JP3103715B2 - 揚重搬送装置および揚重搬送方法 - Google Patents

揚重搬送装置および揚重搬送方法

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JP3103715B2 JP8887394A JP8887394A JP3103715B2 JP 3103715 B2 JP3103715 B2 JP 3103715B2 JP 8887394 A JP8887394 A JP 8887394A JP 8887394 A JP8887394 A JP 8887394A JP 3103715 B2 JP3103715 B2 JP 3103715B2
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修 畠山
一弥 木川田
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株式会社間組
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高層建築などの建物
の躯体施工時に、資材を連続的に揚重搬送するのに利用
する揚重搬送装置および揚重搬送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の建物の躯体施工においては、資材
を揚重運搬するのにタワークレーンが主に利用されてい
る。かかるタワークレーンは、高いタワーの上に短いブ
ームやハンマーヘッド式トラスを備え、また、下部にク
ローラを設けて走行する移動式のものや固定ベース上に
組み立てられる固定式のものがある。
【0003】また、自力でマストをつり込み、他のクレ
ーンを使用することなく、建物が高くなるに従ってクレ
ーンの一部や全体を上昇させる(クライミング)構造の
ものが一般に用いられており、ここではワイヤロープや
油圧によるクライミング装置が広く採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のタワークレーンによる資材の揚重搬送は、原理的
に玉掛けワイヤロープによる単品資材の一本吊り方式で
あるため、搬送作業としてはバッチ作業となり、施工方
法全体を連続作業化して工期の短縮を図ろうとする場合
には大きな制約となるという問題点があった。
【0005】また、上記バッチ作業の非能率を改善する
ため、狭い施工領域内に大形のタワークレーンを複数台
設置したり、これらのタワークレーンの高速運転、さら
には3層1節構法を採用したり、柱形状(荷姿)を工夫
したりすることなどが考えられているものの、そのいず
れもが、作業全体における揚重時間が占める割合が大き
くなり、極めて非能率な施工法であるという問題点があ
った。
【0006】請求項1の発明は、上記のような問題点に
着目してなされたものであり、建物のボイド部等の空間
部に上方に屋根と共に伸ばす軌道ポストを設けて建物の
躯体施工用の資材運搬を能率的に運搬でき、これにより
工期の大幅な短縮化を図り、安全をも確保できる揚重搬
送装置を得ることを目的とする。
【0007】また、請求項2の発明は、垂直搬送台車を
交錯することなく連続的に上下方向に循環駆動すること
で、効率的に資材搬送を実施できる揚重搬送装置を得る
ことを目的とする。
【0008】請求項3の発明は、一対の軌道ポストを継
ぎ足しながら伸長することで能率的にリニアポストを設
立すると共に、屋根をも上昇させ、資材の上昇搬送を連
続的に実施できる揚重運搬方法を得ることを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
揚重搬送装置は、建物の空間部に設立した軌道ポストに
対して垂直搬送台車を軌道ポストに各別に設けた上下軌
条に循環走行可能にし、その垂直搬送台車によって資材
と軌道ポストを構成するポスト構成体をも建物の施工階
まで運搬して継ぎ足し可能にし、一方、この継ぎ足した
軌道ポストに対し、屋根を支持するリフトアップ用マス
トを取り付けたものである。
【0010】請求項2の発明にかかる揚重搬送装置は、
軌道ポスト外周には垂直搬送台車を走行するための台車
駆動部を軌道ポストに各別に設けた上下軌条に走行可能
に設け、その台車駆動部に上昇時には開いて資材を載置
し、下降時には閉じるパレット部を設け、上昇軌条から
下降軌条に上記台車駆動部を水平方向に旋回させる旋回
駆動装置により最上部と最下部の軌道ポストを旋回させ
るようにしたものである。
【0011】請求項3の発明にかかる揚重搬送装置は、
地上に相対設立し、かつ屋根を上昇可能に支持する軌道
ポストを継ぎ足しながら、上昇時には開き、下降時には
閉じるパレット部を持った垂直搬送台車を、軌道ポスト
に設けた上下の軌条上に循環走行させることにより、資
材を該屋根の下部の懸吊装置まで搬送するようにしたも
のである。
【0012】
【作用】請求項1の発明における揚重搬送装置は、垂直
搬送台車を建物の空間部に設立された軌道ポストに沿っ
て上下方向に循環走行させ、その垂直搬送台車によって
軌道ポスト構成体を施工階まで搬送しながら継ぎ足し、
この継ぎ足した軌道ポストに対し油圧シリンダの伸縮に
よってリフトアップ用マストを上昇させ、尺取虫式に屋
根を上昇させ、さらに、躯体施工用の資材は施工計画に
従って、上記垂直搬送台車に載せて施工階へ連続的に揚
重する。
【0013】請求項2の発明における揚重搬送装置は、
垂直搬送台車に軌道ポスト外周に沿って昇降する台車駆
動部を有し、資材などの揚重時にはその台車駆動部上の
パレットを開いてこれを載置し、最上部位置にてパレッ
トを閉じた後水平方向に台車駆動部を旋回操作して、上
昇した場合とは別の経路を通って降下させ、再び揚重の
ために再上昇可能にする。
【0014】請求項3における揚重搬送方法は、施工階
の全体を被う屋根の下で、垂直搬送台車をガイド支持す
る軌道ポストの継ぎ足しのための揚重搬送と、施工階へ
の資材の揚重搬送をパレットを用いて連続的に実施す
る。
【0015】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は揚重搬送装置の全体を示す概念図であり、
同図において、施工対象の2つの建物1間のボイド部2
には、垂直搬送装置を構成する一対の軌道ポストとして
のリニアポスト3が設立されている。
【0016】また、この垂直搬送装置を構成するリニア
ポスト3には、建物1およびボイド2の全体を被う屋根
4を支持するリニアポスト用マスト5が着脱可能に支持
されている。
【0017】さらに、建物1の側面には屋根4の下部に
固定した屋根支柱6が建物1の上部周囲に摺動可能にし
て取り付けて屋根全体を安定に保持し、上記屋根4の上
部を被うように、建物1の上側面に屋根幕材7の下端が
建物上部をゴム等の弾性紐で締め付けるようにして取り
付けられている。
【0018】図2および図3は、上記揚重搬送装置によ
る資材搬送方法を概念的に示す正面図および平面図であ
り、上記リニアポスト3が垂直搬送装置を構成するよう
に積層可能に設けられている。また、このリニアポスト
3に沿って上下方向(矢印方向)に循環走行する垂直搬
送台車9が設けられ、これには後述の台車駆動部である
台車リニア駆動部と、これに対し折り畳み可能に支持さ
れたパレット部10とが設けられている。
【0019】このパレット部10は、搬送用の資材やポ
スト構成体3aを載置して揚重するように機能し、上記
屋根4の下面に設けられたレール13に沿って縦横に走
行する懸吊装置としての複数組のホイスト12がパレッ
ト部10によって揚重された上記資材11を荷取りして
吊り揚げ、施工階の所定部位へ運搬するようになってい
る。
【0020】図4および図5は、上記垂直搬送装置をさ
らに詳しく示す正面図および要部の平面図であり(ただ
し、これらの図が垂直搬送装置が90°の旋回となって
いるが、図2と図3では180°の旋回となってい
る。)、リニアポスト3は上方に継ぎ足される複数の円
筒状のポスト構成体3aからなり、これらのうち、常に
最上部と最下部となるポスト構成体は図5に示すよう
に、略90°の角度領域内で単独で水平旋回操作可能に
なっている。そして、ポスト構成体3a外周の一部には
縦方向に形成された上昇と下降の軌道となる複数本のガ
イド突条8が平行に設けられ、これらに上記垂直搬送台
車9を構成する複数の台車リニア駆動部15が上下走行
自在に取り付けられている。なお、このリニア駆動部は
リニアモータを利用して駆動力を発生する。
【0021】また、上記パレット部10は載置台10a
を台車リニア駆動部15に対し2つの折り畳み可能なア
ーム10b,10cによって支持する構造となってお
り、ヒンジ軸10dを中心にアーム10b,10cを折
り込むことで、上記折り畳みおよび立上げがワンタッチ
で行えるようになっている。なお、この折り畳みおよび
立上げは油圧シリンダ(図示せず)の伸縮によってなさ
れる。
【0022】一方、上記リフトアップ用マスト5は上部
マスト5aおよび下部マスト5bからなり、これらの間
に油圧シリンダ16が装着して伸縮可能に連結されてい
る。また、これらの各マスト5a,5bにはそれぞれポ
スト構成体3aに予め形成された複数のピン孔17に挿
入可能なピン18が抜き差し可能に設けられている。な
お、図5において、各リニアポスト3はその4分の1円
弧部の外周を空間部(ボイド)と建物間に立設した支持
部材19によって支持されている。
【0023】図6および図7は、屋根4の天井に敷設さ
れた図2に示すような資材懸吊装置としてのレール13
およびホイスト12を拡大して示したものであり、この
うちレール13は互いに段違いにしかも縦横に別々に配
置された上レール13aおよび短スパンの下レール13
bからなり、レール13bにはホイスト12が走行可能
に吊り下げられている。ホイスト12には自動玉掛け装
置14が吊り下げられている。ここで、下レール13b
は上レール13aとクロスする方向に摺動可能に吊持さ
れている。
【0024】図8は、上記パレット部10に載置されて
揚重される、躯体施工用の資材11を示し、大梁22と
小梁23上に設置された床PC板21と、外壁カーテン
ウオール24と、間柱25と、柱26とからなり、これ
らは地組みヤードにて大形ブロック化されている。
【0025】次に、揚重搬送動作について説明する。ま
ず、垂直搬送台車9が走行する上昇と下降の固定軌条と
なるガイド突条8を持ったポスト構成体3aを、例えば
小形のクレーンなどを用いて建物の1フロア分の高さに
連設して複数対に積層したリニアポスト3を設立し、こ
れらのリニアポスト3の外周に沿ってパレット部10を
設けた台車リニア駆動部15を上下各別に循環走行させ
る。
【0026】すなわち、地上では台車リニア駆動部15
に支持された、図2〜図4に示すような、少なくとも一
対の開いたパレット部10に対し、躯体施工のための資
材11を各パレット部毎に次々に載置すると、これらの
資材11は台車リニア駆動部15によってパレット部1
0に載せられたまま順次上昇し、つぎつぎとリニアポス
ト3の最上部に至る。
【0027】このとき、資材11のみが屋根4の天井に
沿って縦横に走行する上記ホイスト12のフックに、自
動玉掛け脱着装置14を介してその資材11が上昇して
きた各パレット部10から移し替えられ、荷取り作業の
自動化によって下レール13bおよび上レール13aに
沿って走行して施工階の所定位置へ搬送される。
【0028】一方、上記資材を移し替えられたパレット
部10は、台車リニア駆動部15に対し上記最上部位置
で油圧シリンダによってアーム10b,10cがヒンジ
軸10dで自動的に折り畳まれ、しかも最上部と最下部
のポスト構成体3aに取り付けられた油圧で左及び右に
回動する旋回駆動装置20により、最上部と最下部のそ
れぞれの直下と直上にあるポスト構成体3aの回転軸5
bによって、図5に示すように強制的に90°の角度で
左右に水平旋回操作される。すなわち、最上部と最下部
のポスト構成体3aはその直下と直上のポスト構成体3
aが突出した回転軸5bにそれぞれ中心孔で嵌合され、
各最上部と最下部のそれぞれに設けた油圧モータ(図示
せず)によって回動する。このとき、この旋回によっ
て、最上部と最下部のポスト構成体3aとその下と上の
連続するポスト構成体3aの各ガイド突条8が互いに一
直線状に合致することにより、上昇軌道から下降軌道
に、また下降軌道から上昇軌道に転換できることとな
る。
【0029】これによって、最上部と最下部のポスト構
成体3aにある上記台車リニア駆動部15は、下方へ各
ガイド突条8にガイドされてリニア駆動走行可能とな
り、下方または上方に向って積層リニアポスト3に沿っ
て下降または上昇していく。このようにして、最下位置
と最上位置のポスト構成体3aを上記とは逆向きに90
°の角度だけ水平旋回させる。これにより、このポスト
構成体3aとその上に連続するポスト構成体3aの各ガ
イド突条が合致し、台車リニア駆動部15はこれに沿っ
て、再び資材搬送のために上昇し、下降可能となる。
【0030】すなわち、台車リニア駆動部15は、リニ
アポスト3の最上端と最下端にあるポスト構成体3aを
間欠的に互いに反対方向に設定角度、例えば90°また
は180°旋回させるだけで、循環走行路が形成され、
そのリニアポスト3に沿って連続的に循環することとな
る。
【0031】そして、かかる台車リニア駆動部15に支
持された少なくとも一対の拡開したパレット部10によ
って、地組みヤードでブロック化して完成品に近い形と
した図8に示すような資材を、施工計画に従って一括し
て施工階の最終組立地点まで運搬し、空のパレットを折
り畳んで新たな資材運搬の位置の地点で拡開したパレッ
トに資材を載置して運搬でき、資材の搬送を効率的に実
施可能にする。
【0032】一方、上記のような資材の運搬によって各
階の躯体組立が終了するごとに、新たなポスト構成体3
aを今まで最上部だったポスト構成体3aの上から、つ
いで上記リフトアップ用マスト5のうち、上部マスト5
aおよびこれに対向するポスト構成体3aに共に挿し込
まれている図4に示すようなピン18を抜き取り、続い
て油圧シリンダ16を伸長させて上部マスト5aを下部
マスト5bに対し必要高さまで上昇させ、その必要高さ
位置で上部マスト5aおよびこれに対向する新しいポス
ト構成体3aのピン孔17に再びピン18を挿し込む。
【0033】次に、上記下部マスト5bおよびこれに対
向するポスト構成体3aに共に挿し込まれているピン1
8を抜き取り、続いて油圧シリンダ16を収縮させて、
下部マスト5bのみを必要高さまで上昇させる。そし
て、この必要高さ位置で下部マスト5bおよびこれに対
向するポスト構成体3aのピン孔17に再びピン18を
挿し込む。
【0034】このようなリフトアップ用マスト5の尺取
虫のような動作により、リフトアップ用マスト5はその
上昇位置で安定に保持され、屋根4をさらに一段高い位
置に保持することとなり、この屋根4の下でさらに上階
の施工躯体の運搬および構築を可能とする。また、上記
各躯体の組立終了ごとに、ポスト構成体3aの継ぎ足し
が行われるが、このポスト構成体3aの供給,搬送も、
資材の場合と同じく、上記パレット部10およびホイス
ト12の駆動によってなされる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、軌道ポストに対して垂直搬送台車を上下方向に循環
走行可能にし、その垂直搬送台車によって軌道ポストを
構成するポスト構成体を施工階まで運搬して継ぎ足し可
能にし、一方、この継ぎ足した軌道ポストに対し、ピン
と油圧シリンダによって、屋根を支持するリフトアップ
用マストを上昇可能に取り付けたので、資材の揚重運搬
を連続的に実施可能にするとともに、屋根を施工階の上
部へ上昇させながら躯体施工用の資材運搬を能率的に実
施でき、これにより工期の大幅な短縮化を図り、安全を
確保できるほか、ボイド部のような狭い領域を作業空
間,資材場所として有効利用できるものが得られる効果
がある。
【0036】請求項2の発明によれば、軌道ポスト外周
に台車駆動部を上下方向に移行可能に設け、旋回駆動装
置によって一定角度旋回し、台車駆動部に上昇時には開
いて資材を載置し、下降時には閉じてパレット部を設け
るように構成したので、資材を運搬する垂直搬送台車を
連続的に上下方向に循環駆動することができ、効率的に
資材搬送を実施できるものが得られる効果がある。
【0037】請求項3の発明によれば地上に相対設立さ
れ、かつ屋根を上昇可能に支持する軌道ポストに対し、
上昇時には開いて資材を載置搬送し、下降時には閉じる
パレット部を持った垂直搬送台車を上下方向に循環走行
させるようにしたので、狭い施工領域に設立された一対
の軌道ポストを利用して能率的に資材の上昇搬送を連続
的に実施できるものが得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による揚重搬送装置の上部
全体構造を示す概念図である。
【図2】この発明における資材搬送部の構成を概念的に
示す正面図である。
【図3】この発明における資材搬送部の構成を概念的に
示す平面図である。
【図4】図1の垂直搬送装置の構成を詳しく示す正面図
である。
【図5】図1の垂直搬送装置の構成を詳しく示す要部の
平面図である。
【図6】図2における懸吊装置を示す正面図である。
【図7】図6の側面図である。
【図8】この発明で搬送する資材を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 建物 2 ボイド部 3 軌道ポスト 9 垂直搬送台車 10 パレット部 15 台車駆動部 16 油圧シリンダ 18 ピン 20 旋回駆動装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 9/187 E04G 21/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物のボイド部等の空間部に相対するよ
    うに設立し、かつ順次上方に継ぎ足す上下各別に軌条を
    有する軌道ポストと、該軌道ポストに沿って上下方向に
    循環走行可能に支持した資材搬送用の垂直搬送台車と、
    上記軌道ポストに支持し、油圧シリンダの伸縮によっ
    て、上昇可能なリフトアップ用マストと、該リフトアッ
    プ用マストに支持し、少なくとも上記ボイド上部および
    建物を被う屋根とを備えた揚重搬送装置。
  2. 【請求項2】 垂直搬送台車と、該垂直搬送台車を走行
    させる上下各別に軌条を有する軌道ポストに沿って走行
    する台車駆動部と、該台車駆動部に取り付け、上記軌道
    ポストの最上部位置付近で折り畳み、最下部位置付近で
    拡開するパレット部と、上記台車駆動部と共に上記軌道
    ポストの最上部と最下部とをそれぞれの直下と直上の軌
    道ポストに対して、上記水平方向に旋回する旋回駆動装
    置とを備えた請求項1に記載の揚重搬送装置。
  3. 【請求項3】 相対する上下各別に軌条を有する軌道ポ
    ストを上方に継ぎ足しながら、該軌道ポストに支持した
    屋根を上昇させておき、該軌道ポストには上昇時に開
    き、下降時には閉じる資材載置用のパレット部を持った
    垂直搬送台車を上下方向に循環走行させることにより、
    資材を該屋根の下部の懸吊装置まで搬送する揚重搬送方
    法。
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