JPH0498266A - 電子写真式画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、レーザを用いた、プリンタ・複写機・ファ
クシミリなど、電子写真方式（感光体に形成した画像を
記録媒体に転写して記録を行う方式）により記録媒体に
記録を行う電子写真式画像形成装置に関する。

従来の技術 従来、この種の電子写真式画像形成装置の中には、給紙
ユニット、プロセスユニット、排紙ユニットなどを各々
独立したユニットとして備え、それらを一つのレイアウ
トでのみ組合せて構成したものがある。そして、前記給
紙ユニットから記録媒体を送り出し、その記録媒体に前
記プロセスユニットで電子写真方式により記録を行い、
記録後、該記録媒体を排出して前記排紙ユニットにスタ
ックしていた。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来のこの種の電子写真式画像形成装置
では、それを構成する各ユニットを任意に組合せること
ができないので、ユーザの好み、使用目的、あるいは使
用環境などに応じて前記給紙ユニット、プロセスユニッ
ト、排紙ユニットなどを適宜組合せて異なるレイアウト
に変更することができない問題があった。

そこで、この発明の目的は、給紙ユニットや排紙ユニッ
トなどの各ユニットを複数のレイアウトから選択して任
意に組合せ可能とし、ユーザの使用目的、使用環境等に
応じて適宜レイアウト変更できる電子写真式画像形成装
置を提供することにある。

課題を解決するための手段 上記目的を達成させるために、請求項１に記載のこの発
明は、少なくとも給紙ユニットとプロセスユニットと排
紙ユニットとを備え、前記給紙ユニットから記録媒体を
送り出し、その記録媒体に前記プロセスユニットで記録
を行い、その記録媒体を前記排紙ユニットに排出してス
タックする電子写真式画像形成装置において、前記プロ
セスユニットの一側上下に各々記録媒体の入口を設け、
他側上下に各々記録媒体の出口を設けるとともに、前記
各ユニットの組み合わせを変更したとこその組合せの入
力に基づき搬送経路を選択する搬送経路設定手段を設け
てなることを特徴とする。

また、請求項２に記載の発明は、請求項１に記載の発明
において、前記プロセスユニットの上に前記給紙ユニッ
トまたは前記排紙ユニットのいずれか一方を設け、下に
他方を設けてなることを特徴とする。

さらに、請求項３に記載の発明は、請求項２に記載の発
明において、前記プロセスユニットと前記排紙ユニット
との間に反転ユニットを設けてなることを特徴とする。

さらにまた、請求項４に記載の発明は、請求項２に記載
の発明において、前記プロセスユニットと前記排紙ユニ
ットとの間に別のプロセスを設けてなることを特徴とす
る。

作　　　用 そして、請求項１に記載の発明によればプロセスユニッ
トに給紙ユニットおよび排紙ユニットの各ユニットを複
数のレイアウトの中から適宜選択して組合せ、その組合
せに応じて搬送経路を設定する。そして、給紙ユニット
から記録媒体を送り出し、その記録媒体にプロセスユニ
ットで記録を行い、記録後、該記録媒体を排出して該排
紙ユニットにスタックする。

また、請求項２に記載の発明によれば、プロセスユニッ
トをはさんで給紙ユニットおよび排紙ユニットを上下に
積み重ねて組合せる。

さらに、請求項３に記載の発明によれば、プロセスユニ
ットで記録後、記録媒体を反転してたとえばその記録媒
体の裏面に再びプロセスユニットで記録する。

さらにまた、請求項４に記載の発明によれば、プロセス
ユニットで記録後、その記録媒体に別のプロセスユニッ
トで再び記録を行う。

実施例 以下、図面を参照しつつ、この発明の実施例について詳
細に説明する。

第１図は、この発明の一実施例であるレーザプリンタに
おける全体概略構成を示す。図示するレーザプリンタは
、上絵紙・下排紙の組合せに係り、図中符号１は、プロ
セスユニットである。そのプロセスユニット１は、ユニ
ットケース２を箱形状に形成し、その内部中央にプロセ
ス部３を設ける。

該プロセス部３内には、第２図に示すように中央にドラ
ム状の感光体４を設ける。そして、感光体４のまわりに
は、その回転方向（図中時計方向）に順に、帯電チャー
ジャ５、現像器６、転写チャージャ７、分離チャージャ
８、およびクリーニング器９を配置する。前記帯電チャ
ージャ５の上側には、光書込み器１０を配置する。前記
転写チャージャ７をはさんで図中右側には、レジストロ
ーラ対１１および給紙ローラ１２を順に並べて設ける一
方、左側には定着器１３を設ける。前記プロセス部３を
通る搬送路１４は、各々分岐部１５・１６を介してそれ
ぞれ搬送路１７・１８に接続する。前記搬送路１７・１
８は、前記プロセス部３をはさんで該プロセスユニット
１の一側および他側にそれぞれ設ける。前記他側の搬送
路１８の分岐部１６には、第３図に示すように前記他側
の搬送路１８を上下につなぐ分岐路１９、前記他側の搬
送路１８の上部と前記プロセス部３の搬送路１４をつな
ぐ分岐路２０、および前記他側の搬送路１８の下部と前
記プロセス部３の搬送路１４をつなぐ分岐路２１をそれ
ぞれ形成する。それら各分岐路１９・２０・、２１には
、入口と出口に一対の分岐爪２１ａ〜２１ｆを矢示する
ごとく出入自在に設ける。それら各分岐爪２１ａ〜２１
ｆは第４図に示すように各々一端をソレノイド２２に接
続する。そして、第５図に示すようにＣＰＵ２５の出力
ポート２６から送られる制御信号によりドライバ２７を
駆動して前記ソレノイド２２をオン・オフし、前記分岐
爪２１ａ〜２１ｆを第６図（ａ）（ｂ）（ｃ）に示すご
とく矢印方向に出入して各分岐路１９・２０・２１を選
択する。そして各分岐路１９・２０・２１と前記搬送路
１４・１７・１８を適宜つないで搬送経路を設定する。

なお、図示省略したが前記−側の分岐部１５も上述した
分岐部１６と同じように分岐路を有し、その分岐路を分
岐爪で開閉する。

前記−側の搬送路１７には第１図に示すように上下に入
口１７ａ・１７ｂを設ける一方、前記他側の搬送路１８
には上下に出口１８ａ・１８ｂを設ける。前記プロセス
ユニット１の上側には、給紙ユニット３０を配置する。

給紙ユニット３０は、ユニットケース３１を前記プロセ
スユニット１のユニットケース２と同様に箱形状とし、
内部中央に給紙部３２を設ける。

該給紙部３２の両側には、搬送路３３・３４を設ける。

それらの搬送路の中、一方３３は分岐部３５を介して給
紙ユニット３０の一側の搬送路３６に接続し、他方３４
は分岐部３７を介して他側の搬送路３８に接続する。図
示省略したが前記分岐部３５・３７には、上述したプロ
セスユニットの分岐部１５・１６と同じく分岐路を有し
、その分岐路を分岐爪で開閉する。前記−側の搬送路３
６には上下に出口３６ａ・３６ｂを設け、その一方の出
口３６ｂを前記プロセスユニット１の一側の搬送路１７
の入口１７ａに接続する。前記プロセスユニット１の下
側には、排紙ユニット４０を配置する。

排紙ユニット４ｏは、ユニットケース４１を前記プロセ
スユニット１のユニットケース２と同様に箱形状とし、
内部中央に排紙スタック部４２を設ける。

該排紙スタック部４２の両側には、搬送路４３・４４を
設ける。一方の搬送路４３は分岐部４５を介して排紙ユ
ニット４０の一側の搬送路４６に接続し、他方の搬送路
４４は分岐部４７を介して排紙ユニット４０の他側の搬
送路４８に接続する。

図示省略したが前記分岐部４５・４７には、上述したプ
ロセスユニット１の分岐部１５・１６と同じく分岐路を
有し、その分岐路を分岐爪で開閉する。前記他側の搬送
路４８は、上下に入口４８ａ・４８ｂを設け、その一方
の入口４８ｂを前記プロセスユニッ１〜１の他側の搬送
路１８の出口１８ｂと接続する。

しかして、第１図、第２図に示すようにいまこのレーザ
プリンタを用いて画像を形成するときは、給紙部３２内
の記録媒体を給紙ユニット３０の出口３６ｂから送り出
してプロセスユニット１の入口１７ａへ挿入し、給紙ロ
ーラ１２で搬送して先端をレジストローラ対１１に突き
当てる。他方、感光体４は、図中時計方向に回転しなが
ら、まず帯電チャージャ５でその表面を一様に帯電し、
ついで光書込み器１０でレーザ光を照射してその表面に
静電潜像を形成し、続いて現像器６でその静電潜像をト
ナーによって逐次可視像化する。そして、その像とタイ
ミングを合わせ、レジストローラ対１１に突き当ててい
た前述の記録媒体を感光体４に向けて送り出す。しかし
て、転写チャージャ７で、その記録媒体に感光体４上の
像を転写し、また分離チャージャ８で感光体４に密着す
る記録媒体を静電的に分離する。転写後、感光体４の表
面はクリーニング器９で清掃し、その感光体４上の残留
トナーを除去する。一方、記録媒体は、図示しない搬送
器によって定着器１３へと送り、転写した像をその定着
器１３で定着する。その後、分岐部１６を通り、他側の
搬送路１８の出口１８ｂから排出する。そして前記排紙
ユニット４ｏの他側の搬送路４８の入口４８ａがら分岐
部４７を通って排紙スタック部４２に順次スタックする
。

さて、レーザプリンタを上述した第１図の下給紙・下排
紙の組合せから第７図に示す下給紙・上排紙の組合せへ
と変更する場合には、前記プロセスユニット１の下側に
前記給紙ユニット３０を設け、上側に前記排紙ユニット
４０を設けて配置替えをするとともに、その組合せの入
力を第５図に示すようにホスト５０やオペレーションパ
ネル５１から入力して記録媒体の搬送経路を選択して設
定する。即ち、第８図に示すように従前の設定を変更す
る場合には、紙サイズ、ユニット数、各ユニットの位置
、ユニットの種類などを入力する。

そして、入力された組合せにより前記ＣＰＵ２５がＲＯ
Ｍ内に格納している搬送経路の種類、各タイミングを取
り込み、設定を行う。そして、第７図に示す下給紙・上
排紙の組合せでは、給紙ユニット３０から記録媒体を送
り出し、その記録媒体にプロセスユニット１で記録を行
い、その記録媒体を前記排紙ユニット４０に排出して排
紙スタック部４２にスタックする。

ところで、この発明では、第９図に示すように給紙ユニ
ット３０、プロセスユニット１、および排紙ユニット４
０に反転ユニット５５を加え、該反転ユニット５５を図
示するごとく前記プロセスユニット１と前記排紙ユニッ
ト４ｏの間に設け、組合せを変更して構成することもで
きる。前記給紙ユニット３０、プロセスユニット１、お
よび排紙ユニット４０は、第１図および第２図に示した
だ給紙ユニット３０、プロセスユニット１、および排紙
ユニット４０とそれぞれ同一である。また、前記反転ユ
ニット５５は、そのユニットケース５６を前記プロセス
ユニット１のユニットケース２と同様に箱形状とする。

該ユニットケース５６の内部には、中央に反転部５７を
設ける。その反転部５７には搬送路５８を設けるととも
に、記録媒体を反転する図示しないスイッチバック機構
を設ける。前記反転部５７内を通る搬送路５８は、反転
部５７の外側へ延びており、分岐部５９・６０を介して
一側および他側の搬送路６１・６２にそれぞれ接続する
。そして、前記分岐部５９・６０では、図示省略したが
、たとえばプロセスユニット１などと同様に分岐路を分
岐爪で開閉する。前記−側の搬送路６１は、前記プロセ
スユニット１および前記排紙ユニット４０のそれぞれの
一側の搬送路１７・４６に連通し、前記他側の搬送路６
２はそれぞれ他側の搬送路１８・４８に連通する。

そして、上述したと同様に搬送経路設定手段により搬送
経路を選択して設定する。

しかして１図示するように給紙ユニット３０から記録媒
体を送り出し、その記録媒体にプロセスユニット１で記
録を行い、その記録媒体を反転ユニット５５の反転部５
７で反転して再びプロセスユニット１へ送り込み、記録
媒体の裏面に記録を行い、その記録媒体を排紙ユニット
４０に排出して排紙スタック部４２にスタックする。

また、この発明では、第１図および第２図に示した給紙
ユニット３０、プロセスユニット６５および排紙ユニッ
ト４０に第１０図に示すように別のプロセスユニット４
５および通過ユニット６６を加え、それら各ユニット６
５・６６を前記プロセスユニット１と前記排紙ユニット
４０の間に設け、組合せを変更して構成することもでき
る。前記別のプロセスユニット６５は、上述したプロセ
スユニット１と同一である。前記通過ユニット６６は、
そのユニットケース６７を前記プロセスユニット１のユ
ニットケース２と同様に箱形状にする。該通過ユニット
６６内には、たとえば前記プロセスユニット１などと同
様に一側および他側の搬送路６７・６８と、分岐部６９
・７ｏと、それら分岐部６９・７０を介して接続する搬
送路７１を備える。また前記分岐部６９・７０には、図
示しない分岐爪で開閉する分岐路を有する。

しかして、図示するように給紙ユニット３ｏから記録媒
体を送り出し、その記録媒体にプロセスユニット１でた
とえば黒トナーにより記録を行う。

その後、通過ユニット６６を通して別のプロセスユニッ
ト６５でたとえば赤トナーにより記録を行って後、排紙
ユニット４０に排出して排紙スタック部４２にスタック
する。

発明の効果 以上のことから、請求項１に記載の発明によれば、プロ
セスユニットに対して給紙ユニットや排紙ユニットなど
を複数のレイアウトの中から適宜選択して組合せ、その
組合せに応じて搬送経路を設定するので、ユーザの使用
目的、使用環境等に合わせ、たとえば下給紙・下排紙あ
るいは上給紙・下排紙といったレイアウト変更を容易に
できる。

また、請求項２に記載の発明によれば、積み重ね構成な
ので、場所を取らず設置面積を少なくすることができる
。

さらに、請求項３に記載の発明によれば、反転部を備え
る構成なのでたとえば両面記録を行うことができる。

さらにまた、請求項４に記載の発明によれば、複数のプ
ロセスユニットを備える構成なので、たとえば多色カラ
ー記録を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例であるレーザプリンタにお
ける上給紙・下排紙の組合せのレイアウト構成図、第２
図はそのプロセスユニットの拡大概略構成図、第３図は
その分岐部全体の拡大概略構成図、第４図はその一部の
構成図、第５図はそのレーザプリンタにおける制御手段
のブロック図、第６図（ａ）（ｂ）（ｃ）はそのレーザ
プリンタにおける分岐部の分岐路を選択する説明図、第
７図は各ユニットの組合せを下給紙・上排紙に変更した
レーザプリンタのレイアウト構成図、第８図は組合せを
変更したときの搬送経路を設定するフローチャート、第
９図および第１０図はさらに各ユニットの組合せを変更
した各レーザプリンタのレイアウト構成図を示す。 １・・・・・・・・・プロセスユニット、１７・・・・
・・・・・−側の搬送路、１７ａ・１７ｂ・・・・・・
・・・入口、１８・・・・・・・他側の搬送路、１８ａ
・１８ｂ・・・・・・・・・出口、３０・・・・・・・
・・給紙ユニット、４ｏ・・・・・・・・・排紙ユニッ
ト、５５・・・・・・・・・反転ユニット、６５・・・
・・・・・・別のプロセスユニット。 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、少なくとも給紙ユニットとプロセスユニットと排紙
   ユニットとを備え、前記給紙ユニットから記録媒体を送
   り出し、その記録媒体に前記プロセスユニットで記録を
   行い、その記録媒体を前記排紙ユニットに排出してスタ
   ックする電子写真式画像形成装置において、 前記プロセスユニットの一側上下に各々記録媒体の入口
   を設け、他側上下に各々記録媒体の出口を設けるととも
   に、前記各ユニットの組み合わせを変更したときその組
   合せの入力に基づき搬送経路を選択する搬送経路設定手
   段を設けてなる、電子写真式画像形成装置。 ２、前記プロセスユニットの上に前記給紙ユニットまた
   は前記排紙ユニットのいずれか一方を設け、下に他方を
   設けてなる、請求項１に記載の電子写真式画像形成装置
   。 ３、前記プロセスユニットと前記排紙ユニットとの間に
   反転ユニットを設けてなる、請求項２に記載の電子写真
   式画像形成装置。 ４、前記プロセスユニットと前記排紙ユニットとの間に
   別のプロセスユニットを設けてなる、請求項２に記載の
   電子写真式画像形成装置。