JPH0362886A - 液晶組成物およびこれを使用した液晶素子 - Google Patents

液晶組成物およびこれを使用した液晶素子

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JPH0362886A
JPH0362886A JP1198262A JP19826289A JPH0362886A JP H0362886 A JPH0362886 A JP H0362886A JP 1198262 A JP1198262 A JP 1198262A JP 19826289 A JP19826289 A JP 19826289A JP H0362886 A JPH0362886 A JP H0362886A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電界に対する応答特性が改善された新規な液
晶組成物、およびそれを使用した液晶表示素子や液晶−
光シヤツター等に利用される液晶素子に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来より、液晶は電気光学素子として種々の分野で応用
されている。現在実用化されている液晶素子はほとんど
が、例えばエム シャット(M、5chadt)とダブ
リュヘルフリツヒ(W 、 He l f r i c
 h )著゛アプライド フィジックス レクーズ”(
“AppliedPhysics  Letters”
) Vo、I8. Na4 (1971゜2.15) 
P、127〜128の“Voltage Depend
entOptical  Activity of a
 Twisted  NematicLiquid  
Crysta1″に示されたTN (TwistedN
 e m a t i c )型の液晶を用いたもので
ある。
これらは、液晶の誘電的配列効果に基づいており、液晶
分子の誘電異方性のために平均分子軸方向が、加えられ
た電場により特定の方向を向く効果を利用している。こ
れらの素子の光学的な応答速度の限界はミリ秒であると
いわれ、多くの応用のためには遅すぎる。一方、大型平
面デイスプレィへの応用では、価格、生産性などを考え
合せると単純マトリクス方式による駆動が最も有力であ
る。単純マトリクス方式においては、走査電極群と信号
電極群をマトリクス状に構成した電極構成が採用され、
その駆動のためには、走査電極群に順次周期的にアドレ
ス信号を選択印加し、信号電極群には所定の情報信号を
アドレス信号と同期させて並列的に選択印加する時分割
駆動方式が採用されている。
しかし、この様な駆動方式の素子に前述したTN型の液
晶を採用すると走査電極が選択され、信号電極が選択さ
れない領域、或いは走査電極が選択されず、信号電極が
選択される領域(所謂“半選択点″)にも有限に電界が
かかってしまう。
選択点にかかる電圧と、半選択点にかかる電圧の差が充
分に大きく、液晶分子を電界に垂直に配列させるのに要
する電圧閾値がこの中間の電圧値に設定されるならば、
表示素子は正常に動作するわけであるが、走査線数(N
)を増加して転った場合、画面全体(1フレーム)を走
査する間に一つの選択点に有効な電界がかかっている時
間(duty比)が1/Nの割合で減少してしまう。
このために、くり返し走査を行った場合の選択点と非選
択点にかかる実効値としての電圧差は、走査線数が増え
れば増える程小さくなり、結果的には画像コントラスト
の低下やクロストークが避は難い欠点となっている。
この様な現象は、双安定性を有さない液晶(電極面に対
し、液晶分子が水平に配向しているのが安定状態であり
、電界が有効に印加されている間のみ垂直に配向する)
を時間的蓄積効果を利用して駆動する(即ち、繰り返し
走査する)ときに生ずる本質的には避は難い問題点であ
る。
この点を改良するために、電圧平均化法、2周波駆動法
や、多重マトリクス法等が既に提案されているが、いず
れの方法でも不充分であり、表示素子の大画面化や高密
度化は、走査線数が充分に増やせないことによって頭打
ちになっているのが現状である。
この様な従来型の液晶素子の欠点を改善するものとして
、双安定性を有する液晶素子の使用がクラーク(C1a
rk)およびラガウエル(Lagerwalりにより提
案されている(特開昭56−107216号公報、米国
特許第4367924号明細書等)。
双安定性液晶としては、一般にカイラルスメクチックC
相(SmC”相)又はH相(SmH*相)を有する強誘
電性液晶が用いられる。
この強誘電性液晶は電界に対して第1の光学的安定状態
と第2の光学的安定状態からなる双安定状態を有し、従
って前述のTN型の液晶で用いられた光学変調素子とは
異なり、例えば一方の電界ベクトルに対して第1の光学
的安定状態に液晶が配向し、他方の電界ベクトルに対し
ては第2の光学的安定状態に液晶が配向されている。ま
た、この型の液晶は、加えられる電界に応答して、上記
2つの安定状態のいずれかを取り、且つ電界の印加のな
いときはその状態を維持する性質(双安定性)を有する
以上の様な双安定性を有する特徴に加えて、強誘電性液
晶は高速応答性であるという優れた特徴を持つ。それは
強誘電性液晶の持つ自発分極と印加電場が直接作用して
配向状態の転移を誘起するためであり、誘電率異方性と
電場の作用による応答速度より3〜4オーダー速い。
この様に強誘電性液晶はきわめて優れた特性を潜在的に
有しており、このような性質を利用することにより、上
述した従来のTN型素子の問題点の多くに対して、かな
り本質的な改善が得られる。特に、高速光学光シャッタ
ーや高密度、大画面デイスプレィへの応用が期待される
。このため強誘電性を持つ液晶材料に関しては広く研究
がなされているが、現在までに開発された強誘電性液晶
飼料は、低温作動特性、高速応答性等を含めて液晶素子
に用いる十分な特性を備えているとは言い難い。
応答時間τと自発分極の大きさPsおよび粘度ηの間に
は、下記の式令弁守 (ただし、Eは印加電界である) の関係が存在する。したがって応答速度を速くするには
、 (ア)自発分極の大きさPsを大きくする(イ)粘度η
を小さくする (つ)印加電界Eを高くする 方法がある。しかじ印加電界は、rc等で駆動するため
上限があり、出来るだけ低い方が望ましい。
よって、実際には粘度ηを小さくするか、自発分極の大
きさPsの値を大きくする必要がある。
一般的に自発分極の大きい強誘電性カイラルスメクチッ
ク液晶化合物においては、自発分極のもたらすセルの内
部電界も大きく、双安定状態をとり得る素子構成への制
約が多くなる傾向にある。又、いたずらに自発分極を大
きくしても、それにつれて粘度も大きくなる傾向にあり
、結果的には応答速度はあまり速くならないことが考え
られる。
また、実際のデイスプレィとしての使用温度範囲が例え
ば5〜4 Q ’C程度とした場合、応答速度の変化が
一般に20倍程もあり、駆動電圧および周波数による調
節の限界を越えているのが現状である。
以上述べたように、強誘電性液晶素子を実用化するため
には、粘度が低く高速応答性を有し、かつ応答速度の温
度依存性の小さな強誘電性カイラルスメクチック液晶組
成物が要求される。
一方、代表的な強誘電性液晶セルの構成は、ガラス基板
上にITO等で電極パターンを形威し、その上にSiO
2等で上下基板のショート防止層を形成(約100OA
)、その上にポリイミド(PI ;東し社5P510.
5P710等)膜を400人位の膜厚で形威し、さらに
PI膜をラビング処理したものを上下対称な配向になる
ように向い合わせて構成し、その基板間隔を1〜3μm
に保つものである。
このような条件下で配列した強誘電性液晶は、般に上下
基板間をねじれた状態でつながり、−軸性の配向を示さ
ないことが知られている(スプレー配向)。このような
場合問題点のひとつに、液晶層の透過率が低いことであ
る。
透過光量は分子配向の一軸性を仮定すると、クロスニコ
ル下で入射光I。の強度に対してIの強度を得る。
ここで、Δnは屈折率異方性、dはセル厚、λは入射光
の波長、θaは双安定状態間の角度(チルト角)である
前述のセルを用いスプレー配向をとった場合、現状では
θaは5°〜8°である。Δndπ/λのコントロール
は物性的に簡単に行えないので、θaを大きくしてIを
大きくしたいが、スタティックな配向手法によってはな
かなか達成できない。
このような問題に対して、強誘電性液晶のΔε項のトル
クを用いることによりθaを広げられることが知られテ
ィる(1983年SID”C−ATTにより発表、特開
昭61−245142号、61−246722号、61
−246723号、61−246724号、6’l−2
49024号、61−249025号)。
液晶の△εが負であると、液晶分子は電界印加により基
板に平行になろうとする。この特性を利用、すなわちス
イッチング時以外にも一定の実効的な電界を印加するこ
とにより、かかるねじれ配列を解消し、θaを増大させ
て透過率を上げることができる(ACスタビライズ効果
)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、強誘電性液晶素子を実用できるように
、応答速度が速く、しかもその応答速度の温度依存性が
軽減されたカイラルスメクチック液晶組成物、およびか
かる液晶組成物を使用する液晶素子を提供することにあ
る。
本発明の他の目的は、本発明の液晶組成物を用いること
により、ACスタビライズ効果をもたせ、表示特性を大
きく向上させられる液晶素子を提供することにある。
〔問題を解決するための手段〕
本発明は、下記一般式(I) (ただし、R,、R2は炭素数1〜18の直鎖状又は分
岐状のアルキル基であり、該アルキル基中の1つもしく
は隣接しない2つ以上のメチレンN−C−−−CH=C
H−−CミC−によって置き換え  II 30 られていても良い。ただしZは一〇−もしくは−S−を
示し、R3はHもしくは炭素数1〜5のアルキル基を示
す。さらにR1,R2はともに光学活性ではない。
又、Aは も しくは A を示し、 A −は はそれぞれ独立に 4ト もしく は を示す。) で表わされる液晶性化合物の少なくとも一種と、下記一
般式(II) (IF) (ただし、 R4は置換基を有していても良い炭素 数1−18の直鎖状又は分岐状のアルキル基であX2は
単結合。
一〇 O を示す。Zl は単 〜12の整数である。) で表わされる液晶性化合物の少なくとも1種を含有する
ことを特徴とする強誘電性カイラルスメクチック液晶組
成物、ならびに該液晶組成物を一対の電極基板間に配置
してなる液晶素子を提供するものである。
前述の一般式(I)で示される化合物において、好まし
い化合物例としては、下記式(I−a)〜(■h)で示
される化合物が挙げられる。
(R1゜ R2は前述の通り) さらに、上記(I a) 〜 (I h) 式で示され る化合物群において、 2の好ましい例と しては (■ i) (■ vi) を挙げることができ る。
1 が CnH2m + 1 R2が CnH2+1+1 3 (■ i) 1 が CnH2m+1 1 が CmH2m++ CH3 R2がRa O(−CH2)q CH’: CH2) 
rX 3(■ 1ii) が CH3 R7CH’cCH2)s R2が CnH2n++ 3 (■ 1v) R。
CH3 がR7−CH(CH2チ。
CH3 R1がR7−CH−f” CH2)5 (ただし、mは1〜18、nは1〜17、pは0〜7、
qはOもしくは1、rはO〜7、Sは0〜7をそれぞれ
示す。R5+  R6+  R7はいずれも直鎖状もし
くは分岐状のアルキル基を示す。又、R3は単結合。
又、前述の一般式(n)で示される化合物のうち好まし
い化合物例としては、下記式(II−a)〜(II −
c)で示される化合物が挙げられる。
4 X、□HyX2 CH3CHCIH21+1 * (■ b) (尺4. Xr 、 )(2,)’J/f’J杉の薙り
)前記一般式(I) で示される化合物の具体的な 構造式の例を以下に示す。
(I l) (工 2) (■ 3) (I −4,) (I 5) (工 6) (I 7) (I 8) (工 9) (工 10) (1 11) (工 12) (1 13) (工 14) (工 18) (I −19) (I −20) (I 21) (I 22) (I −23) (I −25) (I −26) (I 27) (I 28) (I 29) (工 30) (I−31) (工 32) (I−36) (I 37) (工 38) (I−39) (■ 40) (I 41) (I−42) (I 43) (I 44) (I−45) (I 46) (工 47) (工 48) (I −49) (I 50) (工 51) (I −52) (I 53) (I 54) (I −55) (工 56) (工 59) (I−61) (工 62) (工 63) (I 64) (工 65) (I −66) (I −67) (工 68) (I 69) (エ フ0) (I −71) (I 72) (エ フ3) (I 74) (エ フ5) (I 76) (エ フ7) (エ フ8) (I 79) (I 80) (■ 81) (工 82) (I−83) (I 85) (■ 86) (I 87) (工 88) (工 89) (I −90) (I 91) (I 92) (■ 93) (I−94) (I 95) (I 96) (I 97) (I 98) (工 100) (1 101) (I−102) (工 103) (1 104) (■ 105) 前記一般式(I) で表わされる化合物は下記に 示すような合成経路で得ることができる。
1 OC2H5 1 R、−CNHNH2 1 R、−JLs、LL−A 2 もしくは、 2 OC2H5 1 2 CNHNH2 1 (ただし、 R2゜ Aは前述の通りである。) また、R2中のAに隣接する一CH2−が一0OC−−
〇CO−−C〇−等によって置き換II     II
     II O○    0 えられている場合は、脱離可能な保護基でAに存在する
水酸基もしくはカルボキシル基を保護し、チアジアゾー
ル環に閉環した後に保護基を脱離させ、合成例1 2− (4’−へブチルオキシ−4′−ビフェニル)−
5−オクチル−1,3,4−チアジアゾール(例示化合
物l−54)の製造 下記の工程に従い2−(4’−へブチルオキシ4′−ビ
フェニル)−5−オクチル−1,3,4−チアジアゾー
ルを製造した。
H2NH2 C8H17COC2H6 1 C3H17CNHNH2 j 工程1)ノナノヒドラジドの製造 エタノール130mj?にノナン酸エチル120gを溶
解させた溶液に抱水ヒドラジン83.5gを加え、6時
間加熱還流により反応させた後、放冷し、析出した結晶
を濾取した。エタノール300 m j!で再結晶を行
い85gのノナノヒドラジドを得た。
工程2) N−ノナノイル−N’−4−(4’−へブチ
ルオキシフェニル)ベンゾイルヒドラジンの製造 工程lで得たノナノヒドラジド1.6gを18mj?の
ピリジンに溶解させ、40℃に加熱した溶液に4−へブ
チルオキシ−4#−ビフェニルカルボン酸クロリド3.
3gを乾燥ベンゼンI Om lに溶解させ用いて抽出
し、得られた有機層中の固体を濾取した。得られた固体
はジメチルホルムアミドにて再結晶を行い、4.1gの
N−ノナノイル−N′−4(4′−へブチルオキシフェ
ニル)ベンゾイルヒドラジンを得た。
工程3)2− (4’−へブチルオキシ−4′−ビフェ
ニル)−5−オクチル−1,3,4−チアジアゾールの
製造 N−ノナノイル−N’−4−(4’ −へブチルオキシ
フェニル)ベンゾイルヒドラジン3.1g (6,65
XIO−”mol)のピリジン20mj!の溶液に室温
にてP 2 S 51.99g (8,98X10=m
ol)を15分間で添加した。その後、100℃に加熱
し6時間反応させた。反応溶液をエタノール10mI!
、水200mj!て3.9gの粗結晶を得た。この粗結
晶はカラムクロマトグラフィー(移動相:クロロホルム
/酢酸エチル−20/1、固定相ニジリカゲル)で精製
し、目的の2−へキシル−5−(4’−(5−へブチル
−2−ピリミジル)フェニル] −1,3,4−チアジ
アゾールを得た。
相転移温度(’C) 合成例2 2−へキシル−5− (4′ − (4″ ペンチルシフ ロヘキシル) フェニル) 1゜ 3゜ 4−チアジアゾ− ル (例示化合物エ フ0) の製造 e1遜−一迦旦X邊モ 繊 工程側Nヘヘプタノイル−N′−4′−(4″ペンチル
シクロヘキシル)ベンゾイル ヒドラジド2.0gを27 m jl!のピリジンに溶
解させ、40℃に加熱した溶液に4− (4’ −ペン
チルシクロヘキシル)安息香酸クロリド4.4gを乾燥
ペンゼ入し酢酸エチルを用いて抽出し、さらに有機層中
の固体を濾取した。得られた固体はジメチルホルムアミ
ドにて再結晶を行い、4.0gのN−ヘプタノイル−N
’ −4’ −(4,’−ペンチルシクロヘキシル)ベ
ンゾイルヒドラジンを得た。
工程曳)2−へキシル−5−(4’ −(4’−ペンチ
ルシクロヘキシル)フェニル)−1゜3.4−チアジア
ゾールの製造 N−ヘプタノイル−N’ −4’−(4’−ペンチルシ
クロヘキシル)ベンゾイルヒドラジン3.75gのピリ
ジン30mnの溶液に室温にてP 2S 52.81g
を15分間で添加した。その後、l OO’Cに加熱し
6時間反応させた反応溶液をエタノール10m1?、水
200 m lの混合溶液中に注入し、析出した結晶を
濾カゲル、移動相;トルエン)で精製し、0.31gの
目的物を得た。
相転移温度(℃) 合成例3 2−オクチル−5−(4’−(4’−ペンチルフェニル
)シクロヘキシル)−1,3,4−チアジアゾール(例
示化合物l−76)の製造 下記工程に従い2−オクチル−5−[4’−C4’ペン
チルフエニル)シクロヘキシルl −1,3゜4−チア
ジアゾールを製造した。
C3H57CNHNH2 1 工程1) N−オクタノイル−N’−4−(4’−ペン
チルフェニル)シクロヘキサンカル ボニルヒドラジンの製造 合成例覧の工程1と同様にして得たオクタノイルヒドラ
ジド2.4gを27 m j!のピリジンに溶解させた
溶液を40℃に加熱したところへ4−(4’ −ペンチ
ルフェニル)シクロヘキサンカルボン酸クロリド4.4
gを乾燥ベンゼン12 m 12に溶解させた溶液を滴
下して加えた。室温で1晩撹拌し反応させた後、反応溶
液を氷水に抽入し酢酸エチルを用いて抽出した。さらに
得られた有機層中の固体を濾取し、ジメチルホルムアミ
ドにて再結晶を行い、4.6gのN−オクタノイル−N
’−4−(4’−ペンチルフェニル)シクロヘキシルカ
ルボニルヒドラジンを得た。
工程2)2−オクチル−5−[4’−(4”−ペンチル
フェニル)シクロへキシルl −1゜3.4−チアジア
ゾールの製造 N−オクタノイル−N’−4−(4’−ペンチルフェニ
ル)シクロへキシルカルボニルヒドラジン4.55gの
ピリジン35 m Ilの溶液に室温にてP2S 53
.19gを15分間で添加した。その後、100℃に加
熱し6時間反応させた。反応溶液をエタノール15mA
、水300 m 12の混合溶液中に注入し、クロロホ
ルムにて抽出し、得られた有機層を水洗し、無水硫酸マ
グネシウムで脱水後溶媒を留去し5.3gの半固体状の
反応生成物を得た。この生成物をヘキサン/酢酸エチル
−10/2を移動相とするシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーで精製し、さらにエタノールで再結晶を行い、
0.2gの2−オクチル−5−[4’=(4′−ペンチ
ルフェニル)シクロヘキシルl −1゜3.4−チアジ
アゾールを得た。
相転移温度(0C) 合成例4 2−へキシル−6−[4’−(5−ヘプチル〜2ピリミ
ジル)フェニル] −1,3,4−チアジアゾール(例
示化合物l−85)の製造 下記の工程に従い2−へキシル−5−(4’ −(5ヘ
プチル−2−ピリミジル)フェニル]−4,3゜4−チ
アジアゾールを製造した。
工程I)ペプタノヒドラジドの製造 エタノール20m1lにヘプタン酸エチル15gを溶解
させた溶液に抱水ヒドラジン12.2gを加え、4.5
時間加熱還流により反応させた後、放冷し、析出した結
晶を濾取した。エタノール20 m I!で再結晶を行
い、7gのヘプタノヒドラジドを得た。
■ 工程電)N−ヘプタノイル−N’−4−(5’ −へブ
チル−2′−ピリミジル)ペンゾイルヒのピリジンに溶
解させ、40℃に加熱した溶液に4(5′−へブチル−
2′−ピリミジル)安息香酸クロリド4.7gを乾燥ベ
ンゼン20mj+に溶解させた溶液を滴下して加えた。
室温で1晩撹拌し、反応う主 させた後、反応溶液を氷水に柚太し、酢酸エチルを用い
て抽出し、さらに有機層中の固体を濾取した。得られた
固体はジメチルホルムアミドにて再結晶を行い、3.1
gのN−ヘキサノイル−N′−4(5′−へブチル−2
−ピリミジル)ベンゾイルヒドラジンを得た。
工程@)2−へキシル−5−(4’−(5−ヘプチル2
−ピリミジル)フェニルl −1,3゜4−チアジアゾ
ールの製造 N−ヘキサノイル−N’−4−(5’−ヘプチル2−ピ
リミジル)ベンゾイルヒドラジン2.6gのピリ曵ジン
溶液20 m ji!に室温にてP 2 S 51.8
4gを15分間で添加した。その後、100℃に加熱し
6時間反応させた。反応溶液をエタノール10mAs水
溶媒留去して2.5gの粗結晶を得た。この粗結晶はカ
ラムクロマトグラフィー(移動相:トルエン/酢酸エチ
ル=2/1.固定相ニジリカゲル)で精製し、目的の2
−へキシル−5−(4’ −(5−へブチル−2−ピリ
ミジル)フェニルl−1,3,4−チアジアゾールを得
た。
相転移温度(℃) X、Y、Z:液晶相(未同定) 前記一般式(II) で示される化合物の具体的な 構造式の例を以下に示す。
(■ 1) (II −2) (II −3) (■ 4) (n −5) (I[−6) (■ 7) (n −5) (■ 9) (n −10) (n −11) (■ 12) (■ 13) (■ 14) (■ 15) (II −16) (■ 17) (■ 18) (II−19) (■ 20) (■ 21) (■ 23) (■ 24) (■ 25) (■ 26) (■ 27) (■ 70) (■ 91) (■ 92) (■ 93) υ (If −98) (n−99) す (■ 104) (■ 105) (II−109) (■ 110) (■ 111) ○ 一般式(n)で示される化合物は下記に示すような合成
経路A、B、Cで得ることができる。
合成経路A 合成経路B 合成経路C (X2:O) 一般式(II)で示される化合物の代表的な合成例を以
下に示す。
合成例5(化合物Nα■−17の合成)p−2−フルオ
ロオクチルオキシフェノール1.OOg(4、16m 
M )をピリジン10mA、 トルエン5mlに溶解さ
せ、トランス−4−n−ペンチルシクロヘキサンカルボ
ン酸クロライド1.30g (6,OOmM)をトルエ
ン5mlに溶解した溶液を、5℃以下、20〜40分間
で滴下した。滴下後、室温で一晩撹拌し、白色沈殿を得
た。
反応終了後、反応物をベンゼンで抽出し、さらにこのベ
ンゼン層を蒸留水で洗ったのち、ベンゼン層を硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、ベンゼンを留去した。さらにシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーを用いて精製し、さらに
エタノール/メタノールで再結晶して、トランス−4−
n−ペンチルシクロヘキサンカルボン酸−p−2−フル
オロオクチルオキシフェニルエステル1.20g (2
,85mM)を得た。(収率68.6%) NMRデータ(ppm) 0 、83〜2 、83 p p m  (34,H、
m )4 、 OO〜4 、50 p p m  (2
H、q )7、llppm       (4H,S)
’IRデータ(。□−1) 3456、 2928゜ 1470、 1248゜ 854゜ 1742、 1508゜ 2852゜ 1166、 1132゜ 120.0゜ 相転移温度(’C) (ココテ、s3.s4.s、、s6は、smc*よりも
秩序度の高い相を示す。) 4− 合成例6(化合物Na IF−赫の合成)十分に窒素置
換された容器に、(−)−2−フルオロヘプタツール0
.40g (3,0mmol)と乾燥ピリジン1.OO
g (13mmol)を入れ水冷下で30分間撹拌した
。その溶液にp−トルエンスルホン酸クロリド0.69
g (3,6mmol)を加え、そのまま5時間撹拌を
続けた。反応終了後、IN HCI! 10rrlを加
え、塩化メチレン10mAで2回抽出を行った後、その
抽出液を蒸留水10mAで1回洗浄した。得られた塩化
メチレン溶液に無水硫酸ナトリウムを適宜加えて乾燥し
たのち、溶媒を留去しく+) −2フルオロヘプチルp
−トルエンスルホン酸エステル0 、59 g (2、
0m m o 1 )を得た。
収率は66%である。生成物の比旋光度およびIRデー
タは下記の通りである。
比旋光度[α] F + 2 、59゜(c=1、CH
Cl 3)。
比旋光度[α〕鶏+9.58゜ (c−1、CHCj’ 3)。
IR(cm−’): 2900、   2850.   1600.   1
450゜1350、   1170.   1090.
    980゜810、    660.    5
50゜上記のようにして得られた(+)−2−フルオロ
ヘプチルp−トルエンスルホン酸エステル0.43g(
1,5mmo])と5−オクチル−2−(4−ヒドロキ
シフェニル)ピリミジン0.28g (1,0mmo+
)に1−ブタノール0.2mj2を加えよく撹拌した。
その溶液に、あらかじめ1−ブタノール1.Omj!に
水酸化ナトリウム0.048g (1,2mmol)を
溶解させて調製しておいたアルカリ溶液を速やかに注ぎ
5時間半、加熱還流した。反応終了後蒸留水10mAを
加え、ベンゼン10 m j!および5mlでそれぞれ
1回づつ抽出を行った後、その抽出液に無水硫酸ナトリ
ウムを適宜加えて乾燥した。乾燥後、溶媒を留去し、シ
リカゲルカラム(クロロホルム)により目的物である(
+)−5−オクチル−2−[4−(2−フルオロへブチ
ルオキシ)フェニル]ピリミジン0.17g (0,4
3mmol)を得た。
収率は43%であり、以下のような比旋光度およびIR
データが得られた。
比旋光度[α]F’+0.44゜ (c=1、CHC473)。
比旋光度[α和s+4.t9゜ (c=1、CHCA  3)。
IR(cm−’): 2900、  2850゜ 1420、  1250゜ 720、   650゜ 1600゜ 1160゜ 550゜ 1580゜ 800゜ 本発明の液晶組成物は前記一般式(I)で示される化合
物の少なくとも1種と、前記一般式(II)で示される
化合物の少なくとも1種と、さらに他の液晶性化合物1
種以上とを適当な割合で混合することにより得ることが
できる。また、本発明による液晶組成物は強誘電性液晶
組成物、特に強誘電性カイラルスメクチック液晶組成物
が好ましい。
本発明で用いる他の液晶性化合物の具体例を下記に挙げ
る。
化合物No。
C3゜H2,O−@−C3(cンOCH2CHC2H5
(32) (34) H3 H3 (36) (37) (38) (40) H3 H3 H3 H3 (55) (56) (57) H3 H3 H3 (62) H3 (69) (70) CH3 CH3 CHう 一’CHzcH□C2H5 紮′ (72) CH3 (80) (81) CH3 CH3 (88) H3 (91) (94) CH3 す CH3 00 (112) CI! c 8H,7% OCH2−@)−0(CH2チ2CH
C2H5* 02 (114) CE (118) C8H,□O(バ牛CH20(決CH20CH2CHC
、。H21* 03 (125) (127) 05 06 (140) 107 08 (152) ○CN 09 (155) (156) (157) (158) (159) 10 N (160) (161) (162) (163) (164) (165) (166) (167) (168) (169) (170) 12 (177) C5HI+ (’、i号舎C6HI3 13 (178) (179) (180) (181) (182) (183) 14 (184) (185) (186) (187) (188) (189) ○ (190) (191) (192) (193) (194) (195) (196) (197) (198) (199) (200) (201) 17 (202) (203) (204) (205) (206) (207) 16 ○ 18 (20B) (209) (210) (211) (212) (213) 19 (214) (215) (216) (217) (218) (219) ○ 20 (220) (221) (222) (223) C1゜H21O−@−CH20−・QCg Ht。
(224) C1゜H250−o−CH20−@−0C6H13(2
25) (226) (227) (228) (229) (230) (231) 22 (232) 123 本発明の一般式(I)で示される液晶性化合物、一般式
(II)で示される液晶性化合物それぞれと、上述した
他の液晶性化合物1種以上、あるいはそれを含む強誘電
性液晶性組成物(液晶材料と略す)との配合割合は液晶
材料100重量部当り、本発明−般式(■)、一般式(
II)で示される液晶性化合物それぞれを1〜300重
量 部、より好ましくは2〜lOO重量部とすることが好ま
しい。
また、本発明の一般式(1)、一般式(n)で示される
液晶性化合物のいずれか、あるいは全てを2種以上用い
る場合も、液晶材料との配合割合は前述した液晶材料1
00重量部当り、本発明一般式(1)。
一般式(n)で示される液晶性化合物のいずれか、ある
いは全ての2種以上の混合物を1〜500重量部、より
好ましくは2〜100重量部とすることがのぞましい。
さらに、本発明による強誘電性液晶素子における強誘電
性液晶層は、先に示したようにして作製した強誘電性液
晶組成物を真空中、等方性液体温24 度まで加熱し、素子セル中に封入し、徐々に冷却して液
晶層を形成させ、常圧にもどすことが好ましい。
第1図は強誘電性液晶素子の構成の説明のために、本発
明の強誘電性液晶層を有する液晶素子の一例を示す断面
概略図である。
第1図において、符号1は強誘電性液晶層、2はガラス
基板、3は透明電極、4は絶縁性配向制御層、5はスペ
ーサー、6はリード線、7は電源、8は偏光板、9は光
源を示している。
2枚のガラス基板2には、それぞれIn2O3゜SnO
2あるいはrTo (インジウム チン オキサイド;
 Indium  Tin  0xide)等の薄膜か
ら成る透明電極3が被覆されている。その上にポリイミ
ドの様な高分子の薄膜をガーゼやアセテート植毛布等で
ラビングして、液晶をラビング方向に並べる絶縁性配向
制御層4が形成されている。また絶縁物質として例えば
シリコン窒化物、水素を含有するシリコン炭化物、シリ
コン酸化物、硼素窒化物、水素を含有する硼素窒化物、
セリウム酸化物、ア25 ルミニウム酸化物、ジルコニウム酸化物、チタン酸化物
やフッ化マグネシウムなどの無機物質絶縁層を形成し、
その上にポリビニルアルコール、ポリイミド、ポリアミ
ドイミド、ポリエステルイミド、ポリパラキシレン、ポ
リエステル、ポリカーボネート、ポリビニルアセクール
、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリアミド、ポリ
スチレン、セルロース樹脂、メラミン樹脂、ユリャ樹脂
、アクリル樹脂やフォトレジスト樹脂などの有機絶縁物
質を配向制御層として、2層で絶縁性配向制御層4が形
成されていてもよく、また無機物質絶縁性配向制御層あ
るいは有機物質絶縁性配向制御層単層であっても良い。
この絶縁性配向制御層が無機系ならば蒸着法などで形成
でき、有機系ならば有機絶縁物質を溶解させた溶液、ま
たはその前駆体溶液(溶剤に0.1〜20重量%、好ま
しくは0.2〜10重量%)を用いて、スピンナー塗布
法、浸漬塗布法、スクリーン印刷法、スプレー塗布法、
ロール塗布法等で塗布し、所定の硬化条件下(例えば加
熱下)で硬化させ形成させることができる。
26 絶縁性配向制御層4の層厚は通常50A〜1μm1好ま
しくは100人〜3000A、さらに好ましくは100
人〜100OAが適している。
この2枚のガラス基板2はスペーサー5によって任意の
間隔に保たれている。例えば所定の直径を持つシリカビ
ーズ、アルミナビーズをスペーサーとしてガラス基板2
枚で挟持し、周囲をシール材、例えばエポキシ系接着材
を用いて密封する方法がある。その他スペーサーとして
高分子フィルムやガラスファイバーを使用しても良い。
この2枚のガラス基板の間に強誘電性液晶が封入されて
いる。
強誘電性液晶が封入された強誘電性液晶層1は、一般に
は0.5〜20μm1好ましくは1〜5μmである。
透明電極3からはリード線によって外部の電源7に接続
されている。
またガラス基板2の外側には偏光板8が貼り合わせであ
る。
第1図は透過型なので光源9を備えている。
27 第2図は強誘電性液晶素子の動作説明のために、セルの
例を模式的に描いたものである。21aと21bはそれ
ぞれIn2O3,5n02あるいはIT○(Indiu
m−Tin  0xide)等の薄膜からなる透明電極
で被覆された基板(カラス板)であり、その間に液晶分
子層22がガラス面に垂直になるよう配向したSmC’
相又はSmH*相の液晶が対人されている。太線で示し
た線23が液晶分子を表わしており、この液晶分子23
はその分子に直交した方向に双極子モーメント(P土)
24を有している。基板21aと21b上の電極間に一
定の閾値以上の電圧を印加すると、液晶分子23のらせ
ん構造がほどけ、双極子モーメント(P土)24がすべ
て電界方向に向くよう、液晶分子23は配向方向を変え
ることができる。液晶分子23は細長い形状を有してお
り、その長軸方向と短軸方向で屈折率異方性を示し、従
って例えばガラス面の上下に互いにクロスニコルの偏光
子を置けば、電圧印加極性によって光学特性が変わる液
晶光学変調素子となることは、容易に理解される。
28 本発明における光学変調素子で好ましく用いられる液晶
セルは、その厚さを充分に薄く(例えば10μ以下)す
ることができる。このように液晶層が薄くなるにしたが
い、第3図に示すように電界を印加していない状態でも
液晶分子のらせん構造がほどけ、その双極子モーメント
Paまたはpbは上向き(34a)又は下向き(34b
)のどちらかの状態をとる。このようなセルに、第3図
に示す如く一定の閾値以上の極性の異る電界Ea又はE
bを電圧印加手段31aと31bにより付与すると、双
極子モーメントは電界Ea又はEbの電界ベクトルに対
応して上向き34a又は下向き34bと向きを変え、そ
れに応じて液晶分子は、第1の安定状態33aかあるい
は第2の安定状態33bの何れか一方に配向する。
このような強誘電性液晶素子を光学変調素子として用い
ることの利点は先にも述べたが2つある。
その第1は、応答速度が極めて速いことであり、第2は
液晶分子の配向が双安定性を有することである。第2の
点を例えば第3図によって更に説明すると、電界IEa
を印加すると液晶分子は第1の29 安定状態33aに配向するが、この状態は電界を切って
も安定である。又、逆向きの電界Ebを印加すると、液
晶分子は第2の安定状態33bに配向してその分子の向
きを変えるが、やはり電界を切ってもこの状態に留って
いる。又与える電界EaあるいはEbが一定の閾値を越
えない限り、それぞれ前の配向状態にやはり維持されて
いる。
以下実施例により本発明について更に詳細に説明するが
、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1 下記例示化合物を下記の重量部で混合し、組成物1−A
を作成した。
液晶 例示化合物No、        構造式%式% 式 重量部 2 更に、この液晶組成物1−Aに対して、以下に示す例示
化合物を各々以下に示す重量部で混合し、液晶組成物1
−Bを作成した。
例示化合物N0 構 造 式 %式% 式 重量部 ■ 0 II −102 次に、この液晶組成物1−Bを以下の手順で作成したセ
ルを用いて、素子特性等を観察した。
2枚の1 、1 m m厚のガラス板を用意して、それ
ぞれのガラス板上にITO膜を形成し、電圧印加電極を
作成し、さらにこの上にSiO2を蒸着させ絶縁】34 層とした。
この基板上にポリイミド樹脂前駆体[東し■5P710
] 1.0%ジメチルアセトアミド溶液を回転数250
Orpmのスピンナーで15秒間塗布した。成膜後、6
0分間、300℃加熱縮合焼成処理を施した。
この時の塗膜の膜厚は約200Aであった。
この焼成後の被膜には、アセテート植毛布によるラビン
グ処理がなされ、その後イソプロピルアルコール液で洗
浄し、平均粒径1.5μmのシリカビーズを一方のガラ
ス板上に散布した後、それぞれのラビング処理軸が互い
に平行となる様にし、接着シール剤[リクソンポンド(
チッソ(樽)コを用いてガラス板を貼り合わせ、60分
間、100℃にて加熱乾燥し、セルを作成した。このセ
ルのセル厚をベレツク位相板によって測定したところ約
1・5μmであった。
このセルに上述の液晶組成物1−Bを等方性液体状態で
注入し、等吉相から20°C/hで25℃まで徐冷する
ことにより、強誘電性液晶素子を作成した。この強誘電
性液晶素子を用いてピーク・トウ・35 ピーク電圧Vpp=25Vの電圧印加により、直交ニコ
ル下での光学的な応答(透過光量変化O〜90%)を検
知して応答速度(以後、光学応答速度という)を測定し
た。その結果を次に示す。
光学応答速度 10°C25°C40°C 786μsec       259 p sec  
     106μsecまた、25°Cにおけるこの
駆動時のコントラストは12.5であり、明瞭なスイッ
チング動作が観察され、電圧印加を止めた際の双安定性
も良好であった。
比較例1 実施例1で使用した液晶組成物1−Bに代えて、例示化
合物NαII −20,II −4,0,ll−102
を混合せずに1−Aに対して例示化合物Nαl−13,
I −49゜■−88のみを実施例1と同じ重量部で混
合した液晶組成物1−C1および例示化合物N[LI 
−13゜l−49,I −88を混合せずに1−Aに対
して例示3G 化合物NαII −20,ll−40,II −102
のみを実施例1と同じ重量部で混合した液晶組成物1−
Dを作成した。
これらの液晶組成物1−C,I−D及び1−Aを用いた
以外は全〈実施例1と同様の方法でそれぞれ強誘電性液
晶素子を作成し、実施例1と同様の方法で光学応答速度
を測定した。その結果を次に示す。
 −A −C −D 光学応答速度 10°C25°C l410 p sec   435 μ5ec1209
 p sec   372 μ5ec910 ttse
c   292 μ5ec40°C l55 μ5ec 138 μ5ec 120 μsec 実施例1と比較例1より明らかな様に、本発明による液
晶組成物を含有する強誘電性液晶素子の方が低温におけ
る作動特性、高速応答性が改善され、また、応答速度の
温度依存性も軽減されている。
37 実施例2 実施例1で使用した液晶組成物1−Aに対して、以下に
示す例示化合物を以下に示す重量部で混合して液晶組成
物2−Bを得た。
例示化合物Nα    構 造 式      重量部
■ 1 ■ 4 ■−73 38 例示化合物No。
構 造 式 この液晶組成物を用いた以外は全〈実施例1と同様の方
法で強誘電性液晶素子を作成し、実施例1と同様の方法
で光学応答速度を測定し、スイッチング状態等を観察し
た。
この液晶素子内の均−配向性は良好であり、モ39 ノ ドメイン状態が得られた。
測定結果を次に示す。
光学応答速度 100C25°C40°C 734μsec    248 μsec    10
6 p secまた、25℃におけるこの駆動時のコン
トラストは】1,9であり、明瞭なスイッチング動作が
観察され、電圧印加を止めた際の双安定性も良好であっ
た。
比較例2 実施例2で使用した液晶組成物2−Bに代えて、例示化
合物NαI[−11,II −45,II −96を混
合せずにI−Aに対して例示化合物NαI −21,I
 −44゜l−73のみを実施例2と同じ重量部で混合
した液晶組成物2−C1および例示化合物NCLI −
21,。
I −44,I −73を混合せずに1−Aに対して例
示化合物NaTl −11,II −45,II −9
6のみを実施例2と同じ重量部で混合した液晶組成物2
−Dを作成した。
40 これらの液晶組成物2−C,2−D及び1−Aを用いた
以外は全〈実施例1と同様の方法でそれぞれ強誘電性液
晶素子を作威し、実施例1と同様の方法で光学応答速度
を測定した。その結果を次に示す。
 −A −C −D 光学応答速度 100C25°C l410 μsec   435μ5ec1214μs
ec   371μ5ec847 p sec   2
83μ5ec40°C 155p 5ec 136 μ5ec 119μsec 実施例2と比較例2より明らかな様に、本発明による液
晶組成物を含有する強誘電性液晶素子の方が低温におけ
る作動特性、高速応答性が改善され、また、応答速度の
温度依存性も軽減されている。
実施例3 実施例1で使用した液晶組成物1−Aに対して、以下に
示す例示化合物を以下に示す重量部で混合して液晶組成
物3−Bを得た。
例示化合物Nα    構 造 式     重量部9 8 4 42 例示化合物No。
構 造 式 この液晶組成物を用いた以外は全〈実施例1と同様の方
法で強誘電性液晶素子を作成し、実施例1と同様の方法
で光学応答速度を測定し、スイッチング状態等を観察し
た。
この液晶素子内の均−配向性は良好であり、モ43 ノ ドメイン状態が得られた。
測定結果を次に示す。
光学応答速度 10°C25°C4,0°C 858μsec      278μsec     
 109 μsecまた、25℃におけるこの駆動時の
コントラストは11.2であり、明瞭なスイッチング動
作が観察され、電圧印加を止めた際の双安定性も良好で
あった。
比較例3 実施例3で使用した液晶組成物3−Hに代えて、例示化
合物Nαm −3,n −75,n −93を混合せず
に1−Aに対して例示化合物?JaI −29,I −
38゜I −44のみを実施例3と同じ重量部で混合し
た液晶組成物3−01および例示化合物NαI −29
゜I −38,I −44を混合せずに1.−Aに対し
て例示化合物NaII −3,n −75,I[−93
のみを実施例3と同じ重量部で混合した液晶組成物3−
Dを作成した。
44 これらの液晶組成物3−C,3−D及び1−Aを用いた
以外は全(実施例1と同様の方法でそれぞれ強誘電性液
晶素子を作成し、実施例1と同様の方法で光学応答速度
を測定した。その結果を次に示す。
−A −C −D 光学応答速度 100C25°C 1410μsec   435μ5eC1206p s
ec   372 μ5ec992 μsec   3
15μsec00C 155μ5eC 135μ5ec 124 μsec 実施例3と比較例3より明らかな様に、本発明による液
晶組成物を含有する強誘電性液晶素子の方が低温におけ
る作動特性、高速応答性が改善され、また、応答速度の
温度依存性も軽減されている。
45 実施例4 実施例1で使用した液晶組成物1−Aに対して、以下に
示す例示化合物を以下に示す重量部で混合して液晶組成
物4−Bを得た。
例示化合物No    構 造 式      重量部
■ 8 ■−58 ■ 7 46 例示化合物No。
構 造 式 この液晶組成物を用いた以外は全〈実施例1と同様の方
法で強誘電性液晶素子を作成し、実施例1と同様の方法
で光学応答速度を測定し、スイッチング状態等を観察し
た。
この液晶素子内の均−配向性は良好であり、モノドメイ
ン状態が得られた。測定結果を次に示す。
47 光学応答速度 10°C25°C40’C 809μsec       272! p sec 
      112 μsecまた、25℃におけるこ
の駆動時のコントラストは12.4であり、明瞭なスイ
ッチング動作が観察され、電圧印加を止めた際の双安定
性も良好であった。
比較例4 実施例4で使用した液晶組成物4−Bに代えて、例示化
合物Nαm−17,ll−39,ll−50を混合せず
に1−Aに対して例示化合物NαI −28,I −5
8のみを実施例4と同じ重量部で混合した液晶組成物4
−C1および例示化合物NαI −28,l−58を混
合せずに1−Aに対して例示化合物N(LII−17,
ll39、ll−50のみを実施例4と同じ重量部で混
合した液晶組成物4−Dを作成した。
これらの液晶組成物4−C,l−D及び1−Aを用いた
以外は全〈実施例1と同様の方法でそれぞれ強誘電性液
晶素子を作成し、実施例1と同様の方法48 で光学応答速度を測定した。
その結果を次に示す。
−A −C −D 光学応答速度 10°C25°C 1410p sec   435 p 5ec1229
 μsec   379 p 5ec918 μsec
   303 μ5ec40°C l55 μ5ec 137 μ5ec 124 μsec 実施例4と比較例4より明らかな様に、本発明による液
晶組成物を含有する強誘電性液晶素子の方が低温におけ
る作動特性、高速応答性が改善され、また、応答速度の
温度依存性も軽減されている。
49 実施例5 下記例示化合物を下記の重量部で混合し、液晶組成物5
−Aを作成した。
例示化合物No、        構造式%式% 例示化合物No。
54 3 構 造 式 更に、この液晶組成物5−Aに対して、以下に示す例示
化合物を、各々以下に示す重量部で混合し、液晶組成物
5−Bを作成した。
例示化合物Nα 措 造 式 %式% 式 重量部 ■ 3 ■ 8 この液晶組成物を用いた以外は全〈実施例1と同様の方
法で強誘電性液晶素子を作成し、実施例1と同様の方法
で光学応答・速度を測定し、スイッチング状態等を観察
した。
この液晶素子内の均−配向性は良好であり、モ53 ノ ドメイン状態が得られた。
測定結果を次に示す。
光学応答速度 10°C25°C40°C 745μsec       261 μsec   
    102 μsecまた、25℃におけるこの駆
動時のコントラストは10.6であり、明瞭なスイッチ
ング動作が観察され、電圧印加を止めた際の双安定性も
良好であった。
比較例5 実施例5で使用した液晶組成物5−Eに代えて、例示化
合物Nαm−18,n−33,n−98を混合せずに5
−Aに対して例示化合物NαI −7,I −32゜I
 −51のみを実施例5と同じ重量部で混合した液晶組
成物5−C1および例示化合物NαI−7,l−32,
I −51を混合せずに5−Aに対して例示化合物Nα
m −18,n−33,ll−98のみを実施例5と同
じ重量部で混合した液晶組成物5−Dを作成した。
54 これらの液晶組成物5−C,5−D及び5−Aを用いた
以外は全〈実施例1と同様の方法でそれぞれ強誘電性液
晶素子を作威し、実施例1と同様の方法で光学応答速度
を測定した。その結果を次に示す。
−A −C −D 光学応答速度 10°C25°C 1155μsec   362μ5ec968μsec
   322 μ5ec873 μsec   278
 (t sec080 133μ5ec 118 p 5ee 110 μsec 実施例5と比較例5より明らかな様に、本発明による液
晶組成物を含有する強誘電性液晶素子の方が低温におけ
る作動特性、高速応答性が改善され、また、応答速度の
温度依存性も軽減されている。
実施例6 実施例5で使用した液晶組成物5−Aに対して、以下に
示す例示化合物を以下に示す重量部で混合して液晶組成
物6−Bを得た。
例示化合物Na     構 造 式      重量
部−41 エーロ1 −70 55 例示化合物No。
構 造 式 %式% この液晶組成物を用いた以外は全〈実施例1と同様の方
法で強誘電性液晶素子を作威し、実施例1と同様の方法
で光学応答速度を測定し、スイッチング状態等を観察し
た。
この液晶素子内の均−配向性は良好であり、モノドメイ
ン状態が得られた。測定結果を次に示す。
57 56 光学応答速度 10’C25°C40°C 782μsec       272μsec    
   102μsecまた、25℃におけるこの駆動時
のコントラストは10.1であり、明瞭なスイッチング
動作が観察され、電圧印加を止めた際の双安定性も良好
であった。
比較例6 実施例6で使用した液晶組成物6−Bに代えて、例示化
合物N(LII −69,II −107,’II −
116を混合せずに5−Aに対して例示化合物Nαl−
41,l−61,I −70のみを実施例6と同じ重量
部で混合した液晶組成物6−01および例示化合物Nα
I −41゜I −61,I −70を混合せずに5−
Aに対して例示化合物NαIF −59,IF −10
7,ll−116のみを実施例6と同じ重量部で混合し
た液晶組成物6−Dを作成した。
これらの液晶組成物6−C,6−D及び5−Aを用いた
以外は全〈実施例1と同様の方法でそれぞれ58 強誘電性液晶素子を作威し、実施例1と同様の方法で光
学応答速度を測定した。その結果を次に示す。
−A −C −D 光学応答速度 10’0    25°C 1155μsec   362μ5ec995 μse
c   335 μ5ec899 μsec   28
9 μ5ec40’C l33μ5ec 122 μ5ec 110 μsec 実施例6と比較例6より明らかな様に、本発明による液
晶組成物を含有する強誘電性液晶素子の方が低温におけ
る作動特性、高速応答性が改善され、また、応答速度の
温度依存性も軽減されている。
59 実施例7 実施例5で使用した液晶組成物5−Aに対して、以下に
示す例示化合物を以下に示す重量部で混合して液晶組成
物7−Bを得た。
例示化合物Nα    構 造 式      重量部
■−24 ■ 9 ■ 6 例示化合物N。
構 造 式 この液晶組成物を用いた以外は全〈実施例1と同様の方
法で強誘電性液晶素子を作成し、実施例1と同様の方法
で光学応答速度を測定し、スイッチング状態等を観察し
た。
この液晶素子内の均−配向性は良好であり、モロ1 ノ ドメイン状態が得られた。
測定結果を次に示す。
光学応答速度 10’C25°C40°C 781μsec       269μsec    
   101μsecまた、25℃におけるこの駆動時
のコントラストは11.2であり、明瞭なスイッチング
動作が観察され、電圧印加を止めた際の双安定性も良好
であった。
比較例7 実施例7で使用した液晶組成物7−Hに代えて、例示化
合物Nαm−13,n−69,ll−104を混合せず
に5−Aに対して例示化合物NαI −24,I −4
9I−76のみを実施例7と同じ重量部で混合した液晶
組成物7−01および例示化合物Nαl−24,I49
、I −76を混合せずに5−Aに対して例示化合物N
αll−13,ll−69,ll−104のみを実施例
7と同じ重量部で混合した液晶組成物7−Dを作成した
62 これらの液晶組成物7−C,7−D及び5−Aを用いた
以外は全〈実施例1と同様の方法でそれぞれ強誘電性液
晶素子を作成し、実施例1と同様の方法で光学応答速度
を測定した。その結果を次に示す。
−A −C −D 光学応答速度 10°0    25°C 1155μsec   362 μ5ec991 μs
ec   331 μ5ec895 μsec   2
83μ5ec40’C l33 μ5ec 119 μ5ec 109 μsec 実施例7と比較例7より明らかな様に、本発明による液
晶組成物を含有する強誘電性液晶素子の方が低温におけ
る作動特性、高速応答性が改善され、また、応答速度の
温度依存性も軽減されている。
実施例8 実施例5で使用した液晶組成物5−Aに対して、以下に
示す例示化合物を以下に示す重量部で混合して液晶組成
物8−Bを得た。
例示化合物Nα    講 造 式      重量部
■−53 −81 ■−85 例示化合物No。
構 造 式 この液晶組成物を用いた以外は全〈実施例工と同様の方
法で強誘電性液晶素子を作成し、実施例1と同様の方法
で光学応答速度を測定し、スイッチング状態等を観察し
た。
この液晶素子内の均−配向性は良好であり、モノドメイ
ン状態が得られた。測定結果を次に示す。
65 光学応答速度 10’C25°C400C 778μsec       267 μsec   
    98 μsecまた、25℃におけるこの駆動
時のコントラストは10.5であり、明瞭なスイッチン
グ動作が観察され、電圧印加を止めた際の双安定性も良
好であった。
比較例8 実施例8で使用した液晶組成物8−Hに代えて、例示化
合物NCLII −2,ll−95を混合せずに5−A
に対して例示化合物NαI〜53.  I −81,I
 −85のみを実施例8と同じ重量部で混合した液晶組
成物8−C1および例示化合物NαI −53,I −
81,l85を混合せずに5−Aに対して例示化合物N
αII −2,ll−95のみを実施例8と同じ重量部
で混合した液晶組成物8−Dを作成した。
これらの液晶組成物8−C,8−D及び5−Aを用いた
以外は全〈実施例1と同様の方法でそれぞれ強誘電性液
晶素子を作成し、実施例1と同様の方法66 で光学応答速度を測定した。
その結果を次に示す。
−A −C −D 光学応答速度 10℃    25°C 1155μsec   362 μ5ec988 μs
ec   328μ5ec970 μsec   30
6 μ5ec40’C 133μ5eC 120μsec 118 μsec 実施例8と比較例8より明らかな様に、本発明による液
晶組成物を含有する強誘電性液晶素子の方が低温におけ
る作動特性、高速応答性が改善され、また、応答速度の
温度依存性も軽減されている。
67 実施例9 下記例示化合物を下記の重量部で混合し、液晶組成物9
−Aを作成した。
例示化合物No、        構造式%式% 式 10 57 60 69 重量部 2 更に、この液晶組成物9−Aに対して、以下に示す例示
化合物を、各々以下に示す重量部で混合し、液晶組成物
9−Bを作成した。
例示化合物Nα 構 造 式 例示化合物No。
構 造 式 この液晶組成物を用いた以外は全〈実施例1と同様の方
法で強誘電性液晶素子を作成し、実施例1と同様の方法
で光学応答速度を測定し、スイッチング状態等を観察し
た。
この液晶素子内の均−配向性は良好であり、モア1 ノ ドメイン状態が得られた。
測定結果を次に示す。
光学応答速度 10’C25°C40’C 629μsec       187μsec    
   68μsecまた、25℃におけるこの駆動時の
コントラストは11.4であり、明瞭なスイッチング動
作が観察され、電圧印加を止めた際の双安定性も良好で
あった。
比較例9 実施例9で使用した液晶組成物9−Bに代えて、例示化
合物NαII −12,I[−33,I[−100を混
合せずに9−Aに対して例示化合物NαI −21,I
 −53ニー89のみを実施例9と同じ重量部で混合し
た液晶組成物9−C1および例示化合物Nαニー211
−53.  I −89を混合せずに9−Aに対して例
示化合物N[LII−12,I[−33,II −10
0のみを実施例9と同じ重量部で混合した液晶組成物1
−Dを作成した。
72 これらの液晶組成物!−C,9−D及び9−Aを用いた
以外は全〈実施例1と同様の方法でそれぞれ強誘電性液
晶素子を作成し、実施例1と同様の方法で光学応答速度
を測定した。その結果を次に示す。
−A −C −D 光学応答速度 10°C25°C 1180μsec   326 μ5ee1037 p
 sec   292 p 5ec697 μsec 
  208 μ5ec40°C 100p 5ec 92μ5ec 75μsec 実施例9と比較例9より明らかな様に、本発明による液
晶組成物を含有する強誘電性液晶素子の方が低温におけ
る作動特性、高速応答性が改善され、また、応答速度の
温度依存性も軽減されている。
73 実施例10 実施例9で使用した液晶組成物9−Aに対して、以下に
示す例示化合物を以下に示す重量部で混合して液晶組成
物10−Bを得た。
例示化合物Nα    構 造 式     重量部 
−6 ■ 9 ■ 2 74 例示化合物No。
構 造 式 この液晶組成物を用いた以外は全〈実施例1と同様の方
法で強誘電性液晶素子を作成し、実施例】と同様の方法
で光学応答速度を測定し、スイッチング状態等を観察し
た。
この液晶素子内の均−配向性は良好であり、モノドメイ
ン状態が得られた。測定結果を次に示す。
光学応答速度 10°C25°C40°C 641μ5ec 122 μ5ec 70μsec 75 また、25℃におけるこの駆動時のコントラストは11
.2であり、明瞭なスイッチング動作が観察され、電圧
印加を止めた際の双安定性も良好であった。
比較例10 実施例10て使用した液晶組成物10−Bに代えて、例
示化合物Nαll−5,II −86を混合せずに9A
に対して例示化合物Nαr −6,I −59,I −
92のみを実施例10と同じ重量部で混合した液晶組成
物10−C,および例示化合物NαI −6,I −5
9゜I −92を混合せずに9−Aに対して例示化合物
Nαll−5,ll−86のみを実施例10と同じ重量
部で混合した液晶組成物]、 O−Dを作成した。
これらの液晶組成物10−C,10−D及び9−Aを用
いた以外は全〈実施例1と同様の方法でそれぞれ強誘電
性液晶素子を作成し、実施例1と同様の方法で光学応答
速度を測定した。その結果を次に示す。
76 光学応答速度 10°C25°C40’C 9−A、     1180 μsec   326 
μsec   100 μ5ec10−C1022μs
ec   289 μsec    91 μ5ec1
0−D     722 μsec   215 μs
ec    77 μsec実施例10と比較例10よ
り明らかな様に、本発明による液晶組成物を含有する強
誘電性液晶素子の方が低温における作動特性、高速応答
性が改善され、また、応答速度の温度依存性も軽減され
ている。
77 実施例11 実施例9で使用した液晶組成物9−Aに対して、以下に
示す例示化合物を以下に示す重量部で混合して液晶組成
物11−Eを得た。
例示化合物Na     @  造 弐      重
量部■ 3 ■ 1 す ■ 2 78 例示化合物No。
構 造 式 %式% この液晶組成物を用いた以外は全〈実施例1と同様の方
法で強誘電性液晶素子を作威し、実施例1と同様の方法
で光学応答速度を測定し、スイッチング状態等を観察し
た。
この液晶素子内の均−配向性は良好であり、モノドメイ
ン状態が得られた。測定結果を次に示す。
79 光学応答速度 10°C25°C40’C 604μsec       185 μsec   
    68μSeCまた、25°Cにおけるこの駆動
時のコントラストは11.7であり、明瞭なスイッチン
グ動作が観察され、電圧印加を止めた際の双安定性も良
好であった。
比較例11 実施例11で使用した液晶組成物11−Bに代えて、例
示化合物NαII −32,ll−53,II −11
2を混合せずに9−Aに対して例示化合物N[LI −
33゜1−41.  l−72のみを実施例11と同じ
重量部で混合した液晶組成物1l−C1および例示化合
物Nαl−33,I −41,l−72を混合せずに9
−Aに対して例示化合物Nαll−32,ll−53,
n −112のみを実施例11と同じ重量部で混合した
液晶組成物11−Dを作成した。
これらの液晶組成物11−C,11−D及び9−Aを用
いた以外は全〈実施例1と同様の方法でそれぞ80 れ強誘電性液晶素子を作成し、実施例1と同様の方法で
光学応答速度を測定した。その結果を次に示す。
光学応答速度 10’C25°C400C 9−A     1180 μsec   326 μ
sec   100 μ5ec11−C10487zs
ec   296μsec    92μ5ec11−
D     666 μsec   202 μsec
    74 μsec実施例11と比較例11より明
らかな様に、本発明による液晶組成物を含有する強誘電
性液晶素子の方が低温における作動特性、高速応答性が
改善され、また、応答速度の温度依存性も軽減されてい
る。
実施例12〜15 実施例1で用いた例示化合物、及び液晶組成物に代えて
、表1に示した例示化合物、及び液晶組成物を各重量部
で用い、12−B〜15−Bの液晶組成物を得た。これ
らを用いた他は、全〈実施例1と同様の方法により、強
誘電性液晶素子を作威し、実施例1と同様の方法で光学
応答速度を測定し、スイッチング状態等を観察した。こ
の液晶素子内の均−配向性は良好であり、モノドメイン
状態が得られた。
測定結果を表1に示す。
82 特開平3 62886 (47) 実施例12〜15より明らかな様に、本発明による液晶
組成物12−B〜15−Bを含有する強誘電性液晶素子
は、低温における作動特性、高速応答性が改善され、ま
た応答速度の温度依存性も軽減されたものとなっている
実施例16 実施例1及び比較例1で使用した液晶組成物をSiO2
を用いずに、ポリイミド樹脂だけで配向制御層を作成し
た以外は全〈実施例1と同様の古注で強誘電性液晶素子
を作成し、実施例1と同様の方法で光学応答速度を測定
した。その結果を次に示す。
−B 1、−A −C −D 光学応答速度 10’C25°C 708μ5eC237μ5eC 1271μsec   3921t 5ec1093 
μsec   336 μ5ec822 (t sec
   264 μ5ec40°C 98μ5ec 141 μ5ec 125 μ5ec 110μsec 実施例1Gより明らかな様に、素子構成を変えた場合で
も本発明に従う強誘電性液晶組成物を含有する素子は、
  ′          実施例1と同様に低温作動
特性が改善され、さらに、応答速度の温度依存性も軽減
されたものとなっている。
実施例I7 実施例1において液晶組成物1−Bを用いて作成した液
晶素子と、比較例1において液晶組成物1−Aを用いて
作成した液晶素子を25℃において直交ニコル下、偏光
顕微鏡観察下、それぞれスイッチングをさせてチルト角
を測定したところ、1−Aは7.6°、1−Bは8.1
°であった。次に、スイッチング電界の他に60KHz
の周波数で±8vの矩形波を印加しながらチルト角を測
定したところ、1−Aは8.7°、1−Bは12.4°
になった。この時、コントラスト比を測定したところ、
1−Aは10:1、IBは26:lであった。以上のこ
とから本発明の液晶組成物はACスタビライズ効果によ
る表示特性向上に大変有効であることがわかった。
84 実施例18〜27 実施例2〜11で作成した本発明の液晶組成物からなる
液晶素子と、比較例1.5. 9において液晶組成物1
−A、  5−A、  9−Aを用いて作成した液晶素
子をそれぞれ用いて、実施例17と全く同様にチルト角
を測定した。結果を下に示す。
86 85 実施例18 1〜A −B −B −B −A −B −B −B −B 9〜A −B 実施例26 10−B 実施例27 11−B 実施例19 実施例20 実施例21 実施例22 実施例23 実施例24 実施例25 7.6゜ 8.1゜ 7.9゜ 8.2゜ 7.3゜ 7.9゜ 7.6゜ 7.8゜ 8.00 7.10 7.6゜ 7.8゜ 7.5゜ 8.7゜ 11.9゜ 12.2゜ 12.5゜ 8.2゜ 12.3゜ 11.4゜ 11.7゜ 12.2゜ 7.9゜ 11.5゜ 11.9゜ 11.66 以上のことから、本発明の液晶組成物を用いた液晶素子
は、ACスタビライズ効果による表示特性向上に大変有
効であることがわかった。
87 〔発明の効果〕 本発明の強誘電性液晶組成物を含有する素子は、スイッ
チング特性が良好で、低温作動特性の改善された液晶素
子、及び応答速度の温度依存性の軽減された液晶素子と
することができる。
また、ACスタビライズ効果による表示置注に用いる場
合、表示特性が大幅に改善できることがわかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は強誘電性液晶を用いた液晶素子の一例の断面概
略図。 第2図および第3図は強誘電性液晶素子の動作説明のた
めに、素子セルの一例を模式的に表わす斜視図。 第1図において、 1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・強誘電
性液晶層2・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・ガラス基板3・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・透
明電■ 4・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・絶縁性配向
制御層5・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・スペーサー88 ■ 第2図において、 1a 1b 2 3 4 リード線 電源 偏光板 光源 入射光 透過光 基板 基板 強誘電性液晶層 液晶分子 双極子モーメント(P土) 第3図において、 1a 1b 3a 3b 4a 4b 電圧印加手段 電圧印加手段 第1の安定状態 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・第2の安定
状態・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・上向きの双極子モーメント・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・下向きの双極子モーメント8
9 a b 90 上向きの電界 下向きの電界 手 続 補 正 書(自発) 1、事件の表示 平成1年特許願第198262号 2、発明の名称 液晶組成物およびこれを使用した液晶素子3、補正をす
る者 事件との関係     特許出願人 住所 東京都大田区下丸子3−30 名称 (100)  キャノン株式会社代表者 山 路
 敬 三 4、代理人 居所 〒146東京都大田区下丸子3 0−2 5 補正の対象 明  細  書 6、補正の内容 (1)明細書第45頁15行目から17行目の「2−へ
キシル−5−(4’ −(5−へブチル2ピリミジル)
フェニル)−1,3,4−チアジアゾールを得た。」を r2−(4’−へブチルオキシ−4″−ビフェニル)−
5−オクチル−1,3,4−チアジアゾールを得た。」
に訂正する。 (2)明細書第46頁の末行と第47頁1行目の間に 「工程1)ヘプタノヒドラジドの製造 エタノール20mJ2にヘプタン酸エチル15gを溶解
させた溶液に抱水ヒドラジン12.2gを加え、4.5
時間加熱還流により反応させた後、放冷し、析出した結
晶を濾取した。エタノール20mj2で再結晶を行い、
7gのヘプタノヒドラジドを得た。」を挿入する。 (3)明細書第46頁1行目から6行目までの「工程1
) ・ヘプタノ ヒ ドラシトを得 た。 まで削除する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ただし、R_1、R_2は炭素数1〜18の直鎖状又
    は分岐状のアルキル基であり、該アルキル基中の1つも
    しくは隣接しない2つ以上のメチレン基は−Z−、▲数
    式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等
    があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、▲
    数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表
    等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、
    −CH=CH−、−C≡C−によって置き換えられてい
    ても良い。ただしZは−O−もしくは−S−を示し、R
    _3はHもしくは炭素数1〜5のアルキル基を示す。さ
    らにR_1、R_2はともに光学活性ではない。又、A
    は−A_1−もしくは−A_2−A_3−を示し、−A
    _1−は▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、
    化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があ
    ります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼を示す。又、A_2、A_3はそれぞ
    れ独立に▲数式、化学式、表等があります▼もしくは−
    A_1−を示す。) で表わされる液晶性化合物の少なくとも一種と、下記一
    般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼ (II) (ただし、R_4は置換基を有していても良い炭素数1
    〜18の直鎖状又は分岐状のアルキル基であり、X_1
    は単結合、−O−、▲数式、化学式、表等があります▼
    、▲数式、化学式、表等があります▼、X_2は単結合
    、−O−、▲数式、化学式、表等があります▼を示す。 Z_1は単結合もしくは▲数式、化学式、表等がありま
    す▼を示し、A_4は▲数式、化学式、表等があります
    ▼、▲数式、化学式、表等があります▼もしくは▲数式
    、化学式、表等があります▼を示す。又、lは1 〜12の整数である。) で表わされる液晶性化合物の少なくとも1種を含有する
    ことを特徴とする液晶組成物。
  2. (2)前記特許請求の範囲第1項記載の強誘電性カイラ
    ルスメクチック液晶組成物を一対の電極基板間に配置し
    てなることを特徴とする液晶素子。
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