JPH0356914B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、無端チエーン上を走行するくわえづ
めブリツジと、排紙パイルの直ぐ前に設けられ、
枚葉紙の下面に作用する制動ローラと備え、速度
が調整可能な気流を枚葉紙搬送方向と反対方向で
くわえづめブリツジで案内された枚葉紙の下面へ
向けるブロワーノズルが、枚葉紙搬送方向に見て
制動ローラの前に設けられている輪転印刷機用枚
葉紙排紙装置に関する。

［従来の技術］ 従来、この種の枚葉紙排紙装置が西独特許出願
公告第2544566号公報に示されている。

第９図は上記公報に記載された枚葉紙排紙装置
の斜視図、第１０図はその側面図、第１１図はそ
の上面図である。

枚葉紙受取り胴４１は排紙チエーン４４，４５
のためのスプロケツトホイール４２，４３を備え
ている。排紙チエーン４４，４５はいくつかのく
わえづめ４６を有し、スプロケツントホイール４
７，４８まで走行する。くわえづめ４６は枚葉紙
受け取り胴４１から枚葉紙を受けとり走行し、不
図示のカムにより排紙パイル５０上で開く、枚葉
紙搬送路に沿つて枚葉紙案内板５１と５２が設け
られている。枚葉紙搬送路と枚葉紙案内板５１と
５２の間の間隔は非常に小さいので、この領域に
枚葉紙搬送により空気クツシヨンが形成され、こ
れによつて枚葉紙は枚葉紙案内板５１，５２と接
触することなく宙にうかぶことになる。枚葉紙案
内板５２は、上方の枚葉紙案内板５１の後縁の下
方にある支持軸４９上に支持された支持リンク５
３ａによつて担持された支持ロール５３によつ
て、枚葉紙案内板５１の枚葉紙搬送方向後縁に押
し付けられる。枚葉紙案内板５２の端には、不図
示吸込み空気源に接続された吸込み車軸５５があ
り、これは多数の吸込み車５６を支持している。
吸込み車５６は、枚葉紙案内板５２に到来した枚
葉紙を、それが枚葉紙パイル５０上にくる前に制
動する役目をする。吸込み車軸５５は２個の支持
ブロツク５７に支持されている。支持ブロツク５
７は、圧縮空気が供給され、横方向に延びる空気
箱５８をも支持している。

すでに上述したように、この知られた排紙装置
は制動ローラ（吸込み車５６）まで延びる枚葉紙
案内板５２の上方のエアクツシヨンを保証する
が、しかし、それによりはためく枚葉紙の汚れの
可能性を十分に排除することは不可能である。し
かし、運ばれる枚葉紙の後部区域がまた制動ロー
ラに接触することを確実にするために、少なくと
も高い枚葉紙搬送速度−例えば8000シート／時間
で搬送される枚葉紙が制動ローラ上へ押圧される
ことを確実にするために排紙チエーンの上昇およ
び水平区域の上方にブロワーを備えることが必要
である。枚葉紙が枚葉紙案内板上に押圧され、そ
して汚されることがここで起りうる。

ブロワーは後の枚葉紙端を押し下げるように非
常に強力に頻繁に風を吹き出さなければならな
い。これらブロワーにより供給される空気はそれ
からまた、次に近づく枚葉紙と枚葉紙案内板の間
の空間に入る。枚葉紙搬送速度により発生したエ
アクツシヨンはこれによりかなり増加し、今度は
枚葉紙を押し上げある枚葉紙搬送速度で枚葉紙端
を少なくともはためかせる。そのような乱れた枚
葉紙送りは枚葉紙端が押し下げられることを確実
にするためにブロワーのパワーの一層の増加を必
要とする。しかし、これは、次に接近する枚葉紙
の下にさらに多くの空気が入る結果となる。その
結果、枚葉紙排紙装置の搬送パワーのみならず枚
葉紙の上面上へ吹きつけるブロワーのパワーは確
実な搬送へ戻るためにかなり減少させなければな
らない。

［発明が解決しようとする課題］ 本発明の目的は、すべての枚葉紙搬送速度に対
して、チエーン排紙装置のくわえづめブリツジに
より案内された枚葉紙の後端が制動ローラ上への
確実に引張られ、枚葉紙制動および案内の全シス
テムを両面印刷枚葉紙の印刷のない部分に作用す
るようにセツトすることを可能にする輪転印刷機
用枚葉紙排紙装置を提供することである。

［課題を解決するための手段］ この目的は、本発明にしたがつて、特許請求の
範囲第１項の特徴項によつて達成される。

［作用］ 枚葉紙案内板の上端に備えられた案内ヨークブ
ロワーは枚葉紙の印刷されていない余白へ制動ロ
ーラと同じ方法で調整されうる。案内ヨークブロ
ワーの下端にあるブロワーノズルからの空気の出
力は下記の２つの効果を有する。

一方において、つくり出された静的で部分的な
真空は枚葉紙の印刷されていない部分を案内ヨー
クブロワーの案内ヨークに接触させる。これは枚
葉紙を強く張らせる。他方、残りの周囲の領域に
おいて、ブロワーノズルから流れ出る気は枚葉紙
案内板と枚葉紙の下側の間のエアクツシヨンを増
加させる。したがつて、枚葉紙の後方部分の制動
ローラへの安定した接触が達成されるので、エア
クツシヨン内の制御された増加量はまた枚葉紙の
下側の画像が枚葉紙案内板の上端で汚されないこ
とが保証される。枚葉紙の始端が排紙装置のくわ
えづめブリツジにより解放される時枚葉紙端がブ
ロワーノズルを通過することはまた重要である。

このことは前縁のみが低速度でスライドしてパ
イル止に突き当たるように制動が調整されるのを
可能にする。

本発明の発展形態は制動ローラと制動ローラに
関して調節可能である案内ヨークブロワーの間で
案内バンドを緊張させることである。案内バンド
に代つて、可撓性の案内クロスがまた同一位置に
おいて設置されうる。本発明の他の発展形態は隣
接する制動ローラの各々の間に容易に交換できる
覆板を設置することである。これらは制動ローラ
が横方向に調節される時異つた寸法の覆板によつ
て代られる。

［実施例］ 次に、本発明の実施例について図面を参照して
説明する。

第１図に示される枚葉紙排紙装置は、複数のく
わえづめブリツジ２を同一の間隔に備え、サイド
フレーム３内を案内される無端チエーン１を有す
る。最後の印刷ユニツトの圧胴３４の直ぐ後に枚
葉紙排紙装置の端部にあるチエーンスプロケツト
ホイール５を有するチエーンスプロケツトホイー
ル４がある。無端チエーン１はこれらチエーンス
プロケツトホイール４および５により駆動され、
案内される。これらチエーン１によりカバーされ
るチエーンラインはチエーンスプロケツトホイー
ル４においてスタートする上り区域６、および排
紙パイル８の上方で、上り区域６と連なる水平の
走行区域７を含む。チエンラインの水平区域７は
チエーンスプロケツトホイール５において終る。

枚葉紙案内板９がチエンラインの上り区域６の
下に設けられており、その下端はチエーンスプロ
ケツトホイール４の周囲に導かれ圧胴３４のちよ
うど前の位置にある。案内板上端部１０はわづか
に湾曲し、上り区域６と水平区域７の間の移行点
においてチエンラインの湾曲に大略従つている。
枚葉紙排紙装置の幅を横切つて配置された幾つか
の案内ヨークブロワー１２が案内板上端部１０と
排紙パイル８の上流に位置する制動ローラ１４と
の間に設けられている。これら案内ヨークブロワ
ー１２の案内ヨーク１１は案内板上端部１０上で
大体等間隔に、そしてくわえづめブリツジ２の運
動方向と反対方向に延びている。案内ヨーク１１
は実際に枚葉紙案内板９の表面上にある。各案内
ヨーク１１の下端には第２図に特に明確に示され
るブロワーノズル１３がある。案内ヨークブロワ
ー１２は、案内板上端部１０と制動ローラ１４の
間に空間中に下向きに導かれ、ホース１５を経て
分配パイプ１６に連結されている。この分配パイ
プ１６は今度は、不図示のコンプレツサにホース
１７を経て連結されている。

くわえづめブリツジ２は圧胴３４から枚葉紙１
８をつかみ、枚葉紙案内板９の上方をそれから離
して枚葉紙１８を案内する。これによつて枚葉紙
案内板９の表面と搬送される枚葉紙１８の下側の
間にエアクツシヨンが自動的に生ずる。したがつ
て、枚葉紙１８は枚葉紙案内板９と接触せず、む
しろくわえづめブリツジ２により案内されて浮き
上がる。

エアは案内ヨークブロワー１２のブロワーノズ
ル１３を離れ、部分的な真空が枚葉紙１８の下側
と湾曲した案内板上端部１０の表面との間の案内
ヨーク１１の領域に発生する。この結果、くわえ
づめブリツジ２により搬送される枚葉紙１８が案
内ヨークブロワー１２の案内ヨーク１１に吸引さ
れる結果となる。案内ヨークブロワー１２の適切
な配置は枚葉紙１８の印刷されない部分のみが案
内ヨーク１１と接触することを意味する。枚葉紙
１８の下側の案内ヨーク１１との接触によつて枚
葉紙１８が張つた状態になり、したがつて、その
端部がまたこれに続く制動ローラ１４に確実に当
たることが保証される。くわえづめブリツジ２に
より排紙パイル８上に搬送される枚葉紙１８の確
実な制動がかくして保証される。チエーンライン
の湾曲部、すなわち、上り区域６から水平区域上
への交差点における枚葉紙のはためきは、たとえ
非常に高速の枚葉紙搬送速度においても起り得な
い。したがつて、この交差点において枚葉紙端を
押し下げるブロワーを設置することは不要であ
る。

ブロワーノズル１３から出る空気は枚葉紙１８
の下側が制動ローラ１４と良好に接触することを
保証するのみならず、枚葉紙１８と上り区域６の
範囲内の枚葉紙案内板９の間のエアクツシヨンを
増加させる。かくして、くわえづめブリツジ２に
より案内される枚葉紙１８は上り区域６と水平区
域７の交差点の範囲内の２個の案内ヨークブロワ
ー１２の間で垂れ下がらない。案内板上端部１０
の表面との接触の結果としての枚葉紙１８の印刷
された下側の汚れはかくして避けられる。

くわえづめブリツジ２は案内され搬送され各枚
葉紙１８の前縁を排紙パイル８上で解放する。枚
葉紙上端部１０の制動ローラ１４への良好な接触
の結果として、枚葉紙１８はかなり減速され、こ
れは枚葉紙前縁のみが低速度で滑りパイル止１９
に当たることを意味する。これは、たとえ高い枚
葉紙搬送速度においても枚葉紙前縁に対する損傷
が効果的に避けられることを意味する。

第３図は案内ヨークブロワー１２が枚葉紙排紙
装置を横切つて延びるトラバース２０上でいかに
横方向に調節されうるかを示している。すなわ
ち、案内ヨークブロワー１２はトラバース２０上
を移動可能に支持されており、調整ネジ（不図
示）によりトラバース２０上に固定される。制動
ローラ１４のハウジング２１はトラバース２２上
に同様に取付けられ、横方向に調節されうる。こ
のトラバース２２は枚葉紙排紙装置の２個のサイ
ドフレーム３により保持され、排紙パイル８の方
向に調節され得る。制動ローラ１４の各ハウジン
グ２１にはホース連結部材２３が備えられ、ホー
ス２４を経て不図示の真空ポンプへ連結されてい
る。

案内バンド２５がハウジング２１の各ホース連
結部材２３に取付けられている。これはこのホー
ス連結部材２３から案内ヨークブロワー１２の方
向へ走つている。案内バンド２５の端部には張り
を保つウエイト２７が取付けられている。制動ロ
ーラ１４が枚葉紙搬送方向あるいは逆方向に調節
される時、ウエイト２７は上下動する。このよう
にしてウエイト２７によつて一定に張りが保たれ
る案内バンド２５は、枚葉紙１８が案内ヨーク１
１にもたれかかるのを助けるために使用される。
それは案内板上端部１０における枚葉紙１８の下
側にあるエアクツシヨンがなくなり、他の支持部
材が案内ヨークブロワー１２と制動ローラ１４と
の間の領域に備えられていないからである。

制動ローラ１４と案内ヨークブロワー１２の両
者が一旦枚葉紙１８の印刷されていない領域に配
置されると、当該案内バンド２５は印刷されてい
ない部分に自動的に接触するのみである。これ
は、第３図の枚葉紙排紙装置の上面図である第４
図において特に明確に見ることができる。案内ヨ
ークブロワー１２および制動ローラ１４は枚葉紙
搬送方向に連続して正確に整列されている。異つ
た印刷物を処理するために機械を切換え時、その
印刷物はまた仕上げ工程によつて作られるが、案
内ヨークブロワー１２と制動ローラ１４は新しい
印刷物の印刷されていない部分に相当するように
共に調節されなければならない。

案内バンド２５の代りに、第５図に示すような
案内クロス２８が、それが静電防止処理されある
いは金属シートで被覆されたものであるならば使
用可能である。この案内クロス２８の前端は制動
ローラ１４のハウジング２１に同様に取付けられ
ている。それは、案内板上端部１０のちようど背
後に位置する偏向ロツド２９まで延び、ウエイト
２７により張りを保たれている。案内バンド２５
の場合と全く同様にして、一つあるいは幾つかの
ウエイト２７が案内クロス２８の自由端３０に取
付けられている。案内クロス２８は案内ヨークブ
ロワー１２と案内クロス１４の間の空間を常に覆
つている。枚葉紙案内板９の上方に形成される、
枚葉紙１８の下側にあるエアクツシヨンが案内ク
ロス２８により保持されている。かくして、枚葉
紙の下側の汚れはまた案内クロス２８により効果
的に防止される。

第６図は制動ローラ１４のハウジング２１に直
接溶接された案内ヨークブロワー１２を備えた本
発明の一実施例を示している。案内クロス２８の
代りに、可撓性の案内板３１がここに備えられて
いる。その前端は制動ローラ１４のハウジング２
１に連結されている。案内ヨークブロワー１２の
案内ヨーク１１はこの場合、可撓性の案内板３１
の前端上に延びている。２個のトラバース３２，
３３は枚葉紙案内板９の下方に位置し可撓性の案
内板３１を案内する役目をする。トラバース３２
は、可撓性の案内板３１の表面と案内板上端部１
０の下縁の間にほとんどギヤツプがないように配
置されている。制動ローラ１４が排紙パイル８の
方向に調節される時、可撓性の案内板３１は湾曲
した案内板上端部１０の下から引き出され、かく
して枚葉紙案内板９の枚葉紙案内面が連続するこ
とになる。互いに連結された制動ローラ１４と案
内ヨークブロワー１２の両者を横方向に、かつ枚
葉紙搬送方向にいつしよに調節することは容易で
ある。案内ヨークブロワー１２が制動ローラ１４
の上流に直接合うように取り付けられているので
枚葉紙は後者に対して大きな力で押し付けられ
る。

本発明に関して説明されたような枚葉紙排紙装
置により枚葉紙排紙が達成された大きくは妨害さ
れない印刷物の効果は、第７図および第８図に示
すように、個々の制動ローラ１４の間に覆板３５
を設置することにより、なお１層増加させること
ができる。これら覆板３５は、それらが制動ロー
ラ１４用のトラバース２２上の留め具３６により
容易に交換できるように設置されうる。制動ロー
ラ１４が横方向に調節される時、覆板３５は適合
する他の覆板３５と交換することができる。

案内ヨークブロワー１２に面する覆板３５の端
部は湾曲した案内トラバース３７上に突出し、こ
の案内トラバース３７はトラバース２２と一緒に
排紙パイル８の方向にサイドフレーム３上に調節
可能に設置されている。マウント３８は可撓性の
案内板３１を前述した案内トラバース３７に連結
する。可撓性の案内板３１は案内ヨークブロワー
１２の直ぐ前に位置し、偏向ロツド２９により垂
直下向に向けられ、そして不図示のウエイトによ
り張りを保たれている。

第７および８図に示される本発明の実施例は、
覆板３５が、エアクツシヨンを保持する連続した
案内面を制動ローラ１４まで延長するので、制動
ローラ１４のレベルまで枚葉紙搬送が維持される
間、枚葉紙案内板９の上方にエアクツシヨンが形
成するのを可能にしている。案内ヨークブロワー
１２の効果の結果として枚葉紙の下側の制動ロー
ラ１４への確実な接触のみならず、枚葉紙案内面
の連続は円滑な枚葉紙排紙をもたらす。

本発明は図示された実施例に限定されない、も
ちろん、案内ヨークブロワー１２は直線走行枚葉
紙排紙装置にも有用に使用される。この直線走行
枚葉紙排紙装置では、チエンラインは、チエーン
スプロケツトホイール４においてスタートし、排
紙パイル８上に延じる水平区域のみを含む。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明は、案内ヨークブロ
ワーをトラバース上にその位置を調節可能に設置
することにより、すべての枚葉紙搬送速度に対し
て、チエン排紙装置のくわえづめブリツジにより
案内された枚葉紙の後端が制動ローラ上へ確実に
引張られ、枚葉紙制動および案内の全システムを
両面印刷枚葉紙の印刷のない部分に作用するよう
にセツトすることができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の枚葉紙排紙装置の
側面図、第２図は第１図に示される枚葉紙排紙装
置の上面図、第３図は枚葉紙案内板９と制動ロー
ラ１４との間の案内ヨークブロワー１２の配置
図、第４図は第３図に示す形態の上面図、第５図
は案内ヨークブロワー１２と案内クロス２８によ
る制動ローラ１４との間の空間のブリツジングを
示す図、第６図は制動ローラ１４のハウジング２
１上に直接設置された案内ヨークブロワー１２の
図、第７図および８図は制動ローラ１４の間の覆
板３５の設置図、第９図は西独特許出願公告第
2544566号公報に記載された枚葉紙排紙装置の斜
視図、第１０図はその側面図、第１１図はその上
面図である。 １…チエーン、２…くわえづめブリツジ、３…
サイドフレーム、４，５…チエーンスプロケツト
ホイール、６…上り区域、７…水平区域、８…排
紙パイル、９…枚葉紙案内板、１０…案内板上端
部、１１…案内ヨーク、１２…案内ヨークブロワ
ー、１３…ブロワーノズル、１４…制動ローラ、
１５，１７…ホース、１６…分配パイプ、１８…
枚葉紙、１９…パイル止、２０，２２…トラバー
ス、２１…ハウジング、２４…ホース、２３…ホ
ース連結部材、２５…案内バンド、２６…案内ボ
ルト、２７…ウエイト、２８…案内クロス、２９
…偏向ロツド、３０…自由端、３１…可撓性の案
内板、３２，３３…トラバース、３４…圧胴、３
５…覆板、３６…留め具、３７…案内トラバー
ス、３８…マウント。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 無端チエーン上を走行するくわえづめブリツ
   ジと、排紙パイルの直ぐ前に設けられ、枚葉紙の
   下面に作用する制動ローラを備え、速度が調整可
   能な空気流を枚葉紙搬送方向と反対方向で前記く
   わえづめブリツジで案内された枚葉紙の下面へ向
   けるブロワーノズルが、枚葉紙搬送方向に見て制
   動ローラの前に設けられている輪転印刷機用枚葉
   紙排紙装置において、 枚葉紙案内板９が前記制動ローラ１４の前で、
   前記チエーンの下部に配置され、 案内ヨークブロワー１２が前記枚葉紙案内板９
   の制動ローラ１４側端部１０と制動ローラ１４と
   の間に設けられ、その案内ヨーク１１が、枚葉紙
   案内板９の制動ローラ１４側端部１０の上方を、
   枚葉紙案内板９の横方向に概ね等間隔に、枚葉紙
   搬送方向と反対の方向に延び、 前記案内ヨークブロワー１２の端部がブロワー
   ノズル１３として形成され、 前記案内ヨークブロワー１２の、枚葉紙搬送方
   向に直角なトラバース２０上の位置が調節可能に
   前記案内ヨークブロワー１２がトラバース２０に
   取付けられていることを特徴とする輪転印刷機用
   枚葉紙排紙装置。 ２ チエンラインの、排紙パイル８上方の水平部
   分７を除く部分６が該水平部分７に至るまでに斜
   め上向きに延びている特許請求の範囲第１項記載
   の装置。 ３ チエンライン全体が直線に、すなわち排紙パ
   イル８の上方まで水平に延びている特許請求の範
   囲第１項記載の枚葉紙排紙装置。 ４ 前記案内ヨークブロワー１２が前記制動ロー
   ラ１４のハウジング２１上に取付けられている特
   許請求の範囲第２項または第３項記載の枚葉紙排
   紙装置。 ５ 案内バンド２５が、前記制動ローラ１４が枚
   葉紙搬送方向またはそれと逆方向に調節される時
   枚葉紙搬送方向またはそれと逆方向に動きうるよ
   うに前記各制動ローラ１４と前記案内ヨークブロ
   ワー１２の間に張られている特許請求の範囲第２
   項から第４項のいずれか１項に記載の装置。 ６ 少なくとも最大枚葉紙幅にわたつて延び、反
   静電物質で被覆された案内クロス２８が、前記制
   動ローラ１４が枚葉紙搬送方向またはそれと逆方
   向に調節される時枚葉紙搬送方向またはそれと逆
   方向に動きうるように前記各制動ローラ１４と前
   記案内ヨークブロワー１２の間に設けられている
   特許請求の範囲第２項から第４項のいずれか１項
   に記載の装置。 ７ 少なくとも最大枚葉紙幅にわたつて延びる可
   撓性の案内板３１が、前記制動ローラ１４が枚葉
   紙搬送方向またはそれと逆方向に調節される時枚
   葉紙搬送方向またはそれと逆方向に動きうるよう
   に前記各制動ローラ１４と前記案内ヨークブロワ
   ー１２の間に設けられている特許請求の範囲第２
   項から第４項のいずれか１項に記載の装置。