JPH04118438A - 建築物の施工方法およびその装置 - Google Patents

建築物の施工方法およびその装置

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JPH04118438A
JPH04118438A JP23774590A JP23774590A JPH04118438A JP H04118438 A JPH04118438 A JP H04118438A JP 23774590 A JP23774590 A JP 23774590A JP 23774590 A JP23774590 A JP 23774590A JP H04118438 A JPH04118438 A JP H04118438A
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松本 竹二
Hiroki Muramoto
村本 廣毅
Yoshinori Mukoya
向谷 美徳
Yoichi Seki
洋一 関
Junichiro Maeda
純一郎 前田
Koji Kondo
弘司 近藤
Nobuhiro Okuyama
信博 奥山
Yoshikazu Abe
阿部 愛和
Michio Hakiri
羽切 道雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、特に多層の各種建築物の施工に用いて好適な
建築物の施工方法およびその装置に関する。
「従来の技術」 従来よりこの種の施工装置として、第14図に示すよう
な施工装置が提案されている(特開平2−70844号
)。
この施工装置は、建築対象物の上方に仮設梁組1を組み
、該仮設梁組1の本設柱位置にソリンダ装置2をそれぞ
れ垂直に取付け、各ンリンダ装置2の下端から下向きに
伸縮するロッド3の先端部を既設の建造物4の本設柱5
の各上端にボルト等によりそれぞれ仮止めし、これによ
り仮設柱を組んだものである。そして本施工装置によれ
ば、各ロッド3を一斉に伸張して仮設梁組Iを水平にジ
ヤツキアップし、これにより1階分の高さの作業空間6
を確保し、しかる後、1本のロッド3をその先端部の仮
止めを解いてから引き上げ、当該ロツド3と既設の本設
柱5との間に、クレーン装置7により吊り上げた新規な
本設柱8を作業ロボット9により挿入し、当該本設柱8
の下端を既設の本設柱5上端に接合するようにしている
。そして、前記ロッド3の先端部を再び本設柱8上端に
仮止めした後、残りのロッド3についても、ロッド3の
仮止め解除〜本設柱8の接合〜ロッド3の再仮止めまで
の各工程を順次繰り返して行い、これにより1階分の全
本設柱の施工を終了し、また同時に零設粱や床施工を行
い、そして再び、仮設梁組lをジヤツキアップし、上記
同様の工程を繰り返すことにより建築物を徐々に組上げ
るようにしている。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、上記施工装置によれば、屋根と囲いを設
けた作業空間によって風雨の影響か解消し、作業環境が
良くなり、24時間操業できることで工期の短縮が図れ
る効果はあるが、次のような問題がある。すなわち、仮
設柱として建築物の1階分の高さを越えるストロークを
有する大型のシリンダ装置2を建築物の既設の本設柱5
の数に等しい数だけ必要とすること、また仮設梁組lを
ジヤツキアップする都度、全ソリング装置2について、
各シリンダ装置2のロッド3を1本ずつ、仮止め解除〜
引き上げ〜新規本設柱8の挿入・接合〜再仮止ぬの各工
程を順番に場所を移して繰り返す面倒があることなどか
ら、ボルト結合・解放用ロボット、溶接用ロボットなど
の付帯設備を各シリンダ装置2毎に必要とし、過大設備
となると共に設備費用が高価になる欠点がある。さらに
は、本設柱5.8同士の接続時にシリンダ装置2のロッ
ド3と各本設柱5.8との間のボルト結合・解放など付
帯作業に手間が掛かり、作業が非常に繁雑でかつ作業工
程が増加し、作業コストが高くつく問題もある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、設備の省略
化により設備費用の低減化を図れるとともに、本設部材
の施工の簡素化により作業の省略化を図れる建築物の施
工装置を提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 本発明に係る建築物の施工方法は、部材の水平搬送を行
う水平搬送手段を備えた屋根を架構フレームに固定搭載
し、建築物の側面に垂直搬送手段を設け、建築物のコア
部を積み上げ構築し、このコア部から反力を取って前記
架構フレームを上昇させ、前記部材を垂直搬送手段およ
び水平搬送手段で搬送して建築物の構築を行うものであ
る。
本発明に係る建築物の施工装置は、部材の水平搬送を行
う水平搬送手段が設けられた屋根と、この屋根が固定搭
載された架構フレームと、建築物のコア部から反力を取
って前記架構フレームを上昇させるリフトアップ機構と
、前記建築物の側面に設けられた垂直搬送手段とを備え
、前記水平搬送手段と垂直搬送手段とは互いに中継自在
とされているものである。
「作用」 本発明の建築物の施工装置によれば、建築物のコア部か
ら反力を取りながらリフトアップ機構で架構フレームを
上昇させることにより、既設の建築物の上方に作業空間
を形成し、水平搬送手段を建設対象の上方に設置するこ
とができる。そして、リフトアップ後の建方時には建築
物側面に設けられた垂直搬送手段により階下から吊り上
げた部材を建造階に搬送し、組立施工することができる
「実施例」 第1図ないし第13図は本発明の一実施例を示すもので
、第1図ないし第4図において符号10はコア部、符号
11はコア部回りの躯体をそれぞれ示し、これらコア部
lOおよび躯体IIにより建設中の建築物にの骨組が構
成されている。また、符号12は架構フレーム、符号1
3は架構フレームI2の上方に固定搭載された屋根、符
号14は屋根の下面に設けられた水平搬送装置、符号1
5は建築物にの側面に設けられた垂直搬送装置、符号1
6はリフトアップ機構をそれぞれ示し、これら符号12
ないし16により本発明に係る施工装置Sが主要構成さ
れている。
第1図は架構フレームを下げてコア部10を構築してい
る状態を示す側面図であり、第3図はコア部10を所定
高さ積み上げ構築した後に架構フレーム12をリフトア
ップして躯体IIを構築している状態を示す側面図であ
る。
コア部10は、平面方形のビル(建築物)中央部の本設
柱10aと本設梁Jobによって構成され、本設柱10
aが連続して立つ3×4スパンの区画として構成されて
いる。そして、このコア部10の周辺には、本設柱11
aと本設梁11bからなる躯体11が構築されている。
架構フレーム12は、建築物によりやや幅広に組まれた
仮設梁組(図示路)と、該仮設梁組(図示路)の四隅に
上端付近が剛接合された4つの仮設柱18とから構成さ
れている。これら仮設柱18は、建築物にの各本設柱1
0aに対し、それぞれ最寄りの本設柱10aの外側(建
築物にの短手方向)に所定間隔をおいて対向するように
配置されている。
リフトアップ機構16は、各仮設柱18の下端寄りに固
着状態に装備された上下2段のヒンノ式ガイド20.2
1と、各上段のヒンノ式ガイド20と仮設柱18頂部の
張出部19との間に仮設柱18に平行に設けられたステ
ップロッド22と、各ステップロッド22に係合して架
構フレーム18を昇降させる昇降装置23とから構成さ
れている。また、建築物にの外周には、建築部材を垂直
搬送する際の補助として用いられる垂直レール25が、
鉛直方向に延在する形態で設けられている。
屋根13は、桁26と、この桁上に設けられたベントハ
ウス27と、このベントハウス27の角部から屋根の端
部へ放射状に設けられた補強用トラス28とから構成さ
れている。また、第4図に示すように、屋根13の桁2
6のうち、前記ベントハウス27の柱列を通る井桁状に
箱桁26aが設けられて全体を補強している。
水平搬送装置14は、前記屋根13の桁26の下面に接
合され略水平方向に沿って平行に延びる多数のI型軌条
30と、該■型軌条30に沿って移動可能なホイスト3
1とから構成されている。
垂直搬送装置15は、第5図に示すように、フレームユ
ニット15aを継ぎ足すことによって構成された門型ユ
ニットと、フレームユニット15aを上方へ向って押し
上げる押上げ機15bと、地上に設置されたウィンチ3
3と、建築部材をつり上げ支持する吊り粱34と、前記
ウィンチ33に巻回されるとともに、門型ユニットを支
点として吊り粱34を支持する巻上ワイヤ35とから構
成されている。この垂直搬送装置15を使用する場合は
、架構フレームI2がリフトアップするごとに押上げ機
15bでフレームユニット15aを押し上げながら、新
たなフレームユニット15aを下継ぎして上昇させ、吊
り粱34と■型軌条30を一致させた状態で使用する。
第6図は、垂直搬送装置15の桁26付近の詳細な構成
を示す図である。巻上ワイヤ35は、桁26上の固定ン
ーブ50に巻回されている。吊り粱34には、前記■型
軌条30と同様の構成でやや短く形成された補助I型軌
条53が前記I型軌条30と一致するように等間隔をお
いて固定されている。そして、この補助I型軌条53上
に各々ホイスト31が支持されている。ホイスト31の
吊具31aには、建築部材Uが吊り下げられている。
第6図に示すように、吊り粱34が吊り上げられて位置
合わせ停止した後、ホイスト31を■型軌条30方向へ
移動させて水平搬送装置14へと移行させる。
吊り粱34の補助I型軌条53上には、■型軌条30上
の他の空のホイスト31が乗り込んで、次の建築部材U
を吊り上げる準備状態となる。
第6図および第7図において、符号55は■型軌条30
の途中に設けた旋回レール、符号56は旋回レール55
を駆動するシリンダを示している。
旋回レール55は、■型軌条30と同様のレールを直交
させた状態で接合して形成されており、互いに直交され
たI型軌条上のホイスト31を転向して移乗するもので
ある。
第8図において、符号57は、互いに平行に隣合うI型
軌条30.30の途中に設けられたシフトレールを示し
ている。このシフトレール57は、予め固定布設された
ガイドレール58.58と、このガイドレール58と平
行に設けられ前記桁26に対して回転岨動可能な駆動ネ
ノ59とに係合させられている。そして、このシフトレ
ール57は、前記駆動ネジ59の回転によって、互いに
隣合う平行なI型軌条30.30を平行移動してホイス
ト31を移乗させることができる。このようにして、ホ
イスト31は、I型軌条30、旋回レール55およびシ
フトレール57の組み合わせによって、必要な作業位置
へくまなく自由に移動することができる。
かかる構成の施工装置Sは、第1図において上記架構フ
レーム12が4本の仮設柱!8の下段ヒンジ式ガイド2
1を建築物にの最下層の本設梁lOb上面に乗せ、かつ
架構フレーム12がその反力を本設梁10bで取る形で
支持され、この支持状態で吊り粱34が建築部材Uを地
上から吊り上げ、建築物にの構築作業を行うようになっ
ている。
第9図ないし第11図は、前記躯体IIの本設柱11a
の継手部における嵌合せ部の例を示す図である。第9図
は、本設柱11a上端の内面に接した状態で溶接された
角短管70上に外観十字形の嵌合せガイド71を設けた
継手部の構成を示している。
第1θ図は、本設柱11m上端に柱内径幅で突出し、先
端部がテーパしたガイド部をなす十字プレート72を溶
接し、当該十字プレート72上および対向する本設柱1
1aの下部に整合させてピン孔73を設けた継手部の構
成を示している。これら両継手部においても、ホイスト
31が吊った建築部材Uの下端を嵌合せて正規にセット
すれば、継手溶接までホイスト31を専属させないで済
むため、ホイスト31の稼動率を高めるものである。
第11図は、本設梁11bの継手部の一例を示し、本設
柱11aに固定された短い梁11cとホイスト31で吊
下げる粱11bの端部桁板を同一斜面で切断し、粱11
cには下面に受板74を突出させて固着し、他方の粱1
1bの上面に当たり板75を突出させて固着し、これら
を定位置にセットして載せれば梁の接合を行うことがで
きる。
第12図(a)ないしくd)は、建築物にのコア部lO
の取り方を示す図である。
第12図(a)は、建築物の略中央部にコア部を取った
場合、同図(b)は長方形平面の建築物において中央部
を横断してコア部を取った場合、同図(c)は長方形平
面の建築物の両端側211所を横断してコア部を取った
場合、同図(d)は建築物の4隅部に各々コア部を取っ
た場合をそれぞれ示している。いずれの場合においても
、構造的に柱が満つに配置されている区画をコア部とす
れば良いものである。
次に、上記構成の施工装置Sを用いた建築物の施工手順
につき、第13図(イ)〜(へ)を参照しながら説明す
る。
(1)基礎スラブ60上に在来工法により本設柱lOa
、本設梁10b、床材を組み立て、建築物の第1節、第
2節の建方を行う。
(2)第2節の建方が終了した時点で、第2節上に施工
装置Sを組み立てる。施工装置Sは、各仮設柱18に装
備された上下2段のヒンジ式ガイド20.21を最寄り
の第2層目の本設柱10aに共に係合し、下段のヒンジ
式ガイド21は第1層目の最寄りの本設梁10a上に乗
せる。これにより架構フレーム12の反力を本設梁10
aに取り、架構フレーム12を第2節までの建築物上に
支持する。架構フレーム12内には、建築物の第3節を
施工するための作業空間が形成される(第13図(イ)
参照)。
(3)第3節の建方を行う。地上に仮置きした建築部材
を垂直搬送装置15により吊り上げる。本設柱10aは
第2層目の本設柱10a上端に接合し、本設梁10bは
第3層目の本設柱10a相互間に架設し、床材は第2層
目の本設梁10b上に敷設する。架構フレーム12は第
1層目の本設梁1Ob上に支持されているため、第3層
目の本設柱lOaを第2層目の本設柱10a上端に直接
接合することができる。
(4)第3節の建方が終了した時点で施工装置Sをリフ
トアップする。仮設柱18の最上端に退避した昇降装置
23を下降駆動する。(第13図(ロ)参照)。そして
、第2層目の本設柱lOに係合した状態の上段ヒンジ式
ガイド20を開き操作し、昇降装置23を更に下方駆動
すると、架構フレーム12は本設柱10aの柱頭部を支
点として相対的に上昇し、下段ヒンノ式ガイド21は第
1層目の本設梁1Ob上から上方へ離れる。
(5)架構フレーム12の上昇中、開き操作した上段ヒ
ンジ式ガイド20は第2層目の本設梁10bの高さを越
えた時点で元のように閉じ操作し、続いて下段ヒンノ式
ガイド21を開き操作する(第13図(ニ)参照)。そ
して、この下段ヒンジ式ガイド21は第2層の本設梁1
0bの高さを越えた時点で閉じ操作し、この時点で昇降
装置23の下降駆動を停止させ、架構フレーム12の上
昇を停止させる(第13図(ホ)参照)。
(6)次いで昇降装置23を逆に上昇駆動すると、架構
フレーム12は一旦下降し、下段ヒンジ式ガイド21が
第2層目の本設梁1Ob上に乗り、架構フレーム12の
支持点は第3層目の本設柱lOaの上端から第2層目の
本設梁10b上に移動する(第13図(へ)参照)。な
お、昇降装置23は第3層の本設柱10aの柱頭部を離
れて上昇を続け、最初の退避高さに達した時点で停止さ
せる。
(7)第3層と同様な手順により、順次建方を行い、最
後にクレーンで最上層の本設柱10a、本設梁10b、
床材を吊り上げ、最上層の建方を行う。
最上層の建方が終了したら、施工装置Sは解体し、撤去
する。
本実施例によれば、架構フレーム12の仮設柱18の本
数は建築対象のコア部lOの株数に関係なくコア部lO
に掛かる重量に対して必要とする最小限の数の支点(少
なくとも4点)を設ければ良いから、架構フレーム12
は建築物の大きさに比較すると簡素とすることができる
とともに、リフトアップ機構16も少ない数で良いため
設備の省略化を図ることができる。
また、屋根13の下面に仮設した複数の水平搬送装置1
4と、建築物の側部に仮設した垂直搬送装置15とは、
垂直搬送装置15が定められた順序で必要な部材を順次
地上から建設階高さへ垂直搬送し、複数の水平搬送装置
14側へホイスト31と共に建築部材Uを中継し、水平
搬送装置14の空のホイスト31か垂直搬送装置15側
へ乗り替わり、水平搬送装置14側へ移ったホイスト3
1は所定の作業場所へ吊り下げた建築部材を垂直搬送し
、あるいは建設階の一部の床版上に建築部材をストック
し、順次作業場所へ移送することができるので、建築部
材の垂直、水平搬送装置の双方が非常に効率よくフル稼
動することができる。
さらに、コア部lOを2階高さ分先行し積み上げ構築し
た後、周辺躯体11の積み上げ構築を行うことにより、
周辺躯体11では本設柱11aを2階高さ分のブロック
に地上組みして吊り上げ積み上げ構築することが可能と
なる。また、建設階は、屋根13、遮蔽(図示略)で覆
われるために風雨に影響されない作業空間を提供するこ
とができる。また、垂直水平搬送を迅速に行うことがで
きるために、建築物の所定位置へ建築部材を搬送して構
築していくことによって建築物の構築作業を行うので、
部材の搬送度数、搬送に要する時間さらには建造階での
結合に要する時間を大幅に短縮することができる。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明の建築物の施工方法および
その装置によれば、以下のような優れた効果を奏する。
架構フレームの仮設柱の本数は建築対象のコア部の株数
に関係なくコア部に掛かる重量に対して必要とする最小
限の数の支点(少なくとも4点)を設ければ良いから、
架構フレームは建築物の大きさに比較すると簡素とする
ことができる。しかも、仮設柱に装備するリフトアップ
機構も仮設柱に応じて必要規模のものを設ければよいか
ら、この点でも設備の省略化を図ることができる。
また、屋根の下面に水平搬送手段を設け、建築物の側部
に垂直搬送手段を設け、それぞれを水平垂直搬送専用と
し、両者間で建築部材を中継していくため、建築部材を
建設階へ容易に搬送することができ、作業場所への配材
、複数場所での同時積み上げ等を容易にし得て、構築作
業の効率化を図ることができる。
さらに、コア部の積み上げ構築を先行し、架構フレーム
をリフトアップした後、コア部周辺の躯体を積み上げ構
築を行うから、コア部の2階高さ分の先行構築により周
辺部の躯体を2階高さ分のブロックとして一括積み上げ
構築できるようになり、作業工程を短縮することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第13図は本発明に係る建築物の施工方法
およびその装置を示す図であって、第1図および第3図
は建築物の施工途中の側面図、第2図および第4図は同
平面図、第5図は垂直搬送装置の側面図、第6図は垂直
搬送装置の部分拡大側面図、第7図は旋回レールの平面
図、第8図はンフトレールの平面図、第9図ないし第1
1図は柱、梁の継手部分を示す側面図、第12図は建築
物のコア部の取り方を示す図、第13図(イ)〜(へ)
は建築物のコア部の施工手順を示す工程図、第14図は
建築物の施工装置の一従来例を示す側面図である。 0・・・・・・コア部、 I・・・・・・ コア部廻りの躯体 2・・・・・・架構フレーム、 3・・・・・・屋根、 4 ・・・・・・水平搬送装置、 5 ・・ ・・・垂直搬送装置、 6・・・・・・ リフトアップ機構。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)部材の水平搬送を行う水平搬送手段を備えた屋根
    を架構フレームに固定搭載し、建築物の側面に垂直搬送
    手段を設け、建築物のコア部を積み上げ構築し、このコ
    ア部から反力を取って前記架構フレームを上昇させ、前
    記部材を垂直搬送手段および水平搬送手段で搬送して建
    築物の構築を行う建築物の施工方法。
  2. (2)部材の水平搬送を行う水平搬送手段が設けられた
    屋根と、この屋根が固定搭載された架構フレームと、建
    築物のコア部から反力を取って前記架構フレームを上昇
    させるリフトアップ機構と、前記建築物の側面に設けら
    れた垂直搬送手段とを備え、前記水平搬送手段と垂直搬
    送手段とは互いに中継自在とされていることを特徴とす
    る建築物の施工装置。
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