JPH06229271A - 車両のスリップ制御装置 - Google Patents

車両のスリップ制御装置

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JPH06229271A
JPH06229271A JP5042044A JP4204493A JPH06229271A JP H06229271 A JPH06229271 A JP H06229271A JP 5042044 A JP5042044 A JP 5042044A JP 4204493 A JP4204493 A JP 4204493A JP H06229271 A JPH06229271 A JP H06229271A
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JP
Japan
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control
slip
vehicle
lateral acceleration
control device
Prior art date
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Pending
Application number
JP5042044A
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English (en)
Inventor
Tetsuhiro Yamashita
哲弘 山下
Koji Hirai
浩司 平井
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPH06229271A publication Critical patent/JPH06229271A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K28/00Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions
    • B60K28/10Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions responsive to conditions relating to the vehicle 
    • B60K28/16Safety devices for propulsion-unit control, specially adapted for, or arranged in, vehicles, e.g. preventing fuel supply or ignition in the event of potentially dangerous conditions responsive to conditions relating to the vehicle  responsive to, or preventing, skidding of wheels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
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    • B60W30/18Propelling the vehicle
    • B60W30/18009Propelling the vehicle related to particular drive situations
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
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    • B60W2520/12Lateral speed
    • B60W2520/125Lateral acceleration
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W2552/00Input parameters relating to infrastructure
    • B60W2552/40Coefficient of friction
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/50Inputs being a function of the status of the machine, e.g. position of doors or safety belts
    • F16H2059/506Wheel slip

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両のスリップ制御装置において、旋回走行
時におけるトラクション制御終了前後の加速性能を高め
る。 【構成】 図5は、スリップ制御の制御レベル演算のル
ーチンを示し、駆動輪のスリップが所定の収束状態にな
り、スリップフラグSFLが「1」から「0」に変化し
たとき(S137:Yes)には、S139において、
スリップ制御の制御レベルFCを強制的に小さくする為
の戻しゲインAを、戻しゲインG成分A1と、戻しゲイ
ンμ成分A2と、戻しゲインΔV成分A3との合計値と
して演算し、S140において、前記戻しゲインAを減
算することで、今回の制御レベルFC(k)を強制的に
小さくする。A1は横加速度Gに対応する成分、A2は
路面μに対応する成分、A3は左右の駆動輪の車輪速差
に対応する成分である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のスリップ制御装
置に関し、特にスリップ収束時の加速性能を高めたもの
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の加速時において、駆動輪が
過大駆動トルクによりスリップして加速性が低下するこ
とを防止する為に、駆動輪のスリップ量を検出し、駆動
輪のスリップ量が目標値となるように、エンジン出力や
車輪に対する制動力の付与を制御(エンジン出力を低下
させる、又は制動力を増大させる)ように構成したトラ
クション制御技術は一般に実用化され、また、アンチス
キッド制御装置とトラクション制御装置とを備えたもの
も少なくない(例えば、特開平1−197160号公報
参照)。一方、特開平2−38149号公報には、旋回
走行中には、トラクション制御の目標値を小さく補正す
る技術が開示されている。
【0003】従来のトラクション制御装置において、通
常、車両に作用する横加速度を検知し、その横加速度が
大きくなるのに応じてトラクション制御の制御目標値を
低く補正して内側駆動輪のスリップを抑制し、操縦安定
性の低下を防止するように構成してある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、旋回走行時
において横加速度に応じてトラクション制御の制御目標
値が低く設定され、エンジン出力が大幅に抑制される
が、駆動輪のスリップが所定時間の間収束状態になる
と、トラクション制御が終了し、通常の制御に復帰する
ことになる。従来のトラクション制御では、駆動輪のス
リップが収束しても、前記所定時間経過するまでは、ト
ラクション制御の制御量を維持してエンジン出力を低く
抑制するため、トラクション制御終了前後における加速
性能が低下するという問題がある。
【0005】特に、横加速度が大きいときには、トラク
ション制御の制御目標値が低く補正されるし、路面μが
大きいときには制御目標値が低く設定されるし、急旋回
状態で内側駆動輪のスリップ量が大きいときにもトラク
ション制御の制御量が大きく設定されることから、これ
らの状態のときにトラクション制御終了前後における加
速性能が低下する。更に、路面μが低μ状態から高μ状
態に急変した場合にも、駆動輪のスリップが急に収束す
ることになるが、この場合の加速性も低下する。本発明
の目的は、車両のスリップ制御装置において、トラクシ
ョン制御終了前後の加速性能を高めることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の車両のスリッ
プ制御装置は、エンジンの出力を抑制することにより路
面に対する駆動輪のスリップを抑制するトラクション制
御であって、車両に作用する横加速度に基いて制御量又
は制御目標値を補正するようにしたトラクション制御を
行うスリップ制御装置において、車両に作用する横加速
度を検知する横加速度検知手段と、駆動輪のスリップが
所定の収束状態になったことを判別する判別手段と、前
記判別手段で前記所定の収束状態が判別されたときに、
トラクション制御の制御量を強制的に小さくする為に、
前記制御量に、横加速度検知手段で検知された横加速度
が大きいとき程大きくなる戻しゲインを設定する戻しゲ
イン設定手段とを備えたものである。
【0007】請求項2の車両のスリップ制御装置は、請
求項1の装置において、路面の摩擦係数を検知する路面
μ検知手段を設け、前記戻しゲイン設定手段は、路面μ
検知手段で検知された路面摩擦係数が大きいとき程大き
くなる戻しゲインを設定するように構成されたものであ
る。請求項3の車両のスリップ制御装置は、請求項1の
装置において、左右の駆動輪の車輪速を検出する車輪速
検出手段を設け、前記戻しゲイン設定手段は、車輪速検
出手段の出力を受けて左右の駆動輪の車輪速差が大きい
とき程大きくなる戻しゲインを設定するように構成され
たものである。
【0008】
【発明の作用及び効果】請求項1の車両のスリップ制御
装置においては、横加速度検知手段と、判別手段と、戻
しゲイン設定手段を設け、左右の駆動輪のスリップが所
定の収束状態になったときに、戻しゲイン設定手段によ
り、トラクション制御の制御量を強制的に小さくする為
に、前記制御量に、横加速度が大きいとき程大きくなる
戻しゲインを設定するので、この戻しゲインの分だけト
ラクション制御の制御量を強制的に小さくすることがで
きるから、旋回走行中にトラクション制御から通常制御
へ復帰するときの加速性を高めることができる。前記横
加速度が大きいとき程、制御目標値が低く設定され、ト
ラクション制御の制御量が大きく設定されるので、横加
速度が大きいとき程大きくなる戻しゲインを設定するこ
とにより、横加速度が大きいときの加速性をも確実に高
めることができる。
【0009】請求項2の車両のスリップ制御装置におい
ては、前記戻しゲイン設定手段は、路面μ検知手段で検
知された路面摩擦係数が大きいとき程大きくなる戻しゲ
インを設定するように構成されているため、路面摩擦係
数が大きいときの加速性を確実に高めることができる。
【0010】請求項3の車両のスリップ制御装置におい
ては、前記戻しゲイン設定手段は、車輪速検出手段の出
力を受けて左右の駆動輪の車輪速差が大きいとき程大き
くなる戻しゲインを設定するように構成されているた
め、急旋回状態でトラクション制御の制御量が大きい状
態から通常制御へ復帰するときの加速性を高めることが
できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
つつ説明する。図1に示すように、車両1は左右の前輪
2a、2bが駆動輪で、また左右の後輪3a、3bが従
動輪である。車体前部にV型6気筒エンジン4が搭載さ
れ、このエンジン4からの駆動トルクが自動変速機5と
差動装置6を経て左駆動軸7aを介して左前輪2aにま
た右駆動軸7bを介して右前輪2bに夫々伝達されるよ
うに構成してある。
【0012】前記エンジン4の燃料噴射制御と点火時期
制御とこの車両のスリップ制御(エンジントラクション
制御に相当する)等を実行する制御装置8が設けられ、
この制御装置8には燃料噴射制御と点火時期制御を実行
するエンジン制御部と、スリップ制御を実行するスリッ
プ制御部とが設けられている。また、センサ類として、
エンジン4の回転数を検出するエンジン回転数センサ、
ハンドルの舵角を検出する舵角センサ10、前記4輪2
a、2b、3a、3bの制動状態を検出するブレーキセ
ンサ、前記4輪2a、2b、3a、3bの車輪速を検出
する車輪速センサ9a、9b、9c、9d等が設けら
れ、これらセンサ類からの検出信号が制御装置8に供給
されている。
【0013】前記制御装置8は、前記センサ類からの検
出信号を受け入れる入力インターフェースと、CPUと
ROMとRAMとを含む2つのマイクロコンピュータ
と、出力インターフェースと、イグナイタや燃料噴射用
インジェクタの為の駆動回路等で構成され、前記エンジ
ン制御部のマイクロコンピュータのROMには、前記燃
料噴射制御や点火時期制御の制御プログラム及びこれに
付随するテーブルやマップが予め格納され、また前記ス
リップ制御部のマイクロコンピュータのROMには、後
述のスリップ制御の制御プログラム及びこのスリップ制
御の為の種々のテーブルやマップが予め格納され、RA
Mには種々のメモリやソフトカウンタ等が設けられてい
る。
【0014】前記制御装置8のスリップ制御部により実
行するスリップ制御の概要について説明しておくと、先
ず、前記センサ類からの検出信号を用いて実旋回半径R
r、舵角対応旋回半径Ri、車速V(車体速)、路面摩
擦係数μを求め、次に横加速度Gを求め、その横加速度
Gに基いてスリップ判定用しきい値と制御目標値Tとを
横加速度Gが大きくなる程低くなるように補正する補正
係数kを求める。その後、スリップ量の演算、スリップ
判定、制御目標値Tの設定、エンジン出力を調節する為
の制御レベルFCの演算などを実行し、燃料制御と点火
時期制御に対してスリップ制御の制御信号を出力する。
【0015】このスリップ制御は、左右の駆動輪のスリ
ップが所定の収束状態になったときに、トラクション制
御の制御量を戻しゲインにより強制的に小さくして、ス
リップ制御終了前後における加速性能を高めるように
し、前記戻しゲインを横加速度や路面μや左右の駆動輪
の車輪速差が大きいとき程大きく設定するようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0016】以下、スリップ制御部において実行される
スリップ制御(エンジントラクション制御)について図
2以降の図面に基いて説明する。但し、図中符号Si
(i=1、2、3、・・)は各ステップを示すものであ
る。エンジン4の始動とともにこのスリップ制御が開始
され、センサ類から検出舵角θなどの種々の検出信号が
読み込まれる(S1)。次にS2において実旋回半径R
r、舵角対応旋回半径Ri、車速V、路面摩擦係数μを
求める演算が実行される。前記実旋回半径Rrは、車輪
速センサ9c、9dにより検出される従動輪3a、3b
の車輪速V1、V2により(1)式により演算される。
尚、Tdは車両のトレッド(例えば、1.7m)であ
る。
【0017】 Rr=Min(V1,V2)×Td÷|V1−V2|+0.5Td (1) 前記舵角対応旋回半径Riは、ニュートラルステアリン
グにおける旋回半径に略対応するもので、これは今回の
検出舵角θの絶対値に基いて、次の表1に示すテーブル
から線形補完にて求められる。
【0018】
【表1】
【0019】前記車速Vは、前記車輪速センサ9c、9
dから検出される従動輪3a、3bの車輪速V1,V2
のうちの高い方の値として求められる。前記路面摩擦係
数μは、車速Vとその加速度Vgとに基いて演算され
る。この路面摩擦係数μの演算には、100msecカ
ウントのタイマと、500msecカウントのタイマと
を用い、スリップ制御開始から車体加速度Vgが十分に
大きくならない500msec経過までは100mse
c毎に100msec間の車速Vの変化から次の(2)
式により車体加速度Vgを求め、また、車体加速度Vg
が十分に大きくなった500msec経過後は、100
msec毎に500msec間の車速Vの変化から次の
(3)式により車体加速度Vgを求める。尚、V(k)
は現時点、V(k−100)は100msec前、V
(k−500)は500msec前の各車速でありK
1、K2は夫々所定の定数である。
【0020】 Vg=K1×〔V(k)−V(k−100)〕 (2) Vg=K2×〔V(k)−V(k−500)〕 (3) 前記路面摩擦係数μは、前記のように求めた車速Vと、
車体加速度Vgとを用いて表2に示したμテーブルから
3次元補完により演算する。
【0021】
【表2】
【0022】次に、S3において横加速度Gと横加速度
に対応する補正係数kが演算されるが、このルーチンに
ついて図3により説明する。前記横加速度Gは旋回半径
と車速Vとから決まるが、横加速度Gを求めるのに実旋
回半径Rrと舵角対応旋回半径Riとを選択的に用いる
こととする。路面状態と運転状態に基いて、車両が旋回
走行するときに舵角対応旋回半径Riでの走行ラインか
ら外れる傾向の大きさを判定し、その傾向が大きいとき
には舵角対応旋回半径Riを選択し、またその傾向が大
きくないときには実旋回半径Rrを選択するものとす
る。
【0023】図3のフローチャートにおいて、S41〜
S43において舵角θと車速Vと路面摩擦係数(路面
μ)について夫々判定し、今回の検出舵角θの絶対値が
所定値θo以上で、かつ車速Vが所定値Vo以上で、か
つ路面摩擦係数μが所定値μo以下のとき(アンダステ
アの傾向が強いとき)には、S44において舵角対応旋
回半径Riにより横加速度Gが演算され、その後S46
へ移行する。一方、今回の検出舵角θの絶対値が所定値
θo未満、又は、車速Vが所定値Vo未満、又は、路面
摩擦係数μが所定値μoより大きいときには、S45に
おいて、実旋回半径Rrにより横加速度Gが演算され、
その後S46へ移行する。前記横加速度Gは、車速Vと
旋回半径R(舵角対応旋回半径Ri又は実旋回半径R
r)から次式により演算される。 G=V×V×(1/R)×(1/127) (4) 次にS46において、S44又はS45で求められた横
加速度Gに基いて、補正係数kが表3の補正係数テーブ
ルから演算される。
【0024】
【表3】
【0025】次に、図2のフローチャートのS4におい
て、スリップ判定用しきい値が設定される。このスリッ
プ判定用しきい値は、基本しきい値×補正係数k、に設
定され、基本しきい値は、車速Vと路面摩擦係数μとを
パラメータとして、表4の基本しきい値テーブル1(ス
リップ制御開始用)又は表5の基本しきい値テーブル2
(スリップ制御継続用)から3次元補完で演算される
が、表4の制御目標基本しきい値テーブル1はスリップ
制御を開始すべきか否かを、表5の制御目標基本しきい
値テーブル2はスリップ制御を継続すべきか否かを夫々
判定する為のものである。
【0026】
【表4】
【表5】
【0027】次に、S5において、スリップ量の演算が
実行される。このスリップ量の演算について図4のフロ
ーチャートに基いて説明すると、S51において、左右
の駆動輪である前輪2a、2bの見掛けのスリップ量S
L、SRは、左右の前輪2a、2bの車輪速Vha、V
hbから車速Vを減算することにより夫々演算される。
次に、S52において、平均スリップ量SAvが、左右
の駆動輪のスリップ量の平均値(SL+SR)/2とし
て演算される。次に、S53において、左右の駆動輪の
スリップ量SL,SRのうちの最大値から、最高スリッ
プ量SHiが演算される。
【0028】次に、図2のS6では、スリップ判定が実
行される。このスリップ判定において、最高スリップ量
SHiとスリップ判定用しきい値とに基いて次の(6)
式が成立するときにスリップ制御必要と判定してスリッ
プフラグSFLが1にセットされる。
【0029】 SHi≧スリップ判定用しきい値 (6) この場合、スリップ判定用しきい値としては、S9のル
ーチンを示す図5のフローチャートのS134のステッ
プにおいて非制御状態(CFL=0)が判定されている
ときには、表4の開始用の制御目標基本しきい値が使用
され、またスリップ制御中(CFL=1)と判定されて
いるときには表5の継続用の制御目標基本しきい値が使
用される。
【0030】
【表6】
【表7】
【0031】次に、S7においてフラグCFL=1か否
か判定し、CFL=0(スリップ制御実行中でない)の
ときは直ぐにリターンする。一方、S7においてCFL
=1(スリップ制御実行中)と判定したときには、S8
へ移行する。次に、S8において制御目標値Tが設定さ
れる。この制御目標値Tは、前輪2a、2bのスリップ
量として目標とする値で、車速Vと路面摩擦係μとをパ
ラメータとして表6の制御目標基本値テーブルから3次
元補完により求めた制御目標基本値と補正係数kから次
式により演算される。 制御目標値T=制御目標基本値×k (7)
【0032】次に、S9において制御レベルFCが演算
される。この制御レベルFCについては、平均スリップ
量SAvの制御目標値Tからの偏差ENとその変化率D
ENとに基いて基本制御レベルFCBを決定し、これに
前回値FC(k−1)のフィードバック補正と初回補正
を加味して、0〜15の範囲に設定する。前記初回補正
は、平均スリップ量SAvの変化率DSAvが最初に0
になるまでは(+5)であり、そこから初回フラグST
FLが0になるまでが(+2)である。このS9のルー
チンについて、図5のフローチャートに基いて説明す
る。先ず、S131において、偏差ENとその偏差変化
率DENが、次の(8)式と(9)式により夫々演算さ
れる。 偏差EN=SAv(k)−制御目標値T (8) 偏差変化率DEN=DSAv=SAv(k)−SAv(k−1) (9)
【0033】次に、S132において前記偏差ENと偏
差変化率DENとに基いて基本制御レベルFCBが、表
7の基本制御レベルテーブルから演算される。次に、S
133において、今回の制御レベルFC(k)に前回の
制御レベルFC(k−1)を加算するフィードバック補
正が実行され、次にS134においてスリップ制御判定
が実行され、次にS135において初回スリップ制御判
定が実行され、次にS136において前輪2a、2bの
スリップが初めて判定されてからこの最初のスリップ判
定がなくなるまでの間制御レベルを強制的に高める初回
補正量が演算される。
【0034】S134のスリップ制御判定のルーチンに
ついて、図6のフローチャートに基いて説明する。先
ず、S140において、スリップフラグSFL=1で且
つ非ブレーキ状態であるか否か判定され、これらの条件
が成立しているときには、S141においてスリップ制
御中を示す制御フラグCFLがセットされ、S135に
移行する。一方、S140でNoと判定されたときに
は、S142において、スリップ制御部内に設けられ、
スリップフラグSFL=0の信号の継続時間をカウント
する第1カウンタのカウント値t1と、FC≦3で且つ
DSAv≦0.3gとなる条件が成立している継続時間
をカウントする第2カウンタのカウント値t2とが夫々
読出され、カウント値t1が1000msec以上のと
き(S143:Yes )、或いはカウント値t2が500
msec以上のときには(S145:Yes )、制御フラ
グCFLがリセットされ、S135に移行する。
【0035】S135の初回スリップ制御判定のルーチ
ンについて、図7のフローチャートに基いて説明する。
先ず、S150において、今回の制御フラグCFL
(k)=1で且つ前回の制御フラグCFL(k−1)=
0であるか否か判定され、これらの条件が成立している
ときには、S151において初回フラグSTFLがセッ
トされ、S136に移行する。一方、S150でNoと
判定されたときには、S152において、今回のスリッ
プフラグSFL(k)=0で且つ前回のスリップフラグ
SFL(k−1)=1であるか否か判定され、これらの
条件が成立しているときには、S153において初回フ
ラグSTFLがリセットされ、S136に移行する。
尚、S150・S152で夫々Noと判定されたときに
は、S136へ移行する。
【0036】S136において、前記初回フラグSTF
L信号と、(9)式に示す平均スリップ量変化率DSA
vとに基いて、STFL=1で且つDSAv<0のとき
初回補正量(+2)を決定する。
【0037】次に、S137において、スリップフラグ
SFLが「1」から「0」にリセットされたか否か、つ
まり、駆動輪のスリップが継続用しきい値Sc以下のレ
ベルまで収束したか否か判定される。そして、スリップ
制御開始後の最初のうちは、スリップが収束していない
ため、その判定がNoとなってS138へ移行し、S1
38において、今回の制御レベルFC(k)が、次の
(10)式のように、0〜15のレベルに設定される。 FC(k)=FC(k−1)+δ (10) 但し、前回の制御レベルFC(k−1)は、実際にはS
133で加算されるものであるが、今回の制御レベルF
C(k)を明確にする為に記載した。また、前記δは、
S132で求めた基本制御レベルFCBに、初回補正が
あるときには初回補正を加算した値に相当するものであ
る。
【0038】スリップ制御を継続している間に、駆動輪
のスリップが継続用しきい値Sc以下のレベルまで収束
し、S137の判定結果がYesとなると、S139へ
移行する。S139では、スリップ制御終了の前後にお
ける加速性能を高める為に、制御レベルを強制的に小さ
く補正する為の戻しゲインAが、戻しゲインG成分A1
と、戻しゲインμ成分A2と、戻しゲインΔV成分A3
との合計値に設定される。 戻しゲインA=(A1+A2+A3) (11) 前記戻しゲインG成分A1は、図8のマップに示すよう
に、横加速度Gをパラメータとして横加速度Gが大きい
とき程大きくなるように予め「0」、「1」、「2」の
値に設定されていて、このマップから今回の横加速度G
に対応する値が演算される。
【0039】前記戻しゲインμ成分A2は、図9のマッ
プに示すように、路面μをパラメータとして路面μが大
きいとき程大きくなるように予め「0」、「1」、
「2」の値に設定されていて、このマップから今回の路
面μに対応する値が演算される。前記戻しゲインΔV成
分A3は、図10のマップに示すように、左右の駆動輪
の車輪速差ΔVをパラメータとして車輪速差ΔVが大き
いとき程大きくなるように予め「0」、「1」、「2」
の値に設定されていて、このマップから今回の車輪速差
ΔVに対応する値が演算される。
【0040】次に、S140において、今回の制御レベ
ルFC(k)が、次の(12)式のように、0〜15の
レベルに設定される。 FC(k)=FC(k−1)+δ−A (12) 但し、S138の場合と同様に、前回の制御レベルFC
(k−1)は、実際にはS133で加算されるものであ
るが、今回の制御レベルFC(k)を明確にする為に記
載した。また、前記δは、S132で求めた基本制御レ
ベルFCBに相当するものである。但し、前記戻しゲイ
ンAは、スリップフラグSFLが「1」から「0」に変
化したときだけ設定されるものである。
【0041】即ち、横加速度Gが大きいときには、前記
補正係数kが小さく、しきい値(開始用、継続用)及び
制御目標値(T)が小さく設定され、その結果スリップ
制御の制御レベルが高く設定されている。また、路面μ
が大きいときには、しきい値は高く設定されるものの、
スリップ制御の制御レベルが高く設定される。また、車
輪速差ΔVが大きいときにも、最高スリップ量SHiが
大きくなるため、スリップ制御の制御レベルが高く設定
される。従って、前記のように高い制御レベルを強制的
に小さく変更して、スリップ制御終了前後における加速
性を高める為に、戻しゲインG成分A1と、戻しゲイン
μ成分A2と、戻しゲインΔV成分A3とが、各マップ
のように設定され、これらの合計値である戻しゲインA
で以て制御レベルFC(k)を強制的に小さくするよう
に構成してある。
【0042】次に、図2のフローチャートのS10にお
いて、スリップ制御部からエンジン制御部へスリップ制
御の制御信号が出力される。この制御信号には、点火時
期をリタードさせる制御信号と、燃料カットを指令する
制御信号とが含まれている。点火時期については、図1
1に示すマップに基いて、前記制御レベルに応じたリタ
ード量を決定し出力する。この場合、図12に示すマッ
プに基いてエンジン回転数が高い領域では最大リタード
量を制限するようになっている。燃料カットについて
は、前記制御レベルFCに基いて、表8の燃料カットテ
ーブルのうちのパターン0〜12の1つを選択すること
になる。そして、制御レベルFCが高くなる程パターン
番号も大きくなる。尚、表8中×印は、燃料カットを示
すものである。この場合、図13に示すように、エンジ
ン回転数が低い領域では燃料カットが制限されるよう
に、各制御レベル毎に燃料カット禁止条件が付けられて
いる。
【0043】
【表8】
【0044】次に、前記スリップ制御の作用について説
明する。図14のタイムチャートに示すように、スリッ
プ制御開始用のしきい値は、開始用基本しきい値テーブ
ルに基いて比較的高いしきい値Shに設定され、外乱等
によって駆動輪の車輪速が高くなってもしきい値Shを
超えない限りはスリップ制御が開始されない。駆動輪の
車輪速がしきい値Shを超えると、スリップフラグSF
Lがセットされ、ブレーキが非作動状態であれば制御フ
ラグCFLと初回フラグSTFLがセットされてスリッ
プ制御が開始されることになる。
【0045】車両の旋回走行において、アンダステア傾
向が強いと判定されたときは舵角対応旋回半径Riを用
いて横加速度Gが演算されるが、舵角対応旋回半径Ri
は実旋回半径Rrよりも小さいため、横加速度Gが大き
く、補正係数kが小さくなるため、開始判定用しきい値
Shは低くなる。従って、スリップ制御が早期に開始さ
れ、駆動輪の駆動トルクの早期低下により過度のアンダ
ステア傾向が出る前にこれを抑制できる。一方、アンダ
ステア傾向が大きくないときは、実旋回半径Rrを用い
て横加速度Gが演算されるから、スリップ判定用しきい
値と制御目標値Tは実際の横加速度に合致させて正確に
設定される。
【0046】そして、左右の駆動輪のスリップ量に基い
て平均スリップ量SAvが演算され、制御目標値Tが、
車速Vと路面摩擦係数μとに基いて設定される。そし
て、制御目標値Tからの平均スリップ量SAvの偏差E
Nと、この偏差の変化率DENとに基いて基本制御レベ
ルFCBが設定されるとともに、これに初回補正を加え
て制御レベルFCが求められ、この制御レベルに応じた
点火時期制御と燃料噴射制限制御とが実行される。
【0047】前記初回フラグSTFLが0になるのは、
最高スリップ量SHiがスリップ制御継続判定用しきい
値Sc以下になった時点であり、この時点でスリップ制
御は一旦中止される。この継続用しきい値Scは、その
基本値が継続用基本値テーブルにより演算されて、比較
的低い値に設定されるため、スリップを確実に収束させ
ることができる。
【0048】そして、高い方の駆動輪車輪速が継続用し
きい値Sc以下になっても、その状態が1秒以上継続し
なければ、制御フラグCFLはセット状態に保持され、
スリップ制御の中止に伴って駆動輪車輪速が再度増加
し、継続用しきい値Scを超えると、再度スリップフラ
グSFLがセットされ、スリップ制御が再開される。こ
の場合は、初回フラグSTFLはセットされず、制御レ
ベルFCの初回補正はなされない。従って、制御レベル
FCは、当初は偏差ENと偏差変化率DENとに基づく
基本制御レベルのみで設定され、以後は基本制御レベル
に前回値をフィードバック補正で加算したものが制御レ
ベルFCとして設定されていく。以上のようにして、ス
リップが収束していき、スリップフラグSFLが1秒以
上セットされない状態が継続すると、制御フラグCFL
がリセットされ、1サイクルのスリップ制御が終了す
る。
【0049】ここで、このスリップ制御においては、駆
動輪のスリップが所定の収束状態になり、スリップフラ
グSFLが「1」から「0」に変化したときには、戻し
ゲインAでもって、制御レベルFCを強制的に小さくす
るので、スリップ制御終了の前後における加速性能を格
段に向上させることができる。しかも、戻しゲインA
は、横加速度Gが大きいとき程大きくなり、また、路面
μが大きいとき程大きくなり、また、左右の駆動輪の車
輪速差ΔVが大きいとき程大きくなるように設定するた
め、制御レベルFCの大きさに応じた戻しゲインAを設
定できるから、スリップ制御終了前後の加速性能を確実
に向上させることができる。
【0050】尚、前記実施例では、戻しゲインAを一旦
設定した後には、その戻しゲインAの影響は残ることに
なるが、スリップフラグSFLが「0」から「1」に変
化したときに、戻しゲインAの影響をなくす為に、戻し
ゲインAに相当するプラス補正を実行するように構成し
てもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る車両のスリップ制御装置の全体構
成図である。
【図2】スリップ制御のルーチンのフローチャートであ
る。
【図3】図2のS3のステップのフローチャートであ
る。
【図4】図2のS5のステップのフローチャートであ
る。
【図5】図2のS9のステップのフローチャートであ
る。
【図6】図5のS134のスリップ制御判定のフローチ
ャートである。
【図7】図5のS135の初回スリップ制御判定のフロ
ーチャートである。
【図8】戻しゲインG成分A1のマップを示す線図であ
る。
【図9】戻しゲインμ成分A2のマップを示す線図であ
る。
【図10】戻しゲインΔV成分A3のマップを示す線図
である。
【図11】制御レベルに対する点火リタード量のマップ
の線図である。
【図12】エンジン回転数に対する点火リタード量のマ
ップの線図である。
【図13】制御レベルとエンジン回転数に対する燃料カ
ット禁止領域の説明図である。
【図14】スリップ制御の全体的な動作タイムチャート
である。
【符号の説明】
4 エンジン 8 制御装置 9a、9b、9c、9d 車輪速センサ 10 舵角センサ Ri 舵角対応旋回半径 Rr 実旋回半径 A 戻しゲイン A1 戻しゲインG成分 A2 戻しゲインμ成分 A3 戻しゲインΔV成分 FC 制御レベル FCB 基本制御レベル Sh スリップ制御開始用しきい値 Sc スリップ制御継続用しきい値

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの出力を抑制することにより路
    面に対する駆動輪のスリップを抑制するトラクション制
    御であって、車両に作用する横加速度に基いて制御量又
    は制御目標値を補正するようにしたトラクション制御を
    行うスリップ制御装置において、 車両に作用する横加速度を検知する横加速度検知手段
    と、 駆動輪のスリップが所定の収束状態になったことを判別
    する判別手段と、 前記判別手段で前記所定の収束状態が判別されたとき
    に、トラクション制御の制御量を強制的に小さくする為
    に、前記制御量に、横加速度検知手段で検知された横加
    速度が大きいとき程大きくなる戻しゲインを設定する戻
    しゲイン設定手段と、 を備えたことを特徴とする車両のスリップ制御装置。
  2. 【請求項2】 路面の摩擦係数を検知する路面μ検知手
    段を設け、 前記戻しゲイン設定手段は、路面μ検知手段で検知され
    た路面摩擦係数が大きいとき程大きくなる戻しゲインを
    設定するように構成されたことを特徴とする請求項1に
    記載の車両のスリップ制御装置。
  3. 【請求項3】 左右の駆動輪の車輪速を検出する車輪速
    検出手段を設け、 前記戻しゲイン設定手段は、車輪速検出手段の出力を受
    けて左右の駆動輪の車輪速差が大きいとき程大きくなる
    戻しゲインを設定するように構成されたことを特徴とす
    る請求項1に記載の車両のスリップ制御装置。
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