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の要素的特徴を示
す機能ブロック図である。図1に示す通信端末装置は、
パーソナルコンピュータ等を用いた通信端末装置であ
り、通信回線57を介して通信相手に印刷イメージを転
送することにより、第1の出力部(共有ウィンドウ)5
6a上で同一の印刷イメージを表示しながら遠隔会議を
行う会議システムモードと、第2の出力部(プリンタ等
の周辺出力機器)56bに印刷イメージを出力するスタ
ンドアロン型の非会議システムモードとを有している。
【0019】図1において、51は通信手段であり、上
記通信回線57に応じたプロトコルを実行することによ
り呼の設定およびデータ転送を行う。52は操作部であ
り、通信相手の電話番号などを入力するためのものであ
る。この操作部52により電話番号が入力されると、上
記通信手段51は、入力された電話番号をもとに通信回
線57の接続処理を実行する。
【0020】通信回線57が接続されると、通信回線5
7を介して接続された他の端末(図示せず)との間で印
刷イメージを相互に送受信することにより、第1の出力
部(共有ウィンドウ)56a上に上記他の端末と同一の
印刷イメージを表示しながら遠隔会議を行うことができ
るようになる。
【0021】53は検出手段であり、上記会議システム
モードまたは上記非会議システムモードの何れであるか
を検出する。例えば、検出手段53は、上記通信手段5
1により通信回線57が接続されたときに会議システム
モードであることを検出し、通信回線57が切断された
ときに非会議システムモードであることを検出する。ま
た、モード切替えのための操作を操作部52により行
い、それを検出手段53で検出するようにしても良い。
何れにしても、遠隔会議を行うか行わないかを検出でき
ればその方法は問わない。
【0022】次いで、54は出力先変更手段であり、上
記検出手段53による検出結果に応じて上記印刷イメー
ジの出力先を変更する。この出力先変更手段54は、出
力設定ファイル54aを有しており、第1の出力部56
aと第2の出力部56bのうち、現在どちらの出力部に
印刷イメージの出力先が設定されているかの情報を保持
している。
【0023】また、55は記憶手段であり、印刷イメー
ジの出力先情報を一時的に記憶するためのものである。
すなわち、上記検出手段53により会議システムモード
であることが検出されると、出力先変更手段54は、印
刷イメージの出力先を第1の出力部(共有ウィンドウ)
56aに変更するとともに、出力設定ファイル54aに
保持されている出力先変更前の設定情報を上記記憶手段
55に退避して記憶させる。
【0024】このように、通信回線57が接続されて会
議システムモードに入ると、印刷イメージの出力先の設
定が第1の出力部(共有ウィンドウ)56aに自動的に
変更されるようになり、遠隔会議を行う際に印刷イメー
ジの共有化を図る場合に、ユーザが印刷イメージの出力
先の変更操作を一々行わなくても済むようになる。
【0025】また、上記検出手段53により非会議シス
テムモードであることが検出されると、出力先変更手段
54は、印刷イメージの出力先を上記記憶手段55に退
避しておいた出力先の設定に戻すようにする。
【0026】このように、通信回線57が切断されて非
会議システムモードに戻ると、印刷イメージの出力先の
設定が第2の出力部(プリンタ等の周辺出力機器)56
bに自動的に戻される。これにより、会議システムとし
ての利用終了後に、ユーザが印刷イメージの出力先を再
設定しなくても済むようになる。
【0027】つまり、図1に示した通信端末装置によれ
ば、パーソナルコンピュータを会議システムの端末とし
て利用する場合には第1の出力部(共有ウィンドウ)5
6aに、通常通り使用する場合には第2の出力部(周辺
出力機器)56bに出力先が自動的に変更されるように
なり、これによりユーザは、出力先の変更操作を一切行
わなくても済むようになる。
【0028】図2は、図1に示した各機能を実現するた
めのハードウェア構成図であり、本発明の一実施形態に
係るパーソナルコンピュータを用いた会議システムの概
略構成を示す図である。同図において、1はCPUであ
り、制御プログラムに従って本システム全体を制御する
ものである。2はROMであり、BIOS(基本入出力
システム)等のプログラムが格納される。
【0029】3はRAMであり、上述のプログラムや処
理過程の種々のデータ等が格納される。4は通信制御部
であり、回線インタフェース5に対して通信回線の接続
あるいは切断要求を行うとともに、通信状態を監視する
ものである。この通信制御部4は、図1の検出手段53
を具備している。上記回線インタフェース5は、これに
接続された通信網に応じたプロトコルを実行することに
より、呼の設定およびデータ転送を行うものである。
【0030】6は画像処理部であり、通信回線上で送受
信される画像データの符号化/復号化処理や、印刷イメ
ージなどの出力イメージの処理を行うものである。7は
表示部であり、共有ホワイトボード等のウィンドウや画
像データ等の表示を行うものである。
【0031】8は出力制御部であり、回線接続時におけ
る印刷イメージの出力先設定情報の記憶処理や、回線切
断時における印刷イメージの出力先設定の変更処理を行
うとともに、出力先のデバイスに応じたドライバの組み
込みを行うものである。この出力制御部8は、図1の出
力先変更手段54を具備している。
【0032】9はキーボードやマウスなどの入力を受け
付ける操作部、10はハードディスク等の補助記憶装置
であり、図5に示すような出力先設定情報等のデータを
格納するものである。この補助記憶装置10は、図1の
記憶手段55に相当する。また、11はタイムアウト監
視用のタイマ、12は音声データの符号化/復号化処理
を行う音声処理部である。以上に示した各ブロック1〜
12は、システムバス13を介して相互にデータをやり
取りすることができるように構成されている。
【0033】また、図5に示したように、補助記憶装置
10に記憶される印刷イメージの出力先設定情報は、例
えば、変更前の出力先の名前、出力ポート、印刷方向、
用紙サイズ、給紙方法、ドライバ名などの各情報で構成
される。なお、この図5は出力先設定情報の1つの例を
示したものであり、本発明はこれに限定されない。
【0034】次に、上記構成の会議システムにおける動
作を以下に説明する。図3は、会議システム利用開始時
における動作を示すフローチャートである。図3におい
て、会議システム利用開始時には、まず、ステップS3
01で、操作部9によるキーボード入力や、会議システ
ム付属の電話帳機能からのマウス入力などにより、通信
相手先の電話番号などのアドレスの入力を行う。
【0035】アドレスが入力されたら、次のステップS
302で、通信回線の接続処理を行う。すなわち、通信
制御部4は、入力されたアドレスをもとに回線インタフ
ェース5に対して回線接続の要求を行う。回線インタフ
ェース5は、通信制御部4からの回線接続要求を受け
て、通信網に応じたプロトコルを実行し、通信相手先と
の通信回線接続処理を実行する。
【0036】そして、ステップS303で、通信回線接
続処理が完了したかどうかを判断する。ここで、接続処
理が完了していないと判断したときは、ステップS30
4に進んで接続要求から所定の時間が経過したかどうか
を更に判断する。例えば、相手先の端末が他の端末と通
信中などの理由により、回線インタフェース5が通信回
線を接続できない場合には、タイマ11のタイムアウト
監視により回線接続処理を終了する。
【0037】一方、上記ステップS303で、通信網に
よるプロトコルに基づき相手先との通信回線の接続が完
了したと判断した場合は、ステップS305に進む。こ
こで回線インタフェース5は、通信制御部4に対して回
線接続完了応答を返す。通信制御部4は、この通信回線
が接続された旨の通知を受けて、印刷イメージの出力先
を共有ホワイトボードに変更するための出力先変更要求
を出力制御部8に対して行う。
【0038】出力制御部8は、パーソナルコンピュータ
本体のシステムが管理している出力設定ファイル(図示
せず)から、現在設定されている印刷イメージの出力先
情報を検索し、それを変更前の印刷イメージの出力先設
定情報(図5参照)として補助記憶装置10に記憶して
おく。
【0039】ここで、ステップS306で、現在の印刷
イメージの出力先が既に共有ホワイトボードに設定され
ているかどうかを判断し、そうであれば、印刷イメージ
の出力先の設定変更を行わずに一連の変更処理を終了す
る。
【0040】一方、ステップS306で、現在の印刷イ
メージ出力先の設定が共有ホワイトボードでないと判断
したときは、次のステップS307で出力制御部8は、
システムが管理している出力設定ファイル(図示せず)
を、共有ホワイトボードに印刷イメージを出力するため
の出力設定に変更するとともに、共有ホワイトボード出
力のためのドライバを選択して組み込む。
【0041】以上の処理により、会議システムの回線接
続時に印刷イメージの出力先を共有ホワイトボードに自
動的に変更することが可能になる。このため、ユーザが
印刷イメージの出力先設定の変更操作を一々行わなくて
も済むようになるとともに、会議中に印刷イメージがプ
リンタ等に無駄に出力されてしまうことをなくすことが
できる。
【0042】次に、本実施形態による会議システムの会
議システム利用終了時における動作を、図4のフローチ
ャートに示す。図4において、まずステップS401
で、操作部9からのコマンドの入力を受け付け、ステッ
プS402で、その入力されたコマンドがテレビ会議終
了コマンドであるかどうかを判断する。
【0043】そして、入力されたコマンドがテレビ会議
終了コマンドであれば、ステップS403に進み、通信
回線の切断処理を行う。すなわち、通信制御部4は、回
線インタフェース5に対して回線切断要求を出す。回線
切断の要求を受けた回線インタフェース5は、通信網の
プロトコルに従って通信回線の切断処理を行う。
【0044】回線切断処理が終了したら、次のステップ
S404で、回線インタフェース5は、通信制御部4に
対して回線が切断されたことを伝えるための応答を返
す。この応答を受け取り、通信回線が切断されたことを
確認した通信制御部4は、印刷イメージの出力先を会議
システム利用開始前の状態に変更するための処理を出力
制御部8に要求する。
【0045】この変更要求を受けた出力制御部8は、現
在の印刷イメージ出力先の設定情報を出力設定ファイル
(図示せず)から取得し、この取得した出力先設定情報
と、回線接続時に補助記憶装置10に記憶しておいた出
力先設定情報とを比較する。そして、ステップS405
で、上記ステップS404における比較結果をもとにし
て、回線接続時に出力先設定が変更されていたかどうか
を判断する。
【0046】ここで、出力先設定が変更されていなけれ
ば、処理を終了する。一方、出力先設定が変更されてい
れば、次のステップS406で、出力制御部8は、補助
記憶装置10に記憶しておいた出力先設定情報(図5)
をもとに、システムが管理している出力設定ファイル
(図示せず)を変更するとともに、出力先装置に応じた
ドライバの組み込みを行い、現在の出力先の設定を会議
システム利用開始時の状態に復元する。
【0047】
【発明の効果】本発明は上述したように、通信回線が接
続されたことを検出して印刷イメージの出力先を共有ウ
ィンドウに自動的に変更するように構成したので、パー
ソナルコンピュータを会議システムの端末として利用し
て共有ウィンドウを用いてドキュメント等の共有化を行
う場合に、印刷イメージの出力先の変更処理をユーザが
一々行う必要がなくなり、操作性が向上する。
【0048】また、本発明の他の特徴によれば、会議シ
ステム利用開始時における印刷イメージの出力先設定情
報を退避して記憶しておき、会議システム利用開始時に
変更された印刷イメージの出力先を、会議システム利用
終了時に元の出力先設定状態に自動的に戻すように構成
したので、会議システムの端末としての利用終了後、通
常のパーソナルコンピュータとして使う場合に、ユーザ
が印刷イメージの出力先を元の状態に再設定する必要が
なくなり、操作性が著しく向上するとともに、元の設定
状態が分からず、正しい設定が行えないという不都合を
防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要素的特徴を示す機能ブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施形態であるパーソナルコンピュ
ータを用いた会議システムの概略構成を示すブロック図
である。
【図3】本実施形態による会議システムの会議システム
利用開始時における動作を示すフローチャートである。
【図4】本実施形態による会議システムの会議システム
利用終了時における動作を示すフローチャートである。
【図5】会議システム利用開始時に補助記憶装置に記憶
される印刷イメージの出力先設定情報の一例を示す図で
ある。
【図6】従来の印刷イメージ出力先変更パネルの一例を
示す図である。
【符号の説明】
4 通信制御部 5 回線インタフェース 8 出力制御部 9 操作部 10 補助記憶装置 51 通信手段 52 操作部 53 検出手段 54 出力先変更手段 55 記憶手段 56a 第1の出力部(共有ウィンドウ) 56b 第2の出力部(プリンタ等の周辺出力機器) 57 通信回線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信網を介して印刷イメージを送受信す
    ることにより、共有ウィンドウ上に同一の印刷イメージ
    を表示しながら遠隔会議を行うことができるようになさ
    れたパーソナルコンピュータを用いた通信システムにお
    いて、 上記通信網に応じたプロトコルを実行することにより呼
    の設定およびデータ転送を行う通信手段と、 上記通信手段により通信回線が接続されたことを検出す
    る検出手段と、 上記検出手段により通信回線が接続されたことが検出さ
    れたときに、上記印刷イメージの出力先を上記共有ウィ
    ンドウに変更する出力先変更手段とを有することを特徴
    とする通信システム。
  2. 【請求項2】 通信網を介して印刷イメージを送受信す
    ることにより、共有ウィンドウ上に同一の印刷イメージ
    を表示しながら遠隔会議を行うことができるようになさ
    れたパーソナルコンピュータを用いた通信システムにお
    いて、 上記通信網に応じたプロトコルを実行することにより呼
    の設定およびデータ転送を行う通信手段と、 上記通信手段により通信回線が切断されたことを検出す
    る検出手段と、 上記検出手段により通信回線が切断されたことが検出さ
    れたときに、上記印刷イメージの出力先を上記通信回線
    の接続前の出力先に戻すようにする出力先変更手段とを
    有することを特徴とする通信システム。
  3. 【請求項3】 通信網を介して印刷イメージを送受信す
    ることにより、共有ウィンドウ上に同一の印刷イメージ
    を表示しながら遠隔会議を行うことができるようになさ
    れたパーソナルコンピュータを用いた通信システムにお
    いて、 上記通信網に応じたプロトコルを実行することにより呼
    の設定およびデータ転送を行う通信手段と、 上記通信手段により通信回線が接続または切断されたこ
    とを検出する検出手段と、 上記検出手段による検出結果に応じて上記印刷イメージ
    の出力先を変更する出力先変更手段と、 上記印刷イメージの出力先情報を記憶する記憶手段とを
    有し、 上記検出手段により通信回線が接続されたことが検出さ
    れたときに、上記印刷イメージの出力先を上記共有ウィ
    ンドウに変更するとともに、回線接続前の出力先情報を
    上記記憶手段に記憶し、上記検出手段により通信回線が
    切断されたことが検出されたときに、上記印刷イメージ
    の出力先を上記記憶手段に記憶されている回線接続前の
    出力先に戻すようにすることを特徴とする通信システ
    ム。
  4. 【請求項4】 通信回線を介して印刷イメージを送受信
    することにより、共有ウィンドウ上に同一の印刷イメー
    ジを表示しながら遠隔会議を行うことができるようにな
    されたパーソナルコンピュータを用いた通信システムに
    おいて、 上記通信回線の接続時に上記印刷イメージの出力先を上
    記共有ウィンドウに設定するとともに、回線接続前の出
    力先情報を退避しておき、上記通信回線の切断時に上記
    印刷イメージの出力先を上記退避しておいた回線接続前
    の出力先に戻すようにすることを特徴とする通信システ
    ム。
  5. 【請求項5】 通信回線を介して通信相手に印刷イメー
    ジを転送することにより共有ウィンドウ上で同一の印刷
    イメージを表示しながら遠隔会議を行う会議システムモ
    ードと非会議システムモードとを有する通信端末装置で
    あって、 上記会議システムモードまたは上記非会議システムモー
    ドの何れであるかを検出する検出手段と、 上記検出手段による検出結果に応じて上記印刷イメージ
    の出力先を変更する出力先変更手段と、 上記印刷イメージの出力先情報を記憶する記憶手段とを
    有し、 上記検出手段により上記会議システムモードであること
    が検出されたときに、上記印刷イメージの出力先を上記
    共有ウィンドウに設定するとともに、上記会議システム
    モード設定前の出力先情報を上記記憶手段に記憶し、上
    記検出手段により上記非会議システムモードであること
    が検出されたときに、上記印刷イメージの出力先を上記
    記憶手段に記憶されている出力先に戻すようにすること
    を特徴とする通信端末装置。
  6. 【請求項6】 上記検出手段は、上記通信回線が接続さ
    れたことを検出したときに上記会議システムモードであ
    ると判断し、上記通信回線が切断されたことを検出した
    ときに上記非会議システムモードあると判断することを
    特徴とする請求項5に記載の通信端末装置。
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