JPH07264405A - 画像記録装置と画質制御方法 - Google Patents

画像記録装置と画質制御方法

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JPH07264405A
JPH07264405A JP6048237A JP4823794A JPH07264405A JP H07264405 A JPH07264405 A JP H07264405A JP 6048237 A JP6048237 A JP 6048237A JP 4823794 A JP4823794 A JP 4823794A JP H07264405 A JPH07264405 A JP H07264405A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】画質制御するための基準パターンを一切作るこ
となく、べたや線等の各種画像の画質をモニタし、出力
画像の画質を安定に保つ。 【構成】画像記録装置において、入力する画像信号から
各種基準パターンの位置を検出する手段109と,前記
位置情報に基づいて出力画像の濃度を測定する手段111
と,各種基準パターンごとに画質を判定する手段112
と,プロセスパラメータを変更することにより出力画像
の画質を制御する手段113とを備える。 【効果】画質を測定評価するための基準パターンをトナ
ー像で作成することないためトナー,用紙,クリーナ等
の負担や測定のための特別な時間が不要である。また、
カラー画像の測定も可能で、色ずれや位置ずれも検出補
正できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像記録装置に係り、
特に高画質化を図った画像記録装置及び画質制御方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】画像記録装置において、出力画像の画質
を自動的に安定に保つためには、何らかの方法で前記画
像の画質劣化をモニタしなければならない。以下のよう
な従来装置が公知となっている。
【0003】特開昭63−253383号公報および特開平2−9
3667号公報に記載の装置では、感光体上の非画像部に基
準パターンとなるパッチパターンや細線等を現像して、
それをフォトセンサ等で読み取ることにより記録画像の
画質をモニタしていた。特開昭62−145266号公報に記載
の装置では、感光体上の画像部に前記基準パターンを現
像し、用紙に転写後、ライン濃度センサにより用紙上で
画質をモニタしていた。特開昭61−1286865 号公報に記
載の装置では、記録画像を用紙に定着後に前記ライン濃
度センサにより画像を測定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開昭63−253383号公
報および特開平2−93667号公報に記載の装置では、ユー
ザが記録する画像以外に、濃度の異なるパッチパターン
や縦や横の細線等の基準パターンを現像しなければなら
ない。各ページ毎に前記基準パターンを作れば、それに
よるトナー消費量も多くなるし、前記基準パターンを測
定後に拭き取るクリーナの負担も増大しその寿命が短く
なる。また、それら問題を解消するために前記基準パタ
ーンを数ページに一回作るなどしてその回数を減らす
と、今度は制御の応答性が悪くなり、画質が安定しな
い。特開昭62−145266号公報に記載の装置では、現像後
の転写や定着プロセスの特性も含めて画質を安定化でき
る利点があるが、上記欠点に加えて、用紙が無駄になる
し、ユーザの印刷速度も低下する。特開昭61−1286865
号公報に記載の装置では、上記のような基準パターンを
使用しないため、上記欠点はないが、出力画像全体の平
均濃度しか測定できない。濃度の異なるパッチパターン
や縦や横の細線等の画質をモニタできる前記従来の方法
に比べると、画質の制御能力は低い。
【0005】本発明は、前記基準パターンを作ることな
く、濃度の異なる各色のパッチパターンや縦や横の細線
等の各種画質をモニタし、出力画像の画質を自動的に安
定に保つことのできる、画像記録装置と画質制御方法を
提供することを目的としている。
【0006】また、前記モニタ結果に基づいて感光体等
の寿命を判定することを他の目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、画像記録装置において、予め各種基準パターンとそ
の濃度等の情報を記憶手段に記録しておき、入力する画
像信号から各種基準パターンの位置を検出するパターン
位置検出手段と,前記位置情報に基づいて出力画像の濃
度を測定する濃度測定手段と,各種基準パターン毎に画
質を判定する画質判定手段と,前記判定結果に基づいて
種々のプロセスパラメータを変更することにより出力画
像の画質を制御する制御手段とを備えた構成としたもの
である。
【0008】
【作用】入力する画像信号から各種基準パターンの位置
を検出するパターン位置検出手段は、入力する画像と、
予め画像記録装置内に設けた記憶手段に定義されてい
る、濃度や色の異なるパッチパターンや縦や横の細線等
の各種基準パターンと入力する画像信号とを比較し、も
しも、入力する画像全体の中に、各種基準パターンとし
て使うことのできる局所画像が含まれていれば、該当す
る基準パターンの種類及びその局所画像の入力画像中の
位置を検出する。前記位置情報に基づいて出力画像の濃
度を測定する手段は、前記位置情報によって、入力画像
中の前記局所画像が用紙上に記録され、濃度測定装置の
付いた濃度測定位置まで来たことを知る。そこで用紙上
に記録された前記局所画像の光学濃度を測定する。各種
基準パターンごとに画質を判定する手段は、前記測定さ
れた局所画像濃度を、該当する基準パターンの種類に応
じて画像処理して、画質の劣化度合いを判定する。プロ
セスパラメータを変更することにより出力画像の画質を
制御する手段は、出力画像の画質に影響を与える各プロ
セスのパラメータを変更させることにより、劣化した画
質をもとの画質に修復する。さらに、劣化した画質の修
復度合いにより寿命を判断することも可能である。
【0009】本発明は、記録するための入力画像信号の
中から基準パターンを探し出すものであり、特別に基準
パターンを作る必要がない。そこでトナー,用紙等の浪
費やクリーナの負荷増加はない。また、予め装置内に定
義しておく基準パターンの数に制限はないため、多種画
像の画質評価が可能である。ただ、ユーザが作った入力
画像の中に、ある基準パターンとして使うことのできる
適当な局所画像がないことが連続する場合、その基準パ
ターンによって測定される画像の画質を制御できない。
そのため学習機能等を付加して、使用頻度の高い画像パ
ターンに関しては記憶し、そのパターンをユーザ等に示
し追加パターンとし登録すべきか否を問合せし、追加登
録できるようにすることも可能である。しかし、ユーザ
が多く記録する画像の画質は優先的に制御されるため、
実質的には高画質を維持できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図7,表1
〜表3により説明する。図1に、本実施例の装置構成を
示す。本実施例では、画像記録装置としてモノクロレー
ザプリンタを使用した一例を示す。本レーザプリンタで
は、円筒の感光体ドラム101の周囲に、帯電器による
一様帯電プロセス102,レーザを含む露光光学系によ
る露光プロセス103,現像器による現像プロセス10
4,転写器による転写プロセス105,定着器による定
着プロセス106が配置されている。ユーザがワープロ
やパソコンで作成した入力画像を構成する入力画像信号
107は、露光プロセス103に入力され、前記各印写
プロセスにより記録紙114上に書かれた出力画像10
8となる。ここでは、モノクロレーザプリンタを例とし
ているので、入力画像信号107は画像内の画素毎に割
り当てられた白黒2値の1bit 信号が、ライン毎に順次
送られてくるものとする。
【0011】以下本発明の画質制御装置の部分について
説明する。入力画像信号107は、基準パターン位置検
出手段109に入力される。基準パターン位置検出手段
109には、べた黒パターン,べた白パターン,ハーフト
ーンパターン,縦単線パターン,横単線パターン等各種
基準パターンを記憶したメモリ(図示していない)を有
している。このメモリは基準パターン検出手段109内
に設ける必要はなく、本制御系に設置し信号線またはバ
ス等で基準パターン位置検出手段109等と接続されて
いれば良い。なお、前述のように基準パターンを別設し
ていおいた方が、同パターンを比較等他の処理に用いる
場合や、追加記録消去等の作業を行う上で便利である。
基準パターン位置検出手段109は、入力画像信号10
7から、入力画像中にこれらの基準パターンとして使う
ことができる局所画像が存在するかどうか、各画素ごと
にパターン認識により調べていく。もし、ある基準パタ
ーンに相当する局所画像が見つかると、基準パターン位
置検出手段109は、その局所画像の種類と位置を基準
パターン位置テーブル110として、出力画像濃度測定
手段111及び画質判定手段112に出力する。
【0012】図2〜図6に、基準パターン位置検出手段
109の詳細な構成を示す。本実施例の、基準パターン
位置検出手段109は、パターン認識技術の中のテンプ
レートマッチング技術を応用したものである。
【0013】図2に、基準パターン位置検出手段109
のバッファメモリを示す。レーザプリンタで作られる水
平同期信号201は、4つのラインメモリ202への画
素アドレスカウンタ205のリセット端子RESにつな
がれており、画素アドレスPADをゼロにクリアする。
また、入力画像信号107に対する画素同期信号203
は、画素アドレスカウンタ205のクロック端子CLK
および25個のラッチ回路(Dタイプフリップフロッ
プ)204のクロック端子(図示せず)につながれてお
り、画素アドレスをカウントすると同じにラッチのタイ
ミング信号として用いられる。入力画像信号107は、
図示するようにラインメモリ202及びラッチ回路20
4に、画素毎に入力される。ラインメモリ202は、遅
延回路を有しており1ライン分遅延されてから出力され
る。入力画像信号107は、通常図3に示すように入力
画像の左上から右向きに、1ライン毎に送られてくる。
図2のバッファメモリからの25個の出力A1,〜,A
5,B1,〜,B5,C1,〜,C5,D1,〜,D
5,E1,〜,E5は、図3に示すように、入力画像の
一部(ここでは局所画像301と呼ぶ)となっている。
さらに、局所画像301の位置は、入力画像全体を左上
から右向きに1画素ずつ順次スクロールすることにな
る。なお、本実施例では説明簡単のため、局所画像30
1のサイズを5×5画素としたが、通常は9×9画素以
上とする。局所画像301のサイズが小さいと、後述す
る基準パターンのテンプレートの数が、制限される。局
所画像301のサイズは図2のラインメモリ202とラ
ッチ204の数や組合せを変えれば、簡単に大きくでき
るし縦横比も変えられる。
【0014】図4(1)〜(3)に、本実施例で採用す
る、局所画像301と比較する基準パターンのテンプレ
ートの一例を示す。(1)はべた黒画像、(2)は縦単
線、(3)は横単線である。前記(1),(2),(3)の
白黒反転画像である図4(4)〜(6)も、それぞれ
(4)は下地(べた白)画像、(5)は白抜き縦単線、
(6)は白抜き横単線の画質を制御する上で重要な基準
パターンのテンプレートであるが、扱いは前記(1),
(2),(3)と同様であるため、本実施例では説明簡単
のため省略する。図4(7),(8)は、単一センサで測
定するときに使う45度単斜線であり、詳細は後で説明
する。これら基準パターンのテンプレートは、図1の出
力画像濃度測定手段111による読み取り位置が、用紙
搬送時の機械的誤差などで上下左右に最大1画素ずれて
も、図1の画質判定手段112で誤判定しないような配
慮がされている。詳細は後述する。従って局所画像30
1のサイズが5×5画素では、このような単純な基準パ
ターンのテンプレートしか作れない。しかし例えば局所
画像301のサイズが9×9画素では、前記誤判定しな
いような配慮をしながらでも、いろいろな基準パターン
のテンプレートが作れる。図4(7)〜(9)に、その例
を示す。(7)はハーフトーン画像、(8)は縦2本
線、(9)は横2本線である。本発明ではこのように、
局所画像301のサイズを増加させれば、いかなる基準
パターンでも定義することができる。
【0015】図5に、テンプレートマッチング回路構成
の1例を示す。入力画像の各画素に対応する局所画像3
01は、前記各基準パターンのテンプレート(1)〜
(3)と、論理回路501によって比較され、もしも同
一であれば、一致信号502を発生する。ここで、論理
回路501の代わりに、ROM(Read Only Memory)等
も使用できるし、それらの併用も可能である。論理回路
501は高速である反面多く基準パターンを定義できな
い。ROMは現在はアドレス線が21本程度しかなく局
所画像301のサイズが5×5画素までしか使えないが
その範囲内でいかなる基準パターンでも定義できる。局
所画像301は、前記各基準パターンのテンプレート
(1)〜(3)と、同時に2つ以上一致することはありえ
ないので、いま、局所画像301がテンプレート(1)
と一致したとする。すると発生した一致信号502によ
り、画素同期信号203に同期してラッチ信号506が
作られ、それにより、その時に一致した基準パターンの
種類と、その時の画素アドレスPADとがラッチ504
に一時ラッチされる。一方、マイクロコンピュータ505
には、垂直同期信号503及び水平同期信号201が入
力されており、マイクロコンピュータ505はそれらを
カウントすることにより、現在入力中の入力画像信号1
07が何ページの上から何ライン目(ラインアドレスL
AD)の画素の信号であるか分かる。今、仮にnページ
でy1ラインのときに、前記ラッチ信号506が入力さ
れたとすると、マイクロコンピュータ505は図4の基
準パターンの種類(No.)と、その時の画素アドレス
PADとをラッチ504から取り込み、表1に示すよう
な基準パターン位置テーブル110を作成する。
【0016】
【表1】
【0017】入力画像内に基準パターンとなる局所画像
301がほぼ同一場所に集中する場合、入力画像内に適
当に分散するように適当に間隔をおいて基準パターン位
置テーブル110を作成する。本実施例では、マイクロ
コンピュータ505が最後に検出した各基準パターンの
位置を記憶しており、その位置から主走査方向または副
走査方向にある程度の距離をおいた各基準パターンでな
ければ、基準パターン位置テーブル110に書き込まな
いようにしている。1ページ分の基準パターン位置の検
出を終了すると、基準パターン位置テーブル110を、
出力画像濃度測定手段111及び画質判定手段112に
出力するか、または出力画像濃度測定手段111及び画
質判定手段112が基準パターン位置テーブル110を
参照できるようにする。
【0018】図1に戻り、本実施例の装置構成を引き続
き説明する。出力画像濃度測定手段111は、本実施例
の場合、定着プロセス106の後の用紙上を測定する。
露光プロセス103で露光されたnページ目の画像が、
現像転写定着され、本測定位置まで到達するまでにはお
よそ1ページ程度の時間差がある。そこでnページ目の
画像の先頭が本測定位置に到達する頃には、基準パター
ン位置検出手段109は、nページ全体のパターンマッ
チングを既に終えて、図6の基準パターン位置テーブル
は完成している。出力画像濃度測定手段111は、基準
パターン位置テーブルの基準パターン位置情報に従っ
て、出力画像108の中から局所画像301に該当する出
力画像領域を検索し、その部分の画像濃度情報を局所画
像読み取り信号116として、画質判定手段112に出
力する。
【0019】図6に、出力画像濃度測定手段111の詳
細な構成を示す。光源と受光部からなる紙先端検出セン
サ601により、定着プロセス106から出たnページ
目の出力画像108の先端が検知されると、読み取りラ
インカウンタ602がクリアされる。読み取りラインカ
ウンタ602は、水晶発信器等の基準クロックから作っ
た読み取りライン同期信号603をカウントし読み取り
ラインアドレスRLADを得る。読み取りライン同期信号6
03は、同時に読み取り画素カウンタ604をクリアす
る。読み取り画素カウンタ604は、水晶発信器等の基
準クロックから作った読み取り画素同期信号605をカ
ウントし読み取り画素アドレスRPADを得る。比較器
606は、RLAD及びRPADと、基準パターン位置
テーブル110からのLAD及びPADとを比較し、も
しも同じであれば、画像濃度測定装置608から局所画
像301に該当する出力画像領域の濃度データをバッフ
ァメモリ607に読み込む。画像濃度測定装置608
は、ここでは、一例として図示するような公知の縮小光
学系のCCDリニアアレイセンサ608であるとする。
CCDセンサ608には、読み取りライン同期信号60
3及び読み取り画素同期信号605が入力されており、
出力画像濃度を8bit 256レベルで読み込む。読み取
り幅は出力画像の前幅でもよいし、その一部でもよい。
一部の時は表1の基準パターン位置テーブル110を作
成するときに、読み取り可能の位置にある局所画像30
1だけ、前記基準パターン位置テーブル110に書き込
むようにすればよい。また、CCDセンサ608の読み
取り解像度は、画像記録装置よりも高解像度であること
が望ましい。本実施例では、400ドット/インチのレ
ーザプリンタに対し、1200ドット/インチで読み取
る例を示す。
【0020】図7に、局所画像読み取り信号116の構
成を示す。局所画像301のサイズは5×5画素なの
で、局所画像301に該当する出力画像領域701を3
倍の解像度で読み取れば、図示するように15×15の
微小画素702の領域となる。ここで一般の画像記録装
置では、入力画像信号107上の局所画像301と、用
紙上の出力画像108に記録された局所画像301に該
当する出力画像領域701とでは、どうしても位置ずれが
発生する。本実施例では、主走査方向及び副走査方向に
最大1画素程度の位置ずれが発生しても、後述する画質
判定手段112で誤判定しないようにするため、5×5
画素の局所画像301の内部の3×3画素の部分のみ
を、測定対象とし、する。従って、図7中の微少画素7
02のうち、d11,〜,d99の81個の濃度データ
のみバッファメモリ607に読み込み、局所画像読み取
り信号116として、画質判定手段112に出力する。
なお、本実施例では画像濃度測定装置608を縮小光学
系のCCDリニアアレイセンサとしたが、密着型のCC
Dリニアアレイセンサでもよいし、または、ポリゴンミ
ラーで走査されたレーザ光でもよい。また、単一のレー
ザやLEDを光源とし、フォトディテクタで反射光を受
光する単一センサを主走査方向に移動できるように取付
け、読み取る場所に移動させて測定するようにしてもよ
い。単一センサが移動できない場合はユーザが高頻度で
記録する、画像左側が測定できるようにセットするとよ
い。この場合、副走査方向の線幅しか測れなくなるた
め、縦線幅(図4基準パターンの(2),(5),(8))
を直接に測定することはできなくなるが、図15に示す
ように横線幅の副走査方向の広がりDsと、図4(7)
または(8)に示す水平方向と45度傾いた斜線幅の副
走査方向の広がりDssとを測定すれば、縦線幅の副走
査方向の広がりDmを計算(Dm=Dss−Ds)ある
いは実験結果により推定できる。
【0021】図1に戻り、本実施例の装置構成を引き続
き説明する。画質判定手段112は、基準パターン位置
検出手段109からの基準パターン位置テーブル11
0、及び出力画像濃度測定手段111からの局所画像読
み取り信号116をもとに、各基準パターンの画質を判
定し、その結果である画質判定結果115をプロセス制
御手段113に出力する。
【0022】表2に、表1の結果に局所画像読み取り信
号116と画質判定結果115を加えた表を示す。
【0023】
【表2】
【0024】本実施例では、画質判定結果115を以下
のように定義する。
【0025】 図4の基準パターン(1):平均画像濃度 J1=(d1
1+〜+d99)/81 図4の基準パターン(2):平均線幅 J2=(J2
1+〜+J29)/9 但し、J2i:dijの数、dij>T、j=1,〜,
9 T:線幅を決めるしきい値濃度 図4の基準パターン(3):平均線幅 J3=(J31+
〜+J39)/9 但し、J3j:dijの数、dij>T、i=1,〜,
9 T:線幅を決めるしきい値濃度 画質判定結果115としては、これ以外に、基準パター
ン(1)の濃度むら,基準パターン(2)及び(3)の
線中心位置,濃度等が適用できる。
【0026】本実施例では、5×5画素の局所画像30
1の内部の3×3画素の部分のみを、測定対象としてい
る。従って、図1の出力画像濃度測定手段111による
読み取り位置が上下左右に最大1画素ずれても図1の画
質判定手段112で誤判定しないようになっている。例
えば、図4(1)では5×5画素がべた画像となっている
から、中心の3×3画素の測定部分の位置が上下左右に
最大1画素ずれてもやはりべた画像の測定結果が得られ
る。図4(2)でも、上下左右に最大1画素ずれても縦単
線を捕らえることができるし、また3×3画素の測定部
分に他の画像が入り込むことはないため、上記判定手法
により正しい線幅が得られる。図4(3)も、同様であ
る。
【0027】図1に戻り、本実施例の装置構成を引き続
き説明する。プロセス制御手段113は、画質判定手段1
12からの画質判定結果115をもとに、レーザプリン
タの各プロセスパラメータを変更する。変更できるプロ
セスパラメータとしては、主に以下のようなものがあ
る。
【0028】 帯電プロセス102:コロナワイヤ電圧,電流,グリッ
ド電圧 露光プロセス103:光量振幅,パルス幅,スポット径 現像プロセス104:トナー補給量,現像バイアス電圧
(AC,DC) 転写プロセス105:コロナワイヤ電圧(AC,DC) 定着プロセス106:ローラ温度,速度,押し圧 本実施例では、これらのプロセスパラメータを可変範囲
で振りながら予め印写実験を行い、上記画質判定出力1
15(J1,J2,J3)が、それらの目標値(J1re
f,J2ref,J3ref)からずれた場合、それらの目標
値(J1ref,J2ref,J3ref)に戻すためには、上
記プロセスパラメータをいくつにするかというテーブル
をマイクロコンピュータのメモリの中に作成しておく。
本実施例ではテーブルの一例として、表3に示すような
制御行列の形で格納されており、画質判定結果115と
画質目標値との偏差に基づいてプロセスパラメータを逐
次変更していく。
【0029】
【表3】
【0030】この時感光体101の位置に同期した、プ
ロセスパラメータを格納できるラインメモリやぺージメ
モリを持てば、感光体101上の各位置ごとにプロセス
パラメータを独立して制御することが可能になる。この
時、主走査方向の制御に関しては、露光プロセス103
のみプロセスパラメータの変更が可能である。
【0031】本実施例によれば、定着後の最終画像を測
定し、各基準パターン毎に、かつ感光体101上の記録
位置毎にも画質制御できるため、安定した画質の出力画
像が得られる。また、専用の基準パターンを形成する前
記技術による画質測定を、電源立ち上げ時や所定枚数印
刷毎に行い、本実施例をその間常に実施し、これらを組
み合わせれば、ユーザがめったに印刷しない画像パター
ンは、前記技術により長期間隔で正確に画質補正され、
ユーザがよく印刷する画像パターンは、本実施例により
常に微調整され、また異常も検知できるため、合理的な
制御系が構築できる。
【0032】なお、図には示していないが、基準パター
ン検出手段109で既に登録してある基準パターンが見
つからない場合は、画像濃度検出手段で全画面を検出
し、最も多く用いられているパターンを前記基準パター
ン検出部で抽出し、そのパターンを仮の基準パターンと
して仮登録する、この仮登録状態はもし記録装置側に表
示装置等を付加してあればそれに表示して、仮登録を本
登録にすべきか否かユーザ等に示し、操作者が本登録指
示(キーボードや登録設定ボタン等を記録装置に設けて
おき、それら入力端末から行う)することによって本登
録され、次の検出から利用できるようにすることもでき
る。
【0033】更に、画質測定結果に基づいて各種プロセ
スパラメータを変更して制御しても画質が所定の状態以
上に良くならない場合は、プロセスの一部が寿命である
との判定を行う寿命判定手段を付加することにより、現
像剤の劣化や不足,感光体の劣化を早期に検出し利用者
等に報知手段により知らせることにより、むだな印刷を
防ぎ利用効率を上げることもできる。
【0034】なお、画像濃度測定装置608の取付け位
置はこのほかにも数通り実施可能である。図14に、画
像濃度測定手段608の他の装置構成を示す。定着プロ
セス106直後の記録紙114上(1401)や現像プ
ロセス104直後の感光体101上(1402)の他、転
写プロセス105直後の感光体101上(1403)およ
び記録紙114上(1404),定着プロセス106直
後のヒートロール上(1405)に取り付けられる。ま
た、画像濃度測定装置608の代わりに高解像度の表面
電位測定装置を使うこともできる。その際の取付け位置
は感光体101上の(1402)及び(1406)であ
る。表面電位測定装置は解像度が低いのが問題で、著者
等が実施した例でも解像度は100μm程度であり、基
準パターンがべた(黒,白,ハーフトーン)画像であれ
ば使用可能であるが細線等のパターンには使えない。
【0035】以下、本発明の他の一実施例を図8〜図1
1により説明する。図8に、本実施例の装置構成を示
す。本実施例では、画像記録装置として公知のカラーレ
ーザプリンタ801を使用した一例を示す。本カラーレ
ーザプリンタ801が、図1に示すモノクロレーザプリ
ンタと主に異なる点は、現像機104がシアン用104c,
マゼンタ用104m,イエロ用104y,ブラック用1
04kの4台ある点、及び転写体802がある点であ
る。入力画像信号802には、通常シアンC,マゼンタ
M,イエロY,ブラックKの4色の信号がモノクロ4ペ
ージ分として順次送られてくる。カラーレーザプリンタ
801は、これに基づき現像機104を順次切り替えな
がら、感光体101上で各色トナー画像を形成し、それ
を転写体802上で位置ずれのないように重ねる。4色分
重ね終わると転写プロセス105で記録紙114に4色
分一度に記録紙114上に転写し、最後に定着プロセス
106で定着し、カラーの出力画像108を得る。
【0036】基準パターン位置検出手段109および出
力画像濃度測定手段111については前実施例と同様の
操作を単色ごとに4回行う。画質判断手段112による
画質判定結果115を以下のように定義する。
【0037】 図4の基準パターン(1):平均画像濃度 J1=(d1
1+〜+d99)/81 図4の基準パターン(2):平均線幅 J2=(J2
1+〜+J29)/9 但し、J2i:dijの数、dij>Tk、j=1,
〜,9 Tk:線幅を決めるしきい値濃度。測定色毎に異なる。
【0038】k=c(シアン),m(マゼンタ),y
(イエロ) 図4の基準パターン(3):平均線幅 J3=(J31+
〜+J39)/9 但し、J3j:dijの数、dij>Tk、i=1,
〜,9 Tk:線幅を決めるしきい値濃度。測定色毎に異なる。
【0039】 k=c(シアン),m(マゼンタ),y(イエロ) プロセス制御手段113では、露光プロセス103,現
像プロセス104のプロセスパラメータについては各色
毎のプロセスパラメータを格納するメモリをもち、各色
毎にプロセスパラメータを変更するようになっている。
【0040】但し、本実施例の場合の出力画像濃度測定
手段111では、図示するように前実施例で示した定着
器106直後の画像濃度測定装置608の他に現像機1
04直後の感光体101上にも画像濃度測定装置803
を設ける。これは、転写体802や記録紙114上で
は、多色のトナー画像が重なりあってしまっていて、前
実施例で示した単色ごとの画質測定技術は適用できない
からである。現像機104直後の感光体101上では、
単色ごとに測定できる。ただし、黒のトナー像は、感光
体表面が低反射率であるため測定できない。この場合は
黒単色で印刷したときに定着器106直後の画像濃度測
定装置608で測定すればよい。黒単色で印刷する機会
はかなり多いし、カラーレーザプリンタ801でも転写
体802を1回しか回さずに記録紙114に転写するた
め、黒単色印刷であることを検知できる。
【0041】本実施例によれば、フルカラープリンタの
画質制御が可能であり、しかも予め記録順序が分かって
いるため画像濃度測定装置803はモノクロのセンサで
よく経済的ある。
【0042】以下、本発明の他の一実施例を説明する。
図9に、本実施例の装置構成を示す。本実施例では、画
像記録装置として、前実施例の図8で示したような公知
のカラーレーザプリンタ901を使用した一例を示す。
本実施例の出力画像濃度測定手段111では、前実施例
の図8に示すような感光体101表面上の画像濃度測定
装置803は備えておらず、定着器106直後の画像濃
度測定装置608ですべての色の基準パターンに相当す
る局所画像を測定しようとするものである。従って、既
に多色のトナー画像が混色した後の画像を測定しなけれ
ばならない。プリンタのコントローラ902からの入力
画像信号107は、前記したように、通常シアンC,マ
ゼンタM,イエロY,ブラックKの4色の信号がモノク
ロ4ページ分として順次送られてくる。本実施例では、
コントローラ902からカラーレーザプリンタ901及
び基準パターン位置検出手段109に送られてくる画像
信号線903を従来の1本から4本に増やし、最初の色
(例えばシアンC)を記録中に、シアンCの入力画像信
号107だけが、カラーレーザプリンタ901及び基準
パターン位置検出手段109に送られるのではなく、同
時に他の3色(マゼンタM,イエロY,ブラックK)の
入力画像信号903も送られるようにしている。カラー
レーザプリンタ901内部の露光プロセス103では、
その中から記録する色の画像信号を1つ選択して露光す
る。基準パターン位置検出手段109では従って同時に
4色分の画像信号が扱えるようになっている。基準パタ
ーン位置検出手段109では、図2に示したバッファメ
モリをCMYK4色分持っており、図3に示した局所画
像301はCMYK情報を持つCMYK局所画像1101と
して、図11に示すようにテンプレートマッチング回路
に入力される。基準パターンのテンプレートも、これに
対応して4色分用意されている。本実施例では形状3通
り(べた画像,縦単線,横単線)、色4色(C,M,
Y,K)で合計12通りの基準パターンのテンプレート
が、図11に示す回路中に組み込まれている。図10
(1)〜(3)に一例を示す。図10(1)はCのべた画
像、(2)はMの縦単線、(3)はYの横単線である。
本実施例では基本的な基準パターンの画質制御を目的と
したため、基準パターンはすべて単色であるが、赤R,
緑G,青B等の混色の基準パターンの作成も、テンプレ
ートを変更するだけで容易にできる。これにより、フル
カラーの入力画像903の中からカラー情報を含んだ基
準パターンを検出することができ、その結果カラー情報
を含んだ基準パターン位置テーブル110が得られる。
【0043】本実施例によれば、定着後の実際に人が見
る出力画像を測定するため、正確かつ実質的な測定が可
能であるし、CMYKのような単色のみならずRGBの
ような混色の画像も画質制御できる。
【0044】また、フルカラー入力画像から各色(CM
YK)のモノクロの縦単線及び横単線等の基準パターン
が検出できるため、出力濃度測定手段111で定着後の
フルカラー画像を測定後、画質判定手段112で前記各
色のモノクロの縦単線及び横単線の線中心位置を判定
し、それら中心位置に基づき各色画像間の縦方向及び横
方向の位置ずれを測定すれば、露光プロセス103にお
いて各色画像の露光位置を調節するなどして、各色画像
間の位置ずれをなくすこともできる。図16に、その一
例を示す。同一画像内のシアン横線161及びマゼンタ
横線162の中心位置を、まず図9の基準パターン位置
検出手段109によって検出しラインアドレスLADの
差から理想距離Lsmを算出する。次に出力濃度測定手
段111で実際の距離Ls検出し、画質判定手段112
でその差である副走査方向位置ずれDsを算出する。主
走査方向位置ずれDmについても同様に同一画像内のシ
アン縦線165及びマゼンタ縦線166の中心位置から
算出する。プロセス制御手段113からは、コントロー
ラに対し、各色の入力画像信号902の主走査方向副走
査方向それぞれの読み出し位置を調整するように指示す
る。これにより各色の位置ずれを常に監視し調整でき
る。また、本実施例では画像濃度測定装置608はモノ
クロでよいため高解像度低価格である。また、単一のレ
ーザやLEDを光源とし、フォトディテクタで反射光を
受光する単一センサを主走査方向に移動できるように取
付け、読み取る場所に移動させて測定するようにしても
よい。単一センサが移動できない場合はユーザが高頻度
で記録する、画像左側が測定できるようにセットすると
よい。この場合、副走査方向の位置ずれしか測れなくな
るため、主走査方向の位置ずれを直接に測定することは
できなくなるが、図16に示すように副走査方向の位置
ずれDsの他に、図4(7)または(8)に示す水平方
向と45度傾いた斜線幅の副走査方向の位置ずれDss
を測定すれば、主走査方向の位置ずれを推定できる。図
16にその一例を示す。同一画像内のシアン斜線163
及びマゼンタ斜線164の中心位置を、まず図9の基準
パターン位置検出手段109によって検出しラインアド
レスLADの差から理想距離Lssmを算出する。次に
出力濃度測定手段111で実際の距離Lss検出し、画
質判定手段112でその差である副走査方向位置ずれD
ssを算出する。主走査方向の位置ずれDmは、計算
(Dm=Dss−Ds)あるいは実験結果により推定さ
れる。
【0045】さらに、画像濃度検出装置608を、公知
のカラーCCD等を用いれば、各基準パターンごとの色
情報が得られるため、各基準パターンごとの色変換やγ
(ガンマ)補正が可能となる。従来の色変換やγ(ガン
マ)補正は、画像のパターンとは関係なく行われてい
た。例えば、RGBのデータで指示された色を、カラー
プリンタで再現するためには色変換やγ(ガンマ)補正
によってカラープリンタの色材色であるCMYKのデー
タに変換されなければならない。この時従来技術では、
感光体101上にべた画像の基準パターンを設け変換式
は逐次更新されてはいたが、画像のパターンとは関係な
く一意に変換されていた。ところが細線を書く場合とべ
た画像を書く場合とは変換式を変えなければならない。
本実施例により各基準パターンの発色性をチェックし、
各基準パターン毎に色変換やγ(ガンマ)補正の変換式
を更新すれば、より忠実な色再現が実現される。
【0046】以下、本発明の他の一実施例を図12,図
13により説明する。図12に、図1の定着プロセス1
06の定着器の構造を示す。定着器は、記録紙114上
の未定着トナー1201を熱と圧力で溶融させて、記録
紙114に固着させる。この時、未定着トナー1201
に与える熱量には適正値があり、多過ぎても少なすぎて
もオフセットを引き起こす。オフセットとは、定着時に
溶融したトナーの一部が、内部に熱源を持つヒートロー
ラ1201の方に付着する現象である。付着したオフセ
ットトナー1202はヒートローラ周囲に取り付けてあ
るクリーナ1203で清掃されるが、一部はヒートロー
ラ上を1回転した後再び記録紙114上に付着する。オ
フセットが発生すると、ヒートローラ1201にトナー
を取られた画像の濃度が低下するばかりでなく、ヒート
ローラからのオフセットトナーの付着により、誤印字と
なるため、プリンタに取って致命的な欠陥である。この
オフセットは、機種によっても異なるが、縦線より横線
がでやすいとか、特定線幅の線がでやすいといったよう
に画像の種類によってでやすさが異なる。そこで図13
に、オフセットの発生量を測定する装置の構成を示す。
基準パターン検出手段109には、最もオフセットがで
やすいパターンを基準パターンとして組み込んである。
基準パターン検出手段109は、入力画像信号107か
ら前記パターンを検出し、そのパターンの位置を白べた
パターン判定手段1301に伝える。白べたパターン判
定手段1301は、そのパターンの位置のヒートローラ
の周長だけ下流の位置の局所画像を入力画像信号107
から抽出し、もしもその局所画像が白べた画像パターン
であったなら、その位置をオフセット測定部分としてす
る。出力画像濃度測定手段111に伝える。出力画像濃
度測定手段111は、レーザプリンタ1302によって
記録された出力画像108のオフセット測定部分濃度を
測定する。画像判定手段112では、測定部分の濃度を
平均し、平均濃度が通常の白べた画像濃度よりも濃い場
合、オフセットが発生していると判断する。本実施例に
よれば、他のプロセスの影響を受けずにオフセットだけ
を定量的に測定できる。また同じような現象として、感
光体101や転写体802のクリーニング不良や感光体
101のメモリ効果等がある。前者は、感光体101や
転写体802上のトナー像が完全に転写されずに残像し
たものが、クリーナによって完全に除去できず、次回プ
ロセス時にその部分が黒べたやハーフトーンのように露
光プロセス103で露光される領域となったとき、露光
時に十分露光されずにその部分の濃度が低下する現象で
ある。後者は、感光体101上に書かれた静電潜像の影
響が電気的に完全に消去されずに、次の静電潜像中に現
れる現象である。本実施例によれば、これらはヒートロ
ールを感光体101や転写体802に置き換えれば同様
に測定でき、これをもとに補正したりアラームを発生し
たりすることができる。
【0047】以下、本発明の他の一実施例を図8,図1
7,図18により説明する。図8において、前実施例で
は基準パターン位置検出手段109は表1に示す基準パ
ターン位置テーブル110を発生していた。しかし、図
4(4)に示すような白べたパターンは一般的に記録す
る入力画像107内に極めて多数ある。またべた白を評
価するかぶり(本来トナーが付着しない領域に微少のト
ナーが付着する現象)濃度は、通常極めて低濃度である
ため、前実施例のように極所画像301を測定すると、
誤差が大きくなり、適切な画質制御を行うことが困難で
ある。これは、大面積の白べた領域を測定し、平均化す
ることによって解決される。しかしながら前実施例のよ
うに、極所画像301の位置を一つ一つ基準パターン位
置テーブル110に蓄積する手法では能率が悪く処理時
間がかかるし、必要な記憶容量も多くなる。そこで本実
施例では表1の基準パターン位置テーブル110のかわ
りに、表4に示すような基準パターン頻度テーブルを作
成する。
【0048】
【表4】
【0049】すなわち、図4の各基準パターンごとにそ
の発生頻度を計数し、その結果を画質判定手段112に
送るのである。出力画像濃度測定手段111においても
一般にヒストグラムと呼ばれる明度または濃度別の頻度
データを作成し、その結果を画質判定手段112に送
る。図17に一例として、測定した画像の基準パターン
頻度テーブルが、白べた領域(面積率80%)と黒べた
領域(面積率15%)とが主体で、その他領域の面積率
が例えば5%以下であった場合、 100・(N1+N4)/Nt>95 (記号は表
4に示す) 出力画像濃度測定手段111からの明度別の頻度データ
は、図17に示すように、頻度は明るい白べた明度の付
近と、暗い黒べた明度の付近とに2極化する。さらに図
中の細線はかぶり濃度の低い高画質な画像を、太線はか
ぶり濃度の高い高画質な画像を示す。画質判定手段11
2では以下のような手法でかぶり濃度を測定する。
【0050】画質判定手段112では、かぶり濃度を白
べた明度の付近の頻度分布から測定する。本実施例では
明度が128以上252以下の頻度合計N(128−2
52)の、明度が128以上の頻度合計N(128−2
55)に対する割合 N(128−252)/N(128−255) によってかぶり濃度を推定する。同様に黒べた内の濃度
むらも、本手法により黒べた明度の付近の頻度分布から
測定される。図17中の細線は黒べた内の濃度むらがな
い高画質な画像を、太線は黒べた内の濃度むらがある高
画質な画像を示す。濃度むらがない高画質な画像の黒べ
た明度のピーク値は明度25のところにある。濃度むら
は一般に前記ピーク値よりも高明度の方に分布するた
め、本実施例では明度が28以上127以下の頻度合計
N(28−127)の、明度が127以下の頻度合計N
(0−127)に対する割合 N(28−127)/N(0−127) によって黒べた内の濃度むらを推定する。判定結果11
5はプロセス制御手段113に送られるが、プロセス制
御手段113については前実施例と同様であるので説明
を省略する。
【0051】本実施例によれば、かぶり濃度や黒べた内
の濃度むらのように変化が微少でかつ極所的に現れる現
象に対し画像全体を平均化する測定であるため、高精度
な画質測定が可能になり、これらを利用して高画質化が
図れる。測定対象となる他の基準パターンとしては各色
の黒べた、ハーフトーン等がある。
【0052】また、入力画像信号107の黒画素の個数
を計数して、画像の印刷に使用されるトナーの消費量を
予測する手法がある。しかし、1画素当りに付着するト
ナー量は、画像パターンによって異なるために、前記手
法では正確なトナーの消費量を予測できない。本実施例
の表4に示す基準パターン頻度テーブルを使えば、正確
なトナーの消費量を予測できる。
【0053】まず事前に各基準パターン毎に1画素当り
に付着するトナー量を測定しておく。黒べた画像の1画
素当りに付着するトナー量K(mg/画素)を1として、
他の基準パターンの1画素当りに付着するトナー量をそ
の比率Tci(iは図4の基準パターン番号)で表現す
る。一般に黒べた画像では少なく、線画では多くなる。
トナーの1画像当りの消費量T(mg)は T=Nt・K・(R1+R2・Tc2+R3・Tc3+
・・・) 但しRi=Ni/Nt となる。これにより、画像ごとに正確なトナーの消費量
を予測でき、適切なトナー補給を通して高画質な画像を
得ることができる。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、画質を測定評価するた
めの基準パターンをトナー像で作成することなく、ほぼ
任意のパターンの画質を測定評価できるのでトナー,用
紙,クリーナ等の負担や測定のための特別な時間が不要
である。また、カラー画像の測定も可能で、色ずれや位
置ずれも検出補正できる。また、基準パターン検出後、
さらにパターン認識を行うことにより定着プロセスにお
けるオフセットや感光体のメモリ効果の測定も可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置構成。
【図2】バッファメモリの構成。
【図3】入力画像上のバッファメモリデータの位置。
【図4】基準パターンのテンプレート。
【図5】テンプレートマッチング回路。
【図6】出力画像濃度測定手段の構成。
【図7】局所画像読み取り信号。
【図8】装置構成。
【図9】装置構成。
【図10】基準パーンのテンプレート。
【図11】テンプレートマッチング回路。
【図12】定着器の構成。
【図13】オフセット測定装置。
【図14】他の画像濃度測定手段装置構成。
【図15】斜線利用法(線幅)。
【図16】斜線利用法(位置ずれ)。
【図17】明度別頻度データ。
【符号の説明】
101…感光体、102…帯電プロセス、103…露光
プロセス、104…現像プロセス、105…転写プロセ
ス、106…定着プロセス、107…入力画像信号、1
08…出力画像、109…基準パターン位置検出手段、
110…基準パターン位置テーブル、111…出力画像
濃度測定手段、112…画質判定手段、113…プロセ
ス制御手段、114…記録紙、115…画質判定結果、
116…局所画像読み取り信号。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G03G 15/00 303 (72)発明者 小野 勝弘 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 日 立工機株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像を構成する画像信号を順次入力し、記
    録媒体に可視像を記録する画像記録装置において、入力
    する画像信号から各種基準パターンを検出する基準パタ
    ーン検出手段と,出力画像の濃度を測定する画像濃度測
    定手段と,前記画像濃度検出手段の出力から各種基準パ
    ターン毎の画質を判定する画質判定手段と,前記画質判
    定手段の出力に基づいて各種プロセスパラメータを決定
    し、それを用いて出力画像の画質を制御するプロセス制
    御手段とを備えたことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記基準パターン検出
    手段は、入力する画像信号から各種基準パターンを検出
    し、各基準パターンの画像内の位置を出力し、前記画像
    濃度測定手段は、前記各基準パターンの画像内の位置情
    報に基づいて出力画像内の局所画像の濃度を測定するこ
    とを特徴とする画像記録装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記基準パターン検出
    手段は、入力する画像信号から各種基準パターンを検出
    し、各種基準パターンの画像内の出現頻度を出力し、前
    記画像濃度測定手段は、出力画像内全域の濃度を測定
    し、濃度別ヒストグラムを出力することを特徴とする画
    像記録装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記画質判定手段は、
    前記各種基準パターンの画像内の出現頻度によって、測
    定対象となる基準パターンの種類を選定するパターン選
    定手段を有し、前記選定された基準パターンに対応する
    濃度付近の前記濃度別ヒストグラムの分布から画質を判
    定することを特徴とする画像記録装置。
  5. 【請求項5】請求項3において、前記画質判定手段は、
    前記各種基準パターンの画像内の面積率に、各種基準パ
    ターンの1画素当りのトナー消費量との積をそれぞれ加
    算し、さらに全画像数を掛けることによって1画像当り
    のトナー消費量を検出する機能を有することを特徴とす
    る画像記録装置。
  6. 【請求項6】フルカラー画像を構成する数色のカラー画
    像信号を入力し、記録媒体に可視像を記録するフルカラ
    ー画像記録装置において、入力する各色のカラー画像信
    号から各色の単色基準パターンの位置を検出する基準パ
    ターン検出手段と,前記位置情報に基づいて単色の現像
    画像の濃度を測定する画像濃度測定手段と,各種基準パ
    ターン毎に画質を判定する画質判定手段と,前記画質判
    定手段の出力に基づいてプロセスパラメータを決定し、
    前記プロセスパラメータを用いて出力画像の画質を制御
    するプロセス制御手段と、を備えたことを特徴とするフ
    ルカラー画像記録装置の画質制御方法及び装置。
  7. 【請求項7】請求項6において、前記基準パターン検出
    手段は、入力する数色のカラー画像信号から各色の縦単
    線及び横単線の単色基準パターンの位置を検出し、前記
    画質判定手段は、前記各色縦単線及び横単線の横方向及
    び縦方向の線幅を検出することを特徴とするフルカラー
    画像記録装置。
  8. 【請求項8】請求項6において、前記基準パターン検出
    手段は、入力する数色のカラー画像信号から各色の縦単
    線及び横単線の単色基準パターンの位置を検出し、前記
    画質判定手段は、前記縦単線及び横単線の中心位置に基
    づいて各色画像の縦方向及び横方向の位置ずれを検出す
    ることを特徴とするフルカラー画像記録装置。
  9. 【請求項9】請求項7または請求項8において、前記基
    準パターン検出手段は、入力する数色のカラー画像信号
    から各色の横単線及び単斜線の単色基準パターンの位置
    を検出し、前記位置情報に基づいて単色の現像画像の濃
    度を一つの濃度測定手段で測定することを特徴とするフ
    ルカラー画像記録装置。
  10. 【請求項10】請求項1において、前記基準パターン検
    出手段を2つ設け、第1の基準パターン検出手段設置位
    置から一定距離または時間離れた位置に第2の基準パタ
    ーン検出手段を設けたことを特徴とする画像記録装置。
  11. 【請求項11】請求項10において、第1の基準パター
    ン検出手段で用いる各種基準パターンは定着のオフセッ
    トやクリーニング不良,感光体のメモリ効果を検出する
    パターンであり、前記第2の基準パターン検出手段で用
    いる基準パターンは白べたであることを特徴とする画像
    記録装置。
  12. 【請求項12】請求項10において、前記一定距離は、
    記録紙下流に向かって定着機のヒートロール周長、また
    は感光体,転写体の周長としたことを特徴とする画像記
    録装置。
  13. 【請求項13】外部から順次画像信号を受信し、記録媒
    体に可視画像を記録する画像記録装置の画質制御方法に
    おいて、前記画像信号から各種基準パターンを抽出し、
    抽出した基準パターン部分の画像濃度から、画質を判断
    し、その判断結果に基づいて各種プロセスを制御するこ
    とを特徴とする画質制御方法。
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