JP6374710B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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本発明は、被加熱物を加熱するための加熱調理器に関する。
従来の加熱調理器においては、調理庫内の上下に設けたヒータにより被加熱物を加熱して焼き上げるものが種々提案されている。この種の加熱調理器では、調理庫内に設けられた皿に焼き網を載せ、焼き網の上に被加熱物を載せるようになっている。(特許文献1参照)。
特開2010−112593号公報
しかしながら、特許文献1に記載の加熱調理器では、魚や脂の多い肉を加熱すると水分や油分の跳ねが多くなり、調理庫内が汚れ易くなるという問題があった。
本発明は前記した従来の問題を解決するものであり、調理庫内の汚れを抑制することが可能な加熱調理器を提供することを目的とする。
本発明は、本体の前面に開口を有する調理庫と、前記調理庫内の上部に設けられる上ヒータと、前記調理庫内の下部に設けられる下ヒータと、前記調理庫の前記開口を塞ぐドアと、前記調理庫内において前記上ヒータと前記下ヒータとの間に配置される調理容器と、を備え、前記調理容器は、略四角形状を有する底板と当該底板の外周縁部四辺から前記上ヒータに向けて立ち上がる側板とによって凹状に形成された皿部と、前記皿部の上部開口を塞ぐ蓋体と、を備え前記蓋体は、薄板で形成されるとともに凹面が上向きになるようにして前記上部開口に嵌り込む凹部を有し、前記側板は、前記開口を通過できる最大高さとし、かつ、前記側板の上端が前記上ヒータの近傍の高さ位置まで延びていることを特徴とする。
本発明によれば、調理庫内の汚れを抑制することができる加熱調理器を提供できる。
本発明の実施形態に係る加熱調理器をシステムキッチンに組み込んだ状態を示す斜視図である。 図1のA−A線で切断したときの概略断面図である。 調理庫内の温度センサの配置を示す断面図である。 加熱調理器を示す斜視図である。 加熱調理器の上ヒータを示す斜視図である。 加熱調理器の下ヒータを示す斜視図である。 焼き網を示す斜視図である。 調理容器を示す斜視図である。 深皿の裏側を示す斜視図である。 (a)は深皿を示す平面図、(b)は(a)のB−B線矢視断面図である。 (a)は把手を倒した状態の蓋体を示す平面図、(b)は(a)のC−C線矢視拡大断面図、(c)は(a)のD−D線矢視拡大断面図である。 調理庫に調理容器(蓋有りの状態)を収納した状態を示す正面図である。 調理庫に調理容器(蓋有りの状態)を収納した状態を示す断面図である。 調理庫に調理容器(蓋無しの状態)を収納した状態を示す断面図である。 操作部を示し、(a)は電源投入時、(b)はメニュー群選択時、(c)グリルメニュー選択時である。 (a)は焼き蒸しメニュー選択時、(b)はヘルシーメニュー選択時、(c)はパン・菓子メニューのパン発酵焼きメニュー選択時である。 (a)は網焼きメニュー選択時、(b)は網焼きメニューのオーブン選択の温度設定時、(c)は網焼きメニューのオーブン選択の時間設定時である。 (a)は丸焼きメニュー選択後、(b)は調理中、(c)は調理終了時である。
以下、図面を参照して本発明の加熱調理器の一実施形態を説明する。なお、以下では、システムキッチンに嵌め込むビルトイン型を例に挙げて説明するが、キッチンに載置する据置型の加熱調理器に適用してもよい。
図1は本発明の実施形態に係る加熱調理器をシステムキッチンに収納した状態を示す斜視図である。
図1に示すように、オーブン4(加熱調理器)は、電磁調理器3、操作部5などを備えた本体2と一体に構成され、本体2がシステムキッチン1の上面の天板1aの孔1b(図2参照)から落とし込むことで設置されている。オーブン4および操作部5は、システムキッチン1の天板1aの下方の前面部から操作できるようになっている。操作部5は、主にオーブン4の電源の入・切やメニューの選択・設定の操作を行うものである。
電磁調理器3は、鍋等の調理器具92(図2参照)を載せる耐熱ガラスなどで構成されたプレート6と、調理器具92を電磁誘導加熱する加熱コイルユニット25と、を備えている。なお、図1に示す符号3a〜3cは、加熱範囲であり、調理器具92が載置される載置部を示している。これら載置部3a〜3cに調理器具92を置くことにより、調理が可能となる。また、プレート6の周囲の縁部は、プレート枠14によって保護されている。
プレート6の前面側(手前側)には、上面操作部9が設けられ、その奥側に上面表示部10が設けられている。上面操作部9は、主に加熱コイルユニット25の操作を行うものである。上面表示部10は、上面操作部9で設定された火力などの設定状態を表示するものである。
本体2の内部には、発熱部品である加熱コイルユニット25や電子部品、および、これら発熱部品や電子部品を冷却するための送風ファン(不図示)が設けられている。
また、本体2の後部上面には、発熱部品である加熱コイルユニット25の廃熱や、電子部品を冷却した後の廃熱を本体2の外部に排出する排気口8a,8bが設けられている。
オーブン4は、魚や肉、ピザなどの被加熱物30(図2参照)を焼く機能を有するものであり、本体2の載置部3bに対応する加熱コイルユニット25の下方に配置されている。なお、オーブン4は、本体2の左側に配置された状態を示しているが、本体2の右側に配置されていてもよい。また、オーブン4は、ロースター、グリルと称することもある。
また、オーブン4は、例えば、前後方向(奥行き方向)に引き出し可能なドア32を備えている。ドア32の前面には、開閉する際に手を掛けて使用されるハンドル11が設けられている。
図2は、図1のA−A線で切断したときの概略断面図である。なお、図2では、オーブン4内を通る空気の流れが明確になるように簡略化して図示している。
図2に示すように、オーブン4は、前面に被加熱物30を出し入れするための開口部である開口26e(出入口)を設けた箱型の調理庫26を備えている。調理庫26は、例えばアルミニウム合金製の板をプレス加工によりそれぞれ所定の形状に成形した複数の部材を溶接やビスねじ等により組み立てて構成され、上側に位置する上板26aと、左右両側に位置する側板26b(左側のみ図示)と、後側に位置する後板26cと、底側に位置する底板26dと、を備えている。
調理庫26内の上部には、被加熱物30を加熱する加熱手段であるシーズヒータなどの発熱体からなる上ヒータ27aが設置されている。また、調理庫26内の下部には、同様の発熱体からなる下ヒータ27bが設置されている。
なお、図示していないが、調理庫26の前面に設けられるドア32は、受け皿(浅皿)31を支持する受け皿支持部38(図4参照)に設けられている。この受け皿支持部38には、受け皿31が着脱自在に保持されるようになっている。
受け皿31は、アルミニウム、セラミックなどの材料により上面視矩形状に形成され、表面にフッ素コート剤などがコーティングされている。また、受け皿31には、焼き網33が載せられ、焼き網33上に調理容器(深皿)40が載せられ、調理容器40内に被加熱物30が載せられるようになっている。なお、調理容器40の詳細については後記する。
調理庫26の後方上部には、排気出口29が設けられ、この排気出口29が排気通路35と後記する排気手段36を介して本体2の後部上面に開口した排気口8aに連通している。また、排気出口29には、調理庫26内で発生する煙や臭いを浄化する空気浄化用の触媒34と、触媒34を加熱するための触媒ヒータ37が設けられている。
排気手段36は、調理庫26の後方に配置され、煙や臭いを強制的に排気口8aから本体2の外部に排出する排気ファン36a、この排気ファン36aを駆動する排気モータ36bなどを備えている。なお、触媒ヒータ37と排気モータ36bは制御部45と電気的に接続されている。
また、調理庫26の前面下部とドア32との間には、空気取入口(隙間)28が設けられている。また、調理庫26の後板26cの下部には、排気手段36に連通する連結口29aが設けられている。排気手段36が駆動することで、空気取入口28から調理庫26内に外気が流入し、受け皿31を冷却して、連結口29aを経由して排気手段36に吸い込まれて排気ダクト36k側に流れる。また、排気手段36が駆動することで、調理庫26内の廃熱が、排気通路35、排気手段36を通って排気ダクト36kに流れる。また、排気モータ36bには、当該排気モータ36bを冷却する自冷ファン36cが設けられている。
図3は、温度センサの配置を示す断面図である。なお、図3は、本体2からオーブン4を取り出した状態であり、またオーブン4からドア32を取り外した状態を図示している(図4についても同様)。
図3に示すように、調理庫26は、温度センサT1,T2,T3を備えている。温度センサT1は、調理容器40の有無を判定するものであり、調理庫26の前部に設けられている。また、温度センサT1は、調理容器40の側面に対向している。温度センサT2は、調理庫26内の発火を判定するものであり、後板26cの調理容器40(図2参照)の上方に位置している。温度センサT3は、調理庫26内の過度な温度上昇を検知したときにオーブン4の作動を停止させるものである。これら温度センサT1,T2,T3は、制御部45と電気的に接続されている。
図4は、調理庫を入口側から見たときの斜視図である。
図4に示すように、オーブン4は、前面に略矩形状の開口26eを有する枠体26fを備えている。また、オーブン4は、開口26eを通して前後方向に出し入れ自在に支持される受け皿支持部38を備えている。受け皿支持部38は、ドア32を手前に引き出すことにより受け皿31とともに一緒に引き出されるようになっている。また、受け皿31には、線材で構成された焼き網33が載せられている。
また、調理庫26の左右の側板26bには、前後方向に延びるレール49が固定されている(右側のみ図示)。受け皿支持部38は、左右両側に、レール49に対してスライド自在に支持されるスライド部材39(図3参照)を有している。また、受け皿31の全体を開口26eの前方(手前側)に引き出すことができるようになっている。
図5は加熱調理器の上ヒータを示す斜視図、図6は加熱調理器の下ヒータを示す斜視図である。
図5に示すように、上ヒータ27aは、調理庫26(図2参照)内の上部において、主に前後方向に延在して折り返しながら配置され、調理庫26の後板26c(図2参照)の外側へ端子部27cを出すようにして構成されている。また、上ヒータ27aは、調理庫26の上板26a(図2参照)に固定金具16a,16aを介して固定され、後板26c(図2参照)に固定金具16bを介して固定されている。
図6に示すように、下ヒータ27bは、調理庫26(図2参照)内の下部において、主に前後方向に延在して折り返しながら配置され、調理庫26の後板26c(図2参照)の外側へ端子部27dを出すようにして構成されている。また、下ヒータ27bは、調理庫26の後板26c(図2参照)に固定金具16cを介して固定されている。
上ヒータ27aおよび下ヒータ27bは、調理庫26の上方に設けられた制御部45(図2参照)によって制御される。制御部45は、オーブン4からの熱の影響を受けない場所に配置されており、また操作部5(図1参照)や上面操作部9(図1参照)と電気的に接続されている。
図7は、焼き網を示す斜視図である。
図7に示すように、焼き網33は、複数本の支持材33aとフレーム材33bと補強材33cとによって構成されている。
支持材33aは、幅方向(左右方向)に延在する複数の線材を、前後方向に所定の間隔を空けて平行に並べて配置したものである。また、各支持材33aは、中央から左右両側に向けて直線状に延在する直線部33a1と、左右両端において、略V字状に形成された曲げ部33a2と、を有している。
フレーム材33bは、前後方向に延在して支持材33aの左右両端を接続する接合部33b1,33b1と、後端の支持材33aの後方において左右の接合部33b1,33b1を接続する連結部33b2と、前端の支持材33aの前方において後方に向けて折り返されて接合部33b1と略平行に延在する支持部33b3と、を有している。
補強材33cは、左右の接合部33b1と支持部33b3とを接続して、支持材33aの受け皿31(図2参照)からの高さ位置を一定に維持するようになっている。
図8は、調理容器を示す斜視図、図9は、深皿の裏側を示す斜視図である。この調理容器40は、焼き網33に対して着脱可能となっている。また、調理容器40は、例えば、魚(例えば、秋刀魚)を頭と尾を前後の向きにして5尾横並びで入れることができる空間(容量)を有している。
図8に示すように、調理容器40は、深皿(グリルパン)41と、蓋体42と、把手43と、を有して構成されている。
深皿41は、受け皿31と同様に、アルミニウム、セラミックなどの材料により形成され、表面にフッ素コート剤などがコーティングされたものである。また、深皿41は、略四角形状を有する底板41aと、底板41aの外周縁部から上方に向けて起立する側板41bと、を有し凹状に構成されている。
底板41aの上面には、幅方向(左右方向)に延在する凸条部41cが前後方向に間隔を空けて複数本形成されている。また、凸条部41cの並び方向の一端(後端)に位置する凸条部41c1(41c)は、他の凸条部41cより左右方向の長さが短く形成されている。
側板41bの上端41dには、外側方に曲げ形成されたフランジ41eが形成されている。このようにフランジ41eを設けることにより、調理容器40に手を掛け易くなり、調理容器40の持ち運びが容易になる。
蓋体42は、ステンレス合金材料などで平面視略四角状に形成された薄板であり、深皿41の上部開口に嵌まり込む凹部42aを有している。このように調理容器40として、蓋体42を備えることにより、調理の幅(例えば、蒸し料理)を広げることができる。
凹部42aの外周には、深皿41の上端41d(フランジ41e)に当接するフランジ部42bが形成されている。また、凹部42aの中央部には、平面視略四角形状の凸面部42cが形成されている。このように凸面部42cを形成することにより、フランジ部42bの平面度を出すことができ、深皿41を蓋体42で閉じたときのがたつきを防止できる。
また、凸面部42cの前側の側面(周面)42c1には、凹部42aの底面42a1の高さ位置よりも高く形成された段差部42dが形成されている。なお、凸面部42cの後側の側面にも、同様に段差部42dが形成されている(図11(a)参照)。また、凸面部42cの上面には、蒸気抜き用の孔42eが複数箇所に形成され、把手43の位置決め用の溝42fが形成されている。
把手43は、例えばステンレス合金製の線材をコ字状に曲げて形成したものであり、線材の両端が凸面部42cの前後の側面42c1に回動可能に支持されている。また、把手43が左右に倒れたときには、把手43の基部が段差部42dで支持されるようになっている。
図9に示すように、底板41aの下面は、前記凸条部41cに対応する位置において凹条部41fとなっている。また、凹条部41fには、焼き網33(図7参照)の支持材33a(図7参照)が一対一で嵌まるようになっている。
図10(a)は深皿を示す平面図、(b)は(a)のB−B線矢視断面図である。
図10(a)に示すように、調理容器40は、凸条部41cと凸条部41cとの間に溝部41gが形成されている。また、底板41aの上面には、前端側の凸条部41c2(41c)の前方に凹形状の水溜め部41hが形成されている。この水溜め部41hは、水を溜めた状態で加熱されることにより、後記するヘルシーメニューにおいて過熱水蒸気を発生させることができ、また脱煙を図ることができるようになっている。
図10(b)に示すように、溝部41gの表面(上面)は、左右方向の中央部分が最も高い位置にあり、中央部分から左右方向に向けて下降する傾斜面41g1,41g1を有している。また、底板41aの上面には、溝部41gの左右両側に、前後方向に延在する合流部41iが形成されている。これにより、被加熱物30(図2参照)から流れ出た水分や油分は、溝部41gの傾斜面41g1,41g1を通って、合流部41iに流れ込み、被加熱物30との接触を低減できる。
図11(a)は把手を倒した状態の蓋体を示す平面図、図11(b)は(a)のC−C線矢視拡大断面図、図11(c)は(a)のD−D線矢視拡大断面図である。
図11(a)に示すように、把手43は、奥行方向(前後方向)に対して直交する方向に延在する基部43a,43aと、奥行方向(前後方向)に延在する把持部43bと、を有している。把手43は、図8に示す立上げ状態から左右に90度可倒するように蓋体42に回動自在に支持されている。また、把手43は、90度倒したときに、把手43の基部43aが段差部42d上に載置され、把手43の把持部43bが凹部42a上に位置するようになっている。
図11(b)および図11(c)に示すように、把手43が水平方向(左右方向)に倒れた場合、把手43の基部43aは、段差部42dで支持されるので、把手43の把持部43bは、凹部42aの底面42a1から浮いた(離間した)状態になる。このように、把持部43bと底面42a1との間に隙間Sが形成されるので、隙間Sがつまみ代となり、把手43を掴み易くでき、蓋体42の取り外しが容易になる。
また、凸面部42cの上面は、フランジ部42bの上面と同じ高さに設定されている(図11(c)参照)。また、横向きに倒したときの把手43は、凹部42a内から上方へ突出しないように構成されている(図11(b)および図11(c)参照)。
図12は、調理庫に調理容器(蓋有りの状態)を収納した状態を示す正面図である。なお、図12では、受け皿支持部38からドア32を取り外した状態である。また、深皿41には、蓋体42が取り付けられている。
図12に示すように、調理容器40を調理庫26に収納した場合、深皿41の側板41bは、上ヒータ27aの近傍の高さ位置(調理庫26に対して調理容器40を出し入れ自在に収納できる最大高さ)まで延びている。例えば、上ヒータ27aと上端41dとの距離(最短距離)は、10mmに設定されている。なお、側板41bの高さHは、焼き網33から開口26eの上縁部までの高さH1の半分以上(二分の一以上)に設定されることが好ましい。また、側板41bの高さHは、深皿41が上ヒータ27aに接触せず、深皿41が開口26eを通過できる最大高さに設定することがより好ましい。
また、調理容器40の幅を焼き網33の幅よりも広くすることができるので、焼き網33で被加熱物を調理するよりも、調理可能な被加熱物の容量を増やすことが可能になる。
また、調理容器40の上方に設けられるヒータ27aの幅は、調理容器40の幅よりも広く形成されている。これにより、調理容器40内の被加熱物30(図2参照)に対して幅方向における加熱むらを抑制できる。
図13は、調理庫に調理容器(蓋有りの状態)を収納した状態を示す断面図、図14は、調理庫に調理容器(蓋無しの状態)を収納した状態を示す断面図である。
図13および図14に示すように、調理庫26の天井を構成する上板26aには、凹部26a1が形成され、この凹部26a1内に上ヒータ27aが収容されている。これにより、深皿41の側板41bの高さを最大限高くしても、調理容器40が上ヒータ27aに接触するのを防止できる。
なお、図示していないが、オーブン4には、開口26eの入口付近上部(符号Pの位置)に、ハロゲンヒータが設けられており、手前側の加熱むらを抑制するとともに、ハロゲンのランプ機能によって調理庫26内を見易くしている。
また、調理容器40は、調理庫26内に収容したときに、後部から前部にかけて下降するように傾斜している。これにより、被加熱物30(図2参照)から出た水分や油分が、溝部41g、合流部41iを通って流れ、底板41aの前部に溜まるようになっている。
次に、調理容器40を使用した加熱方法について説明する。
ところで、従来における被加熱物の量判定は、下ヒータ27bによる加熱時に行うものであったが、温度センサT1の位置が深皿41の側板41bに対向する位置であるため、側板41bが遮熱版として機能する。また、温度センサの量判定に適した加熱は弱い火力であるので、従来と同様に、下ヒータ27bの加熱から開始すると、被加熱物の温度上昇が鈍くなり、加熱前の量判定ができなくなる。そこで、本実施形態では、被加熱物の温度が上昇し易いように、上ヒータ27aによる加熱によって量判定を行う。すなわち、食材(被加熱物)の量が多い場合には、調理庫26内の温度センサの温度上昇が緩やかで、食材の量が少ない場合には、温度センサの温度上昇が急になることで判定できる。
また、従来の焼き網33を使用した調理では、量判定した後に、その量に応じて量が多いときと少ないときとで、火力を同じにして、時間を長くしたり、短くしたりしていた。これに対して、調理容器40を使用した本実施形態では、量判定した後に、量が多いときと少ないときとで、火力を変更するとともに、時間を長くしたり、短くするようにした。これにより、深皿41の表面にコーティングされているフッ素樹脂塗装を保護することができる。
また、下ヒータ27bを通電する時間を長くして火力を強くすると、深皿41の温度が過度に上昇して、深皿41のフッ素樹脂塗装が損なわれるおそがある。そこで、下ヒータ27bによる加熱を弱くして、温度上昇を抑えることで、フッ素樹脂塗装の損傷を抑制している。
また、食材から水分や油分が飛び散るのは、食材が一定温度を超えることにより発生することが知られている。そこで、下ヒータ27bによる加熱を弱くして、食材の温度が所定温度を超えないように調理することで、水分や油分の飛び散りを抑えることができる。
また、本実施形態のように、調理容器40を用いることで、下ヒータ27bと食材との間に一枚板が存在することで、たれのあるつけ焼きの場合に好適となる。すなわち、焼き網33を使用した調理では、下ヒータ27bのON/OFF制御によって、ON時に焼かれ、OFF時には温度が下がるので、ON時に焼けて焦げが発生する。これに対して、調理容器40を使用した場合には、下ヒータ27bをON/OFFしても、食材が深皿41の底板41aによって間接的に加熱されるので、ON時に深皿41が高温になっても食材を低い温度で加熱でき、OFF時には深皿41の全体の熱容量によって温度が維持される。このように、下ヒータ27bのON/OFFを繰り返しても、深皿41の底板41aによって弱火に平準化されるので、食材の表面の温度を過度に上げずに食材の中身に火を通すことができ、たれを焦がすことなく調理することが可能になる。
以上説明したように、本実施形態の加熱調理器1では、深皿41の側板41bの高さを上ヒータ27aの近傍まで延ばすことにより、深皿41内に魚や脂の多い肉などを加熱したときに流れ出た水分や油分が飛び跳ねたとしても、調理庫26内の側板26b(側面)および底板26d(底面)が汚れるのを抑制することができる。よって、調理庫26内の掃除が容易になる。
また、本実施形態では、温度センサT1が調理容器40の深皿41の側板41bと対向する高さ位置に設けられている。これによれば、調理容器40の有無を容易に判定することができる。すなわち、深皿41が収納されている場合には、下ヒータ27bからの熱を深皿41によって遮断している状態になるので、深皿41の熱容量によって温度の立ち上がりが緩やかになり、深皿41が収納されていない場合には、温度の立ち上がりが急になることで、深皿41の有無を判定することが可能になる。
また、調理容器40による調理では、焼き網33による調理とは異なる調理の仕上がりにできる。焼き網33では、焼き調理中に被加熱物(以下、食材とする)から焼き網33の下に設けられた受け皿31に水分や油分が落ちることで、食材の表面はパリッとなり、中身はジューシーになる焼き上げが可能である。これに対して、調理容器40(蓋体42無し)で焼くことで、食材を載せた深皿41の底に水分が出て溜まるので水が切れることがない。このため、食材から水分が抜けにくくなるので、食材の身がふっくらした焼き上げ状態にできる。
また、本実施形態では、調理容器40は、上部開口を塞ぐ蓋体42と、蓋体に回動自在に支持される可倒式の把手43と、を備え、蓋体42が把手43を倒したときに当該把手43が収容される凹部42aを備える。これによれば、深皿41の側板41bを上ヒータ27aに近づけて配置することができ、調理庫26内の側面の汚れをさらに抑制することができる。
ところで、把手を太い材料で形成すると、把手を倒した側において、把手によって上ヒータの熱が遮られ、加熱効率が落ちることで、把手を倒した側と倒していない側とで加熱むらが発生する。そこで、本実施形態では、把手43を線材で構成することにより、把手43の倒した方向において、把手43を倒した方向において加熱効率の差が出にくくなるので、加熱むらを抑制することが可能になる。
次に、オーブン4において自動調理を行うための操作部5の操作手順について説明する。ところで、近年の加熱調理器では、自動調理のメニューの増加によって、利用者が操作する操作ボタンの数が増加する傾向にある(例えば、特開2014−23801号公報参照)。このため、多数の操作ボタンを選択しながら操作しなければならず、操作性が損なわれるものであった。そこで、以下では、操作性を向上させた加熱調理器について図15ないし図18を参照して説明する。図15は、操作パネルの表示内容を示し、(a)は電源投入時、(b)はグループメニュー選択時、(c)グリルメニュー選択時、図16は、(a)は焼き蒸しメニュー選択時、(b)はヘルシーメニュー選択時、(c)はパン・菓子メニューのパン発酵焼きメニュー選択時、図17は、(a)は網焼きメニュー選択時、(b)は網焼きメニューのオーブン選択の温度設定時、(c)は網焼きメニューのオーブン選択の時間設定時、図18は、(a)は丸焼きメニュー選択後、(b)は調理中、(c)は調理終了後である。
図15(a)に示すように、操作部5は、調理庫26での調理に必要なメニューなどの設定・操作を行うオーブン操作部51と、オーブン操作部51で入力した内容や設定内容を表示するオーブン表示部52と、を有している。また、操作部5は、本体2(図1参照)に回動可能に支持されており、操作部5を本体から回動させて突出させたときに、操作表示面5aが斜め上向き状態となる(図1参照)。操作表示面5aの奥側にオーブン表示部52が配置され、オーブン表示部52の手前側にオーブン操作部51が配置されている。
オーブン操作部51は、調理の開始、停止を行う「切 スタート」が印字された切・スタートキー51a、各種の選択を行う際に操作される「選択」が印字された選択キー51b、メニュー等の決定を行う「メニュー決定」が印字された決定キー51c、前の操作に戻る「戻る」が印字された戻るキー51d、被加熱物30が少量の場合に操作される「少量」が印字された少量キー51e、音声を聞き直す際に操作される「音声聞き直し」が印字された音声聞き直しキー51f、レンジフードの強度を切り替える際に操作される「レンジフード 切|弱/中/強」が印字されたレンジフード強弱切替キー51gが設けられている。また、切スタートキー51a、選択キー51b、決定キー51cおよび少量キー51eの上部には、表示ランプ51a1、51b1,51c1、51e1が設けられている。
オーブン表示部52は、例えば、バックライトを備えた液晶表示部52aと、メニュー群を複数個横一列に配置したメニュー群印字部52bと、を備えている。すなわち、左側から順番に、「グリル」、「焼き蒸し」、「ノンフライ」、「ヘルシー」、「パン・菓子」、「網焼き」、「網焼き(手動)」が印字されている。なお、図15(a)に示す液晶表示部52aは、操作部5の電源投入直後の状態であり、バックライトが消灯して、非表示の状態である。
図15(a)に示す状態において、決定キー51c(または選択キー51b)を押すことにより、図15(b)に示す状態に移行する。このとき、液晶表示部52aには、メニュー群のひとつひとつに分類されたメニューがすべて表示される。すなわち、「グリル」メニューには、「魚丸焼き」、「魚 切身・干物」、「つけ焼き」、「貝焼き」、「ハンバーグ」、「肉類・野菜」が表示される。「焼き蒸し」メニューには、「蒸し野菜」、「ギョウザ」、「シュウマイ」が表示される。「ノンフライ」メニューには、「から揚げ」、「フライ」、「天ぷら」が表示される。「ヘルシー」メニューには、「肉類」、「魚 切身・干物」、「揚げ物温め」が表示される。「パン・菓子」メニューには、「パン 発酵 焼き」、「ドーナツ」、「ロールケーキ」が表示される。「網焼き」メニューには、「魚丸焼き」、「肉類・野菜」、「ピザ」が表示される。「網焼き(手動)」コースには、「トースト」、「オーブン」、「グリル上下」が表示される。
また、図15(b)に示す状態において、液晶表示部52aでは、メニュー群のうちの「グリル」メニュー(6つのメニュー)が点滅し、その他のメニュー群が点灯する。また、表示ランプ51b1,51c1が点滅する。また、液晶表示部52aには、「グリル」メニューの調理時に使用する付属品として、「焼網」(焼き網33)、「受皿」(受け皿31)、「グリルパン」(深皿41)が表示される。
また、図15(b)に示す状態において、選択キー51b(アップキー)を押す毎に、「グリル」→「焼き蒸し」→「ノンフライ」→「ヘルシー」→「パン・菓子」→「網焼き」→「網焼き(手動)」の各メニュー群の点滅位置が移動する。
図15(b)に示す状態において、決定キー51cを押すことにより、図15(c)に示す状態に移行する。このとき液晶表示部52aには、メニュー群のうちの「グリル」メニューのみが表示され、その他のメニュー群がすべて消灯する。また、液晶表示部52aでは、「グリル」メニューのうち「魚丸焼き」が点滅し、その他のメニューが点灯する。また、図15(c)に示す状態では、表示ランプ51b1,51c1が点滅する。
図15(c)に示す状態において、選択キー51b(アップキー)を押す毎に、「魚丸焼き」→「魚 切身・干物」→「つけ焼き」→「貝焼き」→「ハンバーグ」→「肉類・野菜」の各メニューの点滅位置が移動する。調理したいメニューを点滅表示させ、決定キー51cを押すことでメニューが決定される。
図16(a)は、「焼き蒸し」のメニュー群が選択された状態であり、調理時に被加熱物30(図2参照)に水をかけ、蒸し焼きにするものである。「焼き蒸し」が選択された場合には、液晶表示部52aに、付属品として、「焼網」(焼き網33)、フタ(蓋体42+把手43)、「受皿」(受け皿31)、「グリルパン」(深皿41)が表示される。また、液晶表示部52aには、「かけ水」の文字が表示されるとともに、水量「100」および単位「ml」が表示される。かけ水の量は、「蒸し野菜」、「ギョウザ」、「シュウマイ」のメニュー毎に適した水量が表示される。なお、数字は、7セグメントで表示される。
図16(b)は、「ヘルシー」のメニュー群が選択された状態で、調理時に過熱水蒸気を使用するメニューであり、深皿41の水溜め部41h(図10(a)参照)に水を溜めて加熱し、調理する食材から脂分を通常の加熱よりも多く除去する加熱工程を有するものである。「ヘルシー」が選択された場合には、液晶表示部52aに、付属品として、「焼網」(焼き網33)、「受皿」(受け皿31)、「グリルパン」(深皿41)が表示される。また、液晶表示部52aには、「過熱水蒸気」の文字と「給水」の文字が表示されるとともに、設定水量「10」および単位「ml」が表示される。
図16(c)は、「パン・菓子」のメニュー群のうちの「パン 発酵 焼き」が選択された状態である。このとき、液晶表示部52aには、付属品として、「焼網」(焼き網33)、フタ(蓋体42+把手43)、「受皿」(受け皿31)、「グリルパン」(深皿41)が表示される。また、液晶表示部52aには、パンの容量「1.0」および単位「斤」が表示される。なお、必要に応じて、選択キー51bを押して、パンの容量としての数値を変更する。
図17(a)は、「網焼き」のメニュー群が選択された状態である。このとき、液晶表示部52aには、付属品として、「焼網」(焼き網33)、「受皿」(受け皿31)が表示される。
図17(b)は、「網焼き(手動)」コースのうちの「オーブン」が選択された状態である。このとき、液晶表示部52aには、付属品として、「焼網」(焼き網33)、「受皿」(受け皿31)が表示される。また、液晶表示部52aには、設定項目「温度」、設定温度「180」、単位「℃」が表示される。使用者は、選択キー51bを操作して、設定温度を変更することができる。
図17(b)において、温度設定後、決定キー51cを押すことにより、液晶表示部52aの温度設定の画面が、時間設定の画面に切り替わる。すなわち、図17(c)に示すように、液晶表示部52aには、設定項目「時間」、設定時間「00」、単位「分」が表示される。使用者は、選択キー51bを操作して、設定時間を変更する。
なお、図示していないが、「網焼き(手動)」コースのメニュー群のうちの「トースト」メニューが選択された場合には、図16(c)と同様に、液晶表示部52aに、設定項目、設定時間、単位が表示される。また、図示していないが、「ノンフライ」のメニュー群が選択された場合、液晶表示部52aには、付属品として、「焼網」(焼き網33)、「受皿」(受け皿31)、「グリルパン」(深皿41)が表示される。
このように、メニュー群やメニューにより使用する付属品の種類、水の使用方法や水量が異なるため、メニュー群の選択時には、メニュー群に対応して使用する付属品をメニュー群の下段に点灯表示して案内することで操作性を向上できる。また、メニュー選択時には、メニューに対応して使用する水の使用方法である給水またはかけ水の表示や必要な水量を、メニューの下段に表示して案内することで操作性を向上できる。
また、「魚丸焼き」の調理を行う場合の一連の操作について説明する。
電源投入後の図15(a)の状態において、決定キー51c(または選択キー51b)を押すことにより、図15(b)に移行する。図15(b)の状態において、決定キー51cを押すことにより、「グリル」のメニュー群が選択され、図15(c)の状態に移行する。図15(c)の状態において、選択キー51bを押して、「魚丸焼き」メニューを点滅させ、決定キー51cを押す。これにより、図18(a)に示すように、「グリル」メニュー群の「魚丸焼き」のメニューのみが点灯し、その他の「グリル」のメニューはすべて消灯する。
また、液晶表示部52aには、設定項目として「仕上がり」の文字、火力選択項目として「強 中 弱」の文字が表示される。選択キー51b(アップキー、ダウンキー)を押して、「■」の位置を移動させることで、「中」、「強」、「弱」のいずれかを選択できる。
そして、図18(a)に示す状態において、切・スタートキー51aを押すことで、加熱が開始され、図18(b)に示すように、液晶表示部52aには、作動中であることを示すマークが表示される。また、加熱中に切・スタートキー51aを押した場合には、加熱を中断する。この切・スタートキー51aは、オーブン4の調理庫26の前面の開口26eを塞ぐドア32に最も近い位置に配置されている。これにより、調理庫26内を確認しながら、加熱開始、加熱中断を行うことができ、操作性を向上できる。
そして、加熱が終了すると、図18(c)に示す状態になり、液晶表示部52aには、「追加焼き」の文字が表示される。「追加焼き」を行う場合には、切・スタートキー51aを再度押すことで、追加焼きの加熱が開始される。また、「追加焼き」が表示されたまま、所定時間(例えば、5分)が経過した場合には、図15(a)の状態に移行する。
このように、加熱調理器1には、上段にメニュー群、下段にメニューに対応して使用する付属品、仕上がり、火力、温度、時間などが表示されるように構成された操作部5が設けられている。これにより、少ない数の操作キー(切・スタートキー51a、選択キー51b、決定キー51c、戻るキー51dなど)で多数のメニューを選択することができ、またメニュー毎に使用する付属品、調理で使用する給水、かけ水の方法、水量を液晶表示部52aに表示することで、操作性を高めることができる。
なお、本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々変更することができる。前記した実施形態では、受け皿31上の焼き網33に調理容器40を載せた場合を例に挙げて説明したが、深皿41の側板41bが上ヒータ27aの直下まで延びているものであれば、調理容器が受け皿支持部38(スライド部材39)に直接に支持される構成のものであってもよい。
2 本体
4 オーブン(加熱調理器)
26 調理庫
26e 開口
26f 枠体
27a 上ヒータ
27b 下ヒータ
31 受け皿
32 ドア
33 焼き網
40 調理容器
41 深皿(皿部)
41a 底板
41b 側板
41d 上端
42 蓋体
42a 凹部
43 把手
T1 温度センサ

Claims (6)

  1. 本体の前面に開口を有する調理庫と、
    前記調理庫内の上部に設けられる上ヒータと、
    前記調理庫内の下部に設けられる下ヒータと、
    前記調理庫の前記開口を塞ぐドアと、
    前記調理庫内において前記上ヒータと前記下ヒータとの間に配置される調理容器と、を備え、
    前記調理容器は、略四角形状を有する底板と当該底板の外周縁部四辺から前記上ヒータに向けて立ち上がる側板とによって凹状に形成された皿部と、前記皿部の上部開口を塞ぐ蓋体と、を備え
    前記蓋体は、薄板で形成されるとともに凹面が上向きになるようにして前記上部開口に嵌り込む凹部を有し、
    前記側板は、前記開口を通過できる最大高さとし、かつ、前記側板の上端が前記上ヒータの近傍の高さ位置まで延びていることを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記蓋体は、前記凹部の外周に前記側板の上端に当接するフランジ部と、前記凹部の中央部に形成される凸面部と、を備え、
    前記凸面部の上面は、前記フランジ部の上面と同じ高さに設定されていることを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記調理容器は、前記蓋体に回動自在に支持される可倒式の把手を備え、
    前記蓋体は、前記把手を倒したときに前記凹部に当該把手が収容されるように構成したことを特徴とする請求項2に記載の加熱調理器。
  4. 前記把手は、線材で構成されていることを特徴とする請求項3に記載の加熱調理器。
  5. 前記蓋体は、前記凸面部の側面に前記凹部の底面の高さ位置よりも高く形成された段差部を備え、
    前記把手が水平方向に倒れた場合、当該把手の基部が前記段差部に支持され、当該把手の把持部が前記凹部の底面から離間した状態になることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の加熱調理器。
  6. 前記調理庫は、前記側板に対向する高さ位置に温度センサを備えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の加熱調理器。
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