JPH03151238A

JPH03151238A - 画像記録装置

Info

Publication number: JPH03151238A
Application number: JP1291717A
Authority: JP
Inventors: Kiyoshi Horie; 潔堀江; Toshiaki Yajima; 矢島　俊明; Hiroshi Ishikawa; 宏石川; Akira Ogita; 荻田　明
Original assignee: Fuji Xerox Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date: 1989-11-09
Filing date: 1989-11-09
Publication date: 1991-06-27
Anticipated expiration: 2012-07-30
Also published as: JP2636441B2; US5208640A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、プリンタや複写機等の画像記録装置に係り
、特に、単位時間当たりの記録能力を向上させ、記録動
作時間のかかる画像記録等において有効な新規な方式の
画像記録装置に関する。

〔従来の技術〕

従来におりる画像記録装置のうぢ、例えばカラー複写機
を例に挙げると、例えば特公昭５５−２０５７９号公報
所載のものが知られている。

これは、感光ドラムの周囲に異なる色現像剤が収容され
る複数の現像ユニットを配設置２、感光ドラムを一回転
する毎に感光ドラム上の潜像を各現像剤にて順次可視像
化させた後、夫々の可視像を転写ローラに順次重ねて転
写させ、転写ローラーヒのフルカラー画像を記録シート
に転写させるようにしたものである。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところが、このタイプにあっては、一つのカラーコピー
を得る上で感光ドラムを複数回回転させなければならな
いため、カラーコピー速度自体が通常の白黒コピーの場
合に比べて極めて遅いという課題を生ずる。

このような課題を解決するには、感光ドラム速度（プロ
セス速度）そのものを上げることが必要になるが、画像
形成プロセスの制約からプロセス速度の高速化には限界
がある。

このような状況下において、カラーコピー能力を向」二
させようとする場合には、例えば、カラー複写機を複数
台用意し、同一の原稿にて複数のカラー複写機を同時に
作動させるようにすれば、カラーコピー能力を複数倍に
増加させるこ七が可能になる。

ところが、このような方式にあっては、独立（７たカラ
ー複写機を複数台設置することが必要になるため、設置
スペースそのものが不必要に増加してしまうばかりか、
各カラー複写機毎にシート給送トレイが別個独立したも
のになっているため、複数のカラー複写機を同時に作動
させるには、各カラー複写機のシート給送トレイ内に使
用すべき記録シートがあるか否かを検出したり、夫々の
記録シートの呈を検出したり、夫々の記録シートの種類
、例えば普通紙かＯｉ−Ｉ　Ｐシートか等を検出したり
、頁番号の記載された記録シートを用いる場合には、各
カラー複写機のシート給送トｌノイに所定の頁番号の記
録シートをセットする等夫々記録シートの個別管理を行
うことが必要不可欠になり、その分、記録シートの管理
が面倒になって（−まうという新たな技術的課題が生ず
る。

また、異なるシート給送トレイから記録シートを供給す
るため、感光ドラム上の画像と記録シートの位置のズレ
（ザイドレジズレ）がカラー複写機によって異なるため
、記録画像の位置のバラツキが大きくなってしまい、新
たにシート給送トレイの位置調整が必要になったりする
。

尚、上述したような技術的課題は、カラー画像の記録の
場合に特に顕著であるが、これに限られるものではなく
、通常の白黒画像記録においても同様に生じ得るもので
ある。

この発明は、以上の観点に立ってなされたものであって
、画像形成プロセス速度について制約されることを前提
とし、設置面積の不必要な増加及び供給すべき記録シー
トの面倒な管理を回避しながら、単位時間当たりの記録
能力を実質的に向上させるようにした画像記録装置を提
供するものである。

〔課題を解決するための手段〕

すなわち、この発明に係る画像記録装置は、第１図に示
すように、供給された記録シートＰに対して供給画情報
１ｍに基づく画像を略同時に並列的に記録する複数の記
録モジュールｌ　（具体的には！ａ、１ｂ、１ｃ）と、
各記録モジュール１（ｌａ。

１ｂ、１ｃ）に対し同一若しくは異なる画情報Ｉｎを供
給する画情報供給手段２と、各記録モジュールｌ　　（
１ａ、１ｂ、１ｃ　）　ヘ記録シートＰを順次供給する
シート供給手段３と、このシート供給手段３から順次供
給される記録シートＰを各記録モジュール１（１ａ、１
ｂ、　１　ｅ　）に分配するシート分配手段４とを備え
たものである。

更に、記録済の記録シート　Ｐの収容作業性を向上させ
るという観点からすれば、第１図に仮想線で示すように
、上記各記録器ジュール１（ｌａ。

１ｂ、１ｃ）、画情報供給手段２゜シート供給手段３、
シート分配手段４に加えて、記録済の各記録シート　Ｐ
が所定のシート排出部に順次排出されるシート集合手段
５を設けるようにすることが好ましい。

このような技術的手段において、上記記録モジュールｌ
としては、電子写真プロセスにて画像形成するものの他
、感熱記録、インクジェット記録等画像を記録Ｉ２得る
ものであれば適宜選択することができる。また、上記記
録モジ、−ル１の数については、装置サイズ及び高速化
の要請度合の調和の下に適宜選択することができる。更
に、画像形成システムについても、フルカラー重ね記録
、複数カラー個別記録、単色記録等適宜選択して差し支
えない。更にまた、各記録モジ、−ルｌの画像記録タイ
ミングについては、制御のし易さから言えば同一タイミ
ングであることが好ましいが、必ずｔ、＋ａ同一ではな
（、若干異なるように設定されていても差し支えない。

例えば、フルカラー重ね記録の場名、各記録モジュール
１の記録動作タイミングについて、感光ドラムの１回転
ないし３回転サイクルのタイミングのずれかぁ−」こｆ
）差１１支えない。

また、上記画情報供給手段２についてオ）、画↑１１報
Ｉｍを供給するものであれば、原稿の読み取り画信号か
ら画情報Ｘｒｏを生成１７て供給するようにしたもの、
あるいは、記録媒体に格納されている情報やホストコン
ピュータから転送されてくる情報から画情報Ｉｎを生成
して供給するようにしたもの等適宜選択することができ
る。この場合の画情報１ｍの濃度１ノベルと［７ては、
多階調のものであっても、二値１ノベルのものであって
もよく、また、カラー画情報Ｉｎについては、各色毎の
濃度データであってもよいし、色情報が付加された濃度
データであってもよい。

そしてまた、各記録モジュールｌに供給される画情報Ｉ
ｎ＋と（７ては、同一の画情報Ｉ［［１であってもよい
し、異なる画情報であってもよい。

この場合において、供給される画情報Ｉｎが同一のもの
である場合には、画情報供給手段２から供給される画情
報は１頁分だζ）でよいため、各記録ｔ・ジ、・−・ル
１に４′ｊいでは供給画情報１ｍをシリアルに順次展開
１．　”’ｒいけば、各記録モジュール１の画像記録ク
ー（Ｆ、　”、ｙグを略一致さぜることができろ。一方
、供給、゛すわる画情報ｌｌ１１が異なるものである場
合には、画情報供給手段２から供給される画情報１ｍは
記録（・ジュールＩの数分に相当する頁分になるため、
画情報供給手段２からシリアルに画情報１ｍが供給され
るタイプにおいて各記録モジュール１の画像記録タイミ
ングを略一致させるには、例えば、記録モジュールｌ側
の頁メモリ等に供給画情報Ｉｍを一旦格納させた後、各
記録モジュール１において供給画情報Ｉｎをシリアルに
順次展開Ｉ７ていくように設計することが必要である。

尚、画情報供給手段２から複数頁分の画情報Ｉｎがバラ
１ノルに供給されるタイプにあっては、各記録モジュー
ルｌにおいてパラレルに供給された画情報１ｍをシリア
ルに順次展開していけば、各記録モジュール１の画像記
録タイミングを略−致させることができる。

更に、上記シート・供給手段３からの記録シートＰの供
給速度については、各記録モジュールｌの画像記録プロ
セス速度、記録シートＰの搬送経路構成等を考慮しなが
ら、各記録モジュール１への記録シートＰの供給量を設
定１５、これを満足する範囲で設定するようにすればよ
い。この場合において、記録シートＰの供給速度につい
ては、各記録モジュールｌの画像記録プロセス速度より
もかなり高速に設定される。

また、上記シート供給手段３については、記録シート　
Ｐを一枚ずつ順次供給（７得るものであれば、供給（７
得る記録シートＰの種類やシーｌ−供給部の構成を適宜
設計変更することができる。この場合において、上記各
記録モジュールｌにおける記録動作モードを拡大すると
いう観点からすれば、上記シート供給手段３に、両面記
録モード時にて名記録モジュール１による片面記録済の
記録シートＰが一旦反転収容された後に再度送出される
中間シート供給部を設Ｕ、両面記録モード時にて各記録
モジュール１による片面記録済の記録シートＰが上記中
間シート供給部へ搬送されるシート戻し手段を設けるよ
うにすることが好ましい。

そ１−てまた、上記シート供給手段３の配設箇所につい
ては特に制限はないが、装置の設置スペースを考慮する
と、シート供給手段３を下方に配設（７、このシート供
給手段３の上に各記録モジコー・ルｌ及びシート分配手
段４あるいはこれら並びにシート集合手段５を配設する
ように設計することが好ましい。

更に、上記シート分配手段４については、シート詰まり
がないように、各記録モジュール１に対しシート供給手
段３からの記録シー！−Ｐを順次分配し得るものであれ
ば、共通搬送経路から各記録モジュールｌへ向かう分岐
路を設け、この共通搬送経路と分岐路との間に切り換え
ゲートを設りるようにしたり、各記録モジュールｌへ向
かう専用搬送経路を夫々設ｉＪ、各専用搬送経路を切り
換えゲート埠にて選択するようにする等適宜設計変更す
ることができる。

そして、前者の方式を採用する場合には、記録シートＰ
の搬送経路構成を簡略化することができるが、分岐路箇
所の切り換えゲートによる記録シートＰの分離動作を確
実に行うには、分岐路箇所における各記録シート２間の
ギャップを正確に調整したシート搬送制御を行うことが
必要である。

つまり、記録シートＰの後端が切り換えゲート内に収納
されてから後続の記録シートＰが切り換えゲートに到達
するように搬送路を形成すると共に、シート供給タイミ
ングの制御を行うことが必要である。一方、後者の方式
を採用する場合には、専用搬送経路による記録シートＰ
の搬送を行うようになっているので、搬送経路構成が複
雑化してしまうが、各記録シート２間のギャップ制御を
それ程精度良く行わなくても記録シー！−Ｐを確実に搬
送させることができる点で好ましい。

更にまた、」二記シート集合手段５については、各記録
モジュールｌから送出された各記録シートＰを所定のシ
ート排出部に導くものであれば、適宜設計変更して差（
２支えない。この場合において、上記シート排出部の配
設位置としては、任意の位置で差（７支えないが、排出
シートの回収作業性を考慮すると、あまり高くない位置
に設定することが好ましい。

また、上記各記録モジュール１、シート分配手段４、シ
ート１合手段５については、夫々を個々的に配設するよ
うにすれば差し支えないが、装置構成の簡略化あるいは
装置仕様の変更（例えば記録モジュール１の数を増やす
等）に容易に対処できるという観点からすれば、シート
分配手段４又はシート分配手段４及びシート集合手段５
を記録モジュールｌの数に対応して同一構成要素からな
る分割部に分割し、各分割部と各記録モジュール１とで
夫々共通構成の記録ユニットとじて構成するように設計
することが好ま（７い。

また、各記録モジュールｌが電子写真プロセスを採用（
７たものである場合には、未定若トナー像を定着させる
ための定着手段を用いることになるが、ｔｓｈの消費量
を少なくするという観点からすれば、各記録モジュール
１に対］７て定着手段の共用化を図るようにする等適宜
設計変更することができる。

〔作用〕

」−述１７たような技術的手段によれば、各記録モジュ
ール１には、画情報供給手段２からの画情報１ｍが夫々
供給される。

一方、シート供給手段３から供給される記録シー＋−ｐ
は、シート分配手段４を介して各記録モジュールｌに夫
々供給される。

この状態において、各記録モジュールｌは供給された記
録シートｌ）に対し供給画情報１ｍに基づく画像を略同
時に記録（７た後、直接若（２くはシート集合手段５を
介１−で所定のシート排出部にｕ１出される。

〔実施例〕

以下、添付図面に示す実施例に基づいてこの発明の詳細
な説明する。

◎実施例１目次 ■、装置の概要 ■、装置の構成要素（１）シート供給ユニット（２）記録ユニット ■７装置制御系（１）装置の制御ブロック図（２）画情報供給制御系（：３）シーｌ−搬送制御系（３−ａ）片面プリントモード（３−ｂ）両面プリントモード ■、変形例 ■、装置の概要第２図に係る実施例は原稿を読み取る画像入力ターミナ
ル（以後Ｘ　Ｉ　Ｔ　（Ｉｍａｇｅ　Ｉｔ＋ｐｕｔ　Ｔ
ｅｒｍｉｎａｌの略１という）の画信号等から画情報を
生成する画情報供給装置別置きの画像出力ターミナル（
以後Ｉ　ＯＴ　［Ｉｍａｇｅ　０ｕｔｐｕｔ　Ｔｅｒｍ
ｉｎａｌの略１という）としてのプリンタにこの発明を
適用したものである。

同図において、符号ｌＯは供給すべき記録シトＰが収容
されるシート供給ユニットであり、このシート供給ユニ
ー、　ｌ−１０上には三段重ねの記録ユニット３０（具
体的には３０ａないｉ、３０ｅ）が載置されている。そ
して、シート供給：ｒ−＝−ツト１０のハウジング１１
及び各記録ユニット３０のハウジング３１には夫々記録
シート　Ｐのジャム除去用ドア１２及び３２が設けられ
ている。尚、符号３３は最上部の記録ユニッ）＝３０ａ
の頂部に載置される」二部カバー　３４は記録済の記録
シートＰを排出収容する排出ｌ・レイである。

■、装置の構成要素（１）シート供給ユニットシート供給ユニット１０は、第３図に示すように、ハウ
ジング１１の下部に取り付けられたキャスタ１３にて移
動自在になっており、ノ＼ウジングｌｌ内の上方部位か
ら順に、通常容量の二段構成のシート給送カセッ１−１
４．１５、両面記録モードあるいは片面重ね記録モード
時において片面記録済の記録シートＰを一旦収容する中
間トレイ１７及び大容量のシート給送カセット１６を収
容１゜ている。

そして、上記シート給送トレイ１４〜１Ｇ及び中間１・
１ノイ１７の出１１箇所には夫々フィードローラ１８な
いｊ７２１が配設されており、各シート給送［・レイ１
４・−・１６及び中間トレイ１７の出口箇所からは上方
へ、向かって延びるシート送出経路２２が形成され９、
ハウジング１１上部のシート供給口２３に連通配置され
ている。尚、上記シート送出経路２２には適宜数の対構
成の搬送ローラ２４が設６プられている。

また、上記ハウジング１１内の上記シート送出経路２２
の反対側（第３図中左側）にはハウジング１１」二部の
シート戻し口２５に連通して中間トレイ１７の入口箇所
に向かって延びるシート戻し経路２６が形成され、この
シート戻し経路２Ｇの中間トレイ１７の近傍箇所から下
方側へ向かってシート反転経路２７が分岐形成され、上
記シート戻し経路２６とシート反転経路２７との分岐箇
所にはいずれかの経路を選択する切り換えゲート２８が
配設されている。尚、シート戻し経路２Ｇには例えば一
つの対構成の搬送ローラ２４が設けられると共に、上記
シート反転経路２７中には対構成のシート反転用搬送ロ
ーラ２９が設けられている。

（２）記録ユニット記録ユニット３０は、第３図及び第４図に示すように、
電子写真プロセスを採用し、２色カラー画像を記録シー
トの一回のバスにて形成する記録モシュー／ＩｚＭ（具
体的にはトップモジュール［ＴｏｐＭｏｄｕ　Ｉｅ］　
Ｔ　Ｍ　、　　ミドルモジュール［Ｍｉｄｄｌｅ　Ｍｏ
ｄｕｌｅＭＭ、ｏ−モジュール［Ｌｏｗ　Ｍｏｄｕｌｅ
］　Ｌ　Ｍ　）と、シート供給ユニットＩＯから供給さ
れた記録シートＰを当該記録モジ、−ルＭ側へ分配搬送
するが他の記録モジュールＭ側へ搬送するシート供給側
分割搬送系６０と、記録済の記録シートＰを適宜搬送処
理するシート排出側分割搬送系７ｏとを備えている。

先ず、この実施例における記録モジュールＭの構成要素
を以下に示す。

第４図において、符号４１は感光ドラム、４２は感光ド
ラム４１を予め帯電する帯電コロトロン、４３はこの実
施例で用いられるＲ、　ＯＳ　（Ｒａｓｔｅｒ　０ｕｔ
ｐｕｔ　５ｃａｎ、ｎｅｒ）であり、図示外の二つの１
ノーザがらのビームをポリゴンミラー４３ａにて走査方
向に偏向させ、走査方向の歪み補正用のｆθ１ノンズ４
３ｂ及びポリゴンミラー４３ａの倒れ補正用のシリンド
リカルレンズ４３ｃ、更にはミラーユニッＩ−４３ｄを
通過さぜた後、感光ドラム４１上の第一露光位置Ｅｌ及
び第二露光位置Ｅ２にビームを照射するようになってい
る。尚、この実施例では、第一１ノーザは画像部を露光
するイメージライティング方式であり、第二レーザは非
画像部を露光するバックグラウンドライティング方式を
採用している。

また、符号４４は第一ビームによる第一ネガ潜像をサブ
カラー用トナー（例えば赤トナー）にて反転現像する磁
気ブラシ方式の第一現像器、４５は第二ビームによる第
二ポジ潜像をメインカラー用トナニ（例えば黒トナー）
にて正規現像する磁気ブラシ方式の第二現像器、４６は
感光ドラム４１上のトナー像の極性を揃える転写前処理
コロトロン、４７は記録シート　Ｐを帯電して感光ドラ
ム４１上のトナー像を記録シート　Ｐ側へ転写させる転
写コロトロン、４８は転写工程後に記録シートＰ側の電
荷を除去して記録シート　Ｐを感光ドラム４１から剥離
さぜるデイタックコロトロン、４９は感光ドラム４１上
の残留トナーを除去するクリーナ、５０は感光ドラム４
１上の残留電荷を除去する除電ランプ、５１は転写工程
後の記録シートＰ上の未定着トナー像を定着するヒート
ロール方式の定着器、５２は転写工程後の記録シ・−）
Ｐを定着器５１へ搬送する搬送ベルトである。

次に、シート供給側分割搬送系６０の構成要素を以下に
示す。

第３図及び第４図において、符号６１はシート供給ユニ
ット１０のシート供給口２３に対応した位置において上
下方向に延びる共通搬送経路、符号６２は共通搬送経路
６１の下方側にて分岐ｊ７、当該記録モジュールＭの転
写部位に向かって延びるシート分配経路、６３は共通搬
送経路６１とシート分配経路６２との分岐箇所に開設さ
れていずれかの経路を選択する切り換えゲート、６４４
よ上記共通搬送経路（５１に適宜配設される対構成の搬
送ローラ、６５はシート分配経路６２の転写部位寄りに
設けられ、記録シー＋−ｐの転写部位への突入タイミン
グを規制するレジゲート、６Ｇはシート分配経路６２に
適宜配設され、記録シートＰを搬送［ｊ　％上記記録シ
ーｔ−Ｐがレジゲート６５にて停止ぜ１−められている
際に記録シートＰに僅かなループを与え、その状態で搬
送駆動することなく記録シートＰを単にニップする搬送
ローラ、６７は１／ジゲー１−６５にて位置決めされた
記録シートＰを転写部位へ搬送するレジ搬送ローラであ
る。

そ］７て、上段の記録ユニット３０　ａのハウジング３
１下部並びに中段及び下段の記録ユニット３０ｂ、３０
ｅのハウジング３１上下部のうち、上記シート供給ユニ
ット１０のシート供給口２３に対応した位置には夫々連
通口６８が開設されており、上段の胞録ユニット３０ａ
の共通搬送経路６１を除くシート供給側分割搬送系６０
ａと、中段及び下段の記録ユニッｌ−３０ｂ、３０ｅの
シート供給側分割搬送系６０とでシート供給側搬送系Ａ
が構成される。

そしてまた、この実施例においては、第４図に示すよう
に、上側に位置する記録ユニット３０（３０ａ又は３０
ｂ）のシート供給側分割搬送系６０のレンゲ−１−６５
位置から下側に位置する！ｉ′２録ユニツユニット３０
ｂ又は３０Ｃ）のシート供給側分割搬送系６０の切り換
えゲー１−６３までの搬送経路長βは、少なくとも最大
使用サイズの記録シートＰのレジゲート６５位置でのル
ープ形成時の長さ寸法より長いものに設定されている。

尚、搬送経路長ｌが単独で確保できない場合には、記録
ユニット３０１）を一つ飛ばＩ７て記録ユニ・ソト３０
ａ、３０ｅ間で確保（７ても差し支えない。

更に、シート排出側分割搬送系７０の構成要素を以下に
示す。

第３図及び第４図において、符号７１はシート供給ユニ
ットＩＯのシート戻し口２５に対応した位置において上
下方向に延びる共通搬送経路、符号７２は定着器５１の
出口部分から記録ユニ・ソト３０のハウジング３１側板
部分に向けて真っ直ぐに延びる排出搬送経路、７３は排
出搬送経路７２のハウジング３１側壁よりに開設される
対構成の排出口・−ラ、７４は」１記共通搬送経路７１
の適宜箇所に配設される対構成の搬送ローラ、７５は共
通搬送経路７１と排出搬送経路７２との交差点より下方
に位置する共通搬送経路７１から分岐１２、排出ローラ
７３側へ向かって延びる分岐排出搬送経路、７６は共通
搬送経路７１と分岐排出搬送経路７５との分岐箇所に配
設されていずれかの経路を選択する切り換えゲート、７
７．７８は排出搬送経路７２の途中から共通搬送経路７
１のＬ側あるいは下側へ分岐する分岐搬送経路、７９．
８０は排出搬送経路７２と分岐搬送経路７７．７８の分
岐箇所に配設されていずれかの経路を選択する切り換え
ゲートである。

そして、第３図に示すように、上段の記録ユニット３０
ａのハウジング３１下部並びに中段及び下段の記録ユニ
ット３０ｂ、３０ｅのハウジング３１上下部のうち、」
−記シート供給ユニットｌＯのシー　ト戻し口２５に対
応した位置には夫々連通口８１が開設されており、また
、上段の記録ユニーット３０ａの上記排出搬送経路７２
の排出）７・う７３側に対応するハウジング３１側壁に
はシート排出口８２が開設されている。

そして更に、上段の記録ユニッ）３０ａの分岐搬送経路
７７を除くシート排出供給側分割搬送系７０と、中段及
び下段の記録ユニット３０ｂ、３０ｃの分岐排出搬送経
路７５を除くシー・ト排出側分割搬送系７０とでシート
排出側搬送系Ｂが構成される。

尚、この実施例においては、第４図に示すように、上下
に位置する記録ユニッ１へ３０の共通搬送経路７１と排
出搬送経路７２との交差点間の搬送経路長ｌくは、各記
録シート２間のギャップを容易に確保（２、各記録シー
ト　Ｐの順番が変わらないようにするため、少なくとも
最大使用サイズの記録シー）Ｐの長さ寸法より長いもの
に設定されている。

■、装置制御系（１）装置の制御ブロック図第５図はこの装置の制御ブロック図を示す。

同図において１、別置きの画情報供給装置画情報を生成
Ｉ７て出力する画情報生成装置１００からなり、この画
情報生成装置ｌＯＯにはプロ・ツビーコー４ニット１０
１、ディス”プレイ１０２及びキーボード１０３が設置
ｊられτおり、画情報生成装置１ｉ１００は、フロッピ
ーユニッ）１０１にセットされたフロッピーからの情報
に基づいて画情報を生成したり、フロッピーからの情報
をデイスプレィ１０２上に表示してキーボード１０３操
作にて加工したものに基づいて画情報を生成したり、あ
るいは、通信回線にて接続されたホストコンビコータ１
０４から転送されてきた情報に基づいて画情報を生成し
たりするようになっている。尚、ＩＩＴの画信号から画
情報を生成するようにしてもよいことは勿論である。

また、’Ｎ０Ｔ（プリンタ）側の制御装置は、ＣＰＵ１
１１、メモリ１１２、Ｉ１０ポート１１３及びシステム
バス１１４からなるマイクロコンビ１−タシステムから
なり、Ｉ１０ボー１−１１３を介して」二記画情報生成
装置１００との間でデータのやりとりが行われている。

この実施例において、上記メモリ１１２には、プリント
モードに応じて各記録モジュールＭ（ＲＯＳユニット４
３．現像ユニット４４，４５．転写ユニット４７．定着
ユニット５１等）の記録動作過程を制御する記録モジュ
ールコンＩ・ロールプログラム、プリントモードに応じ
て記録シートＰの搬送系９０（シート給送ユニッ）　１
０．　　シート供給側搬送系Ａ、シート排出側搬送系Ｂ
に相当）を制御するシート搬送コントロールプログラム
等が予め格納されている。

（２）画情報供給制御系画情報生成装置１００からの同一の画情報が並列的に各
記録モジュールＭのＲＯＳユニット４３に供給される制
御系を第６図に示す。

同図において、画情報生成装＠１００は、二色カラー画
像に関する画情報として、濃度データＤ（例えば８ビツ
トデータ）と、濃度データＤの色情報、例えばザブカラ
ー領域（この実施例では赤領域）である際にハイレベル
信号になり、そうでない場合、具体的にはメインカラー
領域（この実施例では黒領域）あるいは背景部類域であ
る場合にロー１ノベル信号になるカラーフラグＣＦとを
出力する。また、画情報生成装置１００は同一画情報に
よるプリント枚数に基づくセレクト信号５ＥＬ（プリン
ト要求する場合ハイ１ノベル）をも送出するようになっ
ている。

上述した濃度データＤ及びカラーフラグＣＦはゲート回
路１２０に入力される１、このとき、上記ゲート回路１
２０は、セレクト信号ＳＥＬにてプリント要求がなされ
た記録モジュールＭ　（ＴＭ。

ＭＭ、ＬＭ）に対応するゲートを開くようになっている
。

また、上記ゲート回路１２０の後段には、夫々の記録モ
ジュールＴＶないしＬＭに対応した三系統のＲＯ３制御
処理系１３０（具体的１３０ａないし１３０ｅ）が設け
られている。

同図において、符号１３１はゲート回路１２０からの濃
度データＤをカラーフラグＣＦにてサブカラー用濃度デ
ークＤｓとメインカラー用濃度データＤｍとに振り分け
る振分回路、１３２及び１３３はサブカラー用濃度デー
タＤｓ、メインカラー用濃度データＤｍを３ビツトの濃
度コードＣ３１Ｃｍに変換する第一スクリーンジェネレ
ータ（以後第−ＳＧと略す）及び第ニスクリーンジェネ
レータ（以後第二ＳＧと略す）、１３４は第一５Ｇ１３
２からの濃度コードＣｓを一旦格納して出力する続出タ
イミング微調整用のＦＩＦＯ１１３５は第二Ｓ　Ｇ　１
３３からの濃度コードＣｍを感光ドラム４１上の第一露
光部ＥＴと第二露光部Ｅ２とのギャップｃｐに相当する
走査時間分だＵ格納した後出力するギャップメモリ、１
３６はＦＩＦＯ１３４から読み出した濃度コードＣｓに
基づいて一色目の第一レーザ（サブカラー用レーザ）１
４１をレーザドライバ１４３を介して駆動制御する第−
ＲＯＳコントローラ、１３７はギャップメモリ１３５か
ら読み出した濃度コードＣ１１ｉを二色口の第二レーザ
（メインカラー用レーザ）１４２をレーザドライバ１４
４を介して駆動制御する第二ＲＯＳコントローラである
。

（３）シート搬送制御系以下の各−！ミ・〜　ドにおいては、プロセス速度を８
０　ｍｍ　／　ｓｅｅ、　　Ａ　４版の記録シートＰ（
横置き）の搬送速度を１８０　＋ｎｍ　／　ｓｅｅ、と
仮定する。

（３−ａ、）片面プリントモードこのモードは、各記録モジュールＭにて同一画情報に基
づく画像を記録シー）Ｐの片面に同時に記録するもので
ある。

今、シート給送カセット１４から記録シートＰが所定の
タイミングで■■■と順次給送されると、第７図（ａ）
及び第８図に示すように、シート供給側搬送系Ａの切り
換えゲー１−６３が適宜切り換えられ、最初に供給され
た記録シート■はトップモジュールＴＭのレジゲート６
５に、次に供給された記録シート■はミドルモジュール
ＭＦｔ／ｆのレジゲート６６に、三番目に供給された記
録シート■はローモジュールＬ　Ｍのレジゲート６５に
同時に到達する。

１７かる後、画情報が同時に供給された各モジコ−ルＴ
Ｍ、ＭＭ、ＬＭでは同時に二色トナー像が感光ドラム４
１上に形成され、第７図（ｂ）及び第８図に示すように
、上記各モジュールＴＭ、ＭＭ。

ＬＭで形成された二色トナー像が転写部位へ通過するタ
イミングで、上記各記録シート■■■が転写部位へ搬送
され、転写コロトロン４７による転写動作が各モジュー
ルＴＭ、ＭＭ、ＬＭにて同時に行われる。

この後、各モジュールＴＭ、ＭＭ、ＬＭでは、第７図（
ｃ）及び第８図に示すように、定着動作も同時に行われ
、シート排出側搬送系Ｂの各切り換えゲートが適宜切り
換えられ、ｌ・ツブモジュールＴＭの記録済の記録シー
ト■が最初に排出ｈ＋ノイ３４に排出され、次いで、ミ
ドルモジュールＭＭの記録済の記録シート■、ローモジ
ュールＬＭの記録済の記録シート■が順次排出トレイ３
４に排出される。

この後、第８図に示すタイミングで記録シート■■■が
各モジュールＴＭ、ＭＭ、ＬＭへと順次供給され、上述
Ｉ−たのと同様なプリント動作が行われる。

尚、第８図において、二点鎖線は記録シート■■の後端
位置を示１７、記録シートＰ間には所定のギャップが確
保され、記録シート　Ｐの搬送動作過程がスムースに行
われていることが確認される。

（３−ｂ）両面プリントモードこのモードは、名記録モジュールＭにて同一画情報に基
づ（画像を記録シートＰの片面側に記録した後、片面側
画像と異なる画像を記録シートＰの他の片面側に記録す
るようにしたものである。

今、シート給送カセット１４から記録シー！−Ｐが所定
のタイミングで■■■と順次給送されると、第９図（ａ
）（ｂ）に示すように、各記録シー［・■■■は各記録
モジュールＭのレジゲート６５に同時に到達した後、各
記録シート■■■に対１７て各記録モジュールＭによる
画像記録が同時に行われることになる。

次いで、定着器５１を経た各記録シート■■■は、第９
図（ｅ）（ｄ）に示すように、■■■の順にシート供給
ユニット１０のシート戻し経路２６、シー１・反転経路
２７を経て中間１司ノイ１７内に−・旦収容される。

以上の動作過程は片面プリント枚数に相当する分だけ行
われ、片面記録済の記録シートＰは総で中間トレイ１７
に収容されることになる。

この後、中間トレイ１７に収容された記録シートＰは、
第９図（ｅ）に示すように、所定のタイミングで■°■
′■゛　と順次給送され、各記録モジュールのレジゲー
ト６５に同時に到達する。すると、第９図（ｆ）に示す
ように、各記録モジュールＭは、記録シートＰの他の片
面側に次の画情報に基づく画像を同時に記録し、定着工
程を経た後、■′■゛■゛の順に排出トレイ３４に排出
されることになる。尚、排出トレイ３４での記録シート
Ｐの回収作業性を考慮すると、記録シートＰの排出の向
きとしては裏向きであることが好ましい。

以下に両面プリントモード時における画情報の頁情報の
関係を表１に示す。

Ｚ又 ■、変形例（ａ）画情報供給制御系この実施例では、各記録モジュールＭ＋、：対して同一
の画情報を供給するようにし、ているが、必ずしもこれ
に限定されるものではなく、異なる画情報を各記録モジ
ュールＭへ供給するようにしても差し支えない。この場
合、例、”、は第６図の画情報供給制御系において、各
ＲＯ８制御処理系１３０のＦＩＦＯ１３４及びギャップ
メモリ１３５を夫々頁メモリとして構成し、シリアル供
給される異なる画情報の供給先をゲート回路１２０で選
択した後、その画情報を一旦頁メモリに格納し、この後
、頁メモリから適宜タイミングで画情報に基づく濃度コ
ードを順次読み出（２、各モジュールＭにて略同時に画
像記録を行うようにすればよい。

そして、例えば両面プリントモード等にあっては、中間
トレイ１７に収容する記録シート　Ｐの順番が供給する
順番と逆転したものになってしまうため、画情報の頁情
報がずれないように記録シー）Ｐの搬送シーケンスを制
御することが必要である。

（ｂ）排出！・レイのレイアウトこの実施例では、排出ト１ノイ２４を上段の記録ユニッ
ｌ−３０ａに取すイ」けているが、これに限定されるも
のではなく、例えば下段の記録ユニット３０ｅに取り付
けるようにしても差し支えない。

この場合、第１０図（ａ）ないしくＣ）に示すように、
シート給送１−　＋ソイ１４から記録シート　Ｐが所定
のタイミングで■■■と順次給送されたとすると、片面
プリントモードにあっても、各モジュールＭにて同時に
記録動作が行われた後、■■■の順に排出トレイ３４に
排出される。

また、両面プリントモード時における画情報の頁情報の
関係を以下の表２に示す。

表 ◎実施例２第１１図に係る実施例はフルカラー複写機にこの発明を
適用したものであり、シート供給ユニットＩＯと、この
シー！・供給ユニットｌＯの」二に載置される二段重ね
の記録ユニッｌ−３０（具体的には３０ａ’、３０ｂ）
と、この」二部記録ユニット３０ａの上部に載置される
ＨＩＴとしての画像読み取りユニッｔ−１７０とで構成
されている。尚、排出トレイ３４は上段の記録ユニッｔ
−３０ａに取り付けられている。

この実施例において、」二部シート供給ユニット１０は
、基本的には実施例１と略同様に構成されているが、実
施例１と異なり、高さ寸法を短寸にしたいという要請か
ら大容量のシート給送カセット１７を取り除いたものに
なっている。

また、上記記録ユニット３０は、実施例１と略同様なシ
ート供給側分割搬送系６０及びシート排出側分割搬送系
７０を備えているが、記録モジュールＭ（具体的にはｌ
・ツブモジュールＴＭ、ローモジュールＬＭ）の構成が
実施例１と全く異なるものになっている。

この実施例において、記録モジュールＭは、電子写真プ
ロセスを利用してフルカラー画像を記録するものであり
、以下のような構成要素からなっている。

第１１図において、１５１は感光ドラム、１５２は感光
ドラム１５１を予め帯電する帯電コロトロン、１５３は
濃度データＤに対応したビームが感光ドラム１５１上に
照射されるＲＯ８，１５４は黒色！・ナーによる現像を
行う第一現像器、１５５〜１５７はシアン、マゼンタ、
イエロの各色１−ナーによる現像が行われる第二ない（
７第四現像器、１５８は転写前処理コロトロン、１５９
は記録シートＰを巻付は保持（７、感光ドラム１５１に
接触転勤して感光ドラム１５１上の各単色トナー像を順
次記録シート　Ｐ側へ転写させる転写ドラム、１６０は
感光ドラム１５１上の残留トナーを除去するクリーナ、
１６１は感光ドラム１５１上の残留電荷を除去する除電
ランプ、１６２は定着器である。尚、この実施例におけ
るシート供給側分割搬送系６０は、実施例１のような１
ノジゲート６５及びレジ搬送ローラ６７を備えておらず
、シート分配経路６３中に、転写ドラム５９のグリップ
位置Ｇに対応させて記録シートＰを供給するレジロール
１６３を備えたものになっている。

更に、′上記画像読み取りユニット１７０は、プラテン
１７１上の原稿１７２を露光ランプ１７３にて走査し、
その走査ビームをミラー及び１ノンズからなる光学結像
系１７４にてフル力ラーセンサ１７５上に導き、フルカ
ラーセンサ１７５の出力を画情報生成装置１７６に入力
し、フルカラーセンサ１７５への光情報に基づ（濃度デ
ータＤの画情報を生成するようにしたものである。

次に、この実施例に係るフルカラー複写機の作動につい
て説明する。

今、各色のプロセス速度を２００　ｍｍ／　ｓｅｅ、　
Ａ　４版サイズの記録シー　トＰ（横置き）の搬送速度
を２００皿／ｓｅｅ。と仮定する。

今、片面コピーモードを例に挙げると、シート供給ユニ
ット１０から記録シー）−Ｐが順次給送されると、第１
２図に示すように、各記録シート　Ｐは、１ノジロール
１６３のところで一旦停止した後再び搬送され、各モジ
ュールＭの転写ドラム１５９のグリップ位置にて同時に
把持され、一方、各モジ、−ルＭでは、イエロトナー像
、シアントナー像、マゼンタトナー像、黒トナー像が順
次感光ドラム１５１上に形成され、感光ドラム１５１が
４回転する間に各転写ドラム１５９上の記録シー＋−ｐ
に各トナー像が転写される。

しかる後、各モジ、−ルＭにおいて、転写ドラム１５９
の記録シーｈｐの保持状態が同時に解除（リリース）さ
れ、各記録シート　Ｐは同時に定着器１６１を通過する
。

そｉ−で、ｌ・ツブモジュールＴＭ側のコピー済の記録
シートＰが先に排出ｌ・レイ２４に向かい、次いで、ロ
ーモジ、−ルＬ　Ｍ側の記録シート　Ｐが排出１−１ノ
イ２４に排出される。

尚、この実施例にあっては、各モジュールＭにおける記
録動作を同時のタイミングシーケンスで説明（〜たが、
各モジュールＭの記録動作と（２て感光ドラム１５１の
１回転ないし３回転ザイクルのずれをもつタイミングシ
ーケンスで行うようにしても差し支えない。

◎実施例３第１３図に係るプリンタの基本的構成は実施例１と略同
様であるが、実施例１と異なり、シー］・供給側搬送系
Ａを一つのユニットとして構成（７たものである。

すなわち、このシート供給側搬送ユニット２００のケー
ス２０１には、シート供給ユニツＩ・１【〕のシート供
給口２３及び各記録コて−ツト３０のシート分配経路６
２に対応して連通口２０２，２０３が開設されている。

そして、」−記連通Ｄ２０２から各連通口２０３に向か
う部分には夫々専用搬送経路２０４ないし２０６が設け
られると共に、各専用搬送経路２０４ないし２０６には
適宜数の対構成の搬送ローラ２１０が配設され、専用搬
送経路２０４ないＬ　２０６の連通口２０２側には専用
搬送経路２０４ないし２０６のいずれかを選択する選択
カイト２０７が設けられている。

この実施例において、上記選択ガイド２０７は、例えば
第１４図に示すように、一対のガイド板２０８を枢軸２
０９にて回転支承し、専用搬送経路２０４ないし２０６
のいずれかにのみ連通ずるようにソレノイド等の駆動手
段によって駆動するものである。

このタイプによれば、シート供給ユニット１０から給送
された記録シートＰは上記選択カイト２０７にて直ちに
専用搬送経路２０４〜２０６に導かれるので、シ・−１
・供給ユニットＩＯから給送される記録シー　１・Ｐの
搬送ギャップを正確に制御ｊ７なくても、記録シ・トＰ
が搬送経路中で詰まるという事態は有効に回避される。

尚、この実施例にあっては、選択ガイド２０７にて専用
搬送経路２０４〜２０Ｇの振り分１′ｊを行っているが
、これに限られるものではなく、例えば第１５図に示す
ように、二つの切り換えゲート２１１．２１２を用いて
三系統の専用搬送経路２０４〜２０６を選択するように
（またも差し支えない。

◎実施例４第１６図に係るプリンタの基本的構成は実施例１と略同
様であるが、実施例１と異なり、定着器５１を共用化す
ると共に、シート排出側搬送系Ｂを一つのユニットと１
７で構成Ｉ７たものである。尚、記録ユニット３０は、
実施例１の構成のものから定着器５Ｊ及びシート排出側
分割搬送系７０を取り除いたものとして構成されている
。

この実施例において、上記シート排出側搬送ユニラ）＝
２２０は、記録ユニッ１−３０の搬送ベルト５２に対応
した箇所において記録ユニット３０との間に連通口２２
１を有（７、バキューム搬送ベルト２２２を上下方向に
沿って配設すると共に、連通口２２１箇所からバキュー
ム搬送ベルト２２２に向かって斜め上方に延びるがイド
プレート２２３を配設し、上記バキューム搬送ベルト２
２２の搬送面近傍には適宜数のスターホイール２２４を
設け、上記バキューム搬送ベルト２２２の上方箇所に共
用定着器２４０を配設置、たものである。そ（２てまた
、このシート排出側搬送ユニット２２０は、この共用定
着器２４０を通過した箇所からシー１へ排出Ｄ　２２５
に向かうシート排出搬送経路２２６を設けると共に、こ
のシート排出搬送経路２２６の出口箇所に排出ローラ２
２７を設け、更に、シート排出搬送経路２２６の途中か
ら分岐して下方側に向かい、シート戻し口２５に連通ず
る連通口２２９に接続されるシート戻し搬送経路２２８
を設け、このシート戻し搬送経路２２８と上記シート排
出搬送経路２２Ｇとの分岐箇所にいずれかの経路が選択
される切り換えゲート２３０を設けたものである。尚、
符号２３１はシート戻し搬送経路２２８に適宜配設され
る対構成の搬送ローラである。

次に、この実施例に係るプリンタの作動について説明す
る。

今、片面プリントモードを例に挙げると、シート供給ユ
ニット１０から記録シートｐが順次供給されると、各記
録シート　Ｐは、各記録ユニッＩ−３０のモジュールＭ
にて同時に記録された後、同一タイミングにてシート排
出側搬送ユニッｌ−２２０側へ送出される。

すると、各記録済の記録シーＩ−Ｐは、第１６図に仮想
線で示すように、ガイドプレート２２３に沿ってベキ２
．−ム搬送ベル！−２２２側へ導かれた後、このバキコ
、−ム搬送ベルト２２２にてバキ１、−ム搬送される。

このとき、上記未定着ｌ・ナー像がバキューム搬送ベル
ｌ−２２２に接触するような事態はないので、記録シー
ト　Ｐ上の未定着トナー像が崩れるという虞れはないし
、スターホイール２２４にて」二部記録シート　Ｐの浮
き」−がりが明止されているので、記録シート　Ｐの搬
送性も良好に保たれる。

このように搬送される記録済の記録シート　Ｐは、トッ
プモジュールＴＭ、ミドルモジュールＭＭ。

ローモジュールＬ　Ｍから送出された順に共用定着器２
４０を通過して、順次排出！・レイ２４に排出される。

尚、両面プリン］ヘモードの場合には、上記片面記録済
の記録シートＰをシート戻し搬送経路２２８てにてシー
ト供給ユニット１０の中間ｌ用ノイ１７に一旦収容し、
再度他の片面プリントを行うようにすればよい。

〔発明の効果〕

以上説明してきたように、請求項１記載の画像記録装置
によれば、シート供給手段から順次給送される記録シー
トを複数の記録モジコ、−ルに分配し、複数の記録モジ
コ、−ルにて各記録シートに対して並列的に略同時に供
給された画情報に基づく画像記録を行うようにしたので
、一つの記録モジ、−ルのプロセス速度を不必要に」二
げなくても、画像記録能力を実質的に向上させることが
できるほか、シート供給手段を共用化しながら、複数の
記録モジュールを同時に作動ざぜるように］７たので、
専用のシート供給手段を個別に持つ場合に比べて、装置
の設置面積を不必要に増加させることなく、記録シート
の有無、量、サイズや種類等の管理を簡略化することが
できる。また、画像位置ズレの調整も各記録モジュール
の書込み位置の調整でできるため、容易に行うことがで
きる。

また、請求項２記載の画像記録装置によれば、複数の記
録モジュールから排出される記録済の記録シートを所定
のシート排出部に排出できるようにしたので、記録済の
記録シートの回収作業を簡略化することができる。

更に、請求項３記載の画像記録装置によれば、記録モジ
ュール、同一構成のシート搬送系分割部を一つの記録ユ
ニットと（７て構成Ｉまたので、記録ユニットを適宜重
ねることにより、装置構成の簡略化を図ることができる
ほか、装置の仕様変更にも容易に対応することができる
。

更にまた、請求項４記載の画像記録装置によれば、シー
ト供給手段の上に記録モジュール及びシート分配手段、
あるいは、これらとシート集合手段を配設するように１
．だので、装置の設置スペースとしてはシート供給手段
のスペースのみを考慮すればよく、その分、装置の設置
スペースをより一層縮小することができる。

また、請求項５記載の画像記録装置によれば、シート供
給手段の構成を工夫すると共に、片面記録済の記録シー
トをシート供給手段側へ戻す構成に（７、両面画像記録
を実現できるようにしたので、装置の画像記録モードを
簡単に拡大することができる。

また、請求項６記載の画像記録装置によれば、シート分
配手段と（〜で各記録モジュールに通ずる専用搬送経路
を個別に設けたので、記録シートの搬送ギャップの制御
を正確に行わなくても、記録シートの搬送経路内での詰
まり事故を未然に防ぐことができ、その分、記録シート
の搬送ギャップ制御をラフに行うことができる。

また、請求項７記載の画像記録装置によれば、記録モジ
ュールが電子写真プロセスを採用するもので、定着手段
を共用化するようにしたので、記録モジュール毎に定着
手段を具備させる場合に比べて、電〕Ｊの消費量を大幅
に低減させることができ、その分、通常仕様の電源をそ
のまま利用することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る画像記録装置の概略構成を示す
説明図、第２図は実施例１に係るプリンタの外観を示す
斜視図、第３図は実施例１ら係るプリンタの詳細を示す
断面説明図、第４図は記録ユニットの詳細を示す説明図
、第５図は装置の制御系を示すブロック図、第６図は画
情報供給制御系の一例を示すブロック図、第７図は片面
プリントモードの動作過程を示す模式説明図、第８図は
その際のタイミングチャート、第９図は両面プリナトモ
ードの動作過程を示す模式説明図、第１０図は変形例に
係る片面プリントモードの動作状態を示す模式説明図、
第１１図は実施例２（、−係るノルカラー複写機の詳細
を示す断面説明図、第１２図は片面コピーモードの動作
過程を示すタイミングチャート、第１３図は実施例３に
係るプリンタの詳細を示す説明図、第１４図は選択ガイ
ドの詳細構成を示す説明図、第１５図は選択ガイドの変
形例を示す説明図、第１６図は実施例４に係るプリンタ
の詳細を示す説明図である。〔符号の説明〕Ｉｍ・・・画情報Ｐ・・・記録シート１　　（ｌａ〜ｌｅ）・・・記録モジュール２・・・画
情報供給手段３・・・シート供給手段４・・・シート分配手段５・・・シート集合手段

Claims

【特許請求の範囲】１）供給された記録シート（Ｐ）に対して供給画情報（
Ｉｍ）に基づく画像を略同時に並列的に記録する複数の
記録モジュール（１：１ａ、１ｂ、１ｃ）と、各記録モ
ジュール（１：１ａ、１ｂ、１ｃ）に対し同一若しくは
異なる画情報（Ｉｍ）を供給する画情報供給手段（２）
と、各記録モジュール（１：１ａ、１ｂ、１ｃ）へ記録シー
ト（Ｐ）を順次供給するシート供給手段（３）と、この
シート供給手段（３）から順次送出される記録シート（
Ｐ）を各記録モジュール（１：１ａ、１ｂ、１ｃ）に分
配するシート分配手段（４）とを備えたことを特徴とす
る画像記録装置。２）請求項１記載のものにおいて、各記録モジュール（１：１ａ、１ｂ、１ｃ）にて記録済
の各記録シート（Ｐ）を所定のシート排出部に順次排出
するシート集合手段（５）を備えていることを特徴とす
る画像記録装置。３）請求項１若しくは２記載のものにおいて、シート分
配手段（４）又はシート分配手段（４）及びシート集合
手段（５）は、記録モジュール（１：１ａ、１ｂ、１ｃ
）の数に対応して同一構成要素からなる分割部に分割さ
れ、各分割部と各記録モジュール（１：１ａ、１ｂ、１
ｃ）とで夫々共通構成の記録ユニットとして構成される
ことを特徴とする画像記録装置。４）請求項１ないし３いずれかに記載のものにおいて、シート供給手段（３）の上に各記録モジュール（１：１
ａ、１ｂ、１ｃ）及びシート分配手段（４）あるいはこ
れら並びにシート集合手段（５）を配設したことを特徴
とする画像記録装置。５）請求項１ないし４いずれかに記載のものにおいて、シート供給手段（１）には、両面記録モード時にて各記
録モジュール（１：１ａ、１ｂ、１ｃ）による片面記録
済の記録シート（Ｐ）を一旦反転収容した後に再度送出
する中間シート供給部を備え、両面記録モード時にて各
記録モジュール（１：１ａ、１ｂ、１ｃ）による片面記
録済の記録シート（Ｐ）が中間シート供給部へ搬送され
るシート戻し手段を備えていることを特徴とする画像記
録装置。６）請求項１ないし５いずれかに記載のものにおいて、シート分配手段（４）は、各記録モジュール（１：１ａ
、１ｂ、１ｃ）に独立に通じる複数の搬送経路を備え、
シート供給手段（３）の供給部直後に上記複数の搬送経
路のいずれかを適宜選択する経路切り換え手段を設けた
ことを特徴とする画像記録装置。７）請求項１ないし６いずれかに記載のものにおいて、各記録モジュール（１：１ａ、１ｂ、１ｃ）が電子写真
プロセスを採用したものである場合、記録シート（Ｐ）
上の未定着トナー定着用の定着手段を共用化したことを
特徴とする画像記録装置。