JP4011556B2 - 光コネクタ - Google Patents

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本発明は、光ファイバの接続に用いられ、特に接続現場等で光ファイバの先端部に組み立てることが可能な光コネクタに関する。
従来から、光ファイバのコネクタ成端を、工場以外の接続現場にて行う現場組立光コネクタが提案されており(例えば特許文献1参照)、これに応じて現場組立光コネクタも種々のタイプが考えられてきている。なお、現場組立光コネクタとは、予め先端面が研磨済みのフェルールに光ファイバを挿通固定することにより、接続後のフェルール研磨作業が省略される方式の光コネクタである。現場組立用以外の光コネクタを光ファイバの先端部に組み立てる作業は、予めゴムブーツ等の全てのコネクタハウジング部品の中に光ファイバ(光ファイバコード等)を挿通した状態としておき、光ファイバの先端(例えば光ファイバコード先端の樹脂被覆を除去することにより露出された裸光ファイバ)をフェルールに挿通した後にフェルール先端を研磨して、光コネクタ全体を組み上げる工程であった。
特開平10−206688号公報
近年、光ファイバネットワークの普及が進展するにつれて、光ドロップケーブルや光インドアケーブルの先端部に光コネクタを組み立てて取り付けたいという要求がある。しかしながら、これらの光ケーブルに従来の現場組立光コネクタを適用した場合、単に光ケーブル先端部の外皮を除去して光ファイバ心線を露出させ、この光ファイバ心線の先端部に現場組立光コネクタが組み立てられることになる。光ケーブルの外皮にゴムブーツを被せることは困難であり、仮にそのようにしたとしても取扱い性の良いものになるとは考えがたい。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、光ドロップケーブルや光インドアケーブル等の光ファイバケーブルの先端部に組み立てることが可能な光コネクタを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、フェルールの接合端面に対向する後端から突出するように前記フェルールに予め内装された接続用光ファイバを有するコネクタ本体と、前記接続用光ファイバの前記フェルール後端から突出した部分と光接続される他の光ファイバを引き留める引留め溝を有して前記コネクタ本体に対して着脱可能に連結可能な引留め具とを備え、前記引留め具は前記他の光ファイバの外皮が被覆された部分を前記引留め溝の挿入口から嵌め込むことによって前記他の光ファイバを引留め溝に収容するものであり、前記引留め具に前記他の光ファイバを引き留めた状態で該引留め具を前記コネクタ本体に押し込むことにより、前記引留め具と前記コネクタ本体とが連結されて前記接続用光ファイバと前記他の光ファイバとの光接続がなされるように構成されており、前記引留め具と前記コネクタ本体とを連結する連結部は、両者が連結された状態で前記引留め具の前記コネクタ本体に対する相対的な向きを可変にする可動連結部を構成するようになっていることを特徴とする光コネクタを提供する。
本発明の光コネクタにおいて、前記可動連結部は、前記コネクタ本体の後端側に突出した連結部に形成された球面部と、前記引留め具の先端側に突出した連結部に設けられ前記球面部に嵌合可能な嵌合部との連結により構成されるようになっているものを採用することも可能である。
また、本発明の光コネクタにおいて、前記可動連結部は、前記コネクタ本体の後端側に突出した連結部に設けられた軸と、この軸に嵌合可能であって前記引留め具に設けられた軸受けとの連結により枢軸を構成するようになっているものを採用することも可能である。この光コネクタにおいては、前記他の光ファイバが断面偏平である場合、可動連結部としては、前記他の光ファイバが前記引留め溝に引き留められた状態で、前記枢軸の周りの回動方向が前記他の光ファイバの厚さ方向となるように設けられているものが好ましい。
本発明の請求項1に記載の発明によれば、光ドロップケーブルや光インドアケーブル等の光ファイバケーブルの外皮が被覆された部分を引留め具の引留め溝に収容することにより、光ファイバケーブルをコネクタ本体のフェルールに内装された接続用光ファイバと光接続する作業がきわめて容易になる。このため、本発明の光コネクタは、接続現場等で光ファイバケーブルの先端部に組み立てることが可能である。
さらに、引留め具とコネクタ本体とを連結する連結部が、両者の連結状態で引留め具のコネクタ本体に対する相対的な向きを可変にする可動連結部を構成するようになっているので、引留め部の後方に引き出された光ファイバの曲がりに応じて可動連結部が柔軟に動き、光ファイバに局所的に曲げ応力を集中させないような柔軟性が得られる。従って、取扱い性に優れた光コネクタとなる。
請求項2に記載の発明によれば、引留め具とコネクタ本体とを球面支承により連結する可動連結部が構成され、コネクタ本体における光ファイバの延在方向の周りの任意の方向に引留め具の相対的向きを変えることが可能になり、引留め具のコネクタ本体に対する相対的な向きの自由度がより高くなる。
請求項3に記載の発明によれば、引留め具の向きの変化を枢軸の周りの回動として実現できる。特に、他の光ファイバが断面偏平である場合、請求項4の発明により、他の光ファイバの厚さ方向の曲がりに円滑に追従することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
図1〜図7は、本発明の第1形態例の光コネクタを示す図面である。
図1は、本発明の第1形態例におけるコネクタ本体を示す縦断面図である。図2は、引留め具に光ファイバケーブルと保護部とを取り付けた状態を示す正面図である。図3は、引留め具を示す縦断面図である。図4は、図2のIV−IV線に沿う断面図である。図5は、クランプ部内で接続用光ファイバと他の光ファイバとを突き合わせた状態の一例を示す断面図である。図6は、本発明の第1形態例において、引留め具をコネクタ本体に連結した状態を示す概略図である。図7は、本発明の第1形態例において、引留め具のコネクタ本体に対する相対的な向きを説明する概略図である。
図1,図2,図3に示すように、本形態例の光コネクタAは、フェルール3の接合端面32に対向する後端から突出するように前記フェルール3に予め内装された接続用光ファイバ34を有するコネクタ本体1と、前記接続用光ファイバ34のフェルール3後端から突出した部分34bと光接続される他の光ファイバFを引き留める引留め溝53を有して前記コネクタ本体1に対して着脱可能に連結可能な引留め具5とを備える。
他の光ファイバFは、ここでは、裸光ファイバF1の外周に樹脂被覆が設けられてなる光ファイバ心線F2の外周に、外皮F3が被覆された光ファイバケーブル(インドアケーブル、ドロップケーブル等)が用いられている。
図4に示すように、ここでは光ファイバケーブルFとして、厚さTが幅Wより小さい断面偏平のものが用いられている。なお、光ファイバケーブルFの断面形状は、特に偏平形状に限定されるものではなく、例えば丸型や角型などであってもよい。
図1に示すように、コネクタ本体1は、接続用光ファイバ34が予め内装されたフェルール3と、前記接続用光ファイバ34のフェルール3後端から突出した部分34bと光ファイバケーブルFとの突き合わせ接続状態をクランプにより保持するクランプ部4と、前記フェルール3およびクランプ部4を収納するハウジング2とを備える。
クランプ部4は、フェルール3の接合端面32に対向する後端から延びるように、フェルール3と連結されている。これにより、フェルール3とクランプ部4とが一体化されたクランプ部付きフェルール30が構成されている。フェルール3の接合端面32に対向配置されて接続される光コネクタ(光コネクタプラグ)を挿入収容するための光コネクタ収容穴11を有しており、光コネクタレセプタクルとして機能する。
フェルール3は、内部に微細孔33を有するフェルール先端部材31と、該フェルール先端部材31の接合端面32と反対の側の端部35に接合されたフェルール基部36とを有する。
フェルール先端部材31は、ジルコニアなどのセラミックスや、ガラスなどの硬質の材料から構成され、略円筒状に形成されており、該フェルール先端部材31の外周面31aは円筒面となっている。フェルール先端部材31の材料は、フェルール基部36の材料よりも硬質のものが用いられる。
微細孔33の中心軸線は、前記フェルール先端部材31の外周面31aに対して精密に位置決めされている。これにより、周知のように、2個の光コネクタのフェルールの接合端面同士を対向させて光ファイバの端面同士を突き合わせする際に、両方のフェルール外周に割りスリーブ14を装着することにより、互いのフェルールに内装された光ファイバを精密に位置合わせして光接続することができるようになっている。
フェルール先端部材31の接合端面32は、微細孔33に接続用光ファイバ34を挿入した後、研磨を施しておくとよい。接続用光ファイバ34は、フェルール3に内装された部分34aと、フェルール3後端から突出した部分34bとを有する。
フェルール基部36は、フェルール先端部材31とクランプ部4の間に介在している部分であり、その外周面が略円筒状となっている。フェルール基部36の直径(外径)は、フェルール先端部材31の直径(外径)よりも若干小さくなっている。つまり、フェルール基部36の外周形状が、フェルール先端部材31の外周形状よりも小さくなっている。このため、フェルール基部36の寸法精度が多少低くても、その外周面がフェルール先端部材31の外周面31aより突出することが避けられ、フェルール先端部材31に割りスリーブ14が装着されたときに、フェルール基部36の外周面が割りスリーブ14と干渉することが抑制される。従って、光ファイバ34の調心を高精度に行うことができる。
フェルール先端部材31の端部35は、該フェルール先端部材31の外周形状よりも外周形状が小さい延出部(以下、端部35を延出部35ということがある)となっている。フェルール先端部材31とフェルール基部36とは、延出部35の外周面がフェルール基部36の一部に被覆され、該延出部35がフェルール基部36に埋設されるようにして接合されている。
延出部35の外周面には、延出部35の周に沿って環状の溝部(符号省略)が形成されている。このように、延出部35の外周面が溝部などの凹凸を有することにより、フェルール基部36を成形する樹脂が凹凸状に固化し、接合強度が高いものとなる。
図5に示すように、クランプ部4は、二つ割り構造の素子41,42,43と、これら素子41,42,43の外側に装着され、これらを挟み込むようにしてクランプするコ字状のバネ部材46とを備えている。ここでは、上記素子41,42,43は、基体41と、この基体41に対向して前後に並べて配置される蓋体42,43とからなり、バネ部材46のクランプ力によって、角柱状に一体化されている。
なお、素子41,42,43は円柱状(二つ割りの各素子は断面半円状)であってもよく、その場合、バネ部材46はC字状のものを用いるとよい。
基体41とフェルール基部36とは、合成樹脂により一体的に成形されることにより、一体の部材を形成している。クランプ部付きフェルール30は、フェルール3と一体化された基体41に蓋体42,43を組み合わせ、基体41と蓋体42,43とをバネ部材46でクランプすることにより、組み立てられる。このように本形態例の光コネクタ本体1では、基体41とフェルール基部36とが一体的に構成されているため、基体41が、フェルール3に対して、常に定位置に安定的に支持される。従って、クランプ部4における光ファイバ34,F同士の光接続の安定性が高められる。
基体41と先端側の蓋体42とが重ね合わされる合わせ面には、調心機構として、光ファイバ34,Fを位置決めして調心する位置決め溝44が形成されている。位置決め溝44は基体41の長手方向に延びている。位置決め溝44が形成される箇所は、基体41の合わせ面に形成された構成、蓋体42側の合わせ面に形成された構成や、基体41および蓋体42の両側に形成された構成など、各種採用可能である。位置決め溝44の断面形状は、例えばV溝であるが、U溝、丸溝(断面半円形の溝)などであってもよい。位置決め溝44は、接続される光ファイバ34,Fの対ごとに(心数分)設けられる。
クランプ部4の後端には、光ファイバFをクランプ部4に挿入するためのテーパ穴45bが開口している。テーパ穴45bは、基体41および後端側の蓋体43の合わせ面に漏斗状に形成されている。
位置決め溝44とテーパ穴45bとの間には、これら位置決め溝44およびテーパ穴45bと連通した被覆収納溝45aが設けられている。この被覆収納溝45aは、基体41と後端側の蓋体43とが重ね合わされる合わせ面の丁度互いに対面する位置に形成されている。被覆収納溝45aは、光ファイバ心線F2の先端部を収納し、かつ、素子41,43がバネ部材46でクランプされたときに、光ファイバ心線F2をしっかりとクランプ固定できる形状になっている。
さらに、基体41および蓋体42,43が重ね合わされる合わせ面の一側縁部には、特に図示しないが、開放部材の楔を挿入する楔挿入溝が形成されている。クランプ部4は、楔挿入溝に楔を圧入することにより、バネ部材46のクランプ力に抗して基体41と蓋体42,43とを押し開くことができるようになっている。そして、楔挿入溝から楔を抜くと、基体41と蓋体42,43との間を閉じて、再びバネ部材46のクランプ力によって一体化された状態とすることができるようになっている。
図1等に示すように、ハウジング2は、フェルール3が収容されるスリーブホルダ13およびクランプ部4が収納されるクランプ部収納部15を有するハウジング本体22と、このハウジング本体22のスリーブホルダ13の側に組み付けられた前部ハウジング21と、前記ハウジング本体22のクランプ部収納部15の側に組み付けられた後部ハウジング23とにより構成されている。
前部ハウジング21はスリーブ状に形成されており、ハウジング本体22と嵌合させることによって、コネクタ本体1の先端側(図1の左側)に開口した光コネクタ収容穴11を形成する。光コネクタ収容穴11内には、互いに対向する一対の弾性係合片12が、光コネクタ収容穴11の奥側から開口11aに向かって突設されている。両弾性係合片12の間には、開口11aに向かってスリーブホルダ13が突設されている。スリーブホルダ13は、光コネクタ収容穴11とクランプ部収納部15とを連通するフェルール収容穴13aを有する。スリーブホルダ13のフェルール収容穴13aの内面には、断面C字状の割りスリーブ14が装着されている。
この光コネクタ収容穴11は、フェルール3の接合端面32に対向配置されて接続される光コネクタプラグを収容して、弾性係合片12により該光コネクタプラグをしっかりと保持するとともに、割りスリーブ14によってフェルールに内装された光ファイバ同士を精密に位置合わせすることができるようになっている。従って、光コネクタプラグによって成端された光ファイバと本形態例の光コネクタのフェルール3に内装された接続用光ファイバ34の光接続状態を維持することができる。
クランプ部収納部15は、内部にクランプ部4が収納される内部空間15aを有する。クランプ部収納部15の内部空間15aは、光コネクタ収容穴11の側と反対の側である後端側(図1の右側)に開口している(開口15b)。ハウジング本体22は、開口15bからクランプ部付きフェルール30を挿入することにより、割りスリーブ14内にフェルール3を、クランプ部収納部15にクランプ部4を、それぞれ収納できるようになっている。
クランプ部収納部15の側部には、後部ハウジング23に形成された係合穴23aと係合できる係合爪22aが設けられている。ハウジング本体22と後部ハウジング23とは、後部ハウジング23をクランプ部収納部15の外周に嵌合させ、後部ハウジング23の係合穴23aにハウジング本体22の係合爪22aを係合させることにより、着脱可能に嵌合させられる。クランプ部収納部15内に収容されたクランプ部4は、ハウジング本体22に嵌合させられた後部ハウジング23により、開口15bからの離脱が阻止される。
後部ハウジング23は、ハウジング本体22に嵌合させた状態でクランプ部収納部15の開口15bと連通する光ファイバ挿入穴24と、引留め具5をコネクタ本体1と連結するための連結部25とを有する。
連結部25は、後部ハウジング23の後端側に突出している。図6に示すように、連結部25は、外面が球面状となった球面部25bと、後部ハウジング23と球面部25bとの間に介在される外周面円筒状の円筒部25aと、連結部25の後部ハウジング23からの突出端にリブ状に突設された縁部25cとを有する。
図1に示すように、光ファイバ挿入穴24は、連結部25の後端に向かって拡張したテーパ状になっている。光ファイバ挿入穴24は、連結部25の後端からクランプ部4のテーパ穴45bに向けて縮径している。
図2,図3,図4,図6に示すように、引留め具5は、光ファイバケーブルFを引留める引留め部50と、この引留め部50の先端側に設けられ引留め具5をコネクタ本体1の連結部25と連結するための連結部56とを有する。
図6に示すように、引留め具5の連結部56は、互いに対向する一対の突出片56a,56aと、各突出片56aの内側の面(相手の突出片56aに対向する面)に形成された嵌合凹部56b(嵌合部)とを有する。突出片56aは、引留め具5がコネクタ本体1に対して装着される際に該コネクタ本体1に向かい合う側である先端側に設けられている。突出片56aの引留め部50からの突出端の縁部56cは、円弧状に形成されている。引留め具5の連結部56は、両突出片56a,56aでコネクタ本体1側の連結部25を挟み込み、突出片56aの嵌合凹部56bを、コネクタ本体1側の連結部25の球面部25bに嵌合させることにより、引留め具5をコネクタ本体1と連結する。すなわち、図7に示すように、コネクタ本体1側の連結部25と引留め具5側の連結部56は、引留め具5とコネクタ本体1とを球面支承により連結する可動連結部Jを構成する。
引留め部50は、底壁部51と、該底壁部51の両側縁から互いに対向するように設けられた一対の側壁部52a,52bとを有する。両側壁部52a,52bの間には、引留め部50の前後方向(図3の左右方向)に延び、断面コ字状(図3,図4では下向きに開いている)の引留め溝53が形成されている。引留め溝63は、両側壁部62a,62aが互いに対向する方向が光ファイバケーブルFの厚さTの方向となるように形成されている。このコ字状溝が開いた開口部は、光ファイバケーブルFを引留め溝53に挿入するための挿入口54となっている。
引留め溝53の内面両側には、光ファイバケーブルFの外皮F3に食い込んで該光ファイバケーブルFを把持する鬼目状の突起53aが複数対突設されている。このため、光ファイバケーブルFの外皮F3が被覆された部分を引留め溝53に嵌め込むことによって、光ファイバケーブルFを引留め溝53に収容し引き留めることができる。突起53aの食い込みによる光ファイバFの引き抜きに対する耐久性は、5kgf以上が好ましい。
図4に示すように、引留め部50の外周面は略円筒状となっている。引留め具5は、引留め部50にリング状の保護部55を嵌着することにより、引留め溝53の挿入口54を塞いで光ファイバケーブルFの引留め溝53からの脱落が防止されるようになっている。
図6に示すように、引留め溝53は、コネクタ本体1に対して装着される際に該コネクタ本体1に向かい合う側である前記引留め具5の先端側(図6の左側)に、両側壁部52a,52bから張り出した前端壁57を有する。前端壁57は、引留め溝53の幅方向(引留め溝53の延在方向に垂直な方向;図6の上下方向)の中央部に切欠状の隙間57aを有する。前端壁57の隙間57aの開口量は、光ファイバケーブルFの外皮F3は挿通できないが、光ファイバ心線F2の挿通には充分な大きさである。この前端壁57により、光ファイバケーブルFを引留め溝53に引き留めた際に、外皮F3の端部が引留め具5の先端側に突出することが防止される。
次に、本形態例の光コネクタAを光ファイバケーブルFの先端部に組み立てる手順の一例を説明する。
まず、光ファイバケーブルFの先端部の外皮F3を除去して光ファイバ心線F2を露出させ、さらに光ファイバ心線F2の先端部の樹脂被覆を除去して裸光ファイバF1を露出させる。裸光ファイバF1および光ファイバ心線F2の長さは、クランプ部4において裸光ファイバF1が位置決め溝44に、光ファイバ心線F2の先端部が被覆収納溝45aに収納され、且つ、接続用光ファイバ34のフェルール3後端から突出した部分34bと裸光ファイバF1との端面間が適度な押圧力にて突き合わされるように調整する。
光ファイバケーブルFの外皮F3を引留め具5の引留め溝53に嵌め込み、さらに、引留め具5の引留め部50外周に保護部55を嵌め込むことにより、光ファイバケーブルFを引留め具5に取り付ける。保護部となるリング55は、引留め部50に嵌め込む前に、光ファイバケーブルFに貫通させておく。
コネクタ本体1のクランプ部4には、基体41と蓋体42,43との間に楔(図示略)を差し入れておき、基体41と蓋体42,43との間を押し開いておく。
光ファイバケーブルFを引留め溝53に引き留めた状態で引留め具5をコネクタ本体1の後端側から押し込み、連結部25,56同士を連結する。これにより、裸光ファイバF1がハウジング2の光ファイバ挿入穴24を通ってクランプ部4の位置決め溝44に挿入され、そこで接続用光ファイバ34のフェルール3後端から突出した部分34bと突き合わされ、接続用光ファイバ34と光ファイバケーブルFとの光接続がなされる。図5に示すように、クランプ部4内で接続用光ファイバ34と裸光ファイバF1とを突き合わせた際、光ファイバ心線F2が撓む。この結果、光ファイバ心線F2の弾性によって、光ファイバ34,Fの端面同士の当接力を確保することができる。
光ファイバ34,F同士の光接続を確認した後、楔(図示略)を除去して基体41と蓋体42,43との間を閉じる。すると、クランプ部4(詳しくは、バネ部材46)のクランプ力により、光ファイバ34b,F1が端面同士を突き合わせた状態で素子41,42,43間にクランプ保持され、両光ファイバ34,Fの光接続が維持される。
本形態例の光コネクタAでは、リング状の保護部55を引留め部50の外周に嵌め込むことにより、光ファイバケーブルFの引留め溝53からの脱落を防止することができる。このため、光コネクタAの組立時に光ファイバケーブルFの取り扱いが容易になり、光ファイバケーブルFと接続用光ファイバ34との光接続も、簡単な作業で確実に行うことができる。
図7に示すように、引留め具5とコネクタ本体1とを連結する連結部25,56が、両者の連結状態で引留め具5のコネクタ本体1に対する相対的な向きを可変にする可動連結部Jを構成するようになっているので、引留め具5の後方に引き出された光ファイバFの曲がりに応じて可動連結部Jが柔軟に動き、光ファイバFに局所的に曲げ応力を集中させないような柔軟性が得られる。従って、取扱い性に優れた光コネクタとなる。
次に、図8〜図12を参照しながら、本発明の光コネクタの第2形態例について説明する。
図8は、本発明の第2形態例におけるコネクタ本体を示す縦断面図である。図9は、引留め具に光ファイバケーブルと保護部とを取り付けた状態を示す正面図である。図10は、引留め具及び保護部を示す縦断面図である。図11は、引留め具及び保護部を示す斜視図である。図12は、引留め具をコネクタ本体に連結した状態を示す概略図である。
第2形態例の光コネクタBは、図8,図9に示すように、フェルール3の接合端面32に対向する後端から突出するように前記フェルール3に予め内装された接続用光ファイバ34を有するコネクタ本体1と、前記接続用光ファイバ34のフェルール3後端から突出した部分34bと光接続される他の光ファイバFを引き留める引留め溝53を有して前記コネクタ本体1に対して着脱可能に連結可能な引留め具6とを備える。
本形態例の光コネクタBのコネクタ本体1において、クランプ部付きフェルール30、前部ハウジング21、ハウジング本体22は、第1形態例の光コネクタAと同様に構成されている。後部ハウジング23の後端には、嵌合により引留め具6(詳しくは後述)と連結する連結部26が設けられている。後部ハウジング23の連結部26は、光ファイバ挿入穴24の後端よりも突出する一対の突出片26aと、各突出片26aの突端に1個形成された嵌合突起26b(軸)とを有する。嵌合突起26bは短円柱状であり、それぞれ互いに対向する突出片26a,26aの内側に突設されている。
図10,図11に示すように、本形態例の光コネクタBでは、光ファイバケーブルFを引き留める引留め具6は、底壁部61と、該底壁部61の両側縁に突設された側壁部62a,62bとを有する。両側壁部62a,62bの間には断面コ字状(図11では上向きに開いている)の引留め溝63が形成されている。このコ字状溝が開いた開口部は、光ファイバケーブルFを引留め溝63に挿入するための挿入口64となっている。引留め溝63の内面両側には、光ファイバケーブルFの外皮F3に食い込んで該光ファイバケーブルFを把持する鬼目状の突起63aが複数対突設されている。このため、光ファイバケーブルFの外皮F3が被覆された部分を引留め溝63に嵌め込むことによって、光ファイバケーブルFを引留め溝63に収容して引き留めることができる。突起63aの食い込みによる光ファイバFの引き抜きに対する耐久性は、5kgf以上が好ましい。
引留め溝63は、コネクタ本体1に対して装着される際に該コネクタ本体1に向かい合う側である前記引留め具6の先端側(図10の左側)に、両側壁部62a,62bから張り出した前端壁67を有する。前端壁67は、引留め溝63の幅方向(引留め溝63の延在方向に垂直な方向)の中央部に切欠状の隙間67aを有する。前端壁67の隙間67aの開口量は、光ファイバケーブルFの外皮F3は挿通できないが、光ファイバ心線F2の挿通には充分な大きさである。この前端壁67により、光ファイバケーブルFを引留め溝63に引き留めた際に、図9に示すように、外皮F3の端部が引留め具6の先端側(図9の左側)に突出することが防止される。
この引留め具6には、引留め溝63の挿入口64を覆う蓋65が、引留め具6の一方の側壁部62aに沿って形成されたヒンジ68を介して引留め具6と一体に設けられている。蓋65は、蓋65のヒンジ68と反対側の側縁部に突設された係合突起65aと、引留め具6のヒンジ68と反対側の側壁部62bに形成された係合凹所66とを係合させることにより、閉じることが可能である。蓋65を閉じた状態では、光ファイバケーブルFの引留め溝63からの脱落が防止される。つまり、蓋65は、光ファイバケーブルFの引留め溝63からの脱落を防止する保護部65として機能する。しかもコネクタ本体1と引留め具6を連結した状態では、引留め具6と蓋65とがコネクタ本体1の一対の連結部26により挟み込まれた状態に保持されるため、蓋65が開かない構造になっている。これにより、光ファイバケーブルFの脱落をより確実に防止できる。
引留め具6の底壁部61および蓋65には、蓋65を閉じた状態で引留め具6の上下(図10参照)に対向する位置に、それぞれ嵌合穴69が形成されている。嵌合穴69は上述のコネクタ本体1側の連結部26の嵌合突起26bと嵌合可能な丸穴であり、引留め具6側の連結部(軸受け)として機能する。
本形態例の光コネクタBは、コネクタ本体1の連結部26の嵌合突起26bと引留め具6の嵌合穴69との嵌合により、コネクタ本体1と引留め具6とを着脱可能に連結できるようになっている。しかも、図12に示すように、コネクタ本体1と引留め具6とを連結した状態では、嵌合突起26bと嵌合穴69との嵌合がコネクタ本体1と引留め具6とを相対的に回動させることが可能な枢軸Xを有する可動連結部Jを構成する。これにより、コネクタ本体1に対する引留め具6の向きを自在に変更することができる。
引留め溝63は、両側壁部62a,62aが互いに対向する方向が光ファイバケーブルFの厚さTの方向となる(図4参照)ように形成されており、枢軸Xの軸方向は光ファイバケーブルFの幅Wの方向となっている。このため、引留め具6が枢軸Xの周りに回動することにより、光ファイバケーブルFの厚さ方向の曲がり(図12に両矢印で示す)に追従することができる。
次に、本形態例の光コネクタBを光ファイバケーブルFの先端部に組み立てる手順の一例を説明する。
まず、光ファイバケーブルFの先端部の外皮F3を除去して光ファイバ心線F2を露出させ、さらに光ファイバ心線F2の先端部の樹脂被覆を除去して裸光ファイバF1を露出させる。光ファイバケーブルFの外皮F3を引留め具6の引留め溝63に嵌め込み、さらに、蓋65を閉める。この際、光ファイバ心線F2は、引留め具6の前端壁67の切欠67aを挿通させておく。
なお、本形態例においては、引留め具6にはその前端壁67よりも前方に突出物が存在しないので、光ファイバケーブルFの先端部の外皮F3を除去して光ファイバ心線F2を露出させた状態で引留め具6に光ファイバケーブルFを装着し、その後に裸光ファイバF1の露出(光ファイバ心線F2の樹脂被覆の除去)や裸光ファイバF1および光ファイバ心線F2の長さの調整(切断など)を行う手順も可能である。この場合、前端壁67を基準にすることにより、光ファイバ心線F2および裸光ファイバF1の前端壁67からの突出長さを正確に調整しやすくなる。従って、光ファイバケーブルFの外皮F3の端部がきれいな切り口にならなくても、光ファイバ心線F2および裸光ファイバF1の長さが容易且つ確実に調整できる。
コネクタ本体1のクランプ部4には、基体41と蓋体42,43との間に楔(図示略)を差し入れておき、基体41と蓋体42,43との間を押し開いておく。
光ファイバケーブルFを引留め溝63に引き留めた状態で引留め具6をコネクタ本体1の後端側から押し込み、連結部26,69同士を連結する。これにより、特に図示はしないが、裸光ファイバF1がハウジング2の光ファイバ挿入穴24を通ってクランプ部4の位置決め溝44に挿入され、そこで接続用光ファイバ34のフェルール3後端から突出した部分34bと突き合わされ、接続用光ファイバ34と光ファイバケーブルFとの光接続がなされる。
本形態例の光コネクタBでは、図12に示すように、引留め具6とコネクタ本体1とを連結する連結部が両者の連結状態で引留め具6のコネクタ本体1に対する相対的な向きを可変にする可動連結部Jを構成するので、引留め具6の後方に引き出された光ファイバFの曲がりに応じて可動連結部Jが柔軟に動き、光ファイバFに局所的に曲げ応力を集中させないような柔軟性が得られる。従って、取扱い性に優れた光コネクタとなる。
保護部となる蓋65を引留め具6に嵌合させることにより、光ファイバケーブルFの引留め溝63からの脱落を防止することができる。このため、光コネクタBの組立時に光ファイバケーブルFの取り扱いが容易になり、光ファイバケーブルFと接続用光ファイバ34との光接続も、簡単な作業で確実に行うことができる。保護部(蓋)65が引留め具6と一体に設けられているので、保護部を紛失することがない。また、光コネクタBの組み立てに要する部材の数が少なくなり、光コネクタの組み立て作業をより単純化することができる。
また、光ファイバケーブルFの外皮F3の端部が引留め具6の先端側に突出することを防止する前端壁67が設けられているので、光ファイバ心線F2および裸光ファイバF1の長さを容易且つ確実に調整することができる。
なお、本発明は、前述した最良の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、各種変更が可能である。
前記実施の形態では、円筒状のフェルールを有する光コネクタの場合を説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば略直方体状のフェルールを有する光コネクタにも適用可能である。
クランプ部の構成は、光ファイバを調心して端面同士の突き合わせ接続をクランプ保持する構成のものであれば、構造や形状は特に限定されるものではない。例えば、素子の基体に対向する蓋体の個数は1個でも複数個でもよい。
光ファイバの引留め溝からの脱落を防止する保護部は、本発明において必須のものではないが、前記引留め具と前記コネクタ本体とを連結した状態で引留め溝の挿入口を覆うようなものであればよい。上記形態例では、コネクタ本体とも引留め具とも別体となった構成(例はリング)、引留め具と一体となった構成(例は蓋)を例示したが、この他、コネクタ本体と一体になっている構成(例えばコネクタ本体から突出した構造物)など、何ら限定されるものではない。
本発明は、光ファイバ穴がフェルールに複数形成され、それぞれの光ファイバ穴に接続用光ファイバが内装された光コネクタに適用することもできる。この場合、クランプ部に設けられる位置決め溝などの調心機構は、少なくとも、接続用光ファイバの本数分設ければ、該光コネクタによってコネクタ成端される光ファイバのそれぞれを、調心機構によって接続用光ファイバと光接続させることができる。このような光コネクタとしては、例えば、フェルールがJIS C 5981等に規定のMT形光コネクタフェルール(MT:Mechanically Transferable)である光コネクタが例示される。
本発明は、例えば光ファイバネットワークを構築する接続作業において、作業現場等にて、光ドロップケーブルや光インドアケーブルの先端部に光コネクタを組み立てて用いるために利用することができる。
本発明の第1形態例におけるコネクタ本体を示す縦断面図である。 本発明の第1形態例において、引留め具に光ファイバケーブルと保護部とを取り付けた状態を示す正面図である。 本発明の第1形態例における引留め具を示す縦断面図である。 図2のIV−IV線に沿う断面図である。 クランプ部内で接続用光ファイバと他の光ファイバとを突き合わせた状態の一例を示す断面図である。 本発明の第1形態例において、引留め具をコネクタ本体に連結した状態を示す概略図である。 本発明の第1形態例において、引留め具のコネクタ本体に対する相対的な向きを説明する概略図である。 本発明の第2形態例におけるコネクタ本体を示す縦断面図である。 本発明の第2形態例において、引留め具に光ファイバケーブルと保護部とを取り付けた状態を示す正面図である。 本発明の第2形態例における引留め具及び保護部を示す縦断面図である。 本発明の第2形態例における引留め具及び保護部を示す斜視図である。 本発明の第2形態例において、引留め具をコネクタ本体に連結した状態を示す概略図である。
符号の説明
A,B…光コネクタ、F…他の光ファイバ(光ファイバケーブル)、F3…他の光ファイバの外皮、J…可動連結部、X…枢軸、1…コネクタ本体、3…フェルール、5,6…引留め具、25…コネクタ本体側の連結部、25b…球面部、26…コネクタ本体側の連結部、26b…軸(嵌合突起)、32…接合端面、34…接続用光ファイバ、34b…接続用光ファイバのフェルール後端から突出した部分、53,63…引留め溝、54,64…引留め溝の挿入口、56…引留め具側の連結部、56b…嵌合部、69…引留め具側の連結部(軸受け)。

Claims (4)

  1. フェルール(3)の接合端面(32)に対向する後端から突出するように前記フェルールに予め内装された接続用光ファイバ(34)を有するコネクタ本体(1)と、前記接続用光ファイバの前記フェルール後端から突出した部分(34b)と光接続される他の光ファイバ(F)を引き留める引留め溝(53,63)を有して前記コネクタ本体に対して着脱可能に連結可能な引留め具(5,6)とを備え、
    前記引留め具は前記他の光ファイバの外皮(F3)が被覆された部分を前記引留め溝の挿入口(54,64)から嵌め込むことによって前記他の光ファイバを引留め溝に収容するものであり、前記引留め具に前記他の光ファイバを引き留めた状態で該引留め具を前記コネクタ本体に押し込むことにより、前記引留め具と前記コネクタ本体とが連結されて前記接続用光ファイバと前記他の光ファイバとの光接続がなされるように構成されており、
    前記引留め具と前記コネクタ本体とを連結する連結部(25,26,56,69)は、両者が連結された状態で前記引留め具の前記コネクタ本体に対する相対的な向きを可変にする可動連結部(J)を構成するようになっていることを特徴とする光コネクタ(A,B)。
  2. 前記可動連結部は、前記コネクタ本体の後端側に突出した連結部(25)に形成された球面部(25b)と、前記引留め具の先端側に突出した連結部(56)に設けられ前記球面部に嵌合可能な嵌合部(56b)との連結により構成されるようになっていることを特徴とする請求項1に記載の光コネクタ。
  3. 前記可動連結部は、前記コネクタ本体の後端側に突出した連結部(26)に設けられた軸(26b)と、この軸に嵌合可能であって前記引留め具に設けられた軸受け(69)との連結により枢軸(X)を構成するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の光コネクタ。
  4. 前記他の光ファイバが断面偏平であり、前記可動連結部は、前記他の光ファイバが前記引留め溝に引き留められた状態で、前記枢軸の周りの回動方向が前記他の光ファイバの厚さ方向となるように設けられていることを特徴とする請求項3に記載の光コネクタ。
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