JP6874002B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、食品を加熱調理する加熱調理器に関する。
加熱調理器では、水分を含む食品を加熱調理した場合に食品から水蒸気が発生する。発生した水蒸気は加熱室内において結露する。加熱室内での結露の量は、水蒸気を使用する加熱調理器おいて特に顕著となる。このため、加熱調理器では、調理終了後等に、結露により生じた水滴が調理器本体部の前面に位置する前板部や前扉の内面を伝って加熱調理器の下方へ落下する。そこで、加熱調理器では、特許文献1に開示されているように、前扉および前板部の下方に水受容器を配置し、落下する水滴を水受容器によって受けるようにしている。
具体的には、特許文献1に記載の構成では、図6および図7に示すように、加熱調理器101は、調理器本体部111に前扉112が開閉自在に設けられ、前扉112を閉じることにより、調理器本体部111の加熱室113が閉じられる。調理器本体部111の前板部114の下端部には、垂直下方へ延びた水滴規制部114aが設けられ、前扉112の下端部には、下方へ突出したリブ形状の水滴規制部112aが設けられている。
前板部114の水滴規制部114aは、前板部114を伝って滴り落ちる水滴が、調理器本体部111の下面の後方へ回り込むのを防止し、水滴規制部114aの位置にて落下するようにしている。同様に、前扉112の水滴規制部112aは、前扉112の内面を伝って滴り落ちる水滴が、前扉112の下面の前方へ回り込むのを防止し、水滴規制部112aの位置にて落下するようにしている。したがって、水受容器115は、水滴規制部114aおよび水滴規制部112aの位置から落下する水滴を受けることができるように、大きさおよび配置位置が設定されている。
日本国公開特許公報「特開2016−31156号公報」
しかしながら、上記従来の構成では、水受容器115は、加熱調理器101の前後に位置する水滴規制部114aおよび水滴規制部112aの位置から落下する水滴を受けることができるように、加熱調理器101の前後方向に広い面積を有する必要がある。このため、水受容器115は、大型化するという問題点を有している。
また、水受容器115の前面は、加熱調理器101を正面から見た場合に、ユーザが容易に視認できる位置に存在する。このため、水受容器115の少なくとも前面は、デザイン上、加熱調理器101の前面と適合することが要求される。このため、水受容器115は、形状や材質に制約を受け、例えば安価な材料を使用した低コストの構成とすることができないという問題点を有している。
したがって、本発明は、水受部材を小型化でき、かつ加熱調理器を正面から見た場合に、水受部材を視認し難くすることができる加熱調理器の提供を目的としている。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る加熱調理器は、内部に加熱室を有する調理器本体部と、前記調理器本体部の前面側に設けられ、前記加熱室の開口部を開閉可能に塞ぐ前扉と、前記調理器本体部の下方に設けられた水受部材とを備えている加熱調理器において、前記前扉の前記調理器本体部と対向する内面の下部に、前記前扉の内面を伝って流れ落ちる水滴の前記前扉の下面側への回り込みを規制し、前記前扉の開状態にて前記水滴を前記水受部材内へ落下させる水滴規制部が設けられ、前記水滴規制部は、前記前扉の閉状態にて、前記前扉の内面から前記調理器本体部の後方側へ斜め下方に突出した状態に設けられていることを特徴としている。
また、本発明の他の一態様に係る加熱調理器は、内部に加熱室を有する調理器本体部と、前記調理器本体部の前面側に設けられ、前記加熱室の開口部を開閉可能に塞ぐ前扉と、前記調理器本体部の下方に設けられた水受部材とを備えている加熱調理器において、前記前扉の前記調理器本体部と対向する内面の下部に、前記前扉の内面を伝って流れ落ちる水滴の前記前扉の下面側への回り込みを規制し、前記水滴を前記水受部材内へ落下させる水滴規制部が設けられ、前記水滴規制部は、前記前扉の閉状態にて、前記前扉の内面から前記調理器本体部の後方側へ斜め下方または水平に突出した状態に設けられており、前記加熱室へ過熱水蒸気を供給する過熱水蒸気発生部を備え、前記加熱室の下壁に下壁開口部が形成され、前記下壁の下方に食品くず受部材を備え、前記食品くず受部材における前記下壁開口部と対向する部分は、前記下壁開口部と前記食品くず受部材との隙間を狭くする凸部となっていることを特徴としている。
また、本発明のさらに他の一態様に係る加熱調理器は、内部に加熱室を有する調理器本体部と、前記調理器本体部の前面側に設けられ、前記加熱室の開口部を開閉可能に塞ぐ前扉と、前記調理器本体部の下方に設けられた水受部材とを備えている加熱調理器において、前記前扉の前記調理器本体部と対向する内面の下部に、前記前扉の内面を伝って流れ落ちる水滴の前記前扉の下面側への回り込みを規制し、前記水滴を前記水受部材内へ落下させる水滴規制部が設けられ、前記水滴規制部は、前記前扉の閉状態にて、前記前扉の内面から前記調理器本体部の後方側へ斜め下方または水平に突出した状態に設けられており、前記加熱室へ過熱水蒸気を供給する過熱水蒸気発生部と、前記過熱水蒸気発生部へ供給する水を貯留する給水タンクと、内部に前記給水タンクが装着され、底部に排水口が形成されている容器形状のタンク装着部と、前記排水口と接続され、前記タンク装着部内の水を前記水受部材に排出する排水管部材とを備えていることを特徴としている。
本発明の一態様によれば、水受部材は、小型化でき、かつ加熱調理器を正面から見た場合に、ユーザから視認し難くなる。これにより、水受部材の少なくとも前面は、デザイン上、加熱調理器の前面と適合させる必要がなく、例えば安価な材料を使用した低コストの構成とすることができる。
本発明の実施形態の加熱調理器を示す縦断面図である。 図1に示した前扉、調理器本体部の下部および排出物受部材の前部の構造およびこれらの位置関係を示す縦断面図である。 図1に示した前扉の下部の縦断面の斜視図である。 図1に示した前扉を内面から見た場合の斜視図である。 本実施形態の加熱調理器の内部構造を示す斜視図である。 従来の加熱調理器を示す縦断面図である。 図6に示した前扉、調理器本体部の下部および水受容器の構造およびこれらの位置関係を示す縦断面図である。
〔実施形態1〕
本発明の実施形態を図面に基づいて以下に説明する。本実施形態にて示す加熱調理器は、本発明の一態様の加熱調理器としてのオーブントースタである。図1は、本実施形態の加熱調理器を示す縦断面図である。図2は、図1に示した前扉、調理器本体部の下部および排出物受部材の前部の構造およびこれらの位置関係を示す縦断面図である。図3は、図1に示した前扉の下部の縦断面の斜視図である。図4は、図1に示した前扉を内面から見た場合の斜視図である。
(加熱調理器の構成の概要)
図1に示すように、加熱調理器1は、調理器本体部11に前扉12が開閉自在に設けられている。前扉12は下端部付近を中心として、調理器本体部11の加熱室13に対する閉状態と開状態とに回転自在となっている。調理器本体部11の下には、トレイ形状の排出物受部材(水受部材、食品くず受部材)41が設けられている。
(調理器本体部の構成)
調理器本体部11は、前面が開放された箱形状の筐体14を有し、筐体14の内部に加熱室13を有している。加熱室13は、上壁17、下壁18、後壁19および左右の側壁20に囲まれている。加熱室13内の上部には、左右方向へ延びる2本の上部ヒータ15が加熱室13の前後の位置に平行に設けられている。同様に加熱室13内の下部には、左右方向へ延びる2本の下部ヒータ16が加熱室13の前後の位置に平行に設けられている。
加熱室13の上壁17における、上部ヒータ15が配置されているヒータ配置部17aは、上方へ山形に凹んだ形状を有し、加熱室13の下壁18における、下部ヒータ16が配置されているヒータ配置部18aは、下方へ谷形に凹んだ形状を有している。下壁18の2つのヒータ配置部18aの底部は開口されて下壁開口部18bとなっている。
加熱室13の後壁19と筐体14との間には、過熱水蒸気発生装置(過熱水蒸気発生部)21が設けられている。過熱水蒸気発生装置21は、過熱水蒸気を発生し、発生した加熱調理器を水蒸気吹出口22から加熱室13内へ吹き出すようになっている。このために、後壁19には、水蒸気吹出口22の位置に対応した位置に開口部が形成されている。
加熱室13の内部における上部ヒータ15と下部ヒータ16との間には、調理する食品が配置される食品配置部23が設けられている。食品配置部23は、例えばパンを焼く場合には焼き網を使用する。食品配置部23は、食品配置部駆動部24に駆動されて、加熱室13内に収納された状態と加熱室13内から前部が前方へ移動した状態とに移動可能となっている。また、食品配置部駆動部24は、前扉12の開閉に連動して食品配置部23を前後移動させる。したがって、食品配置部23は、前扉12の開状態では、加熱室13内から前方へ移動した状態となり、前扉12の閉状態では、加熱室13内に収納された状態となる。
加熱室13の前端の開口部の周りには、加熱室13の開口部を囲むように前壁部25が設けられている。加熱室13の開口部を囲む部分の前壁部25の前面は、前扉12の閉状態において前扉12の内面と当接する前扉当接面25aとなっている。前壁部25は、加熱調理器1の外面を形成する筐体14と上壁17、下壁18および側壁20との間に存在し、これら各壁とつながった板状部材によって形成されている。
調理器本体部11の下面には、排出物受部材保持部27が設けられている。排出物受部材保持部27は、排出物受部材41を調理器本体部11の下に配置した状態に保持する。具体的には、排出物受部材保持部27は、調理器本体部11の前後方向に延びる板状部材にて形成されている。排出物受部材保持部27の上面と調理器本体部11の底面との間の空間は、排出物受部材41の配置部すなわち収納位置となっている。
(調理器本体部の水滴規制部の構成)
調理器本体部11の下部に位置する部分の前壁部25は、上部が前扉当接面25aとなっており、下部が前扉当接面25aから調理器本体部11の後方へ後退した後退面25bとなっている。前壁部25の後退面25bの下端部に位置する部分は水滴規制部26となっている。水滴規制部26は、前壁部25の前扉当接面25aおよび後退面25b等の表面を伝って滴り落ちる水滴が、調理器本体部11の下面の後方へ回り込むのを防止し、水滴規制部26の位置にて落下するように突出している。
(前扉の構成)
前扉12は、閉状態において、内面が調理器本体部11の前壁部25の前扉当接面25aと当接し、加熱室13を塞ぐようになっている。前扉12は、前扉12を開閉する際に把持される取手31を上部に有し、加熱室13内を覗くための覗窓32を中央部に有している。
(前扉の水滴規制部の構成)
前扉12の下端部付近には、図1から図4に示すように、水滴規制部33が設けられている。水滴規制部33は、図4に示すように、上下方向に幅の狭い板状に形成され、左右方向に、加熱室13の開口幅(加熱室13の左右方向の寸法)以上の長さを有している。また、水滴規制部33は、前扉12の下端部付近から調理器本体部11の後方へ向かって斜め下方へ突出している。なお、水滴規制部33は、前扉12の下端部付近から調理器本体部11の後方へ向かって水平に突出していてもよい。
水滴規制部33の下端部は、調理器本体部11の前壁部25の前扉当接面25aよりも調理器本体部11の後方位置に達している。具体的には、水滴規制部33は、前扉当接面25aの下の後退面25bの前の空間に向って突出するように設けられている。水滴規制部33は、前扉12の内面を伝って滴り落ちる水滴が、前扉12の下面側へ回り込むのを防止し、水滴規制部33の位置にて落下するようにしている。
本実施形態において、水滴規制部33は、前扉12の内面を形成するドアパネル34に例えばねじにて固定されている。水滴規制部33は、図3に示すように、前扉12の内面において、ドアパネル34とのつなぎ目となる上縁部がドアパネル34の表面よりも突出しないように設けられている。これにより、前扉12の内面を流れ落ちる水滴が、ドアパネル34から水滴規制部33へ円滑に流れるようになっている。なお、水滴規制部33は、ドアパネル34を形成する板部材を下方へ長くし、その板部材を折り曲げて形成してもよい。
(排出物受部材の構成)
図1および図2に示すように、排出物受部材41は、前端部に下方へ曲がった取手部41aを有し、ユーザが取手部41aを持って、排出物受部材保持部27上から引き出し、かつ排出物受部材保持部27上へ押し込むことができる。すなわち、排出物受部材41は、ユーザの操作により、図1に示した収納位置から調理器本体部11の前方の引出位置、および引出位置から調理器本体部11の下方の収納位置へ移動自在となっている。
排出物受部材41は、収納位置に配置された状態において、容器部分(取手部41aよりも後方の凹部)の前端部が前扉12の水滴規制部33の下端部よりも前方(加熱調理器1の前後方向における前方)に位置している。したがって、排出物受部材41の凹状の容器部分は、前扉12の水滴規制部33の下端部および調理器本体部11の水滴規制部26の下端部の下に位置している。
排出物受部材41は、詳細には、収納位置へ配置した状態において、前部、すなわち水滴規制部33および水滴規制部26の下方位置に対応する部分が凹部となっている。また、排出物受部材41は、後部のうち、調理器本体部11の下壁18の前後の下壁開口部18bに対向する部分が排出物受部材凸部41bとなっており、これら両排出物受部材凸部41bの間が凹部となっている。排出物受部材凸部41bは、下壁開口部18bの幅および長さに対応した(下壁開口部18bの幅および長さと同等の)幅および長さを有し、上面が平坦面となっている。したがって、下壁開口部18bと排出物受部材41すなわち排出物受部材凸部41bとの隙間は狭くなっている。本実施形態において、排出物受部材凸部41bは、下壁18の下壁開口部18bの数に対応して、前後の2個所に形成されている。
排出物受部材41は、上記前部が主に水受トレイとして機能し、上記後部が主にパンくずトレイとして機能する。したがって、図6に示した加熱調理器101が水受容器115とパンくずトレイ116とを個々に備えていたのに対し、加熱調理器1では、排出物受部材41がこれら両者の機能を備えている。
(加熱調理器の動作)
上記の構成において、加熱調理器1の動作を以下に説明する。加熱調理器1により、食品の調理として例えば食パンを焼く場合、ユーザは、前扉12を開状態とし、食品配置部23すなわち焼き網の上に食パンを載置する。その後、ユーザが前扉12を閉状態とし、調理時間を設定し、スタートボタンを押すと、加熱調理器1は調理を開始する。
加熱調理器1は、調理中において、過熱水蒸気発生装置21から加熱室13内へ過熱水蒸気を吹き出しながら、上部ヒータ15および下部ヒータ16により食品配置部23上の食パンを焼く。その後、所定の調理時間が経過して調理が終了すると、ユーザは、前扉12を開状態とし、焼き上がった食パンを取り出す。
(結露による水の排出物受部材内への落下動作)
加熱調理器1では、食パン(食品)から水分が蒸発し、また調理に過熱水蒸気を使用しているので、加熱室13内の壁面および前扉12の内面に結露が生じる。したがって、調理が終了し、特に前扉12を開状態とする場合、前扉12および調理器本体部11の前壁部25に生じていた結露による水が下方へ流れる。この場合、前扉12の内面に生じていた結露による水は、ドアパネル34から水滴規制部33へ流れ、水滴規制部33の位置から、前扉12の下面側へ回り込むことなく、排出物受部材41内へ落下する。また、前壁部25の表面に生じていた結露による水は、前扉当接面25aから後退面25bを伝って水滴規制部26へ流れ、水滴規制部26の位置から、調理器本体部11の下面側へ回り込むことなく、排出物受部材41内へ落下する。また、加熱室13内の上壁17、後壁19、側壁20および下壁18の表面に生じていた結露による水は、下壁開口部18bから排出物受部材41内へ落下する。これにより、加熱室13内の結露による水は、加熱調理器1から加熱調理器1が配置されている床面へ落下することなく、排出物受部材41内へ落下し、貯留される。排出物受部材41に貯留された水は、排出物受部材41を引き出して、廃棄することができる。
(加熱調理器の利点)
加熱調理器1では、前扉12に設けられた水滴規制部33は、前扉12の真下方向(詳細にはドアパネル34の真下方向)ではなく、前扉12の下端部付近から調理器本体部11の後方へ向かって斜め下方または水平に突出している。したがって、収納位置へ配置した状態の排出物受部材41は、図7に示したように、水滴規制部33に対応する水滴規制部112aが前扉12の下面に設けられている場合や、水滴規制部33が単に真っ直ぐ下方へ延びた状態に設けられている場合と比較して、前端部の位置を調理器本体部11の後方へ後退させた形状とすることができる。したがって、排出物受部材41は、小型化でき、かつ加熱調理器1を正面から見た場合に、ユーザから視認し難くなる。これにより、排出物受部材41の少なくとも前面は、デザイン上、加熱調理器1の前面と適合させる必要がなく、デザインの自由度が高くなる。したがって、排出物受部材41は、例えば低コストの材料を使用して低コストの構成とすることができる。
さらに、水滴規制部33の下端部は、調理器本体部11の前壁部25の前扉当接面25aよりも調理器本体部11の後方位置に達しているので、前扉当接面25aから落下した水滴を受けて、排出物受部材41へ落下させることができる。したがって、排出物受部材41は、排出物受部材41の容器部分(凹部)の位置を前扉当接面25aの位置よりも調理器本体部11の後方へ後退させた形状とすることができ、これによっても排出物受部材41の小型化および排出物受部材41を正面側から視認し難くする状態を促進することができる。
また、水滴規制部33は、前扉当接面25aの下の後退面25bの前の空間に向って突出するように設けられている。したがって、水滴規制部33の長さは、調理器本体部11の下面方向へ向かって長くする必要がなく、短くすることができる。
また、調理器本体部11の前扉当接面25aの下部において、前扉当接面25aの下が後退面25bとなっていることにより、パンを調理した場合に生じたパンくずは、前扉12と前壁部25との間に挟まり難く、排出物受部材41内へ落下し易くなっている。
また、排出物受部材41は、主にパンくずトレイとして機能する部分である、調理器本体部11の下壁18の前後の下壁開口部18bに対向する部分が排出物受部材凸部41bとなっており、下壁開口部18bと排出物受部材凸部41bとの隙間が狭くなっている。これに対し、図6に示した従来の加熱調理器101は、このような構成を備えていない。
したがって、加熱調理器1では、下壁開口部18bからは過熱水蒸気が漏れ難く、加熱室13からの漏れによる過熱水蒸気の損失を低減することができる。
また、加熱調理器1では、上記のように、下壁開口部18bと排出物受部材41すなわち排出物受部材凸部41bとの隙間が狭くなっているので、下壁開口部18bの部分において、排出物受部材41すなわち排出物受部材凸部41bは下部ヒータ16が発する熱の反射部としての機能を有する。これにより、下部ヒータ16の熱の損失を低減することができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態を図面に基づいて以下に説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図1に示した加熱調理器1は、水受トレイおよびパンくずトレイとして機能する排出物受部材41を備えていた。しかしながら、加熱調理器1は、排出物受部材41に代えて、水受トレイおよびパンくずトレイをそれぞれ備えていてもよい。この場合、水受トレイは、例えば図1に示した排出物受部材41の前部、すなわち水滴規制部33および水滴規制部26の下方位置に対応した凹部を有するものとなる。また、パンくずトレイは、排出物受部材41の後部、すなわち前後の排出物受部材凸部41bおよびこれら両排出物受部材凸部41bの間が凹部を有するものなる。
なお、排出物受部材41は、引出しおよび収納方向が加熱調理器1の前後方向であったの対し、水受トレイおよびパンくずトレイは、引出しおよび収納方向が加熱調理器1の左右方向となる。
〔実施形態3〕
本発明のさらに他の実施形態を図面に基づいて以下に説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
(過熱水蒸気発生装置への給水、およびタンク装着部からの排水のための構成)
図5は、本実施形態の加熱調理器の内部構造を示す斜視図である。図5に示すように、加熱調理器1は、給水タンク51、タンク装着部52、給水ポンプ55および過熱水蒸気発生装置21を備えている。
給水タンク51は、加熱調理器1の使用時にタンク装着部52に装着され、給水時にタンク装着部52から取り外し可能である。給水タンク51は円筒形の側面を有し、上部に蓋51aを有し、内部の下部に、円筒形の給水口51bを有する。
タンク装着部52は、円筒容器形状を有し、加熱調理器1の側部に埋設するように、かつ上端部が加熱調理器1の筐体14の上面において開口するように設けられている。タンク装着部52は、内部の底部に、排水口52aおよび給水口嵌合部52bを有している。排水口52aにはチューブ(排水管部材)53の一端部が接続され、チューブ53の他端部は、排出物受部材41内に配置されている。給水口嵌合部52bは、タンク装着部52に給水タンク51が挿入されたときに、給水タンク51の給水口51bと嵌合する。これにより、給水タンク51から過熱水蒸気発生装置21への給水が可能となる。
タンク装着部52の給水口嵌合部52bにはチューブ54の一端部が接続され、チューブ54の他端部は給水ポンプ55と接続されている。また、給水ポンプ55はチューブ55によって過熱水蒸気発生装置21と接続されている。これにより、給水タンク51の水は、給水ポンプ55によって過熱水蒸気発生装置21へ送ることができる。なお、チューブ53,55は例えばシリコンチューブである。
過熱水蒸気発生装置21は過熱水蒸気を発生し、発生した過熱水蒸気を水蒸気吹出口22から、加熱室13の後壁19の開口部を介して、加熱室13の内部へ吹き出す。
(タンク装着部からの排水動作)
上記の構成において、加熱調理器1では、タンク装着部52へ給水タンク51を挿入して装着することにより、給水タンク51から過熱水蒸気発生装置21への給水が可能となる。また、給水タンク51への水の補給は、給水タンク51をタンク装着部52から抜脱することにより行う。給水タンク51に水が残っていた場合、給水タンク51をタンク装着部52から抜脱する際、給水タンク51の給水口51bとタンク装着部52の給水口嵌合部52bとの嵌合が外れると、給水タンク51内の水がタンク装着部52内へこぼれることがある。この場合、水は排水口52aからチューブ53を介して排出物受部材41内へ排水される。したがって、加熱調理器1では、排出物受部材41を給水タンク51からこぼれた水の排水容器としても利用することができる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る加熱調理器1は、内部に加熱室13を有する調理器本体部11と、前記調理器本体部11の前面側に設けられ、前記加熱室13の開口部を開閉可能に塞ぐ前扉12と、前記調理器本体部11の下方に設けられた水受部材(排出物受部材41)とを備えている加熱調理器1において、前記前扉12の前記加熱室13と対向する内面の下部に、前記前扉12の内面を伝って流れ落ちる水滴の前記前扉12の下面側への回り込みを規制し、前記水滴を前記水受部材へ落下させる水滴規制部33が設けられ、前記水滴規制部33は、前記前扉12の閉状態にて、前記前扉12の内面から前記調理器本体部11の後方側へ斜め下方または水平に突出した状態に設けられている。
上記の構成によれば、水滴規制部33は、前扉12の閉状態にて、前扉12の内面から調理器本体部11の後方側へ斜め下方または水平に突出した状態に設けられている。したがって、水受部材は、水滴規制部33が前扉12の下面に設けられている場合や、水滴規制部33が単に真っ直ぐ下方へ延びた状態に設けられている場合と比較して、前端部の位置を調理器本体部11の後方へ後退させた形状とすることができる。したがって、水受部材は、小型化でき、かつ加熱調理器1を正面から見た場合に、ユーザから視認し難くなる。これにより、水受部材の少なくとも前面は、デザイン上、加熱調理器1の前面と適合させる必要がなく、例えば低コストの材料を使用して低コストの構成とすることができる。
本発明の態様2に係る加熱調理器1は、上記態様1において、前記調理器本体部11における前記加熱室13の前記開口部の周りには、前記加熱室13の前記開口部を囲む前壁部25が設けられ、前記前壁部25は、前記前扉12の閉状態において前記前扉12の内面と当接する前扉当接面25aを有し、前記水滴規制部33の下端部は、前記前壁部25の前記前扉当接面25aよりも前記調理器本体部11の後方位置に達している。
上記の構成によれば、水滴規制部33の下端部は、前壁部25の前扉当接面25aよりも調理器本体部11の後方位置に達しているので、前扉当接面25aから落下した水滴を受けて、水受部材(排出物受部材41)へ落下させることができる。したがって、水受部材は、水受部材の容器部分(凹部)の位置を前扉当接面25aの位置よりも調理器本体部11の後方へ後退させた形状とすることができ、これによって水受部材の小型化および水受部材を正面側から視認し難くする状態を促進することができる。
本発明の態様3に係る加熱調理器1は、上記態様1において、前記調理器本体部11における前記加熱室13の前記開口部の周りには、前記加熱室13の前記開口部を囲む前壁部25が設けられ、前記前壁部25は、前記前扉12の閉状態において前記前扉12の内面と当接する前扉当接面25aを有し、前記調理器本体部11の下部に位置する部分の前記前壁部25は、前記前扉当接面25aの下に、前記前扉当接面25aに対して前記調理器本体部11の後方へ後退した後退面25bを有し、前記水滴規制部33は、前記後退面25bの前の空間に向って突出するように設けられている。
上記の構成によれば、水滴規制部33は、前扉当接面25aの下の、前扉当接面25aに対して調理器本体部11の後方へ後退した後退面25bの前の空間に向って突出するように設けられている。したがって、水滴規制部33の長さは、調理器本体部11の下面方向へ向かって長くする必要がなく、短くすることができる。
本発明の態様4に係る加熱調理器1は、上記態様1から3のいずれか1態様において、前記加熱室13へ過熱水蒸気を供給する過熱水蒸気発生部(過熱水蒸気発生装置21)を備え、前記加熱室13の下壁18に下壁開口部18bが形成され、前記下壁18の下方に食品くず受部材(排出物受部材41)を備え、前記食品くず受部材における前記下壁開口部18bと対向する部分は、前記下壁開口部18bと前記食品くず受部材との隙間を狭くする凸部(排出物受部材凸部41b)となっている。
上記の構成によれば、食品くず受部材における下壁開口部18bと対向する部分は、下壁開口部と食品くず受部材との隙間を狭くする凸部となっているので、下壁開口部18bからは過熱水蒸気が漏れ難くなっている。これにより、加熱室13からの漏れによる過熱水蒸気の損失を低減することができる。
本発明の態様5に係る加熱調理器1は、上記態様4において、前記下壁18には凹形状のヒータ配置部18aが形成され、前記ヒータ配置部18aにヒータ(下部ヒータ16)が配置され、前記ヒータ配置部18aの凹形状の底部に前記下壁開口部18bが形成されている。
上記の構成によれば、加熱室13の下壁18のヒータ配置部18aにヒータ(下部ヒータ16)が配置され、ヒータ配置部18aの凹形状の底部に下壁開口部18bが形成され、食品くず受部材(排出物受部材41)における下壁開口部18bと対向する部分は、下壁開口部と食品くず受部材との隙間を狭くする凸部となっている。したがって、下壁開口部18bの部分において、食品くず受部材の凸部はヒータが発する熱の反射部として機能する。これにより、ヒータの熱の損失を低減することができる。
本発明の態様6に係る加熱調理器1は、上記態様1において、前記加熱室13へ過熱水蒸気を供給する過熱水蒸気発生部(過熱水蒸気発生装置21)と、前記過熱水蒸気発生部へ供給する水を貯留する給水タンク51と、内部に前記給水タンク51が装着され、底部に排水口52aが形成されている容器形状のタンク装着部52と、前記排水口52aと接続され、前記タンク装着部52内の水を前記水受部材(排出物受部材41)に排出する排水管部材(チューブ53)とを備えている。
上記の構成によれば、水受部材を給水タンク51からこぼれた水の排水容器としても利用するので、給水タンク51等を含む給水装置専用の排水容器が不要となり、部品点数を削減することができる。
本発明の態様7に係る加熱調理器1は、上記態様4または5において、前記水受部材および前記食品くず受部材として、一つの排出物受部材41を備えている。
上記の構成によれば、一つの排出物受部材41が水受部材および排出物受部材として機能するので、部品点数を削減することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 加熱調理器
11 調理器本体部
12 前扉
13 加熱室
14 筐体
15 上部ヒータ
16 下部ヒータ
17 上壁
17a ヒータ配置部
18 下壁
18a ヒータ配置部
18b 下壁開口部
20 側壁
21 過熱水蒸気発生装置(過熱水蒸気発生部)
22 水蒸気吹出口
23 食品配置部
24 食品配置部駆動部
25 前壁部
25a 前扉当接面
25b 後退面
26 水滴規制部
27 排出物受部材保持部
33 水滴規制部
41 排出物受部材(水受部材、食品くず受部材)
41b 排出物受部材凸部
51 給水タンク
51b 給水口
52 タンク装着部
52a 排水口
52b 給水口嵌合部
53 チューブ(排水管部材)
55 給水ポンプ

Claims (7)

  1. 内部に加熱室を有する調理器本体部と、前記調理器本体部の前面側に設けられ、前記加熱室の開口部を開閉可能に塞ぐ前扉と、前記調理器本体部の下方に設けられた水受部材とを備えている加熱調理器において、
    前記前扉の前記調理器本体部と対向する内面の下部に、前記前扉の内面を伝って流れ落ちる水滴の前記前扉の下面側への回り込みを規制し、前記前扉の開状態にて前記水滴を前記水受部材内へ落下させる水滴規制部が設けられ、
    前記水滴規制部は、前記前扉の閉状態にて、前記前扉の内面から前記調理器本体部の後方側へ斜め下方に突出した状態に設けられていることを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記調理器本体部における前記加熱室の前記開口部の周りには、前記加熱室の前記開口部を囲む前壁部が設けられ、前記前壁部は、前記前扉の閉状態において前記前扉の内面と当接する前扉当接面を有し、
    前記水滴規制部の下端部は、前記前壁部の前記前扉当接面よりも前記調理器本体部の後方位置に達していることを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記調理器本体部における前記加熱室の前記開口部の周りには、前記加熱室の前記開口部を囲む前壁部が設けられ、前記前壁部は、前記前扉の閉状態において前記前扉の内面と当接する前扉当接面を有し、
    前記調理器本体部の下部に位置する部分の前記前壁部は、前記前扉当接面の下に、前記前扉当接面に対して前記調理器本体部の後方へ後退した後退面を有し、
    前記水滴規制部は、前記後退面の前の空間に向って突出するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  4. 内部に加熱室を有する調理器本体部と、前記調理器本体部の前面側に設けられ、前記加熱室の開口部を開閉可能に塞ぐ前扉と、前記調理器本体部の下方に設けられた水受部材とを備えている加熱調理器において、
    前記前扉の前記調理器本体部と対向する内面の下部に、前記前扉の内面を伝って流れ落ちる水滴の前記前扉の下面側への回り込みを規制し、前記水滴を前記水受部材内へ落下させる水滴規制部が設けられ、
    前記水滴規制部は、前記前扉の閉状態にて、前記前扉の内面から前記調理器本体部の後方側へ斜め下方または水平に突出した状態に設けられており、
    前記加熱室へ過熱水蒸気を供給する過熱水蒸気発生部を備え、
    前記加熱室の下壁に下壁開口部が形成され、
    前記下壁の下方に食品くず受部材を備え、
    前記食品くず受部材における前記下壁開口部と対向する部分は、前記下壁開口部と前記食品くず受部材との隙間を狭くする凸部となっていることを特徴とする加熱調理器。
  5. 前記下壁には凹形状のヒータ配置部が形成され、
    前記ヒータ配置部にヒータが配置され、
    前記ヒータ配置部の凹形状の底部に前記下壁開口部が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の加熱調理器。
  6. 内部に加熱室を有する調理器本体部と、前記調理器本体部の前面側に設けられ、前記加熱室の開口部を開閉可能に塞ぐ前扉と、前記調理器本体部の下方に設けられた水受部材とを備えている加熱調理器において、
    前記前扉の前記調理器本体部と対向する内面の下部に、前記前扉の内面を伝って流れ落ちる水滴の前記前扉の下面側への回り込みを規制し、前記水滴を前記水受部材内へ落下させる水滴規制部が設けられ、
    前記水滴規制部は、前記前扉の閉状態にて、前記前扉の内面から前記調理器本体部の後方側へ斜め下方または水平に突出した状態に設けられており、
    前記加熱室へ過熱水蒸気を供給する過熱水蒸気発生部と、
    前記過熱水蒸気発生部へ供給する水を貯留する給水タンクと、
    内部に前記給水タンクが装着され、底部に排水口が形成されている容器形状のタンク装着部と、
    前記排水口と接続され、前記タンク装着部内の水を前記水受部材に排出する排水管部材とを備えていることを特徴とする加熱調理器。
  7. 前記水受部材および前記食品くず受部材として、一つの排出物受部材を備えていることを特徴とする請求項4または5に記載の加熱調理器。
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