JP4028914B2 - ケーブルジョイント - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、第1ケーブルと、第2ケーブルとを、接続および分離するケーブルジョイントに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のケーブルジョイントは、図5に示すように、矩形ケースJ1 と、第1ケーブルJ2 の第1アウターJ3 をケースJ1 の一端に取り付ける第1ケーシングキャップJ4 と、ケースJ1 内を摺動する第1ケーブルJ2 の端部に固定された球体嵌合穴J5 を備える第1エンドJ6 と、第2ケーブルJ7 の第2アウターJ8 をケースJ1 の他端に取り付ける第2ケーシングキャップJ9 と、第2ケーブルJ7 の端部に固定されて第1エンドJ6 の球体嵌合穴J5 に嵌まり合う球体形状を呈する第2エンドJ10と、ケースJ1 を閉塞する蓋J11とから構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のケーブルジョイントは、第1ケーブルJ2 と第2ケーブルJ7 とを結合する際、先ず第1エンドJ6 と第2エンドJ10とを結合し、次に第2ケーシングキャップJ9 をケースJ1 に結合し、最後に結合部が外れないように蓋J11を閉じる操作を必要としている。
つまり、従来のケーブルジョイントは、結合を行うために、先ずエンドによってインナーを結合し、次いでキャップによりアウターを結合し、蓋J11を閉じる3段階の操作を必要としていたため、結合操作が面倒であるとともに、ケーブルジョイントの操作に馴れない使用者には扱いずらい不具合があった。
【0004】
【発明の目的】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、結合操作が容易で、扱いやすいケーブルジョイントの提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のケーブルジョイントは、次の技術的手段を採用した。
〔請求項1の手段〕
ケーブルジョイントは、
(a)第1レールを備える第1ケースと、
(b)前記第1レールに沿ってスライド可能に設けられるとともに、前記第1レールの外方に向かって突出する凸部を備え、第1ケーブルの端部に結合された第1エンドと、
(c)第2レールを備える第2ケースと、
(d)前記第2レールに沿ってスライド可能に設けられるとともに、前記第2レールの外方から、前記凸部が嵌合可能な凹部を備え、第2ケーブルの端部に結合された第2エンドと、
(e)前記第1レールと前記第2レールとを対向配置した状態において前記第1ケースと前記第2ケースとを結合するロック手段と、
を備える。
【0006】
また、請求項1のケーブルジョイントは、
前記第1ケーブルと前記第1エンドとは回転自在に結合されるとともに、前記第1ケーブルの第1アウターと前記第1ケースとも回転自在に結合され、
前記第2ケーブルと前記第2エンドとは回転自在に結合されるとともに、前記第2ケーブルの第2アウターと前記第2ケースとも回転自在に結合されることを特徴とする。
さらに、請求項1のケーブルジョイントは、
前記ロック手段が、前記第1ケースあるいは前記第2ケースの長手方向に沿ってスライド可能なスライドロックであり、
前記スライドロックは、前記第2ケースの両側面に長手方向に沿って設けられたガイド溝に、当該スライドロックのガイド部が嵌まり合って、当該スライドロックが前記第2ケースの長手方向にスライドするものであり、
前記第1ケースと前記第2ケースとを対向配置させて前記スライドロックをスライド操作することで、前記スライドロックが前記第1ケースの側面に形成された凸レールを抱え込んで前記第1ケースと前記第2ケースとを固定するものであり、
前記スライドロックには、前記第2ケースに向く突起が設けられており、この突起が前記第2ケースに設けられた2つの凹みの一方に嵌まり合うことで、前記スライドロックがロック位置あるいはアンロック位置に歯止めされることを特徴とする。
【0007】
〔請求項2の手段〕
請求項1のケーブルジョイントにおいて、
前記第1レールは、前記第1エンドを抱え込む断面形状を呈するとともに、
前記第2レールも、前記第2エンドを抱え込む断面形状を呈することを特徴とする。
【0008】
〔請求項3の手段〕
請求項1または請求項2のケーブルジョイントにおいて、
前記第1ケースおよび前記第2ケースには、両者を規定の位置で対向配置させる位置決め手段が設けられたことを特徴とする。
【0011】
〔請求項4の手段〕
請求項1ないし請求項3のいずれかのケーブルジョイントにおいて、
前記第1エンドあるいは前記第2エンドの少なくとも一方は、スプリングによって一方向に付勢されることを特徴とする。
【0012】
〔請求項5の手段〕
請求項1ないし請求項4のいずれかのケーブルジョイントにおいて、
前記凹部は、外方向に向かって広がるテーパ部が形成されたことを特徴とする。
【0013】
【発明の作用および発明の効果】
〔請求項1の作用および効果〕
第1ケーブルと第2ケーブルとを結合する場合は、第1レールと第2レールとを対向して凸部と凹部とを嵌め合わせ、ロック手段で第1ケースと第2ケースとを結合することで、第1ケーブルと第2ケーブルとが結合する。
逆に、第1ケーブルと第2ケーブルとを分離する場合は、ロック手段で第1ケースと第2ケースとを外すことで、凸部と凹部が外れ、第1ケーブルと第2ケーブルとが分離する。
以上で示したように、ケーブルジョイントは、第1ケーブルと第2ケーブルとの結合および分離を容易に行うことができ、扱い易い。
【0014】
第1アウターと第1ケースとが回転自在に結合されることにより、第1ケースの向きは第1アウターの捩じれに関係なく自由方向に向く。また、第1ケーブルと第1エンドとが回転自在に結合されることにより、第1エンドの向きは、第1ケーブルの捩じれに関係なく自由方向に向く。このため、第1ケースと第1エンドとの間に捩じれは発生せず、捩じれのコジリにより、第1ケースと第1エンドとの間で摺動抵抗が発生する不具合がない。
【0015】
同様に、第2アウターと第2ケースとが回転自在に結合されることにより、第2ケースの向きは第2アウターの捩じれに関係なく自由方向に向く。また、第2ケーブルと第2エンドとが回転自在に結合されることにより、第2エンドの向きは、第2ケーブルの捩じれに関係なく自由方向に向く。このため、第2ケースと第2エンドとの間に捩じれは発生せず、捩じれのコジリにより、第2ケースと第2エンドとの間で摺動抵抗が発生する不具合がない。
【0016】
上記で示したように、第1ケースと第1エンドとの間で摺動抵抗が発生せず、また第2ケースと第2エンドとの間でも摺動抵抗が発生しないため、結合された第1、第2ケーブルは、小さな負荷でスムーズに動くことができる。
また、ロック手段は、第1ケースあるいは第2ケースの長手方向に沿ってスライド可能なスライドロックであるため、小さなスペースで確実なロックおよびアンロックを実行できる。
さらに、スライドロックが第1ケースの側面に形成された凸レールを抱え込んで第1ケースと第2ケースとを固定するため、長期に亘って確実なロックおよびアンロック作動を実行できる。
【0017】
〔請求項2の作用および効果〕
第1レールが第1エンドを抱え込み、第2レールも第2エンドを抱え込むため、第1レールあるいは第2レールが下向きになっても、第1エンドあるいは第2エンドが第1ケースあるいは第2ケースから外れ出る不具合がない。
このため、ケーブルの結合時に一方の手でエンドを抑える必要がなくなり、片手でも、ケーブルの結合操作や分離操作を行うことができる。
【0018】
〔請求項3の作用および効果〕
第1ケースおよび第2ケースに位置決め手段が設けられたことにより、容易に両者を規定の位置で対向配置させることができる。
【0021】
〔請求項4の作用および効果〕
第1エンドあるいは第2エンドの少なくとも一方をスプリングによって一方向に付勢することにより、第1エンドあるいは第2エンドが移動したとしても、移動した第1エンドあるいは第2エンドを規定の位置に戻すことができる。このため、第1ケースと第2ケースとを規定の位置で結合することで、凸部と凹部とが確実に嵌まり合う。
【0022】
〔請求項5の作用および効果〕
凹部には、外方向に向かって広がるテーパ部が形成されることにより、凸部を嵌め込む際に、凸部の先端を凹部内に呼び込むことができ、凸部と凹部とを確実に嵌め合わせることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、実施例および変形例に基づき説明する。
〔実施例の構成〕
図1ないし図4は実施例を示すもので、図1はケーブルジョイントの分離状態の断面図、図2はケーブルジョイントの結合状態の断面図、図3はケーブルジョイントの斜視図である。
【0024】
ケーブルを用いて遠隔操作を行う場合、ケーブルが分割可能に設けられる場合がある。この場合は、ケーブルの結合と分離を行う部分にケーブルジョイントが設けられる。
ケーブルジョイントは、第1ケーブル1と第2ケーブル2とを接続および分離するもので、第1ケーブル1の端に設けられた第1ジョイントユニットAと、第2ケーブル2の端に設けられた第2ジョイントユニットBとからなる。
【0025】
第1ジョイントユニットAは、第1レールA1 を備える第1ケースA2 と、第1レールA1 に沿ってスライド可能に設けられるとともに、第1レールA1 の外方(図示上方)に向かって突出する凸部A3 を備え、第1ケーブル1の端部に結合された第1エンドA4 とを備える。
第1レールA1 は、図2および図3に示すように、第1エンドA4 を抱え込む断面形状を呈し、第1ケースA2 の向きに関係なく、第1レールA1 から第1エンドA4 が外れない構造を採用している。
【0026】
第1ケーブル1と第1エンドA4 とは回転自在に結合される。具体的には、第1エンドA4 は、第1ケーブル1の端に固着された第1球体A5 に係止することで第1ケーブル1と結合されるものであり、第1エンドA4 は第1球体A5 および第1ケーブル1に対して回転自在であり、結果的に第1ケーブル1と第1エンドA4 とが回転自在に結合される。
また、第1ケーブル1の第1アウターA6 と第1ケースA2 とも回転自在に結合されている。具体的には、第1アウターA6 の端は、カシメスリーブ3を介してケーシングキャップ4に固定されている。このケーシングキャップ4は、第1ケースA2 と回転自在に係止するもので、側方から装着される断面略コ字形のキャップロック5によって(図4参照)、ケーシングキャップ4は第1ケースA2 に回転自在に固定される。
【0027】
このように、第1アウターA6 と第1ケースA2 とが回転自在に結合されることにより、第1ケースA2 の向きは第1アウターA6 の捩じれに関係なく自由方向に向く。また、第1ケーブル1と第1エンドA4 とが回転自在に結合されることにより、第1エンドA4 の向きは、第1ケーブル1の捩じれに関係なく自由方向に向く。このため、第1ケースA2 と第1エンドA4 との間に捩じれは発生せず、捩じれのコジリにより、第1ケースA2 と第1エンドA4 との間で摺動抵抗が発生する不具合がない。
【0028】
第2ジョイントユニットBは、第2レールB1 を備える第2ケースB2 と、第2レールB1 に沿ってスライド可能に設けられるとともに、第2レールB1 の外方(図示下方)から、上述の凸部A3 が挿入可能な凹部B3 を備え、第2ケーブル2の端部に結合された第2エンドB4 とを備える。
第2レールB1 も、第1レールA1 と同様、図2および図3に示すように、第2エンドB4 を抱え込む断面形状を呈し、第2ケースB2 の向きに関係なく、第2レールB1 から第2エンドB4 が外れない構造を採用している。
【0029】
第2ケーブル2と第2エンドB4 とも回転自在に結合される。具体的には、第2エンドB4 は、第2ケーブル2の端に固着された第2球体B5 に係止することで第2ケーブル2と結合されるものであり、第2エンドB4 は第2球体B5 および第2ケーブル2に対して回転自在であり、結果的に第2ケーブル2と第2エンドB4 とが回転自在に結合される。
また、第2ケーブル2の第2アウターB6 と第2ケースB2 とも回転自在に結合されている。具体的には、第2アウターB6 の端は、上記第1アウターA6 の端と同様、カシメスリーブ3を介してケーシングキャップ4に固定されている。このケーシングキャップ4は、第2ケースB2 と回転自在に係止するもので、側方から装着される断面略コ字形のキャップロック5によって(図4参照)、ケーシングキャップ4は第2ケースB2 に回転自在に固定される。
【0030】
このように、第2アウターB6 と第2ケースB2 とが回転自在に結合されることにより、第2ケースB2 の向きは第2アウターB6 の捩じれに関係なく自由方向に向く。また、第2ケーブル2と第2エンドB4 とが回転自在に結合されることにより、第2エンドB4 の向きは、第2ケーブル2の捩じれに関係なく自由方向に向く。このため、第2ケースB2 と第2エンドB4 との間に捩じれは発生せず、捩じれのコジリにより、第2ケースB2 と第2エンドB4 との間で摺動抵抗が発生する不具合がない。
【0031】
第1ケースA2 と第2ケースB2 とは、第1、第2レールA1 、B1 を規定の位置で対向配置して重ね合わせることで凸部A3 が凹部B3 内に嵌合する。
第1ケースA2 および第2ケースB2 には、両者を規定の位置で対向配置させる位置決め手段Cが設けられている。具体的には、第1ケースA2 には図示上方へ突出する対向突起C1 が設けられるとともに、第2ケースB2 には対向突起C1 が嵌まり合う対向窪みC2 (後述するガイド溝を形成するための突起が無形成の部分)が設けられ、第1ケースA2 の対向突起C1 を、第2ケースB2 の対向窪みC2 に嵌め合わせることで、容易に両者を規定の位置で対向配置させることができる。
【0032】
また、第2ケースB2 には、第1、第2レールA1 、B1 を対向配置した状態で、第1ケースA2 と第2ケースB2 とを結合するためのスライドロックDが設けられている。
スライドロックDは、第2ケースB2 の長手方向に沿ってスライド可能なもので、第2ケースB2 の両側面に設けられたガイド溝D1 にスライドロックDのガイド部D2 が嵌まり合い、スライドロックDが第2ケースB2 の長手方向にスライドする。
なお、スライドロックDの上端には、第2ケースB2 に向く突起D3 が設けられており、第2ケースB2 に設けられた2つの凹みD4 の一方に嵌まり合うことで、スライドロックDがロック位置あるいはアンロック位置に歯止めされる。
【0033】
第1ケースA2 および第2ケースB2 を規定の位置で対向配置させ、スライドロックDをアンロック位置からロック位置へスライド操作することで、スライドロックDが第1ケースA2 の側面に形成された凸レールD5 を抱え込み、第1ケースA2 と第2ケースB2 とを固定する。逆に、スライドロックDをロック位置からアンロック位置へスライド操作することで、スライドロックDが第1ケースA2 の側面に形成された凸レールD5 から外れ、第1ケースA2 と第2ケースB2 との固定を解除し、第1ケースA2 と第2ケースB2 とが外れる。
このように、スライドロックDが第1ケースA2 の側面に形成された凸レールD5 を抱え込んで第1ケースA2 と第2ケースB2 とを固定するため、長期に亘って確実なロックおよびアンロック作動を実行できる。
【0034】
第2レールB1 内に配置される第2エンドB4 が、スプリング6によって一方向に付勢され、第2エンドB4 が常に所定位置(第1エンドA4 の凸部A3 と合致する位置)に配置される。このため、第1ケースA2 および第2ケースB2 を規定の位置で対向配置させるのみで、凸部A3 が凹部B3 内に嵌まり合い、第1ケーブル1と第2ケーブル2とが連結する。
凹部B3 は、図1に示すように、外方向(図示下方向)に向かって広がるテーパ部B7 が形成されている。このため、第1ケースA2 および第2ケースB2 を規定の位置で対向配置し、凸部A3 を凹部B3 内に嵌め込む際に、テーパ部B7 によって凸部A3 の先端を凹部B3 内に確実に呼び込むことができ、凸部A3 と凹部B3 との嵌め合わせを確実にしている。
【0035】
〔実施例の作動〕
第1ケーブル1と第2ケーブル2とを結合する場合は、第1レールA1 と第2レールB1 とを対向して重ね合わせる。すると、第1レールA1 の凸部A3 が第2レールB1 の凹部B3 に嵌まり合う。次に、スライドロックDをアンロック位置からロック位置へスライドさせる。すると、スライドロックDが第1ケースA2 の側面に形成された凸レールD5 を抱え込み、第1ケースA2 と第2ケースB2 とが固定される。このように、2段階の操作で第1ケーブル1と第2ケーブル2とが結合する。
【0036】
第1ケーブル1と第2ケーブル2とを分離する場合は、スライドロックDをロック位置からアンロック位置へスライドさせる。すると、第1ケースA2 と第2ケースB2 とが外れるとともに、凸部A3 と凹部B3 が外れ、第1ケーブル1と第2ケーブル2とが分離する。このように、1段階の操作で第1ケーブル1と第2ケーブル2とが分離する。
【0037】
〔実施例の効果〕
従来では第1ケーブル1と第2ケーブル2の結合に3段階の操作を必要としていたが、本実施例では2段階の操作で済み、従来に比較して結合操作を容易に行うことができ、ケーブルジョイントの操作に馴れない使用者でも容易にケーブルの結合操作や分離操作を行うことができる。
第1、第2エンドA4 、B4 が、第1、第2レールA1 、B1 から外れ出る不具合がないため、第1、第2ケーブル1、2の結合時に一方の手で第1エンドA4 あるいは第2エンドB4 を抑える必要がなくなり、片手でも、第1、第2ケーブル1、2の結合操作や分離操作を行うことができる。
第1、第2ケースA2 、B2 と第1、第2エンドA4 、B4 との間に捩じれは発生せず、捩じれのコジリにより、第1、第2ケースA2 、B2 と第1、第2エンドA4 、B4 との間で摺動抵抗が発生する不具合がないため、結合された第1、第2ケーブル1、2は、小さな負荷でスムーズに動くことができる。
【0038】
〔変形例〕
上記の実施例では、1本のケーブルを分離、結合するケーブルジョイントを例に示したが、2本以上のケーブルを分離、結合するように設けても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】ケーブルジョイントの分離状態の断面図である(実施例)。
【図2】ケーブルジョイントの結合状態の断面図である(実施例)。
【図3】ケーブルジョイントの斜視図である(実施例)。
【図4】キャップロックの展開図である(実施例)。
【図5】ケーブルジョイントの斜視図である(従来例)。
【符号の説明】
1 第1ケーブル
2 第2ケーブル
6 スプリング
A 第1ジョイントユニット
A1 第1レール
A2 第1ケース
A3 凸部
A4 第1エンド
A6 第1アウター
B 第2ジョイントユニット
B1 第2レール
B2 第2ケース
B3 凹部
B4 第2エンド
B6 第2アウター
B7 テーパ部
C 位置決め手段
D スライドロック(ロック手段)
D 1 ガイド溝
D 2 ガイド部
D 3 第2ケースに向く突起
D 4 第2ケースに設けられた凹み
D5 凸レール
Claims (5)
- (a)第1レールを備える第1ケースと、
(b)前記第1レールに沿ってスライド可能に設けられるとともに、前記第1レールの外方に向かって突出する凸部を備え、第1ケーブルの端部に結合された第1エンドと、
(c)第2レールを備える第2ケースと、
(d)前記第2レールに沿ってスライド可能に設けられるとともに、前記第2レールの外方から、前記凸部が嵌合可能な凹部を備え、第2ケーブルの端部に結合された第2エンドと、
(e)前記第1レールと前記第2レールとを対向配置した状態において前記第1ケースと前記第2ケースとを結合するロック手段と、を備え、
前記第1ケーブルと前記第1エンドとは回転自在に結合されるとともに、前記第1ケーブルの第1アウターと前記第1ケースとも回転自在に結合され、
前記第2ケーブルと前記第2エンドとは回転自在に結合されるとともに、前記第2ケーブルの第2アウターと前記第2ケースとも回転自在に結合され、
前記ロック手段は、前記第1ケースあるいは前記第2ケースの長手方向に沿ってスライド可能なスライドロックであり、
前記スライドロックは、前記第2ケースの両側面に長手方向に沿って設けられたガイド溝に、当該スライドロックのガイド部が嵌まり合って、当該スライドロックが前記第2ケースの長手方向にスライドするものであり、
前記第1ケースと前記第2ケースとを対向配置させて前記スライドロックをスライド操作することで、前記スライドロックが前記第1ケースの側面に形成された凸レールを抱え込んで前記第1ケースと前記第2ケースとを固定するものであり、
前記スライドロックには、前記第2ケースに向く突起が設けられており、この突起が前記第2ケースに設けられた2つの凹みの一方に嵌まり合うことで、前記スライドロックがロック位置あるいはアンロック位置に歯止めされる
ことを特徴とするケーブルジョイント。 - 請求項1のケーブルジョイントにおいて、
前記第1レールは、前記第1エンドを抱え込む断面形状を呈するとともに、
前記第2レールも、前記第2エンドを抱え込む断面形状を呈する
ことを特徴とするケーブルジョイント。 - 請求項1または請求項2のケーブルジョイントにおいて、
前記第1ケースおよび前記第2ケースには、両者を規定の位置で対向配置させる位置決め手段が設けられた
ことを特徴とするケーブルジョイント。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかのケーブルジョイントにおいて、
前記第1エンドあるいは前記第2エンドの少なくとも一方は、スプリングによって一方向に付勢される
ことを特徴とするケーブルジョイント。 - 請求項1ないし請求項4のいずれかのケーブルジョイントにおいて、
前記凹部は、外方向に向かって広がるテーパ部が形成された
ことを特徴とするケーブルジョイント。
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