JP2009236984A - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の進行方向に対するラインペアパッチ画像の濃度を理想濃度に調整できる画像形成装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】トナーを用いて像担持体(10)に出力、又は像担持体から転写されて被転写体(24)に出力した複数本のラインからなるラインペアパッチ画像、並びにベタ塗りからなるベタパッチ画像に基づいて運転条件を調整する画像形成装置(1)であって、ラインの所定の進行方向、及びこの進行方向に略直交する方向の双方のラインペアパッチ画像をそれぞれ作成するテスト画像形成手段(56)と、各ラインペアパッチ画像からの情報を用いて運転条件を調整する運転条件調整手段(66)とを具備する。
【選択図】図3

Description

本発明は、複写機やプリンタ等に代表される画像形成装置及びプログラムに関する。
この種の画像形成装置では電子写真方式が用いられており、帯電器が像担持体、例えば感光体ドラムを予め帯電し、露光部がドラムの表面に光を照射すると、このドラムの表面には静電潜像が形成される。また、現像部はトナーを担持しており、現像バイアス電圧を印加すると、このトナーが励起して静電潜像に付着し、出力画像(トナー像)が形成される。そして、この画像が用紙に転写及び定着される。
ここで、画像形成装置が良好な画質を維持するためには、その運転条件の調整(キャリブレーション)が必要になる。例えば、出力画像の濃度は経年変化や周囲環境等に応じて変化するものであり、仮に運転条件を何等調整しない場合には、画像の線画や文字に細りや太りが発生するからである。
そこで、この出力画像の濃度が理想濃度になるように、運転条件の調整を行う技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−50155号公報
ところで、上述した従来の技術では、ドラムの表面にパッチ画像を出力し、この画像の濃度を検出して運転条件の調整を行っている。
詳しくは、このパッチ画像には、ベタパッチ画像(所定領域に対する一定濃度のベタ塗りからなるテスト画像)と、ラインペアパッチ画像(複数本のラインからなるテスト画像)とが用いられており、まず、ベタパッチ画像の濃度を検出し、当該濃度が理想濃度になるように、現像部(現像スリーブ)の周速Sとドラムの周速Dとの比(周速比:S/D)を変更する。
一方、このベタパッチ画像の濃度のみでは、トナー量がある程度よりも増えれば検出結果は略同一となり、ベタパッチ画像によるテストは良好であるものの、画像の線画や文字に細りや太りが生じ、ライン性能(線画性能や文字性能)が低下する。そこで、上述の技術では、ラインペアパッチ画像の濃度、より具体的には、ライン間の幅を検出しており、当該濃度が理想濃度になるように、露光部の発光期間を変更している。
しかしながら、当該技術では、適正なライン性能が依然として得られないとの問題がある。
なぜならば、露光条件はドラムの回転軸方向(主走査方向)で見たラインの間隔に感度を有し、この露光条件を変更すれば、ドラムの円周方向(副走査方向)に沿って延びた画像の濃度を理想濃度に調整できるが、当該露光条件は副走査方向で見たラインの間隔には感度を有しておらず、これでは、この主走査方向に沿って延びた線画や文字に細りや太りが生じるからである。
なお、上記周速比S/Dは副走査方向で見たラインの間隔に感度を有している。しかし、上述した技術ではベタパッチ画像にのみ用いられており、この周速比S/Dをラインペアパッチ画像に用いる点については開示されていないし、また、この主走査方向に沿って延びたラインペアパッチ画像の濃度を他の手段で理想濃度に調整する点についても何等開示されていない。
そして、副走査方向に沿って延びたラインペアパッチ画像の濃度だけを理想濃度に調整し、主走査方向に沿って延びた線画や文字に細りや太りが発生する場合には、トナー不足やトナーの余計な消費が生じるので、適正なトナー量が得られない点にも留意しなければならない。
このように、上記従来の技術は、主走査方向に沿って延びたラインを意図しておらず、複数の進行方向に対するラインペアパッチ画像の濃度を理想濃度に調整する点については格別な配慮がなされていない。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解消し、複数の進行方向に対するラインペアパッチ画像の濃度を理想濃度に調整できる画像形成装置及びプログラムを提供することである。
上記目的を達成するための第1の発明は、トナーを用いて像担持体に出力、又は像担持体から転写されて被転写体に出力した複数本のラインからなるラインペアパッチ画像、並びにベタ塗りからなるベタパッチ画像に基づいて運転条件を調整する画像形成装置であって、ラインの所定の進行方向、及びこの進行方向に略直交する方向の双方のラインペアパッチ画像をそれぞれ作成するテスト画像形成手段と、各ラインペアパッチ画像からの情報を用いて運転条件を調整する運転条件調整手段とを具備する。
第1の発明によれば、画像形成装置の運転条件を調整するにあたり、ラインペアパッチ画像やベタパッチ画像の情報を用いている。このラインペアパッチ画像とは、複数本のトナーのラインからなり、また、ベタパッチ画像とは、トナーのベタ塗りからなる。そして、これらラインペアパッチ画像やベタパッチ画像は、像担持体に出力、又は像担持体から転写した被転写体に出力される。
ここで、上述のラインペアパッチ画像については、テスト画像形成手段が、ラインの所定の進行方向の他、この進行方向に略直交する方向の画像をそれぞれ作成している。
よって、従来に比してラインの細りや太りが生じ難くなり、適正なライン性能が得られるし、トナー不足やトナーの余計な消費が抑えられ、適正なトナー量が得られる。この結果、画像形成装置の運転条件が良好に調整される。
第2の発明は、第1の発明の構成において、テスト画像形成手段は、所定の進行方向からこの進行方向に略直交する方向までの範囲内にて、所定の進行方向やこの進行方向に略直交する方向とはいずれも異なる他の進行方向のラインペアパッチ画像をさらに作成していることを特徴とする。
第2の発明によれば、第1の発明の作用に加えてさらに、テスト画像形成手段は、所定の進行方向やこの進行方向に略直交する方向とは異なる進行方向、つまり、斜め方向のラインペアパッチ画像をも作成し、運転条件調整手段は、当該斜め方向のラインペアパッチ画像からの情報も用いて運転条件を調整している。これにより、画像形成装置の現在の状態を正確に判定可能になる。
第3の発明は、第1や第2の発明の構成において、テスト画像形成手段は、所定の進行方向からこの進行方向に略直交する方向までの範囲内にて、略等角度おきに配置された各進行方向のラインペアパッチ画像をさらに作成していることを特徴とする。
第3の発明によれば、第1や第2の発明の作用に加えてさらに、テスト画像形成手段が、所定の進行方向からこの進行方向に略直交する方向までの範囲内にて、略等角度おきに配置された各進行方向における複数個のラインペアパッチ画像をも作成している。よって、画像形成装置の現在の状態をより一層正確に判定できる。
第4の発明は、第1から第3の発明の構成において、像担持体に形成された出力画像の濃度、又は像担持体から被転写体に転写された出力画像の濃度を検出する画像濃度検出手段と、出力画像の検出濃度と出力画像の理想濃度とを比較し、その差分から画像形成部の現在の状態を判定する判定手段と、差分の内容に応じて調整対象を決定する決定手段とをさらに具備することを特徴とする。
第4の発明によれば、第1から第3の発明の作用に加えてさらに、上述した双方のラインペアパッチ画像の検出濃度と理想濃度との差分を用いれば、画像形成部の現在の状態を容易に判定できるし、また、この判定結果から調整対象やその程度も容易に決定できる。これにより、画像形成装置の運転条件は速やかに調整可能になる。
第5の発明は、トナーを用いて像担持体に出力、又は像担持体から転写されて被転写体に出力した複数本のラインからなるラインペアパッチ画像、並びにベタ塗りからなるベタパッチ画像に基づいた画像形成装置の運転条件を調整するプログラムであって、プログラムは、画像形成装置のコンピュータに備えられており、コンピュータに、ラインの所定の進行方向、及びこの進行方向に略直交する方向の双方のラインペアパッチ画像をそれぞれ作成させる手順と、各ラインペアパッチ画像からの情報を用いて運転条件を調整させる手順とを実行させる。
第5の発明によれば、このプログラムは、ラインペアパッチ画像については、ラインの所定の進行方向に加え、この進行方向に略直交する方向の画像をそれぞれコンピュータに作成させる。よって、従来に比してラインの細りや太りが生じ難くなり、適正なライン性能が得られる。さらに、トナー不足やトナーの余計な消費が抑えられ、適正なトナー量が得られる。したがって、画像形成装置の良好な運転条件を設定できる。
本発明によれば、複数の進行方向に対するラインペアパッチ画像の濃度を理想濃度に調整し、適正なライン性能やトナー量を得る画像形成装置及びプログラムを提供することができる。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施例に係る画像形成装置1の概略構成図である。この装置1は印刷機能を有しており、給紙カセット4の内部には、枚葉の用紙が積層状態で収納される。
また、この装置1の内部には、カセット4からの用紙搬送方向でみて下流側にレジストローラ6、画像形成部8及び転写部22が順番に配置されている。
画像形成部8は感光体ドラム(像担持体)10を有し(図2)、ドラム10は回転自在に設置され、図示しない駆動モータによって図2の時計回りに駆動する。また、このドラム10の周囲の適宜位置には、帯電器12、露光部14、現像部16や、転写部22がそれぞれ設けられている。
この帯電器12は、ドラム10の表面を一様に帯電させる。露光部14は、レーザ光をドラム10に向けて照射する。また、現像部16は現像スリーブ18を有しており、このスリーブ18は図示しない駆動モータによって図2の反時計回りに駆動する。
本実施例の転写部22は転写ベルト(被転写体)24を有している。このベルト24は、ローラ26に掛け回され、図示しない駆動モータによって図2の反時計回りに走行する。これらベルト24とドラム10とは、トナー像を用紙に転写するためのニップ部を形成する。なお、このベルト24には、誘電体樹脂製のシート材の両端部分を重ね合わさせて接合したエンドレス形状のベルトや、継ぎ目を有しないシームレスのベルトが用いられる。
また、用紙搬送方向でみてベルト24の下流側には、定着部30及び排紙トレイが順番に配置されている。
そして、この装置1が印刷を行う際は、カセット4からの用紙が1枚ずつ分離して送出される。送出された用紙はレジストローラ6に到達する。このレジストローラ6は、用紙の斜め送りを矯正しつつ、画像形成部8で形成されるトナー像との画像転写タイミングを計りながら、用紙を転写部22に向けて送出する。
一方、図1の入力ポート40は、印刷の元になる画像データが外部やスキャナから受信可能に構成されている。この画像データは、文字や符号、図形、記号、線図、模様等の各種の画像がデータ化されたものである、そして、このデータに基づき、コントローラ(メインECU)50ではレーザ光の照射を制御する。
このコントローラ50はコンピュータとして機能する要素であり、上述した画像形成部8等に電気的に接続されるとともに、CPUやメモリ54等のハードウエア資源を有している。そして、コントローラ50は、このハードウエア資源を用いて所定のプログラムを実行する。これにより、ドラム10の表面は、帯電・露光を経て静電潜像が形成される。
また、現像スリーブ18にはコンテナ20からのトナーが担持されている。そして、スリーブ18の表面に現像バイアス電圧Vdcを印加すると、このトナーは、ドラム10に印加された帯電電圧Vとの電位差によってドラム10の表面に付着する。よって、このドラム10の表面には、静電潜像に応じた出力画像(トナー像)が形成される。
ドラム10とベルト24との間を用紙が通過すると、ドラム10の表面に形成されたトナー像は、上記ニップ部で用紙に転写される。
その後、用紙は未定着トナー像を担持した状態で定着部30に向けて送られ、この定着部30にて所定の温度に達した熱ローラで加圧され、トナー像が定着される。次いで、定着部30から送出された用紙は排紙トレイに排出される。
この片面印刷に対し、装置1において両面印刷を行う場合には、定着部30から排出された用紙は、このトレイに排出される直前にてその搬送方向が切り替えられる。つまり、片面に印刷された用紙は装置1内に引き戻され、レジストローラ4を介して転写部22に向けて再び送られる。これにより、用紙の未だ印刷がされていない方の面にトナー像が転写される。
なお、本実施例の装置1は、原稿を画像読取位置に搬送する自動原稿搬送装置(ADF)、転写済みの用紙にソート、穴開けやステープル処理等を行う後処理装置、仕分け処理等を行うジョブセパレータなどにも接続可能に構成されている。また、この装置1の適宜位置には操作部が設けられており、この操作部は、タッチ操作用のボタンの他、文字情報や案内画像等を表示可能なパネルを備えている。
ところで、上述したコントローラ50は、トナー像の濃度に関する装置1の運転条件の調整(キャリブレーション)が実行可能に構成されている。
具体的には、当該運転条件の調整は、装置1の主電源がオン状態になった直後や、装置1が所定枚数の印刷を実施した後などに随時実行される。そして、本実施例では、ドラム10に形成された所定のパッチ画像をベルト24に転写し、当該ベルト24上のパッチ画像の濃度を検知しており(図2)、この検知信号をコントローラ50のプロセス制御部52に出力している(図1)。
より詳しくは、このプロセス制御部52は、図3に示されるように、テスト画像形成部(テスト画像形成手段)56を備えている。
このテスト画像形成部56は、ラインペアパッチ画像作成部58やベタパッチ画像作成部59を有し、前者のパッチ画像作成部58はラインペアパッチ画像を、後者のパッチ画像作成部59はベタパッチ画像をそれぞれドラム10に形成させる。
ここで、本実施例では、ラインの進行方向が計5方向のラインペアパッチ画像を作成している。
詳しくは、パッチ画像作成部58は、まず、基準となる進行方向(副走査方向)に向けて延びたラインペアパッチ画像を作成している。この副走査方向とは上述したドラム10の円周方向やベルト24の走行方向に相当し、当該方向のラインは、図4の右端にて紙面の上下方向に沿って延びている(縦ライン)。
なお、ラインペアパッチ画像は、そのライン間の幅が約0.5mm〜約2mmに設定されている。このラインが多くの線画や文字を構成するからである。そして、複数本のラインが、パッチ画像の濃度を検知する範囲よりも広い範囲に亘って形成される。
次に、このパッチ画像作成部58は、上述の基準となる進行方向に略直交する方向、すなわち、主走査方向に向けて延びたラインペアパッチ画像を作成している。
この主走査方向とは上述したドラム10の回転軸方向やベルト24を走行させるローラ26の回転軸方向に相当し、当該方向のラインは、図4の左端にて紙面の左右方向に沿って延びている(横ライン)。
続いて、本実施例のパッチ画像作成部58は、斜め方向に向けて延びた3種類のラインペアパッチ画像を作成する。
具体的には、まず、上述した主走査方向から副走査方向までの範囲内にて、これら各方向とは異なる他の進行方向(例えば約45°方向)に向けて延びたラインペアパッチ画像を作成している。当該方向のラインは、図4の中央にて縦ラインと横ラインとの中間位置に記載されており(斜め45°ライン)、縦ラインの濃度と横ラインの濃度が等しい割合(50:50)で反映されている。
また、これら縦ラインと斜め45°ラインとの中間位置にも、ラインペアパッチ画像が作成される。当該方向のラインは、上記副走査方向に対して図4の時計回りで約22.5°をなす角度に向けて延びている(縦寄りの斜めライン)。さらに、これら斜め45°ラインと横ラインとの中間位置にも、ラインペアパッチ画像が作成されており、当該方向のラインは、副走査方向に対して図4の時計回りで約67.5°をなす角度に向けて延びている(横寄りの斜めライン)。
このように、縦寄りの斜めライン、斜め45°ライン、及び横寄りの斜めラインは、縦ラインと横ラインとの間で角度を段階的に変更し、略等角度おきに配置されている。そして、縦ラインを横ライン含めた計5方向のラインペアパッチ画像は、ドラム10の帯電電圧Vやスリーブ18の現像バイアス電圧Vdcがいずれも同値の条件で出力される。
再び図3に戻り、後者のパッチ画像作成部59は、所定領域に対する一定濃度のベタ塗りからなるテスト画像をドラム10に作成しており、このベタパッチ画像もまた、パッチ画像の濃度を検知する範囲よりも広い範囲に亘って形成され、また、ドラム10の帯電電圧Vやスリーブ18の現像バイアス電圧Vdcがいずれも上記ラインペアパッチ画像と同値の条件で出力されている。
このドラム10に形成された各パッチ画像はベルト24に出力され、その濃度がフォトセンサ28で検知される。
このフォトセンサ28は、発光素子と受光素子とからなり、発光素子はパッチ画像の一定領域に向けて光を照射する。一方、受光素子は当該光の反射光を電気信号に変換しており、この電気信号をパッチ画像の検出濃度としてプロセス制御部52に出力している。
プロセス制御部52は、画像濃度検出部(画像濃度検出手段)60を備えている(図3)。この検出部60は、フォトセンサ28からの信号に基づいてパッチ画像の濃度を検出しており、この検出信号を解析判定部(判定手段)62に出力している。
この解析判定部62は、各パッチ画像の検出濃度とその理想濃度とを比較し、その差分から画像形成部8の現在の状態を判定し、この判定信号を反映先決定部(決定手段)64に出力する。
上述したパッチ画像の理想濃度とは、各ラインの幅が同値で、且つ、トナーの消費量を低く抑えることが可能な濃度(例えば0.6)であり、メモリ54に予め記憶されている。
続いて、反映先決定部64は、これら検出濃度と理想濃度との差分の内容(例えば差分値や濃度勾配)に応じて調整対象、つまり、画像形成部8のドラム10や帯電器12、若しくは露光部14、又は現像部16の現像スリーブ18のうち少なくとも1つの反映先を決定する。
より詳しくは、反映先決定部64がドラム10及び現像スリーブ18を反映先に決定した場合には、スリーブ18の周速Sとドラム10の周速Dとの比(周速比:S/D)を変更させる。
一方、露光部14を反映先に決定した場合には、その発光期間Tを変更させ、また、現像スリーブ18のみを反映先に決定した場合には、現像バイアス電圧Vdcを変更させる。
そして、この反映先決定部64は決定信号をキャリブレーション実行部(運転条件調整手段)66に出力する。
当該実行部66は、上述した横ラインのみの濃度を理想濃度に近づける場合には、ドラム10及び現像スリーブ18に駆動信号を出力してS/Dを変更する。一方、縦ラインのみの濃度を理想濃度に近づける場合には、露光部14に駆動信号を出力して発光期間Tを変更する。また、現像量全体、換言すれば、横ライン及び縦ラインの双方の濃度を理想濃度に近づける場合には、現像スリーブ18のみに駆動信号を出力して現像バイアス電圧Vdcを変更する。この結果、装置1の運転条件が較正される。
ここで、フォトセンサ28が、ベルト24に転写された計5方向のラインペアパッチ画像の濃度をそれぞれ検知した結果、図4に示される如く、理想濃度が約0.6であるのに対し、横ラインの濃度が約0.85、横寄りの斜めラインの濃度が約0.8、斜め45°ラインの濃度が約0.6、縦寄りの斜めラインの濃度が約0.4、そして、縦ラインの濃度は約0.45であると画像濃度検出部60にて検出された場合には、解析判定部62は、横ラインや横寄りの斜めラインの濃度が理想濃度よりも高く、縦寄りの斜めラインや縦ラインの濃度が理想濃度よりも低いので、「横ライン太り、縦ライン細り」を判定する。
そして、反映先決定部64は、まず、ドラム10及び現像スリーブ18を反映先に決定し、キャリブレーション実行部66はS/Dを下げる、例えばドラム10の周速Dを大きくしてドラム10とスリーブ18との接触期間を短くする。この結果、横ラインの濃度は理想濃度に近づけられる。
同時に、反映先決定部64は露光部14も反映先に決定し、キャリブレーション実行部66は発光期間Tを長くして静電潜像の形成時間を長くする。この結果、縦ラインの濃度も理想濃度に近づくことになる。
また、図5に示されるように、画像濃度検出部60では、横ラインの濃度が約0.45、横寄りの斜めラインの濃度が約0.4、斜め45°ラインの濃度が約0.6、縦寄りの斜めラインの濃度が約0.8、そして、縦ラインの濃度は約0.85であると検出された場合には、解析判定部62は、「横ライン細り、縦ライン太り」を判定する。
反映先決定部64は、まず、ドラム10及び現像スリーブ18を反映先に決定し、キャリブレーション実行部66はS/Dを上げる、例えばドラム10の周速Dを小さくする。この結果、横ラインの濃度は理想濃度に近づけられる。
同時に、露光部14も反映先に決定し、キャリブレーション実行部66は発光期間Tを短くする。この結果、縦ラインの濃度も理想濃度に近づくことになる。
一方、図6に示されるように、画像濃度検出部60では、横ラインの濃度が約1.15、横寄りの斜めラインの濃度が約1.1、斜め45°ラインの濃度が約0.9、縦寄りの斜めラインの濃度が約0.7、そして、縦ラインの濃度は約0.65であると検出された場合には、解析判定部62は、横ラインから縦ラインまでの総ての濃度が理想濃度よりも高く、しかも、横ラインや横寄りの斜めラインの濃度が特に高いので、「全体に亘って文字太り、横ライン特に太り」を判定する。
反映先決定部64は、まず、現像スリーブ18を反映先に決定し、キャリブレーション実行部66は現像バイアス電圧Vdcを下げてトナーの励起を抑える。この結果、縦ライン及び横ラインの双方の濃度は理想濃度に近づけられる。
しかも、同時に、ドラム10及び現像スリーブ18も反映先に決定し、キャリブレーション実行部66はS/Dを下げる。この結果、横ラインの濃度が理想濃度にさらに近づけられる。
なお、その後、フォトセンサ28が、ベルト24に転写されたベタパッチ画像の濃度を検知した結果、解析判定部62が理想濃度とは異なる旨を判定した場合には、反映先決定部64はドラム10及び現像スリーブ18を反映先に決定し、キャリブレーション実行部66はS/Dを変更する。これにより、ベタパッチ画像の濃度も理想濃度に近づけられる。
以上のように、本実施例によれば、装置1の運転条件の較正にあたり、ラインペアパッチ画像やベタパッチ画像の情報を用いている。このラインペアパッチ画像とは、複数本のトナーのラインからなり、また、ベタパッチ画像とは、トナーのベタ塗りからなる。そして、これらラインペアパッチ画像やベタパッチ画像は転写ベルト24に出力される。
ここで、上述のラインペアパッチ画像については、テスト画像形成部56が、副走査方向に沿った縦ラインの他、主走査方向に沿った横ラインのパッチ画像をそれぞれ作成している。
よって、副走査方向のみに沿ったパッチ画像を用いて運転条件を較正していた従来に比してライン(線画や文字)の細りや太りが生じ難くなり、適正なライン性能(線画性能や文字性能)が得られるし、トナー不足やトナーの余計な消費が抑えられ、必要十分なトナー量が得られる。この結果、装置1の運転条件が良好に較正される。
また、テスト画像形成部56は、斜め45°ラインのパッチ画像をも作成し、キャリブレーション実行部66は、当該パッチ画像からの情報も用いて運転条件を較正している。これにより、画像形成部8の現在の状態を正確に判定可能になるし、装置1の運転条件の較正精度が向上する。
この点について詳述すると、この斜め45°ラインのパッチ画像は、現像バイアス電圧Vdcへのフィードバックを要するか否かを判断できるとの意義を有している。
例えば、縦ラインが太い場合には、「縦ラインのみ太り」、或いは図6の如く「全体に亘って文字太り」という2つの要因を想定できる。つまり、これでは、反映先決定部64は、露光部14のみを反映先に決定するのか、或いは現像スリーブ18のみを反映先に決定するのかを迷うことになる。
ここで、斜め45°ラインは、上述のように、縦ラインの濃度と横ラインの濃度が等しい割合で反映されており、当該斜め45°ラインが理想濃度に略等しい場合には「縦ラインのみ太り」に、当該ラインが理想濃度よりも高い場合には「全体に亘って文字太り」に該当することが分かる。
これにより、反映先決定部64は、前者の場合には、現像バイアス電圧Vdcへのフィードバックが不要であると判断し、露光部14の発光期間Tを短くできる。一方、後者の場合には、現像バイアス電圧Vdcへのフィードバックが必要であると判断し、スリーブ18の現像バイアス電圧Vdcを下げられる。このように、斜め45°ラインの情報も用いれば、複数の要因を想定させるノイズが排除され、反映先決定部64は速やかに反映先を決定できるのである。
さらに、テスト画像形成部56が、副走査方向から主走査方向までの範囲内にて、略等角度(22.5°)おきに配置された3個の斜めラインのパッチ画像をも作成している。よって、画像形成部8の現在の状態をより一層正確に判定できる。
つまり、上述した縦寄りの斜めラインや横寄りの斜めラインは、斜め45°ラインの両側にそれぞれ配置されているので、縦ラインから横ラインまでの傾向を連続的に把握できる。よって、現在の装置1の運転条件が横寄りであるか、或いは縦寄りであるかについても、縦横比率などから容易に計算でき、現状を高精度で把握可能になるのである。
さらにまた、解析判定部62や反映先決定部64を備え、各ラインによるパッチ画像の検出濃度と理想濃度との差分を用いれば、画像形成部8の現在の状態を容易に判定できるし、また、この判定結果から調整対象やその程度も容易に決定できる。これにより、装置1の運転条件は速やかに較正可能になる。
本発明は、上記実施例に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。例えば上記実施例の各構成は、その一部を省略したり、上記とは異なるように任意に組み合わせることができる。
また、上記実施例では、転写ベルト24にてパッチ画像の濃度が検知されているが、必ずしもこの形態に限定されるものではない。例えば、ドラム10の表面に出力されたパッチ画像の濃度を検知しても良い。なお、用紙に出力されたパッチ画像の濃度を検知することも可能である。
さらに、上記実施例では印刷機能を有したプリンタの例を示しているが、本発明の画像形成装置は、プリンタの他、複写機やファクシミリ、複合機等にも当然に適用可能である。
そして、これらいずれの場合にも上記と同様に、複数の進行方向に対するラインペアパッチ画像の濃度を理想濃度に調整できるとの効果を奏する。
本実施例における画像形成装置の概略構成図である。 図1の画像形成部、露光部、及び転写部の説明図である。 図1のプロセス制御部による制御ブロック図である。 図3のプロセス制御部によるラインペアパッチ画像の濃度調整の説明図である。 図3のプロセス制御部によるラインペアパッチ画像の濃度調整の説明図である。 図3のプロセス制御部によるラインペアパッチ画像の濃度調整の説明図である。
符号の説明
1 プリンタ(画像形成装置)
8 画像形成部
10 感光体ドラム(像担持体)
12 帯電器
14 露光部
16 現像部
18 現像スリーブ
24 転写ベルト(被転写体)
50 コントローラ(コンピュータ)
56 テスト画像形成部(テスト画像形成手段)
60 画像濃度検出部(画像濃度検出手段)
62 解析判定部(判定手段)
64 反映先決定部(決定手段)
66 キャリブレーション実行部(運転条件調整手段)

Claims (5)

  1. トナーを用いて像担持体に出力、又は該像担持体から転写されて被転写体に出力した複数本のラインからなるラインペアパッチ画像、並びにベタ塗りからなるベタパッチ画像に基づいて運転条件を調整する画像形成装置であって、
    前記ラインの所定の進行方向、及び該進行方向に略直交する方向の双方のラインペアパッチ画像をそれぞれ作成するテスト画像形成手段と、
    該各ラインペアパッチ画像からの情報を用いて前記運転条件を調整する運転条件調整手段と
    を具備することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置であって、
    前記テスト画像形成手段は、前記所定の進行方向から該進行方向に略直交する方向までの範囲内にて、該所定の進行方向や該進行方向に略直交する方向とはいずれも異なる他の進行方向のラインペアパッチ画像をさらに作成していることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像形成装置であって、
    前記テスト画像形成手段は、前記所定の進行方向から該進行方向に略直交する方向までの範囲内にて、略等角度おきに配置された各進行方向のラインペアパッチ画像をさらに作成していることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記像担持体に形成された出力画像の濃度、又は該像担持体から被転写体に転写された出力画像の濃度を検出する画像濃度検出手段と、
    該出力画像の検出濃度と出力画像の理想濃度とを比較し、その差分から画像形成部の現在の状態を判定する判定手段と、
    該差分の内容に応じて調整対象を決定する決定手段と
    をさらに具備することを特徴とする画像形成装置。
  5. トナーを用いて像担持体に出力、又は該像担持体から転写されて被転写体に出力した複数本のラインからなるラインペアパッチ画像、並びにベタ塗りからなるベタパッチ画像に基づいた画像形成装置の運転条件を調整するプログラムであって、
    該プログラムは、前記画像形成装置のコンピュータに備えられており、該コンピュータに、
    前記ラインの所定の進行方向、及び該進行方向に略直交する方向の双方のラインペアパッチ画像をそれぞれ作成させる手順と、
    該各ラインペアパッチ画像からの情報を用いて前記運転条件を調整させる手順と
    を実行させるためのプログラム。
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