JPH0320917B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0320917B2
JPH0320917B2 JP19992082A JP19992082A JPH0320917B2 JP H0320917 B2 JPH0320917 B2 JP H0320917B2 JP 19992082 A JP19992082 A JP 19992082A JP 19992082 A JP19992082 A JP 19992082A JP H0320917 B2 JPH0320917 B2 JP H0320917B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner layer
copper foil
base material
copper
continuously
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19992082A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5989494A (ja
Inventor
Kazuhito Yasuzawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP19992082A priority Critical patent/JPS5989494A/ja
Publication of JPS5989494A publication Critical patent/JPS5989494A/ja
Publication of JPH0320917B2 publication Critical patent/JPH0320917B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプリント配線板用の多層銅張積層板の
製造法に関するものである。
多層のプリント配線板に用いられる多層銅張積
層板は従来は第1図に示す工程で行なわれてい
た。先ず第1図aに示すように紙やガラス布など
基材10を熱硬化性樹脂ワニスを充満した含浸槽
11に通して基材10に樹脂ワニスを含浸させ、
次でこれを加熱炉12に送り込んで乾燥すること
によりプリプレグ13となし、これをカツター1
4にて定寸法に切断する。次に第1図bに示すよ
うにプリプレグ13を数枚重ねると共にさらに銅
箔15を重ね、これを熱盤16にて加熱加圧成形
することにより銅箔張りの内層材17を得る(第
1図c)。この内層材17の銅箔15にエツチン
グ処理などを施すことによつて内層回路を形成
し、内層材17の表面を重クロム酸化カリ溶液な
どで粗面化処理したのちに、第1図dに示すよう
に内層材17の外側に複数枚のプリプレグ13を
重ねると共にさらにその外側に銅箔15重ね、こ
れを熱盤16にて加熱加圧成形することにより、
多層銅張積層板を得るものである。さらに層数を
増加させる場合には第1図dの操作をくり返せば
よく任意の層数の多層銅張積層板を得ることがで
きる。しかしながらこの方法によれば、第1図の
a,b,c,dに示す各工程はそれぞれ独立した
工程としてあるため、作業工数が多くなつて非常
に複雑な工程を組む必要があり、生産能率の点に
おいて問題を有するものであつた。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであつ
て、多層銅張積層板を連続した工程で連続的に生
産性よく製造することができるプリント配線板用
多層銅張積層板の製造法を提供することを目的と
するものである。
しかして本発明は、長尺の基材1を連続的に送
りつつこの基材1に熱硬化性樹脂ワニスを含浸せ
しめ、この基材1に長尺の銅箔2を連続的に貼合
わせつつ加熱炉3に送り込んで乾燥硬化処理を行
なうことにより内層材4を形成し、この内層材4
の銅箔2にエツチング処理で内層回路を施したの
ちにさらにこれを連続的に送りつつ、熱硬化性樹
脂ワニスを含浸した長尺の基材5をこれに連続的
に貼合わせると共に、次でこの外側に長尺の銅箔
6を連続的に貼合わせ、これを加熱炉7に連続的
に送り込んで乾燥硬化処理を行なうことを特徴と
するプリント配線板用多層銅張積層板の製造法に
より上記目的を達成したものであり、以下本発明
を実施例により詳細に説明する。
第2図は本発明に用いる装置の概略を示すもの
で、先ず長尺の紙やガラス布など基材1をロール
から繰り出して連続的に樹脂ワニス含浸装置18
に送り込み、基材1にフエノール樹脂、エポキシ
樹脂など熱硬化性樹脂のワニスを含浸させ、これ
をスクイズロール19に通す。基材1の枚数は内
層材4の厚みに応じて任意増減すればよいが、第
2図の実施例では二枚の基材1を用いるようにし
てある。一方、長尺に形成された銅箔2はロール
から連続的に繰り出され、先ず接着剤塗布装置2
0に通して接着剤をその裏面側に塗布すると共に
次で接着剤乾燥炉21に通して接着剤を乾燥させ
る。この銅箔2を基材1の送りに伴なつて接着剤
側にて基材1に重ね、ラミネートロール22に通
して基材1に銅箔2を貼り合わせる。第2図の実
施例では両面銅張りの内層材4を得るために基材
1の上下両面に銅箔2,2を貼り合わせるように
したものを示したが、一方の銅箔2を省略して片
面銅張りの内層材4を得るようにしてもよい。ま
た基材1に対する銅箔2の接着性が良好である場
合には、接着材塗布装置20や接着剤乾燥炉21
は省略できる。このように銅箔2を貼合せた基材
1は連続して加熱炉3内に送り込まれ、加熱炉3
内にて基材1に含浸した樹脂を硬化させ、両面に
銅箔2を接着せしめた内層材4を得る。この内層
材4を連続して内層パターン印刷装置23及びエ
ツチング装置24に供給して内層材4の銅箔2を
エツチング処理し、内層回路を形成する。そして
さらに表面処理装置25に通して重クロム酸カリ
溶液などによつて内層材4の表面を粗面化処理す
る。このように処理された内層材4にはさらに基
材5が積層される。この基材5は紙やガラス布な
どで長尺に形成され、ロールより連続的に繰り出
して樹脂ワニス含浸装置26に送り込んで熱硬化
性樹脂ワニスを含浸せしめた状態で内層材4の送
りに伴なつてこの基材5を重ね、スクイズロール
27にて基材5に含浸した樹脂ワニスを絞りつつ
内層材4に基材5を貼り付ける。そしてさらに内
層材4の送りに伴なつて銅箔6を基材5の外側に
積層する。この銅箔6もまた長尺に形成され、ロ
ールより連続的に繰り出して接着剤塗装置20及
び接着材乾燥炉21に通し、銅箔6の裏面側に接
着剤を塗布乾燥させ、この状態で連続的にラミネ
ートロール28に通すことにより銅箔6の積層を
行なうものである。ここで、内層材4が両面銅張
であれば内層材4の上下両面に基材5,5及び銅
箔6,6を積層するが、片面銅張であれば内層材
4の銅箔2側にのみ基材5や銅箔6を積層するよ
うにすればよい。上記のように内層材4に基材5
や銅箔6を積層したのちにこれを連続的に加熱炉
7に通して、基材5に含浸した樹脂を硬化させる
ことにより基材5を介して内層材4に銅箔6を接
着させるものであり、これをカツター29で所定
寸法に切断することにより多層銅張積層板Aを得
るものである。多層銅張積層板Aは送りコンベア
30で送つてパレツト上などに積み上げて保管や
出荷に供される。
以上のようにして、基材1,5及び銅箔2,6
を連続して繰り出しつつ、連続した一連の工程の
もとで、多層銅張積層板Aを製造することができ
るものである。多層銅張積層板Aの外層の銅箔6
には次工程又はユーザーのもとでエツチング処理
などを施すことによつて外層回路が形成される。
尚、第2図のaからbの工程を任意の数だけ第
2図のbにおける工程の次に追加すれば、多層銅
張積層板Aの層数を任意増やすことができるもの
である。また第2図のcの工程で内層材4を切断
して、これを回路形成処理したのち第2図のaの
工程に投入するようにしてもよい。
上述のように本発明によれば、基材や銅箔を連
続して繰り出しつつ連続した一連の工程で多層銅
張積層板を製造することができ、生産性を向上さ
せることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図a乃至dは従来例の工程を示す概略図、
第2図は本発明の一実施例における工程を示す概
略図である。 1,5は基材、2,6は銅箔、3,7に加熱
炉、4は内層材である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 長尺の基材を連続的に送りつつこの基材に熱
    硬化性樹脂ワニスを含浸せしめ、この基材に長尺
    の銅箔を連続的に貼合わせつつ加熱炉に送り込ん
    で乾燥硬化処理を行なうことにより内層材を形成
    し、この内層材の銅箔にエツチング処理で内層回
    路を施したのちにさらにこれを連続的に送りつ
    つ、熱硬化性樹脂ワニスを含浸した長尺の基材を
    これに連続的に貼合わせると共に、次でこの外側
    に長尺の銅箔を連続的に貼合わせ、これを加熱炉
    に連続的に送り込んで乾燥硬化処理を行なうこと
    を特徴とするプリント配線板用多層銅張積層板の
    製造法。
JP19992082A 1982-11-15 1982-11-15 プリント配線板用多層銅張積層板の製造法 Granted JPS5989494A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19992082A JPS5989494A (ja) 1982-11-15 1982-11-15 プリント配線板用多層銅張積層板の製造法

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Publication Number Publication Date
JPS5989494A JPS5989494A (ja) 1984-05-23
JPH0320917B2 true JPH0320917B2 (ja) 1991-03-20

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ID=16415793

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JP19992082A Granted JPS5989494A (ja) 1982-11-15 1982-11-15 プリント配線板用多層銅張積層板の製造法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6310593A (ja) * 1986-07-02 1988-01-18 松下電工株式会社 多層プリント配線基板の製造方法
JPS63285997A (ja) * 1987-05-18 1988-11-22 Mitsubishi Electric Corp 多層基板の製造方法および装置
JPS63285998A (ja) * 1987-05-18 1988-11-22 Mitsubishi Electric Corp 多層基板の製造方法および装置

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JPS5989494A (ja) 1984-05-23

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