JP2001199643A - 両面画像形成装置及び片面画像形成装置 - Google Patents

両面画像形成装置及び片面画像形成装置

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JP2001199643A
JP2001199643A JP2000010543A JP2000010543A JP2001199643A JP 2001199643 A JP2001199643 A JP 2001199643A JP 2000010543 A JP2000010543 A JP 2000010543A JP 2000010543 A JP2000010543 A JP 2000010543A JP 2001199643 A JP2001199643 A JP 2001199643A
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JP2000010543A
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English (en)
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Masafumi Takiguchi
雅史 滝口
Hirotaka Hatta
浩孝 八田
Katsuhiro Kosuge
勝弘 小菅
Takeshi Motohashi
武 本橋
Hideyuki Takemoto
英行 竹本
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両面用と片面用とで装置前面部の構成を同じ
にする。両面搬送途中の用紙を手で掴んでジャムにしな
いようにする。両面装置の着脱を容易にする。 【解決手段】 両面装置5は、排紙両面搬送部30と垂
直搬送部32と反転部33とに分けて、それらを全てユ
ニット状にする。その排紙両面搬送部30には、両面搬
送路41を機外に露出しないように設ける。排紙両面搬
送部30は、装置本体1の上面の外側に排紙ローラ対2
1に隣接して設け、垂直搬送部32は装置本体1の背面
の外側に設け、反転部33は装置本体1の下面の外側に
設けて、装置本体1の前面には両面装置5を設けないよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、両面装置を備え
た両面画像形成装置及びその両面装置を取り付け可能な
片面画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の用紙の両面に画像を形成可能な両
面画像形成装置としては、例えば特開平6−11027
4号公報に記載されているものがある。この両面画像形
成装置(両面印刷装置)は、図3に示すように、用紙の
両面に画像(トナー像)を形成する際に用紙を裏表反転
するのに使用する反転ユニット60を、装置の上部から
前面(図3で右側の面)にかけて装着している。また、
その装置の前面に、手差し給紙をする際に使用する手差
しガイド51を開閉可能に設けている。
【0003】この両面画像形成装置は、用紙の両面に画
像を形成する両面印刷モード時には、用紙カセット52
から用紙が給紙され、それがレジストローラ61で一旦
停止されてタイミング調整された後に、感光体ドラム5
3等が設けられているプロセスユニット50に向けて搬
送される。また、手差しガイド51から用紙が供給され
たときには、その用紙が手差しパス58を通ってプロセ
スユニット50に向けて搬送される。
【0004】こようにして、用紙カセット52あるいは
手差しガイド51から給紙された用紙は、プロセスユニ
ット50で表側の面にトナー像が転写され、そのトナー
像が熱定着器により熱定着される。そして、その用紙は
図3で上方へ向けて搬送され、その先端をセンサ54が
検知すると、切り換えレバー55が同図に実線で示す位
置に回動し、用紙を反転ユニット60内に案内する位置
になる。
【0005】それにより、用紙が対のスイッチバックロ
ーラ56の回転により搬送され、その先端側がスタッカ
65上に飛び出す。そして、センサ57がその用紙の後
端を検知すると、対のスイッチバックローラ56が、今
度は逆回転する。
【0006】それにより、用紙が、今度はそれまでの後
端側が先端側になり、反転ユニット60内の搬送路63
を出口62に向かって搬送される。その用紙は、手差し
パス58を通ってプロセスユニット50に向けて搬送さ
れ、そのプロセスユニット50で今度は裏面にトナー像
が形成される。そして、その用紙は、既に図3に仮想線
で示す位置に切り換わっている切り換えレバー55によ
り対の排出ローラ59側に案内され、その排出ローラ5
9の搬送力によりスタッカ65上に排出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示した両面画像形成装置のように、用紙の両面に画像を
形成する際に使用する両面装置として機能する反転ユニ
ット60を、装置の上部から前面にかけて装着する構成
のものでは、両面機能を設ける装置(両面画像形成装
置)と、その両面機能を必要としない装置(片面画像形
成装置)とでは、装置前面部の構成が大幅に変わってし
まうということがあった。そのため、このような構成の
装置では、片面機と両面機とで部品の共通化が図れない
という欠点があった。
【0008】また、両面画像形成時には、上述したよう
に用紙が一旦機外のスタッカ65上に先端側の一部が飛
び出した後に、それがスイッチバック搬送される構成で
あるため、ユ−ザが誤ってそのスタッカ65上に一部が
飛び出した両面搬送途中の用紙を掴んでしまったときに
は、それが原因でジャムになってしまうということがあ
った。
【0009】さらに、切り換えレバー55が装置本体側
に跨るため、両面装置として機能する反転ユニット60
を、装置本体に組付けて両面搬送路を形成するのが面倒
であったり、その反転ユニット60が万一故障してしま
ったときには、それを交換するのが面倒であるというこ
ともあった。
【0010】この発明は、上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、両面画像形成装置と片面画像形成装置と
で装置前面部の構成を同じにすることができて部品の共
通化が図れると共に、両面搬送途中の用紙をオペレータ
が誤って掴んでジャムにしてしまうようなことがない両
面画像形成装置を提供することを目的とする。また、両
面装置を簡単に装置本体に取り付けたり、取り外したり
することができるようにすることも目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、装置本体内に設けた像担持体からトナー
像が転写されて定着された後の用紙を反転して像担持体
へ向けて再給紙する両面装置を備えた両面画像形成装置
において、上記装置本体の上部に用紙をその装置本体の
後方へ向けて搬送することにより排紙スタック部へ排紙
する排紙部を設ける。
【0012】また、上記両面装置を、装置本体の上面の
外側に上記排紙部に隣接して設けられてトナー像が転写
された後の用紙を上記排紙スタック部へ排出する方向と
その用紙を機外に露出しない両面搬送路に向かう方向と
に搬送方向を切り換える搬送路切換手段を備えた排紙両
面搬送部と、装置本体の背面の外側に設けられて上記両
面搬送路に搬送された用紙を装置の下方に向けて搬送す
る垂直搬送部と、装置本体の下面の外側に設けられて上
記垂直搬送部を通して搬送される用紙を受け入れて装置
本体の前方へ向けて搬送すると共に反転機構で表裏を反
転させ、その用紙をスイッチバックして像担持体へ向け
て再給紙する反転部とで構成し、その排紙両面搬送部と
垂直搬送部と反転部とをそれぞれ装置本体に対して着脱
可能なユニット状に形成する。
【0013】上記排紙両面搬送部の両面搬送路は、上記
排紙スタック部の下側に設けるとよい。また、装置本体
内の下部に用紙を収納する用紙積載部を上記反転部に近
接させてその反転部の真上に設けるとよい。
【0014】さらに、上記いずれかの両面画像形成装置
の上記排紙両面搬送部と垂直搬送部と反転部とをそれぞ
れ装置本体に取り付け可能な片面画像形成装置を、装置
本体内の下部に用紙を収納する用紙積載部を設け、その
用紙積載部の用紙送出端側に垂直方向に延びて上記用紙
積載部から給紙された用紙を搬送する搬送路に合流する
垂直搬送路を設けて構成する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はこの発明による両面画像
形成装置の一実施形態例としてカラー画像形成装置を示
す全体構成図である。
【0016】図1に示す両面画像形成装置であるカラー
画像形成装置は、装置本体1内に設けた像担持体である
中間転写ベルト10からトナー像が転写されて定着装置
3により定着された後の用紙を裏表反転して中間転写ベ
ルト10へ向けて再給紙する両面装置5を備えている。
このカラー画像形成装置は、装置本体1の上部に用紙を
その装置本体1の後方へ向けて搬送することにより排紙
スタック部22へ排紙する排紙部を構成する排紙ローラ
対21を設けている。
【0017】両面装置5は、排紙両面搬送部30と垂直
搬送部32と反転部33とで構成されている。そして、
その排紙両面搬送部30は、装置本体1の上面の外側に
排紙ローラ対21のある排紙部に隣接して設けられ、ト
ナー像が転写された後の用紙を排紙スタック部22へ排
出する方向とその用紙を機外に露出しない両面搬送路4
1に向かう方向とに搬送方向を切り換える搬送路切換手
段として機能する切換爪23を備えている。
【0018】また、この排紙両面搬送部30の両面搬送
路41は、図示のように排紙スタック部22の下側に設
けている。したがって、その両面搬送路41は、上側が
排紙スタック部22やユニットケース39等で覆われ、
周囲もユニットケース39で覆われているので機外に露
出しない。
【0019】垂直搬送部32は、装置本体1の背面の外
側に設けられて両面搬送路41に搬送された用紙を装置
の下方に向けて搬送する。反転部33は、装置本体1の
下面の外側に設けられて垂直搬送部32を通して搬送さ
れる用紙を受け入れて装置本体1の前方(図1で右方)
へ向けて搬送すると共に反転ローラ31と反転ガイド板
36等からなる反転機構で表裏を反転させ、その用紙を
スイッチバックして中間転写ベルト10のある作像部へ
向けて再給紙する。そして、この排紙両面搬送部30と
垂直搬送部32と反転部33とを、それぞれ装置本体1
に対して着脱可能なユニット状に形成している。
【0020】このカラー画像形成装置は、作像部に可撓
性を有するベルト状の像担持体である感光体ベルト2
と、その感光体ベルト2の表面に順次形成される4色
(3色であってもよい)に色分解された各色に対応する
潜像を対応するイエロー、マゼンタ、シアン、黒の4色
のトナー(現像剤)でそれぞれ現像する4つの現像器を
一体的に備えた回転型のカラーの現像装置4とを設けて
いる。
【0021】中間転写ベルト10は、図1の矢示B方向
に回動可能であり、現像装置4により現像された複数の
色の各トナー像を順次重ね合わせた状態で担持する。そ
の中間転写ベルト10は、回動ローラ12,13の間に
架設されていて、その回動ローラ12の回転駆動により
矢示B方向に回動される。この中間転写ベルト10は、
感光体ベルト2と回動ローラ7の部分で接触している。
【0022】そして、その接触部の付近の中間転写ベル
ト10の内面には、導電性を有するバイアスローラ14
が所定の条件で接触している。また、中間転写ベルト1
0の外面の回動ローラ12のある位置に対応する部分に
は、転写ローラ15を接触させている。感光体ベルト2
は、回動ローラ6、7間に架設され、回動ローラ6の回
転駆動により矢示A方向(図中で時計回り方向)に回動
される。
【0023】その感光体ベルト2の下側には、感光体ベ
ルト2の表面を均一に帯電する帯電手段として機能する
帯電チャージャ8を設けており、その下方には静電像露
光手段として機能するレーザ書込ユニット9を、さらに
その下側には給紙する用紙Pを収納する用紙積載部とな
る給紙カセット11を設けている。このように、このカ
ラー画像形成装置では、装置本体1内の下部に用紙Pを
収納する給紙カセット11を、両面装置5の反転部33
に近接させて、その反転部33の真上に設けている。
【0024】その給紙カセット11の用紙送出端側(図
1で右方側)には、給紙ローラ18を設け、その給紙ロ
ーラ18により給紙カセット11内の用紙Pを給紙可能
にしている。そして、その給紙カセット11の用紙送出
端側に、垂直方向に延びてその給紙カセット11から給
紙された用紙Pを搬送する搬送路43に合流する垂直搬
送路45を設けている。この給紙カセット11から転写
ローラ15のある転写位置に至る用紙搬送経路上には、
搬送ローラ対19とレジストローラ対20を設けてい
る。
【0025】両面装置5の排紙両面搬送部30は、前述
した切換爪23と両面搬送路41の他に排紙部内排紙ロ
ーラ対27も有している。それにより、排紙ローラ対2
1と、切換爪23と、排紙部内排紙ローラ対27とによ
り、画像形成後の用紙を装置本体1の外部に設けている
排紙スタック部22へ排出可能にしている。
【0026】また、このカラー画像形成装置は、各種の
操作を行うための操作部を装置本体1の前面(図1で右
側の面)上部1aに設けている。その装置本体1は、不
動部筐体側となる本体フレーム24と、用紙搬送経路を
開放可能にする前部筐体となる前フレーム25とによっ
て構成されている。
【0027】前フレーム25は、本体フレーム24に設
けている回動支持軸26を中心に矢示C方向に開放可能
に支持されており、画像形成出力時には図1に示したよ
うに閉じて使用する。そして、用紙のジャム処理時に
は、その前フレーム25を矢示C方向に開放すると、そ
の開放状態を図示しないテンションスプリング等により
維持できるようになっている。
【0028】その前フレーム25には、用紙搬送路を構
成する一方のガイド板が設けられていると共に、その用
紙搬送路上に設けられているレジストローラ対20と、
転写ローラ15等が取り付けられている。それにより、
前フレーム25を開放すると、用紙搬送路が2分される
ため、そこにジャムとなった用紙があるときには、それ
を簡単に取り除くことができる。
【0029】このように、このカラー画像形成装置は構
成してあり、両面装置5の用紙搬送経路は、排紙両面搬
送部30の切換爪23から装置本体1の後方へ進んで、
その装置本体1の背面を垂直搬送部32により下方に進
行してその装置本体1の下部の反転部33に至る経路と
し、その反転部33から用紙を中間転写ベルト10と転
写ローラ15とが設けられている転写位置に再給紙可能
にしている。
【0030】次に、このカラー画像形成装置の画像形成
動作について説明する。図1に示すカラー画像形成装置
は、画像形成動作を開始すると、感光体ベルト2の表面
が帯電チャージャ8により一様に帯電された後、その帯
電面がレーザ書込ユニット9により、画像情報に基づい
て走査露光され、そこに静電潜像が形成される。
【0031】ここで、露光する画像情報は、形成するフ
ルカラー画像をイエロー,シアン,マゼンタ及び黒の各
色情報に分解した単色の画像情報であり、その情報に応
じてレーザ書込ユニット9の半導体レーザから射出した
レーザービームを、光学装置により走査及び光路調整す
る。
【0032】そして、その感光体ベルト2上に各々の色
に対応して順次形成される静電潜像が、回転型の現像装
置4によりイエロー,シアン,マゼンタ及び黒のトナー
で各々単色現像され、感光体ベルト2上に各色画像が順
次形成される。その感光体ベルト2上に形成された各単
色画像は、感光体ベルト2が矢示A方向に回動すること
により中間転写ベルト10に接する位置に移動すると、
その順次形成されるイエロー,シアン,マゼンタ及び黒
の単色画像毎に、バイアスローラ14に所定の転写バイ
アスが印加されることにより、中間転写ベルト10上に
順次重ね合わされて転写される。
【0033】その中間転写ベルト10上に4色重ね合わ
されたカラー画像は、給紙カセット11から給紙ローラ
18により所定のタイミングで給紙され、搬送ローラ対
19及びレジストローラ対20を経て転写部へ搬送され
る用紙Pに、転写ローラ15により一括転写される。そ
して、そのカラー画像が転写された用紙Pは、定着装置
3に搬送されてトナー像が定着される。そして、片面の
みにフルカラーの画像を形成するときには、そのまま排
紙ローラ対21から切換爪23を通って排紙部内排紙ロ
ーラ対27により排紙スタック部22上に排出される。
【0034】また、用紙の両面にそれぞれフルカラーの
画像を形成するときには、基本的に上述した用紙の片面
にフルカラーの画像を形成するときと同様の動作を行う
と、今度は切換爪23が図1に仮想線で示す位置に回動
しているため、排紙ローラ対21により搬送される片面
のみにフルカラーの画像が形成された用紙は、その切換
爪23に案内されて排紙スタック部22の下側に位置す
る排紙両面搬送部30内の両面搬送路41へ送り込ま
れ、それが垂直搬送部32へ向けて搬送される。
【0035】その垂直搬送部32に搬送された用紙は、
そこに設けられている複数の搬送ローラ対により反転部
33に搬送される。その反転部33に送り込まれた用紙
は、上下のガイド板によって形成される搬送路34内
を、複数の搬送ローラ対35により装置後方から前方
(操作者側)に向けて搬送され、反転ガイド板36にガ
イドされながら、反転ローラ31により向きを変えら
れ、トレイ37上に表裏が反転されて搬送される。
【0036】次に、反転ローラ31が逆回転することに
より、トレイ37上に送り込まれた用紙が、それまでは
後端であった側の端部が今度は先端となるスイッチバッ
ク搬送で再給紙され、それが送出搬送ローラ対38に向
けて搬送される。その用紙は、再び搬送ローラ対19及
びレジストローラ対20へ搬送され、以降は表面(第1
面)の画像形成と同様な工程を経て、裏面(第2面)に
画像が形成される。そして、その用紙は、排紙ローラ対
21を過ぎると、今度は図1に実線で示す位置に切り換
わっている切換爪23に案内されて、排紙部内排紙ロー
ラ対27により排紙スタック部22上に排出される。
【0037】ところで、このカラー画像形成装置は、前
述したように両面装置5を装置本体1の上面の外側に設
けた排紙両面搬送部30と、装置本体1の背面の外側に
設けた垂直搬送部32と、装置本体1の下面の外側に設
けた反転部33とで構成し、両面用の用紙を反転させる
ための搬送経路を装置本体1の前面側に設けていないの
で、このように両面機能を有する機種と、その両面機能
を必要としない機種(片面画像形成専用)とで、装置前
面部の構成が変わらないため部品の共通化が図れる。
【0038】しかも、排紙両面搬送部30と垂直搬送部
32と反転部33は、それぞれユニット状に構成して、
それらを全て装置本体1に対して着脱可能にしているの
で、それらを装置本体1に対して簡単に取り付けること
ができるため組付性が向上する。また、上記各ユニット
と装置本体1との間に跨る部品もないので、面倒な組付
け作業も必要ない。
【0039】さらに、このカラー画像形成装置は、両面
画像形成時に表面(第1面)に画像を形成した用紙が機
外の排紙スタック部22上に一部が一旦飛び出したりす
ることなしに、排紙両面搬送部30の機外に露出しない
両面搬送路41を搬送されるので、オペレータが両面搬
送の途中の用紙を誤って手で掴んでジャムにしてしまう
ようなことがない。
【0040】図2はこの発明による片面画像形成装置の
一実施形態例を示す図1と同様な全体構成図であり、図
1と対応する部分には同一の符号を付してある。この片
面画像形成装置は、図1で説明した両面画像形成装置で
あるカラー画像形成装置に対して、排紙両面搬送部30
と垂直搬送部32と反転部33とを有していない点のみ
が異なる。言葉を変えれば、この図2の片面画像形成装
置に、図1で説明したそれぞれユニット状の排紙両面搬
送部30と垂直搬送部32と反転部33とを取り付けれ
ば、簡単に片面画像形成装置を両面画像形成装置に変え
ることができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、次に記載する効果を奏する。請求項1の両面画像形
成装置によれば、両面装置を排紙両面搬送部と垂直搬送
部と反転部とで構成すると共に、それらを全てユニット
状に形成して装置本体に対して着脱可能にしているの
で、それらを個別にユニット状態で装置本体に取り付け
ることができるため、取り付け作業性の向上が図れる。
そして、両面装置が故障したときの交換作業も、簡単に
行うことができる。
【0042】また、両面装置の排紙両面搬送部に設けて
いる両面搬送路は、機外に露出しないようにしているの
で、両面画像形成時に表面(第1面)に画像を形成した
用紙が機外に一旦飛び出したりするようなことがないた
め、その用紙をオペレータが誤って手で掴んでしまうよ
うなことがない。したがって、両面搬送途中の用紙に手
を触れて、それをジャムにしてしまうのを防止すること
ができる。
【0043】さらに、その両面装置の両面搬送路は、装
置本体の上部から装置本体の背面に設けた垂直搬送部を
下方へ進んで装置本体の下面側に設けた反転部に至る経
路にして、装置本体の前面側に両面搬送路を設けない構
成にしているため、その両面搬送路を必要とする両面画
像形成装置と必要としない片面画像形成装置とで装置前
面部の構成を同じにすることができる。したがって、部
品の共通化が図れる。
【0044】請求項2の両面画像形成装置によれば、両
面装置の排紙両面搬送部の両面搬送路は排紙スタック部
の下側に位置するので、排紙両面搬送部を装置本体に取
り付けた状態でも、両面搬送路が排紙スタック部上に排
出された用紙をユーザが取り出す際に邪魔になったりし
ない。
【0045】請求項3の両面画像形成装置によれば、装
置本体内の下部に用紙を収納する用紙積載部を両面装置
の反転部に近接させてその反転部の真上に設けているの
で、両面画像形成時に片面に画像が形成されて反転部を
介して再給紙する用紙を、その上に近接して位置する用
紙積載部の搬送系を共用して像担持体に向けて再給紙す
ることができる。
【0046】請求項4の片面画像形成装置によれば、装
置本体内の下部に用紙積載部を設け、その用紙積載部の
用紙送出端側に垂直搬送路を設けているので、装置本体
の下面の外側に両面装置の反転部を取り付けると共に、
両面装置の排紙両面搬送部を装置本体の上面の外側に、
垂直搬送部を装置本体の背面の外側にそれぞれ取り付け
れば、反転部から再給紙される用紙を上記垂直搬送路を
使用して像担持体へ向けて再給紙することができるた
め、両面用(第2面印字用)の搬送路を形成するために
新たな部品を設ける必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による両面画像形成装置の一実施形態
例としてカラー画像形成装置を示す全体構成図である。
【図2】この発明による片面画像形成装置の一実施形態
例を示す図1と同様な全体構成図である。
【図3】従来の用紙の両面に画像を形成可能な両面画像
形成装置の一例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1:装置本体 2:感光体ベルト(像担持体) 5:両面装置 10:中間転写ベルト(像担持体) 11:給紙カセット(用紙積載部) 22:排紙スタック部 23:切換爪(搬送路切換手段) 30:排紙両面搬送部 31:反転ローラ 32:垂直搬送部 33:反転部 36:反転ガイド板 41:両面搬送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小菅 勝弘 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 本橋 武 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 竹本 英行 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2H028 BA03 BA06 BA09 BA16 BB02 BB04 2H071 BA03 BA13 DA22 DA23 DA24 EA04 2H072 AB11 AB14 AB15 CB01 FB01 3F053 BA03 BA12 BA14 BA19 LA03 LB03 3F100 AA02 BA23 CA05 CA07 CA12 CA15 EA02 EA03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体内に設けた像担持体からトナー
    像が転写されて定着された後の用紙を反転して前記像担
    持体へ向けて再給紙する両面装置を備えた両面画像形成
    装置において、 前記装置本体の上部に用紙をその装置本体の後方へ向け
    て搬送することにより排紙スタック部へ排紙する排紙部
    を設け、 前記両面装置を、前記装置本体の上面の外側に前記排紙
    部に隣接して設けられてトナー像が転写された後の用紙
    を前記排紙スタック部へ排出する方向と該用紙を機外に
    露出しない両面搬送路に向かう方向とに搬送方向を切り
    換える搬送路切換手段を備えた排紙両面搬送部と、前記
    装置本体の背面の外側に設けられて前記両面搬送路に搬
    送された用紙を装置の下方に向けて搬送する垂直搬送部
    と、前記装置本体の下面の外側に設けられて前記垂直搬
    送部を通して搬送される用紙を受け入れて前記装置本体
    の前方へ向けて搬送すると共に反転機構で表裏を反転さ
    せ、その用紙をスイッチバックして前記像担持体へ向け
    て再給紙する反転部とで構成し、その排紙両面搬送部と
    垂直搬送部と反転部とをそれぞれ前記装置本体に対して
    着脱可能なユニット状に形成したことを特徴とする両面
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記排紙両面搬送部の前記両面搬送路
    は、前記排紙スタック部の下側に設けられていることを
    特徴とする請求項1記載の両面画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の両面画像形成装置
    において、前記装置本体内の下部に用紙を収納する用紙
    積載部を前記反転部に近接させて該反転部の真上に設け
    たことを特徴とする両面画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    両面画像形成装置の前記排紙両面搬送部と前記垂直搬送
    部と前記反転部とをそれぞれ装置本体に取り付け可能な
    片面画像形成装置であって、 前記装置本体内の下部に用紙を収納する用紙積載部を設
    け、該用紙積載部の用紙送出端側に垂直方向に延びて前
    記用紙積載部から給紙された用紙を搬送する搬送路に合
    流する垂直搬送路を設けたことを特徴とする片面画像形
    成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100621098B1 (ko) * 2005-06-16 2006-09-08 삼성전자주식회사 양면인쇄기능을 구비한 화상형성장치
JP2014126675A (ja) * 2012-12-26 2014-07-07 Brother Ind Ltd 画像形成装置

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