JPH10288061A - トラクションコントロール装置 - Google Patents

トラクションコントロール装置

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JPH10288061A
JPH10288061A JP9102236A JP10223697A JPH10288061A JP H10288061 A JPH10288061 A JP H10288061A JP 9102236 A JP9102236 A JP 9102236A JP 10223697 A JP10223697 A JP 10223697A JP H10288061 A JPH10288061 A JP H10288061A
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fuel cut
engine
torque
slip ratio
fuel
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Hiroki Sasaki
博樹 佐々木
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K28/00Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions
    • B60K28/10Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions responsive to conditions relating to the vehicle 
    • B60K28/16Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions responsive to conditions relating to the vehicle  responsive to, or preventing, skidding of wheels
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/008Controlling each cylinder individually
    • F02D41/0087Selective cylinder activation, i.e. partial cylinder operation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W2510/00Input parameters relating to a particular sub-units
    • B60W2510/06Combustion engines, Gas turbines
    • B60W2510/068Engine exhaust temperature

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  • Transportation (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラクションコントロール装置において、フ
ューエルカットによるエンジンの過熱を防止するととも
に、エンジンの出力変動が運転者に与える違和感を少な
くする。 【構成】 演算されたスリップ率Sがしきい値SLを越
えて上昇するトルクダウン要求時を判定するトルクダウ
ン要求時判定手段と、トルクダウン要求時に少なくとも
一部の気筒への燃料供給を停止するフューエルカット手
段とを備えるトラクションコントロール装置において、
エンジンの高回転高負荷時を検出し、エンジンの高回転
高負荷時にしきい値SLを高める構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車輪の駆動力を制御
して車輪のスリップを抑制するトラクションコントロー
ル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このようなトラクションコントロール装
置として、例えば特開平4ー295146号、1ー22
7830号公報に開示されたものがある。
【0003】これらの装置では、駆動輪および従動輪等
の回転数を検出して駆動輪と路面間のスリップ率を算出
し、スリップ率が設定値より大きいときは、そのスリッ
プ率に基づくトルクダウン要求にしたがってエンジンの
所定数の気筒の燃料をカットすることによって、過大な
駆動力の発生によって車両がスリップ状態に入ったとき
に、駆動力を速やかに減少させてスリップを効果的に抑
制し、運転性能を向上させている。
【0004】ところで、エンジンの一部気筒に供給され
る燃料がカットされると、そのフューエルカット気筒か
らの新気と燃料をカットしてない気筒からの未燃分を含
む排気ガスとが、排気系の触媒に入って、エンジンの運
転条件によっては、燃焼によって触媒コンバータの温度
が許容レベル以上に上昇して、触媒コンバータの劣化を
招きかねない。
【0005】このため、図7に示すように、フューエル
カットの継続時間を制限すると共に、フューエルカット
後に禁止時間を設定することによって、フューエルカッ
ト制御が繰り返されたときにも、触媒コンバータの温度
が許容レベル以上に上昇しないように制御している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のシステムにおいて、例えば車両が雪道を走行
する場合等に、駆動輪のスリップ率が大きく、通常フュ
ーエルカットモードだけではスリップが抑制されないと
きでも、フューエルカット要求が設定値を越えると、全
気筒の燃料供給が再開されることにより、触媒コンバー
タの温度が許容レベルより抑えられるものの、エンジン
の発生トルクが低下せず、駆動輪のスリップが抑制され
ないという問題点があった。
【0007】これに対処して、本出願人により特願平7
−154755号として提案されたものは、従来システ
ムにおいてフューエルカットが禁止される運転条件で
も、フューエルカットが行われる気筒数を増やしてフュ
ーエルカットを継続する構成により、触媒コンバータ等
に発生する反応熱を抑制して耐熱性を維持しつつ、エン
ジンの発生トルクを低下させるようになっている。
【0008】しかしながら、エンジンの高回転高負荷運
転時にフューエルカットが行われる気筒数を増やしてフ
ューエルカットを継続すると、エンジンの冷却水温度が
上昇したり、エンジンの排気温度が上昇する可能性があ
る。
【0009】また、フューエルカットが行われる気筒数
を増やしてフューエルカットを継続すると、スリップ率
が大幅に変動するハンチングを起こす可能性がある。す
なわち、多気筒の燃料噴射がカットされると、スリップ
率が急減して駆動輪がグリップする状態となる一方、多
気筒の燃料噴射が再開されると、スリップ率が急増して
駆動輪がスリップする状態となり、車両の加速、減速が
繰り返されるという問題が考えられる。
【0010】この発明は、このような問題点に鑑みて為
され、トラクションコントロール装置において、フュー
エルカットによるエンジンの過熱を防止するとともに、
エンジンの出力変動が運転者に与える違和感を少なくす
ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のトラク
ションコントロール装置は、車両の駆動輪の回転状態を
検出する駆動輪回転状態検出手段と、検出された駆動輪
の回転状態に基づいて駆動輪と路面間のスリップ率Sを
演算するスリップ率演算手段と、演算されたスリップ率
Sがしきい値SLを越えて上昇するトルクダウン要求時
を判定するトルクダウン要求時判定手段と、トルクダウ
ン要求時に少なくとも一部の気筒への燃料供給を停止す
るフューエルカット手段と、エンジンの負荷を検出する
負荷検出手段と、エンジンの負荷が所定値以上の運転条
件でしきい値SLを高める目標スリップ率補正手段とを
備えるものとした。
【0012】請求項2に記載のトラクションコントロー
ル装置は、請求項1に記載の発明において、前記エンジ
ンの回転数を検出する回転数検出手段と、エンジンの回
転数が所定値以上に上昇する運転条件でしきい値SLを
高める目標スリップ率補正手段を備えるものとした。
【0013】請求項3に記載のトラクションコントロー
ル装置は、請求項2に記載の発明において、前記高回転
高負荷状態の時間CONTを計測する手段と、計測され
た時間CONTが長くなるのにしたがってしきい値SL
を大きくする設定手段とを備えるものとした。
【0014】
【発明の作用および効果】請求項1に記載のトラクショ
ンコントロール装置において、トルクダウン要求時に少
なくとも一部の気筒への燃料供給を停止するフューエル
カットを行うことによって、エンジンの発生トルクを低
減して、駆動輪のスリップを抑制する。
【0015】駆動輪のスリップが発生したかどうかを判
定するしきい値SLをエンジンの高負荷時に高める構成
により、高負荷時におけるフューエルカットを制限し、
エンジンの排気温度が過度に上昇することを抑制でき
る。さらに、フューエルカットによるスリップ率Sの変
動が運転者に違和感を与えることなく、トラクションコ
ントロールを終了させることができる。
【0016】請求項2に記載のトラクションコントロー
ル装置において、エンジンの回転数が所定値以上に上昇
する高回転時でしきい値SLを高める構成により、フュ
ーエルカットを制限する。これにより、エンジンの排気
温度が過度に上昇することを抑制できる。さらに、フュ
ーエルカットによるスリップ率Sの変動が運転者に違和
感を与えることなく、トラクションコントロールを終了
させることができる。
【0017】請求項3に記載のトラクションコントロー
ル装置において、高回転高負荷時にフューエルカットが
連続して行われる時間CONTに応じてしきい値SLを
高める構成により、フューエルカットが行われる領域を
拡大し、エンジンが過熱されることを防止しながら駆動
輪のスリップを抑制することができる。さらに、フュー
エルカットによるスリップ率Sの変動が運転者に違和感
を与えることなく、トラクションコントロールを終了さ
せることができる。
【0018】
【実施形態】以下、本発明の実施形態を図面に基づいて
説明する。
【0019】図1において、20は車両に搭載されるエ
ンジンである。エンジン20の動力は、変速機27から
駆動軸を介して駆動輪28に伝達される。
【0020】吸入空気はエアクリーナ21から吸気管2
2、スロットルチャンバ23を経てインテークマニホー
ルドの各ブランチから各気筒に供給され、燃料は各気筒
毎に設けられた燃料インジェクタ24により、各吸気ポ
ートに向け噴射されて吸入空気と混合される。
【0021】気筒内の混合気は点火プラグの放電によっ
て着火、燃焼する。排気は排気管25を通して外部に排
出される。排気管25の途中には触媒コンバータ26が
設置され、三元触媒を介して排気中のHC、COを酸化
するとともに、NOxを還元する。
【0022】スロットルチャンバ23には、アクセルペ
ダルによって開閉駆動されるスロットルバルブ30が介
装される。スロットルバルブ30の開度はスロットルセ
ンサ32により検出され、吸入空気の流量はエアフロー
メータ34により検出され、エンジン20の回転数NE
はクランク角センサ35により検出される。エンジン2
0の冷却水の温度は水温センサ36により検出され、排
気中の酸素濃度は酸素センサ37により検出される。触
媒コンバータ26の触媒床温度は触媒床温度センサ38
により検出される。
【0023】車両の駆動輪28の回転数は駆動輪速度セ
ンサ40により検出され、従動輪41の回転数は従動輪
速度センサ42により検出される。この場合、左右の駆
動輪28、左右の従動輪41の平均回転数が検出され
る。
【0024】各センサ32,34〜38,40,42か
らの信号は、マイクロコンピュータからなるコントロー
ルユニット45に入力される。
【0025】コントロールユニット45は、入力された
各信号に基づいて、エンジン20の燃料インジェクタ2
4の燃料噴射制御および車両のトラクションコントロー
ルを行う。
【0026】図2に示すように、コントロールユニット
45は、スロットルセンサ32の検出信号を入力するス
ロットル開度検出部61と、クランク角センサ35の検
出信号を入力するエンジン回転数検出部62と、エアフ
ローメータ34の検出信号を入力する吸入空気量検出部
63と、検出部されたエンジン回転数NEと吸入空気量
Qを基に基本燃料噴射パルス幅Tpを算出する基本燃料
噴射パルス幅算出部64と、燃料噴射パルス幅演算部6
5と、インジェクタ24に燃料噴射パルス信号を出力す
る駆動回路66とを備える。
【0027】燃料噴射制御は、検出された吸入空気量Q
aとエンジン回転数NEとに基づいて基本噴射量Tpを Tp=K・Qa/N ‥‥(1) ただし、K;定数 なる式から演算した後、この基本噴射量Tpを検出され
た冷却水温Tw、スロットル開度TVO、排気中の酸素
濃度等に基づいて次式のように補正し、燃料噴射量Ti
を演算する。
【0028】 Ti=Tp×(1+KTW+KAS+KAI+KACC+KDEC)×KFC+TS ‥‥(2) ただし、KTW;水温増量補正係数 KAS;始動および始動後増量補正係数 KAI;アイドル後増量補正係数 KACC;加速補正係数 KDEC;減速補正係数 KFC;フューエルカット補正係数 TS;バッテリ電圧補正分 この演算された燃料噴射量Tiに対応するパルス信号を
各燃料インジェクタ25に出力し、燃料噴射制御を行
う。
【0029】コントロールユニット45は、図2に示す
ように、車輪速度センサ40,42の検出信号を入力す
る車輪速検出部51と、従動輪41と駆動輪28の回転
速度比を演算する車輪速比演算部52と、従動輪41と
駆動輪28の回転速度比を基に駆動輪28のスリップ率
を演算するスリップ率演算部53と、スリップ率に応じ
てエンジン20のトルクダウン要求量を演算するトルク
ダウン要求量演算部54と、トルクダウン要求量に応じ
たトルクダウン制御信号を出力するトルクダウン制御信
号出力部55とを有する。
【0030】図3のフローチャートは、駆動輪28のス
リップ発生時にトルクダウン要求量を演算するジョブと
して処理されるルーチンを示しており、コントロールユ
ニット45において一定周期毎に実行される。
【0031】これについて説明すると、まず、ステップ
1で駆動輪速度(左右の平均値)VDWを読み込み、ステ
ップ2で従動輪速度(左右の平均値)VPWを読み込み、
ステップ3でスリップ率Sを次式にしたがって演算す
る。
【0032】 S=(VDW−VPW)/VPW ‥‥(3) このスリップ率Sが設定値より大きいときに、駆動輪2
8にスリップが発生したものと判定し、ステップ5に進
んでスリップ率Sにしたがってトルクダウン要求量Dを
設定すると共に、ステップ6でトルクダウン要求フラグ
TDに1をセットする。
【0033】一方、スリップ率Sが設定値より小さいと
きに、駆動輪28にスリップが発生していないものと判
定し、ステップ7に進んでトルクダウン要求量Dを0に
設定すると共に、ステップ6でトルクダウン要求フラグ
TDに0をセットする。
【0034】コントロールユニット45は、図2に示す
ように、トルクダウン要求気筒カット数算出部56に、
トルクダウン要求時に一部の気筒への燃料供給を停止す
る通常フューエルカットモードと、通常フューエルカッ
トモード域より多い気筒数への燃料供給を停止する多気
筒フューエルカットモードを設定するフューエルカット
モードが予めを設定される。コントロールユニット45
は、こうしてインジェクタ24からの燃料供給をカット
する気筒数を算出するトルクダウン要求気筒カット数算
出部56と、各フューエルカットモードに入ってからの
経過時間を算出するフューエルカット継続時間カウンタ
部57と、各フューエルカットモードに入ってからの経
過時間に応じて通常フューエルカットモードと多気筒フ
ューエルカットモードを切換えるフューエルカット気筒
数判断部58と、エンジン20の運転が停止してしまわ
ないようにフューエルカットを指令するフューエルカッ
ト可否判定部59とを有する。
【0035】図4、図5のフローチャートは、駆動輪2
8のスリップ発生時にトルクダウン制御を行うジョブと
して処理されるルーチンを示しており、コントロールユ
ニット45において一定周期毎に実行される。
【0036】これについて説明すると、まず、ステップ
11でトルクダウン要求がある(TD=1)かどうかを
判定する。
【0037】トルクダウン要求フラグTD=1のとき、
ステップ12に進んで、通常フューエルカットモード中
と多気筒フューエルカットモード中のいずれであるかを
判定する。
【0038】通常フューエルカットモード中である(F
M=0)と判定された場合、ステップ13に進んで通常
フューエルカットモード経過時間JFCONを計測し、
ステップ14で計測された通常フューエルカットモード
経過時間JFCONが、最長経過時間設定値FCMAX
(例えば1秒)未満かどうかを判定する。
【0039】通常フューエルカットモード最長経過時間
設定値FCMAX未満と判定された場合、ステップ15
に進んで、通常フューエルカットモードで設定される所
定の気筒の燃料インジェクタ24からの燃料噴射がカッ
トされる。
【0040】こうして通常フューエルカットモードで設
定される所定の気筒の燃料インジェクタ24からの燃料
噴射がカットされることにより、エンジン20の発生ト
ルクが低減され、駆動輪28のスリップが抑制される。
【0041】一方、駆動輪28のスリップ率が大きく、
トルクダウン要求が長時間にわたるときは、通常フュー
エルカットモードを中止して多気筒フューエルカットモ
ードに移行する。すなわち、ステップ14で計測された
通常フューエルカットモード経過時間JFCONが、最
長経過時間設定値FCMAX以上になったことを判定す
ると、ステップ16でモード判定フラグFM=1とし
て、ステップ17以降の多気筒フューエルカットモード
に移行する。
【0042】ステップ17では多気筒フューエルカット
モード経過時間JTFCTIを計測し、ステップ18で
多気筒フューエルカットモードの最長経過時間設定値T
FCTIMを次式で算出する。
【0043】 TFCTIM=FCMAX×FCRATE ‥‥(4) ただし、FCRATEは図6に示すマップに基づきエン
ジン負荷とエンジン回転数NEに応じて設定される時間
比である。このマップには、エンジン20の回転が低
く、エンジン20の負荷が低いときほど、FCRATE
が小さくなるように設定されている。
【0044】続いてステップ19で計測された多気筒フ
ューエルカットモード経過時間JTFCTIが、最長経
過時間設定値TFCTIM未満かどうかを判定する。
【0045】多気筒フューエルカットモード経過時間J
TFCTIが、最長経過時間設定値TFCTIM未満と
判定された場合、ステップ20に進んで、多気筒フュー
エルカットモードで設定される所定の気筒の燃料インジ
ェクタ24からの燃料噴射がカットされる。この多気筒
フューエルカットモードでは、8気筒を備えるエンジン
20の場合、例えば6気筒分の燃料噴射がカットされ
る。
【0046】多気筒フューエルカットモード経過時間J
TFCTIが、最長経過時間設定値TFCTIM以上に
なったことを判定した場合、ステップ21に進んで、各
フューエルカットモード経過時間JFCON、JTFC
TIをそれぞれクリアするとともに、モード判定フラグ
FM=0に設定する。これにより、再び通常フューエル
カットモードで設定される所定の気筒の燃料インジェク
タ24からの燃料噴射がカットされ、エンジン20の発
生トルクが継続して低減され、駆動輪28のスリップが
抑制される。
【0047】なお、ステップ11でトルクダウン要求が
ない(TD=0)と判定された場合、ステップ22以降
のルーチンに進んで通常フューエルカットモード経過時
間JFCONないしは多気筒フューエルカットモード経
過時間JTFCTIを計測して、トルクダウン要求が再
び有った場合に、通常フューエルカットモード経過時間
JFCONないしは多気筒フューエルカットモード経過
時間JTFCTIが最長経過時間設定値FCMAX、T
FCTIMを越えないように制御される。
【0048】トルクダウン要求がない間に、ステップ2
7で多気筒フューエルカットモード経過時間JTFCT
Iが、最長経過時間設定値TFCTIM以上になったこ
とを判定した場合、ステップ29に進んで、各フューエ
ルカットモード経過時間JFCON、JTFCTIをそ
れぞれクリアするとともに、モード判定フラグFM=0
に設定する。
【0049】図7に従来のシステムによる制御例と本シ
ステムによる制御例をそれぞれ示している。
【0050】従来のシステムにおいて、駆動輪28のス
リップ率が大きく、通常フューエルカットモードだけで
はスリップが抑制されないときでも、トルクダウン要求
が最長経過時間設定値FCMAXを越えると、全気筒の
インジェクタ24からの燃料噴射が再開される。これに
より、触媒コンバータ26に導かれる排気ガス中の未燃
焼HC量が減少し、触媒コンバータ26に発生する反応
熱を抑制して触媒コンバータ26の耐熱性を維持するも
のの、エンジン20の発生トルクが低下することなく、
駆動輪28のスリップが抑制されない。
【0051】本システムにおいて、駆動輪28のスリッ
プ率が大きく、トルクダウン要求が最長経過時間設定値
FCMAXを越えると、通常のフューエルカットモード
から多気筒フューエルカットモードに切換えられ、イン
ジェクタ24からの燃料噴射がカットされる気筒数が増
やされる。
【0052】インジェクタ24からの燃料噴射がカット
される気筒数が増やされると、燃料噴射がカットされる
気筒からの新気量が増えることにより、触媒コンバータ
26に導かれる排気ガスの温度が低下するとともに、燃
料噴射がカットされない気筒数が減ることにより、触媒
コンバータ26に導かれる未燃焼HC量が減少し、触媒
コンバータ26に発生する反応熱を抑制する。このよう
に従来システムにおいてインジェクタ24からのフュー
エルカットが禁止される運転条件で、フューエルカット
が行われる気筒数を増やしてフューエルカットを継続す
ることにより、触媒コンバータ26に発生する反応熱を
抑制して触媒コンバータ26の耐熱性を維持しつつ、エ
ンジン20の発生トルクが低下し、例えば車両の雪道走
行時にも駆動輪28のスリップが効果的に抑制される。
【0053】多気筒フューエルカットモード経過時間J
TFCTIが、最長経過時間設定値TFCTIM以上に
なった場合、再び通常フューエルカットモードで設定さ
れる所定の気筒の燃料インジェクタ24からの燃料噴射
がカットされる。これにより、エンジン20の発生トル
クが継続して低減され、駆動輪28のスリップが効果的
に抑制される。
【0054】図6のマップに示すように、エンジン20
の回転が低く、エンジン20の負荷が低いときほど、F
CRATEが小さくなるように設定されることにより、
多気筒フューエルカットモードの最長経過時間設定値T
FCTIMが短くなる。これにより、エンジン20の排
気温度の低い低速低負荷域等に、触媒コンバータ26の
温度が許容レベルを越える心配なく、通常フューエルカ
ットモードによるフューエルカットが継続され、その継
続によって駆動輪28のスリップが要求通りに抑制され
る。すなわち、トルクダウンの要求頻度が高く、エンジ
ン20の排気温度が低い低速低負荷域では、最長経過時
間TFCTIが比較的短く設定されるため、通常フュー
エルカットが行われる頻度を増やして、運転者に過度の
減速感を与えないようにトルクダウンを適正にはかるこ
とができる。
【0055】また、エンジン20の回転および負荷が高
いときは、多気筒フューエルカットモードの最長経過時
間設定値TFCTIMが長くなり、排気温度の高い高回
転高負荷域に、触媒コンバータ26の温度が許容レベル
を越えることが確実に防止される。この場合、多気筒フ
ューエルカットが行われる頻度を増えて、運転者に過度
の減速感を与える可能性があるが、触媒コンバータ26
の耐熱性を確保することが優先される。
【0056】多気筒フューエルカットモード中に一旦ト
ルクダウン要求が無くなった後で、多気筒フューエルカ
ットモード経過時間JTFCTIが最長経過時間設定値
TFCTIMを越えない間に、再びトルクダウン要求が
有った場合に、多気筒フューエルカットが行われる。こ
の結果、例えば車両が雪道を走行してトルクダウン要求
が断続的にあった場合に、多気筒フューエルカットモー
ドによるフューエルカットが行われた後にあまり時間を
置かずに通常フューエルカットモードによるフューエル
カットが行われることが回避され、触媒コンバータ等の
耐熱性を確保することができる。
【0057】このように、エンジン20の運転条件に対
応してフューエルカットが行われる気筒数を制御して、
トラクションコントロールが行われる運転範囲を拡大す
ることができる。
【0058】図8に本システムによる制御例を示してい
る。通常のフューエルカットモード域において、燃料噴
射がカットされる気筒数が0〜5気筒の間で制御される
ことにより、従動輪速度VPW(車体速度)に対して駆動
輪速度VDWが次第に収束する。それでもスリップが十分
に収まらない場合、多気筒フューエルカットモードに移
行して、燃料噴射がカットされる気筒数が0気筒と6気
筒の間で切換えられると、スリップ率Sが大幅に変動す
るハンチングを起こす可能性がある。すなわち、多気筒
フューエルカットモードにおいて、全気筒の燃料噴射が
カットされると、スリップ率が急減して駆動輪28がグ
リップする状態1となり、全気筒の燃料噴射が再開され
ると、スリップ率Sが急増して駆動輪28がスリップす
る状態2となり、車両の加速、減速が繰り返されるとい
う問題が考えられる。
【0059】本実施形態では、これに対処して、スリッ
プが発生したかどうかを判定するしきい値SLを、多気
筒フューエルカットモードにおいて通常フューエルカッ
トモードより高める構成とする。
【0060】図9において、多気筒フューエルカットモ
ードを解除するしきい値SL2と、多気筒フューエルカ
ットモードに入るしきい値SL3は、通常フューエルカ
ットモードに切換えるしきい値SL1よりそれぞれ大き
く設定される。多気筒フューエルカットモードに入るし
きい値SL3は、多気筒フューエルカットモードを解除
するしきい値SL2より所定のヒステリシスをもって大
きく設定される。
【0061】なお、各しきい値SL1,SL2,SL3
は、車速が0〜25km/hの低車速域で車速が高まる
のに伴って次第に低下し、車速が25km/h以上の中
高車速域で車速が高まるのに伴って次第に上昇するよう
に設定される。これにより、車速に応じて駆動力が有効
に得られる。
【0062】図10は、駆動輪28を介して得られる車
両の前後力とスリップ率Sの関係を示す特性図である。
前後力はグリップ状態からスリップ率Sがある程度上昇
したところで最大となる。
【0063】図11は、駆動輪28を介して得られる車
両の横力とスリップ率Sの関係を示す特性図である。横
力はグリップ状態で最大となり、スリップ率が上昇する
のにしたがって次第に低下する。
【0064】図10、図11に基づいて、駆動輪28を
介して得られる車両の前後力と横力が十分に得られるス
リップ率Sの制御範囲Aを設定する。多気筒フューエル
カットモードを解除するしきい値SL2と、多気筒フュ
ーエルカットモードに入るしきい値SL3を、通常制御
範囲A内で設定する。
【0065】コントロールユニット45において、目標
スリップ率設定部67は、フューエルカット気筒数判断
部58におけるフューエルカットモードの判定結果を入
力し、スリップが発生したかどうかを判定するしきい値
SLとして、多気筒フューエルカットモードにおいてし
きい値SL2,SL3を選択し、通常フューエルカット
モードにおいてしきい値SL1を選択する。
【0066】トルクダウン要求量演算部54は、目標ス
リップ率設定部67におけるしきい値SLの判定結果を
入力し、通常フューエルカットモードではしきい値SL
1とスリップ率Sに応じてエンジン20のトルクダウン
要求量Dを演算し、多気筒フューエルカットモードでは
しきい値SL2,SL3とスリップ率Sに応じてエンジ
ン20のトルクダウン要求量Dを演算する。
【0067】図12のフローチャートは、駆動輪28の
スリップ発生時にトルクダウン制御を行うしきい値SL
を設定するサブルーチンを示しており、コントロールユ
ニット45において一定周期毎に実行される。
【0068】これについて説明すると、まず、ステップ
31でモード判定フラグFMを入力し、ステップ32で
通常フューエルカットモード中と多気筒フューエルカッ
トモード中のいずれであるかを判定する。
【0069】通常フューエルカットモード中である(F
M=0)と判定された場合、ステップ33に進んでしき
い値SL1が設定されたマップを読込む。
【0070】多気筒フューエルカットモード中である
(FM=1)と判定された場合、ステップ34に進んで
しきい値SL2,SL3のマップを読込む。
【0071】図13に本システムによる制御例を示して
いる。通常のフューエルカットモード域において、燃料
噴射がカットされる気筒数が0〜5気筒の間で制御され
ることにより、従動輪速度VPW(車体速度)に対して駆
動輪速度VDWが次第に収束する。
【0072】それでもスリップが十分に収まらない場
合、多気筒フューエルカットモードに移行すると、燃料
噴射がカットされる気筒数が0気筒と6気筒の間で切換
えられる。このとき、スリップが発生したかどうかを判
定するしきい値SLを多気筒フューエルカットモードに
おいて通常フューエルカットモードより高める構成とす
ることにより、スリップ率Sが大幅に変動するハンチン
グを防止し、駆動輪28を介して得られる車両の前後力
と横力がそれぞれ十分に得られる範囲に保たれる。
【0073】この結果、例えば車両の雪道走行時に多気
筒フューエルカットモードでエンジン20の出力制御が
行われる運転状態でも、駆動輪28を介して車両の前後
力が安定して確保され、車両に前後振動が発生すること
を防止できる。また、駆動輪28を介して車両の横力が
安定して確保され、横力の変化によってヨーレイトの増
減が繰り返されることを防止できる。
【0074】ところで、エンジンの高回転高負荷運転時
にフューエルカットが行われると、エンジンの排気温度
が上昇してエンジンを過熱する可能性がある。
【0075】本発明はこれに対処して、コントロールユ
ニット45において、目標スリップ率補正部68は、所
定の高回転高負荷時かどうかを判定し、所定の高回転高
負荷時では各しきい値SL1,SL2,SL3を補正値
ΔSをもって高めることにより、フューエルカットが行
われる領域を制限する。
【0076】図14のフローチャートは、駆動輪28の
スリップ発生時にトルクダウン制御を行うしきい値SL
を補正するサブルーチンを示しており、コントロールユ
ニット45において一定周期毎に実行される。
【0077】これについて説明すると、まず、ステップ
41でエンジン回転数NEが3000rpmより高いか
どうかを判定する。
【0078】高いと判定された場合、ステップ42に進
んで、スロットル開度TVOが3/8開度より大きい高
負荷域かどうかを判定する。
【0079】NE≦3000rpmまたはTVO≦3/
8であると判定された場合、ステップ46に進んで高回
転高負荷状態の時間CONTをクリアする。
【0080】NE>3000rpmかつTVO>3/8
である高回転高負荷域と判定された場合、ステップ43
に進んで高回転高負荷状態の時間CONTを計測する。
【0081】続いてステップ44に進んで、計測された
時間CONTに応じて予め設定された図15に示すマッ
プに基づき補正値ΔSを検索する。
【0082】続いてステップ45に進んで、設定された
補正値ΔSに基づき、図16に示すように、しきい値S
Lをフィルタを介して徐々に移行する。
【0083】図15に示すマップにおいて、補正値ΔS
は各しきい値SL1,SL2,SL3毎に設定され、そ
れぞれの値が時間CONTが5秒、10秒と経過するの
に伴って段階的に高められる。
【0084】このようにして、スリップが発生したかど
うかを判定するしきい値SLを高回転高負荷状態の時間
CONTに応じて高めることにより、エンジンの排気温
度が上昇することを抑制できる。さらに、スリップ率S
が変動するハンチングを防止する効果を高められ、フュ
ーエルカットによるスリップ率Sの変動が運転者に違和
感を与えることなく、トラクションコントロールを終了
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す機械的システム図。
【図2】同じく制御系の構成図。
【図3】同じくトルクダウン要求を判定する制御内容を
示すフローチャート。
【図4】同じくトルクダウン制御内容を示すフローチャ
ート。
【図5】同じくトルクダウン制御内容を示すフローチャ
ート。
【図6】同じくFCRATEを設定したマップ。
【図7】同じくトルクダウン制御例を示すタイミングチ
ャート。
【図8】同じくトルクダウン制御例を示すタイミングチ
ャート。
【図9】同じくしきい値SLを設定したマップ。
【図10】同じくスリップ率と前後力の関係を示す特性
図。
【図11】同じくスリップ率と横力の関係を示す特性
図。
【図12】同じくしきい値を設定する制御内容を示すフ
ローチャート。
【図13】同じくトルクダウン制御例を示すタイミング
チャート。
【図14】同じくしきいを高回転高負荷域で補正するフ
ローチャート。
【図15】同じく時間CONTと補正値ΔSの関係を示
す特性図。
【図16】同じくスリップ率の補正例を示す特性図。
【符号の説明】
20 エンジン 23 スロットルチャンバ 24 燃料インジェクタ 25 排気管 26 触媒コンバータ 28 駆動輪 30 スロットルバルブ 32 スロットル開度センサ 34 エアフローメータ 36 スロットル開度センサ 35 クランク角センサ 36 水温センサ 37 酸素センサ 38 触媒床センサ 40 駆動輪速度センサ 41 従動輪 42 従動輪速度センサ 45 コントロールユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の駆動輪の回転状態を検出する駆動輪
    回転状態検出手段と、 検出された駆動輪の回転状態に基づいて駆動輪と路面間
    のスリップ率Sを演算するスリップ率演算手段と、 演算されたスリップ率Sがしきい値SLを越えて上昇す
    るトルクダウン要求時を判定するトルクダウン要求時判
    定手段と、 トルクダウン要求時に少なくとも一部の気筒への燃料供
    給を停止するフューエルカット手段と、 エンジンの負荷を検出する負荷検出手段と、 エンジンの負荷が所定値以上の運転条件でしきい値SL
    を高める目標スリップ率補正手段と、 を備えたことを特徴とするトラクションコントロール装
    置。
  2. 【請求項2】前記エンジンの回転数を検出する回転数検
    出手段と、 エンジンの回転数が所定値以上に上昇する運転条件でし
    きい値SLを高める目標スリップ率補正手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のトラクションコントロ
    ール装置。
  3. 【請求項3】前記高回転高負荷状態の時間CONTを計
    測する手段と、 計測された時間CONTが長くなるのにしたがってしき
    い値SLを大きくする設定手段と、 を備えたことを特徴とする請求項2に記載のトラクショ
    ンコントロール装置。
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