JP3196483B2 - 車両用トラクション制御異常検出装置 - Google Patents

車両用トラクション制御異常検出装置

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JP3196483B2
JP3196483B2 JP04543694A JP4543694A JP3196483B2 JP 3196483 B2 JP3196483 B2 JP 3196483B2 JP 04543694 A JP04543694 A JP 04543694A JP 4543694 A JP4543694 A JP 4543694A JP 3196483 B2 JP3196483 B2 JP 3196483B2
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control
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traction
fuel cut
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徹 岩田
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Nissan Motor Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
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    • B60G2800/80Detection or control after a system or component failure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2800/00Indexing codes relating to the type of movement or to the condition of the vehicle and to the end result to be achieved by the control action
    • B60G2800/90System Controller type
    • B60G2800/95Automatic Traction or Slip Control [ATC]

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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジン出力を低減す
る第1トラクション制御手段と他の第2トラクション制
御手段とが搭載された車両に適用される車両用トラクシ
ョン制御異常検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用トラクション制御装置とし
ては、例えば、特開平1−147127号公報に記載さ
れている装置が知られている。
【0003】この従来出典には、加速スリップ発生時に
燃料カットまたは点火時期の遅角制御を行ないエンジン
出力を落として加速スリップを抑制する車両用トラクシ
ョン制御装置において、燃料カット時にエンジンの冷却
(気化冷却)を行なうために燃料増量を行なうと、燃料
カットした気筒からの新気と、他気筒からの燃え残り燃
料とが触媒内で燃焼して触媒の劣化を促進させることか
ら、これを防止するために、トラクション制御中には燃
料の増量を禁止する技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の車両用トラクション制御装置にあっては、触媒の劣
化を防止することはできるものの、トラクション制御中
には燃料の増量を抑制するものであるため、当然にトラ
クション制御中は燃料の増量によるエンジンの気化冷却
を行なえず、高μ路でのスポーティ走行時等のように長
時間にわたってトラクション制御が続行されるような時
には、エンジン系の温度上昇を招き、結果としてエンジ
ン耐久性を低下させてしまうという問題がある。
【0005】そこで、本出願人は、特願平5−1606
48号にて、トラクション制御要求時、燃料カットある
いは点火時期の遅角による第1トラクション制御手段
と、スロットル制御等による第2トラクション制御手段
の併用により、急激に加速スリップ量が増加するような
場合にのみ第1トラクション制御の応答性を生かしなが
ら、第1トラクション制御分担を併用により抑える内容
のものを提案した。
【0006】しかし、この制御において、スロットル制
御等による第2トラクション制御手段が異常となった場
合、例えば、スロットル開度が急に開放状態となった時
にスロットル制御異常と検出するようにすると、異常検
出までに時間を要し、その間、加速スリップの発生に対
し第1トラクション制御のみで対応することになるた
め、エンジンや排気系触媒の熱による耐久性が問題とな
る。
【0007】本発明は、上記課題に着目してなされたも
ので、第1の目的とするところは、エンジン出力を低減
する第1トラクション制御手段と他の第2トラクション
制御手段とが搭載された車両に適用される車両用トラク
ション制御異常検出装置において、第1トラクション制
御側での制御要求状況の判断により早期に第2トラクシ
ョン制御手段の異常を検出し、この早期異常検出によっ
てエンジンや排気系触媒の耐久性確保を図ることにあ
る。
【0008】第2の目的とするところは、第1の目的に
加え、燃料カットまたは点火時期遅角による制御継続可
能な制限時間を未燃焼ガスの発生程度に対し適切に設定
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため第1の発明の車両用トラクション制御異常検出装
置では、図1(イ) のクレーム対応図に示すように、燃料
カットと点火時期遅角の少なくとも一方の制御によりエ
ンジン出力を低減させる第1トラクション制御手段a
と、第1トラクション制御手段とは異なる手法によりエ
ンジンから駆動輪に伝達されるトラクションを低減させ
る第2トラクション制御手段bとが搭載され、両手段の
併用によりトラクション制御を行なう車両において、加
速スリップを検出する加速スリップ検出手段cと、加速
スリップ状態に基づき第1トラクション制御要求を判断
する第1トラクション制御要求判断手段dと、燃料カッ
トまたは点火時期遅角による制御継続可能な制限時間を
設定する制限時間設定手段eと、第1トラクション制御
要求が制限時間以上継続する要求内容かどうかを判断す
る例外制御要求判断手段fと、第1トラクション制御の
例外制御要求が所定時間内に所定回数連続した場合、第
2トラクション制御手段bが異常であると検出する第2
トラクション制御異常検出手段gと、を備えていること
を特徴とする。上記第1の目的を達成するため第2の発
明の車両用トラクション制御異常検出装置では、図1
(イ) のクレーム対応図に示すように、請求項1記載の車
両用トラクション制御異常検出装置において、例外制御
要求時にエンジン出力低減量を算出するエンジン出力低
減量算出手段hを設け、第2トラクション制御異常検出
手段gは、第1トラクション制御の例外制御要求時に所
定以上のエンジン出力低減量である場合、第2トラクシ
ョン制御手段bが異常であると検出する手段であること
を特徴とする。
【0010】上記第2の目的を達成するため第3の発明
の車両用トラクション制御異常検出装置では、図1(イ)
のクレーム対応図に示すように、請求項1記載の車両用
トラクション制御異常検出装置において、燃料カットま
たは点火時期遅角によるトラクション制御中の未燃焼ガ
ス発生量推定値を検出する未燃焼ガス発生量推定値検出
手段iを設け、前記制限時間設定手段eは、未燃焼ガス
発生量推定値が大きいほど短い制限時間に設定する手段
であることを特徴とする。
【0011】上記第1の目的を達成するため第4の発明
の車両用トラクション制御異常検出装置では、図1(ロ)
のクレーム対応図に示すように、請求項1記載の車両に
おいて、請求項1記載の車両において、加速スリップを
検出する加速スリップ検出手段cと、加速スリップ状態
に基づき第1トラクション制御要求を判断する第1トラ
クション制御要求判断手段dと、燃料カットまたは点火
時期遅角による制御継続時間が正常時にあり得ない限界
時間を設定する限界時間設定手段jと、第1トラクショ
ン制御要求が限界時間以上継続する要求内容かどうかを
判断する限界制御要求判断手段kと、第1トラクション
制御を限界時間以上継続する限界制御要求があった場
合、第2トラクション制御手段bが異常であると検出す
る第2トラクション制御異常検出手段mと、を備えてい
ることを特徴とする。
【0012】
【作用】第1の発明の作用を説明する。
【0013】車両走行時、加速スリップ検出手段cによ
り加速スリップの発生が検出され、第1トラクション制
御要求判断手段dにおいて、加速スリップ状態に基づき
第1トラクション制御要求が判断された時には、例外制
御要求判断手段fにおいて、第1トラクション制御要求
が制限時間設定手段eにより設定されている制限時間以
上第1トラクション制御を継続する要求内容かどうかが
判断され、第2トラクション制御異常検出手段gにおい
て、第1トラクション制御の例外制御要求が所定時間内
に所定回数連続した場合、第2トラクション制御手段b
が異常であると検出される。
【0014】したがって、第1トラクション制御と第2
トラクション制御を併用した場合、第2トラクション制
御手段bが異常でない限りあり得ない条件である第1ト
ラクション制御の例外制御要求が所定時間内に所定回数
連続するという第1トラクション制御側での検出条件に
て早期に第2トラクション制御手段bの異常が検出され
ることになる。この結果、第1トラクション制御のみに
よる制御負担の時期が短くなり、エンジン系や排気系触
媒の過度の加熱が抑制される。
【0015】第2の発明の作用を説明する。
【0016】第2トラクション制御の異常を検出するに
あたって、第2トラクション制御異常検出手段gにおい
て、第1トラクション制御の例外制御要求時にエンジン
出力低減量算出手段hからのエンジン出力低減量が所定
以上である場合、第2トラクション制御手段bが異常で
あると検出される。
【0017】したがって、第1トラクション制御と第2
トラクション制御を併用した場合、第2トラクション制
御手段bが異常でない限りあり得ない条件である第1ト
ラクション制御の例外制御要求時にエンジン出力低減量
が所定以上であるという第1トラクション制御側での検
出条件にて早期に第2トラクション制御手段bの異常が
検出されることになる。
【0018】第3の発明の作用を説明する。
【0019】上記制限時間を設定するにあたって、制限
時間設定手段eにおいて、未燃焼ガス発生量推定値検出
手段iからの未燃焼ガス発生量推定値が大きいほど短い
制限時間に設定される。
【0020】したがって、燃料カットまたは点火時期遅
角による制御継続可能な制限時間を未燃焼ガスの発生程
度に対し適切に設定することができる。
【0021】第4の発明の作用を説明する。
【0022】第2トラクション制御の異常を検出するに
あたって、第2トラクション制御異常検出手段mにおい
て、第1トラクション制御を限界時間以上継続する限界
制御要求があった場合、第2トラクション制御手段bが
異常であると検出される。
【0023】したがって、第1トラクション制御と第2
トラクション制御を併用した場合、第2トラクション制
御手段bが異常でない限りあり得ない条件である第1ト
ラクション制御を限界時間以上継続する限界制御要求と
いう第1トラクション制御側での検出条件にて早期に第
2トラクション制御手段bの異常が検出されることにな
る。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0025】(第1実施例)まず、構成を説明する。図
2は本発明第1実施例の車両用トラクション制御異常検
出装置が適用された後輪駆動車の制御システム全体図で
ある。
【0026】トラクション制御システムとして、フュー
エルカットを行なうTCS燃料制御による第1トラクシ
ョン制御システム(第1トラクション制御手段aに相
当)と、加速スリップ発生時にモータスロットル閉制御
を行なうTCSスロットル制御による第2トラクション
制御システム(第2トラクション制御手段bに相当)が
搭載されている。
【0027】ここで、図2には点火時期遅角制御を行な
うTCS点火制御システムも併せて記載されていて、フ
ューエルカットと点火時期遅角の少なくとも一方を第1
トラクション制御手段としてもよい。また、図2には後
輪のブレーキ圧制御を行なうTCSブレーキ制御システ
ムや左右後輪の差動制限量制御を行なうTCS差動制限
制御システムも併せて記載されていて、TCSスロット
ル制御システムとこれらのシステムのうち1つあるいは
複数の組み合わせを第2トラクション制御手段としても
よい。
【0028】図2において、1は第1スロットルバル
ブ、2は第2スロットルバルブ、3はスロットルモー
タ、4はLSD/TCS/ABSコントローラ、5はス
ロットル制御コントローラ、6,7はホイールシリン
ダ、8は外部油圧源、9はTCSブレーキアクチュエー
タ、10はディファレンシャル、11は差動制限クラッ
チ、12はLSD油圧ユニット、13は前輪右センサ、
14は前輪左センサ、15は後輪右センサ、16は後輪
左センサ、17は横加速度センサ、18は前後加速度セ
ンサ、19はTCS ON/OFFスイッチ、20はブレーキラン
プスイッチ、21はABSアクチュエータ、22はTCS
インジケータ、23はTCS ワーニングランプ、24はAB
S ワーニングランプ、25はLSD ワーニングランプ、2
6は第1スロットルセンサ、27は第2スロットルセン
サ、28は点火プラグ、29はフューエルインジェク
タ、30はエンジン集中電子制御ユニット、31はA/T
コントローラ、32はASCDコントローラ、33はASCDア
クチュエータである。
【0029】前記TCS点火制御及びTCS燃料制御
は、エンジンに設けられている点火プラグ28及びフュ
ーエルインジェクタ29に対し、LSD/TCS/AB
Sコントローラ4から制御指令に基づきエンジン集中電
子制御ユニット30から駆動指令を出力することで行な
われる。
【0030】前記TCSスロットル制御は、アクセルペ
ダルと連動して作動する第1スロットルバルブ1と直列
に設けられる第2スロットルバルブ2を開閉駆動させる
スロットルモータ3に対し、LSD/TCS/ABSコ
ントローラ4から制御指令に基づきスロットル制御コン
トローラ5からモータ駆動電流を印加することで行なわ
れる。
【0031】前記TCSブレーキ制御は、左右のホイー
ルシリンダ6,7に外部油圧源8からの油圧に基づく制
御油圧を作り出すTCSブレーキアクチュエータ9に対
し、LSD/TCS/ABSコントローラ4から制御指
令を出力することで行なわれる。
【0032】前記TCS差動制限制御は、ディファレン
シャル10に内蔵された差動制限クラッチ11へのクラ
ッチ制御油圧を作り出すLSD油圧ユニット12に対
し、LSD/TCS/ABSコントローラ4から制御指
令を出力することで行なわれ、例えば、左右後輪の一方
が加速スリップ状態である時に差動制限トルクを高める
ことで加速スリップ側の駆動輪への伝達駆動力の一部が
非スリップ側の駆動輪へ伝達され、これにより加速スリ
ップを抑える。
【0033】前記LSD/TCS/ABSコントローラ
4には、前輪右センサ13からの右前輪速VANRと、前輪
左センサ14からの左前輪速VANLと、後輪右センサ15
からの右後輪速VNARと、後輪左センサ16からの左後輪
速VNALと、横加速度センサ17からの横加速度YGと、前
後加速度センサ18からの前後加速度XGと、TCS ON/OFF
スイッチ19からのスイッチ信号と、ブレーキランプス
イッチ20からのスイッチ信号と、スロットル制御コン
トローラ5からの第1スロットル開度θ1 及び第2スロ
ットル開度θ2 等が入力される。
【0034】そして、LSD/TCS/ABSコントロ
ーラ4からは、上記出力以外に、ABSアクチュエータ
21に対しABS制御指令が出力されるし、TCS 作動時
にはTCS インジケータ22に点灯指令が出力され、TCS
フェール時にはTCS ワーニングランプ23に点灯指令が
出力され、ABS フェール時にはABS ワーニングランプ2
4に点灯指令が出力され、LSD フェール時にはLSD ワー
ニングランプ25に点灯指令が出力される。
【0035】前記スロットル制御コントローラ5は、ス
ロットルモータ駆動回路を中心とする制御回路で、第1
スロットルセンサ26からの第1スロットル開度θ1
と、第2スロットルセンサ27からの第2スロットル開
度θ2 が入力される。
【0036】尚、この制御システムには周辺システムと
して、図示のように、エンジン集中電子制御ユニット3
0を有するエンジン集中電子制御システムや、A/T コン
トローラ31を有するオートマチックトランスミッショ
ン制御システムと、ASCDコントローラ32やASCDアクチ
ュエータ33を有する定速走行制御システムが設けられ
ている。
【0037】次に、作用を説明する。
【0038】[フューエルカットによるTCS制御作
動] 図3はLSD/TCS/ABSコントローラ4で行なわ
れるフューエルカットによるTCS制御作動処理の流れ
を示すフローチャートで、以下、各ステップについて説
明する。
【0039】ステップ40では、各車輪速センサ13,
14,15,16から車輪速に基づき、例えば、駆動輪
速平均と従動輪速平均との差によるスリップ量等でスリ
ップ状態が検出される(加速スリップ検出手段cに相
当)。
【0040】ステップ41では、ステップ40で検出さ
れたスリップ状態がトラクション制御開始しきい値を超
えているかどうかによりスリップ状態か非スリップ状態
かが判断される。例えば、スリップ量≧3km/hの時、ス
リップ状態と判断する。
【0041】ステップ42では、フューエルカット制御
要求があるかどうかが判断される(第1トラクション制
御要求判断手段dに相当)。例えば、スリップ量≧4.
5km/hの時、フューエルカット制御要求時であると判断
する。
【0042】ステップ43では、予め設定されている制
限時間to (例えば、1sec)以上のフューエルカッ
ト制御要求であるかどうかが判断される(制限時間設定
手段e及び例外制御要求判断手段fに相当)。
【0043】ステップ44では、予め設定されている限
界時間t1 (例えば、2.5sec)以上のフューエル
カット制御要求であるかどうかが判断される(限界時間
設定手段j及び限界制御要求判断手段kに相当)。
【0044】ステップ45では、フューエルカット制御
継続タイマTとフューエルカット例外制御カウンタNが
それぞれ1だけインクリメントされる。
【0045】ステップ46では、フューエルカット制御
継続タイマT間の平均フューエルカット気筒数Fo が算
出される(エンジン出力低減量算出手段hに相当)。
【0046】ステップ47では、フューエルカット例外
制御カウンタNが予め設定されている許容回数Nm(例
えば、Nm=3)以上であるかどうかが判断される。
【0047】ステップ48では、TCSスロットル制御
がフェールであると判断され、エンジン出力を徐々にリ
カバーするフェール時制御が行なわれる(第2トラクシ
ョン制御異常検出手段g,mに相当)。
【0048】ここで、フェール時制御では、第2スロッ
トルバルブ2を一定開速度、例えば、開度5%/sで徐
々に開く。また、フューエルカットはトルク10%/s
で徐々に無制御状態に戻す。
【0049】ステップ49では、フューエルカット制御
継続タイマTがT=0かどうかが判断される。
【0050】ステップ50では、フューエルカット制御
継続タイマTが1だけインクリメントされる。
【0051】ステップ51では、平均フューエルカット
気筒数Fo が設定気筒数Fi (例えば、6気筒エンジン
で3気筒)以上かどうかが判断される。
【0052】ステップ52では、フューエルカット制御
継続タイマTが設定時間Tmとなったかどうかが判断さ
れる。例えば、設定時間Tm=3secというように設
定されている。
【0053】ステップ53では、フューエルカット制御
要求に応じてフューエルカット制御が実施される。
【0054】ステップ54では、フューエルカット制御
継続タイマTとフューエルカット例外制御カウンタNと
がクリアとされる。
【0055】[スロットル制御によるTCS制御作動]
図4はLSD/TCS/ABSコントローラ4で行なわ
れるスロットル制御によるTCS制御作動処理の流れを
示すフローチャートで、以下、各ステップについて説明
する。
【0056】ステップ60では、上記ステップ40と同
様に、例えば、駆動輪速平均と従動輪速平均との差によ
るスリップ量等でスリップ状態が検出される。
【0057】ステップ61では、スリップ量が設定され
ているスロットル制御しきい値より大きいかどうかが判
断される。
【0058】ステップ62では、スリップ量加速度が算
出され、これが正かどうかが判断される。
【0059】ステップ63では、スリップ量加速度に応
じてスロットル閉速度θc'が決定される。
【0060】ステップ64では、スリップ量加速度絶対
値に応じてスロットル開速度θo'が決定される。
【0061】ステップ65では、スロットル開閉速度θ
c',θo'に応じたスロットル制御が実行される。
【0062】[フューエルカット制御要求がない時] ステップ53では、例えばスリップ状態ではあるがその
程度が低くエンジン負荷が高い時など、フューエルカッ
ト制御を中止するようにしており、この場合のように、
フューエルカット制御要求がない時には、図3のフロー
チャートで、ステップ40→ステップ41→ステップ4
2→ステップ49→ステップ47→ステップ51→ステ
ップ52→ステップ53へと進む流れとなり、ステップ
53では、フューエルカット制御要求がないことでフュ
ーエルカットは実施されない。
【0063】したがって、この時には加速スリップに対
しては、図4に示すフローチャートによるスロットル制
御のみで抑制されることになる。
【0064】尚、フューエルカット制御要求があった
後、その要求がなくなった場合には、ステップ49から
ステップ50へ進み、フューエルカット制御継続タイマ
Tが1だけインクリメントされ、このタイマTの値が設
定時間Tmとなると、ステップ52からステップ54へ
進み、タイマTがクリアされるというように、タイマT
はフューエルカット制御開始からカウントされて、設定
時間Tmを経過する毎にクリアされる。
【0065】[通常のフューエルカット制御要求時] 制限時間to 未満の継続時間による通常のフューエルカ
ット制御要求時には、図3のフローチャートで、ステッ
プ40→ステップ41→ステップ42→ステップ43→
ステップ50→ステップ47→ステップ51→ステップ
52→ステップ53へと進む流れとなり、ステップ53
では、フューエルカット制御要求にしたがってフューエ
ルカットが実施される。
【0066】したがって、走行時に発生する加速スリッ
プに対しては、フューエルカット制御とスロットル制御
との併用により抑制されることになる。
【0067】尚、この場合もタイマTはフューエルカッ
ト制御開始からカウントされて、設定時間Tmを経過す
る毎にクリアされる。
【0068】[許容回数未満の例外的フューエルカット
制御要求時] エンジン負荷が高くてもスリップ状態の程度が急激に大
きくなると、制限時間to 以上の継続時間による例外的
フューエルカット制御要求があり、図3のフローチャー
トで、ステップ40→ステップ41→ステップ42→ス
テップ43→ステップ44→ステップ45→ステップ4
6→ステップ47→ステップ51→ステップ52→ステ
ップ53へと進む流れとなり、ステップ53では、フュ
ーエルカット制御要求にしたがってフューエルカットが
実施される。そして、1回の制御毎にステップ45にて
フューエルカット例外制御カウンタNが1だけインクリ
メントされるが、この制御カウンタNが許容回数Nmに
達するまでは、フューエルカット制御要求にしたがって
フューエルカットが実施される。
【0069】したがって、許容回数NmがNm=3に設
定されている場合には、例外的フューエルカット制御要
求が2回までは許容され、制限時間to 以上の継続時間
によるフューエルカット制御が実施されることになる。
【0070】この結果、例外的フューエルカット制御要
求時には、許容回数Nm未満という条件付きではある
が、フューエルカット制御が制御要求にしたがって必ず
実行されることで、フューエルカット制御の長所が生か
され、応答よく加速スリップを抑制し、また、応答よく
通常の状態へ復帰するという制御応答性が確保される。
【0071】そして、フューエルカット制御の継続時間
に制限時間to を設け、且つ、制限時間to 以上のフュ
ーエルカット制御の回数に許容回数Nmを設けているこ
とで、エンジン系や排気系触媒の耐久性が問題となるよ
うな過度の加熱が抑制される。
【0072】[許容回数以上の例外的フューエルカット
制御要求時] 制限時間to 以上の継続時間による例外的フューエルカ
ット制御要求による制御カウンタNが許容回数Nmに達
すると、ステップ47からステップ48へと進む流れと
なり、ステップ48では、TCSスロットル制御がフェ
ールであると判断され、エンジン出力が徐々にリカバー
される(第1の発明に相当)。
【0073】即ち、スロットル制御が正常であれば、例
外的フューエルカット制御要求が何度も続くはずがなく
(スロットル制御によりスリップ状態が抑制されるため
フューエルカット制御要求はなくなる)この時スロット
ル制御がフェールであると判断できる。
【0074】[フェールカット気筒数が設定以上の例外
的フェールカット制御要求時]制限時間to 以上の継続
時間による例外的フェールカット制御要求時であって、
平均フェールカット気筒数Fo が設定気筒数Fi 以上で
ある時には、ステップ47からステップ51→ステップ
48へと進む流れとなり、ステップ48では、TCSス
ロットル制御がフェールであると判断され、エンジン出
力が徐々にリカバーされる。すなわち、スロットル制御
が正常であれば、スロットル制御によるトルク低減もあ
り、例外的フェールカット制御要求時にFi (=3気筒
/6気筒)があると考えられないため、例外的フェール
カット制御要求の回数とは無関係にフェール判断がなさ
れる(第2の発明に相当)。
【0075】[限界を超える継続時間によるフューエル
カット制御要求時] 限界時間t1 以上の継続時間による限界フューエルカッ
ト制御要求時には、ステップ44からそのままステップ
48へと進む流れとなり、ステップ48では、TCSス
ロットル制御がフェールであると判断され、エンジン出
力が徐々にリカバーされる。すなわち、スロットル制御
によるトルク低減があるにもかかわらず例外的フューエ
ルカット制御要求がt1 以上あるとは考えられないた
め、限界フューエルカット制御要求時にはその回数やフ
ューエルカット気筒数とは無関係にフェール判断がなさ
れる(第4の発明に相当)。
【0076】次に、効果を説明する。
【0077】(1)下記の検出条件、 設定時間Tm内に例外的フューエルカット制御要求の
回数である制御カウンタNが許容回数Nmに達した場合 例外的フューエルカット制御要求時に平均フューエル
カット気筒数Fo が設定気筒数Fi 以上である場合 限界時間t1 以上の継続時間による限界フューエルカ
ット制御要求時である場合 のうち1つでも満足すればTCSスロットル制御が異常
であるとする装置したため、フューエルカット制御側で
の制御要求状況の判断により早期にTCSスロットル制
御の異常が検出され、この早期異常検出によってエンジ
ンや排気系触媒の耐久性確保を図ることができる。又、
特別な装置を付加することなくスロットル制御のフェー
ル判断が行なえるため、コストの増加を防止することが
できる。
【0078】加えて、3つの異なる検出条件を併せて判
断し、最も早く検出条件を満足した時点でTCSスロッ
トル制御が異常であると検出されることで、様々なTC
Sスロットル制御の異常態様に対し異常検出の迅速性が
確保される。
【0079】(2)制限時間to 以上の継続時間による
例外的フューエルカット制御要求時、フューエルカット
例外制御カウンタNが許容回数Nmに達するまでは、フ
ューエルカット制御要求にしたがってフューエルカット
制御を実施する装置としたため、フューエルカット制御
による制御応答性を生かしながら、エンジンや排気系触
媒の耐久性確保を図ることができる。
【0080】(他の実施例)上記第1実施例では、制限
時間to を例えば、1secというように予め固定値で
与える例を示したが、図5に示すように、エンジン回転
数とスロットル開度とが大きくなるほど小さな値で与え
るようにしてもよい。
【0081】この場合、エンジン回転数とスロットル開
度とがフューエルカットによる未燃焼ガスの発生量を推
定する推定値となり、フューエルカットによる制御継続
可能な制限時間to を未燃焼ガスの発生程度に対し適切
に設定することができる。
【0082】上記第1実施例では、許容回数Nmを例え
ばNm=3というように予め固定値で与える例を示した
が、図6に示すように、エンジン回転数とスロットル開
度とが大きくなるほど小さな値で与えるようにしてもよ
いし、また、図7に示すように、TCS作動履歴α(=
ΣTCS作動時間/所定走行時間)が大きくなるほど小
さな値で与えるようにしてもよい。
【0083】この場合、エンジン回転数とスロットル開
度あるいはTCS作動履歴αがフューエルカットによる
未燃焼ガスの発生量を推定する推定値となり、フューエ
ルカット制御を制限時間to 以上継続する要求に応える
許容回数Nmを未燃焼ガスの発生程度に対し適切に設定
することができる。
【0084】以上、実施例を図面に基づいて説明してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではな
い。
【0085】例えば、実施例では第1トラクション制御
手段として、フューエルカット制御を行なう手段の例を
示したが、フューエルカットと点火時期の遅角の少なく
とも一方の制御を行なう手段であれば本発明を適用でき
る。
【0086】実施例では第2トラクション制御手段とし
てスロットル制御を行なう手段の例を示したが、差動制
限量を制御する手段,ブレーキ力を制御する手段,変速
機の変速比を制御する手段等、エンジンから駆動輪に至
る駆動系において外部からの指令により正の駆動力また
は負の駆動力(制動力)を可変に制御できる1つの手段
あるいは複数を組み合わせた手段であればよい。
【0087】実施例では3つの異なる異常検出条件を全
て含む例を示したが、3つの異なる異常検出条件の1つ
あるいは組み合わせられた2つの条件により第2トラク
ション制御手段の異常を検出するような例としてもよ
い。
【0088】実施例では、エンジン出力低減量を平均フ
ューエルカット気筒数により算出する例を示したが、点
火時期遅角制御の場合には、点火時期の遅角程度を用い
て算出することができる。
【0089】
【発明の効果】請求項1記載の第1の発明にあっては、
エンジン出力を低減する第1トラクション制御手段と他
の第2トラクション制御手段とが搭載された車両に適用
される車両用トラクション制御異常検出装置において、
第1トラクション制御の例外制御要求が所定時間内に所
定回数連続した場合、第2トラクション制御手段が異常
であると検出する第2トラクション制御異常検出手段を
設けた装置としたため、第1トラクション制御側での制
御要求状況の判断により早期に第2トラクション制御手
段の異常が検出され、この早期異常検出によってエンジ
ンや排気系触媒の耐久性確保を図ることができるという
効果が得られる。又、異常検知のため特別な装置を付加
することなく、制御入力のみで第2トラクション制御手
段の異常を検出できるため大幅なコストの増加なく異常
検出を行なうことができる。
【0090】請求項2記載の第2の発明にあっては、エ
ンジン出力を低減する第1トラクション制御手段と他の
第2トラクション制御手段とが搭載された車両に適用さ
れる車両用トラクション制御異常検出装置において、第
1トラクション制御の例外制御要求時に所定以上のエン
ジン出力低減量である場合、第2トラクション制御手段
が異常であると検出する第2トラクション制御異常検出
手段を設けた装置としたため、第1トラクション制御側
での制御要求状況の判断により早期に第2トラクション
制御手段の異常が検出され、この早期異常検出によって
エンジンや排気系触媒の耐久性確保を図ることができる
という効果が得られる。
【0091】請求項3記載の第3の発明にあっては、請
求項1または請求項2記載の車両用トラクション制御異
常検出装置において、燃料カットまたは点火時期遅角に
よるトラクション制御中の未燃焼ガス発生量推定値を検
出する未燃焼ガス発生量推定値検出手段を設け、制限時
間設定手段は、未燃焼ガス発生量推定値が大きいほど短
い制限時間に設定する手段としたため、上記効果に加
え、燃料カットまたは点火時期遅角による制御継続可能
な制限時間を未燃焼ガスの発生程度に対し適切に設定す
ることができるという効果が得られる。
【0092】請求項4記載の第4の発明にあっては、エ
ンジン出力を低減する第1トラクション制御手段と他の
第2トラクション制御手段とが搭載された車両に適用さ
れる車両用トラクション制御異常検出装置において、第
1トラクション制御を限界時間以上継続する限界制御要
求があった場合、第2トラクション制御手段が異常であ
ると検出する第2トラクション制御異常検出手段を設け
た装置としたため、第1トラクション制御側での制御要
求状況の判断により早期に第2トラクション制御手段の
異常が検出され、この早期異常検出によってエンジンや
排気系触媒の耐久性確保を図ることができるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用トラクション制御異常検出装置
を示すクレーム対応図である。
【図2】実施例の車両用トラクション制御異常検出装置
が適用された後輪駆動車の制御システム全体図である。
【図3】実施例装置のLSD/TCS/ABSコントロ
ーラで行なわれるフェールカット制御作動の流れを示す
フローチャートである。
【図4】実施例装置のLSD/TCS/ABSコントロ
ーラで行なわれるスロットル制御作動の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図5】制限時間を可変に設定する一例を示す図であ
る。
【図6】許容回数を可変に設定する一例を示す図であ
る。
【図7】許容回数を可変に設定する他の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
a 第1トラクション制御手段 b 第2トラクション制御手段 c 加速スリップ検出手段 d 第1トラクション制御要求判断手段 e 制限時間設定手段 f 例外制御要求判断手段 g 第2トラクション制御異常検出手段 h エンジン出力低減量算出手段 i 未燃焼ガス発生量推定値検出手段 j 限界時間設定手段 k 限界制御要求判断手段 m 第2トラクション制御異常検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F02D 45/00 345 F02D 45/00 345G 368 368Z (56)参考文献 特開 平6−108906(JP,A) 特開 平5−1613(JP,A) 特開 平4−54258(JP,A) 特開 平3−246335(JP,A) 特開 平6−93895(JP,A) 特開 平7−205684(JP,A) 実開 平4−42241(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 29/00 - 29/06 F02D 41/00 - 45/00 395 B60K 41/00 - 41/28

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料カットと点火時期遅角の少なくとも
    一方の制御によりエンジン出力を低減させる第1トラク
    ション制御手段と、第1トラクション制御手段とは異な
    る手法によりエンジンから駆動輪に伝達されるトラクシ
    ョンを低減させる第2トラクション制御手段とが搭載さ
    れ、両手段の併用によりトラクション制御を行なう車両
    において、 加速スリップを検出する加速スリップ検出手段と、 加速スリップ状態に基づき第1トラクション制御要求を
    判断する第1トラクション制御要求判断手段と、 燃料カットまたは点火時期遅角による制御継続可能な制
    限時間を設定する制限時間設定手段と、 第1トラクション制御要求が制限時間以上継続する要求
    内容かどうかを判断する例外制御要求判断手段と、 第1トラクション制御の例外制御要求が所定時間内に所
    定回数連続した場合、第2トラクション制御手段が異常
    であると検出する第2トラクション制御異常検出手段
    と、 を備えていることを特徴とする車両用トラクション制御
    異常検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両用トラクション制御
    異常検出装置において、 例外制御要求時にエンジン出力低減量を算出するエンジ
    ン出力低減量算出手段を設け、 第2トラクション制御異常検出手段は、第1トラクショ
    ン制御の例外制御要求時に所定以上のエンジン出力低減
    量である場合、第2トラクション制御手段が異常である
    と検出する手段であることを特徴とする車両用トラクシ
    ョン制御異常検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の車両用ト
    ラクション制御異常検出装置において、 燃料カットまたは点火時期遅角によるトラクション制御
    中の未燃焼ガス発生量推定値を検出する未燃焼ガス発生
    量推定値検出手段を設け、 前記制限時間設定手段は、未燃焼ガス発生量推定値が大
    きいほど短い制限時間に設定する手段であることを特徴
    とする車両用トラクション制御異常検出装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の車両において、 加速スリップを検出する加速スリップ検出手段と、 加速スリップ状態に基づき第1トラクション制御要求を
    判断する第1トラクション制御要求判断手段と、 燃料カットまたは点火時期遅角による制御継続時間が正
    常時にあり得ない限界時間を設定する限界時間設定手段
    と、 第1トラクション制御要求が限界時間以上継続する要求
    内容かどうかを判断する限界制御要求判断手段と、 第1トラクション制御を限界時間以上継続する限界制御
    要求があった場合、第2トラクション制御手段が異常で
    あると検出する第2トラクション制御異常検出手段と、 を備えていることを特徴とする車両用トラクション制御
    異常検出装置。
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