JPH07166906A - 燃料カットと点火時期変更による加速スリップ制御装置 - Google Patents

燃料カットと点火時期変更による加速スリップ制御装置

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JPH07166906A
JPH07166906A JP5313537A JP31353793A JPH07166906A JP H07166906 A JPH07166906 A JP H07166906A JP 5313537 A JP5313537 A JP 5313537A JP 31353793 A JP31353793 A JP 31353793A JP H07166906 A JPH07166906 A JP H07166906A
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JP
Japan
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control
acceleration slip
ignition timing
acceleration
engine output
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JP5313537A
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Toru Iwata
徹 岩田
Sota Yasuda
荘太 安田
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K28/00Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions
    • B60K28/10Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions responsive to conditions relating to the vehicle 
    • B60K28/16Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions responsive to conditions relating to the vehicle  responsive to, or preventing, skidding of wheels

Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃料カット制御システムと点火時期変更制御
システムとが共に搭載された車両に適用される燃料カッ
トと点火時期変更による加速スリップ制御装置におい
て、エンジン出力低減制御の続行時、エンジン系の温度
上昇を抑えながら排気系触媒の加熱防止を図ること。 【構成】 加速スリップ制御中あるいは制御要求時にエ
ンジン運転状態が加速スリップ制御禁止域であると判断
された場合、第1の構成は、実行あるいは要求されてい
るエンジン出力低減量からさらに加速スリップ制御禁止
域を離脱するまで徐々にあるいは段階的にエンジン出力
を低減させる制御を行なう制御禁止域離脱制御手段fを
設けた。第2の構成は、実行あるいは要求されているエ
ンジン出力低減制御での点火時期変更を禁止し燃料カッ
ト気筒数を増す制御を行なう触媒劣化防止制御手段gを
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料カット制御システ
ムと点火時期変更制御システムとが共に搭載された車両
に適用される燃料カットと点火時期変更による加速スリ
ップ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、燃料カットと点火時期変更による
加速スリップ制御装置としては、例えば、特開昭63−
309745号公報や特開平1−147127号公報に
記載されている装置が知られている。
【0003】この従来出典には、加速スリップの発生時
に燃料カットと点火時期変更とを同時に行なうと、燃料
カットを行なった気筒での時間遅れによる燃料噴射分、
点火時期遅角による各気筒の燃料燃え残り分が生じ、排
気系触媒内の発熱反応にて後燃えが生じ、触媒加熱を起
こす。これを防止するため、エンジン出力低減制御中は
燃料増量を禁止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の加速スリップ制御装置にあっては、1気筒カ
ット時に残りの5気筒は燃料増量を禁止するため、通常
時、燃料増量による気化熱を利用してエンジン系(壁
温,ガス温)の温度冷却を行なっていたものが期待でき
ず、エンジン系の温度が上昇してしまうという問題があ
る。この傾向は1気筒カット時が最も厳しく、燃料カッ
トしている気筒数が少ないほど(噴射気筒が多いほど)
強くなる。なぜなら、カット気筒数が増加すると燃焼し
ない気筒による冷却効果が増えることによる。
【0005】特に、高摩擦係数路でのスポーティ走行で
は、エンジン高負荷状態で加速スリップが発生しやす
く、長い時間にわたってエンジン出力低減制御が続行さ
れることで、上記問題が生じやすい。
【0006】本発明は、連続したエンジン出力低減制御
の禁止領域が存在する点に着目してなされたもので、そ
の目的とするところは、燃料カット制御システムと点火
時期変更制御システムとが共に搭載された車両に適用さ
れる燃料カットと点火時期変更による加速スリップ制御
装置において、エンジン出力低減制御の続行時、エンジ
ン系の温度上昇を抑えながら排気系触媒の加熱防止を図
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
第1発明の燃料カットと点火時期変更による加速スリッ
プ制御装置では、図1(イ) のクレーム対応図に示すよう
に、燃料カットにより加速スリップを抑制する燃料カッ
ト制御システムaと、点火時期変更により加速スリップ
を抑制する点火時期変更制御システムbとが搭載された
加速スリップ制御装置において、駆動輪スリップ量を算
出するスリップ量算出手段cと、スリップ量が所定の制
御しきい値よりも大きく、エンジン出力を低減させる燃
料カットと点火時期変更による加速スリップ制御中ある
いは制御要求時であるか否かを判断する加速スリップ制
御判断手段dと、加速スリップ制御中あるいは制御要求
時、エンジン運転状態により加速スリップ制御を禁止す
るべき領域であるかどうかを判断する加速スリップ制御
禁止域判断手段eと、加速スリップ制御中あるいは制御
要求時にエンジン運転状態が加速スリップ制御禁止域で
あると判断された場合、実行あるいは要求されているエ
ンジン出力低減量からさらに加速スリップ制御禁止域を
離脱するまで徐々にあるいは段階的にエンジン出力を低
減させる制御を行なう制御禁止域離脱制御手段fと、を
備えていることを特徴とする。
【0008】上記目的を達成するため第2発明の燃料カ
ットと点火時期変更による加速スリップ制御装置では、
図1(ロ) のクレーム対応図に示すように、燃料カットに
より加速スリップを抑制する燃料カット制御システムa
と、点火時期変更により加速スリップを抑制する点火時
期変更制御システムbとが搭載された加速スリップ制御
装置において、駆動輪スリップ量を算出するスリップ量
算出手段cと、スリップ量が所定の制御しきい値よりも
大きく、エンジン出力を低減させる燃料カットと点火時
期変更による加速スリップ制御中あるいは制御要求時で
あるか否かを判断する加速スリップ制御判断手段dと、
加速スリップ制御中あるいは制御要求時、エンジン運転
状態により加速スリップ制御を禁止するべき領域である
かどうかを判断する加速スリップ制御禁止域判断手段e
と、加速スリップ制御中あるいは制御要求時にエンジン
運転状態が加速スリップ制御禁止域であると判断された
場合、実行あるいは要求されているエンジン出力低減制
御での点火時期変更を禁止し燃料カット気筒数を増す制
御を行なう触媒劣化防止制御手段gと、を備えているこ
とを特徴とする。
【0009】
【作用】第1発明の作用を説明する。
【0010】走行中に加速スリップが発生した場合、ス
リップ量算出手段cにおいて、駆動輪スリップ量が算出
され、加速スリップ制御判断手段dにおいて、スリップ
量が所定の制御しきい値よりも大きく、エンジン出力を
低減させる燃料カットと点火時期変更による加速スリッ
プ制御中あるいは制御要求時であるか否かが判断され、
加速スリップ制御中あるいは制御要求時、加速スリップ
制御禁止域判断手段eにおいて、エンジン運転状態によ
り加速スリップ制御を禁止するべき領域であるかどうか
が判断され、エンジン運転状態が加速スリップ制御禁止
域でないと判断された場合、エンジン出力を低減させる
燃料カット制御システムaによる燃料カットと点火時期
変更制御システムbによる点火時期変更により、スリッ
プ状態に応じて加速スリップを抑制する通常の加速スリ
ップ制御が実行される。
【0011】一方、加速スリップ制御中あるいは制御要
求時にエンジン運転状態が加速スリップ制御禁止域であ
ると判断された場合、制御禁止域離脱制御手段fにおい
て、実行あるいは要求されているエンジン出力低減量か
らさらに加速スリップ制御禁止域を離脱するまで徐々に
あるいは段階的にエンジン出力を低減させる制御が行な
われる。
【0012】したがって、燃料カットと点火時期変更と
を併用してのエンジン出力低減制御の続行時、早期に制
御禁止域離脱して加速スリップ制御を終了させる強制的
なエンジン出力低減制御が行なわれることで、エンジン
系の温度上昇が抑えられるし、排気系触媒の加熱も防止
される。この時、エンジン出力低減量は、徐々にあるい
は段階的に増すようにしていることで、運転者や乗員に
対してエンブレ感等の違和感を与えることはない。尚、
燃料がカットされていない気筒への燃料増量が特に禁止
されないことで、燃料の気化熱によるエンジン冷却作用
も生かされ、エンジン系の温度上昇の抑制に有効とな
る。
【0013】第2発明の作用を説明する。
【0014】エンジン運転状態が加速スリップ制御禁止
域でないと判断された場合の作用は第1発明と同様であ
る。
【0015】一方、加速スリップ制御中あるいは制御要
求時にエンジン運転状態が加速スリップ制御禁止域であ
ると判断された場合、触媒劣化防止制御手段gにおい
て、実行あるいは要求されているエンジン出力低減制御
での点火時期変更を禁止し燃料カット気筒数を増す制御
が行なわれる。
【0016】したがって、燃料カットと点火時期変更と
を併用してのエンジン出力低減制御の続行時、燃料がカ
ットされる気筒数が増すことによる冷却作用でエンジン
系の温度上昇が抑えられる。また、加速スリップ制御禁
止域状態が長く続くことによる排気系触媒の加熱は、触
媒加熱の原因となっている点火時期変更制御を禁止する
こととで防止される。尚、点火時期変更の禁止に代えて
燃料カット気筒数を増す場合、エンジン出力低減量が増
大することで制御禁止域の離脱時期や加速スリップ制御
の終了時期が早まることになり、これによってもエンジ
ン系の温度上昇の抑制及び触媒加熱の防止を促進する。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0018】(第1実施例)まず、構成を説明する。図
2は第1発明に対応する第1実施例の加速スリップ制御
装置が適用された加速スリップ制御システム全体図で、
燃料カットにより加速スリップを抑制する燃料カット制
御システムと、点火時期変更により加速スリップを抑制
する点火時期変更制御システムとが搭載されている。
【0019】図2において、1はTCSコントローラ、
2はECCSコントローラ、3はA/Tコントローラで
ある。
【0020】前記TCSコントローラ1及びECCSコ
ントローラ2には、バッテリ4からの電源がリレー5を
介して投入される。
【0021】前記TCSコントローラ1は、各種の入力
情報に基づき駆動輪で発生する加速スリップの抑制をフ
ェールカットと点火時期リタードにより達成する制御処
理並びに制御指令を出力する電子制御回路で、このTC
Sコントローラ1には、車輪速センサ6,7,8,9か
ら4輪分の車輪速信号と、システムオン/オフスイッチ
10からのスイッチ信号が入力され、TCS作動ランプ
11への点灯信号が出力される。
【0022】前記ECCSコントローラ2は、通常時は
アクセル開度に応じた燃料噴射制御等を行ない、TCS
コントローラ1からTCS作動指令が出力されている時
には、フェールカット指令信号及び点火リタード指令信
号に応じたフェールカット制御と点火時期リタード制御
を行なう電子制御回路で、このECCSコントローラ2
には、スロットルセンサ12からのアクセル開度信号が
入力され、パワートランジスタユニット13への点火時
期制御信号と、インジェクタ14への燃料制御信号が出
力される。
【0023】そして、各コントローラ1,2,3間では
相互に情報交換が行なわれるもので、ECCSコントロ
ーラ2からTCSコントローラ1に対しては、TCS禁
止情報,アクセル開度情報,エンジン回転数情報,ニュ
ートラルスイッチ情報が出力され、TCSコントローラ
1からECCSコントローラ2に対しては、フェールカ
ット指令信号及び点火リタード指令信号が出力され、A
/Tコントローラ3からTCSコントローラ1に対して
は、TCS禁止情報,シフトソレノイド信号が出力さ
れ、TCSコントローラ1からA/Tコントローラ3に
対しては、TCS作動信号が出力される。
【0024】次に、作用を説明する。
【0025】[加速スリップ制御作動]図3はTCSコ
ントローラ1で行なわれる加速スリップ制御作動の流れ
を示すフローチャートで、以下、各ステップについて説
明する。
【0026】ステップ30では、各車輪速センサ6,
7,8,9から4輪分の車輪速が読み込まれる。
【0027】ステップ31では、駆動輪速と従動輪速と
の差によりTCS制御用スリップ量が算出される(スリ
ップ量算出手段cに相当)。
【0028】ステップ32では、TCS制御用スリップ
量がTCS制御しきい値より大きい時で、フェールカッ
トと点火時期リタードによるTCS制御中あるいは制御
要求時か否かが判断される(加速スリップ制御判断手段
dに相当)。
【0029】ステップ33では、ステップ32でTCS
制御中あるいは制御要求時でないと判断された時、通常
のエンジン制御が行なわれる。
【0030】ステップ34では、ステップ32でTCS
制御中あるいは制御要求時であると判断された時、エン
ジン運転状態がTCS制御禁止領域であるか否かが判断
される(加速スリップ制御禁止域判断手段dに相当)。
【0031】ここで、TCS制御禁止領域は、 (1)エンジン回転数≧ωEO(=3500rpm) (2)図4に示すように、Tp 値(基本燃料噴射量)とエ
ンジン回転数の2次元マップ上で、Tp 値×エンジン回
転数が一定値よりも大きな領域、すなわち、エンジン高
負荷運転領域 (3)吸入負圧(もしくは吸入空気量)≧const 等により規定される。
【0032】ステップ35では、ステップ34でエンジ
ン運転状態がTCS制御禁止領域であると判断された
時、判断開始からの経過時間が設定時間Td以下かどう
かが判断される。
【0033】ここで、この設定時間Tdは、固定時間
(例えば、4sec 程度)で与えても良いし、エンジン負
荷の関数として、エンジン負荷が大きいほど短くする可
変時間で与えてもよい。
【0034】ステップ36では、ステップ34でエンジ
ン運転状態がTCS制御禁止領域に属しないと判断され
た時、あるいは、ステップ35でTCS制御禁止領域に
属するとの判断開始からの経過時間が設定時間Td以下
であると判断された時、駆動輪のスリップ状態に応じて
フェールカットと点火時期リタードによるTCS制御が
実行される。
【0035】ステップ37では、ステップ34でエンジ
ン運転状態がTCS制御禁止領域に属すると判断され、
且つ、ステップ35でTCS制御禁止領域に属するとの
判断開始からの経過時間が設定時間Tdを超えたと判断
された時、フェールカットの気筒数は現状のままで点火
時期リタードでの進角量を変化させることで、TCS制
御禁止領域を脱するまで時間の経過と共にエンジントル
クを徐々に低減させる制御が行なわれる(制御禁止域離
脱制御手段fに相当)。
【0036】ここで、エンジントルクを徐々に低減させ
るとは、例えば、低減勾配を−10%/sec に設定した
場合、図5に示すように、点火時期リタードでの進角量
を400msec毎に4%づつ大きくしてゆくことで行なわ
れる。
【0037】[加速スリップ抑制作用]走行中に加速ス
リップが発生した場合、ステップ31において、駆動輪
スリップ量が算出され、ステップ32において、スリッ
プ量が所定の制御しきい値よりも大きく、エンジン出力
を低減させるフェールカットと点火時期リタードによる
TCS制御中あるいはTCS制御要求時であるか否かが
判断され、TCS制御中あるいはTCS制御要求時、ス
テップ34において、エンジン運転状態によりTCS制
御を禁止するべき領域であるかどうかが判断され、エン
ジン運転状態がTCS制御禁止域でないと判断された場
合、ステップ36において、駆動輪のスリップ状態に応
じてフェールカットと点火時期リタードによるTCS制
御が実行される。
【0038】一方、加速スリップ制御中あるいは制御要
求時にエンジン運転状態が加速スリップ制御禁止域であ
ると判断された場合、まず、設定時間Tdが経過するま
ではステップ35からステップ36へと進み、通常のT
CS制御が維持され、設定時間Tdが経過すると、ステ
ップ35からステップ37へ進み、ステップ37におい
て、実行されている現在のエンジン出力低減量からさら
にTCS制御禁止域を離脱するまで徐々にエンジン出力
を低減させる制御が行なわれる。
【0039】したがって、フェールカットと点火時期リ
タードとを併用してのエンジン出力低減制御の続行時、
早期に制御禁止域離脱してTCS制御を終了させる強制
的なエンジン出力低減制御が行なわれることで、エンジ
ン系の温度上昇が抑えられるし、排気系触媒の加熱も防
止される。この時、エンジン出力低減量は、徐々にに増
すようにしていることで、運転者や乗員に対してエンブ
レ感等の違和感を与えることはない。
【0040】尚、燃料がカットされていない気筒への燃
料増量が特に禁止されないことで、燃料の気化熱による
エンジン冷却作用も生かされ、エンジン系の温度上昇の
抑制に有効となる。
【0041】次に、効果を説明する。
【0042】燃料カット制御システムと点火時期変更制
御システムとが共に搭載される車両の加速スリップ制御
装置において、加速スリップ制御中あるいは制御要求時
にエンジン運転状態が加速スリップ制御禁止域であると
判断された場合、設定時間Tdが経過すると、実行され
ている現在のエンジン出力低減量からさらにTCS制御
禁止域を離脱するまで徐々にエンジン出力を低減させる
制御が行なわれる装置としたため、エンジン出力低減制
御の続行時、エンジン系の温度上昇を抑えながら排気系
触媒の加熱防止を図ることができる。
【0043】(第2実施例)図6は第1発明に対応する
第2実施例装置のTCSコントローラ1で行なわれる加
速スリップ制御作動の流れを示すフローチャートであ
る。
【0044】この図6において、図3に示す第1実施例
と異なる点は、出力ステップであるステップ37に代え
てステップ37’とした点である。
【0045】このステップ37’では、ステップ34で
エンジン運転状態がTCS制御禁止領域に属すると判断
され、且つ、ステップ35でTCS制御禁止領域に属す
るとの判断開始からの経過時間が設定時間Tdを超えた
と判断された時、点火時期リタード制御を禁止し、フェ
ールカットの気筒数を所定時間毎に1気筒ずつ増すこと
で、TCS制御禁止領域を脱するまで時間の経過と共に
エンジントルクを段階的に低減させる制御が行なわれる
(制御禁止域離脱制御手段fに相当)。
【0046】したがって、作用的には、フェールカット
の気筒数を増すことで燃焼しない気筒によるエンジン排
気系の冷却効果を期待することができるし、点火時期リ
タード制御を禁止することで排気系触媒の加熱防止効果
も向上する。
【0047】尚、他の構成並びに作用効果については第
1実施例と同様であるので説明を省略する。
【0048】(第3実施例)構成的には、図2に示す第
1実施例装置の構成と同様であるので図示並びに説明を
省略する。
【0049】次に、作用を説明する。
【0050】[加速スリップ制御作動]図7は第2発明
に対応する第3実施例装置のTCSコントローラ1で行
なわれる加速スリップ制御作動の流れを示すフローチャ
ートで、以下、各ステップについて説明する。
【0051】ステップ70では、各車輪速センサ6,
7,8,9から4輪分の車輪速が読み込まれる。
【0052】ステップ71では、駆動輪速と従動輪速と
の差によりTCS制御用スリップ量が算出される(スリ
ップ量算出手段cに相当)。
【0053】ステップ72では、TCS制御用スリップ
量がTCS制御しきい値より大きい時で、フェールカッ
トと点火時期リタードによるTCS制御要求があるか否
かが判断される(加速スリップ制御判断手段dに相
当)。
【0054】このステップ72では、何気筒カットすれ
ば目標とするトルク低減量に最も近いかが算出され、カ
ット気筒数Nが決定される。
【0055】ステップ73では、ステップ72でTCS
制御要求時がないと判断された時、通常のエンジン制御
のみが行なわれ、TCS制御は行なわれない。
【0056】ステップ74では、点火時期変更要求があ
るか否かが判断される。
【0057】ここで、点火時期変更要求は、 (1)TCS,4WD,LSDを含むトラクション制御に
よる要求 (2)エンジン制御による要求 (3)AT制御による要求 のいずれでもよい。
【0058】そして、点火時期変更要求がある場合に
は、トルク低減量の調整分としての遅角量あるいは進角
量が決定される。
【0059】ステップ75では、ステップ74で点火時
期変更要求がない場合、N気筒カットが実行される。
【0060】ステップ76では、エンジン高温状態かど
うかが判断される(加速スリップ制御禁止域判断手段d
に相当)。
【0061】ここで、エンジン高温状態は、 (1)エンジン冷却水温が所定値以上 (2)排気温度センサ出力が所定値以上 (3)高水温時ほど燃料噴射量を増量補正する補正量が所
定値以上 で判断される。
【0062】ステップ77では、加速増量中かどうかが
判断される(加速スリップ制御禁止域判断手段dに相
当)。
【0063】ここで、加速増量中は、 (1)燃料噴射量が所定値以上 (2)燃料噴射量中のエンジン回転数と吸入空気量から決
まる基本噴射量が所定値以上 (3)燃料噴射量中の高負荷,高回転になるほど増量補正
する空燃比補正量が所定値以上 (4)スロットル開度変化または吸入空気量変化が大きい
時に行なう増量が所定値以上 で判断される。
【0064】ステップ78では、ステップ76とステッ
プ77で共にNOと判断された時、通常のTCS制御で
あるN気筒カット+点火時期変更の制御が実行される。
【0065】ここで、点火時期変更は、進角,遅角のど
ちらでもよい。
【0066】ステップ79では、点火時期変更を行なわ
ず、N+1気筒カットによるTCS制御が実行される
(触媒劣化防止制御手段gに相当)。
【0067】ここで、加速増量は中止しても継続しても
よい。
【0068】[加速スリップ抑制作用]走行中に加速ス
リップが発生した場合、ステップ71において、駆動輪
スリップ量が算出され、ステップ72において、スリッ
プ量が所定の制御しきい値よりも大きく、エンジン出力
を低減させるTCS制御要求があるか否かが判断され、
TCS制御要求時でステップ74で点火時期変更要求が
ある時、ステップ76において、エンジン高温状態かど
うかが判断され、また、ステップ77で加速増量中かど
うかが判断され、いずれもNOと判断された場合、ステ
ップ78において、駆動輪のスリップ状態に応じたN気
筒カット+点火時期変更によるTCS制御が実行され
る。
【0069】一方、ステップ76でエンジン高温状態で
あると判断された場合、あるいは、ステップ77で加速
増量中であると判断された場合、ステップ79へと進
み、ステップ79では、点火時期変更を行なわず、N+
1気筒カットによるTCS制御が実行される。
【0070】したがって、フェールカットと点火時期リ
タードとを併用してのエンジン出力低減制御時、燃料が
カットされる気筒数が増すことによる冷却作用でエンジ
ン系の温度上昇が抑えられる。また、TCS制御禁止域
状態が長く続くことによる排気系触媒の加熱は、触媒加
熱の原因となっている点火時期変更制御を禁止すること
とで防止される。尚、点火時期変更の禁止に代えて燃料
カット気筒数を増す場合、エンジン出力低減量が増大す
ることで制御禁止域の離脱時期やTCS制御の終了時期
が早まることになり、これによってもエンジン系の温度
上昇の抑制及び触媒加熱の防止を促進する。
【0071】次に、効果を説明する。
【0072】燃料カット制御システムと点火時期変更制
御システムとが共に搭載される車両の加速スリップ制御
装置において、気筒カットと点火時期変更によるTCS
制御要求時に、エンジン高温状態であると判断された場
合、あるいは、加速増量中であると判断された場合、点
火時期変更を行なわず、N+1気筒カットによるTCS
制御が実行される装置としたため、エンジン出力低減制
御の続行時、エンジン系の温度上昇を抑えながら排気系
触媒の加熱防止を図ることができる。
【0073】以上、実施例を図面に基づいて説明してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではな
い。
【0074】
【発明の効果】請求項1記載の本発明にあっては、燃料
カット制御システムと点火時期変更制御システムとが共
に搭載された車両に適用される燃料カットと点火時期変
更による加速スリップ制御装置において、加速スリップ
制御中あるいは制御要求時にエンジン運転状態が加速ス
リップ制御禁止域であると判断された場合、実行あるい
は要求されているエンジン出力低減量からさらに加速ス
リップ制御禁止域を離脱するまで徐々にあるいは段階的
にエンジン出力を低減させる制御を行なう制御禁止域離
脱制御手段を備えた装置としたため、エンジン出力低減
制御の続行時、エンジン系の温度上昇を抑えながら排気
系触媒の加熱防止を図ることが出来るという効果が得ら
れる。
【0075】請求項2記載の本発明にあっては、燃料カ
ット制御システムと点火時期変更制御システムとが共に
搭載された車両に適用される燃料カットと点火時期変更
による加速スリップ制御装置において、加速スリップ制
御中あるいは制御要求時にエンジン運転状態が加速スリ
ップ制御禁止域であると判断された場合、実行あるいは
要求されているエンジン出力低減制御での点火時期変更
を禁止し燃料カット気筒数を増す制御を行なう触媒劣化
防止制御手段を備えた装置としたため、エンジン出力低
減制御の続行時、エンジン系の温度上昇を抑えながら排
気系触媒の加熱防止を図ることが出来るという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の燃料カットと点火時期変更による加速
スリップ制御装置を示すクレーム対応図である。
【図2】第1実施例の燃料カットと点火時期変更による
加速スリップ制御装置が適用された後輪駆動車の制御シ
ステム全体図である。
【図3】第1実施例装置のTCSコントローラで行なわ
れる加速スリップ制御作動の流れを示すフローチャート
である。
【図4】第1実施例装置で制御禁止領域の一例を示すマ
ップ図である。
【図5】第1実施例装置での徐々にエンジントルクを低
減する制御手法の一例を示すトルク特性図である。
【図6】第2実施例装置のTCSコントローラで行なわ
れる加速スリップ制御作動の流れを示すフローチャート
である。
【図7】第3実施例装置のTCSコントローラで行なわ
れる加速スリップ制御作動の流れを示すフローチャート
である。
【符号の説明】 a 燃料カット制御システム b 点火時期変更制御システム c スリップ量算出手段 d 加速スリップ制御判断手段 e 加速スリップ制御禁止域判断手段 f 制御禁止域離脱制御手段 g 触媒劣化防止制御手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料カットにより加速スリップを抑制す
    る燃料カット制御システムと、点火時期変更により加速
    スリップを抑制する点火時期変更制御システムとが搭載
    された加速スリップ制御装置において、 駆動輪スリップ量を算出するスリップ量算出手段と、 スリップ量が所定の制御しきい値よりも大きく、エンジ
    ン出力を低減させる燃料カットと点火時期変更による加
    速スリップ制御中あるいは制御要求時であるか否かを判
    断する加速スリップ制御判断手段と、 加速スリップ制御中あるいは制御要求時、エンジン運転
    状態により加速スリップ制御を禁止するべき領域である
    かどうかを判断する加速スリップ制御禁止域判断手段
    と、 加速スリップ制御中あるいは制御要求時にエンジン運転
    状態が加速スリップ制御禁止域であると判断された場
    合、実行あるいは要求されているエンジン出力低減量か
    らさらに加速スリップ制御禁止域を離脱するまで徐々に
    あるいは段階的にエンジン出力を低減させる制御を行な
    う制御禁止域離脱制御手段と、 を備えていることを特徴とする燃料カットと点火時期変
    更による加速スリップ制御装置。
  2. 【請求項2】 燃料カットにより加速スリップを抑制す
    る燃料カット制御システムと、点火時期変更により加速
    スリップを抑制する点火時期変更制御システムとが搭載
    された加速スリップ制御装置において、 駆動輪スリップ量を算出するスリップ量算出手段と、 スリップ量が所定の制御しきい値よりも大きく、エンジ
    ン出力を低減させる燃料カットと点火時期変更による加
    速スリップ制御中あるいは制御要求時であるか否かを判
    断する加速スリップ制御判断手段と、 加速スリップ制御中あるいは制御要求時、エンジン運転
    状態により加速スリップ制御を禁止するべき領域である
    かどうかを判断する加速スリップ制御禁止域判断手段
    と、 加速スリップ制御中あるいは制御要求時にエンジン運転
    状態が加速スリップ制御禁止域であると判断された場
    合、実行あるいは要求されているエンジン出力低減制御
    での点火時期変更を禁止し燃料カット気筒数を増す制御
    を行なう触媒劣化防止制御手段と、 を備えていることを特徴とする燃料カットと点火時期変
    更による加速スリップ制御装置。
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