JPH07259592A - 車両制御装置 - Google Patents

車両制御装置

Info

Publication number
JPH07259592A
JPH07259592A JP6054112A JP5411294A JPH07259592A JP H07259592 A JPH07259592 A JP H07259592A JP 6054112 A JP6054112 A JP 6054112A JP 5411294 A JP5411294 A JP 5411294A JP H07259592 A JPH07259592 A JP H07259592A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
abs
throttle
brake
control system
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6054112A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Hosokawa
健司 細川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP6054112A priority Critical patent/JPH07259592A/ja
Publication of JPH07259592A publication Critical patent/JPH07259592A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンのスロットルバルブを制御するスロ
ットル制御システムと、特定状態時に作動しブレーキ力
を制御するブレーキ制御システムとを通信接続して、こ
れらのシステムを十分に機能させ、より高度な安全性を
実現しようとすることを目的とする。 【構成】 エンジンのスロットルバルブを制御するスロ
ットル制御システムと、特定状態時に作動しブレーキ力
を制御するブレーキ制御システムとを備えた車両制御装
置において、前記ブレーキ制御システムは、その動作時
に動作信号を前記スロットル制御システムに送信し、前
記スロットル制御システムは、該動作信号を受信する
と、前記スロットルバルブを全閉状態に制御することを
特徴とする車両制御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の走行状態を制
御する車両制御装置に係り、詳しくは制動時における車
両制御を適切に行い、良好な制動特性を得る事が出来る
様にした車両制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の制御の電子化が進み、多
くの制御装置が自動車に搭載されている。例えば、エン
ジンにおける吸入空気量を規定するスロットルバルブの
開度(スロットル開度)を車両の状態に応じて制御する
スロットル制御システムや、ブレーキ力を車両状態に応
じて制御するブレーキ制御システム等がある。
【0003】スロットル制御システムは、スロットルバ
ルブをステッパモータ等で駆動するよう構成されてお
り、車両の状態に応じてそのステッパモータ等をコンピ
ュータを用いて制御する事により、スロットルバルブの
開度を制御するものである。そして、通常はアクセルの
踏み込み量に略比例してスロットル開度を増減する制御
を行い、又特殊な制御、例えば定速走行制御時において
は実際の走行速度と設定速度の差に応じてスロットルバ
ルブの開度を増減する制御等も行っている。
【0004】ブレーキ制御システムは、車両状態に応じ
てブレーキ油圧を増減し、ブレーキ力を制御するように
構成されている。 例えば、雨で濡れた路面や凍結した
路面のような、滑り易い路面状態で急ブレーキをかける
と、タイヤがロックし易くなる。一般的にタイヤがロッ
クされると、それが前輪であれば、ステアリング操作が
不可能となる。もし、後輪であれば車両が不安定とな
り、特に横からの力に対して不安定な状態となる等の不
具合が発生し易くなる。これらの不具合を解消するため
に車輪(タイヤ)の滑り状態に応じてブレーキ力を制御
するアンチロックブレーキシステム(ABS)が開発さ
れ普及してきた。
【0005】ABS搭載の自動車は、前記のような路面
状態で急ブレーキをかけても、車輪がロックしないよう
にブレーキ油圧を増減して、タイヤ(各四輪)と路面と
のスリップ率を望ましい値に維持し、安定にしかも素早
く車両を停止させるようにコンピュータによる電子制御
が行われる。しかるに、現状ではABSとスロットル制
御システムは、独立したシステムでそれぞれの制御シス
テムは無関係に動作している。
【0006】
【発明が解決しょうとする課題】従って、ABS作動中
に通常は行わない異常な操作が行われた場合、(ブレー
キ操作中に於けるアクセルの同時操作)又、スロットル
制御システムのセンサ装置の故障等により、スロットル
開度が増加し、駆動力の増加に伴いブレーキ動作に支障
を来すことがある。 この様な場合においても、自動車
はブレーキの制動力がエンジンの駆動力より強く設定さ
れており、停車させるための最低限の安全性は確保され
ている。 しかし、この様な場合には、ABSが効果的
に機能しておらず、その性能を十分に発揮していない。
【0007】本発明は、この様な状況下においても、A
BSを十分に機能させ、より高度な安全性を実現しよう
とすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するために、エンジンのスロットルバルブを制御す
るスロットル制御システムと、特定状態時に作動しブレ
ーキ力を制御するブレーキ制御システムとを備えた車両
制御装置において、前記ブレーキシステムは、その動作
時に動作信号を前記スロットル制御システムに送信し、
前記スロットル制御システムは、該動作信号を受信する
と、前記スロットルバルブを全閉状態に制御することを
特徴とする。
【0009】
【作用】ブレーキ制御システム動作時には、ブレーキ制
御システムからスロットル制御システムに動作信号が送
信され、スロットル制御システムは該動作信号を受信す
るとスロットルバルブを全閉状態にする。従って、ブレ
ーキ制御システム動作中はスロットルバルブは全閉状態
に保たれる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示した車両制御
装置の構成図である。1は電子スロットル制御マイコン
で、アクセル開度センサ8からのアクセル開度情報、そ
して自車の走行状況や他の制御システムからの動作情報
を取り込んで所定の演算を行い、そしてステッパモータ
7に駆動信号を出してスロットルバルブ10の開度を制
御している。
【0011】2はトラクション制御システムで、雪道等
の発進加速時、過剰な駆動力によるホイルスピーンを抑
え車両の方向安定性、駆動力を確保するシステムであ
り、適切な駆動力を発生するために電子スロットル制御
マイコン1にスロットルバルブ開度を指示する信号を出
力する。3はトランスミッション制御システムであり、
車速とスロットルバルブ開度等に応じてトランスミッシ
ョンの変速比切替え及びロックアップクラッチの作動に
関する制御をマイコンにより行うものであり電子スロッ
トル制御マイコン1からスロットルバルブの開度を指示
する信号を受信する。
【0012】4は定速走行システムで、走行時の車両情
報として車速信号を取り込み、希望車速を設定すると、
自動的にスロットルバルフ開度を調整して走行速度を一
定に制御する装置であリ、電子スロットル制御マイコン
1にスロットルバルブ開度を指示する信号を出力する。
5はエンジンの回転状態や冷却水の水温、車の速度、電
気回りの負荷の状況等検出する各種センサで、これらの
センサ5からの情報は電子スロットル制御マイコン1に
送信される。
【0013】6はABSの制御を行うABSマイコン
で、又、ABSマイコン6はABSの制御を行うと共に
その動作情報を電子スロットル制御マイコンヘ伝えてい
る。そして、ABSマイコン6は、各車輪に設けた車輪
速センサ11からの車輪速を入力して、各車輪の滑り状
態を検出し、ブレーキ油圧を制御するアクチュエータ1
2を制御して、ブレーキ力を制御する。
【0014】次に、図3のABSマイコン6の処理を示
すフローチャートによってABSマイコン6の動作につ
いて説明する。自動車のエンジンが始動するとABSマ
イコン6の処理が開始され、その後は随時実行される。
ステップS1では、ブレーキ機能が動作しているか否
か、つまりブレーキペタルが踏まれているか否かを判別
し、動作をしていればステップS2に移り、又ブレーキ
が作動していなければ処理を終える。尚、この判別はブ
レーキランプへの電源供給状况を監視することで行え
る。
【0015】ステップS2では、ABS制御に必要な走
行情報、例えば車輪速等車輪速センサ等より入力する。
次に、ステップS3でABS制御を開始する条件が成立
しているか判定する。この条件は、例えば車速が所定速
度以上である等の条件である。そしてこの条件が成立し
ていればステップS4に進みこの条件が成立していなけ
れば処理を終了する。
【0016】ステップS4ではステップS2で取り入れ
た走行情報の演算処理を行い、ブレーキ油圧を制御する
アクチュエータ12の制御値を算出する。ステップS5
では電子スロットル制御マイコン1にABS制御が行わ
れている旨の信号であるABS作動情報を出力する。そ
して、ステップS6ではアクチュエータ12にステップ
S4で算出した制御値を出力し処理を終える。
【0017】次に、電子スロットル制御マイコン1の動
作について図4のフローチャートにより説明する。この
処理は自動車のエンジンが動作中に随時繰り返し行われ
る。ステップS11では、ABS作動情報が入力されて
いるか否かを判定し、ABSの作動情報が入力されてい
なければステップS13の通常動作の処理(アクセル開
度情報や他の制御システムからの動作情報に応じたスロ
ットルバルブの開度制御)を行い処理を終える。また、
ABSの作動情報が入力されていると、ステップS12
に移り、スロットル全閉の処理を行い処理を終える。
【0018】図2は、t1 の時点でブレーキを踏み込ん
で自動車を停止させようとしている自動車の各部の状態
を示すタイミングチャートである。時刻t1でブレーキ
を踏み込んだ場合、通常であればアクセルを踏んでいた
足をペタルから放してブレーキを踏むので、ブレーキ動
作はONになりアクセル踏込量は小になるため、従来の
車両制御装置であっても、又本実施例の車両制御装置で
もスロットル開度は全閉となり車速はP3で示す実線の
ように自動車はスムーズに停止する。
【0019】しかし、通常は行わない異常な操作が行わ
れた場合(アクセルとブレーキの同時操作や装置の故障
による)は、従来の車両制御装置ではABSマイコンか
らの動作情報が電子スロットル制御マイコン1に入力さ
れていなかったためにABS作動中にスロットル開度が
増加したり、或いは減少させても全閉状態には至らな
い。従ってスロットル開度大のままブレーキ動作はON
になって自動車を停止させようとするために、制動距離
が延びたり、又ブレーキやエンジン駆動機構などにスト
レスが加わり好ましくない現象が発生する。
【0020】これに対して、通常は行わない異常な操作
が行われた場合においても、本実施例による車両制御装
置ではABSマイコン6からの動作情報によって電子ス
ロットル制御マイコン1がスロットルバルブ10を全閉
方向に制御し、スロットル開度はP1に示すように全閉
となる。従って、この様な異常な場合においてもP3に
示すように自動車をスムーズに停止できる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればエ
ンジンのスロットルバルブを制御するスロットル制御シ
ステムと、特定状態時に作動しブレーキ力を制御するブ
レーキ制御システムとを備えた車両制御装置において、
前記ブレーキ制御システムは、その動作時に動作信号を
前記スロットル制御システムに送信し、前記スロットル
制御システムは、該動作信号を受信すると、前記スロッ
トルバルブを全閉状態に制御するので、ブレーキ制御シ
ステム動作時にスロットルが開くのが防止され、駆動輪
に不必要な駆動力が懸かって制動距離が延びたり、ブレ
ーキやエンジン駆動機構等にストレスが加わる等の好ま
しくない現象を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】 本発明の実施例の動作を示すタイムチャート
である。
【図3】 ABSマイコン11の行う処理を示すフロー
チャートである。
【図4】 電子スロットル制御マイコン1の行う処理を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・・・・電子スロットル制御マイコン 2・・・・・・トラクション制御システム 3・・・・・・トランスミッション制御システム 4・・・・・・定速走行システム 5・・・・・・各種センサ 6・・・・・・ABSマイコン 7・・・・・・ステッパモータ 8・・・・・・アクセル開度センサ 9・・・・・・スロットル開度センサ 10・・・・・・スロットルバルブ 11・・・・・・各四輪車輪速センサ 12・・・・・・アクチュエータ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 45/00 312 M

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンのスロットルバルブを制御する
    スロットル制御システムと、特定状態時に作動しブレー
    キ力を制御するブレーキ制御システムとを備えた車両制
    御装置において、 前記ブレーキ制御システムは、その動作時に動作信号を
    前記スロットル制御システムに送信し、 前記スロットル制御システムは、該動作信号を受信する
    と、前記スロットルバルブを全閉状態に制御することを
    特徴とする車両制御装置。
JP6054112A 1994-03-24 1994-03-24 車両制御装置 Withdrawn JPH07259592A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6054112A JPH07259592A (ja) 1994-03-24 1994-03-24 車両制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6054112A JPH07259592A (ja) 1994-03-24 1994-03-24 車両制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07259592A true JPH07259592A (ja) 1995-10-09

Family

ID=12961518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6054112A Withdrawn JPH07259592A (ja) 1994-03-24 1994-03-24 車両制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07259592A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017155685A (ja) * 2016-03-03 2017-09-07 マツダ株式会社 エンジンの制御装置
CN109291898A (zh) * 2017-07-24 2019-02-01 大陆泰密克汽车系统(上海)有限公司 控制方法、电子手刹制动系统、机动车
CN109383504A (zh) * 2017-08-07 2019-02-26 五十铃自动车株式会社 行驶控制装置、车辆及行驶控制方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017155685A (ja) * 2016-03-03 2017-09-07 マツダ株式会社 エンジンの制御装置
CN109291898A (zh) * 2017-07-24 2019-02-01 大陆泰密克汽车系统(上海)有限公司 控制方法、电子手刹制动系统、机动车
CN109291898B (zh) * 2017-07-24 2021-06-08 大陆泰密克汽车系统(上海)有限公司 控制方法、电子手刹制动系统、机动车
CN109383504A (zh) * 2017-08-07 2019-02-26 五十铃自动车株式会社 行驶控制装置、车辆及行驶控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1134855A (ja) 電気駆動装置を備えた車両のブレーキ装置の制御方法および装置
WO2017036492A1 (en) A method and a system for controlling vehicle speed
EP1283341B1 (en) A vehicle speed control system
JP2002264791A (ja) 動力式ブレーキシステム
JP2000344084A (ja) 車輌用トラクション制御装置
JPH05270385A (ja) 電気自動車の制動制御装置
JPH07259592A (ja) 車両制御装置
JP2008024027A (ja) 車両の制動力制御装置
JPH035344B2 (ja)
JP2001163209A (ja) 4輪駆動車のトルク可変配分制御システム
JP3219795B2 (ja) 車両のアンチスキッドブレーキ装置
JPS5918251A (ja) アンチロック装置を備えた自動車の駆動力制御装置
JPS5918054A (ja) 自動車用ブレ−キ制御装置
JP3301270B2 (ja) オートクルーズ制御方法
JP2803316B2 (ja) 4輪駆動式自動車
JP4306527B2 (ja) 車両用ブレーキ制御装置
JP3651127B2 (ja) 車両挙動制御装置
KR100391675B1 (ko) 대형 차량의 브레이크 장치
JPH04303041A (ja) 車両の制動制御装置
JPH04208666A (ja) 車両のアンチスキッドブレーキ装置
JP2863292B2 (ja) 車両のアンチスキッドブレーキ装置
JPH0891188A (ja) 車両の補助ブレーキ制御装置
JP2000050409A (ja) 車両の制動装置
KR20240025101A (ko) 전기 차량의 제어 장치 및 방법
JPH0747948A (ja) アンチスキッドブレーキ制御およびトラクションコントロール方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010605