JPH0821100A - 揚重装置及び、該装置を用いた構築資材の運搬方法 - Google Patents

揚重装置及び、該装置を用いた構築資材の運搬方法

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JPH0821100A
JPH0821100A JP6180700A JP18070094A JPH0821100A JP H0821100 A JPH0821100 A JP H0821100A JP 6180700 A JP6180700 A JP 6180700A JP 18070094 A JP18070094 A JP 18070094A JP H0821100 A JPH0821100 A JP H0821100A
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carrier
space
lifting device
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教夫 松浦
Yuichi Eto
裕一 衛藤
Katsuhiro Okunuki
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    • Y10T74/20213Interconnected

Abstract

(57)【要約】 【目的】構築資材を地上からビルの各階に運搬する際
に、該運搬を容易に、安全に、しかも効率的に行う。 【構成】フレ−ム9を有し、フレ−ム9に搬機移動空間
HDを形成し、フレ−ム9にガイドレール13を上下方
向に設け、フレ−ム9に搬機15を、該搬機15が搬機
移動空間HDにおいてガイドレール13を介して、フレ
ーム9に対して相対的に上下方向に移動し得る形で設
け、搬機15に、駆動ユニット19を、フレーム9と該
搬機15をガイドレール13を介して相対的に上下方向
に駆動し得る形で設け、搬機15に積載空間SK1を形
成し、フレーム9の上端側に折り畳式屋根ユニット30
を、搬機移動空間HDが開閉自在になるように設け、フ
レ−ム9に、懸架装置10をスラブ2に対して係合自在
に設け、搬機15に、搬機懸架装置20をスラブ2に対
して係合自在に設けて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構築物のシャフト部分
を利用して、建築用の資材や機材を搬送するのに好適な
揚重装置及び、該装置を用いた構築資材の運搬方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビルの内装材等の構築資材を地上
から該ビルの各階に運搬するには次のように行われてい
た。例えば、運搬する目的階に対応する形で前記ビルの
外周部に受け構台を設置しておき、該ビルの屋上部等に
設置されたクレ−ンを用いて地上にある構築資材を該受
け構台に揚重運搬し、揚重運搬された構築資材を該受け
構台から対応する前記目的階の施工箇所に運搬してい
た。或いは、前記ビルの外周部等に昇降足場や簡易リフ
ト等を設置しておき、地上において構築資材をこれら昇
降足場や簡易リフト等に載せて、目的階まで揚重し、施
工箇所に運搬していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、受け構台の設
置は手間のかかる作業であり、前記ビルの多数の階にそ
れぞれ受け構台を設置するのは困難であった。また、ク
レ−ンによって揚重された構築資材が不用意に落下し
て、特に受け構台上で作業している作業員等に対しての
事故が発生しないように、安全性を更に一層向上させる
ことが課題であった。また、運搬すべき目的階が高層階
になるほど、構築資材を運搬する前記昇降足場や簡易リ
フト等が地上と目的階との間で移動するのに要する時間
が長くなり、効率的な作業ができなくなる。本発明は上
記事情に鑑み、構築資材を地上からビルの各階に運搬す
る際に、該運搬を容易に、安全に、しかも効率的に行う
ことができる揚重装置及び、該装置を用いた構築資材の
運搬方法を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のうち第一の発明
は、フレ−ム(9)を有し、前記フレ−ム(9)に搬機
移動空間(HD)を形成し、前記フレ−ム(9)にガイ
ド手段(13)を上下方向に設け、前記フレ−ム(9)
に搬機(15)を、該搬機(15)が前記搬機移動空間
(HD)において前記ガイド手段(13)を介して、前
記フレーム(9)に対して相対的に上下方向に移動し得
る形で設け、前記搬機(15)に、駆動手段(19)
を、前記フレーム(9)と該搬機(15)を前記ガイド
手段(13)を介して相対的に上下方向に駆動し得る形
で設け、前記搬機(15)に積載空間(SK1)を形成
し、前記フレーム(9)の上端側に開閉屋根手段(3
0)を、前記搬機移動空間(HD)が開閉自在になるよ
うに設け、前記フレ−ム(9)に、第一の支持手段(1
0)をスラブ(2)に対して係合自在に設け、前記搬機
(15)に、第二の支持手段(20)をスラブ(2)に
対して係合自在に設けて構成される。本発明のうち第二
の発明は、第一の発明の揚重装置(7)において、前記
開閉屋根手段(30)は、折り畳み自在のジャバラ部材
(32)からなる。本発明のうち第三の発明は、複数の
階フロア(3)を有し、これら階フロア(3)を上下方
向に屋上(1a)まで貫通する形のシャフト(5)が設
けられ、上部にクレーン(6)が設置された構造物
(1)において、第一の発明の揚重装置(7)を介し
て、構築資材(41)を地上から該構造物(1)の目的
階フロア(3)に運搬する際、前記シャフト(5)に第
一の発明の揚重装置(7)を設置し、前記揚重装置
(7)の開閉屋根手段(30)を開放すると共に、前記
クレーン(6)によって地上の構築資材(41)を揚重
して、該構築資材(41)を前記構造物(1)の屋上
(1a)側から前記シャフト(5)を介して揚重降下さ
せて、前記搬機(15)の積載空間(SK1)に積載
し、前記搬機(15)又は前記フレーム(9)を駆動さ
せて前記目的階フロア(3)に前記搬機(15)を位置
決めし、位置決めされた搬機(15)から、該搬機(1
5)に積載された前記構築資材(41)を、前記目的階
フロア(3)に搬入するようにして構成される。なお、
( )内の番号等は、図面における対応する要素を示
す、便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の記
載に限定拘束されるものではない。以下の「作用」の欄
についても同様である。
【0005】
【作用】上記した構成により本発明のうち第一の発明で
は、シャフト(5)に揚重装置(7)を設置し、開閉屋
根手段(30)を開放すると共に、クレーン(6)によ
って地上の構築資材(41)を揚重し、該構築資材(4
1)を構造物(1)の屋上部(1a)側からシャフト
(5)を介して揚重降下させて、搬機(15)の積載空
間(SK1)に積載し、前記揚重装置(7)において、
搬機(15)又はフレーム(9)を駆動させて目的階の
フロア空間(3)に搬機(15)を位置決めし、位置決
めされた搬機(15)から、該搬機(15)に積載され
た構築資材(41)を、該目的階のフロア空間(3)に
搬入するように行う。また、搬機(15)に対する構築
資材(41)の揚重降下、積載等を行わない際には、開
閉屋根手段(30)を極力閉鎖しておく。本発明のうち
第二の発明では、折り畳んだ状態の開閉屋根手段(3
0)は極力コンパクトになる。本発明のうち第三の発明
では、クレーン(6)と目的階フロア(3)との間での
構築資材(41)の受け渡しが搬機(15)を介して行
われ、搬機(15)又はフレーム(9)を駆動させるこ
とにより該搬機(15)を任意の階フロア(3)に位置
決めさせる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、本発明による揚重装置の一例を示した側面
図、図2は、図1に示す揚重装置が設置された構造物全
体を示す模式断面図、図3は、図1に示す揚重装置の搬
機を上から見た平面図、図4は、図1に示す揚重装置の
折り畳式屋根ユニットを上から見た平面図である。
【0007】構築中であるビル等の構造物1は、図2に
示すように、地盤40上に立設された複数の柱(図示せ
ず)、これら柱に架設支持された複数の梁(図示せ
ず)、これら複数の柱及び梁によって支持された水平な
複数のスラブ2等を有しており、複数のスラブ2は、上
下に隣接するスラブ2、2間にそれぞれフロア空間3を
形成する形で層状に配置されている。また、構造物1に
は中空な空間であるシャフト5が、複数のスラブ2、従
って複数のフロア空間3を上下方向に貫通した形で設け
られており、シャフト5を介して、1階のフロア空間3
(即ち、地盤40のレベルのフロア空間3)と構造物1
の屋上部1a(即ち、最上部のスラブ2の上側)の上方
とは互いに連通されている。更に、構造物1の屋上部1
aには所定のクレーン6が設置されている。
【0008】以上のように構成された構造物1には、図
1及び図2に示すように、本発明による揚重装置7が設
置されている。揚重装置7は、構造物1の複数階高(本
実施例では4階高)に対応した、所定の上下長L1で上
下方向に伸延した形(本実施例では上下方向に伸延した
長方形枠形状)のフレーム9を有しており、フレーム9
の下端部付近(即ち、長方形枠形状における底辺部位に
相当する端部の付近)には複数の懸架装置10(図1で
は紙面左右両側に1個づつ図示)が設けられている。各
懸架装置10は、シリンダ側がフレーム9に固定的に設
けられ、ロッド側がフレーム9に対して水平方向である
図2の矢印A、B方向に突出後退され得るアクチェータ
11を有しており、アクチェータ11のロッドの先端
側、即ち矢印A側には矢印A、B方向に伸延した棒状の
反力桁12がアクチェータ11のロッドと連動し得る形
で設けられている。但し、反力桁12はフレーム9に対
して上下方向には固定された形で設けられている(例え
ば、フレーム9に設けられた矢印A、B方向の穴9aの
中を反力桁12が矢印A、B方向に摺動自在に設けられ
ている。)。なお、複数の懸架装置10において、各反
力桁12は全て同一高さレベルに存在している。
【0009】即ち、揚重装置7は、図1及び図2に示す
ように、フレーム9が構造物1のシャフト5内に挿入さ
れた形で設置されており、フレーム9に設けられた各懸
架装置10においては、アクチェータ11のロッドが矢
印A方向に突出した状態になっており、従って反力桁1
2が矢印A方向に移動した状態になっている。この状態
において、各反力桁12の矢印A側はフレーム9の外側
に突出し、しかもシャフト5の外周方向に突出した状態
になっており、従って各反力桁12の矢印A側は、シャ
フト5の周囲に隣接する同一階であるk階(kは整数、
図1及び図2ではk階は13階となっている)のスラブ
2の上にそれぞれ載置された状態になっている。つま
り、各反力桁12の矢印B側は、上述したようにフレー
ム9に対して上下方向に固定されているので、フレーム
9は複数の反力桁12を介して前記k階のスラブ2に懸
架されている。
【0010】フレーム9には所定の搬機移動空間HDが
設定されており(例えば、長方形枠状であるフレーム9
の枠内部に設定されている)、フレーム9には、該搬機
移動空間HDに対応する形で、上下方向に伸延したガイ
ドレール13(図1では2本図示)が敷設されている。
更に、フレーム9には、ガイドレール13に沿って該フ
レーム9に対して相対的に移動自在なる搬機15が設け
られている。即ち、搬機15は、図1及び図3に示すよ
うに、直方体カゴ状に形成され、その内部に積載空間S
K1及び作業員空間SK2等が形成されたケージ体16
を有しており、ケージ体16には前記ガイドレール13
に係合した複数のガイドローラ17が設けられている
(図3ではガイドローラ17がケージ体16の紙面左右
両側に、2本のガイドレール13に対応して設けられて
いる。)。つまり、ケージ体16は、複数のガイドロー
ラ17がガイドレール13に係合することによって該ガ
イドレール13に設けられており、従ってケージ体16
は、複数のガイドローラ17を介してガイドレール13
に沿ってフレーム9に対して相対的に移動自在になって
いる。ケージ体16には、その構造上の床に相当する水
平なテーブル部16aが設けられているが、該テーブル
部16aの下面側には駆動ユニット19が設けられてい
る。駆動ユニット19は、モータ19a及び、該モータ
19aからの動力を伝達するギアやシャフト等の動力伝
達機構19b及び、該動力伝達機構19bからの動力を
受けて駆動される駆動ギア19cから構成されており、
駆動ギア19cは、前記ガイドレール13に形成された
ラック(図示せず)等に噛合している。つまり、駆動ユ
ニット19が駆動ギア19cを駆動させることにより、
ケージ体16がガイドレール13に沿ってフレーム9に
対して相対的に駆動するようになっている。
【0011】更に、前記テーブル部16aの下面側には
複数の搬機懸架装置20(図1では紙面左右側に1個づ
つ図示、図3では紙面左右側に2個づつ二点鎖線で図
示)が設けられており、各搬機懸架装置20は、上述し
た懸架装置10と略同様に構成されている。即ち、搬機
懸架装置20には、シリンダ側がケージ体16に固定的
に設けられ、ロッド側がケージ体16に対して水平方向
である図2の矢印C、D方向に突出後退され得るアクチ
ェータ21を有しており、アクチェータ21のロッドの
先端側、即ち矢印C側には矢印C、D方向に伸延した棒
状の反力桁22がアクチェータ21のロッドと連動し得
る形で設けられている。但し、反力桁22はケージ体1
6に対して上下方向には固定された形で設けられてい
る。なお、複数の搬機懸架装置20において、各反力桁
22は全て同一高さレベルに存在している。
【0012】なお、ケージ体16の積載空間SK1及び
作業員空間SK2はテーブル部16aの上側に形成され
た空間であるが、図1及び図3に示すように、積載空間
SK1はケージ体16の中央部付近に位置し、作業員空
間SK2はケージ体16の縁端部(図3では紙面右端
側)付近に位置している。また、積載空間SK1は構築
資材等を積載し得る大きさの空間であり、作業員空間S
K2は作業員等が乗り込み得る大きさの空間である。ケ
ージ体16には、前記作業員空間SK2の上方に対応し
た形で、該ケージ体16の構造上の屋根に相当する、平
板メッシュ状の防護屋根23が設けられており、前記積
載空間SK1の上方には、該ケージ体16の構造上の屋
根に相当するものは設けられておらず、従って積載空間
SK1はケージ体16の上方外部と上下方向に連通して
いる。更に、ケージ体16の一方の側部(図1では紙面
手前側の側部、図3では紙面下側の側部)には開閉手段
26が設けられている。開閉手段26は、例えば図1及
び図3に示すように、ケージ体16の一方の側部の下端
16bにおいて開閉自在に蝶着された板部材16cから
なっており、板部材16cの閉鎖時には、図1に示すよ
うに、該板部材16cはケージ体16の構造上の側壁と
なって構築資材や作業員の落下等を防ぎ、板部材16c
の開放時には、図3に示すように、該板部材16cはケ
ージ体16の外部に水平に展開されてケージ体16とス
ラブ2側等とを連絡する連絡足場となる。或いは、開閉
手段26は、ケージ体16の一方の側部の側部の上端1
6dにおいて開閉自在に蝶着された柵部材16e(或い
はメッシュ状板部材)からなっており、柵部材16eの
閉鎖時には、該柵部材16eはケージ体16の構造上の
側壁となって構築資材や作業員の落下等を防ぐ。なお、
これら開閉手段26はモータ等の所定の駆動装置(図示
せず)によって開閉駆動するようにしてもよい。また、
ケージ体16の内部のうち、作業員空間SK2に対応し
た部位には、駆動ユニット19の駆動制御、懸架装置1
0の駆動制御、搬機懸架装置20の駆動制御、開閉手段
26の駆動制御、或いは後述する折り畳式屋根ユニット
30の駆動制御等を行うことができる所定の制御装置の
操作部35が配設されており、従って作業員空間SK2
に乗り込んだ作業員等は操作部35を操作することによ
りこれらの駆動制御を指示することができる。
【0013】一方、フレーム9の上端側には、図1及び
図4示すように、ステージ27が設けられており、ステ
ージ27は、水平な平板部29を有している。平板部2
9には、前記搬機15のケージ体16と上下方向に対応
した形の開口部29aが形成されており、該開口部29
aに対して折り畳式屋根ユニット30が設けられてい
る。即ち、折り畳式屋根ユニット30は、平板部29上
に水平方向である矢印E、F方向に平行な形で配設され
た2本のレール31、31を有しており、2本のレール
31、31はこれらレール31、31が前記開口部29
aを挾む形で配設されている。また、レール31、31
にはジャバラ板部材32が設けられており、ジャバラ板
部材32は、長方形状のメッシュ板部材である複数の板
片32aが互いに蝶着した形で矢印E、F方向に直列に
連結されて構成されている。従ってジャバラ板部材32
は矢印E、F方向に伸延・折り畳自在になっている。ジ
ャバラ板部材32は、前記レール31、31間に懸け渡
された形で設けられており、ジャバラ板部材32のうち
前記レール31、31に対応した箇所(例えば複数の板
片32aの蝶着箇所のうち谷側の箇所等)にはレール3
1、31に係合し、かつこれらレール31、31に沿っ
て移動自在なローラ32bが設けられている。従って、
ジャバラ板部材32は、ローラ32bを介して、レール
31、31に沿って矢印E、F方向に移動自在なる形で
設けられている。また、レール31、31に沿ってリン
クチエーン33、33が矢印G、H方向に回転自在に設
けられており、該リンクチエーン33、33を駆動する
所定の駆動モータ33aが設けられている。更にまた、
ジャバラ板部材32の矢印E側端部付近はリンクチエー
ン33、33の一部と接合されており、ジャバラ板部材
32の矢印F側端部付近はレール31、31(或いは、
平板部29)に対して固定されている。即ち、前記駆動
モータ33aの駆動により、リンクチェーン33、33
が矢印G、H方向に回転駆動され、ジャバラ板部材32
の矢印E側端部付近がリンクチエーン33、33と共
に、矢印E、F方向に駆動される。つまり、ジャバラ板
部材32の矢印E側端部付近が矢印E方向に駆動される
ことにより、ジャバラ板部材32は伸延されて、前記開
口部29aを覆うようになり、ジャバラ板部材32の矢
印E側端部付近が矢印F方向に駆動されることにより、
ジャバラ板部材32は折り畳まれて図4の二点鎖線に示
すように前記開口部29aが開放されるようになる。
【0014】構造物1及び本発明による揚重装置7は以
上のように構成されているので、揚重装置7のフレーム
9を上述したように構造物1のk階のスラブ2に懸架し
た状態で、駆動ユニット19を介してケージ体16、即
ち搬機15をガイドレール13、13に沿って、4階高
に対応した上下長L1をもつフレーム9に対して上下に
移動駆動させることができるので、搬機15は、k階、
k+1階、k+2階、k+3階の各フロア空間3間で作
業員や構築資材を運搬することができる。
【0015】また、揚重装置7のフレーム9を構造物1
のk階のスラブ2から他の階のスラブ2に移動させて懸
架させることができる。即ち、フレーム9をk階のスラ
ブ2からk−3階のスラブ2に下方に移動させる場合に
は、まず駆動ユニット19を介して搬機15を、図1の
二点鎖線に示すように、k階のフロア空間3に、該搬機
15の複数の反力桁22の位置がk階のスラブ2の上面
に対応する形で位置決めし、次いで搬機懸架装置20の
アクチェータ21を介してこれら反力桁22を矢印C方
向に突出させ、該反力桁22の矢印C側の部位を、図3
の二点鎖線に示すように、シャフト5の周囲に隣接する
スラブ2の上にそれぞれ配置させる。次いで、フレーム
9に設けられた各懸架装置10において、アクチェータ
11を介して反力桁12を矢印B方向に後退移動させる
ことにより、k階のスラブ2に対するフレーム9の懸架
装置10を介した懸架を解除させる。ところで、フレー
ム9に対して搬機15が停止固定されているので(例え
ば、駆動ユニット19に内蔵された公知のブレーキ機構
等によって搬機15とガイドレール13、13との間が
固定されている。)、k階のスラブ2に対するフレーム
9の懸架の解除により、フレーム9と搬機15が一体と
なってシャフト5中を落下しようとするが、搬機15に
おいては、上述したように各反力桁22の矢印C側の部
位がk階のスラブ2の上に配置されているので、これら
反力桁22の矢印C側の部位がスラブ2の上に載置され
る形で搬機15が該スラブ2に懸架されるようになる。
即ち、フレーム9と搬機15は、これら反力桁22を介
して一体となってk階のスラブ2に懸架される。次い
で、搬機15の駆動ユニット19を介してガイドレール
13及びフレーム9に対して相対的に搬機15を上方に
移動駆動させる。しかし、搬機15側がk階のスラブ2
上に懸架され固定されていることから、フレーム9側が
搬機15及びスラブ2に対して下方に移動駆動されるよ
うになる。なお、各スラブ2のうちシャフト5に隣接し
た部位には、フレーム9の移動時等に、該フレーム9の
振動を防ぐためのガイドローラ等からなるガイド手段2
5が設けられており(図2及び図3には省略されてい
る)、ガイド手段25の作用によりフレーム9の移動が
スムーズに行われる。更にフレーム9を下方に移動駆動
させて、図2の二点鎖線に示すように、該フレーム9の
複数の反力桁12の位置がk−3階のスラブ2の上面に
対応する形で位置決めして移動駆動を停止し、懸架装置
10のアクチェータ11を介して各反力桁12を矢印A
方向に突出させ、該反力桁12の矢印A側の部位を、シ
ャフト5の周囲に隣接するスラブ2の上にそれぞれ配置
させる。その後、ケージ体16に設けられた各搬機懸架
装置20において、アクチェータ21を介して反力桁2
2を矢印D方向に移動させることにより、k階のスラブ
2に対する搬機15の搬機懸架装置20を介した懸架は
解除される。ところで、搬機15に対してフレーム9が
停止固定されているので、懸架の解除により、搬機15
とフレーム9が一体となって落下しようとするが、フレ
ーム9においては、各反力桁12の矢印A側の部位がス
ラブ2の上に配置されているので、これら反力桁12の
矢印A側の部位がスラブ2の上に載置される形でフレー
ム9が該スラブ2に懸架されるようになる。即ち、フレ
ーム9と搬機15は、これら反力桁12を介して一体と
なってk−3階のスラブ2に懸架される。
【0016】また逆に、フレーム9をk−3階のスラブ
2からk階のスラブ2に上方に移動させる場合には、ま
ず駆動ユニット19を介して搬機15をk階のフロア空
間3に位置決めし、次いで搬機懸架装置20の反力桁2
2を矢印C方向に突出させ、次いでフレーム9の各懸架
装置10において、反力桁12を矢印B方向に後退移動
させてk−3階のスラブ2に対するフレーム9の懸架装
置10を介した懸架を解除させることにより、フレーム
9と搬機15を搬機懸架装置20の反力桁22を介して
k階のスラブ2に懸架させ、次いで搬機15の駆動ユニ
ット19を介してフレーム9側を搬機15及びスラブ2
に対して上方に移動駆動させて該フレーム9の複数の反
力桁12の位置をk階のスラブ2に位置決めし、懸架装
置10の各反力桁12を矢印A方向に突出させ、その
後、各搬機懸架装置20において、反力桁22を矢印D
方向に移動させてk階のスラブ2に対する搬機15の搬
機懸架装置20を介した懸架を解除することにより、フ
レーム9と搬機15を反力桁12を介してk階のスラブ
2に懸架させる。以上のように、揚重装置7のフレーム
9は、フレーム9又は搬機15を駆動させることによ
り、シャフト5内を自在に上下に移動させ、任意の階の
スラブ2に対して設置させることができ、従って揚重装
置7の搬機15は、任意の階のフロア空間3に対して位
置決めさせることができる。
【0017】次に、本発明による揚重装置7を用いて、
地上の構築資材41を目的階、例えばk階のフロア空間
3に運搬するには以下のように行う。まず、シャフト5
内に揚重装置7を予め設置しておき(なお、予めなされ
る設置は、どの階に対してなされていてもよい。)、次
いで、搬機懸架装置20による搬機15のスラブ2に対
する懸架・懸架解除及び、懸架装置10によるフレーム
9のスラブ2に対する懸架・懸架解除及び、駆動ユニッ
ト19を介した搬機15とフレーム9との間での相対的
な移動駆動を行うことにより、フレーム9をシャフト5
内で上下方向に移動駆動させて、該フレーム9をk階の
フロア空間3に対応する形で設置する(なお、フレーム
9が必ずしもk階のスラブ2に対して懸架されている必
要はなく、フレーム9の上下長L1の範囲内にk階のフ
ロア空間3が含まれていればよい。)。次いで、クレー
ン6を介して地上の構築資材41を揚重して構造物1の
屋上部1aの上方に移動させ、屋上部1aの上方でかつ
シャフト5の真上、従って揚重装置7の折り畳式屋根ユ
ニット30の真上に位置決め停止させる。
【0018】次いで、折り畳式屋根ユニット30におい
て、駆動モータ33a及びリンクチェーン33等を駆動
させて、ジャバラ板部材32を矢印F方向に折り畳ん
で、ステージ27における開口部29aを開放する。な
お、搬機15に対する構築資材41の揚重降下、積載等
を行わない際には、折り畳式屋根ユニット30を極力伸
長させて開口部29aを閉鎖しておく。そうすることに
より、揚重装置7の上方から構築資材等の物体が不用意
に落下しても、ジャバラ板部材32によって防護され、
特に搬機15上で作業している作業員等に対しての事故
が極力発生しないようになる。また、揚重装置7を、図
1に示すように、折り畳式屋根ユニット30が屋上部1
a(或いは、構築途中における最上位置のスラブ2等)
に対応する位置に配置されるように設置して使用するこ
とにより、折り畳式屋根ユニット30が、屋上部1aで
作業している作業員等がシャフト5に落下するのを防止
する養生手段としての効果をも発揮するようになること
は勿論である。次いで、前記クレーン6を再び駆動させ
て揚重されている構築資材41をまっすぐにシャフト5
に対して揚重降下させ、従って前記開口部29aを介し
て揚重装置7の搬機移動空間HDに降下させる。また、
構築資材41を搬機移動空間HDに降下させることによ
って、該搬機移動空間HDに存在している搬機15に到
達する形で降下させる。搬機15のうち積載空間SK1
の上方は外部と連通しているので、搬機15に到達する
形で降下した構築資材41は、積載空間SK1内に降下
して、テーブル部16a上に載置される。即ち、構築資
材41は積載空間SK1に積載された。次いで、構築資
材41を積載した搬機15を、駆動ユニット19を介し
た該搬機15とフレーム9との間での相対的な移動駆動
を行うことによって目的階であるk階のフロア空間3に
位置決めした後、搬機15の開閉手段26等を開放する
ことにより、該構築資材41を搬機15から該k階のフ
ロア空間3内に搬入する。以上のように、クレーン6と
目的階であるk階のフロア空間3との間での構築資材4
1の受け渡しは、揚重装置7の搬機15を介して行われ
るので、構築資材41の運搬の際には、k階のフロア空
間3に対応した形の受け構台を前記構造物1の外周側等
に設置しなくて済むので、構築資材41の運搬作業に手
間がかからず効率的である。また、搬機15又はフレー
ム9を駆動させることにより該搬機15を任意の階のフ
ロア空間3に容易に位置決めさせることができるので、
構築資材41の運搬先が多数のフロア空間3である場合
にも、1台の揚重装置7を介して構築資材41の運搬が
容易に行えるようになる。また、揚重装置7はクレーン
6と目的階のフロア空間3との間での構築資材41の受
け渡しを仲介する目的で使用されるため、揚重装置7を
目的階のフロア空間3に対応して設置しておくことによ
り搬機15又はフレーム9の駆動距離を極力短くするこ
とが可能となる。つまり、運搬すべき目的階のフロア空
間3が高層階或いは低層階であるかの如何を問わず、搬
機15又はフレーム9の駆動距離を極力短くし、構築資
材41の運搬時間を極力短くすることができるので効率
的な作業が実現する。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明のうち第一の
発明は、フレ−ム9等のフレームを有し、前記フレ−ム
に搬機移動空間HD等の搬機移動空間を形成し、前記フ
レ−ムにガイドレール13等のガイド手段を上下方向に
設け、前記フレ−ムに搬機15等の搬機を、該搬機が前
記搬機移動空間において前記ガイド手段を介して、前記
フレームに対して相対的に上下方向に移動し得る形で設
け、前記搬機に、駆動ユニット19等の駆動手段を、前
記フレームと該搬機を前記ガイド手段を介して相対的に
上下方向に駆動し得る形で設け、前記搬機に積載空間S
K1等の積載空間を形成し、前記フレームの上端側に折
り畳式屋根ユニット30等の開閉屋根手段を、前記搬機
移動空間が開閉自在になるように設け、前記フレ−ム
に、懸架装置10等の第一の支持手段をスラブ2等のス
ラブに対して係合自在に設け、前記搬機に、搬機懸架装
置20等の第二の支持手段をスラブに対して係合自在に
設けて構成されるので、複数のフロア空間3を有し、こ
れらフロア空間3を上下方向に屋上部1aまで貫通する
形のシャフト5が設けられ、上部にクレーン6が設置さ
れた構造物において、構築資材を地上から該構造物の目
的階のフロア空間3に運搬するには、まずシャフト5に
本発明による揚重装置を挿入すると共に、前記第一の支
持手段或いは前記第二の支持手段を前記構造物のスラブ
に対して係合させて、該揚重装置をスラブに支持させる
形で設置しておき、次いで該揚重装置において、開閉屋
根手段を開放すると共に、クレーン6によって地上の構
築資材を揚重して、該構築資材を構造物1の屋上部1a
側からシャフト5を介して揚重降下させて、搬機の積載
空間に積載し、次いで前記揚重装置において、搬機又は
フレームを駆動させて目的階のフロア空間3に搬機を位
置決めし、位置決めされた搬機から、該搬機に積載され
た構築資材を、該目的階のフロア空間に搬入するように
行う。よって、クレーン6と目的階のフロア空間3との
間での構築資材の受け渡しは、揚重装置の搬機を介して
行われる。つまり、構築資材の運搬の際には、目的階の
フロア空間3に対応した形の受け構台を前記構造物の外
周側等に設置しなくて済むばかりでなく、揚重装置のシ
ャフト5に対する設置が、該揚重装置をシャフト5に挿
入すると共に、第一の支持手段或いは第二の支持手段を
スラブに対して係合させるといった単純な作業により実
現するため、構築資材の運搬作業に手間がかからず効率
的である。また、搬機又はフレームを駆動させることに
より該搬機を任意のフロア空間3に容易に位置決めさせ
ることができるので、構築資材の運搬先が多数のフロア
空間3である場合にも、1台の揚重装置を介して構築資
材の運搬が容易に行えるようになる。また、搬機に対す
る構築資材の揚重降下、積載等を行わない際には、開閉
屋根手段を極力閉鎖しておくことができるので、揚重装
置の上方から構築資材等の物体が不用意に落下しても、
該開閉屋根手段によって防護され、特に搬機上で作業し
ている作業員等に対しての事故が極力発生しないように
なる。つまり、安全性が更に一層向上されている。
【0020】本発明のうち第二の発明は、第一の発明の
揚重装置において、第一の発明の揚重装置において、前
記開閉屋根手段は、折り畳み自在のジャバラ板部材32
等のジャバラ部材からなるので、第一の発明による効果
に加えて、折り畳んだ状態の開閉屋根手段は極力コンパ
クトになるため、フレームの搬機移動空間或いは搬機の
積載空間に対する構築資材の揚重降下の際に邪魔になら
ず都合がよい。
【0021】本発明のうち第三の発明は、複数のフロア
空間3等の階フロアを有し、これら階フロアを上下方向
に屋上部1a等の屋上まで貫通する形のシャフト5等の
シャフトが設けられ、上部にクレーン6等のクレーンが
設置された構造物1等の構造物において、第一の発明の
揚重装置を介して、構築資材41等の構築資材を地上か
ら該構造物の目的階フロアに運搬する際、前記シャフト
に第一の発明の揚重装置を設置し、前記揚重装置の開閉
屋根手段を開放すると共に、前記クレーンによって地上
の構築資材を揚重して、該構築資材を前記構造物の屋上
側から前記シャフトを介して揚重降下させて、前記搬機
の積載空間に積載し、前記搬機又は前記フレームを駆動
させて前記目的階フロアに前記搬機を位置決めし、位置
決めされた搬機から、該搬機に積載された前記構築資材
を、前記目的階フロアに搬入するようにして構成され
る。よって、クレーンと目的階フロアとの間での構築資
材の受け渡しが搬機を介して行われるので、目的階フロ
アに対応した形の受け構台を構造物の外周側等に設置し
なくて済むことから、手間がかからず効率的である。ま
た、搬機又はフレームを駆動させることにより該搬機を
任意の階フロア空間に容易に位置決めさせることができ
るので、構築資材の運搬先が多数の階フロアである場合
にも、1台の揚重装置を介して構築資材の運搬が容易に
行えるようになる。また、揚重装置はクレーンと目的階
フロアとの間での構築資材の受け渡しを仲介する目的で
使用されるため、揚重装置を目的階フロアに対応して設
置しておくことにより搬機又はフレームの駆動距離を極
力短くすることが可能となる。つまり、運搬すべき目的
階フロアが高層階或いは低層階であるかの如何を問わ
ず、搬機又はフレームの駆動距離を極力短くし、構築資
材の運搬時間を極力短くすることができるので効率的な
作業が実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による揚重装置の一例を示した
側面図である。
【図2】図2は、図1に示す揚重装置が設置された構造
物全体を示す模式断面図である。
【図3】図3は、図1に示す揚重装置の搬機を上から見
た平面図である。
【図4】図4は、図1に示す揚重装置の折り畳式屋根ユ
ニットを上から見た平面図である。
【符号の説明】
1……構造物 1a……屋上(屋上部) 2……スラブ 3……階フロア(フロア空間) 5……シャフト 6……クレーン 7……揚重装置 9……フレ−ム 10……第一の支持手段(懸架装置) 13……ガイド手段(ガイドレール) 15……搬機 19……駆動手段(駆動ユニット) 20……第二の支持手段(搬機懸架装置) 30……開閉屋根手段(折り畳式屋根ユニット) 32……ジャバラ部材(ジャバラ板部材) 41……構築資材 HD……搬機移動空間 SK1……積載空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥貫 勝博 千葉県流山市駒木518番地1号 三井建設 株式会社技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレ−ムを有し、 前記フレ−ムに搬機移動空間を形成し、 前記フレ−ムにガイド手段を上下方向に設け、 前記フレ−ムに搬機を、該搬機が前記搬機移動空間にお
    いて前記ガイド手段を介して、前記フレームに対して相
    対的に上下方向に移動し得る形で設け、 前記搬機に、駆動手段を、前記フレームと該搬機を前記
    ガイド手段を介して相対的に上下方向に駆動し得る形で
    設け、 前記搬機に積載空間を形成し、 前記フレームの上端側に開閉屋根手段を、前記搬機移動
    空間が開閉自在になるように設け、 前記フレ−ムに、第一の支持手段をスラブに対して係合
    自在に設け、 前記搬機に、第二の支持手段をスラブに対して係合自在
    に設けて構成した揚重装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の揚重装置において、 前記開閉屋根手段は、折り畳み自在のジャバラ部材から
    なる揚重装置。
  3. 【請求項3】複数の階フロアを有し、これら階フロアを
    上下方向に屋上まで貫通する形のシャフトが設けられ、
    上部にクレーンが設置された構造物において、請求項1
    記載の揚重装置を介して、構築資材を地上から該構造物
    の目的階フロアに運搬する際、 前記シャフトに請求項1記載の揚重装置を設置し、 前記揚重装置の開閉屋根手段を開放すると共に、前記ク
    レーンによって地上の構築資材を揚重して、該構築資材
    を前記構造物の屋上側から前記シャフトを介して揚重降
    下させて、前記搬機の積載空間に積載し、 前記搬機又は前記フレームを駆動させて前記目的階フロ
    アに前記搬機を位置決めし、 位置決めされた搬機から、該搬機に積載された前記構築
    資材を、前記目的階フロアに搬入するようにして構成し
    た揚重装置を用いた構築資材の運搬方法。
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