JP3352704B2 - 車両のトラクション制御装置 - Google Patents

車両のトラクション制御装置

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JP3352704B2 JP08353391A JP8353391A JP3352704B2 JP 3352704 B2 JP3352704 B2 JP 3352704B2 JP 08353391 A JP08353391 A JP 08353391A JP 8353391 A JP8353391 A JP 8353391A JP 3352704 B2 JP3352704 B2 JP 3352704B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の加速走行時の車
輪スリップを防止するようにエンジン出力等を制御する
トラクション制御装置(TCS)に関し、詳しくは、エ
ンジン出力低下手段として燃料カット制御を用いた方式
のトルク変動低減対策に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車等の車両においては加速
走行時にタイヤグリップ力に対してエンジン出力による
駆動力が必要以上に大きい状態になると、車輪がスリッ
プして操安性、燃費等を損なうことになり、近年特にエ
ンジンの出力アップによりこのような車輪スリップを生
じ易い傾向にある。そこで、加速走行時に車輪のスリッ
プを検出した場合は、エンジン出力を強制的に低下制御
してスリップ防止するトラクション制御が提案されてい
る。この場合のエンジン出力低下手段としては、エンジ
ンの燃料噴射量、点火時期、吸入空気量、過給圧等を制
御する方式があり、燃料噴射量として特に燃料カット制
御する方式は、最も効果的にエンジン出力を低下するこ
とができる利点がある。ところで、スリップ発生の際に
燃料カットしスリップ解除の際に燃料復帰するように制
御すると、エンジントルクが大幅に増減することで、こ
のトルク変動により車体が前後に加減速して振動し、乗
り心地を損なう。従って、このような燃料カット制御を
用いる場合は、同時にトルク変動を滑らかに変化する対
策を施すことが必要になる。
【0003】従来、上記トラクション制御として燃料カ
ット制御を用いたものに関しては、例えば特開平1−2
27830号公報の先行技術がある。ここで、エンジン
回転数、車体速度、駆動輪速度に基づき最適スリップ率
となる目標エンジン回転数を演算し、スリップ発生時に
実エンジン回転数を目標エンジン回転数に一致するよう
に燃料カットし、このときエンジン回転数の超過回転速
度に応じて時間比を変化して燃料カットを断続的に行う
ことで、トルク変動を低減することが示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記先行技
術のものにあっては、最適スリップ率となる目標エンジ
ン回転数を演算し、スリップ発生時に実エンジン回転数
を目標エンジン回転数に一致するように燃料カットする
ことを前提とした構成であるから、制御が複雑である。
また、燃料カットを断続的に行う際の時間比をエンジン
回転数の超過回転速度で設定しているので、スリップ発
生状態や走行状態に応じて直接、且つ最適に燃料カット
制御できない等の問題がある。
【0005】本発明は、この点に鑑みてなされたもの
で、加速走行時の車輪スリップの際に燃料カットを断続
的に制御する方式において、スリップ発生や走行状態に
応じて直接且つ最適にエンジン出力低下によりスリップ
を防止し、同時にトルク変動を低減することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、4輪車輪速、車体加減速度、舵角に応じ
て、疑似車速を算出するとともに加速走行の車輪スリ
ップを検知し、そのスリップ量に応じたトラクション制
御信号を出力するスリップ制御ユニットと、少なくとも
エンジン運転と走行状態とに応じた燃料噴射パルス幅を
設定し、その噴射信号をインジェクタに出力するととも
に、燃料カット信号に応じて前記燃料噴射パルス幅を零
としてエンジン出力を低下させるエンジン制御ユニット
を備え、前記エンジン制御ユニットは、加速走行時
の車輪スリップを検知した前記スリップ制御ユニットか
らの疑似車速、トラクション制御信号に応じて、前記燃
料噴射パルス幅を所定時間カットするカット時間を設定
する燃料カット時間設定手段前記燃料カット時間設
定手段によって設定されたカット時間に応じた燃料カッ
ト信号を、前記加速走行時の車輪スリップが解消される
まで、一定の時間間隔で断続的に出力する断続出力手段
と、を有することを特徴としている。
【0007】
【作用】上記構成に基づき、加速走行の車輪スリップ時
にはそのスリップ量と疑似車速によりカット時間が設定
され、このカット時間の燃料カット信号で断続的に燃料
カット制御されることになり、これによりエンジン出力
が少量ずつ低下しトルク変動を低減した状態でスリップ
が防止され、同時にスリップ量と疑似車速によるカット
時間で、スリップや走行の状態に応じ的確にエンジン出
力低下されると共に車体振動が抑制されるようになる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2において、4輪駆動車の駆動系とトラクショ
ン制御系の概略について説明する。符号1はエンジンで
あり、このエンジン1がクラッチ2、変速機3を介しセ
ンターデフ等のトランスファ装置4に連結して動力配分
される。トランスファ装置4の一方の出力側はフロント
ドライブ軸5、フロントディファレンシャル6、車軸7
を介して左右前輪8L,8Rに連結され、他方の出力側
はリヤドライブ軸9、プロペラ軸10、リヤディファレ
ンシャル11、車軸12を介して左右後輪13L,13
Rに連結されて、4輪駆動走行するように構成される。
【0009】制御系について説明すると、左右の前輪8
L,8Rと後輪13L,13Rにそれぞれ車輪速ωを各
別に検出するように車輪速センサ15a〜15dが設け
られる。また、車体の中心位置にGセンサ16が車体の
前後方向の加減速度Gを検出するように設けられる。更
に、ステアリング装置17に旋回時の舵角φを検出する
舵角センサ18が設けられ、これらのセンサ信号がスリ
ップ制御ユニット30に入力する。スリップ制御ユニッ
ト30は後述するように、加減速の走行時に疑似車速V
rを連続して算出し、この疑似車速Vr、車輪速ω、舵
角φ等によりスリップ時のトラクション制御信号を決定
して、エンジン制御ユニット50に出力する。エンジン
制御ユニット50はトラクション制御信号等により燃料
噴射制御系で燃料カットを断続制御し、エンジン出力を
強制的に低下してスリップ防止するように構成される。
【0010】図1において、スリップ制御ユニット30
の制御系について説明する。先ず、車輪速センサ15a
〜15dの信号が入力する4輪車輪速検出部31、Gセ
ンサ16の信号が入力する車体加減速度検出部32、及
び舵角センサ18の信号が入力する舵角検出部33を有
して、各車輪速ω、加減速度G及び舵角φをそれぞれ検
出する。この車輪速ωは最高車輪速判定部34に入力し
て最高車輪速ωmaxが選択され、最高車輪速ωmax
は更にスリップ率算出部35に入力して最も大きいスリ
ップ率Sの算出に用いられる。上記車輪速ωは第1の車
速算出部36に入力し、最低車輪速ωminに基づいて
第1の車速Vminを求め、この第1の車速Vminは
変化量算出部37に入力し単位時間当たりの第1の車速
の変化量ΔVminを算出する。加減速度Gも変化量算
出部38に入力し、加減速度Gを積分して求めた第2の
車速VGの単位時間当たりの変化量ΔVGを算出する。
こうして、これらの車輪速と加減速度の変化の一致、不
一致から車輪スリップの有無を判断することが可能にな
るのであり、これらの変化量ΔVmin,ΔVGが疑似
車速算出部39に入力する。
【0011】疑似車速算出部39は両変化量の差の絶対
値と判定用設定値Kにより、 |ΔVG−ΔVmin|<K の場合は車輪グリップを判断する。この場合は車輪速の
方が対地車速に近いので第1の車速の変化量ΔVmin
を選択して疑似車速Vrを、 Vr=Vr+ΔVmin により算出する。また、 |ΔVG−ΔVmin|≧K の場合は車輪スリップを判断する。この場合は加減速度
による第2の車速の方が対地車速に近いのでこの変化量
ΔVGを選択して疑似車速Vrを、 Vr=Vr+ΔVG により算出する。こうして、走行中に車輪のグリップ、
スリップの条件でそれぞれ最低車輪速ωmin、加減速
度Gに基づく変化量ΔVmin,ΔVGを選択使用し
て、常に疑似車速Vrが高精度で連続して算出されるこ
とになる。
【0012】上記疑似車速Vrはスリップ率算出部35
に入力し、これを車輪速ωに換算した値と最高車輪速ω
maxとの減算によりスリップ率Sを算出する。また、
疑似車速Vrと舵角φは目標スリップ率設定部40に入
力し、旋回及び直進の全ての走行条件で最適な目標スリ
ップ率Sdを設定する。即ち、旋回時には横力を優先し
て、目標スリップ率Sdが舵角φに対して減少関数で設
定される。また、低速時はスリップを生じ易いので横力
を優先し、高速時は駆動力、操作性の点でハンドルの効
きの良さを優先して、目標スリップ率Sdが疑似車速V
r対しては増大関数で設定される。そこで、このように
疑似車速Vrと舵角φをパラメータとした目標スリップ
率Sdの3次元マップを検索して、走行条件に応じた最
適の目標スリップ率Sdを補間計算付きで設定する。そ
して、これらの両スリップ率S,Sdは制御信号出力部
41に入力し、例えば両者の差によりスリップ量ΔSを
算出し、これに応じたトラクション制御信号をエンジン
制御ユニット50に出力するようになっている。
【0013】エンジン制御ユニット50の燃料噴射制御
系について説明すると、エアフローメータ19の信号が
入力する吸入空気量検出部51、クランク角センサ20
の信号が入力するエンジン回転数検出部52を有する。
これらの検出部51,52の吸入空気量Qとエンジン回
転数Nは基本燃料噴射パルス幅算出部53に入力し、基
本燃料噴射パルス幅Tpを以下のように算出する。 Tp=K・(Q/N) (Kは定数) また、減速時に本来の燃料カット制御するため、アイド
ルスイッチ21の信号、エンジン回転数N、疑似車速V
rが入力する燃料カット判定部54を有し、減速時のエ
ンジン回転数Nにより燃料カットと燃料復帰を判断す
る。燃料噴射パルス幅演算部55は基本燃料噴射パルス
幅Tp、フィードバック係数λ、燃料カット係数KF
C、水温補正係数KTW等を用いて、燃料噴射パルス幅T
i を以下のように演算する。 Ti =Tp・λ・KFC(1+KTW+・・) ここで、燃料カット信号が入力すると、その係数KFC
を零に定めて燃料カット制御されるのであり、この燃料
噴射パルス幅Ti の噴射信号は駆動回路56を介しイン
ジェクタ22に出力し、インジェクタ22を開弁動作し
て所定の燃料噴射を行う。
【0014】一方、トラクション制御における燃料カッ
ト断続制御として、スリップ量ΔSに応じたトラクショ
ン制御信号と疑似車速Vrが入力する燃料カット時間設
定部57を有する。ここで、スリップ量ΔSが多い場合
はエンジン出力低下量を多くすることが必要であり、こ
のため図3のようにカット時間TFCがスリップ量ΔS
に対し増大関数で設定される。また、疑似車速Vrが大
きくなるとトルク変動に伴う車体の振動が増すため、カ
ット時間TFCが疑似車速Vrに対しては減少関数で設
定されるのであり、このカット時間TFCが断続出力部
58に入力する。断続出力部58はトラクション制御信
号が入力する際に、タイマにより一定の時間間隔でカッ
ト時間TFCに応じた燃料カット信号を断続的に燃料噴
射パルス幅演算部55に出力するようになっている。
【0015】次に、この実施例の作用について説明す
る。先ず、エンジン運転時に変速機3を走行レンジにシ
フトすると、変速動力がトランスファ装置4に入力して
配分され、左右の前輪8L,8Rと後輪13L,13R
とに伝達して4輪駆動走行する。そして、この4輪駆動
走行時において路面のμが比較的大きく、エンジン出力
も必要以上に大きくない条件では、仮に1輪または前後
輪8L,8Rまたは13L,13Rの一方がスリップし
ても、デフロックやトルク配分制御によりスリップ防止
される。そのため、大部分の車輪は常に路面にグリップ
して4輪駆動車の性能を最も発揮しながら走行すること
になり、この場合は図4のt1 以前のように最低車輪速
ωminによる第1の車速Vminと、加減速度Gを積
分した第2の車速VGは等しくなって、略一致して変化
する。
【0016】このとき、車輪速センサ15a〜15d、
Gセンサ16、舵角センサ18の信号がスリップ制御ユ
ニット30に入力して処理される。即ち、最低車輪速ω
minによる第1の車速Vminの単位時間当たりの変
化量ΔVminと、加減速度を積分した第2の車速VG
の単位時間当たりの変化量ΔVGとが算出され、この車
輪グリップ時のように変化量の差が小さい場合は精度の
高い第1の車速Vminの変化量ΔVminを用いて疑
似車速Vrが正確に算出される。また、この疑似車速V
rと最高車輪速ωmaxによりスリップ率Sが算出さ
れ、疑似車速Vrと舵角φにより最適な目標スリップ率
Sdが設定されるが、この場合はスリップ率Sが目標ス
リップ率Sdに略等しくなってトラクション制御信号は
出力しない。
【0017】一方、エンジン制御ユニット50ではエン
ジン回転数N、吸入空気量Qにより基本燃料噴射パルス
幅Tpが算出される。また、通常走行時には、基本燃料
噴射パルス幅Tp、フィードバック係数λ、1に設定さ
れる燃料カット係数KFC、水温補正係数KTW等を用
いて燃料噴射パルス幅Tiが演算され、この噴射信号が
インジェクタ22に出力してエンジン運転状態に応じた
最適に燃料噴射制御される。そして、減速時に燃料カッ
ト判定されると、その係数KFCが零に設定されて噴射
信号が停止し、これにより一時的に燃料噴射がカットさ
れ、燃料復帰が判定されてその係数KFCが1に設定さ
れることで、再び燃料噴射状態に復帰する。
【0018】ところで図4のt1 において、路面μが極
度に低下した状態でエンジン出力が必要以上に増大し、
4輪のグリップ力が減少して4輪スリップを生じると、
この場合は第1の車速Vminのみが急激に上昇した状
態になる。この車輪スリップ時には、対地車速に近い第
2の車速VGの変化量ΔVGを用いて疑似車速Vrが同
様に高い精度で算出され、この疑似車速Vrと最高車輪
速ωmaxによりスリップ率Sが大きい値になる。一
方、この場合の疑似車速Vrと舵角φにより目標スリッ
プ率Sdが設定され、両スリップ率S,Sdの差による
スリップ量ΔS、疑似車速Vrがエンジン制御ユニット
50の燃料カット時間設定部57に入力する。そこで、
例えば低速時のスリップ量ΔSの多い場合は最も長いカ
ット時間TFCが設定され、これに応じた燃料カット信
号が断続出力部58により燃料噴射パルス幅演算部55
に入力し、上述と同様に燃料カット係数KFCを零にす
る。そのため、図4のt2 でカット時間TFCに応じて
短時間燃料カットされ、これに伴いエンジン出力が少量
低下して第1の車速Vminの上昇が抑制される。この
とき、第1の車速の変化量ΔVminがまだ大きくてス
リップ検出されると、更に図4のt3 ,t4 で断続的に
燃料カットされ、t5 で両車速の変化量ΔVmin,Δ
VGが略一致して車輪グリップすると終了する。こうし
て、車輪スリップ時には燃料カットの断続制御でエンジ
ン出力が少量ずつ低下し、トルク変動を低減した状態で
スリップ防止される。
【0019】上記燃料カットの断続制御において、スリ
ップ量ΔSが少ないとカット時間TFCが図4の一点鎖
線のように短縮されてエンジン出力の低下量も少なくな
るのであり、こうしてスリップが発生状態に応じて的確
に防止される。また、高速時には同様にカット時間TF
Cが短くなってトルク変動が低減され、これにより加減
速に伴う車体の振動が効果的に抑えられることになる。
【0020】以上、本実施例では、両スリップ率S,S
dの差からスリップ量ΔSを導き出したが、これのみに
限定されない。2輪駆動車にも同様に適応できることは
勿論である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
トラクション制御においてカット時間を設定して燃料カ
ットを断続制御する構成であるから、エンジン出力の低
下とトルク変動の低減を最適に行い得る。カット時間を
直接スリップ量と疑似車速で設定するので、制御が容易
になり、スリップを発生状態に応じ的確に防止でき、高
速時の車体の振動も効果的に抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両のトラクション制御装置の実
施例のブロック図である。
【図2】4輪駆動車の駆動系とトラクション制御系の全
体構成図である。
【図3】スリップ量と疑似車速によるカット時間のマッ
プを示す図である。
【図4】車輪スリップ時の車速、燃料カット、エンジン
出力の状態を示すタイムチャートの図である。
【符号の説明】
30 スリップ制御ユニット 50 エンジン制御ユニット 55 燃料噴射パルス幅演算部 57 燃料カット時間設定部 58 断続出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 29/02 F02D 41/04 F02D 45/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4輪車輪速、車体加減速度、舵角に応じ
    て、疑似車速を算出するとともに加速走行の車輪スリ
    ップを検知し、そのスリップ量に応じたトラクション制
    御信号を出力するスリップ制御ユニットと、 少なくともエンジン運転と走行状態とに応じた燃料噴射
    パルス幅を設定し、その噴射信号をインジェクタに出力
    するとともに、燃料カット信号に応じて前記燃料噴射パ
    ルス幅を零としてエンジン出力を低下させるエンジン制
    御ユニットとを備え、前記 エンジン制御ユニットは、加速走行時の車輪スリッ
    プを検知した前記スリップ制御ユニットからの疑似車
    速、トラクション制御信号に応じて、前記燃料噴射パル
    ス幅を所定時間カットするカット時間を設定する燃料カ
    ット時間設定手段前記燃料カット時間設定手段によって設定されたカット
    時間に応じた燃料カット信号を、前記加速走行時の車輪
    スリップが解消されるまで、一定の時間間隔で 断続的に
    出力する断続出力手段と、を有することを特徴とする車
    両のトラクション制御装置。
  2. 【請求項2】 前記燃料カット時間設定手段は、前記
    ット時間を前記スリップ量に対して増大関数で、前記
    似車速に対して減少関数で設定することを特徴とする請
    求項1記載の車両のトラクション制御装置。
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