JP2008224711A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】給紙部から給紙を行う際に、記録材収納手段が装着されていることが必要である構成において、給紙部からの給紙動作中に記録材収納手段を引き抜かれてしまった際に、搬送中の記録材を無駄にせず、再利用可能にする画像形成装置の提供。
【解決手段】エンジン制御部202は、手差し給紙トレイ搬送ローラ32によりシートPを搬送している過程に(S604〜S609、S609〜S612)、本体カセット有無検知センサ60により本体カセット16が無しとなったことを検知したとき(S605 Y、S611 Y)、シートPの位置に応じて(S609 N、S609 Y)手差し給紙トレイ搬送ローラ32を制御する(S606〜S608、S622)ことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関し、例えば電子写真方式、静電記憶方式の複写機、プリンタなどの画像形成装置に関するものである。
図4を用いて、画像形成装置としてのレーザビームプリンタ全体の構成について説明する。図4は、レーザビームプリンタの概略構成垂直断面図である。
なお、以下の説明では、第1ステーションをイエロー(Y)色のトナー画像形成用のステーション、第2ステーションをマゼンタ(M)色のトナー画像形成用のステーションとしている。また、第3ステーションをシアン(C)色のトナー画像形成用のステーション、第4ステーションをブラック(K)色のトナー画像形成用のステーションとしている。
(画像形成部)
第1ステーションでは、1aは像担持体としてのOPC(有機光導電体)感光ドラム(以下、単に感光ドラムと記す)である。感光ドラム1aは金属円筒上に感光して電荷を生成するキャリア生成層、発生した電荷を輸送する電荷輸送層などからなる機能性有機材料が複数層積層されたものであり、最外層は電気的導電性が低くほぼ絶縁である。すなわち、アルミニウム製シリンダの外周面に有機光導電体層(OPC)を塗布して構成したものである。感光ドラム1aはその両端部をフランジによって回転自在に支持しており、一方の端部に図示しない駆動モータから駆動力を伝達することにより、図に対して反時計回りに回転駆動される。
帯電手段として帯電ローラ2aは、ローラ状に形成された導電性のローラで、これを感光ドラム1a表面に当接させ、感光ドラム1aの回転にともない、従動回転しなから感光ドラム1a表面を均一に帯電する。帯電ローラ2aには直流電圧もしくは交流電圧を重畳した電圧が印加され、帯電ローラ2aと感光ドラム1a表面の当接ニップ部から上下流側の微小な空気ギャップで放電が発生することにより感光ドラム1aは帯電される。また、帯電ローラ2aは、帯電ローラ2aへの電圧供給手段である帯電バイアス電源20aに接続されている。帯電ローラ2aは、帯電バイアス電源20aによって帯電バイアス電圧を印加することにより、感光ドラム1a表面を一様に帯電させるものである。
感光ドラム1a上には、転写残トナーをクリーニングするクリーニングユニット3aが配置される。
また、現像手段としての現像ユニット8aは、現像ローラ4a、非磁性一成分現像剤であるイエローのトナー5a、現像剤塗布ブレード7aからなる。現像ローラ4aは、感光ドラム1a表面に隣接し、図示しない駆動部により回転駆動される。また、現像ローラ4aは、現像ローラ4aへの電圧供給手段である現像バイアス電源21aに接続されている。そして、現像バイアス電源21aにより現像バイアス電圧を印可することにより感光ドラム1a表面に現像を行う。なお、第2ステーションにおいてトナー5bはマゼンタ、第3ステーションにおいてトナー5cはシアン、第4ステーションにおいてトナー5dはブラック、の各色である。
上述の1a〜8aは、画像形成装置から着脱自在な一体型のプロセスカートリッジ9aとなっている。
11aは露光手段であり、レーザ光を多面鏡によって走査させるスキャナユニットまたはLEDアレイから構成される。例えばスキャナユニットでは、図示しないレーザダイオードから画像信号に対応する画像光が多面鏡(以下、ポリゴンミラーと記す)に照射され反射される。そして、画像信号に基づいて変調された走査ビーム12aを感光ドラム1a上に照射する。
後述する中間転写ベルト80の内側には、感光ドラム1aに対向して、中間転写ベルト80に当接する一次転写ローラ81aが配設されている。なお、第1〜第4ステーションの4個の一次転写ローラ81a〜81dは、図4に示すように併設されている。一次転写ローラ81aは、一次転写ローラ81aへの電圧供給手段である一次転写バイアス電源84aに接続されている。そして、一次転写ローラ81aから正極性の電荷が中間転写ベルト80に印加され、感光ドラム1aに接触中の中間転写ベルト80に、感光ドラム1a上の負極性のイエローのトナー像が転写される。なお、中間転写ベルト80にイエローのトナー画像が転写されたあと、各色トナー像が順次転写され、多色画像が形成される。
以上が第1ステーションの構成であり、第2、第3、第4ステーションも同様の構成をしており、同一の番号の後ろにb、c、dを付している。
中間転写ベルト80は、その張架部材として二次転写対向ローラ86、駆動ローラ14、テンションローラ15の3本のローラにより支持されており、適当なテンションが維持されるようになっている。駆動ローラ14を駆動させることにより中間転写ベルト80は感光ドラム1a〜1dに対して順方向に略同速度で移動する。
また、中間転写ベルト80は、矢印方向(時計回り)に回転駆動し、一次転写ローラ81aは中間転写ベルト80をはさんで感光ドラム1aと反対側に配置されている。
また、一次転写ローラ81aの中間転写ベルト80回転方向下流側には除電部材23aが配置されている。駆動ローラ14、テンションローラ15及び除電部材23a、二次転写対向ローラ86は電気的に接地されている。なお、第2〜第4ステーションについても、除電部材23b〜23dが同様に配置されている。
(給送部)
本体カセット16(記録材収納手段)は、シートPを積載しており、画像形成装置本体から着脱可能な構成となっている。本体カセット16から給紙する際には、カセットピックアップローラ17(給紙手段)を駆動させることによって、本体カセット底板29が上昇し、本体カセット16内に設置されたシートPを押し上げる。押し上げられたシートPの最上の一枚が、カセットピックアップローラ17と当接し、カセットピックアップローラ17の回転により、一枚ずつシートが分離給送され、レジストローラ18まで搬送される。なお、35はレジストセンサであり、レジストセンサ35は、シートがレジストローラ18に搬送されたことを検知する。
手差し給紙トレイ30から給紙する際には、手差し給紙トレイ紙有無センサ33(第1の記録材有無検知手段)によって手差し給紙トレイ30にシートPがセットされていることを検知する。手差し給紙トレイ30にシートがセットされていると、手差し給紙トレイ引き込みローラ31(記録材引き込み手段)によって、シートの先端が手差し給紙トレイ引き込み停止位置37(以下、単に停止位置とする)に到達するまで給送される。シートの先端が停止位置37にあるときにプリントコマンドを受信すると、手差し給紙トレイ引き込みローラ31と手差し給紙トレイ搬送ローラ32(搬送手段)によってシートを搬送する。そして、手差し給紙トレイ紙先端検知センサ34(第2の記録材有無検知手段)がシートの先端を検知してから所定時間または所定ステップ数搬送を行うことで、シートをカセットピックアップローラ17の直下まで搬送する。手差し給紙トレイ30から搬送されたシートの先端がカセットピックアップローラ17の直下に到達したところで、カセットピックアップローラ17を駆動させることによって、本体カセット底板29が上昇する。本体カセット16内にシートが設置されていれば、本体カセット16内に設置されたシートがシートPを押し上げる。押し上げられたシートPの最上の一枚、または本体カセット底板が、手差し給紙トレイ30から搬送したシートを押し上げ、手差し給紙トレイ30から搬送したシートがカセットピックアップローラ17と当接する。そして、カセットピックアップローラ17の回転により、シートが分離給送され、レジストローラ18まで搬送される。
なお、60は本体カセット16が装着されているかどうかを検知するためのカセット有無検知センサ(記録材収納手段有無検知手段)である。また、301は画像形成装置本体内の板金である。
(シート搬送詳細)
本体カセット16又は手差し給紙トレイ30(以下、給送部16、30とする)より給送されたシートは、レジストローラ18によって二次転写部に搬送される。
二次転写部を構成する用紙担持体としての中間転写ベルト80は、先に説明したように二次転写対向ローラ86、駆動ローラ14、テンションローラ15の3本のローラで張架支持され、すべての感光ドラム1a〜1dに対向して配設されている。中間転写ベルト80は、感光ドラム1a〜1dに対向する外周面にトナーを静電吸着させるべく、駆動ローラ14によって循環移動する。これにより中間転写ベルト80の外周に多色画像が形成され、中間転写ベルト80上に形成された多色のトナー画像は二次転写位置である二次転写ローラ82と中間転写ベルト80を張架する二次転写対向ローラ86との当接部まで搬送される。
シートの搬送に際しては、前記二次転写ローラ82に電圧を印加することで、対向している設置された二次転写対向ローラ86に電界を形成し、中間転写ベルト80及びシートの間に誘電分極を発生させて両者に静電吸着力を生じさせるようになっている。なお、二次転写ローラ82は、二次転写ローラ82への電圧供給手段である二次転写バイアス電源85に接続されている。
(定着部)
定着手段である定着器19は、シート上に形成した画像に熱及び圧力を加えてトナー像を定着させるものであり、図示しない定着ベルトと図示しない弾性加圧ローラとを有している。弾性加圧ローラは定着ベルトを挟み、図示しないベルトガイド部材と所定の圧接力をもって所定幅の定着ニップ部を形成している。
定着ニップ部が所定の温度に立ち上がって温調された状態において、画像形成部から搬送された未定着トナー画像が形成されたシートが定着ニップ部の定着ベルトと弾性加圧ローラとの間に画像面が上向き、即ち定着ベルト面に対向して導入される。そして、定着ニップ部において画像面が定着ベルトの外面に密着して定着ベルトと一緒に定着ニップ部を挟持搬送されていく。
この定着ニップ部を定着ベルトと一緒にシートが挟持搬送されていく過程において、定着ベルトで加熱され、シート上の未定着トナー画像が加熱定着される。
(排紙部)
定着器19でトナー画像が加熱定着されたシートは、不図示の排紙ローラによって排紙トレイ36に排紙される。
図5は、画像形成装置としてのレーザビームプリンタのシステム構成を説明するためのブロック図である。
コントローラ部201は、ホストコンピュータ200、エンジン制御部202(制御手段)と相互に通信が可能となっている(図5の220、222)。
コントローラ部201は、ホストコンピュータ200から画像情報と画像形成(以下、印字と記す)条件を受け取る。コントローラ部201は、受け取った印字条件を基に、転写材であるシート毎の印字情報(給紙口、転写材(シート)サイズ、印字モード等)を付加した印字動作の予約を行う印字予約コマンドをエンジン制御部202へ送信する。そして、受け取った画像情報を解析してビットデータに変換する。コントローラ部201は、画像情報の解析が終了した時点で、エンジン制御部202へ印字動作の開始を指示するための印字開始コマンドを送信する。エンジン制御部202は、印字開始コマンドを受信すると、第1ステーションに対するビデオ信号の出力の基準タイミングとなる/TOP信号(図5の221)を出力し、給紙動作を開始する。そして、給紙されたシートをレジストローラ18で一時待機させた後、中間転写ベルト80上に形成されたトナー画像が二次転写位置に到達するのに合わせて、レジストローラ18からシートを再給紙する。
なお、エンジン制御部202は、ビデオインターフェイス部210、CPU211、画像処理GA212、画像制御部213、定着制御部214、用紙搬送部215、駆動制御部216から構成される。
上述の画像形成装置では、第1ステーションの画像形成の開始位置から二次転写位置までの距離が、シートの給紙位置から二次転写位置までの距離よりも長い場合、最速のスループットを実現するためには、次のようなことが必要になる。すなわち、シートをレジストローラ18から再給紙する時点で、複数ページ分のトナー画像を中間転写ベルト80上に形成する必要がある。
まず図6を用いて、手差し給紙トレイ30からの給紙動作を説明する。
手差し給紙トレイ30にシートPがセットされると、手差し給紙トレイ紙有無センサ33がシートPを検知し、手差し給紙トレイ引き込みローラ31によって手差し給紙トレイ引き込み停止位置37に到達するまでシートPを搬送する(図6(A))。この状態で、エンジン制御部202が、コントローラ部201から手差し給紙トレイ30によるプリントコマンドを受信すると、手差し給紙トレイ引き込みローラ31と手差し給紙トレイ搬送ローラ32を駆動させてシートPをさらに搬送する(図6(B))。シートPの先端がカセットピックアップローラ17の直下に到達したところで、カセットピックアップローラ17を駆動させると、カセットピックアップローラ17の駆動に連動して本体カセット底板29が上昇する(図6(C))。上昇した本体カセット底板29がシートPを押し上げ、シートPがカセットピックアップローラ17に当接した状態でカセットピックアップローラ17が回転駆動する。そして、手差し給紙トレイ引き込みローラ31と手差し給紙トレイ搬送ローラ32も同時に駆動することで、シートPがレジストセンサ35まで搬送される(図6(D))。シートPがレジストセンサ35に到達したところで搬送を停止し、再給紙タイミングが報知されるまで待機する。
なお、図6では本体カセット16にはシートが積載されておらず、本体カセット底板29が手差し給紙トレイ30から搬送されたシートPを押し上げている場合を示す。本体カセット16内にシートが設置されていれば、本体カセット16内に積載されたシートがシートPを押し上げる。
次に図7に基づき、手差し給紙トレイ30からの給紙動作を実現する制御フローを説明する。図7は従来例における手差し給紙の制御を説明するフローチャートである。
エンジン制御部202は、手差し給紙トレイ紙有無センサ33(図中、単にセンサ33と記す)により、手差し給紙トレイ30にシートPがセットされていることを検知する(ステップS401 YES、以下、「ステップ」を省略)と、S402の処理を行う。なお、検知できない場合は(S401 NO(以下、単にNと記す))検知するまで待機する。手差し給紙トレイ紙有無センサ33によりシートPのセットを検知すると(S401 YES(以下、単にYと記す))、S402の処理に進む。S402では、手差し給紙トレイ引き込みローラ31により、シートPの先端が手差し給紙トレイ引き込み停止位置37に到達するまで、シートPを搬送する。
ここで、エンジン制御部202がコントローラ部201からプリントコマンドを受信(S403)すると、手差し給紙トレイ引き込みローラ31と手差し給紙トレイ搬送ローラ32を駆動し、シート搬送を開始する(S404)。なお、S403でプリントコマンドを受信しない場合は(S403 N)、受信するまで待機する。
シート搬送を開始してから所定時間が経過するまで(S415)、手差し給紙トレイ紙先端検知センサ34(図中、単にセンサ34と記す)を監視する(S405)。
所定時間内に手差し給紙トレイ紙先端検知センサ34がシートPの先端を検知しない場合(S405 NかつS415 Y)、シートPのジャムであると判断し、ジャムを報知して(S417)終了する。
所定時間内に手差し給紙トレイ紙先端検知センサ34がシートPの先端を検知すると(S405 Y)、搬送を続行し(S406)、先端検知タイミングを基準に所定距離に相当する所定時間経過または所定ステップ数搬送したかを判断する(S407)。所定時間経過しない、または所定ステップ数搬送していな場合は、搬送を続行する(S406、S407 N)。S407で所定時間経過した、または所定ステップ数搬送した場合(S407 Y)、シートPの先端をカセットピックアップローラ17の直下に合わせたところで搬送を停止する(S408)。
ここでカセットピックアップローラ17を駆動し(S409)、手差し給紙トレイ引き込みローラ31(図中、単に「給紙ローラ」と記す)と手差し給紙トレイ搬送ローラ32(図中、単に「搬送ローラ」と記す)も駆動を再開する(S410)。これにより、シートPがレジストセンサ35まで搬送される。
カセットピックアップローラ17を駆動してから所定時間が経過するまで(S416)、レジストセンサ35を監視する(S411)。
所定時間内にレジストセンサ35がシートPの先端を検知しない場合(S411 NかつS416 Y)、シートPのジャムであると判断し、ジャムを報知して(S417)終了する。
所定時間内にレジストセンサ35がシートPの先端を検知すると(S411 Y)、シートPの搬送を一時停止する(S412)。
ここで、再給紙を開始するタイミングになるまで搬送を停止したまま待機し(S413 N)、再給紙タイミングになった時に(S413 Y)再給紙を開始する(S414)。
従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置や、これら複数の機能を兼ね備えた複合機にあっては、感光ドラム等を備えた画像形成部へ給紙される記録用紙の収容部としてカセット給紙機構及び手差し給紙機構が備えられている。例えば、カセット給紙機構としての給紙カセットに数百枚の記録用紙を収容しておき、この記録用紙に対して画像形成を行う場合には、給紙カセットから記録用紙が順次取り出されて画像形成部への給紙が行われる。一方、ユーザが手差し給紙機構としての手差しトレイに記録用紙(例えばハガキなど)を載置して画像形成動作を開始させた場合には、この手差しトレイ上の記録用紙が画像形成部へ給紙されることになる。また、これらのカセット給紙機構と手差し給紙機構を一体化し、省スペース化を図る機構が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開2005−82254号公報 特開2005−112478号公報
しかしながら上記従来例では、手差し給紙トレイ30からの給紙動作中に本体カセット16が引き抜かれた場合に紙詰まりが発生し、シートPが無駄になってしまう問題があった。
ここで、以下に図8を用いて、紙詰まりが発生する場合の給紙動作を説明する。
手差し給紙トレイ30にシートPがセットされると、手差し給紙トレイ紙有無センサ33がシートPを検知し、手差し給紙トレイ引き込みローラ31によって手差し給紙トレイ引き込み停止位置37に到達するまでシートPを搬送する(図8(A))。この状態で手差し給紙トレイ30によるプリントコマンドを受信すると、手差し給紙トレイ引き込みローラ31と手差し給紙トレイ搬送ローラ32を駆動させてシートPをさらに搬送する(図8(B))。このとき、手差し給紙トレイ30の搬送ガイドからはみ出した部分がカセット内に垂れ下がるような状態になる。シートPの先端がカセットピックアップローラ17の直下に到達したところで、カセットピックアップローラ17が駆動する。しかし、本体カセット16が装着されていない場合には、シートPの先端(手差し給紙トレイ30の搬送ガイドからはみ出した部分)が画像形成装置本体内の板金301にぶつかってしまう(図8(C))。その状態で手差し給紙トレイ搬送ローラ32に押し込まれることで、シートPは折れ曲がり、再利用が不可能になってしまう(図8(D))。
本発明は、以上の点に着目して成されたもので、給紙部からの記録材の給紙動作中に記録材収納手段が引き抜かれた場合に、給紙中の記録材が搬送不良とならず、搬送不良による記録材の消費を防止できる画像形成装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、以下の構成を備える。
(1)記録材を積載する着脱可能な記録材収納手段と、前記記録材を前記記録材収納手段から給紙する給紙手段とを有する記録材収納部と、前記記録材収納手段の装着の有無を検知する記録材収納手段有無検知手段と、前記記録材収納部の上部に配置され、前記記録材収納手段有無検知手段により前記記録材収納手段が有りとなったことを検知したとき、給紙動作を行う給紙部と、前記給紙部の記録材搬送路に配設され、前記記録材の有無を検知する第1の記録材有無検知手段と、前記給紙部の記録材搬送路であって、前記第1の記録材有無検知手段よりも下流側に配設され、前記記録材の有無を検知する第2の記録材有無検知手段と、前記第1の記録材有無検知手段で前記記録材の有を検知したときに、前記記録材を前記給紙部の搬送路内に引き込む記録材引き込み手段と、前記記録材引き込み手段により前記給紙部の搬送路内に搬送した前記記録材を、前記第2の記録材有無検知手段の検知結果に基づき、前記給紙手段の位置まで搬送する搬送手段と、前記搬送手段を制御する制御手段と、を備える画像形成装置であって、前記制御手段は、前記搬送手段により前記記録材を搬送している過程で、前記記録材収納手段有無検知手段により前記記録材収納手段が無となったことを検知したとき、前記記録材の位置に応じて前記搬送手段を制御することを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、給紙部に挿入された記録材を給紙手段まで搬送する間に記録材収納手段が抜かれた場合あっても、搬送中の記録材が搬送不良とならず、記録材を無駄にせず、記録材収納手段が再び装着された時点で、記録材搬送を再開することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明を適用できる実施形態を詳細に説明する。尚、本明細書で参照される各図面において同様の機能を有する箇所には同一の符号を付している。
本実施例では、給紙動作の過程に本体カセットが引き抜かれた場合に給紙動作を中断する。そして、手差し給紙トレイ紙先端検知センサ34(第2の記録材有無検知手段)の検知結果により得られる停止時のシート(記録材)先端の位置によって、給紙中のシートが再利用可能か否かを判断する。
図1は本発明の実施例1におけるエンジン制御部202(制御手段)の制御フローで、手差し給紙の制御を説明するフローチャートである。これは、カラーレーザビームプリンタの例であり、図4で説明した画像形成装置と同じ構成である。また、画像形成装置のシステム構成は、図5で説明したブロック図と同じ構成である。図4、図5についての説明は省略する。
以下に、図1の制御フローに従って手差し給紙トレイ30から画像形成を行う場合の給紙制御を説明する。なお、シートPを積載する本体カセット16(記録材収納手段)とカセットピックアップローラ17(給紙手段)が記録材収納部に相当する。そして、記録材収納部の上部には、手差し給紙トレイ30と、記録材収納部と共通のカセットピックアップローラ17とから成る給紙部がある。また、図6で説明したように、手差し給紙トレイ紙有無センサ33(第1の記録材有無検知手段)は、給紙部のシート搬送路(記録材搬送路)の上流側に配設される。一方、手差し給紙トレイ紙先端検知センサ34は、給紙部のシート搬送路の下流側に配設される。
まず、ステップS601(以下、「ステップ」を省略)で、次のような処理を行う。すなわち、エンジン制御部202(制御手段)は、手差し給紙トレイ紙有無センサ33(図中、単にセンサ33と記す)により、手差し給紙トレイ30にシートP(記録材)がセットされているかどうか(シート無し→シート有りを検知)を判断する。ここで、検知できない場合は(S601 NO(以下、単にNと記す))検知するまで待機する。S601でシートPが手差し給紙トレイ30にセットされていることを検知すると、S602の処理を行う。すなわち、手差し給紙トレイ引き込みローラ31(記録材引き込み手段)により、シートPの先端が搬送路内を手差し給紙トレイ引き込み停止位置37に到達するまで、手差し給紙部の搬送路(記録材搬送路)に沿ってシートPを引き込む(S602)。
ここで、エンジン制御部202がコントローラ部201からプリントコマンドを受信(S603)したかを判断し、受信しない場合は(S603 N)受信するまで待機する。S603でエンジン制御部202がプリントコマンドを受信すると(S603 Y)、手差し給紙トレイ引き込みローラ31と手差し給紙トレイ搬送ローラ32(搬送手段)を駆動し、シート搬送を開始する(S604)。S605では、カセット有無検知センサ60(記録材収納手段有無検知手段)が、本体カセット16(記録材収納手段)が装着されているかどうか(カセット有り→カセット無しを検知)を判断する。S605で本体カセット16が有ることを検知すると、S609の処理を行う。S609では、手差し給紙トレイ紙先端検知センサ34(図中、単にセンサ34と記す)がシートPの先端を検知したかどうか(シート無し→シート有りを検知)を判断する。S609で手差し給紙トレイ紙先端検知センサ34がシートPを検知せず(S609 N)、かつS620で所定時間経過していない場合は(S620 N)S605の処理に戻る。
S605で、本体カセット16が引き抜かれた場合、すなわち、カセット有無検知センサ60でカセット無しを検知したとき(S605 Y)には、シート搬送と所定時間経過計測を中断する(S606)。S607でカセット有無検知センサ60(図中、単にセンサ60と記す)がカセット有りを検知するまで待機する(S607 N)。この状態で、再度、本体カセット16が装着された場合、すなわちカセット有無検知センサ60がカセット有りを検知した場合は(S607 Y)にはシート搬送と所定時間経過計測を再開し(S608)、S609の処理に進む。
所定時間が経過する前に(S620 N)、手差し給紙トレイ紙先端検知センサ34に到達した場合(S609 Y)、S611で本体カセット16が装着されているかどうかを監視する(カセット有り→カセット無しを検知)。カセット有無検知センサ60で本体カセット16が有ることを検知している場合は(S611 N)、S612の処理を行う。
一方、S609で手差し給紙トレイ紙先端検知センサ34がシートPを検知せず(S609 N)、S620で所定時間が経過した場合は(S620 Y)、シートPの搬送を停止し、シートPのジャムと判断し、ジャムを報知して終了する。
S612では、搬送されたシートPが手差し給紙トレイ紙先端検知センサ34に到達してからの所定距離に相当する所定時間経過、あるいは、所定ステップ数搬送するまで待機する。所定時間経過、あるいは所定ステップ数搬送した場合は(S612 Y)、S613でシートPの搬送を停止する。このとき、シートPの先端はカセットピックアップローラ17(給紙手段)の直下にある(図6(C)参照)。
シートPが手差し給紙トレイ紙先端検知センサ34に到達(S609 Y)してから所定時間経過するまでに、あるいは、所定ステップ数搬送するまでに、本体カセット16が引き抜かれた場合(S611 Y)には、S622の処理に進む。S622では、シートのジャムと判断し、シートPの搬送を停止しジャムを報知して終了する。
S613でシートPの搬送を停止したあと、カセットピックアップローラ17を駆動し(S614)、手差し給紙トレイ引き込みローラ31、手差し給紙トレイ搬送ローラ32(図中「引き込みローラ」、「搬送ローラ」と記す)の駆動を再開する(S615)。これにより、シートPは、上昇する本体カセット底板29に押し上げられ、カセットピックアップローラ17に当接し、搬送されてレジストセンサ35まで搬送される(S616)。レジストセンサ35がシートPを検知すると(S616 Y)、シートPの搬送を一時停止する(S617)。シートPの再給紙タイミングになるまで待機し(S618 N)、再給紙タイミングになったら(S618 Y)、S619でシートPの再給紙を開始する。
以上説明したように、本実施例では、シートPの給紙動作中に本体カセット16が引き抜かれたときに搬送を停止し、停止したときのシートPの先端位置により、そのシートPを自動的か、またはユーザの作業を介して、再利用することを可能にする。すなわち、シートPが手差し給紙トレイ紙先端検知センサ34に到達する前であれば、本体カセット16が装着されるまでシートPの搬送を中断する。そして、本体カセット16が装着されると、中断されていたシートPの搬送を再開する。これにより、自動的にシートPを再利用することになる。
一方、停止時のシート先端が、手差し給紙トレイ紙先端検知センサ34を通過してからカセットピックアップローラ17の直下で停止するまでの間にある場合、搬送を再開しても基準点を過ぎているため、次の停止位置が判断できない。よって、ジャムを報知してユーザが本体内部の残留紙を取り出すことになるが、この場合でも残留紙は曲がっておらず、転写もされていないため、取り出したシートを再度、手差し給紙トレイ30の給紙口にセットすることで再利用が可能である。
本実施例では、給紙動作中に本体カセット16が引き抜かれた場合は、引き抜かれた時のシート先端位置によって、画像形成装置内(機内)残留紙の搬送を中断するか、または所定の位置まで搬送を続行するかの判断を行う。そして、シートPの搬送を再開する際には本体カセット16が装着されていることを確認することで、ユーザの作業を介さずに、機内残留紙の再利用を可能にする。
図2は本発明の実施例2におけるエンジン制御部202の制御フローで、手差し給紙の制御を説明するフローチャートである。これは、カラーレーザビームプリンタの例であり、図4で説明した画像形成装置と同じ構成である。また、画像形成装置のシステム構成は、図5で説明したブロック図と同じ構成である。図4、図5についての説明は省略する。
以下に、図2の制御フローに従って手差し給紙トレイ30から画像形成を行う場合の給紙制御を説明する。
エンジン制御部202は、手差し給紙トレイ紙有無センサ33により、手差し給紙トレイ30にシートPがセットされているかを判断する(S701)。ここで、シートPがセットされていることを検知すると(S701 Y)、手差し給紙トレイ引き込みローラ31により、シートPの先端が手差し給紙トレイ引き込み停止位置37に到達するまで、シートPを引き込む(S702)。
ここで、エンジン制御部202がコントローラ部201からプリントコマンドを受信(S703)すると、手差し給紙トレイ引き込みローラ31と手差し給紙トレイ搬送ローラ32を駆動し、シート搬送を開始する(S704)。
次に、シートPが手差し給紙トレイ紙先端検知センサ34に到達(S709)するまでに、本体カセット16が引き抜かれた場合(S705 Y)には、シートPの搬送と所定時間経過計測を中断する(S706)。この状態で、再度、本体カセット16が装着された場合(S707 Y)には、シートPの搬送と所定時間経過計測を再開し(S708)、手差し給紙トレイ紙先端検知センサ34に到達するまでシートPを搬送する。
S709で、搬送されたシートPが手差し給紙トレイ紙先端検知センサ34に到達(S709)すると、S712で手差し給紙トレイ紙先端検知センサにシートPが到達してから所定時間経過、あるいは、所定ステップ数搬送したかを判断する。S712で所定時間経過、あるいは、所定ステップ数搬送した場合、S713でシートPの搬送を停止する。このとき、シートPの先端はカセットピックアップローラ17の直下にある(図6(C)参照)。このように、シートPが手差し給紙トレイ紙先端検知センサ34に到達(S709)してから所定時間経過または所定ステップ数搬送するまでに、本体カセット16が引き抜かれた場合であっても、S709とS712間で本体カセット16の有無検知は判断しない。すなわち、本実施例では、本体カセット16の装着有無に関わらず、所定時間経過するまで、あるいは、所定ステップ数搬送を行う(S712)。
次に、S714において、カセット有無検知センサ60により本体カセット16が検知されるかどうか判断する。ここで、本体カセット16が検知されるまで待機し、本体カセット16が検知された場合は、次の処理を行う。
S715では、カセットピックアップローラ17を駆動する(S715)。そして、手差し給紙トレイ引き込みローラ31、手差し給紙トレイ搬送ローラ32の駆動を再開する(S716)。S715でカセットピックアップローラ17を駆動したことで、シートPは、上昇する本体カセット底板29に押し上げられ、カセットピックアップローラ17に当接し、搬送されてレジストセンサ35まで搬送される(S717)。その後のS717〜S720は実施例1で説明した図1のS616〜S619と同じ処理である。また、S709で紙有りを検知せず(S709 N)、かつS721で所定時間が経過した場合(S721 Y)の処理S723も実施例1で説明した図1のS622と同じ処理である。
実施例1では、本体カセット16の引き抜きによるシート先端の停止位置が、手差し給紙トレイ紙先端検知センサ34によりシートPを検知した後であるときにジャムを報知した(図1のS611 N、S622)。
一方、本実施例では、シート先端位置が手差し給紙トレイ紙先端検知センサ34を通過してからは、本体カセット16が引き抜かれても、シート先端が所定の位置に到達するまで搬送を続行する。シート先端を所定位置で停止させた状態で、本体カセット16が装着されると、カセットピックアップローラ17を駆動させて給送を再開する。本実施例の制御を行うことにより、本体カセット16の引き抜き時のシートPの先端がどの位置にあっても、ユーザの手を介さずにプリントを再開することが可能となる。
本実施例では、手差し給紙トレイ30からのシートPの給紙動作中に本体カセット16が引き抜かれた場合はシートPの搬送を中断し、停止時のシートPの先端(記録材先端)位置を記憶する。機内残留紙の搬送を再開する際には、本体カセット16が装着されていることを確認し、記憶したシート先端の停止位置を元に次に搬送を停止するまでの搬送時間または搬送ステップ数を再計算する。これにより、ユーザの作業を介さずに、機内残留紙の再利用を可能にする。
図3は本発明の実施例3におけるエンジン制御部202の制御フローを示す。これは、カラーレーザビームプリンタの例であり、図4で説明した画像形成装置と同じ構成である。また、画像形成装置のシステム構成は、図5で説明したブロック図と同じ構成である。図4、図5についての説明は省略する。
以下に、図3の制御フローに従って手差し給紙トレイ30から画像形成を行う場合の給紙制御を説明する。図3は、実施例3における手差し給紙の制御を説明するフローチャートである。
エンジン制御部202は、手差し給紙トレイ紙有無センサ33により、手差し給紙トレイ30にシートPがセットされていることを検知する(S801 YES(以下、単にYと記す))と、次のステップS802の処理を行う。すなわち、S802では、手差し給紙トレイ引き込みローラ31により、シートPの先端が手差し給紙トレイ引き込み停止位置37に到達するまで、シートPを引き込む。
ここで、エンジン制御部202がコントローラ部201からプリントコマンドを受信(S803 Y)すると、手差し給紙トレイ引き込みローラ31と手差し給紙トレイ搬送ローラ32を駆動し、シート搬送を開始する(S804)。その後、カセット有無検知センサ60がカセット無しを検知せず(S805 NO(以下、単にNと記す))、搬送されたシートPが手差し給紙トレイ紙先端検知センサ34に到達(S809 Y)した場合、S810において、シートPの搬送を続行する。S811でカセット有無検知センサ60がカセット無しを検知せず(S811 N)、シートPが手差し給紙トレイ紙先端検知センサ34に到達してから所定時間経過後、あるいは、所定ステップ数搬送後(S816 Y)に搬送を停止する(S817)。このとき、シートPの先端はカセットピックアップローラ17の直下にある(図6(C)参照)。
S805で、搬送されたシートPが手差し給紙トレイ紙先端検知センサ34に到達(S809)するまでに、本体カセット16が引き抜かれた場合(S805 Y)には、シートPの搬送と所定時間経過計測を中断する(S806)。この状態で、再度、本体カセット16が装着された場合(S807 Y)にはシートPの搬送と所定時間経過計測を再開し(S808)、手差し給紙トレイ紙先端検知センサ34に到達するまでシートPを搬送する。
また、シートPが手差し給紙トレイ紙先端検知センサ34に到達(S809 Y)してから所定時間経過するまでに、あるいは、所定ステップ数搬送するまでに(S816 N)、本体カセット16が引き抜かれた場合には(S811 Y)、S812に進む。すなわち、シートPの搬送を中断する(S812)。そして、S813において、停止時のシートPの先端位置を記憶する。この状態で、再度、本体カセット16が装着された場合(S814 Y)には、記憶したシートPの先端位置に基づき、次に搬送を停止するまでの搬送時間または搬送ステップ数を再計算し、シートPの搬送を再開する(S815)。
手差し給紙トレイ紙先端検知センサ34に到達(S809 Y)してから所定時間経過後、あるいは、所定ステップ数搬送後に搬送を停止したシートPは、S818でカセット有無検知センサ60がカセット無しを検知しない場合、S819の処理に進む。S819では、カセットピックアップローラ17を駆動し、これによりシートPは、上昇する本体カセット底板29に押し上げられ、カセットピックアップローラ17に当接する。S820では、手差し給紙トレイ引き込みローラ31、手差し給紙トレイ搬送ローラ32の駆動を再開する。そして、シートPは、搬送されてレジストセンサ35まで到達する(S821 Y)。S821〜S824は、実施例1で説明したS616〜S619と同じである。
実施例1では、本体カセット16の引き抜きによるシートPの先端の停止位置が、手差し給紙トレイ紙先端検知センサ34の前後のどちらにあるかによってジャムを報知した。また、実施例2では、手差し給紙トレイ紙先端検知センサ34がシートPを検知した後でも所定時間または所定ステップ数搬送し、本体カセット16が装着されるまで待機した。
一方、本実施例では、シートPの先端位置が手差し給紙トレイ紙先端検知センサ34を越えてから本体カセット16が引き抜かれた場合、搬送を停止し、停止時のシートPの先端位置を記憶する。本体カセット16が装着されて、搬送を再開する際には、記憶したシートPの先端位置を基準に所定位置までの搬送時間または搬送ステップ数を算出することで、所定の位置までの搬送を可能にする。シートPの先端を所定位置で停止させた状態で、本体カセット16が装着されると、カセットピックアップローラ17を駆動させて給送を再開する。本制御により、本体カセット16の引き抜き時のシートPの先端がどの位置にあっても、ユーザの手を介さずにプリントを再開することが可能となる。
実施例1における手差し給紙の制御を説明するフローチャート 実施例2における手差し給紙の制御を説明するフローチャート 実施例3における手差し給紙の制御を説明するフローチャート 本発明に係るレーザビームプリンタの概略構成垂直断面図 本発明に係るレーザビームプリンタのシステム構成を説明するためのブロック図 従来例における手差し給紙が成功した場合を説明する図で、(A)はシートが停止位置まで到達した様子を示す図、(B)はシートが手差し給紙トレイ搬送ローラに到達した様子を示す図、(C)はシートがカセットピックアップローラに到達した様子を示す図、(D)は用紙がレジストセンサに到達した様子を示す図 従来例における手差し給紙の制御を説明するフローチャート 従来例における手差し給紙が失敗した場合を説明する図で、(A)はシートが停止位置まで到達した様子を示す図、(B)はシートが手差し給紙トレイ搬送ローラに到達した様子を示す図、(C)はシートの先端が垂れ下がり板金にぶつかった様子を示す図、(D)はシートが押し込まれることで折れ曲がり再利用が不可能になった様子を示す図
符号の説明
16 本体カセット(記録材収納手段)
17 カセットピックアップローラ(給紙手段)
29 本体カセット底板
30 手差し給紙トレイ(給紙部)
31 手差し給紙トレイ引き込みローラ(記録材引き込み手段)
32 手差し給紙トレイ搬送ローラ(搬送手段)
33 手差し給紙トレイ紙有無センサ(第1の記録材有無検知手段)
34 手差し給紙トレイ紙先端検知センサ(第2の記録材有無検知手段)
35 レジストセンサ
37 手差し給紙トレイ引き込み停止位置
60 本体カセット有無検知センサ(記録材収納手段有無検知手段)
301 板金
P シート(記録材)

Claims (5)

  1. 記録材を積載する着脱可能な記録材収納手段と、前記記録材を前記記録材収納手段から給紙する給紙手段とを有する記録材収納部と、
    前記記録材収納手段の装着の有無を検知する記録材収納手段有無検知手段と、
    前記記録材収納部の上部に配置され、前記記録材収納手段有無検知手段により前記記録材収納手段が有りとなったことを検知したとき、給紙動作を行う給紙部と、
    前記給紙部の記録材搬送路に配設され、前記記録材の有無を検知する第1の記録材有無検知手段と、
    前記給紙部の記録材搬送路であって、前記第1の記録材有無検知手段よりも下流側に配設され、前記記録材の有無を検知する第2の記録材有無検知手段と、
    前記第1の記録材有無検知手段で前記記録材の有を検知したときに、前記記録材を前記給紙部の搬送路内に引き込む記録材引き込み手段と、
    前記記録材引き込み手段により前記給紙部の搬送路内に搬送した前記記録材を、前記第2の記録材有無検知手段の検知結果に基づき、前記給紙手段の位置まで搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段を制御する制御手段と、を備える画像形成装置であって、
    前記制御手段は、前記搬送手段により前記記録材を搬送している過程で、前記記録材収納手段有無検知手段により前記記録材収納手段が無となったことを検知したとき、前記記録材の位置に応じて前記搬送手段を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記搬送手段により前記記録材を搬送している過程で、前記記録材収納手段有無検知手段により前記記録材収納手段が無となったことを検知したとき、
    前記記録材が前記第2の記録材有無検知手段により検知されていない場合には、前記記録材収納手段有無検知手段により前記記録材収納手段が有を検知するまで、前記記録材の搬送を中断するよう前記搬送手段を制御することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記搬送手段により前記記録材を搬送している過程で、前記記録材収納手段有無検知手段により前記記録材収納手段が無となったことを検知したとき、
    前記記録材が前記第2の記録材有無検知手段により検知されていた場合には、前記記録材の搬送を停止するよう前記搬送手段を制御し、前記記録材のジャムを報知することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記搬送手段により前記記録材を搬送している過程で、前記記録材収納手段有無検知手段により前記記録材収納手段が無となったことを検知したとき、
    前記記録材が前記第2の記録材有無検知手段により検知されていた場合には、前記記録材を前記給紙手段の位置まで搬送するよう前記搬送手段を制御することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記搬送手段により前記記録材を搬送している過程で、前記記録材収納手段有無検知手段により前記記録材収納手段が無となったことを検知したとき、
    前記記録材が前記第2の記録材有無検知手段により検知されていた場合には、前記記録材の搬送を中断するよう前記搬送手段を制御し、前記記録材先端の停止位置を記憶し、前記記録材収納手段有無検知手段により前記記録材収納手段が有を検知したときに、前記記憶した停止位置に基づき、前記記録材を搬送するよう前記搬送手段を制御することを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8710482B2 (en) 2010-01-19 2014-04-29 Sony Corporation Memory component and memory device
JP2018203479A (ja) * 2017-06-06 2018-12-27 キヤノン株式会社 シート搬送装置及び画像形成装置

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