JP6057941B2 - グリルプレート、及び加熱調理器 - Google Patents

グリルプレート、及び加熱調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP6057941B2
JP6057941B2 JP2014080192A JP2014080192A JP6057941B2 JP 6057941 B2 JP6057941 B2 JP 6057941B2 JP 2014080192 A JP2014080192 A JP 2014080192A JP 2014080192 A JP2014080192 A JP 2014080192A JP 6057941 B2 JP6057941 B2 JP 6057941B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grill plate
grill
heating chamber
main body
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014080192A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015200471A (ja
Inventor
直人 勝浦
直人 勝浦
杉本 喜輝
喜輝 杉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rinnai Corp filed Critical Rinnai Corp
Priority to JP2014080192A priority Critical patent/JP6057941B2/ja
Publication of JP2015200471A publication Critical patent/JP2015200471A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6057941B2 publication Critical patent/JP6057941B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

本発明は、加熱庫内で被調理物を加熱調理するために使用されるグリルプレート、及びこのグリルプレートを用いる加熱調理器に関する。
従来から魚や肉などの被調理物を載置した焼網を加熱庫内に収容して加熱調理を行う加熱調理器が知られている。この種の加熱調理器で焼網を用いて加熱調理を行った場合、焼網は線材から構成されているため、被調理物から生じる油や水分によって加熱庫の内壁が汚れやすい。また、焼網の下方には被調理物から滴り落ちる油や水分を受けるために汁受け皿が設けられており、調理終了後には焼網と汁受け皿の両方を掃除する必要があり、清掃が煩わしい。さらに、加熱手段として加熱庫内にガスバーナが設けられた加熱調理器では、配設された構成部品により凹凸が形成されているため、お手入れが難しい。
上記観点から、被調理物を載置する載置用突部が底面に複数形成されたグリル皿を焼網の代わりに使用することが提案されている(例えば、特許文献1)。このグリル皿によれば、被調理物から生ずる油等が底面で受け止められるため、グリル皿の清掃や加熱庫のお手入れが容易となる。
特開2014−18638号公報
しかしながら、特許文献1のグリル皿は、矩形状の皿体のみからなるため、ガスバーナにより加熱される底部の面積が小さい。特に、加熱手段として加熱庫の左右の側壁から内方に突出する下バーナが設けられる加熱調理器では、加熱庫内の左右方向における幅が狭くなるから、グリル皿を効率よく加熱するためにグリル皿を下バーナに近づけようとすると、下バーナ間よりも幅の狭いグリル皿しか使用することができず、さらにグリル皿の面積が小さくなる。その結果、グリル皿と加熱庫の側壁との隙間が大きくなるから、調理中に被調理物の油等がグリル皿の周壁を越えて飛散してしまい、下方の調理具や加熱庫の側壁に付着しやすい。また、グリル皿は線材からなる焼網に比べて熱容量が大きいため、初期の加熱量がグリル皿の温度を上昇させるために使用されるが、上記のような小面積のグリル皿ではグリル皿の周囲から上方に抜ける燃焼排気が多くなるから、被調理物の下面の調理の進行度合いが上面や側面と異なり、被調理物の焼き上がりが不均一となりやすい。この場合、グリル皿を支持する支持部材の高さを下バーナより十分高くし、加熱庫の幅と同程度の幅を有するグリル皿を用いることも考えられるが、上バーナとグリル皿とが近接する一方、下バーナとグリル皿とが離れるため、被調理物の大きさが制限されたり、被調理物の上面と下面とを均一に加熱することができず、被調理物に部分的な焼き不足や焼き過ぎが生じやすい。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、被調理物を加熱庫内で加熱調理するにあたって、被調理物からの油等の下方への飛散が抑えられ、下方に配置される調理具の清掃や加熱庫のお手入れが容易であるとともに、被調理物を過不足なく加熱して、焼き上がりの良好な被調理物が得られる調理具、及び加熱調理器を提供することにある。
本発明の一局面によれば、
加熱調理するための被調理物を載置し、加熱手段として少なくとも下バーナを備える加熱調理器の加熱庫内に収容されるグリルプレートであって、
浅皿状の本体部と、
前記加熱庫内に収容されたときの左右方向における本体部の左右周縁からそれぞれ、斜め上外方に延在する左右フランジ部とを備えるグリルプレートが提供される。
上記グリルプレートは、浅皿状の本体部だけでなく、浅皿状の本体部の左右周縁からそれぞれ、斜め上外方に延在する左右フランジ部を有しているから、少なくとも下バーナを備える加熱庫内に収容されたときに、皿状の本体部のみを有するグリル皿と比べて加熱される面積を大きくすることができるとともに、本体部を下方に配置させることができる。また、本体部を加熱庫の左右中央部に配置すると、本体部の左右周縁から延在する左右フランジ部の端部は、本体部よりも斜め上外方で加熱庫の左右の側壁に近接して配置されるから、被調理物からの油等が本体部の左右周縁を越えて飛散しても、左右フランジ部で受け止められて、下方への飛散を抑えることができるとともに、グリルプレートの左右の周縁と加熱庫の側壁との隙間を通過して上方に抜ける燃焼排気を低減することができる。これにより、グリルプレートより下方の調理具や加熱庫内の汚れを抑えながら、グリルプレートを効果的に加熱することができる。
上記グリルプレートは、好ましくは、
前記加熱庫内に収容されたときの前後方向における本体部の前後周縁からそれぞれ、前後外方に向かって延在する前後フランジ部を有し、
前記前後フランジ部はそれぞれ、左右中央部が左右両端部よりも上方に位置するように形成される。
上記グリルプレートは、本体部の前後周縁から前後外方に向かって延在する前後フランジ部の左右中央部が左右両端部よりも上方に位置するように形成されているから、グリルプレートを加熱庫内に配置するにあたって、下方に位置する前後フランジ部の左右両端部を支持枠で支持すれば、下バーナによる本体部の下面の加熱が阻害されることなく、本体部を下バーナに近接して配置することができる。また、前後フランジ部の下面に沿って燃焼排気が流れるから、グリルプレートをより効果的に加熱することができる。
上記グリルプレートにおいて、好ましくは、
前記前後フランジ部のうち少なくとも後フランジ部が、左右中央部に内方に切り欠かれた切り欠き部を有する。
上記グリルプレートによれば、後フランジ部に形成された切り欠き部にグリルプレートを支持する支持枠の一部を挿入することにより、グリルプレートを加熱庫内で一定位置に収容することができる。また、後フランジ部に設けた切り欠き部を介してグリルプレートの下方を流れる燃焼排気を円滑に上方へ導くことができる。
上記グリルプレートにおいて、好ましくは、
前記左右フランジ部間の幅は、前記加熱庫内に収容されたとき、左右フランジ部の端部がそれぞれ、加熱庫の左右の側壁に近接配置されるように加熱庫の左右の側壁の間の幅よりも所定寸法小さく形成される。
上記グリルプレートは、浅皿状の本体部の左右周縁からそれぞれ、斜め上外方に延在する左右フランジ部を有しており、左右フランジ部の端部がそれぞれ加熱庫の左右の側壁に近接配置されるから、加熱庫の左右の幅と略同程度の幅を有するグリルプレートを用いることができる。これにより、グリルプレートより下方に配置される調理具や加熱庫の側壁の汚れを効果的に防止できるとともに、グリルプレートをより効果的に加熱することができる。
上記グリルプレートにおいて、好ましくは、
前記本体部の上面には、前記加熱庫内に収容されたときの左右方向に延在する複数の凹凸部と、前記凹凸部の左右両端と本体部の左右周縁との間でそれぞれ前後方向に延在する溝部とが形成され、
前記凹凸部の下面は、前記溝部の下面よりも上方に設けられる。
上記グリルプレートによれば、本体部の上面には複数の凹凸部が形成されており、左右周縁には溝部が形成されているから、被調理部の本体部への張り付きや被調理物から生じた油等の再付着を低減できる。また、上記グリルプレートによれば、本体部の下方に、左右方向で溝部の下面で囲まれ、前後周縁で上方に広がる空間が形成されるから、グリルプレートの下方を流れる燃焼排気を円滑に上方へ導くことができる。
本発明の他の局面によれば、
加熱庫と、
前記加熱庫内を加熱する加熱手段と、
前記加熱庫の後方と連通する排気通路とを備え、
被調理物を載置したグリルプレートを加熱庫内に収容して加熱調理する加熱調理器であって、
前記グリルプレートは、浅皿状の本体部と、前記加熱庫内に収容されたときの左右方向における本体部の左右周縁からそれぞれ、斜め上外方に延在する左右フランジ部とを備え、
前記加熱手段は、前記加熱庫の左右の側壁近傍に前後方向に延在する下バーナを少なくとも有しており、
前記グリルプレートは、前記加熱庫内に収容されたときに、前記本体部の下面が前記下バーナよりも上方に位置するとともに、前記左右フランジ部はそれぞれ、前記本体部の左右周縁から前記加熱庫の左右の側壁に向かって延在し、前記下バーナの上方を覆うように配置される加熱調理器が提供される。
上記加熱調理器では、被調理物を載置するグリルプレートの本体部は下バーナよりも上方に配置するが、本体部の左右周縁から延在する左右フランジ部の端部は本体部の左右周縁よりも斜め上外方に位置しているから、本体部を下バーナに近接させることができる。また、左右フランジ部は加熱庫の左右の側壁に向かって延在しているから、被調理物の油等が本体部の左右周縁を越えて飛散しても、左右フランジ部で受け止められて、下方への飛散を抑えることができる。さらに、左右フランジ部は加熱庫の左右の側壁に向かって延在しているとともに、下バーナを覆うように配置されるから、加熱庫の下方の燃焼排気が左右フランジ部の下面に沿って外方に流れても、グリルプレートの左右の周縁と加熱庫の左右の側壁との隙間を通って上方へ抜ける燃焼排気を低減することができる。これにより、調理具や加熱庫内への油等の付着を抑えながら、グリルプレートを効果的に加熱することができる。
上記加熱調理器は、好ましくは、さらに、
前記加熱庫の後壁の左右中央部であって、前記排気通路に連通する排気用開口よりも下方に温度検知手段を備え、
前記グリルプレートは、前記加熱庫内に収容されたときの前後方向における本体部の前後周縁からそれぞれ、前後外方に向かって延在する前後フランジ部を有し、
前記前後フランジ部はそれぞれ、左右中央部が左右両端部よりも上方に位置するように形成されており、
前記前後フランジ部のうち少なくとも後フランジ部は、左右中央部に内方に切り欠かれた切り欠き部を有し、
前記温度検知手段は、前記グリルプレートが前記加熱庫内に収容されたときに、前記後フランジ部の左右中央部の下方に向かって突出するように設けられる。
上記グリルプレートは線材からなる焼網に比べて燃焼排気の通気性に劣るから、グリルプレートを下バーナよりも上方に位置するように加熱庫内に配設した場合、下バーナを燃焼させることによって発生させた下方の燃焼排気が後方の排気通路に流れ難い。その結果、加熱庫の後壁に温度検知手段を設けた場合、庫内温度の変化の検知が遅れやすい。
しかしながら、上記加熱調理器によれば、前後フランジ部の左右中央部が左右両端部よりも高くなるように形成されており、しかもグリルプレートの後フランジ部の左右中央部に切り欠き部が形成されており、加熱庫の後方には排気通路が形成されているから、グリルプレートの下方を流れる燃焼排気は、後フランジ部の左右中央部の下方に集まりながら、切り欠き部を介して排気通路に流れやすくなる。それゆえ、加熱庫の後壁中央部に温度検知手段を設け、温度検知手段を後フランジ部の左右中央部の下方に向かって突出するように設ければ、後フランジ部と加熱庫の後壁との間を通って排気通路に流れる燃焼排気を温度センサに十分接触させることができるから、庫内温度の変化を応答性良く検知することができる。
上記加熱調理器において、好ましくは、
前記グリルプレートの本体部の上面には、前記加熱庫内に収容されたときの左右方向に延在する複数の凹凸部と、前記凹凸部の左右両端と前記本体部の左右周縁との間でそれぞれ前後方向に延在する溝部とが形成され、
前記凹凸部の下面は、前記溝部の下面よりも上方に設けられる。
上記加熱調理器によれば、グリルプレートの本体部の下面には、左右方向で溝部の下面で囲まれ、前後周縁で上方に広がる空間が形成されるから、下バーナから加熱庫の中央部に放出された燃焼排気がグリルプレートの下方に形成される上記空間に沿って後方に流れやすくなる。これにより、加熱庫の下方の燃焼排気をより円滑に後方に導くことができる。
上記加熱調理器は、好ましくは、さらに、
前記グリルプレートの下方に配置される汁受け皿を有しており、
前記汁受け皿は、前記加熱庫内に収容されたときの前後左右方向において、前記グリルプレートより小さく形成される。
上記加熱調理器によれば、グリルプレートの周縁を越えて少量の油等が下方に落ちても、汁受け皿の汚れを抑えることができる。
以上のように、本発明によれば、被調理物の油等の下方への飛散を抑えることができるから、調理終了後の下方の調理具の掃除や加熱庫のお手入れが容易となる。
また、本発明によれば、グリルプレートを効果的に加熱することができるから、被調理物をグリルプレート上に載置して加熱庫で加熱調理する場合に、被調理物を過不足なく加熱して、被調理物を美味しく焼き上げることができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る加熱調理器の一例を示す概略斜視図である。 図2は、図1の加熱調理器の左右中央部の概略縦断面図である。 図3は、図1の加熱調理器の前後中央部の概略横断面図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る加熱調理器に用いられる調理具(グリルプレート、汁受け皿、及び支持枠)の一例を示す概略分解斜視図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る加熱調理器の加熱庫内の後方部分を示す概略斜視図である。
以下、図面を参照しながら本実施の形態に係る加熱調理器を具体的に説明する。
図1は、本実施の形態に係るガスコンロであり、天板30の上面に複数のコンロバーナ31,32,36を備え、コンロ本体3の内部には、グリルプレート20や図示しない焼網を用いた調理を行うための矩形箱状のグリル庫2(加熱庫)が設けられている。グリル庫2のグリル扉21の左側に形成された操作部には、後述する上下バーナ56,55の点・消火と火力調節機能を兼備したグリル用スイッチ37、及びその下方のカンガルー式操作部38が設けられている。グリル用のカンガルー式操作部38は、下方を支点にして上方を開いて操作スイッチが出現するようにコンロ本体3に対して装着されており、不使用時にはカンガルー式操作部38をコンロ本体3に対して押し込んだ収納状態にできるように構成されている。
図1、及び図2に示すように、グリル庫2の前面開口部100には、前後にスライド開閉するグリル扉21が設けられている。グリル扉21の後面下方には、グリル庫2内へ向かって連結板210が延設されており、連結板210に支持枠18が連結されている。なお、本明細書では、グリル扉21とグリル庫2の奥側とが対向する方向を前後方向、グリル庫2の幅方向を左右方向、グリル庫2の高さ方向を上下方向という。
図1〜図4に示すように、グリルプレート20を用いた調理を行う場合、グリル庫2内には、支持枠18に着脱自在に支持された浅皿状のグリルプレート20及び汁受け皿16が収容される。
本実施の形態のグリルプレート20は、略矩形浅皿状の本体部201と、本体部201の前後左右の周縁からそれぞれ前後左右方向の外方に延在するフランジ部211,212とから構成され、前後左右方向で線対称に形成されている。本体部201には、被調理物のグリルプレート20への接触面積をできるだけ小さくして被調理物が貼りつき難くなるように、左右方向に延在する凸条部と凸条部間に形成された凹部とが前後方向に等間隔で複数形成された波形の凹凸部201a(図3参照)が形成されている。また、この凹凸部201aの左右両端と本体部201の左右周縁との間にはそれぞれ、下方に突出する溝部201bが前後方向に延在している。これにより、調理中に被調理物から滴り落ちた油や水分が凹部及び溝部201bに溜まり、被調理物への油等の再付着が抑えられる。なお、本実施の形態では、複数の凸条部の頂点は、これらによって水平面が形成されるように、略同一の高さで形成されているが、異なる高さの凸条部を形成してもよい。また、本体部201は、波型の凹凸部201aの代わりに、平面状に形成してもよい。さらに、凹部は、左右中央部から左右周縁に向かって下方に傾斜するように傾斜面で形成されているが、水平面で形成してもよい。
グリルプレート20の本体部201の下面(裏面)は、上面を転写した形状を有しており、溝部201bの下面は、凹凸部201aが形成されている下面より下方に突出させている。また、凹凸部201aの下面は、左右周縁から中央部に向かって若干上方に湾曲した湾曲面で形成されている。さらに、本体部201の前後周縁の下面は、凹凸部201aの下面から前後周縁に連設されている前後フランジ部212の下面に向かって上外方に延在している。これにより、本体部201の下面には、左右で溝部201bの下面で囲まれ、前後周縁で上方に広がる空間が形成される。
グリルプレート20は、本体部201の左右周縁の上端からそれぞれ連設する一対の左右フランジ部211と、前後周縁の上端からそれぞれ連設する一対の前後フランジ部212とを備える。左右フランジ部211はそれぞれ、基端部である本体部201の左右周縁の上端から斜め上外方に羽根状に延在している。グリルプレート20の左右の周縁を構成する左右フランジ部211の端部はそれぞれ、グリルプレート20がグリル庫2内に収容されたときに、端部とグリル庫2の左右の側壁23,24との間に若干の隙間が形成される幅で設けられる。また、左右フランジ部211の前後両端部はそれぞれ、下方に湾曲して前後フランジ部212と連設しており、コーナ部で左右フランジ部211の端部とグリル庫2の左右側壁23,24との距離が大きくなるように形成されている。なお、左右フランジ部211の水平面に対する各傾斜角は、グリル庫2の大きさや下バーナ55の配置によって適宜設定することができるが、左右周縁の上端から水平面に対して約5度〜約60度の角度で斜め上外方に延在させることが好ましい。
前後フランジ部212の左右中央部はそれぞれ、本体部201の前後周縁の上端から略水平に前後外方に向かって延在しているが、左右両端部が左右中央部よりも下方となるように、本体部201の前後周縁のコーナ部から一旦、下方に延在した後、略水平に前後外方に向かって延在しており、全体として正面視で上方に凸形状に形成されている。この下方に突出した前後フランジ部212の左右両端部の下面は、略同一平面上に位置するように形成されており、後述する支持枠18上にグリルプレート20を載置するための被支持部として機能する。また、前後フランジ部212の左右中央部の下面は、本体部201の前後周縁の下面よりも上方に位置している。さらに、前後フランジ部212の左右両端部の下面は、溝部201Bの下面よりも上方で、凹凸部201aの下面よりも下方に位置するように形成されている。なお、前後フランジ部212の左右両端部を左右中央部と同一高さに形成し、他の部材を接合して形成した被支持部を設けてもよい。
前後フランジ部212の左右中央部には、内方に切り欠かれた切り欠き部215が形成されている。この切り欠き部215は、後述する支持枠18上にグリルプレート20を載置したとき、支持枠18の第2上延部196が前後フランジ部212の切り欠き部215内に配置されて、グリル庫2内で前後左右方向におけるグリルプレート20の位置を規制する位置規制部として機能する。
本実施の形態のグリルプレート20としては、熱伝導率のよいアルミニウム製の成形体や鋳造体を好ましく用いることができるが、鉄、銅などの他の金属やセラミック製のものを用いてもよい。
図2〜図4に示すように、支持枠18は、前後辺をそれぞれ上方に突出させて、側面視略コ字状になるように金属製の丸棒材を折り曲げた折り曲げ体181と、折り曲げ体181の前後端部にそれぞれ取り付けられた前後支持板185,186とを備えている。折り曲げ体181の前後辺を上方に突出させた台座部182はそれぞれ、上方に延びる左右一対の第1上延部194と、左右の第1上延部194の上端部からそれぞれ左右方向内方に若干下向きに傾斜して延びる左右一対の段部195と、左右の段部195の内側端部からそれぞれ上方に延びる左右一対の第2上延部196と、左右の第2上延部196の上端部を連結して形成される水平部197とから構成される。
左右一対の段部195には、グリルプレート20の前後フランジ部212の左右両端部が載置され、グリルプレート20を下方から支持する支持部として機能する。第1上延部194は、段部195にグリルプレート20を載置してグリル庫2内に収容したとき、グリルプレート20の本体部201の下面が後述する下バーナ55よりも上方に位置する長さに形成されている。また、水平部197は、グリルプレート20が支持枠18上に載置されたとき、グリルプレート20の前後フランジ部212の左右中央部に形成された切り欠き部215内に第2上延部196が収容される長さに形成されている。
支持枠18の前支持板185には、支持枠18をグリル扉21に連結するための左右一対の爪片198が形成されている。爪片198をグリル扉21の後面下方に設けられた連結板210の係合孔(図示せず)に挿入係止することにより、連結板210に支持枠18が連結される。
汁受け皿16は、金属薄板を所定形状に成形した後、耐熱クリア塗装や琺瑯等の仕上げ塗装が施されて形成されており、平面視略矩形状の浅い皿部161と、皿部161の前後周縁から連設する前後平端部162と、皿部161の左右周縁から外方に張出す左右平端部164とを備える。汁受け皿16は、皿部161が支持枠18の折り曲げ体181に嵌め込まれるとともに、前後平端部162がそれぞれ支持枠18の前後支持板185,186で下方から支持されることによりグリル庫2内の一定位置に収容される。なお、汁受け皿16は、前後左右方向でグリルプレート20よりも一回り小さく形成されている。これにより、調理中、グリルプレート20の左右フランジ部211あるいは前後フランジ部212を越えて被調理物から油等が飛散しても、汁受け皿16への油等の付着を抑えることができる。
図2、及び図3に示すように、グリル庫2内には、加熱手段としてグリル庫2の上壁22に沿って配設される上バーナ56と、グリル庫2の左右の側壁23,24に沿って前後方向に延在する下バーナ55とが配設されている。
上バーナ56は、下面部がセラミック製の板体で構成された表面燃焼式のセラミックバーナであり、板体の下面部に炎孔560が形成されている。従って、上バーナ56が点火された際には、炎孔560から噴射されたガスの燃焼排気及び輻射熱により被調理物が加熱される。
下バーナ55は、ステンレス製の2つの樋状体を上下に重ね合わせて構成されており、樋状体のグリル庫2の中央側の側端面に複数の炎孔550が形成されている。炎孔550は、グリル庫2の中央に向けて略水平にガスを噴出するよう水平横向きに開放している。また、下バーナ55は、グリルプレート20をグリル庫2内に収容したとき、グリルプレート20と汁受け皿16との間に位置している。従って、下バーナ55が点火された際には、炎孔550から噴射されたガスの燃焼排気及び輻射熱がグリル庫2の中央下方域に放出され、グリルプレート20を下方から加熱する。
下バーナ55の上方には、下バーナ55を覆う下バーナカバー555が設けられている。下バーナカバー555は、これらをグリル庫2に取り付けた際、略台形状の断面形状になるように形成されている。さらに、下バーナカバー555の下方には、整流板が設けられている。
グリル庫2の左右両側の外側下方には、前後方向に長手の固定レール60と、固定レール60に前後方向に移動自在に支持される可動レール61とが配置されている。また、グリル庫2の下方には、グリル庫2の底壁との間に空隙を存して遮熱板70が設置されている。そして、遮熱板70の左右両端部をグリル庫2の左右外側で上方に屈曲させて起立状態の取付板71を形成し、この取付板71の左右方向外方を向く面に固定レール60を取付けている。
可動レール61は、その前端においてレール連結枠(図示せず)を介してグリル扉21と連結されている。これにより、グリル扉21の前面下部の把手に指を掛けて手前に引いたり後方に押してグリル扉21を開閉することにより可動レール61が固定レール60に案内されて前後動し、これに連動して支持枠18も前後動して、支持枠18に支持されるグリルプレート20及び汁受け皿16がグリル庫2に出し入れされる。
グリル庫2の後方上部には、排気通路13に連通する排気用開口80が開設されている。排気筒26は、グリル庫2の後方に連設され、排気用開口80から排気口27に向かって斜め上後方に延設されており、調理中に発生する被調理物の油や臭気成分、水分等を含むグリル庫2内の燃焼排気は、排気用開口80から排気通路13を通って排気口27に導かれ、ガスコンロの外部に排出される。なお、排気筒26内には、グリル庫2から排気筒26内に導かれた油煙や臭気成分を加熱焼失させるためのアフターバーナ90(図2参照)が配設されている。
グリル庫2の後壁25の左右中央部には、第1温度検知手段である調理用温度センサ14aが配設されている。この調理用温度センサ14aは、調理時にグリル庫2内の雰囲気温度を検知し、上下バーナ56,55の火力を変更するためのものであって、図示しない制御装置と接続されており、調理用温度センサ14aで検知された庫内温度に基づいて上下バーナ56,55の火力調節が行われる。グリル庫2内に突出している調理用温度センサ14aの周囲は、調理時に被調理物から飛散する油等による汚染を防ぐためにセンサカバー14cで覆われている。
また、上記調理用温度センサ14aよりも下方であって、グリル庫2の後壁25の左右中央部には、後壁25から前方に向かって支持台14dが突設されており、その上面には、第2温度検知手段である異常過熱検知用温度センサ14bが配設されている。異常過熱検知用温度センサ14bは、図示しない制御装置と接続されており、異常過熱検知用温度センサ14bで検知されるグリル庫2内の温度が所定温度以上の高温になると、上下バーナ56,55へのガスの供給が停止される。
上記調理用温度センサ14aの感熱部は、グリル庫2の内方に向かって略水平に突出するように設けられており、異常過熱検知用温度センサ14bの感熱部は、支持台14dの上面から斜め上前方に向かって突出するように設けられている。従って、グリルプレート20がグリル庫2内に収容されたとき、これらの感熱部は、左右フランジ部211の左右中央部の下方に向かって突出するように配設される。
本実施の形態のガスコンロで、グリル庫2を利用した調理を行うために、グリル扉21を閉じて、被調理物を載置したグリルプレート20をグリル庫2内に収容させると、図2、及び図3に示すように、グリルプレート20は、下バーナ55より上方に配置される。また、このときグリルプレート20の左右フランジ部211の端部はそれぞれ、本体部201の左右周縁の上端から斜め上外方に位置するから、左右フランジ部211は、グリル庫2の左右側壁23,24に向かって羽根状に延在し、下バーナ55の上方を覆うように配置される。従って、グリル庫2の左右の幅と略同一の幅を有するグリルプレート20をグリル庫2内に収容しても、被調理物が載置される本体部201を下バーナ55に近接して配置することができる。これにより、調理中、グリルプレート20の本体部201上に載置される被調理物から油等が左右方向に飛散しても、左右フランジ部211で油等が受け止められ、グリルプレート20より下方の汁受け皿16や支持枠18、さらにはグリル庫2の下方の内壁への油等の付着を抑えることができる。また、上バーナ56とグリルプレート20との間に一定の距離を確保できるから、上下方向で嵩高い被調理物もグリル庫2内に収容することができる。さらに、上バーナ56とグリルプレート20との間には一定の距離が確保されているから、上バーナ56のガスの燃焼排気や輻射熱によるグリルプレート20の上面の過熱が抑えられ、グリルプレート20を効果的に加熱することができる。
また、このグリルプレート20によれば、本体部201を下バーナ55に近接させても、本体部201の左右周縁の上端から斜め上外方に延在する左右フランジ部211により、グリルプレート20の左右の周縁とグリル庫2の左右の側壁23,24との間の隙間を狭くすることができる。これにより、皿状の本体部201のみが収容される場合に比べて、グリルプレート20の左右の周縁から上方に短絡する燃焼排気を抑えることできる。さらに、図3の太矢印で示すように、グリルプレート20の左右フランジ部211が下バーナ55を覆うように配置されるから、左右の下バーナ55からグリル庫2内に放出されたガスの燃焼排気の一部は、左右フランジ部211の下面に沿って流れる。これにより、グリルプレート20の下面をより効果的に加熱することができる。
さらに、このグリルプレート20では、前後フランジ部212の左右両端部を支持枠18で下方から支持する被支持部として機能させているから、下バーナ55の炎孔550が臨む部分には燃焼排気の流れを妨げる障害物が配置されない。また、グリル庫2の前後方において、燃焼排気は前後フランジ部212の下面に沿って上方に流れる。このため、さらにグリルプレート20の下面を効果的に加熱することができる。
一方、グリルプレート20は、線材から構成される焼網のようにグリル庫2内の上下間で燃焼排気が通過しないため、左右方向でグリル庫2の幅と略同一の幅を有するグリルプレート20がグリル庫2内に収容されると、下バーナ55から放出される燃焼排気がグリル庫2の後方に設けられた排気用開口80に流れ難くなり、グリル庫2の下方で燃焼排気が停滞しやすい。その結果、グリル庫2の後壁25に設けられた調理用温度センサ14aや異常過熱検知用温度センサ14bで庫内温度の変化の検知遅れが生じやすい。
しかしながら、図2、及び図3に示すように、上記グリルプレート20の本体部201の下面は、下バーナ55よりも上方に位置し、また左右周縁の溝部201bの下面が凹凸部201aの下面より下方に突出しており、さらに本体部201の前後周縁の下面は、凹凸部201aの下面から前後周縁に連設されている前後フランジ部212の下面に向かって上外方に延在しているから、本体部201の下面には、左右で溝部201bの下面で囲まれ、前後周縁で前後フランジ部212に向かって上方に広がる空間が形成される。しかも、本体部201の前後周縁からはそれぞれ、前後周縁の上端から外方に延在し、上方に凸形状に形成されている前後フランジ部212が連設されているから、下バーナ55からグリル庫2の中央部に放出される燃焼排気は、このグリルプレート20の本体部201の下方の空間から後フランジ部212に向かって後方に流れやすくなる。そして、上記グリルプレート20の後フランジ部212の左右中央部は左右両端部よりも上方に位置し、しかも左右中央部には切り欠き部215が設けられているから、図5に示すように、グリルプレート20をグリル庫2内に収容すると、後フランジ部212によってグリル庫2の後方には、切り欠き部215を介して上下に連通する一定の大きさの空間を形成することができる。また、このグリル庫2の後壁25の上方には排気通路13に連通する排気用開口80(図2参照)を形成しているから、図3の太矢印に示すように、グリル庫2内の下方を流れる燃焼排気が後フランジ部212の左右中央部の下方に集まりながら、切り欠き部215を介して排気通路13に流れやすくなる。そして、この燃焼排気が流れる後フランジ部212の下方に向かってグリル庫2の後壁25の左右中央部から調理用温度センサ14aや異常過熱検知用温度センサ14bを突出させているから、これらの温度センサ14a,14bに燃焼排気を十分に接触させることができ、庫内温度の変化を応答性良く検知することができる。
従って、本実施の形態のグリルプレート20をグリル庫2内に収容して加熱調理を行うことにより、汁受け皿16や支持枠18等の調理具、さらにグリル庫2内への汚れの付着が抑えられるから、調理終了後の掃除の負担が少なくなり、またグリル庫2のお手入れも容易となる。また、グリルプレート20を下バーナ55に近接して配置できるとともに、グリルプレート20の周縁から上方への燃焼排気の短絡を低減できるから、熱容量の大きなグリルプレート20を効果的に加熱することができる。そして、グリル庫2の後壁25に設けられた温度センサ14a,14bにより庫内温度を応答性良く検知することができるから、被調理物を過不足なく加熱することができ、被調理物を美味しく焼き上げることができる。
(その他の実施の形態)
(1)上記実施の形態では、前後フランジ部の左右中央部は、本体部の前後周縁から前後外方に向かって略水平に延在しているが、左右フランジ部と同様に、上外方に向かって延在させてもよいし、左右フランジ部とは逆に下外方に向かって延在させてもよい。
(2)上記実施の形態では、グリルプレートをグリル庫内で所定位置に配置するために支持枠が用いられているが、グリル庫の左右側壁に設けられた係止部によりグリルプレートを支持してもよい。
(3)上記実施の形態では、第1及び第2温度検知手段はいずれもグリル庫の後壁に形成されているが、一方の温度検知手段のみをグリル庫の後壁に形成してもよい。
(4)上記実施の形態では、グリルプレートの左右フランジ部は、本体部の左右周縁から斜め上外方に向かって羽根状に延在して形成されているが、最外方に位置する端部が左右周縁の上端よりも斜め上外方に位置すれば、左右周縁からそれぞれ水平に外方に延在する第1左右フランジ部と、第1左右フランジ部の側端部から上方に延在する第2左右フランジ部とを組み合わせてL字状あるいはさらに階段状に形成してもよい。
(5)上記実施の形態では、矩形状の本体部を有するグリルプレートが用いられているが、楕円状の本体部を有するものを用いてもよい。
(6)上記実施の形態では、グリルプレートの下方に支持枠に着脱自在に設けられた汁受け皿が配置されているが、汁受け皿を配置せず、支持枠上にグリルプレートのみを配置してもよい。
2 グリル庫(加熱庫)
23,24 側壁
25 後壁
13 排気通路
14a,14b 温度センサ(温度検知手段)
20 グリルプレート
201 本体部
201a 凹凸部
201b 溝部
211 左右フランジ部
212 前後フランジ部
215 切り欠き部
80 排気用開口
55 下バーナ

Claims (9)

  1. 加熱調理するための被調理物を載置し、加熱手段として少なくとも下バーナを備える加熱調理器の加熱庫内に収容されるグリルプレートであって、
    浅皿状の本体部と、
    前記加熱庫内に収容されたときの左右方向における本体部の左右周縁からそれぞれ、斜め上外方に延在する左右フランジ部とを備えるグリルプレート。
  2. 請求項1に記載のグリルプレートは、さらに、
    前記加熱庫内に収容されたときの前後方向における本体部の前後周縁からそれぞれ、前後外方に向かって延在する前後フランジ部を備え、
    前記前後フランジ部はそれぞれ、左右中央部が左右両端部よりも上方に位置するように形成されているグリルプレート。
  3. 請求項2に記載のグリルプレートにおいて、
    前記前後フランジ部のうち少なくとも後フランジ部は、左右中央部に内方に切り欠かれた切り欠き部を有するグリルプレート。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のグリルプレートにおいて、
    前記左右フランジ部間の幅は、前記加熱庫内に収容されたとき、左右フランジ部の端部がそれぞれ、加熱庫の左右の側壁に近接配置されるように加熱庫の左右の側壁の間の幅よりも所定寸法小さく形成されているグリルプレート。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のグリルプレートにおいて、
    前記本体部の上面には、前記加熱庫内に収容されたときの左右方向に延在する複数の凹凸部と、前記凹凸部の左右両端と本体部の左右周縁との間でそれぞれ前後方向に延在する溝部とが形成され、
    前記凹凸部の下面は、前記溝部の下面よりも上方に設けられているグリルプレート。
  6. 加熱庫と、
    前記加熱庫内を加熱する加熱手段と、
    前記加熱庫の後方と連通する排気通路とを備え、
    被調理物を載置したグリルプレートを加熱庫内に収容して加熱調理する加熱調理器であって、
    前記グリルプレートは、浅皿状の本体部と、前記加熱庫内に収容されたときの左右方向における本体部の左右周縁からそれぞれ、斜め上外方に延在する左右フランジ部とを備え、
    前記加熱手段は、前記加熱庫の左右の側壁近傍に前後方向に延在する下バーナを少なくとも有しており、
    前記グリルプレートは、前記加熱庫内に収容されたとき、前記本体部の下面が前記下バーナよりも上方に位置するとともに、前記左右フランジ部はそれぞれ、前記本体部の左右周縁から前記加熱庫の左右の側壁に向かって延在し、前記下バーナの上方を覆うように配置される加熱調理器。
  7. 請求項6に記載の加熱調理器は、さらに、
    前記加熱庫の後壁の左右中央部であって、前記排気通路に連通する排気用開口よりも下方に温度検知手段を備え、
    前記グリルプレートは、前記加熱庫内に収容されたときの前後方向における本体部の前後周縁からそれぞれ、前後外方に向かって延在する前後フランジ部を有し、
    前記前後フランジ部はそれぞれ、左右中央部が左右両端部よりも上方に位置するように形成されており、
    前記前後フランジ部のうち少なくとも後フランジ部は、左右中央部に内方に切り欠かれた切り欠き部を有し、
    前記温度検知手段は、前記グリルプレートが前記加熱庫内に収容されたときに、前記後フランジ部の左右中央部の下方に向かって突出するように設けられる加熱調理器。
  8. 請求項6または7に記載の加熱調理器において、
    前記グリルプレートの本体部の上面には、前記加熱庫内に収容されたときの左右方向に延在する複数の凹凸部と、前記凹凸部の左右両端と前記本体部の左右周縁との間でそれぞれ前後方向に延在する溝部とが形成され、
    前記凹凸部の下面は、前記溝部の下面よりも上方に設けられている加熱調理器。
  9. 請求項6〜8のいずれか1項に記載の加熱調理器は、さらに、
    前記グリルプレートの下方に配置される汁受け皿を有しており、
    前記汁受け皿は、前記加熱庫内に収容されたときの前後左右方向において、前記グリルプレートより小さく形成されている加熱調理器。
JP2014080192A 2014-04-09 2014-04-09 グリルプレート、及び加熱調理器 Active JP6057941B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014080192A JP6057941B2 (ja) 2014-04-09 2014-04-09 グリルプレート、及び加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014080192A JP6057941B2 (ja) 2014-04-09 2014-04-09 グリルプレート、及び加熱調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015200471A JP2015200471A (ja) 2015-11-12
JP6057941B2 true JP6057941B2 (ja) 2017-01-11

Family

ID=54551879

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014080192A Active JP6057941B2 (ja) 2014-04-09 2014-04-09 グリルプレート、及び加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6057941B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08191762A (ja) * 1995-01-18 1996-07-30 Toshiba Home Technol Corp 調理プレート
JP4986949B2 (ja) * 2008-08-01 2012-07-25 リンナイ株式会社 グリル
JP2014018638A (ja) * 2012-07-20 2014-02-03 Kowa Kinzoku Kk グリル及びグリルに用いられるグリル皿の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015200471A (ja) 2015-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5964271B2 (ja) 加熱調理器
JP6173526B2 (ja) 加熱調理器
JP2012024558A (ja) グリル装置
JP6021849B2 (ja) 加熱調理器
KR102263362B1 (ko) 전골 및 구이용 팬이 마련된 가정용 불판
JP5896979B2 (ja) グリル皿及び加熱調理器
JP5973488B2 (ja) グリル
JP5877298B2 (ja) 加熱調理器
JP6057941B2 (ja) グリルプレート、及び加熱調理器
JP2014212840A (ja) 加熱調理容器
JP5612792B1 (ja) 調理器用のグリル装置
JP2012247073A (ja) 加熱調理器
JP6374710B2 (ja) 加熱調理器
JP5896951B2 (ja) 加熱調理容器
JP5879476B2 (ja) 加熱調理器
JP5592699B2 (ja) 加熱調理器
JP6081405B2 (ja) 加熱調理器
JP5074846B2 (ja) グリルを備えた加熱調理器における加熱容器の位置固定構造
JP7265940B2 (ja) 加熱調理器
JP6850594B2 (ja) グリル
JP7335467B1 (ja) オーブントースタ
JP6770883B2 (ja) グリル
JP7048309B2 (ja) 加熱調理具および加熱調理器
JP2022041578A (ja) グリル
JP2010203620A (ja) 加熱調理器

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160524

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160714

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6057941

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250