JPH03293470A

JPH03293470A - 足場装置

Info

Publication number: JPH03293470A
Application number: JP9498490A
Authority: JP
Inventors: Kimimasa Kataue; 公正片上; Hisaya Igarashi; 五十嵐　久也; Yasuhiko Tanaka; 靖彦田中; Masao Yamagishi; 山岸　征男
Original assignee: KAJIMA MEKATORO ENG KK; Kajima Corp
Current assignee: KAJIMA MEKATORO ENG KK; Kajima Corp
Priority date: 1990-04-12
Filing date: 1990-04-12
Publication date: 1991-12-25
Anticipated expiration: 2009-12-12
Also published as: JPH06100020B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、例えば超高層建築物のアルミパネル、カーテ
ンウオール、ガラスサツシュ等の取付は及びシール等の
一連の外装工事を施工する際の足場装置に関する。

［従来の技術］超高層建築物において全ての柱が外壁から外方に突出し
、アルミパネルで外装を仕上げる構造の建築物の施工例
は、現在国内にはない。

国外における施工例では、ワイヤロープを振れ止めガイ
ドとする通常のゴンドラを可能な範囲で足場として用い
、不可能な範囲については固定式足場を設置し、揚重設
備としては、通常の超高層用タワークレーンを多数設置
する方式で行っている。

［発明が解決しようとする課題］上記方式には、次のような問題かある。

（１）　縦長の外装材を取付ける場合、上端部と下端部
の同時作業を行うのは、通常のゴンドラでは困難である
。

（２）　　ワイヤロープ式のガイドでは、ゴンドラの横
揺れか激しくて作業か困難である。

（３）　建築物の全面を外装するための出入りの多い固
定足場を補助足場として数多く設置するのは、上方への
盛替作業が困難で、安全性やコスト、工期等の面から不
合理である。

（４）　多数の外装材をタワークレーンで揚重するのは
、サイクルタイムを多く必要とするので工期が長くなり
、また、タワークレーンの設置数には限界がある。

本発明は、縦長外装材の上下部同時作業が可能で横揺れ
がなく、固定式補助足場及びタワークレーンを必要とし
ない足場装置を提供することを目的としている。

［課題を解決するための手段］本発明による足場装置は、対向して立設された一対のガ
イドレールに沿い横ゆれ防止部材を介して昇降自在なゴ
ンドラと、該ゴンドラの足場上を自走すると共に昇降自
在な上載足場と、該上載足場に設置された揚重機と、前
記ゴンドラの足場及び上載足場から周囲にそれぞれ展開
自在な補助足場とを備えている。

上記ガイドレールは、建築物の鉄骨柱の平面プレース上
に設けた支持台の両端部に脱着自在に固設するのが好ま
しい。

また、横揺れ防止部材は、ゴンドラの吊りフレームに一
側が固着され、他側がガイドレールの内面に接触する案
内板で構成し、案内板にはガイドレールに固定されるピ
ン穴を設けるのが好ましい。

また、揚重機は、半回転可能な補助ジブ付の油圧クレー
ンで構成するのが好ましい。

［作用コ上記のように構成された足場装置においては、ゴンドラ
を昇降し案内板をガイドレールにピン固定して所定位置
に固定する。そこで、油圧クレーンでフロアから外装材
を吊上げて所定位置に移動し、足場及び補助足場を利用
して取付ける。

この際、各足場及び補助足場により巾広い上下作業が可
能で、外装材の上下部の同時作業を行うことができる。

また、案内板によりゴンドラ全体の横揺れおよび縦揺れ
が防止でき、作業中のコンドラの反力をガイドレールで
受け、ゴンドラ昇降の動力を削減することができる。

また、補助ステージを設けることにより、別の固定式補
助足場を設ける必要がなく、かつ、障害物の有無に関係
なく必要場所に足場を設けることができる。

また、油圧クレーンにより、フロア側から外装材を吊り
出すことができ、かつ、ゴンドラに揚重機能を備えて迅
速な作業を行うことができる。

［実施例コ以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。

全体を符号Ａで示す足場装置は、例えば建物の外側に角
形断面の鉄骨柱４本を１組とする合成の鉄骨柱１を複数
個設け、それら鉄骨柱１．１の相互を鉄骨梁１ａで連結
した構造で、鉄骨柱１及び鉄骨梁１ａの外周面の大部分
をアルミパネル３でナバーし、鉄骨柱１及び鉄骨梁１ａ
以外の外壁面の空間を図示しないカーテンウオール及び
ガラスサツシュで仕上げる構造の超高層建築物の外装工
事を施工する装置である。

前記鉄骨柱１は平面プレース２．２で補強され、本足場
装置Ａは、この平面プレース２．２を反力の受台として
いる。その平面プレース２．２の上には、それぞれ支持
台４が設置され、この支持台４．４の両側部には、ガイ
ドレール５．５が着脱自在に設けられている。そのガイ
ドレール５は、Ｙ軸方向に一定のピッチで図示しないピ
ン穴を備え、定尺のものを継ぎ足せる構造になっている
。

前記４個のガイドレール５の間には、ゴンドラ本体６が
設けられている。このゴンドラ本体６の４隅には、ワイ
ヤロープ送り出し装置７、ワイヤリール８及び多連滑車
１１付き吊りフレーム９が設けられ、ガイドレール５の
上端部に設けられた多連の支持滑車１２にワイヤロープ
１３で連結されており、ワイヤロープ送り出し装置７を
操作することによりガイドレール５に沿って昇降できる
ようになっている。

第２図及び第６図をも参照し吊りフレーム９には、ガイ
ドレール５の内面に接触した状態で、Ｘａ軸方向振れ止
め用の案内板１０が設けられ、ゴンドラ本体６の上部の
振れ止めが図られている。

他方、ゴンドラ本体６の下部の４隅には、Ｘａ軸方向振
れ止め用ガイドローラ１４ａと、Ｙａ軸方向振れ止め用
ガイドローラ１４とが設けられ、ゴンドラ本体６の下部
の振れ止めが図られ、ゴンドラ本体６は、水平方向の振
れ及び傾きが生じないようになっている。また、案内板
１０には、ガイドレール５に設けられた図示しないピン
穴にピン固定自在なピン穴１０ａ（第６図）が穿設され
ている。

第２図ないし第４図において、ゴンドラ本体６の上面に
は、メーンステージ６ａが張設され、そのメーンステー
ジ６ａのＸａ力方向両側には、上下のガイドローラ１５
で挟持されゴンドラ本体６内に収納可能な伸縮自在なサ
イドデツキ１６が設けられている。このサイドデツキ１
６の下部中心線上には、ローラチェーン１７が設けられ
、そのローラチェーン１７に噛み合うスプロケットホイ
ール１８は、ロッド１９に固設され、このロット１９は
軸受２０．２０によりゴンドラ本体６に支持されている
。そのロッド１９の一端部には、ラチェットハンドル２
１が設けられ、このラチェットハンドル２１の揺動操作
によりサイドデツキ１６が伸縮されるようになっている
。そのサイドデツキ１６の前面及び側面には、それぞれ
サブデツキ２２．２３が突設され、各デツキ１６．２２
及び２３には、それぞれ着脱自在な手摺２４が設けられ
ている。

またゴンドラ本体６の前面には、ピンヒンジにより折り
畳み自在なフロントデツキ２５が設けられている。この
フロントデツキ２５は、引き起こし状態（第５図）でメ
ーンステージ６ａの囲いを形成するようになっている。

更に、ゴンドラ本体６の後面には、ピンヒンジにより折
り畳み自在な乗り込みデツキ２７が設けられている。こ
の乗り込みデツキ２７は、水平に倒した状態で建物のフ
ロアＦとメーンステージ６ａとの空間をカバーするよう
になっている。

他方、ゴンドラ本体６のメーンステージ６ａを張設して
いるＨ形の主部材６ｂ、６ｂの上には、第７図及び第８
図に示すように主部材６ｂ、６ｂをレールとして自走す
る上載ステージ２８が設けられている。その上載ステー
ジ２８には、ウィンチ２９が設けられ、ゴンドラ本体６
に両端が固定されたワイヤロープ３０の中間部がウィン
チ２９のドラムに数回巻き付けられており、ウィンチ２
９の駆動により矢印方向に移動されるようになっている
。また、主部材６ｂの上部フランジを挟持するハンガロ
ーラ３１により上載ステージ２８の転倒防止が図られて
いる。

上載ステージ２８のｘｂ力方向両側には、ガイドし・−
ル３２が設けられ、そのガイドレール３２に沿ってウィ
ンチ３３ａ１ワイヤロープ３３ｂにより昇降されるサイ
ドステージ３３が設けられている。このサイドステージ
３３の側縁には、補助ステージ３４がピン結合され、ウ
ィンチ３５によりワイヤロープ３６を巻き取ることによ
り位置３４ａに引き起こされるようになっている。また
、補助ステージ３４の前面には、位置３７ａまで折り畳
まれるサブデツキ３７がピン結合されている。

更に、上載ステージ２８の中央部には、油圧クレーン３
９が設置されており、その油圧クレーン３９には、半回
転可能な補助ジブ４０か設けられている。

上記のように構成された上載ステージ２８と、各ステー
ジ３３．３４と、各デツキ２２．２３．２５．３７．３
８とにより、縦形長尺の外装材を取付けることができる
広い足場が形成される。

また、油圧クレーン３９によりフロアＦに搬入された外
装材を直接揚重して所定の場所に取付けることができる
。

このような足場装置ＡＩないしＡ１２を第１１図に示す
ように、建物の外周に設置して外面全面の施工を下から
上へ順次ロスなく効率良く行う。

なお、支持台５はフロアＦに設置し、又は、第１２図に
示すように、ガイドレール５をタワー状に形成して地上
のレール４１上を自走する自立型にすることができる。

また、各足場の引き起こしゃ伸縮は、油圧シリンダで行
うことができる。

［発明の効果］本発明は、以上説明したように構成されているので、大
型で縦長外装材の上下部同時作業を横揺れなく安全に、
かつ、固定式補助足場及びタワークレーンを使用しない
で効率的に行い、工期を短縮しコストを低減することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す正面図、第２図は第１
図の上載ステージを除いた平面図、第３図は第２図の側
断面図、第４図はゴンドラ本体の一端部を示す正面図、
第５図は第４図の側断面図、第６図はゴンドラ本体の昇
降機構及びサイドデツキの伸縮機構を示す正面図、第７
図は上載ステージの平面図、第８図は第７図の正面図、
第９図は上載ステージのサブデツキの側面図、第１０図
はフロントサブデツキの側面図、第１１図は足場装置を
複数設けた施工例を示す平面図、第１２図は本発明の別
の実施例を示す正面図である。Ａ・・・足場装置　　１・・・鉄骨柱　　１ａ・・・鉄
骨梁　　２・・・平面プレース　　３・・・アルミパネ
ル　　４・・・支持台　　５・・・ガイドレール　　６
・・・ゴンドラ本体　　６ａ”・・メーンステージ　　
７・・・ワイヤロープ送り出し装置　　９・・・吊りフ
レーム　　１０・・・案内板　　１３・・・ワイヤロー
プ２２．２３・・・サイドデツキ　　２５・・・フロン
トデツキ　　２７・・・乗り込みデツキ２８・・・上載
ステージ　　２９・・・ウィンチ３３・・・サイドステ
ージ　　３４・・・サイドステージ　　３５・・・ウィ
ンチ　　３７・・・サブデツキ　　３８・・・フロント
サブデツキ　　３９・・・油圧クレーン　　４０・・・
補助ジブ

Claims

【特許請求の範囲】

対向して立設された一対のガイドレールに沿い横ゆれ防
止部材を介して昇降自在なゴンドラと、該ゴンドラの足
場上を自走すると共に昇降自在な上載足場と、該上載足
場に設置された揚重機と、前記ゴンドラの足場及び上載
足場から周囲にそれぞれ展開自在な補助足場とを備えて
いることを特徴とする足場装置。