JP2000321953A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000321953A
JP2000321953A JP11128253A JP12825399A JP2000321953A JP 2000321953 A JP2000321953 A JP 2000321953A JP 11128253 A JP11128253 A JP 11128253A JP 12825399 A JP12825399 A JP 12825399A JP 2000321953 A JP2000321953 A JP 2000321953A
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Application number
JP11128253A
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English (en)
Inventor
Toru Kasamatsu
徹 笠松
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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  • Color Electrophotography (AREA)
  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置において、1次転写と2次転写
の両方の機能を奏することができ、排出される用紙のペ
ージ順を揃えることを可能とし、しかも両面プリント時
の生産性、及びトナー消費効率を向上させる。 【解決手段】 感光体ドラム1乃至4上のトナー像を用
紙上に直接転写する搬送路32と、同トナー像を転写ベ
ルト5を介して2次転写ローラ30により用紙上に2次
転写する搬送路33とを備え、用紙の画像形成面を上向
き・下向きのいずれで排出するか、カラー画像か白黒画
像か、又は画像濃度の高低等に応じて、1次転写又は2
次転写を選択的に切替え使用する。これにより、用紙反
転ユニットなしで用紙のページ順を揃えることが可能と
なり、両面プリント時の生産性が良いものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やプリンタ
等の画像形成装置に関し、特に、感光体上のトナー像を
転写材に転写する際の技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、感光体上にトナー像を形成
し、それを直接転写材上に転写する1次転写方式の画像
形成装置、及び感光体上のトナー像を中間転写体に一度
転写した後、転写材上に転写する2次転写方式の画像形
成装置がある。また、1次転写のための中間転写ベルト
と、この中間転写ベルトから2次転写される2次転写ベ
ルトを有して、転写材の一方の面に中間転写ベルト上の
1次転写トナー像を2次転写し、他方の面に2次転写ベ
ルト上の2次転写トナー像を3次転写することにより、
転写材の両面に同時に画像形成するようにしたものが知
られている(特開平10−232517号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように1次転写方式又は2次転写方式のいずれか一方し
か有していない画像形成装置では、排出される転写紙の
ページ順を揃えるために転写材の画像形成面を上向き
(表面)又は下向き(裏面)排出を任意に選択可能とす
るには、転写材反転ユニットが必要であり、また転写材
反転時には、転写材反転に時間を要するために画像形成
の生産性が低下するという問題がある。また、そのよう
な装置において、両面プリントを行う場合には、一度画
像転写した転写材を反転させて、再度同じ転写工程に転
写材を搬送する必要があり、両面プリント時の生産性が
低下するという問題がある。また、上記公報に示される
ような装置においては、最終の転写材に対して1次転写
できるものではなく、常に2次転写又は3次転写を行う
必要があり、転写能率が良くない。また、一般に、トナ
ー像を転写材に転写する場合、1次転写よりも2次転写
の方が転写回数が多いことから、1次転写よりも2次転
写の方が転写効率が低下するため、カラー画像を転写す
る場合や、転写する画像の濃度が濃い場合等は、1次転
写による方がトナー消費が少なくて済む。しかしなが
ら、従来の画像形成装置では、プリントする面に対して
1次転写を行うか2次転写を行うかを選択的に切替える
ことができるようにはなっていないため、トナー消費効
率の良い転写を行うことができなかった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、転写材へのトナー像の転写に関
し、1次転写と2次転写の両方の機能を選択使用可能と
して、転写材の画像形成面を上向き、下向きのどちらの
排出時においても排出される転写材のページ順を揃える
ことができ、さらには、両面プリント時の生産性が高
く、トナー消費効率の良い転写を行うことができる画像
形成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、感光体上に形成した潜像を
現像し、その像を転写材に転写して画像を形成する画像
形成装置において、感光体上に作像したトナー像を転写
材上に直接転写する1次転写手段と、感光体上に作像し
たトナー像を中間転写体に転写した後、中間転写体上の
トナー像を転写材上に転写する2次転写手段とを備え、
転写材に対する画像形成のモードに応じて、1次転写手
段と2次転写手段とを選択的に切替使用可能としたもの
である。
【0006】上記構成においては、1次転写手段及び2
次転写手段を、転写材への画像形成面が互いに異なるよ
うに構成すれば、1次転写手段による1次転写、及び2
次転写手段による2次転写のいずれでも選択切り替え使
用することにより、画像形成がされた面を上向きとして
も下向きとしても自在に排出することができる。また、
両面プリントを行う場合には、1次転写済みの転写材を
2次転写手段に循環させるだけで、転写材を反転させる
ことなく両面プリントができる。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の画像形成装置であって、両面画像形成モードに
おける第1面目と第2面目とに応じて、1次転写手段と
2次転写手段とを切替使用可能としたものである。
【0008】上記構成においては、両面プリント時に、
第1面目を1次転写手段又は2次転写手段によって転写
し、第2面目をもう一方の転写手段によって転写するこ
とで、第1面目をプリント済みの転写材を反転させるこ
となく両面プリントを行うことができる。
【0009】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載の画像形成装置であって、複数の転写材に連続し
て画像形成する場合に、最初の頁から画像形成するモー
ドか、最後の頁から画像形成するモードかに応じて1次
転写手段と2次転写手段とを選択的に切替使用可能とし
たものである。
【0010】上記構成においては、1次転写手段又は2
次転写手段を選択することで、画像形成がされた面を上
向きとしても下向きとしても自在に排出することができ
るため、排出される転写材のページ順を揃えるために転
写材反転を行う必要がなくなる。
【0011】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
に記載の画像形成装置であって、カラー画像形成又は白
黒画像形成のモードに応じて前記1次転写手段と2次転
写手段とを選択的に切替使用可能としたものである。
【0012】上記構成においては、転写に多くのトナー
を必要とするカラー画像形成の場合にトナーの消費効率
の良い1次転写とし、転写に多くのトナーを必要としな
い白黒画像形成の場合に2次転写とするといったことが
可能になる。
【0013】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
に記載の画像形成装置であって、両面画像形成のモード
における画像濃度が高い面と低い面とに応じて前記1次
転写手段と2次転写手段とを選択的に切替使用可能とし
たものである。
【0014】上記構成においては、多くのトナーを必要
とする画像濃度の高い転写をトナーの消費効率の良い1
次転写とし、多くのトナーを必要としない画像濃度の低
い転写を2次転写とするといったことが可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係る画
像形成装置について図面を参照して説明する。図1は第
1実施形態に係るカラー画像形成装置を示す。カラー画
像形成装置は、画像形成プロセス手段がタンデム状に4
個並んだ形態とされ、4個の感光体ドラム(感光体)1
乃至4と、これら感光体ドラム1乃至4に接するように
配置された転写ベルト(中間転写体)5と、この転写ベ
ルト5上の転写トナー像を転写材としての用紙Pに2次
転写するための2次転写ローラ(2次転写手段)30
と、感光体ドラム1乃至4に対向し、転写ベルト5を挟
んで設けられた1次転写ローラ(1次転写手段)22乃
至25を有している。感光体ドラムはイエロー現像用ド
ラム1、マゼンタ現像用ドラム2、シアン現像用ドラム
3、ブラック現像用ドラム4から構成される。用紙Pの
搬送路は、用紙を転写ベルト5に搬送する1次転写用の
第1搬送路32と、用紙を2次転写ローラ30に直接に
搬送する2次転写用の第2搬送路33から構成され、切
替え爪34により搬送路は切替えられる。このように、
1次転写手段と2次転写手段とで同一の感光体ドラム1
乃至4を共用するものとし、1次転写と2次転写とで画
像が形成される面が反対の面になるように構成する。
【0016】これら感光体ドラム1乃至4の周囲には、
除電用のイレーサランプ6乃至9と、帯電用の帯電ロー
ラ10乃至13と、帯電状態のドラムの表面を露光する
ことによりドラム表面に静電潜像を形成する。LED露
光印字装置14乃至17と、感光体ドラム1乃至4上の
静電潜像を現像する現像ユニット18乃至21と、残留
トナーを回収するクリーナー26乃至29とが配設され
ている。LED露光印字装置14乃至17のLED光に
よる露光タイミングは、4色のそれぞれの画像が転写ベ
ルト5上で重なり合うようにそれぞれ決定される。用紙
の搬送方向下流には、用紙上に転写されたトナー画像を
定着する定着装置35が設けられている。
【0017】次に、上記構成の画像形成装置でフルカラ
ー画像を形成する動作を説明する。まず、感光体上ドラ
ム1乃至4上のトナー像を直接に用紙P上に転写(1次
転写)する場合について説明する。用紙カセット31よ
り給紙された用紙Pは、第1搬送路32に沿って送ら
れ、転写ベルト5に吸着される。感光体ドラム1乃至4
の表面に現像されたトナー像は1次転写ローラ22乃至
25により転写ベルト5上に吸着された用紙上に転写さ
れる。転写後に感光体ドラム1乃至4上に残留したトナ
ーは、クリーナー26乃至29により回収される。転写
された用紙は転写ベルト5から分離され、用紙に付着し
たトナーは、定着装置35において用紙に定着される。
トナー定着の終了した用紙は、トナー画像が転写された
面が上向きとなった状態で排紙トレイ37に排紙され
る。用紙が搬送路32を通って1次転写される場合、プ
リント面が上向きの状態で用紙が排出されるため、この
1次転写は、用紙を最終ページから排出するラストペー
ジモードによるプリントに適する。
【0018】感光体ドラム1乃至4上のトナー像を転写
ベルト5に転写(1次転写)後、さらに用紙P上に転写
(2次転写)する場合について説明する。用紙カセット
31より給紙された用紙Pは、切替え爪34により第2
搬送路33に導かれ、そのまま2次転写ローラ30まで
送られる。感光体ドラム1乃至4の表面に現像されたト
ナー像は1次転写ローラ22乃至25により転写ベルト
5上に転写される。転写ベルト5上に転写されたトナー
像は、搬送されてきた用紙上に2次転写ローラ30によ
り転写される。転写後に転写ベルト5上に残留したトナ
ーは、転写ベルトクリーナ36により回収される。転写
された用紙は、定着装置35を通過し、トナー定着が終
了した後、排紙トレイ37に排紙される。排紙される用
紙は、トナー画像が転写された面が下向きとなった状態
で(1次転写の場合とは逆)排紙トレイ37に排紙され
る。この2次転写は、用紙を最初のページから排出する
ファーストページモードによるプリントに適する。
【0019】この第1実施形態によれば、1次転写の搬
送路を選択すれば用紙をラストページモードで排出し、
2次転写の搬送路を選択すれば用紙をファーストページ
モードで排出することができる。これにより、ファース
トページモード/ラストページモード排出制御のために
用紙反転を行う必要がなく、用紙反転機構も不要であ
る。また、用紙反転に時間を要することによって画像形
成の生産性が低下するという問題も解消することができ
る。
【0020】図2は両面プリント構成を備えた第2実施
形態に係る画像形成装置を示す。この実施形態では、2
次転写ローラ30と定着装置35を通る搬送路を含ん
で、用紙を循環して主として両面プリントを行うための
両面搬送路(両面装置)38が設けられている。前述の
第2搬送路33は設けられていない。本実施形態におい
て、両面プリント動作時に、用紙カセット31より給紙
された用紙Pは、転写ベルト5上に吸着後、感光ドラム
1乃至4により片面にトナー像が転写される。その後、
定着装置35においてトナーを定着した用紙は、分岐部
41による搬送路の切替えにより両面搬送路38に送ら
れ、2次転写ローラ30に循環する。用紙が循環してい
る間に、転写ベルト5上に用紙のもう一方の面に転写す
るトナー像を形成し、循環してきた用紙裏面と転写ベル
ト5上の画像が2次転写ローラ30で重なるように両面
搬送路38及び転写ベルト5の駆動を制御する。2次転
写ローラ30によりトナー像を転写された用紙は、定着
装置35を通過し、トナー定着が終了した後、排紙トレ
イ37に排紙される。
【0021】この第2実施形態においては、両面プリン
トを行う場合、1次転写済みの用紙を2次転写の搬送路
に循環させるだけで両面プリントが可能である。そのた
め、一度画像転写した用紙を反転させて再度同じ転写工
程に搬送する必要がなくなるので、用紙反転ユニットが
不要であり、両面プリント時の生産性も向上する。尚、
図2には両面プリント時の第1面目を1次転写とし、第
2面目を2次転写とするものを示したが、第1面目を2
次転写とし、第2面目を1次転写とする構成をとって
も、同様に、用紙反転ユニットを必要とすることなく両
面プリントを行うことが可能である。
【0022】図3は両面装置及び反転装置を備えた画像
形成装置を示す。この実施形態では、上記第2実施形態
の構成に、さらに、定着後の用紙を反転させる反転ユニ
ット(反転装置)39が設けられている。本カラー画像
形成装置は、上記第1及び第2実施形態に係る画像形成
装置と同様に、1次転写と2次転写とを切替えることで
ファーストページモード/ラストページモードの排出制
御を可能とする機能に加え、さらに、両面プリント動作
時に、両面にプリントする画像の出力色と濃度を比較
し、その比較結果に応じて1次転写と2次転写とを切替
える機能を有する。例えば、用紙をカラー面/白黒面の
組み合わせでプリントする場合、まずカラー面を1次転
写にて転写した後、分岐部42による搬送路の切替えに
より用紙を循環させ、白黒面を2次転写ローラ30にて
転写するようにする。この場合は、用紙の排出がファー
ストページモードかラストページモードかに応じて1次
転写と2次転写とを切替えるようにはしていないため、
かかる両面転写後の用紙は面順序が異なっている場合が
あり、この用紙の面順序を揃えるために反転ユニット3
9を用いる。すなわち、両面転写後の用紙を、分岐部4
2の搬送路切替えにより用紙を反転ユニット39に送
り、搬送方向をスイッチバックさせて用紙を反転した後
に排紙トレイ37に排出することで用紙の面順序を揃え
るようにする。面順序が揃っている場合はストレート
に、すなわち、反転させずに排出すればよい。
【0023】また、用紙の各面を、カラー面/カラー面
(又は白黒面/白黒面)の組み合わせでプリントする場
合、それぞれの面の画像濃度を比較し、まず高濃度面を
1次転写にて転写した後、用紙を両面搬送路38に循環
させて低濃度面を2次転写ローラ部30により2次転写
する。両面転写後の用紙は、定着装置35を通過後、面
順序が異なっている場合は反転ユニット39にて用紙を
反転した後に排紙トレイ37に排出し、面順序が合って
いる場合はストレートに排出する。
【0024】この第3実施形態のように、画像の出力色
と濃度に応じて、用紙の各面毎に1次転写・2次転写を
切替えて転写することにより、効率の良いトナー消費を
実現することができる。すなわち、1回の転写で用紙上
にプリントする場合(1次転写モード)と、2回の転写
で用紙上に転写する場合(2次転写モード)とでは、転
写回数の多い2次転写の方が転写効率が低下する。よっ
て、同一画像をプリントする場合は、1次転写モードよ
り2次転写モードの方が感光体ドラム上のトナー像の濃
度を上げておく必要がある。つまり、カラー画像をプリ
ントする場合や、白黒であっても高濃度画像をプリント
する場合は1次転写を使用した方がトナー消費が少なく
て済むこととなるからである。
【0025】図4は、上記第1乃至第3実施形態に係る
カラー画像形成装置による片面プリント時のフローチャ
ートである。プリント順序がファーストページモード
(用紙を1頁目から排出するモード)か否かを判断する
(S401)。プリント順序がファーストページモード
である場合は(S401:YES)、2次転写によるプ
リントを選択し(S402)、給紙された用紙は搬送路
33に送られ、2次転写ローラ30にて転写される。こ
れにより、プリント面を下向きにして排出することがで
き、ページ順が揃う。ファーストページモードでない場
合、すなわち、ラストページモードの場合(S401:
NO)、1次転写によるプリントを選択し(S40
3)、給紙された用紙は搬送路32に送られ、1次転写
ローラ22乃至25にて転写される。これにより、プリ
ント面を上向きにして排出することになる。
【0026】図5は図3のカラー画像形成装置による両
面プリント時の転写モード選択時のフローチャートであ
る。両面プリントを行う場合、まず、両面の出力画像を
記憶する(S501)。次に、表裏のプリント画像が2
面ともカラー画像かどうかを判断する(S502)。2
面ともカラー画像の場合は(S502:YES)、両面
の画像濃度の比較を行う(S503)。表面の濃度が裏
面より高い場合は(S503:YES)、表面を1次転
写とし、裏面を2次転写とする(S507)。また、表
面の濃度の方が低い場合は(S503:NO)、裏面を
1次転写とし、表面を2次転写とする(S508)。
【0027】S502において、用紙の両面にカラー画
像を転写しない場合は、表面にカラー画像を転写するか
否かを判断する(S504)。表面への転写がカラー画
像であり、裏面が白黒画像である場合は(S504:Y
ES)、表面を1次転写とし、裏面を2次転写とする
(S507)。また、裏面への転写がカラー画像であ
り、表面が白黒画像である場合は(S504:NO,S
505:YES)、裏面を1次転写とし、表面を2次転
写とする(S508)。
【0028】さらに、表面及び裏面の両面への転写がカ
ラー画像でない場合、すなわち両面とも白黒画像の場合
は(S505:NO)、両面の画像濃度を比較する(S
506)。表面の濃度が裏面より高い場合は(S50
6:YES)、表面を1次転写とし、裏面を2次転写と
する(S507)。また、表面の濃度の方が低い場合は
(S506:NO)、裏面を1次転写とし、表面を2次
転写とする(S508)。
【0029】なお、本発明は上記実施の形態の構成に限
られず種々の変形が可能である。例えば、上記第1実施
形態(図1)では、1次転写を行ったときにプリント面
が上向きで排出され、2次転写を行ったときにプリント
面が下向きで排出されるように構成されているが、それ
ぞれプリント面が逆向きに排出される構成であっても構
わない。また、上記実施の形態では、用紙に転写する画
像がカラー画像か白黒画像か、画像濃度が高いか低いか
によって、1次転写又は2次転写を切替えるものとして
いるが、1次転写と2次転写の使い分けはこれらに限定
されるものではない。例えば、両面プリント時に表面を
上向きにして用紙を排出する場合(ラストページモー
ド)は表面を1次転写とし、裏面を2次転写とし、ま
た、裏面を上向きにして排出する場合(ファーストペー
ジモード)は裏面を1次転写とし、表面を2次転写とす
るように切替えるようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の発明によ
れば、1次転写又は2次転写を選択使用することで、画
像形成がされた面を上向きとしても下向きとしても自在
に排出することができる。これにより、転写材のページ
順を揃えるために転写材反転を行う必要がなくなるた
め、別個に転写材反転ユニットを必要としたり、転写材
反転に時間を要することがなくなり、画像形成の生産性
が向上する。また、両面プリントを行う場合には、1次
転写済みの転写材を2次転写手段に循環させるだけで両
面プリントができるため、一度画像転写した転写材を反
転させて、再度同じ転写工程に転写材を搬送する必要が
なくなり、両面プリント時の生産性が向上する。
【0031】また、請求項2に記載の発明によれば、両
面プリント時に、1次転写又は2次転写済みの転写材を
もう一方の転写手段に循環させるだけで両面プリントが
できるため、一度画像転写した転写材を反転させて、再
度同じ転写工程に転写材を搬送する必要がなくなる。こ
れにより、両面プリントのために用紙反転ユニットを別
個に必要とすることがなくなるので、装置の製造コスト
を低減することができ、用紙反転に時間を要することも
ないので、両面プリント時の生産性が向上する。
【0032】また、請求項3に記載の発明によれば、1
次転写又は2次転写を選択使用することで、画像形成が
された面を上向きとしても下向きとしても自在に排出す
ることができるので、ページ順を揃えるために転写材反
転を行う必要がなくなる。これにより、別個に転写材反
転ユニットを必要とせず、転写材反転に時間を要さず、
画像形成の生産性が高まる。
【0033】また、請求項4に記載の発明によれば、転
写に多くのトナーを必要とするカラー画像形成の場合に
トナー消費効率の良い1次転写とし、転写に多くのトナ
ーを必要としない白黒画像形成の場合に2次転写とする
といった使い方が可能となるため、カラー画像形成又は
白黒画像形成に応じてトナー消費効率の良い転写を行う
ことができる。
【0034】また、請求項5に記載の発明によれば、多
くのトナーを必要とする画像濃度の高い転写をトナー効
率の良い1次転写とし、多くのトナーを必要とする画像
濃度の低い場合を2次転写とするといった使い方が可能
となるため、転写時の画像濃度の高低に応じてトナー消
費効率の良い転写を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るカラー画像形成装
置の概略構成図である。
【図2】本発明の第2実施形態に係る両面プリント構成
を備えたカラー画像形成装置の概略構成図である。
【図3】本発明の第3実施形態に係る両面装置及び反転
装置を備えたカラー画像形成装置の概略構成図である。
【図4】上記第1実施形態のカラー画像形成装置におけ
る転写モード選択時のフローチャートである。
【図5】上記第2及び第3実施形態のカラー画像形成装
置で両面プリントをする場合における転写モード選択時
のフローチャートである。
【符号の説明】
1,2,3,4 感光体ドラム(感光体) 5 転写ベルト(中間転写体) 22,23,24,25 転写ローラ(1次転写手段) 30 2次転写ローラ(2次転写手段) 32 第1搬送路 33 第2搬送路 P 用紙(転写材)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体上に形成した潜像を現像し、その
    像を転写材に転写して画像を形成する画像形成装置にお
    いて、 前記感光体上に作像したトナー像を転写材上に直接転写
    する1次転写手段と、 前記感光体上に作像したトナー像を中間転写体に転写し
    た後、中間転写体上のトナー像を転写材上に転写する2
    次転写手段とを備え、 前記転写材に対する画像形成のモードに応じて、前記1
    次転写手段と2次転写手段とを選択的に切替使用可能と
    したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 両面画像形成モードにおける第1面目と
    第2面目とに応じて、前記1次転写手段と2次転写手段
    とを切替使用可能としたことを特徴とする請求項1に記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 複数の転写材に連続して画像形成する場
    合に、最初の頁から画像形成するモードか、最後の頁か
    ら画像形成するモードかに応じて前記1次転写手段と2
    次転写手段とを選択的に切替使用可能としたことを特徴
    とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 カラー画像形成又は白黒画像形成のモー
    ドに応じて前記1次転写手段と2次転写手段とを選択的
    に切替使用可能としたことを特徴とする請求項1に記載
    の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 両面画像形成のモードにおける画像濃度
    が高い面と低い面とに応じて前記1次転写手段と2次転
    写手段とを選択的に切替使用可能としたことを特徴とす
    る請求項1に記載の画像形成装置。
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